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JP2005506190A - コバルト触媒を活性化するための方法 - Google Patents

コバルト触媒を活性化するための方法 Download PDF

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JP2005506190A
JP2005506190A JP2003537812A JP2003537812A JP2005506190A JP 2005506190 A JP2005506190 A JP 2005506190A JP 2003537812 A JP2003537812 A JP 2003537812A JP 2003537812 A JP2003537812 A JP 2003537812A JP 2005506190 A JP2005506190 A JP 2005506190A
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ヴィサジー、ヤコブス、ルーカス
デ ロースドレヒト、ヤン ヴァン
デル ヴァルト、ティアールト、ユルゲンス ヴァン
ソリー、ヨハン、コーエンラード
ヴェルトマン、ハンス、マルセル
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サソール テクノロジー(プロプライエタリー)リミテッド
エンゲルハルト デ メールン ビー.ブイ.
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Abstract

コバルトを含浸させた触媒担体を含む粒子状未還元コバルト担持フィッシャー−トロプシュ合成触媒前駆体を、純水素還元ガスを用いて所定の第1供給ガス空間速度SV1及び第1加熱速度HR1で処理し、部分的に還元された前駆体を得る。前記担体は、コバルト原子の各モルが4/3モルを超える酸素原子と結合した化学式単位を有し、Co34スピネルの比表面積と少なくとも同等な還元可能な酸化コバルト比表面積を示す、焼成状態の還元可能な酸化コバルトを含有する。次いで、その部分的に還元された前駆体を、純水素還元ガスを用いて所定の第2供給ガス空間速度SV2及び第2加熱速度HR2で処理し、活性化されたフィッシャー−トロプシュ担持触媒を得る。但し、SV2≦SV1及び/又はHR2≧HR1であるが、SV2=SV1の場合はHR2≠HR1、HR2=HR1の場合はSV2≠SV1である。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、触媒に関する。詳細には、本発明はフィッシャー−トロプシュ担持触媒を製造するための方法及び当該方法によって得られる触媒に関する。
【背景技術】
【0002】
担持フィッシャー−トロプシュ触媒に関しては、金属前駆体及び粒子状担体を使用して、その触媒の前駆体を調製することがよく知られている。その触媒前駆体の調製には幾つかの様々な触媒調製段階が含まれる。その触媒前駆体は、次いで、活性化工程又は段階において水素を用いて還元され、触媒の活性成分として金属微結晶を含む、活性化されたフィッシャー−トロプシュ触媒を得る。典型的には、その金属はコバルトとすることができる。
【0003】
本出願人の承知している担持フィッシャー−トロプシュコバルト触媒の前駆体を活性化するための公知の方法、すなわち、流動水素又は水素含有ガス流中における高温度での還元では、好ましい触媒前駆体は、Coを最も多量に含む前駆体である。さらに、炭化水素合成触媒の活性は、活性化段階中の最大水分圧(温度傾斜スケジュールやガス空間速度などの因子によって影響される)をコントロールすることによって最大化されるが、活性化段階は24時間もかかることがある。活性化の時間(したがって、コバルト担持触媒前駆体をバッチ式連続的商業スケールで活性化する際のサイクル時間)は、最大水分圧をコントロールできなくなり、その結果、活性が最大化されていない炭化水素合成触媒が得られることになる危険を冒すことなしには、容易に短縮することはできない。その触媒前駆体が、Coを最も多量に含む触媒前駆体種に対する場合よりも最大水分圧をコントロールするのが(例えば、同じような温度傾斜スケジュール及びガス空間速度で)より困難な種である場合に、この危険はより大きくなる。
【0004】
したがって、本発明の目的は、これらの危険を克服又は少なくとも低減させる、フィッシャー−トロプシュ担持触媒を製造するための方法を提供することである。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、担持フィッシャー−トロプシュ触媒を製造するための方法であって、
第1活性化段階において、コバルトが含浸されており、還元可能な酸化コバルトを焼成状態で含み、コバルト原子の各モルが4/3モルを超える酸素原子と結合した化学式単位を有し、Coスピネルの比表面積と少なくとも同等な還元可能な酸化コバルト比表面積を示す触媒担体を含む粒子状未還元コバルト担持フィッシャー−トロプシュ合成触媒前駆体を、純水素還元ガスを用いて所定の第1供給ガス空間速度SV1及び第1加熱速度HR1で処理して、部分的に還元された触媒前駆体を得るステップ、及び
その後、第2活性化段階において、前記の部分的に還元された触媒前駆体を純水素還元ガスを用いて所定の第2供給ガス空間速度SV2及び第2加熱速度HR2で処理して、活性化された担持フィッシャー−トロプシュ触媒を得るステップを含み、SV2≦SV1及び/又はHR2≧HR1であるが、但し、SV2=SV1の場合はHR2≠HR1であり、HR2=HR1の場合はSV2≠SV1である、上記方法が提供される。
【0006】
すなわち、SV2がSV1に等しい場合には、HR2はHR1に等しくなく、HR2がHR1に等しい場合には、SV2はSV1に等しくない。
【0007】
担持される酸化コバルトの典型的な化学式単位の例、すなわち、採用可能な化学式単位は、WO01/39882A1号に開示されているような、CoO(式中、a≧1.7且つb>0)、或いは、Chem.Matter.、2000年、12巻、3459−3465頁に記載されているようなCoii 0.74Coiii 0.26(OH)2.01(NO0.21(CO0.020.6HO及びCoii 0.74Coiii 0.26(OH)1.99(CO0.13(NO0.010.7HOの単一金属ハイドロタルサイト様化合物である。
【0008】
この定義された未還元の還元可能な酸化コバルト相は、Coとは区別されるものであり、以下「適用性を付与された(labilized)酸化コバルト」という。
【0009】
本発明による還元又は活性化方法を利用して前駆体を活性化すると、驚くべきことに、全ての還元可能なコバルトが適用性を付与された酸化コバルトとして存在する前駆体から、高度の固有活性を有するフィッシャー−トロプシュ・コバルト担持触媒が得られることが見出された。
【0010】
すなわち、前記の未還元触媒前駆体においては、その触媒前駆体中に存在する酸化状態>0の還元可能なコバルトのすべてが適用性を付与された酸化コバルトに含まれる。したがって、その触媒前駆体は、その中に存在する還元可能なコバルトの全て、すなわち、酸素並びに水素、窒素及び/又は炭素などの元素と結合したコバルトが、アルミン酸コバルト又はケイ酸コバルトの形成など、酸化コバルトの還元可能性を低下させるコバルト−担体間の相互作用をせずに、適用性を付与された酸化コバルトとして存在するようにコントロールされた方法でコバルトを含浸し、焼成した触媒担体を含む。酸化コバルトについての用語「化学式単位(formula−unit)」は、未還元の触媒前駆体(すなわち、焼成中間体)中に存在する全ての還元可能な酸化コバルト種、すなわち、選択された担体材料、例えばAl、SiO、Al−SiO、ZnO又はTiOなどと、酸化コバルトの還元可能性を低下させるアルミン酸コバルト又はケイ酸コバルトの形成などの、観測し得るほどの相互作用を示さない酸化コバルト種のCo及びO元素、またH、N、及び/又はC元素の1種又はそれ以上を含む元素間の正規化された原子比を表す。これらの還元可能な酸化コバルト種の全てをひとまとめにした化学式単位は、典型的な担体元素、例えばAl、Si、Zn又はTiを含まず、したがって、CoO(式中、a>4/3、b>0、c及びdのそれぞれ≧0)、すなわち前に定義された酸化コバルトの式で表される。
【0011】
前記適用性を付与された酸化コバルトの金属前駆体は、金属状態への活性化(Hによる還元)の一部分としてCoOに変換する間に、還元可能コバルトの単位量当たり、Coスピネルに比べて少なくとも同程度に速い速度で、より多くの水分を生じる。したがって、金属前駆体がCoスピネルである場合、高い初期相対固有フィッシャー−トロプシュ合成活性係数(elative ntrinsic Fischer−Tropsch synthesis ctivity actor、「RIAFx,i」)を有する担持コバルト系フィッシャー−トロプシュ合成触媒を与える活性化条件は、適用性を付与された酸化コバルトが金属前駆体である場合には、必ずしもあてはまらない。
【0012】
未還元の触媒前駆体が所定の触媒調製方法Xに厳密に従って調製された担持コバルトスラリー相触媒、すなわち触媒前駆体X、の相対固有フィッシャー−トロプシュ合成活性係数(「RIAF」)は次式で定義される。
【0013】
【数1】
Figure 2005506190
但し、式中、
a)Aは、任意の還元方法によって活性化された触媒前駆体Xのアレニウス前指数項であり、
b)Ax,bは、以下の標準的還元方法:
以下の温度プログラム:
25℃〜425℃まで1℃/分で加熱し、425℃の等温に16時間保持を適用しながらの、総供給物として1グラムの還元可能なコバルトに対して1時間当たり1300Nmlの空間速度で非希釈H還元ガス(純度5.0)を用いた大気圧における、15±5gの触媒前駆体X(すなわち、未還元触媒マス)の固定床(内径20mm)還元を利用した、実際条件下における15時間の流動スラリー相連続攪拌槽型反応器(ontinuous tirred ank eactor、CSTR)のフィッシャー−トロプシュ合成実験から算出された触媒前駆体Xのアレニウス前指数項であり、
c)前指数項A、すなわちA及びAx,bの双方に適用可、は一般に認められているコバルト系フィッシャー−トロプシュ経験速度式:
【0014】
【数2】
Figure 2005506190
で定義される。故に、
【0015】
【数3】
Figure 2005506190
式中、rFTは、未還元状態の触媒前駆体の単位質量あたり単位時間にフィッシャー−トロプシュ合成生成物に変換されるCOのモル数によって表される。
【0016】
さらに、初期RIAF、すなわちRIAFx,iは、以下のとおり定義される:
RIAFx,i=実際の条件下における流動スラリー相CSTRフィッシャー−トロプシュ合成実験における16.5±1.5時間におけるRIAF
ここで実際のスラリー相CSTRフィッシャー−トロプシュ合成条件は、以下の通りである:
反応器温度 :220.0±0.5℃
反応器圧力 :20.5±0.7バール
%(H+CO)変換率 :60±13
供給ガス組成
:約50容積%
CO :約25容積%
残り :Ar、N、CH、及び/又はCO
【0017】
第1及び第2活性化段階の処理は、少なくとも原則的には、還元ガスが流動化媒体として機能する触媒前駆体粒子の流動床、還元ガスがその中を通過する触媒前駆体粒子の固定床等のような、触媒前駆体と還元ガスの任意の適切な接触形状を使用することにより実施することができる。しかし、流動床形状が好ましい。
【0018】
触媒の活性化方法については、次の標準的手法が考えられる。すなわち、SV2=SV1=SV及びHR2=HR1=HRである。換言すれば、供給ガスの空間速度及び加熱速度は、全ての活性化処理、すなわち第1及び第2活性化段階の双方にわたって一定に保持され、下付き添字「c」は全ての活性化処理にわたって空間速度及び加熱速度が一定に保持されることを表す。
【0019】
SVとHRの様々な組合せを考え、RIAFx,iに対するその影響について評価することができる。
RIAFx,i<0.8は望ましくない、
0.8≦RIAFx,i≦1.0は好ましい、
RIAFx,i>1.0は最も好ましい、
という仮定に基づき、HR1及びSV1の組合せに対する「望ましくない」、「好ましい」、「最も好ましい」範囲を以下のように導くことができる(図2を参照して以下により詳細に扱いもするとおり)。HRc,1は、選択されたSV値においてRIAFx,i≧0.8とするHRの最大値と定義され、したがってHRc,1=f(SV)であることを暗示する。HRc,2は、選択されたSV値においてRIAFx,i≧1.0とするHRの最大値と定義され、したがってHRc,2=f(SV)であることを暗示する。HR1に対する望ましくない、好ましい、最も好ましい範囲については、以下のように定義される。
0<HR1<HRc,2は最も好ましい、
HRc,2≦HR1≦HRc,1は好ましい、
HR1>HRc,1は望ましくない。
【0020】
流動床で還元を実施する場合には、最小許容SV1(すなわちSV1min)及び最大許容SV1(すなわちSV1max)の定量は、第1触媒活性化段階の全期間中にわたる適切な流動化の条件によって左右される。すなわち、SV1<SV1min及びSV1>SV1maxは範囲外、すなわち適用不可である。同じ適切な流動化の条件を第2活性化段階の全期間中にも適用する。すなわち、最小許容SV2(すなわちSV2min)及び最大許容SV2(すなわちSV2max)の存在が示唆される。適切に流動化するかどうかは、反応器の形状及び触媒の特性による。流動化の好ましい方式は、乱流流動、攪拌流動及びバブリング/スラギング流動方式であり、乱流及び攪拌流動がより好ましく、攪拌流動が最も好ましい(Design Manual of the Particulate Solid Research Institute(PRSI)、米国、1993年9月、を参照のこと)。当業者は、PRSI設計マニュアルを利用し、選択された反応器の形状及び触媒特性を適用して、目標とする流動化方式を与えるSV1min、SV1max、SV2min、及びSV2maxの適正値を決定することができる。さらに、SV2≦SV2β(ここでSV2βはSV1及びSV2maxの最小値である)であり、HR2≧HR1である。これらの制約内で、SV2とHR2の様々な組合せを考え、それらのRIAFx,iに対する影響について評価することが可能である。上に示したとおり、
RIAFx,i<0.8は望ましくない、
0.8≦RIAFx,i≦1.0は好ましい、
RIAFx,i>1.0は最も好ましい、
という仮定に基づき、HR1及びSV1の特定の組合せに対するHR2とSV2の許容される組合せについての「望ましくない」、「好ましい」、「最も好ましい」範囲が以下のように導かれた(図3を参照して以下により詳細に扱いもするとおり)。HR2βは、選択されたSV2の値、すなわちSV2min≦SV2≦SV2β(SV2βはSV1とSV2maxの最小値である)においてRIAFx,i≧0.8とするHR2の最大値として定義され、HR2αは、選択されたSV2の値、すなわちSV2min≦SV2≦SV2β(SV2βはSV1とSV2maxの最小値である)においてRIAFx,i≧1.0とするHR2の最大値として定義される。
【0021】
上に設定したことの基本前提は、第1活性化段階における処理の間、一定の空間速度が維持され、すなわちSV1が一定であり、かつ、第2活性化段階における処理の間も、一定の空間速度が維持され、すなわちSV2が一定であり、かつ、SV2≦SV1であることである。すなわち、このことは本発明のこの側面の第1の実施形態に合致している。
【0022】
第1活性化段階は、純粋の未還元触媒前駆体(すなわち、すべての還元可能なコバルトを適用性を付与された酸化コバルトとして含み、物理的に吸着された水分など、貯蔵及び/又は取扱い中に蓄積されたいかなる物質も含まない中間生成物)を、HR1を直ちに適用しつつ、SV1にて純水素雰囲気に供した時点で開始する。未還元触媒前駆体が吸湿してしまっている場合には、適用性を付与された酸化コバルトの純度を回復するために予備乾燥の段階を適用することができる。その後、第1活性化段階の処理は、還元可能なコバルトの全てが定量的にCoOに変換され、部分的に還元された触媒前駆体が得られる段階まで続けることができ、これは150℃〜280℃の床温度、すなわち、後で考察する図1のTで期待される。すなわち、第2活性化段階の処理の開始時点で、第2活性化段階の温度、すなわち部分的に還元された触媒前駆体の温度は、150℃〜280℃の範囲の値を有するはずである。その後、第2活性化段階の処理を、第2処理段階の温度、すなわち活性化されたフィッシャー−トロプシュ触媒の温度が、約300℃〜約600℃の範囲、好ましくは300℃〜500℃の範囲、最も好ましくは300℃〜450℃の範囲に達するまで継続する。
【0023】
本発明の第2の実施形態では、第1及び/又は第2活性化段階中の空間速度は、以下の条件を満たすことを条件に変更することができる。
【0024】
第1活性化段階(「段階1」):SV1を、段階1中の時間tにおける支配的な純水素空間速度として定義し、SV1を段階1の終期の純水素空間速度として定義する。SV1及びSV1に関する制限は次のとおりである:SV1≧SV1、SV1≦SV1max、かつ、(HR1、SV1)の組合せは、上に説明したように、HR1及びSV1の組合せに適用可能な、好ましい、又はより好ましい、最も好ましい範囲内にある。
【0025】
第2活性化段階(「段階2」):SV2を、段階2中の時間tにおける支配的な純水素空間速度として定義し、SV2を段階2の終期の純水素空間速度として定義する。SV2及びSV2に関する制限は次のとおりである:SV2≧SV2、SV2≦SV2β(空間速度が変化する場合のSV2βはSV1及びSV2maxの最小値である)であり、(HR2、SV2)の組合せは、HR2及びSV2の組合せに適用可能な、好ましい、又はより好ましい、最も好ましい範囲内にある。
【0026】
本発明の第1側面であるこの実施形態は、RIAFx,i≧0.8である最終触媒を生成しつつ、活性化段階1及び/又は活性化段階2の間の見かけガス速度を固定することが望まれる状況に応えるものである。見かけ又は線速度は還元反応器の単位断面積当たりのガスの容積流速(容器温度、圧力における)である。線(見かけ)速度をSV(SV1;SV2)値に変換するには温度、圧力、断面積及び反応器に仕込んだ還元可能なコバルトの質量について補正する必要がある。
【0027】
2つの活性化段階で使用される「純水素還元ガス」により、90容積%以上のHと10容積%以下の不活性ガス、好ましくは97容積%以上のHと3容積%以下の不活性成分を含む水素含有ガス混合物が意味される。不活性成分は、Ar、He、N及びHOの任意の組合せとすることができ、その純水素還元ガスの露点は、好ましくは4℃以下、より好ましくは−30℃以下である、
【0028】
第1及び第2活性化段階における処理は、双方ともほぼ大気圧、好ましくは0.6〜1.5バール(絶対圧)、最も好ましくは0.8〜1.3バール(絶対圧)で実施できる。
【0029】
新たに活性化したフィッシャー−トロプシュ触媒、すなわち第2活性化段階の終期の触媒であって、それゆえ未だ高温状態にあるものを、純水素中で温度Tまで冷却し、その後さらに実質的に純粋な窒素中で室温まで冷却できる。この冷却段階の末尾で窒素が不活性物質として振舞うことを保証するために、温度Tは十分低くなければならない。切替え温度Tは、RIAFをTの関数としてプロットすることによって容易に定められる。Tについての好ましい値は、0.8から1.0のRIAFx,iを保証する値が好ましく、Tについての最も好ましい値は、RIAFx,i≧1.0を与える値である。
【0030】
粒子状未還元コバルト担持フィッシャー−トロプシュ合成触媒前駆体は、活性フィッシャー−トロプシュ触媒を得るために活性化すなわち還元を必要とする、任意の適当な触媒前駆体とすることができる。しかし、それは、粒子状触媒担体、活性成分前駆体としてのコバルト化合物及び水のスラリーを形成し、その触媒担体をコバルト化合物による含浸に供し、その含浸した触媒担体を乾燥し、その含浸担体を焼成して触媒前駆体を得ることによって得られるものであることが好ましい。しかし、このようにして得られた触媒前駆体は、フィッシャー−トロプシュ反応を触媒するために使用するに先立って、さらに活性化又は還元されなければならず、この還元又は活性化は本発明の方法により実施される。かくして得られた触媒は、すなわち活性化されたフィッシャー−トロプシュ触媒である。
【0031】
Al、シリカ(SiO)、チタニア(TiO)、マグネシア(MgO)、SiO−Al及び酸化亜鉛(ZnO)のような任意の商業的に入手可能な予備成形した多孔性酸化物の触媒用担体を使用することができる。これらの担体は、好ましくは8〜50ナノメートル、より好ましくは10〜15ナノメートルの平均細孔径を有する。担体の細孔容積は、0.1〜1.0ml/g、好ましくは0.3〜0.9ml/gとすることができる。平均粒子径は、好ましくは1〜500マイクロメートル、より好ましくは10〜250マイクロメートル、なお好ましくは45〜200マイクロメートルである。
【0032】
担体は、欧州特許出願第99906328.2号(ヨーロッパ公報第1058580号、以後参照により本明細書の記載の一部とする)に記載されているように、例えば変性成分としてシリコンを含む、保護し変性した触媒担体とすることができる。
【0033】
コバルトの付着量は5gCo/100g担体から70gCo/100g担体まで、好ましくは20gCo/100g担体から40gCo/100g担体とすることができる。
【0034】
コバルト塩としては特に硝酸コバルト、Co(NO・6HOとすることができる。
【0035】
触媒担体への含浸は、原則としては、初期湿気含浸(incipient wetness impregnation)又はスラリー含浸などの任意の公知方法又は手順によって実施できる。しかし、含浸は、特に、米国特許第6455462号又は同第5733839号(それゆえ、これらを参照により本明細書の記載の一部とする)に記載の方式によって実施することができる。担体への含浸は、2段階スラリー相含浸工程を含み、その工程は所望のコバルト付着量及び触媒担体の細孔容積によって異なる。
【0036】
担体への含浸及び乾燥は、典型的には回転スクリューの付いたコニカル真空乾燥機、又は揺動真空乾燥機中で実施することができる。
【0037】
コバルトを含浸する段階の途中で、活性成分の還元力を増強できるドーパントとして、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ルテニウム(Ru)又はこれらの混合物の水可溶性前駆体塩を添加することができる。使用する場合には、これらドーパントのコバルトに対する質量比は0.01:100から0.3:100までとすることができる。
【0038】
含浸し乾燥した材料の焼成は、例えば200〜350℃で流動床式焼成炉、又はロータリーキルン式焼成炉中で、当業者に知られている任意の方法を用いて行うことができる。焼成は、特に、PCT特許出願公開WO01/39882号に記載したように実施することができ、したがって、この出願を参照により本明細書の記載の一部とする。
【0039】
含浸方法及び/又は乾燥方法及び/又は焼成方法は、それゆえ、触媒前駆体において、担体中に存在する全ての還元可能なコバルトが適用性を付与された酸化コバルトの形態とするように選択するとよい。これは、例えば、WO01/39882に記載された焼成方法を採用することによって達成することができる。
【0040】
本発明は、その触媒が本発明の第1の態様の方法によって得られる場合には、活性化されたフィッシャー−トロプシュ触媒にも及ぶものである。
【0041】
活性化されたフィッシャー−トロプシュ触媒を、炭化水素を製造するための方法において使用することが可能であり、その方法は、水素(H)及び一酸化炭素(CO)を含む合成ガスを、上記したような活性化されたフィッシャー−トロプシュ触媒と180℃〜250℃の高温及び10〜40バールの加圧下で接触させるステップ、水素と一酸化炭素とのスラリー相フィッシャー−トロプシュ反応を使用するステップを含む。
【0042】
以下の図面及び付随する非限定的な例を参照して、本発明をより詳細に説明する。
【実施例】
【0043】
例1
触媒前駆体Xの1つの具体例として、WO01/39882中に完全に記載されているような、本出願人が独占権を有する30gCo/100gAlのスラリー相フィッシャー−トロプシュ合成触媒を検討する。その厳密な手順に従って調製された未還元の触媒前駆体又は中間体(X1と名づける)をさらに以下の標準的還元方法、すなわち、
25℃〜425℃まで1℃/分で加熱し、425℃の等温に16時間保持する温度プログラムを適用し、1グラムの還元可能なコバルトに対して1時間当たり1300Nmlの空間速度で、総供給物として非希釈H還元ガス(純度5.0)を使用し、大気圧にて、15±5gの触媒前駆体X1(すなわち、未還元触媒体)を固定床(内径20mm)で還元する方法
に供すると、次のアレニウス前指数項、
x1,b=138546[モルCO/(g焼成触媒.秒.バール)が得られる。
【0044】
この未還元の触媒前駆体(すなわち前駆体X1)の代表的なバッチを次のようにして具体的に調製した。17.4kgのCo(NO・6HO、9.6gの(NHPt(NO及び11kgの蒸留水の溶液を、担体を溶液に添加することによって、20.0kgのガンマアルミナ担体(Puralox SCCa 5/150、細孔容積0.48ml/g、Uberseering 40、22297 Hamburg、GermanyのSASOL Germany GmbHより入手)と混合した。このスラリーをコニカル真空乾燥機に入れ、連続的に混合した。このスラリーの温度を60℃まで上昇させ、その後、20kPa(絶対圧)の圧力を適用した。乾燥段階の最初の3時間の間、温度は徐々に上昇し、3時間後に95℃に達した。3時間後、圧力を3〜15kPa(絶対圧)まで下げ、その初期湿り度点(point of incipient wetness)で2.5m%/hrの乾燥速度を使用した。完全な含浸及び乾燥段階には9時間を費やした。その後、含浸し乾燥した触媒担体を直ちに且つ直接に流動床式焼成炉に仕込んだ。含浸乾燥した触媒担体の温度は、焼成炉への仕込み時において約75℃であった。仕込みには約1〜2分が必要であった。焼成炉の内部温度は約75℃の設定温度に保たれた。乾燥含浸触媒担体を、0.5℃/分の加熱速度、及び1.0Nm/kgCo(NO・6HO/hの空気空間速度で、75℃から250℃まで加熱し、250℃で6時間保持した。コバルトの付着量が30gCo/100gAlである触媒を得るために、第2の含浸/乾燥/焼成段階を実施した。9.4kgのCo(NO・6HO、15.7gの(NHPt(NO2、及び15.1kgの蒸留水の溶液を、触媒前駆体を溶液に添加することによって、第1の含浸及び焼成によって得られた20.0kgの触媒前駆体と混合した。スラリーを円錐形真空乾燥機に入れ、連続的に混合した。このスラリーの温度を60℃まで上昇させ、その後、20kPa(絶対圧)の圧力を適用した。乾燥段階の最初の3時間の間、温度は徐々に上昇し、3時間後には95℃に達した。3時間後、圧力を3〜15kPa(絶対圧)まで下げ、初期湿り度点で2.5m%/hrの乾燥速度を使用した。完全な含浸及び乾燥段階には9時間を費やした。その後、処理した触媒担体を直ちに且つ直接に流動床式焼成炉に仕込んだ。含浸乾燥した触媒担体の温度は、焼成炉への仕込み時において約75℃であった。仕込みには約1〜2分が必要であった。焼成炉の内部温度は約75℃の設定温度に保たれた。乾燥含浸触媒を、0.5℃/分の加熱速度、及び1.0Nm/kgCo(NO・6HO/hの空気空間速度で、75℃から250℃まで加熱し、250℃で6時間保持した。このようにしてアルミナ担体上に担持させたコバルト触媒前駆体を得た。
【0045】
例2
例1のコバルト触媒前駆体、すなわち触媒前駆体X1を用いて温度プログラム化還元(「TPR」)実験を行った。TPR実験は、固定床反応器中で、2℃/minの加熱速度(heating rate、HR)、及び約10.7Nm/kgCohrの純水素供給速度を使用し、大気圧下で行った。結果を図1に示す。図1から、活性化は2つの活性化段階で起こり、活性化段階1の終期がT=250℃で画されることがわかる。
【0046】
例3
例1で調製したと同様のコバルト触媒前駆体を、表1及び表2に示したような異なる活性化方法に従って還元し、以下のフィッシャー−トロプシュ合成実験に供した。すなわち、38ミクロンから150ミクロンの範囲の得られた還元済触媒の10gから30gを、300mlの融解ワックスに懸濁し、内容積500mlのCSTRに仕込んだ。供給ガスは水素と一酸化炭素から構成され、そのH/COモル比は1.5/1から2.3/1であった。この反応器を電気で加熱し、攪拌速度を十分に高速とし、気−液物質移動上の制約を排除した。供給流速はBrooks質量流量調節器によって制御し、2〜4Nm/kgcathrの範囲の空間速度を使用した。生成物スペクトルを解析するために、永久ガス及び揮発性塔頂炭化水素のGC分析を使用した。
【0047】
これらのスラリー相CSTRフィッシャー−トロプシュ合成実験からそれぞれのRIAFx1,iを見積り(表5に示すとおり)、表1及び表2の選択された活性化方法と関連づけた(図2及び図3に示すとおり)。
【0048】
例4
例1で調製したと同様のコバルト触媒前駆体を、表3に示したような異なる露点をもつ水素供給ガス中で還元し、例3に記載したフィッシャー−トロプシュ合成試験に供した。これらのスラリー相CSTRフィッシャー−トロプシュ合成実験からそれぞれのRIAFx1,iを見積もった(表5に示すとおり)。
【0049】
例5
例1で調製したと同様のコバルト触媒前駆体を、表4に示したような異なる水素含量をもつ供給ガス中で還元し、例3に記載したフィッシャー−トロプシュ合成試験に供した。これらのスラリー相CSTRフィッシャー−トロプシュ合成実験からそれぞれのRIAFx1,iを見積もった(表5に示すとおり)。
【0050】
【表1】
Figure 2005506190
【0051】
【表2】
Figure 2005506190
【0052】
【表3】
Figure 2005506190
【0053】
【表4】
Figure 2005506190
【0054】
【表5】
Figure 2005506190
Figure 2005506190
Figure 2005506190
Figure 2005506190
Figure 2005506190
【0055】
触媒活性化中の供給ガス空間速度は、活性化段階1及び活性化段階2において、単位時間及び還元可能なコバルトの単位質量当たり、反応器に供給される還元ガスの標準状態における容積(Nm/kgCo・hr)であり、ここで下付き文字Coは還元可能なコバルトを指す。これに対して、フィッシャー−トロプシュ合成実験中の供給ガスの空間速度は、単位時間及び焼成した触媒の単位質量当たり、反応器に供給される供給ガス総量の標準状態における容積である。
【0056】
本発明によって触媒前駆体の還元を実施するに際しては、還元が行われる還元反応器への充填中、及び、保持時間を複数含んでいてもよいが、600℃を超えない最終温度、好ましくは500℃を超えない最終温度、最も好ましくは450℃を超えない温度への加熱、最終温度での保持時間を含み、次いで180℃を超えず典型的にはほぼ周囲温度である充填状態解除温度まで冷却する加熱プログラム中に起こる様々な段階は以下の如くである。
【0057】
乾燥段階が第1活性化段階に先行する。乾燥段階中においては、次の操作条件(ガス環境及び温度)の組合せが許容できる。すなわち、動的純水素ガス環境(好ましくは4℃以下、より好ましくは−30℃以下の露点をもつ)と段階1の活性化の開始を示す温度よりわずかに低い温度であるが同時に乾燥段階(すなわち、貯蔵及び/又は取扱い中に吸収されていた水分の定量的除去)が1時間以内を完了させるのに十分な高さの温度との組合せ、或いは、動的不活性ガス(例えば純窒素)環境(好ましくは4℃以下、より好ましくは−30℃以下の露点をもつ)と乾燥段階を1時間以内に完了させるのに十分な高さの温度(但し、未還元触媒前駆体の調製中に加えられる焼成温度を超えない)との組合せである。乾燥段階は、デルタ露点(すなわちテールガスの露点−総供給ガスの露点)2℃以下の時点で完了したと考えられる。動的不活性ガスによる乾燥段階中のデルタ露点が2℃未満に低下した後、不活性ガスを段階1の活性化を示す温度よりわずかに低い温度で純水素に置換し、次いでHR1を適用する。動的純水素ガスによる乾燥段階中のデルタ露点が2℃未満に低下した後、HR1を適用することができる。
【0058】
活性化段階1は、純未還元触媒前駆体(すなわち、すべての還元可能なコバルトを、物理的に吸着した水分など、貯蔵及び/又は取扱い中に蓄積されたいかなる物質をも含まない適用性を付与された酸化コバルトとして含む中間生成物)を、直ちにHR1を適用するとともに、SV1において純水素雰囲気に供することにより開始する。活性化段階1は、全ての還元可能なコバルトが2+の酸化状態に還元されたときの(具体的な加熱プログラムに対する)温度において終了する。これは、同一加熱プログラムの下で得られる典型的なTPRプロフィールから、たたみこみ積分の逆計算をすることによって決定することができる。このようなたたみこみ積分の逆計算(deconvolution)の結果を図1に示すが、ここでTが活性化段階1の終期を示している。この温度Tは2つのピーク間の谷の温度より高くなる。
活性化段階2:HR1により還元床温度がTに到達すること(図1)は、第2還元段階の開始を示している。この段階は、600℃を超えない、好ましくは500℃を超えない、最も好ましくは450℃を超えない温度において、還元可能なコバルトに関して所望の還元度が得られた時点で終了する。還元可能なコバルトに関する所望の還元度は好ましくは50%〜100%、より好ましくは60%〜80%で得られる。
【0059】
冷却段階は、活性化段階2の完了直後に始まり、また純水素環境下で実施される。還元床温度は純水素環境下で温度≦Tまで冷却する。温度≦Tで純水素環境を100%不活性環境(すなわち、H及びOを含まない、例えば純N)に置換し、その後、完全に活性化した触媒を、以下参照により本明細書の記載の一部とするZA2000/5666に記載されているようにフィッシャー−トロプシュ合成反応器ワックスで被覆することができる。
【0060】
図2及び図3は、表1及び2に示した数値から作製したものである。図2は、許容されるHR1及びSV1の組合せに対する、上に述べた「望ましくない」、「好ましい」、「最も好ましい」範囲の境界を図示するものである。図3は、許容されるHR2及びSV2の組合せに対する、上に述べた「望ましくない」、「好ましい」、「最も好ましい」範囲の境界を、HR1=1.0℃/min、及びSV1=13.7Nm/(kgCo・h)の場合について図示するものである。選択された(HR1、SV1)のそれぞれの組に対して、図3と同様に、別個のグラフを作製すべきであることは理解されるであろう。
【0061】
この分野の従来技術によれば、高い固有活性をもったフィッシャー−トロプシュコバルト担持触媒を得るための活性化方法には、
・調製の最終段階(一般的には最終焼成段階)の後の金属前駆体がCoを最大量成分とすること、
・Coの還元速度は水蒸気の存在によって阻害されるので、水分圧のレベルを活性化工程のどの時点においても一定限度未満に保持することが保証できるようにガス空間速度及び加熱速度などの活性化条件を設定すること、
・Coの金属状態への活性化(還元)が、単一回又は単一段階では行われず、複数(例えば2つ)の連続した段階で進行すること、
・純水素、又は窒素などの不活性希釈剤を含有する希釈水素のいずれかを使用すること、
が必須であると予想されていた。
【0062】
しかし、本出願人は、驚くべきことに、以下のことがらを見出した。
・最終含浸や焼成段階などの最終調製段階後、活性化工程の開始時点における金属前駆体がCoでない場合には、主としてCoから成る酸化コバルトを高い固有活性を有するフィッシャー−トロプシュコバルト担持触媒へと活性化する方法に関する従来技術の教示は適用できない。
・従来技術から公知であるような、金属前駆体がCoである場合の金属前駆体の還元速度、及びその還元速度に対する水蒸気の阻害効果の定量化は、金属前駆体がCoでない場合には適用できない。また、Coの場合に対して導かれる活性化条件(例えば、ガス空間速度及び加熱速度)、すなわち水分圧を一定限度未満に保持するということは、金属前駆体がCoでない場合には適用できない。
・高温における活性化工程中では純水素のみを使用すべきであること。及び、
・2つ以上の連続した活性化段階で金属前駆体をその金属状態に活性化する場合には、全体に適合した(すなわち全ての活性化段階に適用可能な)活性化条件を、部分に適合した(すなわち1つの活性化段階に適用可能な)活性化条件に落とすことが可能である。任意の具体的な活性化段階の開始と終了とを特徴付ける特定の化学種、その活性化段階の間の還元速度、及びその活性化段階の間の還元速度に対する水蒸気の阻害効果が、その段階についてのその段階に適合した活性化条件を決定する。例えば、触媒活性に対する水蒸気蓄積の負の効果は、末期段階に対するよりも初期段階に対する方がより著しいかもしれない。すなわち、初期段階は、末期段階ほどには低い空間速度(例えば、水素のポンプ循環量を減少するため)及び高い加熱速度(例えば、還元総時間を短縮するため)を許容できず、これらの段階中の水分圧を抑制する。換言すれば、本発明によるフィッシャー−トロプシュ合成触媒を製造する方法においては、第1活性化段階の間において、(硝酸塩の還元によるものであれ、炭酸塩の還元によるものであれ、及び/又は高酸化状態の酸化コバルトから酸化コバルト(II)への還元によるものであれ)Coの場合に予想される水分よりも、還元可能なコバルト原子当たり、より多量の水が生成するであろう。
【0063】
− 活性化の第1段階において、水の生成速度は(多分、好ましい適用性を付与された酸化コバルト相がより多孔性であるため)Coの場合よりも速い。
− このことは、第1活性化段階の間においてはより遅い加熱速度/より速い空間速度が必要とされるので、水分圧のコントロールが(Coの場合に比べて)第1活性化段階の間においての方が第2活性化段階の間においてよりも一層困難と考えられることを意味する。
【0064】
本発明者らは、かくして、優れたフィッシャー−トロプシュ合成作用をもたらす、担持コバルト触媒の活性化法を開発した。驚くべきことに、その全ての還元可能なコバルトが、コバルト原子1モル当たり4/3モルを超える酸素原子を含む化学式単位(例えば、WO 01/39882A1に開示されているような、CoO(式中、a≧1.7であり、b>0である)、或いは、Chem.Matter.、2000年、12巻、3459−3465頁に記載されているようなCoii 0.74Coiii 0.26(OH)2.01(NO0.21(CO0.020.6HO及びCoii 0.74Coiii 0.26(OH)1.99(CO0.13(NO0.010.7HOの単一金属ハイドロタルサイト様化合物)で表すことのできる、担持コバルト触媒前駆体の活性化が、第2活性化段階がより速い加熱速度及び/又はより遅い供給ガス空間速度を有する、2段階活性化方法によって実施できることが見出された。
【図面の簡単な説明】
【0065】
【図1】例1のコバルト触媒前駆体X1の温度プログラム化還元(temperature programmed reduction、TPR)プロフィール(大気圧下における還元、還元ガス=純水素、2℃/minの線形加熱速度、10.7Nm/kgCohrの総供給ガス速度、流動化床のほぼ無勾配の条件に匹敵する差動条件下で操作された固定床)を示す図である。
【図2】許容されるHR1とSV1の組合せに対する「望ましくない」、「好ましい」、「最も好ましい」領域の境界を示す概略グラフに、コバルト触媒前駆体X1に適用可能なデータを重ね合わせたものである。
【図3】(HR1、SV1)値の特定の組、すなわちHR1=1.0℃/min及びSV1=13.7Nm/(kgCo・h)において、許容されるHR2とSV2の組合せに対する「好ましい」、「最も好ましい」領域の境界を示す概略グラフに、コバルト触媒前駆体X1に適用可能なデータを重ね合わせたものである。

Claims (13)

  1. 担持フィッシャー−トロプシュ触媒を製造するための方法であって、
    第1活性化段階において、コバルトが含浸されており、還元可能な酸化コバルトを焼成状態で含み、コバルト原子の各モルが4/3モルを超える酸素原子と結合した化学式単位を有し、Coスピネルの比表面積と少なくとも同等な還元可能な酸化コバルト比表面積を示す触媒担体を含む粒子状未還元コバルト担持フィッシャー−トロプシュ合成触媒前駆体を、純水素還元ガスを用いて所定の第1供給ガス空間速度SV1及び第1加熱速度HR1で処理して、部分的に還元された触媒前駆体を得るステップ、及び
    その後、第2活性化段階において、前記の部分的に還元された触媒前駆体を純水素還元ガスを用いて所定の第2供給ガス空間速度SV2及び第2加熱速度HR2で処理して、活性化された担持フィッシャー−トロプシュ触媒を得るステップを含み、SV2≦SV1及び/又はHR2≧HR1であるが、但し、SV2=SV1の場合はHR2≠HR1であり、HR2=HR1の場合はSV2≠SV1である、
    上記方法。
  2. 前記の担持された即ち適用性を付与された酸化コバルトが、CoO(式中、a≧1.7及びb>0)並びにCoii 0.74Coiii 0.26(OH)2.01(NO0.21(CO0.020.6HO及びCoii 0.74Coiii 0.26(OH)1.99(CO0.13(NO0.010.7HOの単一金属ハイドロタルサイト様化合物を含む化学式単位から選択される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記の第1及び第2活性化段階の処理が、前記触媒前駆体粒子の流動床を使用することにより実施され、前記還元ガスが前記粒子の床を流動化するための流動化媒体として機能する、請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. (i)前記第1活性化段階における処理中、一定の空間速度を維持して、SV1を一定とし、(ii)前記第2活性化段階における処理中、一定の空間速度を維持して、SV2を一定とし、且つ、SV2≦SV1である、請求項1から3までのいずれか一項に記載の方法。
  5. (i)前記第1活性化段階における処理中、一定の加熱速度を維持して、HR1を一定とし、(ii)前記第2活性化段階における処理中、一定の加熱速度を維持して、HR2を一定とし、且つ、HR2≧HR1である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記触媒に対するRIAFx,iが少なくとも0.8である、請求項4又は請求項5に記載の方法。
  7. 前記触媒に対するRIAFx,iが1.0より大きい、請求項4又は請求項5に記載の方法。
  8. 水の生成が初めて水素の消費を伴う時、前記第1活性化段階が、還元可能なコバルトの還元の開始時と同一の温度で開始し、その第1活性化段階の処理が、150℃〜280℃の範囲の値を有する床温度で、還元可能なコバルトのすべてが定量的にCoOに還元されてしまうまで継続し、その結果、前記第2活性化段階の処理の開始時点において、その第2活性化段階の温度が150℃〜280℃の範囲の前記の値にあり、前記第2活性化段階の処理が、その第2処理段階の温度が300℃〜600℃の範囲の値を有するまで継続する、請求項4から7までのいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記の第1及び/又は第2活性化段階における処理中の供給ガス空間速度が一定でない即ち変動する、請求項1から3までのいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記触媒に対するRIAFx,iが少なくとも0.8である、請求項9に記載の方法。
  11. 前記触媒に対するRIAFx,iが1.0より大きい、請求項9に記載の方法。
  12. 前記第1及び第2活性化段階で使用される純水素還元ガスが、90容積%以上のH及び10容積%以下の不活性ガスを含む水素ガス含有混合物であり、その純水素還元ガスの露点が4℃未満である、請求項1から11までのいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記第1及び第2活性化段階の双方の処理を0.6〜1.5バール(絶対圧)で実施する、請求項1から12までのいずれか一項に記載の方法。
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