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JP2004196991A - 光学表示体用透明シリコーン粘着部材及び透明積層体 - Google Patents

光学表示体用透明シリコーン粘着部材及び透明積層体 Download PDF

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JP2004196991A
JP2004196991A JP2002368325A JP2002368325A JP2004196991A JP 2004196991 A JP2004196991 A JP 2004196991A JP 2002368325 A JP2002368325 A JP 2002368325A JP 2002368325 A JP2002368325 A JP 2002368325A JP 2004196991 A JP2004196991 A JP 2004196991A
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Kazuyoshi Yoshida
一義 吉田
Toshiyuki Kawaguchi
利行 川口
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】優れた透明性と耐熱性を兼ね備え、光学歪みがなく、貼着作業性に優れた光学表示体用透明シリコーン粘着部材を提供する。
【解決手段】光学表示体の表示面への光学機能層貼着用透明シリコーン粘着部材であって、透明シリコーン粘着部材が、一分子中に珪素原子に結合するアルケニル基を平均して0.5個以上有する特定のオルガノポリシロキサンと、一分子中に珪素原子に結合する水素原子を2個以上有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、硬化触媒とを含有するシリコーン組成物を硬化してなるオルガノポリシロキサン架橋物からなり、該オルガノポリシロキサン架橋物の25℃での貯蔵弾性率G’が5×10〜5×10Paであることを特徴とする光学表示体用透明シリコーン粘着部材、及び、光学機能層と、前記光学表示体用透明シリコーン粘着部材とが積層一体化されてなることを特徴とする光学表示体用の透明積層体。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ(PDP)等の光学表示体の表示面に光学機能層を貼着する際に用いられる透明シリコーン粘着部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、PDP等の光学表示体の前面に設けられる表示面には、反射防止、近赤外線吸収、調色、電磁波吸収等の光学機能を持たせるとともに、視認性を確保するために透明性が高いこと、光学的に歪みがないことが求められ、さらに光学表示体の表示面はガラスが多く用いられているため、ガラスに衝撃がかかったときに、この衝撃を緩和してガラスを保護する機能も求められている。
【0003】
このような機能を付与する部材として、従来では、反射防止層を有する有機フィルムにエチレン−酢酸ビニル系共重合体を粘着層とした粘着フィルムがPDPの反射防止フィルムとして開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
また、PDPの表示面に貼着して用いるフィルターとして、透明樹脂基材に近赤外線吸収層及び電磁波シールド層を設けた構造を有し、その表面に粘着剤層を設けたPDP用フィルターが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
この粘着剤層を構成する粘着剤としてはスチレンブタジエンラバー、ポリイソブチレン、天然ゴム、ネオプレン、ブチルゴム等のゴム類や、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のポリアクリル酸エステル等の低重合度ポリマー単独もしくはこれらに粘着付与剤を添加したものが示されている。
【0005】
またさらに、光透過性フィルムの一面にアクリル系樹脂を含有する粘着剤層を設けてなる電子ディスプレイ用粘着剤付きフィルムをガラス製表示面に貼着したものもある。(例えば、特許文献3参照。)。この光透過性フィルムは、一方の面に反射防止層、防眩層などが設けられたトリアセチルセルロース等のセルロース系フィルム、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系フィルムからなり、光学機能層を形成している。この光学機能層を貼着する粘着剤として、質量平均分子量20万以上の(メタ)アクリル樹脂と質量平均分子量20万以下の(メタ)アクリル樹脂からなるアクリル系粘着剤が開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−217550号公報
【特許文献2】
特開2000−258626号公報
【特許文献3】
特開2002−107507号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
これらの部材は先に述べたように透明性が高いこと、光学的に歪みがないことが求められるとともに、さらに、PDPなど放熱性のあるディスプレイにおいては熱劣化がないことも重要になっている。また、ハンドリング性に優れること、貼着時の気泡巻き込みなどがなく貼着作業性に優れることも要求され、さらに近年では、容易に剥がすことができ、リペア性、リサイクル性に優れることも求められている。
特許文献1に記載の反射防止フィルムは、光学機能層をエチレン−酢酸ビニル系共重合体の粘着剤で貼着しているが、エチレン−酢酸ビニル系共重合体は透明性が低い。透明性を向上できる材料としてポリビニルブチラール樹脂も挙げられているが、ポリビニルブチラール樹脂は耐熱老化性に乏しい。
PDPの表示面のガラスの温度は稼働時には80〜120℃程度の高温になることから、これらの粘着剤に、粘着付与剤や老化防止剤などの各種添加剤を添加せざるを得ず、透明性が低下してしまう。また、これらを添加してもまだ高温下での粘着力は弱く、部分剥離等を引き起こしていた。
【0008】
特許文献2のPDP用フィルターでは、種々のゴム系粘着剤やアクリル系粘着剤が例示されているが、ゴム系粘着剤は初期強度は強いものの、経時の熱劣化が激しく、上述のような高温下では粘着力の低下、劣化変色による透明性の低下が生じる。アクリル系粘着剤は高温下での粘着力が著しく低下するので、上述のようなPDPの表示面の高温に耐えるものではなかった。
【0009】
特許文献3の粘着剤付きフィルムでは、粘着剤として質量平均分子量の異なる2種の(メタ)アクリル樹脂を配合して用いることにより耐熱性と粘着性のバランスをとらせることができるとしているが、(メタ)アクリル樹脂という素材自体が耐熱性に劣るため、その配合決定は煩雑で、上述の80〜120℃という高温には耐えられない場合もあった。
このような状況に鑑み、本発明は、優れた透明性と耐熱性を兼ね備え、光学歪みがなく、貼着作業性に優れた光学表示体用透明シリコーン粘着部材を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の光学表示体用透明シリコーン粘着部材は、光学表示体の表示面への光学機能層貼着用透明シリコーン粘着部材であって、透明シリコーン粘着部材が
(A)平均組成式 RSiO(4−a)/2 (1)
(式中、Rは置換もしくは非置換の1価の炭化水素基、aは1.85〜2.4の数を表す。)
で表される、一分子中に珪素原子に結合するアルケニル基を平均して0.5個以上有するオルガノポリシロキサンと、
(B)一分子中に珪素原子に結合する水素原子を2個以上有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、
(E)硬化触媒と
を含有するシリコーン組成物を硬化してなるオルガノポリシロキサン架橋物からなり、該オルガノポリシロキサン架橋物の25℃での貯蔵弾性率G’が5×10〜5×10Paであることを特徴とする。
また、本発明の光学表示体用の透明積層体は、光学機能層と、前記光学表示体用透明シリコーン粘着部材とが積層一体化されてなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の透明シリコーン系粘着剤は、オルガノポリシロキサンの架橋物からなる。
[オルガノポリシロキサン]
本発明に用いるオルガノポリシロキサンは、一般的には主鎖成分がジオルガノシロキサン単位の繰り返しからなり、分子末端が非置換又は置換基を有する3つの1価炭化水素基を有するシロキシ基で封鎖された直鎖状のものであるが、分岐鎖を有する構造を含んでいてもよく、環状体であってもよい。なお、機械的強度の点からは、直鎖状であることが好ましい。
[(A)成分]
前記式(1)において、Rは置換もしくは非置換の1価の炭化水素基であり、アルケニル基と、アルケニル基以外の置換もしくは非置換の1価の炭化水素基から選ばれる1種以上である。アルケニル基以外の置換もしくは非置換の1価の炭化水素基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基などのアルキル基;シクロヘキシル基などのシクロアルキル基;フェニル基、トリル基などのアリール基;メチルベンジル基などのアラルキル基;あるいはこれらの基の炭素原子に結合する水素原子の一部がハロゲン原子、シアノ基などで置換された基が挙げられる。これらの中では、炭素原子数が1〜10、より好ましくは1〜5の置換もしくは非置換のアルキル基、炭素数6〜10、より好ましくは6〜7の置換もしくは非置換のアリール基であるものが好ましく、メチル基、エチル基、プロピル基、クロロメチル基、トリフルオロプロピル基、シアノエチル基、クロロフェニル基を好ましい基の具体例として挙げることができる。
【0012】
アルケニル基としては、炭素数2〜8、より好ましくは2〜4のアルケニル基が好ましく、ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基を例示でき、より好ましいアルケニル基としてはビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基を例示できる。
(A)成分のオルガノポリシロキサンは1種からなるものであってもよく、2種以上の混合物であってもよい。
(A)成分のオルガノポリシロキサンは1分子中に珪素原子に結合するアルケニル基を平均して0.5個以上、好ましくは1個以上有する。オルガノポリシロキサンが1分子中にアルケニル基を平均して0.5以上1未満の有するとは、(A)成分が1分子中に1個以上のアルケニル基を有するオルガノポリシロキサンと、アルケニル基を有していないオルガノポリシロキサンの混合物であることを意味する。もちろん、(A)成分が1分子中にアルケニル基を平均して1個以上有する場合も、アルケニル基を有するオルガノポリシロキサン1種以上と、アルケニル基を有していないオルガノポリシロキサンの混合物であってもよい。また、アルケニル基を有するポリオルガノシロキサン1種以上のみからなっていてもよい
【0013】
アルケニル基を有するオルガノポリシロキサンは、珪素原子に結合したアルケニル基を1分子中に2個以上含有するものが好ましい。
このアルケニル基は、分子末端の珪素原子及び分子鎖途中の珪素原子のいずれに結合したものであってもよく、この両方に結合したものであってもよい。
全炭化水素基に占めるアルケニル基の比率は0.001〜5モル%であることが好ましく、0.01〜2.5モル%であることがより好ましい。
上記アルケニル基の比率を0.001モル%以上とすることで、オルガノポリシロキサンの架橋が進行して、粘着部材の形状保持性が良好となる。また、5.0モル%以下とすることで、得られる粘着部材が硬くなりすぎたり、脆くなることがない。
【0014】
前記式(1)において、aは1.85〜2.4である。
aが1.85より小さいと、オルガノポリシロキサンの分岐構造が増加して粘着剤層の強度が低下し、一方、2.4より大きいとオルガノポリシロキサンの分子鎖が短くなって、この場合も粘着剤層の強度が低下するので好ましくない。
【0015】
[(B)成分]
(B)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンは1分子中に珪素原子に結合する水素原子を2個以上、好ましくは3個以上有するもので、架橋剤として機能する。このハイドロジェンポリシロキサンは、直鎖状、分岐鎖状、環状、あるいは三次元網状構造のいずれでもよい。基本骨格は(A)成分のオルガノポリシロキサンと同様でよいが、珪素に結合する有機基としては、脂肪族不飽和結合を含まない。この有機基としては、置換又は非置換の一価炭化水素基であり、(A)成分の説明でアルケニル基以外の置換もしくは非置換の1価の炭化水素基として例示した基を挙げることができる。
【0016】
(B)成分の具体例としては、例えば、メチルハイドロジェンシロキサン環状重合体、メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン環状共重合体、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体、分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖メチルフェニルポリシロキサン、及び
式:R'SiO1/2 で示されるシロキサン単位と、
式:R'HSiO1/2 で示されるシロキサン単位と、
式:SiO4/2 で示されるシロキサン単位とからなるオルガノハイドロジェンポリシロキサン重合体、
式:R'HSiO1/2 で示されるシロキサン単位と、
式:SiO4/2 で示されるシロキサン単位とからなるオルガノハイドロジェンポリシロキサン重合体、
式:R'HSiO2/2 で示されるシロキサン単位と、
式:R'SiO3/2 および/または 式:HSiO3/2 で示されるシロキサン単位とからなるオルガノハイドロジェンポリシロキサン重合体などが挙げられる。(前記各式中、R'は、置換又は非置換の一価炭化水素基を表す)
これらのオルガノハイドロジェンポリシロキサンは単独あるいは二種以上を組み合わせて用いることができる。
【0017】
(B)成分の配合量は、組成物中の全アルケニル基1モルに対して、(B)成分中の珪素原子に結合した水素原子の量が0.4〜10モル、好ましくは0.4〜1.5モルとなる量である。上記モル比を0.4モル以上とすることにより硬化性に優れた粘着剤となり、10モル以下にすることで、粘着剤が硬くなりすぎることがなく、経時変化によって物性が低下することがない。
組成物中の全アルケニル基1モルに対して、(B)成分中の珪素原子に結合した水素原子の量が1モルを超えた量であると、硬化後においても、珪素原子に結合した水素原子がガラス等の無機物の表面に存在する水酸基などに、水素結合によって引き寄せられ、強力な粘着力を持つとともに、時間がたつにつれて脱水反応を起こし、接着強度がさらに増すので好ましい。
【0018】
[(C)成分]
(C)成分のアルケニル基及びヒドロシリル基を含まないレジン構造のオルガノポリシロキサンは、SiO4/2単位(b1)と、
SiO1/2単位(b2)、
SiO2/2単位(b3)、
SiO3/2単位(b4)
(式中、R、R、Rは各々置換もしくは非置換の1価の炭化水素基及び/又は水酸基及び/又はアルコキシ基を表す。)から選ばれる1種又は2種以上の構造単位を有する。このレジン状オルガノポリシロキサンは、ポリスチレン換算の質量平均分子量が1,000〜8,000の範囲にあることが好ましい。ここで、1価炭化水素基としては、(A)成分の説明で挙げたと同様の基が例示される。
アルコキシ基としては、炭素原子数が1〜10のものが好ましく、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等が挙げられる。
(b2)、(b3)の場合、1つの珪素原子に炭化水素基のみ、水酸基のみあるいはアルコキシ基のみが結合していてもよく、炭化水素基と水酸基あるいはアルコキシ基、又は水酸基とアルコキシ基がそれぞれ結合していてもよく、(b2)の場合は上記3種の基が結合していてもよい。
ここで、レジン構造のオルガノポリシロキサンとは、上記のような構造単位を有し、これにより架橋反応を起こして3次元架橋構造を有しているものである。このレジン構造のオルガノポリシロキサンは、組成によっては軟質ゲル状から硬質固体状の粒子状物質となることができ、透明性が高い補強性フィラーとしての機能を有するものである。
(C)成分におけるb2〜b4の合計のb1に対する比率[(b2+b3+b4)/b1]=0.3〜3が好ましく、0.7〜1がより好ましい。
【0019】
(D)成分の一分子中に珪素原子に結合するアルケニル基を1個以上含有するオルガノポリシロキサンは、SiO4/2単位(b1)と、
SiO1/2単位(b5)、
SiO2/2単位(b6)、
SiO3/2単位(b7)
(式中、R、R、Rは各々置換もしくは非置換の1価の炭化水素基及び/又はアルケニル基を表す。)から選ばれる1種又は2種以上の構造単位を有する。このレジン状オルガノポリシロキサンは、ポリスチレン換算の質量平均分子量が1,000〜8,000の範囲にあることが好ましい。ここで、1価炭化水素基としては、(A)成分の説明で挙げたと同様の基が例示される。
(D)成分におけるb5〜b7の合計のb1に対する比率[(b5+b6+b7)/b1]=0.3〜3が好ましく、0.7〜1がより好ましい。
【0020】
(C)成分及び/又は(D)成分の配合量は、弾性率、硬度、粘着力を考慮しながら添加することが好ましく、(A)成分と(B)成分の合計量に対して5質量%以上、より好ましくは10質量%以上添加することが好ましく、硬化物が充分に軟質性を維持できるよう、60質量%以下、より好ましくは40質量%以下添加することが好ましい。このとき、水酸基、アルコキシ基を持つ(C)成分を用いると強粘着性のものとなりやすく、アルケニル基を持つ(D)成分を用いるとより弾性率、硬度が増加しやすい。
【0021】
このほか、接着性を向上させるエポキシ基含有オルガノハイドロジェンポリシロキサン、アルコキシ基含有オルガノハイドロジェンポリシロキサン、エステルシロキサン化合物あるいはシランカップリング剤などを添加することができる。
さらに強度を向上させるために透明性を損なわない程度の無機フィラー、有機フィラーを充填剤として添加してもよい。強度向上に特に好ましいのはアルケニル基を有するレジン構造のオルガノポリシロキサンを添加することであり、このようなオルガノポリシロキサンを添加すると、透明性を全く損なうことなく、効果的に強度を向上させることができる。
また、粘着部材の取り扱い性を向上させるため、3−メチル−1−ブチン−3−オールなどのアルキンアルコール、3−メチル−3−ペンテン−1−インなどのエンイン化合物あるいはベンゾトリアゾールなどの硬化抑制剤を配合してもよく、また、消泡性向上のためのノニオン界面活性剤などを適宜添加してもよい。
【0022】
[(E)成分]
(A)成分と(B)成分、あるいは(A)成分と(B)成分と(C)成分及び/又は(D)成分は混合して架橋体を形成するが、このとき(E)成分として硬化触媒が添加される。これはヒドロシリル化を促進するためで、触媒としては第VIII族元素が用いられる。例えば、白金微粉末、白金黒、白金担持シリカ微粉末、白金担持活性炭、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール溶液、白金とオレフィンの錯体、白金とアルケニルシロキサンとの錯体、(η−ジオレフィン)(s−アリル)白金錯体等の白金系触媒、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム等のパラジウム系触媒、ロジウム系触媒、及びこれらの触媒を含有してなる熱可塑性樹脂粉末などが挙げられる。
この(E)成分は、他の液状原料との混合の容易性の点から、アルコール溶液等の有機溶液として用いることが好ましい。
(E)成分の添加量は、(A)成分と(B)成分、あるいは(A)成分と(B)成分と(C)成分及び/又は(D)成分に対し、金属原子換算の質量基準で0.1〜1,000ppmとなる量が好ましい。
【0023】
本発明の透明シリコーン粘着部材を構成するオルガノポリシロキサン架橋物は、その25℃における貯蔵弾性率G’が5×10〜5×10Paの範囲にある。25℃における貯蔵弾性率G’を5×10Pa以上とすることで、光学機能層貼着時の変形による光学的な歪みの発生を防止し、光学表示体の機能低下を起こさせないようにし、かつ貼着時の気泡の巻き込み易さを低減してハンドリング性に優れたものとすることができる。また、5×10Pa以下とすることで、粘着力の低下を防止したり、粘着剤に適度の柔軟性を与えてロール状の粘着部材を提供することを可能にして、光学機能層貼着時の作業性を良好にすることができる。
貯蔵弾性率は、動的弾性率ともいわれ、動的状態において測定される弾性率をいい、動的粘弾性測定装置を用いて測定される。
【0024】
また、本発明の透明シリコーン粘着部材は、PDPの表示のリペア性、リサイクル性を向上させるために、光学表示体の表示面に対する粘着部材に粘着力F(単位:Pa)を引張弾性率E(単位:Pa)よりも小さくすることが好ましい。
引張弾性率Eは上記貯蔵弾性率G’の3倍 (E=3G’)と定義される。
従って、F<E=3G’となる。
粘着力Fも、貯蔵弾性率G’も常温、例えば25℃で測定した測定値とする。
すなわち、粘着力Fは常温(例えば25℃)で、1cm□の接着面を速度50mm/secでほぼ垂直に引き剥がした時の接着強度として求めることができる。
【0025】
[粘着部材の製造方法]
本発明の透明シリコーン粘着部材は(A)成分と(B)成分と(E)成分、あるいは(A)成分と(B)成分と(C)成分及び/又は(D)成分と(E)成分を含む溶液をプラネタリーミキサーなどの混合機で混合攪拌した後、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムなどの透明フィルムや、反射防止層や近赤外線遮断層、電磁波吸収層などの光学機能層を備えたフィルム上にコンマコーター、バーコーター、アプリケーター、スクリーン印刷など任意の方法でコーティングし、室温であるいは加熱して硬化させる。さらに、硬化した粘着部材の露出面に離型フィルムを貼り合わせてもよい。この離型フィルムとしては、例えばフッ素化ポリオレフィン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルなどの有機樹脂からなるフィルム、これらの有機樹脂を被覆した紙等が挙げられる。
また、前記溶液をこのような離型フィルム間に挟持させた状態で硬化して粘着部材単体としてもよい。また、前述のように、ディスプレイなどの光学表示体の前面は、通常、平滑なガラスでできており、この上に光学機能層や光学機能層を有するフィルム等を備える場合があるが、この前面ガラスに直接、(A)成分と(B)成分と(E)成分、あるいは(A)成分と(B)成分と(C)成分及び/又は(D)成分と(E)成分を含む溶液を粘度500〜500,000cPの流動状態でコーティングし、室温であるいは加熱して硬化させてもよい。
【0026】
前述のように、ディスプレイなどの光学表示体には、必要に応じて光学機能層が設けられるが、本発明の透明積層体は、上記の透明シリコーン粘着部材に、反射防止層、防眩層、電磁波吸収層、調色層、近赤外線吸収層等の光学機能層を積層一体化したものである。
【0027】
反射防止層としては、低屈折率の物質と高屈折率の物質とを交互にコートするかあるいは、蒸着、スパッタリングなどで透明基体フィルムに積層したものが用いられ、該フィルムを粘着剤などで貼付することができる。
防眩層としては、シリカ粒子やアクリル粒子等のビーズ含有樹脂を透明基体フィルムや表示体表面のガラス上にコートする、あるいは透明基体フィルムの表面をマット処理することによって設けることができる。
【0028】
電磁波吸収層は磁性体の微粒子、導電性塗料等の透明基体フィルムあるいは表示体表面のガラス上への塗布や、透明基体フィルムや表示体表面のガラス上に金属薄膜層を設け、その金属薄膜層をエッチングして、メッシュ状のパターニングを施す、あるいはスパッタリングによる複数の金属箔膜層を透明基体フィルムや表示体表面のガラス上に形成することなどにより得ることができる。
調色層または近赤外線吸収層としては、色素を樹脂に配合したフィルム中あるいは粘着層などに設けることで得ることができる。
【0029】
【実施例】
以下に、実施例を用いて、本発明をさらに詳しく説明する。
なお、以下の実施例、比較例において、貯蔵弾性率は、動的粘弾性測定装置として、Rheometric Scientific社製RSAIIを用い、周波数1Hz、温度25℃及び120℃において剪断モードで測定した。
また、粘着力は1cm×1cmのサンプルを接着面が1cm□になるようにガラス面に粘着し、テンシロンを用いて、25℃において、接着面を50mm/secの速度でほぼ垂直に引き剥がした時の接着強度を測定した。
また、透明性は板状の粘着部材の厚み方向にほぼ平行に可視光(400〜700nm)を透過させたときの透過率として、分光光度計を用いて測定した値とした。これは、前記板状の粘着部材を高温(120℃)の恒温槽に1000時間投入し、初期および恒温槽投入1000時間後に測定した。
【0030】
(実施例1)
[オルガノポリシロキサン溶液の調製]
(A)成分として、分子鎖両末端がビニルジメチルシロキシ基で封止され、全メチル基及びビニル基に対するビニル基含有率が3.6モル%、平均組成式(1)におけるaがほぼ2.0、粘度40,000cPのジメチルポリシロキサン100gと、(B)成分として、トリメチルシロキシ基で封止されたメチルハイドロジェンシロキサンとジメチルシロキサンの重合体4.4g[(A)成分の珪素原子に結合したビニル基に対する(B)成分の珪素原子に結合した水素原子のモル比は0.41]および、(E)成分として、塩化白金酸のドデシルアルコール変性溶液(白金金属1質量%)を白金換算で5ppmとなるように混合してオルガノポリシロキサン溶液を調製した。
【0031】
[透明シリコーン粘着部材の制作]
大きさ1,000mm×600mm、厚み0.05mmのポリテトラフルオロエチレン(PTFE)フィルムの上に、調製したオルガノポリシロキサン溶液を厚み0.3mmでコーティングし、全体を45℃に加熱して架橋させた。架橋後、フッ素フィルムを剥離して透明シリコーン粘着部材を得た。この透明シリコーン粘着部材の貯蔵弾性率の測定を剪断モードで行ったところ、25℃での貯蔵弾性率(G’)は2.1×10Pa、120℃でのG’は1.4×10Paであった。また、透過率は初期98%、恒温槽投入1000時間後98%であった。
【0032】
[透明積層体の制作]
片面に反射防止層を設けた大きさ1,000mm×600mm、厚み0.1mmのPETフィルム(帝人社製、商品名:マイラーフィルム)の上に上記のオルガノポリシロキサン溶液を厚さ0.1mmでコーティングし、全体を45℃に加熱して架橋させ、透明積層体を得た。
この透明積層体を大きさ1,020mm×620mmのガラスの上に貼り合わせたところ、ハンドリング性もよく、気泡の巻き込みや、光学的歪みもない光学表示体表面が得られた。また、貼り合わせた後に、ガラスから透明積層体を剥離したところ、粘着部材の一部がガラス面に残ること(後残り)なく、きれいに剥離することができた。このときの粘着力は1.86×10Paであり、引張弾性率(E)(6.3×10Pa)よりも小さかった。
【0033】
(実施例2)
[オルガノポリシロキサン溶液の調製]
(A)成分として、分子鎖両末端がビニルジメチルシロキシ基で封止され、全メチル基及びビニル基に対するビニル基含有率が1.2モル%、平均組成式(1)におけるaがほぼ2.0、粘度5,000cPのジメチルポリシロキサン100gと、SiO4/2単位50モル%、(CHSiO1/2単位42.5モル%、CH=CH(CHSiO1/2単位7.5モル%からなるレジン構造のビニルメチルポリシロキサン100g、(B)成分として、トリメチルシロキシ基で封止されたメチルハイドロジェンシロキサンとジメチルシロキサンの重合体5g[(A)成分の珪素原子に結合したビニル基に対する(B)成分の珪素原子に結合した水素原子のモル比は0.6]、および、(E)成分として、塩化白金酸のドデシルアルコール変性溶液(白金金属1質量%)を白金換算で5ppmとなるように混合した。
【0034】
[透明シリコーン粘着部材の制作]
上記で得たオルガノポリシロキサン溶液を用いた以外は実施例1と同様にして透明シリコーン粘着部材を得た。この透明シリコーン粘着部材の動的粘弾性の測定を剪断モードで行ったところ、25℃でのG’は3.1×10Pa、120℃でのG’は2.2×10Paであった。また、透過率は初期96%、恒温槽投入1000時間後96%であった。
[透明積層体の制作]
実施例1で用いたと同様の反射防止層を設けたPETフィルムを用い、上記で得たオルガノポリシロキサン溶液を用い、コーティング厚さを0.075mmとした以外は実施例1と同様にして透明積層体を得た。
この透明積層体を大きさ1,020mm×620mmのガラスの上に貼り合わせたところ、ハンドリング性もよく、気泡の巻き込みや、光学的歪みもない光学表示体表面が得られた。また、貼り合わせた後に、ガラスから透明積層体を剥離したところ、後残りなく、きれいに剥離することができた。このときの粘着力は1.7×10Paであり、E(9.3×10Pa)よりも小さかった。
【0035】
(実施例3)
[オルガノポリシロキサン溶液の調製]
(A)成分として、分子鎖両末端がビニルジメチルシロキシ基で封止され、全メチル基及びビニル基に対するビニル基含有率が1.2モル%、平均組成式(1)におけるaがほぼ2.0、粘度5,000cPのジメチルポリシロキサン100gと、(B)成分として、トリメチルシロキシ基で封止されたメチルハイドロジェンシロキサンとジメチルシロキサンの重合体5g[(A)成分の珪素原子に結合したビニル基に対する(B)成分の珪素原子に結合した水素原子のモル比は0.6]と、(C)成分として、SiO4/2単位50モル%、(CHSiO1/2単位40モル%、(HO)SiO1/2単位10モル%からなるレジン構造のシラノール基含有メチルポリシロキサン20g、および、(E)成分として、塩化白金酸のドデシルアルコール変性溶液(白金金属1質量%)を白金換算で5ppmとなるように混合した。
【0036】
[透明シリコーン粘着部材の制作]
上記で得たオルガノポリシロキサン溶液を用いた以外は実施例1と同様にして透明シリコーン粘着部材を得た。この透明シリコーン粘着部材の動的粘弾性の測定を剪断モードで行ったところ、25℃でのG’は2.7×10Pa、120℃でのG’は2.1×10Paであった。また、透過率は初期95%、恒温槽投入1000時間後95%であった。
[透明積層体の制作]
実施例1で用いたと同様の反射防止層を設けたPETフィルムを用い、上記で得たオルガノポリシロキサン溶液を用い、コーティング厚さを0.15mmとした以外は実施例1と同様にして透明積層体を得た。
この透明積層体を大きさ1,020mm×620mmのガラスの上に貼り合わせたところ、ハンドリング性もよく、気泡の巻き込みや、光学的歪みもない光学表示体表面が得られた。また、貼り合わせた後に、ガラスから透明積層体を剥離したところ、後残りなく、きれいに剥離することができた。このときの粘着力は4.4×10Paであり、Eの8.1×10Paよりも小さかった。
【0037】
(比較例1)
[アクリル粘着剤の調製]
2−エチルヘキシルアクリレート40質量%、n−ブチルアクリレート40質量%、アクリル酸20質量%を混合し、2,2’−アゾビスイソブチロニトリルを触媒として、窒素気流下、酢酸エチル溶媒中で重合して、質量平均分量70〜80万、固形分30%のアクリル系粘着剤溶液を得た。
[アクリル系粘着部材の制作]
実施例1と同様のフッ素フィルムの上に上記で得たアクリル系粘着剤溶液を厚み0.09mmでコーティングし、全体を85℃に加熱して乾燥させ、乾燥後にフッ素フィルムを剥離してアクリル系粘着部材を得た。このアクリル型粘着部材の動的粘弾性の測定を剪断モードで行ったところ、25℃でのG’は3.2×10Paであったものが、120℃では1.1×10Paであった。また、透過率は初期88%、恒温槽投入1000時間後60%であった。
【0038】
(比較例2)
[オルガノポリシロキサン溶液の調製]
(A)成分として、分子鎖両末端がビニルジメチルシロキシ基で封止され、全メチル基及びビニル基に対するビニル基含有率が0.8モル%、平均組成式(1)におけるaがほぼ2.0、粘度40,000cPのジメチルポリシロキサン100gと、(B)成分として、トリメチルシロキシ基で封止されたメチルハイドロジェンシロキサンとジメチルシロキサンの重合体1g[(A)成分の珪素原子に結合したビニル基に対する(B)成分の珪素原子に結合した水素原子のモル比は0.41]および、(E)成分として、塩化白金酸のドデシルアルコール変性溶液(白金金属1質量%)を白金換算で5ppmとなるように混合した。
【0039】
[透明シリコーン粘着部材の制作]
上記で得たオルガノポリシロキサン溶液を用いた以外は実施例1と同様にして透明シリコーン粘着部材を得た。この透明シリコーン粘着部材の動的粘弾性の測定を剪断モードで行ったところ、25℃でのG’は4.5×10Pa、120℃でのG’は3.7×10Paであった。また、透過率は初期98%、恒温槽投入1000時間後98%であった。
[透明積層体の制作]
実施例1で用いたと同様の反射防止層を設けたPETフィルムを用い、上記で得たオルガノポリシロキサン溶液を用い、コーティング厚さを0.1mmとした以外は実施例1と同様にして透明積層体を得た。
この透明積層体を大きさ1,020mm×620mmのガラスの上に貼り合わせたところ、ハンドリング性が悪く、気泡を巻き込み、光学表示体表面に光学的歪みがみられた。また、貼り合わせた後に、ガラスから透明積層体を剥離したところ、粘着部材の後残りが見られた。このときの粘着力は2.84×10Paであり、Eの1.35×10Paよりも大きかった。
【0040】
アクリル系粘着剤を用いた比較例1では高温での動的粘弾性が大きく低下し、120℃の恒温槽に1000時間投入した場合透明性が大きく低下し、また、25℃における貯蔵弾性率が5×10Pa未満である比較例2では、得られた粘着部材を用いて透明積層体としてガラス面に貼り合わせたときに、気泡の巻き込みなどハンドリング性が悪く、光学的歪みが発生したり、剥離にあたって後残りが見られたのに対し、実施例1〜3に見られるように本発明の透明シリコーン粘着部材は、高温にしたときにも動的粘弾性の低下がなく、120℃の恒温槽に1000時間投入した場合にも透明性が低下することがない。また、貯蔵弾性率が所定の範囲に入っていることで、この粘着部材を用いた透明積層体をガラス表面に貼り合わせたときのハンドリング性も良好で、気泡の巻き込みや光学表示体表面の光学歪みもなく、剥離後に、ガラス面に粘着部材が残ることもない優れた粘着部材及び透明積層体であることがわかる。
【0041】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の光学表示体用透明シリコーン粘着部材は、シリコーン樹脂の特性を生かして透明性が高く、かつ高温環境下でも透明性の低下がなく、熱変形がなく、光学的に歪みもなく、ハンドリング性に優れ、貼り付け時の気泡巻き込みなどがなく、貼着作業性に優れるとともに、容易に剥がすことができ、リペア性、リサイクル性に優れた光学表示体用の粘着部材となる。

Claims (4)

  1. 光学表示体の表示面への光学機能層貼着用透明シリコーン粘着部材であって、透明シリコーン粘着部材が
    (A)平均組成式 RSiO(4−a)/2 (1)
    (式中、Rは置換もしくは非置換の1価の炭化水素基、aは1.85〜2.4の数を表す。)
    で表される、一分子中に珪素原子に結合するアルケニル基を平均して0.5個以上有するオルガノポリシロキサンと、
    (B)一分子中に珪素原子に結合する水素原子を2個以上有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、
    (E)硬化触媒と、
    を含有するシリコーン組成物を硬化してなるオルガノポリシロキサン架橋物からなり、該オルガノポリシロキサン架橋物の25℃での貯蔵弾性率G’が5×10〜5×10Paであることを特徴とする光学表示体用透明シリコーン粘着部材。
  2. 前記光学表示体用透明シリコーン粘着部材の前記光学表示体の表示面への粘着力Fが該透明シリコーン粘着部材の引張弾性率Eよりも小さいことを特徴とする請求項1記載の光学表示体用透明シリコーン粘着部材。
  3. 前記シリコーン組成物が、さらに
    (C)アルケニル基及びヒドロシリル基を含まず、SiO4/2と、下記式で示される構造単位
    SiO1/2 (2)
    SiO2/2 (3)
    SiO3/2 (4)
    (式中、R、R、Rは各々置換もしくは非置換の1価の炭化水素基及び/又は水酸基及び/又はアルコキシ基を表す。)から選ばれる1種又は2種以上の構造単位を有するレジン状オルガノポリシロキサン、
    及び/又は
    (D)一分子中に珪素原子に結合するアルケニル基を1個以上含有し、SiO4/2と、下記式で示される構造単位
    SiO1/2 (5)
    SiO2/2 (6)
    SiO3/2 (7)
    (式中、R、R、Rは各々置換もしくは非置換の1価の炭化水素基及び/又はアルケニル基を表す。)から選ばれる1種又は2種以上の構造単位を有するレジン状オルガノポリシロキサン、
    を含有することを特徴とする請求項1又は2記載の光学表示体用透明シリコーン粘着部材。
  4. 光学機能層と、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学表示体用透明シリコーン粘着部材とが積層一体化されてなることを特徴とする光学表示体用の透明積層体。
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