JP2004078767A - コンテンツ配信システム及び印刷装置並びにコンテンツ配信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンテンツを印刷装置へ直接配信し、印刷装置がこのコンテンツを用紙に印刷することにより、外出先においても紙ベースの見やすいコンテンツを利用者に対して提供することを可能とする。
【解決手段】利用者端末5からコンテンツの識別情報と印刷装置の識別情報とを受信し、識別情報で特定されるコンテンツを印刷データとして識別情報で特定されるプリンタ1へ配信するコンテンツ配信装置4と、コンテンツ配信装置4から受信した印刷データを印刷するプリンタ1とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】利用者端末5からコンテンツの識別情報と印刷装置の識別情報とを受信し、識別情報で特定されるコンテンツを印刷データとして識別情報で特定されるプリンタ1へ配信するコンテンツ配信装置4と、コンテンツ配信装置4から受信した印刷データを印刷するプリンタ1とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等の通信回線を利用したコンテンツ配信に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、無線によるデータ通信の高速化に伴い、利用者は外出先でも携帯情報端末や携帯電話機等の携帯端末を使用することにより、インターネット等の通信回線を介して、静止画像、動画像、音声データ、文書データ等のコンテンツを配信するサービスを受けることが可能となった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、外出先で携帯端末を用いて種々のコンテンツをダウンロードした場合、そのデータを見るためには、携帯端末の表示画面に表示させた情報を見ることしか手段がなく、非常に見にくいという問題があった。
また、無線による通信料は低額化の傾向にあるが、未だ高額であるため、利用者の金銭的負担が大きく、コンテンツ配信サービスが浸透しないという問題もあった。
【0004】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、コンテンツを印刷装置へ直接配信し、印刷装置がこのコンテンツを用紙に印刷することにより、外出先においても紙ベースの見やすいコンテンツを利用者に対して提供することを可能とする。
また、本発明のもう一つの目的は、配信するコンテンツデータに広告情報を付加することにより、広告提供者から受け取る金銭の一部を利用者に還元することにより、利用者の金銭的負担を軽減させ、更なるシステムの需要増を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、利用者端末からコンテンツの識別情報と印刷装置の識別情報とを受信し、前記識別情報で特定されるコンテンツを印刷データとして前記識別情報で特定される印刷装置へ配信するコンテンツ配信装置と、コンテンツ配信装置から受信した印刷データを印刷する印刷装置とを具備することを特徴とするコンテンツ配信システムを提供する。
【0006】
このようなコンテンツ配信システムによれば、コンテンツ配信装置が利用者から指定された印刷装置へ直接コンテンツを配信し、印刷装置はコンテンツ配信装置から受信したコンテンツを印刷するので、利用者は、コンテンツの配信先である印刷装置を指定すれば、紙に印刷されたコンテンツを取得することが可能となる。これにより、外出先においても紙ベースのコンテンツを見ることができ、非常に見やすい状態で取得したコンテンツを見ることができる。
具体的には、コンビニエンスストア等に公共の印刷装置を設置し、これらの印刷装置に対してそれぞれ識別情報を割り当て、利用者が自己の携帯端末から配信を希望するコンテンツの識別情報とコンテンツの配信先として印刷装置の識別情報とを指定すれば、コンテンツ配信装置は指定された印刷装置へ配信要求があったコンテンツを配信する。これにより、利用者は公共の印刷装置によって印刷された紙ベースのコンテンツを取得することができる。
また、上記本発明に係るコンテンツ配信システムによれば、価値あるコンテンツをパーソナルコンピュータなどにデジタルデータで配信するのではなく、印刷装置に直接配信するので、改竄、盗聴、不正二次利用などを防ぐことができる。
また、上記本発明に係るコンテンツ配信システムにおいて、印刷装置に配信する印刷データのなかに電子メールを含めることが好ましい。これにより、例えば駅の売店、ホテル又はコンビニエンスストアなどで自分宛の電子メールを印刷して取得することができる。
【0007】
また、上記目的を達成するために、本発明は、利用者端末からコンテンツの識別情報と印刷装置の識別情報とを受信し、前記識別情報で特定されるコンテンツを印刷データとして前記識別情報で特定される印刷装置へ配信するコンテンツ配信装置と、コンテンツ配信装置から受信した印刷データを印刷する印刷装置とを備えるコンテンツ配信システムに用いられる印刷装置であって、前記印刷データの印刷結果をコンテンツ配信装置へ通知する通知手段を備えることを特徴とする印刷装置を提供する。
【0008】
このような印刷装置によれば、コンテンツ配信装置から直接配信された印刷データを印刷し、用紙に印刷したコンテンツを利用者に提供することが可能となる。これにより、外出先でも用紙に印刷されたコンテンツを見ることができる。
【0009】
また、本発明の印刷装置において、前記印刷データは、前記利用者が要求したコンテンツに所定の広告情報が付加されたデータであることを特徴とする。
【0010】
このように、利用者が要求したコンテンツには広告情報が付加されていることにより、利用者はコンテンツ以外にも広告情報を得ることができ、様々な情報を取得することができる。
【0011】
また、本発明の印刷装置は、利用者の識別情報を入力するための入力手段と、前記入力手段から入力された利用者の識別情報と、前記印刷データに付加されている利用者識別情報とを照合することにより、利用者の認証を行う認証手段と、利用者の正当性が認証された場合に、前記印刷データの印刷を許可する印刷許可手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
このように、印刷を開始する前に、利用者が当該コンテンツを要求した者か否かを認証し、利用者の正当性が認証された後に、コンテンツを印刷する。これにより、第三者が不当にコンテンツを取得することを防止することができ、正確にコンテンツを要求した利用者に対して情報を提供することが可能となる。
【0013】
また、本発明の印刷装置は、印刷データに付加されている印刷装置の識別情報と、自己の識別情報とを照合する照合手段と、両者が一致した場合に、前記印刷データの印刷を許可する印刷許可手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
このように、利用者によって指定された印刷装置とコンテンツ配信装置から受信したコンテンツを印刷する印刷装置とが一致しているか否かを判断し、一致していることを確認してから印刷データを印刷するので、正確に情報を印刷することが可能となり、また、利用者に正確に情報を提供することが可能となる。
【0015】
また、上記目的を達成するために、本発明は、利用者端末からコンテンツの識別情報と印刷装置の識別情報とを受信し、前記識別情報で特定されるコンテンツを印刷データとして前記識別情報で特定される印刷装置へ配信するコンテンツ配信装置と、コンテンツ配信装置から受信した印刷データを印刷する印刷装置とからなるコンテンツ配信システムに用いられるコンテンツ配信装置であって、前記コンテンツに所定の広告情報を付加した情報を印刷データとして送信することを特徴とするコンテンツ配信装置を提供する。
【0016】
このように、利用者からコンテンツの配信要求を受信した場合には、要求があったコンテンツに広告情報を付加して指定された印刷装置へ送信するため、指定された情報の他にも多くの情報を利用者に提供することが可能となる。
【0017】
また、本発明のコンテンツ配信装置は、前記広告情報が、前記コンテンツ又は利用者の属性に関連する情報であることを特徴とする。
このように、配信する広告情報を配信要求を受けたコンテンツに関連する情報とすることにより、利用者の興味を抱くような広告を提供することができ、宣伝効果をより高めることが可能となる。
【0018】
また、本発明のコンテンツ配信装置は、前記利用者に対して配信した広告情報の情報量又は配信時間に応じて、当該広告情報の提供者から受け取る金銭を決定する広告提供者料金管理手段と、前記利用者に対して配信したデータ量又は通信時間に応じて利用者から受け取る金銭を決定する利用者料金管理手段とを備え、前記利用者料金管理手段は、前記広告提供者から広告提供の代償として受け取る金銭の一部を前記広告を配信した利用者に対して還元することを特徴とする。
【0019】
このように、広告提供者から受け取る金銭の一部を利用者に対して還元するので、利用者の金銭的負担が軽減され、システムの利用促進に資することとなる。
【0020】
また、本発明のコンテンツ配信装置において、前記広告提供者料金管理手段及び前記利用者料金管理手段は、前記印刷装置から受信する印刷結果も考慮して、前記広告提供者又は利用者から受け取る金銭の額を決定することを特徴とする。
【0021】
このように、印刷装置から通知される印刷結果、即ち、配信した印刷データのうち、確実に利用者に対して提供できたデータ量を把握し、この確実に提供できたデータ量に基づいて利用者又は広告提供者から受け取る金銭の額を決定するので、極めて正確な課金を行うことが可能となる。
この結果、広告情報のみを利用者が受け取らなかった場合には、広告提供者から受け取る金銭の額を0円にするとともに、利用者からは広告提供者からの報酬が考慮されないため、コンテンツ取得料金が高くなることとなる。
反対に、配信した印刷データが全て印刷され利用者へ提供された場合には、広告提供者からは広告情報量に応じた料金を受け取ると共に、この料金の一部を利用者から受け取る料金に還元させるため、利用者から受け取る金額は低額に抑えられる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。
(1)コンテンツ配信システムの構成
図1は本発明の一実施形態におけるコンテンツ配信システムの構成を示す図である。
図1に示すように、符号1は印刷装置としてのプリンタであり、有線或いは無線によって通信機器2(例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機や携帯情報端末等の携帯端末、情報家電等)に接続されている。プリンタ1には、各プリンタを特定するためのIDがそれぞれ割り当てられている。
符号2は通信機器であり、有線又は無線によってネットワーク3(例えば、LAN等の専用回線、インターネット等)に接続されている。この通信機器2は、ネットワーク3を介して情報を受信するためのアドレスを有している。
また、符号4は、コンテンツを配信するコンテンツ配信装置であり、上記通信機器2と同様、有線又は無線によりネットワーク3に接続され、ネットワーク3を介して情報の送受信を行う。
また、符号5は利用者端末であり、利用者はこの端末を使用してネットワーク3を介してコンテンツ配信装置4にコンテンツ配信の要求等を送信する。なお、利用者端末5は、コンテンツ配信に係る情報を入力するための入力部と、ネットワーク3へ接続し通信を行うための機能とを最低限備えており、この利用者端末としては、例えば、パーソナルコンピュータや情報通信端末や携帯電話機等の携帯端末が挙げられる。
【0023】
(2)コンテンツ配信装置4の構成
次に、図2を参照してコンテンツ配信装置4の構成について説明する。
同図において、符号11はネットワーク3を介して情報を送受するためのインターフェース(I/F)である。符号12は、プリンタデータベース(プリンタDB)21に格納されている通信テーブルを参照しながら、データの送信先等を決定する通信制御部である。符号13は、インターフェース11を介して受信したコンテンツIDに基づいて該当するコンテンツデータをコンテンツデータベース(コンテンツDB)22から取得するコンテンツ抽出部である。符号14は、インターフェース11を介して受信した利用者IDに該当する利用者情報を利用者データベース(利用者DB)から取得する利用者情報抽出部である。
【0024】
符号15は、コンテンツ抽出部13から取得したコンテンツの提供者情報や利用者情報抽出部14から取得した利用者の属性情報等に基づいて、関連性の強い広告を広告データベース(広告DB)23から抽出する広告抽出部である。
また、符号16はコンテンツ抽出部13によって抽出されたコンテンツデータと、広告抽出部15によって抽出された広告情報とに基づいて印刷データを所定の形式に基づいて生成するとともに、利用者情報抽出部14から出力された利用者IDや通信制御部12から出力されたプリンタID等を上記印刷データに電子透かしとして付加し、送信するデータを作成する印刷データ生成部である。
【0025】
符号17は広告提供者毎に課金情報を管理する広告提供者料金管理部である。広告提供者料金管理部17は、当該コンテンツ配信装置4が利用者に対して広告情報を提供したときに、その提供の頻度や情報量に応じて、広告提供者に課金される金額を所定の料金体系に基づいて決定し、その金額の合計額を課金情報として管理する。
【0026】
符号18は、利用者毎に課金情報を管理する利用者料金管理部である。利用者料金管理部18は、当該コンテンツ配信装置4が利用者に対して提供したコンテンツの情報量又は提供した時の通信時間に応じて利用者に課金される金額を所定の料金体系に基づいて決定し、その金額の合計額を課金情報として管理する。また、この利用者料金管理部18は、上記広告提供者料金管理部17と連携して、広告提供者から受け取る金銭の一部を、その広告情報を提供した利用者に対して還元するように、各利用者から受け取る金銭の額を調整する。
【0027】
続いて、上記各種データベースに格納されている情報について説明する。
まず、プリンタDB21には、当該コンテンツ配信装置4に登録されているプリンタのIDと、プリンタが接続されている通信機器のアドレスとが対応付けられた通信テーブルが格納されている。
図1を例に挙げて説明すると、通信テーブルには、プリンタ1のIDである「1234」と、プリンタ1が接続されている通信機器2のアドレス「xxx.xxx.xxx.xxx.xxx」とが対応付けられている。
また、コンテンツDB22には、コンテンツID毎にコンテンツデータ、コンテンツ提供者に係る種々の情報が格納されている。
また、広告DB23には、広告毎に関連性の高い利用者属性(例えば、性別、年齢等)やコンテンツID等が格納されている。
利用者DB24には、利用者ID毎に利用者の属性(性別、年齢、趣味等)、利用者の基本情報(住所、電話番号、メールアドレス、パスワード等)が格納されている。
【0028】
上記各種データベース21〜24は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であれば良く、例えば、半導体メモリや磁気ディスク等でもよく、また、光ディスク(CD−ROM/R/RW、DVD−ROM、DVD−R/RW、DVD−RAM等)、光磁気ディスク(MO,MD等)、磁気記憶媒体(HDD、FD、磁気テープ等)、半導体メモリ(MS、SDカード等のフラッシュメモリ、FeRAM等)などの可搬型記録媒体であってもよい。
【0029】
(3)プリンタ1の構成
次に、図3を参照してプリンタ1の構成について説明する。
同図において、符号31は外部の機器(例えば、図1における通信機器2)と情報を送受信するためのインターフェース、符号32はインターフェース31を介して外部から受信したデータを一時格納するバッファである。符号33は利用者の認証を行う利用者認証部、符号34はプリンタの認証を行うプリンタ認証部、符号35は認証部の認証結果によって印刷データの印刷を許可するとともに、認証にエラーが発生した場合にその旨をコンテンツ配信装置4へ通知する印刷許可部、符号36は印刷を制御する印刷制御部、符号37は印刷データを印刷用紙等に印刷する印刷部である。
【0030】
上記利用者認証部33は、外部から利用者の識別情報(例えば、利用者IDとパスワード等)を入力するための入力部41と、認証に必要な利用者IDやパスワード等を入力する旨を要求する報知部42、入力部41から入力された利用者ID等とインターフェース31を介してコンテンツ配信装置4から受信したデータに付加されている利用者識別情報とを照合することにより利用者の認証を行う認証部43とを備えている。なお、上記報知部42は、表示等によって報知するもの、又は、音声によって報知するもの、又はそれらの組み合わせであってもよい。
【0031】
また、プリンタ認証部34は、自己のプリンタIDが格納されている記憶部51と、記憶部51に格納されているプリンタIDとコンテンツ配信装置4から受信したデータに付加されているプリンタIDとを照合することにより、プリンタの認証を行う認証部52とを備えている。
【0032】
なお、上記利用者認証部33は、利用者IDやパスワード等に基づいて認証を行う他、利用者の指紋等に基づいて利用者の認証を行うようなものであってもよい。なお、指紋によって認証を行う場合は、利用者は予め自己の指紋をコンテンツ配信装置4へ登録しておく必要がある。また、コンテンツ配信装置4は印刷データの配信時において、印刷データに利用者の指紋データを付加してコンテンツの配信先へ指定されているプリンタ1へ送信する必要がある。またプリンタ1は、利用者から指紋を採取する指紋採取部と、採取した指紋をデータに変換する変換部、変換した指紋のデータと予め登録されている指紋のデータとを照合する手段等を備える必要がある。
【0033】
次に、上記構成からなるコンテンツ配信装置4、プリンタ1を備えるコンテンツ配信システムの全体の動作について説明する。
まず、利用者は利用者端末5の入力部を操作することにより、取得したいコンテンツのID(コンテンツID)と、コンテンツを印刷させるプリンタの識別情報(プリンタID)と、自己のID(利用者ID)とを入力し、これらの情報をコンテンツ配信装置4へ送信する操作を行う。
係る操作が行われることにより、プリンタID、コンテンツID、及び利用者IDが、ネットワーク3を介してコンテンツ配信装置4へ送信される。
【0034】
続いて、コンテンツ配信装置4の通信制御部12は上記各種IDを受信すると、コンテンツIDをコンテンツ抽出部13へ、利用者IDを利用者情報抽出部14へ、プリンタIDを自己が保有するとともに印刷データ生成部16へ出力する。コンテンツIDを受け取ったコンテンツ抽出部13は当該コンテンツIDで特定されるコンテンツデータをコンテンツDB22から抽出し、抽出したコンテンツデータを印刷データ生成部16へ出力するとともに、コンテンツデータの提供者の情報を広告抽出部15へ出力する。
一方、利用者IDを受け取った利用者情報抽出部14は、当該利用者IDで特定される利用者情報を利用者DB24から抽出し、利用者の属性情報を広告抽出部15へ出力するとともに、利用者IDとパスワードとを印刷データ生成部16へ出力する。
【0035】
広告抽出部15は、コンテンツ抽出部13から受け取った提供者情報と、利用者情報抽出部14から受け取った利用者属性情報とに基づいて、これらの情報に関連付けられている広告情報を広告DB23から抽出し、抽出した広告情報を印刷データ生成部16へ出力する。
印刷データ生成部16は、コンテンツ抽出部13から受け取ったコンテンツデータと、広告抽出部15から受け取った広告情報とを所定のデータ生成手法に基づいて変換し、印刷データを作成する。
更に、利用者情報抽出部14から受け取った利用者ID、パスワード、及びプリンタIDとを電子透かしとして、この印刷データに付加し、送信データを作成する。そして、この送信データを通信制御部12へ出力する。
【0036】
通信制御部12は、当該送信データの送り先として指定されているプリンタIDに対応付けられているアドレスをプリンタDB21内の通信テーブルから取得する。そして、取得したアドレスを印刷データ生成部16によって生成された送信データの送信先に設定するとともに、自己のアドレスを当該送信データの送信元に設定する。そして、この送信データをインターフェース11を介して送信する。
【0037】
ここで、図4に上記送信データの構成を示す。同図に示すように、送信データは、当該送信データの送信先である通信機器2のアドレス101、当該送信データの送信元であるコンテンツ配信装置4のアドレス102、電子透かしとして付加されている利用者認証情報103(利用者ID、パスワード)、プリンタID104からなる付加情報、及びコンテンツデータ105と広告情報106とからなる印刷データにより構成されている。
【0038】
通信機器2は、送信データを受信すると、この送信データをプリンタ1へ出力する。これにより、プリンタ1のインターフェース31を介して、バッファ32に当該送信データが格納される。このようにして、データを受信すると(図5のステップSP1)、利用者認証部33による利用者認証処理が行われる(ステップSP2)。具体的には、まず、利用者認証部33の報知部42が利用者の認証に必要となる利用者IDとパスワードとを入力する旨を報知する。これにより、利用者は、入力部41から自己のIDとパスワードとを入力する。続いて、認証部43が、印刷データに付加されている利用者ID及びパスワードとを照合する。この結果、両者が一致した場合には、利用者が正当な者であると判断して(ステップSP3において「NO」)、続いて、プリンタ認証部34によるプリンタの認証が行われる(ステップSP4)。
【0039】
プリンタ認証では、認証部52が記憶部51に格納されている当該プリンタのIDと、送信データの付加情報であるプリンタIDとを照合し、これらが一致した場合には、正当なプリンタであると判断して、印刷許可部35に対して認証済みであることを通知する。
一方、利用者認証部33又はプリンタ認証部34による認証の結果、エラーとなった場合には、その旨が印刷許可部35へ出力される。
【0040】
印刷許可部35は、プリンタ認証部34から認証済みである旨の通知を受け取った場合には、印刷制御部36に対して印刷許可通知を出力する。
これにより、印刷制御部36は印刷許可部35から印刷許可通知を受け取ると、バッファ32に格納されている印刷データの印刷を開始すべく、印刷処理を開始する(ステップSP6)。
【0041】
一方、利用者認証部33による認証エラー(ステップSP3において「YES」)、又はプリンタ認証部による認証にエラーが生じた場合には(SP4において「NO」)、印刷許可部35は印刷制御部36に対して印刷禁止通知を出力するとともに、エラー通知をインターフェース31を介して当該送信データの送信元であるコンテンツ配信装置4に対して送信する(ステップSP7)。
【0042】
次に、上記ステップSP6において行う印刷処理について図6を参照して説明する。
まず、印刷制御部36は、バッファ32内に格納されている印刷データを取得し、この印刷データのマークスキャンを行う(ステップSP11)。ここで、マークスキャンは、一枚毎に印刷データにつけられているマークであり、このマークで区切られるデータは、用紙1枚分の印刷データであることを示している。
続いて、印刷制御部36は、スキャンしたマークが最後のマークであるか否かを判断する(ステップSP12)。即ち、印刷データ全てを印刷したか否かを判断する。
この結果、最後のマークでなければ(ステップSP12において「NO」)、一枚分の印刷データを印刷部37へ出力する。これにより、印刷部37により一枚分の印刷データが印刷される(ステップSP13)。続いて、印刷制御部36は、印刷中に印刷エラーが発生したか否かを判断する(ステップSP14)。印刷エラーとしては、用紙切れ、紙詰まり、その他、制御系の故障等が挙げられる。なお、印刷が正確に行われなかった場合には、全て印刷エラーとして判断される。
【0043】
この結果、印刷エラーが発生した場合には(ステップSP14において「YES」)、印刷制御部36は、印刷エラー通知をコンテンツ配信装置4に対して行う。具体的には、コンテンツ配信装置4が、何ページまで正常に印刷が行われ、何ページ分が未印刷であるかを把握できるような情報をエラー通知と共に送信する。例えば、エラーが発生したページ、又は、正常に印刷が行われたページ数等をエラー通知とともに送信する。
【0044】
一方、ステップSP14において、印刷エラーが発生しなかった場合には(ステップSP14において「NO」)、ステップSP11へ戻り、次の印刷マークのスキャンを行う(ステップSP11)。そして、ステップSP11において、印刷マークをスキャンできなかった場合には、即ち、スキャンした印刷マークが最終マークであった場合は(ステップSP12において「YES」)、印刷データの印刷完了と判断し、印刷完了通知をコンテンツ配信装置4へ対して行う(ステップSP16)。
これにより、上記印刷エラー通知又は印刷完了通知が、プリンタ1のインターフェース31を経由して通信機器2へ送信され、更に、通信機器2によってネットワーク3を介してコンテンツ配信装置4へ送信される。
【0045】
このようにして、印刷エラー通知又は印刷完了通知をコンテンツ配信装置4のインターフェース11を介して通信制御部12が受信すると、通信制御部12は当該通知を広告提供者料金管理部17及び利用者料金管理部18へ出力する。広告提供者料金管理部17は、プリンタ1から通知されたエラー通知又は印刷完了通知に基づいて、利用者に提供した広告情報のデータ量を求め、このデータ量に基づいて広告提供者から受け取る金銭の額を決定し、当該広告提供者の課金情報を更新する。また、広告提供者はこのとき決定した額を利用者料金管理部18へ通知する。
【0046】
利用者料金管理部18は、プリンタ1から通知されたエラー通知又は印刷完了通知と、広告提供者料金管理部17から通知された広告提供者から受け取る金銭の額とに基づいて、利用者から受け取る金銭の額を決定する。即ち、利用者に正確に提供したコンテンツのデータ量と、広告情報のデータ量とをプリンタ1からの通知に基づいて判断し、このデータ量に基づいて利用者から受け取る金銭の額を決定する。次に、広告提供者料金管理部17から通知された金額の一部を先ほど決定した金額から減算することにより、広告提供者から受け取る金銭の一部を利用者に還元する。これにより、利用者の金銭的負担を軽減することができる。このようにして、利用者から受け取る最終的な金額を当該利用者の課金情報に反映させる。
【0047】
以上、本実施形態に係るコンテンツ配信システム及び当該システムを構成するコンテンツ配信装置及びプリンタ1について詳細を説明したが、上記実施形態において、プリンタ1が通信機能を備えているようにしても良い。この場合、プリンタ自信がアドレスを有していることとなる。そして、通信機器2を介さずに、直接ネットワーク3に接続し、コンテンツ配信装置4から印刷データ(送信データ)を受信することとなる。
また、プリンタ1内に備えられているバッファ32は、可搬型記録媒体でもよく、また、通信機器2に備えられている内部記憶部を流用するようにしてもよい。この場合、通信機器2とプリンタ1とは印刷時において有線又は無線によって接続されており、通信機器2内の記憶部から印刷データ等を取得するような構成となる。
【0048】
なお、図2及び図3に示した本実施形態におけるコンテンツ配信装置4及びプリンタ1を構成する各部の機能を実現するためプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各種の処理を実行してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0049】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、例えば、CD−ROM等の光ディスク、MO,MD等の光磁気ディスク、HDD,FD等の磁気記憶媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリなどの可搬型記録媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0050】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0051】
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
例えば、上記実施形態においてプリンタ1へ配信する印刷データとしては、コンテンツのみでなく、電子メールを含めてもよい。これにより、駅の売店、ホテル又はコンビニエンスストアなどで自分宛の電子メールを印刷して取得することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のコンテンツ配信システムによれば、コンテンツ配信装置が利用者から指定された印刷装置へ直接コンテンツを配信し、印刷装置はコンテンツ配信装置から受信したコンテンツを印刷するので、利用者は、コンテンツの配信先として指定した印刷装置にコンテンツを印刷させることが可能となる。これにより、外出先においても紙ベースに印刷されたコンテンツを取得することができる。
【0053】
また、本発明の印刷装置によれば、利用者が要求したコンテンツには広告情報が付加されているので、利用者はコンテンツ以外にも広告情報を得ることができ、様々な情報を取得することができる。
【0054】
また、本発明の印刷装置によれば、印刷を開始する前に、利用者が当該コンテンツを要求した者か否かを認証し、利用者の正当性が認証された後に、コンテンツを印刷するので、第三者が不当にコンテンツを取得することを防止することができ、正確にコンテンツを要求した利用者に対して情報を提供することが可能となる。
【0055】
また、本発明の印刷装置によれば、利用者によって指定された印刷装置とコンテンツ配信装置から受信したコンテンツを印刷する印刷装置とが一致しているか否かを判断し、一致していることを確認してから印刷データを印刷するので、正確に情報を印刷することが可能となり、また、利用者に正確に情報を提供することが可能となる。
【0056】
また、本発明のコンテンツ配信装置によれば、利用者からコンテンツの配信要求を受信した場合には、要求があったコンテンツに広告情報を付加して指定された印刷装置へ送信するため、指定された情報の他にも多くの情報を利用者に提供することが可能となる。
【0057】
また、本発明のコンテンツ配信装置によれば、配信する広告情報を配信要求を受けたコンテンツに関連する情報とすることにより、利用者の興味を抱くような広告を提供することにより、宣伝効果をより高めることが可能となる。
【0058】
また、本発明のコンテンツ配信装置によれば、広告提供者が広告料として支払う金銭を利用者のコンテンツ配信料に還元することにより、利用者が支払う金額を低額に抑えることができるので、より多くの利用者の獲得をねらうことが可能となる。
【0059】
また、本発明のコンテンツ配信装置によれば、印刷装置から通知される印刷結果、即ち、配信した印刷データのうち、確実に利用者に対して提供できたデータ量を把握し、この確実に提供できたデータ量に基づいて利用者又は広告提供者から受け取る金銭の額を決定するので、極めて正確な課金を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信システムのシステム構成図である。
【図2】同実施形態におけるコンテンツ配信装置の機能ブロック図である。
【図3】同実施形態におけるプリンタの機能ブロック図である。
【図4】コンテンツ配信装置が配信する送信データの一構成例を示す図である。
【図5】プリンタの動作について説明するためのフローチャートである。
【図6】プリンタが行う印刷処理について説明したフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ
2 通信機器
3 ネットワーク
4 コンテンツ配信装置
5 利用者端末
11、31 インターフェース
12 通信制御部
13 コンテンツ抽出部
14 利用者情報抽出部
15 広告抽出部
16 印刷データ生成部
17 広告提供者料金管理部
18 利用者料金管理部
21 プリンタデータベース(プリンタDB)
22 コンテンツデータベース(コンテンツDB)
23 広告データベース(広告DB)
24 利用者データベース(利用者DB)
32 バッファ
33 利用者認証部
34 プリンタ認証部
35 印刷許可部
36 印刷制御部
37 印刷部
41 入力部
42 報知部
43、52 認証部
51 記憶部
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等の通信回線を利用したコンテンツ配信に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、無線によるデータ通信の高速化に伴い、利用者は外出先でも携帯情報端末や携帯電話機等の携帯端末を使用することにより、インターネット等の通信回線を介して、静止画像、動画像、音声データ、文書データ等のコンテンツを配信するサービスを受けることが可能となった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、外出先で携帯端末を用いて種々のコンテンツをダウンロードした場合、そのデータを見るためには、携帯端末の表示画面に表示させた情報を見ることしか手段がなく、非常に見にくいという問題があった。
また、無線による通信料は低額化の傾向にあるが、未だ高額であるため、利用者の金銭的負担が大きく、コンテンツ配信サービスが浸透しないという問題もあった。
【0004】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、コンテンツを印刷装置へ直接配信し、印刷装置がこのコンテンツを用紙に印刷することにより、外出先においても紙ベースの見やすいコンテンツを利用者に対して提供することを可能とする。
また、本発明のもう一つの目的は、配信するコンテンツデータに広告情報を付加することにより、広告提供者から受け取る金銭の一部を利用者に還元することにより、利用者の金銭的負担を軽減させ、更なるシステムの需要増を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、利用者端末からコンテンツの識別情報と印刷装置の識別情報とを受信し、前記識別情報で特定されるコンテンツを印刷データとして前記識別情報で特定される印刷装置へ配信するコンテンツ配信装置と、コンテンツ配信装置から受信した印刷データを印刷する印刷装置とを具備することを特徴とするコンテンツ配信システムを提供する。
【0006】
このようなコンテンツ配信システムによれば、コンテンツ配信装置が利用者から指定された印刷装置へ直接コンテンツを配信し、印刷装置はコンテンツ配信装置から受信したコンテンツを印刷するので、利用者は、コンテンツの配信先である印刷装置を指定すれば、紙に印刷されたコンテンツを取得することが可能となる。これにより、外出先においても紙ベースのコンテンツを見ることができ、非常に見やすい状態で取得したコンテンツを見ることができる。
具体的には、コンビニエンスストア等に公共の印刷装置を設置し、これらの印刷装置に対してそれぞれ識別情報を割り当て、利用者が自己の携帯端末から配信を希望するコンテンツの識別情報とコンテンツの配信先として印刷装置の識別情報とを指定すれば、コンテンツ配信装置は指定された印刷装置へ配信要求があったコンテンツを配信する。これにより、利用者は公共の印刷装置によって印刷された紙ベースのコンテンツを取得することができる。
また、上記本発明に係るコンテンツ配信システムによれば、価値あるコンテンツをパーソナルコンピュータなどにデジタルデータで配信するのではなく、印刷装置に直接配信するので、改竄、盗聴、不正二次利用などを防ぐことができる。
また、上記本発明に係るコンテンツ配信システムにおいて、印刷装置に配信する印刷データのなかに電子メールを含めることが好ましい。これにより、例えば駅の売店、ホテル又はコンビニエンスストアなどで自分宛の電子メールを印刷して取得することができる。
【0007】
また、上記目的を達成するために、本発明は、利用者端末からコンテンツの識別情報と印刷装置の識別情報とを受信し、前記識別情報で特定されるコンテンツを印刷データとして前記識別情報で特定される印刷装置へ配信するコンテンツ配信装置と、コンテンツ配信装置から受信した印刷データを印刷する印刷装置とを備えるコンテンツ配信システムに用いられる印刷装置であって、前記印刷データの印刷結果をコンテンツ配信装置へ通知する通知手段を備えることを特徴とする印刷装置を提供する。
【0008】
このような印刷装置によれば、コンテンツ配信装置から直接配信された印刷データを印刷し、用紙に印刷したコンテンツを利用者に提供することが可能となる。これにより、外出先でも用紙に印刷されたコンテンツを見ることができる。
【0009】
また、本発明の印刷装置において、前記印刷データは、前記利用者が要求したコンテンツに所定の広告情報が付加されたデータであることを特徴とする。
【0010】
このように、利用者が要求したコンテンツには広告情報が付加されていることにより、利用者はコンテンツ以外にも広告情報を得ることができ、様々な情報を取得することができる。
【0011】
また、本発明の印刷装置は、利用者の識別情報を入力するための入力手段と、前記入力手段から入力された利用者の識別情報と、前記印刷データに付加されている利用者識別情報とを照合することにより、利用者の認証を行う認証手段と、利用者の正当性が認証された場合に、前記印刷データの印刷を許可する印刷許可手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
このように、印刷を開始する前に、利用者が当該コンテンツを要求した者か否かを認証し、利用者の正当性が認証された後に、コンテンツを印刷する。これにより、第三者が不当にコンテンツを取得することを防止することができ、正確にコンテンツを要求した利用者に対して情報を提供することが可能となる。
【0013】
また、本発明の印刷装置は、印刷データに付加されている印刷装置の識別情報と、自己の識別情報とを照合する照合手段と、両者が一致した場合に、前記印刷データの印刷を許可する印刷許可手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
このように、利用者によって指定された印刷装置とコンテンツ配信装置から受信したコンテンツを印刷する印刷装置とが一致しているか否かを判断し、一致していることを確認してから印刷データを印刷するので、正確に情報を印刷することが可能となり、また、利用者に正確に情報を提供することが可能となる。
【0015】
また、上記目的を達成するために、本発明は、利用者端末からコンテンツの識別情報と印刷装置の識別情報とを受信し、前記識別情報で特定されるコンテンツを印刷データとして前記識別情報で特定される印刷装置へ配信するコンテンツ配信装置と、コンテンツ配信装置から受信した印刷データを印刷する印刷装置とからなるコンテンツ配信システムに用いられるコンテンツ配信装置であって、前記コンテンツに所定の広告情報を付加した情報を印刷データとして送信することを特徴とするコンテンツ配信装置を提供する。
【0016】
このように、利用者からコンテンツの配信要求を受信した場合には、要求があったコンテンツに広告情報を付加して指定された印刷装置へ送信するため、指定された情報の他にも多くの情報を利用者に提供することが可能となる。
【0017】
また、本発明のコンテンツ配信装置は、前記広告情報が、前記コンテンツ又は利用者の属性に関連する情報であることを特徴とする。
このように、配信する広告情報を配信要求を受けたコンテンツに関連する情報とすることにより、利用者の興味を抱くような広告を提供することができ、宣伝効果をより高めることが可能となる。
【0018】
また、本発明のコンテンツ配信装置は、前記利用者に対して配信した広告情報の情報量又は配信時間に応じて、当該広告情報の提供者から受け取る金銭を決定する広告提供者料金管理手段と、前記利用者に対して配信したデータ量又は通信時間に応じて利用者から受け取る金銭を決定する利用者料金管理手段とを備え、前記利用者料金管理手段は、前記広告提供者から広告提供の代償として受け取る金銭の一部を前記広告を配信した利用者に対して還元することを特徴とする。
【0019】
このように、広告提供者から受け取る金銭の一部を利用者に対して還元するので、利用者の金銭的負担が軽減され、システムの利用促進に資することとなる。
【0020】
また、本発明のコンテンツ配信装置において、前記広告提供者料金管理手段及び前記利用者料金管理手段は、前記印刷装置から受信する印刷結果も考慮して、前記広告提供者又は利用者から受け取る金銭の額を決定することを特徴とする。
【0021】
このように、印刷装置から通知される印刷結果、即ち、配信した印刷データのうち、確実に利用者に対して提供できたデータ量を把握し、この確実に提供できたデータ量に基づいて利用者又は広告提供者から受け取る金銭の額を決定するので、極めて正確な課金を行うことが可能となる。
この結果、広告情報のみを利用者が受け取らなかった場合には、広告提供者から受け取る金銭の額を0円にするとともに、利用者からは広告提供者からの報酬が考慮されないため、コンテンツ取得料金が高くなることとなる。
反対に、配信した印刷データが全て印刷され利用者へ提供された場合には、広告提供者からは広告情報量に応じた料金を受け取ると共に、この料金の一部を利用者から受け取る料金に還元させるため、利用者から受け取る金額は低額に抑えられる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。
(1)コンテンツ配信システムの構成
図1は本発明の一実施形態におけるコンテンツ配信システムの構成を示す図である。
図1に示すように、符号1は印刷装置としてのプリンタであり、有線或いは無線によって通信機器2(例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機や携帯情報端末等の携帯端末、情報家電等)に接続されている。プリンタ1には、各プリンタを特定するためのIDがそれぞれ割り当てられている。
符号2は通信機器であり、有線又は無線によってネットワーク3(例えば、LAN等の専用回線、インターネット等)に接続されている。この通信機器2は、ネットワーク3を介して情報を受信するためのアドレスを有している。
また、符号4は、コンテンツを配信するコンテンツ配信装置であり、上記通信機器2と同様、有線又は無線によりネットワーク3に接続され、ネットワーク3を介して情報の送受信を行う。
また、符号5は利用者端末であり、利用者はこの端末を使用してネットワーク3を介してコンテンツ配信装置4にコンテンツ配信の要求等を送信する。なお、利用者端末5は、コンテンツ配信に係る情報を入力するための入力部と、ネットワーク3へ接続し通信を行うための機能とを最低限備えており、この利用者端末としては、例えば、パーソナルコンピュータや情報通信端末や携帯電話機等の携帯端末が挙げられる。
【0023】
(2)コンテンツ配信装置4の構成
次に、図2を参照してコンテンツ配信装置4の構成について説明する。
同図において、符号11はネットワーク3を介して情報を送受するためのインターフェース(I/F)である。符号12は、プリンタデータベース(プリンタDB)21に格納されている通信テーブルを参照しながら、データの送信先等を決定する通信制御部である。符号13は、インターフェース11を介して受信したコンテンツIDに基づいて該当するコンテンツデータをコンテンツデータベース(コンテンツDB)22から取得するコンテンツ抽出部である。符号14は、インターフェース11を介して受信した利用者IDに該当する利用者情報を利用者データベース(利用者DB)から取得する利用者情報抽出部である。
【0024】
符号15は、コンテンツ抽出部13から取得したコンテンツの提供者情報や利用者情報抽出部14から取得した利用者の属性情報等に基づいて、関連性の強い広告を広告データベース(広告DB)23から抽出する広告抽出部である。
また、符号16はコンテンツ抽出部13によって抽出されたコンテンツデータと、広告抽出部15によって抽出された広告情報とに基づいて印刷データを所定の形式に基づいて生成するとともに、利用者情報抽出部14から出力された利用者IDや通信制御部12から出力されたプリンタID等を上記印刷データに電子透かしとして付加し、送信するデータを作成する印刷データ生成部である。
【0025】
符号17は広告提供者毎に課金情報を管理する広告提供者料金管理部である。広告提供者料金管理部17は、当該コンテンツ配信装置4が利用者に対して広告情報を提供したときに、その提供の頻度や情報量に応じて、広告提供者に課金される金額を所定の料金体系に基づいて決定し、その金額の合計額を課金情報として管理する。
【0026】
符号18は、利用者毎に課金情報を管理する利用者料金管理部である。利用者料金管理部18は、当該コンテンツ配信装置4が利用者に対して提供したコンテンツの情報量又は提供した時の通信時間に応じて利用者に課金される金額を所定の料金体系に基づいて決定し、その金額の合計額を課金情報として管理する。また、この利用者料金管理部18は、上記広告提供者料金管理部17と連携して、広告提供者から受け取る金銭の一部を、その広告情報を提供した利用者に対して還元するように、各利用者から受け取る金銭の額を調整する。
【0027】
続いて、上記各種データベースに格納されている情報について説明する。
まず、プリンタDB21には、当該コンテンツ配信装置4に登録されているプリンタのIDと、プリンタが接続されている通信機器のアドレスとが対応付けられた通信テーブルが格納されている。
図1を例に挙げて説明すると、通信テーブルには、プリンタ1のIDである「1234」と、プリンタ1が接続されている通信機器2のアドレス「xxx.xxx.xxx.xxx.xxx」とが対応付けられている。
また、コンテンツDB22には、コンテンツID毎にコンテンツデータ、コンテンツ提供者に係る種々の情報が格納されている。
また、広告DB23には、広告毎に関連性の高い利用者属性(例えば、性別、年齢等)やコンテンツID等が格納されている。
利用者DB24には、利用者ID毎に利用者の属性(性別、年齢、趣味等)、利用者の基本情報(住所、電話番号、メールアドレス、パスワード等)が格納されている。
【0028】
上記各種データベース21〜24は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であれば良く、例えば、半導体メモリや磁気ディスク等でもよく、また、光ディスク(CD−ROM/R/RW、DVD−ROM、DVD−R/RW、DVD−RAM等)、光磁気ディスク(MO,MD等)、磁気記憶媒体(HDD、FD、磁気テープ等)、半導体メモリ(MS、SDカード等のフラッシュメモリ、FeRAM等)などの可搬型記録媒体であってもよい。
【0029】
(3)プリンタ1の構成
次に、図3を参照してプリンタ1の構成について説明する。
同図において、符号31は外部の機器(例えば、図1における通信機器2)と情報を送受信するためのインターフェース、符号32はインターフェース31を介して外部から受信したデータを一時格納するバッファである。符号33は利用者の認証を行う利用者認証部、符号34はプリンタの認証を行うプリンタ認証部、符号35は認証部の認証結果によって印刷データの印刷を許可するとともに、認証にエラーが発生した場合にその旨をコンテンツ配信装置4へ通知する印刷許可部、符号36は印刷を制御する印刷制御部、符号37は印刷データを印刷用紙等に印刷する印刷部である。
【0030】
上記利用者認証部33は、外部から利用者の識別情報(例えば、利用者IDとパスワード等)を入力するための入力部41と、認証に必要な利用者IDやパスワード等を入力する旨を要求する報知部42、入力部41から入力された利用者ID等とインターフェース31を介してコンテンツ配信装置4から受信したデータに付加されている利用者識別情報とを照合することにより利用者の認証を行う認証部43とを備えている。なお、上記報知部42は、表示等によって報知するもの、又は、音声によって報知するもの、又はそれらの組み合わせであってもよい。
【0031】
また、プリンタ認証部34は、自己のプリンタIDが格納されている記憶部51と、記憶部51に格納されているプリンタIDとコンテンツ配信装置4から受信したデータに付加されているプリンタIDとを照合することにより、プリンタの認証を行う認証部52とを備えている。
【0032】
なお、上記利用者認証部33は、利用者IDやパスワード等に基づいて認証を行う他、利用者の指紋等に基づいて利用者の認証を行うようなものであってもよい。なお、指紋によって認証を行う場合は、利用者は予め自己の指紋をコンテンツ配信装置4へ登録しておく必要がある。また、コンテンツ配信装置4は印刷データの配信時において、印刷データに利用者の指紋データを付加してコンテンツの配信先へ指定されているプリンタ1へ送信する必要がある。またプリンタ1は、利用者から指紋を採取する指紋採取部と、採取した指紋をデータに変換する変換部、変換した指紋のデータと予め登録されている指紋のデータとを照合する手段等を備える必要がある。
【0033】
次に、上記構成からなるコンテンツ配信装置4、プリンタ1を備えるコンテンツ配信システムの全体の動作について説明する。
まず、利用者は利用者端末5の入力部を操作することにより、取得したいコンテンツのID(コンテンツID)と、コンテンツを印刷させるプリンタの識別情報(プリンタID)と、自己のID(利用者ID)とを入力し、これらの情報をコンテンツ配信装置4へ送信する操作を行う。
係る操作が行われることにより、プリンタID、コンテンツID、及び利用者IDが、ネットワーク3を介してコンテンツ配信装置4へ送信される。
【0034】
続いて、コンテンツ配信装置4の通信制御部12は上記各種IDを受信すると、コンテンツIDをコンテンツ抽出部13へ、利用者IDを利用者情報抽出部14へ、プリンタIDを自己が保有するとともに印刷データ生成部16へ出力する。コンテンツIDを受け取ったコンテンツ抽出部13は当該コンテンツIDで特定されるコンテンツデータをコンテンツDB22から抽出し、抽出したコンテンツデータを印刷データ生成部16へ出力するとともに、コンテンツデータの提供者の情報を広告抽出部15へ出力する。
一方、利用者IDを受け取った利用者情報抽出部14は、当該利用者IDで特定される利用者情報を利用者DB24から抽出し、利用者の属性情報を広告抽出部15へ出力するとともに、利用者IDとパスワードとを印刷データ生成部16へ出力する。
【0035】
広告抽出部15は、コンテンツ抽出部13から受け取った提供者情報と、利用者情報抽出部14から受け取った利用者属性情報とに基づいて、これらの情報に関連付けられている広告情報を広告DB23から抽出し、抽出した広告情報を印刷データ生成部16へ出力する。
印刷データ生成部16は、コンテンツ抽出部13から受け取ったコンテンツデータと、広告抽出部15から受け取った広告情報とを所定のデータ生成手法に基づいて変換し、印刷データを作成する。
更に、利用者情報抽出部14から受け取った利用者ID、パスワード、及びプリンタIDとを電子透かしとして、この印刷データに付加し、送信データを作成する。そして、この送信データを通信制御部12へ出力する。
【0036】
通信制御部12は、当該送信データの送り先として指定されているプリンタIDに対応付けられているアドレスをプリンタDB21内の通信テーブルから取得する。そして、取得したアドレスを印刷データ生成部16によって生成された送信データの送信先に設定するとともに、自己のアドレスを当該送信データの送信元に設定する。そして、この送信データをインターフェース11を介して送信する。
【0037】
ここで、図4に上記送信データの構成を示す。同図に示すように、送信データは、当該送信データの送信先である通信機器2のアドレス101、当該送信データの送信元であるコンテンツ配信装置4のアドレス102、電子透かしとして付加されている利用者認証情報103(利用者ID、パスワード)、プリンタID104からなる付加情報、及びコンテンツデータ105と広告情報106とからなる印刷データにより構成されている。
【0038】
通信機器2は、送信データを受信すると、この送信データをプリンタ1へ出力する。これにより、プリンタ1のインターフェース31を介して、バッファ32に当該送信データが格納される。このようにして、データを受信すると(図5のステップSP1)、利用者認証部33による利用者認証処理が行われる(ステップSP2)。具体的には、まず、利用者認証部33の報知部42が利用者の認証に必要となる利用者IDとパスワードとを入力する旨を報知する。これにより、利用者は、入力部41から自己のIDとパスワードとを入力する。続いて、認証部43が、印刷データに付加されている利用者ID及びパスワードとを照合する。この結果、両者が一致した場合には、利用者が正当な者であると判断して(ステップSP3において「NO」)、続いて、プリンタ認証部34によるプリンタの認証が行われる(ステップSP4)。
【0039】
プリンタ認証では、認証部52が記憶部51に格納されている当該プリンタのIDと、送信データの付加情報であるプリンタIDとを照合し、これらが一致した場合には、正当なプリンタであると判断して、印刷許可部35に対して認証済みであることを通知する。
一方、利用者認証部33又はプリンタ認証部34による認証の結果、エラーとなった場合には、その旨が印刷許可部35へ出力される。
【0040】
印刷許可部35は、プリンタ認証部34から認証済みである旨の通知を受け取った場合には、印刷制御部36に対して印刷許可通知を出力する。
これにより、印刷制御部36は印刷許可部35から印刷許可通知を受け取ると、バッファ32に格納されている印刷データの印刷を開始すべく、印刷処理を開始する(ステップSP6)。
【0041】
一方、利用者認証部33による認証エラー(ステップSP3において「YES」)、又はプリンタ認証部による認証にエラーが生じた場合には(SP4において「NO」)、印刷許可部35は印刷制御部36に対して印刷禁止通知を出力するとともに、エラー通知をインターフェース31を介して当該送信データの送信元であるコンテンツ配信装置4に対して送信する(ステップSP7)。
【0042】
次に、上記ステップSP6において行う印刷処理について図6を参照して説明する。
まず、印刷制御部36は、バッファ32内に格納されている印刷データを取得し、この印刷データのマークスキャンを行う(ステップSP11)。ここで、マークスキャンは、一枚毎に印刷データにつけられているマークであり、このマークで区切られるデータは、用紙1枚分の印刷データであることを示している。
続いて、印刷制御部36は、スキャンしたマークが最後のマークであるか否かを判断する(ステップSP12)。即ち、印刷データ全てを印刷したか否かを判断する。
この結果、最後のマークでなければ(ステップSP12において「NO」)、一枚分の印刷データを印刷部37へ出力する。これにより、印刷部37により一枚分の印刷データが印刷される(ステップSP13)。続いて、印刷制御部36は、印刷中に印刷エラーが発生したか否かを判断する(ステップSP14)。印刷エラーとしては、用紙切れ、紙詰まり、その他、制御系の故障等が挙げられる。なお、印刷が正確に行われなかった場合には、全て印刷エラーとして判断される。
【0043】
この結果、印刷エラーが発生した場合には(ステップSP14において「YES」)、印刷制御部36は、印刷エラー通知をコンテンツ配信装置4に対して行う。具体的には、コンテンツ配信装置4が、何ページまで正常に印刷が行われ、何ページ分が未印刷であるかを把握できるような情報をエラー通知と共に送信する。例えば、エラーが発生したページ、又は、正常に印刷が行われたページ数等をエラー通知とともに送信する。
【0044】
一方、ステップSP14において、印刷エラーが発生しなかった場合には(ステップSP14において「NO」)、ステップSP11へ戻り、次の印刷マークのスキャンを行う(ステップSP11)。そして、ステップSP11において、印刷マークをスキャンできなかった場合には、即ち、スキャンした印刷マークが最終マークであった場合は(ステップSP12において「YES」)、印刷データの印刷完了と判断し、印刷完了通知をコンテンツ配信装置4へ対して行う(ステップSP16)。
これにより、上記印刷エラー通知又は印刷完了通知が、プリンタ1のインターフェース31を経由して通信機器2へ送信され、更に、通信機器2によってネットワーク3を介してコンテンツ配信装置4へ送信される。
【0045】
このようにして、印刷エラー通知又は印刷完了通知をコンテンツ配信装置4のインターフェース11を介して通信制御部12が受信すると、通信制御部12は当該通知を広告提供者料金管理部17及び利用者料金管理部18へ出力する。広告提供者料金管理部17は、プリンタ1から通知されたエラー通知又は印刷完了通知に基づいて、利用者に提供した広告情報のデータ量を求め、このデータ量に基づいて広告提供者から受け取る金銭の額を決定し、当該広告提供者の課金情報を更新する。また、広告提供者はこのとき決定した額を利用者料金管理部18へ通知する。
【0046】
利用者料金管理部18は、プリンタ1から通知されたエラー通知又は印刷完了通知と、広告提供者料金管理部17から通知された広告提供者から受け取る金銭の額とに基づいて、利用者から受け取る金銭の額を決定する。即ち、利用者に正確に提供したコンテンツのデータ量と、広告情報のデータ量とをプリンタ1からの通知に基づいて判断し、このデータ量に基づいて利用者から受け取る金銭の額を決定する。次に、広告提供者料金管理部17から通知された金額の一部を先ほど決定した金額から減算することにより、広告提供者から受け取る金銭の一部を利用者に還元する。これにより、利用者の金銭的負担を軽減することができる。このようにして、利用者から受け取る最終的な金額を当該利用者の課金情報に反映させる。
【0047】
以上、本実施形態に係るコンテンツ配信システム及び当該システムを構成するコンテンツ配信装置及びプリンタ1について詳細を説明したが、上記実施形態において、プリンタ1が通信機能を備えているようにしても良い。この場合、プリンタ自信がアドレスを有していることとなる。そして、通信機器2を介さずに、直接ネットワーク3に接続し、コンテンツ配信装置4から印刷データ(送信データ)を受信することとなる。
また、プリンタ1内に備えられているバッファ32は、可搬型記録媒体でもよく、また、通信機器2に備えられている内部記憶部を流用するようにしてもよい。この場合、通信機器2とプリンタ1とは印刷時において有線又は無線によって接続されており、通信機器2内の記憶部から印刷データ等を取得するような構成となる。
【0048】
なお、図2及び図3に示した本実施形態におけるコンテンツ配信装置4及びプリンタ1を構成する各部の機能を実現するためプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各種の処理を実行してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0049】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、例えば、CD−ROM等の光ディスク、MO,MD等の光磁気ディスク、HDD,FD等の磁気記憶媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリなどの可搬型記録媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0050】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0051】
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
例えば、上記実施形態においてプリンタ1へ配信する印刷データとしては、コンテンツのみでなく、電子メールを含めてもよい。これにより、駅の売店、ホテル又はコンビニエンスストアなどで自分宛の電子メールを印刷して取得することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のコンテンツ配信システムによれば、コンテンツ配信装置が利用者から指定された印刷装置へ直接コンテンツを配信し、印刷装置はコンテンツ配信装置から受信したコンテンツを印刷するので、利用者は、コンテンツの配信先として指定した印刷装置にコンテンツを印刷させることが可能となる。これにより、外出先においても紙ベースに印刷されたコンテンツを取得することができる。
【0053】
また、本発明の印刷装置によれば、利用者が要求したコンテンツには広告情報が付加されているので、利用者はコンテンツ以外にも広告情報を得ることができ、様々な情報を取得することができる。
【0054】
また、本発明の印刷装置によれば、印刷を開始する前に、利用者が当該コンテンツを要求した者か否かを認証し、利用者の正当性が認証された後に、コンテンツを印刷するので、第三者が不当にコンテンツを取得することを防止することができ、正確にコンテンツを要求した利用者に対して情報を提供することが可能となる。
【0055】
また、本発明の印刷装置によれば、利用者によって指定された印刷装置とコンテンツ配信装置から受信したコンテンツを印刷する印刷装置とが一致しているか否かを判断し、一致していることを確認してから印刷データを印刷するので、正確に情報を印刷することが可能となり、また、利用者に正確に情報を提供することが可能となる。
【0056】
また、本発明のコンテンツ配信装置によれば、利用者からコンテンツの配信要求を受信した場合には、要求があったコンテンツに広告情報を付加して指定された印刷装置へ送信するため、指定された情報の他にも多くの情報を利用者に提供することが可能となる。
【0057】
また、本発明のコンテンツ配信装置によれば、配信する広告情報を配信要求を受けたコンテンツに関連する情報とすることにより、利用者の興味を抱くような広告を提供することにより、宣伝効果をより高めることが可能となる。
【0058】
また、本発明のコンテンツ配信装置によれば、広告提供者が広告料として支払う金銭を利用者のコンテンツ配信料に還元することにより、利用者が支払う金額を低額に抑えることができるので、より多くの利用者の獲得をねらうことが可能となる。
【0059】
また、本発明のコンテンツ配信装置によれば、印刷装置から通知される印刷結果、即ち、配信した印刷データのうち、確実に利用者に対して提供できたデータ量を把握し、この確実に提供できたデータ量に基づいて利用者又は広告提供者から受け取る金銭の額を決定するので、極めて正確な課金を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信システムのシステム構成図である。
【図2】同実施形態におけるコンテンツ配信装置の機能ブロック図である。
【図3】同実施形態におけるプリンタの機能ブロック図である。
【図4】コンテンツ配信装置が配信する送信データの一構成例を示す図である。
【図5】プリンタの動作について説明するためのフローチャートである。
【図6】プリンタが行う印刷処理について説明したフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ
2 通信機器
3 ネットワーク
4 コンテンツ配信装置
5 利用者端末
11、31 インターフェース
12 通信制御部
13 コンテンツ抽出部
14 利用者情報抽出部
15 広告抽出部
16 印刷データ生成部
17 広告提供者料金管理部
18 利用者料金管理部
21 プリンタデータベース(プリンタDB)
22 コンテンツデータベース(コンテンツDB)
23 広告データベース(広告DB)
24 利用者データベース(利用者DB)
32 バッファ
33 利用者認証部
34 プリンタ認証部
35 印刷許可部
36 印刷制御部
37 印刷部
41 入力部
42 報知部
43、52 認証部
51 記憶部
Claims (9)
- 利用者端末からコンテンツの識別情報と印刷装置の識別情報とを受信し、前記識別情報で特定されるコンテンツを印刷データとして前記識別情報で特定される印刷装置へ配信するコンテンツ配信装置と、
コンテンツ配信装置から受信した印刷データを印刷する印刷装置と
を具備することを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 利用者端末からコンテンツの識別情報と印刷装置の識別情報とを受信し、前記識別情報で特定されるコンテンツを印刷データとして前記識別情報で特定される印刷装置へ配信するコンテンツ配信装置と、コンテンツ配信装置から受信した印刷データを印刷する印刷装置とを備えるコンテンツ配信システムに用いられる印刷装置であって、
前記印刷データの印刷結果をコンテンツ配信装置へ通知する通知手段を備えることを特徴とする印刷装置。 - 前記印刷データは、前記利用者が要求したコンテンツに所定の広告情報が付加されたデータであることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
- 利用者の識別情報を入力するための入力手段と、
前記入力手段から入力された利用者の識別情報と、前記印刷データに付加されている利用者識別情報とを照合することにより、利用者の認証を行う認証手段と、
利用者の正当性が認証された場合に、前記印刷データの印刷を許可する印刷許可手段と
を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の印刷装置。 - 印刷データに付加されている印刷装置の識別情報と、自己の識別情報とを照合する照合手段と、
両者が一致した場合に、前記印刷データの印刷を許可する印刷許可手段と
を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の印刷装置。 - 利用者端末からコンテンツの識別情報と印刷装置の識別情報とを受信し、前記識別情報で特定されるコンテンツを印刷データとして前記識別情報で特定される印刷装置へ配信するコンテンツ配信装置と、コンテンツ配信装置から受信した印刷データを印刷する印刷装置とからなるコンテンツ配信システムに用いられるコンテンツ配信装置であって、
前記コンテンツに所定の広告情報を付加した情報を印刷データとして送信することを特徴とするコンテンツ配信装置。 - 前記広告情報は、前記コンテンツ又は利用者の属性に関連する情報であることを特徴とする請求項6に記載のコンテンツ配信装置。
- 前記利用者に対して配信した広告情報の情報量又は配信時間に応じて、当該広告情報の提供者から受け取る金銭を決定する広告提供者料金管理手段と、
前記利用者に対して配信したデータ量又は通信時間に応じて利用者から受け取る金銭を決定する利用者料金管理手段と
を備え、
前記利用者料金管理手段は、前記広告提供者から広告提供の代償として受け取る金銭の一部を前記広告を配信した利用者に対して還元することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のコンテンツ配信装置。 - 前記広告提供者料金管理手段及び前記利用者料金管理手段は、前記印刷装置から受信する印刷結果も考慮して、前記広告提供者又は利用者から受け取る金銭の額を決定することを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ配信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002240941A JP2004078767A (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | コンテンツ配信システム及び印刷装置並びにコンテンツ配信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002240941A JP2004078767A (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | コンテンツ配信システム及び印刷装置並びにコンテンツ配信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004078767A true JP2004078767A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32023582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002240941A Pending JP2004078767A (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | コンテンツ配信システム及び印刷装置並びにコンテンツ配信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004078767A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7839521B2 (en) | 2005-08-09 | 2010-11-23 | Global Print Systems, Inc. | Methods and systems for print job management and printing |
-
2002
- 2002-08-21 JP JP2002240941A patent/JP2004078767A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7839521B2 (en) | 2005-08-09 | 2010-11-23 | Global Print Systems, Inc. | Methods and systems for print job management and printing |
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