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JP2005328286A - 無線通信システム - Google Patents

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JP2005328286A
JP2005328286A JP2004143896A JP2004143896A JP2005328286A JP 2005328286 A JP2005328286 A JP 2005328286A JP 2004143896 A JP2004143896 A JP 2004143896A JP 2004143896 A JP2004143896 A JP 2004143896A JP 2005328286 A JP2005328286 A JP 2005328286A
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Atsushi Koshima
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Abstract

【課題】 試験対象の端末局と基地局が試験信号を送受信する際、その基地局と無線通信を実施している別の端末局が存在する場合でも、精度の高い試験結果を得ることができる無線通信システムを得ることを目的とする。
【解決手段】 加入者端末局2と基地局1がデータの無線通信を実施しているとき、加入者端末局3と基地局1が無線回線の試験を実施する場合、基地局1が通信中の加入者端末局2から送信される無線電波を一時的に停止させてから、加入者端末局3と基地局1が試験信号を送受信する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、基地局と端末局が無線回線を利用して、データの無線通信を実施する無線通信システム、特に、基地局と無線通信を実施している端末局以外の端末局と基地局が無線回線の試験を実施する無線通信システムに関するものである。
基地局と端末局が無線回線を利用して、データの無線通信を実施する無線通信システムでは、端末局が指向性アンテナを有している場合が多く、端末局を設置する際には、その設置位置や指向性アンテナの方向を調整する必要がある。
即ち、端末局の設置位置や指向性アンテナの方向によって、基地局との間の無線回線の品質が変化するので、無線回線の品質が最適な設置位置や指向性アンテナの方向を選択する必要がある。
以下の特許文献1には、端末局を設置する際、端末局と基地局が試験信号を送受信することにより、無線回線を試験(無線回線の状況を確認)する無線通信システムが開示されている。
特開2000−84237号公報(段落番号[0020]から[0030]、図1)
従来の無線通信システムは以上のように構成されているので、試験対象の端末局と基地局が試験信号を送受信する際、その基地局と無線通信を実施している別の端末局が存在する場合、別の端末局から送信される電波が妨害波となって、試験対象の端末局と基地局が試験信号を正確に受信することができなくなり、無線回線の試験精度が劣化することがあるなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、試験対象の端末局と基地局が試験信号を送受信する際、その基地局と無線通信を実施している別の端末局が存在する場合でも、精度の高い試験結果を得ることができる無線通信システムを得ることを目的とする。
この発明に係る無線通信システムは、通信中の端末局以外の端末局と基地局が無線回線の試験を実施する場合、通信中の端末局から送信される電波を一時的に停止させてから、通信中の端末局以外の端末局と基地局が試験信号を送受信するようにしたものである。
この発明によれば、通信中の端末局以外の端末局と基地局が無線回線の試験を実施する場合、通信中の端末局から送信される電波を一時的に停止させてから、通信中の端末局以外の端末局と基地局が試験信号を送受信するように構成したので、試験対象の端末局と基地局が試験信号を送受信する際、その基地局と無線通信を実施している別の端末局が存在する場合でも、精度の高い試験結果を得ることができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による無線通信システムを示す構成図であり、図において、基地局1は無線回線を利用して、加入者端末局2とデータの無線通信を実施するとともに、加入者端末局3と試験信号を送受信して無線回線の試験を実施する。
加入者端末局2は無線回線を利用して、基地局1とデータの無線通信を実施する。加入者端末局3は例えば設置時に試験信号を基地局1と送受信する。
この実施の形態1では、通信中の加入者端末局が、加入者端末局2だけであるものについて示したが、2台以上の加入者端末局が通信中である場合もある。
加入者端末局2,3のI/F部11は外部から送信対象のデータを入力して終端処理を実施する一方、基地局1から送信されたデータを外部に出力する。
加入者端末局2,3のベースバンド部12は制御部15の指示の下で制御信号を生成し、制御部15により指示されたタイミングで、その制御信号とI/F部11から出力されたデータをフレーミングし、そのフレーミング結果であるパケットデータを送受信部13に出力する。また、ベースバンド部12は無線回線の試験を実施する際には、制御部15の指示の下で試験信号を生成して、その試験信号をフレーミングし、そのフレーミング結果であるパケットデータを送受信部13に出力する。さらに、ベースバンド部12は送受信部13により復調されたパケットデータをデフレーミングし、そのパケットデータに含まれている制御信号を制御部15に出力するとともに、そのパケットデータに含まれているデータをI/F部11に出力する。
加入者端末局2,3の送受信部13は制御部15の指示の下、ベースバンド部12から出力されたパケットデータを変調して増幅し、そのパケットデータの変調信号である無線電波をアンテナ14から発信させる。また、送受信部13はアンテナ14により受信された無線電波を復調して、その復調信号であるパケットデータをベースバンド部12に出力する。
加入者端末局2,3のアンテナ14は無線電波を基地局1に送信する一方、基地局1から送信された無線電波を受信する。
加入者端末局2,3の制御部15はI/F部11、ベースバンド部12及び送受信部13の処理を制御する。
基地局1のアンテナ21は加入者端末局2,3から送信された無線電波を受信する一方、無線電波を加入者端末局2,3に送信する。
基地局1の送受信部22は制御部25の指示の下、アンテナ21により受信された無線電波を復調して、その復調信号であるパケットデータをベースバンド部23に出力する。また、送受信部22はベースバンド部23から出力されたパケットデータを変調して増幅し、そのパケットデータの変調信号である無線電波をアンテナ21から発信させる。
基地局1のベースバンド部23は制御部25の指示の下、送受信部22により復調されたパケットデータをデフレーミングし、そのパケットデータに含まれている制御信号を制御部25に出力するとともに、そのパケットデータに含まれているデータをI/F部24に出力する。また、ベースバンド部23は制御部25の指示の下、パケットデータに含まれている試験信号を監視して無線回線の回線状況を確認する。さらに、ベースバンド部23は制御部25の指示の下で制御信号を生成し、制御部25により指示されたタイミングで、その制御信号とI/F部24から出力されたデータをフレーミングし、そのフレーミング結果であるパケットデータを送受信部22に出力する。
基地局1のI/F部24は加入者端末局2,3から送信されたデータを外部に出力する一方、外部から送信対象のデータを入力して終端処理を実施する。
基地局1の制御部25は送受信部22、ベースバンド部23及びI/F部24の処理を制御する。
図2及び図3は基地局1と加入者端末局2,3間の無線通信を示す説明図である。ただし、図2は無線電波が干渉する場合を示し、図3は無線電波が干渉しない場合を示している。
次に動作について説明する。
最初に、基地局1と加入者端末局2が無線回線を利用して、データの無線通信を実施する場合について説明する。
加入者端末局2がデータを基地局1に送信する場合、加入者端末局2のI/F部11が外部から送信対象のデータを入力して終端処理を実施する。
加入者端末局2のベースバンド部12は、I/F部11が外部から送信対象のデータを入力すると、制御部15の指示の下で制御信号を生成し、制御部15により指示されたタイミングで、その制御信号と送信対象のデータをフレーミングし、そのフレーミング結果であるパケットデータを送受信部13に出力する。
加入者端末局2の送受信部13は、ベースバンド部12からパケットデータを受けると、制御部15の指示の下、そのパケットデータを変調して増幅し、そのパケットデータの変調信号である無線電波をアンテナ14から発信させる。
基地局1の送受信部22は、アンテナ21が加入者端末局2から送信された無線電波を受信すると、その無線電波を復調して、その復調信号であるパケットデータをベースバンド部23に出力する。
基地局1のベースバンド部23は、送受信部22からパケットデータを受けると、制御部25の指示の下、そのパケットデータをデフレーミングし、そのパケットデータに含まれている制御信号を制御部25に出力するとともに、そのパケットデータに含まれているデータをI/F部24に出力する。
基地局1のI/F部24は、ベースバンド部23からデータを受けると、そのデータを外部に出力する。
次に、基地局1がデータを加入者端末局2に送信する場合、基地局1のI/F部24が外部から送信対象のデータを入力して終端処理を実施する。
基地局1のベースバンド部23は、I/F部24が外部から送信対象のデータを入力すると、制御部25の指示の下で制御信号を生成し、制御部25により指示されたタイミングで、その制御信号と送信対象のデータをフレーミングし、そのフレーミング結果であるパケットデータを送受信部22に出力する。
基地局1の送受信部22は、ベースバンド部23からパケットデータを受けると、制御部25の指示の下、そのパケットデータを変調して増幅し、そのパケットデータの変調信号である無線電波をアンテナ21から発信させる。
加入者端末局2の送受信部13は、アンテナ14が基地局1から送信された無線電波を受信すると、その無線電波を復調して、その復調信号であるパケットデータをベースバンド部12に出力する。
加入者端末局2のベースバンド部12は、送受信部13からパケットデータを受けると、制御部15の指示の下、そのパケットデータをデフレーミングし、そのパケットデータに含まれている制御信号を制御部15に出力するとともに、そのパケットデータに含まれているデータをI/F部11に出力する。
加入者端末局2のI/F部11は、ベースバンド部12からデータを受けると、そのデータを外部に出力する。
上記のようにして、基地局1と加入者端末局2がデータの無線通信を実施しているとき、加入者端末局3が無線回線を試験するために試験信号の無線電波を基地局1に送信すると、図2に示すように、加入者端末局2から送信される通常信号の無線電波と、加入者端末局3から送信される試験信号の無線電波とが同時期に基地局1に受信される場合がある。
したがって、基地局1は、加入者端末局3から送信される試験信号の無線電波を受信する際、加入者端末局2から送信される通常信号の無線電波が妨害波になり、無線回線の試験精度が劣化する。
そこで、この実施の形態1では、加入者端末局3が試験信号の無線電波を送信する際、加入者端末局2から送信される通常信号の無線電波を一時的に停止させて、その通常信号の無線電波が妨害波にならないようにしている。
具体的には次の通りである。
基地局1と加入者端末局2がデータの無線通信を実施しているとき、加入者端末局3が無線回線の試験を行うことを必要とする場合、加入者端末局3のベースバンド部12が、制御部15の指示の下、「試験開始要求」を示す制御信号C1を生成し、その制御信号C1をフレーミングして、そのフレーミング結果であるパケットデータを送受信部13に出力する。
加入者端末局3の送受信部13は、ベースバンド部12から制御信号C1を含むパケットデータを受けると、その制御部15の指示の下、その制御信号C1を含むパケットデータを変調して増幅する。そして、図3に示すように、その制御信号C1を含むパケットデータの変調信号である無線電波をアンテナ14から発信させる。
なお、加入者端末局3がデータチャネルを利用して、制御信号C1を含むパケットデータの無線電波を基地局1に送信すると、基地局1が当該無線電波を受信するタイミングで、加入者端末局2から通常信号の無線電波(通常信号の無線電波はデータチャネルを利用して送信される)が送信されると、無線電波の干渉を招くおそれがあるが、無線電波の干渉が発生したときは、加入者端末局3が制御信号C1を含むパケットデータの無線電波を基地局1に再送するようにすればよい。
これに対して、加入者端末局3が制御信号C1を含むパケットデータの無線電波を基地局1に送信するに際して、例えば、制御チャネルを利用して送信するようにすれば、基地局1が当該無線電波を受信するタイミングで、加入者端末局2から通常信号の無線電波が送信されても、無線電波の干渉を招くおそれはない。
基地局1の送受信部22は、アンテナ21が加入者端末局3から送信された無線電波を受信すると、その無線電波を復調して、その復調信号である制御信号C1を含むパケットデータをベースバンド部23に出力する。
基地局1のベースバンド部23は、送受信部22から制御信号C1を含むパケットデータを受けると、制御部25の指示の下、そのパケットデータをデフレーミングし、そのパケットデータに含まれている制御信号C1を制御部25に出力する。
基地局1の制御部25は、ベースバンド部23から制御信号C1を受けると、「送信停止指令」を示す制御信号C2の生成指令をベースバンド部23に出力する。
基地局1のベースバンド部23は、制御部25から制御信号C2の生成指令を受けると、「送信停止指令」を示す制御信号C2を生成し、その制御信号C2をフレーミングして、そのフレーミング結果であるパケットデータを送受信部22に出力する。
基地局1の送受信部22は、ベースバンド部23から制御信号C2を含むパケットデータを受けると、その制御部25の指示の下、その制御信号C2を含むパケットデータを変調して増幅する。そして、図3に示すように、その制御信号C2を含むパケットデータの変調信号である無線電波をアンテナ21から発信させる。
加入者端末局2の送受信部13は、アンテナ14が基地局1から送信された無線電波を受信すると、その無線電波を復調して、その復調信号である制御信号C2を含むパケットデータをベースバンド部12に出力する。
加入者端末局2のベースバンド部12は、送受信部13から制御信号C2を含むパケットデータを受けると、制御部15の指示の下、そのパケットデータをデフレーミングし、そのパケットデータに含まれている制御信号C2を制御部15に出力する。
加入者端末局2の制御部15は、ベースバンド部12から制御信号C2を受けると、図3に示すように、I/F部11、ベースバンド部12及び送受信部13を制御して、無線電波の送信を一時的に停止させる。
加入者端末局3のベースバンド部12は、上記のようにして、加入者端末局2が無線電波の送信を一時的に停止すると、制御部15の指示の下で試験信号を生成し、その試験信号をフレーミングして、そのフレーミング結果であるパケットデータを送受信部13に出力する。
加入者端末局3の送受信部13は、ベースバンド部12から試験信号を含むパケットデータを受けると、その制御部15の指示の下、その試験信号を含むパケットデータを変調して増幅する。そして、図3に示すように、その試験信号を含むパケットデータの変調信号である無線電波をアンテナ14から発信させる。
基地局1の送受信部22は、アンテナ21が加入者端末局3から送信された無線電波を受信すると、その無線電波を復調して、その復調信号である試験信号を含むパケットデータをベースバンド部23に出力する。
基地局1のベースバンド部23は、送受信部22から試験信号を含むパケットデータを受けると、制御部25の指示の下、そのパケットデータをデフレーミングし、そのパケットデータに含まれている試験信号を抽出して無線回線の回線状況を確認する。
また、基地局1のベースバンド部23も、上記のようにして、加入者端末局2が無線電波の送信を一時的に停止すると、制御部25の指示の下で試験信号を生成し、その試験信号をフレーミングして、そのフレーミング結果であるパケットデータを送受信部22に出力する。
基地局1の送受信部22は、ベースバンド部23から試験信号を含むパケットデータを受けると、その制御部25の指示の下、その試験信号を含むパケットデータを変調して増幅する。そして、図3に示すように、その試験信号を含むパケットデータの変調信号である無線電波をアンテナ21から発信させる。
加入者端末局3の送受信部13は、アンテナ14が基地局1から送信された無線電波を受信すると、その無線電波を復調して、その復調信号である試験信号を含むパケットデータをベースバンド部12に出力する。
加入者端末局3のベースバンド部12は、送受信部13から試験信号を含むパケットデータを受けると、制御部15の指示の下、そのパケットデータをデフレーミングし、そのパケットデータに含まれている試験信号を抽出して無線回線の回線状況を確認する。
この実施の形態1では、加入者端末局2が無線電波の送信を一時的に停止すると、加入者端末局3が試験信号を含むパケットデータを基地局1に送信して、基地局1が無線回線の回線状況を確認し、また、基地局1が試験信号を含むパケットデータを加入者端末局3に送信して、加入者端末局3が無線回線の回線状況を確認するものについて示したが、加入者端末局3が試験信号を含むパケットデータを基地局1に送信する場合には、基地局1が試験信号を含むパケットデータを加入者端末局3に送信せずに(別の機会に試験信号を含むパケットデータを送信する)、無線回線の回線状況の確認のみを実施するようにしてもよい。また、基地局1が試験信号を含むパケットデータを加入者端末局3に送信する場合には、加入者端末局3が試験信号を含むパケットデータを基地局1に送信せずに(別の機会に試験信号を含むパケットデータを送信する)、無線回線の回線状況の確認のみを実施するようにしてもよい。
ここで、基地局1のベースバンド部23及び加入者端末局3のベースバンド部12は、例えば、受信した試験信号を含むパケットデータの個数が予め設定されている個数に満たない場合、無線回線の回線状況が不良であると判断し、予め設定されている個数より多い場合、無線回線の回線状況が良好であると判断する。
あるいは、受信した試験信号を含むパケットデータの受信電界レベルが予め設定されている電界レベルに満たない場合、無線回線の回線状況が不良であると判断し、予め設定されている電界レベルより高い場合、無線回線の回線状況が良好であると判断する。
なお、試験信号を含むパケットデータの個数や受信電界レベルに基づいて無線回線の回線状況を確認する場合、試験信号の中身は何でもよいが、その試験信号のビットエラーレートに基づいて無線回線の回線状況を確認する場合には、予め設定されたパターンの試験信号を送受信する必要がある。
加入者端末局3の制御部15は、ベースバンド部12が無線回線の回線状況を確認すると、「試験完了報告」を示す制御信号C3の生成指令をベースバンド部12に出力する。
加入者端末局3のベースバンド部12は、制御部15から制御信号C3の生成指令を受けると、「試験完了報告」を示す制御信号C3を生成し、その制御信号C3をフレーミングして、そのフレーミング結果であるパケットデータを送受信部13に出力する。
加入者端末局3の送受信部13は、ベースバンド部12から制御信号C3を含むパケットデータを受けると、その制御部15の指示の下、その制御信号C3を含むパケットデータを変調して増幅する。そして、図3に示すように、その制御信号C3を含むパケットデータの変調信号である無線電波をアンテナ14から発信させる。
基地局1の送受信部22は、アンテナ21が加入者端末局3から送信された無線電波を受信すると、その無線電波を復調して、その復調信号である制御信号C3を含むパケットデータをベースバンド部23に出力する。
基地局1のベースバンド部23は、送受信部22から制御信号C3を含むパケットデータを受けると、制御部25の指示の下、そのパケットデータをデフレーミングし、そのパケットデータに含まれている制御信号C3を制御部25に出力する。
基地局1の制御部25は、ベースバンド部23から制御信号C3を受けると、「送信停止解除指令」を示す制御信号C4の生成指令をベースバンド部23に出力する。
基地局1のベースバンド部23は、制御部25から制御信号C4の生成指令を受けると、「送信停止解除指令」を示す制御信号C4を生成し、その制御信号C4をフレーミングして、そのフレーミング結果であるパケットデータを送受信部22に出力する。
基地局1の送受信部22は、ベースバンド部23から制御信号C4を含むパケットデータを受けると、その制御部25の指示の下、その制御信号C4を含むパケットデータを変調して増幅する。そして、図3に示すように、その制御信号C4を含むパケットデータの変調信号である無線電波をアンテナ21から発信させる。
加入者端末局2の送受信部13は、アンテナ14が基地局1から送信された無線電波を受信すると、その無線電波を復調して、その復調信号である制御信号C4を含むパケットデータをベースバンド部12に出力する。
加入者端末局2のベースバンド部12は、送受信部13から制御信号C4を含むパケットデータを受けると、制御部15の指示の下、そのパケットデータをデフレーミングし、そのパケットデータに含まれている制御信号C4を制御部15に出力する。
加入者端末局2の制御部15は、ベースバンド部12から制御信号C4を受けると、図3に示すように、I/F部11、ベースバンド部12及び送受信部13を制御して、無線電波の送信停止を解除させる。
これにより、加入者端末局2と基地局1間の無線通信が再開される。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、加入者端末局2と基地局1がデータの無線通信を実施しているとき、加入者端末局3と基地局1が無線回線の試験を実施する場合、基地局1が通信中の加入者端末局2から送信される無線電波を一時的に停止させてから、加入者端末局3と基地局1が試験信号を送受信するように構成したので、加入者端末局3と基地局1が試験信号を送受信する際、その基地局1と無線通信を実施している加入者端末局2が存在する場合でも、精度の高い試験結果を得ることができる効果を奏する。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、加入者端末局2と基地局1がデータの無線通信を実施しているとき、加入者端末局3と基地局1が無線回線の試験を実施する場合、基地局1が通信中の加入者端末局2から送信される無線電波を一時的に停止させてから、加入者端末局3と基地局1が試験信号を送受信するものについて示したが、通信中の加入者端末局2から送信される通常信号が、例えば、音声信号のように、リアルタイム性を有する信号である場合、図3のように、加入者端末局2から送信される無線電波を長時間停止させると、音声が途切れてしまうことがある。
そこで、この実施の形態2では、通常信号のリアルタイム性を確保するため、図4に示すように、基地局1が通信中の加入者端末局2から送信される無線電波を断続的に停止させ、その無線電波の送信が停止されている期間中、加入者端末局3と基地局1が試験信号を送受信するようにしている。
具体的には次の通りである。
加入者端末局3と基地局1は、加入者端末局2から送信される無線電波を長時間停止させないようにするため、送信する試験信号を分割して、1回の送信時間を短縮する。
即ち、加入者端末局3は、試験信号の分割信号を送受信する際に、「試験開始要求」を示す制御信号C1を含むパケットデータを基地局1に送信する。図4の例では、制御信号C1を含むパケットデータを4回送信している。
基地局1は、加入者端末局3から制御信号C1を含むパケットデータを受信する毎に、「送信停止指令」を示す制御信号C2を含むパケットデータを加入者端末局2に送信する。
これにより、加入者端末局2が無線電波の送信を停止すると、加入者端末局3と基地局1が試験信号の分割信号を含むパケットデータを送受信して無線回線の試験を実施する。
加入者端末局3は、基地局1と試験信号の分割信号を含むパケットデータの送受信を完了すると、「試験完了報告」を示す制御信号C3を含むパケットデータを基地局1に送信する。
基地局1は、加入者端末局3から制御信号C3を含むパケットデータを受信すると、「送信停止解除指令」を示す制御信号C4を含むパケットデータを加入者端末局2に送信する。
これにより、加入者端末局2が無線電波の送信を再開する。
図4の例では、上記の処理を4回繰り返し実施することにより、無線回線の試験が完了する。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、加入者端末局3から試験開始要求を繰り返し受信する毎に、無線電波の送信停止を指示する送信停止指令を加入者端末局2に送信してから、無線電波の送信再開を指示する送信停止解除指令を加入者端末局2に送信し、加入者端末局2から送信される通常信号の無線電波が停止しているとき、加入者端末局3と基地局1が試験信号を送受信して無線回線の試験を実施するように構成したので、加入者端末局3と基地局1が試験信号を送受信する際、その基地局1と無線通信を実施している加入者端末局2が存在する場合でも、精度の高い試験結果を得ることができるとともに、加入者端末局2から送信される通常信号のリアルタイム性を確保することができる効果を奏する。
実施の形態3.
上記実施の形態2では、加入者端末局3から試験開始要求を繰り返し受信する毎に、無線電波の送信停止を指示する送信停止指令を加入者端末局2に送信してから、無線電波の送信再開を指示する送信停止解除指令を加入者端末局2に送信し、加入者端末局2から送信される通常信号の無線電波が停止しているとき、加入者端末局3と基地局1が試験信号を送受信して無線回線の試験を実施するものについて示したが、図5に示すように、基地局1が加入者端末局3から試験開始要求を受信すると、無線電波の送信停止を指示する送信停止指令と無線電波の送信再開を指示する送信停止解除指令を加入者端末局2に交互に送信し、加入者端末局2から送信される無線電波が停止しているとき、加入者端末局3と基地局1が試験信号を送受信して無線回線の試験を実施するようにしてもよい。
即ち、上記実施の形態2では、加入者端末局3が試験信号の分割信号を送受信する際に、毎回、「試験開始要求」を示す制御信号C1を含むパケットデータを基地局1に送信するようにしているが、この実施の形態3では、図5に示すように、最初の一回だけ、加入者端末局3が「試験開始要求」を示す制御信号C1を含むパケットデータを基地局1に送信し、基地局1が制御信号C1を含むパケットデータを受信すると、所定回数(図5の例では、4回)、「送信停止指令」を示す制御信号C2を含むパケットデータと、「送信停止解除指令」を示す制御信号C4を含むパケットデータとを加入者端末局2に交互に送信するようにしている。
この場合も、上記実施の形態2と同様に、加入者端末局2から送信される通常信号のリアルタイム性を確保することができる効果を奏する。
なお、上記実施の形態1〜3では、加入者端末局3が「送信完了報告」を示す制御信号C3を含むパケットデータを基地局1に送信し、基地局1が「送信停止解除指令」を示す制御信号C4を含むパケットデータを加入者端末局2に送信するものについて示したが、基地局1及び加入者端末局2がタイマーを内蔵していれば、基地局1が「送信停止指令」を示す制御信号C2を含むパケットデータを送信してからの経過時間をカウントし、加入者端末局2が「送信停止指令」を示す制御信号C2を含むパケットデータを受信してからの経過時間をカウントすることができるので、「送信完了報告」を示す制御信号C3を含むパケットデータの送信や、「送信停止解除指令」を示す制御信号C4を含むパケットデータの送信を省略するようにしてもよい。
この発明の実施の形態1による無線通信システムを示す構成図である。 無線電波が干渉する場合の基地局と加入者端末局間の無線通信を示す説明図である。 無線電波が干渉しない場合の基地局と加入者端末局間の無線通信を示す説明図である。 無線電波が干渉しない場合の基地局と加入者端末局間の無線通信を示す説明図である。 無線電波が干渉しない場合の基地局と加入者端末局間の無線通信を示す説明図である。
符号の説明
1 基地局、2 加入者端末局、3 加入者端末局、11 I/F部、12 ベースバンド部、13 送受信部、14 アンテナ、15 制御部、21 アンテナ、22 送受信部、23 ベースバンド部、24 I/F部、25 制御部。

Claims (5)

  1. 基地局と端末局が無線回線を利用して、データの無線通信を実施する無線通信システムにおいて、上記基地局と無線通信を実施している端末局以外の端末局と上記基地局が無線回線の試験を実施する場合、上記通信中の端末局から送信される電波を一時的に停止させてから、上記通信中の端末局以外の端末局と上記基地局が試験信号を送受信することを特徴とする無線通信システム。
  2. 基地局は、通信中の端末局以外の端末局から試験開始要求を受信すると、電波の送信停止を指示する送信停止指令を上記通信中の端末局に送信したのち、上記通信中の端末局以外の端末局と試験信号を送受信して無線回線の試験を実施し、その試験の完了後に電波の送信再開を指示する送信停止解除指令を上記通信中の端末局に送信することを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 基地局と端末局が無線回線を利用して、データの無線通信を実施する無線通信システムにおいて、上記基地局と無線通信を実施している端末局以外の端末局と上記基地局が無線回線の試験を実施する場合、上記通信中の端末局から送信される電波を断続的に停止させ、その電波の送信が停止されている期間中、上記通信中の端末局以外の端末局と上記基地局が試験信号を送受信することを特徴とする無線通信システム。
  4. 基地局は、通信中の端末局以外の端末局から試験開始要求を繰り返し受信する毎に、電波の送信停止を指示する送信停止指令を上記通信中の端末局に送信してから、電波の送信再開を指示する送信停止解除指令を上記通信中の端末局に送信し、上記通信中の端末局から送信される電波が停止しているとき、上記通信中の端末局以外の端末局と上記基地局が試験信号を送受信して無線回線の試験を実施することを特徴とする請求項3記載の無線通信システム。
  5. 基地局は、通信中の端末局以外の端末局から試験開始要求を受信すると、電波の送信停止を指示する送信停止指令と電波の送信再開を指示する送信停止解除指令を上記通信中の端末局に交互に送信し、上記通信中の端末局から送信される電波が停止しているとき、上記通信中の端末局以外の端末局と上記基地局が試験信号を送受信して無線回線の試験を実施することを特徴とする請求項3記載の無線通信システム。
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