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JP2004313269A - 医療機器のための保護カバー - Google Patents

医療機器のための保護カバー Download PDF

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JP2004313269A
JP2004313269A JP2003108227A JP2003108227A JP2004313269A JP 2004313269 A JP2004313269 A JP 2004313269A JP 2003108227 A JP2003108227 A JP 2003108227A JP 2003108227 A JP2003108227 A JP 2003108227A JP 2004313269 A JP2004313269 A JP 2004313269A
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protective cover
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plate member
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JP2003108227A
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Ryoji Saito
良治 斎藤
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Abbott Japan Co Ltd
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Abbott Japan Co Ltd
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

【課題】患者が取り扱う際の不注意に起因する測定精度の低下を防止するとともに、医療機器を使用する患者の心理的な負担の軽減に資する、医療機器のための保護カバーを提供する。
【解決手段】保護カバー30は、医療機器の表面を実質的に覆うことができる板部32と、板部32を取り囲むようにその外縁に一体に設けられ、板部32とほぼ直角をなす側部34a〜34cとを有する。板部32には窓部36が設けられている。窓部36の開口形状は、当該保護カバーが装着される医療機器の表示部とほぼ同形であり、窓部36により、医療機器の使用者は当該表示部に表示される数値やメッセージを読むことができる。また、板部32には開口部38が設けられている。開口部38の開口形状は、医療機器のスイッチとほぼ同形であり、これにより、使用者は当該スイッチの操作が可能となる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、患者自らが使用することのできる医療機器のための保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
患者自らが例えば血糖値を測定することができる携帯型の医療機器が知られている。これによれば、患者が家庭或いは外出先で測定を行うことができるため、自分の病気の状況を確実に把握することができ、よって、適切な治療が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような医療機器の測定精度を維持するためには、その扱いには注意を要する。すなわち、携帯または使用の際の不注意により落下させてしまった場合には、当該機器が破損したり、破損に至らない場合であっても精度良い測定ができなくなったりするといった事態となる。このような不注意により、正確な自己測定が不可能となれば、結局は効果的な治療ができなくなってしまうことともなる。そのため、その取り扱いには注意を要する。特に、患者が手で保持して使用する程度の小型の機器であれば、より一層の注意が必要となる。このことは病を持つ患者にとって無用の心理的な負担となる。
【0004】
本発明は、このような事情を鑑みてなされ、その目的は、患者が取り扱う際の不注意に起因する測定精度の低下を防止するとともに、医療機器を使用する患者の心理的な負担の軽減に資する、医療機器のための保護カバーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る医療機器のための保護カバーは、患者自らが使用することのできる医療機器のための保護カバーであって、医療機器の一の面を実質的に覆うための第1の板部材と、当該一の面に隣接する側面と接することができるように第1の板部材の外縁に設けられた第2の板部材と、医療機器に対して着脱可能にするための係合手段と、を備える。第1の板部材は、医療機器の操作部へのアクセスを可能とする開口部と、医療機器の表示部の視認を確保するための開口部と、を有する。
【0006】
上記の保護カバーは、その係合手段により医療機器に装着される。装着時には、当該保護カバーの第1の板部材が医療機器の一つの面を覆い、また、医療機器の側面に接する第2の板部材が当該側面を覆う。これにより、医療機器は保護されることとなる。
【0007】
さらに、保護カバーの第1の板部材は、医療機器の操作部へのアクセスを可能とする開口部を有し、また、当該医療機器の表示部のための開口部を有するため、当該医療機器の操作には支障が生じることはない。
【0008】
また、上記の係合手段は、第2の板部材に設けられ、医療機器の側面に係合する突起部であると好適である。これによれば、簡単に外れてしまうことがなく、かつ、意図的な取り外しは容易とされる保護カバーを提供し得る。
【0009】
さらに、第1および第2の板部材は、ABS樹脂(アクリロニトリルとブタジエンとスチレン樹脂)から形成されると好ましい。これにより、保護カバーは、それ自体が十分な強度を有することができ、かつ、医療機器の保護に十分に資することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図面を参照しながら、本発明に係る医療機器のための保護カバーの好適な実施形態を説明する。なお、図面中、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0011】
始めに、本実施形態による保護カバーの対象として好適な携帯型の医療機器について説明する。図1は、当該保護カバーが取り外し可能に装着される携帯型の医療機器を示す斜視図である。本実施形態の保護カバーは、図示の携帯型医療機器の付属品として、または、別売品として提供することができる。
【0012】
図示の通り、携帯型の医療機器10は、ケーシング12、14から構成される。ケーシング12の表面12aには表示部16が設けられている。当該表示部16は液晶ディスプレイを有し、この液晶ディスプレイにより、測定結果の数値(例えば図中に示す“141”)を表示したり、測定に必要な手順に関するメッセージを表示したりすることができる。また、医療機器10は、測定子を兼ねる電極(図示せず)が挿入されるヘッド(図示せず)を有しており、ケーシング12には、電極をヘッドに挿入するための電極挿入口20が設けられている。さらに、ケーシング12にはスイッチ18が設けられており、使用者は、スイッチ18を押すことにより、電源をONとし、また、電極挿入口20へ電極を装着することにより測定に必要な操作を行うことができる。
【0013】
なお、本実施形態においては、携帯型の医療機器10は、アボットジャパン株式会社製のエキストラ(登録商標)である。この医療機器は、血糖・ケトン体のどちらの測定も可能な血糖自己測定器であり、充実したデータ管理機能、大型ディスプレイ(表示部16)が装備されているにも拘らず、指や手のひらになじむコンパクトなサイズを有している(詳しくは、http://www.abbott.co.jp/)。
【0014】
図2(A)は、保護カバー10を示す正面図であり、図2(B)は当該保護カバー10の左側面図であり、図2(C)はその上側面図であり、図2(D)はその下側面図であり、図2(D)は裏面図である。なお、保護カバーの右側面図は、図2(B)に示す左側面図と同一であるため、省略する。
【0015】
図2(A)を参照すると、保護カバー30は板部32を有する。板部32は、、医療機器10の表面12a(図1)を実質的に覆うことができる。板部32には窓部36が設けられており、その開口形状は、医療機器10の表示部16とほぼ同形である。窓部36により、医療機器10の使用者は当該表示部16に表示される数値やメッセージを読むことができる。また、板部32には開口部38が設けられており、その開口形状は、医療機器10のスイッチ18とほぼ同形である。これにより、保護カバー30を医療機器10に装着したまま、使用者は当該スイッチ18を操作できる。さらに、板部32には切欠き40aが設けられており、側部34aに設けられる切欠き40b(図2(C))とともに開口部40が形成されている。開口部40は、保護カバー30を装着した状態で、電極(図示せず)を当該医療機器10の電極挿入口20へと挿入するために設けられている。
【0016】
図2(B)〜(E)を参照すると、保護カバー30は、側部34a、34b、34cを有する。側部34a〜34cは、図2(E)に示す通り、板部32の外縁に設けられた一体の部材から構成されている。また、図2(C)と図2(D)を比較すると、一体に形成された側部34a〜34cの高さは、開口部40が設けられる側(図2(C))において高く、その反対側(図2(D))で低くなっている。これは、医療機器10の電極挿入口20が設けられる部分をより厚く保護するためである。
【0017】
また、その高さの相違により、側部34b、34cは段差34dを有する。これにより、保護カバー30の特徴的なデザインが実現されている。
【0018】
図3を参照しながら、保護カバー30について続けて説明する。図3は、保護カバー30を示す斜視図であり、主として、その内部を示している。図示の通り、側部34a〜34cは、板部32を取り囲むようにその外縁に一体に設けられ、板部32とほぼ直角をなすよう起立している。側部34a〜34cの厚さは1.3mm程度とすることができる。側部34a〜34cの内側の面は、保護カバー10の装着時には、医療機器10のケーシング12の側面と接することとなる。
【0019】
また、図示の通り、側部34bの内面には突起部42a、42bが設けられ、側部34cの内面には42c、42dが設けられている。突起部42a〜42dは、保護カバー30を医療機器10に取り外し可能に装着する係合手段として機能する。すなわち、図4に示す断面図の通り、保護カバー30が医療機器10に装着されたときには、突起部42a(及び42b〜42d)は、医療機器10のケーシング12、14の境界に設けられた溝部13に係合し、これにより、保護カバー30が医療機器10に保持される。また、保護カバー30の側部34bを図4の矢印Aの方向に撓ませて、係合を解除すれば、容易に保護カバー30を医療機器10から取り外すことができる。
【0020】
なお、突起部42a〜42dは、幅0.3mm、長さ5mm、高さ1.3mm程度といった形状を有する。この形状は、医療機器の側面に設けられた溝部の幅や深さを考慮して決定されている。このため、保護カバーは、簡単に外れてしまうことがなく、かつ、意図的な取り外しは容易とされている。ただし、突起部の幅、長さ、高さといった形状パラメータは、側部の厚さ、医療機器の凹部の形状に合わせて調整することができることは言うまでもない。また、本実施形態においては、医療機器の凹部として、当該医療機器の筐体を構成する2つの部材の組合せにより形成される溝部を利用したが、これとは別異に凹部を設けてもよい。
【0021】
さらには、保護カバー30の側部34a〜34cを医療機器10のケーシング14の側面全体を覆える高さとするとともに、その端部に突起部を設け、この突起部をケーシング14の底部と係合させることにより、保護カバー30を医療機器10に装着するようにしてもよい。これによれば、医療機器10に溝部や凹部を設ける必要がなくなる。
【0022】
ところで、保護カバー30は、ABS樹脂から構成されている。このため、保護カバー30は、それ自体十分な強度を有するとともに、医療機器10を十分保護することができる。ABS樹脂を用いる場合には、押出し成形法により、板部32及び側部34a〜34cを一体に成形すると好ましい。また、図2(C)を参照すると容易に理解されるように、開口部40が形成される部分において、側部34aには細状部Sが生じている。このような部分の強度を維持するためには、ABS樹脂を金型に注入するための注入口を2個或いはそれ以上設けて、金型の当該細状部Sに対応する部分へABS樹脂が十分に注入されるようにすると特に好ましい。
【0023】
図5は、保護カバー30が医療機器10に装着された状態を示す斜視図である。図示の通り、保護カバー30は、医療機器10の表面12a(図1)を実質的に覆うとともに、側部34が医療機器10のケーシング12の側面を覆っている。すなわち、医療機器10は保護カバー30により保護され、誤って落下された場合でも、破損や測定精度の低下といった問題が低減される。
【0024】
また、図5と図1を比較すると、保護カバー30が装着された状態において、その窓部36に医療機器10の表示部16が現れていることがわかる。また、保護カバー30の開口部38から、医療機器10のスイッチ18を押すことができることも理解される。さらには、保護カバー30の開口部40は、医療機器10の電極挿入口20に対応しており、保護カバー30を装着したまま、当該挿入口20を通して電極を挿入することができる。すなわち、保護カバー30を装着した状態においても、何ら支障をきたすことなく、医療機器10を操作できる。
【0025】
以下、保護カバー30の効果について説明する。医療機器10のような携帯型の医療機器は、測定精度を維持する上で、その扱いには注意を要する。すなわち、不注意などにより落下させてしまった場合には、当該機器が破損したり、破損に至らない場合であっても精度良い測定ができなくなったりするといった事態となる。このような不注意により、正確な自己測定が不可能となれば、効果的な治療ができなくなってしまう。
【0026】
しかし、誤って医療機器10を落としてしまった場合であっても、保護カバー30によれば、落下によって医療機器10が受ける衝撃を緩和することができる。したがって、使用者は、取り扱いに関して過度の注意を払う必要はなく、当該医療機器10をカジュアルに使用できる。その結果、医療機器10の本来の機能である定期的な精度良い自己測定が可能となり、効果的な治療に寄与できることとなる。
【0027】
また、保護カバー30が奏する効果は、保護機能のみに留まるものではない。たとえば、使用者が犬に対して好ましい感情を有する場合を考えると、板部材の表面に図6に示すような犬の絵を付せば、使用者は自分の好みにあった医療機器を手にすることができる。また、犬に限らず、猫や小鳥といったペット、花、風景、アニメのキャラクターといった種々の模様や図案を板部材の表面に付した保護カバーを数種類用意しておけば、自分の好みに合わせて自由に選択し、その保護カバーを医療機器に取り付けることができる。さらに、保護カバーは着脱可能であるため、その日その時の気分により、保護カバーを取り替えることも可能である。
【0028】
このことから奏される効果は、以下の通りである。医療機器の使用は、例えば採血を伴うなど、患者に苦痛を与える場合が多い。しかも、一日に数度使用することが常であるため、その苦痛は耐えがたいものとなる場合も多い。使用に苦痛を伴えば、測定に嫌気がさし、病状の把握という本来の目的を失する事態となりかねない。特に、幼児や子供が母親の助けを借りて医療機器を使用する場合には、採血に対する恐怖感を和らげることは、医療効果上、極めて重要である。
【0029】
従来、自己測定が可能な医療機器において、測定の精度や再現性に関しては十分な配慮がなされてきたが、使い勝手やデザインの面については殆ど配慮がなされてこなかった。また、自己測定に伴う苦痛や恐怖感を和らげて欲しいとの要望が患者や医療関係者から数多く寄せられているにも拘らず、これまで、このような面への手当てがなされた自己測定可能な医療機器はなかった。
【0030】
しかし、自分が気に入った模様がある医療機器を使用できれば、使用者の心理的な負担が軽減され得る。その結果、病状の変化を確実に把握するという医療機器本来の目的が実現されることとなる。このような事情に鑑みれば、模様や図案が付された保護カバーが奏する効果の重要性が理解される。
【0031】
さらに、家庭内或いは療養施設などで数人がそれぞれ各人の医療機器を使用する場合であっても、異なる模様を有する保護カバーを使用することにより、各機器を識別することが容易となる。
【0032】
以上、実施形態を参照しながら、本発明に係る保護カバーについて説明したが、本発明は、本実施形態に限られることなく、種々の変形が可能である。
【0033】
例えば、本実施形態においては、側部34は板部32の外縁を取り囲むように設けられたが、保護カバー30を医療機器10に装着できれば、必ずしも外縁の全体を取り囲む必要はない。また、係合手段としては、突起部に限られるものではない。
【0034】
【発明の効果】
以上、実施形態を参照しながら説明した通り、本発明によれば、患者が取り扱う際の不注意に起因する測定精度の低下を防止するとともに、医療機器を使用する患者の心理的な負担の軽減に資する、医療機器のための保護カバーが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施形態による保護カバー、及びこの保護カバーが取り外し可能に装着される携帯型医療機器を示す斜視図である。
【図2】図2は、実施形態による医療機器のための保護カバーを示す図である。
【図3】図3は、実施形態の保護カバーを示す斜視図である。
【図4】図4は、実施形態による保護カバーに設けられた突起部が医療機器の溝部に対し係合した状態を示す一部断面図である。
【図5】図5は、実施形態による保護カバーが医療機器に装着された状態を示す斜視図である。
【図6】図6は、犬の絵が付された板部材を示す図である。
【符号の説明】
10 携帯型医療機器
12、14 ケーシング
16 表示部
18 スイッチ
20 電極挿入口
30 保護カバー
32 板部
34a、34b、34c 側部
36 窓部
38 開口部
42a、42b、42c、42d 突起部

Claims (3)

  1. 患者自らが使用することのできる携帯型医療機器のための保護カバーであって、
    前記医療機器の一の面を実質的に覆うための第1の板部材と、
    前記一の面に隣接する側面と接することができるように前記第1の板部材の外縁に設けられた第2の板部材と、
    前記医療機器に対して着脱可能にするための係合手段と、を備え、
    前記第1の板部材は、前記医療機器の操作部へのアクセスを可能とする開口部と、前記医療機器の表示部の視認を確保するための開口部と、を有する、医療機器のための保護カバー。
  2. 前記係合手段は、前記第2の板部材に設けられ、前記側面に係合する突起部である、請求項1記載の保護カバー。
  3. 前記第1および前記第2の板部材は、ABS樹脂から形成される、請求項1又は2に記載の保護カバー。
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