JP2005351289A - スラストニードル軸受の保持器、スラストニードル軸受及びコンプレッサ - Google Patents
スラストニードル軸受の保持器、スラストニードル軸受及びコンプレッサ Download PDFInfo
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Abstract
【課題】
耐久性・信頼性を確保できるスラストニードル軸受の保持器、スラストニードル軸受及びカークーラ等のコンプレッサを提供する。
【解決手段】
ころ24aが収容されるポケット部24pにおいて、ころ24aと接する板材24c1,24c2の端面に面取り部Cを設けたので、面取り部Cがころ24aに接触しても面あたりとなることから、ころ24aの外周面に付着した潤滑剤が掻き取られることが抑制され、ころ24aと保持器24cとの金属接触を抑制でき、摩耗を抑制できる。
【選択図】 図3
耐久性・信頼性を確保できるスラストニードル軸受の保持器、スラストニードル軸受及びカークーラ等のコンプレッサを提供する。
【解決手段】
ころ24aが収容されるポケット部24pにおいて、ころ24aと接する板材24c1,24c2の端面に面取り部Cを設けたので、面取り部Cがころ24aに接触しても面あたりとなることから、ころ24aの外周面に付着した潤滑剤が掻き取られることが抑制され、ころ24aと保持器24cとの金属接触を抑制でき、摩耗を抑制できる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、コンプレッサや、自動車用の変速機等に用いられると好適なスラストニードル軸受用ころ及びそれを用いたスラストニードル軸受に関する。
例えばカーエアコン用コンプレッサ(カークーラコンプレッサともいう)の一タイプとして、容量可変式のコンプレッサが知られている。一般的に、容量可変式のコンプレッサは、ハウジングに対して駆動軸をラジアル軸受により回転自在に支持し、この駆動軸に対して回転支持板を傾動可能に連結してある。斜板の外周寄りには、スライディングシューがシリンダ内を往復運動可能なようにピストンを保持して円周方向等間隔に取付けてあり、このシリンダのボア内に流入される冷媒ガスを圧縮し吐出するようにしている。つまり斜板が、いわゆるみそすり運動をし、それによりスライディングシューを介してピストンを軸線方向に往復運動させ、冷媒ガスを圧縮し吐出するようになっている(特許文献1参照)。
特開2002−266754号公報
特開2003−97562号公報
ところで、近年自動車の高出力化、高速化、静音化、高効率化等が進み、各部品に要求される仕様も厳しいものになってきた。具体的な例として、カーエアコンコンプレッサにおいて、車の全体的な効率化等の面から電磁クラッチが廃止された例がある。このような場合、従来は電磁クラッチのON・OFFによってコンプレッサ主軸の回転をさせていたものが常に回転するようになってきた。つまりコンプレッサの駆動シャフトや、斜板等は、エンジンの起動中は常に回転していることになる。
これを別な視点から見ると、車全体としては確かに効率化が図られているともいえるが、個々の部品でとらえた場合、効率化に反しているものもある。例えば斜板を駆動する駆動シャフトは常時回転しているため、これを支持する軸受も常時動作していることとなり、その引きずりトルクや摩耗が問題となる。特に、一般的なカークーラコンプレッサでは潤滑が厳しいため、常時回転している状態ではトルク、潤滑性、温度上昇を抑える必要性が求められる。
しかるに、従来技術においては、板材を保持器の形に仕上げて最終工程にてポケット部をプレスしているが、このポケット形成においてはプレスでころが入る部分を四角く抜くだけで特に後加工なく完成品としているが、かかる保持器では、ころが保持器のポケット部のエッジと接触することになるため、このエッジによってころ外径部の潤滑剤がかきとられることになり、十分な潤滑剤を供給しないと、保持器と金属接触し異常摩耗が発生することが懸念される。さらに、異常摩耗が進行するとフレーキング等に至る可能性があり、最終的には軸受の回転不具合、つまり、コンプレッサとしての機能が損なわれることになる。
一方、潤滑が厳しい環境下で使用されるスラストニードル軸受の摩耗を抑える技術が、特許文献2に開示されている。かかる従来技術によれば、転動体であるころのクラウニングなどを調整することで、エッジ負荷を減少させるようにしている。かかる技術は、軸受の疲労寿命に余裕がある場合にはある程度の効果を期待できるが、ころ1本の長さを半分にしたような構成であるため、軸受の負荷容量が低下するという問題がある。更には、ころの長さが短くなり、ころ径に対する長さの比が1に近くなるため、加工しにくくなるという問題もある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み、耐久性・信頼性を確保できるスラストニードル軸受の保持器、スラストニードル軸受及びカークーラ等のコンプレッサを提供することを目的とする。
本発明のスラストニードル軸受の保持器は、複数のころと、板材をプレス成形してなり前記ころを保持する保持器と、を有するスラストニードル軸受の保持器において、
前記ころが収容されるポケット部において、前記ころと接する板材の端面に面取りを施したことを特徴とする。
前記ころが収容されるポケット部において、前記ころと接する板材の端面に面取りを施したことを特徴とする。
本発明のスラストニードル軸受の保持器は、複数のころと、板材をプレス成形してなり前記ころを保持する保持器と、を有するスラストニードル軸受の保持器において、前記ころが収容されるポケット部において、前記ころと接する板材の端面に面取りを施したので、面取り部分がころに接触しても面あたりとなることから、ころの外周面に付着した潤滑剤が掻き取られることが抑制され、ころと保持器との金属接触を抑制でき、摩耗を抑制できる。
前記面取りの量は、板材の厚さの5〜30%であると好ましい。
前記面取りは、面押し加工によって形成されると好ましい。すなわち、前記保持器の面取り加工は、ポケットをプレスにて打抜いた後、プレスによる面押し加工にて施すことで、加工コストも抑えることが可能である。
前記保持器はころ案内で用いられると好ましい。前記保持器がころ案内である場合は、レース案内である場合に比べると、前記保持器がころに乗っているため、そのポケットのエッジが、前記ころの外径面に必ず接触することとなり、従って本発明の効果をより発揮できることになる。
前記保持器の硬さはHv400〜600であると好ましい。このように前記保持器の硬さを低くしてあるため、前記保持器のころに対する攻撃性も低下する。保持器が硬すぎると、ころを摩耗させ、逆に柔らかすぎると、保持器の方が摩耗してしまうため適切な範囲があり、この範囲は後述する実験により確認されたものである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態にかかるシャフトが組み込まれたカーエアコンの斜板式コンプレッサの断面図である。
図1に示すように、被動機器としてのコンプレッサ11は、シリンダブロック12と、その前端面に接合されたフロントハウジング13と、バルブプレート14と、シリンダブロック12の後端面にバルブプレート14を介して接合されたリヤハウジング15とを備えている。これら部材12,13,14及び15を複数本の通しボルト16(1本のみ図示)で締め付け固定することによりコンプレッサ11のハウジングが構成される。
駆動シャフト17は、シリンダブロック12及びフロントハウジング13の中央に、前後一対のラジアルベアリング18を介して回転可能に支持されている。駆動シャフト17は、その中央に球面座17aを有している。駆動シャフト17の前端部外周面と、フロントハウジング13の前側に突設された支持筒部13aの内周面との間には、リップシール19が介装されている。シリンダブロック12には、複数のシリンダボア20が駆動シャフト17を取り囲むように等角度間隔にて形成されている。各シリンダボア20は駆動シャフト17と平行に延びており、各ボア20内には片頭型のピストン21が往復動可能に嵌挿されている。各シリンダボア20においてピストン21の端面とバルブプレート14との間には、容積可変の圧縮室20aが区画されている。
フロントハウジング13の内側には、クランク室22が区画形成されている。クランク室22内において、回転支持体23が駆動シャフト17に一体回転可能に止着されている。回転支持体23の前端面とフロントハウジング13の内壁面との間にはスラストニードル軸受24が介装されている。回転支持体23の後面からは一対の支持アーム25がシリンダブロック12側に向かって突設され、各アームの先端には斜板が傾く際のヒンジ機構を構成するガイド部(図1の場合は孔)26が形成されている。
クランク室22内には斜板27が配設されている。斜板27はほぼ円板形状をなすとともに、駆動シャフト17が挿通される中央孔27aを有している。その中央孔27aは、球面座17aに対応してその内面が凹球面状になっており、従って駆動シャフト17の球面座17aの外面に嵌合することで、両者は相対摺動可能な状態となる。中央孔27aが球面座17aに対して摺動することで、斜板27は、駆動シャフト17の球面座上に揺動(角度可変即ち傾動)可能となっている。コンプレッサは一般的に潤滑条件が厳しいので、必要に応じ、球面座17aの外面と、中央孔27aの内面の少なくとも一方に、リン酸マンガン等の化成被膜処理を施し、潤滑性を向上させている。斜板27の前面には回転支持体23とのヒンジ機構を構成する連結体28が突設されている。この機構の一部が支持アーム25のガイド部26内で摺動可能に配置されることによりヒンジ機構が構成される。このヒンジ機構を介して回転支持体23に対し、斜板27が傾動可能に連結されている。本図の場合は、アームのガイド部26に連結体28が挿入された様な構造となっているが、ガイド部26と連結体28を横から串刺しとなるようにピンを通す構造としても良い。駆動シャフト17と斜板27とで、斜板傾動機構100を構成する。斜板27の外周縁部は、一対のスラスト転がり軸受であるスラストニードル軸受80と一対の半球状のシュー29を介して、各ピストン21が連結されている。
駆動シャフト17の回転に伴い、回転支持体23と共に斜板27が回転し、各ピストン21がシリンダボア20内において往復動される。
シリンダブロック12の中心には、駆動シャフト17の後端部を収容可能なように収容室30が形成されている。バルブプレート14及びリヤハウジング15には吸入通路31が形成されている。吸入通路31の前端は収容室30に連通され、後端は外部冷媒回路32に接続されている。外部冷媒回路32は少なくとも凝縮器33、膨張弁34及び蒸発器35を備えている。
リヤハウジング15には環状の吸入室36が区画形成されており、この吸入室36は連通口37を介して収容室30に連通している。リヤハウジング15内には更に、吐出室38が区画形成されており、この吐出室38はハウジング内に形成された吐出通路39を介して外部冷媒回路32に接続されている。バルブプレート14には各シリンダボア20毎に吸入ポート40及び吐出ポート41が形成されている。バルブプレート14のシリンダブロック12側には吸入ポート40を開閉するための吸入弁42が配設されている。バルブプレート14の吐出室38側には吐出ポート41を開閉するための吐出弁43が配設されている。
シリンダブロック12の収容室30内には、遮断体45が収容されている。斜板27と遮断体45との間には、略環状のスラストニードル軸受47がシャフト17の後方へのアキシアル荷重を受けることが出来るように駆動シャフト17上に設けられ軸17の後方への荷重を受けるようにしている。なお、斜板の傾角とは、駆動シャフト17と直交する平面と斜板27との成す角度を意味する。
図1に示すように、斜板27の下部前面には傾斜の傾きすぎを規制するための規制突部48が形成されている。規制突部48と回転支持体23との当接により、斜板27の最大傾角が規制される。回転支持体23と斜板27との間に介装された傾角減少バネ49は、斜板27を最小傾角方向に付勢する。
放圧通路50は、クランク室22と遮断体45の内部空間とを連通する。遮断体45の筒部後端には絞りとしての放圧通口51が貫通形成され、この放圧通口51を介して遮断体45の内部が収容室80の内部に連通している。
コンプレッサ11のハウジングを構成するシリンダブロック12、バルブプレート14及びリヤハウジング15には一連の給気通路52が形成されている。この給気通路52は吐出室38とクランク室22とを連通する。リヤハウジング15に装着された容量制御弁53は、前記給気通路52の途中に設けられている。制御弁53は、外部コントローラ(図示略)からの通電制御によって励消磁されるソレノイド54を有している。ソレノイド54の励磁または消磁に伴って制御弁53が閉止または開放される。容量制御弁53の開閉制御に応じて吐出室38からクランク室22への圧力供給が制御され、クランク室22の内圧が調節される。クランク室22の内圧に応じて斜板27の傾角が決定される。
次に、駆動源としての車輌エンジン62からコンプレッサ11の駆動シャフト17に駆動力を伝達する動力伝達機構について説明する。
フロントハウジング13の前側には電磁クラッチ55が配設されている。電磁クラッチ55は、プーリ56、ハブ57、アーマチュア58及びソレノイド59を備えている。ソレノイド59は、外部コントローラ(図示略)からの通電制御によって励消磁される。
プーリ56は、フロントハウジング13の支持筒部13aにアンギュラベアリング60を介して回転可能に支持されている。プーリ56と車輌エンジン62のプーリ62aとの間にはベルト61が掛装され、このベルト61を介して、プーリ56は車輌エンジン62と作動連結されている。
金属製のハブ57は略円筒形状をなし、駆動シャフト17の前端部にボルト63によって一体回転可能に固定又は結合されている。ハブ57の周囲には、円板状のアーマチュア58がプーリ56の前面に対して接離可能に配設されている。
次に、クラッチ付のコンプレッサを例に取って前述のようなコンプレッサ11の基本動作について説明する。エンジン62の運転時、エンジン62の駆動力はベルト61を介して電磁クラッチ55のプーリ56に伝達され、該プーリ56は常時回転されている。外部冷媒回路32に冷房負荷が存在する場合には、外部コントローラはソレノイド59を励磁し、その生じた電磁力によりアーマチュア58がプーリ56の前面に吸着接合される。すると、アーマチュア58と一体化されたプーリ56の回転力が、ハブ57及び駆動シャフト17に伝達される。他方、外部冷媒回路32に冷房負荷が存在しない場合には、外部コントローラはソレノイド59を消磁してその電磁力を消失させ、アーマチュア58をプーリ56の前面から離間させる。すると、駆動シャフト17とエンジン62との作動連結が解除される。
図1は、斜板27が最大傾角にある状態を示している。この状態では、ソレノイド54の励磁により容量制御弁53が閉止されて給気通路52が閉じられている。このため、吐出圧Pd相当の圧縮冷媒ガスが給気通路52を介して吐出室38からクランク室22に供給されず、クランク室22の内圧Pcが吸入室36の相対的に低い圧力(即ち吸入圧Ps)に次第に接近し、斜板27の角度が最大傾角に保持されて最大吐出容量での圧縮運転が行われる。
最大吐出容量での圧縮運転の結果、冷房負荷が小さくなると、前述と逆の動作によりソレノイド54が消磁されて容量制御弁53が開放される。これにより、クランク室内圧Pcが高まり、斜板27が最大傾角状態から最小傾角状態へ迅速に移行される。
図2は、本実施の形態にかかるスラストニードル軸受24の断面図である。図3は、図2の構成をII-II線で切断して矢印方向に見た図である。図2に示すように、スラストニードル軸受24は、転動体であるころ24aと、ころ24aを保持する、プレスして2枚の板材24c1,24c2を対向して組み合わせてなる保持器24cと、レース24bとを有しており、ころ案内で用いられる。保持器24cは、ころ24aを収容してなるポケット部24pをプレスで打ち抜いて形成しているが、図3に示すように、ポケット部24pを形成する板材24c1,24c2の端面には面押し加工が施されて、面取り部Cが形成されている。面取り部Cの量Δ(板材の厚さ方向の長さ)は、板材の厚さをtとしたときに、Δ=0.05t〜0.30tの範囲にあると好ましい。板材24c1,24c2の硬さは、Hv400〜600である。
本実施の形態によれば、ころ24aが収容されるポケット部24pにおいて、ころ24aと接する板材24c1,24c2の端面に面取り部Cを設けたので、面取り部Cがころ24aに接触しても面あたりとなることから、ころ24aの外周面に付着した潤滑剤が掻き取られることが抑制され、ころ24aと保持器24cとの金属接触を抑制でき、摩耗を抑制できる。
図4は、別な実施の形態にかかるスラストニードル軸受24’の断面図であるが、レースは省略している。図4に示すように、スラストニードル軸受24’は、プレスして2枚の板材24c1’,24c2’を対向し、半径方向外方では密着するように貼り合わせてなる保持器24c’を有している。図示していないが、本実施の形態においても、図3と同様に、板材24c1’、24c2’には面取り部が形成されている。形状以外の点については、上述した実施の形態と同様である。
図5は、更に別な本実施の形態にかかるスラストニードル軸受24”の断面図である。図6は、図5に示す保持器を矢印VI方向に見た図である。本実施の形態のスラストニードル軸受24”は、転動体であるころ24aと、ころ24aを保持する、1枚の板材を折り曲げることによって形成された保持器24c”と、レース24b”、24d”とを有している。本実施の形態においては、ころ24aに対して保持器24c”が周方向に相対移動したときに、ポケット部24p”における図5でレース24b”側の2点C1,C3と、レース24d”側の点C2でころ24aと接触するため、少なくともこれら部分(図6参照)について面取りを施す必要がある。面取り量及び板材の硬度、ころ案内である等は、上述した実施の形態と同様である。
本発明者らは、保持器の硬さと、面取り量と、ころ摩耗度合いとの関係を求める試験を行った。試験結果を表1に示す。
供試条件
(1)使用軸受:φ40×φ60
(2)ころ:φ3
(3)回転数:5000min−1
(4)アキシアル荷重:4000N
(5)保持器の厚さ:t=0.8(mm)
(6)潤滑油:白灯油+PAG
供試条件
(1)使用軸受:φ40×φ60
(2)ころ:φ3
(3)回転数:5000min−1
(4)アキシアル荷重:4000N
(5)保持器の厚さ:t=0.8(mm)
(6)潤滑油:白灯油+PAG
表1の試験結果において、保持器のポケット部において面取りを施さなかった場合、保持器の硬さに関係なく、ころ摩耗が発生することが認められた。すなわち、面取りを施すことで、ころ摩耗が抑制されることが確認された。但し、面取り量が0.04以下では、面取りの効果は少ないこともわかった。更に、硬さがHv372以下の保持器においては、保持器の摩耗が確認された。一方、硬さがHv772以上の保持器においては、面取りを施してもころ摩耗が確認された。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、その発明の範囲内で変更・改良が可能であることはもちろんである。
11 コンプレッサ
12 シリンダブロック
13 フロントハウジング
13a 支持筒部
14 バルブプレート
15 リヤハウジング
16 ボルト
17 駆動シャフト
18 ラジアルベアリング
19 リップシール
20 シリンダボア
20a 圧縮室
21 ピストン
22 クランク室
23 回転支持体
24 スラストニードル軸受
25 支持アーム
26 ガイド部
27 斜板
28 連結体
29 シュー
30 収容室
31 吸入通路
32 外部冷媒回路
33 凝縮器
34 膨張弁
35 蒸発器
36 吸入室
37 連通口
38 吐出室
39 吐出通路
40 吸入ポート
41 吐出ポート
42 吸入弁
43 吐出弁
45 遮断体
46 吸入通路開放バネ
47 スラストニードル軸受
48 規制突部
49 傾角減少バネ
52 給気通路
53 制御弁
54 ソレノイド
55 電磁クラッチ
56 プーリ
57 ハブ
58 アーマチュア
58a 段差部
59 ソレノイド
60 アンギュラベアリング
61 ベルト
62 エンジン
62a プーリ
63 ボルト
12 シリンダブロック
13 フロントハウジング
13a 支持筒部
14 バルブプレート
15 リヤハウジング
16 ボルト
17 駆動シャフト
18 ラジアルベアリング
19 リップシール
20 シリンダボア
20a 圧縮室
21 ピストン
22 クランク室
23 回転支持体
24 スラストニードル軸受
25 支持アーム
26 ガイド部
27 斜板
28 連結体
29 シュー
30 収容室
31 吸入通路
32 外部冷媒回路
33 凝縮器
34 膨張弁
35 蒸発器
36 吸入室
37 連通口
38 吐出室
39 吐出通路
40 吸入ポート
41 吐出ポート
42 吸入弁
43 吐出弁
45 遮断体
46 吸入通路開放バネ
47 スラストニードル軸受
48 規制突部
49 傾角減少バネ
52 給気通路
53 制御弁
54 ソレノイド
55 電磁クラッチ
56 プーリ
57 ハブ
58 アーマチュア
58a 段差部
59 ソレノイド
60 アンギュラベアリング
61 ベルト
62 エンジン
62a プーリ
63 ボルト
Claims (7)
- 複数のころと、板材をプレス成形してなり前記ころを保持する保持器と、を有するスラストニードル軸受の保持器において、
前記ころが収容されるポケット部において、前記ころと接する板材の端面に面取りを施したことを特徴とするスラストニードル軸受の保持器。 - 前記面取りの量は、板材の厚さの5〜30%であることを特徴とする請求項1に記載のスラストニードル軸受の保持器。
- 前記面取りは、面押し加工によって形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のスラストニードル軸受に記載の保持器。
- 前記保持器はころ案内で用いられることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスラストニードル軸受の保持器。
- 前記保持器の硬さはHv400〜600であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスラストニードル軸受の保持器。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の保持器を用いたことを特徴とするスラストニードル軸受。
- 請求項6に記載のスラストニードル軸受を用いたことを特徴とするコンプレッサ。
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