JP2004273565A - 薄膜装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】安定した薄膜の形成を可能とし得る薄膜装置の提供。
【解決手段】リアクタ1内に、透明石英ガラスからなり、半導体基板11にガスを供給する多数の微小孔6を複数列平行に設けた整流板7を配設してなる薄膜装置において、前記整流板の上面に、透明石英ガラスからなる水冷パイプ10が微小孔の各列間を縫うようにして溶着されている。
【選択図】 図2
【解決手段】リアクタ1内に、透明石英ガラスからなり、半導体基板11にガスを供給する多数の微小孔6を複数列平行に設けた整流板7を配設してなる薄膜装置において、前記整流板の上面に、透明石英ガラスからなる水冷パイプ10が微小孔の各列間を縫うようにして溶着されている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体基板上に気相法により薄膜を形成する薄膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の薄膜装置としては、図3及び図4に示すものが知られている。この薄膜装置は、上、下端を気密に閉鎖した矩円筒状を呈し、上端側部に原料ガス(キャリアガスを含む)を導入するガス導入口31、底部にガスを排出するガス排出口32をそれぞれ複数設けると共に、天井部に透明石英ガラス板33を気密に嵌め込んだ覗き窓34を設けたリアクタ(反応器)35を備えている。
リアクタ35内は、透明石英ガラスからなり、後述する半導体基板に供給する原料ガスのガス層流を均一にすべく、多数の微小孔36を複数列平行に設けた整流板(シャワープレート)37によって、ガス導入口31側のガス室38とガス排出口32側の反応室39とに上下に分けて画成されている。
そして、リアクタ35の反応室39内には、半導体基板40を載置して加熱する円板状のヒーター41が水平に配設されており、このヒータ41は、図示は省略するが、リアクタ35の底部中央を気密に貫通する回転軸を介して支持されると共に、回転軸と連動連結した回転駆動装置を介して回転可能に設けられている。
図3において42は覗き窓34の気密性及びガス室38の清浄度を高めるため、その透明石英ガラス板33と整流板37との間を気密に仕切る透明石英ガラス板、43は反応室39の清浄度を高めるため、リアクタ35の内周に内張りした透明石英ガラス筒であり、44はリアクタ35を冷却する冷却水を通水するため、リアクタ35の周壁に設けた通水空洞である。
【0003】
上述した薄膜装置は、半導体基板40をヒーター41により所要温度に加熱し、かつ、回転駆動装置によって回転させる一方、覗き窓34の透明石英ガラス板33,42及び整流板37を通して半導体基板40の観察や図示しない赤外線放射温度計による温度測定をしながら、ガス導入口31からガス室38へ導入した原料ガスを整流板37を介してガス層流を均一にして半導体基板40に供給することにより、半導体基板40上に薄膜を形成するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の薄膜装置では、整流板が透明石英ガラスからなるので、当初は被処理物(半導体基板)の観察や赤外線放射温度計による温度測定が可能なもの、整流板が高温になる(半導体基板の温度が1000℃のとき、整流板の温度が400℃以上となる)と、化合物薄膜の形成の際に析出(例えば、 III−V族等の化合物薄膜の形成の際の III族の高温部析出)物によって整流板が汚染され、処理物の観察や赤外線放射温度計による温度測定が不可能となり、安定した薄膜の形成が困難となる不具合がある。
【0005】
そこで、本発明は、安定した薄膜の形成を可能とし得る薄膜装置の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の薄膜装置は、リアクタ内に、透明石英ガラスからなり、半導体基板にガスを供給する多数の微小孔を複数列平行に設けた整流板を配設してなる薄膜装置において、前記整流板の上面に、透明石英ガラスからなる水冷パイプが微小孔の各列間を縫うようにして溶着されていることを特徴とする。
【0007】
一方、前記水冷パイプは、整流板の上面と平行な偏平をなす断面形状であることが好ましい。
又、前記水冷パイプは、複数本に分割されていることが好ましい。
【0008】
【作用】
本発明の薄膜装置においては、透明石英ガラスからなる整流板の温度上昇を抑制することが可能となる。
【0009】
一方、水冷パイプが、整流板の上面と平行な偏平をなす断面形状であることにより、水冷パイプと整流板との接触面積が向上する。
又、水冷パイプが複数本に分割されていることにより、各水冷パイプに通水する冷却水量を変えることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明に係る薄膜装置の実施の形態の一例を示す断面図及び図1の薄膜装置の要部の平面図である。
【0011】
図中1は、上、下端を気密に閉鎖した矩円筒状を呈するステンレス鋼等の金属からなるリアクタ(反応器)で、このリアクタ1には、原料ガス(キャリアガスを含む)を導入する複数のガス導入口2が上端側部に設けられていると共に、ガスを排出する複数のガス排出口3が底部に設けられている一方、後述する半導体基板の観察等を行うべく透明石英ガラス4を気密に嵌め込んだ覗き窓5が天井部に設けられている。リアクタ1内は、透明石英ガラスからなり、後述する半導体基板に供給する原料ガスのガス層流を均一にすべく、多数の微小孔6を複数列平行に設けた整流板(シャワープレート)7によって、ガス導入口2側のガス室8とガス排出口3側の反応室9とに上下に分けて画成されており、整流板7の上面には、透明石英ガラスからなり、整流板7の上面と平行な偏平をなす断面形状の1本の水冷パイプ10が、微小孔6の各列間を縫うようにして溶接接合により溶着されている。
水冷パイプ10には、整流板7を冷却するために冷却水が通水されるものである。
【0012】
そして、リアクタ1の反応室9内には、半導体基板11を載置して加熱する円板状のヒーター12が水平に配設されており、このヒーター12は、図示は省略するが、リアクタ1の底部中央を気密に貫通する回転軸を介して支持されると共に、回転軸と連動連結した回転駆動装置を介して回転可能に設けられている。
図1において13は覗き窓5の気密性及びガス室8の清浄度を高めるため、その透明石英ガラス板4と整流板7との間を気密に仕切る透明石英ガラス板、14は反応室9の清浄度を高めるため、リアクタ1の内周に内張りした透明石英ガラス筒であり、15はリアクタ1を冷却する冷却水を通水するため、リアクタ1の周壁に設けた通水空洞である。
【0013】
上記構成の薄膜装置によって半導体基板11上に薄膜を形成するには、先ず、リアクタ1を開いてヒーター12上に半導体基板11を載置した後、リアクタ1内を所要の真空圧力とする。
次に、水冷パイプ10及び通水空洞15に冷却水を通水すると共に、半導体基板11をヒーター12により所要温度に加熱し、かつ、回転駆動装置によって回転させる一方、覗き窓5の透明石英ガラス板4,13及び整流板7を通して半導体基板11の観察や図示しない赤外線放射温度計による温度測定をしながら、ガス導入口2からガス室8へ所要量の原料ガスを導入する。
ガス室8へ導入された原料ガスは、整流板7を介してガス層流を均一にされた状態で半導体基板11上に供給され、その上に薄膜が形成される。
【0014】
上述した半導体基板11上への薄膜の形成に際し、水冷パイプ10に冷却水が通水されることにより、透明石英ガラスからなる整流板7の温度上昇が抑制され、例えば、半導体基板11の温度が1000℃のとき、整流板7の温度が、従来は400℃以上であったのに対し、200℃以下となり、化合物薄膜の形成の際の析出、例えば、 III−V族等の化合物薄膜の形成の際の III族の高温部析出によって整流板7が汚染されるのを防止できる。
【0015】
なお、上述した実施の形態においては、水冷パイプ10を1本とする場合について説明したが、これに限定されるものではなく、水冷パイプを複数本に分割するようにしてもよく、このようにすることにより、各水冷パイプに通水する冷却水量を変えることができる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の薄膜装置によれば、透明石英ガラスからなる整流板の温度上昇を抑制することが可能となるので、整流板の析出物による汚染が防止され、水冷パイプの間の整流板を通した半導体基板の観察や赤外線放射温度計による直接の温度測定が可能となって正確な温度制御が可能となり、ひいては安定した薄膜の形成を行うことができる。
又、半導体基板の上方での余分な反応及び析出(汚染)が防止され、リアクタ内パーティクルの発生を抑制することもできる。
【0017】
一方、水冷パイプが、整流板の上面と平行な偏平をなす断面形状であることにより、水冷パイプと整流板との接触面積が向上するので、両者間の熱伝導を高めることができる。
又、水冷パイプが、複数本に分割されていることにより、各水冷パイプに通水する冷却水量を変えることが可能となるので、整流板各部の冷却を均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄膜装置の実施の形態の一例を示す断面図である。
【図2】図1の薄膜装置の要部の平面図である。
【図3】従来の薄膜装置の断面図である。
【図4】図3の薄膜装置の要部の平面図である。
【符号の説明】
1 リアクタ
2 ガス導入口
4 透明石英ガラス板
5 覗き窓
6 微小孔
7 整流板
10 水冷パイプ
11 半導体基板
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体基板上に気相法により薄膜を形成する薄膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の薄膜装置としては、図3及び図4に示すものが知られている。この薄膜装置は、上、下端を気密に閉鎖した矩円筒状を呈し、上端側部に原料ガス(キャリアガスを含む)を導入するガス導入口31、底部にガスを排出するガス排出口32をそれぞれ複数設けると共に、天井部に透明石英ガラス板33を気密に嵌め込んだ覗き窓34を設けたリアクタ(反応器)35を備えている。
リアクタ35内は、透明石英ガラスからなり、後述する半導体基板に供給する原料ガスのガス層流を均一にすべく、多数の微小孔36を複数列平行に設けた整流板(シャワープレート)37によって、ガス導入口31側のガス室38とガス排出口32側の反応室39とに上下に分けて画成されている。
そして、リアクタ35の反応室39内には、半導体基板40を載置して加熱する円板状のヒーター41が水平に配設されており、このヒータ41は、図示は省略するが、リアクタ35の底部中央を気密に貫通する回転軸を介して支持されると共に、回転軸と連動連結した回転駆動装置を介して回転可能に設けられている。
図3において42は覗き窓34の気密性及びガス室38の清浄度を高めるため、その透明石英ガラス板33と整流板37との間を気密に仕切る透明石英ガラス板、43は反応室39の清浄度を高めるため、リアクタ35の内周に内張りした透明石英ガラス筒であり、44はリアクタ35を冷却する冷却水を通水するため、リアクタ35の周壁に設けた通水空洞である。
【0003】
上述した薄膜装置は、半導体基板40をヒーター41により所要温度に加熱し、かつ、回転駆動装置によって回転させる一方、覗き窓34の透明石英ガラス板33,42及び整流板37を通して半導体基板40の観察や図示しない赤外線放射温度計による温度測定をしながら、ガス導入口31からガス室38へ導入した原料ガスを整流板37を介してガス層流を均一にして半導体基板40に供給することにより、半導体基板40上に薄膜を形成するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の薄膜装置では、整流板が透明石英ガラスからなるので、当初は被処理物(半導体基板)の観察や赤外線放射温度計による温度測定が可能なもの、整流板が高温になる(半導体基板の温度が1000℃のとき、整流板の温度が400℃以上となる)と、化合物薄膜の形成の際に析出(例えば、 III−V族等の化合物薄膜の形成の際の III族の高温部析出)物によって整流板が汚染され、処理物の観察や赤外線放射温度計による温度測定が不可能となり、安定した薄膜の形成が困難となる不具合がある。
【0005】
そこで、本発明は、安定した薄膜の形成を可能とし得る薄膜装置の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の薄膜装置は、リアクタ内に、透明石英ガラスからなり、半導体基板にガスを供給する多数の微小孔を複数列平行に設けた整流板を配設してなる薄膜装置において、前記整流板の上面に、透明石英ガラスからなる水冷パイプが微小孔の各列間を縫うようにして溶着されていることを特徴とする。
【0007】
一方、前記水冷パイプは、整流板の上面と平行な偏平をなす断面形状であることが好ましい。
又、前記水冷パイプは、複数本に分割されていることが好ましい。
【0008】
【作用】
本発明の薄膜装置においては、透明石英ガラスからなる整流板の温度上昇を抑制することが可能となる。
【0009】
一方、水冷パイプが、整流板の上面と平行な偏平をなす断面形状であることにより、水冷パイプと整流板との接触面積が向上する。
又、水冷パイプが複数本に分割されていることにより、各水冷パイプに通水する冷却水量を変えることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明に係る薄膜装置の実施の形態の一例を示す断面図及び図1の薄膜装置の要部の平面図である。
【0011】
図中1は、上、下端を気密に閉鎖した矩円筒状を呈するステンレス鋼等の金属からなるリアクタ(反応器)で、このリアクタ1には、原料ガス(キャリアガスを含む)を導入する複数のガス導入口2が上端側部に設けられていると共に、ガスを排出する複数のガス排出口3が底部に設けられている一方、後述する半導体基板の観察等を行うべく透明石英ガラス4を気密に嵌め込んだ覗き窓5が天井部に設けられている。リアクタ1内は、透明石英ガラスからなり、後述する半導体基板に供給する原料ガスのガス層流を均一にすべく、多数の微小孔6を複数列平行に設けた整流板(シャワープレート)7によって、ガス導入口2側のガス室8とガス排出口3側の反応室9とに上下に分けて画成されており、整流板7の上面には、透明石英ガラスからなり、整流板7の上面と平行な偏平をなす断面形状の1本の水冷パイプ10が、微小孔6の各列間を縫うようにして溶接接合により溶着されている。
水冷パイプ10には、整流板7を冷却するために冷却水が通水されるものである。
【0012】
そして、リアクタ1の反応室9内には、半導体基板11を載置して加熱する円板状のヒーター12が水平に配設されており、このヒーター12は、図示は省略するが、リアクタ1の底部中央を気密に貫通する回転軸を介して支持されると共に、回転軸と連動連結した回転駆動装置を介して回転可能に設けられている。
図1において13は覗き窓5の気密性及びガス室8の清浄度を高めるため、その透明石英ガラス板4と整流板7との間を気密に仕切る透明石英ガラス板、14は反応室9の清浄度を高めるため、リアクタ1の内周に内張りした透明石英ガラス筒であり、15はリアクタ1を冷却する冷却水を通水するため、リアクタ1の周壁に設けた通水空洞である。
【0013】
上記構成の薄膜装置によって半導体基板11上に薄膜を形成するには、先ず、リアクタ1を開いてヒーター12上に半導体基板11を載置した後、リアクタ1内を所要の真空圧力とする。
次に、水冷パイプ10及び通水空洞15に冷却水を通水すると共に、半導体基板11をヒーター12により所要温度に加熱し、かつ、回転駆動装置によって回転させる一方、覗き窓5の透明石英ガラス板4,13及び整流板7を通して半導体基板11の観察や図示しない赤外線放射温度計による温度測定をしながら、ガス導入口2からガス室8へ所要量の原料ガスを導入する。
ガス室8へ導入された原料ガスは、整流板7を介してガス層流を均一にされた状態で半導体基板11上に供給され、その上に薄膜が形成される。
【0014】
上述した半導体基板11上への薄膜の形成に際し、水冷パイプ10に冷却水が通水されることにより、透明石英ガラスからなる整流板7の温度上昇が抑制され、例えば、半導体基板11の温度が1000℃のとき、整流板7の温度が、従来は400℃以上であったのに対し、200℃以下となり、化合物薄膜の形成の際の析出、例えば、 III−V族等の化合物薄膜の形成の際の III族の高温部析出によって整流板7が汚染されるのを防止できる。
【0015】
なお、上述した実施の形態においては、水冷パイプ10を1本とする場合について説明したが、これに限定されるものではなく、水冷パイプを複数本に分割するようにしてもよく、このようにすることにより、各水冷パイプに通水する冷却水量を変えることができる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の薄膜装置によれば、透明石英ガラスからなる整流板の温度上昇を抑制することが可能となるので、整流板の析出物による汚染が防止され、水冷パイプの間の整流板を通した半導体基板の観察や赤外線放射温度計による直接の温度測定が可能となって正確な温度制御が可能となり、ひいては安定した薄膜の形成を行うことができる。
又、半導体基板の上方での余分な反応及び析出(汚染)が防止され、リアクタ内パーティクルの発生を抑制することもできる。
【0017】
一方、水冷パイプが、整流板の上面と平行な偏平をなす断面形状であることにより、水冷パイプと整流板との接触面積が向上するので、両者間の熱伝導を高めることができる。
又、水冷パイプが、複数本に分割されていることにより、各水冷パイプに通水する冷却水量を変えることが可能となるので、整流板各部の冷却を均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄膜装置の実施の形態の一例を示す断面図である。
【図2】図1の薄膜装置の要部の平面図である。
【図3】従来の薄膜装置の断面図である。
【図4】図3の薄膜装置の要部の平面図である。
【符号の説明】
1 リアクタ
2 ガス導入口
4 透明石英ガラス板
5 覗き窓
6 微小孔
7 整流板
10 水冷パイプ
11 半導体基板
Claims (3)
- リアクタ内に、透明石英ガラスからなり、半導体基板にガスを供給する多数の微小孔を複数列平行に設けた整流板を配設してなる薄膜装置において、前記整流板の上面に、透明石英ガラスからなる水冷パイプが微小孔の各列間を縫うようにして溶着されていることを特徴とする薄膜装置。
- 前記水冷パイプが、整流板の上面と平行な偏平をなす断面形状であることを特徴とする請求項1記載の薄膜装置。
- 前記水冷パイプが、複数本に分割されていることを特徴とする請求項1又は2記載の薄膜装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003059005A JP2004273565A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | 薄膜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003059005A JP2004273565A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | 薄膜装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004273565A true JP2004273565A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33121974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003059005A Pending JP2004273565A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | 薄膜装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004273565A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006216830A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-08-17 | Furukawa Co Ltd | 気相成長装置 |
| WO2012008440A1 (ja) * | 2010-07-12 | 2012-01-19 | 株式会社アルバック | 成膜装置 |
| CN116053159A (zh) * | 2022-10-26 | 2023-05-02 | 北京北方华创微电子装备有限公司 | 半导体工艺设备 |
-
2003
- 2003-03-05 JP JP2003059005A patent/JP2004273565A/ja active Pending
Cited By (6)
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| WO2012008440A1 (ja) * | 2010-07-12 | 2012-01-19 | 株式会社アルバック | 成膜装置 |
| JP5474193B2 (ja) * | 2010-07-12 | 2014-04-16 | 株式会社アルバック | 成膜装置 |
| US8764902B2 (en) | 2010-07-12 | 2014-07-01 | Ulvac, Inc. | Film-forming apparatus |
| CN116053159A (zh) * | 2022-10-26 | 2023-05-02 | 北京北方华创微电子装备有限公司 | 半导体工艺设备 |
| CN116053159B (zh) * | 2022-10-26 | 2024-03-26 | 北京北方华创微电子装备有限公司 | 半导体工艺设备 |
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