JP2004167583A - 溶接トーチ - Google Patents
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Abstract
【課題】トーチボディの接続金具に対する着脱作業や給電ケーブルの接続金具に対する着脱作業を容易にして作業時間を短縮させ、それによって、溶接作業の作業効率の向上を図ることを可能にする溶接トーチを提供する。
【解決手段】接続金具3と、上記接続金具に対して着脱可能に設けられたトーチボディ1と、上記トーチボディの基端部又は上記接続金具の一端側に設けられた差込部21と、上記接続金具の一端側又は上記トーチボディの基端部に設けられ上記差込部が差し込まれる凹部23と、上記差込部を上記凹部内に差し込んだ状態で該差込部を弾性保持する差込部保持手段43とを具備したものである。
【選択図】 図2
【解決手段】接続金具3と、上記接続金具に対して着脱可能に設けられたトーチボディ1と、上記トーチボディの基端部又は上記接続金具の一端側に設けられた差込部21と、上記接続金具の一端側又は上記トーチボディの基端部に設けられ上記差込部が差し込まれる凹部23と、上記差込部を上記凹部内に差し込んだ状態で該差込部を弾性保持する差込部保持手段43とを具備したものである。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は溶接トーチに係り、特に、トーチボディと接続金具或いは接続金具と給電ケーブルを特に工具等を要することなく簡単に着脱することができるように工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の溶接トーチは、例えば、図7に示すような構成をなしている。溶接トーチは、トーチボディ101と、このトーチボディ101が着脱される接続金具103とから構成されている。上記トーチボディ101は次のような構成になっている。まず、トーチパイプ105があり、このトーチパイプ105の外周には被覆チューブ107が被覆されている。
【0003】
上記トーチパイプ105の先端側にはチップボディ109が螺合・接合されていて、このチップボディ109の外周側にはオリフィス111が配置されている。又、上記チップボディ109の先端側にはチップ113が螺合・接合されている。又、チップ113の外周側にはノズル115が配置されていて、上記オリフィス111に螺合・接合されている。上記チップボディ109にはシールドガス流出孔115が穿孔されていると共に、上記オリフィス111にもシールドガス流出孔117が穿孔されている。
【0004】
そして、シールドガスはトーチパイプ105内に供給され、そこからチップボディ109内に流入する。チップボディ109内に流入したシールドガスは、シールドガス流出孔115を介して、チップボディ109とオリフィス111との間に流出する。そして、オリフィス111に設けられたシールドガス流出孔117を介してオリフイス111とノズル115との間に流出し、そこから溶接部に噴射されることになる。
【0005】
又、図示しない溶接ワイヤは、トーチパイプ105内、チップボディ109内、チップ113内を通って先端に突出・配置される。そして、溶接時には、シールドガスによってシールドした状態で、溶接ワイヤと被溶接物との間にアークを発生させる。その際発生する熱を利用して所望の溶接を行っていくものである。
【0006】
ところで、上記構成をなすトーチボディ101は接続金具103に着脱可能に取り付けられることになるが、その着脱方式は次のようなものである。すなわち、接続金具103側には凹部121が形成されていて、この凹部121内にトーチボディ101側の後端部を差し込む。その状態で、接続金具103の外側から固定ねじ123をねじ込んでいく。固定ねじ123の先端部はトーチボディ101の後端部に形成された雌ねじ部に螺合されていき、それによって、トーチボディ101を接続金具103側に固定するものである。又、トーチボディ101を接続金具13側から外す場合には、上記固定ねじ123を緩めてトーチボディ101を引き抜けばよい。
【0007】
又、図7に示すような着脱方式以外にも、例えば、トーチボディ101側と接続金具103側を、いわゆる袋ナットによって螺合・接合する方式もある。この場合は、袋ナットを工具を使用して回転させることにより、トーチボディ101側と接続金具103側を螺合・接合させるものである。
【0008】
尚、本願発明に直接関係するものではないが、この種の溶接トーチを開示するものとして、特許文献1、特許文献2等がある。
【0009】
【特許文献1】
特開平11−170049号公報
【0010】
【特許文献2】
特開平10−323760号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、上記溶接トーチは、例えば、溶接ロボットに取り付けられた状態で使用されることになるが、その際、様々な理由によってトーチボディ101を接続金具103から外して新しいトーチボディ101と交換する作業が行われる。その際、上記したように、固定ねじ123をねじ込んだり緩めたりする作業が必要になるので、トーチボディ101の着脱作業が煩雑になってしまうという問題があった。
又、トーチボディ101の着脱を行う間は溶接作業を中断しなければならず、それによって、稼動率が低下してしまうという問題があった。
尚、このような問題は接続金具103と図示しない給電ケーブルとの着脱にもいえることである。
【0012】
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、トーチボディの接続金具に対する着脱作業や給電ケーブルの接続金具に対する着脱作業を容易にして作業時間を短縮させ、それによって、溶接作業の作業効率の向上を図ることを可能にする溶接トーチを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による溶接トーチは、接続金具と、上記接続金具に対して着脱可能に設けられたトーチボディと、上記トーチボディの基端部又は上記接続金具の一端側に設けられた差込部と、上記接続金具の一端側又は上記トーチボディの基端部に設けられ上記差込部が差し込まれる凹部と、上記差込部を上記凹部内に差し込んだ状態で該差込部を弾性保持する差込部保持手段と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2による溶接トーチは、請求項1記載の溶接トーチにおいて、上記接続金具の他端側に着脱可能に連結される給電ケーブルと、上記給電ケーブルの先端部又は上記接続金具の他端側に設けられた差込部と、上記接続金具の他端側又は上記給電ケーブルの先端部に設けられ上記差込部が差し込まれる凹部と、上記差込部を上記凹部内に差し込んだ状態で該差込部を弾性保持する差込部保持手段と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項3による溶接トーチは、請求項1又は請求項2記載の溶接トーチにおいて、上記差込部保持手段は、上記凹部の内周面に移動可能に配置された押圧部材と、上記凹部に設けられ上記押圧部材を内周方向に付勢する弾性部材と、から構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項4による溶接トーチは、請求項3記載の溶接トーチにおいて、上記差込部には上記差込部保持手段の押圧部材が嵌合する押圧部材嵌合凹部が形成されていることを特徴とするものである。
又、請求項5による溶接トーチは、請求項1〜請求項4の何れかに記載の溶接トーチにおいて、上記差込部は先細になるようにテーパ状に形成されていて、一方、上記凹部は上記差込部のテーパ形状に対応するように逆テーパ状に形成されていることを特徴とするものである。
又、請求項6による溶接トーチは、請求項1〜請求項5の何れかに記載の溶接トーチにおいて、上記差込部を上記凹部内に差し込んで上記トーチボディ及び又は上記給電ケーブルを上記接続金具に連結した状態で上記差込部を上記凹部から強制的に引き抜くように作用する差込部引抜手段が設けられていることを特徴とするものである。
又、請求項7による溶接トーチは、請求項1〜請求項6の何れかに記載の溶接トーチにおいて、上記差込部側に位置決め凸部又は位置決め凹部を設け、上記凹部側にそれに対応するように位置決め凹部又は位置決め凸部を設けるようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
すなわち、本願発明による溶接トーチは、接続金具と、上記接続金具に対して着脱可能に設けられたトーチボディと、上記トーチボディの基端部又は上記接続金具の一端側に設けられた差込部と、上記接続金具の一端側又は上記トーチボディの基端部に設けられ上記差込部が差し込まれる凹部と、上記差込部を上記凹部内に差し込んだ状態で該差込部を弾性保持する差込部保持手段と、を具備したことを特徴とするものであり、それによって、特に、工具を要することなくトーチボディと接続金具の着脱を容易に行うことができるものである。
その際、上記接続金具の他端側に着脱可能に連結される給電ケーブルと、上記給電ケーブルの先端部又は上記接続金具の他端側に設けられた差込部と、上記接続金具の他端側又は上記給電ケーブルの先端部に設けられ上記差込部が差し込まれる凹部と、上記差込部を上記凹部内に差し込んだ状態で該差込部を弾性保持する差込部保持手段と、を具備した構成が考えられ、つまり、接続金具とトーチボディだけでなく接続金具と給電ケーブルに関しても同様の連結構造とすることが考えられ、それによって、給電ケーブルと接続金具の着脱に関しても、工具を要することなく容易に行うことができるものである。
又、上記差込部保持手段としては、例えば、上記凹部の内周面に移動可能に配置された押圧部材と、上記凹部に設けられ上記押圧部材を内周方向に付勢する弾性部材と、から構成することが考えられる。
又、上記差込部に上記差込部保持手段の押圧部材が嵌合する押圧部材嵌合凹部を形成することが考えられる。
又、上記差込部を先細のテーパ状に形成し、一方、上記凹部を上記差込部のテーパ形状に対応するように逆テーパ状に形成することが考えられる。このようにテーパ形状にした場合には、差込部を凹部内に差し込んだときに強固な差込状態を得ることが可能になり、それによって、差込部側と凹部側の不用意な離脱を防止することができる。
又、上記差込部を上記凹部内に差し込んで上記トーチボディ及び又は上記給電ケーブルを上記接続金具に連結した状態で上記差込部を上記凹部から強制的に引き抜くように作用する差込部引抜手段を設けることが考えられる。すなわち、差込部を凹部内に差し込んだときに強固な差込状態を得られる反面、両者を離脱させるときに困難を要してしまうことが懸念される。そこで、上記差込部引抜手段を設けることより両者を容易に離脱させることができるようにしたものである。又、上記差込部側に位置決め凸部又は位置決め凹部を設け、上記凹部側にそれに対応するように位置決め凹部又は位置決め凸部を設けるようにし、それによって、両者の位置決めを容易にすることが考えられる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図4を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の形態による溶接トーチの全体の構成を示す半裁断図である。まず、トーチボディ1があり、このトーチボディ1は接続金具3に対して着脱可能に連結されている。上記トーチボディ1は次のような構成になっている。まず、トーチパイプ5があり、このトーチパイプ5の外周側には被覆チューブ7が被覆されている。
上記トーチパイプ5の材質としては、硬度が高く、且つ、導電性が高いものが好ましく、又、上記接続金具3の材質としては硬度が高いものが好ましい。そのようなものとしては、例えば、ベリリウム銅やベリリウム銅合金が考えられる。具体的には、例えば、YGB30、BeCu25等である。
【0016】
上記トーチパイプ5の先端側(図1中左側)にはチップボディ9が螺合・接合されている。このチップボディ9の先端にはチップ11が螺合・接合されている。上記チップボディ9の外周側にはオリフィス13が取り付けられていて、このオリフィス13の外周側にはノズル15が設置されている。又、上記チップボディ9にはシールドガス流出孔17が穿孔されていると共に、オリフィス13にもシールドガス流出孔19が穿孔されている。
【0017】
そして、シールドガスはトーチパイプ5内に供給され、そこからチップボディ9内に流入する。チップボディ9内に流入したシールドガスは、シールドガス流出孔17を介して、チップボディ9とオリフィス13との間に流出する。そして、オリフィス13に設けられたシールドガス流出孔19を介してオリフイス13とノズル15との間に流出し、そこから溶接部に噴射されることになる。
【0018】
又、図示しない溶接ワイヤは、トーチパイプ5内、チップボディ9内、チップ11内を通って先端に突出・配置される。そして、溶接時には、シールドガスによってシールドした状態で、溶接ワイヤと被溶接物との間にアークを発生させる。その際発生する熱を利用して所望の溶接を行っていくものである。
【0019】
上記構成をなすトーチボディ1は接続金具3に対して工具類等を要することなく簡単に着脱できる構造になっている。以下、詳細に説明する。
まず、トーチボディ1のトーチパイプ5の基端部は差込部21となっていて、この差込部21は、図2にも示すように、先細状になるようにテーパ形状に形成されている(図中右側に向かって先細になるように形成されている)。又、上記差込部21の基端側(図中左側)には押圧部材嵌合凹部としての環状溝23が形成されている。又、上記環状溝23の更に基端側には位置決め凸部としての位置決めピン25が取り付けられている。
【0020】
一方、接続金具3側は次のような構成になっている。まず、接続金具内筒31があり、この接続金具内筒31の先端部側(図中左側)には凹部32が形成されている。又、この接続金具内筒31の上記凹部32には複数個の貫通孔33が穿孔されていて、これら複数個の貫通孔33内には押圧部材としてのボール35が半径方向に移動可能であって半径方向内周側への抜けを防止された状態で収容・配置されている。つまり、上記貫通孔33が半径方向内周側に向けて先細になるようにテーパ状に形成されているものである。
上記接続金具内筒31の材質としては、硬度が高いものが好ましく、そのようなものとしては、例えば、ベリリウム銅やベリリウム銅合金が考えられる。具体的には、例えば、YGB30、BeCu25等である。又、上記ボール35の材質としては、電触防止を図ることができ、硬度が高く、且つ、耐摩耗性が高いものが好ましく、例えば、一例としてセラミックス製とすることが考えられる。
【0021】
上記接続金具内筒31の外周側には接続金具中間筒37が設置されている。上記接続金具中間筒37の断付部39と接続金具内筒31の断付部41との間には弾性部材としてのコイルスプリング43が設けられている。又、上記接続金具中間筒37の上記ボール35に対応した位置にはテーパ部45が設けられている。上記接続金具中間筒37は上記コイルスプリング43によるスプリング力によって図中左方向に付勢されている。その結果、上記テーパ部45の作用によって複数個のボール35は半径方向内周側に付勢されていて、トーチボディ1のトーチパイプ5の環状溝23に押し付けられている。
【0022】
又、上記接続金具中間筒37の外周側には接続金具外筒47が設置されている。 又、既に説明した接続金具中間筒37側の所定位置には位置決め溝49が形成されている。この位置決め溝49内に既に説明した位置決めピン25を差し込むことにより、トーチボディ1の向きを所定の向きに設定するものである。
【0023】
上記トーチパイプ5には差込部引抜手段としての引抜ナット51が螺合されている。又、図3にも示すように、この引抜ナット51の外周部には凹部53が形成されている。又、既に説明した接続金具外筒47側にはピン55が突設されていて、これらピン55は上記凹部53内に挿入されている。そして、トーチボディ1を接続金具3から離脱させる場合には、接続金具外筒47を回転させる。この接続金具外筒47の回転によって、ピン55及び凹部53を介して引抜ナット51が回転する。この引抜ナット51の回転によって、差し込まれていたトーチパイプ5が強制的に引抜かれることになる。
【0024】
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、トーチボディ1側を接続金具3側に連結する場合であるが、図4(a)に示すように、トーチボディ1側のトーチパイプ5の先端部の差込部21を接続金具3内に差し込んでいく。上記差込部21の差込によって、図2に示すように、接続金具3側の複数個のボール35がコイルスプリング43のスプリング力に抗して半径方向外周側に付勢されていく。
【0025】
そして、差込部21の差込動作が所定量に達すると、複数個のボール35が差込部21の環状溝23の位置に達する。それによって、複数個のボール35を半径方向外周側に付勢する付勢力が解除されることになり、複数個のボール35はコイルスプリング43のスプリング力によって環状溝23側に押し付けられる。これによって、差込部21の差込動作は完了することになる。又、差込部21の差込状態は、上記複数個のボール35が環状溝23内に押圧されることにより保持される。それによって、トーチボディ1の接続金具3への連結作業が完了する。その様子を図4(b)に示す。
【0026】
次に、連結されているトーチボディ1を接続金具3側から引き抜く場合について説明する。この場合には、差し込まれてトーチパイプ5の差込部21を接続金具3側から引き抜けば良い。すなわち、コイルスプリング43のスプリング力に抗して差込部21を引き抜くことにより、複数個のボール35による保持は解除され、そのまま引き抜かれることになる。
【0027】
又、差込部21はテーパ形状になっていると共に、接続金具3側の接続金具内筒31もテーパ形状になっている。よって、差込部21を接続金具3側に差し込むことにより、両テーパ形状部が作用して強固な差込状態が提供されることになる。その結果、単にトーチパイプ5を引き抜こうとしても不可能な場合がある。この場合には次のような作業を行う。
【0028】
まず、引抜ナット51は、図2中仮想線で示すような状態にある。そこで、該引抜ナット51を回転させながら図2中右側に移動させていき、凹部53内にピン55を挿入させた状態とする。次に、接続金具3側の接続金具外筒47を回転・操作する。それによってピン55及び凹部53を介して引抜ナット51が、図2中実線で示すような状態になるまで回転される。この引抜ナット51の回転によって、そこに螺合しているトーチパイプ5の差込部21は接続金具3側から強制的に引抜かれることになる。
【0029】
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、トーチボディ1の接続金具3側に対する着脱作業が簡単になった。つまり、何等工具類を使用することなく、単に、トーチパイプ5の差込部21を接続金具内筒31の凹部32内に差し込むだけで連結させることができるからである。又、トーチボディ1を接続金具3側から離脱させる場合も、特に工具類を使用することなく、単に、トーチパイプ5の差込部21を接続金具内筒31の凹部32内より引き抜くだけで離脱させることができるからである。このように、トーチボディ1の接続金具3側に対する着脱作業が簡単になったことにより、溶接作業時におけるトーチボディ1の交換作業が簡単になり、その結果、溶接ロボット等の稼動率を向上させることができるようになった。
又、差込部21はテーパ形状になっており、又、接続金具3側の接続金具内筒31側もテーパ形状になっているので、両テーパ形状部の作用によって強固な差込状態を得ることができ、それによって、溶接作業時におけるトーチボディ1の不用意な離脱を防止することができるものである。
又、差込部21と接続金具内筒31の凹部32をテーパ形状にして両者を確実に密着・固定させることにより、給電の安定化を図ることができる。
又、上記差込部21と接続金具3側の接続金具内筒31が強固に連結されていて簡単に引き抜くことが出来ないような場合には、接続金具外筒47を回転させて引抜ナット51を回転させることにより、トーチパイプ5の差込部21を強制的に引き抜くことができる。よって、トーチパイプ5の引抜ができなくて溶接作業の稼動率が低下してしまうようなことを防止することができる。
又、位置決めピン25と位置決め溝49の作用によって、トーチボディ1側の接続金具3側に対する位置を所定の位置に確実に設定することができるので、それによっても、作業性の向上を図ることができる。
又、トーチパイプ5、接続金具3、接続金具内筒31、ボール35の材質を所定の材質にしているので、不用意な損傷を防止できると共に必要な給電も確実に行えるものである。
【0030】
次に、図5を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。前期第1の実施の形態においては、引抜ナット51を設けて、差込部21を強制的に引抜可能に構成したが、この第2の実施の形態の場合には、そのような構成をなくした例を示すものである。
尚、前記第1の実施の形態の場合と同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
このように、差込部引抜手段を設けない構成も考えられるものである。
【0031】
次に、図6を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態や第2の実施の形態の場合には、トーチボディ1側と接続金具3側との着脱例を示すものであったが、この第2の実施の形態の場合には、トーチボディ1側と接続金具3側との着脱だけでなく、接続金具3側と給電ケーブル71側との着脱についても同様に構成した例を示すものである。
【0032】
すなわち、図6に示すように、接続金具3にはトーチボディ1側との連結構造部と同じ構成の連結構造部が給電ケーブル71側にも設けられている。又、給電ケーブル71側には、トーチボディ1のトーチパイプ5の差込部21と同様の差込部73が設けられている。この差込部73にも環状溝75が形成されている等、トーチボディ1側の差込部21と同様の構成になっている。つまり、給電ケーブル71と接続金具3側との着脱についても、トーチボディ1側と接続金具3側との着脱と同様に、特に工具類を使用することなく簡単に行えるように構成したものである。
尚、前記第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
【0033】
したがって、前記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができると共に、給電ケーブル71側との着脱についても同様に簡単なものとなる。
【0034】
尚、本発明は前記第1乃至第3の実施の形態に限定されるものではない。
前記第1の実施の形態及び第2の実施の形態の場合には、トーチボディ側に差込部を設けると共に接続金具側に凹部を設けた構成としたが、それに限定されるものではなく、トーチボディ側に凹部を設けると共に接続金具側に差込部を設ける構成でもよい。
同様に、接続金具と給電ケーブルとの関係においても、差込部と凹部を何れに設けるかは任意である。
又、前記各実施の形態では、押圧部材としてのボールに対してトーチボディ側に環状溝を形成した例を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、半球状の凹部を形成するようにしてもよい。その他、様々な押圧部材と押圧部材嵌合凹部の構成が考えられる。
又、前記各実施の形態では、例えば、溶接トーチをロボットに取り付けて使用する場合を例に挙げて説明したが、それはあくまで一例であって、例えば、半自動トーチとして使用することもあり、その使用形態を特に限定するものではない。
又、差込部引抜手段の構成としても様々なものが考えられ、要は、差込部を強制的に引き抜くことができるようなものであればよい。
その他図示した構成はあくまで一例である。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明による溶接トーチによると、まず、トーチボディの基端部又は上記接続金具の一端側に差込部を設けると共に、上記接続金具の一端側又は上記トーチボディの基端部に上記差込部が差し込まれる凹部を設け、上記差込部を上記凹部内に差し込んだ状態を差込部保持手段によって保持可能に構成したので、特に、工具類を要することなくトーチボディと接続金具の着脱を容易に行うことができるようになった。その結果、トーチボディの交換作業が簡単なものとなり、溶接作業時における稼動率の向上を図ることができるようになった。
又、接続金具とトーチボディだけでなく接続金具と給電ケーブルに関しても同様の連結構造とした場合には、トーチボディと接続金具の着脱に関しても、特に、工具類を要することなく容易に行うことができるようになった。
又、差込部を先細のテーパ状に形成し、一方、上記凹部を上記差込部のテーパ形状に対応するように逆テーパ状に形成した場合には、強固な差込状態を得ることができるようになり、それによって、溶接時における不用意な離脱等を防止することができる。
又、上記差込部を上記凹部内に差し込んで上記トーチボディ及び又は上記給電ケーブルを上記接続金具に連結した状態で上記差込部を上記凹部から強制的に引き抜くように作用する差込部引抜手段を設けた場合には、引抜作業が容易なものとなる。
又、差込部側に位置決め凸部又は位置決め凹部を設け、凹部側にそれに対応するように位置決め凹部又は位置決め凸部を設けるようにした場合には、それによって、両者の位置決めを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、溶接トーチの全体の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1のII部を拡大して示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図3(a)は引抜ナットの断面図、図3(b)は図3(a)のb−b矢視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図4(a)はトーチボディを接続金具側に差し込んでいく様子を記す半裁断面図、図4(b)はトーチボディを接続金具側に差し込んで連結した様子を示す半裁断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す図で、トーチボディと接続金具の連結部の構成を示す半裁断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す図で、溶接トーチの一部断面図である。
【図7】従来例を示す図で、溶接トーチの全体の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 トーチボディ
3 接続金具
5 トーチパイプ
21 差込部
23 環状溝
25 位置決めピン
31 接続金具内筒
33 孔
35 ボール
43 コイルスプリング
45 テーパ部
47 接続金具外筒
49 位置決め溝
51 引抜ナット(差込部引抜手段)
71 給電ケーブル
【発明が属する技術分野】
本発明は溶接トーチに係り、特に、トーチボディと接続金具或いは接続金具と給電ケーブルを特に工具等を要することなく簡単に着脱することができるように工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の溶接トーチは、例えば、図7に示すような構成をなしている。溶接トーチは、トーチボディ101と、このトーチボディ101が着脱される接続金具103とから構成されている。上記トーチボディ101は次のような構成になっている。まず、トーチパイプ105があり、このトーチパイプ105の外周には被覆チューブ107が被覆されている。
【0003】
上記トーチパイプ105の先端側にはチップボディ109が螺合・接合されていて、このチップボディ109の外周側にはオリフィス111が配置されている。又、上記チップボディ109の先端側にはチップ113が螺合・接合されている。又、チップ113の外周側にはノズル115が配置されていて、上記オリフィス111に螺合・接合されている。上記チップボディ109にはシールドガス流出孔115が穿孔されていると共に、上記オリフィス111にもシールドガス流出孔117が穿孔されている。
【0004】
そして、シールドガスはトーチパイプ105内に供給され、そこからチップボディ109内に流入する。チップボディ109内に流入したシールドガスは、シールドガス流出孔115を介して、チップボディ109とオリフィス111との間に流出する。そして、オリフィス111に設けられたシールドガス流出孔117を介してオリフイス111とノズル115との間に流出し、そこから溶接部に噴射されることになる。
【0005】
又、図示しない溶接ワイヤは、トーチパイプ105内、チップボディ109内、チップ113内を通って先端に突出・配置される。そして、溶接時には、シールドガスによってシールドした状態で、溶接ワイヤと被溶接物との間にアークを発生させる。その際発生する熱を利用して所望の溶接を行っていくものである。
【0006】
ところで、上記構成をなすトーチボディ101は接続金具103に着脱可能に取り付けられることになるが、その着脱方式は次のようなものである。すなわち、接続金具103側には凹部121が形成されていて、この凹部121内にトーチボディ101側の後端部を差し込む。その状態で、接続金具103の外側から固定ねじ123をねじ込んでいく。固定ねじ123の先端部はトーチボディ101の後端部に形成された雌ねじ部に螺合されていき、それによって、トーチボディ101を接続金具103側に固定するものである。又、トーチボディ101を接続金具13側から外す場合には、上記固定ねじ123を緩めてトーチボディ101を引き抜けばよい。
【0007】
又、図7に示すような着脱方式以外にも、例えば、トーチボディ101側と接続金具103側を、いわゆる袋ナットによって螺合・接合する方式もある。この場合は、袋ナットを工具を使用して回転させることにより、トーチボディ101側と接続金具103側を螺合・接合させるものである。
【0008】
尚、本願発明に直接関係するものではないが、この種の溶接トーチを開示するものとして、特許文献1、特許文献2等がある。
【0009】
【特許文献1】
特開平11−170049号公報
【0010】
【特許文献2】
特開平10−323760号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、上記溶接トーチは、例えば、溶接ロボットに取り付けられた状態で使用されることになるが、その際、様々な理由によってトーチボディ101を接続金具103から外して新しいトーチボディ101と交換する作業が行われる。その際、上記したように、固定ねじ123をねじ込んだり緩めたりする作業が必要になるので、トーチボディ101の着脱作業が煩雑になってしまうという問題があった。
又、トーチボディ101の着脱を行う間は溶接作業を中断しなければならず、それによって、稼動率が低下してしまうという問題があった。
尚、このような問題は接続金具103と図示しない給電ケーブルとの着脱にもいえることである。
【0012】
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、トーチボディの接続金具に対する着脱作業や給電ケーブルの接続金具に対する着脱作業を容易にして作業時間を短縮させ、それによって、溶接作業の作業効率の向上を図ることを可能にする溶接トーチを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による溶接トーチは、接続金具と、上記接続金具に対して着脱可能に設けられたトーチボディと、上記トーチボディの基端部又は上記接続金具の一端側に設けられた差込部と、上記接続金具の一端側又は上記トーチボディの基端部に設けられ上記差込部が差し込まれる凹部と、上記差込部を上記凹部内に差し込んだ状態で該差込部を弾性保持する差込部保持手段と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2による溶接トーチは、請求項1記載の溶接トーチにおいて、上記接続金具の他端側に着脱可能に連結される給電ケーブルと、上記給電ケーブルの先端部又は上記接続金具の他端側に設けられた差込部と、上記接続金具の他端側又は上記給電ケーブルの先端部に設けられ上記差込部が差し込まれる凹部と、上記差込部を上記凹部内に差し込んだ状態で該差込部を弾性保持する差込部保持手段と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項3による溶接トーチは、請求項1又は請求項2記載の溶接トーチにおいて、上記差込部保持手段は、上記凹部の内周面に移動可能に配置された押圧部材と、上記凹部に設けられ上記押圧部材を内周方向に付勢する弾性部材と、から構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項4による溶接トーチは、請求項3記載の溶接トーチにおいて、上記差込部には上記差込部保持手段の押圧部材が嵌合する押圧部材嵌合凹部が形成されていることを特徴とするものである。
又、請求項5による溶接トーチは、請求項1〜請求項4の何れかに記載の溶接トーチにおいて、上記差込部は先細になるようにテーパ状に形成されていて、一方、上記凹部は上記差込部のテーパ形状に対応するように逆テーパ状に形成されていることを特徴とするものである。
又、請求項6による溶接トーチは、請求項1〜請求項5の何れかに記載の溶接トーチにおいて、上記差込部を上記凹部内に差し込んで上記トーチボディ及び又は上記給電ケーブルを上記接続金具に連結した状態で上記差込部を上記凹部から強制的に引き抜くように作用する差込部引抜手段が設けられていることを特徴とするものである。
又、請求項7による溶接トーチは、請求項1〜請求項6の何れかに記載の溶接トーチにおいて、上記差込部側に位置決め凸部又は位置決め凹部を設け、上記凹部側にそれに対応するように位置決め凹部又は位置決め凸部を設けるようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
すなわち、本願発明による溶接トーチは、接続金具と、上記接続金具に対して着脱可能に設けられたトーチボディと、上記トーチボディの基端部又は上記接続金具の一端側に設けられた差込部と、上記接続金具の一端側又は上記トーチボディの基端部に設けられ上記差込部が差し込まれる凹部と、上記差込部を上記凹部内に差し込んだ状態で該差込部を弾性保持する差込部保持手段と、を具備したことを特徴とするものであり、それによって、特に、工具を要することなくトーチボディと接続金具の着脱を容易に行うことができるものである。
その際、上記接続金具の他端側に着脱可能に連結される給電ケーブルと、上記給電ケーブルの先端部又は上記接続金具の他端側に設けられた差込部と、上記接続金具の他端側又は上記給電ケーブルの先端部に設けられ上記差込部が差し込まれる凹部と、上記差込部を上記凹部内に差し込んだ状態で該差込部を弾性保持する差込部保持手段と、を具備した構成が考えられ、つまり、接続金具とトーチボディだけでなく接続金具と給電ケーブルに関しても同様の連結構造とすることが考えられ、それによって、給電ケーブルと接続金具の着脱に関しても、工具を要することなく容易に行うことができるものである。
又、上記差込部保持手段としては、例えば、上記凹部の内周面に移動可能に配置された押圧部材と、上記凹部に設けられ上記押圧部材を内周方向に付勢する弾性部材と、から構成することが考えられる。
又、上記差込部に上記差込部保持手段の押圧部材が嵌合する押圧部材嵌合凹部を形成することが考えられる。
又、上記差込部を先細のテーパ状に形成し、一方、上記凹部を上記差込部のテーパ形状に対応するように逆テーパ状に形成することが考えられる。このようにテーパ形状にした場合には、差込部を凹部内に差し込んだときに強固な差込状態を得ることが可能になり、それによって、差込部側と凹部側の不用意な離脱を防止することができる。
又、上記差込部を上記凹部内に差し込んで上記トーチボディ及び又は上記給電ケーブルを上記接続金具に連結した状態で上記差込部を上記凹部から強制的に引き抜くように作用する差込部引抜手段を設けることが考えられる。すなわち、差込部を凹部内に差し込んだときに強固な差込状態を得られる反面、両者を離脱させるときに困難を要してしまうことが懸念される。そこで、上記差込部引抜手段を設けることより両者を容易に離脱させることができるようにしたものである。又、上記差込部側に位置決め凸部又は位置決め凹部を設け、上記凹部側にそれに対応するように位置決め凹部又は位置決め凸部を設けるようにし、それによって、両者の位置決めを容易にすることが考えられる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図4を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の形態による溶接トーチの全体の構成を示す半裁断図である。まず、トーチボディ1があり、このトーチボディ1は接続金具3に対して着脱可能に連結されている。上記トーチボディ1は次のような構成になっている。まず、トーチパイプ5があり、このトーチパイプ5の外周側には被覆チューブ7が被覆されている。
上記トーチパイプ5の材質としては、硬度が高く、且つ、導電性が高いものが好ましく、又、上記接続金具3の材質としては硬度が高いものが好ましい。そのようなものとしては、例えば、ベリリウム銅やベリリウム銅合金が考えられる。具体的には、例えば、YGB30、BeCu25等である。
【0016】
上記トーチパイプ5の先端側(図1中左側)にはチップボディ9が螺合・接合されている。このチップボディ9の先端にはチップ11が螺合・接合されている。上記チップボディ9の外周側にはオリフィス13が取り付けられていて、このオリフィス13の外周側にはノズル15が設置されている。又、上記チップボディ9にはシールドガス流出孔17が穿孔されていると共に、オリフィス13にもシールドガス流出孔19が穿孔されている。
【0017】
そして、シールドガスはトーチパイプ5内に供給され、そこからチップボディ9内に流入する。チップボディ9内に流入したシールドガスは、シールドガス流出孔17を介して、チップボディ9とオリフィス13との間に流出する。そして、オリフィス13に設けられたシールドガス流出孔19を介してオリフイス13とノズル15との間に流出し、そこから溶接部に噴射されることになる。
【0018】
又、図示しない溶接ワイヤは、トーチパイプ5内、チップボディ9内、チップ11内を通って先端に突出・配置される。そして、溶接時には、シールドガスによってシールドした状態で、溶接ワイヤと被溶接物との間にアークを発生させる。その際発生する熱を利用して所望の溶接を行っていくものである。
【0019】
上記構成をなすトーチボディ1は接続金具3に対して工具類等を要することなく簡単に着脱できる構造になっている。以下、詳細に説明する。
まず、トーチボディ1のトーチパイプ5の基端部は差込部21となっていて、この差込部21は、図2にも示すように、先細状になるようにテーパ形状に形成されている(図中右側に向かって先細になるように形成されている)。又、上記差込部21の基端側(図中左側)には押圧部材嵌合凹部としての環状溝23が形成されている。又、上記環状溝23の更に基端側には位置決め凸部としての位置決めピン25が取り付けられている。
【0020】
一方、接続金具3側は次のような構成になっている。まず、接続金具内筒31があり、この接続金具内筒31の先端部側(図中左側)には凹部32が形成されている。又、この接続金具内筒31の上記凹部32には複数個の貫通孔33が穿孔されていて、これら複数個の貫通孔33内には押圧部材としてのボール35が半径方向に移動可能であって半径方向内周側への抜けを防止された状態で収容・配置されている。つまり、上記貫通孔33が半径方向内周側に向けて先細になるようにテーパ状に形成されているものである。
上記接続金具内筒31の材質としては、硬度が高いものが好ましく、そのようなものとしては、例えば、ベリリウム銅やベリリウム銅合金が考えられる。具体的には、例えば、YGB30、BeCu25等である。又、上記ボール35の材質としては、電触防止を図ることができ、硬度が高く、且つ、耐摩耗性が高いものが好ましく、例えば、一例としてセラミックス製とすることが考えられる。
【0021】
上記接続金具内筒31の外周側には接続金具中間筒37が設置されている。上記接続金具中間筒37の断付部39と接続金具内筒31の断付部41との間には弾性部材としてのコイルスプリング43が設けられている。又、上記接続金具中間筒37の上記ボール35に対応した位置にはテーパ部45が設けられている。上記接続金具中間筒37は上記コイルスプリング43によるスプリング力によって図中左方向に付勢されている。その結果、上記テーパ部45の作用によって複数個のボール35は半径方向内周側に付勢されていて、トーチボディ1のトーチパイプ5の環状溝23に押し付けられている。
【0022】
又、上記接続金具中間筒37の外周側には接続金具外筒47が設置されている。 又、既に説明した接続金具中間筒37側の所定位置には位置決め溝49が形成されている。この位置決め溝49内に既に説明した位置決めピン25を差し込むことにより、トーチボディ1の向きを所定の向きに設定するものである。
【0023】
上記トーチパイプ5には差込部引抜手段としての引抜ナット51が螺合されている。又、図3にも示すように、この引抜ナット51の外周部には凹部53が形成されている。又、既に説明した接続金具外筒47側にはピン55が突設されていて、これらピン55は上記凹部53内に挿入されている。そして、トーチボディ1を接続金具3から離脱させる場合には、接続金具外筒47を回転させる。この接続金具外筒47の回転によって、ピン55及び凹部53を介して引抜ナット51が回転する。この引抜ナット51の回転によって、差し込まれていたトーチパイプ5が強制的に引抜かれることになる。
【0024】
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、トーチボディ1側を接続金具3側に連結する場合であるが、図4(a)に示すように、トーチボディ1側のトーチパイプ5の先端部の差込部21を接続金具3内に差し込んでいく。上記差込部21の差込によって、図2に示すように、接続金具3側の複数個のボール35がコイルスプリング43のスプリング力に抗して半径方向外周側に付勢されていく。
【0025】
そして、差込部21の差込動作が所定量に達すると、複数個のボール35が差込部21の環状溝23の位置に達する。それによって、複数個のボール35を半径方向外周側に付勢する付勢力が解除されることになり、複数個のボール35はコイルスプリング43のスプリング力によって環状溝23側に押し付けられる。これによって、差込部21の差込動作は完了することになる。又、差込部21の差込状態は、上記複数個のボール35が環状溝23内に押圧されることにより保持される。それによって、トーチボディ1の接続金具3への連結作業が完了する。その様子を図4(b)に示す。
【0026】
次に、連結されているトーチボディ1を接続金具3側から引き抜く場合について説明する。この場合には、差し込まれてトーチパイプ5の差込部21を接続金具3側から引き抜けば良い。すなわち、コイルスプリング43のスプリング力に抗して差込部21を引き抜くことにより、複数個のボール35による保持は解除され、そのまま引き抜かれることになる。
【0027】
又、差込部21はテーパ形状になっていると共に、接続金具3側の接続金具内筒31もテーパ形状になっている。よって、差込部21を接続金具3側に差し込むことにより、両テーパ形状部が作用して強固な差込状態が提供されることになる。その結果、単にトーチパイプ5を引き抜こうとしても不可能な場合がある。この場合には次のような作業を行う。
【0028】
まず、引抜ナット51は、図2中仮想線で示すような状態にある。そこで、該引抜ナット51を回転させながら図2中右側に移動させていき、凹部53内にピン55を挿入させた状態とする。次に、接続金具3側の接続金具外筒47を回転・操作する。それによってピン55及び凹部53を介して引抜ナット51が、図2中実線で示すような状態になるまで回転される。この引抜ナット51の回転によって、そこに螺合しているトーチパイプ5の差込部21は接続金具3側から強制的に引抜かれることになる。
【0029】
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、トーチボディ1の接続金具3側に対する着脱作業が簡単になった。つまり、何等工具類を使用することなく、単に、トーチパイプ5の差込部21を接続金具内筒31の凹部32内に差し込むだけで連結させることができるからである。又、トーチボディ1を接続金具3側から離脱させる場合も、特に工具類を使用することなく、単に、トーチパイプ5の差込部21を接続金具内筒31の凹部32内より引き抜くだけで離脱させることができるからである。このように、トーチボディ1の接続金具3側に対する着脱作業が簡単になったことにより、溶接作業時におけるトーチボディ1の交換作業が簡単になり、その結果、溶接ロボット等の稼動率を向上させることができるようになった。
又、差込部21はテーパ形状になっており、又、接続金具3側の接続金具内筒31側もテーパ形状になっているので、両テーパ形状部の作用によって強固な差込状態を得ることができ、それによって、溶接作業時におけるトーチボディ1の不用意な離脱を防止することができるものである。
又、差込部21と接続金具内筒31の凹部32をテーパ形状にして両者を確実に密着・固定させることにより、給電の安定化を図ることができる。
又、上記差込部21と接続金具3側の接続金具内筒31が強固に連結されていて簡単に引き抜くことが出来ないような場合には、接続金具外筒47を回転させて引抜ナット51を回転させることにより、トーチパイプ5の差込部21を強制的に引き抜くことができる。よって、トーチパイプ5の引抜ができなくて溶接作業の稼動率が低下してしまうようなことを防止することができる。
又、位置決めピン25と位置決め溝49の作用によって、トーチボディ1側の接続金具3側に対する位置を所定の位置に確実に設定することができるので、それによっても、作業性の向上を図ることができる。
又、トーチパイプ5、接続金具3、接続金具内筒31、ボール35の材質を所定の材質にしているので、不用意な損傷を防止できると共に必要な給電も確実に行えるものである。
【0030】
次に、図5を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。前期第1の実施の形態においては、引抜ナット51を設けて、差込部21を強制的に引抜可能に構成したが、この第2の実施の形態の場合には、そのような構成をなくした例を示すものである。
尚、前記第1の実施の形態の場合と同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
このように、差込部引抜手段を設けない構成も考えられるものである。
【0031】
次に、図6を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態や第2の実施の形態の場合には、トーチボディ1側と接続金具3側との着脱例を示すものであったが、この第2の実施の形態の場合には、トーチボディ1側と接続金具3側との着脱だけでなく、接続金具3側と給電ケーブル71側との着脱についても同様に構成した例を示すものである。
【0032】
すなわち、図6に示すように、接続金具3にはトーチボディ1側との連結構造部と同じ構成の連結構造部が給電ケーブル71側にも設けられている。又、給電ケーブル71側には、トーチボディ1のトーチパイプ5の差込部21と同様の差込部73が設けられている。この差込部73にも環状溝75が形成されている等、トーチボディ1側の差込部21と同様の構成になっている。つまり、給電ケーブル71と接続金具3側との着脱についても、トーチボディ1側と接続金具3側との着脱と同様に、特に工具類を使用することなく簡単に行えるように構成したものである。
尚、前記第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
【0033】
したがって、前記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができると共に、給電ケーブル71側との着脱についても同様に簡単なものとなる。
【0034】
尚、本発明は前記第1乃至第3の実施の形態に限定されるものではない。
前記第1の実施の形態及び第2の実施の形態の場合には、トーチボディ側に差込部を設けると共に接続金具側に凹部を設けた構成としたが、それに限定されるものではなく、トーチボディ側に凹部を設けると共に接続金具側に差込部を設ける構成でもよい。
同様に、接続金具と給電ケーブルとの関係においても、差込部と凹部を何れに設けるかは任意である。
又、前記各実施の形態では、押圧部材としてのボールに対してトーチボディ側に環状溝を形成した例を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、半球状の凹部を形成するようにしてもよい。その他、様々な押圧部材と押圧部材嵌合凹部の構成が考えられる。
又、前記各実施の形態では、例えば、溶接トーチをロボットに取り付けて使用する場合を例に挙げて説明したが、それはあくまで一例であって、例えば、半自動トーチとして使用することもあり、その使用形態を特に限定するものではない。
又、差込部引抜手段の構成としても様々なものが考えられ、要は、差込部を強制的に引き抜くことができるようなものであればよい。
その他図示した構成はあくまで一例である。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明による溶接トーチによると、まず、トーチボディの基端部又は上記接続金具の一端側に差込部を設けると共に、上記接続金具の一端側又は上記トーチボディの基端部に上記差込部が差し込まれる凹部を設け、上記差込部を上記凹部内に差し込んだ状態を差込部保持手段によって保持可能に構成したので、特に、工具類を要することなくトーチボディと接続金具の着脱を容易に行うことができるようになった。その結果、トーチボディの交換作業が簡単なものとなり、溶接作業時における稼動率の向上を図ることができるようになった。
又、接続金具とトーチボディだけでなく接続金具と給電ケーブルに関しても同様の連結構造とした場合には、トーチボディと接続金具の着脱に関しても、特に、工具類を要することなく容易に行うことができるようになった。
又、差込部を先細のテーパ状に形成し、一方、上記凹部を上記差込部のテーパ形状に対応するように逆テーパ状に形成した場合には、強固な差込状態を得ることができるようになり、それによって、溶接時における不用意な離脱等を防止することができる。
又、上記差込部を上記凹部内に差し込んで上記トーチボディ及び又は上記給電ケーブルを上記接続金具に連結した状態で上記差込部を上記凹部から強制的に引き抜くように作用する差込部引抜手段を設けた場合には、引抜作業が容易なものとなる。
又、差込部側に位置決め凸部又は位置決め凹部を設け、凹部側にそれに対応するように位置決め凹部又は位置決め凸部を設けるようにした場合には、それによって、両者の位置決めを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、溶接トーチの全体の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1のII部を拡大して示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図3(a)は引抜ナットの断面図、図3(b)は図3(a)のb−b矢視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図4(a)はトーチボディを接続金具側に差し込んでいく様子を記す半裁断面図、図4(b)はトーチボディを接続金具側に差し込んで連結した様子を示す半裁断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す図で、トーチボディと接続金具の連結部の構成を示す半裁断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す図で、溶接トーチの一部断面図である。
【図7】従来例を示す図で、溶接トーチの全体の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 トーチボディ
3 接続金具
5 トーチパイプ
21 差込部
23 環状溝
25 位置決めピン
31 接続金具内筒
33 孔
35 ボール
43 コイルスプリング
45 テーパ部
47 接続金具外筒
49 位置決め溝
51 引抜ナット(差込部引抜手段)
71 給電ケーブル
Claims (7)
- 接続金具と、
上記接続金具に対して着脱可能に設けられたトーチボディと、
上記トーチボディの基端部又は上記接続金具の一端側に設けられた差込部と、上記接続金具の一端側又は上記トーチボディの基端部に設けられ上記差込部が差し込まれる凹部と、
上記差込部を上記凹部内に差し込んだ状態で該差込部を弾性保持する差込部保持手段と、
を具備したことを特徴とする溶接トーチ。 - 請求項1記載の溶接トーチにおいて、
上記接続金具の他端側に着脱可能に連結される給電ケーブルと、
上記給電ケーブルの先端部又は上記接続金具の他端側に設けられた差込部と、上記接続金具の他端側又は上記給電ケーブルの先端部に設けられ上記差込部が差し込まれる凹部と、
上記差込部を上記凹部内に差し込んだ状態で該差込部を弾性保持する差込部保持手段と、
を具備したことを特徴とする溶接トーチ。 - 請求項1又は請求項2記載の溶接トーチにおいて、
上記差込部保持手段は、上記凹部の内周面に移動可能に配置された押圧部材と、
上記凹部に設けられ上記押圧部材を内周方向に付勢する弾性部材と、
から構成されていることを特徴とする溶接トーチ。 - 請求項3記載の溶接トーチにおいて、
上記差込部には上記差込部保持手段の押圧部材が嵌合する押圧部材嵌合凹部が形成されていることを特徴とする溶接トーチ。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載の溶接トーチにおいて、上記差込部は先細になるようにテーパ状に形成されていて、一方、上記凹部は上記差込部のテーパ形状に対応するように逆テーパ状に形成されていることを特徴とする溶接トーチ。
- 請求項1〜請求項5の何れかに記載の溶接トーチにおいて、上記差込部を上記凹部内に差し込んで上記トーチボディ及び又は上記給電ケーブルを上記接続金具に連結した状態で上記差込部を上記凹部から強制的に引き抜くように作用する差込部引抜手段が設けられていることを特徴とする溶接トーチ。
- 請求項1〜請求項6の何れかに記載の溶接トーチにおいて、上記差込部側に位置決め凸部又は位置決め凹部を設け、上記凹部側にそれに対応するように位置決め凹部又は位置決め凸部を設けるようにしたことを特徴とする溶接トーチ。
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