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JP2005153574A - 燃料タンク - Google Patents

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JP2005153574A
JP2005153574A JP2003391453A JP2003391453A JP2005153574A JP 2005153574 A JP2005153574 A JP 2005153574A JP 2003391453 A JP2003391453 A JP 2003391453A JP 2003391453 A JP2003391453 A JP 2003391453A JP 2005153574 A JP2005153574 A JP 2005153574A
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fuel tank
filter member
fluororesin
tank
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JP2003391453A
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Yasushi Fujita
藤田  泰
Taku Suzuki
卓 鈴木
Tetsuya Arai
哲也 新井
Kazuhisa Ogawa
和久 小川
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】 本発明は、燃料タンクに混入した水分等の分離を長期間にわたり行うことができ、分離した水分の量を容易に把握でき、且つ低コストな燃料タンクを提供することを課題とする。
【解決手段】 中空のタンク本体40と、このタンク本体40の上面に開けた給油口19と、この給油口19からタンク本体40内に延ばした給油導入路41と、この給油導入路41の途中に設けたフィルタ部材42とからなる燃料タンク18において、フィルタ部材42に水は通さないが燃料は通過させる性質を有するフッ素樹脂製エレメント45を備えた。そして、このフッ素樹脂製エレメント45は、給油口19から臨むことができる位置に、且つ水平面に対して傾斜させて備えた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、燃料に混入した水やゴミ等の異物を分離するため、給油導入路にフィルタ部材を備えた燃料タンクに関するものである。
従来、燃料タンク本体の燃料注入口内にフィルタ部材(又はストレーナ)を備えた燃料タンクが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−83187公報(図1)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図10は従来の技術の基本構成を説明した図であり、タンク本体101上部に燃料注入口102を設け、注入口102内にストレーナ103及びキャップ104を取付け、一端をキャップ104に接続し、ストレーナ103を紐体105に取付け、紐体105の他端に係止体106を備えたことを示す。
なお、ストレーナ103は側壁部107等に形成した複数の開口108とこれらの開口108に張付けた異物を捕捉し濾過する金属メッシュ109とからなる部材である。
紐体105は係止体106によりタンク本体101から一定以上は引き出すことはできない。
紐体105にキャップ104及びストレーナ103を接続したので、ストレーナ103及びキャップ104のタンク本体101からの脱落や紛失を防止することができるというものである。
燃料を注入すると、ストレーナ103に張付けた金属メッシュ109により、燃料内に混入した異物は捕捉することができる。しかしながら、燃料に混入した水分は分離することはできない。
水分が混入した燃料が燃料タンクに溜まり、あるいは、エンジン及びその吸気系に入るという不具合が起こる可能性がある。
そこで、一般には、燃料タンク本体の底部に水溜め及びドレーンプラグを設け、底部に溜まった水分を適宜除去することで対応するが、タンク内に溜まった水分等の有無及び量の把握は容易ではない。
水分等の有無及び量を把握するため、燃料タンクに観察窓を付設する等の方法をとるが、ドレーンプラグや観察窓の追加は、製品コストの上昇につながる。
本発明は、燃料タンクに混入した水分等の分離を長期間にわたり行うことができ、分離した水分の量を容易に把握でき、且つ低コストな燃料タンクを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、中空のタンク本体と、このタンク本体の上面に開けた給油口と、この給油口からタンク本体内に延ばした給油導入路と、この給油導入路の下端又は途中に設けたフィルタ部材とからなる燃料タンクにおいて、フィルタ部材に水は通さないが燃料は通過させる性質を有するフッ素樹脂製エレメントを備えたことを特徴とする。
水を含んだ燃料が給油口から燃料導入路を通じてフィルタ部材に入ると、燃料分はフィルタ部材を通過して燃料タンク内に溜まり、水分はフィルタ部材の内側に残留する。
水分はフィルタ部材の内側に残留するので、燃料タンクに混入した水分を分離することができる。
また、フィルタ部材は燃料導入路に取付けたので、フィルタ部材を傾ける等によりフィルタ部材内に溜まった水分を容易に除去することができる。
この結果、燃料タンク内に水分が滞留することはなく、エンジン及びその吸気系に入るという不具合を抑制することができる。
請求項2に係る発明は、フッ素樹脂製エレメントは、前記給油口から臨むことができる向き若しくは位置に備えたことを特徴とする。
フッ素樹脂製エレメントは、給油口から臨むことができる位置に設けたので、フィルタ部材内に溜まった水分を容易に視認することができる。
燃料タンクに溜まった水分を容易に視認できるので、燃料タンク内の水分の有無を即判断できる。
従って、例えば給油後等にフッ素樹脂製エレメントを視認することで、水分が溜まったことがわかり、速やかに水分の除去作業に移行することが可能となる。
さらに、燃料タンクに溜まった水分を把握するための観察窓は不要となる。
請求項3に係る発明は、フッ素樹脂製エレメントは、水平面に対して傾斜させたことを特徴とする。
フッ素樹脂製エレメントを水平面に対して傾斜させたので、フッ素樹脂製エレメントの中で分離した水分が増えて、濾過面を構成する下面の全てを覆うまでの余裕代を確保することができる。
余裕代が確保できるので、傾斜させなかった場合に比べ長期間にわたり、水分等を分離することができる。併せて、燃料タンク内への円滑な燃料供給を維持することができる。
請求項1に係る発明では、給油口と、この給油口からタンク本体内に延ばした給油導入路にフッ素樹脂製エレメントを備えたので、水分は給油口近傍のフィルタ部材内に残留し、燃料タンク内部に水分が滞留することはなく、エンジン及びその吸気系に入るという不具合を抑制することができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、フッ素樹脂製エレメントは、給油口から臨むことができる向き若しくは位置に備えたので、燃料タンクに溜まった水分を容易に視認でき、必要に応じて、速やかに水分の除去作業に入ることができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、フッ素樹脂製エレメントを水平面に対して傾斜させたので、傾斜させなかった場合に比べ長い期間にわたって、燃料タンク内への円滑な燃料供給を維持することができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るエンジンの側面図であり、エンジン11は、クランクケース12と、このクランクケース12にボルト締めするシリンダブロック13と、クランクケース12から上下に延ばしたクランクシャフト14とを備える。
そして、クランクシャフト14の上端にリコイルスタータ15を取付け、リコイルスタータ15に紐を介してスタータグリップ16を取付け、クランクシャフト14の下端を出力軸となるように構成したことを示す。
図中、17はファンカバー、18は燃料タンク、19は給油口、21は給油口キャップである。燃料を供給するため、燃料タンク18の下方から燃料供給パイプ23を延ばし、燃料コックスイッチ24を介してキャブレター25につないだ。26はスロットルレバーである。
また、28はキャブレター25に濾過した清浄なエアを供給するエアクリーナユニットである。
図2は本発明に係るエンジンの平面図であり、ファンカバー17を固定ボルト29によりエンジンに取付けたことを示す。31はファンカバー17の上面に設けた堰であり、燃料注入の際ファンカバー17の内側に燃料の侵入を防止する部材である。
なお、32はブレーキレバー、33は消音器ユニットである。
図3は本発明に係る燃料タンクの平面図であり、燃料タンク18の上半分を兼ねる部材であるファンカバー17上面の略中心部にリコイルスタータ用の穴36を開け、この穴36の側方に燃料給油口19を設け、このファンカバー17に燃料タンク18の下半分を形成する燃料タンク部材37を固着したことを示す。
そして、燃料タンク部材37に燃料排出口38を延設した。
図4は図3の4−4線断面図であり、中空のタンク本体40と、このタンク本体40の上面に開けた給油口19と、この給油口19からタンク本体40内に延ばした給油導入路41と、この給油導入路41の途中に設けたフィルタ部材42とからなる燃料タンク18において、フィルタ部材42に水は通さないが燃料は通過させる性質を有するフッ素樹脂製エレメント45を備えた。そして、このフッ素樹脂製エレメント45は、給油口19から臨むことができる位置に備えた。
具体的には、上端部に鍔部46を有する筒状部材47に前記エレメント45を張付け、この筒状部材47とエレメント45からなるフィルタ部材42を燃料導入路41に向け挿入し、フィルタ部材42の鍔部46の下面48を給油口19の上端面49に当て、固着手段により給油口19にフィルタ部材42を固着した。固着手段はヒートボンドによるが、他の方法でも良い。
なお、筒状部材47は上面に開口部51とこの開口部51の周囲に鍔部46を備え、側面には複数の開口部51を備え、下面に開口部51を備えた部材である。これらの開口部51にエレメント45を張付けることによりフィルタ部材42を形成した。
フィルタ部材42を給油口19に固着した理由は、給油によりタンク本体40内の燃料の上面がフィルタ部材42の下端部52を超え満タン近くになると、フィルタ部材42に浮力がはたらき、この浮力によりフィルタ部材42が浮上がるのを防止するためである。
しかし、状況により、フィルタ部材42を給油口19に固着しなくても良い。
燃料タンク18の上側を形成して給油口19を有するファンカバー17と、下側を形成する燃料タンク部材37の材質は、共にオレフィン材とし、固着はヒートボンドにより行ったが、オレフィン材及びヒートボンドによる固着に限定されない。例えば、材質を鋼板とし、一方の部材の周囲を曲げ、折り返し、他方の部材を挟持することにより固着することも可能である。
図5は図3の5−5線断面図であり、フッ素樹脂製エレメント45は、水平面に対して傾斜させたことを示す。
すなわち、筒状部材47の下面47aを傾斜させ、水平面に対して傾斜させた下面47aの開口部51にエレメント45を張付けた。
なお、必要に応じ、筒状部材47の傾斜させた下面47aを開口部にせず、エレメントを張付ける代わりに燃料や水分等を通さない底板に変更しても差し支えない。
以下、本発明に係る燃料タンクの作用について説明する。
図6は燃料給油時の作用図であり、燃料タンク18の給油口19を開けて燃料を給油すると、燃料分を選択的に通過するフィルタ部材42を通って燃料が燃料タンク18内に給油されることを示す。
図7は水分等を燃料から分離したことを示す作用図であり、水を含んだ燃料が給油口19から燃料導入路41を通じてフィルタ部材42に入ると、フィルタ部材42に張付けたフッ素樹脂製エレメント45により、燃料分はフィルタ部材42を通過して燃料タンク18内に溜まり、水分はフィルタ部材42の内側に残留する。
フィルタ部材42を燃料導入路41に取付けたので、フィルタ部材42を傾ける等によりフィルタ部材42内に溜まった水分を容易に除去することができる。
この結果、燃料タンク18内に水分が滞留することはなく、水分が燃料タンク、エンジン及びその吸気系に入るという不具合を抑制することができる。
フッ素樹脂製エレメント45は、給油口19から臨むことができる向き又は位置に設けたので、フィルタ部材42内に溜まった水分を容易に視認することができる。
燃料タンク18に溜まった水分を容易に視認できるので、燃料タンク18内の水分の有無を即判断できる。
この結果、例えば給油後等にフッ素樹脂製エレメントを視認することで、水分が溜まったことがわかり、速やかに水分の除去作業に移行することが可能となる。
図8は燃料から分離した水分等を除去することを示す作用図であり、燃料タンク18に残存する燃料を抜取り、次いで燃料タンク18をエンジンから取外し、横倒しにすることにより、分離した水分等を燃料タンク18から除去することができる。
あるいは、燃料タンク18をエンジンから取外さず、例えばスポイトのような吸引手段により水分等を吸出しても差し支えない。
以上により、ドレーンプラグや観察窓の追加無しに、燃料タンク18に溜まった水分を容易に視認、除去できるので、燃料タンクの低コスト化を図ることができる。
図9は傾斜させて配置したフッ素樹脂製エレメントの作用図であり、フッ素樹脂製エレメント45は、水平面に対して傾斜させて配置した。
(a)において、筒状部材の下面47aにエレメント45を水平に配置すると、フッ素樹脂製エレメント45の中で分離して溜まった水分は、すぐに下面47aの全てを覆う。
従って、少量でも水分Wがエレメント45の上に溜まると、水分Wがエレメント45を覆うため、燃料の濾過を続けることはできない。
(b)において、エレメント45を水平面に対して傾斜させたので、エレメント45の上に分離した水分Wが溜まっても、余裕代Rbを確保することができる。
従って、確保した余裕代がRbと大きいので、水分等と燃料分を分離しながら、円滑な燃料の濾過を続けることができる。
(c)において、エレメント45の上に分離した水分Wが溜まり、溜まった量が増加すると、余裕代Rcと小さくなるが、下面に形成した傾斜面の全てを覆うには至らず、燃料の濾過を続けることができる。
以上により、余裕代Rを確保できるので、傾斜させなかった場合に比べ長期間にわたり、水分等を分離を可能にすると共に、燃料タンク18内への円滑な燃料供給を維持することができる。
尚、本発明に係る燃料タンクは、実施の形態では汎用ガソリンエンジンに適用したが、汎用デイーゼルエンジンの燃料タンクに適用することは差し支えない。
本発明に係る燃料タンクは、汎用ガソリンエンジンに好適である。
本発明に係るエンジンの側面図である。 本発明に係るエンジンの平面図である。 本発明に係る燃料タンクの平面図である。 図3の4−4線断面図である。 図3の5−5線断面図である。 燃料給油時の作用図である。 水分等を燃料から分離したことを示す作用図である。 燃料から分離した水分等を除去することを示す作用図である。 傾斜させて配置したフッ素樹脂製エレメントの作用図である。 従来の技術の基本構成を説明した図である。
符号の説明
18…燃料タンク、19…給油口、40…タンク本体、41…給油導入路、42…フィルタ部材、45…エレメント、46…(筒状部材の)鍔部、47…筒状部材、47a…筒状部材の下面、51…筒状部材の開口部。

Claims (3)

  1. 中空のタンク本体と、このタンク本体の上面に開けた給油口と、この給油口からタンク本体内に延ばした給油導入路と、この給油導入路の下端又は途中に設けたフィルタ部材とからなる燃料タンクにおいて、
    前記フィルタ部材に水は通さないが燃料は通過させる性質を有するフッ素樹脂製エレメントを備えたことを特徴とする燃料タンク。
  2. 前記フッ素樹脂製エレメントは、前記給油口から臨むことができる向き若しくは位置に備えたことを特徴とする請求項1記載の燃料タンク。
  3. 前記フッ素樹脂製エレメントは、水平面に対して傾斜させたことを特徴とする請求項1記載の燃料タンク。
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