JP2005270267A - 湿熱シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 熱源12側に配置された第1の保護膜14と、人体16に接触する側に配置された第2の保護膜18と、第1の保護膜14と第2の保護膜18との間に形成された袋状の水密性収納部20と、水密性収納部20の内部に収納された液体22と、液体22と共に水密性収納部20に収納された、多孔質の液体保持材24とを備える。
【効果】 乾熱性の熱源12上に被せることによって、内部に収納された液体22を暖め、その液体22から放熱する熱を人体16に間接的に伝えるから、熱源12に電熱器等を使用して、広い面積で継続的な暖房効果を得ることができ、長時間使用しても、乾燥肌を生じない。
【選択図】 図1
【効果】 乾熱性の熱源12上に被せることによって、内部に収納された液体22を暖め、その液体22から放熱する熱を人体16に間接的に伝えるから、熱源12に電熱器等を使用して、広い面積で継続的な暖房効果を得ることができ、長時間使用しても、乾燥肌を生じない。
【選択図】 図1
Description
本発明は、主として電気毛布等の上に被せて使用し、肌の乾燥を防ぐ暖房補助具といった用途に使用される湿熱シートに関する。
家庭内の電化が進み、暖房器具には、エアコンをはじめ、足温器、ホットカーペット、電気毛布といった電熱器が多用されている。しかしながら、例えば、電気毛布やホットカーペットは、肌を乾燥させて皮膚炎を起こすことがある。発熱体を封入した袋で、体に直接貼り付ける、携帯型の懐炉も普及しているが、これも、使い方を誤ると低温火傷等を引き起こす。体の動きが少なく肌の弱い乳幼児や老人は特にこうした危険性が高い。一方、昔から使用されている湯たんぽは、身体に最も適した熱源で、身体に負担をかけず体を暖め、特に肌を乾燥させることがないと言われている。このことから、水を封入したパッドを電子レンジで加熱して、人体の肩や腰に当てる、液体を使用した携帯型の懐炉も開発された(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特開2002−200106号公報
特開2000−139987号公報
特開平11−123029号公報
ここで、従来の湿熱シートには、次のような解決すべき課題があった。
湯たんぽや液体を使用した懐炉は冷めやすくて、長時間継続的に暖を取ることが難しいという問題がある。しかも、電気毛布のように広い面積で体を暖める効果はない。一方、いわゆるホルミシス効果を目的として、微量な放射線を発生する鉱物を使用したシートを電熱器で加温することで、体全体を効果的に暖めて、血行促進等の健康増進を図る暖房器具が開発されている。しかしながら、体を暖める効果が高いほど、肌を乾燥させたりする危険性も高まる。
湯たんぽや液体を使用した懐炉は冷めやすくて、長時間継続的に暖を取ることが難しいという問題がある。しかも、電気毛布のように広い面積で体を暖める効果はない。一方、いわゆるホルミシス効果を目的として、微量な放射線を発生する鉱物を使用したシートを電熱器で加温することで、体全体を効果的に暖めて、血行促進等の健康増進を図る暖房器具が開発されている。しかしながら、体を暖める効果が高いほど、肌を乾燥させたりする危険性も高まる。
本発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、電熱器等の熱源を利用し、必要に応じて、ホルミシス効果を取り入れ、肌の乾燥等を防止できる湿熱シートを提供することを目的とする。
本発明はさらに、肌の弱い老人や乳幼児が安心して使用することができる湿熱シートを提供することを目的とする。
本発明はさらに、肌の弱い老人や乳幼児が安心して使用することができる湿熱シートを提供することを目的とする。
本発明の各実施例においては、それぞれ次のような構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉
熱源側に配置された第1の保護膜と、人体に接触する側に配置された第2の保護膜と、上記第1の保護膜と上記第2の保護膜との間に形成された袋状の水密性収納部と、上記水密性収納部の内部に収納された液体と、上記液体と共に上記水密性収納部に収納された、多孔質の液体保持材とを備えたことを特徴とする湿熱シート。
〈構成1〉
熱源側に配置された第1の保護膜と、人体に接触する側に配置された第2の保護膜と、上記第1の保護膜と上記第2の保護膜との間に形成された袋状の水密性収納部と、上記水密性収納部の内部に収納された液体と、上記液体と共に上記水密性収納部に収納された、多孔質の液体保持材とを備えたことを特徴とする湿熱シート。
本発明の湿熱シートは、それ自体発熱するものではない。また、加熱後の蓄熱性が高いものでなくてもよい。乾熱性の熱源上に被せることによって内部に収納された液体を暖め、その液体から放熱する熱を人体に間接的に伝える。熱源に電熱器等を使用して、広い面積で継続的な暖房効果を得ることができる。しかも、水密性収納部の内部に収納された液体の作用により、長時間使用しても、乾燥肌を生じない。
〈構成2〉
上記水密性収納部の内部に収納された液体は、水であることを特徴とする構成1に記載の湿熱シート。
上記水密性収納部の内部に収納された液体は、水であることを特徴とする構成1に記載の湿熱シート。
液体は、水が最も好ましい。実施例では水を使用した。万一水密性収納部が破損して収納した液体が漏れても安全であり、寝具も汚さない。また、水は、肌全体を均一に暖め、熱が一部に集中しないよう熱の伝わり方を柔らかく制御する効果があると考えられる。また、肌を乾燥させるような波長の熱線を吸収して人体を乾燥から保護する効果もあるものと考えられる。
〈構成3〉
上記水密性収納部には、それぞれ上記液体と上記液体保持材とを収容する複数の袋状部が設けられていることを特徴とする構成1に記載の湿熱シート。
上記水密性収納部には、それぞれ上記液体と上記液体保持材とを収容する複数の袋状部が設けられていることを特徴とする構成1に記載の湿熱シート。
水密性収納部は袋状に構成されて液体を収納する。複数の袋状部とすることで、全体として液体の偏りを防止し、肌の乾燥を防ぐ効果を備えた領域の面積を広く保持できる。袋の数は単数でも複数でも構わない。袋状に加工するために、実施例ではヒートシールを使用した。接着剤や、ポリエチレン袋の口を封止するために多用されているプラスチックファスナを使用しても構わない。
〈構成4〉
上記液体保持材は、微弱放射線を発する鉱物粉末を保持するものであることを特徴とする構成1に記載の湿熱シート。
上記液体保持材は、微弱放射線を発する鉱物粉末を保持するものであることを特徴とする構成1に記載の湿熱シート。
いわゆるホルミシス効果を発揮する微弱放射線を発する鉱物粉末を容易に均一に分散させて、湿熱シートに一体化することができる。また、通常の熱源のみによるよりも人体に与えるエネルギが大きいと考えられるが、水密性収納部の内部に収納された液体の作用により肌の乾燥等を防止できる。なお、鉱物粉末の種類は任意である。
〈構成5〉
上記液体には、微弱放射線を発する鉱物粉末が混入されていることを特徴とする構成1に記載の湿熱シート。
上記液体には、微弱放射線を発する鉱物粉末が混入されていることを特徴とする構成1に記載の湿熱シート。
微弱放射線を発する鉱物粉末を水等に混入して分散させると、湿熱シート全体に均一に鉱物粉末が配置されて、適切なホルミシス効果を発揮することができる。さらに、鉱物粉末を樹脂等に練り込んで押し出し成型すると変質をして効果が減少することがある。また、樹脂中に均一に鉱物粉末を分散させるのは容易でない。しかも、鉱物粉末が押し出し成型機を痛めるので、コスト高になるという問題があった。これに対して、水中に分散させて液体保持材に着床させると、非常に簡単に、しかも、変質等の問題がないシートが製造できる。
〈構成6〉
上記第1の保護膜と上記第2の保護膜の一方または双方には、微弱放射線を発する鉱物粉末が混練されて混入されていることを特徴とする構成1に記載の湿熱シート。
上記第1の保護膜と上記第2の保護膜の一方または双方には、微弱放射線を発する鉱物粉末が混練されて混入されていることを特徴とする構成1に記載の湿熱シート。
第1の保護膜や第2の保護膜をプラスチックシートとすれば、その製造時に微弱放射線を発する鉱物粉末を混練して混入させることができる。この場合はより一層、全体に均一に微弱放射線を発する鉱物粉末を分散させて、効果の高い面暖房器具とすることができる。
〈構成6〉
上記水密性収納部は、周縁部に相互に分離可能な連結部材を介して連結し複数の袋状部からなることを特徴とする構成1乃至5のいずれかに記載の湿熱シート。
上記水密性収納部は、周縁部に相互に分離可能な連結部材を介して連結し複数の袋状部からなることを特徴とする構成1乃至5のいずれかに記載の湿熱シート。
複数の湿熱シートを任意の数だけ連結して、利用者の希望するサイズとなるように自由に組みたてることができる。
以上のように、本発明の湿熱シートには次のような効果が期待できる。
1.乾式の熱源を使用するにも関わらず、湿式の熱源を使用したのと同様に、身体の深部まで熱を伝導し、体に負担が掛からないという効果がある。
2.湿熱源を使用したのと同様に、乾燥肌になりにくいという効果がある。
3.熱源の上に被せたり、乗せたりするだけで面倒な作業が不要であり、熱源が発熱を継続する限り、いつまでも暖かいという効果がある。
4.それ自体外部から電気等のエネルギを供給する必要がないので、故障も少なく、長期間低コストで使用できるという効果もある。
5.一般の暖房器具よりも体を暖める効果の高い微弱放射線を利用した暖房に、湿熱シートを組み合わせることにより、体を暖める効果を減少させることなく、乾燥肌等を防止して、より健康増進に役立てることができる。
6.低コストで安定な品質のシートを容易に製造できる。
1.乾式の熱源を使用するにも関わらず、湿式の熱源を使用したのと同様に、身体の深部まで熱を伝導し、体に負担が掛からないという効果がある。
2.湿熱源を使用したのと同様に、乾燥肌になりにくいという効果がある。
3.熱源の上に被せたり、乗せたりするだけで面倒な作業が不要であり、熱源が発熱を継続する限り、いつまでも暖かいという効果がある。
4.それ自体外部から電気等のエネルギを供給する必要がないので、故障も少なく、長期間低コストで使用できるという効果もある。
5.一般の暖房器具よりも体を暖める効果の高い微弱放射線を利用した暖房に、湿熱シートを組み合わせることにより、体を暖める効果を減少させることなく、乾燥肌等を防止して、より健康増進に役立てることができる。
6.低コストで安定な品質のシートを容易に製造できる。
以下、本発明の実施の形態を実施例ごとに詳細に説明する。
図1は、実施例1の湿熱シートの内部構造を示す、端部に断面を示した斜視図である。
図1に示した湿熱シート26は、熱源12側に配置された第1の保護膜14と、人体16に接触する側に配置された第2の保護膜18と、第1の保護膜14と前記第2の保護膜18との間に形成された袋状の水密性収納部20と、水密性収納部20の内部に収納された液体22と、液体22と共に、水密性収納部20に収納された、多孔質の液体保持材24とを備えている。
図1に示した湿熱シート26は、熱源12側に配置された第1の保護膜14と、人体16に接触する側に配置された第2の保護膜18と、第1の保護膜14と前記第2の保護膜18との間に形成された袋状の水密性収納部20と、水密性収納部20の内部に収納された液体22と、液体22と共に、水密性収納部20に収納された、多孔質の液体保持材24とを備えている。
本発明の湿熱シート26は、それ自体発熱するものではない。また、加熱後の蓄熱性が高いものでなくてもよい。乾熱性の熱源12上に被せることによって内部に収納された液体22を暖め、その液体22から放熱する熱を人体16に間接的に伝える。熱源12に電熱器等を使用して、広い面積で継続的な暖房効果を得ることができる。しかも、水密性収納部20の内部に収納された液体22の作用により、長時間使用しても、いわゆる低温火傷を生じない。
熱源12は、面状発熱体が好ましい。この実施例では、電気毛布28を使用した。電熱ヒータ、赤外線ヒータ、足温器、ホットカーペット、電気毛布等、任意の熱源12が利用できる。熱源12は湯等の湿式熱源は含まず、乾式熱源である。熱源12は、例えば、水密性収納部20の内部に収納された液体22の作用により湿式熱源12と同様の効果を発揮する。第1の保護膜14や第2の保護膜18は、水密性収納部20を構成するための不透水性の膜で、その材質は問わない。実施例ではプラスチックフィルム30を使用した。プラスチックフィルム30でも、金属フィルムでもよい。内部に収容した液体22の熱膨張を吸収する柔軟性のある材質が好ましい。
水密性収納部20の内部に収納された液体22は、水が最も好ましい。実施例では水を使用した。万一、水密性収納部20が破損して収納した液体22が漏れても安全であり、寝具も汚さない。また、水は、肌全体を均一に暖め、熱が一部に集中しないよう熱の伝わり方を柔らかく制御する効果があると考えられる。また、肌を乾燥させるような波長の熱線を吸収して人体16を守る効果もあるものと考えられる。
しかし、液体22として毒性のないオイルその他の任意の液体を採用することもできる。多孔質の液体保持材24は、水密性収納部20に液体22を偏りなく配置させる役割を持つ。例えば、熱源12の上に湿熱シート26を敷いて、その上に人が横向きになったとする。このとき、人の重みで、水密性収納部20内の液体22がいずれか一箇所に押しやられると、熱源12と人体16の間に液体22が存在しない部分が広く発生する。液体保持材24はこれを防止する。従って、液体保持材24は可能な限り柔軟で液体22を十分に吸収できる素材であればよい。スポンジ状の海綿体や、布等の繊維状のものでもよい。実施例では、不織布を使用した。液体保持材24は、仰向けから横向きになった時に感じる、密封された液体22特有の反発感を和らげる機能も持つ。
水密性収納部20には、それぞれ液体22と液体保持材24とを収容する複数の袋状部が設けられている。
水密性収納部20は袋状に構成されて液体22を収納する。水密性収納部20を複数の袋状部とすることで、全体として液体22の偏りを防止し、肌の乾燥を防ぐ効果を備えた領域の面積を広く保持できる。水密性収納部20の袋の数は、単数でも複数でも構わない。袋状に加工するために、実施例ではヒートシールを使用したが、接着剤や、ポリエチレン袋の口を封止するために多用されているプラスチックファスナを使用しても構わない。
水密性収納部20は袋状に構成されて液体22を収納する。水密性収納部20を複数の袋状部とすることで、全体として液体22の偏りを防止し、肌の乾燥を防ぐ効果を備えた領域の面積を広く保持できる。水密性収納部20の袋の数は、単数でも複数でも構わない。袋状に加工するために、実施例ではヒートシールを使用したが、接着剤や、ポリエチレン袋の口を封止するために多用されているプラスチックファスナを使用しても構わない。
湿熱シート26の外縁部には、湿熱シートの両側の互いに反対側の面に、面ファスナ(連結部材)48がそれぞれ配設されている。複数枚の湿熱シート26を連結する際に、各湿熱シート26に設けられている面ファスナ48を向かい合わせにして圧接することにより容易に接合される。
図2は、実施例2の湿熱シートの主要部を示す横断面図である。実施例1と同一の部分には同一符号を付している。
図2(a)はその全体構成の横断面図で、全体として袋状に成型されている。保護膜で囲まれた水密性収納部20内には、液体保持材24と液体22が収納されている。これを電気毛布等の上に敷いて、その上に人が横たわる。故に、人体16と熱源12とは直接接触しない。
実施例2の湿熱シートは、図2(a)に示したように実施例1のものと基本的な構造が変わらないが、水密性収納部20内に、微弱放射線を放射する鉱物粉末を収納した点に特徴を有するものであり、例えば、図2(b)に示すものと、図2(c)に示すものとがある。
図2(a)はその全体構成の横断面図で、全体として袋状に成型されている。保護膜で囲まれた水密性収納部20内には、液体保持材24と液体22が収納されている。これを電気毛布等の上に敷いて、その上に人が横たわる。故に、人体16と熱源12とは直接接触しない。
実施例2の湿熱シートは、図2(a)に示したように実施例1のものと基本的な構造が変わらないが、水密性収納部20内に、微弱放射線を放射する鉱物粉末を収納した点に特徴を有するものであり、例えば、図2(b)に示すものと、図2(c)に示すものとがある。
図2(b)に示す湿熱シートは、プラスチックフィルムからなる第1の保護膜14と第2の保護膜18の間に、水密性収納部20が設けられ、その内部に、液体22と、不織布からなる液体保持材24とが収納されている。不織布からなる液体保持材24の繊維間に、微弱放射線を放射する鉱物粉末40が全体として均一に分散するように混入されている。
液体保持材24には、いわゆるホルミシス効果を発揮する微弱放射線を発する鉱物粉末40を均一に分散させている。このような液体保持材24を備えた湿熱シートは、血流を装置を芯させることから、通常の熱源12のみによるよりも人体16に与えるエネルギが大きいと考えられるが、水密性収納部20の内部に収納された液体22の作用により肌の乾燥や低温火傷を防止できる。なお、鉱物粉末40の種類は任意である。例えば、モザナイトを含む花崗岩等が候補として挙げられる。微弱放射線を発する鉱物は、殺菌や免疫効果の促進に有益であることが学会でも実証されている。このホルミシス効果を呈する鉱物を利用した健康機器は各種のものが紹介されている。その鉱物粉末をこの実施例で使用する。その放射線量は、自然放射線と呼ばれ、ICRP勧告で示された有害な放射線量のしきい値と比較しても、十分に低いものである。
図2(c)に示す湿熱シートは、プラスチックフィルムからなる第1の保護膜14と不織布からなる液体保持材24との間、及び、第2の保護膜18と不織布からなる液体保持材24との間にそれぞれ収納された液体22に、微弱放射線を放射する鉱物粉末40が全体として均一に分散するように混入されてなるものである。
液体22に、微弱放射線を発する鉱物粉末40を混入して分散させると、湿熱シート26全体に均一に鉱物粉末40が配置されて、適切なホルミシス効果を発揮することができる。この液体は、水のように、攪拌により容易に鉱物粉末を全体として均一に分散させることができるような粘度のものが好ましい。また、液体保持部材中を使用する場合には、この液体保持部材に浸透する程度の粘度のものが好ましい。従って、水もしくは水を主成分とした溶液が最も好ましいと言える。一方、高粘度の粘着性物質に鉱物粉末を均一に付着させた構成も採用できる。適度な弾力性と湿熱効果を得ることができる。
液体22に、微弱放射線を発する鉱物粉末40を混入して分散させると、湿熱シート26全体に均一に鉱物粉末40が配置されて、適切なホルミシス効果を発揮することができる。この液体は、水のように、攪拌により容易に鉱物粉末を全体として均一に分散させることができるような粘度のものが好ましい。また、液体保持部材中を使用する場合には、この液体保持部材に浸透する程度の粘度のものが好ましい。従って、水もしくは水を主成分とした溶液が最も好ましいと言える。一方、高粘度の粘着性物質に鉱物粉末を均一に付着させた構成も採用できる。適度な弾力性と湿熱効果を得ることができる。
第1の保護膜14と第2の保護膜18の一方または双方に、微弱放射線を発する鉱物粉末40が混練されて混入されてもよい。第1の保護膜14や第2の保護膜18をプラスチックシートとすれば、その製造時に微弱放射線を発する鉱物粉末40を混練して混入させることができる。この場合はより一層、全体に均一に微弱放射線を発する鉱物粉末40を分散させて、効果の高い面暖房器具とすることができる。
湿熱シート中の液体が全体として均一に存在すると共に、鉱物粉末40も全体として均一に分散していることが、身体をほどよく効率的に温める効果を奏する。上記のような構成により、鉱物粉末40を製造時より、全体に容易に均一に分散させ、使用後も偏在を防止することができる。
なお、微弱放射線を発する鉱物粉末をプラスチックシートに混練して押し出し成型をする製造方法では、鉱物粉末をシート全体に均一に分散させるのが容易でない。鉱物粉末の粒子が大きくなると、押し出し機のスクリューやヘッドに傷を付けたりすることもある。あまり鉱物粉末の粒子を小さくすると、プラスチックペレットと混ぜ合わせる時に煤塵が発生して取り扱いが難しくなる。従って、製造コストが比較的高くなるという問題があった。
一方、上記の実施例のように、予め水等の液体中に分散させてから、液体保持材をその液体中に浸漬すると、鉱物粉末が液体保持材全体に容易に均一に付着する。最初に水に混入するようにすれば、鉱物粉末の粒子を小さくしても煤塵の問題は解決しやすい。押し出し機等を使用しないから、非常に低コストで微弱放射線を発する鉱物粉末を全体に均一に付着させたシートが出来上がるという効果がある。濃度調整も容易である。さらに、微弱放射線を発する鉱物粉末には殺菌効果があるから、長期間水等の液体を腐敗させないという効果がある。以上のことから、水密性収納部に液体と液体保持材とを収容し、その中に微弱放射線を発する鉱物粉末を混入させるようにした実施例には、当初の予想を越える顕著な効果を見いだすことができた。
図3は、実施例3の湿熱シートの構成を示す平面図である。
この湿熱シート36は、全体として四辺形をなす1つの袋状に成型されている。プラスチックフィルムからなる保護膜で囲まれた水密性収納部37内には、不織布からなる液体保持材、液体、微弱放射線を発する鉱物粉末が収納されている。
水密性収納部37の平面部の任意の数箇所に、液体保持材の移動を防止する固定部材52が設けられている。これらの固定部材52は、水密性収納部37を構成する2枚の保護膜どうしを部分的に接合することによって、保護膜あるいは内部の液体保持材を拘束し変動しないようにするもので、接着剤でもよい。また、水密性収納部37の周縁部に面ファスナ(連結部材)50が設けられている。これらの面ファスナ50は、水密性収納部37の両面の隣合う各2辺にそれぞれ沿って配設されている。
この湿熱シート36は、全体として四辺形をなす1つの袋状に成型されている。プラスチックフィルムからなる保護膜で囲まれた水密性収納部37内には、不織布からなる液体保持材、液体、微弱放射線を発する鉱物粉末が収納されている。
水密性収納部37の平面部の任意の数箇所に、液体保持材の移動を防止する固定部材52が設けられている。これらの固定部材52は、水密性収納部37を構成する2枚の保護膜どうしを部分的に接合することによって、保護膜あるいは内部の液体保持材を拘束し変動しないようにするもので、接着剤でもよい。また、水密性収納部37の周縁部に面ファスナ(連結部材)50が設けられている。これらの面ファスナ50は、水密性収納部37の両面の隣合う各2辺にそれぞれ沿って配設されている。
図4は、実施例3の湿熱シート36を4枚並べた状態を示す平面図である。
図4に示すように4枚の湿熱シート36が四辺形に配置され、各面ファスナ50を向かい合わせにして圧接することにより分離可能に接合される。すなわち、複数の湿熱シート36を任意の数だけ連結して、利用者の希望するサイズに自由に組みたてることができる。この湿熱シートのサイズは任意である。用途に応じて用いられる。
図4に示すように4枚の湿熱シート36が四辺形に配置され、各面ファスナ50を向かい合わせにして圧接することにより分離可能に接合される。すなわち、複数の湿熱シート36を任意の数だけ連結して、利用者の希望するサイズに自由に組みたてることができる。この湿熱シートのサイズは任意である。用途に応じて用いられる。
図5は、比較例の実験結果による乾燥肌発生状況説明図である。
この[テスト1]の実験では、暖房器具として電気敷き毛布を使用して、8時間睡眠をした後で、体の各部の状態を、表皮保湿計を用いて測定した。表皮保湿計は、(株)ナリス化粧品社製のもので、保湿度数の測定範囲は0(Min.)〜99(Max.)である。実験をした日の天候は晴れ、室内気温は17℃、室内湿度は53%であった。その結果を見ると、図のように、実験後は、下腿部、大腿部、腰部、背部、上腕部ともに、5分の1から10分の1まで、水分が失われていることがわかる。これが、乾燥肌の原因になる。
この[テスト1]の実験では、暖房器具として電気敷き毛布を使用して、8時間睡眠をした後で、体の各部の状態を、表皮保湿計を用いて測定した。表皮保湿計は、(株)ナリス化粧品社製のもので、保湿度数の測定範囲は0(Min.)〜99(Max.)である。実験をした日の天候は晴れ、室内気温は17℃、室内湿度は53%であった。その結果を見ると、図のように、実験後は、下腿部、大腿部、腰部、背部、上腕部ともに、5分の1から10分の1まで、水分が失われていることがわかる。これが、乾燥肌の原因になる。
図6は、実施例の実験結果による乾燥肌防護効果説明図である。
[テスト2]の実験では、暖房器具として電気敷き毛布を使用して、その上に本発明による湿熱シートを敷き、その上で8時間睡眠をした。この後で、体の各部の状態を、表皮保湿計を用いて測定した。[テスト1]と全く同様に、表皮保湿計は、(株)ナリス化粧品社製のもので、保湿度数の測定範囲は0(Min.)〜99(Max.)である。実験をした日の天候は晴れ、室内気温は17℃、室内湿度は52%であった。被験者は、[テスト1]と同一人物である。その結果を見ると、図のように、実験後は、下腿部、大腿部、腰部、背部、上腕部ともに、保湿度数の変化が、10%以下であった。このように、微弱放射線を発する鉱物粉末による効果を生かしつつ、皮膚を保護することが可能になる。
[テスト2]の実験では、暖房器具として電気敷き毛布を使用して、その上に本発明による湿熱シートを敷き、その上で8時間睡眠をした。この後で、体の各部の状態を、表皮保湿計を用いて測定した。[テスト1]と全く同様に、表皮保湿計は、(株)ナリス化粧品社製のもので、保湿度数の測定範囲は0(Min.)〜99(Max.)である。実験をした日の天候は晴れ、室内気温は17℃、室内湿度は52%であった。被験者は、[テスト1]と同一人物である。その結果を見ると、図のように、実験後は、下腿部、大腿部、腰部、背部、上腕部ともに、保湿度数の変化が、10%以下であった。このように、微弱放射線を発する鉱物粉末による効果を生かしつつ、皮膚を保護することが可能になる。
以上説明した本発明の湿熱シートは、電気毛布やホットカーペットのような据え付け式の平面状発熱体のみならず、例えば、足温器、電気あんか、等の立体的な発熱体にも適用可能である。相互に連結可能な構造にすれば、立体的に人体に接して肌を保護できる。筒状にも袋状にもできる。特に、人の肌に直接接触して熱を伝える器具に広く利用することが可能である。また、暖房用に限定されるものではない。例えば、夏には、若干ひんやりとした冷たさを感じさせることもできる。単なるプラスチックのシートよりもクッション性にすくれている。シーツやタオルのカバーをかけて使用することにより、オールシーズンでどこでも使用することか可能である。
12 熱源
14 第1の保護膜
16 人体
18 第2の保護膜
20 水密性収納部
22 液体
24 液体保持材
26 湿熱シート
28 電気毛布
40 鉱物粉末
14 第1の保護膜
16 人体
18 第2の保護膜
20 水密性収納部
22 液体
24 液体保持材
26 湿熱シート
28 電気毛布
40 鉱物粉末
Claims (7)
- 熱源側に配置された第1の保護膜と、
人体側に配置された第2の保護膜と、
前記第1の保護膜と前記第2の保護膜との間に形成された袋状の水密性収納部と、
前記水密性収納部の内部に収納された液体と、
前記液体と共に前記水密性収納部に収納された、多孔質の液体保持材とを備えたことを特徴とする湿熱シート。 - 前記水密性収納部の内部に収納された液体は、水であることを特徴とする請求項1に記載の湿熱シート。
- 前記水密性収納部には、それぞれ前記液体と前記液体保持材とを収容する複数の独立した袋状部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の湿熱シート。
- 前記液体保持材は、微弱放射線を発する鉱物粉末を保持するものであることを特徴とする請求項1乃至3に記載の湿熱シート。
- 前記液体には、微弱放射線を発する鉱物粉末が混入されていることを特徴とする請求項1乃至3に記載の湿熱シート。
- 前記第1の保護膜と前記第2の保護膜の一方または双方には、微弱放射線を発する鉱物粉末が混練されて混入されていることを特徴とする請求項1乃至3に記載の湿熱シート。
- 前記水密性収納部は、周縁部に相互に分離可能な連結部材を介して連結し複数の袋状部からなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の湿熱シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004086331A JP2005270267A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | 湿熱シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2004086331A JP2005270267A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | 湿熱シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005270267A true JP2005270267A (ja) | 2005-10-06 |
Family
ID=35170548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2004086331A Pending JP2005270267A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | 湿熱シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005270267A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009521283A (ja) * | 2005-12-22 | 2009-06-04 | クール メディカル イノベーションズ, エルエルシー | 冷却ブランケット |
-
2004
- 2004-03-24 JP JP2004086331A patent/JP2005270267A/ja active Pending
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