JP2004169997A - 窓取付形換気装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】窓の採光面積の減少および気密性能、防音効果が大幅に低下するのを防止できる窓取付形換気装置を提供することを目的とする。
【解決手段】サッシ枠1と窓サッシ2間に配設される幅狭の形状で通風口3が開口された扁平筒状部6と、扁平筒状部6に連設される拡大部とによりなる窓取付用通風体8と、窓取付用通風体に連通する送風手段9を設け、窓サッシ1の合わせ框部10間の隙間にパッキン材15を設けることにより、窓の採光面積の減少および気密性能、防音効果が低下するのを防止できる窓取付形換気装置が得られる。
【選択図】 図1
【解決手段】サッシ枠1と窓サッシ2間に配設される幅狭の形状で通風口3が開口された扁平筒状部6と、扁平筒状部6に連設される拡大部とによりなる窓取付用通風体8と、窓取付用通風体に連通する送風手段9を設け、窓サッシ1の合わせ框部10間の隙間にパッキン材15を設けることにより、窓の採光面積の減少および気密性能、防音効果が低下するのを防止できる窓取付形換気装置が得られる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、窓を利用し室内空気を排気したり、室外空気を同時に給気する窓取付形換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、都市部における集合住宅のうち大半が賃貸住宅で、賃貸住宅の物件を調査すると壁面に設けられた換気用の孔は、主としてレンジ用、トイレ用、浴室用等に限定されるもので賃貸住宅ではその性格上壁面に換気用の孔を設けるのは不可能で、壁面に新たに換気装置を設置するのは困難であるため、壁面に換気用の孔を設けなくても良いように窓を利用する窓用換気扇が開発されていた。
【0003】
従来、この種の窓用換気扇は、窓部分に換気扇本体を直接取り付けていた(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第2816072号公報([0014]図2、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の窓用換気扇の構成では、従来のために設けられている窓の採光面積が減少するという課題があった。
【0006】
また、幅の広い換気扇本体がサッシ枠と窓サッシ間に配設されることにより、引き違いとなる2枚の窓サッシの合わせ框の位置が大きくずれることとなり、合わせ框同志が対向することがなくなり合わせ框とガラス板間に形成される隙間を通り空気が流通し、気密性能が大幅に低下するとともに、防音効果も低下するという課題があった。
【0007】
また、窓の戸締りが不十分となり防犯上の問題が発生するという課題があった。
【0008】
また、窓にカーテンを設けている場合には、カーテンを締めてしまうと換気が機能しなくなるという課題があった。
【0009】
本発明は、上記課題を解決するもので、窓の採光面積の大幅な減少および、気密性能、防音効果が大幅に低下するのを防止できる窓取付形換気装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の窓取付形換気装置は、サッシ枠と窓サッシ間に配設される幅挟の形状で一端に通風口が開口された扁平筒状部と、この扁平筒状部に幅広に拡大しながら連設される拡大部とによりなる窓取付用通風体と、この窓取付用通風体が配設されない部分のサッシ枠と窓サッシ間の空間を遮蔽するスペーサと、前記窓サッシの合わせ框部間の隙間を閉鎖するように設けられるパッキン材とを備え、前記窓取付用通風体に送風装置を設けたことを特徴としたものである。
【0011】
また、本発明の窓取付形換気装置は、窓取付用通風体の扁平筒状部の左右の幅を窓サッシの合わせ框部の幅より小さく形成したことを特徴としたものである。
【0012】
また、本発明の窓取付形換気装置は、窓取付用通風体の扁平筒状部の左右にサッシ枠と係合する枠側リブと窓サッシに係合する窓側リブを設けたことを特徴としたものである。
【0013】
また、本発明の窓取付形換気装置は、スペーサの左右にサッシ枠を係合する枠側突部と窓サッシに係合する窓側突部を設けたことを特徴としたものである。
【0014】
また、本発明の窓取付形換気装置は、窓取付用通風体の扁平筒状部の内部に補強用部材を設けたことを特徴としたものである。
【0015】
また、本発明の窓取付形換気装置は、サッシ枠と窓サッシ間に配設される幅挟の形状で一端に通風口が開口された扁平筒状部と、この扁平筒状部に幅広に拡大しながら連設される拡大部とによりなる窓取付用通風体と、この窓取付用通風体が配設されない部分のサッシ枠と窓サッシ間の空間を遮蔽するスペーサと、前記窓サッシの合わせ框部間の隙間を閉鎖するように設けられるパッキン材と、前記窓取付用通風体の拡大部に設けられるエルボ管と、このエルボ管にフレキシブルチューブを介して設けられる送風手段とを備えたことを特徴としたものである。
【0016】
また、本発明の窓取付形換気装置は、給気用の窓取付用通風体と排気用の窓取付用通風体に区別して設け、送風手段を給気用送風機と排気用送風機により形成し、前記給気用の窓取付用通風体および排気用の窓取付用通風体と、給気用送風機および排気用送風機のそれぞれをフレキシブルチューブで連結したことを特徴としたものである。
【0017】
また、本発明の窓取付形換気装置は、給気用送風機の上流側に中性能以上のフィルターとNOXフィルターを設けたことを特徴としたものである。
【0018】
また、本発明の窓取付形換気装置は、送風手段に給気用送風機の給気流と排気用送風機の排気流との間で熱交換を行う熱交換素子を設けたことを特徴としたものである。
【0019】
また、本発明の窓取付形換気装置は、外側の窓サッシの合わせ框部に設けられる既存の窓サッシ止め具を前後より挟む前板と、内側の窓サッシに設けた掛具が係合する係合部を設けた後板とにより形成される追加の窓サッシ止め具を備え、前記前板に対し後板を左右に移動自在で係止可能としたことを特徴としたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、サッシ枠と窓サッシ間に配設される幅挟の形状で一端に通風口が開口された扁平筒状部と、この扁平筒状部に幅広に拡大しながら連設される拡大部とによりなる窓取付用通風体と、この窓取付用通風体が配設されない部分のサッシ枠と窓サッシ間の空間を遮へいするスペーサと、前記窓サッシの合わせ框部間の隙間を閉鎖するように設けられるパッキン材とを備え、前記窓取付用通風体に送風手段を設けたものであり、窓部分には窓取付用通風体の幅挟の扁平筒状部が配設されるので窓の採光面積の大幅に減少するのが防止されるとともに、窓サッシの合わせ框部間の隙間に設けられるパッキン材により気密性能および防音効果が大幅に低下するのを防止できるという作用を有する。
【0021】
以下、本発明の実施の形態について図1〜図11を参照しながら説明する。
【0022】
(実施の形態1)
図1〜図4に示すように、サッシ枠1と窓サッシ2間に配設される幅挟の形状で一端に通風口3を開口し、外壁の左右にサッシ枠1に係合する枠側リブ4と窓サッシ2に係合する窓側リブ5を設けた扁平筒状部6と、扁平筒状部6に幅広に拡大しながら連設される拡大部7とにより窓取付用通風体8を形成し、拡大部7には送風手段9を設け、扁平筒状部6の幅を窓サッシ2の合わせ框部10の幅より小さい20mm以下に形成する。
【0023】
そして、窓取付用通風体8が配設されない部分のサッシ枠1と窓サッシ2間の空間を遮へいするようにサッシ枠1に係合する枠側突部11と窓サッシ2に係合する窓側突部12を設けパッキン14を貼付けたスペーサ14を形成し、2枚の窓サッシ2の対向する合わせ框部10間の隙間を閉鎖するパッキン材15を備え構成する。
【0024】
上記構成において、窓取付形換気装置を窓に取り付けるときには、窓取付用通風体8に設けた枠側リブ4をサッシ枠1に係合し、サッシ枠1の上方部分に窓取付用通風体8を設け、窓取付用通風体8の下方に枠側突部11をサッシ枠1に係合して設け窓サッシ2を閉鎖し窓サッシ2に、窓取付用通風体8の窓側リブ5を係合するとともに、スペーサ14の窓側突部12を係合して取り付ける。
【0025】
また、パッキン材15はあらかじめ2枚の窓サッシ2の一方側に合わせ框部10に貼り付けておく、このことにより、パッキン材15は2枚の窓サッシ2の合わせ框部10間の隙間が閉鎖されることとなる。
【0026】
そして、窓取付形換気装置を運転すると、送風手段9により室内の汚染された空気が窓取付用通風体2の拡大部7から扁平筒状部6を通り通風口3より室外に排気される。このとき、サッシ枠1と窓サッシ2間は枠側リブ4と窓側リブ5を設けた窓取付用通風体8と枠側突部11と窓側突部12を設けたスペーサ14により密閉状態となっている。
【0027】
また、引き違いされた2枚の窓サッシ2の合わせ框部10間の隙間はパッキン材14により閉鎖された状態となっている。
【0028】
このように本発明の実施の形態1の窓取付形換気装置によれば、サッシ枠1と窓サッシ2間に配設される幅挟の形状で一端に通風口3が開口された扁平筒状部6と、扁平筒状部6に幅広に拡大しながら連設される拡大部7とにより窓取付用通風体8を形成し、窓取付用通風体8の配設されていない部分のサッシ枠1と窓サッシ2間の空間を遮へいするスペーサ14と2枚の窓サッシ2の合わせ框部10間の隙間を閉鎖するように設けられる貼付け可能なパッキン材15とを備え、窓取付用通風体8の拡大部7に送風手段9を設けたので、窓部分には窓取付用通風体8の幅挟の扁平筒状部6が配設されることとなり、窓の採光面積が減少するのが少なくなる。
【0029】
また、サッシ枠1と窓サッシ2間には窓取付用通風体8とスペーサ14が介在することにより遮へいされ、さらに2枚の窓サッシ2の合わせ框部10間に設けたパッキン材15により合わせ框部10間に形成される隙間が閉鎖され、室内と室外との隙間等による連通が遮断され、気密性能および防音効果が大幅に低下するのが防止できる。
【0030】
また、カーテンを設けている場合においても、換気の機能がさまたげられることがない。
【0031】
また、窓取付用通風体8の扁平筒状部6の左右の幅を窓サッシ2の合わせ框部10の幅より小さく形成したので合わせ框部10の一部が必ず対向することとなり、この対向部分にパッキン材15を設けることによりパッキン材15を有効に機能させることができる。
【0032】
また、窓取付用通風体8の扁平筒状部6の左右にサッシ枠1と窓サッシ2に係合する枠側リブ4と窓側リブ5を設けたので窓取付用通風体8の変形が防止されるとともに、気密性能を確保することができる。
【0033】
また、スペーサ14の左右にサッシ枠1に係合する枠側突部11と窓サッシ2側に係合する窓側突部12を設けたので、スペーサ14の取り付けが確実となり、気密性能を確保することができる。
【0034】
なお、実施の形態1の窓取付形換気装置においては、窓取付用通風体8を窓の上部に設けたが下方または中間の何れの位置に設けても良いものであり、また、送風手段9を排気用として説明したが給気用としても良いことはいうまでもない。
【0035】
(実施の形態2)
図5〜図8に示すように、床面に設けられる送風手段9Aを給気用送風機16と排気用送風機17により形成し、給気用送風機16の上流側に中性能以上のフィルター18とNOXフィルター19を設け、給気用送風機16の給気流と排気用送風機17の排気流との間で熱交換を行う熱交換素子20を設け、窓取付用通風体8Aの扁平筒状部6Aの内部にはほぼレール形状の補強用部材21を複数設け、窓取付用通風体8Aの拡大部7Aに回動自在にエルボ管22を設け、エルボ管22の他端にフレキシブルチューブ23を接続し、フレキシブルチューブ23の他端を送風手段9Aに接続する。
【0036】
そして、同時に給排気を行う場合には、窓の上方部にパッキン8aを介して設けられる窓取付用通風体8Aを給気用とし、窓の下方部に設けられる排気用には窓取付用通風体8Aと同一構造の窓取付用通風体8Bを別個に設け、窓取付用通風体8Aに接続されたフレキシブルチューブ23の他端を送風手段9Aの室外側給気口24に接続し、窓取付用通風体8Bに接続されたフレキシブルチューブ23Aの他端を送風手段9Aの室外側排気口25に接続し、送風手段9Aには室内側に面して室内側排気口26と室内側給気口27が設けられ、窓取付用通風体8Aと窓取付用通風体8Bとの間にはスペーサ14Aを設け構成する。
【0037】
上記構成において、窓取付形換気装置を運転すると、送風手段9Aの給気用送風機16と排気用送風機17が運転され、排気用送風機17により室内空気が室内側排気口26より吸気され、熱交換素子20を通る間に室内空気の熱分が熱交換素子20に蓄熱され、その後室内側排気口25よりフレキシブルチューブ23Aを介して窓取付用通風体8Bに送られ室外に排気される。
【0038】
一方、給気用送風機16により、室外空気が窓取付用通風体8Aより給気され、フレキシブルチューブ23を通って室外側給気口24より送風手段9Aに給気され、送風手段9A内に設けた中性能以上のフィルター18とNOXフィルター19により、室外空気中に含まれている微細な粉塵や、NOXガスが除去され、浄化された空気が熱交換素子20に送られ、熱交換素子20に蓄熱された室内空気の熱分を回収し室内側給気口27より室内に給気される。
【0039】
このように本発明の実施の形態2の窓取付形換気装置によれば、窓取付用通風体8Aの扁平筒状部6Aの内部に補強用部材21を複数設けたので、扁平筒状部6Aの剛性が高まり、変形を防止することができる。
【0040】
また、窓取付用通風体8Aの拡大部7Aに回動自在にエルボ管22を設けエルボ管22にフレキシブルチューブ23を介して設けられる送風手段9Aを備えたので、室内の家具やカーテン等の配置に関係なく、送風手段9Aを設置でき、設置範囲が拡大し、設置が容易となり、有効に換気を行うことができる。
【0041】
また、窓取付用通風体8Aを給気用とし、別個に窓取付用通風体8Bを排気用に区別して設け、送風手段9Aを給気用送風機16と排気用送風機17により形成し、給気用の窓取付用通風体8Aと排気用の窓取付用通風体8Bと、給気用送風機16および排気用送風機17のそれぞれをフレキシブルチューブ23、23Aで連結したので、給気と排気を同時に行うことができ、気密性の高い建物でも効果的に換気を行うことができる。
【0042】
また、給気用送風機16の上流側に中性能以上のフィルター18とNOXフィルター19を設けたので、都市部の外気が自動車の排気ガス等で汚染されている場合においても、ディーゼル粉塵やNOXガス等を除去したのち、室内に給気することにより、室内の環境が悪化されるのが防止でき、環境が良化されることにより喘息等の疾病を予防することができる。
【0043】
また、送風手段9Aに給気用送風機16の給気流と排気用送風機17の排気流との間で熱交換を行う熱交換素子20を設けたので、熱交換素子20により室内空気の熱エネルギーを給気空気に回収することができ、換気によるエネルギーロスを少なくすることができる。
【0044】
なお、実施の形態2では送風手段9Aを床面に設置したものを用いて説明したが、他の例として図9に示すように送風手段9Bを壁面28に設けても良いことはいうまでもない。
【0045】
(実施の形態3)
図10および図11に示すように、窓サッシのうち、外側に設けられる窓サッシ2Aの合わせ框部10Aに、内側に設けられる窓サッシ2Bの合わせ框部10Bに設けた施錠部となる回動して掛ける掛具29が係合する係合部30を設けた既存の窓サッシ止め具31を前後において挟む前板32と窓サッシ2Bに設けた既存の掛具29が係合する係合部30Aを設けた後板33とにより形成される追加の窓サッシ止め具31Aを備え、前板32には横方向に一対の長溝34を設け、後板33には前板32の長溝34に摺動するねじ部35を設け、ねじ部35にワッシャ36およびナット37を螺合して後板33を所定位置において係止できるように構成する。
【0046】
上記構成において、サッシ枠1と窓サッシ2Bとの間に配設された窓取付用通風体8Aと窓取付用通風体8Bおよびスペーサ13Aにより窓サッシ2Bの合わせ框部10Bの位置が窓サッシ2Aの合わせ框部10Aよりずれることとなるので、このような状態において施錠するときには、窓サッシ2Aに設けた既存の窓サッシ止め具31に設けられる追加の窓サッシ止め具31Aを前板32に対し後板33を横動して窓サッシ2Bに設けた掛具29が追加の窓サッシ止め具31Aの係合部30Aに係合するように位置調整をする。
【0047】
そして、追加の窓サッシ止め具31Aを位置調整して係止しておくことにより、窓サッシ2Bに設けた既存の掛具29を回動して、掛具29を追加の窓サッシ止め具31Aの係合部30Aに係合して施錠することができる。
【0048】
このように本発明の実施の形態3の窓取付形換気装置によれば、外側の窓サッシ2Aの合わせ框部10Aに設けられる既存の窓サッシ止め具31を前後より挟む前板32と、内側の窓サッシ2Bに設けた既存の掛具29が係合する係合部30Aを設けた後板33とにより形成される追加の窓サッシ止め具31Aを備え、前板32に横方向に設けた長溝34に摺動するねじ部35を介して前板32に対して後板33を左右に移動自在でねじ部35に螺合するナット37により所定位置で係止可能としたので、窓取付形換気装置を設置していなかった今迄通り、窓を施錠することができ、防犯上の効果を今迄と同様にもたらすことができる。
【0049】
【発明の効果】
以上の実施の形態から明らかなように、本発明によればサッシ枠と窓サッシ間に配設される幅挟の形状で一端に通気口が開口された扁平筒状部と、この扁平筒状部に幅広に拡大しながら連設される拡大部とによりなる窓取付用通風体と、この窓取付用通風体が配設されない部分のサッシ枠と窓サッシ間の空間を遮へいするスペーサと、前記窓サッシの合わせ框部間の隙間を閉鎖するように設けられるパッキン材とを備え、前記窓取付用通風体に送風装置を設けたので、窓の採光面積の大幅な減少および、気密性能、防音効果が大幅に低下するのを防止できる窓取付形換気装置を提供できる。
【0050】
また、窓取付用通風体の扁平筒状部の左右の幅を窓サッシの合わせ框部の幅より小さく形成したので、合わせ框部に設けられるパッキン材の機能を有効に発揮することができる。
【0051】
また、窓取付用通風体の扁平筒状部の左右にサッシ枠と係合する枠側リブと窓サッシに係合する窓側リブを設けたので、扁平筒状部の変形防止および気密性能を確保することができる。
【0052】
また、スペーサの左右にサッシ枠と係合する枠側突部と窓サッシに係合する窓側突部を設けたので、スペーサの取り付けが確実となり、気密性能を確保することができる。
【0053】
また、窓取付用通風体の扁平筒状部の内部に補強用部材を設けたので、扁平筒状部の剛性が高まり変形を防止することができる。
【0054】
また、窓取付用通風体の拡大部に設けられるエルボ管と、このエルボ管にフレキシブルチューブを介して設けられる送風手段とを備えたので、送風手段を家具等の邪魔にならない位置に設けることができ、効果的に換気を行うことができる。
【0055】
また、給気用の窓取付用通風体と排気用の窓取付用通風体に区別して設け、送風手段を給気用送風機と排気用送風機により形成し、前記給気用の窓取付用通風体および、排気用の窓取付用通風体と、給気用送風機および排気用送風機のそれぞれをフレキシブルチューブで連結したので、気密性能の高い建物でも効果的に換気を行うことができる。
【0056】
また、給気用送風機の上流側に中性能以上のフィルターとNOXフィルターを設けたので、外気中に含まれるディーゼル粉塵やNOXガスが除去されて室内に給気されることとなり室内の環境の悪化するのが防止でき、喘息等の疾病を予防することができる。
【0057】
また、送風手段に給気用送風機の給気流と排気用送風機の排気流との間で熱交換を行う熱交換素子を設けたので、換気によるエネルギーロスを少なくすることができる。
【0058】
また、外側の窓サッシの合わせ框部に設けられる既存の窓サッシ止め具を前後より挟む前板と内側の窓サッシに設けた掛具が係合する係合部を設けた後板とにより形成される追加の窓サッシ止め具を備え、前記前板に対し後板を左右に移動自在で係止可能としたので、窓取付形換気装置を設置していなかった今迄通りに、窓を施錠することができ、防犯上の効果を今迄と同様にもたらすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の窓取付形換気装置の設置状態を示す断面図
【図2】同窓取付形換気装置のスペーサの斜視図
【図3】同窓取付形換気装置の窓取付用通風体と送風手段の斜視図
【図4】同窓取付形換気装置の設置状態を示す斜視図
【図5】本発明の実施の形態2の窓取付形換気装置の送風手段の断面図
【図6】同窓取付形換気装置の窓取付用通風体の斜視図
【図7】同窓取付形換気装置の設置状態を示す断面図
【図8】同窓取付形換気装置の設置状態を示す斜視図
【図9】同他の例の窓取付形換気装置の設置状態を示す斜視図
【図10】本発明の実施の形態3の窓サッシ止め具の構成を示す斜視図
【図11】同窓サッシ止め具を設けた窓取付形換気装置の設置状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 サッシ枠
2 窓サッシ
2A 窓サッシ
2B 窓サッシ
3 通風口
4 枠側リブ
5 窓側リブ
6 扁平筒状部
6A 扁平筒状部
7 拡大部
7A 拡大部
8 窓取付用通風体
8A 窓取付用通風体
8B 窓取付用通風体
9 送風手段
9A 送風手段
9B 送風手段
10 合わせ框部
10A 合わせ框部
11 枠側突部
12 窓側突部
14 スペーサ
14A スペーサ
15 パッキン材
16 給気用送風機
17 排気用送風機
18 中性能フィルター
19 NOXフィルター
20 熱交換素子
21 補強用部材
22 エルボ管
23 フレキシブルチューブ
23A フレキシブルチューブ
29 掛具
30A 係合部
31 既存の窓サッシ止め具
31A 追加の窓サッシ止め具
32 前板
33 後板
【発明の属する技術分野】
本発明は、窓を利用し室内空気を排気したり、室外空気を同時に給気する窓取付形換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、都市部における集合住宅のうち大半が賃貸住宅で、賃貸住宅の物件を調査すると壁面に設けられた換気用の孔は、主としてレンジ用、トイレ用、浴室用等に限定されるもので賃貸住宅ではその性格上壁面に換気用の孔を設けるのは不可能で、壁面に新たに換気装置を設置するのは困難であるため、壁面に換気用の孔を設けなくても良いように窓を利用する窓用換気扇が開発されていた。
【0003】
従来、この種の窓用換気扇は、窓部分に換気扇本体を直接取り付けていた(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第2816072号公報([0014]図2、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の窓用換気扇の構成では、従来のために設けられている窓の採光面積が減少するという課題があった。
【0006】
また、幅の広い換気扇本体がサッシ枠と窓サッシ間に配設されることにより、引き違いとなる2枚の窓サッシの合わせ框の位置が大きくずれることとなり、合わせ框同志が対向することがなくなり合わせ框とガラス板間に形成される隙間を通り空気が流通し、気密性能が大幅に低下するとともに、防音効果も低下するという課題があった。
【0007】
また、窓の戸締りが不十分となり防犯上の問題が発生するという課題があった。
【0008】
また、窓にカーテンを設けている場合には、カーテンを締めてしまうと換気が機能しなくなるという課題があった。
【0009】
本発明は、上記課題を解決するもので、窓の採光面積の大幅な減少および、気密性能、防音効果が大幅に低下するのを防止できる窓取付形換気装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の窓取付形換気装置は、サッシ枠と窓サッシ間に配設される幅挟の形状で一端に通風口が開口された扁平筒状部と、この扁平筒状部に幅広に拡大しながら連設される拡大部とによりなる窓取付用通風体と、この窓取付用通風体が配設されない部分のサッシ枠と窓サッシ間の空間を遮蔽するスペーサと、前記窓サッシの合わせ框部間の隙間を閉鎖するように設けられるパッキン材とを備え、前記窓取付用通風体に送風装置を設けたことを特徴としたものである。
【0011】
また、本発明の窓取付形換気装置は、窓取付用通風体の扁平筒状部の左右の幅を窓サッシの合わせ框部の幅より小さく形成したことを特徴としたものである。
【0012】
また、本発明の窓取付形換気装置は、窓取付用通風体の扁平筒状部の左右にサッシ枠と係合する枠側リブと窓サッシに係合する窓側リブを設けたことを特徴としたものである。
【0013】
また、本発明の窓取付形換気装置は、スペーサの左右にサッシ枠を係合する枠側突部と窓サッシに係合する窓側突部を設けたことを特徴としたものである。
【0014】
また、本発明の窓取付形換気装置は、窓取付用通風体の扁平筒状部の内部に補強用部材を設けたことを特徴としたものである。
【0015】
また、本発明の窓取付形換気装置は、サッシ枠と窓サッシ間に配設される幅挟の形状で一端に通風口が開口された扁平筒状部と、この扁平筒状部に幅広に拡大しながら連設される拡大部とによりなる窓取付用通風体と、この窓取付用通風体が配設されない部分のサッシ枠と窓サッシ間の空間を遮蔽するスペーサと、前記窓サッシの合わせ框部間の隙間を閉鎖するように設けられるパッキン材と、前記窓取付用通風体の拡大部に設けられるエルボ管と、このエルボ管にフレキシブルチューブを介して設けられる送風手段とを備えたことを特徴としたものである。
【0016】
また、本発明の窓取付形換気装置は、給気用の窓取付用通風体と排気用の窓取付用通風体に区別して設け、送風手段を給気用送風機と排気用送風機により形成し、前記給気用の窓取付用通風体および排気用の窓取付用通風体と、給気用送風機および排気用送風機のそれぞれをフレキシブルチューブで連結したことを特徴としたものである。
【0017】
また、本発明の窓取付形換気装置は、給気用送風機の上流側に中性能以上のフィルターとNOXフィルターを設けたことを特徴としたものである。
【0018】
また、本発明の窓取付形換気装置は、送風手段に給気用送風機の給気流と排気用送風機の排気流との間で熱交換を行う熱交換素子を設けたことを特徴としたものである。
【0019】
また、本発明の窓取付形換気装置は、外側の窓サッシの合わせ框部に設けられる既存の窓サッシ止め具を前後より挟む前板と、内側の窓サッシに設けた掛具が係合する係合部を設けた後板とにより形成される追加の窓サッシ止め具を備え、前記前板に対し後板を左右に移動自在で係止可能としたことを特徴としたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、サッシ枠と窓サッシ間に配設される幅挟の形状で一端に通風口が開口された扁平筒状部と、この扁平筒状部に幅広に拡大しながら連設される拡大部とによりなる窓取付用通風体と、この窓取付用通風体が配設されない部分のサッシ枠と窓サッシ間の空間を遮へいするスペーサと、前記窓サッシの合わせ框部間の隙間を閉鎖するように設けられるパッキン材とを備え、前記窓取付用通風体に送風手段を設けたものであり、窓部分には窓取付用通風体の幅挟の扁平筒状部が配設されるので窓の採光面積の大幅に減少するのが防止されるとともに、窓サッシの合わせ框部間の隙間に設けられるパッキン材により気密性能および防音効果が大幅に低下するのを防止できるという作用を有する。
【0021】
以下、本発明の実施の形態について図1〜図11を参照しながら説明する。
【0022】
(実施の形態1)
図1〜図4に示すように、サッシ枠1と窓サッシ2間に配設される幅挟の形状で一端に通風口3を開口し、外壁の左右にサッシ枠1に係合する枠側リブ4と窓サッシ2に係合する窓側リブ5を設けた扁平筒状部6と、扁平筒状部6に幅広に拡大しながら連設される拡大部7とにより窓取付用通風体8を形成し、拡大部7には送風手段9を設け、扁平筒状部6の幅を窓サッシ2の合わせ框部10の幅より小さい20mm以下に形成する。
【0023】
そして、窓取付用通風体8が配設されない部分のサッシ枠1と窓サッシ2間の空間を遮へいするようにサッシ枠1に係合する枠側突部11と窓サッシ2に係合する窓側突部12を設けパッキン14を貼付けたスペーサ14を形成し、2枚の窓サッシ2の対向する合わせ框部10間の隙間を閉鎖するパッキン材15を備え構成する。
【0024】
上記構成において、窓取付形換気装置を窓に取り付けるときには、窓取付用通風体8に設けた枠側リブ4をサッシ枠1に係合し、サッシ枠1の上方部分に窓取付用通風体8を設け、窓取付用通風体8の下方に枠側突部11をサッシ枠1に係合して設け窓サッシ2を閉鎖し窓サッシ2に、窓取付用通風体8の窓側リブ5を係合するとともに、スペーサ14の窓側突部12を係合して取り付ける。
【0025】
また、パッキン材15はあらかじめ2枚の窓サッシ2の一方側に合わせ框部10に貼り付けておく、このことにより、パッキン材15は2枚の窓サッシ2の合わせ框部10間の隙間が閉鎖されることとなる。
【0026】
そして、窓取付形換気装置を運転すると、送風手段9により室内の汚染された空気が窓取付用通風体2の拡大部7から扁平筒状部6を通り通風口3より室外に排気される。このとき、サッシ枠1と窓サッシ2間は枠側リブ4と窓側リブ5を設けた窓取付用通風体8と枠側突部11と窓側突部12を設けたスペーサ14により密閉状態となっている。
【0027】
また、引き違いされた2枚の窓サッシ2の合わせ框部10間の隙間はパッキン材14により閉鎖された状態となっている。
【0028】
このように本発明の実施の形態1の窓取付形換気装置によれば、サッシ枠1と窓サッシ2間に配設される幅挟の形状で一端に通風口3が開口された扁平筒状部6と、扁平筒状部6に幅広に拡大しながら連設される拡大部7とにより窓取付用通風体8を形成し、窓取付用通風体8の配設されていない部分のサッシ枠1と窓サッシ2間の空間を遮へいするスペーサ14と2枚の窓サッシ2の合わせ框部10間の隙間を閉鎖するように設けられる貼付け可能なパッキン材15とを備え、窓取付用通風体8の拡大部7に送風手段9を設けたので、窓部分には窓取付用通風体8の幅挟の扁平筒状部6が配設されることとなり、窓の採光面積が減少するのが少なくなる。
【0029】
また、サッシ枠1と窓サッシ2間には窓取付用通風体8とスペーサ14が介在することにより遮へいされ、さらに2枚の窓サッシ2の合わせ框部10間に設けたパッキン材15により合わせ框部10間に形成される隙間が閉鎖され、室内と室外との隙間等による連通が遮断され、気密性能および防音効果が大幅に低下するのが防止できる。
【0030】
また、カーテンを設けている場合においても、換気の機能がさまたげられることがない。
【0031】
また、窓取付用通風体8の扁平筒状部6の左右の幅を窓サッシ2の合わせ框部10の幅より小さく形成したので合わせ框部10の一部が必ず対向することとなり、この対向部分にパッキン材15を設けることによりパッキン材15を有効に機能させることができる。
【0032】
また、窓取付用通風体8の扁平筒状部6の左右にサッシ枠1と窓サッシ2に係合する枠側リブ4と窓側リブ5を設けたので窓取付用通風体8の変形が防止されるとともに、気密性能を確保することができる。
【0033】
また、スペーサ14の左右にサッシ枠1に係合する枠側突部11と窓サッシ2側に係合する窓側突部12を設けたので、スペーサ14の取り付けが確実となり、気密性能を確保することができる。
【0034】
なお、実施の形態1の窓取付形換気装置においては、窓取付用通風体8を窓の上部に設けたが下方または中間の何れの位置に設けても良いものであり、また、送風手段9を排気用として説明したが給気用としても良いことはいうまでもない。
【0035】
(実施の形態2)
図5〜図8に示すように、床面に設けられる送風手段9Aを給気用送風機16と排気用送風機17により形成し、給気用送風機16の上流側に中性能以上のフィルター18とNOXフィルター19を設け、給気用送風機16の給気流と排気用送風機17の排気流との間で熱交換を行う熱交換素子20を設け、窓取付用通風体8Aの扁平筒状部6Aの内部にはほぼレール形状の補強用部材21を複数設け、窓取付用通風体8Aの拡大部7Aに回動自在にエルボ管22を設け、エルボ管22の他端にフレキシブルチューブ23を接続し、フレキシブルチューブ23の他端を送風手段9Aに接続する。
【0036】
そして、同時に給排気を行う場合には、窓の上方部にパッキン8aを介して設けられる窓取付用通風体8Aを給気用とし、窓の下方部に設けられる排気用には窓取付用通風体8Aと同一構造の窓取付用通風体8Bを別個に設け、窓取付用通風体8Aに接続されたフレキシブルチューブ23の他端を送風手段9Aの室外側給気口24に接続し、窓取付用通風体8Bに接続されたフレキシブルチューブ23Aの他端を送風手段9Aの室外側排気口25に接続し、送風手段9Aには室内側に面して室内側排気口26と室内側給気口27が設けられ、窓取付用通風体8Aと窓取付用通風体8Bとの間にはスペーサ14Aを設け構成する。
【0037】
上記構成において、窓取付形換気装置を運転すると、送風手段9Aの給気用送風機16と排気用送風機17が運転され、排気用送風機17により室内空気が室内側排気口26より吸気され、熱交換素子20を通る間に室内空気の熱分が熱交換素子20に蓄熱され、その後室内側排気口25よりフレキシブルチューブ23Aを介して窓取付用通風体8Bに送られ室外に排気される。
【0038】
一方、給気用送風機16により、室外空気が窓取付用通風体8Aより給気され、フレキシブルチューブ23を通って室外側給気口24より送風手段9Aに給気され、送風手段9A内に設けた中性能以上のフィルター18とNOXフィルター19により、室外空気中に含まれている微細な粉塵や、NOXガスが除去され、浄化された空気が熱交換素子20に送られ、熱交換素子20に蓄熱された室内空気の熱分を回収し室内側給気口27より室内に給気される。
【0039】
このように本発明の実施の形態2の窓取付形換気装置によれば、窓取付用通風体8Aの扁平筒状部6Aの内部に補強用部材21を複数設けたので、扁平筒状部6Aの剛性が高まり、変形を防止することができる。
【0040】
また、窓取付用通風体8Aの拡大部7Aに回動自在にエルボ管22を設けエルボ管22にフレキシブルチューブ23を介して設けられる送風手段9Aを備えたので、室内の家具やカーテン等の配置に関係なく、送風手段9Aを設置でき、設置範囲が拡大し、設置が容易となり、有効に換気を行うことができる。
【0041】
また、窓取付用通風体8Aを給気用とし、別個に窓取付用通風体8Bを排気用に区別して設け、送風手段9Aを給気用送風機16と排気用送風機17により形成し、給気用の窓取付用通風体8Aと排気用の窓取付用通風体8Bと、給気用送風機16および排気用送風機17のそれぞれをフレキシブルチューブ23、23Aで連結したので、給気と排気を同時に行うことができ、気密性の高い建物でも効果的に換気を行うことができる。
【0042】
また、給気用送風機16の上流側に中性能以上のフィルター18とNOXフィルター19を設けたので、都市部の外気が自動車の排気ガス等で汚染されている場合においても、ディーゼル粉塵やNOXガス等を除去したのち、室内に給気することにより、室内の環境が悪化されるのが防止でき、環境が良化されることにより喘息等の疾病を予防することができる。
【0043】
また、送風手段9Aに給気用送風機16の給気流と排気用送風機17の排気流との間で熱交換を行う熱交換素子20を設けたので、熱交換素子20により室内空気の熱エネルギーを給気空気に回収することができ、換気によるエネルギーロスを少なくすることができる。
【0044】
なお、実施の形態2では送風手段9Aを床面に設置したものを用いて説明したが、他の例として図9に示すように送風手段9Bを壁面28に設けても良いことはいうまでもない。
【0045】
(実施の形態3)
図10および図11に示すように、窓サッシのうち、外側に設けられる窓サッシ2Aの合わせ框部10Aに、内側に設けられる窓サッシ2Bの合わせ框部10Bに設けた施錠部となる回動して掛ける掛具29が係合する係合部30を設けた既存の窓サッシ止め具31を前後において挟む前板32と窓サッシ2Bに設けた既存の掛具29が係合する係合部30Aを設けた後板33とにより形成される追加の窓サッシ止め具31Aを備え、前板32には横方向に一対の長溝34を設け、後板33には前板32の長溝34に摺動するねじ部35を設け、ねじ部35にワッシャ36およびナット37を螺合して後板33を所定位置において係止できるように構成する。
【0046】
上記構成において、サッシ枠1と窓サッシ2Bとの間に配設された窓取付用通風体8Aと窓取付用通風体8Bおよびスペーサ13Aにより窓サッシ2Bの合わせ框部10Bの位置が窓サッシ2Aの合わせ框部10Aよりずれることとなるので、このような状態において施錠するときには、窓サッシ2Aに設けた既存の窓サッシ止め具31に設けられる追加の窓サッシ止め具31Aを前板32に対し後板33を横動して窓サッシ2Bに設けた掛具29が追加の窓サッシ止め具31Aの係合部30Aに係合するように位置調整をする。
【0047】
そして、追加の窓サッシ止め具31Aを位置調整して係止しておくことにより、窓サッシ2Bに設けた既存の掛具29を回動して、掛具29を追加の窓サッシ止め具31Aの係合部30Aに係合して施錠することができる。
【0048】
このように本発明の実施の形態3の窓取付形換気装置によれば、外側の窓サッシ2Aの合わせ框部10Aに設けられる既存の窓サッシ止め具31を前後より挟む前板32と、内側の窓サッシ2Bに設けた既存の掛具29が係合する係合部30Aを設けた後板33とにより形成される追加の窓サッシ止め具31Aを備え、前板32に横方向に設けた長溝34に摺動するねじ部35を介して前板32に対して後板33を左右に移動自在でねじ部35に螺合するナット37により所定位置で係止可能としたので、窓取付形換気装置を設置していなかった今迄通り、窓を施錠することができ、防犯上の効果を今迄と同様にもたらすことができる。
【0049】
【発明の効果】
以上の実施の形態から明らかなように、本発明によればサッシ枠と窓サッシ間に配設される幅挟の形状で一端に通気口が開口された扁平筒状部と、この扁平筒状部に幅広に拡大しながら連設される拡大部とによりなる窓取付用通風体と、この窓取付用通風体が配設されない部分のサッシ枠と窓サッシ間の空間を遮へいするスペーサと、前記窓サッシの合わせ框部間の隙間を閉鎖するように設けられるパッキン材とを備え、前記窓取付用通風体に送風装置を設けたので、窓の採光面積の大幅な減少および、気密性能、防音効果が大幅に低下するのを防止できる窓取付形換気装置を提供できる。
【0050】
また、窓取付用通風体の扁平筒状部の左右の幅を窓サッシの合わせ框部の幅より小さく形成したので、合わせ框部に設けられるパッキン材の機能を有効に発揮することができる。
【0051】
また、窓取付用通風体の扁平筒状部の左右にサッシ枠と係合する枠側リブと窓サッシに係合する窓側リブを設けたので、扁平筒状部の変形防止および気密性能を確保することができる。
【0052】
また、スペーサの左右にサッシ枠と係合する枠側突部と窓サッシに係合する窓側突部を設けたので、スペーサの取り付けが確実となり、気密性能を確保することができる。
【0053】
また、窓取付用通風体の扁平筒状部の内部に補強用部材を設けたので、扁平筒状部の剛性が高まり変形を防止することができる。
【0054】
また、窓取付用通風体の拡大部に設けられるエルボ管と、このエルボ管にフレキシブルチューブを介して設けられる送風手段とを備えたので、送風手段を家具等の邪魔にならない位置に設けることができ、効果的に換気を行うことができる。
【0055】
また、給気用の窓取付用通風体と排気用の窓取付用通風体に区別して設け、送風手段を給気用送風機と排気用送風機により形成し、前記給気用の窓取付用通風体および、排気用の窓取付用通風体と、給気用送風機および排気用送風機のそれぞれをフレキシブルチューブで連結したので、気密性能の高い建物でも効果的に換気を行うことができる。
【0056】
また、給気用送風機の上流側に中性能以上のフィルターとNOXフィルターを設けたので、外気中に含まれるディーゼル粉塵やNOXガスが除去されて室内に給気されることとなり室内の環境の悪化するのが防止でき、喘息等の疾病を予防することができる。
【0057】
また、送風手段に給気用送風機の給気流と排気用送風機の排気流との間で熱交換を行う熱交換素子を設けたので、換気によるエネルギーロスを少なくすることができる。
【0058】
また、外側の窓サッシの合わせ框部に設けられる既存の窓サッシ止め具を前後より挟む前板と内側の窓サッシに設けた掛具が係合する係合部を設けた後板とにより形成される追加の窓サッシ止め具を備え、前記前板に対し後板を左右に移動自在で係止可能としたので、窓取付形換気装置を設置していなかった今迄通りに、窓を施錠することができ、防犯上の効果を今迄と同様にもたらすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の窓取付形換気装置の設置状態を示す断面図
【図2】同窓取付形換気装置のスペーサの斜視図
【図3】同窓取付形換気装置の窓取付用通風体と送風手段の斜視図
【図4】同窓取付形換気装置の設置状態を示す斜視図
【図5】本発明の実施の形態2の窓取付形換気装置の送風手段の断面図
【図6】同窓取付形換気装置の窓取付用通風体の斜視図
【図7】同窓取付形換気装置の設置状態を示す断面図
【図8】同窓取付形換気装置の設置状態を示す斜視図
【図9】同他の例の窓取付形換気装置の設置状態を示す斜視図
【図10】本発明の実施の形態3の窓サッシ止め具の構成を示す斜視図
【図11】同窓サッシ止め具を設けた窓取付形換気装置の設置状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 サッシ枠
2 窓サッシ
2A 窓サッシ
2B 窓サッシ
3 通風口
4 枠側リブ
5 窓側リブ
6 扁平筒状部
6A 扁平筒状部
7 拡大部
7A 拡大部
8 窓取付用通風体
8A 窓取付用通風体
8B 窓取付用通風体
9 送風手段
9A 送風手段
9B 送風手段
10 合わせ框部
10A 合わせ框部
11 枠側突部
12 窓側突部
14 スペーサ
14A スペーサ
15 パッキン材
16 給気用送風機
17 排気用送風機
18 中性能フィルター
19 NOXフィルター
20 熱交換素子
21 補強用部材
22 エルボ管
23 フレキシブルチューブ
23A フレキシブルチューブ
29 掛具
30A 係合部
31 既存の窓サッシ止め具
31A 追加の窓サッシ止め具
32 前板
33 後板
Claims (10)
- サッシ枠と窓サッシ間に配設される幅挟の形状で一端に通風口が開口された扁平筒状部と、この扁平筒状部に幅広に拡大しながら連設される拡大部とによりなる窓取付用通風体と、この窓取付用通風体が配設されない部分のサッシ枠と窓サッシ間の空間を遮蔽するスペーサと、前記窓サッシの合わせ框部間の隙間を閉鎖するように設けられるパッキン材とを備え、前記窓取付用通風体に送風装置を設けた窓取付形換気装置。
- 窓取付用通風体の扁平筒状部の左右の幅を窓サッシの合わせ框部の幅より小さく形成した請求項1記載の窓取付形換気装置。
- 窓取付用通風体の扁平筒状部の左右にサッシ枠と係合する枠側リブと窓サッシに係合する窓側リブを設けた請求項1または2記載の窓取付形換気装置。
- スペーサの左右にサッシ枠を係合する枠側突部と窓サッシに係合する窓側突部を設けた請求項1記載の窓取付形換気装置。
- 窓取付用通風体の扁平筒状部の内部に補強用部材を設けた請求項1または2記載の窓取付形換気装置。
- サッシ枠と窓サッシ間に配設される幅挟の形状で一端に通風口が開口された扁平筒状部と、この扁平筒状部に幅広に拡大しながら連設される拡大部とによりなる窓取付用通風体と、この窓取付用通風体が配設されない部分のサッシ枠と窓サッシ間の空間を遮蔽するスペーサと、前記窓サッシの合わせ框部間の隙間を閉鎖するように設けられるパッキン材と、前記窓取付用通風体の拡大部に設けられるエルボ管と、このエルボ管にフレキシブルチューブを介して設けられる送風手段とを備えた窓取付形換気装置。
- 給気用の窓取付用通風体と排気用の窓取付用通風体に区別して設け、送風手段を給気用送風機と排気用送風機により形成し、前記給気用の窓取付用通風体および排気用の窓取付用通風体と、給気用送風機および排気用送風機のそれぞれをフレキシブルチューブで連結した請求項6記載の窓取付形換気装置。
- 給気用送風機の上流側に中性能以上のフィルターとNOXフィルターを設けた請求項7記載の窓取付形換気装置。
- 送風手段に給気用送風機の給気流と排気用送風機の排気流との間で熱交換を行う熱交換素子を設けた請求項7または8記載の窓取付形換気装置。
- 外側の窓サッシの合わせ框部に設けられる既存の窓サッシ止め具を前後より挟む前板と、内側の窓サッシに設けた掛具が係合する係合部を設けた後板とにより形成される追加の窓サッシ止め具を備え、前記前板に対し後板を左右に移動自在で係止可能とした請求項1、6または7記載の窓取付形換気装置。
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