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JP2005289845A - 芝生に発生する藻類の防除方法 - Google Patents

芝生に発生する藻類の防除方法 Download PDF

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JP2005289845A JP2004104394A JP2004104394A JP2005289845A JP 2005289845 A JP2005289845 A JP 2005289845A JP 2004104394 A JP2004104394 A JP 2004104394A JP 2004104394 A JP2004104394 A JP 2004104394A JP 2005289845 A JP2005289845 A JP 2005289845A
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Abstract

【課題】
芝生に発生する藻類を防除する方法であって、芝生に対する選択性や取扱い者に対する薬剤の安全性が高く、省力的で、優れた予防的効果、初期治療効果に加えて、生育の進んだコケ・藻類及び近年問題となっている芝生の細菌病害も同時に防除できる芝生に発生する藻類の防除方法を提供する。
【解決手段】
ストレプトマイシンまたはその塩を含有してなる農薬組成物を、土壌処理または茎葉処理することを特徴とする芝生に発生する藻類の防除方法。
【選択図】 なし。

Description

本発明は、芝生に被害を与える藻類、特にフォルミジウム(Phormidium)属やノストック(Nostoc)属に属する藍藻類の防除方法に関する。
近年、ゴルフ場のグリーン等の芝生に藻類による被害が目立つようになってきている。その原因としては、サンドグリーンの普及や、低刈り、1グリーン化、魚毒がC類の農薬の使用規制等が挙げられている。
芝生に被害を与える藻類は、主に藍藻類に属するもので、なかでも、フォルミジウム(Phormidium)属及びノストック(Nostoc)属に属するものが主な原因とされる。フォルミジウムに属するものは地表に平面的に広がる外観を有し、ノストック属の微生物はキクラゲに似た外観を有し、芝生表面に繁殖することにより、芝生の美観を害すると共に芝の生育を阻害する。
従来、芝生に被害を与える藻類の防除方法としては、生育管理による方法(いわゆる耕種的防除方法)と薬剤による方法が知られている。生育管理による防除方法としては、より具体的には、(i)芝の直立茎密度を高める方法、(ii)過剰潅水を避ける方法、(iii)常に芝生表層に手を加える方法、(iv)目土砂に焼砂を使用する方法、(v)日照条件を改善する方法、等の予防的な方法が知られている。また薬剤による方法としては、具体的には、ホセチル+ポリカーバメート混合剤(ゴーレット:登録商標)等が使われている。
しかしながら、上述した生育管理による方法及び既存の登録薬剤による芝の藻類の防除方法では、藻類の発生を抑制したり、藻類の発生初期の防除以外では十分な効果を得ることが困難であり、しかも管理に多大な労力を要するという問題があった。また既存の登録農薬を使用する場合には、条件によって芝に対し薬害を生じたり、人に対しカブレ等を引き起こすおそれがある。さらにそれらの薬剤は、近年問題となっている芝の細菌病害に対しては十分な効果を示さないという問題もあった。
一方、芝生の藍藻による被害はアメリカ合衆国や英国でも知られており、TPNやマンコゼブが効果を示すものの、日本国内同様に完全な薬剤防除は困難であることが報告されている(非特許文献2、3等)。また、英国産のノストック属の中には、ノストサイクリン(Nostocyclin)のような毒素を生成するものも知られている(非特許文献4等)。
さらに、近年においては、Pseudomonas syringae群細菌によるとされるかさ枯病(Halo blight)、Pseudomonas syringae群細菌によるとされる葉鞘腐敗病(Sheath brown rot)、及び、Xanthomonas属細菌による葉枯細菌病(Bacterial leaf blight)等の細菌病害が芝生に発生して問題となっており、効果的な防除薬剤が求められている(非特許文献5等)。
本発明に関連して、藍藻に効果のある抗生物質としてストレプトマイシン(CAS 57−92−1,1’−[1−L−(1,3,5/2,4,6)−4−[5−deoxy−2−O−methylamino−α−L−glucopyranosyl−3−C−formyl−α−L−hydrofuranosyloxy]−2,5,6−trihydroxycyclohex−1,3−ylene]diguanidine)等が知られている(非特許文献6等)。また、ストレプトマイシン組成物は単剤または混合剤として、農薬として茎葉散布や樹幹注入や種芋浸漬・粉衣などにより、種々の細菌病害に対し高い効果を示すことが知られている。
しかしながら、芝生の土壌または茎葉散布により、コケ類・藍藻類を防除する処理方法は知られていない。また、一般的に農薬候補化合物は限定された室内の実験条件(in vitro)で生育抑制効果を有したとしても、有害生物防除剤として実際に圃場で効力を示すためには、環境中での安定性(土壌吸着による失活・光分解・土壌中での微生物等による代謝・降雨による流亡等)、対象生物における吸収、移行、代謝、生活環など多くの要因の影響を受け、実際に十分な効果を示さない場合も多く、実際の圃場で効果を確認する必要がある。
山路 博之,(2)「グリーンのコケ・藻類対策」,研究所だより,財団法人 西日本グリーン研究所,平成14年12月,第55巻,p.19〜27 Phillip Colbauch,「Algae−crusty foes for golf greens」,科学技術振興調整費による研究(平成9年度) Paul Vincelli、他1名,「Chemical Control of Turfgrass Diseases 2004」,Univesity of kentucky college of agriculture,UK cooperative extension service,P.6 彼谷、他2名,「日英の水域に発生する糸状藍藻類オッシラトリア及びノストックの新規有害物質の化学構造と生体影響」,科学技術振興調整費による研究(平成9年度) 小林真樹ら,「クリーピングベントグラスに発生した3種の細菌性病害について」,芝草研究,第31巻,別1号,大会誌,2002年,日本芝草学会,p.36−37 田宮 博,渡辺 篤,藻類実験法,株式会社 南江堂,昭和40年10月,p.40−43
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、芝生に発生する藻類を防除する方法であって、芝生に対する選択性や取扱い者に対する薬剤の安全性が高く、省力的で、優れた予防的効果、初期治療効果に加えて、生育の進んだコケ・藻類及び近年問題となっている芝生の細菌病害も同時に防除できる芝生に発生する藻類の防除方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記の課題を解決するため、芝生に発生する藻類を効果的に防除することができる薬剤のスクリーニングを行った。その結果、ストレプトマイシン単剤及びその混合組成物が、芝生に発生する藻類に対する高い予防的効果、初期治療効果に加えて、生育の進んだ藻類に対しても高い防除効果を有し、芝生に対する選択性も高いことを見出し、本発明を完成するに至った。
かくして本発明によれば、ストレプトマイシンまたはその塩を含有してなる農薬組成物を、土壌処理または茎葉処理することを特徴とする芝生に発生する藻類の防除方法が提供される。
本発明の藻類の防除方法においては、前記農薬組成物が、1種以上の他の農薬成分をさらに含有することが好ましい。
本発明の藻類の防除方法においては、前記農薬組成物が、1種以上の他の農薬成分をさらに含有し、前記他の農薬成分が、アゾキシストロビン、イソプロチオラン、フルトラニル、イプロジオン、イミノクタジン、トルクロホスメチル、バリダマイシン、ホセチル、有機銅、チウラム、ポリオキシン、ミクロブタニル、イミベンコナゾール、キャプタン、クレソキシメチル、クロロネブ、シプロコナゾール、シメコナゾール、ベノミル、チオファネートメチル、ペンシクロン、トリフルミゾール、チフルザミド、テトラコナゾール、トリホリン、フェリムゾン、ビテルタノール、ヒドロキシイソキサゾール、プロピコナゾール、メタラキシル、ピリブチカルブ、フェナリモル、プロパモカルブ、メプロニル、ポリカーバメイト、MIPC、TPN、イソキサベン、ベスロジン、イマゾスルフロン、エトキシスルフロン、クミルロン、シデュロン、ハロスルフロンメチル、ビフェノックス、プロジアミン、MCPA、フルルプリミドール、トリネキサパックエチル、パクロブトラゾール、インドール酪酸、アセタミプリド、オキシテトラサイクリン、マンネブ、ジネブ、マンコゼブ、ジラム、無機銅、オキソリニック酸、カスガマイシン、オキシテトラサイクリン、ACN、及びノニルフェノールスルホン酸銅から選ばれる少なくとも1種であることがより好ましい。
本発明の藻類の防除方法においては、前記芝生が、ベントグリーンであることが好ましい。
本発明の藻類の防除方法においては、前記藻類が、藍藻類であることが好ましく、前記藻類が藍藻類であり、藍藻類が、フォルミジウム(Phormidium)属またはノストック(Nostoc)属に属するものであるのがより好ましい。
本発明の防除方法によれば、芝生に対し高い選択性を有し、芝生に発生する藻類による被害の予防的効果、初期治療効果に加えて、生育の進んだコケ・藻類に対しても高い防除効果を得ることができる。
本発明の防除方法は、生育管理による防除方法のように多大な労力を必要とせず、既存の登録農薬のように条件によって芝生に対し薬害を生じたり、人に対しカブレ等を引き起こすおそれが少ないものである。
また本発明の防除方法は、薬剤の散布適期が広く、芝生に発生する藻類に対する優れた防除効果を有すると共に、近年問題となっている芝の細菌病害に対しても同時に優れた防除効果を有するものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の芝生に発生する藻類の防除方法は、ストレプトマイシンまたはその塩を含有してなる農薬組成物を、土壌処理または茎葉処理することを特徴とする。
本発明に用いる農薬組成物は、ストレプトマイシン若しくはその塩を含有する。
ストレプトマイシン又はその塩としては、ストレプトマイシン、又はストレプトマイシンの薬理学的に許容される塩であれば、特に制限されない。
本発明に用いる農薬組成物には、所望により種々の添加剤や担体を添加することができる。添加剤及び担体としては、固型剤を目的とする場合は、例えば、大豆粉、小麦粉等の植物性粉末、珪藻土、燐灰石、石こう、タルク、ベントナイト、パイロフィライト、クレー等の鉱物性微粉末、安息香酸ソーダ、尿素、芒硝等の有機及び無機化合物が使用される。また、液体の剤型を目的とする場合は、例えば、ケロシン、キシレン及び石油系の芳香族炭化水素、シクロヘキサン、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アルコール、アセトン、トリクロルエチレン、メチルイソブチルケトン、鉱物油、植物油、水等を溶剤として使用することができる。
また、本発明に用いる農薬組成物には、必要に応じ界面活性剤を添加することもできる。添加することができる界面活性剤としては特に限定はないが、例えば、ポリオキシエチレンが付加したアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンが付加したアルキルエーテル、ポリオキシエチレンが付加した高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンが付加したソルビタン高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンが付加したトリスチリルフェニルエーテル等の非イオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンが付加したアルキルフェニルエーテルの硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、高級アルコールの硫酸エステル塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ポリカルボン酸塩、リグニンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩のホルムアルデヒド縮合物、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体等が挙げられる。
本発明に用いる農薬組成物中の有効成分(ストレプトマイシンまたはその塩)量は、通常、組成物(製剤)全体に対して好ましくは0.01〜90重量%であり、より好ましくは0.05〜85重量%である。
本発明に用いる農薬組成物は、ストレプトマイシン若しくはその塩単独でも十分有効であることは言うまでもないが、各種の殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、除草剤、植物成長調節剤、肥料等を混合することもできる。特に、殺菌剤または除草剤と混合することにより、使用薬量を減少させることが可能である。また、省力化をもたらすのみならず、混合薬剤の相乗作用により一層高い効果も期待できる。その場合、複数の公知の剤との組合せも可能である。
ストレプトマイシン若しくはその塩と混合できる殺菌剤、殺虫剤、除草剤、植物成長調節剤の代表例を以下に示すが、これらはあくまでも例示にすぎず限定されるものではない。
(殺菌剤)
TPN、アゾキシストロビン、イソプロチオラン、イプロジオン、イミノクタジンアルベシル酸塩、イミノクタジン酢酸塩、イミベンコナゾール、エクロメゾール、オキシカルボキシ、キャプタン、クレソキシムメチル、クロロネブ、シプロコナゾール、シメコナゾール、水和硫黄、チウラム、チオファネートメチル、チフルザミド、テトラコナゾール、テブコナゾール、トリアジメホン、トリクロホスメチル、トリフミゾール、トリホリン、トルクロホスメチル、パリダマイシン、パリダマイシン、パリダマイシンA、ビテルタノール、ヒドロキシイソキサゾール、ピリブチカルブ、フェナリモル、フェリムゾン、フルトラニル、プロシミドン、プロパモカルブ塩酸塩、プロピコナゾール、ベノミル、ペンシクロン、ホセチル、ポリオキシン、ポリオキシンD、ポリオキシンD亜鉛塩、ポリカーバメイト、ミクロブタミル、メタラキシル、メプロニル、有機銅等を挙げることができる。
(殺虫剤)
BT、CVMP、CVP、CYAP、DDVP、DEP、MEP、MIPC、NAC、PHC、アセタミプリド、アセフェート、イソキサチオン、イミダクロプリド、エトフェンプロックス、クロチアニジン、クロルピリホス、シハロトリン、シラフルオフェン、スタイナー・グラセライ、スタイナーネマ・カーボカプサエ、スピノサド、ダイアジノン、チアメトキサム、チオジカルブ、テブフェノシド、テフルベンズロン、トラロメトリン、ビフェントリン、ピリダフェンチオン、フェノブカルブ、ブルウェルア・ロウカルア、プロチオホス、ペルフメトリンマイクロカプセル、ペルメトリン、ベンスルタップ、メソミル、モノクロホス等を挙げることができる。
(除草剤)
2,4−PA、CAT、MCPP、MCP、イソプロピルアミン塩、MDBA、SAP、アシュラム、アミプロホスメチル、アラクロール、イソキサベン、イマザキンアンモニウム、イマゾスルフロン、エトキシスルフロン、エンドタールニナトリウム塩、オキザジアルギル、オキサジクロメホン、オリザリン、オルソベンカーブ、カフェンストロール、ザントモナスキャンペストリス、シアナジン、シクロスルファムロン、ジチオピル、シデュロン、シノスルフロン、シンメチリン、テニルクロール、トリアジフラム、トリクロピル、トリフロキシスルフロンナトリウム塩、ナプロパミド、ハロスルフロンメチル、ピフェノックス、ピリブチカルブ、ブタミホス、フラザスルフロン、プロジアミン、プロピザミド、フロラスラム、ベスロジン、ペンディメタリン、メコプロップPカルシウム塩、メチルダイムロン、メトスルフロンメチル、レナシル等を挙げることができる。
(植物成長調節剤)
トリネキサパックエチル、パクロブトラゾール、フェナリモル、フルルプリミドール、プロヘキサジオンカルシウム塩等を挙げることができる。
また、これらを組み合わせた組成物に植物油及び油濃縮物等の添加剤を添加することもできる。
本発明に用いる、ストレプトマイシン若しくはその塩、又はストレプトマイシン若しくはその塩と他の農薬成分からなる農薬組成物としては、より具体的には、ストレプトマイシン液剤、ストレプトマイシン水和剤、ストレプトマイシン・チオファネートメチル水和剤、ストレプトマイシン・銅水和剤、ストレプトマイシン・フルジオキソニル水和剤、ストレプトマイシン・有機銅水和剤のようなストレプトマイシンを含有してなる市販の製剤等を挙げられる。
ストレプトマイシン又はその塩を含有する農薬組成物を実際に施用する際には、他成分を加えず純粋な形で使用できるし、また農薬として使用する目的で一般の農薬のとり得る形態、即ち、水和剤、粒剤、粉剤、乳剤、水溶剤、懸濁剤、フロアブル剤、顆粒水和剤、液剤等の形態で使用することもできる。
このような水和剤、乳剤、フロアブル剤、水溶剤、顆粒水和剤等は水で所定の濃度に希釈して溶解液、懸濁液あるいは乳濁液として、粉剤・粒剤はそのまま植物に散布する方法で使用される。
製剤化された本発明に用いる農薬組成物は、そのままで、或いは水等で希釈して、植物体、種子、水面又は土壌に施用される。施用量は、気象条件、製剤形態、施用時期、施用方法、施用場所、防除対象病害、対象作物等により異なるが、通常10アール当たり有効成分化合物量にして1〜2,000g、好ましくは10〜1,000gである。
本発明の防除方法は藻類、好ましくは藍藻類、さらに好ましくはフォルミジウム(Phormidium)属やノストック(Nostoc)属に属する微生物に適用することができる。
本発明の防除方法は、芝生、花卉、芝、牧草を含む農耕地、非農耕地に発生する藻類の防除方法として有用である。なかでも、本発明の防除方法は芝生、好ましくはベントグリーンに発生する藻類を防除する方法として有用である。
以下、本発明の防除方法を実施例により具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、製剤の組成割合、剤型等を自由に変更することができる。
広さが1区2mで3連の圃場に、USGA方式(ベントグラス―特性と最新のグリーン造成・管理―眞木芳助、柳久、大久保昌、株式会社ソフトサイエンス社 平成3年7月)に準じ、ベントグラスを播種した。第1回の刈り込み後(刈高8mm)、夏は週に2回、秋は1回程度の刈り込みをした。また、肥料は元肥以外に適宜追肥をし、潅水は1回15分で1日3回を継続した。ベントグラスの播種から約3月経過後においては、圃場全体に藍藻類のコロニー(透水不良ヶ所)を確認した。同定の結果フォルミジウム(Phormidium sp.)が優先しており、ノストック(Nostoc commune)の発生は少ない圃場であることが分かった。
ベントグラスの播種後、135日経過後及び147日経過後に、下記に示す薬剤A及びBのそれぞれを、ジョウロで芝の上から一定の間隔を空けて、1リットル/mの割合で散布した。
薬剤A:ストレプトマイシン18.8%+チオファネートメチル50%水和剤(アタッキン(登録商標)水和剤(WP)、日本曹達(株)製)を水で500倍に希釈した水溶液
薬剤B:ホセチル 25%+ポリカーバメート50%水和剤(ゴーレット(登録商標)水和剤)を水で333倍に希釈した水溶液
(効力及び薬害の調査)
薬剤を散布後、14日経過後及び28日経過後に、下記に示した基準で効力及び薬害について2回調査を行った。調査結果を第1表に示す。
(1)調査方法
(a)藍藻類:コロニー(濃藍色)発生面積を下記の基準で視察判定した。
発生面積指数:
0: 1%未満:被害なし
1: 1%以上6%未満:被害はあるが軽微
2:6%以上13%未満:実用上問題になる被害
3: 13%以上:実用上大きな問題になる被害
(b)芝生:芝に対する薬害について下記の基準で視察判定した。
薬害指数:
0: 1%未満:薬害なし
1: 1%以上6%未満:薬害はあるが軽微
2:6%以上13%未満:実用上問題ある程度の薬害はないが、注意が必要
3: 13%以上:実用上問題ある程度に薬害あり
Figure 2005289845
第1表より、アタッキン処理区は対照薬剤のゴーレット(市販剤)と同等以上の効力を示し、28日後でも藍藻類(フォルミジウムが主体)の発生が認められなかった。また薬害も全くみられなかった。

Claims (6)

  1. ストレプトマイシンまたはその塩を含有してなる農薬組成物を、土壌処理または茎葉処理することを特徴とする芝生に発生する藻類の防除方法。
  2. 前記農薬組成物が、1種以上の他の農薬成分をさらに含有することを特徴とする請求項1に記載の芝生に発生する藻類の防除方法。
  3. 前記他の農薬成分が、アゾキシストロビン、イソプロチオラン、フルトラニル、イプロジオン、イミノクタジン、トルクロホスメチル、バリダマイシン、ホセチル、有機銅、チウラム、ポリオキシン、ミクロブタニル、イミベンコナゾール、キャプタン、クレソキシメチル、クロロネブ、シプロコナゾール、シメコナゾール、ベノミル、チオファネートメチル、ペンシクロン、トリフルミゾール、チフルザミド、テトラコナゾール、トリホリン、フェリムゾン、ビテルタノール、ヒドロキシイソキサゾール、プロピコナゾール、メタラキシル、ピリブチカルブ、フェナリモル、プロパモカルブ、メプロニル、ポリカーバメイト、MIPC、TPN、イソキサベン、ベスロジン、イマゾスルフロン、エトキシスルフロン、クミルロン、シデュロン、ハロスルフロンメチル、ビフェノックス、プロジアミン、MCPA、フルルプリミドール、トリネキサパックエチル、パクロブトラゾール、インドール酪酸、アセタミプリド、オキシテトラサイクリン、マンネブ、ジネブ、マンコゼブ、ジラム、無機銅、オキソリニック酸、カスガマイシン、オキシテトラサイクリン、ACN、およびノニルフェノールスルホン酸銅から選ばれる少なくとも1種である請求項2に記載の防除方法。
  4. 前記芝生が、ベントグリーンである請求項1〜3のいずれかに記載の芝生に発生する藻類の防除方法。
  5. 前記藻類が、藍藻類である請求項1〜4のいずれかに記載の芝生に発生する藻類の防除方法。
  6. 前記藍藻類が、フォルミジウム(Phormidium)属またはノストック(Nostoc)属に属する藻類である請求項5に記載の藻類の防除方法。
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