JP2004326595A - 位置情報検出システム、属性情報報知システム、およびこれらに用いられる通信タグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】位置検出システムX1は、通信子局20と、通信子局20と無線通信可能でありワークに備え付けて使用するための通信タグ10と、通信子局20と無線通信可能な通信親局30と、通信タグ10から発信されて通信子局20にて受信されたタグ識別データを当該通信子局20および通信親局30を介して入手するとともに、当該タグ識別データが経由した通信子局20の子局識別データを通信親局30を介して入手するための、制御手段50,60と、制御手段50,60により得られたタグ識別データおよび子局識別データに基づいて得られるワークの位置情報を表示するための表示手段80と、を備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば出荷前や物流経路中における工業製品などの物品について、位置情報を得るためのシステム、および、属性(種類、加工状況、滞留時間など)を表す情報を報知するためのシステムに関する。また、本発明は、これらシステムにて用いることのできるタグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、出荷前や物流経路中における物品について位置情報や何らかの属性情報を効率的に得ることのできるシステムの実用化に対する要求が高まっている。
【0003】
例えば、物品の在庫管理では、従来、バーコードを利用した帳簿管理システムが採用される場合が多い。当該システムでは、物品に関連付けられた番号がバーコード化されて当該物品に付され、例えば物品の入庫時に、物品ごとにバーコードが所定のバーコードリーダで読み取られる。読み取られたバーコードに応じた物品番号は、所定のコンピュータに記憶・整理され、当該コンピュータにて帳簿管理がなされる。
【0004】
しかしながら、従来の技術によると、コンピュータの帳簿上では物品の在庫状況が確認できる場合であっても、その物品を実際に探し出す作業は人が行わなければならない場合が多い。このような場合、特に在庫物品の種類や数量が多いと、多大な時間と労力が必要とされるので、例えば顧客からの注文に応じて効率的に出荷することが困難である傾向にある。
【0005】
そのため、このような在庫管理の技術の分野においては、倉庫内における物品の位置情報や、物品の種別に相当するような属性情報を、人手によらずに効率的に得ることのできるシステムの実用化に対する要求が高い。
【0006】
一方、工業的に生産される機械製品などは、所定の生産ラインにて組立てられた後、その機能や性能について種々の検査が実施される場合があり、当該検査作業やその後の手直し作業において、製品の位置情報や何らかの属性情報が必要とされる場合がある。
【0007】
例えば自動車生産においては、一般に、組立ラインにて全ての部品の組付けが完了した完成車両は、出荷前に検査ラインにて、「道路運送車両の保安基準」に規定されている項目およびその他の必要な項目について所定の基準を充たしているかどうか、検査される。検査において、基準が充たされていない項目が確認された場合、当該完成車両には、部品の交換や装置設定の調整などによる手直しが施される。
【0008】
検査ラインの後に必要に応じて行われる手直し作業は、検査ラインから独立した所定の作業施設で行われる。この作業施設では、車両は、必要な手直しの種類に応じて所定の箇所に集められ、順次手直しされる。複数の手直し項目を有する車両は、作業場における所定の箇所にて特定の手直しが施された後、他の箇所に搬送され、別の手直しが施される。このように手直しが施されて全ての検査項目の基準を充たした車両が、出荷される。
【0009】
自動車生産において、組立ラインや検査ラインでは、車両の位置や作業進捗状況などが自動管理システムのもとに管理される場合が多い。そのようなシステムは、例えば下記の特許文献1に開示されている。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−41116号公報
【0011】
しかしながら、手直し作業が施される車両については、人手により管理される場合が多い。具体的には、従来、手直し対象の車両には、識別番号等の情報が記載された札が備え付けられ、手直し作業が行われる作業施設では、この札の情報に基づいて各車両の手直し項目や手直し期限が管理されていた。人手によるこのような管理は煩雑であり、多大な注意を要した。また、作業施設内の車両搬入スペースには限りがあるので、作業施設内での車両の移動は効率的に行う必要がある。したがって、特に、複数の手直し項目を有する車両にあっては、作業施設内の現在位置や手直し期限を管理するのに困難性があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような事情のもとで考え出されたものであって、例えば出荷前や物流経路中における半製品や製品であるワーク(物品)について、その位置情報を効率よく得ることのできる位置情報検出システム、および、当該ワークに関する属性情報(種類、加工状況、滞留時間など)を報知するための属性情報報知システムを提供することを目的とする。加えて、本発明は、これらにおいてワークに備え付けられて使用される通信タグを提供することも、目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の側面によると位置情報検出システムが提供される。このシステムは、子局識別データを有し且つ対タグ通信可能領域を形成する通信子局と、対タグ通信可能領域に存在する場合に通信子局と無線通信可能であり且つタグ識別データを有する、ワークに備え付けて使用するための通信タグと、通信子局と無線通信可能な通信親局と、通信タグから発信されて通信子局にて受信されたタグ識別データを当該通信子局および通信親局を介して入手するとともに、当該タグ識別データが経由した通信子局の子局識別データを通信親局を介して入手するための、制御手段と、制御手段により得られたタグ識別データおよび子局識別データに基づいて得られるワークの位置情報を表示するための表示手段と、を備えることを特徴とする。本発明におけるワークには、例えば出荷前や物流経路中における半製品や製品であり、その他の物品も含まれる。通信子局と通信タグの無線通信は例えば微弱無線にて行われ、通信子局と通信親局との無線通信は例えば特定小電力無線にて行われる。
【0014】
このような構成のシステムによると、通信タグが備え付けられたワーク(物品)の位置情報を、人手によらずに効率よく得ることが可能となる。本発明の第1の側面においては、制御手段は、位置情報の入手を欲する特定のワークに備え付けられた通信タグのタグ識別データを、例えば当該通信タグに最も近い通信子局と通信親局とを介して入手する。これとともに、制御手段は、当該タグ識別データが経由した通信子局の子局識別データも、通信親局を介して入手する。このようにして入手されたタグ識別データおよび子局識別データに基づくと、当該特定ワークは、当該子局識別データが割り当てられている通信子局と通信タグとの無線通信可能領域(対タグ通信可能領域)の内に存在していると判断することが可能である。この判断は、当該制御手段により、或は別の制御手段により、行われる。このような判断により得られるワークの位置情報は、所定の表示手段により視覚的に表示される。
【0015】
したがって、本発明の第1の側面に係る位置情報検出システムによると、通信タグが備え付けられたワークの位置情報を、人手によらずに効率よく得ることが可能となるのである。
【0016】
本発明の第1の側面に係るシステムを、例えば、手直し作業施設における手直し車両ごとの位置検出に適用すると、即ち、本発明における通信タグをワークとしての手直し車両ごとに搭載することによって本システムを当該車両の作業施設内の位置検出に適用すると、手直し作業を行うための作業施設においては、手直し対象の複数の車両の位置情報をコンピュータ管理の下に適切に自動把握することができる。具体的には、作業施設に搬入される車両ごとに本発明における通信タグを搭載することによって、作業施設における当該全車両の位置を一括して適切に把握ないし管理することが可能となる。
【0017】
また、例えば、本発明における通信タグをワークとしての部品運搬用フォークリフトごとに搭載することにより、本システムを当該フォークリフトの位置把握に適用すると、部品運搬作業に従事して経時的に位置が変化する複数のフォークリフトについて、それらの位置情報をコンピュータ管理の下に適切に自動把握することができる。その結果、複数のフォークリフトについて、良好に運行管理を行うことが可能となる。
【0018】
本発明の第1の側面において、好ましくは、制御手段は、ワークに関連付けられた属性データを、通信親局と、タグ識別データが経由した通信子局と、を介して通信タグに送信可能であり、且つ、通信タグは、受信した当該属性データに基づいた属性情報を報知可能である。本発明における属性情報には、ワークの種類、ワークの加工状況、ワークに対して施されるべき作業の進捗状況、所定位置または所定区画におけるワークの滞留時間などが含まれる。
【0019】
このような構成によると、複数のワークの各々について、これらの属性情報を通信タグにて報知することができる。その結果、当該属性報知に基づいて、ワークの位置を効率よく認識したり、ワークに対する作業を効率よく行うことが可能となる。具体的には、例えば、多量のワークが存在する区画において、特定の属性を有するワークのみを迅速に探し出すことが可能となる。また、本発明の第1の側面に係る位置情報検出システムが本構成を具備する場合、複数のワークについて、それらの位置情報とともに属性情報を効率よく一括管理することもできる。
【0020】
本発明の第2の側面によると属性情報報知システムが提供される。このシステムは、対タグ通信可能領域を形成する通信子局と、対タグ通信可能領域に存在する場合に通信子局と無線通信可能であり、ワークに備え付けて使用するための通信タグと、通信子局と無線通信可能な通信親局と、ワークに関連付けられた属性データを、通信親局および通信子局を介して通信タグに送信するための制御手段と、を備え、通信タグは、受信した当該属性データに基づいた属性情報を報知可能であることを特徴とする。
【0021】
本発明の第2の側面においては、制御手段は、特定のワークに関連付けられた属性データを、通信親局および通信子局を介して、当該ワークに備え付けられている通信タグに送信するための制御手段を備える。通信タグは、受信した当該属性データに基づいた属性情報を報知する機能を有する。したがって、本発明の第2の側面に係るシステムによると、通信タグが備え付けられた複数のワーク(物品)について、ワークごとにその属性情報を効率よく報知することが可能となる。
【0022】
本発明の第2の側面に係るシステムを、例えば、手直し作業施設における手直し車両の管理において適用すると、手直し作業を行うための作業施設においては、手直し対象の車両について、作業進捗状況などの属性情報(例えば、手直し順序の決定に必要な納期情報)を作業者に適切に知らしめることができる。作業者は、通信タグからの当該作業進捗情報などの報知に基づいて、作業の速度や順番を適宜調整することが可能となる。その結果、手直し作業は効率よく促進されることとなる。
【0023】
また、例えば、本発明の第2の側面に係るシステムを、部品搬送用のパレットの管理や、完成品の在庫管理などに適用すると、必要とされる所定のタイミングを作業者に対して報知することにより、直ちに移動すべきパレットや完成品を、短時間で効率よく見つけ出すことが可能となる。
【0024】
本発明の第1および第2の側面において、好ましくは、システムは、通信親局と通信子局との間の無線通信を中継するための中継局を更に備える。このような構成によると、通信親局から通信タグの間の通信網を良好に構築することができる。
【0025】
本発明の第3の側面によると、上述のシステムにおいてワークに備え付けて使用するための通信タグであって、少なくともタグ識別データを記憶するための記憶手段と、無線通信局と双方向無線通信可能であって、タグ識別データを送信し且つワークに関連付けられた属性データを受信するための通信手段と、受信した当該属性データに基づいた属性情報を報知するための報知手段と、を備えることを特徴とする。このような構成の通信タグは、本発明の第1および第2の側面に係るシステムにて使用することができる。
【0026】
本発明の第1から第3の側面において、好ましくは、報知手段は、相互に異なる視認色を発光するための複数の発光装置を含む。このような構成によると、発光装置の点灯/非点灯および発光色の組み合わせを利用して、多様な属性情報を視覚的に報知することが可能となる。
【0027】
好ましくは、通信タグは、電気駆動力を発生するための自己給電手段を更に備える。本構成によると、電池などの電源を別途設けずに通信タグを構成することが可能となる。また、好ましくは、通信タグは、ワークに固定するための脱着手段を更に備える。脱着手段としては、例えば磁石ゴム板や粘着材を採用することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の位置情報検出システムおよび属性情報報知システムを含む第1の実施形態に係るワーク管理システムX1の概念構成を表す。ワーク管理システムX1は、本実施形態では、通信タグ10と、通信子局20と、通信親局30と、中継局40と、コンピュータ50,60,70と、表示装置80と、バーコードリーダ90とを備え、検査ラインを経た後に手直しを要する車両Zについて、手直しを行うための作業施設における位置および作業進捗状況を管理するための車両管理システムとして構成されている。
【0029】
車両Zは、組立ラインを経た完成車両について所定の検査ラインで行われた種々の検査(例えば前照灯試験、水漏れ試験、ブレーキ試験など)において、所定の基準を充たしていない項目が存在することが確認された車両であり、検査ラインを経た後に、図2に示すような作業施設Yへと搬送されたものである。作業施設Yは、屋内に設けられており、そのフロアは複数のエリアに区分され(本実施形態ではエリアA1〜A12の12区分、図2において各エリアの境界は実線にて表す)、各エリアにおいて車両Zに施される少なくとも1つの手直し作業の種類は予め決定されている。
【0030】
図3および図4は通信タグ10を表す。図3は、通信タグ10の外観斜視図であり、図4は、通信タグ10の回路構成を表すブロック図である。通信タグ10は、無線送受信部11と、アンテナ12と、発光部13と、制御部14と、電源部15と、樹脂パッケージ16とを備え、通信子局20と双方向無線通信可能に構成されている。
【0031】
無線送受信部11は、通信子局20との双方向無線通信を実現するためのものであり、本実施形態では、微弱無線データ通信モジュールよりなる。したがって、本実施形態では、通信タグ10と通信子局20との無線通信は、微弱無線にて行われる。微弱無線データ通信モジュールは、例えば、送信すべき信号については変調してアンテナ12に送り且つ当該アンテナ12から受けた信号については復調するための変復調回路、および、増幅回路などを含んで構成されている。アンテナ12は、そのような無線送受信部11と接続し、微弱無線における送信および受信を行うためのものである。微弱無線とは、例えば、送信アンテナから3m離れた場所における電界強度が500μV/m以下の無線をいう。
【0032】
発光部13は、制御部14の制御に基づいて、報知すべき情報を視覚的に報知するためのものである。本実施形態では、発光部13は、通信タグ10の四方側面の各々に1つずつ設けらており、各々、発光色の相互に異なる3個の発光ダイオードよりなる。当該3個のダイオードとしては、例えば、緑色発光ダイオード、橙色発光ダイオード、および赤色発光ダイオードを採用することができる。
【0033】
制御部14は、無線送受信部11および発光部13を制御するためのものであり、本実施形態では、CPUとEEPROMなどのメモリとを含んで構成されている。メモリには、少なくとも、各通信タグ10に固有に割り当てられたタグID(タグ識別データ)が記憶されている。これにより、各通信タグ10は、各々に固有のタグIDを有することとなる。
【0034】
電源部15は、無線送受信部11、発光部13、および制御部14を駆動するのに必要な電力を供給するためのものであり、本実施形態では、ソーラ発電機能を有するソーラ発電部、および、当該発電部にて生じた電気を蓄える機能を有する蓄電部より構成されている。図3においては、電源部15について、ソーラ発電部が、通信タグ10における図中上面側に露出している。電源部15については、このような構成に代えて、所定の電池により構成してもよい。
【0035】
樹脂パッケージ16は、無線送受信部11、発光部13、制御部14、および電源部15を抱持するためのものであり、好ましくは、耐熱性や防水性などの耐環境性を考慮して設計されている。樹脂パッケージ16の外表面のいずれかの箇所には、各通信タグ10に割り当てられたタグIDに対応するバーコードが付されている。
【0036】
このような構成を具備する通信タグ10においては、制御部14を構成するためのCPUとしては、例えばuPD78F00AGC(NEC製)を採用することができる。制御部14を構成するためのEEPROMとしては、例えばBR93LL46FV(Rohm製)を採用することができる。また、無線送受信部11を構成するための微弱無線データ通信モジュールとしては、伝送方式が双方向半2重通信であり、受信方式がアンテナダイバーシティー方式かつシングルスーパーヘテロダイン方式であり、使用周波数が294.85MHzであるものを採用することができる。このようなモジュールに代えて、無線送受信部11としては、S4E16724001(セイコーエプソン製)を採用してもよい。
【0037】
本実施形態では、通信タグ10における図中底面にはゴム磁石板(図示略)が貼り合わされており、当該ゴム磁石の磁力を利用して、各車両Zの天板上に1台の通信タグ10が搭載されている。通信タグ10の車両Zへの搭載は、例えば、作業施設Yの内部へと車両Zが搬入される前に行われる。
【0038】
通信子局20は、図5に示すように、無線送受信部21A,21Bと、アンテナ22A,22Bと、発光部23と、制御部24と、電源部25とを備え、通信タグ10、および、通信親局30または中継局40と双方向無線通信可能に構成されている。無線送受信部21A,21B、アンテナ22A,22B、発光部23、制御部24、および電源部25は、例えば樹脂パッケージよりなる外装体の内部に収容ないし保持されている。
【0039】
無線送受信部21Aは、対タグ通信可能領域を形成して当該領域内で通信タグ10との双方向無線通信を実現するためのものであり、本実施形態では、通信タグ10の無線送受信部11を構成するのと同一の微弱無線データ通信モジュールよりなる。無線送受信部21Bは、通信親局30または中継局40との双方向無線通信を実現するためのものであり、本実施形態では、特定小電力無線データ通信モジュールよりなる。特定小電力無線データ通信モジュールは、例えば、送信すべき信号については変調してアンテナ22Bに送り且つ当該アンテナ22Bから受けた信号については復調するための変復調回路、および、増幅回路などを含んで構成されている。特定小電力無線とは、例えば、空中線電力(出力)が10mW以下の無線をいう。
【0040】
アンテナ22Aは、無線送受信部21Aと接続し、微弱無線の送受信を行うためのものである。アンテナ22Bは、無線送受信部21Bと接続し、特定小電力無線の送受信を行うためのものである。
【0041】
発光部23は、通信子局20の稼動状態を視覚的に報知するためのものであり、通信子局20に設けられた電源スイッチ(図示略)のオン/オフ操作に基づいて点灯/消灯する。本実施形態では、発光部23は発光ダイオードよりなる。
【0042】
制御部24は、無線送受信部21A,21Bを制御するためのものであり、本実施形態では、CPUとEEPROMなどのメモリとを含んで構成されている。メモリには、少なくとも、各通信子局20に固有に割り当てられた子局ID(子局識別データ)が記憶されている。これにより、各通信子局20は、各々に固有の子局IDを有することとなる。
【0043】
電源部25は、無線送受信部21A,21B、発光部23、および制御部24を駆動するのに必要な電力を供給するためのものであり、本実施形態では、所定の電池よりなる。
【0044】
このような構成を具備する通信子局20においては、制御部24を構成するためのCPUとしては、例えばuPD78F00AGC(NEC製)を採用することができる。制御部24を構成するためのEEPROMとしては、例えばBR93LL46FV(Rohm製)を採用することができる。無線送受信部21Aを構成するための微弱無線データ通信モジュールとしては、伝送方式が双方向半2重通信であり、受信方式がアンテナダイバーシティー方式かつシングルスーパーヘテロダイン方式であり、使用周波数が294.85MHzであるものを採用することができる。このようなモジュールに代えて、無線送受信部21Aとしては、S4E16724001(セイコーエプソン製)を採用してもよい。また、無線送受信部21Bを構成するための特定小電力無線データ通信モジュールとしては、DTF−121(UJRC製、伝送方式:双方向半2重通信、受信方式:アンテナダイバーシティー方式かつシングルスーパーヘテロダイン方式、使用周波数:429.8625MHz)を採用することができる。
【0045】
通信子局20は、本実施形態では、図2に示すように、作業施設Yにおいて管理すべきエリアA1〜A12の各々に1台ずつ設置されている。すなわち、手直しを行うための作業施設Yにおいて、合計12台の通信子局20が設置されている。各通信子局20の無線送受信部21Aにより形成される通信可能領域(微弱無線による通信タグ10と通信可能領域)は、単一のエリアを内包し、隣接配置された通信子局20の通信可能領域と一部重複している。本発明では、このような構成に代えて、単一のエリアには当該エリアに応じた個数の2台以上の通信子局20を設置してもよい。また、通信子局20は、作業施設Yの内部において、天井およびその付近に設置してもよいし、或は壁に掛着してもよい。
【0046】
通信親局30は、図6に示すように、無線送受信部31と、アンテナ32と、発光部33と、制御部34と、電源部35と、端末インターフェイス36とを備え、通信子局20または中継局40と双方向無線通信可能に構成されている。無線送受信部31、アンテナ32、発光部33、制御部34、電源部35、および端末インターフェイス36は、例えば樹脂パッケージよりなる外装体の内部に収容ないし保持されている。
【0047】
無線送受信部31は、通信子局20または中継局40との双方向無線通信を実現するためのものであり、本実施形態では、通信子局20の無線送受信部21Bを構成するのと同一の特定小電力無線データ通信モジュールよりなる。アンテナ32は、そのような無線送受信部31と接続し、特定小電力無線の送受信を行うためのものである。
【0048】
発光部33は、通信親局30の稼動状態を視覚的に報知するためのものであり、通信親局30に設けられた電源スイッチ(図示略)のオン/オフ操作に基づいて点灯/消灯する。本実施形態では、発光部33は発光ダイオードよりなる。
【0049】
制御部34は、無線送受信部31を制御するためのものであり、本実施形態では、CPUとEEPROMなどのメモリとを含んで構成されている。メモリには、少なくとも、通信親局30に固有に割り当てられた親局ID(親局識別データ)が記憶されている。また、当該メモリには、前出のタグIDや子局ID、または後出の中継局IDなどの必要な情報が一時的に保存される。
【0050】
端末インターフェイス36は、通信親局30とコンピュータ50とをインターフェイスするためのものであり、例えばRS232C用のインターフェイス回路よりなる。
【0051】
電源部35は、無線送受信部31、発光部33、および制御部34を駆動するのに必要な電力を供給するためのものであり、本実施形態では、所定の電池よりなる。
【0052】
このような構成を具備する通信親局30においては、制御部34を構成するためのCPUとしては、例えばuPD78F00AGC(NEC製)を採用することができる。制御部34を構成するためのEEPROMとしては、例えばBR93LL46FV(Rohm製)を採用することができる。また、無線送受信部31を構成するための特定小電力無線データ通信モジュールとしては、DTF−121(UJRC製)を採用することができる。
【0053】
中継局40は、通信子局20が通信親局30の検知可能範囲外にある場合、或は、障害物が存在するために通信親局30が通信子局20を直接には検知できない場合に、そのような通信子局20と通信親局30との無線通信を中継するためのものである。中継局40は、図7に示すように、無線送受信部41と、アンテナ42と、発光部43と、制御部44と、電源部45とを備え、通信子局20および通信親局30と双方向無線通信可能に構成されている。無線送受信部41、アンテナ42、発光部43、制御部44、および電源部45は、例えば樹脂パッケージよりなる外装体の内部に収容ないし保持されている。
【0054】
無線送受信部41は、通信子局20または通信親局30との双方向無線通信を実現するためのものであり、本実施形態では、通信子局20の無線送受信部21Bを構成するのと同一の特定小電力無線データ通信モジュールよりなる。アンテナ42は、そのような無線送受信部41と接続し、特定小電力無線の送受信を行うためのものである。
【0055】
発光部43は、中継局40の稼動状態を視覚的に報知するためのものであり、中継局40に設けられた電源スイッチ(図示略)のオン/オフ操作に基づいて点灯/消灯する。本実施形態では、発光部43は発光ダイオードよりなる。
【0056】
制御部44は、無線送受信部41を制御するためのものであり、本実施形態では、CPUとEEPROMなどのメモリとを含んで構成されている。メモリには、少なくとも、各中継局40に固有に割り当てられた中継局ID(中継局識別データ)が記憶されている。これにより、中継局40は、各々に固有の中継局IDを有することとなる。
【0057】
電源部45は、無線送受信部41、発光部43、および制御部44を駆動するのに必要な電力を供給するためのものであり、本実施形態では、所定の電池よりなる。
【0058】
このような構成を具備する中継局40においては、制御部44を構成するためのCPUとしては、例えばuPD78F00AGC(NEC製)を採用することができる。制御部24を構成するためのEEPROMとしては、例えばBR93LL46FV(Rohm製)を採用することができる。無線送受信部41を構成するための特定小電力無線データ通信モジュールとしては、DTF−121(UJRC製)を採用することができる。
【0059】
コンピュータ50は、通信親局30とは例えば有線にて接続されて通信可能とされており、通信親局30、並びに、通信親局30を介して中継局40、通信子局20、および通信タグ10を制御するためのものである。コンピュータ50は、所定のCPUやメモリを含んで構成されており、各局および通信タグ10を制御して、各通信タグ10から個々のタグIDを取得し且つ各通信タグ10に作業進捗情報などの属性情報を供給する機能を有する。加えて、コンピュータ50は、例えば有線にて接続されているコンピュータ60に対して当該タグIDおよび属性情報に関する信号を送信する機能を有する。また、コンピュータ50は、例えば手直し作業施設Yの管理室に設置される。
【0060】
コンピュータ60は、所定のCPUやメモリを含んで構成されており、例えば有線にて接続されているコンピュータ50から種々のデータを入手する機能を有する。加えて、コンピュータ60は、コンピュータ50から取得した種々のデータを加工して所定のディスプレイに表示可能な表示データを作成し、当該表示データを表示装置80へと供給する機能を有する。また、コンピュータ60は、例えば、ALC(Assembly Line Control)による生産システムを一括的に管理するためのALC室に設置されている。
【0061】
表示装置80は、コンピュータ60により作成された表示データを受信し、当該データを表示するためのものであり、本実施形態では、比較的に大きなプラズマディスプレイよりなる。このような表示装置80は、例えば、作業施設Yの壁面上に設置される。
【0062】
コンピュータ70は、所定のCPUやメモリを含んで構成されており、コンピュータ60に対して例えば有線にて接続されている。また、コンピュータ70は、例えば、作業施設Yの入口や内部に設置されている。
【0063】
バーコードリーダ90は、通信タグ10に付されている上述のバーコード、および、各車両Zに固有に割り当てられている車両IDに対応して各車両Zに付されているバーコードを読み取るためのものであり、携帯型として構成されている。また、バーコードリーダ90およびコンピュータ70は、所定の無線方式でデータ通信可能に構成されている。
【0064】
図8は、以上の構成を有するワーク管理システムX1の動作における、通信タグ10、通信子局20、通信親局30、中継局40、およびコンピュータ50,60の間の信号シーケンスの一例を表す。この信号シーケンスは、図2に示すような通信タグ10aが搭載された車両Zaについて、コンピュータ60による位置情報の取得、および、当該車両Zaに対する手直し作業の進捗情報(属性情報)の必要に応じた報知を実行するためのものである。車両Zaは、手直し作業を行うための作業施設Yへと搬送された複数の車両Zのうちの特定の1台であり、通信タグ10aは、本発明を構成する複数の通信タグ10のうちの、当該車両Zaに搭載された特定の1つである。
【0065】
車両Zaの車両ID(ワーク識別データ)および通信タグ10aのタグID(タグ識別データ)は、作業施設Yの内部での車両Zaに対する単一の又は一連の手直し作業が開始される前であって車両Zaに通信タグ10aが搭載される際に、バーコードリーダ90により読み取られ、互いにひも付け即ち関連付けられる。このひも付け情報は、コンピュータ70に登録される。コンピュータ70には、各車両Zのワーク属性情報が、当該ひも付け情報とともに各車両Zごとに登録されている。ワーク属性情報には、例えば、所定箇所または所定区画での滞留時間に関する情報、出荷期限や納品期限などを基準としたスケジュールに対する遅延時間に関する情報、加工状態に関する情報などが含まれる。ひも付けされた情報は、これらワーク属性情報とともに、一括して又は適時にコンピュータ60に送られる。
【0066】
また、本実施形態では、作業施設Yのフロアにおいて区分された複数のエリアA1〜A12には、各々、通信子局20a〜20lのうちの1台が設置されている。各エリアにおいて車両Zに施される少なくとも1つの手直し作業の種類は、予め決定されている。
【0067】
ワーク管理システムX1の動作においては、所定間隔(例えば10秒)ごとに、通信子局20が、対タグ通信可能領域内に検索信号S1を発信し、当該領域内に存在する通信タグ10を検索する。検索信号S1には、子局IDが含まれる。図8においては、通信子局20b,20fについてのみ、検索信号S1の発信を表す。
【0068】
次に、検索信号S1を受信した通信タグ10は、応答信号S2を発信する。応答信号S2には、タグID(タグ識別データ)および子局IDが含まれる。図8においては、通信タグ10aについてのみ、通信子局20b,20fからの検索信号S1の各々に対応する応答信号S2の発信を表す。応答信号S2は、通信子局20に受信され、通信子局20は、同一のタグIDを含む応答信号S2を所定期間(例えば1分間)以上受信しているかどうかを判断する。
【0069】
同一のタグIDを含む応答信号S2を所定期間以上受信した通信子局20は、通信親局30に信号S3を送信する。この信号S3には、自身の子局ID、受信したタグID、当該タグIDを含む応答信号S2の受信電圧に関するデータが含まれている。当該データは、通信親局30において一時的に記憶される。
【0070】
ワーク管理システムX1の動作においては、所定間隔(例えば2分間)ごとに、コンピュータ60が、コンピュータ50に位置情報取得指令信号S4を発信する。この信号S4は、特定の、タグID、子局ID、および応答信号S2の受信電圧の取得を目的とする。位置情報取得指令信号S4を受信したコンピュータ50は、通信親局30に位置情報取得指示信号S5を発信する。
【0071】
位置情報取得指示信号S5を受信した通信親局30は、コンピュータ50に位置情報信号S6を発信する。この信号S6には、位置情報取得に係る特定のタグID、子局ID、応答信号S2の受信電圧に関するデータが含まれる。通信親局30において、同一のタグIDについて複数のデータ(子局ID、受信電圧)が記憶されている場合、最も高い受信電圧を含むデータが位置情報信号S6としてコンピュータ50により取得される。本実施形態では、通信タグ10aのタグIDを含む応答信号S2の受信電圧は、通信子局20bにて最も高い(通信子局20fよりも高い)ので(通信タグ10aは通信子局20bに最も近い)、通信子局20bから発信された信号S3に含まれるデータが、位置情報信号S6としてコンピュータ50に送信される。
【0072】
コンピュータ50により取得された位置情報(信号S6)は位置情報信号S7としてコンピュータ60に送信される。位置情報信号S7を受信したコンピュータ60は、当該信号S7に基づいて、全車両Zに関する位置情報を更新する。また、コンピュータ60は、更新された情報を、自身のモニタや、作業施設Yの内部に設けられている表示装置80に表示する。
【0073】
作業施設Yに設置されている通信子局20からの検索信号S1の発信から、表示装置80における表示までの、以上のような処理を行うことによって、全車両Zの位置情報を表示装置80にて表示することが、且つ、全車両Zの位置情報の変化を追跡および更新することができる。このようにして、作業施設Yにおける当該全車両Zの位置を一括して適切に把握ないし管理することが可能となるのである。
【0074】
更に、コンピュータ60では、車両Zaに対する手直し作業の進捗状況について、作業優先警告レベルが判断される。具体的には、車両Zaの滞留時間や、特急注文の有無、出荷時刻などの各種情報を基に、車両Zaの作業優先警告レベルを、時々刻々、更新管理する。作業優先警告レベルは、例えば、4つのレベルに区分して判断される。作業者に対して警告する必要のない程度のレベル(レベル1)、手直し作業が所定の程度に少し遅れているレベル(レベル2)、レベル2よりも所定の程度に遅れているレベル(レベル3)、並びに、レベル3よりも更に遅れているレベル(レベル4)である。これら4つのレベルに区分される作業優先警告レベルは、コンピュータ60による判定の度にコンピュータ50へ送信される。
【0075】
ワーク管理システムX1においては、所定期間(例えば30分)ごとに、車両Zaについて、コンピュータ60が遅延フラグを参照して上述の作用優先警告レベルを判断し、この判断に基づいて、発光部13の点灯指示信号S8をコンピュータ50に送信する。この信号S8には、発光部13において点灯対象の発光ダイオードを特定するデータ、或は、全消灯指示が含まれている。この信号S8には、指示対象の通信タグ10aのタグID、および、指示対象の通信子局20bの子局IDが含まれる。
【0076】
信号S8を受信したコンピュータ50は、当該信号S8を点灯指示信号S9として、通信親局30に送信する。信号S9を受信した通信親局30は、当該信号S9を点灯指示信号S10として、通信子局20に送信する。信号S10を受信した通信子局20bは、当該信号S10を点灯指示信号S11として、通信タグ10aに送信する。このようにして、信号S11を受信した通信タグ10aは、自身の有する3個の発光ダイオードのうちのいずれかを取得した情報に従って点灯するか、或は全消灯する。
【0077】
作業施設Yに搬入されて手直しが施される車両Zの全てについて、コンピュータ60からの点灯指示信号S8の送信から、通信タグ10aへの信号S11の送信までの、以上のような処理を行うことによって、全車両Zに搭載されている通信タグ10の発光部13を必要に応じて点灯することができる。また、全車両Zについて、コンピュータ60からの点灯指示信号S8の送信から、通信タグ10aへの指令信号S11の送信までの、以上のような処理を車両Zごとに定期的に行うことによって、全車両Zについての作業優先警告レベル(手直し作業の進捗情報)を更新することができる。このようにして、手直し作業を行うための作業施設Yにおいては、手直し対象の車両Zについての作業優先警告レベルを作業者に適切に知らしめることができる。作業者は、通信タグ10からの作業優先警告レベルの報知に基づいて、作業の速度や順番を適宜調整することが可能となる。その結果、手直し作業は効率よく促進されることとなる。
【0078】
図9は、本発明の位置情報検出システムおよび属性情報報知システムを含む第2の実施形態に係るワーク管理システムX2の構成を表す。ワーク管理システムX2は、ワーク管理システムX1と同一の通信タグ10と、通信子局20と、通信親局30と、中継局40と、コンピュータ50,60,70と、表示装置80と、バーコードリーダ90とを備え、ワークである出荷車両Pを船舶Qへ格納する際に利用することのできるボーディングシステムとして構成されたものである。
【0079】
複数の車両Pは、港から出荷される完成車両であり、船舶Qに積み込まれるまでの間、所定の敷地内にて待機している。船舶Qの内部は、複数階(例えばフロア1〜フロア4)に区分され、各階に積みこまれる車両Pの種類は予め決定されている。本実施形態では、通信タグ10は各車両Pに取り付けられている。通信子局20は、車両Pの待機する敷地内に適当に設置されている。表示装置80は、敷地内で車両移動に従事する作業者が適宜積みこみ状況を確認できるように、当該敷地内に設置されている。
【0080】
本実施形態では、第1の実施形態に係るワーク管理システムX1が動作して車両Zの位置情報を管理したのと同様にして、ワーク管理システムX2が動作することにより、各車両Pについて位置情報を一括管理することができる。更新される位置情報は、表示装置80にて表示される。
【0081】
加えて、本実施形態では、第1の実施形態に係るワーク管理システムX1が動作して車両Zの属性情報を報知したのと同様にして、ワーク管理システムX2が動作することにより、各車両Pについて属性情報を報知することができる。具体的には、車両Pに取りつけられている通信タグ10の発光装置13の発光態様を属性情報別に変化させることにより、敷地内に待機している多数の車両Pについて、属性を容易に視認することが可能となる。例えば、通信タグ10ごとに、船舶Qにおいて積み込むべきフロアを属性情報として報知すると、作業者は、当該属性情報に基づいて、車両Pを効率よく船舶Qに積み込むことが可能となる。
【0082】
図10は、本発明の位置情報検出システムおよび属性情報報知システムを含む第3の実施形態に係るワーク管理システムX3の構成を表す。ワーク管理システムX3は、ワーク管理システムX1と同一の通信タグ10と、通信子局20と、通信親局30と、中継局40と、コンピュータ50,60,70と、表示装置80と、バーコードリーダ90とを備え、ワークである空パレットTを回収車Uが回収する際に利用することのできるパレット回収システムとして構成されたものである。
【0083】
複数の空パレットTは、各々、所定形状の部品を収容するように構成されたものである。空パレットTは、必要な時に回収車Uに回収されるべきパレットであり、回収車Uに回収されるまでの間、所定の棚に収容されている。本実施形態では、通信タグ10は各空パレットTに取りつけられている。通信子局20は、棚ごとに設置されている。表示装置80は、移動して必要な空パレットTを回収するための車両Uに設けられている。
【0084】
本実施形態では、第1の実施形態に係るワーク管理システムX1が動作して車両Zの位置情報を管理したのと同様にして、ワーク管理システムX3が動作することにより、各空パレットTについて位置情報を一括管理することができる。更新される位置情報は、表示装置80にて表示される。
【0085】
加えて、本実施形態では、第1の実施形態に係るワーク管理システムX1が動作して車両Zの属性情報を報知したのと同様にして、ワーク管理システムX3が動作することにより、各空パレットTについて属性情報を報知することができる。具体的には、空パレットTに取りつけられている通信タグ10の発光装置13の発光態様を属性情報別に変化させることにより、複数の棚に収納されている多数の空パレットTについて、属性を容易に視認することが可能となる。例えば、通信タグ10ごとに、回収車Uにおいて回収すべき時期を属性情報として報知すると、作業者は、当該属性情報に基づいて、空パレットTを効率よく回収車Uにて回収することが可能となる。
【0086】
図11は、本発明の位置情報検出システムおよび属性情報報知システムを含む第4の実施形態に係るワーク管理システムX4の構成を表す。ワーク管理システムX4は、ワーク管理システムX1と同一の通信タグ10と、通信子局20と、通信親局30と、中継局40と、コンピュータ50,60,70と、表示装置80と、バーコードリーダ90とを備え、ロット生産される複数のワークWのロット生産管理システムとして構成されたものである。
【0087】
複数のワークWは、各々、所定の複数の工程を経て製品へと組立てられていくものである。本実施形態では、通信タグ10は各ワークWに取りつけられている。通信子局20は、各工程が行われる作業場ごとに配置されている。
【0088】
本実施形態では、第1の実施形態に係るワーク管理システムX1が動作して車両Zの位置情報を管理したのと同様にして、ワーク管理システムX4が動作することにより、各ワークWについて位置情報を一括管理することができる。更新される位置情報は、表示装置80にて表示される。
【0089】
加えて、本実施形態では、第1の実施形態に係るワーク管理システムX1が動作して車両Zの属性情報を報知したのと同様にして、ワーク管理システムX4が動作することにより、各ワークWについて属性情報を報知することができる。具体的には、ワークWに取りつけられている通信タグ10の発光装置13の発光態様を属性情報別に変化させることにより、施設内に待機している多数のワークWについて、属性を容易に視認することが可能となる。例えば、通信タグ10ごとに発注元別を属性情報として報知すると、例えば営業担当者は、当該属性情報に基づいて、施設内における当該発注元に属するワークWの製造状況を適確に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るワーク管理システムの構成を表す。
【図2】通信子局の配置態様の一例を表す。
【図3】本発明に係る通信タグの斜視図である。
【図4】図3に示す通信タグのブロック図である。
【図5】通信子局のブロック図である。
【図6】通信親局のブロック図である。
【図7】中継局のブロック図である。
【図8】本発明に係るワーク管理システムの動作における信号シーケンスの一例を表す。
【図9】本発明の第2の実施形態に係るワーク管理システムの構成を表す。
【図10】本発明の第3の実施形態に係るワーク管理システムの構成を表す。
【図11】本発明の第4の実施形態に係るワーク管理システムの構成を表す。
【符号の説明】
X1,X2,X3,X4 ワーク管理システム
10 通信タグ
20 通信子局
30 通信親局
40 中継局
50,60,70 コンピュータ
80 表示装置
90 バーコードリーダ
11,21A,21B,31,41 無線送受信部
13,23,33,43 発光部
14,24,34,44 制御部
15,25,35,45 電源部
16 樹脂パッケージ
Claims (9)
- 子局識別データを有し且つ対タグ通信可能領域を形成する通信子局と、
前記対タグ通信可能領域に存在する場合に前記通信子局と無線通信可能であり且つタグ識別データを有する、ワークに備え付けて使用するための通信タグと、
前記通信子局と無線通信可能な通信親局と、
前記通信タグから発信されて前記通信子局にて受信されたタグ識別データを当該通信子局および前記通信親局を介して入手するとともに、当該タグ識別データが経由した通信子局の子局識別データを前記通信親局を介して入手するための、制御手段と、
前記制御手段により得られた前記タグ識別データおよび前記子局識別データに基づいて得られる前記ワークの位置情報を表示するための表示手段と、を備えることを特徴とする、位置情報検出システム。 - 前記制御手段は、前記ワークに関連付けられた属性データを、前記通信親局と、前記タグ識別データが経由した前記通信子局と、を介して前記通信タグに送信可能であり、且つ、前記通信タグは、受信した当該属性データに基づいた属性情報を報知可能である、請求項1に記載の位置情報検出システム。
- 前記通信親局と前記通信子局との間の無線通信を中継するための中継局を更に備える、請求項1または2に記載の位置情報検出システム。
- 対タグ通信可能領域を形成する通信子局と、
前記対タグ通信可能領域に存在する場合に前記通信子局と無線通信可能であり、ワークに備え付けて使用するための通信タグと、
前記通信子局と無線通信可能な通信親局と、
前記ワークに関連付けられた属性データを、前記通信親局および前記通信子局を介して前記通信タグに送信するための制御手段と、を備え、
前記通信タグは、受信した当該属性データに基づいた属性情報を報知可能であることを特徴とする、属性情報報知システム。 - 前記通信親局と前記通信子局との間の無線通信を中継するための中継局を更に備える、請求項4に記載の属性情報検出システム。
- ワークに備え付けて使用するための通信タグであって、
少なくともタグ識別データを記憶するための記憶手段と、
無線通信局と双方向無線通信可能であって、前記タグ識別データを送信し且つ前記ワークに関連付けられた属性データを受信するための通信手段と、
受信した当該属性データに基づいた属性情報を報知するための報知手段と、を備えることを特徴とする、通信タグ。 - 前記報知手段は、相互に異なる視認色を発光するための複数の発光装置を含む、請求項6に記載の通信タグ。
- 電気駆動力を発生するための自己給電手段を更に備える、請求項6または7に記載の通信タグ。
- ワークに固定するための脱着手段を更に備える、請求項6から8のいずれか1つに記載の通信タグ。
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