JP2004118163A - 三脚 - Google Patents
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Abstract
【課題】三脚を使用しないとき反射板として使用する。
【解決手段】三脚2の三本の脚がそれぞれ略水平になるように開脚させる。この開脚に伴って、三本の脚の各々に取付けてある取付具30を、三本の脚の軸方向に沿って移動させ、反射シート25に適度な張りを与える。基台11から下側に突出したエレベーター13側では、シート25に貼り付けられた銀薄膜が露呈しており、シート25によって大きな略平面である反射面40が形成されている。日光や照明の光42などをこの反射面40に当て、反射光を被写体41に当てることで、三脚2を反射板として使用することができる。
【選択図】 図5
【解決手段】三脚2の三本の脚がそれぞれ略水平になるように開脚させる。この開脚に伴って、三本の脚の各々に取付けてある取付具30を、三本の脚の軸方向に沿って移動させ、反射シート25に適度な張りを与える。基台11から下側に突出したエレベーター13側では、シート25に貼り付けられた銀薄膜が露呈しており、シート25によって大きな略平面である反射面40が形成されている。日光や照明の光42などをこの反射面40に当て、反射光を被写体41に当てることで、三脚2を反射板として使用することができる。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、反射板としても使用できる三脚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
さまざまな写真撮影が行われている中で、セルフタイマーによる撮影、望遠撮影、リモコン撮影やスローシャッター撮影などは、三脚を用いるのが一般的で野外で行われることも多い。その為、三脚の脚は伸縮自在、回動自在の構造となっているものが多く、コンパクトで携帯しやすいものが一般的に利用されている。
【0003】
また、ポートレイトや逆光時の撮影では、反射板を使用して撮影が行われることがある。日光やストロボ光などを反射板で反射させ、被写体に反射光を当てて撮影を行うと、被写体の影の部分が明るくなる。更に、反射板でバウンスさせた光を被写体に当てると、光が拡散されて柔らかくなるため、被写体に立体感も出るのでより良い写真が撮影できる。
【0004】
従来の反射板を備えた三脚は、無線区間設計のために対象となる2地点に障害物がないことを確認するために、L字形状の固定具に反射板を保持する保持ガイドと三脚に固定するための取付ナットを備え、反射板を保持させた固定具を三脚に取付けたものである(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
実開平5−64814号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したように三脚や反射板は写真撮影時に毎回使用するものではない。しかし、撮影状況やより良い写真撮影には三脚や反射板は必要不可欠なものである。その為、撮影者はカメラのほかに三脚や反射板を個々に携帯しなければならない。また、特許文献1に記載の日光反射板固定具を使用して写真撮影する際には、十分な反射光を得るため固定具及び反射板を大型のものにすると、三脚を立てた時のバランスが悪くなり転倒する危険性がある。また、小型のものでは十分な反射光を被写体に当てることができない。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、三脚として使用しない時には、撮影用の反射板や反射傘として使用できる三脚を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
三本の脚の一方の端部が、それぞれ回動自在に基台に取り付けられた三脚において、少なくとも片面に光を反射させる反射面を設けたシートの縁部が、各脚にそれぞれ取り付けられ、この各脚を開脚させたときに、シートが平面を形成し、撮影用の反射板となるものである。
【0009】
三本の脚の一方の端部が、それぞれ回動自在に基台に取り付けられた三脚において、少なくとも片面に光を反射させる反射面を設けたシートが、各脚と基台に取り付けられており、この各脚を開脚させたときにシートが傘状に広がることによって、撮影用の反射傘となるものである。
【0010】
三本の脚をそれぞれ略水平になるように開脚させたときに、シートが平面を形成し、撮影用の反射板となるものである。
【0011】
シートは着脱自在に取り付けられているものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1に本発明を実施した三脚の構成を示す。この三脚2は大きく分けて、脚部、基台部、雲台部、反射部の四つから構成されている。三脚の90%は脚部であるため、一般的に携帯するタイプの三脚の脚は、数段に分かれており、畳み込んで小さくできる。そして、ジュラルミンやカーボンファイバーなど軽くて丈夫な素材が使用されている。
【0013】
脚部は、パイプ形状をした脚5a〜5cとこの脚5a〜5cよりも直径の小さいパイプ形状の伸縮脚6a〜6c、伸縮脚6a〜6cの長さ調整を行う伸縮調整リング7と、石突8から構成されている。三脚2の携帯時には、伸縮脚6a〜6cは脚5a〜5cの内部に収納されており、伸縮調整リング7を右回転させると伸縮脚6a〜6cは固定され、左回転させると固定が解除されて伸縮自在となり長さを変えることができる。伸縮脚6a〜6cの先端部に備えられた石突8には、滑り止め防止用のゴムキャップが取付けられている。
【0014】
基台部は、基台11、クランクハンドル12、エレベータ13と、基台11に脚5a〜5cを回動自在にジョイントしているジョイント部14から構成されている。このエレベータ13は、クランクハンドル12の操作によって伸縮脚6a〜6cの長さを変えずにカメラの位置を上下に微調整することができる。ジョイント部14では、脚5a〜5cの一方の端部がボルト止めされており、脚5a〜5cは略水平になるまで開脚できる構造となっている。
【0015】
雲台部は、カメラの取付け用のビスが備えてある雲台プレート20、雲台21と、雲台21を上下左右に振りカメラを撮影方向に向けるためのパン棒22とから構成されており、雲台21はエレベータ13の一方の端部に設けられた連結部23に回動自在に取付られている。そして、この雲台プレート20には、カメラ24がビスによって固定されており撮影可能な状態となっている。
【0016】
反射部は、基台11の下側で、且つ三本の脚5a〜5cと脚の間に3枚のシート25が備えてある。このシート25は片面に銀薄膜などの光を反射する素材が貼着されており、略扇形の形状をしている。略扇形の頂点部は基台11の裏面で、脚5a〜5cのそれぞれのジョイント部14の間で接着剤などによって固着されている。略扇形の円弧部の両端には脚5a〜5cに備えられている取付具30に取付けられている。図2にも示すように取付具30は、リングの一部に開口部31が設けられており、弾性変形が可能で脚5a〜5cを狭持している。この取付具30の外周面には止め具32が形成されており、シート25の円弧部の両端に設けられた取付穴25aに止め具32が挿入されて、シート25が脚5a〜5cに取り付けられている。また、シート25は、防水性に優れ、軽くて耐久性のあるナイロン素材でできている。
【0017】
三脚の脚5a〜5cを開脚させた時には、脚5a〜5cの開く角度によってシート25が引っ張られたり弛むので、その都度、取付具30の開口部31を広げながら脚5a〜5cの軸方向に沿って取付具30を移動させ、シート25の張り具合を調節することができる。
【0018】
また、シート25を三脚2に固定せず着脱自在にしても良い。例えば、図2のL方向から見た図3のように、略扇形のシート25の頂点部を接着剤などで基台11に固着させず、頂点部に吊リング35を設ける。基台11の底面には吊リング35を引っ掛けるフック部36を形成させ、頂点部に設けられた吊リング35をフック部36に引っ掛けて取り付ける。略扇形の円弧部の両端には、前記同様の取付具30を使用するが、この取付具30に設けた開口部31の開口幅は、脚5a〜5cの直径より少し小さめに形成する。これにより、開口部31を左右に広げることで取付具30を脚5a〜5cから取り外すことができる。
【0019】
なお、この例ではシート25に吊リング35や取付け具30を用いたが、マジックテープ(登録商標)や紐などを用いても良い。また、シート25の頂点部を基台11に取付けたが、頂点部付近の縁部を脚5a〜5cやジョイント部14などに取付けても良い。
【0020】
図4に示すように、携帯時や収納時には伸縮脚6a〜6cを脚5a〜5cの内部に収納し、基台11の下側で脚5a〜5cを閉脚させる。そして、シート25をこの脚5a〜5cの内側に折りたたんで収納することで、三脚2自体が非常にコンパクトになるので、携帯が容易になり収納スペースも少なくてすむ。
【0021】
図5に示すように、脚5a〜5cを略水平になるようにそれぞれ開脚させる。各々の取付具30を脚5a〜5cの軸方向に沿って移動させ、シート25に適度な張りを与える。シート25は脚5a〜5cの部分で一部重なり合っている。(図3参照)そのため、シート25の間から脚5a〜5cが露出することはく、十分な光を反射させることができる。
【0022】
基台11から下側に突出したエレベーター13の端部13a側ではシート25に貼り付けられた銀薄膜が露呈しており、三枚のシート25によって構成された大きな略平面である反射面40を形成している。日光や照明の光42などを、この反射面40に当てて反射光を被写体41に当てることで、三脚2を撮影用の反射板として使用することができる。
【0023】
図6に示すように、脚5a〜5cをそれぞれ適度に開脚させることで、シート25は傘状に広がり、撮影用の反射傘のような形状になる。この時、取付具30を脚5a〜5cの軸方向に沿って移動させてシート25に適度な張りを与えることで、シート25に皺のない反射面を形成することができる。そして、基台11から下方に突出したエレベーター13の端部13aが、被写体41に向くように三脚2を反転させると、シート25に貼り付けられた銀薄膜が被写体41の方に向けられる。ストロボや照明の光42をエレベータ13の端部13a側に向けて当てると、銀薄膜で反射した反射光が被写体41に当たり三脚2を撮影用の反射傘として使用することができる。
【0024】
以下、上記構成による作用について説明する。セルフタイマー撮影、望遠撮影やスローシャッター撮影などの撮影作業では、図1に示すように三脚2の脚5a〜5cを適度に開脚させ、カメラを雲台プレート20に固定させて撮影を行う。
【0025】
三脚2を使用せずにポートレイト撮影や逆光などの撮影行う時には、図5に示すように、三本の脚5a〜5cをそれぞれ略水平になるように開脚させると共に、脚5a〜5cに備えられた取付具30の開口部31を広げながら脚5a〜5cの軸方向に沿ってシート25の円弧部の両端を引っ張ることで、各々のシート25に適度な張りが与えられる。シート25によって構成された大きな略平面の反射面40が形成される。撮影時には適度に三脚2を傾けて反射面40を被写体41に向け、日光や照明ライトなどの光42の反射光を被写体41に当てることで、被写体41にできる影の部分を明るくし撮影することができる。
【0026】
図6に示すように、開脚させる脚5a〜5cの角度を調節して、脚5a〜5cの内側に傘状の空間を形成させる。取付具30を脚5a〜5cの軸方向に沿って移動させシート25に適度な張りを与えることによって、基台11から下の部分が傘を開いた様な形状になる。基台11から下方に突出したエレベータ13の端部13aが、被写体41に向くように三脚2を反転させ配置させる。そして、ストロボや照明器具の発光面をエレベータ端部13a側に向けて設置し、光42を当てると銀薄膜によって反射した反射光が被写体41に当たる。また、例えば被写体41の方に向いているエレベータ13の端部13aに、伸縮自在の延長棒44などを取付け、この延長棒44にストロボ45や照明器具などを固定しシート25の銀薄膜に向けて光42を当てるようにしても良い。このようにして、シート25によってバウンスさせた光を被写体41に当てることで、立体感のある写真が撮影できる。
【0027】
携帯時や収納時には伸縮脚6a〜6cを脚5a〜5cの内部に収納し、基台11の下側で脚5a〜5cを近接させ閉脚位置にして、脚5a〜5cの内側でシート25を折りたたんで収納することで、三脚2自体が非常にコンパクトになり、携帯が容易になり収納スペースが少なくてすむ。
【0028】
また、別の実施例としては、図7に示すように、片面に銀薄膜などの光を反射する素材を貼着した略三角形のシート50を使用する。このシート50の三つの頂点部には上記と同様に取り付け具30が備えられている。シート50は、銀薄膜の貼着された光の反射面を下にして取付け具30によって脚5a〜5cにそれぞれ取り付けられている。
【0029】
三脚2を撮影用の反射板として使用する際には、脚5a〜5cを適度に開脚させる。この開脚に伴って、取付け具30を脚5a〜5cの軸方向に移動させてシート50に適度な張り与える。これにより、シート50には略平面の反射面が形成される。そして、三脚2を反転させてシート50の反射面を被写体の向けて、日光や照明ライトの反射光を被写体に当てて撮影を行う。
【0030】
また、弾性変形の可能な取付け具30の開口部31を、脚5a〜5cの直径より少し小さく形成することで、開口部31を広げて脚5a〜5cから取付け具30を取り外すことができるので、シート50は三脚2に着脱自在に取付けられている。
【0031】
なお、本実施例では、シートの裏面に銀薄膜を貼り付けて反射板、反射傘として使用したが、シートの表面にアルミホイルなどの反射素材を貼り付けてシートの両面を反射板として使用してもよい。また、撮影状況に合わせて、銀色の反射素材だけでなく、白や金色などの反射素材を貼り付けたシートを使用してもよい。
【0032】
本実施例のシートはナイロン素材を使用しており、防水性に優れているので、野外撮影での突然のにわか雨や夕立のときには、三脚を反射傘の状態にして雨傘として使用することも可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、三脚の基部下側で、かつそれぞれの脚に銀薄膜を貼り付けたシートを備えたことで、撮影状況に応じて三脚として使用する時と、三脚として使用しない時には、脚を開脚させて反射板や反射傘として使用することができる。また、三脚の脚を閉脚させた時には、シートを脚の内側に折り畳んで収納するので、三脚と反射板を別々に携帯する必要がなく、携帯性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた三脚の外観斜視図である。
【図2】取付具の構造を説明した斜視図である。
【図3】シートの取付け方の説明図である。
【図4】本発明を用いた三脚を折り畳んだ時の外観斜視図である。
【図5】三脚を反射板にしたときの説明図である。
【図6】三脚を反射傘にしたときの説明図である。
【図7】略三角形状のシートを使用した外観斜視図である。
【符号の説明】
2 三脚
5a〜5c 脚
25 シート
25a取付穴
30 取付具
31 開口部
32 止め具
35 吊リング
36 フック部
【発明の属する技術分野】
本発明は、反射板としても使用できる三脚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
さまざまな写真撮影が行われている中で、セルフタイマーによる撮影、望遠撮影、リモコン撮影やスローシャッター撮影などは、三脚を用いるのが一般的で野外で行われることも多い。その為、三脚の脚は伸縮自在、回動自在の構造となっているものが多く、コンパクトで携帯しやすいものが一般的に利用されている。
【0003】
また、ポートレイトや逆光時の撮影では、反射板を使用して撮影が行われることがある。日光やストロボ光などを反射板で反射させ、被写体に反射光を当てて撮影を行うと、被写体の影の部分が明るくなる。更に、反射板でバウンスさせた光を被写体に当てると、光が拡散されて柔らかくなるため、被写体に立体感も出るのでより良い写真が撮影できる。
【0004】
従来の反射板を備えた三脚は、無線区間設計のために対象となる2地点に障害物がないことを確認するために、L字形状の固定具に反射板を保持する保持ガイドと三脚に固定するための取付ナットを備え、反射板を保持させた固定具を三脚に取付けたものである(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
実開平5−64814号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したように三脚や反射板は写真撮影時に毎回使用するものではない。しかし、撮影状況やより良い写真撮影には三脚や反射板は必要不可欠なものである。その為、撮影者はカメラのほかに三脚や反射板を個々に携帯しなければならない。また、特許文献1に記載の日光反射板固定具を使用して写真撮影する際には、十分な反射光を得るため固定具及び反射板を大型のものにすると、三脚を立てた時のバランスが悪くなり転倒する危険性がある。また、小型のものでは十分な反射光を被写体に当てることができない。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、三脚として使用しない時には、撮影用の反射板や反射傘として使用できる三脚を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
三本の脚の一方の端部が、それぞれ回動自在に基台に取り付けられた三脚において、少なくとも片面に光を反射させる反射面を設けたシートの縁部が、各脚にそれぞれ取り付けられ、この各脚を開脚させたときに、シートが平面を形成し、撮影用の反射板となるものである。
【0009】
三本の脚の一方の端部が、それぞれ回動自在に基台に取り付けられた三脚において、少なくとも片面に光を反射させる反射面を設けたシートが、各脚と基台に取り付けられており、この各脚を開脚させたときにシートが傘状に広がることによって、撮影用の反射傘となるものである。
【0010】
三本の脚をそれぞれ略水平になるように開脚させたときに、シートが平面を形成し、撮影用の反射板となるものである。
【0011】
シートは着脱自在に取り付けられているものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1に本発明を実施した三脚の構成を示す。この三脚2は大きく分けて、脚部、基台部、雲台部、反射部の四つから構成されている。三脚の90%は脚部であるため、一般的に携帯するタイプの三脚の脚は、数段に分かれており、畳み込んで小さくできる。そして、ジュラルミンやカーボンファイバーなど軽くて丈夫な素材が使用されている。
【0013】
脚部は、パイプ形状をした脚5a〜5cとこの脚5a〜5cよりも直径の小さいパイプ形状の伸縮脚6a〜6c、伸縮脚6a〜6cの長さ調整を行う伸縮調整リング7と、石突8から構成されている。三脚2の携帯時には、伸縮脚6a〜6cは脚5a〜5cの内部に収納されており、伸縮調整リング7を右回転させると伸縮脚6a〜6cは固定され、左回転させると固定が解除されて伸縮自在となり長さを変えることができる。伸縮脚6a〜6cの先端部に備えられた石突8には、滑り止め防止用のゴムキャップが取付けられている。
【0014】
基台部は、基台11、クランクハンドル12、エレベータ13と、基台11に脚5a〜5cを回動自在にジョイントしているジョイント部14から構成されている。このエレベータ13は、クランクハンドル12の操作によって伸縮脚6a〜6cの長さを変えずにカメラの位置を上下に微調整することができる。ジョイント部14では、脚5a〜5cの一方の端部がボルト止めされており、脚5a〜5cは略水平になるまで開脚できる構造となっている。
【0015】
雲台部は、カメラの取付け用のビスが備えてある雲台プレート20、雲台21と、雲台21を上下左右に振りカメラを撮影方向に向けるためのパン棒22とから構成されており、雲台21はエレベータ13の一方の端部に設けられた連結部23に回動自在に取付られている。そして、この雲台プレート20には、カメラ24がビスによって固定されており撮影可能な状態となっている。
【0016】
反射部は、基台11の下側で、且つ三本の脚5a〜5cと脚の間に3枚のシート25が備えてある。このシート25は片面に銀薄膜などの光を反射する素材が貼着されており、略扇形の形状をしている。略扇形の頂点部は基台11の裏面で、脚5a〜5cのそれぞれのジョイント部14の間で接着剤などによって固着されている。略扇形の円弧部の両端には脚5a〜5cに備えられている取付具30に取付けられている。図2にも示すように取付具30は、リングの一部に開口部31が設けられており、弾性変形が可能で脚5a〜5cを狭持している。この取付具30の外周面には止め具32が形成されており、シート25の円弧部の両端に設けられた取付穴25aに止め具32が挿入されて、シート25が脚5a〜5cに取り付けられている。また、シート25は、防水性に優れ、軽くて耐久性のあるナイロン素材でできている。
【0017】
三脚の脚5a〜5cを開脚させた時には、脚5a〜5cの開く角度によってシート25が引っ張られたり弛むので、その都度、取付具30の開口部31を広げながら脚5a〜5cの軸方向に沿って取付具30を移動させ、シート25の張り具合を調節することができる。
【0018】
また、シート25を三脚2に固定せず着脱自在にしても良い。例えば、図2のL方向から見た図3のように、略扇形のシート25の頂点部を接着剤などで基台11に固着させず、頂点部に吊リング35を設ける。基台11の底面には吊リング35を引っ掛けるフック部36を形成させ、頂点部に設けられた吊リング35をフック部36に引っ掛けて取り付ける。略扇形の円弧部の両端には、前記同様の取付具30を使用するが、この取付具30に設けた開口部31の開口幅は、脚5a〜5cの直径より少し小さめに形成する。これにより、開口部31を左右に広げることで取付具30を脚5a〜5cから取り外すことができる。
【0019】
なお、この例ではシート25に吊リング35や取付け具30を用いたが、マジックテープ(登録商標)や紐などを用いても良い。また、シート25の頂点部を基台11に取付けたが、頂点部付近の縁部を脚5a〜5cやジョイント部14などに取付けても良い。
【0020】
図4に示すように、携帯時や収納時には伸縮脚6a〜6cを脚5a〜5cの内部に収納し、基台11の下側で脚5a〜5cを閉脚させる。そして、シート25をこの脚5a〜5cの内側に折りたたんで収納することで、三脚2自体が非常にコンパクトになるので、携帯が容易になり収納スペースも少なくてすむ。
【0021】
図5に示すように、脚5a〜5cを略水平になるようにそれぞれ開脚させる。各々の取付具30を脚5a〜5cの軸方向に沿って移動させ、シート25に適度な張りを与える。シート25は脚5a〜5cの部分で一部重なり合っている。(図3参照)そのため、シート25の間から脚5a〜5cが露出することはく、十分な光を反射させることができる。
【0022】
基台11から下側に突出したエレベーター13の端部13a側ではシート25に貼り付けられた銀薄膜が露呈しており、三枚のシート25によって構成された大きな略平面である反射面40を形成している。日光や照明の光42などを、この反射面40に当てて反射光を被写体41に当てることで、三脚2を撮影用の反射板として使用することができる。
【0023】
図6に示すように、脚5a〜5cをそれぞれ適度に開脚させることで、シート25は傘状に広がり、撮影用の反射傘のような形状になる。この時、取付具30を脚5a〜5cの軸方向に沿って移動させてシート25に適度な張りを与えることで、シート25に皺のない反射面を形成することができる。そして、基台11から下方に突出したエレベーター13の端部13aが、被写体41に向くように三脚2を反転させると、シート25に貼り付けられた銀薄膜が被写体41の方に向けられる。ストロボや照明の光42をエレベータ13の端部13a側に向けて当てると、銀薄膜で反射した反射光が被写体41に当たり三脚2を撮影用の反射傘として使用することができる。
【0024】
以下、上記構成による作用について説明する。セルフタイマー撮影、望遠撮影やスローシャッター撮影などの撮影作業では、図1に示すように三脚2の脚5a〜5cを適度に開脚させ、カメラを雲台プレート20に固定させて撮影を行う。
【0025】
三脚2を使用せずにポートレイト撮影や逆光などの撮影行う時には、図5に示すように、三本の脚5a〜5cをそれぞれ略水平になるように開脚させると共に、脚5a〜5cに備えられた取付具30の開口部31を広げながら脚5a〜5cの軸方向に沿ってシート25の円弧部の両端を引っ張ることで、各々のシート25に適度な張りが与えられる。シート25によって構成された大きな略平面の反射面40が形成される。撮影時には適度に三脚2を傾けて反射面40を被写体41に向け、日光や照明ライトなどの光42の反射光を被写体41に当てることで、被写体41にできる影の部分を明るくし撮影することができる。
【0026】
図6に示すように、開脚させる脚5a〜5cの角度を調節して、脚5a〜5cの内側に傘状の空間を形成させる。取付具30を脚5a〜5cの軸方向に沿って移動させシート25に適度な張りを与えることによって、基台11から下の部分が傘を開いた様な形状になる。基台11から下方に突出したエレベータ13の端部13aが、被写体41に向くように三脚2を反転させ配置させる。そして、ストロボや照明器具の発光面をエレベータ端部13a側に向けて設置し、光42を当てると銀薄膜によって反射した反射光が被写体41に当たる。また、例えば被写体41の方に向いているエレベータ13の端部13aに、伸縮自在の延長棒44などを取付け、この延長棒44にストロボ45や照明器具などを固定しシート25の銀薄膜に向けて光42を当てるようにしても良い。このようにして、シート25によってバウンスさせた光を被写体41に当てることで、立体感のある写真が撮影できる。
【0027】
携帯時や収納時には伸縮脚6a〜6cを脚5a〜5cの内部に収納し、基台11の下側で脚5a〜5cを近接させ閉脚位置にして、脚5a〜5cの内側でシート25を折りたたんで収納することで、三脚2自体が非常にコンパクトになり、携帯が容易になり収納スペースが少なくてすむ。
【0028】
また、別の実施例としては、図7に示すように、片面に銀薄膜などの光を反射する素材を貼着した略三角形のシート50を使用する。このシート50の三つの頂点部には上記と同様に取り付け具30が備えられている。シート50は、銀薄膜の貼着された光の反射面を下にして取付け具30によって脚5a〜5cにそれぞれ取り付けられている。
【0029】
三脚2を撮影用の反射板として使用する際には、脚5a〜5cを適度に開脚させる。この開脚に伴って、取付け具30を脚5a〜5cの軸方向に移動させてシート50に適度な張り与える。これにより、シート50には略平面の反射面が形成される。そして、三脚2を反転させてシート50の反射面を被写体の向けて、日光や照明ライトの反射光を被写体に当てて撮影を行う。
【0030】
また、弾性変形の可能な取付け具30の開口部31を、脚5a〜5cの直径より少し小さく形成することで、開口部31を広げて脚5a〜5cから取付け具30を取り外すことができるので、シート50は三脚2に着脱自在に取付けられている。
【0031】
なお、本実施例では、シートの裏面に銀薄膜を貼り付けて反射板、反射傘として使用したが、シートの表面にアルミホイルなどの反射素材を貼り付けてシートの両面を反射板として使用してもよい。また、撮影状況に合わせて、銀色の反射素材だけでなく、白や金色などの反射素材を貼り付けたシートを使用してもよい。
【0032】
本実施例のシートはナイロン素材を使用しており、防水性に優れているので、野外撮影での突然のにわか雨や夕立のときには、三脚を反射傘の状態にして雨傘として使用することも可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、三脚の基部下側で、かつそれぞれの脚に銀薄膜を貼り付けたシートを備えたことで、撮影状況に応じて三脚として使用する時と、三脚として使用しない時には、脚を開脚させて反射板や反射傘として使用することができる。また、三脚の脚を閉脚させた時には、シートを脚の内側に折り畳んで収納するので、三脚と反射板を別々に携帯する必要がなく、携帯性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた三脚の外観斜視図である。
【図2】取付具の構造を説明した斜視図である。
【図3】シートの取付け方の説明図である。
【図4】本発明を用いた三脚を折り畳んだ時の外観斜視図である。
【図5】三脚を反射板にしたときの説明図である。
【図6】三脚を反射傘にしたときの説明図である。
【図7】略三角形状のシートを使用した外観斜視図である。
【符号の説明】
2 三脚
5a〜5c 脚
25 シート
25a取付穴
30 取付具
31 開口部
32 止め具
35 吊リング
36 フック部
Claims (4)
- 三本の脚の一方の端部が、それぞれ回動自在に基台に取り付けられた三脚において、
少なくとも片面に光を反射させる反射面を設けたシートの縁部が、前記各脚にそれぞれ取り付けられ、この各脚を開脚させたときに、前記シートが略平面を形成し、撮影用の反射板になることを特徴とする三脚。 - 三本の脚の一方の端部が、それぞれ回動自在に基台に取り付けられた三脚において、
少なくとも片面に光を反射させる反射面を設けたシートが、各脚と基台に取り付けられており、この各脚を開脚させたときに前記シートが傘状に広がることによって、撮影用の反射傘となることを特徴とする三脚。 - 前記三本の脚をそれぞれ略水平になるように開脚させたときに、前記シートが略平面を形成し、撮影用の反射板になることを特徴とした請求項2記載の三脚。
- 前記シートは着脱自在に取り付けられていることを特徴とした請求項1ないし3いずれか記載の三脚。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002285253A JP2004118163A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 三脚 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002285253A JP2004118163A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 三脚 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004118163A true JP2004118163A (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=32278600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002285253A Pending JP2004118163A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 三脚 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004118163A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007115457A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Sanyo Kiki Co Ltd | 投光機のフレーム体 |
-
2002
- 2002-09-30 JP JP2002285253A patent/JP2004118163A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007115457A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Sanyo Kiki Co Ltd | 投光機のフレーム体 |
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