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JP2005279993A - 抗菌調湿積層シート - Google Patents

抗菌調湿積層シート Download PDF

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JP2005279993A
JP2005279993A JP2004094543A JP2004094543A JP2005279993A JP 2005279993 A JP2005279993 A JP 2005279993A JP 2004094543 A JP2004094543 A JP 2004094543A JP 2004094543 A JP2004094543 A JP 2004094543A JP 2005279993 A JP2005279993 A JP 2005279993A
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humidity control
antibacterial
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silver
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JP2004094543A
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Yukio Suzuki
幸雄 鈴木
Masao Nakajima
正雄 中島
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】調湿機能を有し、かつ抗菌性を有する抗菌調湿積層シートを提供する。
【解決手段】分子内に直径0.4nm〜1nmの孔をもつ立体構造を有する多孔性酸化物2に銀イオンあるいは銅イオンを胆持させ、これを水性コーティング剤または電離放射線硬化型樹脂に添加し、これをシートの表面層1として塗布して設けたことを特徴とする。銀イオンあるいは銅イオンの存在により抗菌性を有するものとなる。また、0.4nm〜1nmの孔をもつ立体構造を有する多孔性酸化物2により、孔の大きさよりも小さい主に水分子だけを吸着するふるいの役割をはたすので、適度な吸湿性を有するものとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、抗菌と吸湿性を持つ化粧シートに関し、特にコンビニエンスストアー配送用トラックや冷蔵トラック、野菜、魚、精肉等の生鮮食料品のトラックやコンテナー、生きた家畜や動物を運搬するトラック、及び住宅の内装や収納内部等に使う抗菌調湿積層シートに関するものである。
従来、食料品を配送するトラックの内部は、アルミやステンレス製の壁や天井が多かったので調湿機能は無かった。また、一般に壁や天井に抗菌塗装をするのは大変であった。
更に、前記トラックが使用中に汚れた場合は、洗浄するのに非常に手間がかかった。また、押入れの中は通気が悪くカビなどがはえやすかった。
一方、抗菌性をもつシートとしてはいくつか提案されているが、調湿機能に関しては、耐水性を有して外からの水分を遮断するものや、内部の水分を保つ保水性のものしかなく、内部の水分を吸着してかつ抗菌性を有するシートはその構成上困難なものであった。
特開平9−226068公報 特開2001−130649号公報 特開2003−183517号公報 D.F.SHRIVER(玉虫伶太ほか訳):"シュライバー無機化学" 上 第3版 ,東京化学同人,(2002),p556からp557
以上に示した点から、本発明が解決しようとする課題は、調湿機能を有し、かつ抗菌性を有する抗菌調湿積層シートを提供することにある。
本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、即ち請求項1記載の発明は、分子内に直径0.4nm〜1nmの孔をもつ立体構造を有する多孔性酸化物に銀イオンあるいは銅イオンを胆持させ、これを水性コーティング剤または電離放射線硬化型樹脂に添加し、これをシートの表面層として塗布して設けたことを特徴とする抗菌調湿積層シート。
本発明の抗菌調湿積層シートは、銀イオンあるいは銅イオンの存在により抗菌性を有するものとなる。また、0.4nm〜1nmの孔をもつ立体構造を有する多孔性酸化物により、孔の大きさよりも小さい主に水分子だけを吸着するふるいの役割をはたすので、適度な吸湿性を有するものとなる。
図1に、本発明の抗菌調湿積層シートの一実施例の断面の構成を示す。本実施例の抗菌調湿積層シート10は、銀イオンまたは銅イオンを担持させた多孔性酸化物2を添加した表面保護層1、透明熱可塑性樹脂3、接着剤層4、絵柄層5、着色下台層6、粘着剤層7から構成される。また、銀イオンまたは銅イオンを担持させた多孔性酸化物2の分子立体構造を図2に示す。
本発明における表面保護層1としては、1液や2液硬化型の水性アクリルウレタンエマルジョン、水性アクリルエマルジョン、水性エポキシ樹脂系、エチレン酢酸ビニル樹脂系等が使用可能であるが、特にこれらに限定されるものではない。また、紫外線硬化型樹脂や電子線硬化型樹脂等の電離放射線硬化型樹脂も使える。更に、水性エマルジョンタイプの紫外線硬化型樹脂や電子線硬化型樹脂等の電離放射線硬化型樹脂も使える。
本発明の銀イオンまたは銅イオンを担持させた多孔性酸化物2としては、ゼオライトやシリカやアルミナ等の珪酸塩酸化物でこれらの金属イオンを銀イオンや銅イオンで置換したものが適用可能であり、特には銀置換ゼオライトが好適に用いられる。
前記ゼオライトやシリカやアルミナ等の珪酸塩酸化物としては0.1nm〜1μm程度、更に望ましくは0.4nm〜1nmの孔をもつ立体構造を有するものを用いる。これにより他の余計な分子は吸収せず、孔の内部の空間に水をとり込むので適度な吸湿性を有するものとなる。
本発明の銀イオンまたは銅イオンを担持させた多孔性酸化物2を作製する方法としては、前記珪酸塩酸化物を硝酸銀、硫酸銀、過塩素酸銀、酢酸銀、硝酸銀、チオ硫酸銀等の水溶液と混ぜ合わせ、前記珪酸塩酸化物のアルカリ金属を銀イオンまたは銅イオンと置換するなど、公知の方法で可能である。
本実施例において用いられる透明熱可塑性樹脂3としては、透明性を持った熱可塑性樹脂フィルム、例えばポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプレピレン、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレンサルファイド、ポリエーテルサルファイド、ポリエーテルスルフォン、ポリエチレンナフタレート、トリアセチルセルロース、ポリフェニレンエーテル等を用いることが出来る。特には、太陽電池を使用する環境、寿命の観点から耐候性、耐熱性を伴う、ポリエステル樹脂やポリオレフィン樹脂が好ましく、最も適しているのは適宜配合したポリエステル樹脂とポリオレフィン樹脂からなる複合樹脂フィルムである。また、金属イオンを担持させた多孔性酸化物2をコーティングでなく、直接透明熱可塑性樹脂3に練り込んでも良い。
本実施例における接着剤層4に用いる接着剤としては、層間の接着性を有し、透明性を有するものであれば適宜用いることが可能であり、できれば有害物質の少ないものが好ましく、最も適しているのは2液硬化型ウレタン樹脂系、エポキシ樹脂系である。
本実施例において用いられる着色下台層6としては、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプレピレン、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレンサルファイド、ポリエーテルサルファイド、ポリエーテルスルフォン、ポリエチレンナフタレート、トリアセチルセルロース、ポリフェニレンエーテル等を用いることが出来る。公知の無機、有機顔料、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤を使っても良い。
本実施例の粘着剤層7としては、アクリル樹脂系、シリコーン樹脂系の公知の粘着剤が使用可能である。
通常の押し出し成形法により、透明熱可塑性樹脂層3としてベンゾフェノン系紫外線吸収剤0.5重量部、ヒンダードアミン系光安定剤0.5重量部添加したポリプロピレン樹脂を100μmの厚みでシートを押し出した。
次に、前記シートに、銀置換ゼオライト(銀含有率2.5重量%)を5重量%添加した2液の水性ウレタン樹脂を、乾燥後の重量が8g/m2となるように塗布した。
次に、着色下台層6として、無機顔料、有機顔料、紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系光安定剤を添加したポリプレピレン樹脂を用い、層厚は120μmとした。この着色下台層6に絵柄層5として、2液硬化型ウレタン樹脂系のグラビア印刷用インキを使って大理石調の抽象柄を印刷した。更に、裏面に粘着剤層7としてシリカ等の体質顔料を添加した2液ウレタン樹脂系プライマーを、乾燥後の重量が1.5g/m2塗となるように塗布した。
最後に、前記着色下台層6の絵柄層5面に2液硬化型ウレタン樹脂系接着剤を乾燥後の塗布量が6g/m2となるように塗布し、前記シート裏面とドライラミネートした。尚、接着剤、硬化剤や溶剤は、酢酸エチルやメチルエチルケトン等で使わないでシックハウス症候群にならないような溶剤を使った。トルエンは使わなかった。
通常の押し出し成形法により、銀置換ゼオライト(銀含有率2.5重量%)を5重量%、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤0.5重量部、ヒンダードアミン系光安定剤0.5重量部添加したポリプロピレン樹脂を20μm、透明熱可塑樹脂層3として銀置換ゼオライト無しの前記ポリプオピレン樹脂80μmの厚みでシートを押し出した。
次に、着色下台層6として、無機顔料、有機顔料、紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系光安定剤を添加したポリプレピレン樹脂を用い、層厚は120μmとした。この着色下台層6に絵柄層5として、2液硬化型ウレタン樹脂系のグラビア印刷用インキを使って大理石調の抽象柄を印刷した。更に、裏面に粘着剤層7としてシリカ等の体質顔料を添加した2液ウレタン樹脂系プライマーを、乾燥後の重量1.5g/m2となるように塗布した。
最後に、前記着色下台層6の絵柄層5面に2液硬化型ウレタン樹脂系接着剤を乾燥後の塗布量が6g/m2となるように塗布し、前記シート裏面とドライラミネートした。尚、接着剤、硬化剤や溶剤は、酢酸エチルやメチルエチルケトン等で使わないでシックハウス症候群にならないような溶剤を使った。トルエンは使わなかった。
次に、着色熱可塑性樹脂層4の易接着層3側に支持基材1へ酢酸エチルやメチルエチルケトンを有機溶剤とした2液ウレタン樹脂系接着剤をロールコート法で塗布量は10g/m2(乾燥状態)塗布した後、該低透湿化粧シート10を加熱ローラー温度200℃でラミネートして本発明の低透湿化粧シートを作製した。
<比較例1>
水性塗布層を設けなかった以外は実施例1と同様にしてシートを作製した。
<比較例2>
銀置換ゼオライトを添加しなかった以外は、実施例2と同様にしてシートを作製した。
<性能評価>
ポテトデキストロース寒天培地平板上に黒かびの胞子を塗布した後、前記実施例、比較例のシートを直径25mmに打ち抜き、表面保護層側を培地側に接する様に密着させた後、25℃80%RHの恒温恒湿槽に10日間放置してカビが生えるかを観察した。その結果、実施例1,2のシートは、カビが生えなかったが、比較例1,2のシートはカビが生えた。
次に、前記実施例、比較例のシートを60mm×270mmの大きさに切断し、アルミテープにより表面の小口10mm四方及び裏面を覆った。次に、シートを25℃、相対湿度50%の高温恒湿槽に4日間放置後重量を測定し、次に、25℃、相対湿度90%の条件の恒温恒湿槽に7日間放置後、重量を測定した。その結果、実施例1,2は比較例1,2より2倍程度吸湿した。
抗菌と吸湿性を持つ化粧シートに関し、特にコンビニエンスストアー配送用トラックや冷蔵トラック、野菜、魚、精肉等の生鮮食料品のトラックやコンテナー、生きた家畜や動物を運搬するトラック、及び住宅の内装や収納内部等に利用可能である。
本発明における抗菌調湿積層シートの断面の構造を示す説明図である。 本発明における金属イオンを担持させた多孔性酸化物の分子の立体構造の断面を示す説明図である。
符号の説明
1…表面保護層
2…銀イオンまたは銅イオンを担持させた多孔性酸化物
3…透明熱可塑性樹脂層
4…接着剤層
5…絵柄層
6…着色下台層
7…粘着剤層
10…抗菌調湿積層シート
20…銀イオンまたは銅イオンを担持させた多孔性酸化物の分子の立体構造

Claims (1)

  1. 分子内に直径0.4nm〜1nmの孔をもつ立体構造を有する多孔性酸化物に銀イオンあるいは銅イオンを胆持させ、これを樹脂に添加し、これをシートの表面層として塗布して設けたことを特徴とする抗菌調湿積層シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010094813A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Global Ict:Kk シート体およびシート体の形成方法
WO2020262324A1 (ja) * 2019-06-25 2020-12-30 三菱マテリアル株式会社 家畜運搬用容器

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