JP2006000268A - pH指示薬を用いた変色する玩具またはインテリア等 - Google Patents
pH指示薬を用いた変色する玩具またはインテリア等 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006000268A JP2006000268A JP2004177997A JP2004177997A JP2006000268A JP 2006000268 A JP2006000268 A JP 2006000268A JP 2004177997 A JP2004177997 A JP 2004177997A JP 2004177997 A JP2004177997 A JP 2004177997A JP 2006000268 A JP2006000268 A JP 2006000268A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solution
- indicator
- color
- acidic
- alkaline
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Toys (AREA)
Abstract
【課題】鮮やかな発色で、その色彩の時間的変化や空間的変化に富み、科学への興味を誘うような「不思議さ」を有する「変色する玩具またはインテリア等」を与えること。
【解決手段】内部の色が見える透明な材質でできた容器、及びこの容器に入れるpH指示薬水溶液と酸性溶液及びアルカリ性溶液から構成され、pH指示薬水溶液自体の工夫や、その容器の工夫、酸性溶液及びアルカリ性溶液を混合する方法を工夫することにより、pH指示薬水溶液の色彩の時間的変化や空間的変化を引き起こし、科学への興味を誘うような不思議さを有した、鮮やかで美しい「変色する玩具またはインテリア等」を与える。
【選択図】 図1
【解決手段】内部の色が見える透明な材質でできた容器、及びこの容器に入れるpH指示薬水溶液と酸性溶液及びアルカリ性溶液から構成され、pH指示薬水溶液自体の工夫や、その容器の工夫、酸性溶液及びアルカリ性溶液を混合する方法を工夫することにより、pH指示薬水溶液の色彩の時間的変化や空間的変化を引き起こし、科学への興味を誘うような不思議さを有した、鮮やかで美しい「変色する玩具またはインテリア等」を与える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、アクセサリ、インテリア、玩具、照明器具付属装飾品、筆記具付属装飾品、ゴムや合成樹脂でできた水風船またはヨーヨー、花びん、ガラス容器、合成樹脂性の透明な容器、板ガラス、合成樹脂製の板(以下略称は「玩具またはインテリア等」という。)に関するものである。
本発明は、管状容器に色水やラメフィルム片を詰めて両端に栓を施し、振ったり上下をさかさまにしてラメフィルム片の降下する際に光を反射する様子を楽しむ管状の玩具またはインテリアを背景技術とするものである。
また、pHにより色が変化するpH指示薬を用いた水質などの分析に適用する分析化学の手法や、pH指示薬を用いた学習用教材などを背景技術とするものである。
特願2004−61319
また、pHにより色が変化するpH指示薬を用いた水質などの分析に適用する分析化学の手法や、pH指示薬を用いた学習用教材などを背景技術とするものである。
本考案に関わる従来の技術としては、透明な材質そのもので製品を形成したもの、あるいは透明な材質を使って容器状の製品を形成し、その中に水などの液体を満たしたものがあった。これらは例えば、板ガラス、ステンドグラス、花瓶、コップ、プラスティックカップ、水時計、水風船、ヨーヨー、定規などの文具に取り付けるアクセサリ、筆記具などに取り付けるアクセサリ、照明器具などに取り付ける装飾を兼ねたアクセサリなどである。
上記に述べた従来の「玩具またはインテリア等」は、その色彩に時間的変化や空間的変化がないか単調で飽きやすく、その色が変わったり、内容物の色彩の変化を楽しむことはできないという欠点があった。
室内を装飾するインテリアとしては、温度で色の変わる装飾品があるが、その発色の鮮やかさに欠けるという欠点があった。
室内を装飾するインテリアとしては、温度で色の変わる装飾品があるが、その発色の鮮やかさに欠けるという欠点があった。
また、これらの装飾品あるいは製品は、単独で美しく、また内容物が見えるあるいは外が見えるという実用性を有するが、このままでは製品が具現している事実は極あたりまえのものであり、何ら科学あるいは化学への興味を誘うような「不思議さ」を有するものではなかった。
先日2004年2月20日に東京都により実施され、2004年6月10日に発表された、中学2年生を対象とした「児童・生徒の学力向上を図るための調査」の結果を見ても、国語、数学、英語、社会の正答率は72.6%以上であるが、理科だけはその他の科目に比して低い66.6%であった。特に理科の正答率が低いことに関して、東京都教育委員会は、児童・生徒の観察や実験の技能・表現及び自然事象についての知識・理解に課題があるとしている。この事実が物語っているのは、最近の児童・生徒の興味は知識や文書を通して入ってくる情報に偏重しており、物事の観察や実験を通した現象を理解することへの興味を全体的に失っている傾向があるということである。
学業の過程にある児童・生徒に、科学あるいは化学の現象の不思議さを体験させ、物事の観察や実験あるいは理科の学習はおもしろいということを感じてもらえれば、[0006]で述べたような課題である「物事の観察や実験を通した現象を理解することへの興味を引き出すこと」への一助となる。こうして考案したのが、先願特許考案である特願2004−61319「pH指示薬を用いた玩具及びインテリア」である。
特願2004−61319「pH指示薬を用いた玩具及びインテリア」は、本考案全般の従来技術に関連し、特に[請求項9]から[請求項12]に関係の深いもので、内部の液体が容易に混合しない管状の形状を有した容器にpH指示薬を溶解させた水溶液を封入し、このpH指示薬水溶液を、比重の水より軽いまたは重い、水に良く溶ける溶媒に溶かした酸ないしアルカリ性の水溶液を混合あるいは滴下し、こうして形成される酸性あるいはアルカリ性で異なる色に発色したpH指示薬水溶液の、層状にグラデーションのついた発色のついた液体を、そのままの状態で保持し続け、見た目に美しく、発色過程の現象の不思議さや、逆さにしても容易に混合せずに状態を保つ様子、逆さにしたりして混合しようとしたときの色彩の微妙な変化が楽しめる玩具やインテリアや装飾品に関わる考案である。
上記[0003]に述べた従来の「玩具またはインテリア等」は、その色彩に時間的変化や空間的変化がないか単調で飽きやすく、その色が変わったり、内容物の色彩の変化を楽しむことはできないという欠点があった。
また、科学的な現象を演示して子どもに教えるといったような、教育的な側面には不十分であるという欠点があり、特願2004−61319「pH指示薬を用いた玩具及びインテリア」では、この教育的な側面に効果があるものと考えられるが、「内部の溶液が空間的にいろいろな色に発色する状態を作ること」に限定して考案されたものであり、多くの児童・生徒に興味を持たせるためのもっとさまざまな形態の「変色する玩具またはインテリア等」に適用できる方法ではなかった。
また、科学的な現象を演示して子どもに教えるといったような、教育的な側面には不十分であるという欠点があり、特願2004−61319「pH指示薬を用いた玩具及びインテリア」では、この教育的な側面に効果があるものと考えられるが、「内部の溶液が空間的にいろいろな色に発色する状態を作ること」に限定して考案されたものであり、多くの児童・生徒に興味を持たせるためのもっとさまざまな形態の「変色する玩具またはインテリア等」に適用できる方法ではなかった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、内部の色を見ることができる透明な材質でできた容器、及びこの容器に入れるpH指示薬水溶液と酸性溶液及びアルカリ性溶液から構成された「変色する玩具またはインテリア等」において、このpH指示薬水溶液を変色させる酸性溶液又はアルカリ性溶液を保持させる方法と、pH指示薬水溶液に混合する方法を与え、pH指示薬の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出し、変化に富んで美しく、起きている現象の不思議さを感じさせ、また科学的な現象を演示して子どもに教えるといったような、教育的な側面に役立たせる効果のある「変色する玩具またはインテリア等」を与えるものである。
水溶液のpHで色の変わる指示薬は、一般に酸性でもアルカリ性でも色が鮮やかで華やかに発色するものが多く、各種の指示薬を混合することで、さまざまな発色を演出する鮮やかで美しい「変色する玩具またはインテリア等」を製作することが可能である。
水溶液のpHで色の変わる指示薬は、一般に酸性でもアルカリ性でも色が鮮やかで華やかに発色するものが多く、各種の指示薬を混合することで、さまざまな発色を演出する鮮やかで美しい「変色する玩具またはインテリア等」を製作することが可能である。
本発明の基礎になっている物理的、化学的な現象は、以下に示す物質の拡散を示す拡散方程式と、酸・アルカリの強さを表すpHの概念との関係である。
一般に、ある溶液中に濃度の異なる溶液や溶質を溶解させたとき、その溶液や溶質の溶液中への拡散は拡散方程式の解として表現される。
すなわち溶媒中の物質の密度pは一次元の空間xと時間tによって以下の拡散方程式
dp/dt=D・d2p/dx2
但し、dは偏微分記号、2は[0012]内においては二乗を表す記号、Dは溶媒と溶質で決定される拡散係数とする。
この解は、初期分布をデルタ関数(インパルス関数)とすると、
p(t,x)=1/sqr(4・3.14Dt)・exp(−x2/(4Dt))
となり、すなわち正規分布となる。
但し、sqrは平方根を表す記号、expは自然対数のべき乗、3.14は円周率とする。
また、溶媒中の物質の密度pは二次元の空間上の座標x、yによって求められる中心点からの距離rと時間tによって以下の拡散方程式の解として表現される。
dp/dt=D・(1/r)・(d/dr)(r・dp/dr)
但し、r=sqr(x2+y2)とする。
この解は、同様に初期分布をデルタ関数とすると、
p(t,r)=1/(4・3.14Dt)・exp(−r2/(4Dt))
となる。
この解が意味しているのは、一般に溶媒に溶質を溶かしこれを放置したとき、その濃度分布は距離xあるいは中心からの距離rのマイナス二乗の指数関数に比例して減少していき、時間と共にその全体の濃度は低下していくということである。
また、原点(x=0またはr=0)で見ると、一次元で近似される空間では、その密度の減少は1/sqr(t)に比例し、二次元で近似される空間ではその密度の減少は1/tに比例し、この減少分の溶質は空間方向への拡散分に寄与している。
なお、溶媒の存在する空間が無限に広い場合、この溶質の濃度は時間の経過とともに無限に低い濃度まで低下していくが、溶媒を保持する容器は限られており、この場合は時間の経過とともに溶質の濃度が空間的にも時間的にも一定の値となる方向で溶質が拡散していく。
すなわち溶媒中の物質の密度pは一次元の空間xと時間tによって以下の拡散方程式
dp/dt=D・d2p/dx2
但し、dは偏微分記号、2は[0012]内においては二乗を表す記号、Dは溶媒と溶質で決定される拡散係数とする。
この解は、初期分布をデルタ関数(インパルス関数)とすると、
p(t,x)=1/sqr(4・3.14Dt)・exp(−x2/(4Dt))
となり、すなわち正規分布となる。
但し、sqrは平方根を表す記号、expは自然対数のべき乗、3.14は円周率とする。
また、溶媒中の物質の密度pは二次元の空間上の座標x、yによって求められる中心点からの距離rと時間tによって以下の拡散方程式の解として表現される。
dp/dt=D・(1/r)・(d/dr)(r・dp/dr)
但し、r=sqr(x2+y2)とする。
この解は、同様に初期分布をデルタ関数とすると、
p(t,r)=1/(4・3.14Dt)・exp(−r2/(4Dt))
となる。
この解が意味しているのは、一般に溶媒に溶質を溶かしこれを放置したとき、その濃度分布は距離xあるいは中心からの距離rのマイナス二乗の指数関数に比例して減少していき、時間と共にその全体の濃度は低下していくということである。
また、原点(x=0またはr=0)で見ると、一次元で近似される空間では、その密度の減少は1/sqr(t)に比例し、二次元で近似される空間ではその密度の減少は1/tに比例し、この減少分の溶質は空間方向への拡散分に寄与している。
なお、溶媒の存在する空間が無限に広い場合、この溶質の濃度は時間の経過とともに無限に低い濃度まで低下していくが、溶媒を保持する容器は限られており、この場合は時間の経過とともに溶質の濃度が空間的にも時間的にも一定の値となる方向で溶質が拡散していく。
一方、酸やアルカリの強さを表すpHは、水素イオン濃度[H+]または水酸イオン濃度[OH−]の常用対数を用いて一般に表される。
すなわち、強酸性物質を水に希薄に薄めたときの酸性度のpHは
pH=−logC
ここでlogは10を底とした常用対数、Cは水素イオン濃度[H+]である。Cは一般に10のマイナス7乗からマイナス0乗程度までの値をとり、酸性溶液のpHは一般に0から7程度の数値で表され、数値が低いほど酸性度が高い。
また、強アルカリ性物質を水に希薄に薄めたときのアルカリ性度のpHは
pH=14+logC’
ここでC’は水酸イオン濃度[OH−]である。C’は一般に10のマイナス7乗からマイナス0乗程度までの値をとり、アルカリ性溶液のpHは一般に7から14程度の数値で表され、数値が高いほどアルカリ性度が高い。
すなわち、強酸性物質を水に希薄に薄めたときの酸性度のpHは
pH=−logC
ここでlogは10を底とした常用対数、Cは水素イオン濃度[H+]である。Cは一般に10のマイナス7乗からマイナス0乗程度までの値をとり、酸性溶液のpHは一般に0から7程度の数値で表され、数値が低いほど酸性度が高い。
また、強アルカリ性物質を水に希薄に薄めたときのアルカリ性度のpHは
pH=14+logC’
ここでC’は水酸イオン濃度[OH−]である。C’は一般に10のマイナス7乗からマイナス0乗程度までの値をとり、アルカリ性溶液のpHは一般に7から14程度の数値で表され、数値が高いほどアルカリ性度が高い。
pH指示薬の変色は、溶液中の水素イオン濃度あるいは水酸イオン濃度によって、pH指示薬の化学構造が変化してもたらされるものであるが、その変色の様子を人間の目と感覚で理解するには、その濃度の常用対数をとって用いた指標であるpHと色を結びつけた方がわかりやすく、一般のpH指示薬の変色表もこの指標を用いて色の変化を記述している。
ここで、[0012]に記載したように、溶媒に溶質を溶かしこれを放置したとき、その濃度分布は距離xあるいは中心からの距離rのマイナス二乗の指数関数に比例して減少していき、時間と共にその全体の濃度は低下していく。
溶媒を保持する容器が限られた大きさである場合、時間の経過とともに溶質の濃度が空間的にも時間的にも一定の値となる方向で溶質が拡散していく。
さて、この拡散方程式の解と、酸・アルカリの強さpHの関係から、内容物の拡散しにくい管状の容器あるいは平面状の容器に溶媒であるpH指示薬を充填し、pH指示薬を変色させる酸性溶液又はアルカリ性溶液を滴下した場合、時間の経過とともにこのpH分布は距離の2乗に比例した分布となっていくことがわかる。
ここで重要なのは、酸性溶液又はアルカリ性溶液を滴下した後の拡散によって、指数関数的に減少する水素イオン濃度あるいは水酸イオン濃度の分布を示すが、そのpHは単純に距離の二乗に比例した分布になるということであり、pH指示薬中の水素イオン濃度あるいは水酸イオン濃度の分布は指数関数的に急激な変化を示しているが、その色変化は緩やかに変化する状態で可視化されるということである。
こうして、内容物の拡散しにくい管状の容器あるいは平面状の容器に溶媒であるpH指示薬を充填し、pH指示薬を変色させる酸性溶液又はアルカリ性溶液を滴下した場合、時間の経過とともに緩やかに色の変化するグラデーションをその容器内部に見ることができる。ここでもう一つ重要なのは、対流が発生すると、通常拡散現象よりも速い速度で内容物が混合されるため、対流が起こりにくいようにすることが美しい色の分布を作り出すためには必要なことである。このために本考案においても、色の分布を作り出す目的では、対流の起こりにくい管状あるいは平面上の容器を用いている。
溶媒を保持する容器が限られた大きさである場合、時間の経過とともに溶質の濃度が空間的にも時間的にも一定の値となる方向で溶質が拡散していく。
さて、この拡散方程式の解と、酸・アルカリの強さpHの関係から、内容物の拡散しにくい管状の容器あるいは平面状の容器に溶媒であるpH指示薬を充填し、pH指示薬を変色させる酸性溶液又はアルカリ性溶液を滴下した場合、時間の経過とともにこのpH分布は距離の2乗に比例した分布となっていくことがわかる。
ここで重要なのは、酸性溶液又はアルカリ性溶液を滴下した後の拡散によって、指数関数的に減少する水素イオン濃度あるいは水酸イオン濃度の分布を示すが、そのpHは単純に距離の二乗に比例した分布になるということであり、pH指示薬中の水素イオン濃度あるいは水酸イオン濃度の分布は指数関数的に急激な変化を示しているが、その色変化は緩やかに変化する状態で可視化されるということである。
こうして、内容物の拡散しにくい管状の容器あるいは平面状の容器に溶媒であるpH指示薬を充填し、pH指示薬を変色させる酸性溶液又はアルカリ性溶液を滴下した場合、時間の経過とともに緩やかに色の変化するグラデーションをその容器内部に見ることができる。ここでもう一つ重要なのは、対流が発生すると、通常拡散現象よりも速い速度で内容物が混合されるため、対流が起こりにくいようにすることが美しい色の分布を作り出すためには必要なことである。このために本考案においても、色の分布を作り出す目的では、対流の起こりにくい管状あるいは平面上の容器を用いている。
酸性溶液又はアルカリ性溶液を溶媒に拡散しにくいように、水よりも重いまたは軽い溶媒に溶かして適用した場合であっても、その溶質及び溶媒自身もpH指示薬水溶液に拡散方程式に従って拡散するのであって、拡散速度を低下させ、空間的な拡散がゆっくりと起きるという現象をもたらすことに寄与するだけで、空間的な分布が指数関数ではなく、距離の二乗に比例した分布であることには変わりがない。
pH指示薬の溶媒を、PVA水溶液などのように粘度の高い溶媒とした場合も同様である。
一方、空間軸の特に原点で見たとき、一次元で近似される空間では、その密度の減少は1/sqr(t)に比例し、二次元で近似される空間ではその密度の減少は1/tに比例する。このことは、時間軸で見たpHの変化はそれが中性に近づくほど、対数の尺度で見たpHとしては、変化が起こりにくくなるということを意味している。これらの自然現象や自然法則が、時間の経過とともに、空間的に緩やかに色の変化するグラデーションをその容器内部に作り出すことができる技術的な背景である。
なお、時間的、空間的にすばやく変色を行わせたい場合には、自然拡散や対流による混合を期待せずに、強制的に攪拌するなどの手段による必要がある。
pH指示薬の溶媒を、PVA水溶液などのように粘度の高い溶媒とした場合も同様である。
一方、空間軸の特に原点で見たとき、一次元で近似される空間では、その密度の減少は1/sqr(t)に比例し、二次元で近似される空間ではその密度の減少は1/tに比例する。このことは、時間軸で見たpHの変化はそれが中性に近づくほど、対数の尺度で見たpHとしては、変化が起こりにくくなるということを意味している。これらの自然現象や自然法則が、時間の経過とともに、空間的に緩やかに色の変化するグラデーションをその容器内部に作り出すことができる技術的な背景である。
なお、時間的、空間的にすばやく変色を行わせたい場合には、自然拡散や対流による混合を期待せずに、強制的に攪拌するなどの手段による必要がある。
さて、以上を踏まえて[請求項1]から[請求項17]までの簡単な説明を実施する。
[請求項1]では[0010]で述べた「変色する玩具またはインテリア等」を構成する物に必要とされる構成物の要件と、これら構成物を混合または拡散させるために必要とする手段または構成要件である容器の形状に関する工夫に必要な要件を定義している。また、[請求項1]で述べた構成物の機能を実現するための背景となっている自然現象は、[0011]から[0016]で説明した物質の拡散とpHの概念との関係であり、これらは本発明全般に関係するものであるが、特に[請求項9]から[請求項12]に密接な関係がある。
[請求項1]では[0010]で述べた「変色する玩具またはインテリア等」を構成する物に必要とされる構成物の要件と、これら構成物を混合または拡散させるために必要とする手段または構成要件である容器の形状に関する工夫に必要な要件を定義している。また、[請求項1]で述べた構成物の機能を実現するための背景となっている自然現象は、[0011]から[0016]で説明した物質の拡散とpHの概念との関係であり、これらは本発明全般に関係するものであるが、特に[請求項9]から[請求項12]に密接な関係がある。
[請求項2]は「変色する玩具またはインテリア等」を構成する酸性溶液またはアルカリ性溶液を、化学反応を利用して時間的にゆっくりと発生させ、色がゆっくりあるいはあるpHを境にして突然変色する効果を期待して適用するものである。
チオ硫酸ナトリウムやチオ硫酸アンモニウムなどのチオ硫酸塩は水に溶けて中性を示し、過ヨウ素酸カリウムや過ヨウ素酸ナトリウムなどの過ヨウ素酸塩は水に溶けて弱酸性を示す物質であるが、これら2つを混合するとチオ硫酸塩が酸化されてアルカリ性になる。この反応は数秒から数十秒の時間をかけてゆっくり起きる反応であり、「変色する玩具またはインテリア等」の変色の時間変化を起こさせるために有効な方法である。
pH指示薬側にチオ硫酸塩、アルカリ性溶液として滴下する側に過ヨウ素酸塩を用いると効果的であり、チオ硫酸塩より高価な過ヨウ素酸塩の量が少なくて済むが、pH指示薬側に過ヨウ素酸塩、アルカリ性溶液として滴下する側にチオ硫酸塩を用いることも可能である。
ホルムアルデヒドは水溶液中で亜硫酸塩の亜硫酸根とゆっくり反応して、亜硫酸錯体と水酸イオンを発生する。亜硫酸根を亜硫酸塩と亜硫酸水素塩から構成すると、これらの混合物は緩衝溶液となるため、亜硫酸根がホルムアルデヒド錯体として消費し尽くされるまでは急激なpH変化は起こらず、これがなくなった時点で急激にアルカリ性が高まって、pH指示薬水溶液と混合した場合には急にアルカリ性の色を発色することになる。
ホルムアルデヒドは近年人体に有害性のある物質として取り上げられており、あまり使用は望ましくないが、密封され、外に液体が漏れない状態では使用可能である。突然のアルカリ色の発色を引き起こすため、おもしろいものである。pH指示薬側にホルムアルデヒド、アルカリ性溶液として滴下する側に亜硫酸塩及び亜硫酸水素塩を用いると効果的であるが、pH指示薬側に亜硫酸塩及び亜硫酸水素塩、アルカリ性溶液として滴下する側にホルムアルデヒドを用いることも可能である。
塩化−t−ブチルは水によってゆっくりと加水分解されて、塩酸とブチルアルコールを生ずる。この反応も数秒から数十秒の時間をかけてゆっくり起きる反応であり、「変色する玩具またはインテリア等」の変色の時間変化を起こさせるために有効な方法である。
この場合には、塩化−t−ブチルを滴下する側に適用する。
なお、塩化−t−ブチルは純粋な水には難溶性であるので、これを希釈する際はアセトンなどの有機溶媒を用いる必要がある。アセトンは水に非常に良く溶けるので、この溶媒としての用途には適している。またアセトンは水より軽いので、これを溶媒とした塩化−t−ブチルをpH指示薬水溶液に滴下し、攪拌混合しない場合には酸性色が溶液の上方に層となって現れる。
チオ硫酸ナトリウムやチオ硫酸アンモニウムなどのチオ硫酸塩は水に溶けて中性を示し、過ヨウ素酸カリウムや過ヨウ素酸ナトリウムなどの過ヨウ素酸塩は水に溶けて弱酸性を示す物質であるが、これら2つを混合するとチオ硫酸塩が酸化されてアルカリ性になる。この反応は数秒から数十秒の時間をかけてゆっくり起きる反応であり、「変色する玩具またはインテリア等」の変色の時間変化を起こさせるために有効な方法である。
pH指示薬側にチオ硫酸塩、アルカリ性溶液として滴下する側に過ヨウ素酸塩を用いると効果的であり、チオ硫酸塩より高価な過ヨウ素酸塩の量が少なくて済むが、pH指示薬側に過ヨウ素酸塩、アルカリ性溶液として滴下する側にチオ硫酸塩を用いることも可能である。
ホルムアルデヒドは水溶液中で亜硫酸塩の亜硫酸根とゆっくり反応して、亜硫酸錯体と水酸イオンを発生する。亜硫酸根を亜硫酸塩と亜硫酸水素塩から構成すると、これらの混合物は緩衝溶液となるため、亜硫酸根がホルムアルデヒド錯体として消費し尽くされるまでは急激なpH変化は起こらず、これがなくなった時点で急激にアルカリ性が高まって、pH指示薬水溶液と混合した場合には急にアルカリ性の色を発色することになる。
ホルムアルデヒドは近年人体に有害性のある物質として取り上げられており、あまり使用は望ましくないが、密封され、外に液体が漏れない状態では使用可能である。突然のアルカリ色の発色を引き起こすため、おもしろいものである。pH指示薬側にホルムアルデヒド、アルカリ性溶液として滴下する側に亜硫酸塩及び亜硫酸水素塩を用いると効果的であるが、pH指示薬側に亜硫酸塩及び亜硫酸水素塩、アルカリ性溶液として滴下する側にホルムアルデヒドを用いることも可能である。
塩化−t−ブチルは水によってゆっくりと加水分解されて、塩酸とブチルアルコールを生ずる。この反応も数秒から数十秒の時間をかけてゆっくり起きる反応であり、「変色する玩具またはインテリア等」の変色の時間変化を起こさせるために有効な方法である。
この場合には、塩化−t−ブチルを滴下する側に適用する。
なお、塩化−t−ブチルは純粋な水には難溶性であるので、これを希釈する際はアセトンなどの有機溶媒を用いる必要がある。アセトンは水に非常に良く溶けるので、この溶媒としての用途には適している。またアセトンは水より軽いので、これを溶媒とした塩化−t−ブチルをpH指示薬水溶液に滴下し、攪拌混合しない場合には酸性色が溶液の上方に層となって現れる。
pH指示薬水溶液は数週間の長時間放置すると、その中に混入した細かいほこりなどを栄養源として、水カビなどの微生物が発生することがある。これが発生すると「変色する玩具またはインテリア等」の外観を劣化させることになる。
こうした水カビなどの微生物の増殖を抑えるため、[請求項3]では食品などに用いられているカビ防止剤であるプロピオン酸ナトリウムやプロピオン酸カリウムなどのプロピオン酸塩、ソルビン酸ナトリウムやソルビン酸カリウムなどのソルビン酸塩、チモールなどの殺菌剤の全てまたはいずれかをpH指示薬水溶液に混合することを定義している。これにより水カビなどの微生物の発生を抑え、「変色する玩具またはインテリア等」の外観を劣化を抑えることができる。
例えばプロピオン酸ナトリウムは、食品に適用する場合は0.25%以下の濃度で使用することが規定されており、この濃度でpH指示薬水溶液に混合した場合も、水カビなどの微生物の増殖を抑え、「変色する玩具またはインテリア等」の外観を劣化を抑えることができることを実際に確認している。
こうした水カビなどの微生物の増殖を抑えるため、[請求項3]では食品などに用いられているカビ防止剤であるプロピオン酸ナトリウムやプロピオン酸カリウムなどのプロピオン酸塩、ソルビン酸ナトリウムやソルビン酸カリウムなどのソルビン酸塩、チモールなどの殺菌剤の全てまたはいずれかをpH指示薬水溶液に混合することを定義している。これにより水カビなどの微生物の発生を抑え、「変色する玩具またはインテリア等」の外観を劣化を抑えることができる。
例えばプロピオン酸ナトリウムは、食品に適用する場合は0.25%以下の濃度で使用することが規定されており、この濃度でpH指示薬水溶液に混合した場合も、水カビなどの微生物の増殖を抑え、「変色する玩具またはインテリア等」の外観を劣化を抑えることができることを実際に確認している。
[請求項4]では、「変色する玩具またはインテリア等」の内部に入れるpH指示薬水溶液を変色させる目的で、酸性またはアルカリ性物質が交互に溶出するようにした物をpH指示薬水溶液の中に投入し、時間の経過によりpH指示薬水溶液が交互に酸性またはアルカリ性の色に変色するように変色させる方法について規定している。
この具体的実現方法については、例えば図1に示すような水風船あるいはヨーヨーの形状のもの1にpH指示薬水溶液2を入れ、フィルム状物体を巻き取った形状の物3をpH指示薬水溶液2中に投入することが挙げられる。
また、フィルム状物体を巻き取った形状の物3を水風船あるいはヨーヨーの形状のもの1に入れておき、pH指示薬水溶液2は後から入れる、あるいはpH指示薬の濃度の高い原液をヨーヨーの形状のもの1に入れておき、後から水を入れることでpH指示薬水溶液2を作り出す方が実用的であるが、以降簡単化のため、説明はpH指示薬水溶液が先に入っていることで説明する。
この具体的実現方法については、例えば図1に示すような水風船あるいはヨーヨーの形状のもの1にpH指示薬水溶液2を入れ、フィルム状物体を巻き取った形状の物3をpH指示薬水溶液2中に投入することが挙げられる。
また、フィルム状物体を巻き取った形状の物3を水風船あるいはヨーヨーの形状のもの1に入れておき、pH指示薬水溶液2は後から入れる、あるいはpH指示薬の濃度の高い原液をヨーヨーの形状のもの1に入れておき、後から水を入れることでpH指示薬水溶液2を作り出す方が実用的であるが、以降簡単化のため、説明はpH指示薬水溶液が先に入っていることで説明する。
このフィルムを巻き取った形状の物3は、[請求項14]に示したように、図2に挙げるようなフィルムを巻き取った形状の物3であり、図2において、4は水に不溶性のフィルム状シートで、紙などの吸水性の良い材料5を複数個並べ、ここに酸性溶液または水に溶けて酸性となる固体物6、水溶性粘着物7、アルカリ性溶液または水に溶けてアルカリ性となる固体物8、水溶性粘着物7を順番に浸透させ、この水に不溶性のフィルム状シート4を9に示すように巻き取る。この際水溶性粘着物7は巻き取った水に不溶性のフィルム状シート4が容易にほどけてこないようにフィルム間を粘着結合させる役割を果たす。
この図2に示すフィルムを巻き取った形状の物3を、図1に示すようにpH指示薬水溶液2中に投入する。すると水溶性粘着物7が水に溶けてゆっくり剥がれ、この図では最初にアルカリ水溶液または水に溶けてアルカリ性となる固体物8がpH指示薬水溶液2中に溶出し、水溶液2はアルカリ性の色に変色する。
次に時間が経過するあるいは水風船あるいはヨーヨーの形状の容器1を振動させると、次の水溶性粘着物7が水に溶けてゆっくり剥がれ、この図では次に酸性溶液または水に溶けて酸性となる固体物6がpH指示薬水溶液2中に溶出し、水溶液は酸性の色に変色する。
これを繰り返して、何回かの変色を繰り返した後、最後に出てくる酸性水溶液によってpH指示薬水溶液2は酸性になり、酸性の色となって変色は終了する。
これを繰り返して、何回かの変色を繰り返した後、最後に出てくる酸性水溶液によってpH指示薬水溶液2は酸性になり、酸性の色となって変色は終了する。
ここで、注意しなければならないのは、図2の酸性溶液または水に溶けて酸性となる固体物6、とアルカリ性溶液または水に溶けてアルカリ性となる固体物8のモル分量は全く同じか、溶解していく順番に少しずつモル濃度が高くなるように分量を少しずつ上げなければならないことである。
測定には必ず誤差があり、少しずつ分量がずれてこれが累積し、次第にどちらかのpHに偏ってしまうことがあるから、溶解していく順番に少しずつモル濃度が高くなるように分量を少しずつ上げることが簡単である。以下にその濃度変更方法の例を示す。濃度変化は等比級数的に変化させるのが誤差が累積しなくて良く、またこうした場合には、最初は弱酸性と弱アルカリ性の色の間を振動しており、次第にやや強い酸性とアルカリ性の色になって、色の様子が変わることを楽しめるという利点を有する。
上記のように、この[請求項4]に含まれる重要な考え方は、交互に酸性またはアルカリ性物質が出るようにする際に、測定誤差によって次第に一方のpHに偏って変色しなくなることを防止するため、徐々に両方の物質の量が増えるようにすることを含んでいることであり、これにより、確実に酸とアルカリの変色を行わせ、さらに強い酸性側あるいは強いアルカリ性側で違う色に変色してくるpH指示薬を用いれば、最初と違った色に変色し始めるという効果を与えることができるという点であり、これは本考案に示した具体的実現方法の限りではなく、いろいろな実現方法においても適用することができる。
測定には必ず誤差があり、少しずつ分量がずれてこれが累積し、次第にどちらかのpHに偏ってしまうことがあるから、溶解していく順番に少しずつモル濃度が高くなるように分量を少しずつ上げることが簡単である。以下にその濃度変更方法の例を示す。濃度変化は等比級数的に変化させるのが誤差が累積しなくて良く、またこうした場合には、最初は弱酸性と弱アルカリ性の色の間を振動しており、次第にやや強い酸性とアルカリ性の色になって、色の様子が変わることを楽しめるという利点を有する。
上記のように、この[請求項4]に含まれる重要な考え方は、交互に酸性またはアルカリ性物質が出るようにする際に、測定誤差によって次第に一方のpHに偏って変色しなくなることを防止するため、徐々に両方の物質の量が増えるようにすることを含んでいることであり、これにより、確実に酸とアルカリの変色を行わせ、さらに強い酸性側あるいは強いアルカリ性側で違う色に変色してくるpH指示薬を用いれば、最初と違った色に変色し始めるという効果を与えることができるという点であり、これは本考案に示した具体的実現方法の限りではなく、いろいろな実現方法においても適用することができる。
例えばここで含浸させる酸性水溶液に塩酸、含浸させるアルカリ性水溶液に水酸化ナトリウムを選んだ場合、1mol/lの塩酸濃度は3.5%、1mol/lの水酸化ナトリウム濃度は4.0%となる。
ここで最初に溶解させる水酸化ナトリウムとして0.2mol/lの水酸化ナトリウムを0.1ccとすると、次に例えばこの同じモル濃度に対し、20%増加させた0.24mol/lの塩酸を0.1cc溶解させる。この手順を10回繰り返したものを次に示す。それぞれ0.1cc加えるべき水酸化ナトリウムあるいは塩酸の濃度[%]を示している。
1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回 10回 [%]
塩酸 0.84 1.23 1.75 2.52 3.5
水酸化
ナトリウム 0.8 1.16 1.64 2.4 3.44
ここで最初に溶解させる水酸化ナトリウムとして0.2mol/lの水酸化ナトリウムを0.1ccとすると、次に例えばこの同じモル濃度に対し、20%増加させた0.24mol/lの塩酸を0.1cc溶解させる。この手順を10回繰り返したものを次に示す。それぞれ0.1cc加えるべき水酸化ナトリウムあるいは塩酸の濃度[%]を示している。
1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回 10回 [%]
塩酸 0.84 1.23 1.75 2.52 3.5
水酸化
ナトリウム 0.8 1.16 1.64 2.4 3.44
なお、[請求項14]で規定したフィルム状物体を巻き取った形状の物は、図3に示すような形状の凹凸のあるシート10を用いて、酸性溶液または水に溶けて酸性となる固体物6、とアルカリ性溶液または水に溶けてアルカリ性となる固体物8を交互に配置し、間に水溶性粘着物7を配置し、これを巻き取って、フィルム状物体を巻き取った形状の物3を製作することも可能である。
[請求項15]では、[請求項4]の「モル濃度が等しいかまたはより濃いモル濃度の酸性またはアルカリ性物質が交互に溶出するようにした物」を具体的に製作する方法として、図4に示す容器11に、酸性溶液を保持させた担体物または水に溶けて酸性となる固体物6、アルカリ性溶液を保持させた担体物または水に溶けてアルカリ性となる固体物8を交互に入れたことを特徴とする酸性溶液またはアルカリ性溶液が交互に溶出するようにした物の製作方法について規定している。
ここで記載している担体物は良く水に溶け、少量の水に溶けて粘性の非常に高い状態になるものが望ましいが、そうでないものでも滴下した酸性あるいはアルカリ性の溶液が流出しないように保持するものであれば問題ない。但し水に溶けて酸性あるいはアルカリ性になるものは不可である。この担体の例としては蔗糖、ケイ藻土、可溶性でんぷん、吸水性の紙、塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウムなどが挙げられる。吸水性ポリマーは可能ではあるが、十分吸水させた状態で適用しないと、一旦吸い込んだ溶液を逃がさないため、内部の酸やアルカリが出て来ず、あまり良い結果は与えない。
ここで記載している担体物は良く水に溶け、少量の水に溶けて粘性の非常に高い状態になるものが望ましいが、そうでないものでも滴下した酸性あるいはアルカリ性の溶液が流出しないように保持するものであれば問題ない。但し水に溶けて酸性あるいはアルカリ性になるものは不可である。この担体の例としては蔗糖、ケイ藻土、可溶性でんぷん、吸水性の紙、塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウムなどが挙げられる。吸水性ポリマーは可能ではあるが、十分吸水させた状態で適用しないと、一旦吸い込んだ溶液を逃がさないため、内部の酸やアルカリが出て来ず、あまり良い結果は与えない。
図4に示す容器11に6及び8を交互に入れていくが、このとき[0024]と同じ問題があり、[0025]と同じように、この担体に含有させる酸性溶液あるいはアルカリ性溶液の濃度を、溶解する順番に次第に上げていくことが望ましい。
これを例えば図1に示す容器1に投入すると、この図では最初にアルカリ性溶液を保持させた担体物または水に溶けてアルカリ性となる固体物8がpH指示薬水溶液2中に溶出し、水溶液2はアルカリ性の色に変色する。次に時間が経過するあるいは水風船あるいはヨーヨーの形状の容器1を振動させると、次の酸性溶液を保持させた担体物または水に溶けて酸性となる固体物6がpH指示薬水溶液2中に溶出し、水溶液2は酸性の色に変色する。
これを繰り返して、何回かの変色を繰り返した後、最後に出てくる酸性水溶液によってpH指示薬水溶液2は酸性になり、酸性の色となって変色は終了する。
これを繰り返して、何回かの変色を繰り返した後、最後に出てくる酸性水溶液によってpH指示薬水溶液2は酸性になり、酸性の色となって変色は終了する。
図1に示すような水風船あるいはヨーヨーの形状のもの1に、別の容器に酸性溶液とアルカリ性溶液を入れたものを入れ、ここから酸性溶液またはアルカリ溶液が溶出し、pH指示薬2と混合すれば変色を行わせることができる。
[請求項5]で定義した方法は上記のような考案であって、図5に示すような一つの酸塩基用容器12に、酸性溶液または水に溶けて酸性となる固体物6とアルカリ性溶液または水に溶けてアルカリ性となる固体物8が隔壁13を隔てて入り、それぞれの溶液の部屋に穴14を有し、これを塞ぐ蓋15を配置した酸塩基用容器12を用いることを定義している。
[請求項5]で定義した方法は上記のような考案であって、図5に示すような一つの酸塩基用容器12に、酸性溶液または水に溶けて酸性となる固体物6とアルカリ性溶液または水に溶けてアルカリ性となる固体物8が隔壁13を隔てて入り、それぞれの溶液の部屋に穴14を有し、これを塞ぐ蓋15を配置した酸塩基用容器12を用いることを定義している。
この酸塩基用容器12を図1のpH指示薬水溶液2に投入し、両方の蓋を塞いだ状態で保管すれば酸性溶液6とアルカリ性溶液8が流出することはなく、片方の蓋15を解放してpH指示薬水溶液2を攪拌し、蓋15の開いた酸塩基用容器内の酸性溶液6またはアルカリ溶液8が溶出し、これによりpH指示薬水溶液2が変色し、この後解放した蓋15を塞ぎ、もう一方の蓋15を解放してpH指示薬水溶液2を攪拌すれば、pH指示薬水溶液2を交互に酸性またはアルカリ性の色に変色させることができる。
なお、図5に示す酸塩基用容器12では、その蓋15の構造として穴に栓をする構造の物を示したが、穴を塞ぐ構造であれば穴の開いた板16をスライドさせて、容器の穴と位置が合ったときに開き、位置が合わないときに閉じる構造でもよいし、穴の開いた円盤状の板17を回転させて、容器の穴と位置が合ったときに開き、位置が合わないときに閉じる構造でもよい。回転させる形式の場合、ゼンマイ式にして自動的にどちらかの穴が一定間隔で開くものを与えることが簡単に実現できる。
なお、図5に示す酸塩基用容器12では、その蓋15の構造として穴に栓をする構造の物を示したが、穴を塞ぐ構造であれば穴の開いた板16をスライドさせて、容器の穴と位置が合ったときに開き、位置が合わないときに閉じる構造でもよいし、穴の開いた円盤状の板17を回転させて、容器の穴と位置が合ったときに開き、位置が合わないときに閉じる構造でもよい。回転させる形式の場合、ゼンマイ式にして自動的にどちらかの穴が一定間隔で開くものを与えることが簡単に実現できる。
[請求項6]では、重力を利用して酸性溶液またはアルカリ性溶液の入った穴に蓋をして、蓋が閉まった状態の穴からは酸性溶液またはアルカリ性溶液が出ず、蓋が開いた状態の穴から酸性溶液またはアルカリ性溶液が出るようにし、結果pH指示薬水溶液の色を変色させる「変色する玩具またはインテリア等」の変色方法について規定している。
図6において、一つの容器18に2つ以上の隔壁19及び隔壁20を設け、容器本体にはpH指示薬水溶液2を入れ、酸性溶液6とアルカリ性溶液8を各隔壁19及び20で隔てられた部屋に充填し、この隔壁に穴21及び穴22と、この穴を塞ぐ、重力で簡単に開く蓋23及び24を設け、重力で蓋の開いた穴から酸性溶液6またはアルカリ性溶液8が少量本体のpH指示薬2に混入するようにしてあり、その結果本体のpH指示薬水溶液2が酸性またはアルカリ性の色に変色するようにしている。
図6で図示しているのは蓋23が開いて酸性溶液6が穴21から少量本体のpH指示薬2に混入している図である。
図6で図示しているのは蓋23が開いて酸性溶液6が穴21から少量本体のpH指示薬2に混入している図である。
[請求項7]では、酸性溶液またはアルカリ性溶液を収めた容器壁を自重または外力によって押し、これによって酸性溶液またはアルカリ性溶液を本体のpH指示薬水溶液に少量混合し、結果酸性またはアルカリ性の色に変色する方法を記述している。
図7は[請求項7]の方法を示す図であって、この物全体の示している機能は一般的に水時計と呼ばれているものの機能である。
図7において、一つの容器25に2つ以上の隔壁19と20を設け、この隔壁に穴21,22を設け、この隔壁で隔てられた部屋26,27は容器の自重あるいは外力により変形し、内部の液体が少量外部に放出する程度に剛性の低い構造とし、容器本体28にはpH指示薬水溶液2を入れ、酸性溶液6とアルカリ性溶液8を各隔壁19,20で隔てられた部屋26,27に充填し、自重または外力によって、穴21,22から酸性溶液6またはアルカリ性溶液8が少量本体28のpH指示薬水溶液2に混入するようにしている。この結果本体28のpH指示薬水溶液2が酸性またはアルカリ性の色に変色するように工夫している。
図7は[請求項7]の方法を示す図であって、この物全体の示している機能は一般的に水時計と呼ばれているものの機能である。
図7において、一つの容器25に2つ以上の隔壁19と20を設け、この隔壁に穴21,22を設け、この隔壁で隔てられた部屋26,27は容器の自重あるいは外力により変形し、内部の液体が少量外部に放出する程度に剛性の低い構造とし、容器本体28にはpH指示薬水溶液2を入れ、酸性溶液6とアルカリ性溶液8を各隔壁19,20で隔てられた部屋26,27に充填し、自重または外力によって、穴21,22から酸性溶液6またはアルカリ性溶液8が少量本体28のpH指示薬水溶液2に混入するようにしている。この結果本体28のpH指示薬水溶液2が酸性またはアルカリ性の色に変色するように工夫している。
[請求項8]では、図8に示すように、一つの容器29に2つ以上のスポイト状容器30,31を取り付け、容器29本体にはpH指示薬水溶液2を入れ、スポイト状容器30,31に酸性溶液6またはアルカリ性溶液8を入れ、このスポイト状容器30,31を押すことにより、内部の酸性溶液6またはアルカリ性溶液8を容器29本体のpH指示薬水溶液2に滴下あるいは容器29の壁を伝わらせて少量混合し、この後容器29を振ることによりpH指示薬水溶液2の全体に混合し、pH指示薬水溶液2の色を瞬時に変化させることを特徴とした方法を規定している。これは、一見何の変化もない容器29を振ることで、一瞬にして色が変わったように見え、視覚的な演示効果があり、手品の要素としても非常におもしろいものである。
[請求項9]はガラス板あるいは合成樹脂でできた板状のものを、着色しているように見せ、美しい視覚的効果を狙い、この着色が空間的にグラデーションをもって変化したり、時間的に変化していく様子を見ることができるpH指示薬水溶液を変色させる方法である。鑑賞魚の水槽への用途や、店内のインテリアなどに効果的である。
これを具体的に実現する方法としては、図9のように、板状のガラスあるいは合成樹脂製の透明な板32,33を2枚以上対向させ、間に狭い空間34を設け、空間の解放端部35を塞いだ構造を持ち、この解放端部又は板面に設けた複数の穴21,22から酸性溶液6またはアルカリ性溶液8を空間34に注入することができる構造を持ち、この空間34にpH指示薬水溶液2を入れ、解放端部又は板面に設けた複数の穴21,22から酸性溶液や「水より軽いまたは重い比重の溶媒に溶解させた酸性物質」6またはアルカリ性溶液や「水より重いまたは軽い比重の溶媒に溶解させたアルカリ性物質」8を空間34に注入することによりpH指示薬水溶液2を変色させ、溶液全体の色を変色させたり、空間的な色の分布を作り出して、この板32,33の色の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出す方法を記述している。
pH指示薬水溶液2に万能指示薬と一般に呼ばれているものを用いると、この指示薬はpH4以下で赤、5で橙、6で黄、7で緑、8で青、9で藍、10以上で紫に変色する。ここで酸性溶液や「水より軽いまたは重い比重の溶媒に溶解させた酸性物質」6を穴21から注ぎ、アルカリ性溶液や「水より重いまたは軽い比重の溶媒に溶解させたアルカリ性物質」8を穴22から注ぎ、これが拡散するに十分な時間が経過すると、pH指示薬水溶液2は、36紫色に変色したpH指示薬水溶液、37藍色に変色したpH指示薬水溶液、38青色に変色したpH指示薬水溶液、39緑色に変色したpH指示薬水溶液、40黄色に変色したpH指示薬水溶液、41橙色に変色したpH指示薬水溶液、42赤色に変色したpH指示薬水溶液の7色の層になる。
これを具体的に実現する方法としては、図9のように、板状のガラスあるいは合成樹脂製の透明な板32,33を2枚以上対向させ、間に狭い空間34を設け、空間の解放端部35を塞いだ構造を持ち、この解放端部又は板面に設けた複数の穴21,22から酸性溶液6またはアルカリ性溶液8を空間34に注入することができる構造を持ち、この空間34にpH指示薬水溶液2を入れ、解放端部又は板面に設けた複数の穴21,22から酸性溶液や「水より軽いまたは重い比重の溶媒に溶解させた酸性物質」6またはアルカリ性溶液や「水より重いまたは軽い比重の溶媒に溶解させたアルカリ性物質」8を空間34に注入することによりpH指示薬水溶液2を変色させ、溶液全体の色を変色させたり、空間的な色の分布を作り出して、この板32,33の色の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出す方法を記述している。
pH指示薬水溶液2に万能指示薬と一般に呼ばれているものを用いると、この指示薬はpH4以下で赤、5で橙、6で黄、7で緑、8で青、9で藍、10以上で紫に変色する。ここで酸性溶液や「水より軽いまたは重い比重の溶媒に溶解させた酸性物質」6を穴21から注ぎ、アルカリ性溶液や「水より重いまたは軽い比重の溶媒に溶解させたアルカリ性物質」8を穴22から注ぎ、これが拡散するに十分な時間が経過すると、pH指示薬水溶液2は、36紫色に変色したpH指示薬水溶液、37藍色に変色したpH指示薬水溶液、38青色に変色したpH指示薬水溶液、39緑色に変色したpH指示薬水溶液、40黄色に変色したpH指示薬水溶液、41橙色に変色したpH指示薬水溶液、42赤色に変色したpH指示薬水溶液の7色の層になる。
[0036]の方法は、カップ状のガラスあるいは合成樹脂製の透明なカップにも適用することができ、[請求項10]ではこの適用方法について記載している。
図10ではこの方法を具体的に示しており、カップ状のガラスあるいは合成樹脂製の透明なカップ43を2個以上重ねて置き、間に狭い空間44を設け、空間44の解放端部45を塞いだ構造を持ち、この解放端部45又はカップ43に設けた穴から酸性溶液またはアルカリ性溶液を空間44に注入することができる構造を持ち、この空間44にpH指示薬水溶液2を入れ、解放端部45又はカップに設けた穴から酸性溶液や「水より軽いまたは重い比重の溶媒に溶解させた酸性物質」6またはアルカリ性溶液や「水より重いまたは軽い比重の溶媒に溶解させたアルカリ性物質」8を空間44に注入することによりpH指示薬水溶液2を変色させ、溶液全体の色を変色させたり、空間的な色の分布を作り出して、このカップ43の色の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出す方法を示している。
[請求項9]のガラス板あるいは合成樹脂でできた板や、[請求項10]のカップ状のガラスあるいは合成樹脂製の透明なカップは、単純に合わせたり重ねたりすると均一な隙間空間が得られない。[請求項16]ではこの均一な隙間を設ける方法について記載している。
すなわち、その隙間の厚みを確保するため、隙間に直径の一定した粒状あるいは円筒状の固体材料を入れる、あるいは片方の板またはカップの隙間側に相当する面に、大きさの一定した突起を設けることを特徴とするカップ状のガラスあるいは合成樹脂製のカップを用いることを特徴としている。
図11ではカップを例にとって説明している。外側のカップ46には内側に向かって突起47があり、この突起47により、カップ48をカップ46に重ねたときに2つのカップの間の均一な隙間が確保される。この均一な隙間にpH指示薬水溶液2を入れれば良い。なお、この隙間に粒径の均一な球状粒子49や円筒形粒子50を入れても良く、球状粒子49や円筒形粒子50は水に浮くものと沈むものを合わせるとカップの底、周囲の両方の隙間が確保され、より効果的である。
なお、図10ではカップを例にとって説明しているが、[請求項9]のような板であっても同じである。
すなわち、その隙間の厚みを確保するため、隙間に直径の一定した粒状あるいは円筒状の固体材料を入れる、あるいは片方の板またはカップの隙間側に相当する面に、大きさの一定した突起を設けることを特徴とするカップ状のガラスあるいは合成樹脂製のカップを用いることを特徴としている。
図11ではカップを例にとって説明している。外側のカップ46には内側に向かって突起47があり、この突起47により、カップ48をカップ46に重ねたときに2つのカップの間の均一な隙間が確保される。この均一な隙間にpH指示薬水溶液2を入れれば良い。なお、この隙間に粒径の均一な球状粒子49や円筒形粒子50を入れても良く、球状粒子49や円筒形粒子50は水に浮くものと沈むものを合わせるとカップの底、周囲の両方の隙間が確保され、より効果的である。
なお、図10ではカップを例にとって説明しているが、[請求項9]のような板であっても同じである。
[請求項11]は曲線形状のガラスあるいは合成樹脂製の透明な管を螺旋状にして設置し、内部にpH指示薬水溶液を充填して酸またはアルカリを入れ、作り出した空間的な色の分布が変わりにくいように形状に工夫を施したpH指示薬水溶液を変色させる方法を定義している。内側から電球等による照明を行い、pH指示薬水溶液の色を外に投影することを想定している。
熱による対流は上にある比重の大きい液体と、下にある比重の小さい液体との間で入れ替わりが起きて発生する。図12に示すように、管を螺旋状にして水平方向に巻くと、対流が起きても同じpH域の液体どおしで対流するだけで、全体のpH分布による色分布の様子に与える影響を少なくすることができる。
図12では水平方向に螺旋状に巻いた管51と、その両端及びその途中位置に、先端が管の内部と繋がるスポイト状容器52,53,54,55を有し、管51の内部にpH指示薬水溶液2を入れ、設置したスポイト状容器52,53,54,55から酸性溶液や「水より軽いまたは重い比重の溶媒に溶解させた酸性物質」6またはアルカリ性溶液や「水より重いまたは軽い比重の溶媒に溶解させたアルカリ性物質」8を注入することによりpH指示薬水溶液2を変色させ、溶液全体の色を変色させたり、空間的な色の分布を作り出して、この管51の色の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出すこと特徴とする方法を説明している。
内側の電球を点灯すると、pH指示薬水溶液の色分布、グラデーションを外に投影することができ、インテリアとして美しい。なお、電球による照明を行うと、その熱で対流が起こりやすいが、この対流が起こりにくいように管を水平方向に螺旋状に巻いている。
熱による対流は上にある比重の大きい液体と、下にある比重の小さい液体との間で入れ替わりが起きて発生する。図12に示すように、管を螺旋状にして水平方向に巻くと、対流が起きても同じpH域の液体どおしで対流するだけで、全体のpH分布による色分布の様子に与える影響を少なくすることができる。
図12では水平方向に螺旋状に巻いた管51と、その両端及びその途中位置に、先端が管の内部と繋がるスポイト状容器52,53,54,55を有し、管51の内部にpH指示薬水溶液2を入れ、設置したスポイト状容器52,53,54,55から酸性溶液や「水より軽いまたは重い比重の溶媒に溶解させた酸性物質」6またはアルカリ性溶液や「水より重いまたは軽い比重の溶媒に溶解させたアルカリ性物質」8を注入することによりpH指示薬水溶液2を変色させ、溶液全体の色を変色させたり、空間的な色の分布を作り出して、この管51の色の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出すこと特徴とする方法を説明している。
内側の電球を点灯すると、pH指示薬水溶液の色分布、グラデーションを外に投影することができ、インテリアとして美しい。なお、電球による照明を行うと、その熱で対流が起こりやすいが、この対流が起こりにくいように管を水平方向に螺旋状に巻いている。
図13のように管51の巻き方を工夫すると、スポイト状容器52の配置されている場所は、近傍の管部分に比して低い位置にあり、スポイト状容器52に入っているアルカリ性溶液8または酸性溶液6をpH指示薬水溶液2よりも重いものにすれば、より混合されにくく、時間の経過によって空間的な色の分布が変わりにくいという特徴を出すことができる。
同様にスポイト状容器54の配置されている場所は、近傍の管部分に比して高い位置にあり、スポイト状容器54に入っている酸性溶液6またはアルカリ性溶液8をpH指示薬水溶液2よりも軽いものにすれば、より混合されにくく、時間の経過によって空間的な色の分布が変わりにくいという特徴を出すことができる。
図13の管の巻き方の工夫により、電球による照明を行ったときに、さらにその熱による対流が起こりにくいように工夫され、pH指示薬水溶液の色分布、グラデーションを長期間保つ効果が期待できる。
同様にスポイト状容器54の配置されている場所は、近傍の管部分に比して高い位置にあり、スポイト状容器54に入っている酸性溶液6またはアルカリ性溶液8をpH指示薬水溶液2よりも軽いものにすれば、より混合されにくく、時間の経過によって空間的な色の分布が変わりにくいという特徴を出すことができる。
図13の管の巻き方の工夫により、電球による照明を行ったときに、さらにその熱による対流が起こりにくいように工夫され、pH指示薬水溶液の色分布、グラデーションを長期間保つ効果が期待できる。
[0040]に示したように、熱による対流は管を水平にすると起こりにくいが、対流の影響を少なくするもうひとつの方法は、pH指示薬水溶液の粘性を上げることである。
[請求項12]はこのpH指示薬水溶液の粘性を上げる方法について述べており、図14に示すように、内部の液体が容易に混合されない直線状ないし曲線状の管状形状容器56の内部に、ポリビニルアルコール(以下略称はPVA)やグリセリンなどのように水に溶解させると粘性度の高い液体になる物質の水溶液にpH指示薬を溶解した水溶液2を充填し、この管状容器の両端に、酸性溶液あるいはアルカリ性溶液またはPVA水溶液等の粘性度の高い溶媒に酸またはアルカリを溶解させた溶液(以下略称は「粘度の高い酸性またはアルカリ性溶液」という)を充填した溶液を混合し、酸性溶液あるいはアルカリ性溶液または「粘度の高い酸性またはアルカリ性溶液」を充填したスポイト状容器または栓により蓋をし、結果管状形状容器56の内部に発生するpH指示薬水溶液2の色の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出し、溶液の粘性からその空間的変化が変わりにくいように工夫した、pH指示薬水溶液を変色させる方法を記述している。
ここでpH指示薬水溶液2に万能指示薬と一般に呼ばれているものを用い、酸性溶液とアルカリ性溶液を両方の端からそれぞれ注ぎ、これが拡散するに十分な時間が経過すると、pH指示薬水溶液2は、36紫色に変色したpH指示薬水溶液、37藍色に変色したpH指示薬水溶液、38青色に変色したpH指示薬水溶液、39緑色に変色したpH指示薬水溶液、40黄色に変色したpH指示薬水溶液、41橙色に変色したpH指示薬水溶液、42赤色に変色したpH指示薬水溶液の7色の層になる。
この方法は、ペン、定規などに取り付けるアクセサリや、[請求項10]に示したカップ、花ビンの装飾具やアクセサリに良く適用できるが、その限りではない。
[請求項12]はこのpH指示薬水溶液の粘性を上げる方法について述べており、図14に示すように、内部の液体が容易に混合されない直線状ないし曲線状の管状形状容器56の内部に、ポリビニルアルコール(以下略称はPVA)やグリセリンなどのように水に溶解させると粘性度の高い液体になる物質の水溶液にpH指示薬を溶解した水溶液2を充填し、この管状容器の両端に、酸性溶液あるいはアルカリ性溶液またはPVA水溶液等の粘性度の高い溶媒に酸またはアルカリを溶解させた溶液(以下略称は「粘度の高い酸性またはアルカリ性溶液」という)を充填した溶液を混合し、酸性溶液あるいはアルカリ性溶液または「粘度の高い酸性またはアルカリ性溶液」を充填したスポイト状容器または栓により蓋をし、結果管状形状容器56の内部に発生するpH指示薬水溶液2の色の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出し、溶液の粘性からその空間的変化が変わりにくいように工夫した、pH指示薬水溶液を変色させる方法を記述している。
ここでpH指示薬水溶液2に万能指示薬と一般に呼ばれているものを用い、酸性溶液とアルカリ性溶液を両方の端からそれぞれ注ぎ、これが拡散するに十分な時間が経過すると、pH指示薬水溶液2は、36紫色に変色したpH指示薬水溶液、37藍色に変色したpH指示薬水溶液、38青色に変色したpH指示薬水溶液、39緑色に変色したpH指示薬水溶液、40黄色に変色したpH指示薬水溶液、41橙色に変色したpH指示薬水溶液、42赤色に変色したpH指示薬水溶液の7色の層になる。
この方法は、ペン、定規などに取り付けるアクセサリや、[請求項10]に示したカップ、花ビンの装飾具やアクセサリに良く適用できるが、その限りではない。
[請求項13]を室内インテリアの一種に適用した方法の例を以下に示す。
図15に示すように、この方法は、容器57の内部に、電気モータなどの動力手段でpH指示薬水溶液2を噴水状に吹き上げるインテリアの内部に、吹き上げられた噴水状のpH指示薬水溶液2の1カ所または複数箇所に、酸性溶液6あるいはアルカリ性溶液8を混合する管58,59を設置し、噴水状のpH指示薬水溶液2にこれを混合し、色の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出すこと特徴とするものである。
図15に示すように、この方法は、容器57の内部に、電気モータなどの動力手段でpH指示薬水溶液2を噴水状に吹き上げるインテリアの内部に、吹き上げられた噴水状のpH指示薬水溶液2の1カ所または複数箇所に、酸性溶液6あるいはアルカリ性溶液8を混合する管58,59を設置し、噴水状のpH指示薬水溶液2にこれを混合し、色の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出すこと特徴とするものである。
[請求項1]から[請求項13]に適用するためのpH指示薬水溶液としては、いろいろなものがあり、例えば、フェノールレッド、ブロムクレゾールパープル、チモールブルー、チモールフタレイン、メタクレゾールパープル、コンゴーレッド、ブロムクレゾールグリーン、ブロムフェノールブルー、クレゾールレッド、オルトクレゾールフタレイン、パラニトロフェノール、メタニトロフェノール、オルトニトロフェノール、メチルレッド、ブロムチモールブルー、フェノールフタレイン、メチルオレンジ、メチルチモールブルー、ピロカテコールバイオレット、ニュートラルレッド、アルファナフトールフタレイン、クロロフェノールレッド、アゾリトミン、クリスタルバイオレット、カルミン酸、インジコカルミンなどがあり、さらにこれらを混合するといろいろな変色をする組み合わせが得られる。また、さらにこれらにpH変化で変色しないメチレンブルーや食用黄色4号、食用赤色2号、食用青色1号など極めて種類の豊富にある色素類を少量加えると、多種多様な美しい変色を示すpH指示薬水溶液を作ることができる。
この中で、[請求項17]に示したように、信号の3色である赤、黄、緑をそれぞれが発色しやすいpH域にあるものを適用すると視覚的におもしろい効果を出すことができる。こうしたpH指示薬水溶液は、パラニトロフェノールまたはメタニトロフェノールまたはオルトニトロフェノールとメチルレッド及びブロムチモールブルーを混合することで得ることができる。混合割合の一例としては、水にパラニトロフェノールを0.003%、メチルレッドを0.002%、ブロムチモールブルーを0.0008%溶解させることで得られる。通常はこれらを100倍程度高い濃度にし、エチルアルコールを20%程度混合して溶けやすくし、使用する際に100倍程度に水に薄めて使用する。パラまたはメタまたはオルトニトロフェノールは、中性付近で黄色に変色するpH領域を十分確保する目的で加えている。
なお、[請求項1]及び[請求項3]から[請求項15]で示した酸性溶液は通常知られているものであれば何でも適用可能であって、本文中では薄い塩酸の例を多用したが、例えば薄い硫酸、薄いリン酸、薄い硝酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、酢酸、蓚酸、アスコルビン酸などでも適用可能である。アルカリ性溶液もいろいろなものが適用可能であって、本文中では薄い水酸化ナトリウムの例を多用したが、例えば水酸化カリウムや、酸との混合で泡が出て体積が増える効果を考慮して問題がなければ、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムも可能であり、逆に泡の出るというおもしろい効果を狙うこともできる。アルカリとして水酸化カルシウムも適用可能であり、水酸化ナトリウムなどと同様、溶液に少量加えるだけで高いpHを与えるが、これは水に非常に溶けにくく、混合する酸の種類を考慮しないと、酸との反応で沈殿が発生して外観が悪くなる。この場合、硫酸やクエン酸を用いると難溶性の塩が発生して溶液に濁りが出るが、塩酸と併用する場合には発生する塩の水溶性は良好である。
この中で、[請求項17]に示したように、信号の3色である赤、黄、緑をそれぞれが発色しやすいpH域にあるものを適用すると視覚的におもしろい効果を出すことができる。こうしたpH指示薬水溶液は、パラニトロフェノールまたはメタニトロフェノールまたはオルトニトロフェノールとメチルレッド及びブロムチモールブルーを混合することで得ることができる。混合割合の一例としては、水にパラニトロフェノールを0.003%、メチルレッドを0.002%、ブロムチモールブルーを0.0008%溶解させることで得られる。通常はこれらを100倍程度高い濃度にし、エチルアルコールを20%程度混合して溶けやすくし、使用する際に100倍程度に水に薄めて使用する。パラまたはメタまたはオルトニトロフェノールは、中性付近で黄色に変色するpH領域を十分確保する目的で加えている。
なお、[請求項1]及び[請求項3]から[請求項15]で示した酸性溶液は通常知られているものであれば何でも適用可能であって、本文中では薄い塩酸の例を多用したが、例えば薄い硫酸、薄いリン酸、薄い硝酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、酢酸、蓚酸、アスコルビン酸などでも適用可能である。アルカリ性溶液もいろいろなものが適用可能であって、本文中では薄い水酸化ナトリウムの例を多用したが、例えば水酸化カリウムや、酸との混合で泡が出て体積が増える効果を考慮して問題がなければ、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムも可能であり、逆に泡の出るというおもしろい効果を狙うこともできる。アルカリとして水酸化カルシウムも適用可能であり、水酸化ナトリウムなどと同様、溶液に少量加えるだけで高いpHを与えるが、これは水に非常に溶けにくく、混合する酸の種類を考慮しないと、酸との反応で沈殿が発生して外観が悪くなる。この場合、硫酸やクエン酸を用いると難溶性の塩が発生して溶液に濁りが出るが、塩酸と併用する場合には発生する塩の水溶性は良好である。
本発明によれば、従来の「玩具またはインテリア等」の単調性を解決し、視覚的に美しく、色彩の変化に富んだ「玩具またはインテリア等」を提供でき、これを与えた子どもや見ている人などに飽きが来にくくなるという効果を得ることができる。また筆記具などにアクセサリとして取り付け、筆記するたびにアクセサリの色の変化を楽しむという効果を得ることもできる。
また、溶液の色彩が鮮やかであり、内容物の色が変わったり、容器内の場所によって色が異なるという不思議さから、特に子供たちにこの現象の起きている原理に興味を持たせ、この科学的な現象を演示して説明することにより、楽しみながら色の3原色や酸・アルカリという概念、酸・アルカリの強さであるpHの概念、溶媒中の溶質の拡散といった科学的な内容を子どもたちに教えるような、教育的な側面にも効果がある。
本発明を実施するに最良の形態は、アクセサリ、インテリア、玩具、照明器具付属装飾品、筆記具付属装飾品、ゴムや合成樹脂でできた水風船またはヨーヨー、花びん、ガラス容器、合成樹脂性の透明な容器、板ガラス、合成樹脂製の板などであって、これらを着色し、着色の空間的変化と時間的変化をもたらすことによって、単に視覚的に美しいだけでなく、教育的な側面にも効果のある「変色する玩具またはインテリア等」として最良である。
[請求項1]、[請求項4]、[請求項14]を適用した変色するガラス容器の実施例を以下に示す。
図16に示すようなガラス容器60に、pH指示薬水溶液2を入れ、フィルムを巻き取った形状の物3をpH指示薬水溶液2中に投入する。
ここでpH指示薬水溶液としては、万能指示薬と呼ばれているもので、pH4以下で赤、pH5で橙、pH6で黄、pH7で緑、pH8で青、pH9で藍、pH10以上で紫になるものを用いた。
この万能指示薬水溶液の処方は、一例として水にブロムチモールブルーを0.003%、メチルレッドを0.0006%、チモールブルーを0.00026%、フェノールフタレインを0.0064%溶解させたものを用いる。水に溶けにくい試薬が多いので、予めエチルアルコールに溶解させてから水と混合すると良い。
図16に示すようなガラス容器60に、pH指示薬水溶液2を入れ、フィルムを巻き取った形状の物3をpH指示薬水溶液2中に投入する。
ここでpH指示薬水溶液としては、万能指示薬と呼ばれているもので、pH4以下で赤、pH5で橙、pH6で黄、pH7で緑、pH8で青、pH9で藍、pH10以上で紫になるものを用いた。
この万能指示薬水溶液の処方は、一例として水にブロムチモールブルーを0.003%、メチルレッドを0.0006%、チモールブルーを0.00026%、フェノールフタレインを0.0064%溶解させたものを用いる。水に溶けにくい試薬が多いので、予めエチルアルコールに溶解させてから水と混合すると良い。
[0048]で示したフィルムには、PVAによって粘着させてフィルム間が容易に剥がれない工夫をし、含浸させる酸性水溶液には塩酸、含浸させるアルカリ性水溶液に水酸化ナトリウムを選んだ。
PVAがpH指示薬水溶液に溶解してフィルムが剥がれてくると、以下の順番で以下に示した濃度の水溶液0.05ccが、30ccのpH指示薬水溶液に溶解するようにした。
1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回 10回 [%]
塩酸 0.84 1.23 1.75 2.52 3.5
水酸化
ナトリウム 0.8 1.16 1.64 2.4 3.44
PVAがpH指示薬水溶液に溶解してフィルムが剥がれてくると、以下の順番で以下に示した濃度の水溶液0.05ccが、30ccのpH指示薬水溶液に溶解するようにした。
1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回 10回 [%]
塩酸 0.84 1.23 1.75 2.52 3.5
水酸化
ナトリウム 0.8 1.16 1.64 2.4 3.44
このフィルムを巻き取った形状の物3は、ガラス容器60の中のpH指示薬水溶液2を振り続けることにより、約2分で全て開ききり、中から溶出した水酸化ナトリウム及び塩酸により、最初のうちは弱アルカリ色である青と弱酸性色である黄色を交互に繰り返したが、4回目以降の変色からは酸とアルカリがやや強くなったことにより、酸性色が赤、アルカリ色が紫の色の変化を繰り返して、最終的にpH指示薬水溶液2は酸性色である赤になって変色が終了した。
本発明は、視覚的美しさを訴えるとともに、現象の不思議さから科学への興味を持たせる玩具や、視覚的な美しさとこの色相の変化を楽しむ家庭室内装飾用のインテリア、店内インテリアや、筆記具に付属させたアクセサリ、玩具、照明器具付属装飾品、筆記具付属装飾品、ゴムや合成樹脂でできた水風船またはヨーヨー、花びん、ガラス容器、合成樹脂性の透明な容器、板ガラス、合成樹脂製の板などの製作に適用が可能である。板ガラス、合成樹脂製の板に適用した場合、視覚的な美しさと変化から、鑑賞魚の水槽への用途や、店内のインテリアなどにも効果的である。
また、指示薬水溶液に加える酸性またはアルカリ性の液体は、無色透明でかつごく微量で色の変化が起きるため、これを利用した手品用品製作への適用も可能である。
また、指示薬水溶液に加える酸性またはアルカリ性の液体は、無色透明でかつごく微量で色の変化が起きるため、これを利用した手品用品製作への適用も可能である。
1 水風船あるいはヨーヨーの形状の容器
2 pH指示薬水溶液
3 フィルムを巻きとった形状の物
4 水に不溶性のフィルム状シート
5 吸水性の良い材料
6 酸性溶液または水に溶けて酸性となる固体物
7 水溶性粘着物
8 アルカリ性溶液または水に溶けてアルカリ性となる固体物
9 フィルム状シートを巻き取る
10 凹凸のあるシート
11 容器
12 酸塩基用容器
13 隔壁
14 穴
15 酸塩基用容器の蓋
16 穴の開いた板
17 穴の開いた円盤状の板
18 容器
19 隔壁
20 隔壁
21 穴
22 穴
23 蓋
24 蓋
25 容器
26 隔壁で隔てられた部屋
27 隔壁で隔てられた部屋
28 本体
29 容器
30 スポイト状容器
31 スポイト状容器
32 ガラスあるいは合成樹脂製の透明な板
33 ガラスあるいは合成樹脂製の透明な板
34 空間
35 解放端部
36 紫色に変色したpH指示薬水溶液
37 藍色に変色したpH指示薬水溶液
38 青色に変色したpH指示薬水溶液
39 緑色に変色したpH指示薬水溶液
40 黄色に変色したpH指示薬水溶液
41 橙色に変色したpH指示薬水溶液
42 赤色に変色したpH指示薬水溶液
43 ガラスあるいは合成樹脂製の透明なカップ
44 空間
45 解放端部
46 外側のカップ
47 突起
48 内側のカップ
49 球状粒子
50 円筒形粒子
51 螺旋状に巻いた管
52 スポイト状容器
53 スポイト状容器
54 スポイト状容器
55 スポイト状容器
56 管状形状容器
57 容器
58 酸性溶液あるいはアルカリ性溶液を噴出する管
59 酸性溶液あるいはアルカリ性溶液を噴出する管
60 ガラス容器
2 pH指示薬水溶液
3 フィルムを巻きとった形状の物
4 水に不溶性のフィルム状シート
5 吸水性の良い材料
6 酸性溶液または水に溶けて酸性となる固体物
7 水溶性粘着物
8 アルカリ性溶液または水に溶けてアルカリ性となる固体物
9 フィルム状シートを巻き取る
10 凹凸のあるシート
11 容器
12 酸塩基用容器
13 隔壁
14 穴
15 酸塩基用容器の蓋
16 穴の開いた板
17 穴の開いた円盤状の板
18 容器
19 隔壁
20 隔壁
21 穴
22 穴
23 蓋
24 蓋
25 容器
26 隔壁で隔てられた部屋
27 隔壁で隔てられた部屋
28 本体
29 容器
30 スポイト状容器
31 スポイト状容器
32 ガラスあるいは合成樹脂製の透明な板
33 ガラスあるいは合成樹脂製の透明な板
34 空間
35 解放端部
36 紫色に変色したpH指示薬水溶液
37 藍色に変色したpH指示薬水溶液
38 青色に変色したpH指示薬水溶液
39 緑色に変色したpH指示薬水溶液
40 黄色に変色したpH指示薬水溶液
41 橙色に変色したpH指示薬水溶液
42 赤色に変色したpH指示薬水溶液
43 ガラスあるいは合成樹脂製の透明なカップ
44 空間
45 解放端部
46 外側のカップ
47 突起
48 内側のカップ
49 球状粒子
50 円筒形粒子
51 螺旋状に巻いた管
52 スポイト状容器
53 スポイト状容器
54 スポイト状容器
55 スポイト状容器
56 管状形状容器
57 容器
58 酸性溶液あるいはアルカリ性溶液を噴出する管
59 酸性溶液あるいはアルカリ性溶液を噴出する管
60 ガラス容器
Claims (17)
- 内部の色を見ることができる透明な材質でできた容器、及びこの容器に入れるpH指示薬水溶液と酸性溶液及びアルカリ性溶液から構成され、pH指示薬を発色させて色の時間的変化あるいは空間的変化またはその両方を楽しむアクセサリ、インテリア、玩具、照明器具付属装飾品、筆記具付属装飾品、ゴムや合成樹脂でできた水風船またはヨーヨー、花びん、ガラス容器、合成樹脂性の透明な容器、板ガラス、合成樹脂製の板(以下これらの総称を「変色する玩具またはインテリア等」という)であって、酸性溶液及びアルカリ性溶液を[請求項4]から[請求項13]に示す手段または容器形状の工夫の全てまたは少なくとも一以上の適用によってpH指示薬に混合しあるいは拡散させ、これを変色させ、pH指示薬の色の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出すこと特徴とする「変色する玩具またはインテリア等」。
- 容器の中に入れる酸性溶液またはアルカリ性溶液として用いる目的で、化学反応によってゆっくりとアルカリ性物質を発生する過ヨウ素酸塩とチオ硫酸塩の組み合わせまたはホルムアルデヒドと亜硫酸塩の組み合わせ、化学反応(加水分解)によってゆっくりと酸性物質を発生する塩化−t−ブチルと水の組み合わせのいずれか一方の物質をpH指示薬水溶液に混合し、もう一方をアルカリ性溶液として、または酸性溶液として適用することを特徴とした「変色する玩具またはインテリア等」。
- 容器の中に入れるpH指示薬水溶液または酸性溶液またはアルカリ性溶液の全てまたはいずれかに、この溶液に水カビの発生を防ぐ目的として、プロピオン酸ナトリウムなどのプロピオン酸塩またはソルビン酸ナトリウムなどのソルビン酸塩またはチモールなどの防カビ剤の全てまたは少なくとも一以上を混合することを特徴とする「変色する玩具またはインテリア等」。
- 「変色する玩具またはインテリア等」の内部に入れるpH指示薬水溶液を変色させる目的で、モル濃度が等しいかまたはより濃いモル濃度の酸性またはアルカリ性物質が交互に溶出するようにした物をpH指示薬水溶液の中に投入し、時間の経過とともにモル濃度が等しいかより高いモル濃度の酸性またはアルカリ性物質が溶出し、これによりpH指示薬水溶液が交互に酸性またはアルカリ性の色に変色するようにしたことを特徴とするpH指示薬水溶液を変色させる方法。
- 「変色する玩具またはインテリア等」の内部に入れるpH指示薬水溶液を変色させる目的で、一つの別の容器に酸性溶液とアルカリ性溶液が隔壁を隔てて入り、それぞれの溶液の部屋に穴を有し、これを塞ぐ蓋を配置した酸塩基用容器をpH指示薬水溶液に投入し、両方の蓋を塞いだ状態で保管し、片方の蓋を解放してpH指示薬水溶液を攪拌し、蓋の開いた酸塩基用容器内の酸性溶液またはアルカリ溶液が溶出し、これによりpH指示薬水溶液が変色し、この後解放した蓋を塞ぎ、もう一方の蓋を解放してpH指示薬水溶液を攪拌することにより、pH指示薬水溶液を交互に酸性またはアルカリ性の色に変色させるようにしたことを特徴とするpH指示薬水溶液を変色させる方法。
- 「変色する玩具またはインテリア等」の内部に入れるpH指示薬水溶液を変色させる目的で、一つの容器に2つ以上の隔壁を設け、容器本体にはpH指示薬水溶液を入れ、酸性溶液とアルカリ性溶液を各隔壁で隔てられた部屋に充填し、この隔壁に穴と重力で簡単に開くこの穴を塞ぐ蓋を設け、重力で蓋の開いた穴から酸性溶液またはアルカリ性溶液が少量本体のpH指示薬に混入するようにし、結果本体のpH指示薬水溶液が酸性またはアルカリ性の色に変色するようにしたことを特徴とする、pH指示薬水溶液を変色させる方法。
- 「変色する玩具またはインテリア等」の内部に入れるpH指示薬水溶液を変色させる目的で、一つの容器に2つ以上の隔壁を設け、この隔壁に穴を設け、この隔壁で隔てられた部屋は容器の自重あるいは外力により変形し、内部の液体が少量外部に放出する程度に剛性の低い構造とし、容器本体にはpH指示薬水溶液を入れ、酸性溶液とアルカリ性溶液を各隔壁で隔てられた部屋に充填し、自重または外力によって、穴から酸性溶液またはアルカリ性溶液が少量本体のpH指示薬水溶液に混入するようにし、結果本体のpH指示薬水溶液が酸性またはアルカリ性の色に変色するようにしたことを特徴とする、pH指示薬水溶液を変色させる方法。
- 「変色する玩具またはインテリア等」の内部に入れるpH指示薬水溶液を変色させる目的で、一つの容器に2つ以上のスポイト状容器を取り付け、容器本体にはpH指示薬水溶液を入れ、スポイト状容器に酸性溶液またはアルカリ性溶液を入れ、このスポイト状容器を押すことにより、内部の酸性溶液またはアルカリ性溶液を容器本体のpH指示薬水溶液に滴下あるいは容器壁を伝わらせて少量混合し、この後容器を振ることによりpH指示薬水溶液全体に混合し、pH指示薬水溶液の色を瞬時に変化させることを特徴とする、pH指示薬水溶液を変色させる方法。
- 「変色する玩具またはインテリア等」の内部に入れるpH指示薬水溶液を変色させる目的で、板状のガラスあるいは合成樹脂製の透明な板を2枚以上対向させ、間に狭い空間を設け、空間の解放端部を塞いだ構造を持ち、この解放端部又は板面に設けた複数の穴から酸性溶液またはアルカリ性溶液を空間に注入することができる構造を持ち、この空間にpH指示薬水溶液を入れ、解放端部又は板面に設けた複数の穴から酸性溶液や「水より軽いまたは重い比重の溶媒に溶解させた酸性物質」またはアルカリ性溶液や「水より重いまたは軽い比重の溶媒に溶解させたアルカリ性物質」を空間に注入することによりpH指示薬水溶液を変色させ、溶液全体の色を変色させたり、空間的な色の分布を作り出して、この板状物体の色の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出すこと特徴とする、pH指示薬水溶液を変色させる方法。
- 「変色する玩具またはインテリア等」の内部に入れるpH指示薬水溶液を変色させる目的で、ガラスあるいは合成樹脂製の透明なカップを2個以上重ねて置き、間に狭い空間を設け、空間の解放端部を塞いだ構造を持ち、この解放端部又はカップに設けた穴から酸性溶液またはアルカリ性溶液を空間に注入することができる構造を持ち、この空間にpH指示薬水溶液を入れ、解放端部又はカップに設けた穴から酸性溶液や「水より軽いまたは重い比重の溶媒に溶解させた酸性物質」又はアルカリ性溶液や「水より重いまたは軽い比重の溶媒に溶解させたアルカリ性物質」を空間に注入することによりpH指示薬水溶液を変色させ、溶液全体の色を変色させたり、空間的な色の分布を作り出して、このカップ状物体の色の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出すこと特徴とする、pH指示薬水溶液を変色させる方法。
- 「変色する玩具またはインテリア等」の内部に入れるpH指示薬水溶液を変色させる目的で、曲線形状のガラスあるいは合成樹脂製の透明な管を螺旋状にして設置し、この螺旋状管の両端とその途中位置に先端が管の内部と繋がるスポイト状容器を有し、管の内部にpH指示薬水溶液を入れ、設置したスポイト状容器から酸性溶液や「水より軽いまたは重い比重の溶媒に溶解させた酸性物質」またはアルカリ性溶液や「水より重いまたは軽い比重の溶媒に溶解させたアルカリ性物質」を空間に注入することによりpH指示薬水溶液を変色させ、溶液全体の色を変色させたり、空間的な色の分布を作り出して、この管状物体の色の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出すこと特徴とする、pH指示薬水溶液を変色させる方法。
- 「変色する玩具またはインテリア等」の内部に入れるpH指示薬水溶液を変色させる目的で、内部の液体が容易に混合されない直線状ないし曲線状の管状形状容器の内部に、ポリビニルアルコール(以下略称はPVA)やグリセリンなどのように、水に溶解させると粘性度の高い液体になる物質の水溶液にpH指示薬を溶解した水溶液を充填し、この管状容器の両端に、酸性溶液あるいはアルカリ性溶液またはPVA水溶液やグリセリン水溶液等の粘性度の高い溶媒に酸またはアルカリを溶解させた溶液(以下略称は「粘度の高い酸性またはアルカリ性溶液」という)を充填した溶液を混合し、酸性溶液あるいはアルカリ性溶液または「粘度の高い酸性またはアルカリ性溶液」を充填したスポイト状容器または栓により蓋をし、結果管状形状容器の内部に発生するpH指示薬水溶液の色の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出すこと特徴とする、pH指示薬水溶液を変色させる方法。
- 容器内部に、電気モータなどの動力手段でpH指示薬水溶液を噴水状に吹き上げる「変色する玩具またはインテリア等」であって、吹き上げられた噴水状のpH指示薬水溶液の1カ所または複数箇所に、酸性溶液あるいはアルカリ性溶液を混合する管を設置し、噴水状のpH指示薬水溶液にこれを混合し、色の時間的変化あるいは色の空間的変化またはその両方の変化を作り出すこと特徴とする、pH指示薬水溶液を変色させる方法。
- [請求項4]の「モル濃度が等しいかまたはより濃いモル濃度の酸性溶液またはアルカリ性溶液が交互に溶出するようにした物」を具体的に製作する方法として、水に不溶性のフィルム状物体に吸水性の良い材料を複数個並べ、酸性溶液または水に溶けて酸性となる固体物、水溶性粘着物、アルカリ性溶液または水に溶けてアルカリ性となる固体物、水溶性粘着物の全てまたは少なくとも酸性溶液とアルカリ性溶液を含む二以上を並べていき、このフィルム状物体を巻き取ったことを特徴とする酸性溶液またはアルカリ性溶液が交互に溶出するようにした物の製作方法。
- [請求項4]の「モル濃度が等しいかまたはより濃いモル濃度の酸性またはアルカリ性物質が交互に溶出するようにした物」を具体的に製作する方法として、水に不溶性の容器に酸性溶液を保持させた担体物または水に溶けて酸性となる固体物、アルカリ性溶液を保持させた担体物または水に溶けてアルカリ性となる固体物を交互に入れたことを特徴とする酸性溶液またはアルカリ性溶液が交互に溶出するようにした物の製作方法。
- [請求項9]のガラスあるいは合成樹脂製の板または[請求項10]のガラスあるいは合成樹脂製のカップにおいて、その隙間の厚みを確保するため、隙間に直径の一定した粒状あるいは円筒状の固体材料を入れる、あるいは片方の板またはカップの隙間側に相当する面に大きさの一定した突起を設けることを特徴とするガラスあるいは合成樹脂製の板またはカップ。
- [請求項1]から[請求項13]に適用するためのpH指示薬の一つとして、信号の3色である赤、黄、緑をそれぞれ酸性、中性近傍、アルカリ性で作り出す試薬類の混合として、パラニトロフェノールまたはメタニトロフェノールまたはオルトニトロフェノールとメチルレッド及びブロムチモールブルーを混合したことを特徴とするpH指示薬。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004177997A JP2006000268A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-16 | pH指示薬を用いた変色する玩具またはインテリア等 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004177997A JP2006000268A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-16 | pH指示薬を用いた変色する玩具またはインテリア等 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006000268A true JP2006000268A (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=35769173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004177997A Pending JP2006000268A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-16 | pH指示薬を用いた変色する玩具またはインテリア等 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006000268A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101286354B1 (ko) * | 2011-11-01 | 2013-07-15 | (주)메이드로드 | 변색 판넬 |
| CN111243409A (zh) * | 2020-03-13 | 2020-06-05 | 俞晨秀 | 一种可变色试剂的演示组件和变色演示的方法 |
| CN111982899A (zh) * | 2020-08-23 | 2020-11-24 | 南京中车浦镇城轨车辆有限责任公司 | 一种检测pH值的方法及便携式pH值快速检测仪 |
-
2004
- 2004-06-16 JP JP2004177997A patent/JP2006000268A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101286354B1 (ko) * | 2011-11-01 | 2013-07-15 | (주)메이드로드 | 변색 판넬 |
| CN111243409A (zh) * | 2020-03-13 | 2020-06-05 | 俞晨秀 | 一种可变色试剂的演示组件和变色演示的方法 |
| CN111243409B (zh) * | 2020-03-13 | 2022-06-28 | 俞晨秀 | 一种可变色试剂的演示组件和变色演示的方法 |
| CN111982899A (zh) * | 2020-08-23 | 2020-11-24 | 南京中车浦镇城轨车辆有限责任公司 | 一种检测pH值的方法及便携式pH值快速检测仪 |
| CN111982899B (zh) * | 2020-08-23 | 2022-11-25 | 南京中车浦镇城轨车辆有限责任公司 | 一种检测pH值的方法及便携式pH值快速检测仪 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Tarr | Consider the walls | |
| US5401200A (en) | Baby bottles formed of separable segments adapted to educate and entertain a child during feeding | |
| Carson | Simonides painter | |
| JP2006000268A (ja) | pH指示薬を用いた変色する玩具またはインテリア等 | |
| CN206008043U (zh) | 早教百科益智积木及积木组件 | |
| JP3240646U (ja) | 視覚効果を高めた流体封入物 | |
| Reyes | A teacher's case for learning center extensions in kindergarten | |
| Eldridge | A novel approach to photosynthesis practicals | |
| KR200464899Y1 (ko) | 자성물감을 이용한 유아용 문자 교습구 | |
| CN203480747U (zh) | 偏振片透光规律演示器 | |
| Worthington et al. | Research uncovers children’s creative mathematical thinking | |
| Ashworth | Kitchen Chemistry: Practical chemistry with simple equipment and readily available materials | |
| Neel et al. | Teaching numeracy in a community context: The roles of culture and imagination | |
| Poppe et al. | Low cost experimental techniques for science education | |
| Matsuoka | Using Silica Gel Cat Litter To Readily Demonstrate the Formation of Colorful Chemical Gardens | |
| JP2005218806A (ja) | pH指示薬を用いた玩具及びインテリア | |
| Mirholm et al. | Acrylic Tanks for Stunning Chemical Demonstrations | |
| US3570141A (en) | Educational device for teaching solubility | |
| Matmuratova et al. | THE WAYS OF EDUCATING KIDS THROUGH THE DRAWING ACTIVITIES IN PRESCHOOL EDUCATIONAL ORGANIZATIONS. | |
| Worley | Precipitation and puddle chemistry | |
| Katz | The chemistry magic of toys, polymers, food and more: 40 years of public outreach | |
| Yee | Developing children's self-expression and creativity through the visual arts | |
| Tzianoudakis et al. | The Odyssey of a plastic bottle in the school laboratory (Or how the worthless can become useful) | |
| Taylor | Mad Scientists Club | |
| KR20190007332A (ko) | 색상혼합을 위한 클레이 포장용기 |