JP2004515345A - 遠心分離機のロータのための成形ダイアフラム - Google Patents
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Abstract
【選択図】図8
Description
【技術分野】
本発明は液体の一般的な処理を行う遠心分離機に関し、 特に、液体をその成分に分離させる遠心分離機に関する。
【0002】
【背景技術】
液体遠心分離処理機はあるていど前から存在する。そのような装置の特に一般の用途は血液全体を処理して赤血球、白血球、血漿、血小板その他の成分に分離するものである。一般に、そのような遠心分離機は連続流れ装置か不連続流れ装置のどちらかに分類される。
【0003】
連続流れ装置では、液体全体はコンジットを通して回転しているロータに入れられ、そこで液体が
(構成)成分に分離される。次々と液体が入れられている間、液体全体から興味の成分を集め、そうでない成分を第2コンジットを通して連続的に取り除くことができる。これらの装置は、比較的大きい直径と、比較的小さな処理容積(通常100ml以下)を持つベルトタイプのロータを通常使う。連続流れ装置は処理される液体の総量が比較的少ないという利点を有するが、ロータの直径が大きいという不利な点を有する。したがって、そのような装置は大きく、また、セットアップして使用することが複雑であるという傾向を有する。
【0004】
不連続流れ装置では、全体の液体は同様にコンジットを通してロータに入れられ、そこで成分の分離が行われる。通常、これらの装置は、所望の成分のいずれかを取り入れる前に液体で本質的には満たされなければならない比較的大きい容積(通常200ml以上)を持つボールタイプのロータを使う。ボールが満たされると、新たな液体を入れることは止められる、そして、求められていない成分は同じコンジットを通して取り除かれる。ロータが空にされたとき、新しい全体の液体が入れられて第2サイクルが始まる。必要な量の成分が集められるまで、この過程は続く。したがって、除去は連続的というより断続的にバッチとして起こる。不連続流れ装置は、ロータの直径が比較的小さいという利点を持つが、処理される液体の総量が大きいという不利な点を有する。
【0005】
コンパクトであって、使用するのが簡単であり、従来技術の不連続流れ装置の不利な点を持たない、血液その他の液体を処理する遠心分離機と方法は、トランスフュージョン・テクノロジー・コーポレーション(Transfusion Technologies Corporation)に付与された多くの米国特許に開示されている。一般に、そのような装置は遠心分離ロータとして機能する使い捨てのセットを含んでいる。特に関連する特許は、2000年6月13日に発行された「可変容積の液体分離チャンバを形成する塑性ダイアフラムを有するロータ(Rotor with Elastic Diaphragm Defining a Liquid Separating Chamber Varying Volume)」と題せられる米国特許第6,074,335号と、その親出願の特許である1998年3月31日に発行された米国特許第5,733,253号である。このロータの実施の形態は可変容量液体処理チャッンバの少なくとも一部を形成する弾性かつ不浸透性の壁(弾性ダイアフラム)を含んでいる。ロータの実施の形態は、チャックに保持され該チャックによって回転させられる剛性取付部材を含み、この取付部材に前記弾性ダイアフラムが取り付けられている。この剛性取付部材は、弾性ダイアフラムと共に可変容量チャッンバを形成する固定壁を含むことができる。ダイアフラムと固定壁の両方がチャッンバ境界と呼ばれる。なぜならば、それぞれが生物学的液体と接触しない一側を持つ可変容量処理チャッンバの内部の部分を形成するからである。いくつかの実施の形態では、ダイアフラムは、剛性境界壁や外部シェルなどのロータの外面上の他の壁の内側に位置することができる。
【0006】
ロータの多数の実施の形態が米国特許第6,074,335号に開示されている。一例として、剛性境界壁は、チャッンバがとる最大容積を囲むことができるくらい大きいものとすることができ、あるいは、単に、ダイアフラムが取り付けられ、かつ、チャックがロータを保持して回転させることができる場所を提供することができる大きさだけのものとすることができる。別のロータ実施の形態では、剛性境界壁は、処理チャッンバの上面を形成するために処理チャッンバの周囲へ延伸する実質的に無孔の円形壁である。弾性ダイアフラムは壁の周辺に取り付けられていて、処理チャッンバの残りの部分を形成する。まだ別の実施の形態では、剛性境界壁は実質的に無孔であるが、ロータの回転軸の近くに1つの開口を形成し、処理チャッンバと連通するためにコンジットがその開口を通るようにする。代替の実施の形態において、剛性境界壁は多数の開口と、ロータが回転している間にロータに対する流れの出入りを制御する多数のコンジットとを持つようにすることができる。いくつかのロータは遠心分離動作の間に回転しない固定部分を有することが特徴である。特に、そのような固定ロータ部分は1つの液体コンジット、または恐らくそのような1つ以上のコンジットを提供するとすることができ、全体の液体の入力ソース(ロータの回転する部分)と出力を連通させる。固定部分を持つロータはロータリシールを含むことができる。ロータリシールの実施の形態は米国特許第6,074,335号及び第5,904,355号の両方に開示されている。
【0007】
図1は従来技術のロータの実施の形態の平面図であり、図2は図1で示すロータの実施の形態の断面図を示す。ロータ2aは、Oリング35その他の手段によって剛性の無孔境界壁10にシールされた弾性境界(すなわち、不浸透性のダイアフラム31)を有する。望ましくは、ダイアフラム31はラテックスやシリコンゴムなどの弾性の、伸縮可能な復元材料で作られている。ダイアフラム31は図示のとおり単純ダイアフラムである。なぜなら、ダイアフラムは、ここで明確にされるように、その非伸張状態で本質的に一定の厚みを示し、本質的に平面である。単純ダイアフラム31は、壁10への取り付け又は壁10に対するシール(すなわち、取付リムその他同等な機能の取付具)のごく近辺において非平面領域を含むことができることが理解される。多数の孔39を持つ多孔内部壁40(または、板と呼ばれる)は剛性境界壁10の下に取り付けられる。望ましくは、境界壁10と内部壁40は剛性の熱可塑性樹脂から作られる。多孔内部板40は隔離子 (図示省略)によって無孔の境界壁10から短い距離だけ離間されて保持され、その結果、通路44を形成する。
【0008】
図3は、適所に位置するダイアフラム31の図示を省略した別の従来技術のロータの実施の形態の底面図である。図4は図3のロータの断面図である。図3と4の実施の形態は前の構成と異なるタイプの液体排出制御を示す。このロータの実施の形態は、チューブ又は内部多孔壁/板40に代えて、排出制御手段として境界壁10の底面に形成され、好ましくは、半径方向に配設された複数の溝244を持つことを特徴としている。溝244は、境界壁10によって与えられる鉛直チャンネル壁240によって形成される。ダイアフラム31が加圧され又は静的な条件のもとで溝244を塞がないように鉛直溝壁240が互いに十分近くに置かれると、それらの壁はチャンネル(溝244)を孔239から開かれた状態に保つことができ、これらの孔239は処理チャッンバ30とコレクタアセンブリ46を、所望ならば、ロータの周囲に接続し、あるいは、チャンネルを維持することが望まれるいずれの半径(半径は図3と4において番号245で示されている)に接続する。図4のロータは、ロータリシール48においてロータの回転する部分に接続する固定部分(コレクタアセンブリ46を含んでいる)を有する。境界壁10の一部として図3と4に示す内部の壁237は、回転しているダイアフラム31がこの固定部分と接触して、ことによると摩耗して早期崩壊に至ることを妨げるために必要である。
【0009】
ここで図5及び6(これらの図は、例えば、図1のロータの実施の形態のみを組み込んだ装置を示す)に言及すると、ロータ2aを(クランプ8とシール用Oリング35によって)保持して回転させるチャック4aと、ロータ2aがモータ50とシャフト51によって回転されている間にロータのダイアフラム31の近辺において、加圧された制御用の流体(好ましくは、ガス)を供給(この実施の形態において、ポンプ61によってチャンネル53を介してポンプ送りされチャック4aの孔65から供給)する加圧流体供給機とを有する装置においてロータ2aを回転させることができる。ロータの処理チャッンバ30から液体を押し出すためにこの加圧ガスを使用することができる。装置はまた、液体を処理チャンバ30内に引き込むためにダイアフラム31の外部側(すなわち、処理される液体と接触しない側)に真空を与える手段を含むことができる。チャックは、一般に、ロータのダイアフラムが内部に広がることができる円筒状キャビティを形成するために回転可能なベースから延伸する外周壁を有する。単純ダイアフラム31は内部壁40の底面に沿って取り付けられている。図5のチャックの実施の形態では、チャック4aはまた、そのベースから延伸するコア64を有し、そのため、チャック4aは環状キャビティを形成し、単純ダイアフラム31はこのキャビティ内へ伸張することができ、また、このキャビティから収縮することができ、その結果液体を受け入れ解放することができる。
【0010】
図6は、ロータ2a(図1に示す実施の形態のもの。但し、図4に示す実施の形態の使用も機能上同等である。)が回転して、液体全体が使い捨てセットのロータ以外の残りの部分からロータ2aへ流入している間のロータ2aを示す。使い捨てセットはチューブ13、境界壁10、およびコレクタアセンブリ46を含んでいるが、これらに制限されるものではない。チャック4aはロータ2aを回転させるが、チューブ13に接続されたコンジットを含むコレクタアセンブリ46は、ブレース(図示省略)によって所定位置に保持されている。液体が境界壁10又は内部板40のどちらかに触れると、それは遠心力によってロータ2aの周囲に向かって推進される。より多くの液体が入ることに従って、それは、結局内部板40の孔を通って流れながら周辺に推進され続ける。代わりに、図3と4のロータの場合では、液体は孔239とチャンネル244を通って周囲に向かって流れる。液体と処理チャッンバ30の容積が増加するのに従って、単純ダイアフラム31は伸びて液体を最も遠い直径に到達させ、処理におけるいくつかのポイントでは、線31aによって示される形を呈する。液体がロータに入るに従い、チャック4aの中の置き換えられた空気は孔65とシャフト孔53を通って下方へ逃げ、排出弁63から外へ出る。必要ならば、流体の流量をポンプ61又は別の真空供給機(別の真空ポンプ、または真空配管を通して提供される公知のセントラル化された真空装置などの)によってチャック4a内に発生させた真空によって大きくすることができる。単純ダイアフラム31は、さらに満たされると、線31bで示される形と線31cによって示される形を連続的に呈し、最後に、ロータ2aが完全に満たされると、線31dによって示されるように、チャック4aの環状キャビティの形を呈する。ダイアフラム31が広がって処理チャッンバ30の拡張サイズになると、それは連続的に環状チャックキャビティと接するようになる。ダイアフラム31の連続した部分がキャビティと接触するようになるので、それらの部分は固定されるようになって伸びが止まり、チャックと接触していないダイアフラム31の他の部分は伸び続ける。この一連のイベントは、処理チャッンバ30が本当に可変容量チャッンバであることを明確に示す。
【0011】
ダイアフラムの異なった部分の間での伸び量変化を最小にするようにチャック4aを形成することができる。単純ダイアフラム31の本来不均等なローディング/ストレッチングはその耐用寿命を潜在的に減少させるものであった。
【0012】
さらに、チャック4aの従来技術の実施の形態は中心対称である特徴を有する。言い換えれば、液体処理チャッンバ30を充填した際に内部へ弾性ダイアフラム31が伸張することができ、また、チャンバ30が空にされた際に内部から弾性ダイアフラム31が収縮することができる環状キャビティは遠心分離機の回転軸に関して対称的に提供される。したがって、全体の液体で満たして、液体成分を取り入れることは、ロータの周囲の任意の点において、前記回転軸から半径方向に所定距離離れたところで本質的に均等に行われる。回転軸は一般に、シャフト51の共線になることが見られる。
【0013】
これらの従来技術のロータと遠心分離機は生物学的液体を伴う多くの異なった処理で使用される。ロータを使用する方法は一般に、分離されていない液体をロータの処理チャッンバに導入し、液体を密な成分とより軽い成分に分離するためにロータを回転させ、液体の成分(通常より軽い液体の成分をコンジットを通してチャッンバから)を押し出すためにダイアフラムの外面側に圧力を加えるステップを含んでいる。
【0014】
【発明の開示】
発明の第1実施の形態において、可変容量チャッンバと液体ポートを持つ使い捨ての液体処理セットであって、成形ダイアフラムが該チャッンバの壁を形成するセットが提供される。チャッンバは液体ポート連通し、固定壁と弾性壁によって形成される。弾性壁は成形ダイアフラムによって形成される。使い捨てのセットはまた、液体ポートに結合され可変容量チャッンバに連通結合されたロータリシールを含むことができる。成形ダイアフラムは起伏を持つことができる。起伏(くぼみ)は1つであるか、あるいは、回転軸に関して対称に位置する複数のものとすることができる。成形ダイアフラムは、代わりに、非伸張位置において本質的に平らであると共に厚みが異なるものとすることができる。
【0015】
別の実施の形態において、遠心分離機に使用するロータが提供される。ロータは、コンジットアセンブリを持つ固定部分と、前記固定部分及びロータの回転軸回りに回転可能に取り付けられた剛性取付部材を含んでいる。取付部材は回転手段によって保持され回転される。さらに、ロータは剛性取付部材に取り付けられた成形ダイアフラムを含む。ダイアフラムは剛性取付部材と共に回転するように設けられており、それにより可変容量チャッンバを形成する。ロータは、剛性取付部材と固定部分の間にシールを提供するロータリシールを持つことができる。その剛性取付部材は境界壁を持つことができ、この境界壁と成形ダイアフラムが可変容量チャッンバを形成する。成形ダイアフラムは起伏を持つことができる。
【0016】
液体全体から液体成分を選択的に採取する他のロータ、装置、および方法は本発明の実施の形態において示される。
【0017】
発明の上で述べた特徴は、添付図面に関してなされる以下の詳細な説明を参照することによりより容易に理解される。
【0018】
【発明の実施形態】
最初に図7(b)と7(c)に言及し、番号72と75で示す選択的に成形されたダイアフラムを液体の遠心分離のために、従来技術のチャックとロータと関連して使用することができる。そのようなダイアフラムは液体処理機の使い捨てセットの一部になる。一般に、本明細書と添付の請求項の範囲内で、形容詞「成形(された)」は、本質的に平面本体形状以外の本体形状を持ついかなるダイアフラムであって、ダイアフラム本体がその本質的に最も低いエネルギー状態(すなわち、その非伸張位置)にあるときに寸法に沿って一定の厚みを有するもの以外のダイアフラムを説明する修飾語として使用される。本質的に非伸張位置にあり(そして、従来技術のロータデザインの場合、そのため、最小容積の液体処理チャッンバを与える)、本質的に一定の厚みを持つ本質的に平面ダイアフラムは前に「単純」ダイアフラムとして定義されている。図7(a)のダイアフラム71はそのように単純ダイアフラムである。しかしながら、先に説明されたように、単純ダイアフラム71は、壁に対するそのシールへの取付部又は他の取付部材 (即ち、リムその他同等に機能を備えるもの)のごく近辺において非平面領域を含むことができる。上で定義した「成形(された)」は、一般に、番号72と75で示されるような、非伸張長さに沿って意図的に可変厚みを持つ平面形状を含む。「可変厚み」成形ダイアフラムは、従来技術のコア64を有する中心対称チャック4aと関連して優れた万能の可変容量液体処理チャンバを提供することに使用される状況で説明されている。そのような型成形される膜の製作は簡単であり、応用例特定の応力計算に基づいて、より長寿命のダイアフラムを提供することができる。成形ダイアフラム72は、その第1部分、即ち中央部側の部分74を両側の外側部分73,73よりも意図的に厚くするように型成形 (または、別の方法で形成) される。代わりに、成形ダイアフラム75は、両側の外側部分76よりも中央側の部分77を意図的により厚くするように形成される。最適のダイアフラム形状を決定することを支援する要素は、折損(ダイアフラムの寿命)までに必要な遠心分離サイクル数、液体の粘性、処理される液体の量、およびダイアフラムをその最大チャッンバ容積位置に広げるために必要(有用)な力を含む。
【0019】
ここで説明される選択的に成形されたダイアフラムのいくつかの別の実施の形態はある程度の起伏状態を示す。定義により、これらの形は、非伸張位置では本質的には平面でない。これらの起伏を持つ成形ダイアフラムの実施の形態においては、その厚みの変化を意図的に持たせるように形成することができる(但し、添付の図は明確にそのような実施の形態を示していない)。図8(a)、 8(b)、および8(c)のダイアフラムの実施の形態はより長い「有効な」長さを有するので、それらがチャック4aのコア64内で広げられると、提供されたゆるみは破壊に対するより大きい抵抗を提供する。これらのダイアフラムの実施の形態は従来技術の中心対称チャックと関連して使用されることが示される。ここで図8(a)を参照し、起伏を持つ成形ダイアフラム81はそのより中央の部分に位置するただ一つのくぼみ(隆起、起伏)810を持つように作られている。起伏を持つ成形ダイアフラム82(図8(b))は回転軸に関して本質的に対称的に位置された1組のくぼみ820を持つように作られており、成形ダイアフラム83(図8(c))は、実質的により「有効な」長さを増加させる周期的な起伏830をもつことを特徴とする。起伏を持たないダイアフラムに関して以前に説明された同様な設計要素は、特定の液体処理応用のための最適な形状を見いだすために役立つであろう。起伏を持つ成形ダイアフラムの特定の実施の形態はここで開示された概念と技術思想を制限するものではないことが理解されるべきである。
【0020】
図9(a)と9(b)は、一層の実施の形態に従って、起伏を持つ成形ダイアフラムと、液体の選択採取のために、ダイアフラムと係合する(合う)中心対称チャック(チャックは平面図で示す)を示す。これらのチャックに関して異なることは、それらのコアの特徴部(成形ダイアフラム91と92は充填され回転されたときに、この特徴部の中へ広がる)がチャックの円周の周りに個々に対称的に割り出されていることである。成形ダイアフラム91は一対の離間したくぼみ910を持つように形成され、第1くぼみは0度の方向に位置し、第2くぼみは、回転軸回りに見たときに180度の方向に位置する。チャック94の特徴部600はそれぞれ、これらの2つ割り出し位置に位置して、液体で満たされたときにくぼみ910を受け入れる。特に処理されるべき全体の液体の量がわずかであるときに、このアレンジメントは優れた採取を提供することができる。図9(b)に示す変形例は、離間したくぼみ920内に、そして追加的に、成形ダイアフラム92に形成された離散したポケット921の中に成分を捕獲することを容易にする。他の液体成分は第2出口手段、すなわち、溝930を通してロータから出すことができる。チャック95の特徴部710はこの実施の形態においても、2つの離散的な割り出し位置に位置されてくぼみ920,921を受け入れる。排出口700は、一次元ポートか二次元チャンネル930から液体を受け入れるために係合される。
【0021】
これまで、成形ダイアフラムの実施の形態は中心対称チャック(すなわち、係合(合わせ)面上に配設された中心対称の特徴部を持つチャック)と関連して説明された。別の実施の形態、例えば、図10(a)と10(b)に示す形態では、非対称の起伏を持つダイアフラム100,101は非対称的に置かれたくぼみ601−604を持つように形成されている。ダイアフラム100では、くぼみ601は本質的に回転軸上に位置し、チャック600のいずれのコア特徴部610とも係合しない。対照的に、くぼみ602は、3つのコア特徴部610のいずれかと係合することができる。くぼみとコアの特徴部は、液体成分の必要な選択的採取を達成するいかなる形状及び寸法のものとすることができる。図10(b)の実施の形態は第1の特徴として、チャック620の表面の第1半面上に位置するコア特徴部621に係合する成形ダイアフラム101に形成された複数の小さな浅いくぼみ603を有する。2番目の特徴として、実施の形態はチャック620の表面の第2半面上に位置するコア特徴部622の係合する成形ダイアフラム101に形成されたより大きなくぼみ604を有する。これらのより複雑な実施の形態は、成形ダイアフラムが遠心分離機ロータで使用されるときに可能である多数の可能なデザイン構成を示す。採取される液体成分のみならず、その液体成分の性質は構成の選択に影響を与えるだろう。
【0022】
発明をいくつかの好ましい実施の形態に関して説明したが、以下に記載の請求項に示すように、発明の技術思想と範囲から逸脱することなく、種々の変更を行うことができることは当業者にとって理解できることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は従来技術のロータ実施の形態の平面図である。
【図2】
図2は図1で示すロータ実施の形態の断面図を示す。
【図3】
図3は別の従来技術ロータ実施の形態の底面図であり、その単純ダイアフラム31の図示を省略して示したものである。
【図4】
図4は図3のロータの実施の形態の断面図である。
【図5】
図5は、図1のロータを実施の形態として取り入れた従来技術の遠心分離機を示す断面図である。
【図6】
図6は図5の従来技術装置を示す図であり、項目31a−dによってさらに処理チャッンバ30の容積変化を連続的に示すものである。
【図7】
図7(a)、7(b)、および7(c)は、単純ダイアフラム71(従来技術7(a))と、実施の形態に従って中心対称チャックと関連して使用されるべき使い捨てのセットの一部としての本質的に平面の成形ダイアフラム(図7(b)における72と、図7(c) における75)の展開図である。
【図8】
図8(a)、8(b)、および8(c)は、実施の形態に従って中心対称チャックと関連して使用される使い捨てのセットの一部としての、起伏を持つ成形ダイアフラム81 (図8(a))、82 (図8(b))、83 (図8(c))をそれぞれ示す展開図である。
【図9】
図9(a)と9(b)は、選択的な液体の捕獲のための、起伏を持つ成形ダイアフラムの実施の形態を、係合した中心対称チャック(チャックは平面図として示されている) と共に示す概略図である。
【図10】
図10(a)と10(b)は、選択的な液体の捕獲のための、起伏を持つ成形ダイアフラムの実施の形態を、係合した中心対称チャック(チャックは平面図として示されている) と共に示す概略図である。
Claims (15)
- 容器に結合することができる液体ポートと、
前記液体ポートと連通する可変容量チャッンバであって、成形ダイアフラムによって形成された弾性壁と、固定壁とによって形成されたチャッンバとを、
含んでなる使い捨ての液体処理セット。 - 前記チャッンバに連通可能に結合されかつ前記液体ポートに結合されたロータリシールをさらに含んでなる請求項1の液体処理セット。
- 前記成形ダイアフラムは起伏を有する請求項1又は2の液体処理セット。
- 前記成形ダイアフラムは少なくとも1つのくぼみを持つ請求項1−3のいずれか1つに記載の液体処理セット。
- 前記成形ダイアフラムは1軸に関して対称的に配設された複数のくぼみを有する請求項1−4のいずれか1つに記載の液体処理セット。
- 前記成形ダイアフラムは非伸張位置にあるときはほぼ平らであり、前記ダイアフラムの厚みは変化する請求項1又は2の液体処理セット。
- 前記厚みは1つの軸から距離が等しい位置において一定である 請求項6の液体処理セット。
- 1軸回りにロータを回転させる回転手段を持つ遠心分離機において使用される前記ロータであって、
コンジットアセンブリを含む固定部分と、
前記固定部分及び前記ロータの回転軸回りに回転可能に設けた剛性取付部材であって、前記回転手段によって保持回転される部材と、
前記剛性取付部材に設けられ前記剛性取付部材と共に回転する成形ダイアフラムであって、可変容量チャッンバを形成する成形ダイアフラムとを、
含んでなるロータ。 - 前記軸の周りに配設され、前記剛性取付部材と前記固定部分の間のシールを形成するロータリシールをさらに含んでなる請求項8のロータ。
- 前記剛性取付部材は、前記成形ダイアフラムと共に可変容量チャッンバを形成する境界壁を含む請求項8又は9のロータ。
- 前記成形ダイアフラムは起伏を有する請求項8−10のいずれか1つに記載のロータ。
- ロータを回転させる回転手段を持つ遠心分離機において使用される前記ロータであって、
前記回転手段によって保持回転される剛性取付部材と、
前記剛性取付部材に設けられ前記剛性取付部材と共に回転する成形された弾性ダイアフラムであって、可変容量チャッンバを形成するダイアフラムと、
前記剛性取付部材によって形成され前記チャッンバと連通するコンジットとを、
含んでなるロータ。 - ロータ含む遠心分離機であって、前記ロータは、
コンジットアセンブリを含む固定部分と、
前記固定部分及び前記ロータの回転軸回りに回転可能に取り付けられた剛性取付部材であって、チャックによって保持回転される剛性取付部材と、
前記剛性取付部材に設けられ前記剛性取付部材と共に回転し可変容積チャッンバ形成する、起伏を有する成形ダイアフラムと、
表面を有するチャックであって、該表面上に配設されたチャック特徴部を持つチャックとを、
含んでなり、前記表面と前記ダイアフラムは複数のチャッンバセグメントを形成する遠心分離機。 - 液体全体から液体成分を選択採取する方法であって、
請求項13の遠心分離機を提供し、
前記遠心分離機のロータに全液体を入れ、
前記軸回りに前記チャックと前記ロータを回転させ、
前記ロータによって形成されるチャッンバセグメント内に液体成分を収集し、
前記チャッンバセグメント内の成分を採取する、
ことを含んでなる方法。 - 液体全体から液体成分を選択採取する方法であって、
前記請求項のいずれか1つに記載の使い捨て液体処理セットを提供し、
前記可変容量チャッンバ内に液体全体を入れ、
前記チャッンバを回転させて液体成分を分離させ、
前記チャッンバから前記分離された成分を採取する、
ことを含んでなる方法。
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