JP2004531437A - 小売り事業において無線周波数識別技術を用いるシステムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
小売り環境において、在庫および商品を適宜追跡可能なシステム並びに方法、を開示する。当該システムは、アイテムが供給プロセス全体にわたって移動することに応じて、様々なアイテムを追跡することが可能である。かかるシステムは、小売りスペース上および倉庫に存する在庫に関し、正確でリアルタイムな情報を提供する、プロビジョンを備えている。このシステムは、自動的に在庫を判断するのに用いることができるとともに、顧客およびスタッフが特定のアイテムを探すのを補助するのに用いることもできる。
【選択図】図2
【選択図】図2
Description
【0001】
【関連出願】
本明細書は、その全体が参照のため本明細書に取り込まれる、2000年9月5日出願の米国仮出願番号60/229、599の出願日の利益を主張する。
【0002】
【発明の属する分野】
本発明は、小売り事業において無線周波数識別技術(RFID)を使用することに関し、具体的には、小売り組織の供給プロセス内の様々なプロセスを促進するため、RFID技術を用いるシステムおよび方法に関するものである。
【0003】
【発明の背景】
無線周波数識別技術(RFID)は、読み取り装置と移動可能なアイテムとの間でデータを転送するために、無線周波数波を用いる技術である。図1は、タグアンテナ、読み取り装置、および、ホストコンピュータ、を含むRFIDシステムの詳細な図を示している。図示したように、アンテナは、タグIDをとらえ、次に、読み取り装置は、無線周波数をデジタル情報に変換する。ここで、ホストコンピュータは、ソフトウエアによるデータベースである。
【0004】
RFIDシステムにおいて、用いられるタグのタイプは、非常に多岐にわたる。かかるタグは、読み出し専用であっても、読み出し/書込可能なものであってもよい。タグは、同時に一以上の多数のタグの読み出し/書込を行う能力を提供するため、衝突防止特性(anti−collision characteristic)を有するであることが好ましい。また、タグは、サムネイル(より小さい)サイズからブリック(brick)のサイズまでの様々なサイズに変化させてもよい。
【0005】
各タグの価格も、現在のところ、各タグ$0.30から$250.00と非常にバラエテイーに富んでいる。当然のごとく、技術が進歩すれば、新たな性能が追加され価格も下がる。
【0006】
RFID技術は、バーコーデイング等の他のシステムを超える利点を提供する。まず最初に、RFID技術は、非接触(接触しない)であり、視野方向(line of sight)に依存しない。また、RFID技術は、視覚的な分野で効率的であり、バーコード又は他の光学的読取り技術が使えない環境にも用いることができよう。さらに、RFID技術は、高速な読み出し速度を提供し、ほとんどの場合、現在の技術を用いて、100ミリセカンド未満で応答する。RFID技術は、非常に高いデータの正確性をも提供するので、対話型アプリケーション用の読み出し/書み能力を提供することが可能となる。
【0007】
現在のところ、RFID技術は、タグパレット又はカートン、車両、会社の資産、アパレル等のアイテム、荷物や洗濯物、人間、家畜、又はペット、ならびに、コンピュータおよびテレビ等の高付加価値の電気製品、に用いられている。RFID技術の現在の応用分野には、セキュリテイーアクセス、ロス防止、資産および在庫の追跡、自動料金徴収、野生動物および家畜の追跡、軟禁の監視(house arrest monitoring)システム、データ処理における作業(manufacturing work in process data)、発送および複合輸送コンテナ(intermodal containers)ならびに航空貨物の追跡、トレイラーのメンテナンス、ならびに、鉄道貨車の追跡、が含まれる。
【0008】
RFID技術の使用について、様々な提案がなされ、実行されてきたが、供給プロセスおよび小売り組織のオペレーションを最適化するRFID技術を用いるシステムおよび方法が必要であった。さらに、RFID技術およびコンポーネントの改良がなされるにつれ、全ての形態の供給プロセス、特に小売り組織の供給プロセス、を最適する可能性が高くなる。
【0009】
【発明の概要】
本発明は、供給プロセスの各段階において様々な利益を供給するため、供給プロセスにおいてRFID技術を用いるシステムおよび方法、を提供する。本システムは、小売り組織において、動作および効率を改善する場合に特に有益である。本発明によって利益を受ける小売り組織の一例には、宝石、メガネ類、パーソナルケア、ホームプロダクツ、赤ちゃん用品ならびにおもちゃを含む、既製服およびアクセサリーの小売り業者がある。しかし、本発明は、他の環境にも有益である。
【0010】
一般的な小売り組織の供給プロセスは、製品を製造する工場、貨物取り扱い/混載(freight forwarding/consolidator)、開梱(de−consolidator)、流通センター(distribution center)、集荷(poolers)、ストア又は小売りアウトレット、等の様々な段階を含んでいる。ここで用いられている”混載(consolidator)”とは、製造者が製品と出荷する施設(多くの場合は第三者の施設)を表す言葉である。製品は、この段階で、コンテナに”混載”され、又は発送の目的で”積み込まれる。”開梱(de−consolidator)”とは、製品が集中して受け取られる施設(多くの場合は第三者の施設)を表す言葉である。次に、製品は、各流通センターに送られる出荷(トレイラー)ごとに分類される。”集荷(poolers)”とは、流通センターからのトレーラによる製品の発送を受領する施設(多くの場合は第三者の施設)であって、そこで出荷物をストアに配達うるよう仕分けし、ストアに製品を配達するものを言う。出荷の追跡における”sCaN”とは、供給プロセス内での製品のカートンレベルの動きの追跡および監視に用いられるシステムをいう。”SuperRat”とは、本発明において用いられるタッチスクリーン手動受信ステーション(touch screen manual receiving station) として用いられているタッチスクリーンモニターをいう。本発明は、上記のような供給プロセスを有する小売り組織および非小売り組織に適用可能であるが、それらに限定されない。
【0011】
本発明のシステムおよび方法においては、RFIDタグは、追跡される各アイテム(又は、カートンないしは人)に関連づけられている。例えば、既製服を販売する小売り組織においては、RFIDタグは、各既製服に関連づけられている。この場合、タグは、衣服に縫いつけられる、および/又は衣服が製造された後に貼り付けられたタグ内に挿入される。
【0012】
本発明のシステムおよび方法は、読み取り装置と移動するアイテムとの間でデータを伝達するために高周波を用いる、現在利用可能な様々な態様のRFID技術を用いることが出来る。RFIDに関する技術は、急激に変化していることから、ここで説明した手法、プロセス、ならびにシステムは、いかなる特定のRFID技術に限定されるものではないが、特定のアプリケーション又はアプリケーションの組み合わせについて良好なコスト/パフォーマンスを得るため、最新のRFIDタグ技術を用いる事が好ましい。
【0013】
タグに加え、前記システムは、さらに、供給プロセスにわたるいくつかの場所に複数のタグ読み取り装置を備えている。ここで用いられている”タグ読み取り装置”は、読み取り/書込能力を有するタグにデータを書き込む装置を含むこと、も意図している。かかる”タグ読み取り装置”は、タグからのデータを捕捉するアンテナ、および、無線周波数をデジタル情報に変換する”リーダー”の両方を含むことが好ましい。また、かかる”タグ読み取り装置”は、当該タグ読み取り装置がタグにデータを書き込むのに用いられる場合は、送信器を含んでいなければならない。さらに、タグ読み取り装置は、特定のニーズに対応するため様々な形態で供給されることが好ましい。例えば、携帯タグ読み取り装置を、ストア又は流通センターの従業員に持たせるとともに、コンベヤーベルト又はトンネルに沿って設けられた固定タグ読み取り装置を、積み込みドック(loading dock)又は流通センターに設けるようにしても良い。
【0014】
また、前記システムは、タグ読み取り装置からの情報を受信し、処理するとともに、他の在庫、運営ならびに物流管理システムとインターフェースを行う、少なくとも一の、通常は複数のホストコンピュータ、を含んでいる。タグ読み取り装置がデジタル形式で情報を供給するよう設計されている場合、ホストコンピュータは、この形式で情報を受信し、処理する。当然のことながら、デジタル形式への変換は、必要に応じ、ホストコンピュータで行われる。
【0015】
RFID技術を用いることにより、小売り供給プロセス全体で、供給者の品質の劣悪を理由とする回収を増加させること、貨物のロスを減少させること、ストアの受け入れの正確性を向上させること、ストアの在庫管理データの信頼性を高めること、バックルームにあるためストアで販売できなかった損失を減少させること、ストアのロス防止活動の効率ならびに実効性を高めること、商品返品データの信頼性を高めること、供給者の未出荷残(shortship)の可視性(visibility)を拡大すること、流通センターの荷受け/在庫についての労力の効率を改善すること、ならびに、流通センターの在庫の正確性を改善すること、を含む省力化を果たすことができる。RFID技術を用いることで、さらに、供給プロセスの各ステップにおいて、ロス防止手続きを改善することが可能となる。
【0016】
以下の段落は、運営効率を高めるとともに、総合的なロス防止プログラムを体系的に提供するため、小売り事業の運営および供給プロセスにRFID技術を適用した場合の全体像を示す。
【0017】
[供給者の品質による返品/在庫の精度]
小売業者(例えば、既製服およびアクセサリーの小売業者)が、どの製造業者が品質の悪い製品を製造しているかを認識するのを可能にするため、本発明のシステムおよび方法には、RFIDタグが適用される。RFIDタグは、アイテムと関連づけられていると仮定すると、かかるアイテムが衣服の場合、RFIDタグは、衣服に縫いつけられ、製造/供給者が、RFIDメモリにより識別され、小売業者は、顧客が品質が悪いために製造/供給者へ返品したユニットを追跡することができる。これにより、このシステムは、製造者への損害補償要求を容易にする。さらに、小売業者は、プロセスを変更、又は、製品の品質および品質管理が改善され確認されるまで、特定の製造者からの購入を停止、することもできる。
【0018】
通常、小売業者は、輸送中の貨物の損失を取り戻す機会を失っている。集荷業者への配達前であって、ストアへの配達中にRFIDタグを取り付けられたユニットをスキャンすることで、小売業者(例えば、既製服の小売業者)は、相違点を認識し、貨物に関するクレーム(freight claims)をサポートする書類を提供することができる。矛盾点が早急に見つけ出され、供給プロセスの参加者、例えば発送業者、について追跡がなされることにより、ロス防止が改善される。
【0019】
[ストアの荷受け]
この分野において、見込まれる省力化の一つは、荷受けプロセスの間に生じる労働コストの低減によりもたらされる。しかし、効果のほとんどは、不正確な荷受けデータから生じる、遺失利益の損害賠償によりもたらされる。ストアの在庫管理用のRFIDタグ技術は、ストアにおいて、在庫を物理的にカウントすることを円滑にするため適用することが出来る。現在、小売り業者(例えば、既製服の小売業者)は、直接、又は、第三者を雇い、来店させて、物理的カウントを実行することに費用を費している。この毎年必要な(annual)コストは、小売業者がストアを拡張するつれて増加する。
【0020】
さらに、通常ならびに特別な(ad hoc)物理的カウントを行うための作業スタッフの時間を大幅に減少させる、又は、RFIDを通じて無くする、こともできる。定量化するのが困難な効果としては、商品を企画する能力、ならびに、よりよい決断を行うための流通をグループ化する能力、である。なぜなら、かかる能力が、より正確な在庫データの基礎となっているからである。また、製品を追跡することが出来るので、ロス防止を改善することができる。
【0021】
[ストアのロス防止]
RFID技術は、顧客ならびに従業員による盗みの両方を防止するため、ストアにおいてセンサタグ技術にとって変わる潜在的な可能性を有する。在庫管理をアシストするため用いられるセンサタグの一例は、SENSORMATICタグである。かかるセンサタグによるソリューションは、センサタグのコスト、および、タグを取り付けるストアでの労働コストがかかること、の二つの理由から高価なものになってしまう。製造者においてRFIDタグが埋め込まれ、又は、取り付けれられる場合、センサタグのコストおよび関連するストアのコストが不要となる。センサタグについての他の問題は、アイテム購入後にこれらのタグを取り除くのが困難な点である。販売員が、アイテムの購入後に不注意でタグを取り除くのを忘れる場合もある。センサタグ付きのアイテムであって、まだ取り除かれていないものを購入した消費者は、自身でそれを取り除くのに非常に苦労することになる。まれにではあるが、センサタグを取り除く行為が、タグが取り付けられたアイテムにダメージを与えたり、破損してしまうこともある。顧客は、販売員にセンサタグを取り除かさせるため、ストアにアイテムを返すことも出来るが、これでは、手間がかかる。RFIDタグを用いることにより、このような困難で、リスクを伴うプロセスを行う必要が無く、顧客がタグを除去してもらうためにアイテムを返すことも不要となる。
【0022】
これに加え、RFID技術は、RFIDタグを起動しないようにした、又はタグにフラグを立てた、個人に関する記録を維持することが出来るので、従業員の盗みを防止するのに特に有益である。タグが起動しないか、フラグが立てられ、その後に製品が紛失した、すなわち、販売されても在庫にもない、場合、ロスを防止するため、タグを起動しないようにした又はフラグを立てた、個人の身元が役立つ。
【0023】
[販売時点のデータの信頼性]
ストアの従業員が、解読出来ない番号を入力した(keys)場合、アイテムのSKUが識別出来ないので、このタイプのデータ信頼性が確保される。このような事態が起こると、データの信頼性の欠如ならびに販売ロスの結果として、手持ち在庫(on−hand inventory)が確認されない。RFID技術は、販売時点管理シスムに接続、又は、その一部である問い合わせ装置により読み取られるRFIDチップにより認識されたアイテムを有することにより、この問題を緩和することができる。
【0024】
[ストアのバックルーム]
商品が売り場にないが、バックルームにある場合、販売機会を失うおそれがある。この問題を解決するために取りうる策の一つとしては、バックルームのスペースを小さくし、売り場に在庫品を並べるようにすることがある。他の解決策としては、売り場にアイテムがない場合、いつでも、RFID技術を用いてバックルームをスキャンする。かかるアイテムがバックルームにある場合、RFIDを通じて探し出され、取り出され、売り場に移されるか、顧客に渡される。売り場の商品を反映する在庫情報と倉庫内の商品を反映するデータとを周期的に比較することにより、かかるプロセスを自動化することもできる。
【0025】
[商品返品データの信頼性の問題]
このタイプの信頼性の問題は、販売員が、チケット又は伝票なしに返品された商品のスタイル番号を間違って入力することから生じる。再び述べるが、この問題は、販売時点管理シスムに接続、又は、その一部である問い合わせ装置により読み取ることが出来るRFIDチップにより解決する。
【0026】
[供給者の未出荷残の可視性]
現在、小売業者は、自身の商品に関し、それらが工場をから出荷された後にSKUレベルの可視性を有していない。適切に配置されたRFID問い合わせ装置と結びつけられた、衣服内に埋め込まれたRFID技術によって、各供給者が何を届けようとしているのかを、ユニットレベルで小売業者(例えば、既製服の小売業者)に判るようになる。このようにRFIDを適用することにより、より詳細な在庫管理を行うとともに、実際に受け取った商品についての支払いを行うことができる。
【0027】
[流通センターにおける荷受け/在庫についての労力の削減]
労力の削減は、現在、荷受け/在庫作業で要求されている、目視、および/又は、視界による、SKU確認プロセスを削減することにより達成される。これに加え、RFIDにより、小売業者は、例えば、ストア別で個別の荷受けをせず、ユニットをバッチ的に処理してソーターへ送り、手作業による処理を減らし、能力を調節し、資産を有効に利用する等、することにより、現在の荷受け/在庫作業を再編成することができる。”バッチ的な処理”とは、同じ時期内における全てのストアの需要を割り当てること、を言う。供給プロセスのこの段階でRFIDを用いることは、ロス防止にも役立つ。
【0028】
[棚卸しと正確性]
在庫調整作業を削減するとともに、自動による処理精度の検査を採用することにより、毎年、多大な労力が削減される。RFIDは、信頼性を保ちつつコストを削減するので、ランダムサンプリングでも100%を誇り、確認するカートンの数を増加させることが出来る。
【0029】
[試着室のデータ収集]
本発明の上記、又は、その他の目的は、添付された図面を参照しつつ詳細な説明を読むことにより明らかとなる。RFID技術は、試着室のトラフィックを追跡するために用いることができる。この特徴を実現するため、試着室内に持ち込まれる衣服のタグを読み出すためのアンテナが試着室の入り口に設けられる。顧客の衣服に関する興味を表す証として、試着室に持ち込まれた製品の識別番号に関するデータを収集することができる。かかるシステムは、例えば、頻繁に試着されてはいるが、ほとんど購入に至っていない製品を識別するか、又は、衣服が試着される周期とストア内の衣服の場所との間の関係を示すことにより、ビジネス情報ならびに市場調査ツールを提供するため、試着室データと、販売データ又は棚の位置に関するデータ等の、他のデータを結合させるソフトウエアを含むことが好ましい。
【0030】
[その他]
本発明にかかるRFID技術を随所に用いることにより、他の潜在的な用途もある。これらには、ストアの資産の管理、ストア内での顧客の買い物動向、試着室での試着内容の可視性、商標権侵害ならびに反偽造(anti−counterfeiting)、サンプルの追跡ならびに管理、ならびに、混載業者、集荷業者、および様々な流通施設での監視能力、が含まれる。サンプルの追跡ならびに管理は、内部サンプル追跡と呼ばれる。例えば、デザイン、販売促進、生産のために用いられる試作品は、デザイン部門、販売促進部門、生産部門において、又は、これらの部門を移動するうちに、紛失し、見あたらないことがある。本発明によれば、会社側は、社内で発送され、存在する試作品又はサンプルを追跡することが可能となる。また、会社側は、かかるシステムにより、他の部門間で発送した物を追跡することができる。
【0031】
[サマリー]
このように、本発明のシステムおよび方法を適用することにより、RFID技術は、小売り業者の供給プロセス内でユニットレベルの可視性を提供可能であることは、明らかである。このタイプの可視性は、小売業者が、完全かつ優れた流通ルートを実現するため、自身が供給プロセスのリンクを結合させることを可能とする。これに加え、RFID技術は、小売業者によりよい顧客サービスの提供を可能とするため、ストア環境内でユニットレベルの可視性を提供する。最後に、前述の例により実証されたように、RFID技術を随所に用いることによって、供給プロセスにわたりロス防止を円滑に行うことが可能となる。
【0032】
【発明の説明】
本発明は、供給プロセスの最適化および小売り事業の運営の向上、具体的には、供給プロセスおよび小売り組織の運営を効率化するために、RFIDを用いるシステムならびに方法を提供する。また、本発明は、従業員、顧客、およびその他の者、の窃盗による損失を防止するのに有益である。
【0033】
ここで用いられるように、RFIDとは、読み取り装置とタグとの間でデータを転送する無線周波数波を用いる自動識別技術を言う。タグが無線周波数(RF)領域に入ると、RF信号がタグに電力を供給するか、それをオンにする。次に、タグは、IDおよびプログラムされていたデータを読み取り装置に送信する。RFIDタグ読み取り装置(問い合わせ装置)は、無線周波数情報をホストコンピュータ上のソフトウエアにより読み取り可能なデジタル情報に変換する。かかるコンピュータは、求められるアクションを決定するとともに、どの順でデータを読み取り装置に返り返すか、の指示を行う。
【0034】
RFID問い合わせ装置(又はタグ読み取り装置)には、形態ユニットを含め、いろいろなサイズおよび形状のものがある。全ての問い合わせ装置は、アンテナ、デコーダ、データ変換器、コンピュータインターフェース、および電源という、同じ基本構成を有している。サイズおよび外観の異なるタグは、”頭脳(intelligence)”を内包したチップを備え、追跡を可能にするための固有の識別番号(ライセンスと同様に)を含み、アンテナであり、追跡を可能とするためチップ内にエンコードされたインレー、ラベルすなわち他のタグ、又は、コンポーネントの可視包装であるパケージング、を含んでいる。図3に、一のタグの例を示す。
【0035】
RFIDタグは、ユニットの始点(at origin)に取り付けるようにしてもよい。ユニットが、小売り業界の供給プロセス内の適切な位置に設置された問い合わせ装置を通過するにつれ、RFID技術は、それが完全に成熟している場合、タグが各プロセスを通じて移動することにより、在庫についてSKUレベルの可視性(visibility)を提供する。また、RFID技術は、タイムスタンプのように、タグが問い合わせ装置と通過すると、問い合わせ装置により、ユーザーがタグにデータを追加出来るような、読み出し/書込み能力をオファーする。RFID技術は、方向又は見通し(line−of−sight)に影響されず、すなわち、RFIDタグは、カートンを通じてでも読み出し可能である。これに加え、RFID技術は、複数の物体を同時に識別することが可能である。
【0036】
RFIDタグは、読み出し専用又は読み出し/書込み可能、のいずれであってもよい。読み出し専用タグは、通常、読み出し/書込み可能タグよりも安価である。しかし、読み出しによる解決手法では、各RFIDタグ付きユニットの全ての移動に関するデータを記憶するため、巨大なデータベースが必要とされるように、バックエンドに関し、潜在的に大量の処理を必要とする。RFIDタグの読み出し/書込み距離は、タグ、アンテナサイズ、デザインおよび動作周波数によって変化する。
【0037】
タグの構成にもよるが、RFIDシステムは、−25Cから+85Cの範囲の動作温度の過酷な条件下の産業又は商業環境でも動作可能である。かかるシステムは、様々な周波数で動作可能である。現在のところ、好ましい周波数は、13.56MHz、915MHz、および2.45GHzである。これらの周波数によるトレードオフもある。データ読み出し範囲については、13.56MHzのシステムが、0.25から0.5メートルの範囲、915MHzのシステムが、3から5メートルの範囲、ならびに、2.45GHzのシステムが、0.5から1.0メートルの範囲を有している。実際の範囲は、用いられる特定のトランスポンダー、アンテナのサイズ、アンテナの数、その他によって変わる。また、データの書込み範囲は、通常、データ読み出し範囲の50%程度である。また、世界中には、異なる規則が存在し、例えば、13.56MHzシステムは、日本で許可されておらず、915MHzは、ヨーロッパで許可されていない。上述のように、現在のところ、13.56MHzおよび2.45GHzの両方は、比較的微弱な読み出し/書込み範囲を有している。915MHzの周波数は、より魅力的な範囲を有するが、国際的には許容されず、合衆国とカナダのみで通用する。最後に、RFIDシステムは、センサーマチックタグと同様のEAS(電子商品監視)機能を含んでもよい。
【0038】
RFID技術の主要なサプライヤーには、テキサスインスツルメント社、フィリップス社、およびインターメック社、が含まれている。RFID技術は、規格化(13.56MHzが規格化段階に入っている)におけるほとんどの試みを拒んでいる。産業振興の観点からのゴールは、複数の供給者から購入可能な業界標準タグならびに問い合わせ装置の開発である、これにより、コストを低減することが可能となる。国際標準は、グローバル企業がRFIDの利益を得ることを可能とする。いくつかの企業グループが、RFIDの標準化に挑んでおり、その努力が続けられている。
【0039】
説明の便宜のため、本発明は、複数の供給プロセスを有する小売り組織を背景として説明する。図2に示す例において、供給プロセスは、製品を製造する工場、貨物取り扱い/混載業者(forwarding/consolidator)、開梱業者(de−consolidator)、流通センター(distribution center)、集荷業者(poolers)、ストア又は小売りアウトレット、を含んでいる。当業者であれば、本発明が、異なる供給プロセスを有する小売り組織、および、非小売り組織にも適用可能であること、を理解する。
【0040】
本発明は、小売り組織の供給プロセスの各段階において利益を提供するRFID技術を用いること、に関する。再度述べるが、供給プロセスの例は、図2と関連する。かかる説明のため、既製服およびその他のアイテムを販売する小売り組織にRFID技術が用いられていると仮定するが、本発明は、商品又はサービスの如何にかかわらず、いかなる供給プロセスにも適用可能であること、に留意すべきである。好ましい実施形態において、RFIDタグは、各既製服又はその他のアイテムに関連づけられている。かかるタグは、衣服内に縫いつけてもよいし、および/又は、衣服製造後に添付するようにしてもよい。
【0041】
既製服の供給プロセスの第一段階、すなわち、工場、において、RFIDタグは、視界外のスキャン(non−line of sight scanning)を通じ、供給者により梱包されたカートンの内容を、ユニットレベルで確認させるのに用いることが出来る。RFID技術は、指示伝票および購入注文票を用いて内容物をマッチングさせるのにも用いることができる。再度述べるが、RFIDタグは、アイテムに関連づけられたどのようなラベル又はタグであってもよい。その例には、下げ札、価格タグ、ポケットフラッシャー(pocker flasher)、全ての種類のパッケージング、箱、又は、衣類に縫いつけられたラベル、を含む。
【0042】
工場において上述のRFIDを使用することにより、製造業者のサイトに、タグ読み取り装置、および、指示伝票又は購入注文票を用いて発送情報を調整する能力を与え、例外報告書(exception reporting)を発行するとともに、荷物追跡システムとインターフェースされるソフトウエアが必要となる。
【0043】
工場でRFID技術を使用することにより、工場の品質保証プロセスが促進されるとともに、一括支払いの前に、実際の数量ならびに不一致を認識することにより、不具合が解消される。さらに、工場内でRFID技術を用いることで、供給プロセスにおける物流センターおよび他のプロセスに対し、入庫についての正確な情報を提供することが可能となる。この情報は、従業員、下請け(発送業者等)および/又は顧客の窃盗による紛失を防止するのに役立つ。さらに、国際発送については、RFID技術を用いることで、書類をスキャンすることにより通関プロセスを円滑化することが可能である。
【0044】
既製服の供給プロセスの第二段階、すなわち、貨物取り扱い/混載業者の段階、において、RFID技術は、貨物取り扱い/混載業者が受け取り、発送した商品を、カートンレベルおよびユニットレベルの双方で追跡するために用いることが出来る。これには、もちろん、貨物取り扱い/混載業者のサイトへのタグ読み取り装置の配置を必要とする。また、前記システムは、指示伝票および購入注文票を用いて発送情報を調整可能でなければならず、例外報告書(exception reporting)を発行し、荷物追跡システムとインターフェースされる。この目的のため、ソフトウエアが配置されることが好ましい。貨物取り扱い/混載業者のサイトで、このようにRFID技術を用いることにより、供給者によるチェックが促進され、入庫に関する不明瞭な運賃が減少し、税関の書類手続きが円滑化される。このように、本発明は、供給プロセス中のこの段階においても、ロス防止に役立つ。
【0045】
既製服の供給プロセスの第三段階、すなわち、開梱業者の段階、において、RFID技術は、開梱業者が受け取り、発送した商品を追跡するために用いることが出来る。ここでも、もちろん、貨物取り扱い/混載業者のサイトでタグ読み取り装置、および、発送情報を調整する能力を有するソフトウエアを含み、例外報告書(exception reporting)を発行し、荷物追跡システムとインターフェースされるシステム、が必要となる。供給プロセスの貨物取り扱い/混載業者のサイトでRFID技術を用いることにより、開梱業者によるチェックが促進され、入庫に関する不明瞭な運賃が減少し、流通センターに入荷予定が明らかにされるとともに、流通センターによる仕分け作業能力の精度を向上させる。本発明は、かかる段階を通じて、製品を明かにすることにより、ロス防止の補助も行う。
【0046】
RFID技術は、既製服の供給プロセスの流通センター(第四)段階において多くのアプリケーションを有している。かかるアプリケーションを実行するとともに、付随する利益を得るため、流通センターに様々なタグ読み取り装置(問い合わせ装置)を設ける必要がある。例えば、タグ読み取り装置は、荷受けドック(distribution receiving dock)に設けなければならない。本発明の他の側面において、荷受けドックにタグ読み取り能力を有するトンネルを設けることができる。ここで用いられているように、”トンネル”は、固定位置のオーバヘッドスキャナーと近似している。好ましい形態において、”トンネル”とは、カートンが通過するたびにタグが読み出され、識別されるよう、カートンがそこを通過するトンネル型に形成された固定読み取り装置である。かかるシステムは、倉庫管理システムとインターフェースを行うソフトウエアも含むべきである。
【0047】
流通センターにおいて、このようにRFID技術を用いることで、伝票を手入力するための手間を省略すること、入荷プロセスの効率を向上させること、貨物に関するクレームを容易にすること、処理能力を向上させること、トレーラー上のカートンの仕分けをなくすこと、貨物取り扱い/混載業者/開梱業者の荷役証書データを用い、流通センターが受け取ったデータを調整する能力を提供すること、を含む多数の利益を提供する。この段階でRFID技術を用いることにより、窃盗によるロス防止にも一役買う。さらに、流通センターでRFID技術を用いることにより、その情報を迅速に利用可能とすることで倉庫管理システム内の現在の情報の価値を向上させている。
【0048】
これに加え、RFID技術は、特別な取り扱いを行うためユニットレベルタグに対し、逆のデータを書き込むのに用いることが可能であり、ユニットを別の小売りアウトレット製品として識別する能力を提供する。具体的には、各衣服上に独自のタグを設けることにより、前記システムは、各タグへの書込み又は価格データの変更に用いることが出来る。かかるシステムを実現させるため、タグ読み取り装置は、書き込まれる情報を通信することにより、複数のタグへ同時に書込みができるようにしなければならない。好ましい実施形態において、タグ読み取り装置は、複数のタグに同時に書込みを行うことができ、すなわち、隣接するタグに書込みを行うことなく各タグに書込を行うことができる。これにより、価格訂正又は価格を下げる作業が非常に簡単になり、これにより、各チケットを手作業で訂正するのに必要な労力が低減される。さらに、このシステムは、多機能又は特別な取り扱いを行うプロセスの効率を向上させ、チケットに対し、他の小売りストアに関するデータを書き込むことにより、手作業によるチケットの訂正プロセスをなくす。しかも、国際的な発送用に、異なる通貨による価格を反映する複数の価格を電子的に書き込むことが可能である。最後に、RFID技術を用いることで、流通センターが認識することのできる予告伝票(pre−receipt)を発行し、当該流通センターが必要な労働力を予測し、その計画を立てることを可能とするとともに、混合されたカートン等の特別な取り扱い作業を見越すことができる。
【0049】
流通センターにおいてかかる特徴を実行するためには、流通センターの多機能エリアに、タグ読み取り装置、又は、タグ読み取り装置を備えたトンネル、とともに、在庫管理システム全体とインターフェースを行うソフトウエア、が必要となる。
【0050】
供給プロセスの流通センターの段階においてRFID技術を用いる更に別の利点は、RFID技術が、カートンを開けることなくカートンの内容物に関する”可視性(visibility)”を提供することにある。再度述べるが、このことにより、流通センターでの受け入れを行い、多機能エリアに、タグ読み取り装置、又は、タグ読み取り装置を備えたトンネル、とともに、読み出されたデータを変換し、スキャンおよび倉庫管理システムとインターフェースを行うソフトウエアが必要となる。かかるシステムの利点は、間違った内容物および後に続く作業(downstream activities)に伴う労力を低減させることである。
【0051】
また、タグ読み取り装置が、流通センターの在庫、および従業員(労働者)の省力化(putaway associates)、のために設けられた場合、カートンの補助検査用にRFIDシステムも用いることも可能である。これにより、検査に必要な労働力を低減するとともに、在庫において間違った商品が混入した場合にその訂正に必要な労力をも低減する。ここでも、コンピュータシステムは、倉庫管理システムとインターフェースされていなければならない。
【0052】
本発明の重要な側面に基づくと、RFID技術は、選択的な貨物収集の検査(varification of pick selection)を提供するため、供給プロセスの流通センターの段階でも用いることが可能である。これに対応するため、前記システムは、タグ読み取り装置、および/または、手作業による集荷(manual pick)のためのトンネル、および選別機、ならびに、関連するシステム拡張機器、を含んでいなければならない。かかる構成は、割り当てされる全ての注文が、”バッチ的に集荷”(batch picked)され、自動選別機へ誘導するために”トラフ”型の容器/ベルト上に置かれ、トレイ上に直接誘導され、固定されて、トレイ上のユニットの読み取りを行う、チルトトレイ等の自動選別機、を有する。再度述べるが、”バッチ的な処理”とは、同じ時期内における全てのストアの需要を割り当てること、を言う。
【0053】
さらに、情報を、ユニットレベルでタグに、直接書込むことが可能である。内容物および注文の完了を確認させるため、シュート内に、読み取り装置を設けることもでき、これに代え、トンネルを介し、カートンの内容物に対して一の固定スキャンを用いてもよい。これにより、注文の選別ならびに割り当てを、高度に自動したプロセスにより確認することが可能となる。かかる構成により、在庫調整の省略、正確性の向上、ならびに、資本の有効かつ効率的な利用、を含む多くの利益が得られる。また、当該システムは、生産性についても大幅な向上をもたらす。
【0054】
供給プロセスの流通センター段階の背景において、RFID技術は、手作業による検査にも用いることが出来る。具体的には、タグ読み取り装置、および/または、手作業による集荷のためのトンネルおよび選別機を設けることにより、手作業による集荷又は選別ユニットの補助のために携帯又は装着型ユニットを使用することができる。かかる携帯ユニットは、(かかる位置/ユニットに向けることにより)選別位置内にあるユニットを読み取り、ユーザーが正しい位置におり、製品は正しい物であること、を体系的に確認する。例えば、当該システムは、ユーザーに選択が正しいこと、ならびに、ユニットをいくつ集めなければならないかを表す、ビープ(beep)等の音声信号を発する。ユーザーは、ユニットを集め、次に、ストアの要求を満たすため、残りの場所に向かう。集荷が完了すると、カートンは閉じられて密閉され、内容物がストアの要求にマッチすることを検査するためにトンネル又はRFIDタグ読み取り装置を通じてコンベヤーに送られ、これにより、集荷の正確性が100%保証される。その他は、発送のため送り出されるが、誤りが発見されたカートンは、記録され、訂正のためにはじき出される(diverted)。このシステムによってもたらされる利益には、完全ではないが、手作業による集荷エラーを解消すること、が含まれる。また、SKUデータの読み取り要求をなくすことにより、生産性を向上させることが可能となる。
【0055】
さらに、タグ読み取り装置を備えた流通センターを設けるとともに、システムの拡張機能を適切にすることにより、在庫管理ならびに品質保証と関連づけてRFID技術を用いることが出来る。例えば、RFID技術は、サイクルカウント(cycle counts)および在庫検査に必要な時間を減少させるために用いられる。また、RFID技術を用いることにより、内容物を確認するためにカートンを開ける必要をなくす(前述のように、これにより集荷の正確性が向上する)。さらに、当該システムは、製品を探すために費やす労力(例外モード)を減少させるとともに、受け入れ品以外の内容物への混入およびエラーに費やされる労力を減少させる。
【0056】
通路の入り口(doorway portals)にタグ読み取り装置、ならびに、流通センターの発送ドックにおいてタグ読み取り装置を備えたトンネル、を設けることにより、ユニットレベルで流通センターの活動を追跡することができる。これにより、手作業でカートンをスキャンする労力を減少させ、誤ってはじき出すこと(misdiverts)を減少させ、発送プロセスの効率を向上させることが出来る。また、タグ読み取り装置およびトンネルを、流通センターの発送ドックに設けることによりカートンの移動並びにその内容物が判るようにすることで、貨物に関するクレーム請求が容易になる。荷役証書の申請に関しては、伝票のタグを1回スキャンすることで受け入れシステム内に内容物をダウンロードするよう、RFIDタグを用いて荷役証書をプリントアウトすることができる。
【0057】
タグならびに構内(yard)アンテナシステムを設けることにより、アクテイブタグおよび適切な機器を用いた構内管理システムを実現することもできる。例えば、
かかるシステムは、トラックが敷地内のどこに駐車しているか、それに何が積まれているか、を識別するために用いることも出来る。当該システムは、ScaNおよび倉庫管理(WMSおよびTMS)システムとインターフェースするよう設計されていなければならない。
【0058】
本発明のある実施形態においては、図4に示すポータルドックローダー(portal dock loader)402が、タグ読み取り装置として用いられる。ポータルドックローダー402は、ローラーテーブル404と連動して動作するよう設計されていることが好ましい。ポータルドックローダー402は、検出部406およびスタンド部408を含んでいる。検出部406は、一以上のRFID読み取り装置を有することが好ましい。これらの読み取り装置は、RFIDタグタグに検出部406付近を通過したかを問い合わせるよう設計されていることが好ましい。
【0059】
RFIDタグを含む商品又はアイテムを内蔵するビン410は、回転テーブル404を用いることにより、検出部406に渡って移動することができる。このことにより、ビン410に内蔵されている商品のアイテムは、検出部に配されたRFIDタグ読み取り装置が、RFIDタグに問い合わせ可能な適切な距離内で通過することができる。RFID読み取り装置および検出部406は、コンピュータ412と通信する。読み取り装置がRFIDタグに問い合わせを行うと、情報がコンピュータ412に送信されてくる。したがって、従来の回転テーブル404によって商品が移動してくると、コンピュータ412によって、商品の不正確さに関する評価(inaccurate assessement)を収集することができる。
【0060】
ポータルドックローダー402には、多くの用途がある。ポータルドックローダー402は、特定のカートンがトレーラー内に置かれ、あるいは、移されたか、を確認するのに用いることが出来る。ポータルドックローダー402は、特定の発送カートン、ビン、又は商品が、小売りストア又は供給プロセスの次の段階で受領されているか確認するため、受け入れ側で用いることも出来る。
【0061】
図5は、本発明の他の実施形態を示している。コンベアベルト502は、積み込み又は荷下ろしのいずれかの間、カートン504を移動させるのに用いられる。カートン504が、RFIDタグ読み取り装置506の適切な距離内で通過すると、当該カートン内の全てのRFIDタグに問い合わせが行われる。当該カートンは、自身を識別するため、一つの固有IDを含むようにしても良い。読み取り装置506によりRFID情報を収集した後、かかる情報を他のコンピュータ508に送るようにしてもよい。図4に示した実施形態と同様に、このシステムも、どのアイテムおよびカートンが発送されたのか、受け入れ側で用いられた場合、どのアイテムが入荷したのか、を判断することができる。また、当該システムは、カートンの一の固有IDを用いることにより、カートン内の全てのアイテムを当該カートンに関連づけることが可能である。
【0062】
RFID技術は、流通センター/カタログならびにオンライン上の返品伝票(return receipts)を、ユニットレベルで追跡するのに用いることができる。これにより、製品センターのフィニッシャー(product center finishers)ならびに製品の再在庫(restocking)、の追跡に役立つ。かかる手順を実施するため、流通センターの返品領域(distribution center return area)のユーザーにタグ読み取り装置を設けなければならない。
【0063】
RFID技術は、人的資源を数えるため、RFIDタグを従業員(労働者)の身分証内に設け、入り口・出口にアンテナを配置することにより、流通センターのセキュリテイーを高め、時間および出勤ならびに働き具合を報告するためにも用いることができる。このシステムは、倉庫管理システムとインターフェースされていることが好ましい。流通センターにおいてRFID技術をフルに活用することによる主な利点の一つであって既に述べたものには、流通センター内で紛失した製品に関する労力を低減すること、がある。
【0064】
また、RFID技術は、既製服の小売り供給プロセスにおける第三者(集荷業者)の流通段階に用いることが出来る。具体的には、RFID技術は、集荷業者での入荷をユニットレベルで追跡するのに用いることができる。これにより、貨物に関するクレームの請求を的確に行い、出荷貨物の紛失を減少させ、ストアに対して次の発送が判るようにし、付加価値を付けるサービス能力を促進し、ストアに対して返品された製品(turning away products)が判るようにする。かかるシステムを実現するため、集荷業者のサイトにRFIDタグ読み取り装置、および、在庫管理システムを用いて集められたデータをインターフェースするソフトウエアを設ける必要がある。
【0065】
本発明は、さらに、RFID技術を、既製服の小売り供給プロセスの最終段階である小売店において広い用途に用いること、を意図している。まず最初に、RFID技術は、入荷後、各ストアにおいて、カートンの内容物を追跡するのに用いることが出来る。これを実行するため、ストアの荷物受け入れ口にRFIDタグ読み取り装置を設けなければならない。この技術を適用することにより、ストアにおいて、手作業により受け入れを追跡するのに必要とされる時間と労働力を減少させ、受け入れプロセスにおける誤りを減らすとともに、直送される発送品の予想を可能にことにより、在庫データの正確性を改善する。これを実現するため、データ収集システムは、管理追跡システムを介して、在庫システムとインターフェースされ、管理追跡システムは、荷役証書と受領した製品間の相違点を報告する。
【0066】
ストア内のあらゆる場所にRFID技術を用いることにより、在庫管理を永続して実行可能となることが大きな利益である。これは、在庫管理用の携帯読み取り装置を設けること、又は、自動在庫管理用の読み取り装置を壁に埋め込むこと、により実現することが出来る。かかるRFIDタグ読み取り装置から受信したデータは、ストアの在庫システムとインターフェースされる。この自動永続在庫管理システム(automated perpetual inventory count system)は、在庫データを改善し、各衣服を手作業でスキャンするのに必要とされる時間と労力を減少させ、売り場にある製品の種類(例えば、サイズ、色、およびスタイル)がリアルタイムで判るようにし、ストアの在庫から直ちに補充可能とする。
【0067】
当然、ストア内のあらゆる場所にRFID技術を用いることは、ロス防止ならびにセキュリテイーにも役立つ。この状況において、センサータグ技術等の既存のシステムを、RFID技術に置き換えることができ、これにより、センサータグの取り付け・取り外しに必要とされる時間と労力をなくすることができるとともに、センサタグ能力の制限を受けずにストアのセキュリテイーを改善することが可能となる、かかる特徴を実現するため、タグ読み取り装置をストアの出口に設けるとともに、従業員に商品販売後、販売済み商品のタグを除去するかフラグを立てるよう訓練を受けさせなければならない。
【0068】
RFID技術は、起動しないようにした、又はタグにフラグを立てた、個人の識別番号を記憶することができる、という利益を提供する。これにより、各従業員によるロスを追跡することにより、従業員の窃盗による損失を減少させることが可能となる。これに対し、タグ除去装置にアクセス可能な者であれば、誰でも匿名でセンサタグの除去が可能である。
【0069】
各ユニットについてRFID技術を用いることにより、精算手続きの正確性を向上させるため販売時点での顧客の購買内容を読み取ること、精算(レジおよび包装での)に必要な時間と労力を減少させるとともに、顧客が精算を待つ時間を減少させること、も可能にする。本発明のかかる特徴を実現させるため、精算又はレジ/包装ステーション(cashierand wrapping center)にタグ読み取り装置を設けなければならず、従業員に商品販売後、販売済み商品のタグを除去するかフラグを立てるよう指示しなければならない。
【0070】
本発明の他の側面によると、RFID技術は、ストア、流通センターならびに他の会社施設における資産を追跡するのに用いることができる。小売りストアの場合、例えば、RFIDタグを、ストアの設備、棚等の資産に貼り付けることができる。携帯スキャナー等の小さいアイテム又は他の器具にもタグを取り付けることができる。施設中にアンテナを設ける(固定が好ましい)ことにより、計画、購入、管理、および廃棄の目的で、タグが取り付けられた資産を追跡することができる。RFID技術をこのように用いることにより、アイテムが、ストア、部門、原価部門(cost center)、オフサイト倉庫(off−site storage)等、内で移動した場合に、資産を体系的に明らかにすることができる。かかる可視性により会計責任(accountability)を果たすとともに、より良い資産の管理が可能となり、これにより、正確な購買要求、手元商品の数量(on−hand quantity)を減少させ、正確な課税基準を提供するための記録、を導き出すことができる。小売ストアに用いられている器具の場合、RFID技術の使用によりもたらされる可視性は、ストアポリシーに適合させるために前記器具を配置すること、を促進にするよう用いられる。
【0071】
図6は、本発明の好ましい実施形態の一つを示す。小売りストアで用いられる器具の一例は、シェルビングシステム602である。シェルビングシステム602は、商品を保持するようデザインされた棚604および606を含んでいる。RFID読み取り装置は、シェルビングシステム602と関連づけられていることが好ましく、図6に示した実施形態においては、複数のRFID読み取り装置が異なる商品群に近接して設けられている。図6に示すように、第一読み取り装置608は、第一商品群610付近に設けられ、第二読み取り装置612が、第二商品群614付近に設けられ、第三読み取り装置616は、第三商品群618付近に設けられ、第四読み取り装置620が、第四商品群622付近に配置されている。読み取り装置608、612、616および620は、関連する商品群だけに問い合わせおよび読み出しを行い、他の商品群には、かかる動作を行わないよう構成されること、が好ましい。
【0072】
好ましい構成が構築されると、読み取り装置608、612、616、および620は、コンピュータと通信、又は、無線装置702(図7参照)と通信、することができる。有線、又は、無線通信システムを用い、これらの装置のいずれかとシェルビングシステム602との間で通信を行う事が出来る。
【0073】
シェルビングシステム602は、異なるタイプの情報を供給することができる。読み取り装置608、612、616、および620は、継続的又は断続的に商品に関連するRFIDタグに対し、問い合わせを行うことができるので、シェルビングシステム602は、リアルタイム、又は、ほとんどリアルタイムで、シェルビングシステム602上に載置された商品に関するデータを要求することができる。また、複数の読み取り装置が、特定の位置でシェルビングシステム602と物理的に関連づけられているので、シェルビングシステム602は、商品がシェルビングシステム602内のどこに置かれているのかについての情報を提供することが可能である。例えば、商品がサイズによって分類されシェルビングシステム602上に置かれている場合、ユーザーは、商品が誤ってファイルされていること、又は、商品がシェルビングシステム602内の誤った場所に置かれていること、を判断することが出来る。かかる情報は、リアルタイムの在庫追跡の確認、ならびに、売り場にどの商品があって、どの商品がないかの判断、に用いることが可能である。
【0074】
また、シェルビングシステム602は、無線装置702とともに用いることも出来る。無線装置702は、在庫情報を収集するために用いることが出来る。かかる在庫情報は、現在どのアイテムが売り場にあるのか、どのアイテムを裏の部屋(backroom)から補充する必要があるのか、流通センターにどのアイテムを注文しなければならないか、を判断するために用いることが出来る。このシステムは、顧客の役立つようにすることもできる。例えば、顧客が、サイズとスタイルに基づき、あるアイテムを所望した場合、当該アイテムの特性が無線装置702に入力される。次に、販売員は、RFIDタグをスキャンし、問い合わせを行うため、無線装置702を用いる。顧客により要求されたアイテムの詳細とマッチするタグが見つかった場合、無線装置702は、その旨の表示をすることができる。無線装置702は、聞き取れる表示(audible indication)を返すことが好ましい。また、無線装置702は、求める商品への販売員の接近に応じ、連続した報知ビープ音(informative beeps)又はどのような可聴音を返すようにしてもよい。販売員を求める商品へ導くため、かかる可聴音のピッチ又は周波数を大きくしてもよい。
【0075】
同様に、デザイン、販売促進、生産のための衣服サンプルの追跡にRFID技術を用いることができ、また、マーケテイング部門が、次の製品の計画のために用いることもできる。上述のように、これらのサンプル又は試作品は、通常、社内に残るので、システムは、これらのサンプルがどこにあるのかを追跡するとともに、これらの社内での発送の追跡に用いられる。社内の様々な部署、部門、オフィスを移動する個々のユニットを追跡するため、RFIDタグをサンプルに取り付けることもできる。これにより、サンプルユニットの管理責任、正しい使用、廃棄、を確保することができる。
【0076】
ストアの場所においてRFID技術を用いると、供給製造者レベルに返品する場合の理由を追跡することで、特定の供給工場が品質に問題のある衣服を製造しているかを識別することによって、返品プロセスをうまく管理することができる。したがって、タグを、供給者の能力判定を促進するため用いることができる。再度述べるが、かかるシステムを実現するためには、レジ/包装(精算)ステーションにタグ読み取り装置を設けなければならず、販売時点システムとインターフェースするソフトウエアが必要である。
【0077】
本発明の他の側面について、RFID技術は、試着室のトラフィックを追跡するために用いることが出来る。かかる目的のため、試着室内に持ち込まれる衣服のタグを読み出すためのアンテナが試着室の入り口に設けられる。これにより、小売業者は、衣服のいくつかの側面(スタイル、色、外観等)についての顧客の興味(少なくとも最初の興味)を表す証として、どの製品が試着室に持ち込まれたか、に関する情報を収集することができる。こうして収集された試着室情報は、どの製品が試着され、最終的に購入されたかに関する役立つ情報(valuable insight)を提供するため、販売データと関連づけられる。試着室データ(および、例えば、販売データと関連づけられたもの)から得られた情報を、特定商品の、販売促進、計画、および/又は、マーケテイングの判断材料に用いるには、多くの方法がある。例えば、かかるデータは、特定のスタイルの衣服が頻繁に試着されてはいるが、ほとんど購入に至っていないことを示すかもしれないので、当該衣服のフィット感又は細部に問題がある点を指摘することが可能となる。これに代え、衣服が試着される周期とストア内の衣服の場所との間の関係が、製品の販売促進に役立つかもしれない。したがって、この技術は、店内における市場調査のツールを提供することになる。
【0078】
他の使用可能な用途としては、RFIDタグを有するカードを顧客に配布することにより、顧客ロイヤリテイープログラムカード、ギフトカード、購入予定商品カード(wish list cards)等を実行することである。かかるシステムは、顧客サービス向上のため、ストア内に入った顧客を認識することさえ可能である。
【0079】
前述の本発明の好ましい実施形態の開示は、例示および説明の目的でなされたものであり、発明を網羅し又は開示された形式に限定すること意図したものではない。当業者にとっては、上述の開示を考慮すれば、開示された実施形態の様々な変更および改良をなすことは明かである。本発明の範囲は、添付した特許請求の範囲、および、その均等物のみによって定められる。
【0080】
さらに、本発明の代表的な実施形態を説明するにあたり、本明細書は、ステップの特定ステップとして本発明の方法、および/又は、プロセスを表現している。しかし、方法又はプロセスは、目的に一致する範囲で、ここで述べられているステップの特定の順序に依存するものではなく、前記方法又はプロセスは、述べられたステップの順序に限定されるべきではない。当業者であれば理解するように、ステップは、他の順序でも良い。したがって、明細書中で述べたステップの特定の順序を、特許請求の範囲に関する限定事項として解釈してはならない。さらに、方法又はプロセスに方向付けられた特許請求の範囲は、記述された順序におけるそのステップの動作(performance)に限定されるべきでなく、当業者であれば、順番を変更しても、本発明の精神ならびに範囲は、そのままであることを直ちに理解することができる。また、本発明は、アパレルだけでなく、いかなる形態の製品にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、タグ、アンテナ、読み取り装置ならびにホストコンピュータを備えたRFIDシステムの好ましい実施形態の詳細な図である。
【図2】
図2は、小売り組織における6段階の供給プロセスの好ましい実施形態の略図である。
【図3】
図3は、本発明のシステムおよび方法に用いられているRFIDタグの一例の好ましい実施形態の拡大図である。
【図4】
図4は、本発明にかかる携帯ドックローダーの好ましい実施形態の等角図である。
【図5】
図5は、本発明にかかるコンベヤーアセンブリの好ましい実施形態を示す略図である。
【図6】
図6は、本発明にかかる器具の好ましい実施形態の正面図である。
【図7】
図7は、本発明にかかる無線装置の好ましい実施形態の正面図である。
【関連出願】
本明細書は、その全体が参照のため本明細書に取り込まれる、2000年9月5日出願の米国仮出願番号60/229、599の出願日の利益を主張する。
【0002】
【発明の属する分野】
本発明は、小売り事業において無線周波数識別技術(RFID)を使用することに関し、具体的には、小売り組織の供給プロセス内の様々なプロセスを促進するため、RFID技術を用いるシステムおよび方法に関するものである。
【0003】
【発明の背景】
無線周波数識別技術(RFID)は、読み取り装置と移動可能なアイテムとの間でデータを転送するために、無線周波数波を用いる技術である。図1は、タグアンテナ、読み取り装置、および、ホストコンピュータ、を含むRFIDシステムの詳細な図を示している。図示したように、アンテナは、タグIDをとらえ、次に、読み取り装置は、無線周波数をデジタル情報に変換する。ここで、ホストコンピュータは、ソフトウエアによるデータベースである。
【0004】
RFIDシステムにおいて、用いられるタグのタイプは、非常に多岐にわたる。かかるタグは、読み出し専用であっても、読み出し/書込可能なものであってもよい。タグは、同時に一以上の多数のタグの読み出し/書込を行う能力を提供するため、衝突防止特性(anti−collision characteristic)を有するであることが好ましい。また、タグは、サムネイル(より小さい)サイズからブリック(brick)のサイズまでの様々なサイズに変化させてもよい。
【0005】
各タグの価格も、現在のところ、各タグ$0.30から$250.00と非常にバラエテイーに富んでいる。当然のごとく、技術が進歩すれば、新たな性能が追加され価格も下がる。
【0006】
RFID技術は、バーコーデイング等の他のシステムを超える利点を提供する。まず最初に、RFID技術は、非接触(接触しない)であり、視野方向(line of sight)に依存しない。また、RFID技術は、視覚的な分野で効率的であり、バーコード又は他の光学的読取り技術が使えない環境にも用いることができよう。さらに、RFID技術は、高速な読み出し速度を提供し、ほとんどの場合、現在の技術を用いて、100ミリセカンド未満で応答する。RFID技術は、非常に高いデータの正確性をも提供するので、対話型アプリケーション用の読み出し/書み能力を提供することが可能となる。
【0007】
現在のところ、RFID技術は、タグパレット又はカートン、車両、会社の資産、アパレル等のアイテム、荷物や洗濯物、人間、家畜、又はペット、ならびに、コンピュータおよびテレビ等の高付加価値の電気製品、に用いられている。RFID技術の現在の応用分野には、セキュリテイーアクセス、ロス防止、資産および在庫の追跡、自動料金徴収、野生動物および家畜の追跡、軟禁の監視(house arrest monitoring)システム、データ処理における作業(manufacturing work in process data)、発送および複合輸送コンテナ(intermodal containers)ならびに航空貨物の追跡、トレイラーのメンテナンス、ならびに、鉄道貨車の追跡、が含まれる。
【0008】
RFID技術の使用について、様々な提案がなされ、実行されてきたが、供給プロセスおよび小売り組織のオペレーションを最適化するRFID技術を用いるシステムおよび方法が必要であった。さらに、RFID技術およびコンポーネントの改良がなされるにつれ、全ての形態の供給プロセス、特に小売り組織の供給プロセス、を最適する可能性が高くなる。
【0009】
【発明の概要】
本発明は、供給プロセスの各段階において様々な利益を供給するため、供給プロセスにおいてRFID技術を用いるシステムおよび方法、を提供する。本システムは、小売り組織において、動作および効率を改善する場合に特に有益である。本発明によって利益を受ける小売り組織の一例には、宝石、メガネ類、パーソナルケア、ホームプロダクツ、赤ちゃん用品ならびにおもちゃを含む、既製服およびアクセサリーの小売り業者がある。しかし、本発明は、他の環境にも有益である。
【0010】
一般的な小売り組織の供給プロセスは、製品を製造する工場、貨物取り扱い/混載(freight forwarding/consolidator)、開梱(de−consolidator)、流通センター(distribution center)、集荷(poolers)、ストア又は小売りアウトレット、等の様々な段階を含んでいる。ここで用いられている”混載(consolidator)”とは、製造者が製品と出荷する施設(多くの場合は第三者の施設)を表す言葉である。製品は、この段階で、コンテナに”混載”され、又は発送の目的で”積み込まれる。”開梱(de−consolidator)”とは、製品が集中して受け取られる施設(多くの場合は第三者の施設)を表す言葉である。次に、製品は、各流通センターに送られる出荷(トレイラー)ごとに分類される。”集荷(poolers)”とは、流通センターからのトレーラによる製品の発送を受領する施設(多くの場合は第三者の施設)であって、そこで出荷物をストアに配達うるよう仕分けし、ストアに製品を配達するものを言う。出荷の追跡における”sCaN”とは、供給プロセス内での製品のカートンレベルの動きの追跡および監視に用いられるシステムをいう。”SuperRat”とは、本発明において用いられるタッチスクリーン手動受信ステーション(touch screen manual receiving station) として用いられているタッチスクリーンモニターをいう。本発明は、上記のような供給プロセスを有する小売り組織および非小売り組織に適用可能であるが、それらに限定されない。
【0011】
本発明のシステムおよび方法においては、RFIDタグは、追跡される各アイテム(又は、カートンないしは人)に関連づけられている。例えば、既製服を販売する小売り組織においては、RFIDタグは、各既製服に関連づけられている。この場合、タグは、衣服に縫いつけられる、および/又は衣服が製造された後に貼り付けられたタグ内に挿入される。
【0012】
本発明のシステムおよび方法は、読み取り装置と移動するアイテムとの間でデータを伝達するために高周波を用いる、現在利用可能な様々な態様のRFID技術を用いることが出来る。RFIDに関する技術は、急激に変化していることから、ここで説明した手法、プロセス、ならびにシステムは、いかなる特定のRFID技術に限定されるものではないが、特定のアプリケーション又はアプリケーションの組み合わせについて良好なコスト/パフォーマンスを得るため、最新のRFIDタグ技術を用いる事が好ましい。
【0013】
タグに加え、前記システムは、さらに、供給プロセスにわたるいくつかの場所に複数のタグ読み取り装置を備えている。ここで用いられている”タグ読み取り装置”は、読み取り/書込能力を有するタグにデータを書き込む装置を含むこと、も意図している。かかる”タグ読み取り装置”は、タグからのデータを捕捉するアンテナ、および、無線周波数をデジタル情報に変換する”リーダー”の両方を含むことが好ましい。また、かかる”タグ読み取り装置”は、当該タグ読み取り装置がタグにデータを書き込むのに用いられる場合は、送信器を含んでいなければならない。さらに、タグ読み取り装置は、特定のニーズに対応するため様々な形態で供給されることが好ましい。例えば、携帯タグ読み取り装置を、ストア又は流通センターの従業員に持たせるとともに、コンベヤーベルト又はトンネルに沿って設けられた固定タグ読み取り装置を、積み込みドック(loading dock)又は流通センターに設けるようにしても良い。
【0014】
また、前記システムは、タグ読み取り装置からの情報を受信し、処理するとともに、他の在庫、運営ならびに物流管理システムとインターフェースを行う、少なくとも一の、通常は複数のホストコンピュータ、を含んでいる。タグ読み取り装置がデジタル形式で情報を供給するよう設計されている場合、ホストコンピュータは、この形式で情報を受信し、処理する。当然のことながら、デジタル形式への変換は、必要に応じ、ホストコンピュータで行われる。
【0015】
RFID技術を用いることにより、小売り供給プロセス全体で、供給者の品質の劣悪を理由とする回収を増加させること、貨物のロスを減少させること、ストアの受け入れの正確性を向上させること、ストアの在庫管理データの信頼性を高めること、バックルームにあるためストアで販売できなかった損失を減少させること、ストアのロス防止活動の効率ならびに実効性を高めること、商品返品データの信頼性を高めること、供給者の未出荷残(shortship)の可視性(visibility)を拡大すること、流通センターの荷受け/在庫についての労力の効率を改善すること、ならびに、流通センターの在庫の正確性を改善すること、を含む省力化を果たすことができる。RFID技術を用いることで、さらに、供給プロセスの各ステップにおいて、ロス防止手続きを改善することが可能となる。
【0016】
以下の段落は、運営効率を高めるとともに、総合的なロス防止プログラムを体系的に提供するため、小売り事業の運営および供給プロセスにRFID技術を適用した場合の全体像を示す。
【0017】
[供給者の品質による返品/在庫の精度]
小売業者(例えば、既製服およびアクセサリーの小売業者)が、どの製造業者が品質の悪い製品を製造しているかを認識するのを可能にするため、本発明のシステムおよび方法には、RFIDタグが適用される。RFIDタグは、アイテムと関連づけられていると仮定すると、かかるアイテムが衣服の場合、RFIDタグは、衣服に縫いつけられ、製造/供給者が、RFIDメモリにより識別され、小売業者は、顧客が品質が悪いために製造/供給者へ返品したユニットを追跡することができる。これにより、このシステムは、製造者への損害補償要求を容易にする。さらに、小売業者は、プロセスを変更、又は、製品の品質および品質管理が改善され確認されるまで、特定の製造者からの購入を停止、することもできる。
【0018】
通常、小売業者は、輸送中の貨物の損失を取り戻す機会を失っている。集荷業者への配達前であって、ストアへの配達中にRFIDタグを取り付けられたユニットをスキャンすることで、小売業者(例えば、既製服の小売業者)は、相違点を認識し、貨物に関するクレーム(freight claims)をサポートする書類を提供することができる。矛盾点が早急に見つけ出され、供給プロセスの参加者、例えば発送業者、について追跡がなされることにより、ロス防止が改善される。
【0019】
[ストアの荷受け]
この分野において、見込まれる省力化の一つは、荷受けプロセスの間に生じる労働コストの低減によりもたらされる。しかし、効果のほとんどは、不正確な荷受けデータから生じる、遺失利益の損害賠償によりもたらされる。ストアの在庫管理用のRFIDタグ技術は、ストアにおいて、在庫を物理的にカウントすることを円滑にするため適用することが出来る。現在、小売り業者(例えば、既製服の小売業者)は、直接、又は、第三者を雇い、来店させて、物理的カウントを実行することに費用を費している。この毎年必要な(annual)コストは、小売業者がストアを拡張するつれて増加する。
【0020】
さらに、通常ならびに特別な(ad hoc)物理的カウントを行うための作業スタッフの時間を大幅に減少させる、又は、RFIDを通じて無くする、こともできる。定量化するのが困難な効果としては、商品を企画する能力、ならびに、よりよい決断を行うための流通をグループ化する能力、である。なぜなら、かかる能力が、より正確な在庫データの基礎となっているからである。また、製品を追跡することが出来るので、ロス防止を改善することができる。
【0021】
[ストアのロス防止]
RFID技術は、顧客ならびに従業員による盗みの両方を防止するため、ストアにおいてセンサタグ技術にとって変わる潜在的な可能性を有する。在庫管理をアシストするため用いられるセンサタグの一例は、SENSORMATICタグである。かかるセンサタグによるソリューションは、センサタグのコスト、および、タグを取り付けるストアでの労働コストがかかること、の二つの理由から高価なものになってしまう。製造者においてRFIDタグが埋め込まれ、又は、取り付けれられる場合、センサタグのコストおよび関連するストアのコストが不要となる。センサタグについての他の問題は、アイテム購入後にこれらのタグを取り除くのが困難な点である。販売員が、アイテムの購入後に不注意でタグを取り除くのを忘れる場合もある。センサタグ付きのアイテムであって、まだ取り除かれていないものを購入した消費者は、自身でそれを取り除くのに非常に苦労することになる。まれにではあるが、センサタグを取り除く行為が、タグが取り付けられたアイテムにダメージを与えたり、破損してしまうこともある。顧客は、販売員にセンサタグを取り除かさせるため、ストアにアイテムを返すことも出来るが、これでは、手間がかかる。RFIDタグを用いることにより、このような困難で、リスクを伴うプロセスを行う必要が無く、顧客がタグを除去してもらうためにアイテムを返すことも不要となる。
【0022】
これに加え、RFID技術は、RFIDタグを起動しないようにした、又はタグにフラグを立てた、個人に関する記録を維持することが出来るので、従業員の盗みを防止するのに特に有益である。タグが起動しないか、フラグが立てられ、その後に製品が紛失した、すなわち、販売されても在庫にもない、場合、ロスを防止するため、タグを起動しないようにした又はフラグを立てた、個人の身元が役立つ。
【0023】
[販売時点のデータの信頼性]
ストアの従業員が、解読出来ない番号を入力した(keys)場合、アイテムのSKUが識別出来ないので、このタイプのデータ信頼性が確保される。このような事態が起こると、データの信頼性の欠如ならびに販売ロスの結果として、手持ち在庫(on−hand inventory)が確認されない。RFID技術は、販売時点管理シスムに接続、又は、その一部である問い合わせ装置により読み取られるRFIDチップにより認識されたアイテムを有することにより、この問題を緩和することができる。
【0024】
[ストアのバックルーム]
商品が売り場にないが、バックルームにある場合、販売機会を失うおそれがある。この問題を解決するために取りうる策の一つとしては、バックルームのスペースを小さくし、売り場に在庫品を並べるようにすることがある。他の解決策としては、売り場にアイテムがない場合、いつでも、RFID技術を用いてバックルームをスキャンする。かかるアイテムがバックルームにある場合、RFIDを通じて探し出され、取り出され、売り場に移されるか、顧客に渡される。売り場の商品を反映する在庫情報と倉庫内の商品を反映するデータとを周期的に比較することにより、かかるプロセスを自動化することもできる。
【0025】
[商品返品データの信頼性の問題]
このタイプの信頼性の問題は、販売員が、チケット又は伝票なしに返品された商品のスタイル番号を間違って入力することから生じる。再び述べるが、この問題は、販売時点管理シスムに接続、又は、その一部である問い合わせ装置により読み取ることが出来るRFIDチップにより解決する。
【0026】
[供給者の未出荷残の可視性]
現在、小売業者は、自身の商品に関し、それらが工場をから出荷された後にSKUレベルの可視性を有していない。適切に配置されたRFID問い合わせ装置と結びつけられた、衣服内に埋め込まれたRFID技術によって、各供給者が何を届けようとしているのかを、ユニットレベルで小売業者(例えば、既製服の小売業者)に判るようになる。このようにRFIDを適用することにより、より詳細な在庫管理を行うとともに、実際に受け取った商品についての支払いを行うことができる。
【0027】
[流通センターにおける荷受け/在庫についての労力の削減]
労力の削減は、現在、荷受け/在庫作業で要求されている、目視、および/又は、視界による、SKU確認プロセスを削減することにより達成される。これに加え、RFIDにより、小売業者は、例えば、ストア別で個別の荷受けをせず、ユニットをバッチ的に処理してソーターへ送り、手作業による処理を減らし、能力を調節し、資産を有効に利用する等、することにより、現在の荷受け/在庫作業を再編成することができる。”バッチ的な処理”とは、同じ時期内における全てのストアの需要を割り当てること、を言う。供給プロセスのこの段階でRFIDを用いることは、ロス防止にも役立つ。
【0028】
[棚卸しと正確性]
在庫調整作業を削減するとともに、自動による処理精度の検査を採用することにより、毎年、多大な労力が削減される。RFIDは、信頼性を保ちつつコストを削減するので、ランダムサンプリングでも100%を誇り、確認するカートンの数を増加させることが出来る。
【0029】
[試着室のデータ収集]
本発明の上記、又は、その他の目的は、添付された図面を参照しつつ詳細な説明を読むことにより明らかとなる。RFID技術は、試着室のトラフィックを追跡するために用いることができる。この特徴を実現するため、試着室内に持ち込まれる衣服のタグを読み出すためのアンテナが試着室の入り口に設けられる。顧客の衣服に関する興味を表す証として、試着室に持ち込まれた製品の識別番号に関するデータを収集することができる。かかるシステムは、例えば、頻繁に試着されてはいるが、ほとんど購入に至っていない製品を識別するか、又は、衣服が試着される周期とストア内の衣服の場所との間の関係を示すことにより、ビジネス情報ならびに市場調査ツールを提供するため、試着室データと、販売データ又は棚の位置に関するデータ等の、他のデータを結合させるソフトウエアを含むことが好ましい。
【0030】
[その他]
本発明にかかるRFID技術を随所に用いることにより、他の潜在的な用途もある。これらには、ストアの資産の管理、ストア内での顧客の買い物動向、試着室での試着内容の可視性、商標権侵害ならびに反偽造(anti−counterfeiting)、サンプルの追跡ならびに管理、ならびに、混載業者、集荷業者、および様々な流通施設での監視能力、が含まれる。サンプルの追跡ならびに管理は、内部サンプル追跡と呼ばれる。例えば、デザイン、販売促進、生産のために用いられる試作品は、デザイン部門、販売促進部門、生産部門において、又は、これらの部門を移動するうちに、紛失し、見あたらないことがある。本発明によれば、会社側は、社内で発送され、存在する試作品又はサンプルを追跡することが可能となる。また、会社側は、かかるシステムにより、他の部門間で発送した物を追跡することができる。
【0031】
[サマリー]
このように、本発明のシステムおよび方法を適用することにより、RFID技術は、小売り業者の供給プロセス内でユニットレベルの可視性を提供可能であることは、明らかである。このタイプの可視性は、小売業者が、完全かつ優れた流通ルートを実現するため、自身が供給プロセスのリンクを結合させることを可能とする。これに加え、RFID技術は、小売業者によりよい顧客サービスの提供を可能とするため、ストア環境内でユニットレベルの可視性を提供する。最後に、前述の例により実証されたように、RFID技術を随所に用いることによって、供給プロセスにわたりロス防止を円滑に行うことが可能となる。
【0032】
【発明の説明】
本発明は、供給プロセスの最適化および小売り事業の運営の向上、具体的には、供給プロセスおよび小売り組織の運営を効率化するために、RFIDを用いるシステムならびに方法を提供する。また、本発明は、従業員、顧客、およびその他の者、の窃盗による損失を防止するのに有益である。
【0033】
ここで用いられるように、RFIDとは、読み取り装置とタグとの間でデータを転送する無線周波数波を用いる自動識別技術を言う。タグが無線周波数(RF)領域に入ると、RF信号がタグに電力を供給するか、それをオンにする。次に、タグは、IDおよびプログラムされていたデータを読み取り装置に送信する。RFIDタグ読み取り装置(問い合わせ装置)は、無線周波数情報をホストコンピュータ上のソフトウエアにより読み取り可能なデジタル情報に変換する。かかるコンピュータは、求められるアクションを決定するとともに、どの順でデータを読み取り装置に返り返すか、の指示を行う。
【0034】
RFID問い合わせ装置(又はタグ読み取り装置)には、形態ユニットを含め、いろいろなサイズおよび形状のものがある。全ての問い合わせ装置は、アンテナ、デコーダ、データ変換器、コンピュータインターフェース、および電源という、同じ基本構成を有している。サイズおよび外観の異なるタグは、”頭脳(intelligence)”を内包したチップを備え、追跡を可能にするための固有の識別番号(ライセンスと同様に)を含み、アンテナであり、追跡を可能とするためチップ内にエンコードされたインレー、ラベルすなわち他のタグ、又は、コンポーネントの可視包装であるパケージング、を含んでいる。図3に、一のタグの例を示す。
【0035】
RFIDタグは、ユニットの始点(at origin)に取り付けるようにしてもよい。ユニットが、小売り業界の供給プロセス内の適切な位置に設置された問い合わせ装置を通過するにつれ、RFID技術は、それが完全に成熟している場合、タグが各プロセスを通じて移動することにより、在庫についてSKUレベルの可視性(visibility)を提供する。また、RFID技術は、タイムスタンプのように、タグが問い合わせ装置と通過すると、問い合わせ装置により、ユーザーがタグにデータを追加出来るような、読み出し/書込み能力をオファーする。RFID技術は、方向又は見通し(line−of−sight)に影響されず、すなわち、RFIDタグは、カートンを通じてでも読み出し可能である。これに加え、RFID技術は、複数の物体を同時に識別することが可能である。
【0036】
RFIDタグは、読み出し専用又は読み出し/書込み可能、のいずれであってもよい。読み出し専用タグは、通常、読み出し/書込み可能タグよりも安価である。しかし、読み出しによる解決手法では、各RFIDタグ付きユニットの全ての移動に関するデータを記憶するため、巨大なデータベースが必要とされるように、バックエンドに関し、潜在的に大量の処理を必要とする。RFIDタグの読み出し/書込み距離は、タグ、アンテナサイズ、デザインおよび動作周波数によって変化する。
【0037】
タグの構成にもよるが、RFIDシステムは、−25Cから+85Cの範囲の動作温度の過酷な条件下の産業又は商業環境でも動作可能である。かかるシステムは、様々な周波数で動作可能である。現在のところ、好ましい周波数は、13.56MHz、915MHz、および2.45GHzである。これらの周波数によるトレードオフもある。データ読み出し範囲については、13.56MHzのシステムが、0.25から0.5メートルの範囲、915MHzのシステムが、3から5メートルの範囲、ならびに、2.45GHzのシステムが、0.5から1.0メートルの範囲を有している。実際の範囲は、用いられる特定のトランスポンダー、アンテナのサイズ、アンテナの数、その他によって変わる。また、データの書込み範囲は、通常、データ読み出し範囲の50%程度である。また、世界中には、異なる規則が存在し、例えば、13.56MHzシステムは、日本で許可されておらず、915MHzは、ヨーロッパで許可されていない。上述のように、現在のところ、13.56MHzおよび2.45GHzの両方は、比較的微弱な読み出し/書込み範囲を有している。915MHzの周波数は、より魅力的な範囲を有するが、国際的には許容されず、合衆国とカナダのみで通用する。最後に、RFIDシステムは、センサーマチックタグと同様のEAS(電子商品監視)機能を含んでもよい。
【0038】
RFID技術の主要なサプライヤーには、テキサスインスツルメント社、フィリップス社、およびインターメック社、が含まれている。RFID技術は、規格化(13.56MHzが規格化段階に入っている)におけるほとんどの試みを拒んでいる。産業振興の観点からのゴールは、複数の供給者から購入可能な業界標準タグならびに問い合わせ装置の開発である、これにより、コストを低減することが可能となる。国際標準は、グローバル企業がRFIDの利益を得ることを可能とする。いくつかの企業グループが、RFIDの標準化に挑んでおり、その努力が続けられている。
【0039】
説明の便宜のため、本発明は、複数の供給プロセスを有する小売り組織を背景として説明する。図2に示す例において、供給プロセスは、製品を製造する工場、貨物取り扱い/混載業者(forwarding/consolidator)、開梱業者(de−consolidator)、流通センター(distribution center)、集荷業者(poolers)、ストア又は小売りアウトレット、を含んでいる。当業者であれば、本発明が、異なる供給プロセスを有する小売り組織、および、非小売り組織にも適用可能であること、を理解する。
【0040】
本発明は、小売り組織の供給プロセスの各段階において利益を提供するRFID技術を用いること、に関する。再度述べるが、供給プロセスの例は、図2と関連する。かかる説明のため、既製服およびその他のアイテムを販売する小売り組織にRFID技術が用いられていると仮定するが、本発明は、商品又はサービスの如何にかかわらず、いかなる供給プロセスにも適用可能であること、に留意すべきである。好ましい実施形態において、RFIDタグは、各既製服又はその他のアイテムに関連づけられている。かかるタグは、衣服内に縫いつけてもよいし、および/又は、衣服製造後に添付するようにしてもよい。
【0041】
既製服の供給プロセスの第一段階、すなわち、工場、において、RFIDタグは、視界外のスキャン(non−line of sight scanning)を通じ、供給者により梱包されたカートンの内容を、ユニットレベルで確認させるのに用いることが出来る。RFID技術は、指示伝票および購入注文票を用いて内容物をマッチングさせるのにも用いることができる。再度述べるが、RFIDタグは、アイテムに関連づけられたどのようなラベル又はタグであってもよい。その例には、下げ札、価格タグ、ポケットフラッシャー(pocker flasher)、全ての種類のパッケージング、箱、又は、衣類に縫いつけられたラベル、を含む。
【0042】
工場において上述のRFIDを使用することにより、製造業者のサイトに、タグ読み取り装置、および、指示伝票又は購入注文票を用いて発送情報を調整する能力を与え、例外報告書(exception reporting)を発行するとともに、荷物追跡システムとインターフェースされるソフトウエアが必要となる。
【0043】
工場でRFID技術を使用することにより、工場の品質保証プロセスが促進されるとともに、一括支払いの前に、実際の数量ならびに不一致を認識することにより、不具合が解消される。さらに、工場内でRFID技術を用いることで、供給プロセスにおける物流センターおよび他のプロセスに対し、入庫についての正確な情報を提供することが可能となる。この情報は、従業員、下請け(発送業者等)および/又は顧客の窃盗による紛失を防止するのに役立つ。さらに、国際発送については、RFID技術を用いることで、書類をスキャンすることにより通関プロセスを円滑化することが可能である。
【0044】
既製服の供給プロセスの第二段階、すなわち、貨物取り扱い/混載業者の段階、において、RFID技術は、貨物取り扱い/混載業者が受け取り、発送した商品を、カートンレベルおよびユニットレベルの双方で追跡するために用いることが出来る。これには、もちろん、貨物取り扱い/混載業者のサイトへのタグ読み取り装置の配置を必要とする。また、前記システムは、指示伝票および購入注文票を用いて発送情報を調整可能でなければならず、例外報告書(exception reporting)を発行し、荷物追跡システムとインターフェースされる。この目的のため、ソフトウエアが配置されることが好ましい。貨物取り扱い/混載業者のサイトで、このようにRFID技術を用いることにより、供給者によるチェックが促進され、入庫に関する不明瞭な運賃が減少し、税関の書類手続きが円滑化される。このように、本発明は、供給プロセス中のこの段階においても、ロス防止に役立つ。
【0045】
既製服の供給プロセスの第三段階、すなわち、開梱業者の段階、において、RFID技術は、開梱業者が受け取り、発送した商品を追跡するために用いることが出来る。ここでも、もちろん、貨物取り扱い/混載業者のサイトでタグ読み取り装置、および、発送情報を調整する能力を有するソフトウエアを含み、例外報告書(exception reporting)を発行し、荷物追跡システムとインターフェースされるシステム、が必要となる。供給プロセスの貨物取り扱い/混載業者のサイトでRFID技術を用いることにより、開梱業者によるチェックが促進され、入庫に関する不明瞭な運賃が減少し、流通センターに入荷予定が明らかにされるとともに、流通センターによる仕分け作業能力の精度を向上させる。本発明は、かかる段階を通じて、製品を明かにすることにより、ロス防止の補助も行う。
【0046】
RFID技術は、既製服の供給プロセスの流通センター(第四)段階において多くのアプリケーションを有している。かかるアプリケーションを実行するとともに、付随する利益を得るため、流通センターに様々なタグ読み取り装置(問い合わせ装置)を設ける必要がある。例えば、タグ読み取り装置は、荷受けドック(distribution receiving dock)に設けなければならない。本発明の他の側面において、荷受けドックにタグ読み取り能力を有するトンネルを設けることができる。ここで用いられているように、”トンネル”は、固定位置のオーバヘッドスキャナーと近似している。好ましい形態において、”トンネル”とは、カートンが通過するたびにタグが読み出され、識別されるよう、カートンがそこを通過するトンネル型に形成された固定読み取り装置である。かかるシステムは、倉庫管理システムとインターフェースを行うソフトウエアも含むべきである。
【0047】
流通センターにおいて、このようにRFID技術を用いることで、伝票を手入力するための手間を省略すること、入荷プロセスの効率を向上させること、貨物に関するクレームを容易にすること、処理能力を向上させること、トレーラー上のカートンの仕分けをなくすこと、貨物取り扱い/混載業者/開梱業者の荷役証書データを用い、流通センターが受け取ったデータを調整する能力を提供すること、を含む多数の利益を提供する。この段階でRFID技術を用いることにより、窃盗によるロス防止にも一役買う。さらに、流通センターでRFID技術を用いることにより、その情報を迅速に利用可能とすることで倉庫管理システム内の現在の情報の価値を向上させている。
【0048】
これに加え、RFID技術は、特別な取り扱いを行うためユニットレベルタグに対し、逆のデータを書き込むのに用いることが可能であり、ユニットを別の小売りアウトレット製品として識別する能力を提供する。具体的には、各衣服上に独自のタグを設けることにより、前記システムは、各タグへの書込み又は価格データの変更に用いることが出来る。かかるシステムを実現させるため、タグ読み取り装置は、書き込まれる情報を通信することにより、複数のタグへ同時に書込みができるようにしなければならない。好ましい実施形態において、タグ読み取り装置は、複数のタグに同時に書込みを行うことができ、すなわち、隣接するタグに書込みを行うことなく各タグに書込を行うことができる。これにより、価格訂正又は価格を下げる作業が非常に簡単になり、これにより、各チケットを手作業で訂正するのに必要な労力が低減される。さらに、このシステムは、多機能又は特別な取り扱いを行うプロセスの効率を向上させ、チケットに対し、他の小売りストアに関するデータを書き込むことにより、手作業によるチケットの訂正プロセスをなくす。しかも、国際的な発送用に、異なる通貨による価格を反映する複数の価格を電子的に書き込むことが可能である。最後に、RFID技術を用いることで、流通センターが認識することのできる予告伝票(pre−receipt)を発行し、当該流通センターが必要な労働力を予測し、その計画を立てることを可能とするとともに、混合されたカートン等の特別な取り扱い作業を見越すことができる。
【0049】
流通センターにおいてかかる特徴を実行するためには、流通センターの多機能エリアに、タグ読み取り装置、又は、タグ読み取り装置を備えたトンネル、とともに、在庫管理システム全体とインターフェースを行うソフトウエア、が必要となる。
【0050】
供給プロセスの流通センターの段階においてRFID技術を用いる更に別の利点は、RFID技術が、カートンを開けることなくカートンの内容物に関する”可視性(visibility)”を提供することにある。再度述べるが、このことにより、流通センターでの受け入れを行い、多機能エリアに、タグ読み取り装置、又は、タグ読み取り装置を備えたトンネル、とともに、読み出されたデータを変換し、スキャンおよび倉庫管理システムとインターフェースを行うソフトウエアが必要となる。かかるシステムの利点は、間違った内容物および後に続く作業(downstream activities)に伴う労力を低減させることである。
【0051】
また、タグ読み取り装置が、流通センターの在庫、および従業員(労働者)の省力化(putaway associates)、のために設けられた場合、カートンの補助検査用にRFIDシステムも用いることも可能である。これにより、検査に必要な労働力を低減するとともに、在庫において間違った商品が混入した場合にその訂正に必要な労力をも低減する。ここでも、コンピュータシステムは、倉庫管理システムとインターフェースされていなければならない。
【0052】
本発明の重要な側面に基づくと、RFID技術は、選択的な貨物収集の検査(varification of pick selection)を提供するため、供給プロセスの流通センターの段階でも用いることが可能である。これに対応するため、前記システムは、タグ読み取り装置、および/または、手作業による集荷(manual pick)のためのトンネル、および選別機、ならびに、関連するシステム拡張機器、を含んでいなければならない。かかる構成は、割り当てされる全ての注文が、”バッチ的に集荷”(batch picked)され、自動選別機へ誘導するために”トラフ”型の容器/ベルト上に置かれ、トレイ上に直接誘導され、固定されて、トレイ上のユニットの読み取りを行う、チルトトレイ等の自動選別機、を有する。再度述べるが、”バッチ的な処理”とは、同じ時期内における全てのストアの需要を割り当てること、を言う。
【0053】
さらに、情報を、ユニットレベルでタグに、直接書込むことが可能である。内容物および注文の完了を確認させるため、シュート内に、読み取り装置を設けることもでき、これに代え、トンネルを介し、カートンの内容物に対して一の固定スキャンを用いてもよい。これにより、注文の選別ならびに割り当てを、高度に自動したプロセスにより確認することが可能となる。かかる構成により、在庫調整の省略、正確性の向上、ならびに、資本の有効かつ効率的な利用、を含む多くの利益が得られる。また、当該システムは、生産性についても大幅な向上をもたらす。
【0054】
供給プロセスの流通センター段階の背景において、RFID技術は、手作業による検査にも用いることが出来る。具体的には、タグ読み取り装置、および/または、手作業による集荷のためのトンネルおよび選別機を設けることにより、手作業による集荷又は選別ユニットの補助のために携帯又は装着型ユニットを使用することができる。かかる携帯ユニットは、(かかる位置/ユニットに向けることにより)選別位置内にあるユニットを読み取り、ユーザーが正しい位置におり、製品は正しい物であること、を体系的に確認する。例えば、当該システムは、ユーザーに選択が正しいこと、ならびに、ユニットをいくつ集めなければならないかを表す、ビープ(beep)等の音声信号を発する。ユーザーは、ユニットを集め、次に、ストアの要求を満たすため、残りの場所に向かう。集荷が完了すると、カートンは閉じられて密閉され、内容物がストアの要求にマッチすることを検査するためにトンネル又はRFIDタグ読み取り装置を通じてコンベヤーに送られ、これにより、集荷の正確性が100%保証される。その他は、発送のため送り出されるが、誤りが発見されたカートンは、記録され、訂正のためにはじき出される(diverted)。このシステムによってもたらされる利益には、完全ではないが、手作業による集荷エラーを解消すること、が含まれる。また、SKUデータの読み取り要求をなくすことにより、生産性を向上させることが可能となる。
【0055】
さらに、タグ読み取り装置を備えた流通センターを設けるとともに、システムの拡張機能を適切にすることにより、在庫管理ならびに品質保証と関連づけてRFID技術を用いることが出来る。例えば、RFID技術は、サイクルカウント(cycle counts)および在庫検査に必要な時間を減少させるために用いられる。また、RFID技術を用いることにより、内容物を確認するためにカートンを開ける必要をなくす(前述のように、これにより集荷の正確性が向上する)。さらに、当該システムは、製品を探すために費やす労力(例外モード)を減少させるとともに、受け入れ品以外の内容物への混入およびエラーに費やされる労力を減少させる。
【0056】
通路の入り口(doorway portals)にタグ読み取り装置、ならびに、流通センターの発送ドックにおいてタグ読み取り装置を備えたトンネル、を設けることにより、ユニットレベルで流通センターの活動を追跡することができる。これにより、手作業でカートンをスキャンする労力を減少させ、誤ってはじき出すこと(misdiverts)を減少させ、発送プロセスの効率を向上させることが出来る。また、タグ読み取り装置およびトンネルを、流通センターの発送ドックに設けることによりカートンの移動並びにその内容物が判るようにすることで、貨物に関するクレーム請求が容易になる。荷役証書の申請に関しては、伝票のタグを1回スキャンすることで受け入れシステム内に内容物をダウンロードするよう、RFIDタグを用いて荷役証書をプリントアウトすることができる。
【0057】
タグならびに構内(yard)アンテナシステムを設けることにより、アクテイブタグおよび適切な機器を用いた構内管理システムを実現することもできる。例えば、
かかるシステムは、トラックが敷地内のどこに駐車しているか、それに何が積まれているか、を識別するために用いることも出来る。当該システムは、ScaNおよび倉庫管理(WMSおよびTMS)システムとインターフェースするよう設計されていなければならない。
【0058】
本発明のある実施形態においては、図4に示すポータルドックローダー(portal dock loader)402が、タグ読み取り装置として用いられる。ポータルドックローダー402は、ローラーテーブル404と連動して動作するよう設計されていることが好ましい。ポータルドックローダー402は、検出部406およびスタンド部408を含んでいる。検出部406は、一以上のRFID読み取り装置を有することが好ましい。これらの読み取り装置は、RFIDタグタグに検出部406付近を通過したかを問い合わせるよう設計されていることが好ましい。
【0059】
RFIDタグを含む商品又はアイテムを内蔵するビン410は、回転テーブル404を用いることにより、検出部406に渡って移動することができる。このことにより、ビン410に内蔵されている商品のアイテムは、検出部に配されたRFIDタグ読み取り装置が、RFIDタグに問い合わせ可能な適切な距離内で通過することができる。RFID読み取り装置および検出部406は、コンピュータ412と通信する。読み取り装置がRFIDタグに問い合わせを行うと、情報がコンピュータ412に送信されてくる。したがって、従来の回転テーブル404によって商品が移動してくると、コンピュータ412によって、商品の不正確さに関する評価(inaccurate assessement)を収集することができる。
【0060】
ポータルドックローダー402には、多くの用途がある。ポータルドックローダー402は、特定のカートンがトレーラー内に置かれ、あるいは、移されたか、を確認するのに用いることが出来る。ポータルドックローダー402は、特定の発送カートン、ビン、又は商品が、小売りストア又は供給プロセスの次の段階で受領されているか確認するため、受け入れ側で用いることも出来る。
【0061】
図5は、本発明の他の実施形態を示している。コンベアベルト502は、積み込み又は荷下ろしのいずれかの間、カートン504を移動させるのに用いられる。カートン504が、RFIDタグ読み取り装置506の適切な距離内で通過すると、当該カートン内の全てのRFIDタグに問い合わせが行われる。当該カートンは、自身を識別するため、一つの固有IDを含むようにしても良い。読み取り装置506によりRFID情報を収集した後、かかる情報を他のコンピュータ508に送るようにしてもよい。図4に示した実施形態と同様に、このシステムも、どのアイテムおよびカートンが発送されたのか、受け入れ側で用いられた場合、どのアイテムが入荷したのか、を判断することができる。また、当該システムは、カートンの一の固有IDを用いることにより、カートン内の全てのアイテムを当該カートンに関連づけることが可能である。
【0062】
RFID技術は、流通センター/カタログならびにオンライン上の返品伝票(return receipts)を、ユニットレベルで追跡するのに用いることができる。これにより、製品センターのフィニッシャー(product center finishers)ならびに製品の再在庫(restocking)、の追跡に役立つ。かかる手順を実施するため、流通センターの返品領域(distribution center return area)のユーザーにタグ読み取り装置を設けなければならない。
【0063】
RFID技術は、人的資源を数えるため、RFIDタグを従業員(労働者)の身分証内に設け、入り口・出口にアンテナを配置することにより、流通センターのセキュリテイーを高め、時間および出勤ならびに働き具合を報告するためにも用いることができる。このシステムは、倉庫管理システムとインターフェースされていることが好ましい。流通センターにおいてRFID技術をフルに活用することによる主な利点の一つであって既に述べたものには、流通センター内で紛失した製品に関する労力を低減すること、がある。
【0064】
また、RFID技術は、既製服の小売り供給プロセスにおける第三者(集荷業者)の流通段階に用いることが出来る。具体的には、RFID技術は、集荷業者での入荷をユニットレベルで追跡するのに用いることができる。これにより、貨物に関するクレームの請求を的確に行い、出荷貨物の紛失を減少させ、ストアに対して次の発送が判るようにし、付加価値を付けるサービス能力を促進し、ストアに対して返品された製品(turning away products)が判るようにする。かかるシステムを実現するため、集荷業者のサイトにRFIDタグ読み取り装置、および、在庫管理システムを用いて集められたデータをインターフェースするソフトウエアを設ける必要がある。
【0065】
本発明は、さらに、RFID技術を、既製服の小売り供給プロセスの最終段階である小売店において広い用途に用いること、を意図している。まず最初に、RFID技術は、入荷後、各ストアにおいて、カートンの内容物を追跡するのに用いることが出来る。これを実行するため、ストアの荷物受け入れ口にRFIDタグ読み取り装置を設けなければならない。この技術を適用することにより、ストアにおいて、手作業により受け入れを追跡するのに必要とされる時間と労働力を減少させ、受け入れプロセスにおける誤りを減らすとともに、直送される発送品の予想を可能にことにより、在庫データの正確性を改善する。これを実現するため、データ収集システムは、管理追跡システムを介して、在庫システムとインターフェースされ、管理追跡システムは、荷役証書と受領した製品間の相違点を報告する。
【0066】
ストア内のあらゆる場所にRFID技術を用いることにより、在庫管理を永続して実行可能となることが大きな利益である。これは、在庫管理用の携帯読み取り装置を設けること、又は、自動在庫管理用の読み取り装置を壁に埋め込むこと、により実現することが出来る。かかるRFIDタグ読み取り装置から受信したデータは、ストアの在庫システムとインターフェースされる。この自動永続在庫管理システム(automated perpetual inventory count system)は、在庫データを改善し、各衣服を手作業でスキャンするのに必要とされる時間と労力を減少させ、売り場にある製品の種類(例えば、サイズ、色、およびスタイル)がリアルタイムで判るようにし、ストアの在庫から直ちに補充可能とする。
【0067】
当然、ストア内のあらゆる場所にRFID技術を用いることは、ロス防止ならびにセキュリテイーにも役立つ。この状況において、センサータグ技術等の既存のシステムを、RFID技術に置き換えることができ、これにより、センサータグの取り付け・取り外しに必要とされる時間と労力をなくすることができるとともに、センサタグ能力の制限を受けずにストアのセキュリテイーを改善することが可能となる、かかる特徴を実現するため、タグ読み取り装置をストアの出口に設けるとともに、従業員に商品販売後、販売済み商品のタグを除去するかフラグを立てるよう訓練を受けさせなければならない。
【0068】
RFID技術は、起動しないようにした、又はタグにフラグを立てた、個人の識別番号を記憶することができる、という利益を提供する。これにより、各従業員によるロスを追跡することにより、従業員の窃盗による損失を減少させることが可能となる。これに対し、タグ除去装置にアクセス可能な者であれば、誰でも匿名でセンサタグの除去が可能である。
【0069】
各ユニットについてRFID技術を用いることにより、精算手続きの正確性を向上させるため販売時点での顧客の購買内容を読み取ること、精算(レジおよび包装での)に必要な時間と労力を減少させるとともに、顧客が精算を待つ時間を減少させること、も可能にする。本発明のかかる特徴を実現させるため、精算又はレジ/包装ステーション(cashierand wrapping center)にタグ読み取り装置を設けなければならず、従業員に商品販売後、販売済み商品のタグを除去するかフラグを立てるよう指示しなければならない。
【0070】
本発明の他の側面によると、RFID技術は、ストア、流通センターならびに他の会社施設における資産を追跡するのに用いることができる。小売りストアの場合、例えば、RFIDタグを、ストアの設備、棚等の資産に貼り付けることができる。携帯スキャナー等の小さいアイテム又は他の器具にもタグを取り付けることができる。施設中にアンテナを設ける(固定が好ましい)ことにより、計画、購入、管理、および廃棄の目的で、タグが取り付けられた資産を追跡することができる。RFID技術をこのように用いることにより、アイテムが、ストア、部門、原価部門(cost center)、オフサイト倉庫(off−site storage)等、内で移動した場合に、資産を体系的に明らかにすることができる。かかる可視性により会計責任(accountability)を果たすとともに、より良い資産の管理が可能となり、これにより、正確な購買要求、手元商品の数量(on−hand quantity)を減少させ、正確な課税基準を提供するための記録、を導き出すことができる。小売ストアに用いられている器具の場合、RFID技術の使用によりもたらされる可視性は、ストアポリシーに適合させるために前記器具を配置すること、を促進にするよう用いられる。
【0071】
図6は、本発明の好ましい実施形態の一つを示す。小売りストアで用いられる器具の一例は、シェルビングシステム602である。シェルビングシステム602は、商品を保持するようデザインされた棚604および606を含んでいる。RFID読み取り装置は、シェルビングシステム602と関連づけられていることが好ましく、図6に示した実施形態においては、複数のRFID読み取り装置が異なる商品群に近接して設けられている。図6に示すように、第一読み取り装置608は、第一商品群610付近に設けられ、第二読み取り装置612が、第二商品群614付近に設けられ、第三読み取り装置616は、第三商品群618付近に設けられ、第四読み取り装置620が、第四商品群622付近に配置されている。読み取り装置608、612、616および620は、関連する商品群だけに問い合わせおよび読み出しを行い、他の商品群には、かかる動作を行わないよう構成されること、が好ましい。
【0072】
好ましい構成が構築されると、読み取り装置608、612、616、および620は、コンピュータと通信、又は、無線装置702(図7参照)と通信、することができる。有線、又は、無線通信システムを用い、これらの装置のいずれかとシェルビングシステム602との間で通信を行う事が出来る。
【0073】
シェルビングシステム602は、異なるタイプの情報を供給することができる。読み取り装置608、612、616、および620は、継続的又は断続的に商品に関連するRFIDタグに対し、問い合わせを行うことができるので、シェルビングシステム602は、リアルタイム、又は、ほとんどリアルタイムで、シェルビングシステム602上に載置された商品に関するデータを要求することができる。また、複数の読み取り装置が、特定の位置でシェルビングシステム602と物理的に関連づけられているので、シェルビングシステム602は、商品がシェルビングシステム602内のどこに置かれているのかについての情報を提供することが可能である。例えば、商品がサイズによって分類されシェルビングシステム602上に置かれている場合、ユーザーは、商品が誤ってファイルされていること、又は、商品がシェルビングシステム602内の誤った場所に置かれていること、を判断することが出来る。かかる情報は、リアルタイムの在庫追跡の確認、ならびに、売り場にどの商品があって、どの商品がないかの判断、に用いることが可能である。
【0074】
また、シェルビングシステム602は、無線装置702とともに用いることも出来る。無線装置702は、在庫情報を収集するために用いることが出来る。かかる在庫情報は、現在どのアイテムが売り場にあるのか、どのアイテムを裏の部屋(backroom)から補充する必要があるのか、流通センターにどのアイテムを注文しなければならないか、を判断するために用いることが出来る。このシステムは、顧客の役立つようにすることもできる。例えば、顧客が、サイズとスタイルに基づき、あるアイテムを所望した場合、当該アイテムの特性が無線装置702に入力される。次に、販売員は、RFIDタグをスキャンし、問い合わせを行うため、無線装置702を用いる。顧客により要求されたアイテムの詳細とマッチするタグが見つかった場合、無線装置702は、その旨の表示をすることができる。無線装置702は、聞き取れる表示(audible indication)を返すことが好ましい。また、無線装置702は、求める商品への販売員の接近に応じ、連続した報知ビープ音(informative beeps)又はどのような可聴音を返すようにしてもよい。販売員を求める商品へ導くため、かかる可聴音のピッチ又は周波数を大きくしてもよい。
【0075】
同様に、デザイン、販売促進、生産のための衣服サンプルの追跡にRFID技術を用いることができ、また、マーケテイング部門が、次の製品の計画のために用いることもできる。上述のように、これらのサンプル又は試作品は、通常、社内に残るので、システムは、これらのサンプルがどこにあるのかを追跡するとともに、これらの社内での発送の追跡に用いられる。社内の様々な部署、部門、オフィスを移動する個々のユニットを追跡するため、RFIDタグをサンプルに取り付けることもできる。これにより、サンプルユニットの管理責任、正しい使用、廃棄、を確保することができる。
【0076】
ストアの場所においてRFID技術を用いると、供給製造者レベルに返品する場合の理由を追跡することで、特定の供給工場が品質に問題のある衣服を製造しているかを識別することによって、返品プロセスをうまく管理することができる。したがって、タグを、供給者の能力判定を促進するため用いることができる。再度述べるが、かかるシステムを実現するためには、レジ/包装(精算)ステーションにタグ読み取り装置を設けなければならず、販売時点システムとインターフェースするソフトウエアが必要である。
【0077】
本発明の他の側面について、RFID技術は、試着室のトラフィックを追跡するために用いることが出来る。かかる目的のため、試着室内に持ち込まれる衣服のタグを読み出すためのアンテナが試着室の入り口に設けられる。これにより、小売業者は、衣服のいくつかの側面(スタイル、色、外観等)についての顧客の興味(少なくとも最初の興味)を表す証として、どの製品が試着室に持ち込まれたか、に関する情報を収集することができる。こうして収集された試着室情報は、どの製品が試着され、最終的に購入されたかに関する役立つ情報(valuable insight)を提供するため、販売データと関連づけられる。試着室データ(および、例えば、販売データと関連づけられたもの)から得られた情報を、特定商品の、販売促進、計画、および/又は、マーケテイングの判断材料に用いるには、多くの方法がある。例えば、かかるデータは、特定のスタイルの衣服が頻繁に試着されてはいるが、ほとんど購入に至っていないことを示すかもしれないので、当該衣服のフィット感又は細部に問題がある点を指摘することが可能となる。これに代え、衣服が試着される周期とストア内の衣服の場所との間の関係が、製品の販売促進に役立つかもしれない。したがって、この技術は、店内における市場調査のツールを提供することになる。
【0078】
他の使用可能な用途としては、RFIDタグを有するカードを顧客に配布することにより、顧客ロイヤリテイープログラムカード、ギフトカード、購入予定商品カード(wish list cards)等を実行することである。かかるシステムは、顧客サービス向上のため、ストア内に入った顧客を認識することさえ可能である。
【0079】
前述の本発明の好ましい実施形態の開示は、例示および説明の目的でなされたものであり、発明を網羅し又は開示された形式に限定すること意図したものではない。当業者にとっては、上述の開示を考慮すれば、開示された実施形態の様々な変更および改良をなすことは明かである。本発明の範囲は、添付した特許請求の範囲、および、その均等物のみによって定められる。
【0080】
さらに、本発明の代表的な実施形態を説明するにあたり、本明細書は、ステップの特定ステップとして本発明の方法、および/又は、プロセスを表現している。しかし、方法又はプロセスは、目的に一致する範囲で、ここで述べられているステップの特定の順序に依存するものではなく、前記方法又はプロセスは、述べられたステップの順序に限定されるべきではない。当業者であれば理解するように、ステップは、他の順序でも良い。したがって、明細書中で述べたステップの特定の順序を、特許請求の範囲に関する限定事項として解釈してはならない。さらに、方法又はプロセスに方向付けられた特許請求の範囲は、記述された順序におけるそのステップの動作(performance)に限定されるべきでなく、当業者であれば、順番を変更しても、本発明の精神ならびに範囲は、そのままであることを直ちに理解することができる。また、本発明は、アパレルだけでなく、いかなる形態の製品にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、タグ、アンテナ、読み取り装置ならびにホストコンピュータを備えたRFIDシステムの好ましい実施形態の詳細な図である。
【図2】
図2は、小売り組織における6段階の供給プロセスの好ましい実施形態の略図である。
【図3】
図3は、本発明のシステムおよび方法に用いられているRFIDタグの一例の好ましい実施形態の拡大図である。
【図4】
図4は、本発明にかかる携帯ドックローダーの好ましい実施形態の等角図である。
【図5】
図5は、本発明にかかるコンベヤーアセンブリの好ましい実施形態を示す略図である。
【図6】
図6は、本発明にかかる器具の好ましい実施形態の正面図である。
【図7】
図7は、本発明にかかる無線装置の好ましい実施形態の正面図である。
Claims (32)
- 在庫を認識するシステムであって、
第一領域(region)を含んでおり、少なくとも一つのアイテムおよび関連付けられたRFIDタグを備えた第一の商品群、を保持するよう設けられた器具、
前記器具上であり、前記商品群付近に配置された読み取り装置であって、当該読み取り装置は、前記RFIDタグに問い合わせを行い、当該RFIDタグに関連する情報を取り込む読み取り装置、を備えたこと、
を特徴とするもの。 - 請求項1にかかるシステムにおいて、前記第一の商品群は、関連付けられたRFIDタグを有する第二のアイテムを含むこと、
を特徴とするもの。 - 請求項1にかかるシステムにおいて、前記器具は、第二の商品群を保持するよう設けられ、第二読み取り装置が、前記器具上であり、前記第二の商品群の付近に配置され、前記第二読み取り装置は、問い合わせを行うとともに、前記第二の商品群と関連づけられた第二のRFIDタグを読み出すよう設けられたこと、
を特徴とするもの。 - 請求項3にかかるシステムにおいて、前記第一の読み取り装置は、前記第一の商品群を読み出すが、前記第二の商品群は読み出さないよう、設けられていること、
を特徴とするもの。 - 請求項4にかかるシステムにおいて、前記第二の読み取り装置は、前記第二の商品群を読み出すが、前記第一の商品群は読み出さないよう、設けられていること、
を特徴とするもの。 - 請求項1にかかるシステムにおいて、前記器具は、当該器具上に存する在庫品を、ほぼリアルタイムに検出可能であること、
を特徴とするもの。 - 請求項1にかかるシステムにおいて、前記器具は、前記アイテムが当該器具上に正しく載置されているかどうかを判断可能であること、
を特徴とするもの。 - 在庫を認識する方法であって、
(a)第一のRFIDタグを商品の第一アイテムに関連づけるステップ、
(b)前記第一アイテムを器具の第一位置に載置するステップ、
(c)第一RFID読み取り装置を、前記器具の前記第一位置付近に設けるステップ、および
(d)前記読み取り装置を用いて、前記アイテムに関連付けられた前記RFIDタグに問い合わせを行うステップ、を備えたこと、
を特徴とするもの。 - 請求項8にかかる方法において、さらに、第二のRFIDタグを商品の第二アイテムに関連付けとともに、当該第二アイテムを前記第一位置付近に載置するステップ、を備えたこと、
を特徴とするもの。 - 請求項9にかかる方法において、さらに、第三のRFIDタグを商品の第三アイテムに関連付けるとともに、当該第三アイテムを前記器具の第二位置付近に載置するステップ、を備えたこと、
を特徴とするもの。 - 請求項10にかかる方法において、前記第一読み出し装置は、前記第一位置内の少なくとも一のRFIDタグに問い合わせを行うが、前記第三のRFIDタグに問い合わせを行わないこと、
を特徴とするもの。 - 請求項10にかかる方法において、前記第一読み出し装置は、前記第一位置内の少なくとも一のRFIDタグに問い合わせを行うが、前記第三のRFIDタグに問い合わせを行わないこと、
を特徴とするもの。 - 在庫情報を入手する方法であって、
(a)第一のRFIDタグを商品の第一アイテムに関連づけるステップ、
(b)前記第一アイテムを器具の第一位置に載置するステップ、
(c)第一RFID読み取り装置を、前記器具の前記第一位置付近に設けるステップ、および
(d)無線携帯装置を用いて、前記アイテムに関連付けられた前記RFIDタグに問い合わせを行うステップ、を備えたこと、
を特徴とするもの。 - 請求項13にかかる方法において、前記無線携帯装置は、RFIDに関する情報を受信すること、
を特徴とするもの。 - 請求項14にかかる方法において、前記無線携帯装置は、RFIDタグに問い合わせを行うとともに、特定のRFIDタグタグと前記受信情報とがマッチするか、を判断すること、
を特徴とするもの。 - 請求項15にかかる方法において、前記無線携帯装置は、特定のRFIDタグタグと前記受信情報とがマッチする場合、信号により応答すること、
を特徴とするもの。 - 請求項16にかかる方法において、前記信号は、聞き取れる(audible)ものであること、
を特徴とするもの。 - 請求項13にかかる方法において、前記無線携帯装置は、複数のRFIDタグに問い合わせを行うことができるとともに、存在する在庫を確定させるため、かかる複数のタグに関連する情報を収集すること、
を特徴とするもの。 - 小売り事業組織(retail operation organization)の供給プロセス(supply chain)における無線周波数識別(RFID)に用いるシステムであって、
追跡される各アイテムに関連付けられたRFIDタグ、
前記供給プロセスの様々な位置にわたり配置された複数のタグ読み取り装置、
前記タグ読み取り装置からの情報を受信し、処理するとともに、棚卸し(inventory)、オペレーション、および、物流管理(logistics)の少なくとも一つに用いられるシステムとインターフェースされる、少なくとも一のホストコンピュータ、を備えたこと、
を特徴とするもの。 - 請求項19にかかるシステムにおいて、前記タグ読み取り装置からの情報を受信し、処理する前記少なくとも一のホストコンピュータは、棚卸しに用いられるシステムおよび物流管理に用いられるシステム、とインターフェースされること、
を特徴とするもの。 - 小売り事業において無線周波数識別(RFID)を用いる方法であって、
追跡される各アイテムにRFIDタグを関連付けるステップ、
前記供給プロセスの様々な位置にわたり複数のタグ読み取り装置を配置するステップ、および
前記タグ読み取り装置からの情報を受信し、処理するとともに、棚卸し(inventory)、オペレーション、および、物流管理(logistics)の少なくとも一つに用いられるシステムとインターフェースされる、少なくとも一のホストコンピュータを設けるステップ、を備えたこと、
を特徴とするもの。 - 請求項21にかかる方法において、前記追跡される各アイテムにRFIDタグを関連付けるステップは、RFIDタグを衣類に縫い付けるステップを備え、
前記方法は、さらに、製造供給元(vendor)/製造者(manufacturer)が製造した製品の品質の劣悪を理由とする顧客からの返品を追跡することを可能とするため、前記RFIDメモリ内に、前記製造供給元/製造者の識別情報を記憶させるステップを備えること、
を特徴とするもの。 - 請求項21にかかる方法において、さらに、前記製造供給元/製造者ごとに、返品の統計的分析を実行するステップ、を備えること、
を特徴とするもの。 - 請求項21にかかる方法において、さらに、矛盾(discrepancies)を判断し、それにより貨物のロス(freight loss)を弁償(recouped)してもらうことをサポートする書類を提供するため、ストアへの配達中であって、集荷業者(poolers)への配達前に前記RFIDタグが付けられたユニットを走査するステップ、を備えること、
を特徴とするもの。 - 請求項21にかかる方法において、さらに、あるアイテムが売り場に置かれていない場合、前記倉庫内でRFIDタグが付けられた商品を走査するためにRFID技術を用いるステップを備え、これにより、当該方法は、商品が売り場に置かれていないことによる販売上の損失を低減させるために用いられ、倉庫に収蔵されているアイテムに関するデータを収集し、記憶するとともに、売り場に置かれているアイテムに関するデータを記憶し、在庫はあるが売り場に置かれていないアイテムを識別するため、かかるデータを比較するステップ、を備えたこと、を特徴とするもの。
- 請求項21にかかる方法において、さらに、試着室のトラフィック(traffic)を追跡するため、RFID技術を用いるステップであって、一以上の試着室内に持ち込まれたRFIDタグを読み取るため、一以上の試着室の入り口付近にアンテナを設けるとともに、顧客の興味を表す証として、前記一以上の試着室内に持ち込まれた製品の識別に関するデータを収集するステップ、を備えたこと、
を特徴とするもの。 - 請求項21にかかる方法において、さらに、前記試着室のデータと、販売データである他のデータを関連させるステップ、を備えたこと、
を特徴とするもの。 - 請求項21にかかる方法において、さらに、前記試着室のデータと、棚の位置のデータ(shelf location data)である他のデータを関連させるステップ、を備えたこと、
を特徴とするもの。 - 請求項21にかかる方法において、前記RFIDタグは、読み出し/書込みタグであること、
を特徴とするもの。 - 請求項21にかかる方法において、棚卸し用に携帯読み取り装置を設けるステップ、前記読み取り装置からのデータを受信するとともに、前記データを前記店舗棚卸しシステムとインターフェースするステップ、を備え、これにより、継続的な棚卸し作業が実行可能であること、
を特徴とするもの。 - 請求項21にかかる方法において、自動的に棚卸し作業を行うため、読み取り装置を商品の付近に配置するステップ、前記読み取り装置から受けたデータを受信するとともに、前記データを店舗棚卸しシステムとインターフェースするステップ、を備え、これにより、継続的な棚卸し作業が実行可能であること、
を特徴とするもの。 - 請求項21にかかる、小売り事業において無線周波数識別を用いる方法において、さらに、展示されておらず在庫にあるアイテムを識別し、かかる状態であることを知らせるため、売り場にあるアイテムを識別するデータと、在庫されているアイテムを識別するデータと、を比較するステップ、を備えたこと、
を特徴とするもの。
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