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JP2005118817A - プラズマトーチ - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマアークの噴射孔まで効果的に冷却し得るように構成されることにより冷却水の供給と排水の方向が制限されるようなノズルであっても、位置決め作業を必要とせずに容易に取り付けることが可能であり、且つ通常のノズルであっても取り付けることが可能なようにする。
【解決手段】プラズマトーチBは、中心にプラズマアークを噴射する噴射孔1を形成したノズルAを着脱し得るように構成されており、冷却水通路19と接続されノズルAに冷却水を供給する供給口20と、冷却水通路22と接続されノズルAを通過した冷却水を排水する排水口21とを有し、前記供給口20及び排水口21又は何れか一方が冷却水通路19,22と接続され且つ該冷却水通路19,22の軸心に対して交叉する方向に延長された溝によって構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被加工材に向けてプラズマアークを噴射して該被加工材を切断,溶融させるノズルを装着すると共に、このノズルに対する冷却水の供給及び排水を行うようにしたプラズマトーチに関し、特に、効果的な冷却を実現するために、少なくとも冷却水の入口部分に於ける流れの方向を規制し得るように構成したノズルであっても、特別な位置決めを行うことなく取り付けることを可能としたプラズマトーチに関するものである。
例えば鋼板やステンレス鋼板等の被切断材を切断する場合、ガス切断法と比較して切断速度の向上をはかることが可能なプラズマ切断法を採用することが多くなっている。このプラズマ切断法は、被切断材に向けてプラズマアークを噴射し、該プラズマアークの熱によって母材を溶融させると共にプラズマアークの噴射エネルギーによって溶融物を排除して切断するものである。
代表的なプラズマ切断法を実施する例として特許文献1に記載されたプラズマトーチの構成について簡単に説明する。プラズマトーチの中心には電極が取り付けられており、該電極に対向させて、中心にプラズマアークを噴射する噴出口を設け、且つプラズマトーチに着脱可能に構成されたノズル(チップともいう)が配置されている。このノズルはキャップをプラズマトーチに締結することで固定され、且つノズルの外周面とキャップの内周面との間に冷却水を流通させる通路が環状に形成される。
プラズマトーチには、電極を冷却する冷却水の水路(供給路及び排水路)が形成されており、これらの供給路及び排水路はノズルとキャップの間に形成された冷却水を流通させる通路に開口している。またプラズマトーチに取り付けたノズルは外周面が前記冷却水の通路に曝されるように配置される。
上記構成に於いて、プラズマトーチに供給された冷却水は、電極の裏面側と接触して該電極を冷却した後、キャップとノズルとの間に形成された通路に供給され、この通路を通過する過程でノズルを冷却し、その後、プラズマトーチの外部に排水される。従って、電極及びノズルは冷却水によって冷却されることで、プラズマアークの熱による過度の加熱が防止される。
上記の如く構成されたプラズマトーチでは、電極と被切断材との間の通電に伴って形成されたプラズマアークは、ノズルの噴出口を通過する際に冷却されて絞られて被切断材に向けて噴射され、被切断材を溶融し且つ溶融物を排除して切断することが出来る。
特公平3−27309号公報
上記の如き特許文献1に記載したプラズマトーチでは、キャップを用いてプラズマトーチにノズルを取り付けたとき、プラズマトーチ側の前端面とノズルの外周面とキャップの内周面とによって構成された環状の空間が冷却水の通路として構成され、この通路にプラズマトーチに設けた冷却水の供給路と排水路が開口する。また前記通路はプラズマトーチに最も接近した部位からキャップの先端に接近するのに従って断面積が小さくなるのが一般的であり、このため、プラズマトーチ側から供給された冷却水は供給路から排水路への最短距離で循環してしまい、ノズルの先端部分(噴射孔近傍)では冷却水の流れが淀んで冷却が不充分になるという問題がある。
上記問題を解決するために通路に於ける冷却水の流れ方向を規制してよりノズルの先端部分にまで冷却水を到達させようとすると、ノズルをプラズマトーチに装着する際に該ノズルをプラズマトーチに対して位置決めする必要が生じ、ノズルの着脱作業が煩雑になるという問題が派生する。例えば、ノズルとキャップを一体化して空洞部分を形成し、この空洞部分に2本のパイプを取り付けてこれらのパイプによって独立した水路を構成し、一方のパイプをプラズマトーチに設けた供給口に差し込んで連通させると共に、他方のパイプを排水口に差し込んで連通させるような構造とすると、冷却水の流れを規制してノズルの先端部分まで冷却することが可能となるものの、各パイプを供給口,排水口に差し込むという作業が必要となり、取付作業や、特に取外し作業が容易ではなくなるという問題が生じる。
本発明の目的は、プラズマアークの噴射孔まで効果的に冷却し得るように構成されることにより冷却水の供給と排水の方向が制限されるようなノズルであっても、位置決め作業を必要とせずに容易に取り付けることが可能であり、且つ通常のノズルであっても取り付けることが可能なプラズマトーチを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るプラズマトーチは、中心にプラズマアークを噴射する噴射孔を形成したノズルが着脱可能に構成され、該ノズルを冷却する冷却水を流通させる冷却水通路を有するプラズマトーチであって、冷却水通路と接続されノズルに冷却水を供給する供給口と、冷却水通路と接続されノズルを通過した冷却水を排水する排水口と、を有し、前記供給口及び排水口又は何れか一方が冷却水通路と接続され且つ該冷却水通路の軸心に対して交叉する方向に延長された溝によって構成されたものである。
上記プラズマトーチに於いて、ノズルに冷却水を供給する供給口とノズルを通過した冷却水を排水する排水口の両方或いは何れか一方を溝によって構成したとき、前記供給口の端部と排水口の端部との間隔が、予め設定された寸法を有することが好ましい。
上記プラズマトーチでは、プラズマトーチに形成された供給口と排水口の両方或いは何れか一方が、冷却水通路の軸心に対して直交する方向に延長された溝として形成されるため、ノズルを装着する面での開放面積を大きくすることが出来る。このため、特許文献1に記載されたプラズマトーチのように、ノズルとキャップとによって構成された空間に供給口,排水口が開口する場合であっても支障なく用いることが出来る。
特に、ノズル側に冷却水の供給,排水を行うために複数の独立した水路を形成した場合、これらの水路何れかがプラズマトーチに形成された供給口,排水口に対向することで、ノズルに対する冷却水の供給と排水を確保することが出来る。このため、ノズルをプラズマトーチに装着する際に特別な位置決めを必要とせずに容易に取り付けることが出来る。
またプラズマトーチに形成された供給口と排水口の両方或いは何れか一方に溝を形成したとき、該溝の端部と他の口との端部までの間隔が予め設定された寸法、即ち、ノズル側に形成された独立した水路の幅、或いは水路のピッチよりも大きい寸法に設定されることで、ノズルをプラズマトーチに装着する際に如何なる位置に取り付けたとしても、一つの水路に供給口と排水口がかかることがなく、個々の水路を、ノズルに対して冷却水を供給する水路、ノズルから冷却水を排水する水路、の何れかとして機能させることが出来る。このため、ノズル側の冷却を効果的に行うことが出来る。
以下、本発明に係るプラズマトーチの最も好ましい形態について説明する。本発明に係るプラズマトーチは、従来から用いられているノズル、或いは複数の部材を組み合わせて内部に冷却水の環状通路を形成すると共に該環状通路と連通する複数の独立した水路を形成したノズル(内部冷却型ノズル)、等何れのノズルであっても支障なく取り付けて効果的な冷却を実現し得るように構成したものである。
本発明に係るプラズマトーチに従来から用いられている一般的なノズルを取り付けた場合、切断加工や溶接加工に対する性能は何ら変化することはなく、通常の利用手順と変わることなく用いることが可能である。
また本発明に係るプラズマトーチに内部冷却型ノズルを取り付ける場合、該内部冷却型ノズルを、独立した水路が開口する面をプラズマトーチに於ける供給口,排水口が開口する面に対向させて接触させることで、複数の独立した水路の何れかが供給口と、他の水路の何れかが排水口と連通し得るように構成することが好ましい。このような内部冷却型ノズルを用いることによって、該内部冷却型ノズルのプラズマトーチに対する取付位置を限定することなく、単に、独立した水路が開口する後端面と、プラズマトーチの供給口,排水口が開口した面とが互いに接触するのみで、プラズマトーチから内部冷却型ノズルを経由した冷却水路を形成することが可能となる。
従って、プラズマトーチに供給された冷却水は、確実に内部冷却型ノズルの内部に供給されることとなり、該内部冷却型ノズルの中心に設けたプラズマアークの噴射孔を形成する壁部分を冷却することが可能となる。このため、噴射孔を通過するプラズマアークに対する冷却効果を向上させることが可能となり、一般的なノズルと同一の電流を通電する場合には噴射孔の径を小さくして電流密度を高めて高品質の加工を実現することが可能であり、一般的なノズルと噴射孔の径を同一とする場合にはより大きい電流を通電することが可能となる。
本発明に係るプラズマトーチに形成された冷却水通路は一般的なプラズマトーチに形成されている冷却水の通路と同様に円形の穴であって良く、また他の形状であっても良い。何れにしてもこの冷却水通路の断面形状は特に限定するものではない。また冷却水通路の断面積は、供給する冷却水の平均温度や、熱交換効率、プラズマトーチに於ける管路抵抗等の条件を考慮して必要となる水量を確保し得る値であれば良い。
供給口と排水口は、夫々プラズマトーチに形成された冷却水通路と接続されている。これらの供給口,排水口はプラズマトーチに於けるノズルの取付面に開口するものであり、形状を限定するものではない。即ち、供給口,排水口は円形であって良く、また長穴や四角穴、或いは他の形状を持った穴であって良い。
ノズルの取付面の形状は特に限定するものではないが、内部冷却型ノズルを取り付ける場合には、該内部冷却型ノズルの独立した水路の開口面の形状と対応させたものであることが好ましい。
本発明のプラズマトーチでは、供給口と排水口の両方、或いは何れか一方が、冷却水通路の軸心に対し交叉する方向に延長された溝によって構成される。即ち、溝は冷却水通路の断面からはみ出した形状を持って形成される。特に、供給口,排水口の開口面積は、冷却水通路の断面積よりも大きくすることが好ましい。更に、供給口,排水口を溝で構成する場合、これらの溝をプラズマトーチの軸心を中心とする円弧状に形成することが好ましい。
上記の如き溝によって供給口,排水口を構成することによって、これらの供給口,排水口に内部冷却型ノズルを対向させたとき、該内部冷却型ノズルに形成された複数の水路の何れかが確実に連通する。従って、内部冷却型ノズルの内部に冷却水の通路を形成してより効果的な冷却を実現することが可能である。
供給口,排水口の両方或いは何れか一方を溝によって構成したとき、これらの溝どうしの端部の間隔、或いは溝と他の口の端部との間隔は、内部冷却型ノズルに形成された独立した水路の幅(平面上の長さ)よりも大きいことが好ましい。このように、溝と他の口との間隔を水路の幅よりも大きくすることによって、該内部冷却型ノズルをプラズマトーチに装着したとき、一つの水路に供給口と排水口の両方がかかることがなく、個々の水路を確実に冷却水の供給口或いは排水口の何れかの機能を発揮させることが可能となる。
次に、本発明のプラズマトーチの好ましい実施例について図を用いて説明する。図1は本実施例に係るプラズマトーチの構成を説明する断面図である。図2は図1に示すプラズマトーチの要部を拡大した断面図である。図3は給排水部材の説明図であり、冷却水の供給口と排出口の形状を説明する図である。図4は内部冷却型ノズルの構成を説明する断面図である。図5は内部冷却型ノズルをプラズマトーチに取り付けたときの水路と供給口,排水口との重なり状態を説明する図である。
本実施例に係るプラズマトーチBの説明に先立って、該プラズマトーチBに取り付けたときに最も有利な冷却を実現し得るように構成された内部冷却型ノズル(以下、単に「ノズル」という)Aの構成を図4により簡単に説明する。尚、前述したように、本発明に係るプラズマトーチBに対し、従来のノズルを取り付けても、従来通りの加工を実施することが可能である。
ノズルAは、プラズマアークに添えて二次気流を噴射し得るように構成されている。しかし、二次気流の有無について限定するものではなく、ノズルの内部に冷却水の通路を形成することによってプラズマアークを噴射する噴射孔を効果的に冷却し得るように構成されたものであり、噴射孔から噴射されたプラズマアークの周囲に、二次気流が存在するか否か、或いは三次気流以上の高次の気流が存在するか否かを問うものではない。
ノズルAは、中心にプラズマアークを噴射する噴射孔1を設けた壁部2aを有し第1ノズル部材となるインナーノズル2と、中心にインナーノズル2の壁部2aを嵌合する嵌合部となる嵌合穴3aを有し第2ノズル部材となるアウターノズル3と、アウターノズル3の外周側に配置され該アウターノズル3の外周面との間に二次気流通路4を形成すると共にプラズマアウター及び二次気流を噴出する噴出口5aを有する二次気流キャップ5と、アウターノズル3と二次気流キャップ5との間に配置される絶縁体6と、を有して構成されている。
インナーノズル2は、中心に噴射孔1を形成した壁部2aが形成され、該壁部2aから連続して末広がり状のテーパ部2b(テーパ面2b)が形成され、更に、テーパ部2bの最も径の大きい部分に連続して軸心に対して平行な基部2cが形成されている。壁部2aは噴射孔1に設定された長さと径を形成するのに充分な長さと太さを有しており、テーパ部2bの小径側の端部(先端)から突起状に形成されている。
基部2cはテーパ部2bに連続し、ノズルAの軸心に対して平行に形成されている。特に、インナーノズル2は六角棒を材料として形成されており、この六角棒から切削加工によってテーパ部2b,壁部2aを形成し、基部2cに六角棒の角を残して該角を独立した水路を形成する分割片2dとして機能させ、且つ平面2eを独立した水路を構成する面として機能させている。
尚、インナーノズル2の内周側は、ノズルAをプラズマトーチBの本体12に取り付けたとき、電極11の前面との間にプラズマ室23を構成する面2fとして形成されている。また壁部2aの外周面,基部2cの外周面には夫々Oリング7を装着するための溝2gが形成されている。
アウターノズル3は、中心にインナーノズル2に形成された壁部2aを嵌合する嵌合穴3aが形成され、該嵌合穴3aに連続して末広がり状のテーパ部2b(テーパ面3b)が形成され、更にテーパ部2bの最も径の大きい部分に連続してノズルAの軸心と平行で、且つ円筒状の内面3dを持った基部3cが形成されている。
嵌合穴3aは、インナーノズル2に形成した壁部2aを嵌合して該壁部2aに設けたOリング7と接触することで止水性を発揮することが可能である。しかし、嵌合穴3aと壁部2aとを嵌合させた後、例えば接着剤を注入して、或いはロー付けすることで、より高い止水性を確保している。
アウターノズル3とインナーノズル2を嵌合したとき、テーパ面2bとテーパ面3bとの間に冷却水を流通させる環状の冷却水通路8が形成される。また基部3cの内面3dはインナーノズル2の基部2cに形成されている分割片2dと接触して該基部2cの平面2eと内面3dとによって独立した水路9を形成している。従って、水路9は、各ノズル2,3のテーパ面2b,3bとの間に形成された環状の冷却水通路8と連通し、且つ6つの独立した水路9として構成される。
アウターノズル3とインナーノズル2を一体化させて組み合わせ体としたとき、各ノズル2,3の基部2c,3cの後端側の端面10はノズルAの軸心に対し直交する面と一致した略同一平面となる。そして、ノズルAをプラズマトーチBの本体12に装着したとき、端面10が給排水部材16の前端側の面16aと面接触し、該給排水部材16に形成された供給路20,排水路21と接続される。
即ち、ノズルAをプラズマトーチBの本体12に装着することによって、該ノズルAに形成された少なくとも3つの独立した水路9の何れかが給水路20と連通し、且つ他の水路9の何れかが排水路21と連通する。従って、ノズルAに形成された環状の冷却水通路9は、何れかの水路9を介して供給路20と接続されると同時に何れかの水路9を介して排水路21と接続された冷却水の経路を構成することとなる。
尚、アウターノズル3の基部3cの外周にはOリング7を装着するための溝3eが形成されている。
上記の如く構成されたノズルAでは、インナーノズル2,アウターノズル3の基部2c,3cの間に形成された6つの水路9の何れか1つ或いは2つの水路9に冷却水を供給すると、供給された冷却水は水路9から環状の冷却水通路8に導かれ、該冷却水通路8で壁部2aと接触して冷却した後、供給された側の水路9とは反対側にある水路9から排水される。
従って、供給された冷却水は全てが確実に環状の冷却水通路8を流通することとなり、この過程で壁部2aを冷却して実質的に噴射孔1を冷却することが可能となる。このため、噴射孔1を通過するプラズマアークに対する冷却効果が増大し、該プラズマアークをより細く絞ることが可能である。
次に本実施例に係るプラズマトーチBの構成について図1〜図3により説明する。図に示すプラズマトーチBは、電極11及びノズルAに供給される冷却水の流路を中心として記載されている。
プラズマトーチBは、本体12の中心に設けた電極台13に電極11を着脱し得るように構成されており、該電極11の外周にプラズマガスを通過させる孔14aを有し且つ絶縁性を持った円筒状の絶縁体14が配置され、絶縁体14の外周に更にノズルAが配置されている。そしてノズルAに係合させたキャップ15を本体12に締結することで、ノズルAの後端面10が本体12に設けた冷却水の給排水部材16の面16aに面接触し、且つノズルA及び絶縁体14が本体12に固定されている。
給排水部材16は、前端側の面16aは本体12の軸心に対して直角面として形成されており、且つ前端側にノズルAを受け入れる凹部16bが形成されている。特に、凹部16bにノズルAを受け入れたとき、ノズルAを構成するアウターノズル3の基部3cの外周に配置したOリング7が凹部16bの周縁と接触して冷却水の二次気流通路側への漏洩を防止し得るように構成されている。
給排水部材16の面16aは、ノズルAの後端面10と略全面にわたって面接触し得るように構成される。例えば、ノズルAの後端面10が軸心に対し直角面として形成される場合、面16aはプラズマトーチの軸心に対し直角面として形成される。しかし、ノズルAの後端面10,給排水部材16の面16aは共に軸心に対し同一角度を持ったテーパ面であっても良い。
本体12には中心軸と一致して冷却管17が設けられており、該冷却管17に冷却水の供給管18が接続されている。電極台13に電極11を取り付けることによって、該電極11が冷却管17の開放端側に対向して冷却管17の内周側と外周側とに連続した水路19が形成されている。この水路19は穴からなり、本体12の内部を通って給排水部材16に形成された給水路20に接続され、該給水路20からノズルAに接続される。また給排水部材16には、中心軸を基準として給水路20と対称位置に排水路21が形成されており、該排水路21に穴からなる水路22が接続され、更に水路22に図示しない排水管が接続されている。
図3に示すように、給水路20,排水路21は夫々水路19,22を構成する穴を基準とし、プラズマトーチBの軸心を中心とする円弧状に形成された溝によって構成されている。しかし、必ずしも給水路20と排水路21の両方が円弧状の溝である必要はなく、少なくとも一方が円弧状の溝であれば良い。給水路20,排水路21を構成する溝の長さは、ノズルAに形成された独立した水路9の長さ(後端面10に於ける長さ)に対応した寸法を有している。
本実施例では、給水路20,排水路21は、これらの長さを基準として形成されるものではなく、給水路20と排水路21の間隔、これらの給水路20,排水路21を構成する溝の端部の間隔をノズルAに形成された独立した水路9の幅よりも大きい寸法に設定し、給排水部材16に於ける前記寸法の残り部分に給水路20,排水路21が形成される。即ち、ノズルAをプラズマトーチBの給排水部材16に取り付けたとき、該ノズルAに形成された独立した水路9が給水路20,排水路21の両方にかかることは好ましくはない。
従って、給水路20,排水路21の間隔を水路9の寸法を基準として設定することで、図5(a),(b)に示すように、プラズマトーチBにノズルAを取り付けたときに、取付位置が如何なる状態であっても、一つの水路9が供給路20,排水路21の両方に連通することがない。
上記の如く構成されたプラズマトーチBでは、供給管18に冷却水を供給すると、供給された冷却水は、冷却管18の内部に形成された水路19を通って電極11の裏面に接触して冷却する。その後、冷却管18外周面と電極台13との間に形成された水路19を通り、給排水部材16に形成された供給路20に至り、ノズルAに供給される。ノズルAに供給された冷却水は、該ノズルAを冷却した後、給排水部材16に形成された排水路21に排水され、その後、水路22及び図示しない排水管を通ってプラズマトーチBの外部に排水される。
上記の如くしてプラズマトーチB及びノズルAを冷却した状態で、絶縁体14を介して電極11の周囲に形成されたプラズマ室23にプラズマガスを供給し、電極11とノズルAとの間で放電させてパイロットアークを形成し、このパイロットアークをノズルA噴射孔から図示しない被切断材に向けて噴射し、パイロットアークが被切断材に到達した後、電極11と被切断材との間で通電してプラズマアーク(メインアーク)を形成する。このプラズマアークによって被切断材を溶融させると共に溶融物を排除することで、被切断材には、排除された母材の部分が厚さ方向に貫通した溝として形成される。
従って、電極11と被切断材との間の通電を維持した状態で、即ち、プラズマアークを形成した状態で、プラズマトーチBと被切断材を相対的に所望の方向に移動させることで、被切断材に連続した溝を形成し、これにより、被切断材を所望の形状に切断することが可能である。
上記の如きプラズマトーチBは、従来のノズルや内部冷却型ノズルを選択的に装着することが可能であり、これらのノズルを装着してプラズマ切断や溶融加工に利用することが可能である。
本実施例に係るプラズマトーチの構成を説明する断面図である。 図1に示すプラズマトーチの要部を拡大した断面図である。 給排水部材の説明図であり、冷却水の供給口と排出口の形状を説明する図である。 内部冷却型ノズルの構成を説明する断面図である。 内部冷却型ノズルをプラズマトーチに取り付けたときの水路と供給口,排水口との重なり状態を説明する図である。
符号の説明
A ノズル
B プラズマトーチ
1 噴射孔
2 インナーノズル
2a 壁部
2b テーパ部,テーパ面
2c 基部
2d 分割片
2e 平面
2f 面2
2g 溝
3 アウターノズル
3a 嵌合穴
3b テーパ部,テーパ面
3c 基部
3d 内面
3e 溝
4 二次気流通路
5 二次気流キャップ
5a 二次気流噴出口
6 絶縁体
7 Oリング
8 冷却水通路
9 水路
10 端面
11 電極
12 本体
13 電極台
14 絶縁体
14a 孔
15 キャップ
16 給排水部材
16a 面
16b 凹部
17 冷却管
18 供給管
19,22 水路
20 給水路
21 排水路
23 プラズマ室

Claims (2)

  1. 中心にプラズマアークを噴射する噴射孔を形成したノズルが着脱可能に構成され、該ノズルを冷却する冷却水を流通させる冷却水通路を有するプラズマトーチであって、冷却水通路と接続されノズルに冷却水を供給する供給口と、冷却水通路と接続されノズルを通過した冷却水を排水する排水口と、を有し、前記供給口及び排水口又は何れか一方が冷却水通路と接続され且つ該冷却水通路の軸心に対して交叉する方向に延長された溝によって構成されていることを特徴とするプラズマトーチ。
  2. ノズルに冷却水を供給する供給口とノズルを通過した冷却水を排水する排水口の両方或いは何れか一方を溝によって構成したとき、前記供給口の端部と排水口の端部との間隔が、予め設定された寸法を有することを特徴とする請求項1に記載したプラズマトーチ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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