JP2004361371A - 水素、重水素イオンビームを含んだ静止系によるニュートリノの観測法 - Google Patents
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Abstract
【課題】原子炉あるいは太陽から飛来するニュートリノの強度および飛来方向を検出する簡便な方法を提供する。
【解決手段】(1)大気中に平面コンデンサー(水素の場合は絶縁膜の自然吸着を利用、重水素の場合は重水を染ませた紙を絶縁膜に重ねる)を置き、付加コンデンサーと抵抗からなる電気回路にガルバノメーターを入れて指針の振れの残像を観測する。(2)平面コンデンサーの正極面を原子力発電所の方向或いは太陽の方向に向ける。
【選択図】図1
【解決手段】(1)大気中に平面コンデンサー(水素の場合は絶縁膜の自然吸着を利用、重水素の場合は重水を染ませた紙を絶縁膜に重ねる)を置き、付加コンデンサーと抵抗からなる電気回路にガルバノメーターを入れて指針の振れの残像を観測する。(2)平面コンデンサーの正極面を原子力発電所の方向或いは太陽の方向に向ける。
【選択図】図1
Description
以前の方法
原子炉からの反電子ニュートリノ、太陽からの正電子ニュートリノは身近の代表的ニュートリノである。著者が最近開発した、これ等の革新的なニュートリノ検出法は特願2003−54945、特願2002−364463に示した。そこでの方法は、真空中においた平面コンデンサーの絶縁膜表面から引き出される水素正イオンH+ビーム、或いは重水素正イオンD+ビームと飛来するニュートリノビームの相互作用を磁場型質量分析で調べる方法であった。しかし、真空装置と質量分析器を要するので「持ち運び」と「ニュートリノビームの飛来方向とH+またはD+ビームの方向を簡単に合わせる」のが装置的に困難であった。
発明の方法
本発明では真空中のH+ビーム、D+ビームでニュートリノビームを受け質量分析器で調べる方法の代わりに、大気中に置いた平面コンデンサーの絶縁膜(D+の場合は重水を染ませた紙を上乗せする)とコンデンサーの負極板の間のミクロなH+イオンビーム或いはD+イオンビームを利用する。即ち、この間にニュートリノが飛来するときの平面コンデンサーを含む電気回路の電流変動をガルバノメーターで測定する簡便法を発表する。
<1>図1(A)、(B)に反ニュートリノビーム検出のための絶縁膜の表面に水素を自然吸着している平面コンデンサー[CH]と水素分子の分極の概念図を示す。次に代表的例としてコンデンサー「CH]の正極板側から原子力発電所の原子炉の反電子ニュートリノビームνe *が入射する場合を図2(A),(B)に示す。ここでは、[CH]の負極板内面のミクロなH+ビーム(H+は40eV以上)で
νe *+H+⇒e++n
の相互作用が生じる。ここにe+は高エネルギー陽電子(ポジトロン)、nは中性子である。このとき陽電子e+の立ち上がり時間は〜10−8secと速く、一方、H+のnへの変化(H+電流の減衰でわかる)は〜10−5secと遅いことは特許願2003−54945の質量分析法でわかっている。この現象を考慮すると図2(A),(B)に示したコンデンサー[CH]を含む電気回路では、e+の全(N)電荷(Ne+)の速い変化によるパルス的電流I+(〜10nA)のみが約5msec間隔で発生する。かくてI+=d(Ne+)/dtをガルバノメーターの指針の振れの残像で検出すれば、νe *の入射によるミクロなH+ビームとの相互作用が確認できる。なお、図2の電気回路のC,Rの時定数の調節によってe+の全電荷(Ne+)の立ち上がり時間を推定できる。例えばR=10KΩ、C=10PFでCR=10−7secでもI+電流がガルバノメーターの指針の残像で観測できた。なお、R=10KΩ,C=10PFでは特願2003−54945の質量分析器のビームコレクターでe+電流は観測できるがH+電流の減衰は観測できなかった。H+電流の減衰はR=10KΩに対して、C>2000PF、CR>20μsecで観測できた。以上のようにe+の立ち上がり時間とH+の減衰時間の相違を利用して質量分析しなくても水素吸着コンデンサーの電気回路でνe *の入射を確認できる。原子炉からの反電子ニュートリノの場合、平面コンデンサー[CH]の充電電圧Vは、V>40Vが検出の必要条件であることは特願2003−54945のH+ビームと質量分析の方法と同様あり、物理的根拠は不変である。
本発明によって、大気中の平面コンデンサーとその電気回路に入ったガルバノメーターのみで簡単に原子炉からの反電子ニュートリノが検出できるようになり、原子力発電所の方向と稼動の有無が即時判定できるようになった。二ヶ所で測定すれば三角測量の原理で原子力発電所の場所も特定できる。なお、30cm×30cmの平面コンデンサーでもその方向角は〜1°の分解能を有する。かくて〜100Km遠方までの原子力発電所からの反電子ニュートリノは図3(A)のようにほぼ水平に、〜1000Kmでは地球の半径約6500Kmからわかるように図3(B)のように、〜4.5′の府角となる。例えば、名古屋から約100Kmの浜岡、敦賀原子力発電所のニュートリリノはほぼ水平に検出され、約900Km離れた北海道の泊原子力発電所は〜4′の府角で受かる。また、〜1000Kmの北朝鮮の原子力発電所は〜4.5′府角で受かることは(北西NW〜315′)明確であった。
<2>次に太陽からの正電子ニュートリノνeの場合には重水素の正イオンD+ビームとの相互作用
νe+D+(n,H+)⇒e−+2H+
を利用(nは中性子、D+は150V以上の加速)するので重水を染ませた紙を平面コンデンサーの絶縁膜と負極板の間に挟む(特願2002−364463)。この平面コンデンサーからD+ビームを引き出しニュートリノビームを受けて質量分析する方法は、やはり真空装置と質量分析器を必要とするので、太陽の方向を追跡するには極めて不便である。ここでも図4(A),(B)に示したように、大気中に置いた平面コンデンサー[CD]の絶縁膜の上の重水を染ませた紙と負極板の間の、ミクロなD+ビームと[CD]の電気回路の電流変化を利用すると簡単にνeの入射を確認できる。即ち[CD]の負極内面のミクロなD+ビームでもνeと相互作用して、高エネルギー(0.6MeV)の負電子e−と水素正イオンH+が上式のように発生する。このときe−の立ち上がり時間は〜10−8secと速く、一方D+の2H+への変化(D+ビーム電流の増大)は〜10−5secと遅いことは特願2002−364463の質量分析でわかっている。この現象を考慮すると図5(A),(B)に示したような[CD]を含む電気回路では、e−の全(N)電荷(Ne−)の速い変化によるパルス的な電流I−(〜10nA)のみが〜5msec間隔で発生する。かくて、I−=d(Ne−)/dtをガルバノメーターの指針の振れを残像で観測すれば νe+D+⇒e−+2H+の相互作用によってνeの入射が確認できる。電気回路のCR時定数によって立ち上がり時間を調べられることは[CH]のH+ビームの場合と同様である。[CD]平面コンデンサーの充電電圧Vは太陽の正電子ニュートリノの場合V>150Vが検出条件であることは、特願2002−364463と同様である。
本発明によって、大気中に置いた重水紙付平面コンデンサーとガルバノメーターによって太陽ニュートリノも簡単に検出てきるようになった。
なお、他に人体からの反ミューニュートリノνμ *(〜0.1eV)、地球内部からの正の〜0.5eVのミューとタウニュートリノも検出される。
補足 「ガルバノメーター(電流計)指針の残像観測
上の実験で、ニュートリノビームによる電気回路の電流発生は〜10nAの微少電流であり、パルス的に〜5msecの間隔、立ち上がり時間〜0.01μsecである。何かニュートリノに関する本質的原因で、一般のデジタルピコアンメーターでは上の電流は観測できなかった。また、アナログのガルバノメーター(3μAフルスケール)でも直流的な指針の振れは観測できず、眼の残像(ぼんやり見たとき出る)やチョッピングした光学カメラ、ビデオカメラでガルバノメーターの指針の振れを観測した。その補助的手段を図6に示した。先ず、(A)のように、ガルバノメーターの目盛り上のガラス板の面に、10倍のルーペを置き、立体角を拡大し、次に、(B)のように、ルーペの真上垂直より、15〜30°斜め、30〜50cm離れて、(A),(B)に示したように(1),(2)の方向から、眼やカメラレンズの先端をむける。更に、(C)のように、時間1/200secのチョッパー(8枚羽根の場合はモーターの回転数1500/min)を介して見る。ビデオカメラの場合は光学的時間チョッパー(1/30〜1/60sec)を内蔵しているので、上の機械的チョッパーは付加的チョッパーとして併用すればよい。
<物理的要点と実用性>
ニュートリノの観測には、以下の三つの系を考える必要があります。
ニュートリノの発生系 静止(観測)系 イオンビーム系
[A]⇒ν [B] [C]
従来は [A]−[B]でのみニュートリノ観測が行なわれており、[B]では弱い相互作用による化学物質やν−eのチレンコフ光の検出で、断面積がニュートリノのエネルギーに比例するとされています(素粒子 武田暁著)。ここで、もしイオンビーム系[C]で、イオンと一緒に走って検出する場合を仮想すると、[A]−[C]は、[A]−[B]と同様で、ただ相対速度がイオンビーム分だけニュートリノからすればエネルギーが減少(同方向のとき)し、断面積が小さくなります。ところが、イオンビームに乗って観測はできないので、実際には[A]−[B,C]で複合静止系[B,C]によって観測することになります。要するに現実にはイオンビームを含んだ静上系で観測しています。[A]−[C]では現実的に測定できないので、[A]でニュートリノのエネルギーを変えて、[A]−[B]でニュートリノのエネルギー依存断面積を判定しているのが従来のニュートリノ検出と理論です。
結局、この発明では[A]−[B,C]のH+(D+)ビームを含んだ静止系で観測していることが特徴です。従来の液体型検出器の中には全く「しきい値」を越えるH+(D+)イオンビームは原子炉や太陽ニュートリノに対してありません。
上の考え方を推し進めれば、面倒な真空装置とイオン銃によらなくても、しきい値以上のH+(D+)ビームを何等かの形でミクロな局所領域に含ませた小型の簡易装置で充分原子炉、太陽ニュートリノは検出できる筈です。これは見事に的中して、ホームセンターの30×30cm程度の木板で安価にでき、1Kg程度の軽さになり、ガルバノメーターと共に簡単に携帯できます。これで日本中の原子力発電所の稼動の有無をリアルタイムで確かめました。更に方向分解角1°程度ですので、金沢西のホテルから今話題になっている北朝鮮ヨンビョンの原子炉からのニュートリノも検出しました。静止系[B]にH+(D+)ビームを含ませた[B,C]系がニュートリノ検出に如何に重要か強調したい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミクロな水素イオンビーム発生コンデンサー
A平面コンデンサーの構成 B分極した水素分子の概念
【図2】反電子ニュートリノによる平面コンデンサー回路の電流発生
A平面コンデンサーの電流検出回路 B反ニュートリノとの相互作用
【図3】原子力発電所までの距離と平面コンデンサー表面の府角
A短距離の場合の平面コンデンサー表面 B長距離の場合のその表面の府角
【図4】ミクロな重水素イオンビーム発生コンデンサー
A平面コンデンサーの構成 B分極した重水素分子の概念
【図5】正電子ニュートリノによる平面コンデンサー回路の電流発生
A平面コンデンサーの電流検出回路 B正ニュートリノとの相互作用
【図6】ガルバノメーター(電流計)指針の残像観測
Aルーペと見る方向(1) B見る方向(2)と距離 C時間的なチョッパーと位置
【符号の説明】
【図1】図面参照
【図2】図面参照
【図3】図面参照
【図4】図面参照
【図5】図面参照
【図6】A,B
(1),(2):ガルバノメーター指針を見る方向と距離
C
Rotary Fins :回転時間チョッパー(Rotary TimeChopper)の8枚羽根
原子炉からの反電子ニュートリノ、太陽からの正電子ニュートリノは身近の代表的ニュートリノである。著者が最近開発した、これ等の革新的なニュートリノ検出法は特願2003−54945、特願2002−364463に示した。そこでの方法は、真空中においた平面コンデンサーの絶縁膜表面から引き出される水素正イオンH+ビーム、或いは重水素正イオンD+ビームと飛来するニュートリノビームの相互作用を磁場型質量分析で調べる方法であった。しかし、真空装置と質量分析器を要するので「持ち運び」と「ニュートリノビームの飛来方向とH+またはD+ビームの方向を簡単に合わせる」のが装置的に困難であった。
発明の方法
本発明では真空中のH+ビーム、D+ビームでニュートリノビームを受け質量分析器で調べる方法の代わりに、大気中に置いた平面コンデンサーの絶縁膜(D+の場合は重水を染ませた紙を上乗せする)とコンデンサーの負極板の間のミクロなH+イオンビーム或いはD+イオンビームを利用する。即ち、この間にニュートリノが飛来するときの平面コンデンサーを含む電気回路の電流変動をガルバノメーターで測定する簡便法を発表する。
<1>図1(A)、(B)に反ニュートリノビーム検出のための絶縁膜の表面に水素を自然吸着している平面コンデンサー[CH]と水素分子の分極の概念図を示す。次に代表的例としてコンデンサー「CH]の正極板側から原子力発電所の原子炉の反電子ニュートリノビームνe *が入射する場合を図2(A),(B)に示す。ここでは、[CH]の負極板内面のミクロなH+ビーム(H+は40eV以上)で
νe *+H+⇒e++n
の相互作用が生じる。ここにe+は高エネルギー陽電子(ポジトロン)、nは中性子である。このとき陽電子e+の立ち上がり時間は〜10−8secと速く、一方、H+のnへの変化(H+電流の減衰でわかる)は〜10−5secと遅いことは特許願2003−54945の質量分析法でわかっている。この現象を考慮すると図2(A),(B)に示したコンデンサー[CH]を含む電気回路では、e+の全(N)電荷(Ne+)の速い変化によるパルス的電流I+(〜10nA)のみが約5msec間隔で発生する。かくてI+=d(Ne+)/dtをガルバノメーターの指針の振れの残像で検出すれば、νe *の入射によるミクロなH+ビームとの相互作用が確認できる。なお、図2の電気回路のC,Rの時定数の調節によってe+の全電荷(Ne+)の立ち上がり時間を推定できる。例えばR=10KΩ、C=10PFでCR=10−7secでもI+電流がガルバノメーターの指針の残像で観測できた。なお、R=10KΩ,C=10PFでは特願2003−54945の質量分析器のビームコレクターでe+電流は観測できるがH+電流の減衰は観測できなかった。H+電流の減衰はR=10KΩに対して、C>2000PF、CR>20μsecで観測できた。以上のようにe+の立ち上がり時間とH+の減衰時間の相違を利用して質量分析しなくても水素吸着コンデンサーの電気回路でνe *の入射を確認できる。原子炉からの反電子ニュートリノの場合、平面コンデンサー[CH]の充電電圧Vは、V>40Vが検出の必要条件であることは特願2003−54945のH+ビームと質量分析の方法と同様あり、物理的根拠は不変である。
本発明によって、大気中の平面コンデンサーとその電気回路に入ったガルバノメーターのみで簡単に原子炉からの反電子ニュートリノが検出できるようになり、原子力発電所の方向と稼動の有無が即時判定できるようになった。二ヶ所で測定すれば三角測量の原理で原子力発電所の場所も特定できる。なお、30cm×30cmの平面コンデンサーでもその方向角は〜1°の分解能を有する。かくて〜100Km遠方までの原子力発電所からの反電子ニュートリノは図3(A)のようにほぼ水平に、〜1000Kmでは地球の半径約6500Kmからわかるように図3(B)のように、〜4.5′の府角となる。例えば、名古屋から約100Kmの浜岡、敦賀原子力発電所のニュートリリノはほぼ水平に検出され、約900Km離れた北海道の泊原子力発電所は〜4′の府角で受かる。また、〜1000Kmの北朝鮮の原子力発電所は〜4.5′府角で受かることは(北西NW〜315′)明確であった。
<2>次に太陽からの正電子ニュートリノνeの場合には重水素の正イオンD+ビームとの相互作用
νe+D+(n,H+)⇒e−+2H+
を利用(nは中性子、D+は150V以上の加速)するので重水を染ませた紙を平面コンデンサーの絶縁膜と負極板の間に挟む(特願2002−364463)。この平面コンデンサーからD+ビームを引き出しニュートリノビームを受けて質量分析する方法は、やはり真空装置と質量分析器を必要とするので、太陽の方向を追跡するには極めて不便である。ここでも図4(A),(B)に示したように、大気中に置いた平面コンデンサー[CD]の絶縁膜の上の重水を染ませた紙と負極板の間の、ミクロなD+ビームと[CD]の電気回路の電流変化を利用すると簡単にνeの入射を確認できる。即ち[CD]の負極内面のミクロなD+ビームでもνeと相互作用して、高エネルギー(0.6MeV)の負電子e−と水素正イオンH+が上式のように発生する。このときe−の立ち上がり時間は〜10−8secと速く、一方D+の2H+への変化(D+ビーム電流の増大)は〜10−5secと遅いことは特願2002−364463の質量分析でわかっている。この現象を考慮すると図5(A),(B)に示したような[CD]を含む電気回路では、e−の全(N)電荷(Ne−)の速い変化によるパルス的な電流I−(〜10nA)のみが〜5msec間隔で発生する。かくて、I−=d(Ne−)/dtをガルバノメーターの指針の振れを残像で観測すれば νe+D+⇒e−+2H+の相互作用によってνeの入射が確認できる。電気回路のCR時定数によって立ち上がり時間を調べられることは[CH]のH+ビームの場合と同様である。[CD]平面コンデンサーの充電電圧Vは太陽の正電子ニュートリノの場合V>150Vが検出条件であることは、特願2002−364463と同様である。
本発明によって、大気中に置いた重水紙付平面コンデンサーとガルバノメーターによって太陽ニュートリノも簡単に検出てきるようになった。
なお、他に人体からの反ミューニュートリノνμ *(〜0.1eV)、地球内部からの正の〜0.5eVのミューとタウニュートリノも検出される。
補足 「ガルバノメーター(電流計)指針の残像観測
上の実験で、ニュートリノビームによる電気回路の電流発生は〜10nAの微少電流であり、パルス的に〜5msecの間隔、立ち上がり時間〜0.01μsecである。何かニュートリノに関する本質的原因で、一般のデジタルピコアンメーターでは上の電流は観測できなかった。また、アナログのガルバノメーター(3μAフルスケール)でも直流的な指針の振れは観測できず、眼の残像(ぼんやり見たとき出る)やチョッピングした光学カメラ、ビデオカメラでガルバノメーターの指針の振れを観測した。その補助的手段を図6に示した。先ず、(A)のように、ガルバノメーターの目盛り上のガラス板の面に、10倍のルーペを置き、立体角を拡大し、次に、(B)のように、ルーペの真上垂直より、15〜30°斜め、30〜50cm離れて、(A),(B)に示したように(1),(2)の方向から、眼やカメラレンズの先端をむける。更に、(C)のように、時間1/200secのチョッパー(8枚羽根の場合はモーターの回転数1500/min)を介して見る。ビデオカメラの場合は光学的時間チョッパー(1/30〜1/60sec)を内蔵しているので、上の機械的チョッパーは付加的チョッパーとして併用すればよい。
<物理的要点と実用性>
ニュートリノの観測には、以下の三つの系を考える必要があります。
ニュートリノの発生系 静止(観測)系 イオンビーム系
[A]⇒ν [B] [C]
従来は [A]−[B]でのみニュートリノ観測が行なわれており、[B]では弱い相互作用による化学物質やν−eのチレンコフ光の検出で、断面積がニュートリノのエネルギーに比例するとされています(素粒子 武田暁著)。ここで、もしイオンビーム系[C]で、イオンと一緒に走って検出する場合を仮想すると、[A]−[C]は、[A]−[B]と同様で、ただ相対速度がイオンビーム分だけニュートリノからすればエネルギーが減少(同方向のとき)し、断面積が小さくなります。ところが、イオンビームに乗って観測はできないので、実際には[A]−[B,C]で複合静止系[B,C]によって観測することになります。要するに現実にはイオンビームを含んだ静上系で観測しています。[A]−[C]では現実的に測定できないので、[A]でニュートリノのエネルギーを変えて、[A]−[B]でニュートリノのエネルギー依存断面積を判定しているのが従来のニュートリノ検出と理論です。
結局、この発明では[A]−[B,C]のH+(D+)ビームを含んだ静止系で観測していることが特徴です。従来の液体型検出器の中には全く「しきい値」を越えるH+(D+)イオンビームは原子炉や太陽ニュートリノに対してありません。
上の考え方を推し進めれば、面倒な真空装置とイオン銃によらなくても、しきい値以上のH+(D+)ビームを何等かの形でミクロな局所領域に含ませた小型の簡易装置で充分原子炉、太陽ニュートリノは検出できる筈です。これは見事に的中して、ホームセンターの30×30cm程度の木板で安価にでき、1Kg程度の軽さになり、ガルバノメーターと共に簡単に携帯できます。これで日本中の原子力発電所の稼動の有無をリアルタイムで確かめました。更に方向分解角1°程度ですので、金沢西のホテルから今話題になっている北朝鮮ヨンビョンの原子炉からのニュートリノも検出しました。静止系[B]にH+(D+)ビームを含ませた[B,C]系がニュートリノ検出に如何に重要か強調したい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミクロな水素イオンビーム発生コンデンサー
A平面コンデンサーの構成 B分極した水素分子の概念
【図2】反電子ニュートリノによる平面コンデンサー回路の電流発生
A平面コンデンサーの電流検出回路 B反ニュートリノとの相互作用
【図3】原子力発電所までの距離と平面コンデンサー表面の府角
A短距離の場合の平面コンデンサー表面 B長距離の場合のその表面の府角
【図4】ミクロな重水素イオンビーム発生コンデンサー
A平面コンデンサーの構成 B分極した重水素分子の概念
【図5】正電子ニュートリノによる平面コンデンサー回路の電流発生
A平面コンデンサーの電流検出回路 B正ニュートリノとの相互作用
【図6】ガルバノメーター(電流計)指針の残像観測
Aルーペと見る方向(1) B見る方向(2)と距離 C時間的なチョッパーと位置
【符号の説明】
【図1】図面参照
【図2】図面参照
【図3】図面参照
【図4】図面参照
【図5】図面参照
【図6】A,B
(1),(2):ガルバノメーター指針を見る方向と距離
C
Rotary Fins :回転時間チョッパー(Rotary TimeChopper)の8枚羽根
Claims (1)
- 水素、重水素吸着コンデンサーの電気回路によるニュートリノ検出法
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106772547A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-05-31 | 中国航天建设集团有限公司 | 一种中微子探测装置中中心探测器的制备方法 |
| JP2020516891A (ja) * | 2017-04-11 | 2020-06-11 | マツクス−プランク−ゲゼルシヤフト ツール フエルデルング デル ヴイツセンシヤフテン エー フアウMAX−PLANCK−GESELLSCHAFT ZUR FOeRDERUNG DER WISSENSCHAFTEN E.V. | ニュートリノ検出器装置、ニュートリノ検出システム、およびニュートリノを検出する方法 |
-
2003
- 2003-06-02 JP JP2003192465A patent/JP2004361371A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106772547A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-05-31 | 中国航天建设集团有限公司 | 一种中微子探测装置中中心探测器的制备方法 |
| CN106772547B (zh) * | 2016-12-30 | 2023-09-15 | 中国航天建设集团有限公司 | 一种中微子探测装置中中心探测器的制备方法 |
| JP2020516891A (ja) * | 2017-04-11 | 2020-06-11 | マツクス−プランク−ゲゼルシヤフト ツール フエルデルング デル ヴイツセンシヤフテン エー フアウMAX−PLANCK−GESELLSCHAFT ZUR FOeRDERUNG DER WISSENSCHAFTEN E.V. | ニュートリノ検出器装置、ニュートリノ検出システム、およびニュートリノを検出する方法 |
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