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JP2005537274A - 4−アミノ置換ピリミジン誘導体 - Google Patents

4−アミノ置換ピリミジン誘導体 Download PDF

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JP2005537274A JP2004522410A JP2004522410A JP2005537274A JP 2005537274 A JP2005537274 A JP 2005537274A JP 2004522410 A JP2004522410 A JP 2004522410A JP 2004522410 A JP2004522410 A JP 2004522410A JP 2005537274 A JP2005537274 A JP 2005537274A
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Abstract

本発明は、可溶性グアニル酸シクラーゼを刺激する新規4−アミノ置換ピリミジン誘導体、その製造方法、および医薬、特に、中枢神経系疾患の処置用の医薬を製造するための、それらの使用に関する。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、可溶性グアニル酸シクラーゼを刺激する新規4−アミノ置換ピリミジン誘導体、その製造方法、および医薬、特に、中枢神経系疾患の処置用の医薬を製造するための、それらの使用に関する。
哺乳動物細胞における最も重要な細胞シグナル伝達系の1つは、サイクリックグアノシン一リン酸(cGMP)である。内皮から放出され、ホルモン性および機械性シグナルを伝達する一酸化窒素(NO)と共に、それはNO/cGMP系を形成する。グアニル酸シクラーゼは、グアノシン三リン酸(GTP)からのcGMPの生合成を触媒する。現在までに開示されたこのファミリーの代表例は、構造的特徴およびリガンドのタイプの両方に従って、2つのグループに分けることができる:即ち、ナトリウム排泄増加性ペプチドによって刺激され得る粒子状グアニル酸シクラーゼ、およびNOによって刺激され得る可溶性グアニル酸シクラーゼである。可溶性グアニル酸シクラーゼは、2つのサブユニットからなり、ヘテロダイマー1個につき少なくとも1個のヘムを含有する。ヘム基は、調節中心の部分であり、活性化メカニズムにとって中心的に重要なものである。NOは、ヘムの鉄原子に結合することができ、かくして酵素の活性を顕著に増加させる。これに対して、ヘム不含の調製物は、NOによって刺激され得ない。COも、ヘムの中心鉄原子に結合できるが、COによる刺激はNOによるものより明らかに小さい。
cGMPの産生、並びに、その結果であるホスホジエステラーゼ、イオンチャンネルおよびタンパク質キナーゼの調節を介して、グアニル酸シクラーゼは、種々の生理的過程において、特に平滑筋細胞の弛緩および増殖、血小板凝集および接着、および神経細胞のシグナル伝達、および上述の過程の欠陥に起因する障害において、重要な役割を担っている。病的条件下に、NO/cGMP系は抑制され得る。例えば、アルツハイマーの患者では、脳(大脳皮質)における可溶性グアニル酸シクラーゼのNOに刺激される活性は、大幅に低下している。
実験動物において、cGMPレベルの低下を導くジゾシルピンの投与の際に、学習行動の低下が観察され得る(Yamada et al., Neuroscience 74 (1996), 365-374)。この欠陥は、膜透過可能形態のcGMPである8−Br−cGMPの注射によりなくすことができる。このことは、学習および記憶課題の後に、脳のcGMPレベルが上昇することを示す研究と合致する。
NOに依存せず、生物のcGMPシグナル経路に影響を及ぼすことを目的とする実行可能な処置は、予想される高い効果と少ない副作用のために、可溶性グアニル酸シクラーゼを刺激するための将来有望なアプローチである。
現在まで、有機硝酸塩のような化合物(その作用はNOの放出をベースとする)が、可溶性グアニル酸シクラーゼの治療的刺激に専ら使用されてきた。NOは、生物変換によって産生され、ヘムの中心鉄原子に結合することによって可溶性グアニル酸シクラーゼを活性化する。副作用の他に、耐性の発生が、この処置様式の重大な欠点の1つである。
可溶性グアニル酸シクラーゼを直接的に(即ち、事前のNO放出なしで)刺激する物質が、近年記載されてきた。例えば、3−(5'−ヒドロキシメチル−2'−フリル)−1−ベンジルインダゾール(YC-1, Wu et al., Blood 84 (1994), 4226; Muelsch et al., Brit. J. Pharmacol. 120 (1997), 681)、脂肪酸(Goldberg et al, J. Biol. Chem. 252 (1977), 1279)、ジフェニルヨードニウムヘキサフルオロホスフェート(Pettibone et al., Eur. J. Pharmacol. 116 (1985), 307)、イソリキリチゲニン(Yu et al., Brit. J. Pharmacol. 114 (1995), 1587)および種々の置換ピラゾール誘導体(WO98/16223)である。
さらに、WO98/16507、WO98/23619、WO00/06567、WO00/06568、WO00/06569、WO00/21954、WO02/4229、WO02/4300、WO02/4301およびWO02/4302は、可溶性グアニル酸シクラーゼの刺激物質としてピラゾロピリジン誘導体を記載している。これらの特許出願には、様々な基を有するピラゾロピリジン類も記載されている。このタイプの化合物は、可溶性グアニル酸シクラーゼの刺激に関して、非常に高いインビトロ活性を有する。しかしながら、これらの化合物は、それらのインビボ特性、例えば、肝臓におけるそれらの挙動、それらの薬物動態学的挙動、それらの用量反応関係およびそれらの代謝経路に関して、いくつかの欠点を有することがわかってきた。
従って、本発明の目的は、可溶性グアニル酸シクラーゼの刺激物質として作用するが、上記で詳述した先行技術の化合物の欠点を有さない、さらなるピリミジン誘導体を提供することであった。中枢神経系疾患(例えば、学習および記憶の低下)の処置用の新規医薬の付加的利点は、末梢心血管効果に対する選択性の向上である。これらを先行技術と比べて改善(例えば、より良好な脳への浸透による)することも同様に企図された。
この目的は、本発明に従い、請求項1に記載の化合物により達成される。
具体的には、本発明は、式
Figure 2005537274
式中、
は、水素またはフッ素であり、
は、C−C−アルコキシ、C−C−シクロアルキル、C−C10−アリール、5員ないし6員のヘテロアリール(ここで、C−C10−アリールおよび5員ないし6員のヘテロアリールは、ハロゲン、C−C−アルキル、C−C−アルコキシル、トリフルオロメトキシの群から選択される3個までの基により置換されていることもある)により置換されていてもよいC−C−アルキルである、
の化合物、およびそれらの塩、溶媒和物および/または塩の溶媒和物に関する。
不斉C原子がRに存在する場合、本発明の化合物は、エナンチオマー、ジアステレオマーまたはそれらの混合物の形態であり得る。こららの混合物は、既知方法で立体異性体的に純粋な成分に分離できる。
本発明の目的のために好ましいは、本発明の化合物の生理的に許容し得る塩である。
本発明による化合物の生理的に許容し得る塩は、本化合物の、無機酸、カルボン酸またはスルホン酸との酸付加塩であり得る。特に好ましい例は、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ナフタレンジスルホン酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、フマル酸、マレイン酸または安息香酸との塩である。
生理的に許容し得る塩は、通常の塩基との塩、例えば、アルカリ金属塩(例えば、ナトリウムまたはカリウム塩)、アルカリ土類金属塩(例えば、カルシウムまたはマグネシウム塩)またはアンモニアもしくは有機アミン類(例えば、ジエチルアミン、トリエチルアミン、エチルジイソプロピルアミン、プロカイン、ジベンジルアミン、N−メチルモルホリン、ジヒドロアビエチルアミン、1−エフェンアミン(ephenamine)またはメチルピペリジン)から誘導されるアンモニウム塩でもあり得る。
本発明の化合物の溶媒和物は、本発明のためには、本化合物またはそれらの塩の溶媒(例えば、水、エタノール)との化学量論的組成物である。
本発明のためには、置換基は、一般的に以下の意味を有する:
−C −アルキルは、1個ないし6個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキル基である。1個ないし4個、特に好ましくは1個ないし3個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキル基が好ましい。非限定的な例には、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、n−ペンチルおよびn−ヘキシルが含まれる。
−C −アルコキシは、1個ないし6個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルコキシ基である。1個ないし4個、特に好ましくは1個ないし3個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルコキシ基が好ましい。非限定的な例には、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、tert−ブトキシ、n−ペントキシおよびn−ヘキソキシが含まれる。
−C 10 −アリールは、6個ないし10個の炭素原子を有する芳香族性の基である。非限定的な例には、フェニルおよびナフチルが含まれる。
−C −シクロアルキルは、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルである。非限定的な例には、シクロプロピル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルが含まれる。
ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素である。フッ素、塩素および臭素が好ましい。フッ素および塩素が特に好ましい。
5員ないし6員のヘテロアリールは、5個ないし6個の環原子およびS、Oおよび/またはNの系列から3個までのヘテロ原子を有する、芳香族性、単環式の基である。1個のヘテロ原子を有する5員のヘテロアリールが好ましい。ヘテロアリール基は、炭素または窒素を介して結合していてもよい。非限定的な例には、チエニル、フリル、ピロリル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリル、ピリジル、ピリミジル、ピリダジニル、イソオキサジルが含まれる。
本発明の化合物中の基が置換されている場合、その基は、断りのない限り、1個またはそれ以上の同一かまたは異なる置換基を有する。3個までの同一かまたは異なる置換基による置換が好ましい。1個の置換基による置換が特に非常に好ましい。
上述の2個またはそれ以上の好ましい範囲の組み合わせが、特に非常に好ましい。
本発明のさらなる実施態様は、式中、
が、水素またはフッ素であり、
が、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、シクロプロピルにより置換されていてもよいC−C−アルキルであるか、または、
フッ素、メチル、メトキシ、トリフルオロメトキシの群から選択される3個までの基により置換されていることもあるベンジルまたはフェネチルであるか、または、
チエニルである、
式(I)の化合物、およびそれらの塩、溶媒和物および/または塩の溶媒和物に関する。
本発明はさらに、本発明の化合物の製造方法に関する。その方法では、式
Figure 2005537274
式中、Rは、上記の意味を有する、
の化合物を、式
Figure 2005537274
式中、Rは、上記の意味を有する、
の化合物と、不活性溶媒中で反応させ、生じる式(I)の化合物を、適するならば適切な(i)溶媒および/または(ii)塩基もしくは酸と反応させ、それらの溶媒和物、塩、および/または塩の溶媒和物を得る。
本発明の方法は、好ましくは、40ないし100℃の温度範囲で、大気圧下で実行する。
不活性溶媒の例は、ジオキサン、テトラヒドロフランまたは1,2−ジメトキシエタンなどのエーテル類、ベンゼン、キシレンまたはトルエンなどの炭化水素類、ニトロベンゼンなどのニトロ芳香族、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなどの場合によりN−アルキル化されているカルボキサミド類、ジメチルスルホキシドなどのアルキルスルホキシド類、またはN−メチルピロリドンなどのラクタム類である。ジメチルホルムアミドおよびジメチルスルホキシドの系列からの溶媒が好ましい。
式(II)の化合物は、WO00/06569に開示の方法により、式
Figure 2005537274
式中、Rは、上記の意味を有する、
の化合物から出発して、製造できる。
式(IV)の化合物は、式
Figure 2005537274
の化合物を、式
Figure 2005537274
式中、Rは、上記の意味を有し、そして、
は、直鎖C−C−アルキルである、
の化合物と、不活性溶媒中で反応させることにより製造できる。
本発明の方法は、好ましくは、50ないし150℃の温度範囲で、大気圧下で実行する。
式(VI)の化合物は市販されているか、知られているか、または既知方法により製造できる。
式(V)の化合物は、WO00/06569に開示されている。
本発明の方法は、以下の合成スキームにより例示説明できる。
合成スキーム:
Figure 2005537274
本発明の化合物は、予想し得なかった価値ある薬理効果の範囲を示す。
本発明の化合物は、神経のcGMPレベルを高め、従ってNO/cGMP系の障害を特徴とする中枢神経系疾患の制御のための有効成分である。それらは、中度認知障害、加齢性の学習および記憶障害、加齢性の記憶喪失、血管性痴呆、頭蓋脳外傷、卒中、卒中後に起こる痴呆(卒中後痴呆)、外傷後の頭蓋脳外傷、全般的集中障害、学習および記憶の問題を有する小児の集中障害、アルツハイマー病、レヴィー小体痴呆、ピック症候群を含む前頭葉の変性を伴う痴呆、パーキンソン病、進行性核性麻痺、大脳皮質基底核変性を伴う痴呆、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、ハンチントン病、多発性硬化症、視床変性、クロイツフェルト−ヤコブ痴呆、HIV痴呆、痴呆を伴う統合失調症またはコルサコフ精神病などの症状/疾患/症候群に特に関連して発生するもののような認知障害後の、知覚、集中、学習または記憶を改善するのに特に好適である。
本発明の化合物は、血管弛緩および血小板凝集の阻害、血圧の低下および冠状動脈血流の増加も導く。これらの作用は、可溶性グアニル酸シクラーゼの直接的刺激および細胞内cGMPの増加によって媒介される。加えて、本発明の化合物は、cGMPレベルを増大させる物質、例えば、EDRF(内皮由来弛緩因子)、NO供与体、プロトポルフィリンIX、アラキドン酸またはフェニルヒドラジン誘導体などの作用を増強し得る。
従って、それらは、心血管障害の処置、例えば、高血圧および心不全、安定および不安定狭心症、末梢および心臓血管障害、不整脈の処置など、心筋梗塞、卒中、一過性虚血発作、末梢血流障害などの血栓塞栓性障害および虚血の処置、経皮経管動脈形成術(PTA)、経皮経管冠状動脈形成術(PTCA)、バイパス術などのステントの使用による血栓溶解療法後の再狭窄の予防、および、動脈硬化症、喘息性障害、骨粗鬆症、胃不全麻痺、緑内障、および泌尿生殖器系の疾患、例えば、失禁、前立腺肥大、勃起機能不全、女性の性機能不全の処置のための医薬において用いることができる。
それらは、中枢神経系障害、例えば、不安、緊張および抑鬱状態、CNS関連の性機能不全および睡眠障害の処置に、そして、食物、刺激物質および依存性物質の摂取の病的障害の制御にも適する。
本発明の化合物は、さらに、脳血流の制御にも好適であり、偏頭痛を制御するための有効な物質であり得る。
それらは、卒中、脳虚血および頭蓋脳外傷のような脳梗塞の後遺症の予防および制御にも適する。本発明の化合物は、同様に、疼痛状態の制御にも用いることができる。
加えて、本発明の化合物は、抗炎症作用を有する。
さらに、本発明は、本発明の化合物と、有機硝酸塩およびNO供与体との組合せを包含する。
本発明のための有機硝酸塩およびNO供与体は、一般的に、NOまたはNO種を放出する物質である。ニトロプルシドナトリウム、ニトログリセリン、イソソルビドジニトレート、イソソルビドモノニトレート、モルシドミンおよびSIN−1が好ましい。
加えて、本発明は、サイクリックグアノシン一リン酸(cGMP)の分解を阻害する化合物との組合せを包含する。これらは、特に、ホスホジエステラーゼ1、2および5(Beavo and Reifsnyder (1990), TiPS 11 pp. 150 to 155 の命名法)の阻害物質である。これらの阻害物質は本発明の化合物の効果を増強し、所望の薬理作用が高まる。
本発明の化合物のインビトロでの効果は、以下のアッセイで示すことができる:
初代大脳ニューロンにおけるcGMPの増加
ラットの胚(胚日齢17−19)を断頭し、大脳を取り出し、パパイン溶液5mlおよびDNAse250μl(Cell-System のパパインキット)を用いて、37℃で30分間インキュベートし、パスツールピペットを使用してホモジェナイズし、1200rpmで5分間遠心分離する。上清を除去し、細胞ペレットを再懸濁(EBSS[Earl の平衡塩溶液]2.7ml、オボムコイド/アルブミン(conc.)溶液300μl、DNAse150μl;Cell-System のパパインキット;中)し、オボムコイド/アルブミン溶液5mlの上に重ね、700rpmで6分間遠心分離する。上清を除去し、細胞を培養培地(Gibco 神経基礎(neurobasal)培地、B27 Supplement 50x1ml/100ml、2mM L−グルタミン)中で再懸濁し、計数し(約150000細胞/ウェル)、ポリ−D−リジン被覆96ウェルプレート(Costar)に200μl/ウェルで播く。37℃(5%CO)で6−7日後、ニューロンから培養培地をなくし、アッセイ緩衝液(154mM NaCl、5.6mM KCl、2.3mM CaCl・2HO、1mM MgCl、5.6mMグルコース、8.6mM HEPES(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−エタンスルホン酸)、pH=7.4)で1回洗浄する。100μl/ウェルの試験物質をアッセイ緩衝液に溶解し、次いで、100μl/ウェルのIBMX(3−イソブチル−1−メチルキサンチン;50mMエタノールに溶解、アッセイ緩衝液で最終濃度100μMに希釈)を添加する。37℃、20分間のインキュベーションの後、アッセイ緩衝液を溶解緩衝液(Amersham Pharmacia Biotech の cGMP EIA RPN 226)200μl/ウェルで置き換え、EIAアッセイキットを使用して溶解物のcGMP含量を測定する。
インビトロにおける血管弛緩作用
首の後に一撃を加えてウサギを気絶させ、放血させる。大動脈を取り出し、付着組織をなくし、1.5mm幅の輪に分割し、これを、以下の組成(mM):NaCl:119;KCl:4.8;CaClx2HO:1;MgSOx7HO:1.4;KHPO:1.2;NaHCO:25;グルコース:10を有する、37℃のカルボゲン(carbogen)ガス処理した Krebs-Henseleit 溶液を含有する器官浴5mL中で、1つずつ緊張状態におく。収縮力を Statham UC2 のセルで検出し、A/D変換器 (DAS-1802 HC, Keithley Instruments Munich) で増幅および数値化し、並行してチャートレコーダーに記録する。フェニレフリンを、増大する濃度で漸増的に浴に添加することによって、収縮を発生させる。数回の対照サイクルの後、被験物質(DMSO5μlに溶解)を、それぞれの後続ランにおいて、各場合で増加していく用量で試験し、収縮の高さを、直前の対照サイクルで到達した収縮の高さ(=対照値)と比較する。対照値の高さを50%まで減少させるのに必要な濃度(IC50)を、これから算出する。
インビトロでの肝臓クリアランスの測定
ラットを麻酔し、ヘパリン化し、門脈を介して肝臓をその場で灌流する。初代ラット肝細胞を、コラゲナーゼ溶液を使用して、肝臓からエクスビボで得る。2.10個の肝細胞/mlを、各場合で同じ濃度の被験化合物と、37℃でインキュベートした。被験基質の経時的な減少を、インキュベーション開始後0−15分間の期間中、各場合5点で、生体分析的(bioanalytically;HPLC/UV、HPLC/蛍光またはLC/MSMS)に測定した。これから、細胞計数および肝臓の重量の平均によりクリアランスを算出した。
インビボでの血漿クリアランスの測定
被験物質を、液剤としてラットに尾静脈を介して静脈投与する。定めた時点で、血液をラットから採取し、ヘパリン化し、そこから血漿を常套手段により得る。物質を生物分析的に血漿中で定量する。薬物動態学的パラメーターを、このようにして測定された血漿濃度−時間経過から、この目的に使用される常套の非コンパートメント法を利用して算出する。
本発明の化合物の知覚、集中、学習および/または記憶の障害の処置への適合性は、例えば以下の動物モデルで示すことができる:
社会的認識試験における学習および記憶の測定
成体の Wistar ラット(Winkelmann, Borchen;4−5月齢)および4−5週齢の仔を、新しい環境に1週間慣れさせる。そこでは、3匹の動物を各ケージ(Makrolon type IV)で飼育し、12時間の昼夜リズム(06:00で点灯)で、水と食料を自由にとることができる。通常、動物10匹の4グループ(媒体対照グループ1、物質処置グループ3)を試験する。最初に、全動物は、試行1として習慣付けラン(habituation run)を経験するが、物質または媒体は用いない。試験物質を試行1の直後に投与する。社会的記憶を24時間後の試行2で測定する。
試行1:試験30分前に、成体のラットを単体でケージ(Makrolon type IV)中で飼育する。試験4分前に、2枚のアルミニウム側壁、アルミニウム後壁および Plexiglas の前面(63x41x40cm)からなる箱をケージに合わせてかぶせ、ケージのふたを取り除く。仔を成体ラットと一緒にケージに入れ、社会的相互作用(例えば、臭いを嗅ぐ)の時間をストップウオッチで2分間測定する。その後、動物をそれらのケージに戻す。
試行2:24時間後に同じ動物で試行1と同様に試験を繰り返す。試行1と試行2の社会的相互作用の時間の差を、社会的記憶の測定値とする。
本発明の化合物は、ヒトおよび動物用の医薬としての使用に適する。
本発明は、不活性、非毒性、医薬的に適する賦形剤および担体の他に、1またはそれ以上の本発明の化合物を含むか、または、1またはそれ以上の本発明の化合物からなる医薬製剤、およびこれらの製剤の製造方法を包含する。
本発明の化合物は、全混合物の0.1ないし99.5重量%、好ましくは0.5ないし95重量%の濃度で、これらの製剤中に存在すべきである。
医薬製剤は、本発明の化合物とは別に、他の有効医薬成分も含み得る。
上述の医薬製剤は、既知方法により、例えば賦形剤または担体を用いて、常套のやり方で製造できる。
新規有効成分は、既知のやり方で、不活性、非毒性、医薬的に適する担体または溶媒を使用して、錠剤、被覆錠剤、丸剤、顆粒剤、エアゾル剤、シロップ剤、乳剤、懸濁剤および液剤などの通常の製剤に変換できる。これらの場合では、治療的に有効な化合物は、各場合で全混合物の約0.5ないし90重量%の濃度で、即ち、上記の用量範囲に達するのに十分な量で、存在すべきである。
製剤は、例えば、適するならば乳化剤および/または分散剤を使用して、有効成分を溶媒および/または担体で希釈することにより製造でき、例えば、水を希釈剤として使用する場合、適するならば有機溶媒を補助溶媒として使用することが可能である。
投与は、常套のやり方で、好ましくは、経口、経皮または非経腸で、特に経舌または静脈内で行うことができる。しかしながら、例えば、スプレーを利用して口または鼻を通す吸入によって、または皮膚を介して局所的にも行うことができる。
一般的に、体重の約0.001ないし10mg/kg、経口投与には好ましくは約0.005ないし3mg/kgの量を投与するのが、効果的な結果を達成するのに有利であることがわかった。
それでもやはり、適するならば、特に体重または投与経路の性質、医薬に対する個体の反応、その製剤の性質、投与を行う時間または間隔の関数として、上述の量から外れることが必要であり得る。従って、上述の最小量より少なくても十分な場合があり、一方上述の上限を超えなければならない場合もある。大量に投与する場合、これらを一日にわたる複数の単回用量に分割するのが望ましい。
略号:
Figure 2005537274
分析方法:
HPLC
器具: DAD 検出を有するHP 1100;カラム:Kromasil RP-18, 60 mm x 2 mm, 3.5 μm;溶離剤:A=過塩素酸5ml/HO1l、B=ACN;勾配:0分2%B、0.5分2%B、4.5分90%B、6.5分90%B;流速:0.75ml/分;温度:30℃;UV検出:210nm
分取HPLC
カラム:YMC GEL ODS-AQS-11 μm, 250 mm x 30 mm;溶離剤:A=HO、B=ACN;勾配:0分10%B、10分10%B、35分100%B、45分100%B;流速:33ml/分;温度:約22℃;UV検出:254nm
LC/MS
方法A:
器具:Finnigan MAT 900S, TSP: P4000, AS3000, UV3000HR;カラム:Symmetry C 18, 150 mm x 2.1 mm, 5.0 μm;溶離剤C:水、溶離剤B:水+35%塩酸0.3g、溶離剤A:ACN;勾配:0分2%A→2.5分95%A→5分95%A;オーブン:70℃;流速:1.2ml/分;UV検出:210nm
方法B:
器具:Finnigan MAT 900S, TSP: P4000, AS3000, UV3000HR; カラム:Symmetry C18, 150mm x 2.1mm, 5.0 μm;溶離剤A:アセトニトリル、溶離剤B:水+30%塩酸0.6g;勾配:0分10%A→4分90%A→9分90%A;オーブン:50℃;流速:0.6ml/分;UV検出:210nm
方法C:
器具:Micromass Quattro LCZ, HP1100;カラム:Symmetry C 18, 50 mm x 2.1 mm, 3.5 μm;溶離剤A:アセトニトリル+0.1%蟻酸、溶離剤B:水+0.1%蟻酸;勾配:0分10%A→4分90%A→6分90%A;オーブン:40℃;流速:0.5ml/分;UV検出:208−400nm
方法D:
器具:Micromass Platform LCZ, HP1100;カラム:Symmetry C 18, 50 mm x 2.1 mm, 3.5 μm;溶離剤A:アセトニトリル+0.1%蟻酸,溶離剤B:水+0.1%蟻酸;勾配:0分10%A→4分90%A→6分90%A;オーブン:40℃;流速:0.5ml/分;UV検出:208−400nm
出発化合物:
実施例I
工程1
エチル5−アミノ−1−(2−フルオロベンジル)ピラゾール−3−カルボキシレート
Figure 2005537274
トリフルオロ酢酸111.75g(75ml、0.98mol)を、シアノピルビン酸エチルのナトリウム塩100.00g(0.613mol)(Borsche and Manteuffel, Liebigs Ann. 1934, 512, 97 と同様に製造)に、ジオキサン2.5l中、室温、アルゴン下で、効率的に撹拌しながら添加し、混合物を10分間撹拌する。その間に前駆物質の殆どが溶解する。次いで、2−フルオロベンジルヒドラジン85.93g(0.613mol)を添加し、混合物を終夜沸騰させる。冷却後、沈殿したトリフルオロ酢酸ナトリウムの結晶を吸引濾過し、ジオキサンで洗浄し、粗製溶液をさらに反応させる。
工程2
エチル1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−カルボキシレート
Figure 2005537274
工程1で得られる溶液を、ジメチルアミノアクロレイン61.25ml(60.77g、0.613mol)およびトリフルオロ酢酸56.28ml(83.88g、0.736mol)と混合し、アルゴン下で3日間沸騰させる。溶媒を真空で蒸発させ、残渣を水2lに注ぎ、各回1lの酢酸エチルで3回抽出する。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、真空で濃縮する。シリカゲル2.5kg上でクロマトグラフィーを実行し、トルエン/トルエン−酢酸エチル=4:1勾配で溶離する。
収量:91.6g(2工程の理論値の49.9%)
M.p.:85℃
(シリカゲル、トルエン/酢酸エチル1:1):0.83
工程3
1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−カルボキサミド
Figure 2005537274
工程2で得られるエステル10.18g(34mmol)を、アンモニア飽和メタノール150mlに0−10℃で導入する。室温で2日間撹拌し、続いて真空で濃縮する。
(シリカゲル、トルエン/酢酸エチル1:1):0.33
工程4
3−シアノ−1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン
Figure 2005537274
工程3由来の1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−カルボキサミド36.10g(133mmol)を、THF330mlに溶解し、ピリジン27.00g(341mmol)を添加する。次いで、10分間かけて、トリフルオロ酢酸無水物47.76ml(71.66g、341mmol)を添加する。その間に、温度は40℃に上昇する。混合物を室温で終夜撹拌する。次いで混合物を水1lに注ぎ、各回0.5lの酢酸エチルで3回抽出する。有機相を飽和重炭酸ナトリウム溶液で、そして1Nで洗浄し、乾燥させ、真空で濃縮する。
収量:33.7g(理論値の100%)
M.p.:81℃
(シリカゲル、トルエン/酢酸エチル1:1):0.74
工程5
1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−カルボキシイミドアミド
Figure 2005537274
1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−カルボニトリル(実施例I、工程4)108.00g(0.43mol)をメタノール1リットルに溶解し、メタノール3l中のナトリウムメトキシド94.73g(1.67mol;純度:95%)の溶液に滴下して添加する。RTで2時間撹拌した後、固体塩化アンモニウム28.83g(0.54mol)を添加し、続いて氷酢酸100.03g(1.67mol)を滴下して添加する。この溶液を還流下で終夜撹拌する。溶媒を真空で除去し、残渣をアセトンに2回懸濁し、不溶性固体を吸引濾過する。後者を酢酸エチル1.5lに溶解し、水性20%強度炭酸ナトリウム溶液590mlを添加する。20分間撹拌し、続いて1N水酸化ナトリウム溶液200mlで希釈する。有機相を飽和水性塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過する。溶媒を真空で除去する。生成物99.10g(理論値の86%)を得る。
LC/MS(方法B):R=2.25分
MS(ESIpos):m/z=270(M+H)
1H-NMR (300 MHz, DMSO-d6): δ = 5.79 (s, 2H), 6.54 (br s, 3H), 7.09-7.18 (m, 2H), 7.23 (t, 1H), 7.31-7.41 (m, 2H), 8.62 (d, 1H), 8.69 (d, 1H).
工程6
2−[1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル]−6−メチル−4−ピリミジノール
Figure 2005537274
1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−カルボキシイミドアミド(実施例I、工程5)2.00g(7.43mmol)を、メチル3−オキソブタノエート1.04g(8.91mmol)と一緒に無水トルエン10mlにアルゴン下で溶解し、還流下で8時間撹拌する。さらに8.91mmolのメチル3−オキソブタノエートを添加し、還流温度下での撹拌を24時間継続する。これに続き、0℃に冷却し、沈殿した固体を濾過により除去し、高真空下で乾燥させる。生成物1.98g(理論値の72%)を得る。
LC/MS(方法D):R=3.65分
MS(ESIpos):m/z=336(M+H)
1H-NMR (200 MHz,CDCl3): δ = 2.40 (s, 3H), 5.83 (s, 2H), 6.26 (s, 1H), 7.01-7.16 (m, 2H), 7.20-7.40 (m, 3H), 8.66 (d, 1H), 8.74 (d, 1H), 10.16 (br s, 1H).
工程7
3−(4−クロロ−6−メチル−2−ピリミジニル)−1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン
Figure 2005537274
2−[1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル]−6−メチル−4−ピリミジノール(実施例I、工程6)300mg(0.90mmol)を、塩化ホスホリル2mlに懸濁し、100℃で撹拌する。反応完了後、濃水性炭酸ナトリウム溶液を添加し、混合物をジエチルエーテルで抽出する。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空で除去する。生成物256mg(理論値の77%)を得る。
LC/MS(方法D):R=4.65分
MS(ESIpos):m/z=354(M+H)
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ = 2.66 (s, 3H), 5.99 (s, 2H), 6.93-7.01 (m, 2H), 7.06 (t, 1H), 7.18 (s, 1H), 7.19-7.26 (m, 1H), 7.31 (dd, 1H), 8.62 (dd, 1H), 8.95 (d, 1H).
実施例II
工程1
5−フルオロ−2−[1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル]−6−メチル−4−ピリミジノール
Figure 2005537274
この化合物は、実施例I、工程6と同様に製造する。1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−カルボキシイミドアミド(実施例I、工程5)650mg(2.41mmol)およびエチル2−フルオロ−3−オキソブタノエートから出発し、生成物520mg(理論値の60%)を得る。
LC/MS(方法A):R=2.51分
MS(ESIpos):m/z=354(M+H)
1H-NMR (200 MHz, CDCl3): δ = 2.43 (d, 3H), 5.83 (s, 2H), 7.00-7.13 (m, 2H), 7.20-7.40 (m, 3H), 8.68 (d, 1H), 8.76 (d, 1H), 10.27 (br s, 1H).
工程2
3−(4−クロロ−5−フルオロ−6−メチル−2−ピリミジニル)−1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4b]ピリジン
Figure 2005537274
この化合物は、実施例I、工程7と同様に製造する。5−フルオロ−2−[1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル]−6−メチル−4−ピリミジノール(実施例II、工程1)4.70g(13.30mmol)から出発し、粗生成物のシリカゲルクロマトグラフィー(溶離剤:DCM/メタノール100:1)により、生成物4.10g(理論値の83%)を得る。
LC/MS(方法A):R=2.97分
MS(ESIpos):m/z=372(M+H)
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ = 2.70 (d, 3H), 5.98 (s, 2H), 6.95-7.12 (m, 3H), 7.19-7.23 (m, 1H), 7.32 (dd, 1H), 8.62 (d, 1H), 8.89 (d, 1H).
例示的実施態様:
実施例1
N−[3−(エチルオキシ)プロピル]−2−{1−[(2−フルオロフェニル)メチル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル}−6−メチル−4−ピリミジンアミン
Figure 2005537274
3−(4−クロロ−6−メチル−2−ピリミジニル)−1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン(実施例I、工程7)35mg(0.10mmol)および3−(エチルオキシ)−プロピルアミン52mg(0.50mmol)を、DMSO0.40mlに溶解し、60℃で48時間加熱する。反応混合物をDMSO0.20mlで希釈し、次いで分取HPLCにより精製する。生成物41mg(理論値の98%)を得る。
LC/MS(方法C):R=2.97分
MS(ESIpos):m/z=421(M+H)
以下の表に列挙する実施例は、適切な出発化合物から、実施例1の方法と同様に製造できる:
Figure 2005537274
Figure 2005537274
Figure 2005537274
Figure 2005537274
Figure 2005537274
Figure 2005537274
Figure 2005537274
Figure 2005537274
Figure 2005537274
Figure 2005537274
Figure 2005537274
Figure 2005537274

Claims (10)


  1. Figure 2005537274
    式中、
    は、水素またはフッ素であり、
    は、C−C−アルコキシ、C−C−シクロアルキル、C−C10−アリール、5員ないし6員のヘテロアリール(ここで、C−C10−アリールおよび5員ないし6員のヘテロアリールは、ハロゲン、C−C−アルキル、C−C−アルコキシル、トリフルオロメトキシの群から選択される3個までの基により置換されていることもある)により置換されていてもよいC−C−アルキルである、
    の化合物、およびそれらの塩、溶媒和物および/または塩の溶媒和物。
  2. 式中、
    が、水素またはフッ素であり、
    が、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、シクロプロピルにより置換されていてもよいC−C−アルキルであるか、または、
    フッ素、メチル、メトキシ、トリフルオロメトキシの群から選択される3個までの基により置換されていることもあるベンジルまたはフェネチルであるか、または、
    チエニルである、
    請求項1に記載の化合物、およびそれらの塩、溶媒和物および/または塩の溶媒和物。
  3. 式(I)の化合物の製造方法であって、式
    Figure 2005537274
    式中、Rは、請求項1に示す意味を有する、
    の化合物を、式
    Figure 2005537274
    式中、Rは、請求項1に示す意味を有する、
    の化合物と反応させ、生じる化合物(I)を、適するならば適切な(i)溶媒および/または(ii)塩基もしくは酸と反応させ、それらの溶媒和物、塩または塩の溶媒和物を得る、方法。
  4. 疾患の処置および/または予防のための、請求項1または請求項2に記載の本発明の化合物。
  5. 少なくとも1つの医薬的に許容し得る本質的に非毒性の担体または賦形剤と一緒に混合された、少なくとも1つの請求項1または請求項2に記載の化合物を含む医薬。
  6. 中枢神経系疾患の処置および/または予防用の医薬を製造するための、請求項1または請求項2に記載の化合物の使用。
  7. 知覚、集中、学習および/または記憶の障害の処置および/または予防用の医薬を製造するための、請求項1または請求項2に記載の化合物の使用。
  8. 中枢神経系疾患の処置および/または予防用の請求項5に記載の医薬。
  9. 知覚、集中、学習および/または記憶の障害の処置および/または予防用の請求項5に記載の医薬。
  10. 請求項1または請求項2に記載の化合物の有効量を投与することによる、ヒトまたは動物における知覚、集中、学習および/または記憶の障害の制御方法。
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