JP2004069352A - 放射線検知素子一体型カード、放射線量読取書き込みシステム、入退管理システム - Google Patents
放射線検知素子一体型カード、放射線量読取書き込みシステム、入退管理システム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】入退管理システム130は、放射線を検知するために用いる蛍光材料2を取り付ける蛍光材料取り付け部3と、使用者の識別情報と被ばく情報とが書き込まれるメモリ領域を有するチップ4とを有する放射線検知素子一体型カード1と、前記放射線検知素子一体型カード1と接触させることにより、または、非接触で前記使用者の識別情報と被ばく情報とを読み出し、前記被ばく情報を前記メモリ領域に書き込む測定器100と、前記放射線検知素子一体型カード1から線量情報を読み取り、使用者の入退を制御可能な入退装置110とからなる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、原子力発電所などの管理区域内で作業を行う使用者の放射線被ばく線量を測定する放射線検知素子一体型カードと、前記放射線検知素子一体型カードの読取および書き込みを行う放射線量読取書き込みシステムと、前記放射線検知素子一体型カードを使用した被ばく管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
原子力発電所などの管理区域内で作業を行う使用者(以下、使用者という)は、管理区域内における放射線被ばく線量値と作業時間を管理することが義務づけられている。
【0003】
原子力発電所の入退管理システムを例に説明する。図10に従来の入退管理システムの構成図を示す。図11にICカード201のメモリ領域のメモリ構成の一実施例を示す。図12に放射線管理計算機のデータベースのレコード定義の一実施例を示す。
【0004】
図10の従来の入退管理システム230は、ICカード201と入退装置210と放射線管理計算機40より構成される。ICカード201は、使用者30の識別情報が書き込まれるメモリ領域を有するチップ204とを有する。測定器200は、ICカード201と接触させることにより、または、非接触で前記使用者30の識別情報を読み出し、前記被ばく情報を前記メモリ領域に書き込む。入退装置210は、電子式個人線量計20から線量情報を読み取り、使用者30の入退を制御する。入退装置210と放射線管理計算機40が専用回線を介して接続されるオンライン処理では、入退処理の実績データ記憶と入退制御はすべて放射線管理計算機40が行う。例えば放射線管理計算機40のメンテナンス作業により、入退装置210と放射線管理計算機40の専用回線を介して接続されていないオフライン処理では、入退処理の実績データ記憶と入退制御はすべて入退装置210単独で行う。そして放射線管理計算機40のメンテナンス作業終了後、入退処理の実績データは放射線管理計算機40に送信される。
【0005】
図11のICカード201のメモリ領域のメモリ構成について説明する。使用者IDは、使用者30を一意に識別するためのコードである。有効期限は、使用者30が管理区域内に入退できる期限を示す。使用者区分は、使用者30が管理区域内に入退するときの資格を示す。所属コードは、使用者30の所属会社を一意に識別するためのコードである。ICカード201は、固定のデータを記憶し、入退の都度データを書き換える運用はしない。
【0006】
図12の放射線管理計算機のデータベースのレコード定義について説明する。図12(a)は、使用者DBを示す。使用者IDは、使用者30を一意に識別するためのコードである。有効期限は、使用者30が管理区域内に入退できる期限を示す。使用者区分は、使用者30が管理区域内に入退するときの資格を示す。所属コードは、使用者30の所属会社を一意に識別するためのコードである。図12(b)は、使用者の実績データDBを示す。使用者IDは、使用者30を一意に識別するためのコードである。使用者の被ばく情報は、使用者30の過去の被ばく実績を示す。1年間線量値は、過去1年間の線量値を示す。3ヶ月線量値は、過去3ヶ月の線量値を示す。1ヶ月線量値は、前月の線量値を示す。当月線量値は、当月の線量値を示す。週間線量値は、当週間の線量値を示す。当日線量値は、当日既に被ばくした線量値を示す。当日作業時間は、当日既に作業した時間を示す。使用者の作業番号は、使用者30に許可された作業番号である。計画線量値は、その日の作業内容に対して計画されている線量値である。計画作業時間は、その日の作業内容に対して計画されている作業時間である。
【0007】
使用者が管理区域に入域するとき、計画線量値から当日線量値を引き算した線量値と計画作業時間から当日作業時間を引き算した時間を電子式個人線量計に設定する。電子式個人線量計は、実際に測定した線量値(以下、実線量値という)と作業時間(以下、実作業時間という)をリアルタイムに検証し、作業中に実線量値が計画線量値を超過した場合または実作業時間が計画線量値を超過した場合、警報音を発生し、使用者に通知する。使用者は、電子式個人線量計の警報音と表示値により、警報状態を認識し、管理区域から退域する。
【0008】
使用者が管理区域から退域するとき、電子式個人線量計の実線量値と実作業時間を読取り、使用者の被ばく情報を更新する。
【0009】
従来、使用者は電子式個人線量計とフィルムバッジなどのバックアップ線量計を携帯し管理区域内での作業を行う。バックアップ線量計は、電子式個人線量計が故障し、実線量値または実作業時間が読取りできない場合に実線量値の読取りを保証するためにある。バックアップ線量計の媒体として、フィルムバッジが多く使用されている。
【0010】
フィルムバッジは、通常月単位で交換し、専門の測定会社において現像および放射線量測定が行われる。放射線管理者は、月単位で電子式個人線量計の実線量値の積算値とバックアップ線量計の放射線量とを比較し、当該月の実線量値の積算値が正しいことを確認する。
【0011】
フィルムバッジを専門の測定会社に送付し現像および放射線量測定を行い、結果が判明するまでに少なくとも数日を要していた。通常運用のなかであれば問題ないが、電子式個人線量計が故障し緊急に実線量値を確定させる必要があるとき、上記に示すように数日を要する測定方法では、問題がある。放射線管理者は、使用者の実線量値と実作業時間を日単位で確定させる義務がある。放射線管理者は、その日の実線量値と実作業時間が確定していない状態で、次の日の作業を許可することができない。
【0012】
この結果、使用者は作業許可がなく、管理区域内で作業できないことになる。使用者が検査員や現場責任者である場合、作業現場の工程進捗に影響することがあった。
【0013】
使用者に起因する要因ではなく、電子式個人線量計の故障により、使用者が管理区域内で作業できないということは、使用者にとって酷である。この様な状況を回避するため、リアルタイムに測定できるバックアップ線量計の使用が切望されていた。
【0014】
次にOSL(Optical Sutimulated Luminescence)について説明する。OSLは、次世代の線量計として開発されたものである。OSLの測定方法として、例えば特表2000−503396、特表2000−503759が公開されている。これらは、OSLの成分やレーザー照射方法及び受光測定方法について記述されている。
【0015】
さらに、特開平11−237479においては、照射光路用ファイバーと光受光用ファイバーの先端にOSLを設け、照射光路用ファイバーにレーザー光を照射しOSLから放出されるOSL光を受光測定する方法が公開されている。
【0016】
従来の熱蛍光線量計の読取装置では、連続使用による熱の影響を排除するため装置筐体寸法が大きくなることがあったが、OSLはレーザー光を使用するので熱の心配がなくコンパクトな読取部を形成することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の点を考慮してなされたもので、バックアップ線量計の放射線を検知するために用いる蛍光材料としてOSL(Optical Sutimulated Luminescence)を使用するものである。
【0018】
本発明は、使用者が常時携帯するIDカードにOSLを組み込むことで放射線被ばく線量を測定する放射線検知素子一体型カードを提供する。さらに、OSL読取部を測定器および入退装置の内部に読み込むことで放射線検知素子一体型カードの読取および書き込みを行う放射線量読取書き込みシステムと、前記放射線検知素子一体型カードを使用した被ばく管理システムを提供する。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の放射線検知素子一体型カードは、放射線を検知するために用いる蛍光材料を取り付ける蛍光材料取り付け部と、メモリ領域を有するチップとを具備する。
【0020】
上記構成により、放射線検知素子一体型カードは、蛍光材料の実線量値を出力するとともに使用者管理情報を内部に記憶することができる。この結果、電子式個人線量計が故障して実線量値が読取できない場合でも、放射線検知素子一体型カードの実線量値を採用することで、使用者の当該作業における実線量値を確定させることができる。
【0021】
本発明の請求項2に記載の放射線検知素子一体型カードは、放射線を検知するために用いる蛍光材料を取り付ける蛍光材料取り付け部と、メモリ領域を有するチップとを具備する。
【0022】
上記構成により、放射線検知素子一体型カードは、蛍光材料を交換可能に取りつけられる。この結果、入退装置における読取処理の中で自動的に蛍光材料を交換することができる。
【0023】
本発明の請求項3に記載の放射線検知素子一体型カードは、蛍光材料がOSLである。
【0024】
上記構成により、放射線検知素子一体型カードは、蛍光材料としてOSLを使用することができる。
【0025】
本発明の請求項4に記載の放射線検知素子一体型カードは、チップのメモリ領域に、使用者の被ばく情報が格納される。
【0026】
上記構成により、放射線検知素子一体型カードは、使用者の被ばく情報を格納できる。
【0027】
本発明の請求項5に記載の放射線量読取書き込みシステムは、放射線を検知するために用いる蛍光材料を取り付ける蛍光材料取り付け部と、使用者の識別情報と被ばく情報とが書き込まれるメモリ領域を有するチップとを有する放射線検知素子一体型カードと、前記放射線検知素子一体型カードと接触させることにより、または、非接触で前記使用者の識別情報と被ばく情報とを読み出し、前記被ばく情報を前記メモリ領域に書き込む測定器とから構成される。
【0028】
上記構成により、放射線量読取書き込みシステムは、測定器における読取処理において、放射線検知素子一体型カードに記憶している使用者の識別情報と被ばく情報を接触または非接触で読み出すとともに書き込むことができる。
【0029】
本発明の請求項6に記載の放射線量読取書き込みシステムは、メモリ領域には複数の所定期間の被ばく量を書き込みが可能な構成となっている。
【0030】
上記構成により、放射線量読取書き込みシステムは、測定器における読取処理において、放射線管理計算機と測定器が接続されているオンライン運用では、放射線管理計算機から所定期間の被ばく量を受信し、放射線検知素子一体型カードに書き込むことができる。さらに放射線量読取書き込みシステムは、放射線検知素子一体型カードに記憶している所定期間の被ばく量を読み出すことで使用者の所定期間の被ばく量を参照できる。
【0031】
本発明の請求項7に記載の入退管理システムは、放射線を検知するために用いる蛍光材料を取り付ける蛍光材料取り付け部と、使用者の識別情報と被ばく情報とが書き込まれるメモリ領域を有するチップとを有する放射線検知素子一体型カードと、前記放射線検知素子一体型カードと接触させることにより、または、非接触で前記使用者の識別情報と被ばく情報とを読み出し、前記被ばく情報を前記メモリ領域に書き込む測定器と、前記放射線検知素子一体型カードから線量情報を読み取り、使用者の入退を制御可能な入退装置とから構成される。
【0032】
上記構成により、入退管理システムは、電子式個人線量計が故障して実線量値が読取できない場合でも、放射線検知素子一体型カードの実線量値を採用することで、使用者の当該作業における実線量値を確定させることができる。
【0033】
また入退管理システムは、放射線管理計算機と入退装置が接続されていないオフライン運用でも、放射線検知素子一体型カードから使用者の識別情報と被ばく情報を読み出し、入退を制御できる。さらに入退管理システムは、退域処理においては当該入退処理の実績を反映させた被ばく情報を放射線検知素子一体型カードに書き込むことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0035】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について、図1、図2を参照しながら説明する。
【0036】
図1は、放射線検知素子一体型カードの構成図である。図2は、メモリ領域のメモリ構成の一実施例を示す。
【0037】
図1は、放射線検知素子一体型カードの構成図である。放射線検知素子一体型カード1は、放射線を検知するために用いる蛍光材料2を取り付ける蛍光材料取り付け部3と、メモリ領域を有するチップ4とを具備する。
【0038】
図2は、メモリ領域のメモリ構成の一実施例を示す。使用者IDは、使用者30を一意に識別するためのコードである。有効期限は、使用者30が管理区域内に入退できる期限を示す。使用者区分は、使用者30が管理区域内に入退するときの資格を示す。所属コードは、使用者30の所属会社を一意に識別するためのコードである。
【0039】
放射線検知素子一体型カード1は、蛍光材料2の実線量値を出力するとともに使用者管理情報を内部に記憶することができる。この結果、電子式個人線量計20が故障して実線量値が読取できない場合でも、放射線検知素子一体型カード1の実線量値を採用することで、使用者30の当該作業における実線量値を確定させることができる。なお、蛍光材料にOSLを使用することで、読取装置の筐体寸法を小さくすることができる。
【0040】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について、図3を参照しながら説明する。
【0041】
図3は、放射線検知素子一体型カードの構成図である。
【0042】
放射線検知素子一体型カード1は、放射線を検知するために用いる蛍光材料2を取り付ける蛍光材料取り付け部3と、メモリ領域を有するチップ4とを具備し、蛍光材料2を交換可能に取りつけられる。図3(a)は、蛍光材料2を放射線検知素子一体型カード1に取り付けた状態を示す。図3(b)は、蛍光材料2を放射線検知素子一体型カード1から取り外した状態を示す。蛍光材料2は、放射線検知素子一体型カード1から容易に取り外しおよび取り付け可能な構造となっている。
【0043】
この結果、放射線検知素子一体型カード1は、手動操作および読取装置における読取処理のなかで自動的に蛍光材料2を交換することができる。なお、蛍光材料にOSLを使用することで、読取装置の筐体寸法を小さくすることができる。
【0044】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3について、図4、図5を参照しながら説明する。
【0045】
図4は、放射線検知素子一体型カードの構成図である。図5は、メモリ領域のメモリ構成の一実施例を示す。
【0046】
図4は、放射線検知素子一体型カードの構成図である。放射線検知素子一体型カード1は、放射線を検知するために用いる蛍光材料2を取り付ける蛍光材料取り付け部3と、メモリ領域を有するチップ4とを具備する。
【0047】
図5は、メモリ領域のメモリ構成の一実施例を示す。使用者IDは、使用者30を一意に識別するためのコードである。有効期限は、使用者30が管理区域内に入退できる期限を示す。使用者区分は、使用者30が管理区域内に入退するときの資格を示す。所属コードは、使用者30の所属会社を一意に識別するためのコードである。使用者30の被ばく情報は、使用者30の過去の被ばく実績を示す。1年間線量値は、過去1年間の線量値を示す。3ヶ月線量値は、過去3ヶ月の線量値を示す。1ヶ月線量値は、前月の線量値を示す。当月線量値は、当月の線量値を示す。週間線量値は、当週間の線量値を示す。当日線量値は、当日既に被ばくした線量値を示す。当日作業時間は、当日既に作業した時間を示す。
【0048】
放射線検知素子一体型カードは、従来の放射線管理システムにおいては放射線管理計算機40のみで記憶していた使用者30の被ばく情報を格納できる。
【0049】
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4について、図6、図7を参照しながら説明する。
【0050】
図6は、放射線量読取書き込みシステムの構成図である。図7は、メモリ領域の使用者30の識別情報と被ばく情報の一実施例を示す。
【0051】
図6の放射線量読取書き込みシステムの構成図について説明する。放射線量読取書き込みシステム120は、放射線検知素子一体型カード1と測定器100より構成される。放射線検知素子一体型カード1は、放射線を検知するために用いる蛍光材料2を取り付ける蛍光材料取り付け部3と、メモリ領域を有するチップ4とを有する。測定器100は、放射線検知素子一体型カード1と接触させることにより、または、非接触で使用者30の識別情報と被ばく情報とを読み出し、被ばく情報を前記メモリ領域に書き込む。
【0052】
図7のメモリ領域の使用者の識別情報と被ばく情報の一実施例について説明する。使用者IDは、使用者30を一意に識別するためのコードである。有効期限は、使用者30が管理区域内に入退できる期限を示す。使用者区分は、使用者30が管理区域内に入退するときの資格を示す。所属コードは、使用者30の所属会社を一意に識別するためのコードである。使用者30の被ばく情報は、使用者30の過去の被ばく実績を示す。1年間線量値は、過去1年間の線量値を示す。3ヶ月線量値は、過去3ヶ月の線量値を示す。1ヶ月線量値は、前月の線量値を示す。当月線量値は、当月の線量値を示す。週間線量値は、当週間の線量値を示す。当日線量値は、当日既に被ばくした線量値を示す。当日作業時間は、当日既に作業した時間を示す。
【0053】
測定器100は、放射線検知素子一体型カード1の使用者30の識別情報と被ばく情報を接触または非接触で読取る。測定器100は、蛍光材料2の線量値を読取り、被ばく情報の1年間線量値・3ヶ月線量値・1ヶ月線量値・当月線量値・週間線量値・当日線量値・当日作業時間に今回測定の結果を加算する。さらに測定器100は、更新後の被ばく情報を接触または非接触で放射線検知素子一体型カード1に書き込む。
【0054】
上記構成により、放射線量読取書き込みシステム120は、測定器100における読取処理において、放射線検知素子一体型カードに記憶している使用者30の識別情報と被ばく情報を接触または非接触で読み出すとともに今回測定の結果を反映させた被ばく情報を書き込むことができる。
【0055】
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5について、図8、図9を参照しながら説明する。
【0056】
図8は、入退管理システムの構成図である。図9は、メモリ領域の使用者30の識別情報と被ばく情報の一実施例を示す。
【0057】
図8の入退管理システムの構成図について説明する。入退管理システム130は、放射線検知素子一体型カード1と入退装置110より構成される。放射線検知素子一体型カード1は、放射線を検知するために用いる蛍光材料2を取り付ける蛍光材料取り付け部3と、使用者30の識別情報と被ばく情報とが書き込まれるメモリ領域を有するチップ4とを有する。測定器100は、放射線検知素子一体型カード1と接触させることにより、または、非接触で前記使用者30の識別情報と被ばく情報とを読み出し、前記被ばく情報を前記メモリ領域に書き込む。入退装置110は、放射線検知素子一体型カード1から線量情報を読み取り、使用者30の入退を制御する。
【0058】
図9のメモリ領域の使用者の識別情報と被ばく情報の一実施例について説明する。使用者IDは、使用者30を一意に識別するためのコードである。有効期限は、使用者30が管理区域内に入退できる期限を示す。使用者区分は、使用者30が管理区域内に入退するときの資格を示す。所属コードは、使用者30の所属会社を一意に識別するためのコードである。使用者30の被ばく情報は、使用者30の過去の被ばく実績を示す。1年間線量値は、過去1年間の線量値を示す。3ヶ月線量値は、過去3ヶ月の線量値を示す。1ヶ月線量値は、前月の線量値を示す。当月線量値は、当月の線量値を示す。週間線量値は、当週間の線量値を示す。当日線量値は、当日既に被ばくした線量値を示す。当日作業時間は、当日既に作業した時間を示す。
【0059】
測定器100は、放射線検知素子一体型カード1の使用者30の識別情報と被ばく情報を接触または非接触で読取る。測定器100は、蛍光材料2の線量値を読取り、被ばく情報の1年間線量値・3ヶ月線量値・1ヶ月線量値・当月線量値・週間線量値・当日線量値・当日作業時間に今回測定の結果を加算する。さらに測定器100は、更新後の被ばく情報を接触または非接触で放射線検知素子一体型カード1に書き込む。
【0060】
上記構成により、入退管理システム130は、電子式個人線量計20が故障して実線量値が読取できない場合でも、放射線検知素子一体型カード1の実線量値を採用することで、使用者30の当該作業における実線量値を確定させることができる。
【0061】
また入退管理システム130は、放射線管理計算機40と入退装置110が接続されていないオフライン運用でも、放射線検知素子一体型カード1から使用者30の識別情報と被ばく情報を読み出し、入域処理の場合は、当日線量値が1日の最大線量値を超えていないことを確認して入域を許可するとともに1日の最大線量値から当日線量値を引き算することで計画線量値を算出する。退域処理の場合は、当日線量値と当該入退処理の線量値を加算し加算結果が1日の最大線量値を超えていないことを確認して退域を許可する。さらに入退管理システム130は、退域処理においては当該入退処理の実績を反映させた被ばく情報を放射線検知素子一体型カード1に書き込む。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、使用者が常時携帯するIDカードにOSLを組み込むことでバックアップ線量計としての放射線検知素子一体型カードを提供することができる。
【0063】
放射線検知素子一体型カードと測定器を組み合わせることで放射線検知素子一体型カードの読取および書き込みを行う放射線量読取書き込みシステムと、さらに放射線検知素子一体型カードと測定器を内部に具備した入退装置と組み合わせることで被ばく管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の放射線検知素子一体型カードの構成図
【図2】実施の形態1のメモリ領域のメモリ構成の一実施例を示す図
【図3】実施の形態2の放射線検知素子一体型カードの構成図
【図4】実施の形態3の放射線検知素子一体型カードの構成図
【図5】実施の形態3のメモリ領域のメモリ構成の一実施例を示す図
【図6】放射線量読取書き込みシステムの構成図
【図7】実施の形態4のメモリ領域の使用者の識別情報と被ばく情報の一実施例を示す図
【図8】入退管理システムの構成図
【図9】実施の形態5のメモリ領域の使用者の識別情報と被ばく情報の一実施例を示す図
【図10】従来の入退管理システムの構成図
【図11】従来のICカード201のメモリ領域のメモリ構成の一実施例を示す図
【図12】従来の放射線管理計算機のデータベースのレコード定義の一実施例を示す図
【符号の説明】
1 放射線検知素子一体型カード
2 蛍光材料
3 蛍光材料取り付け部
4 放射線検知素子一体型カードのチップ
20 電子式個人線量計
30 使用者
40 放射線管理計算機
100 測定器
110 入退装置
120 放射線量読取書き込みシステム
130 入退管理システム
200 従来の測定器
201 ICカード
204 ICカードのチップ
210 従来の入退装置
230 従来の入退管理システム
Claims (7)
- 放射線を検知するために用いる蛍光材料を取り付ける蛍光材料取り付け部と、メモリ領域を有するチップとを具備する放射線検知素子一体型カード。
- 放射線を検知するために用いる蛍光材料を取り付ける蛍光材料取り付け部と、メモリ領域を有するチップとを具備し、前記蛍光材料を交換可能に取りつけられる放射線検知素子一体型カード。
- 蛍光材料がOSLである請求項1または2記載の放射線検知素子一体型カード。
- チップのメモリ領域には、使用者の被ばく情報が格納される請求項1または2記載の放射線検知素子一体型カード。
- 放射線を検知するために用いる蛍光材料を取り付ける蛍光材料取り付け部と、使用者の識別情報と被ばく情報とが書き込まれるメモリ領域を有するチップとを有する放射線検知素子一体型カードと、前記放射線検知素子一体型カードと接触させることにより、または、非接触で前記使用者の識別情報と被ばく情報とを読み出し、前記被ばく情報を前記メモリ領域に書き込む測定器とからなる放射線量読取書き込みシステム。
- メモリ領域には複数の所定期間の被ばく量を書き込みが可能な請求項5記載の放射線量読取書き込みシステム。
- 放射線を検知するために用いる蛍光材料を取り付ける蛍光材料取り付け部と、使用者の識別情報と被ばく情報とが書き込まれるメモリ領域を有するチップとを有する放射線検知素子一体型カードと、前記放射線検知素子一体型カードと接触させることにより、または、非接触で前記使用者の識別情報と被ばく情報とを読み出し、前記被ばく情報を前記メモリ領域に書き込む測定器と、前記放射線検知素子一体型カードから線量情報を読み取り、使用者の入退を制御可能な入退装置とからなる入退管理システム。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002225802A JP2004069352A (ja) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | 放射線検知素子一体型カード、放射線量読取書き込みシステム、入退管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2002225802A JP2004069352A (ja) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | 放射線検知素子一体型カード、放射線量読取書き込みシステム、入退管理システム |
Publications (1)
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