JP2004066595A - 記録装置およびレジストレーション用パターンの記録方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録装置の記録位置を調整するためのレジストレーション用パターンにおいてそれを構成するパターンが薄い色や細い線であっても調整値の特定が容易なパターンを記録する。
【解決手段】パターンを、基準となるブラックインクのパターンが、図6に示すように、1ドット幅づつその記録位置がずれたスリット(ブラックインクを吐出しない余白)を±5ドット幅の範囲で有するものとし、シアンのラインをそれぞれのスリットに対して累積的に1ドットづつずらした位置に記録するようなパターンとする。このパターンにより、スリットとラインの位置が一致しシアンラインが隠れない箇所でのみ、シアンの色によってそのラインが視認される。これにより、いずれの調整値が最も適切であるかという選択をせずに済むため、判断が容易になる。
【選択図】 図5
【解決手段】パターンを、基準となるブラックインクのパターンが、図6に示すように、1ドット幅づつその記録位置がずれたスリット(ブラックインクを吐出しない余白)を±5ドット幅の範囲で有するものとし、シアンのラインをそれぞれのスリットに対して累積的に1ドットづつずらした位置に記録するようなパターンとする。このパターンにより、スリットとラインの位置が一致しシアンラインが隠れない箇所でのみ、シアンの色によってそのラインが視認される。これにより、いずれの調整値が最も適切であるかという選択をせずに済むため、判断が容易になる。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録装置およびレジストレーション用パターン記録方法に関し、詳しくは、記録位置調整(レジストレーション)のため記録されるパターンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、インクジェットプリンタなどの記録装置では、インクを吐出する記録ヘッドなどによる記録位置のズレを補正するため、レジストレーション用のパターンを記録することが多い。このパターンは、シリアルタイプの記録装置では、例えば、基準となるブラックインクを吐出する記録ヘッドとマゼンタインクを吐出する記録ヘッドそれぞれによって記録される、それら記録ヘッドの走査方向と直交する方向の1ドット幅のラインを、それぞれの記録ヘッド相互の吐出タイミングを所定量ずつずらしたいくつかの組みについて記録することにより形成されるものである。そして、その記録されたブラックラインとマゼンタラインの組みの中から最もライン相互のズレが少ない組を選択し、その選択したラインの組に係る上記吐出タイミングのズレに基づいて記録時の記録ヘッドの吐出タイミングを調整することにより、主走査方向における記録位置ズレを補正する。また、搬送される用紙の幅に対応した範囲でインク吐出口を配列したいわゆるフルラインタイプのプリンタでも、用紙搬送方向の記録位置ズレは、同様のパターンを記録して同様に記録ヘッドの吐出タイミングを調整して記録位置ズレ補正をすることができる。
【0003】
一方、シリアルプリンタにおける副走査方向の記録位置ズレは、例えば、各記録ヘッドの一つの吐出口からインクを吐出して主走査方向に1ドット幅のラインの組を、上記と同様に形成したパターンを記録し、その選択したラインの組に基づいて記録位置のズレを補正するが、その補正は、例えば、その記録ヘッドにおいて使用する吐出口の範囲をシフトすることによって行なう。そして、フルラインタイプの場合の各記録ヘッド相互の吐出口配列方向の記録位置調整も同様のパターンを記録し、また、同様に使用吐出口範囲のシフトによって補正を行なう。
【0004】
図3は、レジストレーション用パターンの一従来例を模式的に示す図であり、±5ドットの範囲で記録位置ズレを調整可能な記録装置のものである。図に示すように、ラインの組は、上下それぞれの部分に基準色となるブラックの記録ヘッドによる1ドット幅のライン、それらの間に調整を行うシアンの記録ヘッドによる1ドット幅のラインがそれぞれ記録されたものである。同図に示す例では、補正もしくは調整を1ドット単位で、±5ドットの範囲で行なうため、ラインの組は、11組となる。パターンの下部に示される数字は調整値であり、0、−5、5の区切りとなるラインについては調整値の誤認を防ぐために破線を組み合わせてある。調整の単位がパターンのように1ドットである場合、一般化して、ブラックの隣接する基準線(ライン)の間隔をαドット分とすると、調整を行うシアンの隣接するラインの間隔は(α+1)ドット分の間隔となる。
【0005】
このパターンの中から最も直線性が高い、つまりブラックとシアンのラインが一直線に見える調整値を判断し、その調整値に基づいて補正を行なうことにより、シアンの基準色ブラックに対する記録位置ズレを補正することができる。設定された補正値が正しい場合、再度この調整パターンを記録すると調整値0の部分で最も直線性が高いはずであり、これが調整の確認となる。
【0006】
なお、このパターンは、通常、調整の対象となる記録ヘッドの数分、同一の記録媒体に一度に記録する。また、記録装置でレジストレーション調整を行う場合、ホストコンピュータからのコマンドあるいは記録装置の操作部に設けられたスイッチ、ボタンの操作等によって、その指示がなされ、これに応じて記録装置は上記のような調整用パターンを記録する。また、調整用パターンに基づいて判断された調整値は、ホストコンピュータのコマンドあるいは記録装置の操作部によって入力することができる。さらに、記録するパターンデータは、記録装置において予め記憶したパターン全体のデータを画像メモリに展開して記録してもよく、または基本となるラインのデータを記録タイミング、すなわち、記録ヘッドの駆動タイミングを、順次ずらして記録してもよい。あるいは、ホストコンピュータから画像情報として転送し、これに基づいて記録する方法であってもよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例の場合は、レジストレーション用パターンを構成する各インクのラインがはっきり見える場合は問題ないものの、例えば、淡い色のインクについて記録位置のズレを調整しようとする場合、そのような薄いインクによって記録されたラインそのものが見えにくいため、最も直線状となっているラインの組の選択、すなわち調整値の特定が困難でレジストレーションに多大な時間を要することがあり、また、その選択自体が正しく行なわれず,その結果、レジストレーションの調整が正しくできないこともある。また、濃い色のインクであっても、例えば、記録装置の記録解像度が比較的高い場合、その1ドット幅のラインは極めて細く記録されるため、目視で最も直線状となっているラインの組を選択することが同様に困難になるという問題がある。
【0008】
すなわち、従来のレジストレーション用パターンにあっては、ライン相互にズレがあってもそのずれたラインはパターンにおいて観察されるものであることから、複数のラインの組の中から最もズレが少ない組(最も直線状となっている組)を選択するという作業が必要となる。そして、この選択作業が存在することにより、上記の問題を生じさせているともいえる。
【0009】
本発明は、上述した従来の問題を解決することを目的としてなされたものであり、その目的とするところは、パターンが薄い色や細い線であっても調整値の特定が容易なレジストレーション用パターンを記録することができる記録装置およびレジストレーション用パターン記録方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明では、それぞれ異なる色または濃度で記録を行う複数の記録ヘッドを用い、記録媒体に記録を行う記録装置において、複数の記録ヘッド相互の記録位置を調整するために用いられるレジストレーション用パターンを当該記録へッドにより記録させるためのパターンデータを出力するデータ出力手段と、該データ出力手段が出力するパターンデータに基づき複数の記録ヘッドを駆動してレジストレーション用パターンを記録媒体に記録する記録制御手段と、を具え、前記レジストレーション用パターンは、前記複数の記録ヘッドのうち、所定の記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドにより記録を行なわない余白およびその周囲の記録を行う部分からなるパターンと、記録位置調整にかかる記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドの、前記所定の記録ヘッドの記録位置に対する記録位置ズレに応じて前記余白の内部または前記余白の外の前記周囲の記録部分内の位置に記録されるパターンとを含むことを特徴とする。
【0011】
また、それぞれ異なる色または濃度で記録を行う複数の記録ヘッドを用い、記録媒体に記録を行う記録装置の記録位置を調整するためのレジストレーション用パターンの記録方法において、複数の記録ヘッド相互の記録位置を調整するために用いられるレジストレーション用パターンを当該記録へッドにより記録させるためのパターンデータを出力し、該出力するパターンデータに基づき複数の記録ヘッドを駆動してレジストレーション用パターンを記録媒体に記録する、ステップを有し、前記レジストレーション用パターンは、前記複数の記録ヘッドのうち、所定の記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドにより記録を行なわない余白およびその周囲の記録を行う部分からなるパターンと、記録位置調整にかかる記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドの、前記所定の記録ヘッドの記録位置に対する記録位置ズレに応じて前記余白の内部または前記余白の外の前記周囲の記録部分内の位置に記録されるパターンとを含むことを特徴とする。
【0012】
以上の構成によれば、レジストレーション用パターンが、複数の記録ヘッドのうち、所定の記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドにより記録を行なわない余白およびその周囲の記録を行う部分からなるパターンと、記録位置調整にかかる記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドの、前記所定の記録ヘッドの記録位置に対する記録位置ズレに応じて前記余白の内部または前記余白の外の前記周囲の記録部分内の位置に記録されるパターンとを含むので、記録位置が合っているとき(記録位置ズレがゼロのとき)に余白の内部に記録位置調整に係る記録ヘッドのパターンが記録されるようにすれば、それ以外のとき(ずれているとき)は、そのパターンは余白以外の記録部分に覆われて見えないものとすることができ、これにより、余白にパターンが見えるときは記録位置が合っていると判断することができる。
【0013】
より具体的には、各記録ヘッド間における記録位置のズレを調整するために、あるインクの塗り潰し部に形成された余白に、異なるインクのパターンが見えるかどうかによって判断するレジストレーション調整用のパターンが形成される。例えば、一般的なブラック、シアン、マゼンタ、イエローのインクを用いてカラー印刷を行うことができるカラープリンタの場合、比較的濃色であるブラックで塗り潰し部を形成するが、このとき塗り潰し部の中に数ドット幅のスリット状の余白を設ける。そして、比較的淡色であるイエローインクにより、ブラックのスリットと同形状のバーパターンを、スリットと同位置に記録する。このカラープリンタのレジストレーション調整幅を、±5ドットとし、1ドット単位で調整できるとすると、この2色によるパターンが11組必要となるが、このときイエローのバーを調整方向に1ドットづつ、ずらして記録する。このパターンは記録位置がずれている場合、イエローのバーが印刷されているにもかかわらず、ブラックの塗り潰しによって隠されてしまうため、目視でバーの存在を確認することができない。記録位置が合っているパターンのみ、スリットとバーが同位置に記録され、イエローのバーの存在を確認できる。
【0014】
また本発明は、それぞれ異なる色で記録を行う複数の記録ヘッドを用い、記録媒体に記録を行う記録装置において、複数の記録ヘッド相互の記録位置を調整するために用いられる複数のレジストレーション用パターンを前記複数の記録ヘッドのそれぞれにより記録させるための複数のパターンデータを出力するデータ出力手段と、該データ出力手段により出力される複数のパターンデータのそれぞれに基づき複数の記録ヘッドのそれぞれを駆動してレジストレーション用パターンを記録媒体に記録する記録制御手段とを備え、前記データ出力手段は、前記レジストレーション用パターンとして、前記複数の記録ヘッドの1つにより記録されるパターンとして余白領域を含む第1のパターンを発生し、前記複数の記録ヘッドの他の記録ヘッドにより記録される第2のパターンを発生することを特徴とする。
【0015】
かかる本発明の記録により記録位置のズレ量が極めて明確に認知することが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態による記録装置であるインクジェットプリンタの概略構成を示す図である。
【0017】
プリンタ101は、ホストコンピュータ(不図示)から送信された画像情報に基づき記録を行う、インクジェット方式の記録装置である。送信された画像情報は、図示しない画像用一時記憶メモリに蓄えられ、これに基づいて記録ヘッド102からインクが吐出されることにより、記録媒体103に記録が行なわれる。記録ヘッド102は、図2に斜視図を示す様にブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各インクを吐出するために4つのヘッド102が搬送方向に等間隔に設けられている。これにより、カラー画像を記録することを可能としている。また、記録に際して記録媒体103を搬送するため、ローラー、ベルト等を組み合わせた搬送機構を具える。さらに、この搬送機構および記録ヘッドの吐出等を制御する、図示しない制御手段を具える。
【0018】
記録ヘッド102は、記録装置が記録できる記録媒体103の最大幅に対応した長さを有する、所謂フルラインタイプの記録ヘッドであり、また、記録媒体103は連続したロールタイプ長尺紙である。この場合、記録媒体103は、上記の搬送機構によって、各記録ヘッド102における図示しない吐出口の配列方向に対して直交する方向に搬送される。インクカートリッジ装着部104には、4色分のインクタンク105が装着され、それぞれ貯留されたインクは図示しないポンプによって、同じく図示しないサブタンクに供給されて一時的に蓄えられる。記録の際には、ポンプによりサブタンクから記録ヘッド102にインクが供給される。
【0019】
また、プリンタ101は、そのCPUの演算処理実行によって、各記録ヘッド間の記録位置のズレを補正するレジストレーションのための補正制御、および所定のメモリに保持するレジストレーション用パターンのデータを画像一時記憶メモリにドットデータとして展開するための制御を行なうものであり、そのための制御機構を有している。
【0020】
以上の構成において、インクジェットプリンタ101は、印刷物の情報がホストコンピュータから画像一時記憶メモリへの転送が終了した時点で、記録媒体103の搬送を開始し、各記録ヘッド102からインクの吐出を行い、カラー画像情報を記録する。
【0021】
次に、本実施形態の長尺紙に対する記録について、図2を参照して説明する。記録時、記録媒体103は図中の矢印方向に搬送されるとともに、この記録媒体に各記録ヘッド102からインクが吐出されるにより記録が行われる。各記録ヘッド102には、インク滴を吐出するための吐出口が形成されているが、この吐出口列は、搬送される記録媒体103の幅全域に記録を行えるだけの数の吐出口を具えるフルラインタイプのものである。これら4つの記録ヘッドを用いて各色毎の画像情報を記録し、フルカラーの記録が可能となる。
【0022】
本実施形態のインクジェットプリンタは、ロールタイプ、あるいはファンフォールドタイプの長尺紙に対して記録を行う、所謂カット紙、又は長尺紙の媒体に記録を行うプリンタである。記録媒体103は、長尺紙又は、台紙と、これに粘着材によって貼付されるカット紙のラベル203に大別される。記録は直接にはラベル203に対して行うが、このラベルの先頭、または終端を検知してラベルの記録位置情報を得るための機構として、入口光学センサ201と出口光学センサ202を具える。これらの光学センサは、光の反射を検知するタイプのもの、あるいは光の透過レベルを検知するタイプのもので、搬送経路内で発生する用紙ジャムの検知に対しても有効である。記録時には、入口光学センサで用紙先端を検知するとともに、搬送速度から移動量を計算することにより、ラベル間ギャップに対して印刷を行わないようにする制御が可能となる。
【0023】
本実施形態のインクジェットプリンタは、上述のとおり、4つの記録ヘッド102によってカラー記録を行うことができるが、各記録ヘッドによる記録位置にズレが生じると、記録結果の品位が損なわれる場合がある。しかしながら、様々な物理的要因により各色ヘッド間のズレを完全に無くすことは難しく、多くの場合、装置毎にそれぞれレジストレーションを調整することが行なわれる。
【0024】
図4は、本実施形態のプリンタのホスト装置であるホストコンピュータの構成を説明する図である。ホストコンピュータは、本実施形態のプリンタに対して、画像情報の転送、また動作を指示するためのコマンド送信などを行う。
【0025】
詳細には、ホストコンピュータ401は、入力デバイスであるキーボード402およびポインティングデバイス403を具え、これらにより各種入力を行うことができる。その入力に対しては、不図示のCPUによって所定の処理を行い、必要に応じてCRT404に情報を表示する。本プリンタに対して画像情報や、動作コマンドの送信を行うソフトウェアは、ホストコンピュータ401内のハードディスクに記憶されている。また、送信される画像情報であるラベルイメージ405を作成するためのソフトウェアも上記ハードディスクに記憶される。このソフトウェアに従った処理によって、文字情報、あるいは写真(絵)などの情報をラベル上の所望の位置に記録することができる。
【0026】
ホストコンピュータ401とインクジェットプリンタ101はケーブルによって接続され、これにより、画像情報や、コマンドの通信を行うことができるが、通信に用いるドライバソフトウェアが上記のハードディスクに記憶されている。
【0027】
次に、本実施形態におけるインクジェットプリンタのレジストレーションについて説明する。
【0028】
まず、ホストコンピュータ401からそのドライバソフトウェアによって、レジストレーション用パターンの記録を指示するコマンドが送信されると、プリンタ101のCPUの演算処理によってそのコマンドが解析される。そして、CPUは、所定メモリに保持するレジストレーション用パターンデータを画像メモリにドットデータとして展開する処理、およびこのデータに基づき記録ヘッドからインクを吐出する制御処理を実行し、以下で説明する所定のパターンが記録される。
【0029】
次に、本実施形態におけるインクジェットプリンタのレジストレーションパターン印刷処理について、図14および図15のブロック図と、図16および図17のフローチャートを用いて更に説明する。
【0030】
まず、ホストコンピュータ401からドライバソフトウェアによって、レジストレーション用パターンの記録を指示するコマンドが送信されると、インターフェース回路1400で受信される。本実施例におけるラベルプリンタでは、パラレル(IEEE1284)、USB(PCをホストとするシリアル通信)、10BASE−T(ネットワーク通信)のいずれかでホストPC401と接続することが可能であり、コマンドはそれぞれパラレルI/F制御部1402、USB I/F制御部1403、10BASE−T制御部1404を経由して制御回路1401に転送される。インターフェース回路1400には、これらI/F制御部、およびデータ転送などを制御するためにCPU1405、ワークメモリとして使用されるRAM1406、制御プログラムを格納するFLASH ROM1407などを備える。動作コマンドの他、印刷データをホストPC401から受信する場合でも、同様の経路で制御回路1401に転送される。
【0031】
次に制御回路1401について説明する。制御回路1401上には、CPU1408、ワークメモリとして用いられるRAM1410、記録ヘッド102に転送するための画像データを保持するVRAM1411、図16および図17に示す制御手順に対応する制御プログラムを格納するメモリのFLASH ROM1409の他、記録ヘッド102を駆動するためのヘッドドライバ1412、各種モータを駆動するためのモータドライバ1412〜1415が実装される。さらに、CPU1408には、プリンタの状態を検知するための図示しない各種センサが接続されている。ヘッドドライバ1412は図15にしめす様に、VRAM1411に展開されたパターンを色ごとにそれぞれ記憶させ、それぞれのパターンをそれぞれの記録ヘッドに駆動回路を介して供給して、記録紙にレジストレーションパターンを記録する。
【0032】
CPU1408は、インターフェース回路1400から送られたコマンドと用紙サイズなどのパラメータに基づき、レジストレーション用パターンデータをVRAM1411に展開する。
【0033】
パターン展開終了後、VRAM1411上のデータに基づいてヘッドドライバ1412が用紙の搬送タイミングに合わせて、それぞれの記録ヘッド102を駆動し、インク滴を吐出することで画像記録を行なう。画像記録は搬送モータ1416の回転により実行される用紙搬送動作と同期して行なわれる。
【0034】
また、画像記録に用いるインクの供給、記録ヘッド102の記録品位を保つための回復処理などには、吸引ポンプ1417、加圧ポンプ1418が用いられる。
【0035】
以上の処理のうち、レジストレーション用パターン展開コマンドを受信し、制御回路1401のCPU1408が記録パターンをVRAM1411に生成する処理を、図16のフローチャートを用いて説明する。
【0036】
まず、コマンドに付加された用紙サイズや印刷枚数などのパラメータを解析し、印字領域を算出する(1501)。例えば、600dpiの解像度で、100mm×148mmの葉書が指定されていたとすると、100/(25.4/600)、148/(25.4/600)の式から、1色あたり2364dot×3498dotの画素数となり、2値化された画像データは1dotを1bitで表すため、1色あたり2364×3498=8269272bit(約1MByte)のVRAM領域が必要であると算出できるので、その画像データを記憶できる記憶容量のメモリを用意する。
【0037】
本実施例におけるラベルプリンタはページプリンタであることから、1ページ分の記録画像データをVRAM上に展開しておく必要がある。また、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色により記録を行なうため、4色分のVRAM領域が必要となる。以上のことから、葉書サイズのレジストレーションパターン展開には約4MByteのVRAMが必要であると算出することができる。
次に、使用するVRAM領域の0クリア処理を行なう(1502)。VRAM上のbitデータに対して、1は吐出、0は非吐出となるため、パターン展開前に使用する領域を一度0で埋めなければならない。これはCPUからVRAMのアドレスを順に指定し、0のデータを書き込んでいくことで実現できる。もしくは処理時間短縮のため、連続的にパターンデータを書き込む機能をゲートアレイなどのハードウェアにより実現することも可能である。
【0038】
VRAMクリア処理の終了後、記録するパターンをVRAM上に形成するが、最初に基準となるブラックの矩形を展開する(1503)。矩形の展開開始位置と終了位置からVRAM上の座標を算出し、順に1を書き込んでいく。例えば、VRAMの先頭アドレスを0、端から5dot目を開始位置として、横10dot縦3dotの矩形を展開するものとする。アドレス0に二進数で00001111(0x0F)の値をORで書き込み、アドレス1に二進数で11111100(0xFC)の値をORで書き込むと、縦1dot、横10dotの矩形を展開したことになる。次に印字領域幅分のアドレスを加算し、再び0x0Fと0xFCを書き込む。これを3回繰り返すことにより、3dot×10dotの矩形を展開する。
【0039】
次にブラックの矩形に白抜きのスリットを形成する(1504)。縦方向と横方向の両方を調整できるパターンとするため、縦線と横線をそれぞれ領域を異ならせて展開する必要がある。縦方向も横方向も矩形パターンの展開方法はほぼ同じであり、スリットの開始座標からVRAMのアドレスを算出し、次に白抜きにしたい部分を1、それ以外を0として書き込むパターンを8/16/32bitで作成する。そしてアドレスを指定してパターンをVRAMにコピーするが、このとき、矩形展開時とは異なり、XORで書き込む。すると書き込むパターンが1のbitは反転して0になり、それ以外のbitは1のままとなる。横方向のスリットであればアドレスを1ずつ加えていき、縦方向のスリットであれば印字領域幅分のアドレスを加えながら白抜き部を展開する。この処理を、アドレスを加算しながら繰り返すことにより、所望の本数のスリットをVRAM上に形成することが出来、それを繰り返すことで、ブラックのスリット入の基準パターンが図に示す如くメモリ上に出来る。
【0040】
ここまでの処理によりレジストレーション調整時に基準となるブラックのパターンは完成となる。かかるパターンが紙に印刷されると、例えば、図5に示すような白いスリット(空白)が入ったパターンがメモリ上に記憶され、それがプリントされる。
【0041】
次に、シアンの調整用縦又は横線の展開(1505)について説明する。VRAMへの展開方法は、吐出したいdotに対応するbitに1を書き込み、直線のパターンを形成する。縦又は横線はそれぞれレジストレーション調整幅分の本数を展開するが、線同士の間隔はブラックのスリット(空白)入の基準パターンのスリット間隔より1dot広く取り、ブラックの基準パターンと同じ本数メモリ上に形成し、それが、結果的には記録紙上にプリントされる。
【0042】
同じ方法でマゼンタ、イエローも縦又は横線を展開し(1506〜1507)、調整に必要なパターンは完成となる。
【0043】
最後に調整をより容易にするため、プリンタの内臓フォントを利用して図5に示すような目盛りなどの文字を展開(1508)することもできる。展開する場合、用紙サイズなどから展開位置を算出、FLASH ROMに格納されているフォントデータを読み出し、VRAM上にコピーしていく。引き続いてプリント処理について図17を参照して、説明するならば、記録用紙のラベルが搬送され、例えば、ラベルの先頭TОFが検知され、所定時間経過したら、VRAM1411のブラックの基準線のパターンがヘッドドライバのメモリに書き込まれて、引き続き、図15の駆動回路を介して、記録ヘッドBkに駆動情報が行き、ラベルにブラックの基準パターンが記録される。記録紙が更に搬送され、シアンの記録ヘッドが記録位置に到達すれば、つまり、ブラックプリントの指示から所定時間経過すれば、シアンのプリント指示がでて、ブラックと同様に、VRAM1411からシアンの基準パターンがヘッドドライバのバッファに記憶され、それが駆動回路を介して記録ヘッドCに供給され、ラベルにシアンが記録される。その結果記録結果からブラックとシアンとの記録位置のズレが有るか否かが分かる。
【0044】
以上の処理によりレジストレーション用パターンをVRAM上に展開し、終了後VRAMのブラック・シアン・マゼンタ・イエローのパターンデータをそれぞれバッファ1412−1に記憶させ、バッファ1412−1に記憶されたそれぞれのレジストレーションパターンを各ヘッド1412−3にタイミング(ヘッド間隔)をずらして、紙に印刷を開始する。
【0045】
図5は、本発明の一実施形態に係わるレジストレーション用パターンを実際に記録した例を示す図であり、本実施形態のプリンタの各記録ヘッドにおける吐出口配列方向における、各ヘッド間の記録位置調整のためのパターンの一部を示したものである。すなわち、同図の下方に向かって記録媒体が搬送される場合に、その搬送方向に直交する方向における各記録ヘッド間の記録位置を調整するためのパターンを示している。また、同図に示す例は、ブラックを基準色とし、シアンの記録ヘッドの記録位置調整のためのパターンである。他の色についてはシアンと同様なので、取り敢えず発明を説明する上で、ブラックをプリントする記録ヘッドとシアンをプリントする記録ヘッドのレジストレーションで説明する。
【0046】
本実施形態のパターンは、基準となるブラックインクのパターンが、図6に示すように、αドットづつその記録位置がずれたスリット(ブラックインクを吐出しない余白)を含む基準パターンを±5ドット幅のズレを識別できるように基準パターンを複数本作成するものとし、シアンのラインパターンはそれぞれのスリット間隔に対してα+1ドット間隔のパターンをプリントする位置に記録するようなパターンである。
【0047】
詳細には、図6に示すように、本実施形態のパターンは、基準線の部分を白抜きの領域(空白)とした、覗き窓のようなスリットを形成する。レジストレーションの調整幅を±5ドットとするとき、図示のようにスリットを含む基準線の数は11個となる。そして、図7に示すように、シアンインクで記録するラインは,従来例で示したパターンと同じものを同様にブラックの基準線の間隔に対して1ドットづつ広くした等間隔で記録するようにしたものである。そしてこれら図6および図7のパターンを合わせることにより、本実施形態の図5に示すパターンが構成される。これにより、図6に示すブラックインクによる隣接する各スリットを含む基準線の間の間隔をαドットとすると、シアンによる隣接する各ライン間の間隔は(α+1)ドットとなる。
【0048】
図8は、図6と図7に示すそれぞれのパターンを重ねた位置関係を示し、パターンのデータを模式的に示すものである。図8に示すように、パターンのデータでは、基準位置「0」でスリットとシアンラインの位置が一致するものである。これに対し、実際にパターンを記録すると、プリンタの各記録ヘッドの装着位置関係などに起因したブラックのプリントをする記録ヘッドとシアンのプリントをする記録ヘッドとの間の記録位置のズレ応じて、11個のスリットのうち、いずれか一つのスリットでシアンラインとそのスリットの記録位置が一致することになる。そして、記録されたパターンを目視で確認すると、図5のパターンのようになる。
【0049】
同図に示すように、ブラックのスリットを含む基準線とシアンの基準線の位置が一致しないときは、シアンラインは、ブラックインクにより記録される領域の部分と重なる。これにより、シアンラインは、濃色であるブラックインクの記録部分に隠れて視認することはできない。これに対し、ブラックのスリットとシアンの基準線の位置が一致しシアンラインがブラックのプリントで隠れない箇所では、シアンの色がスリットの空白領域にプリントされるので、シアンの基準線が視認される。図5では、「0」の基準位置から2箇所右にずれた基準位置(図中に→で表示)で、シアンラインを視認することができる例を示している。つまり、このときブラックの記録ヘッドとシアンの記録ヘッドとの間で2ドット左にそれらの記録位置がずれていると判断することができる。従って、記録ヘッド間の位置ずれがわかりやすくなる。
【0050】
本実施形態のパターンは、複数のスリットの内正確な調整値を示す部分のみで調整したい色が見えるため、いずれが最も適切であるかという選択をせずに済むため、判断が容易になり、より正確な調整値を決定することが可能となる。
【0051】
なお、本実施形態の記録装置はインクジェット方式のプリンタであり、吐出されたインクが記録媒体上で滲むなどすることがあるため、スリットの幅を1ドットにした場合、滲みなどによりスリットが細くなりすぎ、目視での判別が困難になる可能性がある。このため、スリット幅は、スリット内の記録媒体の色や、スリット内に吐出されたインクの色が判別できる程度の幅をもたせる必要があるので、1ドットから複数ドットで幅を作る。インクの滲み率は記録媒体とインクの組合せによりある程度決定されるので、これらの条件を考慮してスリット幅を設計する。またシアンの基準線の幅もスリット幅と同じ様に決めればよい。
【0052】
また、図5に示すパターンは、シアンを記録するヘッドの吐出口配列方向のレジストレーションを調整するためのものであるが、マゼンタ、イエローについても同様のパターンを記録し調整することができる。マゼンタなどの濃色インクで、1画素幅のラインでも目視による判別が容易な色が存在する場合には、従来のパターンとを組み合わせて使用する方法も有効である。さらに、記録ヘッドの吐出口列に対して直交する方向のレジストレーション調整に関しては、図5に示すパターンを90度回転させたものを前述したように記録することによって可能となる。
【0053】
以上のようにパターンによって決定された調整値は、ホストコンピュータ401に記憶されたドライバソフトウェアを用いてインクジェットプリンタに転送し、次の記録から記録位置ズレの補正に適用される。
【0054】
(第二の実施形態)
図10は、本発明の第二の実施形態の記録装置であるインクジェットプリンタを示す外観斜視図である。かかる実施例では、ブラックの基準線のパターンを矩形のパターンにして、矩形のパターンの中にスリットをいれた形にして、レジストレーションを確認する例を示す。かかるパターンは図16に示したパターン展開ステップに於けるパターンのデータを変更することで実現できる。説明上、ブラックとシアンとの記録位置のズレを確認する例で説明する。
【0055】
プリンタ1001は、ホストコンピュータから送信された画像情報に基づき記録を行う、インクジェット方式の記録装置である。ホストより送信された画像情報の記録方法については、上述した第一の実施形態と同様であり、画像情報を一時的に記憶するメモリ、記録媒体を搬送させる機構、およびそれらを制御するための処理部が搭載されている(不図示)。第一の実施形態と同様、フルラインタイプのインクジェット記録ヘッドを複数組具えるが、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの他、階調性を高めるなどの目的でより濃度が低い淡色シアン、淡色マゼンタの記録ヘッドも設けられており、記録ヘッドは計6つとなる(不図示)。
【0056】
本実施形態のインクジェットプリンタは、記録を行う記録媒体が、名詞、葉書、封筒などであり、所謂カードプリンタと言われる形態のものである。記録媒体は、用紙フィーダー1002に積載され、断続的にインクジェットプリンタ1001内の搬送機構に給紙することができる。用紙フィーダー1002を制御する制御部は、インクジェットプリンタ内部に具えられている。
【0057】
また、本インクジェットプリンタは、第一の実施形態で示したものと同様のインク経路が具えられ、プリンタ内に挿入されたインクカートリッジ(不図示)から、記録ヘッドにインクを供給することが可能となる。また、インクジェットプリンタ1001は、レジストレーション調整機能、および、調整に必要な専用パターンをコマンドの指示により記録する制御機能を具える。
【0058】
インクジェットプリンタの前面には、操作パネル1003が具えられる。操作パネル1003は、各種機能の実行を指示するためのボタン群、およびプリンタ状態情報、あるいは機能を階層的に分類したメニューを表示するための液晶画面を具える。オペレータは、操作パネル1003のボタンを操作し、液晶画面で内容を確認することにより、ホストコンピュータと接続されていない状態にあっても、一定の操作が可能となる。例えば、インクジェット記録ヘッドのクリーニング動作、記録媒体搬送経路内に滞留した用紙の排出、あるいは接続されたホストコンピュータとの通信をオフラインにするなどの操作を行うことができる。また、レジストレーション用パターン記録の指示、調整値の入力なども、操作パネル1003から行うことができる。
【0059】
次に、本実施形態のインクジェットプリンタにおけるレジストレーション調整について説明する。
【0060】
まず、操作パネル1003のボタンを操作し、レジストレーション用パターンの記録を指示する。インクジェットプリンタ1001のCPUは、これに応じてレジストレーション用パターンをドットパターン化して画像メモリに展開し、これに基づき各記録ヘッドを駆動してインク吐出を行いパターンの記録を行う。
【0061】
図11は、記録ヘッドの吐出口配列方向の記録位置に対するレジストレーションで用いるパターンの一部を示す図である。ブラックの記録ヘッドを基準とし、シアン記録ヘッドの調整を目的としたパターンであり、図の下方に向かって記録媒体が搬送されるときのパターンである。
【0062】
ここで、図12は図11のパターンのうち、ブラックインクで記録する部分のみを示している。レジストレーションの調整幅を±5画素とすると、αドット等間隔で11個の矩形を記録するとともに、かかる矩形の基準線の一部については、白抜きの領域(余白)としてスリットを形成する。この矩形のパターンを記録することにより、第一の実施例と比較してパターン記録に要するインク量を抑えることができる。
【0063】
シアンインクで記録する部分は、第1の実施形態で示した図7に示すものと同じである。図11に示すブラックインクによる隣接する矩形の基準線の各スリット間の間隔をαドットとすると、シアンの基準線の間隔は(α+1)ドットとなることも同様である。
【0064】
図13は、図12に示すパターンと図7に示すパターンを重ねて記録位置の関係を示す図である。シアンインクによるラインの間隔は、ブラックインクによるスリットの間隔よりも広いため、ラインとスリットの位置が重なり合う箇所は、11個のスリットの内一箇所となる。
【0065】
実際に記録されるパターンは、各記録ヘッドの記録位置のズレに応じて図11に示すようなパターンとなる。第1の実施形態と同様、ブラックインクによる記録部分と、シアンインクによるラインとが重なり合った部分は、濃色であるブラックインクに隠されて、シアンインクで記録されたラインを視認することはできない。唯一、スリットとラインの位置があっている基準位置のみで、シアンラインを視認することができる。図11に示す例では、ブラックの矩形の基準線の「0」の基準位置から2箇所右にずれた基準位置で、シアンの基準線を視認することができる。つまり、ブラックの記録ヘッドとシアンの記録ヘッドとの記録間隔は2ドット分左に記録位置がずれていると判断することができる。
【0066】
図11に示すパターンは、シアンを記録するヘッドの吐出口配列方向のレジストレーションを調整するためのものであるが、マゼンタ、イエローについても同様のパターンを記録し調整することができる。マゼンタなどの濃色インクで、1画素幅のラインでも目視による判別が容易な色が存在する場合には、従来のパターンとを組み合わせて使用する方法も有効である。また、この方法は特に淡色インクの調整に対して有効である。さらに、記録ヘッドの吐出口列に対して直交する方向の記録位置調整に関しては、図11に示すパターンを90度回転させて記録することに余って可能となる。なお、調整値の入力およびそれに基づく記録位置の補正は、前述したとおりである。
【0067】
次に図18および図19を参照して別のパターンの例を説明する。図18において、(a)はブラックのパターンがαドット間隔でVRAM1411に展開された例を示し、(b)はシアンのパターンが、(c)はマゼンタが、(d)はイエローがα+1ドットの間隔で展開された例を示す。図19にそのようなパターンが展開されて、ラベル上に記録された場合の結果の例を示す。図に示すように、ブラックの基準線の空白のスリットを含む基準線にシアン、マゼンタおよびイエローの基準線が図中横に横断するような形で、シアン、マゼンタおよびイエローの基準線がブラックの基準線に重ね書きされるような形で記録される。かかる記録処理は例えば、図17のような印刷処理で行われる。
【0068】
なお、上述した各実施形態は、インクジェット方式によるプリンタについて説明したが、本発明が適用される記録装置は、プリンタに限られないことはもちろんであり、複写機等の他の記録装置であってもよい。また、記録方式もインクジェット方式に限られず、熱転写方式や昇華型方式による記録ヘッドを用いるものであってもよい。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、レジストレーション用パターンが、複数の記録ヘッドのうち、所定の記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドにより記録を行なわない余白およびその周囲の記録を行う部分からなるパターンと、記録位置調整にかかる記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドの、前記所定の記録ヘッドの記録位置に対する記録位置ズレに応じて前記余白の内部または前記余白の外の前記周囲の記録部分内の位置に記録されるパターンとを含むので、記録位置が合っているとき(記録位置ズレがゼロ)に余白の内部に記録位置調整に係る記録ヘッドのパターンが記録されるようにすれば、それ以外のとき(ずれているとき)は、そのパターンは余白以外の記録部分に覆われて見えないものとすることができ、これにより、余白にパターンが見えるときは記録位置が合っていると判断することができる。
【0070】
この結果、記録装置の記録位置を調整するためのレジストレーション用パターンにおいて、それを構成するパターンが薄い色や細い線であっても調整値の特定を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による記録装置であるインクジェットプリンタの概略構成を示す図である。
【図2】上記プリンタにおける記録動作を説明する図である。
【図3】レジストレーション用パターンの一従来例を模式的に示す図である。
【図4】上記実施形態のプリンタのホスト装置であるホストコンピュータの構成を説明する図である。
【図5】本発明の一実施形態に係わるレジストレーション用パターンを実際に記録した例を示す図である。
【図6】図5に示すパターンを構成する基準色のパターンを示す図である。
【図7】図5に示すパターンを構成する調整色のパターンを示す図である。
【図8】図6と図7に示すそれぞれのパターンを重ねた位置関係を示す図である。
【図9】従来のパターンにおいて、同一レジストレーション調整値による比較のための図である。
【図10】本発明の第二の実施形態の記録装置であるインクジェットプリンタを示す外観斜視図である。
【図11】記録ヘッドの吐出口配列方向の記録位置に対するレジストレーションで用いるパターンの一部を示す図である。
【図12】図11に示すパターンのうち、ブラックインクで記録する部分のみを示す図である。
【図13】図12に示すパターンと図7に示すパターンを重ねて記録位置の関係を示す図である。
【図14】実施例の制御ブロック図を示す図である。
【図15】図14に示すヘッドドライバを説明するブロックである。
【図16】基準線のパターンを展開する制御フローを示す図である。
【図17】基準線のパターンをプリント処理するフローを示す図である。
【図18】基準パターンのその他の実施例を説明する図である。
【図19】図18のパターンによるプリント結果を示す図である。
【符号の説明】
101 インクジェットプリンタ
102 記録ヘッド
103 記録媒体(長尺紙)
104 インクカートリッジ挿入口
105 インクタンク
201 入口光学センサ
202 出口光学センサ
203 ラベル
401 ホストコンピュータ
402 キーボード
403 ポインティングデバイス
404 CRT
405 ラベルイメージ
1001 インクジェットカードプリンタ
1002 用紙フィーダ
1003 操作パネル部
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録装置およびレジストレーション用パターン記録方法に関し、詳しくは、記録位置調整(レジストレーション)のため記録されるパターンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、インクジェットプリンタなどの記録装置では、インクを吐出する記録ヘッドなどによる記録位置のズレを補正するため、レジストレーション用のパターンを記録することが多い。このパターンは、シリアルタイプの記録装置では、例えば、基準となるブラックインクを吐出する記録ヘッドとマゼンタインクを吐出する記録ヘッドそれぞれによって記録される、それら記録ヘッドの走査方向と直交する方向の1ドット幅のラインを、それぞれの記録ヘッド相互の吐出タイミングを所定量ずつずらしたいくつかの組みについて記録することにより形成されるものである。そして、その記録されたブラックラインとマゼンタラインの組みの中から最もライン相互のズレが少ない組を選択し、その選択したラインの組に係る上記吐出タイミングのズレに基づいて記録時の記録ヘッドの吐出タイミングを調整することにより、主走査方向における記録位置ズレを補正する。また、搬送される用紙の幅に対応した範囲でインク吐出口を配列したいわゆるフルラインタイプのプリンタでも、用紙搬送方向の記録位置ズレは、同様のパターンを記録して同様に記録ヘッドの吐出タイミングを調整して記録位置ズレ補正をすることができる。
【0003】
一方、シリアルプリンタにおける副走査方向の記録位置ズレは、例えば、各記録ヘッドの一つの吐出口からインクを吐出して主走査方向に1ドット幅のラインの組を、上記と同様に形成したパターンを記録し、その選択したラインの組に基づいて記録位置のズレを補正するが、その補正は、例えば、その記録ヘッドにおいて使用する吐出口の範囲をシフトすることによって行なう。そして、フルラインタイプの場合の各記録ヘッド相互の吐出口配列方向の記録位置調整も同様のパターンを記録し、また、同様に使用吐出口範囲のシフトによって補正を行なう。
【0004】
図3は、レジストレーション用パターンの一従来例を模式的に示す図であり、±5ドットの範囲で記録位置ズレを調整可能な記録装置のものである。図に示すように、ラインの組は、上下それぞれの部分に基準色となるブラックの記録ヘッドによる1ドット幅のライン、それらの間に調整を行うシアンの記録ヘッドによる1ドット幅のラインがそれぞれ記録されたものである。同図に示す例では、補正もしくは調整を1ドット単位で、±5ドットの範囲で行なうため、ラインの組は、11組となる。パターンの下部に示される数字は調整値であり、0、−5、5の区切りとなるラインについては調整値の誤認を防ぐために破線を組み合わせてある。調整の単位がパターンのように1ドットである場合、一般化して、ブラックの隣接する基準線(ライン)の間隔をαドット分とすると、調整を行うシアンの隣接するラインの間隔は(α+1)ドット分の間隔となる。
【0005】
このパターンの中から最も直線性が高い、つまりブラックとシアンのラインが一直線に見える調整値を判断し、その調整値に基づいて補正を行なうことにより、シアンの基準色ブラックに対する記録位置ズレを補正することができる。設定された補正値が正しい場合、再度この調整パターンを記録すると調整値0の部分で最も直線性が高いはずであり、これが調整の確認となる。
【0006】
なお、このパターンは、通常、調整の対象となる記録ヘッドの数分、同一の記録媒体に一度に記録する。また、記録装置でレジストレーション調整を行う場合、ホストコンピュータからのコマンドあるいは記録装置の操作部に設けられたスイッチ、ボタンの操作等によって、その指示がなされ、これに応じて記録装置は上記のような調整用パターンを記録する。また、調整用パターンに基づいて判断された調整値は、ホストコンピュータのコマンドあるいは記録装置の操作部によって入力することができる。さらに、記録するパターンデータは、記録装置において予め記憶したパターン全体のデータを画像メモリに展開して記録してもよく、または基本となるラインのデータを記録タイミング、すなわち、記録ヘッドの駆動タイミングを、順次ずらして記録してもよい。あるいは、ホストコンピュータから画像情報として転送し、これに基づいて記録する方法であってもよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例の場合は、レジストレーション用パターンを構成する各インクのラインがはっきり見える場合は問題ないものの、例えば、淡い色のインクについて記録位置のズレを調整しようとする場合、そのような薄いインクによって記録されたラインそのものが見えにくいため、最も直線状となっているラインの組の選択、すなわち調整値の特定が困難でレジストレーションに多大な時間を要することがあり、また、その選択自体が正しく行なわれず,その結果、レジストレーションの調整が正しくできないこともある。また、濃い色のインクであっても、例えば、記録装置の記録解像度が比較的高い場合、その1ドット幅のラインは極めて細く記録されるため、目視で最も直線状となっているラインの組を選択することが同様に困難になるという問題がある。
【0008】
すなわち、従来のレジストレーション用パターンにあっては、ライン相互にズレがあってもそのずれたラインはパターンにおいて観察されるものであることから、複数のラインの組の中から最もズレが少ない組(最も直線状となっている組)を選択するという作業が必要となる。そして、この選択作業が存在することにより、上記の問題を生じさせているともいえる。
【0009】
本発明は、上述した従来の問題を解決することを目的としてなされたものであり、その目的とするところは、パターンが薄い色や細い線であっても調整値の特定が容易なレジストレーション用パターンを記録することができる記録装置およびレジストレーション用パターン記録方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明では、それぞれ異なる色または濃度で記録を行う複数の記録ヘッドを用い、記録媒体に記録を行う記録装置において、複数の記録ヘッド相互の記録位置を調整するために用いられるレジストレーション用パターンを当該記録へッドにより記録させるためのパターンデータを出力するデータ出力手段と、該データ出力手段が出力するパターンデータに基づき複数の記録ヘッドを駆動してレジストレーション用パターンを記録媒体に記録する記録制御手段と、を具え、前記レジストレーション用パターンは、前記複数の記録ヘッドのうち、所定の記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドにより記録を行なわない余白およびその周囲の記録を行う部分からなるパターンと、記録位置調整にかかる記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドの、前記所定の記録ヘッドの記録位置に対する記録位置ズレに応じて前記余白の内部または前記余白の外の前記周囲の記録部分内の位置に記録されるパターンとを含むことを特徴とする。
【0011】
また、それぞれ異なる色または濃度で記録を行う複数の記録ヘッドを用い、記録媒体に記録を行う記録装置の記録位置を調整するためのレジストレーション用パターンの記録方法において、複数の記録ヘッド相互の記録位置を調整するために用いられるレジストレーション用パターンを当該記録へッドにより記録させるためのパターンデータを出力し、該出力するパターンデータに基づき複数の記録ヘッドを駆動してレジストレーション用パターンを記録媒体に記録する、ステップを有し、前記レジストレーション用パターンは、前記複数の記録ヘッドのうち、所定の記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドにより記録を行なわない余白およびその周囲の記録を行う部分からなるパターンと、記録位置調整にかかる記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドの、前記所定の記録ヘッドの記録位置に対する記録位置ズレに応じて前記余白の内部または前記余白の外の前記周囲の記録部分内の位置に記録されるパターンとを含むことを特徴とする。
【0012】
以上の構成によれば、レジストレーション用パターンが、複数の記録ヘッドのうち、所定の記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドにより記録を行なわない余白およびその周囲の記録を行う部分からなるパターンと、記録位置調整にかかる記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドの、前記所定の記録ヘッドの記録位置に対する記録位置ズレに応じて前記余白の内部または前記余白の外の前記周囲の記録部分内の位置に記録されるパターンとを含むので、記録位置が合っているとき(記録位置ズレがゼロのとき)に余白の内部に記録位置調整に係る記録ヘッドのパターンが記録されるようにすれば、それ以外のとき(ずれているとき)は、そのパターンは余白以外の記録部分に覆われて見えないものとすることができ、これにより、余白にパターンが見えるときは記録位置が合っていると判断することができる。
【0013】
より具体的には、各記録ヘッド間における記録位置のズレを調整するために、あるインクの塗り潰し部に形成された余白に、異なるインクのパターンが見えるかどうかによって判断するレジストレーション調整用のパターンが形成される。例えば、一般的なブラック、シアン、マゼンタ、イエローのインクを用いてカラー印刷を行うことができるカラープリンタの場合、比較的濃色であるブラックで塗り潰し部を形成するが、このとき塗り潰し部の中に数ドット幅のスリット状の余白を設ける。そして、比較的淡色であるイエローインクにより、ブラックのスリットと同形状のバーパターンを、スリットと同位置に記録する。このカラープリンタのレジストレーション調整幅を、±5ドットとし、1ドット単位で調整できるとすると、この2色によるパターンが11組必要となるが、このときイエローのバーを調整方向に1ドットづつ、ずらして記録する。このパターンは記録位置がずれている場合、イエローのバーが印刷されているにもかかわらず、ブラックの塗り潰しによって隠されてしまうため、目視でバーの存在を確認することができない。記録位置が合っているパターンのみ、スリットとバーが同位置に記録され、イエローのバーの存在を確認できる。
【0014】
また本発明は、それぞれ異なる色で記録を行う複数の記録ヘッドを用い、記録媒体に記録を行う記録装置において、複数の記録ヘッド相互の記録位置を調整するために用いられる複数のレジストレーション用パターンを前記複数の記録ヘッドのそれぞれにより記録させるための複数のパターンデータを出力するデータ出力手段と、該データ出力手段により出力される複数のパターンデータのそれぞれに基づき複数の記録ヘッドのそれぞれを駆動してレジストレーション用パターンを記録媒体に記録する記録制御手段とを備え、前記データ出力手段は、前記レジストレーション用パターンとして、前記複数の記録ヘッドの1つにより記録されるパターンとして余白領域を含む第1のパターンを発生し、前記複数の記録ヘッドの他の記録ヘッドにより記録される第2のパターンを発生することを特徴とする。
【0015】
かかる本発明の記録により記録位置のズレ量が極めて明確に認知することが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態による記録装置であるインクジェットプリンタの概略構成を示す図である。
【0017】
プリンタ101は、ホストコンピュータ(不図示)から送信された画像情報に基づき記録を行う、インクジェット方式の記録装置である。送信された画像情報は、図示しない画像用一時記憶メモリに蓄えられ、これに基づいて記録ヘッド102からインクが吐出されることにより、記録媒体103に記録が行なわれる。記録ヘッド102は、図2に斜視図を示す様にブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各インクを吐出するために4つのヘッド102が搬送方向に等間隔に設けられている。これにより、カラー画像を記録することを可能としている。また、記録に際して記録媒体103を搬送するため、ローラー、ベルト等を組み合わせた搬送機構を具える。さらに、この搬送機構および記録ヘッドの吐出等を制御する、図示しない制御手段を具える。
【0018】
記録ヘッド102は、記録装置が記録できる記録媒体103の最大幅に対応した長さを有する、所謂フルラインタイプの記録ヘッドであり、また、記録媒体103は連続したロールタイプ長尺紙である。この場合、記録媒体103は、上記の搬送機構によって、各記録ヘッド102における図示しない吐出口の配列方向に対して直交する方向に搬送される。インクカートリッジ装着部104には、4色分のインクタンク105が装着され、それぞれ貯留されたインクは図示しないポンプによって、同じく図示しないサブタンクに供給されて一時的に蓄えられる。記録の際には、ポンプによりサブタンクから記録ヘッド102にインクが供給される。
【0019】
また、プリンタ101は、そのCPUの演算処理実行によって、各記録ヘッド間の記録位置のズレを補正するレジストレーションのための補正制御、および所定のメモリに保持するレジストレーション用パターンのデータを画像一時記憶メモリにドットデータとして展開するための制御を行なうものであり、そのための制御機構を有している。
【0020】
以上の構成において、インクジェットプリンタ101は、印刷物の情報がホストコンピュータから画像一時記憶メモリへの転送が終了した時点で、記録媒体103の搬送を開始し、各記録ヘッド102からインクの吐出を行い、カラー画像情報を記録する。
【0021】
次に、本実施形態の長尺紙に対する記録について、図2を参照して説明する。記録時、記録媒体103は図中の矢印方向に搬送されるとともに、この記録媒体に各記録ヘッド102からインクが吐出されるにより記録が行われる。各記録ヘッド102には、インク滴を吐出するための吐出口が形成されているが、この吐出口列は、搬送される記録媒体103の幅全域に記録を行えるだけの数の吐出口を具えるフルラインタイプのものである。これら4つの記録ヘッドを用いて各色毎の画像情報を記録し、フルカラーの記録が可能となる。
【0022】
本実施形態のインクジェットプリンタは、ロールタイプ、あるいはファンフォールドタイプの長尺紙に対して記録を行う、所謂カット紙、又は長尺紙の媒体に記録を行うプリンタである。記録媒体103は、長尺紙又は、台紙と、これに粘着材によって貼付されるカット紙のラベル203に大別される。記録は直接にはラベル203に対して行うが、このラベルの先頭、または終端を検知してラベルの記録位置情報を得るための機構として、入口光学センサ201と出口光学センサ202を具える。これらの光学センサは、光の反射を検知するタイプのもの、あるいは光の透過レベルを検知するタイプのもので、搬送経路内で発生する用紙ジャムの検知に対しても有効である。記録時には、入口光学センサで用紙先端を検知するとともに、搬送速度から移動量を計算することにより、ラベル間ギャップに対して印刷を行わないようにする制御が可能となる。
【0023】
本実施形態のインクジェットプリンタは、上述のとおり、4つの記録ヘッド102によってカラー記録を行うことができるが、各記録ヘッドによる記録位置にズレが生じると、記録結果の品位が損なわれる場合がある。しかしながら、様々な物理的要因により各色ヘッド間のズレを完全に無くすことは難しく、多くの場合、装置毎にそれぞれレジストレーションを調整することが行なわれる。
【0024】
図4は、本実施形態のプリンタのホスト装置であるホストコンピュータの構成を説明する図である。ホストコンピュータは、本実施形態のプリンタに対して、画像情報の転送、また動作を指示するためのコマンド送信などを行う。
【0025】
詳細には、ホストコンピュータ401は、入力デバイスであるキーボード402およびポインティングデバイス403を具え、これらにより各種入力を行うことができる。その入力に対しては、不図示のCPUによって所定の処理を行い、必要に応じてCRT404に情報を表示する。本プリンタに対して画像情報や、動作コマンドの送信を行うソフトウェアは、ホストコンピュータ401内のハードディスクに記憶されている。また、送信される画像情報であるラベルイメージ405を作成するためのソフトウェアも上記ハードディスクに記憶される。このソフトウェアに従った処理によって、文字情報、あるいは写真(絵)などの情報をラベル上の所望の位置に記録することができる。
【0026】
ホストコンピュータ401とインクジェットプリンタ101はケーブルによって接続され、これにより、画像情報や、コマンドの通信を行うことができるが、通信に用いるドライバソフトウェアが上記のハードディスクに記憶されている。
【0027】
次に、本実施形態におけるインクジェットプリンタのレジストレーションについて説明する。
【0028】
まず、ホストコンピュータ401からそのドライバソフトウェアによって、レジストレーション用パターンの記録を指示するコマンドが送信されると、プリンタ101のCPUの演算処理によってそのコマンドが解析される。そして、CPUは、所定メモリに保持するレジストレーション用パターンデータを画像メモリにドットデータとして展開する処理、およびこのデータに基づき記録ヘッドからインクを吐出する制御処理を実行し、以下で説明する所定のパターンが記録される。
【0029】
次に、本実施形態におけるインクジェットプリンタのレジストレーションパターン印刷処理について、図14および図15のブロック図と、図16および図17のフローチャートを用いて更に説明する。
【0030】
まず、ホストコンピュータ401からドライバソフトウェアによって、レジストレーション用パターンの記録を指示するコマンドが送信されると、インターフェース回路1400で受信される。本実施例におけるラベルプリンタでは、パラレル(IEEE1284)、USB(PCをホストとするシリアル通信)、10BASE−T(ネットワーク通信)のいずれかでホストPC401と接続することが可能であり、コマンドはそれぞれパラレルI/F制御部1402、USB I/F制御部1403、10BASE−T制御部1404を経由して制御回路1401に転送される。インターフェース回路1400には、これらI/F制御部、およびデータ転送などを制御するためにCPU1405、ワークメモリとして使用されるRAM1406、制御プログラムを格納するFLASH ROM1407などを備える。動作コマンドの他、印刷データをホストPC401から受信する場合でも、同様の経路で制御回路1401に転送される。
【0031】
次に制御回路1401について説明する。制御回路1401上には、CPU1408、ワークメモリとして用いられるRAM1410、記録ヘッド102に転送するための画像データを保持するVRAM1411、図16および図17に示す制御手順に対応する制御プログラムを格納するメモリのFLASH ROM1409の他、記録ヘッド102を駆動するためのヘッドドライバ1412、各種モータを駆動するためのモータドライバ1412〜1415が実装される。さらに、CPU1408には、プリンタの状態を検知するための図示しない各種センサが接続されている。ヘッドドライバ1412は図15にしめす様に、VRAM1411に展開されたパターンを色ごとにそれぞれ記憶させ、それぞれのパターンをそれぞれの記録ヘッドに駆動回路を介して供給して、記録紙にレジストレーションパターンを記録する。
【0032】
CPU1408は、インターフェース回路1400から送られたコマンドと用紙サイズなどのパラメータに基づき、レジストレーション用パターンデータをVRAM1411に展開する。
【0033】
パターン展開終了後、VRAM1411上のデータに基づいてヘッドドライバ1412が用紙の搬送タイミングに合わせて、それぞれの記録ヘッド102を駆動し、インク滴を吐出することで画像記録を行なう。画像記録は搬送モータ1416の回転により実行される用紙搬送動作と同期して行なわれる。
【0034】
また、画像記録に用いるインクの供給、記録ヘッド102の記録品位を保つための回復処理などには、吸引ポンプ1417、加圧ポンプ1418が用いられる。
【0035】
以上の処理のうち、レジストレーション用パターン展開コマンドを受信し、制御回路1401のCPU1408が記録パターンをVRAM1411に生成する処理を、図16のフローチャートを用いて説明する。
【0036】
まず、コマンドに付加された用紙サイズや印刷枚数などのパラメータを解析し、印字領域を算出する(1501)。例えば、600dpiの解像度で、100mm×148mmの葉書が指定されていたとすると、100/(25.4/600)、148/(25.4/600)の式から、1色あたり2364dot×3498dotの画素数となり、2値化された画像データは1dotを1bitで表すため、1色あたり2364×3498=8269272bit(約1MByte)のVRAM領域が必要であると算出できるので、その画像データを記憶できる記憶容量のメモリを用意する。
【0037】
本実施例におけるラベルプリンタはページプリンタであることから、1ページ分の記録画像データをVRAM上に展開しておく必要がある。また、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色により記録を行なうため、4色分のVRAM領域が必要となる。以上のことから、葉書サイズのレジストレーションパターン展開には約4MByteのVRAMが必要であると算出することができる。
次に、使用するVRAM領域の0クリア処理を行なう(1502)。VRAM上のbitデータに対して、1は吐出、0は非吐出となるため、パターン展開前に使用する領域を一度0で埋めなければならない。これはCPUからVRAMのアドレスを順に指定し、0のデータを書き込んでいくことで実現できる。もしくは処理時間短縮のため、連続的にパターンデータを書き込む機能をゲートアレイなどのハードウェアにより実現することも可能である。
【0038】
VRAMクリア処理の終了後、記録するパターンをVRAM上に形成するが、最初に基準となるブラックの矩形を展開する(1503)。矩形の展開開始位置と終了位置からVRAM上の座標を算出し、順に1を書き込んでいく。例えば、VRAMの先頭アドレスを0、端から5dot目を開始位置として、横10dot縦3dotの矩形を展開するものとする。アドレス0に二進数で00001111(0x0F)の値をORで書き込み、アドレス1に二進数で11111100(0xFC)の値をORで書き込むと、縦1dot、横10dotの矩形を展開したことになる。次に印字領域幅分のアドレスを加算し、再び0x0Fと0xFCを書き込む。これを3回繰り返すことにより、3dot×10dotの矩形を展開する。
【0039】
次にブラックの矩形に白抜きのスリットを形成する(1504)。縦方向と横方向の両方を調整できるパターンとするため、縦線と横線をそれぞれ領域を異ならせて展開する必要がある。縦方向も横方向も矩形パターンの展開方法はほぼ同じであり、スリットの開始座標からVRAMのアドレスを算出し、次に白抜きにしたい部分を1、それ以外を0として書き込むパターンを8/16/32bitで作成する。そしてアドレスを指定してパターンをVRAMにコピーするが、このとき、矩形展開時とは異なり、XORで書き込む。すると書き込むパターンが1のbitは反転して0になり、それ以外のbitは1のままとなる。横方向のスリットであればアドレスを1ずつ加えていき、縦方向のスリットであれば印字領域幅分のアドレスを加えながら白抜き部を展開する。この処理を、アドレスを加算しながら繰り返すことにより、所望の本数のスリットをVRAM上に形成することが出来、それを繰り返すことで、ブラックのスリット入の基準パターンが図に示す如くメモリ上に出来る。
【0040】
ここまでの処理によりレジストレーション調整時に基準となるブラックのパターンは完成となる。かかるパターンが紙に印刷されると、例えば、図5に示すような白いスリット(空白)が入ったパターンがメモリ上に記憶され、それがプリントされる。
【0041】
次に、シアンの調整用縦又は横線の展開(1505)について説明する。VRAMへの展開方法は、吐出したいdotに対応するbitに1を書き込み、直線のパターンを形成する。縦又は横線はそれぞれレジストレーション調整幅分の本数を展開するが、線同士の間隔はブラックのスリット(空白)入の基準パターンのスリット間隔より1dot広く取り、ブラックの基準パターンと同じ本数メモリ上に形成し、それが、結果的には記録紙上にプリントされる。
【0042】
同じ方法でマゼンタ、イエローも縦又は横線を展開し(1506〜1507)、調整に必要なパターンは完成となる。
【0043】
最後に調整をより容易にするため、プリンタの内臓フォントを利用して図5に示すような目盛りなどの文字を展開(1508)することもできる。展開する場合、用紙サイズなどから展開位置を算出、FLASH ROMに格納されているフォントデータを読み出し、VRAM上にコピーしていく。引き続いてプリント処理について図17を参照して、説明するならば、記録用紙のラベルが搬送され、例えば、ラベルの先頭TОFが検知され、所定時間経過したら、VRAM1411のブラックの基準線のパターンがヘッドドライバのメモリに書き込まれて、引き続き、図15の駆動回路を介して、記録ヘッドBkに駆動情報が行き、ラベルにブラックの基準パターンが記録される。記録紙が更に搬送され、シアンの記録ヘッドが記録位置に到達すれば、つまり、ブラックプリントの指示から所定時間経過すれば、シアンのプリント指示がでて、ブラックと同様に、VRAM1411からシアンの基準パターンがヘッドドライバのバッファに記憶され、それが駆動回路を介して記録ヘッドCに供給され、ラベルにシアンが記録される。その結果記録結果からブラックとシアンとの記録位置のズレが有るか否かが分かる。
【0044】
以上の処理によりレジストレーション用パターンをVRAM上に展開し、終了後VRAMのブラック・シアン・マゼンタ・イエローのパターンデータをそれぞれバッファ1412−1に記憶させ、バッファ1412−1に記憶されたそれぞれのレジストレーションパターンを各ヘッド1412−3にタイミング(ヘッド間隔)をずらして、紙に印刷を開始する。
【0045】
図5は、本発明の一実施形態に係わるレジストレーション用パターンを実際に記録した例を示す図であり、本実施形態のプリンタの各記録ヘッドにおける吐出口配列方向における、各ヘッド間の記録位置調整のためのパターンの一部を示したものである。すなわち、同図の下方に向かって記録媒体が搬送される場合に、その搬送方向に直交する方向における各記録ヘッド間の記録位置を調整するためのパターンを示している。また、同図に示す例は、ブラックを基準色とし、シアンの記録ヘッドの記録位置調整のためのパターンである。他の色についてはシアンと同様なので、取り敢えず発明を説明する上で、ブラックをプリントする記録ヘッドとシアンをプリントする記録ヘッドのレジストレーションで説明する。
【0046】
本実施形態のパターンは、基準となるブラックインクのパターンが、図6に示すように、αドットづつその記録位置がずれたスリット(ブラックインクを吐出しない余白)を含む基準パターンを±5ドット幅のズレを識別できるように基準パターンを複数本作成するものとし、シアンのラインパターンはそれぞれのスリット間隔に対してα+1ドット間隔のパターンをプリントする位置に記録するようなパターンである。
【0047】
詳細には、図6に示すように、本実施形態のパターンは、基準線の部分を白抜きの領域(空白)とした、覗き窓のようなスリットを形成する。レジストレーションの調整幅を±5ドットとするとき、図示のようにスリットを含む基準線の数は11個となる。そして、図7に示すように、シアンインクで記録するラインは,従来例で示したパターンと同じものを同様にブラックの基準線の間隔に対して1ドットづつ広くした等間隔で記録するようにしたものである。そしてこれら図6および図7のパターンを合わせることにより、本実施形態の図5に示すパターンが構成される。これにより、図6に示すブラックインクによる隣接する各スリットを含む基準線の間の間隔をαドットとすると、シアンによる隣接する各ライン間の間隔は(α+1)ドットとなる。
【0048】
図8は、図6と図7に示すそれぞれのパターンを重ねた位置関係を示し、パターンのデータを模式的に示すものである。図8に示すように、パターンのデータでは、基準位置「0」でスリットとシアンラインの位置が一致するものである。これに対し、実際にパターンを記録すると、プリンタの各記録ヘッドの装着位置関係などに起因したブラックのプリントをする記録ヘッドとシアンのプリントをする記録ヘッドとの間の記録位置のズレ応じて、11個のスリットのうち、いずれか一つのスリットでシアンラインとそのスリットの記録位置が一致することになる。そして、記録されたパターンを目視で確認すると、図5のパターンのようになる。
【0049】
同図に示すように、ブラックのスリットを含む基準線とシアンの基準線の位置が一致しないときは、シアンラインは、ブラックインクにより記録される領域の部分と重なる。これにより、シアンラインは、濃色であるブラックインクの記録部分に隠れて視認することはできない。これに対し、ブラックのスリットとシアンの基準線の位置が一致しシアンラインがブラックのプリントで隠れない箇所では、シアンの色がスリットの空白領域にプリントされるので、シアンの基準線が視認される。図5では、「0」の基準位置から2箇所右にずれた基準位置(図中に→で表示)で、シアンラインを視認することができる例を示している。つまり、このときブラックの記録ヘッドとシアンの記録ヘッドとの間で2ドット左にそれらの記録位置がずれていると判断することができる。従って、記録ヘッド間の位置ずれがわかりやすくなる。
【0050】
本実施形態のパターンは、複数のスリットの内正確な調整値を示す部分のみで調整したい色が見えるため、いずれが最も適切であるかという選択をせずに済むため、判断が容易になり、より正確な調整値を決定することが可能となる。
【0051】
なお、本実施形態の記録装置はインクジェット方式のプリンタであり、吐出されたインクが記録媒体上で滲むなどすることがあるため、スリットの幅を1ドットにした場合、滲みなどによりスリットが細くなりすぎ、目視での判別が困難になる可能性がある。このため、スリット幅は、スリット内の記録媒体の色や、スリット内に吐出されたインクの色が判別できる程度の幅をもたせる必要があるので、1ドットから複数ドットで幅を作る。インクの滲み率は記録媒体とインクの組合せによりある程度決定されるので、これらの条件を考慮してスリット幅を設計する。またシアンの基準線の幅もスリット幅と同じ様に決めればよい。
【0052】
また、図5に示すパターンは、シアンを記録するヘッドの吐出口配列方向のレジストレーションを調整するためのものであるが、マゼンタ、イエローについても同様のパターンを記録し調整することができる。マゼンタなどの濃色インクで、1画素幅のラインでも目視による判別が容易な色が存在する場合には、従来のパターンとを組み合わせて使用する方法も有効である。さらに、記録ヘッドの吐出口列に対して直交する方向のレジストレーション調整に関しては、図5に示すパターンを90度回転させたものを前述したように記録することによって可能となる。
【0053】
以上のようにパターンによって決定された調整値は、ホストコンピュータ401に記憶されたドライバソフトウェアを用いてインクジェットプリンタに転送し、次の記録から記録位置ズレの補正に適用される。
【0054】
(第二の実施形態)
図10は、本発明の第二の実施形態の記録装置であるインクジェットプリンタを示す外観斜視図である。かかる実施例では、ブラックの基準線のパターンを矩形のパターンにして、矩形のパターンの中にスリットをいれた形にして、レジストレーションを確認する例を示す。かかるパターンは図16に示したパターン展開ステップに於けるパターンのデータを変更することで実現できる。説明上、ブラックとシアンとの記録位置のズレを確認する例で説明する。
【0055】
プリンタ1001は、ホストコンピュータから送信された画像情報に基づき記録を行う、インクジェット方式の記録装置である。ホストより送信された画像情報の記録方法については、上述した第一の実施形態と同様であり、画像情報を一時的に記憶するメモリ、記録媒体を搬送させる機構、およびそれらを制御するための処理部が搭載されている(不図示)。第一の実施形態と同様、フルラインタイプのインクジェット記録ヘッドを複数組具えるが、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの他、階調性を高めるなどの目的でより濃度が低い淡色シアン、淡色マゼンタの記録ヘッドも設けられており、記録ヘッドは計6つとなる(不図示)。
【0056】
本実施形態のインクジェットプリンタは、記録を行う記録媒体が、名詞、葉書、封筒などであり、所謂カードプリンタと言われる形態のものである。記録媒体は、用紙フィーダー1002に積載され、断続的にインクジェットプリンタ1001内の搬送機構に給紙することができる。用紙フィーダー1002を制御する制御部は、インクジェットプリンタ内部に具えられている。
【0057】
また、本インクジェットプリンタは、第一の実施形態で示したものと同様のインク経路が具えられ、プリンタ内に挿入されたインクカートリッジ(不図示)から、記録ヘッドにインクを供給することが可能となる。また、インクジェットプリンタ1001は、レジストレーション調整機能、および、調整に必要な専用パターンをコマンドの指示により記録する制御機能を具える。
【0058】
インクジェットプリンタの前面には、操作パネル1003が具えられる。操作パネル1003は、各種機能の実行を指示するためのボタン群、およびプリンタ状態情報、あるいは機能を階層的に分類したメニューを表示するための液晶画面を具える。オペレータは、操作パネル1003のボタンを操作し、液晶画面で内容を確認することにより、ホストコンピュータと接続されていない状態にあっても、一定の操作が可能となる。例えば、インクジェット記録ヘッドのクリーニング動作、記録媒体搬送経路内に滞留した用紙の排出、あるいは接続されたホストコンピュータとの通信をオフラインにするなどの操作を行うことができる。また、レジストレーション用パターン記録の指示、調整値の入力なども、操作パネル1003から行うことができる。
【0059】
次に、本実施形態のインクジェットプリンタにおけるレジストレーション調整について説明する。
【0060】
まず、操作パネル1003のボタンを操作し、レジストレーション用パターンの記録を指示する。インクジェットプリンタ1001のCPUは、これに応じてレジストレーション用パターンをドットパターン化して画像メモリに展開し、これに基づき各記録ヘッドを駆動してインク吐出を行いパターンの記録を行う。
【0061】
図11は、記録ヘッドの吐出口配列方向の記録位置に対するレジストレーションで用いるパターンの一部を示す図である。ブラックの記録ヘッドを基準とし、シアン記録ヘッドの調整を目的としたパターンであり、図の下方に向かって記録媒体が搬送されるときのパターンである。
【0062】
ここで、図12は図11のパターンのうち、ブラックインクで記録する部分のみを示している。レジストレーションの調整幅を±5画素とすると、αドット等間隔で11個の矩形を記録するとともに、かかる矩形の基準線の一部については、白抜きの領域(余白)としてスリットを形成する。この矩形のパターンを記録することにより、第一の実施例と比較してパターン記録に要するインク量を抑えることができる。
【0063】
シアンインクで記録する部分は、第1の実施形態で示した図7に示すものと同じである。図11に示すブラックインクによる隣接する矩形の基準線の各スリット間の間隔をαドットとすると、シアンの基準線の間隔は(α+1)ドットとなることも同様である。
【0064】
図13は、図12に示すパターンと図7に示すパターンを重ねて記録位置の関係を示す図である。シアンインクによるラインの間隔は、ブラックインクによるスリットの間隔よりも広いため、ラインとスリットの位置が重なり合う箇所は、11個のスリットの内一箇所となる。
【0065】
実際に記録されるパターンは、各記録ヘッドの記録位置のズレに応じて図11に示すようなパターンとなる。第1の実施形態と同様、ブラックインクによる記録部分と、シアンインクによるラインとが重なり合った部分は、濃色であるブラックインクに隠されて、シアンインクで記録されたラインを視認することはできない。唯一、スリットとラインの位置があっている基準位置のみで、シアンラインを視認することができる。図11に示す例では、ブラックの矩形の基準線の「0」の基準位置から2箇所右にずれた基準位置で、シアンの基準線を視認することができる。つまり、ブラックの記録ヘッドとシアンの記録ヘッドとの記録間隔は2ドット分左に記録位置がずれていると判断することができる。
【0066】
図11に示すパターンは、シアンを記録するヘッドの吐出口配列方向のレジストレーションを調整するためのものであるが、マゼンタ、イエローについても同様のパターンを記録し調整することができる。マゼンタなどの濃色インクで、1画素幅のラインでも目視による判別が容易な色が存在する場合には、従来のパターンとを組み合わせて使用する方法も有効である。また、この方法は特に淡色インクの調整に対して有効である。さらに、記録ヘッドの吐出口列に対して直交する方向の記録位置調整に関しては、図11に示すパターンを90度回転させて記録することに余って可能となる。なお、調整値の入力およびそれに基づく記録位置の補正は、前述したとおりである。
【0067】
次に図18および図19を参照して別のパターンの例を説明する。図18において、(a)はブラックのパターンがαドット間隔でVRAM1411に展開された例を示し、(b)はシアンのパターンが、(c)はマゼンタが、(d)はイエローがα+1ドットの間隔で展開された例を示す。図19にそのようなパターンが展開されて、ラベル上に記録された場合の結果の例を示す。図に示すように、ブラックの基準線の空白のスリットを含む基準線にシアン、マゼンタおよびイエローの基準線が図中横に横断するような形で、シアン、マゼンタおよびイエローの基準線がブラックの基準線に重ね書きされるような形で記録される。かかる記録処理は例えば、図17のような印刷処理で行われる。
【0068】
なお、上述した各実施形態は、インクジェット方式によるプリンタについて説明したが、本発明が適用される記録装置は、プリンタに限られないことはもちろんであり、複写機等の他の記録装置であってもよい。また、記録方式もインクジェット方式に限られず、熱転写方式や昇華型方式による記録ヘッドを用いるものであってもよい。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、レジストレーション用パターンが、複数の記録ヘッドのうち、所定の記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドにより記録を行なわない余白およびその周囲の記録を行う部分からなるパターンと、記録位置調整にかかる記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドの、前記所定の記録ヘッドの記録位置に対する記録位置ズレに応じて前記余白の内部または前記余白の外の前記周囲の記録部分内の位置に記録されるパターンとを含むので、記録位置が合っているとき(記録位置ズレがゼロ)に余白の内部に記録位置調整に係る記録ヘッドのパターンが記録されるようにすれば、それ以外のとき(ずれているとき)は、そのパターンは余白以外の記録部分に覆われて見えないものとすることができ、これにより、余白にパターンが見えるときは記録位置が合っていると判断することができる。
【0070】
この結果、記録装置の記録位置を調整するためのレジストレーション用パターンにおいて、それを構成するパターンが薄い色や細い線であっても調整値の特定を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による記録装置であるインクジェットプリンタの概略構成を示す図である。
【図2】上記プリンタにおける記録動作を説明する図である。
【図3】レジストレーション用パターンの一従来例を模式的に示す図である。
【図4】上記実施形態のプリンタのホスト装置であるホストコンピュータの構成を説明する図である。
【図5】本発明の一実施形態に係わるレジストレーション用パターンを実際に記録した例を示す図である。
【図6】図5に示すパターンを構成する基準色のパターンを示す図である。
【図7】図5に示すパターンを構成する調整色のパターンを示す図である。
【図8】図6と図7に示すそれぞれのパターンを重ねた位置関係を示す図である。
【図9】従来のパターンにおいて、同一レジストレーション調整値による比較のための図である。
【図10】本発明の第二の実施形態の記録装置であるインクジェットプリンタを示す外観斜視図である。
【図11】記録ヘッドの吐出口配列方向の記録位置に対するレジストレーションで用いるパターンの一部を示す図である。
【図12】図11に示すパターンのうち、ブラックインクで記録する部分のみを示す図である。
【図13】図12に示すパターンと図7に示すパターンを重ねて記録位置の関係を示す図である。
【図14】実施例の制御ブロック図を示す図である。
【図15】図14に示すヘッドドライバを説明するブロックである。
【図16】基準線のパターンを展開する制御フローを示す図である。
【図17】基準線のパターンをプリント処理するフローを示す図である。
【図18】基準パターンのその他の実施例を説明する図である。
【図19】図18のパターンによるプリント結果を示す図である。
【符号の説明】
101 インクジェットプリンタ
102 記録ヘッド
103 記録媒体(長尺紙)
104 インクカートリッジ挿入口
105 インクタンク
201 入口光学センサ
202 出口光学センサ
203 ラベル
401 ホストコンピュータ
402 キーボード
403 ポインティングデバイス
404 CRT
405 ラベルイメージ
1001 インクジェットカードプリンタ
1002 用紙フィーダ
1003 操作パネル部
Claims (18)
- それぞれ異なる色または濃度で記録を行う複数の記録ヘッドを用い、記録媒体に記録を行う記録装置において、
複数の記録ヘッド相互の記録位置を調整するために用いられるレジストレーション用パターンを当該記録へッドにより記録させるためのパターンデータを出力するデータ出力手段と、
該データ出力手段が出力するパターンデータに基づき複数の記録ヘッドを駆動してレジストレーション用パターンを記録媒体に記録する記録制御手段と、
を具え、前記レジストレーション用パターンは、前記複数の記録ヘッドのうち、所定の記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドにより記録を行なわない余白およびその周囲の記録を行う部分からなるパターンと、記録位置調整にかかる記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドの、前記所定の記録ヘッドの記録位置に対する記録位置ズレに応じて前記余白の内部または前記余白の外の前記周囲の記録部分内の位置に記録されるパターンとを含むことを特徴とする記録装置。 - 前記所定の記録ヘッドは、ブラックの色を記録することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記余白の形状と前記記録位置調整にかかる記録ヘッドにより記録するパターンの形状は同じであることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
- 前記余白の大きさは、当該パターンを記録する記録ヘッドが用いる記録剤および/またはレジストレーション用パターンを記録する記録媒体に応じて定めることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の記録装置。
- 前記所定の記録へッドにより記録するパターンは複数の前記余白ごとを有し、前記記録位置調整に係る記録へッドにより記録するパターンは、前記複数の余白ごとに当該余白に対し異なる記録位置ズレ量で記録されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の記録装置。
- 前記記録装置は、前記異なる記録位置ズレ量に対応した調整値を入力する手段と、該調整値に基づいて当該記録位置調整に係る記録ヘッドの記録位置を調整する手段をさらに具えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の記録装置。
- 前記複数の記録ヘッドは、インクジェット方式により記録を行うことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の記録装置。
- 前記複数の記録ヘッドは、熱転写方式により記録を行うことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の記録装置。
- 前記複数の記録ヘッドは、熱昇華方式により記録を行うことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の記録装置。
- それぞれ異なる色または濃度で記録を行う複数の記録ヘッドを用い、記録媒体に記録を行う記録装置の記録位置を調整するためのレジストレーション用パターンの記録方法において、
複数の記録ヘッド相互の記録位置を調整するために用いられるレジストレーション用パターンを当該記録へッドにより記録させるためのパターンデータを出力し、
該出力するパターンデータに基づき複数の記録ヘッドを駆動してレジストレーション用パターンを記録媒体に記録する、
ステップを有し、前記レジストレーション用パターンは、前記複数の記録ヘッドのうち、所定の記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドにより記録を行なわない余白およびその周囲の記録を行う部分からなるパターンと、記録位置調整にかかる記録ヘッドにより記録するパターンであって、当該記録ヘッドの、前記所定の記録ヘッドの記録位置に対する記録位置ズレに応じて前記余白の内部または前記余白の外の前記周囲の記録部分内の位置に記録されるパターンとを含むことを特徴とするレジストレーション用パターンの記録方法。 - 前記所定の記録ヘッドは、ブラックの色を記録することを特徴とする請求項10に記載のレジストレーション用パターンの記録方法。
- 前記余白の形状と前記記録位置調整にかかる記録ヘッドにより記録するパターンの形状は同じであることを特徴とする請求項10または11に記載のレジストレーション用パターンの記録方法。
- 前記余白の大きさは、当該パターンを記録する記録ヘッドが用いる記録剤および/またはレジストレーション用パターンを記録する記録媒体に応じて定めることを特徴とする請求項10ないし12のいずれかに記載のレジストレーション用パターンの記録方法。
- 前記所定の記録へッドにより記録するパターンは複数の前記余白ごとを有し、前記記録位置調整に係る記録へッドにより記録するパターンは、前記複数の余白ごとに当該余白に対し異なる記録位置ズレ量で記録されることを特徴とする請求項10ないし13のいずれかに記載のレジストレーション用パターンの記録方法。
- それぞれ異なる色で記録を行う複数の記録ヘッドを用い、記録媒体に記録を行う記録装置において、
複数の記録ヘッド相互の記録位置を調整するために用いられる複数のレジストレーション用パターンを前記複数の記録ヘッドのそれぞれにより記録させるための複数のパターンデータを出力するデータ出力手段と、
該データ出力手段により出力される複数のパターンデータのそれぞれに基づき複数の記録ヘッドのそれぞれを駆動してレジストレーション用パターンを記録媒体に記録する記録制御手段とを備え、
前記データ出力手段は、前記レジストレーション用パターンとして、前記複数の記録ヘッドの1つにより記録されるパターンとして余白領域を含む第1のパターンを発生し、前記複数の記録ヘッドの他の記録ヘッドにより記録される第2のパターンを発生することを特徴とする記録装置。 - 前記余白領域を含む第1のパターンに前記第2のパターンが重ねて記録させる制御手段を備えたことを特徴とする請求項15に記載の記録装置。
- 前記第2のパターンが前記余白領域を含む第1のパターンの前記余白領域に記録された場合、記録制御は正しく行われていることを特徴とする請求項16に記載の記録装置。
- 前記余白領域を含む第1のパターンは記録媒体に複数記録され、前記第2のパターンが複数の第1のパターンのいずれかの余白領域に重ねて記録されていた場合、第1のパターンの余白領域に重なっている第2のパターンの位置により記録位置のズレ量が示されることを特徴とする請求項15に記載の記録装置。
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| JP2002227844A JP2004066595A (ja) | 2002-08-05 | 2002-08-05 | 記録装置およびレジストレーション用パターンの記録方法 |
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