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JP2004290366A - バルーン及びカテ−テル - Google Patents

バルーン及びカテ−テル Download PDF

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JP2004290366A
JP2004290366A JP2003085750A JP2003085750A JP2004290366A JP 2004290366 A JP2004290366 A JP 2004290366A JP 2003085750 A JP2003085750 A JP 2003085750A JP 2003085750 A JP2003085750 A JP 2003085750A JP 2004290366 A JP2004290366 A JP 2004290366A
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JP
Japan
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balloon
diameter
expansion
catheter
rubber
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Pending
Application number
JP2003085750A
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English (en)
Inventor
Motoyoshi Tsujimoto
素芳 辻本
Masao Ikeda
昌夫 池田
Keiji Kamata
圭司 鎌田
Hideaki Asai
秀昭 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

【課題】バルーン拡張時における形状に偏りは少ない(偏膨張しにくい)バルーン及びカテーテルを提供すること。
【解決手段】カテーテルに用いられるバルーンであって、肉厚が0.2〜0.6mmであり、拡張前のバルーン径と実使用時のバルーン拡張径から算出したバルーン径伸張度がバルーンの材料の破断伸張度の0.50〜0.70の範囲内であるバルーンであり、好ましくは、バルーンが圧縮成形、トランスファー成形、射出成形、又は押出成形してなり、バルーンが天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、及びシリコーンゴムから選ばれた1つ以上の原料ゴムを加硫した組成物、あるいは熱可塑性ポリウレタン、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、及び軟質塩化ビニルから選ばれた材料からなるバルーン。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、消化器系、泌尿器系、循環器系器官などの診断、治療等に用いられるカテーテルに設けられるバルーン及びカテーテルに関するものである。さらに詳しくは、バルーン拡張時における形状に偏りが少ない(偏膨張しにくい)バルーン及びカテーテルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
バルーンカテーテルは、医療用チューブであるカテーテルを経皮的、或いは内視鏡的に血管、消化管、尿道あるいは気管などへ挿入し、血液を遮断したり、目的の部位にて医学上必要とする期間(通常1日〜29日)留置したりするために、カテーテルに設けられたバルーンを膨張させるように設計されたものである。
偏膨張が生じると、バルーンの局部的に設計値以上の応力がかかってしまいバルーンが破損するだけでなく、偏膨張部分に接している組織に必要以上の刺激が加えられたり、十分な留置効果、血液遮断効果等が得られなかったりするという問題点がある。
【0003】
偏膨張しにくいバルーンについてはその材料特性面から特許文献1、特許文献2等に開示されているが、前者では材料破断伸張度のみで規定しており、後者は500%応力のみで規定しており、その解析は十分であるとはいえない。
【0004】
【特許文献1】特開平5−168694号公報
【特許文献2】特開平5−220215号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、バルーン拡張時における形状に偏りが少ない(偏膨張しにくい)バルーン及びカテーテルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者はバルーン膨張における現象を注意深く観察し、バルーン形状の偏りの原因について検討したところ、一定領域のバルーン径以上に拡張すると偏膨張が解消される傾向があることを見出した。
すなわち本発明は、
(1)カテーテルに用いられるバルーンであって、肉厚が0.2〜0.6mmであり、拡張前のバルーン径と実使用時のバルーン拡張径から算出したバルーン径伸張度がバルーンの材料の破断伸張度の0.50〜0.70の範囲内であることを特徴とするバルーン、
(2)圧縮成形、トランスファー成形、射出成形、又は押出成形してなる(1)記載のバルーン、
(3)天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、及びシリコーンゴムから選ばれた1つ以上の原料ゴムを加硫した組成物からなる(1)又は(2)記載のバルーン、
(4)熱可塑性ポリウレタン、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、及び軟質塩化ビニルから選ばれた材料からなる(1)又は(2)記載のバルーン、
(5)(1)、(2)、(3)、又は(4)いずれか記載のバルーンを設けたことを特徴とするカテーテル、
(6)カテーテルに用いられる肉厚が0.2〜0.6mmのバルーンを拡張する際に、拡張前のバルーン径と使用時のバルーン拡張径から算出したバルーン径伸張度がバルーンの材料の破断伸張度の0.50〜0.70の範囲内に拡張することを特徴とするバルーンの使用方法、
である。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明で用いられるバルーンは弾性材料(エラストマー)で形成される。具体的には天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、シリコーンゴムのような熱硬化型ゴム、熱可塑性ポリウレタン、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、及び軟質塩化ビニルのような熱可塑性エラストマー等があげられる。
【0008】
また、成形方法は前者の熱硬化型ゴムの場合には原料ゴムの供給形態に応じて、エマルジョンであればディッピング成形、固形ゴムであれば圧縮成形、トランスファー成形、射出成形を選択することができる。生産性、歩留まりの観点から圧縮成形、トランスファー成形が好適に用いられる。後者の熱可塑性エラストマーの場合には生産性、歩留まりの観点から圧縮成形、射出成形、押出成形が好適に用いることができる。
【0009】
一般にバルーンを膨張しやすくし、大きい形状に拡張させるためには比較的引張応力の低いフィルムでバルーンを成形していた。バルーン実使用時には、一定量の空気あるいは純水等を充填してバルーンを膨らませるが、その場合には十分に膨張させないで、即ち拡張途中の段階で使用するために、均一に拡張せず偏りが生じやすかった。ところが、偏膨張が生じたバルーンにさらに充填物を充填していくと、ある一定の膨張径で偏膨張が解消されることを見出した。その領域は、拡張前のバルーン径と実使用時のバルーン拡張径から算出したバルーン径伸張度がその材料の破断伸張度(JISK6251準拠)の0.50以上であった。ただし、0.70を越える領域では耐久性の観点で好ましくなく、より安全性を考慮すると0.65以下での使用が好ましい。
【0010】
天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、シリコーンゴムのような熱硬化型ゴムの場合は、それぞれの原料ゴムに所定量の加硫剤(硫黄)、加硫助剤及び加硫助剤あるいは必要に応じて酸化亜鉛のような補強剤、硫酸バリウムのような造影剤、顔料等を公知の方法で配合、添加した後に、成形し、加熱することによって加硫する。
【0011】
一方、熱可塑性ポリウレタン、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、軟質塩化ビニルのような熱可塑性エラストマーの場合にも、必要に応じて硫酸バリウムのような造影剤、顔料等を公知の方法で配合、添加した後に、射出成形、圧縮成形、押出成形することができる。
【0012】
ここで、熱硬化型ゴム、熱可塑性エラストマーのいずれも成形品の厚みはバルーン機能を発現するために、0.2〜0.6mmの範囲であることが必要であり、0.25〜0.4mmの範囲であることがより好ましい。
【0013】
上記バルーンをカテーテルチューブに設ける方法は公知の方法が採用できる。即ち、カテーテルチューブはシリコーンゴム、軟質塩化ビニル、熱可塑性ウレタン樹脂等から構成されているので、材料に応じた接着方法が採用できる。また、接着前にプライマー、プラズマ処理等の前処理を施すことが有効な手法であることはいうまでもない。
【0014】
【実施例】
以下に実施例を用いて説明する。
(実施例1)
IRゴム(固形) 100重量部
粉末イオウ 2重量部
加硫促進剤(ジチオカルバーメート系) 0.5重量部
老化防止剤(ビスフェノール) 0.5重量部
を2本ロールを用いて、100℃で配合ゴムを作成した。
上記配合ゴムを常温下で1日静置した後、圧縮成形機を用いて、150℃×7分の成形、加硫処理をすることにより、肉厚0.3mm、内径2.1mm、外径2.7mm、全長10mmの円筒状のバルーン成形物を得た。なお、この材料の破断伸張度は、JISK6251準拠して測定した結果、830%であった。
【0015】
(実施例2)
スチレン系熱可塑性エラストマー(三菱化学(株)製T331C)を用いて樹脂温度190〜200℃で押出成形を実施し、内径2.1mm、肉厚0.3mmのチューブを得た。このチューブをL10mmに切断し、バルーン成形品を回収した。なお、この材料の破断伸張度は805%であった。
【0016】
(実施例3)
φ2.1mmの成形型を付加重合型液状シリコーンゴム(信越化学工業(株)製KE−1920)の20wt%トルエン溶液に成形型を浸漬して室温で約60秒後にゆっくりと引き上げ、シリコーンゴムを付着させ真空処理にてトルエンを揮発させ乾燥した。この操作を数回繰り返して、厚み0.3mm程度付着させた。
しかる後に、100℃×60分にて硬化処理を行い、実施例3のバルーン成形を回収した。(形状:内径2.1mm、肉厚0.3mm、長さ10mm)
なお、この材料の破断伸張度は770%であった。
【0017】
(比較例1)
IRゴム(固形) 100重量部
粉末イオウ 1重量部
加硫促進剤(ジチオカルバーメート系) 0.5重量部
老化防止剤(ビスフェノール) 0.5重量部
を2本ロールを用いて、100℃で配合ゴムを作成した。
上記配合ゴムを常温下で1日静置した後、圧縮成形機を用いて、150℃×7分の成形、加硫処理をすることにより、肉厚0.3mm、内径2.1mm、外径2.7mm、全長10mmの円筒状のバルーン成形物を得た。なお、この材料の破断伸張度は1050%であった。
【0018】
[実施例、比較例における偏膨張評価]
実施例、比較例で得られたバルーン成形品を、軟質塩化ビニル樹脂(住友ベークライト(株)製スミコンVM1170−M40)からなる外径2.7mm、肉厚0.3mmのチューブに、実施例、比較例に従って得られたバルーンをそれぞれ取りつける。バルーン両端から2mmの地点を絹糸にて固定し、さらに接着剤によって接着固定する。実施例1、2及び比較例1ではウレタン接着剤を用い、実施例3ではシリコーン系接着剤により固定した。
このバルーンに純水を注射器で正確に1ml注入し、そのときの膨張径を測定した。
図1、2に示したカテーテル中心線からバルーン外径までの最長部分の長さ(a)と最短部分の長さ(b)の比が2:1以内の場合は偏膨張無しとし、それを超える場合は偏膨張有りとした。偏膨張の測定にはバルーンを50U作成して全数評価した。
バルーン径伸張度は、膨張前のバルーン径がφ2.7であるとして算出した。
その結果を表1に示した。
【0019】
【表1】
Figure 2004290366
【0020】
比較例1においては、50U作成したうちの25Uは偏膨張が発生したにもかかわらず、実施例1〜3においては50U作成したうち偏膨張が生じたものはなかった。
【0021】
【発明の効果】
本発明のバルーンは、偏膨張が生じにくいので所定の留置、血液遮断効果等医学上必要な機能を発現でき、各種バルーンカテーテルに好適に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】拡張後の偏りの無いバルーン形状を示す正面図
【図2】拡張後の偏りの有るバルーン形状を示す正面図
【図3】バルーン付きカテーテルの模式図
【符号の説明】
1 カテーテル遠位端部
2 バルーン
3 バルーン付きカテーテル
a カテーテル中心線からバルーン外径までの最長部分の長さ
b カテーテル中心線からバルーン外径までの最短部分の長さ

Claims (6)

  1. カテーテルに用いられるバルーンであって、肉厚が0.2〜0.6mmであり、拡張前のバルーン径と実使用時のバルーン拡張径から算出したバルーン径伸張度がバルーンの材料の破断伸張度の0.50〜0.70の範囲内であることを特徴とするバルーン。
  2. 圧縮成形、トランスファー成形、射出成形、又は押出成形してなる請求項1記載のバルーン。
  3. 天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、及びシリコーンゴムから選ばれた1つ以上の原料ゴムを加硫した組成物からなる請求項1又は2記載のバルーン。
  4. 熱可塑性ポリウレタン、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、及び軟質塩化ビニルから選ばれた材料からなる請求項1又は2記載のバルーン。
  5. 請求項1、2、3又は4いずれか記載のバルーンを設けたことを特徴とするカテーテル。
  6. カテーテルに用いられる肉厚が0.2〜0.6mmのバルーンを拡張する際に、拡張前のバルーン径と使用時のバルーン拡張径から算出したバルーン径伸張度がバルーンの材料の破断伸張度の0.50〜0.70の範囲内に拡張することを特徴とするバルーンの使用方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8633268B2 (en) 2008-01-04 2014-01-21 C.R. Bard, Inc. Synthetic polyisoprene foley catheter
US8795573B2 (en) 2008-06-30 2014-08-05 C.R. Bard, Inc. Polyurethane/polyisoprene blend catheter

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