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JP2005333032A - モニタ用被処理体の温度換算関数の形成方法、温度分布の算出方法及び枚葉式の熱処理装置 - Google Patents

モニタ用被処理体の温度換算関数の形成方法、温度分布の算出方法及び枚葉式の熱処理装置 Download PDF

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JP2005333032A JP2004151001A JP2004151001A JP2005333032A JP 2005333032 A JP2005333032 A JP 2005333032A JP 2004151001 A JP2004151001 A JP 2004151001A JP 2004151001 A JP2004151001 A JP 2004151001A JP 2005333032 A JP2005333032 A JP 2005333032A
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Masahiro Horigome
正弘 堀込
Yoshihiro Ishida
義弘 石田
Masaya Akiba
雅也 秋葉
Satoshi Oyama
聡 大山
Satoru Wakabayashi
哲 若林
Kensaku Narishima
健索 成嶋
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Abstract

【課題】 熱処理後にその熱処理工程で晒された熱処理温度や温度分布を精度良く求めることが可能な温度換算関数の形成方法を提供する。
【解決手段】 表面に金属含有膜の形成されたモニタ用被処理体5Mの熱処理前後のシート抵抗値からモニタ用被処理体の晒された温度を求めるための温度換算関数の形成方法において、モニタ用被処理体を複数枚用意する工程と、金属含有膜のシート抵抗を測定する処理前シート抵抗測定工程と、複数のモニタ用被処理体を熱処理する熱処理工程と、熱処理後のモニタ用被処理体の金属含有膜のシート抵抗を測定する処理後シート抵抗測定工程と、熱処理前後のシート抵抗値の差分値を求める差分値算出工程と、熱処理前のシート抵抗値が熱処理後のシート抵抗値に対して影響を与えるシート抵抗値量を差分値に対して補償して標準差分値を求める工程と、標準差分値を平均化して各熱処理温度における補正差分値を求める補正差分値算出工程と、補正差分値に基づいて熱処理工程における温度と補正差分値との相関関係である温度換算関数を求める工程とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体ウエハ等の被処理体の熱処理時における温度分布を、熱処理後に求めるための温度換算関数の形成方法、温度分布の算出方法及び枚葉式の熱処理装置に関する。
一般に、半導体集積回路の製造工程においては、半導体ウエハの表面に配線パターンやホール穴埋めや層間絶縁膜の形成のために、各種の成膜、例えばW,WSi,Ti,TiN,TiSi,SiO 等の成膜熱処理が繰り返し施される。また、この成膜熱処理の他にも、エッチング処理、酸化拡散処理、アッシング処理等の各種の熱処理も行なわれる。
この場合、歩留り等を向上させるためには、各種の熱処理をウエハ面内に亘って均一に施すことが必要であり、このためには、プロセス圧力、処理ガスの流量、プロセス温度等を精度良く管理してコントロールしなければならず、とりわけプロセス温度の管理が重要である。すなわち、プロセス時にウエハ面内において温度差が生ずるとそれによって熱処理の均一性も低下してしまうので、熱処理プロセスの間、ウエハ温度の面内均一性を保持する必要がある。
この場合、熱処理中にウエハ自体の温度を測定することは非常に困難であり、また、ウエハを載置する載置台の温度やこれに埋め込まれる加熱ヒータを熱電対により検出したとしても、これらの温度とウエハ自体の温度との間には数10℃もの温度差が生じているのが一般的であり、ウエハ自体の温度を正確に測定するのはかなり困難である。例えば加熱ヒータ温度が680℃程度でもウエハの実際の温度は、これよりも80℃程度も低い例えば600℃程度となり、測定温度値がウエハ温度を正確に反映しているのではない。
また、他のウエハ面内温度の均一性を確保する手法として熱電対を用いた以下のような手法も知られている。すなわち熱処理時におけるウエハ自体の温度を正確に知るために、モニタ用ウエハの表面に複数、例えば5個程度の熱電対を面内略均等に設け、これを処理容器内へ導入して目標とする温度条件(面内温度の均一条件)となる加熱ヒータへの投入電力量や埋め込み熱電対の温度検出値等の基準となる値を求めておく。そして、実際に製品ウエハを熱処理する際には、上記モニタ用ウエハを用いて求めていた投入電力量や埋め込み熱電対の温度検出値等を維持するようにコントロールしてウエハ面内の温度均一性を確保するようにしている。
この場合、熱処理装置内をメンテナンスした時、処理容器内をクリーニングした時、或いは処理レシピを変える時などに、上述したような熱電対を複数個取り付けたモニタ用ウエハを用いて目標通りの面内温度の均一性を高く維持しているか否かの検証を行なうが、この際、熱電対付きのモニタ用ウエハを載置台へ設置したり、或いは測定後にこれより取り外したりする必要があるので、その都度、処理容器内の圧力を昇降させて大気開放する必要があるばかりか、モニタ用ウエハも人間がハンドリングできる常温程度まで低下させる必要があり、その結果、測定に多くの時間、例えば2日間も要してしまう場合もあって、生産性を低下させる原因となっていた。
また、温度測定に熱電対を用いることから、ウエハ表面に取り付ける個数も物理的にそれ程多くすることはできず、ウエハ面内の詳細な温度分布を知ることができないという不便もあった。
そこで、半導体ウエハの熱処理温度に応じてその表面のシート抵抗値が変化する、という現象を利用して、熱処理時のウエハの温度分布を熱処理後にシート抵抗値を測定することにより知るようにした技術も提案されている(特許文献1、2、3)。
例えば特許文献1では、半導体ウエハのシート抵抗値の変化と熱処理温度との関係を示すグラフを求めて、例えば200〜500℃程度の範囲内で熱処理温度を求める技術が開示されている。また特許文献2には、シート抵抗値と熱処理温度との相関関係から、例えば400〜500℃程度の範囲内でウエハの熱処理温度を推定するようにした技術が開示されている。特許文献3では、不純物がイオン注入されたウエハのシート抵抗値と熱処理温度との相関関係から、例えば530〜720℃程度の範囲内で熱処理温度を求めるようにした技術が開示されている。
特開平8−22963号公報 特開平9−292285号公報 特開2000−208524号公報
ところで、上記した特許文献1〜3における各技術は、熱処理後のシート抵抗等を測定することによって熱処理時の温度、または温度分布を求めるようになっており、これによれば或る程度の高い精度で温度、或いは温度分布を求めることができる。しかしながら、上記熱処理後のシート抵抗値は、実際には、熱処理温度に依存して変化するのみならず、熱処理前のその部分のシート抵抗値にも僅かに依存して変化するので、求めた温度、或いは温度分布が実際の熱処理時の温度、或いは温度分布とはやや異なってしまう、という問題があった。
特に、最近にあっては、チタン膜やタングステン膜などの金属膜やTiN膜などの金属窒化膜を200〜500度程度の低温でアニール等の熱処理する場合があるが、このような低温では、不純物がイオン注入されたウエハのシート抵抗値から熱処理温度を求めるようにした技術(特許文献3)では、注入した不純物が活性化し難いことから、シート抵抗値自体の変化が少なく、熱処理温度を求めるのが更に困難になる、といった問題があった。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、比較的低温域の熱処理においても、熱処理後にその熱処理工程で晒された熱処理温度や温度分布を精度良く求めることが可能な温度換算関数の形成方法、温度分布の算出方法及び枚葉式の熱処理装置を提供することにある。
本発明者は、熱処理温度とシート抵抗値との関係を鋭意研究した結果、熱処理前のシート抵抗値(以下「イニシャルシート抵抗値」とも称す)が、熱処理後のシート抵抗値の増加量に影響を与えることから、この影響するシート抵抗値量を取り除くことにより、精度の高い適正な熱処理温度、またはその温度分布が得られる、という知見を得ることにより本発明に至ったものである。
請求項1に係る発明は、表面に金属含有膜の形成されたモニタ用被処理体の熱処理前後のシート抵抗値から前記モニタ用被処理体の晒された温度を求めるための温度換算関数の形成方法において、表面に金属含有膜の形成されたモニタ用被処理体を複数枚用意する工程と、前記各モニタ用被処理体に対して金属含有膜の1または複数の箇所においてシート抵抗を測定する処理前シート抵抗測定工程と、前記複数のモニタ用被処理体をそれぞれ異なる温度に晒して熱処理する熱処理工程と、前記熱処理後のモニタ用被処理体の金属含有膜に対して前記処理前シート抵抗測定工程でシート抵抗を測定した箇所と同じ箇所のシート抵抗を測定する処理後シート抵抗測定工程と、前記処理前シート抵抗測定工程で求めたシート抵抗値と前記処理後シート抵抗測定工程で求めたシート抵抗値との差分値を求める差分値算出工程と、熱処理前のシート抵抗値が熱処理後のシート抵抗値に対して影響を与えるシート抵抗値量を前記差分値に対して補償することにより標準差分値を求める工程と、前記標準差分値を平均化することにより前記各熱処理温度における補正差分値を求める補正差分値算出工程と、前記求めた1または複数の補正差分値に基づいて前記熱処理工程における温度と補正差分値との相関関係である温度換算関数を求める工程と、を備えたことを特徴とするモニタ用被処理体の温度換算関数の形成方法である。
このように、熱処理前のシート抵抗値が、熱処理後のシート抵抗値へ影響するシート抵抗値量を取り除くようにしたので、精度の高い適正な熱処理温度やその温度分布を得ることができる。特に、例えば200〜500℃程度の低温域での熱処理温度やその温度分布の精度を向上させることができる。
この場合、例えば請求項2に規定するように、前記モニタ用被処理体は、シリコン基板上に、絶縁層を介して金属含有膜を形成することにより構成されている。
また例えば、請求項3に規定するように、前記金属含有膜は、金属膜、或いは金属窒化膜よりなる。
また例えば、請求項4に規定するように、前記熱処理の所定の温度は、200〜500℃の範囲内である。
請求項5に係る発明は、表面に金属含有膜の形成されたモニタ用被処理体の熱処理前後のシート抵抗値から前記モニタ用被処理体の晒された温度の分布を求めるための温度分布の算出方法において、表面に金属含有膜の形成されたモニタ用被処理体を用意する工程と、前記モニタ用被処理体に対して金属含有膜の1または複数の箇所においてシート抵抗を測定する処理前シート抵抗測定工程と、前記モニタ用被処理体を所定の温度に晒して熱処理する熱処理工程と、前記熱処理後のモニタ用被処理体の金属含有膜に対して前記処理前シート抵抗測定工程でシート抵抗を測定した箇所と同じ箇所のシート抵抗を測定する処理後シート抵抗測定工程と、前記処理前シート抵抗測定工程で求めたシート抵抗値と前記処理後シート抵抗測定工程で求めたシート抵抗値との差分値を求める差分値算出工程と、
熱処理前のシート抵抗値が熱処理後のシート抵抗値に対して影響を与えるシート抵抗値量を補償して標準差分値を求める工程と、前記求めた標準差分値と請求項1に係る発明で予め求めた温度換算関数とに基づいてシート抵抗測定箇所の前記熱処理工程における温度を求める工程と、を備えたことを特徴とするモニタ用被処理体の温度分布の算出方法である。
この場合、例えば請求項6に規定するように、前記モニタ用被処理体は、シリコン基板上に、絶縁層を介して金属含有膜を形成することにより構成されている。
また例えば請求項7に規定するように、前記金属含有膜は、金属膜、或いは金属窒化膜よりなる。
また例えば請求項8に規定するように、前記熱処理の所定の温度は、200〜500℃の範囲内である。
請求項9に係る発明は、被処理体に対して熱処理を行う枚葉式の熱処理装置において、前記被処理体を収容できる処理容器と、前記被処理体を支持する支持部と、前記処理容器内に所定のガスを導入するガス供給手段と、前記処理容器内を排気する排気手段と、前記処理容器の外側に設けられると共に、複数の加熱ゾーンに分割されて加熱ゾーン毎に制御ができるようになされた加熱手段と、請求項5乃至8のいずれかに係る発明によって求められる温度分布に基づいて前記加熱手段を制御することにより前記加熱ゾーン毎に投入する電力をコントロールする温度制御部と、を備えたことを特徴とする枚葉式の熱処理装置である。
本発明に係る温度換算関数の形成方法、温度分布の算出方法及び枚葉式の熱処理装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮することができる。
本発明方法によれば、熱処理前のシート抵抗値が、熱処理後のシート抵抗値へ影響するシート抵抗値量を取り除くようにしたので、精度の高い適正な熱処理温度やその温度分布を得ることができる。特に、例えば200〜500℃程度の低温域での熱処理温度やその温度分布の精度を向上させることができる。
本発明装置によれば、上記したように求めた精度の高い熱処理温度、または温度分布に基づいて熱処理時の温度制御を行うことにより、熱処理温度の面内均一性を非常に高くすることができる。
以下に、本発明に係る温度換算関数の形成方法、温度分布の算出方法及び枚葉式の熱処理装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明方法の実施に用いられる枚葉式の熱処理装置の一例を示す断面構成図、図2は図1に示す装置の加熱手段を示す平面図、図3はモニタ用被処理体を示す断面図である。
まず、この枚葉式の熱処理装置について説明する。図1及び図2に示すように、この熱処理装置2は、例えば石英製の矩形状になされた処理容器4を有している。この処理容器4の一側には、被処理体として例えば半導体ウエハ5を導入するための開口6が形成されており、この開口6の周辺部にはフランジ部8が形成されている。この処理容器4内の底部には、容器内に導入されたウエハ5を支持するための支持部10として例えば石英製の突起12が円周状に複数個起立させて設けられており、この突起12によりウエハ5の裏面周辺部を支持するようになっている。
また、この処理容器4内に侵入してくる図示しない、移載用ピックと上記突起12とが干渉しないようになされており、このピックを上記突起12間に挿入させたまま移載用ピックを昇降させることによりウエハ5の移載を行う。
またこの処理容器4の一側端部には、この中へ必要な所定のガスを導入するためのガス供給手段としてのガス供給口14が設けられると共に、この処理容器4内の雰囲気を例えば真空排気するための排気手段としての排気口16が設けられている。
またこの処理容器4の開口6の端面には、上記フランジ部8と接するようにして間にOリング等のシール部材18を介在させて冷却プレート20が設けられている。そして、この冷却プレート20内には、冷却水を流す冷却水路22が設けられており、上記シール部材18を冷却するようになっている。この冷却プレート20は、上記処理容器4の外側を囲む例えばアルミニウム製のケーシング24にボルト26等により締め付け固定されており、この際、ケーシング24の端部で上記処理容器4のフランジ部8も固定し得るようになっている。
そして、この開口6に臨む部分には、ウエハWの搬出入時に気密に開閉されるゲートバルブ28が設けられている。またこの処理容器4の直ぐ外側には、これを囲むようにして上記ウエハ5を加熱するための加熱手段30が設けられている。具体的には、この加熱手段30は、この処理容器4の上面側及び下面側にそれぞれ略全面に亘って設けたカンタル線よりなる抵抗加熱ヒータ32により形成される。尚、この抵抗加熱ヒータ32を処理容器4の外側の側面側にも設けるようにしてもよい。この抵抗加熱ヒータ32は、複数の加熱ゾーン、すなわちここでは3つの加熱ゾーン32A、32B、32Cに分割されており、例えばマイクロコンピュータ等よりなる温度制御部34により各加熱ゾーン32A〜32C毎に投入する電力を制御し得るようになっている。ここでは上記3つの加熱ゾーンは、前方加熱ゾーン32A、中央加熱ゾーン32B、後方加熱ゾーン32Cよりなる。また各加熱ゾーン32A〜32C毎に熱電対36A、36B、36Cが設けられており、この検出温度を上記温度制御部34へ入力できるようになっている。
さて、このように形成された枚葉式の熱処理装置2を用いて半導体ウエハ等の熱処理を行う場合には、これに先立ってウエハを面内温度の均一性良く加熱できるか否かを確認しなければならない。またこのような面内温度の均一性の確認は、定期的に、或いは必要に応じて不定期的に行われる。
この面内温度の均一性の確認のために用いるモニタ用被処理体、例えばモニタ用ウエハの一例は図3に示されている。すなわち、このモニタ用ウエハ5Mは、例えばシリコン基板40上に、例えばSiO よりなる絶縁層42を介して金属含有膜44を積層することにより形成されている。この絶縁層42は、金属含有膜44がシリサイド化されるのを防止する機能を有している。この金属含有膜44としては、Ti、W、Cu、Co、Ni等の金属膜の他に、これらの金属の窒化膜、例えばTiNの金属窒化膜を用いることができ、ここでは一例としてTiN膜を用いている。
<シート抵抗値から熱処理温度を求めるプロセス>
次に、シート抵抗値から熱処理温度を求めるプロセス(方法)について説明する。
図4は補正前の熱処理温度とシート抵抗値の増加分:ΔRsとの関係を示すグラフである。一般に、Ti、W、TiN、Ni、Co、Cu等の一般的に半導体ウエハの成膜材料として用いられる金属材料は低温でも酸化や窒化がし易く、この反応が生ずるとシート抵抗値Rsが増加する現象がある。そこで、図3に示したようなモニタ用ウエハ5Mを用いて、この熱処理前と熱処理後のシート抵抗値を予め測定しておき、この時のシート抵抗値の増加分(差分値)ΔRsと熱処理温度Tとの関係を予め求めておく。このようにして作成した相関関係の一例が図4に示されている。この熱処理時のプロセス条件は、金属含有膜としてTiN膜を用いており、0.5slmのO ガスを供給しつつ300secのアニール処理を行った。
この時、図4に示すような相関関係の関数、すなわち温度換算関数の近似式は次の式1のように表される。
ΔRs=0.160009667967257e0.014943307967261XT …式1
最初に、図4に示されるような基準となる温度換算関数を求めておき、その後は、必要に応じて、例えば定期的に、或いは不定期的に上記したようなモニタ用ウエハを熱処理して、その熱処理前後のシート抵抗値ΔRsを求めてこれを図4に示すグラフ、或いは式1に当てはめれば、そのシート抵抗値を測定した箇所の処理時の温度や温度分布を求めることができる。
しかしながら、前述したように、熱処理後のシート抵抗値は、実際には、熱処理温度に依存して変化するのみならず、熱処理前のシート抵抗値(イニシャルシート抵抗値)にも僅かに依存して変化するので、図4で表される式1を参照して求めた温度や温度分布は、実際の温度や温度分布からかなりの誤差が生ずる場合がある。
そこで、本発明方法では、上記イニシャル抵抗値が熱処理後のシート抵抗値に対して影響を与えるシート抵抗値の量、すなわちシート抵抗値量に基づいて、熱処理前後のシート抵抗値の差分である差分値を補正して補正差分値を求め、この補正差分値に基づいて温度換算関数を求めるようにしている。
具体的には、まず、イニシャル抵抗値が熱処理後のシート抵抗値の増加に対してどの程度の影響を与えるかについて検証する。図5は熱処理温度が300℃におけるイニシャル抵抗値Rsと、熱処理前後におけるシート抵抗値の増加分ΔRsとの関係を示すグラフである。図6は熱処理温度が350℃におけるイニシャル抵抗値Rsと、熱処理前後におけるシート抵抗値の増加分ΔRsとの関係を示すグラフである。図7は熱処理温度が400℃におけるイニシャル抵抗値Rsと、熱処理前後におけるシート抵抗値の増加分ΔRsとの関係を示すグラフである。
図5〜図7に示す各熱処理においては、O ガスを0.5slmの流量で供給しつつ300secのアニール処理を行っている。またシート抵抗値の測定箇所は49点である。ここでシート抵抗値の増加分ΔRsは、当然のこととして熱処理前後のシート抵抗値の差分値として求められる。そして、図5〜図7に示す各グラフにおいて、それぞれの直線は、49点のシート抵抗値に基づいて最小2乗法により求めた傾向直線であり、各傾向直線は、300℃の場合は”y=0.4232x−18.455”、350℃の場合は”y=0.5378x−14.997”、400℃の場合は”y=2.0643x−96.536”としてそれぞれ表される。尚、上記傾向直接において、xはイニシャルシート抵抗値Rsであり、yはシート抵抗値の増加分ΔRsである。
図5乃至図7から明らかなように、熱処理温度が300℃、350℃、400℃へと高くなるに従って、上記傾向直線の傾きは、”0.4232”、”0.5378”及び”2.0643”の順で順次大きくなっている。この結果、ウエハのイニシャルシート抵抗値が、熱処理後のシート抵抗値の増加に対してかなり影響を与えることが確認できる。換言すれば、例えば同じ温度でウエハを熱処理したとしても、イニシャルシート抵抗値にバラツキが存在すれば、熱処理後のシート抵抗値はそのバラツキが拡大された状態で表されることになる。ここで、上記イニシャルシート抵抗値が熱処理後のシート抵抗値に対して影響を与えるシート抵抗値量を上記差分値に対して補償することにより標準差分値を求める。
次に、この得られた標準差分値を平均化することにより各熱処理温度における補正差分値(補正ΔRs)を求める。更に、この求めた各熱処理温度における補正差分値に基づいて熱処理工程における温度と補正差分値との相関関係である温度換算関数を求める。
まず、上記標準差分値は、図5乃至図7における各シート抵抗値の増加分ΔRsから、イニシャルシート抵抗値が熱処理後のシート抵抗値に対して影響を与えるシート抵抗値量を補償することにより求める。具体的には、図5乃至図7の各グラフにおいて、各49点のシート抵抗値の増加分の平均値と上記温度換算関数との差分を、各シート抵抗値の増加分から減じたり、或いは加えたりすることにより補償する。この補償の操作について一例として熱処理温度が300℃の時のシート抵抗値の増加分を示す図5を用いて説明する。
まず、図5中において、測定箇所49点のポイント全てのシート抵抗値の増加分の平均値を”AV”とすると、この平均値AVと傾向直線との差が、上記シート抵抗値量として定義される。そして、該当するポイントのシート抵抗値の増加分ΔRsに対してこのシート抵抗値量を減算(平均値AVと傾向直線とが交わる交差点O1より右側の領域)、或いは加算(平均値AVと傾向直線とが交わる交差点O1より左側の領域)する。具体的には、交差点O1より右側の領域にある点P1(x1、y1)におけるシート抵抗値量は”|Δy1|”(絶対値)となり、この点P1における標準差分値Δm1は次の式のようになる。
Δm1=y1−|Δy1|
また交差点O1より左側の領域にある点P2(x2、y2)におけるシート抵抗値量は”|Δy2|”となり、この点P2における標準差分値Δm2は次の式のようになる。
Δm2=y2+|Δy2|
このようにして、49点の標準差分値Δm1,Δm2,…,Δm49を求める。そして、上記標準差分値の平均値を下記の式のように求め、これを補正差分値(補正ΔRs)として定義する。
補正ΔRs=(Δm1+Δm2+ … +Δm48+Δm49)/49
このようにして、温度300℃における補正差分値(補正ΔRs)が求められることになる。
そして、上記したような方法で、図6に示す350℃における補正差分値(補正ΔRs)及び図7に示す400℃における補正差分値(補正ΔRs)も求める。そして、上記300℃、350℃及び400℃の3点の補正差分値(補正ΔRs)に基づいて熱処理温度Tとの相関関係である温度換算関数を近似的に求める。図8は、上記のようにして求めた温度換算関数、すなわち熱処理温度と補正差分値との関係を示すグラフである。ここで300℃における補正差分値は”14.27”、350℃における補正差分値は”27.22”であり、400℃における補正差分値は”67.43”である。また近似された温度換算関数は次の式2である。
補正ΔRs=0.163766056903413e0.014870024804760xT
…式2
図4と図8とを比較して明らかなように、図8に示す温度換算関数ではイニシャルシート抵抗値に起因して発生する熱処理後のシート抵抗値の増加量が補償されている。
ここで上記温度換算関数を求めるまでの一連の動作を図9に示す温度換算関数を求めるフローに基づいて総括的に説明する。
まず、表面に金属含有膜として例えばTiN膜が形成された複数枚、ここでは300℃用、350℃用及び400℃用の合計3枚のモニタ用ウエハを用意する(S1)。
次に、熱処理前に上記3枚のモニタ用ウエハの表面のシート抵抗値を、それぞれ複数箇所、例えば49点箇所で測定する(S2)。
次に、上記3枚のモニタ用ウエハに対してそれぞれ異なった温度で熱処理を実行する(S3)。ここでは、上述のように300℃、350℃及び400℃の異なった温度でアニール等の処理を行う。この場合、プロセス温度以外の他のプロセス条件、特にプロセス時間をそれぞれ同じとなるように設定する。
次に、熱処理後の上記各モニタ用ウエハを室温まで冷却して、この表面のTiN膜のシート抵抗値を測定する(S4)。この場合、測定箇所及び測定ポイント数は熱処理前のシート抵抗値の測定の時(ステップS2)と同じとする。
次に、上記ステップS2、S4で得られた熱処理前後のシート抵抗値の差分値ΔRs、各モニタ用ウエハについて49点で求める(S5)。この差分値ΔRsをグラフにプロットすることにより図5乃至図7に示すグラフが得られることになる。
次に、熱処理前のシート抵抗値(イニシャルシート抵抗値)が熱処理後のシート抵抗値に対して影響を与えるシート抵抗値量(図5中のΔy1及びΔy2)を、各差分値に対して補償して49点の標準差分値を、各熱処理温度毎に求める(S6)。この標準差分値は、先に示したΔm1〜Δm49に相当する。
次に、上記標準差分値を、300℃、350℃及び400℃の熱処理温度毎に平均化することにより各熱処理温度における補正差分値を求める(S7)。
次に、上記各補正差分値、ここでは3点の補正差分値に基づいて、図8に示すような熱処理温度Tと補正差分値(補正ΔRs)との相関関係を示す温度換算関数を求める(S8)。
上記した図8に示すような温度換算関数の形成動作は、熱処理装置の立ち上げ時や、内部構成部品を交換した時などに行われ、得られた図8に示すような温度換算関数は、例えば図1に示す温度制御部34等に記憶させておく。
次に、上記温度換算関数を用いて定期的、或いは不定期的に行われるウエハに対する温度分布の検査について説明する。
この検査は、例えば製品ウエハを規定枚数、例えば4スロット、100枚の製品ウエハを熱処理する毎に行われる。図10は半導体ウエハの温度分布を検査する場合のフローを示す。図10に示すフローは、最後のステップで図9に示すフローで求めた温度換算関数を用いて温度分布を求める点以外は、図9に示すフローと略同じである。ここでは熱処理温度が例えば350℃の時の温度分布を求める場合を例にとって説明する。
まず、表面に金属含有膜として例えばTiN膜が形成された350℃用のモニタ用ウエハを用意する(S21)。
次に、熱処理前に上記モニタ用ウエハの表面のシート抵抗値を、複数箇所、例えば49点箇所で測定する(S22)。
次に、上記モニタ用ウエハに対して所定の温度、ここでは350℃で熱処理を実行する(S23)。ここでは、上述のように350℃の温度でアニール等の処理を行う。この場合、プロセス温度以外の他のプロセス条件、特にプロセス時間は、温度換算関数を求めた時の熱処理時と同じとなるように設定する。
次に、熱処理後の上記モニタ用ウエハを室温まで冷却して、この表面のTiN膜のシート抵抗値を測定する(S24)。この場合、測定箇所及び測定ポイント数は熱処理前のシート抵抗値の測定の時(ステップS22)と同じとする。
次に、上記ステップS22、S24で得られた熱処理前後のシート抵抗値の差分値ΔRs、上記モニタ用ウエハについて49点で求める(S25)。この差分値ΔRsをグラフにプロットすることにより図5乃至図7に示すグラフが得られることになる。
次に、熱処理前のシート抵抗値(イニシャルシート抵抗値)が熱処理後のシート抵抗値に対して影響を与えるシート抵抗値量(図5中のΔy1及びΔy2をそれぞれ求めた場合と同じ)を、各差分値に対して補償して49点の標準差分値を、各熱処理温度毎に求める(S6)。この標準差分値は、先に示したΔm1〜Δm49に相当する。
次に上記標準差分値を、図8に示す温度換算関数に当てはめて参照することにより、各49点のシート抵抗値測定箇所の熱処理温度Tを求めることになる(S27)。この場合、上記標準差分値は、図8中の縦軸の補正差分値(補正ΔRs)に対応することになる。このようにして求めた49点の熱処理温度をウエハマップ上にプロットすることにより、ウエハ中の温度分布を求める。
このように、熱処理前のシート抵抗値が、熱処理後のシート抵抗値へ影響するシート抵抗値量を取り除くようにしたので、精度の高い適正な熱処理温度やその温度分布を得ることができる。特に、例えば200〜500℃程度の低温域での熱処理温度やその温度分布の精度を向上させることができる。
そして、ここで得られた温度分布を参照して温度制御部34(図1参照)はこの温度分布がより均一化するように、温度制御部34は加熱手段30の各加熱ゾーン32A〜32Cへ供給する電力を個別に判断して温度制御することになる。実際には、熱電対36A〜36Cが各加熱ゾーンに設けてあり、ここで得られた温度分布から各加熱ゾーンの熱電対の温度を設定する。
ここで、図4及び図8に示す各温度換算関数を用いて求めたウエハの温度分布の状態について説明する。図11は補正前及び補正後の温度換算関数を用いて求めたウエハの温度分布を示す図である。図11(A)は図4に示す補正前の温度換算関数を用いた場合を示し、図11(B)は図8に示す補正後の温度換算関数を用いた場合を示す。熱処理温度は、それぞれ300℃、350℃及び400℃である。図示するように、補正の前後で明らかに温度分布が異なっているのが判明する。尚、図中の数字は、シート抵抗値の差分値、或いは補正差分値(標準差分値)を示す。
次に、図8に示す補正された温度換算関数を用いて求めたウエハの温度分布が適正な温度を反映しているか否かの検討を行ったので、その検討結果について説明する。
図12はウエハの温度分布の検証実験を行った時にモニタ用ウエハの表面中心部と周辺部とに取り付けた熱電対の温度を示すグラフ、図13は図12に示すモニタ用ウエハの熱処理後に図8に示す補正後の温度換算関数を用いて求めた温度分布を示す図である。ここでは熱処理温度を350℃と362℃とにそれぞれ設定して、2回検証実験を行った。
図12中、曲線A1は設定温度が350℃の時のウエハ中心部の熱電対の検出温度の推移を示し、曲線A2は設定温度が350℃の時のウエハ周辺部の熱電対の検出温度の推移を示し、曲線B1は設定温度が362℃の時のウエハ中心部の熱電対の検出温度の推移を示し、曲線B2は設定温度が362℃の時のウエハ周辺部の熱電対の検出温度の推移を示し、図12から明らかなように、曲線A1及び曲線B1は、それぞれ設定温度の350℃及び362℃を安定的に示して推移している。また曲線A2及び曲線B2は、それぞれ345℃及び380℃を示して推移している。
これに対して、図12に示す2枚のモニタ用ウエハの温度分布は、図13に示されており、図13(A)は熱処理温度か350℃の時の温度分布を示し、図13(B)は熱処理温度か362℃の時の温度分布を示している。図13中には、図12中の曲線A1、A2、B1、B2に対応する熱電対の設置位置がA1、A2、B1、B2で示されている。図13(A)に示すように、この温度分布は、中心部分(位置A1)が略352℃程度を示しており、ウエハ周辺に行く程、非常に僅かずつ温度が低下しているが、位置A2で345℃程度を示しており、結果的に、図13(A)には実際の略適正なウエハ温度の温度分布が示されていることが確認できた。
図13(B)に示すように、この温度分布は、中心部分(位置B1)が略362℃程度を示しており、ウエハ周辺に行く程、非常に僅かずつ温度が低下或いは増加しているが、位置B2で378℃程度を示しており、結果的に、図13(B)には実際の略適正なウエハ温度の温度分布が示されていることが確認できた。
次に、図13に示すように求めたモニタ用ウエハの温度分布に基づいて、これを均一化させるように図1に示す加熱手段30の各加熱ゾーン32A、32B、32Cの制御用熱電対の温度設定を実際に個別に制御した時のウエハの温度分布について説明する。
図14はモニタ用ウエハの温度分布に基づいて各加熱ゾーンの温度設定を実際に個別に制御した時のウエハ直径方向における温度分布を示すグラフである。図中、曲線X1は中央加熱ゾーンを中心として前方加熱ゾーン(F)が”+0℃”に設定され、後方加熱ゾーン(R)が”+0℃”に設定された場合を示し、曲線X2は中央加熱ゾーンを中心として前方加熱ゾーン(F)が”+20℃”に設定され、後方加熱ゾーン(R)が”−20℃”に設定された場合を示し、曲線X3は中央加熱ゾーンを中心として前方加熱ゾーン(F)が”+15℃”に設定され、後方加熱ゾーン(R)が”−15℃”に設定された場合を示し、曲線X3は中央加熱ゾーンを中心として前方加熱ゾーン(F)が”+20℃”に設定され、後方加熱ゾーン(R)が”+0℃”に設定された場合を示す。
この曲線X1〜X4から明らかなように、ここでは曲線X3に示すように中央加熱ゾーン32Bの設定温度に対して、前方加熱ゾーン32A(F)の設定温度を”+15℃”に、後方加熱ゾーン32C(R)の設定温度を”−15℃”に、それぞれ設定することにより、ウエハ温度の面内均一性を一番高くできることが判明した。
このように、図13に示すように求めた温度分布から、これを均一化させるように加熱手段32の各加熱ゾーン32A〜32Cの温度設定を最適化して制御することができる。
また、図14中の曲線X3に示すように各加熱ゾーン32A〜32Cが制御された状態で、複数枚、例えば6枚(途中の2枚はダミーウエハ)のウエハを順次処理したところ、各ウエハの実際の熱処理温度は、355.1℃(第1枚目)、355.7℃(第2枚目)、355.5℃(第3枚目)及び356.4℃(第6枚目)を示しており、再現性が良好であることを確認することができた。
尚、上記実施例ではシート抵抗値を49点の箇所で測定した場合を示したが、この測定箇所は特に制限されず、測定箇所が多い程、その精度を上げることができるが、ウエハ中心部等でシート抵抗値を測定する場合には、測定箇所は1ヵ所でもよい。
またここでは処理容器4が矩形状に石英で形成された装置例について説明したが、これに限定されず、アルミニウム等よりなる筒体状の処理容器内に、ウエハを載置台等よりなる支持部し、これを加熱ランプ、或いは載置台に埋め込んだ抵抗加熱ヒータよりなる加熱手段で加熱するようにして、熱処理を行う熱処理装置についても、本発明を適用できるのは勿論である。
また加熱ゾーンの形態も、図2に示したような短冊状に限定されず、例えば同心円状、或いは円形加熱ゾーンの集合体のように形成してもよい。
また被処理体としては半導体ウエハに限定されず、LCD基板、ガラス基板等についても本発明を適用することができるのは勿論である。
本発明方法の実施に用いられる枚葉式の熱処理装置の一例を示す断面構成図である。 図1に示す装置の加熱手段を示す平面図である。 モニタ用被処理体を示す断面図である。 補正前の熱処理温度とシート抵抗値の増加分との関係を示すグラフである。 熱処理温度が300℃におけるイニシャル抵抗値Rsと、熱処理前後におけるシート抵抗値の増加分との関係を示すグラフである。 熱処理温度が350℃におけるイニシャル抵抗値Rsと、熱処理前後におけるシート抵抗値の増加分との関係を示すグラフである。 熱処理温度が400℃におけるイニシャル抵抗値と、熱処理前後におけるシート抵抗値の増加分との関係を示すグラフである。 温度換算関数(熱処理温度と補正差分値との関係)を示すグラフである。 温度換算関数を求める工程を示すフローである。 半導体ウエハの温度分布を検査する場合のフローを示す図である。 補正前及び補正後の温度換算関数を用いて求めたウエハの温度分布を示す図である。 ウエハの温度分布の検証実験を行った時にモニタ用ウエハの表面中心部と周辺部とに取り付けた熱電対の温度を示すグラフである。 図12に示すモニタ用ウエハの熱処理後に補正後の温度換算関数を用いて求めた温度分布を示す図である。 モニタ用ウエハの温度分布に基づいて各加熱ゾーンへの投入電力を実際に個別に制御した時のウエハ直径方向における温度分布を示すグラフである。
符号の説明
2 熱処理装置
4 処理容器
5 被処理体
5M モニタ用ウエハ(モニタ用被処理体)
14 ガス供給口(ガス供給手段)
16 排気口(排気手段)
30 加熱手段
32 抵抗加熱ヒータ
32A〜32C 加熱ゾーン
34 電力制御部

Claims (9)

  1. 表面に金属含有膜の形成されたモニタ用被処理体の熱処理前後のシート抵抗値から前記モニタ用被処理体の晒された温度を求めるための温度換算関数の形成方法において、
    表面に金属含有膜の形成されたモニタ用被処理体を複数枚用意する工程と、
    前記各モニタ用被処理体に対して金属含有膜の1または複数の箇所においてシート抵抗を測定する処理前シート抵抗測定工程と、
    前記複数のモニタ用被処理体をそれぞれ異なる温度に晒して熱処理する熱処理工程と、
    前記熱処理後のモニタ用被処理体の金属含有膜に対して前記処理前シート抵抗測定工程でシート抵抗を測定した箇所と同じ箇所のシート抵抗を測定する処理後シート抵抗測定工程と、
    前記処理前シート抵抗測定工程で求めたシート抵抗値と前記処理後シート抵抗測定工程で求めたシート抵抗値との差分値を求める差分値算出工程と、
    熱処理前のシート抵抗値が熱処理後のシート抵抗値に対して影響を与えるシート抵抗値量を前記差分値に対して補償することにより標準差分値を求める工程と、
    前記標準差分値を平均化することにより前記各熱処理温度における補正差分値を求める補正差分値算出工程と、
    前記求めた1または複数の補正差分値に基づいて前記熱処理工程における温度と補正差分値との相関関係である温度換算関数を求める工程と、
    を備えたことを特徴とするモニタ用被処理体の温度換算関数の形成方法。
  2. 前記モニタ用被処理体は、シリコン基板上に、絶縁層を介して金属含有膜を形成することにより構成されていることを特徴とする請求項1記載のモニタ用被処理体の温度換算関数の形成方法。
  3. 前記金属含有膜は、金属膜、或いは金属窒化膜よりなることを特徴とする請求項1または2記載のモニタ用被処理体の温度換算関数の形成方法。
  4. 前記熱処理の所定の温度は、200〜500℃の範囲内であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のモニタ用被処理体の温度換算関数の形成方法。
  5. 表面に金属含有膜の形成されたモニタ用被処理体の熱処理前後のシート抵抗値から前記モニタ用被処理体の晒された温度の分布を求めるための温度分布の算出方法において、
    表面に金属含有膜の形成されたモニタ用被処理体を用意する工程と、
    前記モニタ用被処理体に対して金属含有膜の1または複数の箇所においてシート抵抗を測定する処理前シート抵抗測定工程と、
    前記モニタ用被処理体を所定の温度に晒して熱処理する熱処理工程と、
    前記熱処理後のモニタ用被処理体の金属含有膜に対して前記処理前シート抵抗測定工程でシート抵抗を測定した箇所と同じ箇所のシート抵抗を測定する処理後シート抵抗測定工程と、
    前記処理前シート抵抗測定工程で求めたシート抵抗値と前記処理後シート抵抗測定工程で求めたシート抵抗値との差分値を求める差分値算出工程と、
    熱処理前のシート抵抗値が熱処理後のシート抵抗値に対して影響を与えるシート抵抗値量を補償して標準差分値を求める工程と、
    前記求めた標準差分値と請求項1に係る発明で予め求めた温度換算関数とに基づいてシート抵抗測定箇所の前記熱処理工程における温度を求める工程と、
    を備えたことを特徴とするモニタ用被処理体の温度分布の算出方法。
  6. 前記モニタ用被処理体は、シリコン基板上に、絶縁層を介して金属含有膜を形成することにより構成されていることを特徴とする請求項5記載のモニタ用被処理体の温度分布の算出方法。
  7. 前記金属含有膜は、金属膜、或いは金属窒化膜よりなることを特徴とする請求項5または6記載のモニタ用被処理体の温度分布の算出方法。
  8. 前記熱処理の所定の温度は、200〜500℃の範囲内であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載のモニタ用被処理体の温度分布の算出方法。
  9. 被処理体に対して熱処理を行う枚葉式の熱処理装置において、
    前記被処理体を収容できる処理容器と、
    前記被処理体を支持する支持部と、
    前記処理容器内に所定のガスを導入するガス供給手段と、
    前記処理容器内を排気する排気手段と、
    前記処理容器の外側に設けられると共に、複数の加熱ゾーンに分割されて加熱ゾーン毎に制御ができるようになされた加熱手段と、
    請求項5乃至8のいずれかに係る発明によって求められる温度分布に基づいて前記加熱手段を制御することにより前記加熱ゾーン毎に投入する電力をコントロールする電力制御部と、
    を備えたことを特徴とする枚葉式の熱処理装置。

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