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JP2005095537A - 消臭調湿貼着材 - Google Patents

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JP2005095537A
JP2005095537A JP2003369641A JP2003369641A JP2005095537A JP 2005095537 A JP2005095537 A JP 2005095537A JP 2003369641 A JP2003369641 A JP 2003369641A JP 2003369641 A JP2003369641 A JP 2003369641A JP 2005095537 A JP2005095537 A JP 2005095537A
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Tatsuo Ito
辰男 伊藤
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Abstract

【目的】 ヘルメットやかつら等の被着体内面に自在に貼着剥離がなしえ、着用時に発生する臭気や汗を確実に消臭並びに吸湿吸水し、快適且衛生的に着用できる消臭調湿貼着材を提供する。
【構成】
所要の性能を保持する人工ゼオライト粉体が製紙原料に30乃至70%重量割合で配合抄紙された人工ゼオライト紙、若しくは人工ゼオライト粉体が10乃至30g/mの塗着重量割合で連続気泡塗膜で塗着された人工ゼオライト塗着布よりなる消臭調湿基材の表面及び裏面に、綿や麻若しくは生分解性繊維素材からなる不織布若しくは家庭用薄葉紙からなる緩衝吸湿シート材が間欠状に接着され積層された消臭調湿積層材を所要の大きさ及び形状に裁断のうえ、その一側面の中央部位に円形で所要面積内に間欠状に粘着剤が塗着された貼着部と、該貼着部の外側にその外縁に向って広角状にスリット部が形成された適宜数の接合縁が一体的に延出形成された構成。
【選択図】 図4

Description

発明の詳細な説明
産業上の利用分野
本発明はヘルメットやかつら等の被着体内面に貼着させることにより、臭気の消臭と湿気や水分を吸湿吸水せしめて、快適且衛生的に保持しえる消臭調湿貼着材に関するものである。
従来技術
建設土木作業者や工場作業者或いは二輪自動車、レーサー等は災害防止や交通安全上のうえからヘルメットの着用が義務付けられており、更に近年の如く生活水準が向上するに伴い身嗜みやファッション性或いは清潔感等の希求が高まりつつある状況下においてはかつらの着用が著しく増大化しており、而も発汗や臭気特には加齢臭に対しては一段と嫌悪さが喧伝されるにまで至っている。
ところで現状におけるヘルメットは、着用時における落下物や衝突等に際しての衝撃を緩和し且頭部を保護する必要上から、強靭な金属板材や強化プラスチック素材を用いて頭部を包被しえる形状に成形した帽体と、該帽体の内側には強靭な細幅織物を該帽体より隔絶した位置に交絡懸架させた内部緩衝部を形成させたものや、帽体の内部にキルティング材や発泡フォームからなる緩衝部材を一体的に接着成形させて内部緩衝部を形成させたものが主に使用されている。
更にかつらにおいては、頭部を包着しえるよう通気性編物若しくは織物素材を用いて形成された包着部材の外面に、所要形状で多量の人毛や合成繊維からなる毛髪材が植毛された構成のものが使用されている。
而しながら現状のヘルメットは、災害防止若しくは交通安全のうえから頭部と密着した状態で着用されるため、特に屋外使用時に太陽光の直射を受けると帽体と頭部との空隙内が高温化し、加えて作業者や運転者の発汗並びに臭気も籠り着用感が著しく悪化し再々に亘って脱離を余儀なくされるばかりか、汗の変性に伴う異臭や着用者固有の臭気等がヘルメット内に付着浸透し、且発汗に伴う汚損とも相俟って著しく不潔な状態となる。
加えてかつらの場合においても、包着部材自体は通気性を有する編物や織物素地が使用されてなるものの、該包着部材は頭部と十分に密着して包着されることが美感上から要請される反面、その外面には多量の毛髮が植毛されてなるから断熱空気層が形成されること並びに包着使用時には直射日光による蓄熱及び着用者自体からの発散熱等により、包着部材近傍に蒸れが生じ著しく着用感が劣悪となるばかりか、臭気の発生及びその付着並びに発汗による汚損とも相俟って短時に不潔な状態と化す。
而もかつらの着用者特には男性においては頭皮からの多汗者が多く、且発汗のままの着用に伴い頭皮に痒みが発生することから、著しく不快な着用を余儀なくされている実情にある。
発明者はかかる実情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、近年に至って石炭灰等の産業廃棄物をアルカリ前処理並びに高圧高温処理により臭気や湿気水分を積極的に吸着若しくは吸湿吸水しえる接触表面積率が大きな微粒状で、且膨大な微細連続孔隙を有し吸着容量並びに吸湿吸水容量所謂比表面積率も極めて大きく、且この吸湿吸水した水分がその孔隙内に保水され而も近傍湿度との湿度差により吸湿若しくは放湿される所謂調湿性を保持し、更には本質的に触媒作用を保持し且該触媒作用に強い塩基置換性を付与せしむることにより、吸着された臭気を容易に分解消臭しえる人工ゼオライト粉体が量産可能となったこと、及び該人工ゼオライト粉体を製紙原料に配合のうえ抄紙し、若しくは合成繊維からなる不織布の一側面若しくは両側面に連続気泡塗膜を以って塗着させることにより、肉薄と柔軟で消臭調湿機能を保持する消臭調湿材が形成しえることを究明し本発明に至った。
発明が解決しようとする課題
本発明はヘルメットやかつら等被着体の内面に自在に貼着剥離がなしえ、着用時に発生する臭気や汗を確実に消臭並びに吸湿吸水し、快適且衛生的に着用のなしえる消臭調湿貼着材を提供することにある。
課題を解決するための手段
上述の課題を解決するために本発明が用いた技術的手段は、肉薄で柔軟性を保持し且臭気や汗を確実に吸着のうえ分解消臭をなし若しくは吸湿吸水を図る消臭調湿基材の形成のために使用する人工ゼオライト粉体としては、臭気に対する積極的な吸着並びに汗に対しての積極的吸湿吸水を図るうえから、その平均粒径が100μm以下の微粒状で且接触表面積率の大きなものが使用され、更に多量に発生する臭気を効率良く吸着せしめ若しくは汗を効率良く吸湿吸水せしむるうえからは、その比表面積において少なくとも80m/g以上のものが選択され、而も吸着された臭気を短時に分解消臭させるうえからは、その本質的に保持する触媒作用に強い塩基置換性を付与せしむる必要上から、その塩基置換容量(meq/100g)が少なくとも240mg以上の人工ゼオライト粉体が選択使用される。
そしてかかる人工ゼオライト粉体の吸着且分解消臭性や吸湿吸水性を発揮させ、而も肉薄で柔軟な消臭調湿基材となすためには、パルプや綿若しくは麻等からなる製紙原料に該人工ゼオライト粉体を30乃至70%の重量割合で配合のうえ抄紙して人工ゼオライト紙となしたもの、或いは合成繊維からなる不織布の一側面若しくは両側面に人工ゼオライト粉体を天然ゴムラテックス若しくは合成ゴムラテックスからなる水溶性塗着剤と気泡剤を用いて連続気泡塗膜により該人工ゼオライト粉体が10乃至30g/mの塗着重量割合で塗着された人工ゼオライト塗着布となしたものが用いられる。
かくしてなる消臭調湿基材の表面及び裏面には着用時に接触する頭皮面との良好な肌触り感と且蒸れや汗の吸湿吸水を促進させるうえから、綿や麻若しくは生分解性合成繊維素材或いは家庭用薄用紙からなる緩衝吸湿性シート材が、頭皮より発生する臭気の透通若しくは湿気や水分の透湿透水を阻害させぬよう、適宜の接着剤を用いて間欠状に接着積層され消臭調湿積層材が形成されている。
而して所要の大きさ及び形状に裁断されたこの消臭調湿積層材の一側面の中央部位には、ヘルメットやかつら等の被着体内面に安定した貼着を図るうえから、円形で且所要の面積内に頭皮より発生する臭気や湿気水分等の透通若しくは透湿透水を阻害せぬよう間欠状に粘着剤が塗着されて貼着部が形成されてなり、且この貼着部の外側にはヘルメットやかつら等の被着体内周面に接合して展開できるように、その外縁に向って広角状にスリット部を有する適宜数の接合縁が一体的に延出形成された構成の消臭調湿貼着材に存するものであり、更には被着体内周面に接合して展開される接合縁を、該被着体内周面と強固に止着させるために、接合縁の一側面周縁に粘着剤が間欠状に塗着された周縁貼着部が形成された構成に存する。
作用
本発明は上述の如き構成を用いてなるため、以下の如き作用を有する。即ち本発明を形成する消臭調湿積層材には、その平均粒径が100μm以下の微粒で接触表面積率が極めて大きく、且その比表面積も80m/g以上と膨大な吸着容量若しくは吸湿吸水容量を保持し、而も本質的に保持する触媒作用に加えてその塩基置換容量(meq/100g)が240mg以上の強い塩基置換性を有する人工ゼオライト粉体が、製紙原料に対して30乃至70%重量割合で配合のうえ抄紙された人工ゼオライト紙、若しくは合成繊維素材からなる不織布の一側面若しくは両側面に、天然ゴムラテックス若しくは合成ゴムラテックスよりなる水溶性塗着剤により、該人工ゼオライト粉体が10乃至30g/mの塗着重量割合で、且連続気泡塗膜を以って塗着された人工ゼオライト塗着布からなる消臭調湿基材が用いられている。
そしてこの消臭調湿基材の表面及び裏面には、綿や麻若しくは生分解性合成繊維を用いた不織布或いは家庭用薄葉紙からなる緩衝吸湿シート材が接着剤で間欠状に積層された構成のため、全体が肉薄で且柔軟性とクッション性を保持することとなり、着用に際して頭皮と直接接触しても極めて肌触りが良く而も該緩衝吸湿シートは素材的吸湿性に加えて臭気や湿気若しくは水分を容易に透通若しくは透湿透水しえる空隙を有するから、着用に際して頭皮より発生する臭気或いは汗が容易に透通若しくは透湿透水されて消臭調湿基材を形成する人工ゼオライト粉体に積極的且効率良く吸着若しくは吸湿吸水されるとともに、吸着された臭気はその触媒作用と強い塩基置換性とにより分解消臭され、而も分解消臭による吸着飽和がなされにくくなり長期に亘って消臭性が維持される。
更には汗に対しても蒸れの原因となる湿気はもとより水分も該緩衝吸湿シート自体で吸湿吸水されるとともに、多量の湿気や水分は該緩衝吸湿シートを透湿透水して消臭調湿材を形成する膨大な吸湿吸水容量を保持する人工ゼオライト粉体に積極的且効率的に吸湿吸水されるとともに、近傍の湿度状態に合せて容易に放湿がなされるため極めて短時に乾燥がなされることとなる。
そして所要の形状及び大きさに裁断された消臭調湿積層材の一側面の中央部位には、円形で且所要の面積内に間欠状に粘着剤が塗着されて貼着部が形成されてなるため、ヘルメットやかつら等の内面展開が略円形状のものには、その内面中央に貼着させることで安定した貼着がなされ、且貼着や剥離も容易になしえる。
而も該貼着部の外側にはヘルメットやかつら等の被着体の内周面に接合して貼着展開しえるよう、その外縁に向って広角状のスリット部が形成された適宜数の接合縁が一体的に形成されてなるため、ヘルメットの如く深く且頂部と開口部との円周差の少ないものや、かつらの如く浅く且頂部と開口部との円周差の大きなものでも、スリット部の広角度合と接合縁の長とを適宜に決定することで被着体の内周面に自在に変形して接合展開されるため、着用時の頭皮の広範囲からの臭気や汗の発生に際しても、確実に吸着して分解消臭並びに吸湿吸水がなされ、而も接合縁の一側面周縁に粘着剤が間欠状に塗着された周縁貼着部が形成されることにより、被着体内面に強固且密着接合した貼着がなされる。
以下に本発明実施例を図とともに説明すれば、図1は消臭調湿基材として用いる人工ゼオライト紙の拡大断面説明図、図2は消臭調湿基材として同様に用いる人工ゼオライト塗着布の拡大断面説明図であって、消臭調湿基材1として使用する人工ゼオライト紙1A若しくは人工ゼオライト塗着布1Bに用いる人工ゼオライト粉体10は、本発明の主要な機能である消臭性と吸湿吸水性並びに放湿に係る調湿性を発揮せしむる素材であって、本発明の実用使用に際しての消臭性や吸湿吸水性はせいぜい15cm平方乃至30cm平方程度の貼着展開面積で実現させるものであるから、ヘルメットやかつら等の着用時における頭皮から発生する臭気や汗を積極的且効率的に吸着し分解消臭させ或いは吸湿吸水させる必要上から、その平均粒径においては最大でも100μm以下、好ましくは1乃至30μm程度の微粒状で接触表面積率の極めて大きなものが望まれる。
更にその吸着容量並びに吸湿吸水容量も可能な限り膨大容量のものが好都合であるため、その比表面積においては少なくとも80m/g以上望ましくは120乃至160m/g以上のものが選択されるとともに、発散される臭気及び汗の変性に伴う異臭等を分解消臭させるうえからは、本質的に保持する触媒作用に加えて強い塩基置換性が望まれるため、その塩基置換容量(meq/100g)においては少なくとも240mg以上望ましくは280乃至350mg程度の人工ゼオライト粉体10が選択使用される。
かかる場合において、人工ゼオライト粉体10は多様なイオン基を保有するものが上市されつつあるが本発明の如く頭皮から発散される臭気や汗等の消臭にはカルシウム型や鉄型の人工ゼオライト粉体10が望ましい。
かくして選択された人工ゼオライト粉体10を用いて消臭調湿基材1として抄紙形成される人工ゼオライト紙1Aは、図1に示すようにパルプや綿若しくは麻等からなる製紙原料10Aに対して該人工ゼオライト粉体10を少なくとも30%重量から70%重量割合で配合のうえ機械的和紙抄紙手段により抄紙されるものであるが、かかる機械的和紙抄紙手段による抄紙に際しては製紙原料10Aの繊維素と人工ゼオライト粉体10とを予め十分に絡合させるための凝集フロック化を図ることが肝要で、且使用する人工ゼオライト粉体10の粒径が大きなもの或いは人工ゼオライト粉体10の配合割合が多い場合には、製紙原料10Aと十分な絡合を図るうえから繊維素の長い製紙原料10Aを使用することが望ましい。
そしてかかる人工ゼオライト紙10は本発明が肉薄で柔軟性に優れたものが要請されるため、該人工ゼオライト紙10の坪量としては略30乃至60g/m程度のものが使用される。
他方本発明を長期に亘って使用する場合には消臭調湿基材1にも十分に強靭なものの使用が望まれることから、図2に示す如く人工ゼオライト塗着布1Bが使用される。
この人工ゼオライト塗着布1Bも当然に肉薄で柔軟なものが要請されることから、ポリエステル系やポリアミド系若しくはセルロース系合成繊維素材で形成させた粗目の不織布10Bが用いられ且該不織布10Bの一側面若しくは両側面には、前記人工ゼオライト粉体10を実質的に10乃至30g/mの塗着重量割合で且天然ゴムラテックス若しくは合成ゴムラテックスからなる水溶性塗着剤を用い、而も気泡剤を僅かに配合させて人工ゼオライト粉体10の吸着性や吸湿吸水性が阻害されぬよう連続気泡塗膜10Cを以って塗着形成がなされている。
かかる場合において使用する不織布10Bも成可く肉薄で柔軟なものが好適であるため、通常においてはその目付量で略10乃至30g/m程度のものが使用され、且人工ゼオライト粉体10の塗着重量も多量なものがより好都合であるが、塗着重量の増加とともに厚さと硬さが増大するため、せいぜい30g/m以内に留めておくことが望まれる。
更に人工ゼオライト粉体10を連続気泡塗膜10Cで塗着形成させる手段は多様のものが提案されるが、具体的手段を挙げれば水溶性塗着剤にオレイン酸カリウムからなる気泡剤を0.5乃至3.0%重量割合で配合のうえ人工ゼオライト粉体10の塗着をなしたうえ加熱乾燥を施すことにより気泡剤の発泡と且水分の蒸散とにより形成がなしえる。
かくしてなる消臭調湿基材1の表面及び裏面には、図3に示すように綿や麻若しくは生分解性合成繊維素材を用いた不織布或いは家庭用薄葉紙からなる緩衝吸湿シート材2が適宜の接着剤により間欠状に接着積層2Aされて消臭調湿積層材3が形成される。
この緩衝吸湿シート材2は本発明の実用使用に際して、その一側は臭気や汗が発散される頭皮と直接接触し、且他側はヘルメットやかつら等の被着体内周面と接触するものであるから、頭皮から発散される臭気や湿気水分を消臭調湿基材1に透通若しくは透湿透水させ且該緩衝吸湿シート材2自体でも吸湿吸水させることが好都合であること、及び使用後の廃棄性のうえからも綿や麻若しくは生分解性合成繊維素材からなる不織布或いは家庭用薄葉紙が用いられる。
加えて該緩衝吸湿シート材2は実用使用時における外部衝撃力の付加に際しても頭皮を保護すること、並びに良好な肌触りを保持せしむるうえで不織布としては肉薄で柔軟なうえクッション性も要請されるものであるため、湿式抄紙によるもの若しくは乾式機械接合によるものが好適であり且家庭用薄葉紙では生理用紙やタオル用紙或いは化粧紙等が好適である。
加えて消臭調湿基材1と緩衝吸湿シート材2とを間欠状に接着積層2Aさせる場合の接着剤や間欠状接着については特段の制約はないが、望ましくは澱粉やカゼイン、リグニン等の無公害の接着剤が望まれ、且間欠状接着としてはドット模様やネット模様或いはストライプ模様等の接着が挙げられるが、肝要なことは該接着に際して臭気や湿気水分等の透通や透湿透水が少なくとも50%以上保持されるよう配慮することにある。
かかる如くして形成された消臭調湿積層材3はその使用目的に合せて所要の形状及び大きさに裁断のうえ使用に供されるものであるが、本発明は主としてヘルメットやかつら等における消臭調湿を図るものであることから、図4に示すように所要の形状及び大きさに裁断された該消臭調湿積層材3の一側面の中央部位には、円形で且所要の面積内に間欠状に粘着剤が塗着されて貼着部4Aが形成されてなり、而も該貼着部4Aの外側にはヘルメットやかつら等の被着体内周面に接合して展開できるよう、その外縁40に向かって広角状にスリット部4Bが形成された適宜数の接合縁4Cが一体的に延出形成されて本発明消臭調湿貼着材4が作成されるものである。
かかる場合において粘着剤が塗着されて形成される貼着部4Aを円形状に形成させるのは、被着体たるヘルメットやかつらの内周面が略円形状に凹陥した形状であるため貼着安定性が極めて良いことによるものであり、且該貼着部4Aの貼着面積は本発明消臭調湿貼着材4の全体面積により具体的に決定されるが、ヘルメットやかつらに使用される場合にはその全体面積が略15乃至30cm平方程度であるから、この場合では貼着部4Aの貼着面積としては略20乃至65cm程度が目安となる。
更に該貼着部4Aの外側に一体的に延出形成される適宜数の接合縁4Cの具体的長さやスリット部4Bの広がり角度等は具体的に貼着使用される被着体の内面形状及び大きさで決定されるものである。
図5はヘルメット5に貼着使用される本発明消臭調湿貼着材4の使用の使用態様断面説明図であって、ヘルメット5の如くその頂部5Aから開口部5Bまで十分な深さと且頂部5A内近傍の内部緩衝部5Cの円周長と該内部緩衝部5C下端の円周長の差異が少ない場合では本発明消臭調湿貼着材4の接合縁4Cの長さも長く、且スリット部4Bの広がり角度は僅かな角度で形成させたうえ、その貼着部4Aをヘルメット5内の内部緩衝部5Cに貼着させ、且その接合縁5Cを内部緩衝部5Cの内周面に沿って接合展開させることにより着用される。
かかる場合に接合縁4Cの長さが長い場合には被着体の内周面との十分な接合展開がなされにくくなるため、接合縁4Cの一側面周縁4Dに粘着剤を間欠状に塗着させた周縁貼着部40Aの形成が極めて好適である。
発明の効果
本発明は以上の如く、消臭調湿積層材が平均粒径で100μm以下の接触表面積率が極めて大きく且臭気の吸着容量や湿気水分の吸湿吸水容量も膨大で、而も調湿作用並びに触媒作用とともに極めて強い塩基置換性を保持する人工ゼオライト粉体が、製紙原料に対し30乃至70%重量割合で配合抄紙された人工ゼオライト紙、若しくは人工ゼオライト粉体が合成繊維素材からなる不織布に10乃至30g/mの塗着重量割合で且連続気泡塗膜により塗着された人工ゼオライト塗着布からなる消臭調湿基材の表面及び裏面に、綿や麻若しくは生分解性繊維素材からなる不織布或いは家庭用薄葉紙からなる緩衝吸湿シート材が接着剤により間欠状に接着積層されて形成されるため、極めて肉薄で柔軟なうえ使用に際して頭皮等の接触に際してもクッション性による衝撃の緩和と且良好な肌触りで使用でき、而も頭皮より発散される臭気は該緩衝吸湿シート材を透通して消臭調湿材に積極的且効率的に吸着され、而も吸着された臭気は触媒作用と強い塩基置換性とにより分解消臭される。
更に頭皮より発散される汗においても、該緩衝吸湿シート材で吸湿吸水されるばかりか、該緩衝吸湿シート材を透湿透水して消臭調湿基材に積極的且効率的に吸湿吸水されるとともに、近傍の湿度に合せて吸湿吸水された水分が容易に放湿されるため極めて短時に乾燥がなされる。
そして該消臭調湿積層材は実用使用に際して所要の形状及び大きさに裁断されたうえ、その一側面の中央部位には円形で且所要の面積内に間欠状に粘着剤が塗着されて貼着部が形成されてなるから、ヘルメットやかつら等その概形が円形凹陥した被着体にも容易に貼着及び剥離がなしえるとともに安定した貼着がなされることとなる。而もこの貼着部の外側には、ヘルメットやかつら等の被着体の内周面に接合し展開しえるよう、その外縁に向って広角状にスリット部が形成された適宜数の接合縁が一体的に延出形成されてなるから、該接合縁が被着体の内周面に沿って自在に変形しつつ密着接合して展開されるため、着用時には頭皮の広い範囲と密着接触し頭皮の広い範囲で発散される臭気や汗も確実に吸着されるとともに分解消臭され若しくは吸湿吸水され、被着体が長期に亘って快適且衛生的な状態で使用できることとなる。
更に汗の吸湿や吸水に伴う汚損が生じた場合にも簡単に剥離して交換ができ、且履物や着衣の適宜部位にも容易に貼着でき且臭気や湿気の消臭や吸湿がなしえる等、極めて特長の多い消臭調湿貼着材である。
人工ゼオライト紙の拡大断面説明図である。 人工ゼオライト塗着布の拡大断面説明図である。 消臭調湿積層材の断面説明図である。 本発明の平面説明図である。 ヘルメットに使用した本発明の使用態様断面説明図である。
符号の説明
1 消臭調湿基材
1A 人工ゼオライト紙
1B 人工ゼオライト塗着布
10 人工ゼオライト粉体
10A 製紙原料
10B 不織布
10C 連続気泡塗膜
2 緩衝吸湿シート材
2A 接着積層
3 消臭調湿積層材
4 本発明消臭調湿貼着材
4A 貼着部
4B スリット部
4C 接合縁
4D 周縁
40 外縁
40A 周縁貼着部
5 ヘルメット
5A ヘルメット頂部
5B ヘルメット開口部
5C 内部緩衝部

Claims (4)

  1. 平均粒径が100μm以下で且少なくともその比表面積が80m/g以上及び塩基置換容量(meq/100g)が240mg以上の人工ゼオライト粉体が製紙原料に対し30乃至70%重量割合で配合され抄紙された人工ゼオライト紙からなる消臭調湿基材の表面及び裏面に、綿若しくは麻或いは生分解性合成繊維素材を用いた不織布からなる緩衝吸湿性シート材が積着剤により間欠状に接着積層されて消臭調湿積層材が形成されたうえ、所要の形状及び大きさに裁断された該消臭調湿積層材の一側面の中央部位には、円形で且所要の面積内に間欠状に粘着剤が塗着された貼着部が形成され、而も該貼着部の外側には被着体内周面に接合して展開できるよう、その外縁に向って広角状にスリット部が形成された適宜数の接合縁が一体的に延出形成されてなる消臭調湿貼着材。
  2. 消臭調湿基材が合成繊維不織布の一側面若しくは両側面に、人工ゼオライト粉体が10乃至30g/mの塗着重量割合で、且天然ゴムラテックス若しくは合成ゴムラテックスからなる水溶性塗着材で連続気泡塗膜を以って塗着形成された人工ゼオライト塗着布からなる請求項1記載の消臭調湿貼着材。
  3. 接合縁の一側面周縁に粘着剤が間欠状に塗着された周縁貼着部が形成されてなる請求項1若しくは請求項2記載の消臭調湿貼着材。
  4. 接合縁が家庭用薄用紙で形成される、請求項1乃至請求項3記載の消臭調湿貼着材。
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Cited By (3)

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