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JP2005513208A - シクロオレフィンポリマーを含むタイヤ、トレッドバンド、およびこれらに使用されるエラストマー組成物 - Google Patents

シクロオレフィンポリマーを含むタイヤ、トレッドバンド、およびこれらに使用されるエラストマー組成物 Download PDF

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JP2005513208A
JP2005513208A JP2003554461A JP2003554461A JP2005513208A JP 2005513208 A JP2005513208 A JP 2005513208A JP 2003554461 A JP2003554461 A JP 2003554461A JP 2003554461 A JP2003554461 A JP 2003554461A JP 2005513208 A JP2005513208 A JP 2005513208A
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ガリンベルチ,マウリッチオ
カプリオ,ミッシェラ
フィノ,ルイジ
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ピレリ・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ
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Abstract

架橋エラストマー材料から製造される少なくとも1個の構成部品を含む車輪用タイヤであって、前記構成部品が、(a)少なくとも1種類のジエンエラストマーポリマーと、(b)50℃以上のガラス転移温度(T)を有する少なくとも1種類のシクロオレフィンポリマーとを含むエラストマー組成物を含むタイヤを提供する。好ましくは、前記構成部品はタイヤのトレッドバンドである。

Description

本発明は、車輪用タイヤ、トレッドバンドおよび架橋性エラストマー組成物に関する。
詳細には、本発明は、少なくとも1種類のシクロオレフィンポリマーを含む架橋エラストマー材料から製造される少なくとも1個の構成部品を備える車輪用タイヤに関する。
本発明は、少なくとも1種類のシクロオレフィンポリマーを含む架橋性エラストマー組成物を含むトレッドバンドにも関し、および少なくとも1種類のシクロオレフィンポリマーを含むエラストマー組成物にも関する。
公知のとおり、車輪用タイヤ、特に非常に高性能のタイヤ、たとえば高出力の自動車のために設計されたタイヤ、より一般的には高度の巡航速度を伴う用途に意図されたタイヤを製造する分野では、解決するべき主な問題の1つは、以前から、タイヤが、高度の熱化学的応力、たとえば車輌を「過酷な」条件下で走行させた時に生じる応力を受けて、タイヤの通常の動作温度(40℃〜70℃)を超えた時に、良好な路面保持性を得るという問題がある。
前記タイヤは「HP」および「UHP」(「高性能」および「超高性能」)タイヤと一般に呼ばれ、最高速度210Km/時および240Km/時をそれぞれ提供する「V」および「Z」クラスに属するタイヤであり、明らかに、高温時の動作性能は最も重要な要素の1つである。
先行技術では、通常の動作温度より広い温度範囲におけるタイヤの性能を改善する試みが行われて来た。
たとえば、欧州特許出願EP117,834号には、硫黄架橋エラストマー組成物から成るトレッドバンドを有するタイヤであって、前記エラストマー組成物が、約90℃〜約120℃、好ましくは約90℃〜約110℃の軟化点を有する粒子の形態の約2phr〜約15phr、好ましくは約3phr〜約10phrのポリスチレン樹脂を含むタイヤが記載されている。前記ポリスチレン樹脂がタイヤのトレッドバンド中に存在する場合、通常の使用条件下での転動抵抗を変化させずに、湿潤表面上の路面保持性を増加させ、特に高摩擦条件下における路面保持性を確保すると言われている。これに関して、以下で説明する。トレッドバンドの温度が、特に高摩擦条件により120℃〜150℃、またはそれ以上の値に達し、温度値がポリスチレン樹脂の軟化点を超えて、トレッドバンドの外側部分が軟化すると、タイヤの牽引力が増加し、路面保持性が改善されると考えられる。一方、約70℃の温度まで、ひいてはポリスチレン樹脂の軟化点未満の温度値までのタイヤの通常の使用時には、前記樹脂は受動性を維持し、タイヤは低い転動抵抗値を維持する。
欧州特許出願EP1,029,874号には、リモネン、ジシクロペンタジエンおよびt−ブチルスチレンの重合から誘導されたポリマー樹脂であって、タイヤのトレッドバンドを製造するためのエラストマー組成物に使用されるポリマー樹脂が記載されている。前記ポリマー樹脂がタイヤのトレッドバンド中に存在すると、タイヤの耐久性に悪影響を与えずに、乾燥路面上における路面保持性を増加させることが可能であると言われている。
欧州特許出願EP1,063,246号には、リモネン、ジメチルジシクロペンタジエン、インデンおよびビニルトルエンの重合から誘導されたポリマー樹脂であって、タイヤのトレッドバンドを製造するためのエラストマー組成物に使用されるポリマー樹脂が記載されている。タイヤのトレッドバンド中に前記ポリマー樹脂が存在すると、タイヤの耐久性に悪影響を与えずに、乾燥路面上における路面保持性を増加させることが可能であると言われている。
欧州特許出願EP1,051,547号には、リモネンおよびジメチルジシクロペンタジエンの重合から誘導されたポリマー樹脂であって、タイヤのトレッドバンドを製造するためのエラストマー組成物に使用されるポリマー樹脂が記載されている。前記ポリマー樹脂がタイヤのトレッドバンド中に存在すると、タイヤの耐久性に悪影響を与えずに、乾燥路面上における路面保持性を増加させることが可能であると言われている。
欧州特許出願EP754,571号には、架橋性不飽和鎖と、周囲温度で固体である少なくとも1種類の有機化合物とを含むポリマーベースを含む架橋性エラストマー組成物が記載されており、前記化合物は、ポリマーベース中で実質的に不溶性であり、80℃〜160℃の一次または二次転移温度、および10,000〜1,000,000の平均分子量を有する。前記有機化合物は、ポリフェニレンエーテル(たとえば、ヒュルズ(Huls)から市販されているヴェストラン(Vestoran(登録商標))1100)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルアルコール、エチレン/ビニルアルコールコポリマー、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)ターポリマー、エチレン/メタクリル酸コポリマー、スチレン/イソプレン(SIS)、スチレン/ブタジエン(SBS)、スチレン/エチレン−ブチレン/スチレン(S−E/B−S)およびスチレン/エチレン−プロピレン(S/E−P)ブロックコポリマー、またはこれらの混合物から選択される。上記のエラストマー組成物は、トレッドバンドを製造するために使用され、通常の使用温度(40℃〜70℃)における低い転動抵抗、およびタイヤが高度の熱機械的応力により前記温度を超えた場合の高度の路面保持性の両方を有するタイヤを得ることを可能にすると言われている。
米国特許第4,487,892号には、110℃のガラス転移温度(T)を有する1重量%〜30重量%の非晶性樹脂ポリマーと、70重量%〜99重量%の少なくとも1種類のゴムであって、60重量%以下の結合スチレンと、天然ゴムと、80%以上の1,4−構成を有するポリブタエジンゴムと、50%以上の1,2−構成を有するポリブタジエンゴムと、90%以上のシス−1,4−構成を有するブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴムおよびポリイソプレンゴムとから選択されるゴムとを含むタイヤに使用されるゴム組成物が記載されている。前記非晶性樹脂状ポリマーは、α−メチルスチレンホモポリマー、α−メチレルスチレン/スチレンコポリマー、核置換スチレンホモポリマー、核置換α−メチレンホモポリマー、スチレン−核置換スチレンコポリマー、スチレン−核置換α−メチルスチレンコポリマー、およびジエンモノマーを含むこれらのコポリマーから選択される。上記のゴム組成物はトレッドバンドを製造するために使用され、高走行性能を有するタイヤ、つまり高速走行時の操舵性および安定性が著しく改善されたタイヤを得ることが可能であると言われている。
米国特許第4,427,831号には、通常のゴムと、氷上における使用温度で硬化し、それより高温で軟化し、硬化または賦形時に加熱された時に粉末として形状を失わないノルボルネンポリマーの粉末との混合物を含むゴム材料が記載されている。前記通常のゴムは、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、イソプレンゴムまたは天然ゴムから選択される。上記のゴム材料は、たとえば、氷上において優れたグリップ性を有するタイヤおよび靴底などのゴム製品状に形成される。
米国特許第4,166,083号には、(a)70重量%〜90重量%の少なくとも1種類のジエンゴムと、(b)少なくとも1種類のノルボルネン化合物を重合して得られる30重量%〜5重量%のポリマーまたはコポリマーとを含むゴム組成物が記載されている。タイヤの製造に使用される上記のゴム組成物は、高度の未処理強度、改善された引張弾性率、耐磨耗性および耐スキッド性を有すると言われている。
特開2001−114837号には、(A)93モル%〜70モル%のα−オレフィンと、7モル%〜30モル%のシクロポリエンとを含む非共役シクロポリエンであって、前記シクロポリエンが、135℃のデカリン中で測定して0.01dl/g〜20dl/gの固有粘度(η)と、40℃以下のガラス転移温度(T)と、50〜150のヨウ素値とを有する非共役シクロポリエンと、(B)ジエンゴムとを含む架橋性エラストマー組成物が記載されている。上記のエラストマー組成物はトレッドバンドの製造に使用され、優れた制動特性および優れた燃費性能を有するタイヤを得ることができると言われている。
出願人は、50℃以上のガラス転移温度(T)を有するシクロオレフィンポリマーを使用することにより、架橋製品の製造、特に非常に高性能のタイヤの製造に有利に使用できる架橋性エラストマー組成物を得ることができることを発見した。こうして、タイヤが、高度の熱機械的応力により通常の動作温度を超えた時に、高度の路面保持性を与える架橋性エラストマー組成物を得ることが可能である。さらに、シクロオレフィンポリマーは、エラストマー材料に補強作用を与えることができ、したがって、必要な場合、少なくとも部分的に従来の補強充填剤と置き換えることが可能であり、良好な引張特性、動的特性および機械的特性を維持しつつ、耐磨耗性が損なわれることがない。
したがって、本発明は、第1の態様によると、架橋性エラストマー材料から製造された少なくとも1個の構成部品を含む車輪用タイヤであって、前記構成部品が、
(a)少なくとも1種類のジエンエラストマーポリマーと、
(b)50℃以上、好ましくは60℃〜250℃の範囲、より好ましくは80℃〜200℃、さらに好ましくは100℃〜160℃の範囲のガラス転移温度(T)を有する少なくとも1種類のシクロオレフィンポリマーとを含むエラストマー組成物を含むタイヤに関する。
好ましい一実施態様によると、本発明は、車輪用タイヤであって、
対向する側縁がそれぞれ右側および左側のビードワイヤに結合され、各ビードワイヤがそれぞれのビード内に包囲されている、実質的にトロイダル構成に成形された少なくとも1枚のカーカスプライを含むカーカス構造と、
前記カーカス構造に対して周方向外側位置に適用される少なくとも1本のベルトストリップを含むベルト構造と、
前記ベルト構造に対して周方向に重畳するトレッドバンドと、
前記カーカス構造に対して対向する側部上に側方に適用される一対の側壁とを備え、
前記エラストマー組成物を含む前記構成部品がトレッドバンドであるタイヤに関する。
本発明は、さらに他の態様によると、タイヤのトレッドバンドであって、
(a)少なくとも1種類のジエンエラストマーポリマーと、
(b)ガラス転移温度(T)が50℃以上、好ましくは60℃〜250℃、より好ましくは80℃〜200℃、さらに好ましくは100℃〜160℃である少なくとも1種類のシクロオレフィンポリマーとを含む架橋性エラストマー組成物を含むトレッドバンドに関する。
本発明は、さらに他の態様によると、エラストマー組成物であって、
(a)少なくとも1種類のジエンエラストマーポリマーと、
(b)ガラス転移温度(T)が50℃以上、好ましくは60℃〜250℃、より好ましくは80℃〜200℃、さらに好ましくは100℃〜160℃である少なくとも1種類のシクロオレフィンポリマーとを含むエラストマー組成物に関する。
本発明は、さらに他の態様によると、上記のエラストマー組成物を架橋させることにより得られる架橋エラストマー製品に関する。
好ましい一実施態様によると、前記シクロオレフィンポリマー(b)は、エラストマー組成物中に0.1phr〜100phr、好ましくは3phr〜60phr、さらに好ましくは5phr〜40phrの量で存在する。
本明細書および請求の範囲の目的上、「phr」という用語は、エラストマーポリマー100重量部に付き、エラストマー組成物の特定成分の重量部を意味する。
好ましい一実施態様によると、本発明に使用するジエンエラストマーポリマー(a)は、タイヤの製造に特に適する硫黄架橋性エラストマー組成物に一般に使用されるもの、つまり不飽和鎖とのエラストマーポリマーまたはコポリマーで、ガラス転移温度(T)が一般に20℃未満、好ましくは0℃〜−90℃であるものから選択することができる。これらのポリマーまたはコポリマーは、天然に由来するか、または1種類以上の共役ジオレフィンの溶液重合、乳化重合または気相重合により得られ、60重量%以下の量のモノビニラレンおよび/または極性コモノマーから選択される少なくとも1種類のコモノマーと任意にブレンドすることができる。
共役ジオレフィンは、一般に4〜12個、好ましくは4〜8個の炭素原子を含み、たとえば、1,3−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン、3−ブチル−1,3−オクタジエン、2−フェニル−1,3−ブタジエン、またはこれらの混合物から選択することができる。1,3−ブタジエンおよびイソプレンは、特に好ましい。
コモノマーとして任意に使用することができるモノビニラレンは、一般に8〜20個、好ましくは8〜12個の炭素原子を含み、たとえば、スチレン;1−ビニルナフタレン; 2−ビニルナフタレン;各種のアルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルアリールまたはスチレンのアリールアルキル誘導体、たとえばα−メチルスチレン、3−メチルスチレン、4−プロピルスチレン、4−シクロヘキシルスチレン、4−ドデシルスチレン、2−エチル−4−ベンジルスチレン、4−p−トリルスチレン、4−(4−フェニルブチル)スチレン、またはこれらの混合物から選択される。スチレンは、特に好ましい。
任意に使用可能な極性コモノマーは、たとえばビニルピリジン、ビニルキノリン、アクリル酸およびアルキルアクリ酸エステル、ニトリル、またはこれらの混合物、たとえばメチルアクリレート、エチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、アクリロニトリルまたはこれらの混合物から選択することができる。
好ましくは、本発明に使用されるジエンエラストマーポリマー(a)は、たとえば、シス−1,4−ポリイソプレン(天然または合成、好ましくは天然ゴム)、3,4−ポリイソプレン、ポリブタジエン(特に、高1,4−シス成分のポリブタジエン)、任意にハロゲン化イソプレン/イソブテンコポリマー、1,3−ブタジエン/アクリロニトリルコポリマー、スチレン/1,3−ブタジエンコポリマー、スチレン/イソプレン/1,3−ブタジレンコポリマー、スチレン/1,3−ブタジエン/アクリロニトリルコポリマーまたはこれらの混合物から選択することができる。
本発明によるエラストマー組成物は、1種類以上のモノオレフィンと1種類のオレフィンコモノマーまたはその誘導体との少なくとも1種類のエラストマーポリマー(c)を任意に含む。モノオレフィンは、一般に3〜12個の炭素原子を有するエチレンおよびα−オレフィン、たとえばプロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテンまたはこれらの混合物から選択することができる。以下が好ましい:エチレンとα−オレフィン、任意にジエンとのコポリマー;イソブテンのホモポリマー、またはイソブテンと比較的少量のジエンとのコポリマーで、任意に少なくとも部分的にハロゲン化したコポリマー。任意に存在するジエンは、4〜20個の炭素原子を一般に含み、好ましくは1,3−ブタジエン、イソプレン、1,4−ヘキサジエン、1,4−シクロヘキサジエン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−メチリジン−2−ノルボルネン、ビニルノルボルネン、またはこれらの混合物から選択する。これらの中で、以下は特に好ましい:エチレン/プロピレンコポリマー(EPR)またはエチレン/プロピレン/ジエンコポリマー(EPDM);ポリイソブテン;ブチルゴム;ハロブチルゴム、特にクロロブチルまたはブロモブチルゴム;またはこれらの混合物。
ジエンエラストマーポリマー(a)、または適切な末端剤もしくはカップリング剤と反応させて官能化したエラストマーポリマー(c)を使用しても良い。特に、有機金属開始剤(特に有機リチウム開始剤)の存在下で陰イオン重合により得られたジエンエラストマーポリマーは、開始剤から誘導した残留性有機金属基を適切な末端剤またはカップリング剤、たとえばイミン;カルボジイミド;ハロゲン化アルキルスズ;置換ベンゾフェノン;アルコキシランまたはアリールオキシランと反応させて官能化することができる(たとえば、EP451 604号、または米国特許第4 742 124号および米国特許第4 550 142号を参照)。
好ましい一実施態様によると、本発明に使用するシクロオレフィンポリマー(b)は、
(b−1)(i)少なくとも1種類の脂肪族α−オレフィン、(ii)以下の式(I)により表される少なくとも1種類のシクロオレフィン、および任意に(iii)ポリエンと、
(b−2)以下の式(I)により表される少なくとも1種類のシクロオレフィンの開環ポリマーと、
(b−3)以下の式(I)により表される少なくとも1種類のシクロオレフィンの開環ポリマーの水素化生成物とから選択することができる:
Figure 2005513208

式中:
nは0または正の整数、好ましくは0または1;
mは0または正の整数;
qは0または1;
、R、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、RおよびR は互いに等しいかまたは異なり、水素原子、ハロゲン原子、または脂肪族、脂環式もしくは芳香族炭化水素基を表す;
15、R16、R17、R18は互いに連結して、場合により二重結合を有する単環式基または多環式基を形成する;
15およびR16、またはR17およびR18は、共にアルキリデン基を形成する。
「脂肪族α−オレフィン」という用語は、一般に、CH=CH−Rの式を有するオレフィンを意味し、式中、Rは、水素原子、または1〜12個の炭素原子を含む直鎖もしくは分枝アルキル基を表す。好ましくは、脂肪族α−オレフィンは、エチレン、プロピレン、1−ブテン、イソブチレン、1−ペンテン、1−ヘキセン、3−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ヘキセン、4,4−ジメチル−1−ヘキセン、4,4−ジメチル−1−ペンテン、4−エチル−1−ヘキセン、3−エチル−1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセン、またはこれらの混合物から選択する。これらの中で、エチレンまたはプロピレンが好ましく、エチレンは特に好ましい。
炭素原子の例としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ素原子が挙げられる。
炭化水素基の例としては、一般に、1〜20個の炭素原子、3〜15の炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜14個の炭素原子を有する芳香族炭化水素基が挙げられる。
アルキル基の特定の例としては、メチル、プロピル、イソプロピル、アミル、オクチル、デシル、ドデシル、オクタデシルが挙げられ、これらのアルキル基は、ハロゲン原子と置き換えることができる。
シクロアルキル基の特定の例は、シクロヘキシルである。
芳香族炭化水素基の特定の例としては、フェニル、ナフチルが挙げられる。
さらに、上記の式(I)中、R15とR16、R17とR18、R15とR17、R16とR18、R15とR18、またはR16とR17とは互いに連結して、任意に二重結合を有する単環式または多環式基を形成する。
単環式または多環式基は以下のとおりである:
Figure 2005513208

式中、1および2の数字が添えられている炭素原子は、置換基R15またはR16とR17またはR18とがそれぞれ連結する炭素原子である。
上記の式(I)では、R15とR16またはR17とR18とは、互いにアルキリデン基を形成する。このアルキリデン基は一般に2〜20個の炭素原子を有し、こうしたアルキリデン基の例としては、エチリデン、プロピリデン、イソプロピリデンが挙げられる。
上記の式(I)では、qが1である場合、対応する環は六員環であり、qが0の場合、対応する環は五員環である。
好ましくは、本発明に使用するシクロオレフィンポリマー(b)は、ノルボルネンベースの構造(好ましくは、ノルボルネン、テトラシクロドデセン、またはこれらから誘導された構造を有する環状オレフィン)と、脂肪族α−オレフィン(好ましくは、エチレンまたはプロピレン)とのコポリマーから選択する。これらの中では、ノルボルネン−エチレンコポリマー、ノルボルネン−プロピレンコポリマー、テトラシクロドデセン−エチレンコポリマー、テトラシクロドデセン−プロピレンコポリマーが特に好ましい。特に、ノルボルネン−エチレンコポリマーが好ましい。
シクロオレフィンランダムコポリマー(b−1)に関して、「ポリエン」という用語は、一般に、共役または非共役ジエン、トリエンまたはテトラエンを意味する。ジエンコモノマーが存在する場合、このコモノマーは、一般に4〜20個の炭素原子を含み、好ましくは、直鎖共役または非共役ジオレフィン、たとえば1,3−ブタジエン、1,4−ヘキサジエン、1,6−オクタジエン、単環式または多環式ジエン、たとえば1,4−シクロヘキサジエン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−メチレン−2−ノルボルネン、ビニルノルボルネン、またはこれらの混合物から選択する。トリエンまたはテトラエンコモノマーが存在する場合、このコモノマーは一般に9〜30個の炭素原子を含み、好ましくは、分子中にビニル基、または分子中に5−ノルボルネン−2−イル基を含むトリエンまたはテトラエンから選択する。本発明に使用するトリエンまたはテトラエンの特定の例としては、6,10−ジメチル−1,5,9−ウンデカトリエン、5,9−ジメチル−1,4,8−デカトリエン、6,9−ジメチル−1,5,8−デカトリエン、6,8,9−トリメチル−1,6,8−デカトリエン、6,10,14−トリメチル−1,5,9,13−ペンタデカトラエン、またはこれらの混合物が挙げられる。好ましくは、ポリエンはジエンである。
一般に、上記のシクロオレフィンポリマー(b)は、135℃のデカリン中で測定して、0.01dl/g〜10dl/g、好ましくは0.05dl/g〜5dl/g、より好ましくは0.3dl/g〜2dl/gの内部粘度[η]を有する。
シクロオレフィンランダムコポリマー(b−1)は、一般に、以下の組成を有する:40モル%〜85モル%、好ましくは42モル%〜80モル%の脂肪族α−オレフィン;15モル%〜60モル%、好ましくは20モル%〜58モル%のシクロオレフィンで、式(I)を有するシクロオレフィン;0モル%〜10モル%、好ましくは0モル%〜2モル%のポリエン。
シクロオレフィンランダムコポリマー(b−1)は、(i)少なくとも1種類のα−オレフィンと、少なくとも(ii)1種類の式(I)を有するシクロオレフィンと、必要に応じて(iii)ポリエンとを、可溶性バナジウム化合物、たとえばVOCl、VO(C)Cl、VOCl、VOBr、および有機アルミニウム化合物、たとえばアルキル−またはアルケニル−アルミニウム化合物から形成される触媒の存在下で共重合させることにより得られる。
前記共重合は、触媒としてメタロセン化合物、たとえば、一般にIV群の遷移金属、特にチタン、ジルコニウムまたはハフニウムと、共触媒と組み合わせて使用される、任意に置換された2種類のシクロペンタジエニル配位子、たとえばアルミノキサン、好ましくはメチルアルミノキサンと、必要に応じて有機アルミニウム化合物、たとえばアルキル−またはアルケニル−アルミニウム化合物との配位錯体の存在下で行うこともできる。この場合、シクロオレフィンランダムコポリマー(b−1)は、5未満、好ましくは1.5〜3.5の分子量分布(MWD)指数を有する。
前記分子量分布指数は、重量平均分子量(M)と数平均分子量(M)との間の比率として定義され、従来の技術に従ってゲル透過クロマトグラフィーにより決定する。
開環ポリマー(b−2)は、開環重合触媒の存在下で、式(I)を有する少なくとも1種類のシクロオレフィンを開環重合させることにより得られる。前記開環重合触媒は、
少なくとも1種類のハロゲン化物、1種類の硝酸塩、または金属、たとえばルテニウム、ロジウム、オスミウム、インジウム白金、モリブデンもしくはタングステンなどの1種類のアセチルアセトン化合物、および少なくとも1種類の還元剤、たとえばアルコールもしくはスズ化合物から形成された触媒;
少なくとも1種類のハロゲン化物、または金属、たとえばチタン、バナジウム、ジルコニウム、タングステン、もしくはモリブデンなどの1種類のアセチルアセトン化合物、および少なくとも1種類の金属アルミニウム化合物から形成された触媒から選択することができる。
アクリルオレフィンの開環ポリマーの水素化生成物(b−3)は、上記のように調製したシクロオレフィン開環ポリマー(b−2)を水素化することにより得られる。開環ポリマー(b−2)を水素化するには、水素化触媒の存在下で行われる従来の水素化プロセスを使用することができる。
ランダムシクロオレフィンコポリマー(b−1)、(b−2)および(b−3)の合成に関する詳細は、たとえば米国特許第5,494,969号、米国特許第5,741,869号および米国特許第5,569,711号に記載されている。
本発明に使用され、現在市販されているシクロオレフィンランダムコポリマー(b−1)の例は、ティコナ(Ticona)の製品トパス(Topas(登録商標))である。
少なくとも1種類の補強充填剤は、本発明により、一般に少なくとも0.1phr〜120phr、好ましくは20phr〜90phrの量でエラストマー組成物に有利に添加することができる。補強充填剤は、特にタイヤ用の架橋製品に一般に使用されるもの、たとえばカーボンブラック、シリカ、アルミナ、アルミノシリケート、炭酸カルシウム、カオリン、またはこれらの混合物から選択することができる。
本発明により使用されるカーボンブラックの種類は、タイヤの製造に従来使用され、一般に20m/g以上(ISO規格6810に記載されているCTAB吸着法により決定)の表面積を有するカーボンブラックから選択することができる。
本発明により使用されるシリカは、一般に、BET表面積(ISO規格5794/1により測定)が50m/g〜500m/g、好ましくは70m/g〜200m/gである熱分解シリカ、好ましくは沈降シリカである。
シリカを含む補強充填剤が存在する場合、エラストマー組成物は、加硫処理時にシリカと相互作用して、シリカをエラストマーベースに結合させることができるカップリング剤を有利に含むことができる。
使用することが好ましいカップリング剤は、たとえば以下の構造式(II)により特定されるシランベースのカップリング剤である:
(R)Si−C2n−X (II)
式中、R基は、同じかまたは異なっても良く、R基の少なくとも一方がアルコキシ基もしくはアリールオキシ基であることを条件として、アルキル、アルコキシもしくはアリールオキシ基またはハロゲン原子から選択する;nは、1〜6の整数である;Xは、ニトロソ、メルカプト、アミノ、エポキシド、ビニル、イミド、クロロ、mおよびnが1〜6の整数であり、R基が上記のように定義される−(S)2n−Si−(R)から選択される基である。
特に好ましいカップリング剤は、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィドおよびビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィドである。前記カップリング剤は、それ自体で使用するか、またはカップリング剤をエラストマー組成物に導入するのを容易にするために、不活性充填剤(たとえば、カーボンブラック)を含む適切な混合物として使用することができる。
本発明によるエラストマー組成物は、公知の技術により、特に、一般にジエンエラストマーポリマーに使用される硫黄ベースの加硫処理システムを使用して加硫処理を施すことができる。このために、組成物には、熱機械処理の第1段階後に、硫黄ベースの加硫処理剤が加硫促進剤と共に導入される。第2処理段階では、温度を一般に120℃未満、好ましくは100℃未満に保ち、望ましくない予備架橋現象を防止する。
最も有利に使用される加硫処理剤は、当業者が周知している促進剤および活性剤を含む硫黄、または硫黄(硫黄供与体)を含有する分子である。
特に効果的な活性剤は、亜鉛化合物、特にZnO、ZnCO、8〜18個の炭素原子を有する飽和または不飽和脂肪酸の亜鉛塩、たとえばステアリン酸亜鉛であり、ZnOおよび脂肪酸、ならびにBiO、PbO、Pb、PbOまたはこれらの混合物からin situで形成することが好ましい。
一般に使用される促進剤は、ジチオカルバミン酸塩、グアニジン、チオ尿素、チアゾール、スルフェンアミド、チウラム、アミン、キサントゲン酸塩、またはこれらの混合物から選択する。
本発明によるエラストマー組成物は、その他の一般に使用されている添加剤で、組成物に意図された特定の用途に基づいて選択したその他の添加剤を含むことができる。たとえば、前記組成物には、酸化防止剤、老化防止剤、可塑剤、接着剤、オゾン防止剤、変性樹脂、繊維(たとえば、ケブラー(Kevlar(登録商標))パルプ)、またはこれらの混合物を添加することができる。
特に、加工性をさらに改善するために、一般に、鉱油、植物油、合成潤滑油、またはこれらの混合物、たとえば芳香油、ナフテン系油、フタレート、大豆油、またはこれらの混合物から選択した可塑剤を、本発明によるエラストマー組成物に添加することができる。可塑剤の量は、一般に2phr〜100phr、好ましくは5phr〜50phrの範囲である。
本発明によるエラストマー組成物は、先行技術で公知の技法により、ポリマー成分を任意に存在する補強充填剤、およびその他の添加剤と混合して製造することができる。混合は、たとえば開放ミル型の開放型混合機を使用するか、接線回転子(Banbury)もしくは連結回転子(Intermix)を備えるタイプの内部混合機を使用するか、またはKo−Kneader型(Buss)もしくは同時回転もしくは逆回転2軸スクリュータイプの連続混合機内で行うことができる。
シクロオレフィンポリマー(b)は、粉末、粒子または小球状で使用することができる。ポリマーなどのその他の成分との混合を改善するため、こうしたポリマーは、グリセリン、ペンタエリトリットなどの可塑剤と組み合わせて使用する。好ましくは、本発明による組成物は2段階で製造される。第1段階では、シクロオレフィンポリマー(b)とエラストマーポリマーの一部との混合物を調製して、マスターバッチを形成する。後続の段階では、マスターバッチは、従来の方法により、エラストマーポリマーの残余部分およびその他の成分と混合する。マスターバッチ調製の第1段階は、好ましくは、連続混合機、たとえば2軸スクリュー押出機内で120℃を超える温度で実施して、熱可塑性ポリマーをエラストマーポリマー中において良好に分散させる。使用することが好ましい連続混合機は、調節可能なスクリューの幾何学的形状およびシリンダの熱プロファイルを有する混合機である。
本発明について、多くの具体的な実施態様により、添付の図1に関してさらに詳細に説明する。図1は、本発明により製造されたタイヤの一部分の断面図である。
「a」は軸方向を示し、「r」は半径方向を示す。分かりやすくするため、図1は、タイヤの一部分のみを示すが、図示されていない他の部分は同じであり、半径方向「r」に対して対称に構成されている。
タイヤ(100)は、対向する側方縁部が個々のビードワイヤ(102)に結合されている少なくとも1枚のカーカスプライ(101)を含む。カーカスプライ(101)とビードワイヤ(102)との結合は、カーカスプライ(101)の対向する側方縁部をビードワイヤ(102)周囲で折り返して、図1に示すように、いわゆるカーカスの折返し(101a)を形成して行われる。
あるいは、従来のビードワイヤ(102)は、周方向に伸張不能な一対の環状挿入物であって、同心コイル(図1に示さない)状に配置された長形の構成部品から形成された挿入物と置き換えることができる(たとえば、欧州特許出願EP928 680号およびEP928 702号参照)。この場合、カーカスプライ(101)は、前記環状挿入物の周囲で折り返されず、第1のカーカスプライの外側に適用された第2のカーカスプライ(図1に示さない)により結合する。
カーカスプライ(101)は、一般に、互いに平行に配置されて、少なくとも部分的にエラストマー化合物層で被覆された複数の補強コードから成る。これらの補強コードは、一般に、紡織繊維、たとえばレーヨン、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、または互いに撚り合わせて、合金(たとえば、銅/亜鉛、亜鉛/マンガン、亜鉛/モリブデン/コバルト合金など)で被覆した鋼ワイヤから製造される。
カーカスプライ(101)は、一般にラジアルタイプであり、つまり、周方向に対して実質的に垂直に配置された補強コードを含む。各々のビードワイヤ(102)は、タイヤ(100)の内周方向縁部に沿って画定されるビード(103)であって、タイヤが、車輪の一部を構成するリム(図1に示さない)上に係合するビード(103)内に囲まれる。各々のカーカスの折返し(101a)により画定される空間は、ビードワイヤ(102)が埋め込まれるビード充填剤(104)を含む。耐磨耗性ストリップ(105)は、一般に、カーカスの折返し(101a)に対して軸方向外側位置に配置される。
ベルト構造(106)は、カーカスプライ(101)の円周に沿って適用される。図1の特定の実施態様では、ベルト構造(106)は、複数の補強コード、一般に金属コードを含む2本のベルトストリップ(106a、106b)を含み、これらの補強コードは、各々のストリップ内で互いに平行であり、隣接するストリップと交差して、周方向に対して予め決められた角度を形成するように方向付けられる。半径方向に一番外側では、ベルトストリップ(106b)には、「0°ベルト」として一般に周知されている少なくとも1枚の0°補強層(106c)が任意に適用され、この補強層は、一般に、複数の補強コード、通常は紡織コードを含み、これらの補強コードは、周方向に対して数度の角度で配置されて、エラストマー材料で被覆されて互いに結合される。
側壁(108)も、カーカスプライ(101)の外側に適用され、この側壁は、軸方向外側位置で、ビード(103)からベルト構造(106)の端部に延在する。
側方縁部が側壁(108)に接続されるトレッドバンド(109)は、ベルト構造(106)の半径方向外側の位置に周方向に適用される。外面的には、本発明により製造されるトレッドバンド(109)は、地面に接触するように設計された転動面(109a)を有する。横断ノッチにより接続されて、転動面(109a)上に分布する様々な形状およびサイズの複数のブロックを画定する周方向溝は、この転動面(109a)に一般に設けられるが、転動面(109a)は、分かりやすくするために図1には平滑であるように示す。
一般に「小型側壁」として公知のエラストマー材料(110)から製造されるストリップは、任意に、側壁(108)とトレッドバンド(109)との間の接続領域に存在して良い。この小型側壁は、トレッドバンドとの同時押出しにより一般に得られ、トレッドバンド(109)と側壁(108)との間の機械的相互作用を改善することができる。あるいは、側壁(108)の端部部分は、トレッドバンド(109)の側方縁部を直接的に被覆する。トレッドバンド(109)と共に、一般に「キャップ&ベース」として公知の構造(図1には示さない)を形成する下層は、任意に、ベルト構造(106)とトレッドバンド(109)との間に配置することができる。
エラストマー材料の層(111)は、「付着シート」として機能し、つまりトレッドバンド(109)とベルト構造(106)との間を接続することができ、この層は、トレッドバンド(109)とベルト構造(106)との間に配置される。
チューブレスタイヤの場合、一般に「ライナー」として公知のゴム層(112)は、タイヤの膨張空気に必要な不浸透性を与え、やはり、カーカスプライ(101)に対して半径方向内側位置に設けられる。
本発明によりタイヤを製造する方法は、たとえば特許EP 199 064号、米国特許第4,872,822号、米国特許第4,768,937号に記載されている先行技術で公知の技法および装置を用いて行うことができ、この方法は、グリーンタイヤを製造する少なくとも1つの段階と、このタイヤを加硫処理する少なくとも1つの段階とを含む。
さらに詳細には、タイヤを製造するための方法は、タイヤの各部品(カーカスプライ、ベルト構造、ビードワイヤ、充填物、側壁およびトレッドバンド)に対応する一連の半完成品を事前に、互いに関係なく製造する段階を含み、これらの半完成品は、その後、適切な製造機械を使用して互いに結合される。次に、後続の加硫処理段階は、上記の半完成品を互いに結合して、一体構造のブロック、つまり完成タイヤを形成する。
当然、上記の半完成品を製造する段階の前に、前記半完成品を構成する種々のブレンドを従来技術により調製して成形する段階が行われる。
このようにして得られたグリーンタイヤは、後続の成形および加硫処理段階に渡される。このために、使用する加硫処理成形型は、逆成形された壁部を有する成形キャビティ内に、処理されるタイヤを収容するように設計され、この逆成形壁部は、加硫処理が完了した時点でタイヤの外面を画定する。
半完成品を使用せずに、タイヤまたはタイヤの部品を製造するための別法による方法は、たとえば上記の特許出願EP 928,680号およびEP 928,702号に開示されている。
グリーンタイヤは、タイヤの内面により画定された空間内に加圧流体を導入して、グリーンタイヤの外面を成形キャビティの壁部に対して圧迫して成形することができる。広く実践されている成形方法の1つでは、エラストマー材料から製造され、蒸気および/または別の流体を圧力下で充填された加硫室は、成形キャビティ内部に閉鎖されたタイヤ内で膨張する。こうして、グリーンタイヤは、成形キャビティの内壁に圧迫され、所望の成形品が得られる。あるいは、成形は、膨張する加硫室がなくても、たとえば特許EP 242,840号に記載されているように、上記のように得られるタイヤ内面の構成に応じてトロイダル状金属支持体を賦形して、この支持体をタイヤ内部に設けることにより行うことができる。トロイダル状金属支持体と未加工エラストマー材料との熱膨張係数の差は、適切な成形圧力を得るために利用される。
この時点では、タイヤ内に存在する未加工エラストマー材料を加硫処理する段階が行われる。このため、加硫処理成形型の外壁は、加熱流体(一般に蒸気)に接触して、外壁がほぼ100℃〜230℃の最高温度に達するように配置される。同時に、タイヤの内面を加硫温度まで加熱し、そのため、タイヤを成形キャビティの壁部に圧迫するために使用した流体と同じ加圧流体を100℃〜250℃の最高温度まで加熱して使用する。エラストマー材料の質量全体を十分な程度まで加硫するのに必要な時間は、一般に3分から90分の間で異なる可能性があり、主にタイヤの寸法によって決まる。加硫が完了したら、タイヤを加硫処理成形型から取り出す。
本発明は、特にタイヤに関連して図示したが、本発明により製造することができるその他の架橋エラストマー製品として、たとえばコンベヤベルト、駆動ベルトまたは可撓性管が挙げられる。
本発明について、多くの調製例により以下で詳細に説明するが、単に具体的に示すために説明するものであり、本発明を限定するものではない。
実施例1
マスターバッチの調製
以下の成分を含むマスターバッチを製造した:
75重量%のSBR:スチレン/ブタジエンコポリマーで、乳化重合により得られ、40重量%のスチレンを含み、37.5%の油(ユーロプレーネ(Europrene(登録商標))1721 − エニケムエラストマー(EniChem Elastomeri))と混合されたコポリマー;
25重量%のTopas(登録商標)6013:ノルボルネンとエチレンとのコポリマーで、ノルボルネン分が45モル%であり、T=130℃;MWD=2;(ティコナ(Ticona)が市販)。
上記成分の混合物は、長さ/直径比L/D=30を有する2軸スクリュー(同時回転)押出機に供給した。押出し時に達した最高温度は200℃±5℃だった。マスターバッチは水で冷却した。
実施例2〜5
エラストマー組成物の調製
表1に記載したエラストマー組成物は以下のように調製した(各種成分の量は、phrで示す)。
硫黄を除くすべての成分、および促進剤は、内部混合機(Pomini PL1.6型)で約5分間混合した(第1段階)。温度が145±5℃に達した後直ちに、エラストマー組成物を排出した。次に、硫黄、促進剤および遅延剤を添加して、開放型回転混合機内で混合した(第2段階)。
Figure 2005513208
151℃で30分間加硫処理した上記のエラストマー組成物のサンプルについて、ISO規格37に従って静的機械的特性を測定し、23℃および100℃における国際ゴム硬度を測定した(ISO規格48により)。得られた結果を表2に記載する。
表2は、牽引−圧縮モードのインストロン(Instron)動的装置を使用して、以下の方法で測定した動的機械的特性を示す。円筒状の架橋材料の試験片(長さ=25mm、直径=14mm)は、最初の長さに対して長手方向に10%変形するまで圧縮予荷重を加え、全体の試験期間にわたって予め決めた温度(70℃または10℃)に維持し、予荷重下の長さに対して±3.33%の振幅を有する動的正弦波歪を10Hzの周波数で加えた。動的機械的特性は、動的弾性率(E’)およびタンデルタ(損失係数)の値で表す。周知のとおり、タンデルタ値は、共に上記の動的測定で決定される粘弾性(E’’)と弾性率(E’)との比率で決定される。
最後に、ISO規格4649に従ってDIN磨耗値を測定し、実施例2の基準組成物(100に設定)に対する容量損失として、やはり表に記載する。
Figure 2005513208
表2の実験結果から、本発明によるシクロオレフィンポリマー(実施例5)を含む架橋製品は、高温において改善されたヒステリシス特性を有することが分かる。特に、タンデルタ値は温度が上昇するにつれて低下し、比較組成物のタンデルタ値未満まで低下する。したがって、本発明によるエラストマー組成物は、高温において良好な路面保持性を得ることを可能にする。さらに、これらの結果は、耐磨耗性を著しく損なうことなく得られた。
本発明により製造されたタイヤの一部分の断面図である。

Claims (42)

  1. 架橋エラストマー材料から製造された少なくとも1個の構成部品を備える車輪用タイヤであって、前記構成部品が、
    (a)少なくとも1種類のジエンエラストマーポリマーと、
    (b)ガラス転移温度(T)が50℃以上である少なくとも1種類のシクロオレフィンポリマーとを含むエラストマー組成物を含むタイヤ。
  2. 対向する側縁がそれぞれ右側および左側のビードワイヤに結合され、各ビードワイヤがそれぞれのビード内に包囲されている、実質的にトロイダル構成に成形された少なくとも1枚のカーカスプライを含むカーカス構造と、
    前記カーカス構造に対して周方向外側位置に適用される少なくとも1本のベルトストリップを含むベルト構造と、
    前記ベルト構造に対して周方向に重畳するトレッドバンドと、
    前記カーカス構造に対して対向する側部上に側方に適用される一対の側壁とを備え、
    前記エラストマー組成物を含む前記構成部品がトレッドバンドである、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記シクロオレフィンポリマーが60℃〜250℃の範囲のガラス転移温度(T)を有する、請求項1または2に記載のタイヤ。
  4. 前記シクロオレフィンポリマーが80℃〜200℃の範囲のガラス転移温度(T)を有する、請求項3に記載のタイヤ。
  5. 前記シクロオレフィンポリマーが100℃〜160℃の範囲のガラス転移温度(T)を有する、請求項4に記載のタイヤ。
  6. シクロオレフィンポリマー(b)が、
    (b−1)(i)少なくとも1種類の脂肪族α−オレフィン、(ii)以下の式(I)により表される少なくとも1種類のシクロオレフィン、および任意に(iii)ポリエンと、
    (b−2)以下の式(I)により表される少なくとも1種類のシクロオレフィンの開環ポリマーと、
    (b−3)以下の式(I)により表される少なくとも1種類のシクロオレフィンの開環ポリマーの水素化生成物とから選択され、
    Figure 2005513208

    式中:
    nは0または正の整数;
    mは0または正の整数;
    qは0または1;
    、R、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、RおよびR は互いに等しいかまたは異なり、水素原子、ハロゲン原子、または脂肪族、脂環式もしくは芳香族炭化水素基を表し;
    15、R16、R17、R18は互いに連結して、二重結合を有する単環式基または多環式基を形成し;
    − R15およびR16またはR17およびR18は、共にアルキリデン基を形成する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のタイヤ。
  7. シクロオレフィンランダムコポリマー(b−1)において、脂肪族α−オレフィンがCH=CH−Rの式を有するオレフィンであり、式中、Rは、水素原子、1〜12個の炭素原子を含む直鎖もしくは分枝アルキル基を表す、請求項6に記載のタイヤ。
  8. 脂肪族α−オレフィンが、エチレン、プロピレン、1−ブテン、イソブチレン、1−ペンテン、1−ヘキセン、3−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ヘキセン、4,4−ジメチル−1−ヘキセン、4,4−ジメチル−1−ペンテン、4−エチル−1−ヘキセン、3−エチル−1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセン、またはこれらの混合物から選択される、請求項7に記載のタイヤ。
  9. 脂肪族α−オレフィンがエチレンまたはプロピレンである、請求項8に記載のタイヤ。
  10. シクロオレフィンポリマー(b)が、ノルボルネン構造を有する環状オレフィンと、脂肪族α−オレフィンとのコポリマーから選択される、請求項1〜9のいずれか一項に記載のタイヤ。
  11. シクロオレフィンポリマー(b)が、ノルボルネン−エチレンコポリマー、ノルボルネン−プロピレンコポリマー、テトラシクロドデセン−エチレンコポリマー、テトラシクロドデセン−プロピレンコポリマーから選択される、請求項10に記載のタイヤ。
  12. シクロオレフィンポリマー(b)がノルボルネンエチレンコポリマーである、請求項11に記載のタイヤ。
  13. シクロオレフィンランダムコポリマー(b−1)において、ポリエンがジエンである、請求項1〜12のいずれか一項に記載のタイヤ。
  14. シクロオレフィンポリマー(b)が0.1phr〜100phrの量でエラストマー組成物中に存在する、請求項1〜13のいずれか一項に記載のタイヤ。
  15. シクロオレフィンポリマー(b)が3phr〜60phrの量でエラストマー組成物中に存在する、請求項14に記載のタイヤ。
  16. シクロオレフィンポリマー(b)が5phr〜40phrの量でエラストマー組成物中に存在する、請求項15に記載のタイヤ。
  17. ジエンエラストマーポリマー(a)が、20℃未満のガラス転移温度(T)を有する、請求項1〜16のいずれか一項に記載のタイヤ。
  18. ジエンエラストマーポリマー(a)が、シス−1,4−ポリイソプレン、3,4−ポリイソプレン、ポリブタジエン、任意にハロゲン化したイソプレン/イソブテンコポリマー、1,3−ブタジエン/アクリロニトリルコポリマー、スチレン/1,3−ブタジエンコポリマー、スチレン/イソプレン/1,3−ブタジエンコポリマー、スチレン/1,3−ブタジエン/アクリロニトリルコポリマー、またはこれらの混合物から選択される、請求項17に記載のタイヤ。
  19. エラストマー組成物が、1種類以上のモノオレフィンと1種類のオレフィンコモノマーまたはその誘導体との少なくとも1種類のエラストマーポリマー(c)を任意に含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載のタイヤ。
  20. エラストマーポリマー(c)が、エチレン/プロピレンコポリマー(EPR)またはエチレン/プロピレン/ジエンコポリマー(EPDM);ポリイソブテン;ブチルゴム;ハロブチルゴム;またはこれらの混合物から選択される、請求項19に記載のタイヤ。
  21. 少なくとも1種類の補強充填剤が、0.1phr〜120phrの量で前記エラストマー組成物中に存在する、請求項1〜20のいずれか一項に記載のタイヤ。
  22. 補強充填剤がカーボンブラックである、請求項21に記載のタイヤ。
  23. 補強充填剤がシリカである、請求項21に記載のタイヤ。
  24. 架橋性エラストマー組成物を含むタイヤのトレッドバンドであって、架橋性エラストマー組成物が、
    (a)少なくとも1種類のジエンエラストマーポリマーと、
    (b)50℃以上のガラス転移温度(T)を有する少なくとも1種類のシクロオレフィンポリマーとを含むトレッドバンド。
  25. 前記シクロオレフィンポリマーが80℃〜200℃の範囲のガラス転移温度(T)を有する、請求項24に記載のタイヤのトレッドバンド。
  26. 前記シクロオレフィンポリマーが100℃〜160℃の範囲のガラス転移温度(T)を有する、請求項25に記載のタイヤのトレッドバンド。
  27. エチレンと少なくとも1種類の脂肪族α−オレフィンとのコポリマー(b)が請求項6〜16のいずれか一項により画定される、請求項24〜26のいずれか一項に記載のタイヤのトレッドバンド。
  28. ジエンエラストマーポリマー(a)が請求項17または18により画定される、請求項24〜27のいずれか一項に記載のタイヤのトレッドバンド。
  29. エラストマー組成物が、請求項19または20により画定された少なくとも1種類のエラストマーポリマー(c)を含む、請求項24〜28のいずれか一項に記載のタイヤのトレッドバンド。
  30. 少なくとも1種類の補強充填剤が0.1phr〜120phrの量でエラストマー組成物中に存在する、請求項24〜29のいずれか一項に記載のタイヤのトレッドバンド。
  31. 補強充填剤がカーボンブラックである、請求項30に記載のタイヤのトレッドバンド。
  32. 補強充填剤がシリカである、請求項30に記載のタイヤのトレッドバンド。
  33. エラストマー組成物であって、
    (a)少なくとも1種類のジエンエラストマーポリマーと、
    (b)50℃以上のガラス転移温度(T)を有する少なくとも1種類のシクロオレフィンポリマーとを含むエラストマー組成物。
  34. 前記シクロオレフィンポリマーが80℃〜200℃の範囲のガラス転移温度(T)を有する、請求項33に記載のエラストマー組成物。
  35. 前記シクロオレフィンポリマーが100℃〜160℃の範囲のガラス転移温度(T)を有する、請求項34に記載のエラストマー組成物。
  36. エチレンと少なくとも1種類の脂肪族α−オレフィンとのコポリマー(b)が、請求項6〜16のいずれか一項により画定される、請求項33〜35のいずれか一項に記載のエラストマー組成物。
  37. ジエンエラストマーポリマー(a)が請求項17または18により画定される、請求項33〜36のいずれか一項に記載のエラストマー組成物。
  38. エラストマー組成物が、請求項19または20により画定される少なくとも1種類のエラストマーポリマー(c)を含む、請求項33〜37のいずれか一項に記載のエラストマー組成物。
  39. 少なくとも1種類の補強充填剤が0.1phr〜120phrの量で存在する、請求項33〜38のいずれか一項に記載のエラストマー組成物。
  40. 補強充填剤がカーボンブラックである、請求項39に記載のエラストマー組成物。
  41. 補強充填剤がシリカである、請求項39に記載のエラストマー組成物。
  42. 請求項33〜41のいずれか一項により画定されるエラストマー組成物を架橋させることにより得られる架橋エラストマー製品。
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