JP2006007298A - 連続圧延設備における速度設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】被圧延材料の通過断面積を測定することなく、ロール摩耗に伴う被圧延材料の通過断面積の変化に応じたモータ速度に再設定する。
【解決手段】第1〜第5圧延機R1〜R5の基準通過断面積S1および初期値J2〜J5を設定する。基準通過断面積S1および初期値J2〜J5に基づき、設定マスフローSV0となるよう第1〜第5圧延機R1〜R5をモータ速度MV1〜MV5で運転する。圧延中は、第1〜第5圧延機R1〜R5のマスフローが一定となるようモータ速度MV1〜MV5を調整し、その毎に第1圧延機R1の基準マスフローSV1および第2〜第5圧延機R2〜R5の瞬時通過断面積S2〜S5を求める。圧延機R1〜R5のモータ速度MV1〜MV5の再設定は、瞬時通過断面積S2〜S5を平均化処理した断面積演算値K2〜K5および基準通過断面積S1に基づき行なう。
【選択図】図1
【解決手段】第1〜第5圧延機R1〜R5の基準通過断面積S1および初期値J2〜J5を設定する。基準通過断面積S1および初期値J2〜J5に基づき、設定マスフローSV0となるよう第1〜第5圧延機R1〜R5をモータ速度MV1〜MV5で運転する。圧延中は、第1〜第5圧延機R1〜R5のマスフローが一定となるようモータ速度MV1〜MV5を調整し、その毎に第1圧延機R1の基準マスフローSV1および第2〜第5圧延機R2〜R5の瞬時通過断面積S2〜S5を求める。圧延機R1〜R5のモータ速度MV1〜MV5の再設定は、瞬時通過断面積S2〜S5を平均化処理した断面積演算値K2〜K5および基準通過断面積S1に基づき行なう。
【選択図】図1
Description
この発明は、ロール間隔を調整可能な調整式圧延機と非調整式圧延機とを複数備える連続圧延設備における各圧延機のモータ速度を、ロール摩耗に応じて変化する被圧延材料の通過断面積に対応するよう適正に設定し得る連続圧延設備における速度設定方法に関するものである。
棒鋼や線材に対する精密圧延の要求により、被圧延材料のパスラインを挟んで2本の圧延ロールを対向配置した2方圧延機と、パスラインを中心として120°間隔で3本の圧延ロールが配置され、該2方圧延機より高い圧延品質が得られる3方圧延機とを組合わせた連続圧延設備が提案されている(例えば、特許文献1参照)。前記2方圧延機は、圧延中に作動するロール圧下装置を備え、ロール摩耗等によりロール孔型(カリバ)の断面積が変化したときにはロール間隔を自動的に調整して、被圧延材料の通過断面積を略一定に保つことができる、調整式圧延機として構成されている。これに対し、3方圧延機は、高い圧延品質が得られるものの、そのロール構成が複雑であるため、圧延中に作動するロール圧下装置は設けられておらず、ロール摩耗に伴う被圧延材料の通過断面積の変化が補償できない、非調整式圧延機となっている。
特開平5−317937号公報
前記複数の圧延機を備える連続圧延設備では、被圧延材料を圧延するに際し、各圧延機を通過する被圧延材料の通過断面積に応じて各圧延機の相互の速度関係が一定となるように、各圧延機のモータ速度を設定することが必要となる。しかるに、ロール間隔を自動調整しない3方圧延機では、ロール摩耗に応じてロール間隔が調整されないため、圧延スケジュールを変更したり、あるいは他の圧延機のロール交換を行なった時点での、当該3方圧延機のロール孔型の断面積、すなわち被圧延材料の通過断面積は不明である。従って、現状の通過断面積に基づいてモータ速度を再設定することができず、良好な圧延が実施されなくなるおそれがある。しかも、圧延中に被圧延材料の通過断面積を測定するのは困難であり、該断面積を測定することなく圧延機相互の速度関係が一定となるようにモータ速度を再設定することが可能な技術が希求されている。
すなわち本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、被圧延材料の通過断面積を測定することなく、ロール摩耗に伴う被圧延材料の通過断面積の変化に応じて、圧延機の相互の速度関係が一定となるようにモータ速度を再設定し得る連続圧延設備における速度設定方法を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る連続圧延設備における速度設定方法は、
被圧延材料のパスラインに沿ってロール間隔を調整可能な調整式圧延機と非調整式圧延機とを複数直列に配置した連続圧延設備において、
前記パスライン上に設けられ、前記被圧延材料が通過する際の通過断面積が一定となる基準装置を通過する被圧延材料の通過断面積を基準通過断面積として設定すると共に、前記各圧延機を通過する被圧延材料の通過断面積の初期値を設定し、
前記基準通過断面積および初期値に基づいて設定マスフローとなるように前記基準装置および各圧延機のモータ速度を夫々設定し、該速度で運転することで被圧延材料の圧延を行ない、
前記被圧延材料の圧延中において、前記基準装置および各圧延機のマスフローが一定となるように基準装置および各圧延機のモータ速度を夫々調整し、前記モータ速度が調整される毎に、基準装置を通過する被圧延材料の出側材料速度と前記基準通過断面積とから基準マスフローを求めると共に、マスフロー一定則に基づき、少なくとも前記各非調整式圧延機を通過する被圧延材料の出側材料速度と前記基準マスフローとから、各非調整式圧延機を通過する被圧延材料の瞬時通過断面積を求め、
前記モータ速度が調整される毎に求められる前記瞬時通過断面積の平均化処理を行なって、その値を断面積演算値とし、
前記各非調整式圧延機のモータ速度を再設定する場合には、前記断面積演算値に基づいて行なうようにしたことを特徴とする。
被圧延材料のパスラインに沿ってロール間隔を調整可能な調整式圧延機と非調整式圧延機とを複数直列に配置した連続圧延設備において、
前記パスライン上に設けられ、前記被圧延材料が通過する際の通過断面積が一定となる基準装置を通過する被圧延材料の通過断面積を基準通過断面積として設定すると共に、前記各圧延機を通過する被圧延材料の通過断面積の初期値を設定し、
前記基準通過断面積および初期値に基づいて設定マスフローとなるように前記基準装置および各圧延機のモータ速度を夫々設定し、該速度で運転することで被圧延材料の圧延を行ない、
前記被圧延材料の圧延中において、前記基準装置および各圧延機のマスフローが一定となるように基準装置および各圧延機のモータ速度を夫々調整し、前記モータ速度が調整される毎に、基準装置を通過する被圧延材料の出側材料速度と前記基準通過断面積とから基準マスフローを求めると共に、マスフロー一定則に基づき、少なくとも前記各非調整式圧延機を通過する被圧延材料の出側材料速度と前記基準マスフローとから、各非調整式圧延機を通過する被圧延材料の瞬時通過断面積を求め、
前記モータ速度が調整される毎に求められる前記瞬時通過断面積の平均化処理を行なって、その値を断面積演算値とし、
前記各非調整式圧延機のモータ速度を再設定する場合には、前記断面積演算値に基づいて行なうようにしたことを特徴とする。
本発明に係る連続圧延設備における速度設定方法によれば、圧延中におけるロール摩耗に応じた被圧延材料の通過断面積を、マスフロー一定則に基づいて求めているから、ロール交換や圧延スケジュール変更等の際には、現状の通過断面積に基づいて非調整式圧延機のモータ速度を再設定することができ、安定した圧延を達成し得る。また、基準装置として調整式圧延機を用いることで、別途装置を設ける必要はなく、コストの上昇を抑制し得る。
次に、本発明に係る連続圧延設備における速度設定方法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
図1は、実施例に係る連続圧延設備の概略構成を示すものであって、該連続圧延設備10は、被圧延材料12のパスラインPLを挟んで対向する2本の圧延ロール14,14を回転可能に備えた複数の2方圧延機R1,R5と、パスラインPLを中心として120°間隔で配置される3本の圧延ロール16,16,16を回転可能に備えた複数の3方圧延機R2,R3,R4とが、パスラインPLに沿って直列に配置して構成される。実施例では、被圧延材料12の給送方向の最上流側と最下流側に2方圧延機R1,R5が夫々配置されると共に、その間に3基の3方圧延機R2,R3,R4が配置されているが、圧延機の配置数は実施例に限定されるものでなく、各種仕様に応じて設定し得るものである。
なお、前記2方圧延機R1,R5は、圧延中に作動するロール圧下装置(図示せず)を備え、ロール摩耗等によりロール孔型の断面積が変化したときにはロール間隔を調整して、被圧延材料12の通過断面積を略一定に保つことができる調整式圧延機であり、3方圧延機R2,R3,R4は、圧延中に作動するロール圧下装置が設けられていない非調整式圧延機である。実施例では、最上流側の2方圧延機を第1圧延機R1と指称し、以下下流側に順に第2圧延機R2、第3圧延機R3、第4圧延機R4および第5圧延機R5と指称することとする。
前記各圧延機R1〜R5の圧延ロール14,14または圧延ロール16,16,16は、減速機RG1〜RG5を介して駆動モータM1〜M5により所定方向に回転するよう駆動される。この駆動モータM1〜M5には、速度検出器PG1〜PG5が接続されると共に、モータ駆動回路MC1〜MC5を介して速度制御器ASR1〜ASR5が接続されている。そして、隣り合う各圧延機間における張力を制御する張力制御器TC1〜TC5からの指令により、速度制御器ASR1〜ASR5は、駆動モータM1〜M5の速度MV1〜MV5を自動調整し、各圧延機間の張力が常に一定となるよう制御するようにしてある。そして、このように各圧延機間の張力を一定に保つようにすることで、各圧延機R1〜R5でのマスフロー(圧延機を単位時間に通過する被圧延材料の質量)が一定となる。すなわち、実施例の連続圧延設備10においては、各圧延機R1〜R5でのマスフローが一定となるように、前記各駆動モータM1〜M5のモータ速度MV1〜MV5が調整されるようになっている。なお、前記張力制御器TC1〜TC5は、図示しない張力測定手段により実測した圧延機間張力(実測値)が、予め設定された目標値となるように、前記駆動モータM1〜M5のモータ速度MV1〜MV5を調整するよう設定されている。また、圧延機間張力は、実際に測定したものでなく、その他の既知のデータから算出したものであってもよい。
前記第1圧延機R1は、基準マスフローSV1を算出する基準マスフロー演算部18を備える。ちなみに、マスフローは、マスフロー=出側材料速度×通過断面積の式で表わされる。この基準マスフロー演算部18では、圧延ロール14の有効ロール径D1および減速比I1から得られる機械定数N1と、前記速度検出器PG1で検出されるモータ軸角速度ω1とから第1圧延機R1の出側材料速度V1を算出する。第1圧延機R1は、ロール圧下装置により被圧延材料12の通過断面積が常に一定となるよう構成されていることから基準装置として設定され、該第1圧延機R1での被圧延材料12の通過断面積を基準通過断面積S1として設定される。そして、基準マスフロー演算部18では、算出した出側材料速度V1と前記基準通過断面積S1とから基準マスフローSV1を求めるよう設定されている。なお、前記基準通過断面積S1は、新品あるいは改削された状態(圧延によりロール摩耗を生ずる前の状態)の圧延ロール14,14に設定される既知のロール孔型の断面積から予め求められる。
前記第2〜第5圧延機R2〜R5は、同一構成の被圧延材料12の通過断面積演算部20,22,24,26を夫々備える。この通過断面積演算部20〜26は、対応する圧延ロール14,16の有効ロール径D2〜D5および減速比I2〜I5から得られる機械定数N2〜N5と、前記速度検出器PG2〜PG5で検出されるモータ軸角速度ω2〜ω5とから、対応する圧延機R2〜R5の出側材料速度V2〜V5を算出するよう設定される。ここで、マスフロー一定則により、各圧延機R1〜R5におけるマスフローは同一であるから、第2〜第5圧延機R2〜R5のマスフローは、前記基準マスフロー演算部18で求めた第1圧延機R1の基準マスフローSV1と同一となる。そこで、前記通過断面積演算部20〜26では、算出された出側材料速度V2〜V5と前記基準マスフローSV1とから、被圧延材料12が対応する圧延機R2〜R5を通過する瞬時の通過断面積(瞬時通過断面積)S2〜S5を求めるよう設定されている。すなわち、瞬時通過断面積S2〜S5は、瞬時通過断面積S2〜S5=基準マスフローSV1/出側材料速度V2〜V5の式で求められる。
前記基準マスフロー演算部18および通過断面積演算部20〜26では、対応する前記張力制御器TC1〜TC5により駆動モータM1〜M5のモータ速度MV1〜MV5が調整(変更)される毎に、前記基準マスフローSV1および瞬時通過断面積S2〜S5を求めるよう設定される。また通過断面積演算部20〜26では、駆動モータM1〜M5のモータ速度MV1〜MV5が調整される毎に求められた瞬時通過断面積S2〜S5を平均化処理した通過断面積を、断面積演算値K2〜K5として記憶するようになっている。
なお、前記通過断面積演算部20〜26では、新品あるいは改削された圧延ロール14,16により被圧延材料12を最初に圧延する際には、該圧延ロール14,16に設定される既知のロール孔型の断面積から求めた被圧延材料12の通過断面積を、初期値J2〜J5として設定するよう構成される。
〔実施例の作用〕
次に、前述した実施例に係る連続圧延設備における速度設定方法の作用につき説明する。
次に、前述した実施例に係る連続圧延設備における速度設定方法の作用につき説明する。
新品あるいは改削した新しい圧延ロール14,16を組込んだ第1〜第5圧延機R1〜R5を備えた連続圧延設備10により被圧延材料12を圧延する場合、先ず第1圧延機R1においては、新しい圧延ロール14,14に設定されるロール孔型の断面積から求めた基準通過断面積S1と、上位の制御手段で設定された目標となる設定マスフローSV0とに基づいて、該設定マスフローSV0となるように第1圧延機R1のモータ速度MV1が設定される。また第2〜第5圧延機R2〜R5においては、新しい圧延ロール14,14または圧延ロール16,16,16のロール孔型の断面積が、第1圧延機R1の場合と同様に既知の値であるから、該断面積から計算により求めた被圧延材料12の通過断面積を初期値J2〜J5とし、この初期値J2〜J5と前記設定マスフローSV0とに基づいて、該設定マスフローSV0となるように第2〜第5圧延機R2〜R5のモータ速度MV2〜MV5が夫々設定される。
前記連続圧延設備10の運転を開始すると、前述したように求められた各モータ速度MV1〜MV5となるように各駆動モータM1〜M5が回転駆動され、被圧延材料12の圧延が開始される。圧延中に前記圧延ロール14,16が摩耗すると、被圧延材料12の通過断面積およびロール周速が変化し、これに伴って各圧延機間の張力が変動して安定した圧延ができなくなる。すなわち、ロール周速の変化に伴って圧延機R1〜R5における出側材料速度V1〜V5が変化するため、圧延機R1〜R5におけるマスフローが一定に保持されなくなる。そこで実施例の連続圧延設備10では、被圧延材料12の圧延中において、前記各張力制御器TC1〜TC5は、前記張力測定手段で測定された圧延機間張力の実測値が、予め設定されている目標値と同じとなるように、対応する各駆動モータM1〜M5の速度MV1〜MV5をフィードバック制御する。すなわち、連続圧延設備10においては、各圧延機R1〜R5のマスフローが一定となるように各モータ速度MV1〜MV5が調整されて、安定した圧延が実施される。
前記各張力制御器TC1〜TC5による駆動モータM1〜M5の速度調整が行なわれると、前記第1圧延機R1の基準マスフロー演算部18では、圧延ロール14の有効ロール径D1および減速比I1から得られる機械定数N1と、前記速度検出器PG1で検出されるモータ軸角速度ω1とから第1圧延機R1の調整後の出側材料速度V1を算出する。また、基準装置としての第1圧延機R1では、前述したようにロール摩耗に応じてロール圧下装置により被圧延材料12の通過断面積が常に一定となるよう構成されているから、圧延ロール14,14が摩耗したとしても、現状における被圧延材料12の通過断面積は、前記基準通過断面積S1と同じであり、該基準通過断面積S1と算出された出側材料速度V1とから基準マスフローSV1が求められる。
これに対して、前記第2〜5圧延機R2〜R5の各通過断面積演算部20〜26においては、対応する圧延ロール14,16の有効ロール径D2〜D5および減速比I2〜I5から得られる機械定数N2〜N5と、前記速度検出器PG2〜PG5で検出されるモータ軸角速度ω2〜ω5とから、対応する圧延機R2〜R5の調整後の出側材料速度V2〜V5を算出する。そして、マスフロー一定則に基づいて、算出された出側材料速度V2〜V5と前記基準マスフローSV1とから瞬時通過断面積S2〜S5が求められる。すなわち、ロール圧下装置を備えていない圧延機R2〜R4における瞬時通過断面積S2〜S4は、ロール摩耗により初期値J2〜J4から変化した被圧延材料12の通過断面積に対応する。
前記被圧延材料12の圧延中においては、前記各張力制御器TC1〜TC5により駆動モータM1〜M5のモータ速度V1〜V5が調整される毎に、前記基準マスフローSV1および瞬時通過断面積S2〜S5が求められると共に、瞬時通過断面積S2〜S5については、それらの値が平均化処理されて断面積演算値K2〜K5として通過断面積演算部20〜26に夫々記憶される。この断面積演算値K2〜K5は、ロール摩耗が反映した値であり、3方圧延機のようにロール圧下装置を備えていない圧延機R2〜R4においては、現状の被圧延材料12の通過断面積と同等である。
次に、第1〜第5の圧延機R1〜R5の内の何れかの圧延ロール14,16を交換したり、あるいは圧延スケジュール変更等により、各圧延機R1〜R5のモータ速度V1〜V5を再設定する場合は、前記設定マスフローSV0あるいは新たに設定された設定マスフローと、前記基準通過断面積S1および断面積演算値K2〜K5とから、モータ速度V1〜V5を設定する。すなわち、ロール摩耗に応じてロール圧下調整を行なわない3方圧延機(第2〜第4圧延機R2〜R4)においても、現状での被圧延材料12の通過断面積(断面積演算値K2〜K4)は判明しているから、モータ速度V1〜V5を再設定する場合に、各圧延機R1〜R5の相互の速度関係を一定にするように各圧延機R1〜R5の速度制御を簡単に行なうことができ、常に安定した圧延を実施し得る。また、マスフロー一定則に基づいて、基準となる第1圧延機R1の基準マスフローSV1から非調整式圧延機である第2〜第4圧延機R2〜R4を通過する現状の被圧延材料12の通過断面積を求めているので、圧延中の被圧延材料12の通過断面積を実測しなくてもよい。
なお、圧延ロール14,16のロール径自体を変更した場合は、前述したように求めた新たな基準通過断面積S1および初期値J2〜J5に基づいて、モータ速度V1〜V5を設定する。
〔変更例〕
本願は、前述した実施例の構成に限定されるものでなく、以下に例示した方式やその他の各種構成を適宜に採用することができる。
本願は、前述した実施例の構成に限定されるものでなく、以下に例示した方式やその他の各種構成を適宜に採用することができる。
実施例では、基準装置として、最上流側の2方圧延機(第1圧延機R1)を採用したが、最下流側の2方圧延機(第5圧延機R5)、あるいはパスライン上に配置したピンチロール等、被圧延材料が通過する通過断面積が圧延中に変化しないようになっている装置であればよい。また実施例では、最下流側の第5圧延機(2方圧延機)においても断面積演算値を求めるようにしているが、該圧延機は調整式圧延機であるから、ロール摩耗が発生しても被圧延材料の通過断面積は初期値と同一であり、通過断面積演算部を省略して基準マスフロー演算部と同様の演算部を設けることが可能である。すなわち、圧延中においては少なくとも非調整式圧延機(第2〜第4圧延機R2〜R4)の断面積演算値を求め、該断面積演算値から非調整式圧延機(第2〜第4圧延機R2〜R4)のモータ速度を再設定すればよい。
実施例では、各圧延機間の張力を一定とするよう張力制御器によりモータ速度を自動調整するよう構成したが、圧延機間における被圧延材料のたるみ量を制御するループ制御器により速度調整を行なうものであってもよい。すなわち、各圧延機のマスフローが一定となるような安定した圧延を行ない得るように、各圧延機の速度調整を自動的に行ない得る手段であれば、その他公知の各種のものを採用し得る。
12 被圧延材料,PL パスライン,R1 第1圧延機(基準装置),R2 第2圧延機
R3 第3圧延機,R4 第4圧延機,R5 第5圧延機,S1 基準通過断面積
SV0 設定マスフロー,SV1 基準マスフロー,J2〜J5 初期値
MV1〜MV5 モータ速度,V1〜V5 出側材料速度
S2〜S4 瞬時通過断面積,K2〜K4 断面積演算値
R3 第3圧延機,R4 第4圧延機,R5 第5圧延機,S1 基準通過断面積
SV0 設定マスフロー,SV1 基準マスフロー,J2〜J5 初期値
MV1〜MV5 モータ速度,V1〜V5 出側材料速度
S2〜S4 瞬時通過断面積,K2〜K4 断面積演算値
Claims (2)
- 被圧延材料(12)のパスライン(PL)に沿ってロール間隔を調整可能な調整式圧延機(R1,R5)と非調整式圧延機(R2,R3,R4)とを複数直列に配置した連続圧延設備において、
前記パスライン(PL)上に設けられ、前記被圧延材料(12)が通過する際の通過断面積が一定となる基準装置(R1)を通過する被圧延材料(12)の通過断面積を基準通過断面積(S1)として設定すると共に、前記各圧延機(R2〜R5)を通過する被圧延材料(12)の通過断面積の初期値(J2〜J5)を設定し、
前記基準通過断面積(S1)および初期値(J2〜J5)に基づいて設定マスフロー(SV0)となるように前記基準装置(R1)および各圧延機(R2〜R5)のモータ速度(MV1〜MV5)を夫々設定し、該速度(MV1〜MV5)で運転することで被圧延材料(12)の圧延を行ない、
前記被圧延材料(12)の圧延中において、前記基準装置(R1)および各圧延機(R2〜R5)のマスフローが一定となるように基準装置(R1)および各圧延機(R2〜R5)のモータ速度(MV1〜MV5)を夫々調整し、前記モータ速度(MV1〜MV5)が調整される毎に、基準装置(R1)を通過する被圧延材料(12)の出側材料速度(V1)と前記基準通過断面積(S1)とから基準マスフロー(SV1)を求めると共に、マスフロー一定則に基づき、少なくとも前記各非調整式圧延機(R2〜R4)を通過する被圧延材料(12)の出側材料速度(V2〜V4)と前記基準マスフロー(SV1)とから、各非調整式圧延機(R2〜R4)を通過する被圧延材料(12)の瞬時通過断面積(S2〜S4)を求め、
前記モータ速度(MV2〜MV4)が調整される毎に求められる前記瞬時通過断面積(S2〜S4)の平均化処理を行なって、その値を断面積演算値(K2〜K4)とし、
前記各非調整式圧延機(R2〜R4)のモータ速度(MV2〜MV4)を再設定する場合には、前記断面積演算値(K2〜K4)に基づいて行なうようにした
ことを特徴とする連続圧延設備における速度設定方法。 - 前記基準装置は、前記調整式圧延機(R1)である請求項1記載の連続圧延設備における速度設定方法。
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| JP2016522751A (ja) * | 2013-05-11 | 2016-08-04 | ズムバッハ エレクトロニク アクチェンゲゼルシャフト | 成形された棒部材のスタンピング品質の測定方法および測定装置 |
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