JP2005043991A - サーバ及びサーバの制御方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の印刷サービスシステムでは、サービス品質がユーザの待ち時間の差異として現れ、各プリントサイトのビジネス条件の差異を吸収・均一化することができなかった。
【解決手段】ネットワークに接続され、印刷サービスを提供可能な複数のプリントサーバとの間で、相互に通信をしながら画像データの印刷要求を行うサーバであって、前記複数のプリントサーバのうち第1のプリントサーバへ印刷要求を行うために必要な処理に要する第1の時間を算出し、前記印刷要求を前記複数のプリントサーバのうち第1のプリントサーバ以外へ行うために必要な処理に要する第2の時間を算出し、前記算出された時間のうち最大値と前記第1の時間との差分を算出し、前記算出された差分に応じて、前記第1のプリントサーバへ印刷要求を行うために必要な処理の実行を抑制する。
【選択図】図1
【解決手段】ネットワークに接続され、印刷サービスを提供可能な複数のプリントサーバとの間で、相互に通信をしながら画像データの印刷要求を行うサーバであって、前記複数のプリントサーバのうち第1のプリントサーバへ印刷要求を行うために必要な処理に要する第1の時間を算出し、前記印刷要求を前記複数のプリントサーバのうち第1のプリントサーバ以外へ行うために必要な処理に要する第2の時間を算出し、前記算出された時間のうち最大値と前記第1の時間との差分を算出し、前記算出された差分に応じて、前記第1のプリントサーバへ印刷要求を行うために必要な処理の実行を抑制する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はユーザの持つ画像に関する電子データをインターネット等の通信環境を用いて接続されたサーバ上に保管し、プリントインフラを提供している別のサーバに対して印刷注文を行うことにより印刷物をユーザに提供するための情報提供サービスシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信インフラの整備及び情報通信技術の発展により、インターネットを利用した情報提供サービス及び情報利用サービスが可能となった。特に、テキストデータ、画像データ、音声データ等全てのデータがデジタル化されたマルチメディア環境での、情報の共有、情報の提供が可能となり、インターネットを介して多くの情報提供サービスが誕生している。
【0003】
中でも、インターネット上のサーバの所定の記憶領域に顧客がデジタルカメラなどの画像入力機器で撮影した画像データを格納し、その画像データを顧客が任意に閲覧できるようなサービスを提供するアプリケーションサービスプロバイダ(以後フォトサイトと呼ぶことにする)や、インターネットを利用して年賀状データやワープロ文書、画像などの電子ドキュメントを受付け、当該受付けたデータを利用して印刷物をプリントアウトして商品として提供するプリントサービスプロバイダ(以後プリントサイトと呼ぶ)が登場している。
【0004】
上記フォトサイトの中には、プリントサービスまでを独自に提供しているものもあるが、独自にはプリントインフラの構築は行わず、様々なプリントサービスを提供できるプリントサイトと提携してプリントサイトに対して印刷を依頼するフォトサイトも存在する(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−290627号公報
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなフォトサイトとプリントサイトとが連携を行いながら印刷サービスを提供するシステムでは、フォトサイトからプリントサイトへ印刷要求がなされた後は、印刷詳細情報の設定や見積もり処理や決済処理などの一連の処理がプリントサイトの制御下に委ねられることがある。
【0006】
このようなサービス形態では、注文処理及び印刷(生産)のためにプリントサイトが必要とするデータを、フォトサイト側から提供する必要がある。そして、プリントサイトに提供されるそれらのデータは、ユーザからフォトサイトへ印刷要求がなされた後、プリントサイトでの注文処理が開始されるまでに、フォトサイトの持つデータとは切り離して準備されなければならない。
【0007】
このようにフォトサイトの持つデータとは切り離して準備する理由は、ユーザがプリントサイトで注文処理を行うのと同時に、フォトサイト側で注文処理に使用した画像データを編集・改編してしまうことがあるためである。例えば、ユーザがフォトサイトにアップロードした所定の画像の印刷処理を注文した後、当該注文対象の画像が不要となったと判断して削除してしまったり、何らかの編集を加えてしまう場合がある。このような状況では、プリントサイト側に送信する画像データをフォトサイトで管理されているデータと切り離しておかないと、ユーザから印刷注文を受けた画像自体がフォトサイト側に存在しなくなるために印刷処理が行えい、あるいは、印刷処理結果が注文時に想定された内容とは異なるものとなってしまう、と言った不都合が生ずる。
【0008】
そこで、プリントサイトに提供するデータをフォトサイトの持つのデータとは切り離して準備することにより、両サイト間のデータの不整合が生ずることを防止している。
【0009】
上記の準備には、フォトサイトへ印刷要求がなされてからプリントサイトでの注文処理が開始されるまでに、一定の処理時間を要することになる。通常この処理時間は準備するデータの量、つまりプリントサイトが注文処理及び印刷(生産)に必要なデータ量に主に依存することになる。
【0010】
上記準備のための処理時間中も、データの不整合を防止するためにはユーザへの操作を許諾しないことが好ましい。そこで、ユーザはこの処理時間中に注文処理を行えないようになっている。この注文処理が行えない期間は、ユーザ側からみれば待ち時間となってしまう。また、プリントサイトの扱うサービスの種類に応じてサービスの実行に必要とされるデータ量が必然的に異なるため、フォトサイトへ印刷要求がなされてからプリントサイトでの注文処理が開始されるまでの時間(この時間は、ユーザ側から見れば待ち時間に相当)にプリントサイト間で差異が生じることになってしまう。
【0011】
この時間的な差異は、本来プリントサイトのサービス内容及び質とは関係がなく、時間的な差異が大きいためにサービス品質が劣るというものではない。むしろ、プリントサイトがより高いサービス内容・質を提供するためには多くの情報が必要であるために、結果として注文開始までにユーザに多大な待ち時間というストレスを与えてしまう。このような表面的なデメリットは、プリントサイトにとってビジネス的なチャンスを失わせる原因にもなりかねない。
【0012】
また、待ち時間が少ないプリントサイトへの印刷要求が集中することになれば、印刷要求が集中したサイトにおける処理効率が著しく低下してしまう。このような事態は、印刷要求を複数のプリントサイトに分散して処理効率を向上させようとした印刷サービスシステムの意義が失われてしまう。
【0013】
さらに、サービス品質が低くてもユーザに対して待ち時間を与えないことにプライオリティが置かれることとなれば、より高いサービス内容・質を提供しようとする動機付けが失われ、サービス提供者は低品質のプリントサイトばかりになってしまう。その結果として、本来であればより高い品質のサービスを受けられるはずのユーザの利益が失われてしまうという問題がある。
【0014】
そこで、本発明は、各プリントサイトで注文処理が開始されるまでのユーザの待ち時間の差異を解消し、概ね一定に調節できることで、各プリントサイトのビジネス条件の差異を吸収・均一化するシステムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するための本発明は、具体的に、ネットワークに接続され、印刷サービスを提供可能な複数のプリントサーバとの間で、相互に通信をしながら画像データの印刷要求を行うサーバであって、前記複数のプリントサーバのうち第1のプリントサーバへ印刷要求を行うために必要な処理に要する第1の時間を算出する第1の算出手段と、前記印刷要求を前記複数のプリントサーバのうち第1のプリントサーバ以外へ行うために必要な処理に要する第2の時間を算出する第2の算出手段と、前記第1の算出手段と第2の算出手段とで算出された時間のうち最大値と前記第1の時間との差分を算出する差分算出手段と、前記算出された差分に応じて、前記第1のプリントサーバへ印刷要求を行うために必要な処理の実行を抑制する抑制手段とを備える。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】
<システムの構成>
図1は、本実施形態におけるサービスを実施するためのシステムの構成を示す図である。
【0018】
101は画像入力装置である。例えば、静止画を撮影し画像データとして記録できるデジタルスチルカメラ、および、動画を撮影し、動画像データとして記録できるデジタルビデオカメラ等が挙げられる。画像入力装置101はイメージ情報である光学像を電気信号に変換し、所定の画像処理をした後、デジタル情報として、メモリカード等の情報記憶装置に記録し、再生することが可能である。
【0019】
102は、情報処理装置であり、以下に記載する本実施形態では情報処理装置102をパーソナルコンピュータ(PC)として説明する。PCとしての情報処理装置の構成の一例を図7に示すとおりである。
【0020】
図7は、本実施形態での機能を実現するソフトウェアプログラムを動作させる構成の一例を示したものである。情報処理装置102は、CPU701と、ROM702と、RAM703と、ハードディスク(HD)709及びフロッピー(登録商標)ディスク(FD)710のディスクコントローラ(DC)705と、表示部706、ユーザインタフェース707と、ネットワークインタフェースカード(NIC)708とが、システムバス704を介して互いに通信可能に接続された構成としている。そして、システムバス704が、図1に示したインターネット104とネットワークインタフェースカード706を介して接続される。
【0021】
CPU701は、ROM702あるいはHD709に記憶されたソフトウェア、あるいはFD710より供給されるソフトウェアを実行することで、システムバス704に接続された各構成部を統括的に制御する。
【0022】
すなわち、CPU701は、本実施形態にて説明する処理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM702、あるいはHD709、あるいはFD710から読み出して実行することで、本実施形態での動作を実現するための制御を行う。RAM703は、CPU701の主メモリあるいはワークエリア等として機能する。
【0023】
DC705は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、および本実施形態における上記処理プログラム等を記憶するHD709、およびFD710とのアクセスを制御する。表示部706は、フォトサイト105等から取得した画面情報をブラウザに表示するための表示手段であって、例えば液晶ディスプレイやCRTディスプレイにより構成される。ユーザインタフェースは、表示部706の表示内容に基づくPC102のユーザからの入力を受け付けるための入力手段であって、例えばキーボードやマウス、ポインティングデバイスなどで構成される。NIC708は、インターネット104を通じてフォトサイト105と、所定の通信プロトコルを用いて相互にデータのやり取りをする。
【0024】
図1では、情報処理装置102として102Aと102Bとが示されているが、これはあくまで例示であって、インターネット104へ接続される情報処理装置は102A及び102Bの2つに限定されるものではない。本実施形態の以下における説明では、主として画像入力装置101が接続される102Aを取り上げるが、102Aについての記載した内容は、他の情報処理装置にも当然に適用可能である。
【0025】
116は画像入力装置101が撮影し、画像入力装置101内に記憶している画像データをPC102AのHDDに代表される記憶装置に転送するためのデータ転送用インタフェースである。データ転送用インタフェース116は、ユニバーサルシリアルバス(USB)、IEEE1394に代表される有線インタフェース、または、IrDA、Bluetoothに代表される無線インタフェースのどちらでもよい。
【0026】
尚、画像入力装置101はPC102AにインストールされているOSまたは専用のソフトウエアからの命令で、画像入力装置101内の情報記憶装置に格納されている画像データを、フォトサイト105へ一括転送する。あるいは、画像入力装置101が送信した転送コマンドで、PC102AのOS又は専用のソフトウエアが、PC102Aの記憶装置(例えば、HD709)に画像データ記録領域を確保し、画像入力装置101から転送された画像データの当該記憶装置内への書き込みを行い、更に、画像データをフォトサイト105へ転送してもよい。
【0027】
105は、PC102Aから受信した画像データを保管したり、保管された画像データをユーザに閲覧させたり、保管された画像データを後述するプリントサイト109へ転送して印刷物を提供させるサービスを行うフォトサイトである。フォトサイト105は、ユーザPC102Aから受信した画像データを記憶する画像データベース(DB)117、フォトサイト105の利用者として登録されたユーザの属性情報や、記憶された画像データの属性情報や、後述するプリントサイト109の属性情報などを記憶する情報データベース(DB)118、画像DB117に記憶されたユーザの画像データをユーザなどに閲覧させるための制御を行うフォトシェアリングモジュール106を含む。
【0028】
109は、フォトサイト105から転送された画像データを印刷処理して印刷物112を提供するプリントサイトを示す。プリントサイト109は、フォトサイト105から画像データやユーザのプリント注文を受信するためのモジュール(図示せず)を含み、画像データの印刷処理を行うプリンタ111に接続されている。画像データを処理して得られた印刷物112は、ユーザやユーザが指定した宛先に配送される。また、プリントサイト109は課金モジュール110によって、画像データの印刷見積り料金を計算する。尚、図1では、プリントサイト109は、プリントサイト109Aから109Cの3つ図示したが、プリントサイトの数はこれに限定されるものではない。
【0029】
尚、フォトサイト105やプリントサイト109は、図7とほぼ同様のハードウェア構成を有する複数のサーバ装置から構成され、各サーバ装置はサービスを提供するために必要な機能をそれぞれ実行する。また、
104はインターネットである。PC102A、フォトサイト105、プリントサイト109、インターネット104及び公衆通信回線や専用線を介して通信することができる。ここで、PC102A上では、Webブラウザが動作し、httpプロトコル等の標準プロトコルを用いて前記フォトサイト105にアクセスしてフォトサイト105を構成するサーバPCが管理するHTML、XML等の記述言語で作成された画像、音声等のマルチメディア情報とリンクされている情報を受信して表示する。これにより、PC102Aは、フォトサイト105が提供するサービスを通信インフラとしてインターネット104を介して受ける事ができる。
【0030】
尚、本実施形態では102Aをパーソナルコンピュータとして説明するが、Webブラウズ機能や、通信機能、表示機能などを備えた携帯電話機や携帯情報端末(PDA)、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、スキャナ、複写機などによっても同様に適用することができる。
【0031】
<PCからフォトサイトへの画像データのアップロード>
本実施形態において、画像入力装置101によって撮影された画像データをPC102Aからフォトサイト105にアップロードし、画像DB117に格納する手順について、図2を参照して詳細に説明する。
【0032】
ステップS201:
PC102Aが、フォトサイト105から受信した画面情報をブラウザ上に表示する。
【0033】
フォトサイト105のフォトシェアリングモジュール106は、サーバPC(図示せず)が管理するHTML、XML等の記述言語で作成された画像、音声等のマルチメディア情報とリンクされている情報、即ち、PC102Aの表示部に表示する画面情報をPC102Aへ送信する。
【0034】
この時、PC102Aの表示部706ではブラウザ表示がなされており、インターネット104によって情報転送が可能なhttpプロトコルなどの標準プロトコルを用いてフォトサイト105に接続され、フォトサイト105から受信した画面情報を当該ブラウザ上に表示している。ここでブラウザに表示される画面情報には、フォトサイト105で提供可能なサービスに関する情報が含まれているので、フォトサイト105は、インターネット104を介してPC102Aのユーザに各種サービスを提供することができる。
【0035】
ステップS202:
ステップS201において表示された画面情報に基づくユーザからの指示に従い、PC102Aからフォトサイト105に対して所望の画像データを送信する。
【0036】
PC102Aから送信された画像データは、フォトシェアリングモジュール106が受信する。PC102Aでは、ユーザからのユーザインタフェース707を介した指示入力に基づき、ブラウザに表示されたフォトサイト105からの情報に従って転送したい画像データを選択する。選択された画像データはPC102A上で画像転送を要求するアクションがあると、それに連動してフォトサイト105に転送される。あるいは、PC102Aは画像アップロード専用ソフトウエア等を用いて転送したい画像データを選択する。そして、選択された画像データは画像アップロード専用ソフトウエアによって自動的に転送される。いずれの場合も、httpやftpなどのインターネット104上で利用可能なプロトコルに基づいて転送が実行される。
【0037】
ステップS203、S204:
フォトシェアリングモジュール106はステップS202にて受信した画像データが、フォトサイト105内で使用可能なフォーマット(例えば、jpg,bmp,gif,pngなどに代表される画像フォーマットが含まれる。)のデータであるかチェックする。
【0038】
ステップS205:
ステップS203において当該フォトサイト105で利用可能であると判定された場合には、フォトシェアリングモジュール106は、ステップS202にて受信した画像データを画像DB117に格納する。更に、当該画像データの画像データIDなどの画像データ属性情報や、画像データを転送したユーザのユーザIDなどのユーザ属性情報等を情報DB118に格納する。尚、画像データは1つずつで管理されるようにしてもよいが、複数の画像データをアーカイブしたアルバムとして管理されるようにしてもよい。
【0039】
ステップS206:
フォトシェアリングモジュール106は、正常に画像データがアップロードされたことをPC102Aに通知する。以上のようにしてユーザによりフォトサイト105へアップロードされた画像は、フォトサイト105へアクセスしてPC102Aの表示部706のブラウザ上で参照することが可能である。
【0040】
ステップS207:
一方、ステップS203において、使用可能なフォーマットの画像データでないと判定された場合には、フォトシェアリングモジュール106は画像データをアップロードできない旨のエラー通知をユーザPC102Aに対して行う。
【0041】
<フォトサイトにアップロードされた画像データの印刷>
次に、本実施形態におけるフォトサイト105にアップロードされたユーザの画像データを印刷するサービスを行う手順について、図3を参照して詳細に説明する。また、同時に印刷の際にどのようにしてユーザの待ち時間を計測するのかも併せて説明する。図3は、本実施形態に対応する本発明の画像データを印刷する動作の一例を示すシーケンス図である。
【0042】
ステップS301:
ユーザの操作によりPC102Aの表示部706上でブラウザを起動してフォトサイト105にアクセスし、ブラウザ上で入力されたユーザIDを送信するとともに、画像DB117にアップロードされた画像データの閲覧を要求する。
【0043】
ステップS302:
フォトサイト105は、情報DB118や画像DB117を参照してPC102Aのブラウザに画像データを表示させるための表示データを送信する。
【0044】
ステップS303:
PC102Aは、ステップS302にてフォトサイト105から送信された表示データに基づいてブラウザに画像データを表示する。この時、ブラウザに表示される画像データは単一の画像データが逐次表示される場合や、複数の画像データが1つにアーカイブされたアルバムとしてまとめて表示される場合がある。
【0045】
ステップS304:
PC102Aは、ユーザインタフェース707を操作して、ブラウザに表示した画像データの中から印刷する画像データを選択する。尚、ここで、選択される画像データは単一の画像データ単位で選択される場合と、複数の画像データをアーカイブしたアルバム単位で選択される場合がある。
【0046】
ステップS305:
PC102Aは、ユーザインタフェース707の操作により、ブラウザ上に表示された印刷注文ボタンなどが押下(クリック)されたことによって、画像データの印刷注文をフォトサイト105へ通知する。
【0047】
ステップS306:
フォトサイト105は、提携するプリントサイト109A、109B、109Cに関する属性情報などをユーザPC102Aのブラウザに表示させるための表示データを送信する。尚、プリントサイト109の属性情報には、各プリントサイト109が提供できる印刷物の印刷媒体(年賀状、Tシャツ、マグカップなど)や、価格、納期等に関する情報が含まれており、当該属性情報は情報DB118に格納されている。
【0048】
ステップS307:
PC102Aは、ステップS306にてフォトサイト105から送信された表示データに基づいて、各プリントサイト109に関する属性情報をブラウザに表示する。ユーザは表示された各プリントサイト109の属性情報を考慮して印刷を注文したいプリントサイト109を選択することができる。
【0049】
ステップS308:
PC102Aは、ユーザの操作による入力装置の操作によってプリントサイト109を選択する。
【0050】
尚、フォトサイト105がプリントサイト109としても機能する場合や、フォトサイト105が1つのプリントサイト109とのみ提携している場合には、上記ステップS306〜ステップS308の手順を省略してもよい。
【0051】
以後、ユーザがプリントサイト109Aを選択したものと想定して説明するが、以下の内容はユーザがプリントサイト109B、プリントサイト109Cを選択した場合も同様に適用される。
【0052】
ステップS309:
PC102Aは、ユーザの操作に応じて選択されたプリントサイト109Aに対する印刷注文開始要求をフォトサイト105に対して送信する。
【0053】
ステップS310:
フォトサイト105は、プリントサイト109Aが注文処理、及び印刷に必要とするデータの不整合を防止するために、プリントサイト109Aに対して印刷要求を行う前に、注文に必要とされる各データをDB107・108から切り離した状態で保持・管理する必要がある。
【0054】
データを切り離した状態は、例えば、注文(注文 ID)とリンクされている別領域に画像データをコピーしたり、各データに対するリファレンスカウンタを導入したりすることによって実現される状態である。尚、本発明は必要なデータを切り離した状態で管理するという思想に特徴があって、切り離す方法自体(切り離す方法として何を採用するか)を特徴とするものではない。
【0055】
また、このステップS310における各データの切り離しに要する処理がユーザの待ち時間となるため、処理を始める段階で時間の計測を開始し、処理の終了後に経過時間と注文状況(注文された画像データ数など)とサーバの状況情報(負荷状態など)を各プリントサイト109と注文アイテムにリンクされた記憶先へ注文ごとに格納する。記憶先は、サーバ上のローカルディスクでも、DB107やDB108でも、オンラインで参照できる記憶媒体であれば構わない。また、各プリントサイト109を表すIDと注文アイテムを表すIDもデータとして処理時間と共に1つの記憶先へ格納する方法でもよい。
【0056】
更に、ステップS310では、記憶媒体に記憶された処理時間、注文状況及びサーバの状況情報に基づき後述する統計的な解析により、ユーザが現在行っている注文の注文開始に要する処理時間を予測する。この処理時間の予測は、注文が行われるプリントサイト以外の他のプリントサイトに対しても行い、各予想時間の比較を行う。そして、比較した中で最も時間を要すると予想されたプリントサイトの処理時間との差異だけ処理を一時停止させる。これにより、各プリントサイト109間における処理時間の差異を吸収する。
【0057】
ステップS311:
フォトサイト105はプリントサイト109Aに対してユーザからのプリント注文開始依頼があったことを通知する。このとき通知する情報にはステップS304でユーザが選択した印刷用画像データに関して、ステップS302でフォトサイト105がPC102Aに対して送信したブラウザ表示用画像へのURLを含む。このURLを利用することによってステップS313でブラウザに表示する画像に関しては、PC102Aのブラウザキャッシュを利用することができ画像データの転送時間を省略することが可能になる。なお、フォトサイト105がプリントサイト109Aを収容する場合、インターネット104を介して各種情報を通信する必要はない。
【0058】
ステップS312:
プリントサイト109Aはユーザが希望する印刷物のサイズや部数など、ユーザへ提供可能なサービスをユーザが選択可能に表示部706のブラウザに表示するための画面情報をPC102Aに対して送信する。
【0059】
ステップS313:
PC102Aは、プリントサイト109Aから送信された画面情報を元にプリント注文画面を表示部706のブラウザ上に表示する。プリント注文画面には、ステップS304にて選択された画像データのサムネイル画像が表示され、希望する印刷物のサイズや部数などを入力できるように構成されている。
【0060】
ステップS314:
PC102Aは、ユーザによるユーザインタフェース707の操作に応じて、プリント注文を行う各画像に対して印刷サービスの種類を決定(仮注文内容を決定)する。
【0061】
ステップS315:
PC102Aは、ユーザによるユーザインタフェース707の操作に応じて、ステップS314で決定された仮注文内容をプリントサイト109Aに対して送信することで、見積要求を行う。
【0062】
ステップS316:
プリントサイト109Aでは、課金モジュール110AがPC102Aからの送信された仮注文内容に基づいてプリント料金の見積を算出する。
【0063】
ステップS317:
プリントサイト109AはステップS315で受信した仮注文情報とステップS316で算出された見積金額をフォトサイト105に通知する。ただし、フォトサイト105がプリントサイト109Aを収容する場合、インターネット104を介して各種情報を通信する必要はない。
【0064】
ステップS318:
フォトサイト105は、ステップS317にて受信した見積もり価格に独自の割引や割増を加味して再び見積もり価格を計算する。ただし、フォトサイト105が独自の割引や割増を行わない場合には、この処理は省略される。
【0065】
ステップS319:
フォトサイト105はステップS318で算出された見積価格をPC102Aに送信する。
【0066】
ステップS320:
PC102AはステップS319でフォトサイト105から通知された見積価格を、ブラウザを利用して表示部706に表示する。
【0067】
ステップS321:
ユーザはステップS313にて通知された見積もり価格に基づいて、画像データの印刷注文を正式に依頼するかどうか判断する。
【0068】
ステップS322:
ステップS322でのユーザの判断に基づいてPC102Aはフォトサイト105に対して注文の可否を送信する。つまり、ユーザが依頼すると判断すれば、PC102Aは画像データの印刷依頼をフォトサイト105に通知し、ユーザが依頼しないと判断すれば、PC102Aは画像データの印刷を中止するようフォトサイト105に通知する。ユーザが依頼しない場合には、不図示であるが、フォトサイト105はプリント109Aに対してプリント注文が中止になったことを通知し処理を終了する。
【0069】
ステップS323:
フォトサイト105は、ステップS314にてユーザPC102Aから印刷注文を正式に依頼されれば、課金手段(図示せず)が課金・決済処理を行う。ここで行われる課金決済処理は、具体的には、フォトサイト105がネットワークを介した通信や電話回線を介した通信などによって、銀行やクレジット会社など外部の金融機関に決済を依頼する処理である。
【0070】
なお、ステップS323では、フォトサイト105は外部の機関に決済を依頼するのではなく、フォトサイト105が内部の決済モジュール(図示せず)によって決済を行う処理であってもよい。
【0071】
また、ステップS323では、フォトサイト105ではなく、プリントサイト109が課金処理を実行するようにしてもよい。この場合は、プリントサイト109はフォトサイト105のプリントステータス通知用のCommon Gateway Interface(CGI)のURLを必要な引数とともに呼び出すことにより、決済が確認できたことをフォトサイト105に通知する。
【0072】
ステップS324:
ステップS323での課金処理の結果、外部の金融機関などから決済の確認がとれれば、フォトサイト105は正式なプリント注文情報を生成しプリントサイト109Aに送信する。正式なプリント注文情報には、正式にプリントを依頼する旨を示す情報やステップS316にて計算された見積もり価格に関する情報が含まれる。
【0073】
ステップS325:
プリントサイト109Aは、ステップS324にてフォトサイト105から送信された正式なプリント注文情報に基づいて、プリントアウトに必要な画像データ取得できるようにフォトサイト105に依頼する。
【0074】
ステップS326:
フォトサイト105はステップS325の要求に基づいて画像DB117から印刷用画像を取得し、プリントサイト109Aに送信する。
【0075】
ステップS327:
プリントサイト109Aは、ステップS326にて獲得された画像データ及びステップS324にて受信した正式なプリント注文情報に基づいて、プリンタ111Aを用いて画像データを紙やTシャツ、マグカップなどにプリントアウトし、印刷物112Aを得る。
【0076】
ステップS328:
プリントサイト109Aは、ステップS324にて受信した正式なプリント注文情報に基づいて、ステップS327にて得られた印刷物112Aを指定された配送先に運送するよう指示する。
【0077】
尚、ユーザがフォトサイト105にアップロードした画像データは、ユーザに許可された第3者もフォトサイト105にアクセスすることによって閲覧することができる。また、第3者はユーザからの許可があれば、ユーザと同様にして閲覧した画像データを印刷注文することもできる。
【0078】
<測定した時間の統計的手法による解析>
上記の注文ステップS310で記憶媒体に記憶された各種情報を、以下で説明する統計的な手法で解析を行う。解析を行うマシンはフォトサイト105を構成しているサーバでも、別のマシンでも構わない。
【0079】
本発明で用いる統計的な解析方法は、重回帰分析に代表される複数の数量変数から一つの数量変数を予測するモデルを想定している。尚、以下では統計的な解析手法を重回帰分析として説明するが、本発明は複数の数量変数から一つの数量変数を予測するモデルを構築できる統計的な解析手法であればよく、解析手法を限定するものではない。
【0080】
以下では、実際にどのようして統計的解析手法である重回帰分析を用いて、上記ステップS310で測定した処理時間をはじめとする各データを解析するかを説明する。
【0081】
まず、上記ステップS310の処理時間に起因するであろう要因をそれぞれ 変数Xi (i = 1,2,….p) とし、各変数にかけられる重み(偏回帰係数)biおよび定数項b0を用いて、処理時間の予測値Y^は以下の数式で表される。
【0082】
【数1】
Y^=b0+b1X1+b2X2+ΛbpXp
【0083】
本実施形態においては、処理に起因する要因を注文に必要な画像データ数と処理を行うサーバの負荷を示す値の2値(p = 2)であるとして説明するが、要因となる数の上限が本発明を限定するものではない。なぜならば、要因とは考えられない要素を取り入れた場合においても、数1は要素の重み付けの和の形になっているため、その数式の性質上、解析結果に影響があると判断できないような要素の係数(重み)はほぼ0になるため、その要素は解析結果に影響しないことになるためである。
【0084】
ここで、上記の例を数式で表すと注文に必要な画像データの枚数をX1、サーバの負荷を示す値(ロードアベレージ等)をX2、とすると数1は以下の数2のように定義される。
【0085】
【数2】
Y^=b0+b1X1+b2X2
【0086】
上記の数2に従ってプリントサイト109と注文アイテムごとに計測したデータの解析を行い、各要素に対する偏回帰係数及び定数項を決定する。解析方法は数学で一般的な偏回帰係数の求め方に従うものとする。そして、解析された各偏回帰係数をプリントサイト105の情報DB118に図4のような偏回帰係数テーブル400のように登録する。
【0087】
偏回帰係数テーブル400には各プリントサイト109を識別するためのID401、各プリントサイト109が提供するアイテム(サービス)を特定するID402、各偏回帰係数403・404・405、がそれぞれ設定される。各偏回帰係数403・404・405の初期値は、テスト段階などにおける実測値を利用して予め決定する。
【0088】
また、各プリントサイト109を識別するためのID401は、図5にあるプリントサイト管理テーブル500により管理され、各アイテムを特定するID402は、図6にあるアイテム管理テーブル600により管理されている。
【0089】
<解析結果を用いた待ち時間の予測、及び時間差の解消>
フォトサイト105で各プリントサイト109のあるアイテムIDを持つアイテムに対する注文ステップ(S310)の処理において、上記の統計的な解析により算出された各偏回帰係数と、現在注文されている画像データの枚数X1と、サーバの負荷を示す値X2とを数2に適用することで、ユーザが現在行っている注文の注文開始に要する処理時間を予測することができる。
【0090】
次に、上記と同様な処理時間の予想を、他のプリントサイトの同じアイテムIDを持つアイテムに対しても行い、算出された処理に要する予想時間の比較を行う。そして、比較した中で最も時間を要すると予想されたプリントサイトの処理時間との差異だけ処理を一時停止させることで、各プリントサイト109間における処理時間の差異を吸収することができる。
【0091】
基準となる時間を上記の例では最も処理時間を要するものとしたが、処理の平均時間であっても構わない。この場合には、平均時間を超えると予想された処理に関しては、上記の一時停止の処理は当然行わない。
【0092】
また、処理を一時停止させる方法としては、プログラム中に差異時間だけスリープ処理を割り込ませることで実現できるが、本発明では一時停止する手段を問うものではない。
【0093】
基準となる時間を最も処理時間を要するものとした場合、その予想された時間がアイテムIDを管理する図6のアイテム管理テーブル600の該当アイテムに対する最大許容時間603を超える場合が出てくる。このような場合、ユーザの待ち時間として適切ではないと判断し、一時停止を行う時間の上限をこの最大許容時間までとする。
【0094】
また、この上限の基準となる時間を図6のアイテム管理テーブル600に登録されている最大許容時間603の値としても良いし、または、ユーザによる設定を許可して、現在の注文処理で予想されている時間の何割増しかに設定することもできる。ただし、現在の注文処理で予想された間が既に最大許容時間を超えている場合には、ユーザによる上記設定は無効となる。
【0095】
以下で、図4の偏回帰係数テーブル400に登録されている各数値例を使用して、上記の計算方法についての具体的な例を示す。ここでは、フォトサイト105からプリントサイトID=1のプリントサイト109AのアイテムID=1の商品に対して注文が行われたと仮定する。更に、注文された画像データ数が30、注文処理を行うサーバの負荷を示す数値を0.5とする。即ち、、画像データの枚数X1=30、サーバの負荷を示す値X2=0.5となる。
【0096】
以上の条件において、処理時間の予測値Y^は、偏回帰係数テーブル400の該当行の各偏回帰係数403・404・405を上述の数2に当てはめ、それぞれX1に30、X2に0.5を代入することで求めることができる。
【0097】
この結果、プリントサイトID=1について、60秒の処理時間を要すると予想される。更に、プリントサイト109B及び109Cについても、同様にして処理時間の予測値を求めると、それぞれ、75秒、60秒を要すると予想される。上記仮定における注文では、60秒の処理時間を要すると予想されているので、この60秒という数値を他の予測値と比較する。ここでは、プリントサイトID=2であるプリントサイト109Bの処理時間として予想される75秒が最高である。
【0098】
また、この数値は図6のアイテム管理テーブル600のサービスID=1に該当する行に登録されている最大許容時間の100秒よりも小さいため、75秒をこの注文処理に要する最大値としてよい。以上の条件より、最終的に比較対象となる数値は75秒となり、システムはユーザが現在プリントサイト109Aで行っている注文ステップS310において、予測差の15秒間処理を一時停止することにより、他プリントサイトとの時間の差異を吸収し、概ね処理時間を一定にすることが可能になる。
【0099】
以下、ステップS310における処理の一例を図8のフローチャートを参照して改めて説明する。
【0100】
ステップS801:
フォトサイト105は、まずプリンタサイト109Aについて、上述の数2を利用して、ユーザからの印刷要求に含まれる画像データの枚数に基づいて、画像データの切り離し処理に要する処理時間(Ta)を予測する。
【0101】
ステップS802:
フォトサイト105は、プリンタサイト109B及び109Cについて、同様にして、ユーザからの印刷要求に含まれる画像データの枚数に基づいて、画像データの切り離し処理に要する処理時間(Tb、Tc)を予測する。
【0102】
ステップS803:
ステップS801及び802において予測した処理時間Ta、Tb、Tcの比較を行い、最大値(Tmax)を決定する。
【0103】
ステップS804:
ステップS803において決定した最大値が、図6に示す最大許容時間(Tth)を越えるかどうかを判定する。
【0104】
ステップS805:
最大値が最大許容時間を超えない場合には、最大値とTaとの差分を算出する。
【0105】
ステップS806:
最大値が最大許容時間を超える場合には、最大許容時間とTaとの差分を算出する。
【0106】
ステップS807:
ステップS805又は806において算出した差分に基づいて、フォトサイト105における切り離し処理を一時停止(遅延、あるいは抑制)する。
【0107】
ステップS808:
差分に基づく時間の経過後、画像データの切り離し処理を実行する。その際、処理に要する時間を測定する。
【0108】
ステップS809:
切り離し処理の終了後、測定した処理時間、注文情報、状況情報を、プリントサイト109Aと関連づけて、上述の所定の記憶媒体に格納する。
【0109】
ステップS810:
所定の記憶媒体に格納された各種情報に基づいて、統計的解析処理を実行して、上記の偏回帰係数及び定数項を算出する。即ち、新たに実行された切り離し処理により、数2に利用する係数値を更新する。
【0110】
以上で説明したように、本発明では各プリントサイトで注文処理が開始されるまでのユーザの待ち時間となる処理時間を測定し、その測定結果を統計的な手法で解析することによって、各プリントサイトに要するユーザの待ち時間を起因する要因から算出する。そして、この算出した時間に従って、各プリントサイト間でのユーザの待ち時間の差異を解消し、概ね一定に調節することで、各プリントサイトのビジネス条件の差異を吸収し、均一化することが可能になる。
【0111】
また、定期的に実運用下における実データを取得し、その統計的な解析結果を運用面へとフィードバックさせているため、運用サービスの現状・変化に応じた設定を反映することも可能になる。
【0112】
よって、ユーザは主にプリントサイトが提供するサービスの品質に基づいて、以来を行うプリントサイトを選択することが可能となり、ユーザがサービス品質を主体的に選択できるという本来の利益を確保できる。
【0113】
また、待ち時間を均一化することにより、待ち時間の差異に基づくユーザのストレス軽減し、安易に待ち時間の短い一部のサイトへの要求が集中することを防止して、負荷の分散をはかって、印刷サービスシステムの運用効率の低下を防止できる。
【0114】
さらに、サービスの向上に基づきユーザに与える待ち時間がある程度緩衝されるので、より高いサービス内容・質を提供しようとする動機付けが失われることなく、プリントサイトにおけるサービス品質の向上が期待できる。
【0115】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、各プリントサイトで注文処理が開始されるまでのユーザの待ち時間の差異を調節して、各プリントサイトのビジネス条件の差異を吸収・均一化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるシステムの一例を示す構成図である。
【図2】本発明の実施形態に対応する、PC102Aから画像データをフォトサイト105へアップロードする処理の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態に対応する、画像データを印刷する処理の一例のシーケンスを示す図である。
【図4】本発明におけるプリントサイトIDとサービスIDと関連づけられた各偏回帰係数を格納するテーブルの一例を示す図である。
【図5】本発明におけるプリントサイトIDとプリントサイト名を管理するテーブルの一例を示す図である。
【図6】本発明におけるサービスIDとサービス名を管理するテーブルの一例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に対応する情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施形態に対応する処理のフローチャートである。
【発明の属する技術分野】
本発明はユーザの持つ画像に関する電子データをインターネット等の通信環境を用いて接続されたサーバ上に保管し、プリントインフラを提供している別のサーバに対して印刷注文を行うことにより印刷物をユーザに提供するための情報提供サービスシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信インフラの整備及び情報通信技術の発展により、インターネットを利用した情報提供サービス及び情報利用サービスが可能となった。特に、テキストデータ、画像データ、音声データ等全てのデータがデジタル化されたマルチメディア環境での、情報の共有、情報の提供が可能となり、インターネットを介して多くの情報提供サービスが誕生している。
【0003】
中でも、インターネット上のサーバの所定の記憶領域に顧客がデジタルカメラなどの画像入力機器で撮影した画像データを格納し、その画像データを顧客が任意に閲覧できるようなサービスを提供するアプリケーションサービスプロバイダ(以後フォトサイトと呼ぶことにする)や、インターネットを利用して年賀状データやワープロ文書、画像などの電子ドキュメントを受付け、当該受付けたデータを利用して印刷物をプリントアウトして商品として提供するプリントサービスプロバイダ(以後プリントサイトと呼ぶ)が登場している。
【0004】
上記フォトサイトの中には、プリントサービスまでを独自に提供しているものもあるが、独自にはプリントインフラの構築は行わず、様々なプリントサービスを提供できるプリントサイトと提携してプリントサイトに対して印刷を依頼するフォトサイトも存在する(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−290627号公報
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなフォトサイトとプリントサイトとが連携を行いながら印刷サービスを提供するシステムでは、フォトサイトからプリントサイトへ印刷要求がなされた後は、印刷詳細情報の設定や見積もり処理や決済処理などの一連の処理がプリントサイトの制御下に委ねられることがある。
【0006】
このようなサービス形態では、注文処理及び印刷(生産)のためにプリントサイトが必要とするデータを、フォトサイト側から提供する必要がある。そして、プリントサイトに提供されるそれらのデータは、ユーザからフォトサイトへ印刷要求がなされた後、プリントサイトでの注文処理が開始されるまでに、フォトサイトの持つデータとは切り離して準備されなければならない。
【0007】
このようにフォトサイトの持つデータとは切り離して準備する理由は、ユーザがプリントサイトで注文処理を行うのと同時に、フォトサイト側で注文処理に使用した画像データを編集・改編してしまうことがあるためである。例えば、ユーザがフォトサイトにアップロードした所定の画像の印刷処理を注文した後、当該注文対象の画像が不要となったと判断して削除してしまったり、何らかの編集を加えてしまう場合がある。このような状況では、プリントサイト側に送信する画像データをフォトサイトで管理されているデータと切り離しておかないと、ユーザから印刷注文を受けた画像自体がフォトサイト側に存在しなくなるために印刷処理が行えい、あるいは、印刷処理結果が注文時に想定された内容とは異なるものとなってしまう、と言った不都合が生ずる。
【0008】
そこで、プリントサイトに提供するデータをフォトサイトの持つのデータとは切り離して準備することにより、両サイト間のデータの不整合が生ずることを防止している。
【0009】
上記の準備には、フォトサイトへ印刷要求がなされてからプリントサイトでの注文処理が開始されるまでに、一定の処理時間を要することになる。通常この処理時間は準備するデータの量、つまりプリントサイトが注文処理及び印刷(生産)に必要なデータ量に主に依存することになる。
【0010】
上記準備のための処理時間中も、データの不整合を防止するためにはユーザへの操作を許諾しないことが好ましい。そこで、ユーザはこの処理時間中に注文処理を行えないようになっている。この注文処理が行えない期間は、ユーザ側からみれば待ち時間となってしまう。また、プリントサイトの扱うサービスの種類に応じてサービスの実行に必要とされるデータ量が必然的に異なるため、フォトサイトへ印刷要求がなされてからプリントサイトでの注文処理が開始されるまでの時間(この時間は、ユーザ側から見れば待ち時間に相当)にプリントサイト間で差異が生じることになってしまう。
【0011】
この時間的な差異は、本来プリントサイトのサービス内容及び質とは関係がなく、時間的な差異が大きいためにサービス品質が劣るというものではない。むしろ、プリントサイトがより高いサービス内容・質を提供するためには多くの情報が必要であるために、結果として注文開始までにユーザに多大な待ち時間というストレスを与えてしまう。このような表面的なデメリットは、プリントサイトにとってビジネス的なチャンスを失わせる原因にもなりかねない。
【0012】
また、待ち時間が少ないプリントサイトへの印刷要求が集中することになれば、印刷要求が集中したサイトにおける処理効率が著しく低下してしまう。このような事態は、印刷要求を複数のプリントサイトに分散して処理効率を向上させようとした印刷サービスシステムの意義が失われてしまう。
【0013】
さらに、サービス品質が低くてもユーザに対して待ち時間を与えないことにプライオリティが置かれることとなれば、より高いサービス内容・質を提供しようとする動機付けが失われ、サービス提供者は低品質のプリントサイトばかりになってしまう。その結果として、本来であればより高い品質のサービスを受けられるはずのユーザの利益が失われてしまうという問題がある。
【0014】
そこで、本発明は、各プリントサイトで注文処理が開始されるまでのユーザの待ち時間の差異を解消し、概ね一定に調節できることで、各プリントサイトのビジネス条件の差異を吸収・均一化するシステムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するための本発明は、具体的に、ネットワークに接続され、印刷サービスを提供可能な複数のプリントサーバとの間で、相互に通信をしながら画像データの印刷要求を行うサーバであって、前記複数のプリントサーバのうち第1のプリントサーバへ印刷要求を行うために必要な処理に要する第1の時間を算出する第1の算出手段と、前記印刷要求を前記複数のプリントサーバのうち第1のプリントサーバ以外へ行うために必要な処理に要する第2の時間を算出する第2の算出手段と、前記第1の算出手段と第2の算出手段とで算出された時間のうち最大値と前記第1の時間との差分を算出する差分算出手段と、前記算出された差分に応じて、前記第1のプリントサーバへ印刷要求を行うために必要な処理の実行を抑制する抑制手段とを備える。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】
<システムの構成>
図1は、本実施形態におけるサービスを実施するためのシステムの構成を示す図である。
【0018】
101は画像入力装置である。例えば、静止画を撮影し画像データとして記録できるデジタルスチルカメラ、および、動画を撮影し、動画像データとして記録できるデジタルビデオカメラ等が挙げられる。画像入力装置101はイメージ情報である光学像を電気信号に変換し、所定の画像処理をした後、デジタル情報として、メモリカード等の情報記憶装置に記録し、再生することが可能である。
【0019】
102は、情報処理装置であり、以下に記載する本実施形態では情報処理装置102をパーソナルコンピュータ(PC)として説明する。PCとしての情報処理装置の構成の一例を図7に示すとおりである。
【0020】
図7は、本実施形態での機能を実現するソフトウェアプログラムを動作させる構成の一例を示したものである。情報処理装置102は、CPU701と、ROM702と、RAM703と、ハードディスク(HD)709及びフロッピー(登録商標)ディスク(FD)710のディスクコントローラ(DC)705と、表示部706、ユーザインタフェース707と、ネットワークインタフェースカード(NIC)708とが、システムバス704を介して互いに通信可能に接続された構成としている。そして、システムバス704が、図1に示したインターネット104とネットワークインタフェースカード706を介して接続される。
【0021】
CPU701は、ROM702あるいはHD709に記憶されたソフトウェア、あるいはFD710より供給されるソフトウェアを実行することで、システムバス704に接続された各構成部を統括的に制御する。
【0022】
すなわち、CPU701は、本実施形態にて説明する処理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM702、あるいはHD709、あるいはFD710から読み出して実行することで、本実施形態での動作を実現するための制御を行う。RAM703は、CPU701の主メモリあるいはワークエリア等として機能する。
【0023】
DC705は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、および本実施形態における上記処理プログラム等を記憶するHD709、およびFD710とのアクセスを制御する。表示部706は、フォトサイト105等から取得した画面情報をブラウザに表示するための表示手段であって、例えば液晶ディスプレイやCRTディスプレイにより構成される。ユーザインタフェースは、表示部706の表示内容に基づくPC102のユーザからの入力を受け付けるための入力手段であって、例えばキーボードやマウス、ポインティングデバイスなどで構成される。NIC708は、インターネット104を通じてフォトサイト105と、所定の通信プロトコルを用いて相互にデータのやり取りをする。
【0024】
図1では、情報処理装置102として102Aと102Bとが示されているが、これはあくまで例示であって、インターネット104へ接続される情報処理装置は102A及び102Bの2つに限定されるものではない。本実施形態の以下における説明では、主として画像入力装置101が接続される102Aを取り上げるが、102Aについての記載した内容は、他の情報処理装置にも当然に適用可能である。
【0025】
116は画像入力装置101が撮影し、画像入力装置101内に記憶している画像データをPC102AのHDDに代表される記憶装置に転送するためのデータ転送用インタフェースである。データ転送用インタフェース116は、ユニバーサルシリアルバス(USB)、IEEE1394に代表される有線インタフェース、または、IrDA、Bluetoothに代表される無線インタフェースのどちらでもよい。
【0026】
尚、画像入力装置101はPC102AにインストールされているOSまたは専用のソフトウエアからの命令で、画像入力装置101内の情報記憶装置に格納されている画像データを、フォトサイト105へ一括転送する。あるいは、画像入力装置101が送信した転送コマンドで、PC102AのOS又は専用のソフトウエアが、PC102Aの記憶装置(例えば、HD709)に画像データ記録領域を確保し、画像入力装置101から転送された画像データの当該記憶装置内への書き込みを行い、更に、画像データをフォトサイト105へ転送してもよい。
【0027】
105は、PC102Aから受信した画像データを保管したり、保管された画像データをユーザに閲覧させたり、保管された画像データを後述するプリントサイト109へ転送して印刷物を提供させるサービスを行うフォトサイトである。フォトサイト105は、ユーザPC102Aから受信した画像データを記憶する画像データベース(DB)117、フォトサイト105の利用者として登録されたユーザの属性情報や、記憶された画像データの属性情報や、後述するプリントサイト109の属性情報などを記憶する情報データベース(DB)118、画像DB117に記憶されたユーザの画像データをユーザなどに閲覧させるための制御を行うフォトシェアリングモジュール106を含む。
【0028】
109は、フォトサイト105から転送された画像データを印刷処理して印刷物112を提供するプリントサイトを示す。プリントサイト109は、フォトサイト105から画像データやユーザのプリント注文を受信するためのモジュール(図示せず)を含み、画像データの印刷処理を行うプリンタ111に接続されている。画像データを処理して得られた印刷物112は、ユーザやユーザが指定した宛先に配送される。また、プリントサイト109は課金モジュール110によって、画像データの印刷見積り料金を計算する。尚、図1では、プリントサイト109は、プリントサイト109Aから109Cの3つ図示したが、プリントサイトの数はこれに限定されるものではない。
【0029】
尚、フォトサイト105やプリントサイト109は、図7とほぼ同様のハードウェア構成を有する複数のサーバ装置から構成され、各サーバ装置はサービスを提供するために必要な機能をそれぞれ実行する。また、
104はインターネットである。PC102A、フォトサイト105、プリントサイト109、インターネット104及び公衆通信回線や専用線を介して通信することができる。ここで、PC102A上では、Webブラウザが動作し、httpプロトコル等の標準プロトコルを用いて前記フォトサイト105にアクセスしてフォトサイト105を構成するサーバPCが管理するHTML、XML等の記述言語で作成された画像、音声等のマルチメディア情報とリンクされている情報を受信して表示する。これにより、PC102Aは、フォトサイト105が提供するサービスを通信インフラとしてインターネット104を介して受ける事ができる。
【0030】
尚、本実施形態では102Aをパーソナルコンピュータとして説明するが、Webブラウズ機能や、通信機能、表示機能などを備えた携帯電話機や携帯情報端末(PDA)、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、スキャナ、複写機などによっても同様に適用することができる。
【0031】
<PCからフォトサイトへの画像データのアップロード>
本実施形態において、画像入力装置101によって撮影された画像データをPC102Aからフォトサイト105にアップロードし、画像DB117に格納する手順について、図2を参照して詳細に説明する。
【0032】
ステップS201:
PC102Aが、フォトサイト105から受信した画面情報をブラウザ上に表示する。
【0033】
フォトサイト105のフォトシェアリングモジュール106は、サーバPC(図示せず)が管理するHTML、XML等の記述言語で作成された画像、音声等のマルチメディア情報とリンクされている情報、即ち、PC102Aの表示部に表示する画面情報をPC102Aへ送信する。
【0034】
この時、PC102Aの表示部706ではブラウザ表示がなされており、インターネット104によって情報転送が可能なhttpプロトコルなどの標準プロトコルを用いてフォトサイト105に接続され、フォトサイト105から受信した画面情報を当該ブラウザ上に表示している。ここでブラウザに表示される画面情報には、フォトサイト105で提供可能なサービスに関する情報が含まれているので、フォトサイト105は、インターネット104を介してPC102Aのユーザに各種サービスを提供することができる。
【0035】
ステップS202:
ステップS201において表示された画面情報に基づくユーザからの指示に従い、PC102Aからフォトサイト105に対して所望の画像データを送信する。
【0036】
PC102Aから送信された画像データは、フォトシェアリングモジュール106が受信する。PC102Aでは、ユーザからのユーザインタフェース707を介した指示入力に基づき、ブラウザに表示されたフォトサイト105からの情報に従って転送したい画像データを選択する。選択された画像データはPC102A上で画像転送を要求するアクションがあると、それに連動してフォトサイト105に転送される。あるいは、PC102Aは画像アップロード専用ソフトウエア等を用いて転送したい画像データを選択する。そして、選択された画像データは画像アップロード専用ソフトウエアによって自動的に転送される。いずれの場合も、httpやftpなどのインターネット104上で利用可能なプロトコルに基づいて転送が実行される。
【0037】
ステップS203、S204:
フォトシェアリングモジュール106はステップS202にて受信した画像データが、フォトサイト105内で使用可能なフォーマット(例えば、jpg,bmp,gif,pngなどに代表される画像フォーマットが含まれる。)のデータであるかチェックする。
【0038】
ステップS205:
ステップS203において当該フォトサイト105で利用可能であると判定された場合には、フォトシェアリングモジュール106は、ステップS202にて受信した画像データを画像DB117に格納する。更に、当該画像データの画像データIDなどの画像データ属性情報や、画像データを転送したユーザのユーザIDなどのユーザ属性情報等を情報DB118に格納する。尚、画像データは1つずつで管理されるようにしてもよいが、複数の画像データをアーカイブしたアルバムとして管理されるようにしてもよい。
【0039】
ステップS206:
フォトシェアリングモジュール106は、正常に画像データがアップロードされたことをPC102Aに通知する。以上のようにしてユーザによりフォトサイト105へアップロードされた画像は、フォトサイト105へアクセスしてPC102Aの表示部706のブラウザ上で参照することが可能である。
【0040】
ステップS207:
一方、ステップS203において、使用可能なフォーマットの画像データでないと判定された場合には、フォトシェアリングモジュール106は画像データをアップロードできない旨のエラー通知をユーザPC102Aに対して行う。
【0041】
<フォトサイトにアップロードされた画像データの印刷>
次に、本実施形態におけるフォトサイト105にアップロードされたユーザの画像データを印刷するサービスを行う手順について、図3を参照して詳細に説明する。また、同時に印刷の際にどのようにしてユーザの待ち時間を計測するのかも併せて説明する。図3は、本実施形態に対応する本発明の画像データを印刷する動作の一例を示すシーケンス図である。
【0042】
ステップS301:
ユーザの操作によりPC102Aの表示部706上でブラウザを起動してフォトサイト105にアクセスし、ブラウザ上で入力されたユーザIDを送信するとともに、画像DB117にアップロードされた画像データの閲覧を要求する。
【0043】
ステップS302:
フォトサイト105は、情報DB118や画像DB117を参照してPC102Aのブラウザに画像データを表示させるための表示データを送信する。
【0044】
ステップS303:
PC102Aは、ステップS302にてフォトサイト105から送信された表示データに基づいてブラウザに画像データを表示する。この時、ブラウザに表示される画像データは単一の画像データが逐次表示される場合や、複数の画像データが1つにアーカイブされたアルバムとしてまとめて表示される場合がある。
【0045】
ステップS304:
PC102Aは、ユーザインタフェース707を操作して、ブラウザに表示した画像データの中から印刷する画像データを選択する。尚、ここで、選択される画像データは単一の画像データ単位で選択される場合と、複数の画像データをアーカイブしたアルバム単位で選択される場合がある。
【0046】
ステップS305:
PC102Aは、ユーザインタフェース707の操作により、ブラウザ上に表示された印刷注文ボタンなどが押下(クリック)されたことによって、画像データの印刷注文をフォトサイト105へ通知する。
【0047】
ステップS306:
フォトサイト105は、提携するプリントサイト109A、109B、109Cに関する属性情報などをユーザPC102Aのブラウザに表示させるための表示データを送信する。尚、プリントサイト109の属性情報には、各プリントサイト109が提供できる印刷物の印刷媒体(年賀状、Tシャツ、マグカップなど)や、価格、納期等に関する情報が含まれており、当該属性情報は情報DB118に格納されている。
【0048】
ステップS307:
PC102Aは、ステップS306にてフォトサイト105から送信された表示データに基づいて、各プリントサイト109に関する属性情報をブラウザに表示する。ユーザは表示された各プリントサイト109の属性情報を考慮して印刷を注文したいプリントサイト109を選択することができる。
【0049】
ステップS308:
PC102Aは、ユーザの操作による入力装置の操作によってプリントサイト109を選択する。
【0050】
尚、フォトサイト105がプリントサイト109としても機能する場合や、フォトサイト105が1つのプリントサイト109とのみ提携している場合には、上記ステップS306〜ステップS308の手順を省略してもよい。
【0051】
以後、ユーザがプリントサイト109Aを選択したものと想定して説明するが、以下の内容はユーザがプリントサイト109B、プリントサイト109Cを選択した場合も同様に適用される。
【0052】
ステップS309:
PC102Aは、ユーザの操作に応じて選択されたプリントサイト109Aに対する印刷注文開始要求をフォトサイト105に対して送信する。
【0053】
ステップS310:
フォトサイト105は、プリントサイト109Aが注文処理、及び印刷に必要とするデータの不整合を防止するために、プリントサイト109Aに対して印刷要求を行う前に、注文に必要とされる各データをDB107・108から切り離した状態で保持・管理する必要がある。
【0054】
データを切り離した状態は、例えば、注文(注文 ID)とリンクされている別領域に画像データをコピーしたり、各データに対するリファレンスカウンタを導入したりすることによって実現される状態である。尚、本発明は必要なデータを切り離した状態で管理するという思想に特徴があって、切り離す方法自体(切り離す方法として何を採用するか)を特徴とするものではない。
【0055】
また、このステップS310における各データの切り離しに要する処理がユーザの待ち時間となるため、処理を始める段階で時間の計測を開始し、処理の終了後に経過時間と注文状況(注文された画像データ数など)とサーバの状況情報(負荷状態など)を各プリントサイト109と注文アイテムにリンクされた記憶先へ注文ごとに格納する。記憶先は、サーバ上のローカルディスクでも、DB107やDB108でも、オンラインで参照できる記憶媒体であれば構わない。また、各プリントサイト109を表すIDと注文アイテムを表すIDもデータとして処理時間と共に1つの記憶先へ格納する方法でもよい。
【0056】
更に、ステップS310では、記憶媒体に記憶された処理時間、注文状況及びサーバの状況情報に基づき後述する統計的な解析により、ユーザが現在行っている注文の注文開始に要する処理時間を予測する。この処理時間の予測は、注文が行われるプリントサイト以外の他のプリントサイトに対しても行い、各予想時間の比較を行う。そして、比較した中で最も時間を要すると予想されたプリントサイトの処理時間との差異だけ処理を一時停止させる。これにより、各プリントサイト109間における処理時間の差異を吸収する。
【0057】
ステップS311:
フォトサイト105はプリントサイト109Aに対してユーザからのプリント注文開始依頼があったことを通知する。このとき通知する情報にはステップS304でユーザが選択した印刷用画像データに関して、ステップS302でフォトサイト105がPC102Aに対して送信したブラウザ表示用画像へのURLを含む。このURLを利用することによってステップS313でブラウザに表示する画像に関しては、PC102Aのブラウザキャッシュを利用することができ画像データの転送時間を省略することが可能になる。なお、フォトサイト105がプリントサイト109Aを収容する場合、インターネット104を介して各種情報を通信する必要はない。
【0058】
ステップS312:
プリントサイト109Aはユーザが希望する印刷物のサイズや部数など、ユーザへ提供可能なサービスをユーザが選択可能に表示部706のブラウザに表示するための画面情報をPC102Aに対して送信する。
【0059】
ステップS313:
PC102Aは、プリントサイト109Aから送信された画面情報を元にプリント注文画面を表示部706のブラウザ上に表示する。プリント注文画面には、ステップS304にて選択された画像データのサムネイル画像が表示され、希望する印刷物のサイズや部数などを入力できるように構成されている。
【0060】
ステップS314:
PC102Aは、ユーザによるユーザインタフェース707の操作に応じて、プリント注文を行う各画像に対して印刷サービスの種類を決定(仮注文内容を決定)する。
【0061】
ステップS315:
PC102Aは、ユーザによるユーザインタフェース707の操作に応じて、ステップS314で決定された仮注文内容をプリントサイト109Aに対して送信することで、見積要求を行う。
【0062】
ステップS316:
プリントサイト109Aでは、課金モジュール110AがPC102Aからの送信された仮注文内容に基づいてプリント料金の見積を算出する。
【0063】
ステップS317:
プリントサイト109AはステップS315で受信した仮注文情報とステップS316で算出された見積金額をフォトサイト105に通知する。ただし、フォトサイト105がプリントサイト109Aを収容する場合、インターネット104を介して各種情報を通信する必要はない。
【0064】
ステップS318:
フォトサイト105は、ステップS317にて受信した見積もり価格に独自の割引や割増を加味して再び見積もり価格を計算する。ただし、フォトサイト105が独自の割引や割増を行わない場合には、この処理は省略される。
【0065】
ステップS319:
フォトサイト105はステップS318で算出された見積価格をPC102Aに送信する。
【0066】
ステップS320:
PC102AはステップS319でフォトサイト105から通知された見積価格を、ブラウザを利用して表示部706に表示する。
【0067】
ステップS321:
ユーザはステップS313にて通知された見積もり価格に基づいて、画像データの印刷注文を正式に依頼するかどうか判断する。
【0068】
ステップS322:
ステップS322でのユーザの判断に基づいてPC102Aはフォトサイト105に対して注文の可否を送信する。つまり、ユーザが依頼すると判断すれば、PC102Aは画像データの印刷依頼をフォトサイト105に通知し、ユーザが依頼しないと判断すれば、PC102Aは画像データの印刷を中止するようフォトサイト105に通知する。ユーザが依頼しない場合には、不図示であるが、フォトサイト105はプリント109Aに対してプリント注文が中止になったことを通知し処理を終了する。
【0069】
ステップS323:
フォトサイト105は、ステップS314にてユーザPC102Aから印刷注文を正式に依頼されれば、課金手段(図示せず)が課金・決済処理を行う。ここで行われる課金決済処理は、具体的には、フォトサイト105がネットワークを介した通信や電話回線を介した通信などによって、銀行やクレジット会社など外部の金融機関に決済を依頼する処理である。
【0070】
なお、ステップS323では、フォトサイト105は外部の機関に決済を依頼するのではなく、フォトサイト105が内部の決済モジュール(図示せず)によって決済を行う処理であってもよい。
【0071】
また、ステップS323では、フォトサイト105ではなく、プリントサイト109が課金処理を実行するようにしてもよい。この場合は、プリントサイト109はフォトサイト105のプリントステータス通知用のCommon Gateway Interface(CGI)のURLを必要な引数とともに呼び出すことにより、決済が確認できたことをフォトサイト105に通知する。
【0072】
ステップS324:
ステップS323での課金処理の結果、外部の金融機関などから決済の確認がとれれば、フォトサイト105は正式なプリント注文情報を生成しプリントサイト109Aに送信する。正式なプリント注文情報には、正式にプリントを依頼する旨を示す情報やステップS316にて計算された見積もり価格に関する情報が含まれる。
【0073】
ステップS325:
プリントサイト109Aは、ステップS324にてフォトサイト105から送信された正式なプリント注文情報に基づいて、プリントアウトに必要な画像データ取得できるようにフォトサイト105に依頼する。
【0074】
ステップS326:
フォトサイト105はステップS325の要求に基づいて画像DB117から印刷用画像を取得し、プリントサイト109Aに送信する。
【0075】
ステップS327:
プリントサイト109Aは、ステップS326にて獲得された画像データ及びステップS324にて受信した正式なプリント注文情報に基づいて、プリンタ111Aを用いて画像データを紙やTシャツ、マグカップなどにプリントアウトし、印刷物112Aを得る。
【0076】
ステップS328:
プリントサイト109Aは、ステップS324にて受信した正式なプリント注文情報に基づいて、ステップS327にて得られた印刷物112Aを指定された配送先に運送するよう指示する。
【0077】
尚、ユーザがフォトサイト105にアップロードした画像データは、ユーザに許可された第3者もフォトサイト105にアクセスすることによって閲覧することができる。また、第3者はユーザからの許可があれば、ユーザと同様にして閲覧した画像データを印刷注文することもできる。
【0078】
<測定した時間の統計的手法による解析>
上記の注文ステップS310で記憶媒体に記憶された各種情報を、以下で説明する統計的な手法で解析を行う。解析を行うマシンはフォトサイト105を構成しているサーバでも、別のマシンでも構わない。
【0079】
本発明で用いる統計的な解析方法は、重回帰分析に代表される複数の数量変数から一つの数量変数を予測するモデルを想定している。尚、以下では統計的な解析手法を重回帰分析として説明するが、本発明は複数の数量変数から一つの数量変数を予測するモデルを構築できる統計的な解析手法であればよく、解析手法を限定するものではない。
【0080】
以下では、実際にどのようして統計的解析手法である重回帰分析を用いて、上記ステップS310で測定した処理時間をはじめとする各データを解析するかを説明する。
【0081】
まず、上記ステップS310の処理時間に起因するであろう要因をそれぞれ 変数Xi (i = 1,2,….p) とし、各変数にかけられる重み(偏回帰係数)biおよび定数項b0を用いて、処理時間の予測値Y^は以下の数式で表される。
【0082】
【数1】
Y^=b0+b1X1+b2X2+ΛbpXp
【0083】
本実施形態においては、処理に起因する要因を注文に必要な画像データ数と処理を行うサーバの負荷を示す値の2値(p = 2)であるとして説明するが、要因となる数の上限が本発明を限定するものではない。なぜならば、要因とは考えられない要素を取り入れた場合においても、数1は要素の重み付けの和の形になっているため、その数式の性質上、解析結果に影響があると判断できないような要素の係数(重み)はほぼ0になるため、その要素は解析結果に影響しないことになるためである。
【0084】
ここで、上記の例を数式で表すと注文に必要な画像データの枚数をX1、サーバの負荷を示す値(ロードアベレージ等)をX2、とすると数1は以下の数2のように定義される。
【0085】
【数2】
Y^=b0+b1X1+b2X2
【0086】
上記の数2に従ってプリントサイト109と注文アイテムごとに計測したデータの解析を行い、各要素に対する偏回帰係数及び定数項を決定する。解析方法は数学で一般的な偏回帰係数の求め方に従うものとする。そして、解析された各偏回帰係数をプリントサイト105の情報DB118に図4のような偏回帰係数テーブル400のように登録する。
【0087】
偏回帰係数テーブル400には各プリントサイト109を識別するためのID401、各プリントサイト109が提供するアイテム(サービス)を特定するID402、各偏回帰係数403・404・405、がそれぞれ設定される。各偏回帰係数403・404・405の初期値は、テスト段階などにおける実測値を利用して予め決定する。
【0088】
また、各プリントサイト109を識別するためのID401は、図5にあるプリントサイト管理テーブル500により管理され、各アイテムを特定するID402は、図6にあるアイテム管理テーブル600により管理されている。
【0089】
<解析結果を用いた待ち時間の予測、及び時間差の解消>
フォトサイト105で各プリントサイト109のあるアイテムIDを持つアイテムに対する注文ステップ(S310)の処理において、上記の統計的な解析により算出された各偏回帰係数と、現在注文されている画像データの枚数X1と、サーバの負荷を示す値X2とを数2に適用することで、ユーザが現在行っている注文の注文開始に要する処理時間を予測することができる。
【0090】
次に、上記と同様な処理時間の予想を、他のプリントサイトの同じアイテムIDを持つアイテムに対しても行い、算出された処理に要する予想時間の比較を行う。そして、比較した中で最も時間を要すると予想されたプリントサイトの処理時間との差異だけ処理を一時停止させることで、各プリントサイト109間における処理時間の差異を吸収することができる。
【0091】
基準となる時間を上記の例では最も処理時間を要するものとしたが、処理の平均時間であっても構わない。この場合には、平均時間を超えると予想された処理に関しては、上記の一時停止の処理は当然行わない。
【0092】
また、処理を一時停止させる方法としては、プログラム中に差異時間だけスリープ処理を割り込ませることで実現できるが、本発明では一時停止する手段を問うものではない。
【0093】
基準となる時間を最も処理時間を要するものとした場合、その予想された時間がアイテムIDを管理する図6のアイテム管理テーブル600の該当アイテムに対する最大許容時間603を超える場合が出てくる。このような場合、ユーザの待ち時間として適切ではないと判断し、一時停止を行う時間の上限をこの最大許容時間までとする。
【0094】
また、この上限の基準となる時間を図6のアイテム管理テーブル600に登録されている最大許容時間603の値としても良いし、または、ユーザによる設定を許可して、現在の注文処理で予想されている時間の何割増しかに設定することもできる。ただし、現在の注文処理で予想された間が既に最大許容時間を超えている場合には、ユーザによる上記設定は無効となる。
【0095】
以下で、図4の偏回帰係数テーブル400に登録されている各数値例を使用して、上記の計算方法についての具体的な例を示す。ここでは、フォトサイト105からプリントサイトID=1のプリントサイト109AのアイテムID=1の商品に対して注文が行われたと仮定する。更に、注文された画像データ数が30、注文処理を行うサーバの負荷を示す数値を0.5とする。即ち、、画像データの枚数X1=30、サーバの負荷を示す値X2=0.5となる。
【0096】
以上の条件において、処理時間の予測値Y^は、偏回帰係数テーブル400の該当行の各偏回帰係数403・404・405を上述の数2に当てはめ、それぞれX1に30、X2に0.5を代入することで求めることができる。
【0097】
この結果、プリントサイトID=1について、60秒の処理時間を要すると予想される。更に、プリントサイト109B及び109Cについても、同様にして処理時間の予測値を求めると、それぞれ、75秒、60秒を要すると予想される。上記仮定における注文では、60秒の処理時間を要すると予想されているので、この60秒という数値を他の予測値と比較する。ここでは、プリントサイトID=2であるプリントサイト109Bの処理時間として予想される75秒が最高である。
【0098】
また、この数値は図6のアイテム管理テーブル600のサービスID=1に該当する行に登録されている最大許容時間の100秒よりも小さいため、75秒をこの注文処理に要する最大値としてよい。以上の条件より、最終的に比較対象となる数値は75秒となり、システムはユーザが現在プリントサイト109Aで行っている注文ステップS310において、予測差の15秒間処理を一時停止することにより、他プリントサイトとの時間の差異を吸収し、概ね処理時間を一定にすることが可能になる。
【0099】
以下、ステップS310における処理の一例を図8のフローチャートを参照して改めて説明する。
【0100】
ステップS801:
フォトサイト105は、まずプリンタサイト109Aについて、上述の数2を利用して、ユーザからの印刷要求に含まれる画像データの枚数に基づいて、画像データの切り離し処理に要する処理時間(Ta)を予測する。
【0101】
ステップS802:
フォトサイト105は、プリンタサイト109B及び109Cについて、同様にして、ユーザからの印刷要求に含まれる画像データの枚数に基づいて、画像データの切り離し処理に要する処理時間(Tb、Tc)を予測する。
【0102】
ステップS803:
ステップS801及び802において予測した処理時間Ta、Tb、Tcの比較を行い、最大値(Tmax)を決定する。
【0103】
ステップS804:
ステップS803において決定した最大値が、図6に示す最大許容時間(Tth)を越えるかどうかを判定する。
【0104】
ステップS805:
最大値が最大許容時間を超えない場合には、最大値とTaとの差分を算出する。
【0105】
ステップS806:
最大値が最大許容時間を超える場合には、最大許容時間とTaとの差分を算出する。
【0106】
ステップS807:
ステップS805又は806において算出した差分に基づいて、フォトサイト105における切り離し処理を一時停止(遅延、あるいは抑制)する。
【0107】
ステップS808:
差分に基づく時間の経過後、画像データの切り離し処理を実行する。その際、処理に要する時間を測定する。
【0108】
ステップS809:
切り離し処理の終了後、測定した処理時間、注文情報、状況情報を、プリントサイト109Aと関連づけて、上述の所定の記憶媒体に格納する。
【0109】
ステップS810:
所定の記憶媒体に格納された各種情報に基づいて、統計的解析処理を実行して、上記の偏回帰係数及び定数項を算出する。即ち、新たに実行された切り離し処理により、数2に利用する係数値を更新する。
【0110】
以上で説明したように、本発明では各プリントサイトで注文処理が開始されるまでのユーザの待ち時間となる処理時間を測定し、その測定結果を統計的な手法で解析することによって、各プリントサイトに要するユーザの待ち時間を起因する要因から算出する。そして、この算出した時間に従って、各プリントサイト間でのユーザの待ち時間の差異を解消し、概ね一定に調節することで、各プリントサイトのビジネス条件の差異を吸収し、均一化することが可能になる。
【0111】
また、定期的に実運用下における実データを取得し、その統計的な解析結果を運用面へとフィードバックさせているため、運用サービスの現状・変化に応じた設定を反映することも可能になる。
【0112】
よって、ユーザは主にプリントサイトが提供するサービスの品質に基づいて、以来を行うプリントサイトを選択することが可能となり、ユーザがサービス品質を主体的に選択できるという本来の利益を確保できる。
【0113】
また、待ち時間を均一化することにより、待ち時間の差異に基づくユーザのストレス軽減し、安易に待ち時間の短い一部のサイトへの要求が集中することを防止して、負荷の分散をはかって、印刷サービスシステムの運用効率の低下を防止できる。
【0114】
さらに、サービスの向上に基づきユーザに与える待ち時間がある程度緩衝されるので、より高いサービス内容・質を提供しようとする動機付けが失われることなく、プリントサイトにおけるサービス品質の向上が期待できる。
【0115】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、各プリントサイトで注文処理が開始されるまでのユーザの待ち時間の差異を調節して、各プリントサイトのビジネス条件の差異を吸収・均一化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるシステムの一例を示す構成図である。
【図2】本発明の実施形態に対応する、PC102Aから画像データをフォトサイト105へアップロードする処理の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態に対応する、画像データを印刷する処理の一例のシーケンスを示す図である。
【図4】本発明におけるプリントサイトIDとサービスIDと関連づけられた各偏回帰係数を格納するテーブルの一例を示す図である。
【図5】本発明におけるプリントサイトIDとプリントサイト名を管理するテーブルの一例を示す図である。
【図6】本発明におけるサービスIDとサービス名を管理するテーブルの一例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に対応する情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施形態に対応する処理のフローチャートである。
Claims (10)
- ネットワークに接続され、印刷サービスを提供可能な複数のプリントサーバとの間で、相互に通信をしながら画像データの印刷要求を行うサーバであって、
前記複数のプリントサーバのうち第1のプリントサーバへ印刷要求を行うために必要な処理に要する第1の時間を算出する第1の算出手段と、
前記印刷要求を前記複数のプリントサーバのうち第1のプリントサーバ以外へ行うために必要な処理に要する第2の時間を算出する第2の算出手段と、
前記第1の算出手段と第2の算出手段とで算出された時間のうち最大値と前記第1の時間との差分を算出する差分算出手段と、
前記算出された差分に応じて、前記第1のプリントサーバへ印刷要求を行うために必要な処理の実行を抑制する抑制手段と
を備えることを特徴とするサーバ。 - 前記最大値が、所定の閾置を越える場合に、前記差分算出手段は、前記閾置と前記第1の時間との差分を算出することを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
- 前記第1及び第2の算出手段は、前記印刷要求における画像データ数と、前記サーバにおける負荷情報とに基づいて、前記第1及び第2の時間を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ。
- 前記印刷要求を行うために必要な処理の実行時間を測定する測定手段と、
前記測定された実行時間を、前記印刷要求に含まれる画像データ数と、前記処理実行時の前記サーバの負荷情報と共に、前記印刷要求を行うプリントサーバに関連づけて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された情報を、統計的に解析する解析手段と
を備え、
前記第1及び第2の算出手段は、前記解析手段における解析結果に基づいて、前記第1及び第2の時間を算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のサーバ。 - ネットワークに接続され、印刷サービスを提供可能な複数のプリントサーバとの間で、相互に通信をしながら画像データの印刷要求を行うサーバの制御方法であって、
前記複数のプリントサーバのうち第1のプリントサーバへ印刷要求を行うために必要な処理に要する第1の時間を算出する第1の算出工程と、
前記印刷要求を前記複数のプリントサーバのうち第1のプリントサーバ以外へ行うために必要な処理に要する第2の時間を算出する第2の算出工程と、
前記第1の算出工程と第2の算出工程とで算出された時間のうち最大値と前記第1の時間との差分を算出する差分算出工程と、
前記算出された差分に応じて、前記第1のプリントサーバへ印刷要求を行うために必要な処理の実行を抑制する抑制工程と
を備えることを特徴とするサーバの制御方法。 - 前記最大値が、所定の閾置を越える場合に、前記差分算出工程では、前記閾置と前記第1の時間との差分を算出することを特徴とする請求項5に記載のサーバの制御方法。
- 前記第1及び第2の算出工程では、前記印刷要求における画像データ数と、前記サーバにおける負荷情報とに基づいて、前記第1及び第2の時間を算出することを特徴とする請求項5又は6に記載のサーバの制御方法。
- 前記印刷要求を行うために必要な処理の実行時間を測定する測定工程と、
前記測定された実行時間を、前記印刷要求に含まれる画像データ数と、前記処理実行時の前記サーバの負荷情報と共に、前記印刷要求を行うプリントサーバに関連づけて前記サーバの記憶部に記憶する工程と、
前記記憶された情報を、統計的に解析する解析工程と
を備え、
前記第1及び第2の算出工程では、前記解析工程における解析結果に基づいて、前記第1及び第2の時間を算出することを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載のサーバの制御方法。 - 請求項5乃至7のいずれかに記載のサーバの制御方法をコンピュータに実行させるためのサーバの制御プログラム。
- 請求項9に記載のサーバの制御プログラムを記憶したコンピュータで読みとり可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003200477A JP2005043991A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | サーバ及びサーバの制御方法、プログラム及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003200477A JP2005043991A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | サーバ及びサーバの制御方法、プログラム及び記憶媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005043991A true JP2005043991A (ja) | 2005-02-17 |
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|---|---|---|---|
| JP2003200477A Withdrawn JP2005043991A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | サーバ及びサーバの制御方法、プログラム及び記憶媒体 |
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|---|---|
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010500078A (ja) * | 2006-08-08 | 2010-01-07 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 生理パラメータを監視する方法および装置 |
| JP2011101259A (ja) * | 2009-11-06 | 2011-05-19 | Furyu Kk | 画像送信装置、画像提供システム、画像送信装置の制御方法、画像送信装置制御プログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
| JP2016200912A (ja) * | 2015-04-08 | 2016-12-01 | 富士通株式会社 | 計算機システム、計算機、ジョブ実行時刻予測方法及びジョブ実行時刻予測プログラム |
-
2003
- 2003-07-23 JP JP2003200477A patent/JP2005043991A/ja not_active Withdrawn
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| JP2016200912A (ja) * | 2015-04-08 | 2016-12-01 | 富士通株式会社 | 計算機システム、計算機、ジョブ実行時刻予測方法及びジョブ実行時刻予測プログラム |
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061003 |