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JP2003526674A - ボンベシン受容体3の使用 - Google Patents

ボンベシン受容体3の使用

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Publication number
JP2003526674A
JP2003526674A JP2001566684A JP2001566684A JP2003526674A JP 2003526674 A JP2003526674 A JP 2003526674A JP 2001566684 A JP2001566684 A JP 2001566684A JP 2001566684 A JP2001566684 A JP 2001566684A JP 2003526674 A JP2003526674 A JP 2003526674A
Authority
JP
Japan
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polypeptide
brs3
polynucleotide
phe
sequence
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001566684A
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English (en)
Inventor
ダレン・スマート
ポール・ストレイボス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SmithKline Beecham Ltd
Original Assignee
SmithKline Beecham Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SmithKline Beecham Ltd filed Critical SmithKline Beecham Ltd
Publication of JP2003526674A publication Critical patent/JP2003526674A/ja
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ボンベシン受容体サブタイプ3(BRS3)、BRS3ポリペプチドおよび当該ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドの新たに同定された使用に、虚血の、神経変性疾患の、記憶および注意障害の治療における、および治療に有用である可能性のあるアゴニスト、アンタゴニストおよび/または阻害剤であるかもしれない化合物の同定におけるそれらの使用に、ならびにかかるポリペプチドおよびポリヌクレオチドの製造に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、ヒトボンベシン受容体3(BRS3)ポリペプチドおよびかかるポ
リペプチドをコードするポリヌクレオチドの新たに同定された使用に、治療にお
けるおよび治療において潜在的に有用であるアゴニスト、アンタゴニストおよび
/または阻害剤である可能性のある化合物を同定することでの使用に、ならびに
かかるポリペプチドおよびポリヌクレオチドの産生に関する。
【0002】 (従来技術) ボンベシンはカエルの皮から単離された14個のアミノ酸のペプチドである。
そのカエルペプチドの哺乳動物カウンターパートが、ニューロメジンB(NMB
)およびガストリン放出ペプチド(GRP)ならびに生物学的に活性なGRPフ
ラグメントのニューロメジンC(NMC)である(Kroogら(1995)Med. Re
s. Rev. 15, 389−417;Smart, D.(1998)in The RBI Handbook o
f Receptor Classification and Signal Transduction(K.J. Watling編)、7
2−73頁)。4種のボンベシン受容体が脊椎動物にて同定かつクローンされて
いる(Smart, D.(1998)前掲)。クローンされた最初の2種の受容体がB
およびBBであり、最初、その各々の内性リガンドの後に続けて、NMB
−およびGRP−優先性ボンベシン受容体と呼ばれていた(Benyaら(1995
)Mol. Pharmacol. 42、1058−1068)。さらに最近になって、第3の
哺乳動物ボンベシン受容体亜型、BB(BRS3としても知られている)がク
ローンされたが(Fathiら、(1993)J. Biol. Chem. 268、5979−5
984)、内性リガンドは今日まで同定されていない(Smart, D.(1998)
前掲)。第4のボンベシン受容体、BBがカエルからクローンされた。研究さ
れた受容体亜型はすべてGを介してホスホリパーゼCシグナル化経路と結びつ
いている(Kroogら(1995)前掲;Smart, D.(1998)前掲)。
【0003】 ボンベシン受容体の薬理学は、最初、内性リガンドであるNMB、GRPおよ
びボンベシンの効能のランク順によって定められ、その効能のランク順はBB 受容体でNMBボンベシン>GRPであり、BB受容体でGRPボンベシ
ン>NMBであった(Kroogら(1995)前掲)。一連のペプチド性GRPア
ンタゴニスト、最も顕著にはBW1023U90および(D−PheDesM
et14)ボンベシン6−14エチルアミドの開発と共にさらなる特徴付けが可
能となった。ただし、後者はBB受容体の部分的アゴニストであることにも留
意すべきである(Smart, D.(1998)前掲)。さらに最近になって、BB1
受容体と7.6nMのアフィニティーを有するが、BB受容体で不活性である
、非ペプチド性BB選択的PD165929が報告された(Smart, D.(19
98)前掲)。
【0004】 ボンベシン受容体は哺乳動物の種々の生理システムにて一の役割を果たす。た
だし、現在のところ、関与する正確な亜型は決まっていないことが多い。ボンベ
シン受容体は、CNSに、ならびに食道、肺、胃腸(GI)管および再生器官に
広く分布している(Kroogら(1995)前掲)。CNSでは、ボンベシン様ペ
プチドはコルチコトロフィン放出因子と相互作用して満腹を誘発かもしれない(
Smart, D.(1998)前掲)。それらはまた温度調節にて一の役割を果たして
おり、ヒスタミン−非依存的かゆみを誘発し、上交差および脊椎縫線核で作用し
て、睡眠障害および鬱病との関連においてもたらされる、概日リズムおよび5−
HTシステムの活性を調整する(Kroogら(1995)前掲;Smart, D.(199
8)前掲)。GI管において、これらのペプチドは平滑筋収縮、膵液分泌および
他のペプチド、例えばガスチンの放出を調節する。ボンベシン-様ペプチドはま
た、肺および子宮にて正常および新生物の組織についての強力な成長因子として
作用する一の発生的役割を有し、特に小細胞肺癌と関連付けられる(Kroogら(
1995)前掲;Smart, D.(1998)前掲)。最後に、これらのペプチドは
、チロトロピンの放出を誘発するとの同様に、天然キラー細胞活性および化学走
性を刺激する(Kroogら(1995)前掲;Smart, D.(1998)前掲)。最近
になって、ノックアウト技法を用い、BBまたはBB受容体のいずれかを欠
くマウスは野生型のマウスと比較して全体的表現型変化を示さないが、BB
容体ノックアウトでは肥満表現型を有することが明らかにされた(Ohki-Hamazak
iら(1997)Nature 390、165−169)。
【0005】 (発明の開示) 本発明はBRS3受容体の活性化が神経保護作用の強化につながるという知見
に基づく。神経保護作用は、卒中、虚血、頭部損傷、アルツハイマー病、および
また学習、記憶および注意障害などの疾患の予防および/または治療のための、
製薬業界における主たる目標である。 かくして、本発明は、 (i)卒中; (ii)虚血; (iii)頭部損傷; (iv)アルツハイマー病; (v)パーキンソン病; (vi)学習;または (vii)記憶および注意障害 の治療用の医薬を製造するための (a)BRS3ポリペプチド; (b)BRS3ポリペプチドを活性化する化合物; (c)BRS3ポリペプチドを阻害する化合物;または (d)BRS3ポリペプチドをコードするポリヌクレオチド から選択される化合物の使用を提供する。
【0006】 第1の態様において、本発明はBRS3ポリペプチドの使用に関する。かかる
ポリペプチドは: a)配列番号:2の全長にわたり配列番号:2のアミノ酸配列に対して、少な
くとも95%の同一性、最も好ましくは少なくとも97−99%の同一性を有す
るアミノ酸配列を含む単離されたポリペプチド; b)配列番号:2のアミノ酸を含む単離されたポリペプチド; c)配列番号:2お単離されたポリペプチド; d)配列番号:1のポリヌクレオチド配列に対して少なくとも95%の同一性
を有するポリヌクレオチドを含むポリヌクレオチドによりコードされる単離され
たポリペプチド; e)配列番号:1の配列を有するポリヌクレオチドを含むポリヌクレオチドに
よりコードされる単離されたポリペプチド を包含する。
【0007】 加えて、本発明のポリペプチドは、(a)ないし(e)のポリペプチドの、一
般にその少なくとも30個のアミノ酸、より好ましくは少なくとも50個のアミ
ノ酸を含有する、変種、フラグメントおよび一部を包含する。 本発明のポリペプチドは「成熟」蛋白の形態であってもよく、または融合蛋白
などのより大型の蛋白の一部であってもよい。分泌またはリーダー配列、プロ−
配列、複数のヒスチジン残基などの精製を補助する配列を含有する付加的なアミ
ノ酸配列、または組換え体産生の間に安定性を付与するための付加的な配列を含
むことが有利であることが多い。 本発明はまた、上記したポリペプチドの変種、すなわち、一の残基が類似する
特性を有するもう一つ別の残基により置換されている同類アミノ酸置換により、
その対象と異なるポリペプチドを包含する。かかる置換は、典型的には、Ala
、Val、LeuおよびIleの間で、SerおよびThrの間で、酸性残基A
spおよびGluの間で、AsnおよびGlnの間で、塩基性残基Lysおよび
Argの間で、または芳香族残基PheおよびTyrの間でなされる。数個、5
ないし10個、1ないし5個、1ないし3個、1もしくは2個または1個のアミ
ノ酸がいずれかの組み合わせで置換、欠失または付加されている変種が特に好ま
しい。
【0008】 類似活性または改良活性を有する、あるいは望ましくない活性の減少したもの
を含め、BRS3の活性を媒介する生物学的に活性なフラグメントもまた好まし
い。動物、特にヒトにおいて抗原的または免疫原性であるフラグメントも含まれ
る。個体、特にヒトにおいて疾患を発病または維持するのに不可欠な機能を付与
する酵素の受容体またはドメインを含むフラグメントが特に好ましい。 本発明のポリペプチドのフラグメントは、ペプチド合成により対応する全長ポ
リペプチドを製造するのに利用することができ;したがって、これらの変種は本
発明の全長ポリペプチドを産生するための中間体として利用することができる。 本発明のポリペプチドは、「成熟」蛋白の形態であってもよく、または融合蛋
白などのより大きな蛋白の一部であってもよい。分泌またはリーダー配列、プロ
−配列、精製にて補助となる配列、例えば、複数のヒスチジン残基を含有する付
加的なアミノ酸配列、あるいは組換え体産生の間に安定性を付与する付加的な配
列を含むことが有利であることが多い。
【0009】 本発明はまた、上記したポリペプチドの変種、すなわち、一の残基が類似する
特性を有するもう一つ別の残基により置換されている同類アミノ酸置換により、
その対象と異なるポリペプチドを包含する。典型的な置換は、Ala、Val、
LeuおよびIleの間で、SerおよびThrの間で、酸性残基Aspおよび
Gluの間で、AsnおよびGlnの間で、塩基性残基LysおよびArgの間
で、または芳香族残基PheおよびTyrの間でなされる。数個、5ないし10
個、1ないし5個、1ないし3個、1もしくは2個または1個のアミノ酸がいず
れかの組み合わせで置換、欠失または付加されている変種が特に好ましい。 本発明のポリペプチドはいずれか適当な方法にて調製することができる。かか
るポリペプチドは、単離された天然に存するポリペプチド、組換え技法により産
生されたポリペプチド、合成して産生されたポリペプチド、またはこれら方法の
組み合わせにより産生されたポリペプチドを包含する。かかるポリペプチドを調
製する手段は当該分野にてよく理解されている。
【0010】 さらなる態様において、本発明はBRS3ポリヌクレオチドに関する。かかる
ポリヌクレオチドは、配列番号:2のアミノ酸配列に対して、その全長にわたっ
て、少なくとも95%の同一性、好ましくは少なくとも97−99%の同一性を
有するポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド
を包含する。この点において、少なくとも97%の同一性を有するポリペプチド
が特に好ましいが、少なくとも98−99%の同一性を有するポリペプチドがさ
らに好ましく、少なくとも99%の同一性を有するポリペプチドが最も好ましい
。かかるポリヌクレオチドは配列番号:2のポリペプチドをコードする配列番号
:1に含まれるヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチドを包含する。 本発明のさらなるポリヌクレオチドは、配列番号:2のポリペプチドをコード
するヌクレオチド配列に対して、その全体のコーディング領域にわたって、少な
くとも95%の同一性を有するヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチドを
包含する。この点において、少なくとも97%の同一性を有するポリヌクレオチ
ドが特に好ましいが、少なくとも98−99%の同一性を有するポリヌクレオチ
ドがさらに好ましく、少なくとも99%の同一性を有するポリヌクレオチドが最
も好ましい。
【0011】 本発明のさらなるポリヌクレオチドは、配列番号:1に対して、その配列番号
:1の全長にわたって、少なくとも95%の同一性を有するヌクレオチド配列を
含む単離ポリヌクレオチド、および3’−非翻訳領域の点から異なるこれらポリ
ヌクレオチドの変種を包含する。この点において、少なくとも97%の同一性を
有するポリヌクレオチドが特に好ましいが、少なくとも98−99%の同一性を
有するポリヌクレオチドがさらに好ましく、少なくとも99%の同一性を有する
ポリヌクレオチドが最も好ましい。かかるポリヌクレオチドは配列番号:1のポ
リヌクレオチドを含むポリヌクレオチドならびに配列番号:1のポリヌクレオチ
ドを包含する。本発明のポリヌクレオチドはさらにヒトBRS3をコードするポ
リヌクレオチドを包含する。 本発明はまた、上記したポリヌクレオチドに相補的なポリヌクレオチドを提供
する。
【0012】 配列番号:1のヌクレオチド配列は配列番号:2のヒトBRS3ポリペプチド
をコードするcDNA配列である。配列番号:2のポリペプチドは、39位のア
ラニンを除いて、ジンバンクに寄託されたBRS3ペプチド配列と略同一であり
(ジンバンク受入番号:Z97632)、それに対してZ97632はその位置
にトレオニンを有する。配列番号:2のポリペプチドをコードするヌクレオチド
配列は配列番号:1に含まれるポリペプチドをコードする配列と同一であっても
よく、あるいは遺伝コードの重複性(縮重性)の結果として、配列番号:2のポ
リペプチドをコードする、配列番号:1に含まれる配列以外のものであってもよ
い。BRS3受容体は、BB1およびBB2受容体と約50%の相同性を有する
長さが399個のアミノ酸である。BRS3はX染色体上にある遺伝子によりコ
ードされる。BRS3は別個の組織分布を有し、視床下部、特にPVN、ARC
、VMHおよび視索前野に、ならびに脳幹、扁桃および脊髄に見られた。それは
また、第2精母細胞、気管支上皮細胞および子宮にて、ならびに小細胞肺癌、乳
癌および表皮性癌にて同定された。天然リガンドは、GRP、NMBおよびNM
Cを含め、そのすべてが極めて低い(高μM)アフィニティーを有する、既知の
ボンベシン−様ペプチドであると同定された。しかし、数種のGRPアンタゴニ
ストはBRS3と中程度(低μM)のアフィニティーを有し、最も強力なものは
[DPhe、βAla11、Phe13、Nle14]ボンベシン(6−14
)であって、低nMアフィニティーを有する。しかし、この代替リガンドはBB
1およびBB2受容体と同様なアフィニティーを有する。BRS3の活性化は細
胞内カルシウムのホスホリパーゼC介在動員ならびにホスホリパーゼDおよびチ
ロシンキナーゼ活性の増加をもたらす。しかし、現在のところ、選択的手段がな
く、わずか1つのインビボ実験が公開されているにすぎないため、BRS3の機
能についてはほとんど知られていない。
【0013】 本発明のBRS3ポリヌクレオチドは、標準的クローニングおよびスクリーニ
ング技法を用い、脳、肺、脊髄、下垂体、腸、胎盤、精巣または子宮の細胞中の
mRNAから由来のcDNAライブラリーより、当該分野にて十分に確立された
技法(例えば、Sambrookら、Molecular Cloning:A Laboratory Manual,2nd E
d.,Cold Spring Harbor Laboratory Press、Cold Spring Harbor, N.Y.(19
89))にて得ることができる。本発明のポリヌクレオチドはまた、ゲノムDN
Aライブラリーなどの天然源から得ることができ、あるいは周知かつ商業的に利
用可能な技法を用いて合成することができる。 本発明の組換えポリペプチドは、発現系を含む遺伝子操作された宿主細胞から
当該分野にて周知の方法により調製することができる。したがって、さらなる態
様において、本発明は、本発明のポリヌクレオチドを含む発現系に、かかる発現
系を用いて遺伝子操作された宿主細胞に、組換え技法による本発明のポリペプチ
ドの産生に関する。無細胞翻訳系も本発明のDNA構築物から由来のRNAを用
いてかかる蛋白を産生するのに利用することができる。
【0014】 組換え体産生のために、宿主細胞を遺伝子操作し、本発明のポリヌクレオチド
のための発現系またはその一部を取り込むことができる。ポリヌクレオチドの宿
主細胞への導入は、Davisら、Basic Methods in Molecular Biology(1986
)およびSambrookら、Molecular Cloning:A Laboratory Manual, 2nd Ed. Col
d Spring Harbor Laboratory Press, Cold Spring Harbor, N.Y.(1989)の
ごとき複数の標準的研究室マニュアルに記載されている方法によって行うことが
できる。好ましいこのような方法は、例えば、リン酸カルシウムトランスフェク
ション、DEAE−デキストラン媒介トランスフェクション、トランスベクショ
ン、マイクロインジェクション、陽イオン脂質媒介トランスフェクション、エレ
クトロポレーション、トランスダクション、スクレープ・ローディング、弾道導
入または感染を包含する。 適当な宿主の代表例は、レンサ球菌(streptococcus)、ブドウ球菌(staphyl
ococcus)、大腸菌(E.coli)、ストレプトマイセス(streptomyces)および枯
草菌(Bacillus subtilis)細胞のごとき細菌細胞;酵母細胞およびアスペルギ
ルス(Aspergillus)細胞などの真菌細胞;ドロソフィラ(Drosophila)S2お
よびスポドプテラ(Spodoptera)Sf9細胞などの昆虫細胞;CHO、COS、
HeLa、C127、3T3、BHK、HEK293およびボーウェス(Bowes
)メラノーマ細胞のごとき動物細胞;および植物細胞を包含する。
【0015】 多種の発現系、例えば、染色体、エピソームおよびウイルス由来のベクター、
例えば、細菌プラスミド由来、バクテリオファージ由来、トランスポゾン由来、
酵母エピソーム由来、挿入エレメント由来、酵母染色体エレメント由来、バキュ
ロウイルス、SV40のごときパポバウイルス、ワクシニアウイルス、アデノウ
イルス、ニワトリポックスウイルス、偽狂犬病ウイルスおよびレトロウイルスの
ようなウイルス由来のベクター、およびコスミドおよびファージミドなどのプラ
スミドおよびバクテリオファージの遺伝因子由来のベクターのごとき、それらの
組み合わせに由来するベクターを用いることができる。発現系構築物は、発現を
制御ならびに引き起こす調節領域を有していてもよい。一般に、宿主においてポ
リペプチドを産生するためにポリヌクレオチドを維持、増幅または発現すること
のできるいずれの系またはベクターも用いることができる。適当なDNA配列を
、例えば、Sambrookら、MOLECULAR CLONING,A LABORATORY MANUAL(前掲)に示
されている技術のごとき、種々のよく知られた慣用的技術のいずれかによって、
発現系に挿入してもよい。適当な分泌シグナルを所望のポリペプチドに組み込み
、翻訳された蛋白を小胞体内腔、周辺腔または細胞外環境に分泌することができ
る。これらのシグナルは、ポリペプチドに固有のものであってもよく、または異
種のシグナルであってもよい。
【0016】 本発明のポリペプチドを、スクリーニングアッセイにて用いるのに、発現させ
ることを意図しているならば、一般に、ポリペプチドは細胞表面で産生させるこ
とが好ましい。この場合において、スクリーニングアッセイに使用する前に細胞
を収穫することができる。ポリペプチドが培地に分泌されるならば、培地を回収
し、ポリペプチドを回収して精製することもできる。ポリペプチドが細胞内で産
生されるならば、細胞をまず溶解させてポリペプチドを回収しなければならない
。 本発明のポリペプチドは、硫酸アンモニウムまたはエタノール沈澱、酸抽出、
アニオンまたはカチオン交換クロマトグラフィー、ホスホセルロースクロマトグ
ラフィー、疎水相互作用クロマトグラフィー、アフィニティークロマトグラフィ
ー、ヒドロキシルアパタイトクロマトグラフィーおよびレクチンクロマトグラフ
ィーを含む、よく知られた方法によって組換え細胞培養物から回収および精製で
きる。最も好ましくは、高性能液体クロマトグラフィーが精製に使用される。ポ
リペプチドが単離および/または精製の間に変性する場合、蛋白を再生するため
の周知方法を用いて活性な立体配座を再生することができる。
【0017】 本発明のポリペプチドは、1またはそれ以上の病態、特に上記した疾患を含む
、1またはそれ以上の生物学的機能に関与している。それゆえ、ポリペプチドの
機能を刺激または阻害する化合物を同定するためのスクリーニング法を工夫する
ことが望ましい。したがって、さらなる態様において、本発明は、ポリペプチド
の機能を刺激または阻害する化合物を同定するための化合物のスクリーニング方
法を提供する。一般に、アゴニストまたはアンタゴニスト、好ましくはアゴニス
トを上記した疾患の治療および予防目的のために用いてもよい。種々の源、例え
ば、細胞、無細胞調製物、化学ライブラリーおよび天然産物の混合物から化合物
を同定できる。そのようにして同定されたかかるアゴニスト、アンタゴニストま
たは阻害剤は、場合によっては、ポリペプチドの天然または修飾基質、リガンド
、受容体、酵素等であってもよく、あるいはそれらの構造上または機能上の模倣
物であってもよい(Coliganら、Current Protocols in Immunology 1(2):
第5章(1991)を参照のこと)。
【0018】 スクリーニング方法は、候補化合物と直接または間接的に結合した標識を用い
ることにより、候補化合物とポリペプチドとの、または該ポリペプチドを有する
細胞または膜との、あるいはその融合蛋白との結合を簡単に測定することができ
る。別法として、該スクリーニング方法は標識された競争物質との競争を用いる
ものであってもよい。そのような標識された競争物質は、既知のBRS3アゴニ
スト、例えば、[D−Phe、βAla11、Phe13、Nle14]ボン
ベシン(6−14)または[D−Tyr、βAla11、Phe13、Nle 14 ]ボンベシン(6−14)を包含する。さらには、これらのスクリーニング
方法は、ポリペプチドを含む細胞に適した検出系を用いて、該候補化合物が該ポ
リペプチドの活性化または阻害により生じるシグナルを生じさせるかどうかを試
験するものであってもよい。一般に、活性化の阻害剤は既知アゴニストの存在下
でアッセイし、候補化合物が存在することによるアゴニストでの活性化の効果を
観察する。構成的に活性のあるポリペプチドを、アゴニストまたは阻害剤の不存
在下で、候補化合物がポリペプチドの活性化を阻害するかどうかを試験すること
により、反アゴニストまたは阻害剤についてスクリーニングする方法に用いるこ
とができる。さらに、スクリーニング法は、単に、候補化合物を本発明のポリペ
プチドを含有する溶液と混合して混合物を形成し、混合物中のBRS3活性を測
定し、混合物中のBRS3活性を標体と比較する工程を含む。Fc部分および上
記したBRS3ポリペプチドから形成されるような融合蛋白をハイスループット
スクリーニングアッセイに用いて、本発明のポリペプチドのアンタゴニストを同
定することもできる(D.Bennettら、J. Mol. Recognition, 8:52−58(1
995);およびK.Johansonら、J. Biol. Chem. 270(16):9459−
9471(1995)を参照のこと)。
【0019】 本発明のポリペプチドに対するポリヌクレオチド、ポリペプチドおよび抗体を
用いて、細胞中のmRNAおよびポリペプチドの産生に対する添加化合物の影響
を検出するためのスクリーニング方法を組み立ててもよい。例えば、ELISA
アッセイを構築して、モノクローナルおよびポリクローナル抗体を用いてポリペ
プチドの分泌または細胞結合レベルを、当該分野において標準的な方法により測
定してもよい。これにより、適当に操作された細胞または組織からのポリペプチ
ドの産生を阻害または亢進しうる物質(各々、アンタゴニストまたはアゴニスト
ともいう)を見いだすことができる。 あるとすれば、当該分野において既知の標準的な受容体結合法を介して、膜結
合または可溶性受容体を同定するのに該ポリペプチドを用いてもよい。これらの
方法は、リガンド結合および交差結合アッセイを包含するが、これらに限定され
ない。これらの方法において、ポリペプチドを放射性標識(例えば125I)、
化学修飾(例えばビオチニル化)または検出および精製に適したペプチド配列に
融合され、推定上の受容体(例えば細胞、細胞膜、細胞上清、組織抽出物、体液
)の源とともにインキュベートする。他の方法は表面プラスモン共鳴および分光
学的方法を包含する。これらのスクリーニング方法を用いて、あるとすれば、ポ
リペプチドのその受容体への結合と競争するポリペプチドのアゴニストおよびア
ンタゴニストを同定してもよい。かかるアッセイを行うための標準的方法は当該
分野においてよく知られている。
【0020】 ポリペプチドのアンタゴニストの可能性のあるものとして、例えば、抗体、ま
たは場合によっては、ポリペプチドのリガンド、基質、受容体、酵素などと密接
に関連するオリゴヌクレオチドまたは蛋白、例えば、リガンド、基質、受容体、
酵素などのフラグメント;本発明のポリペプチドと結合するが、応答を惹起せず
、その結果としてポリペプチドの活性が妨げられる小分子が挙げられる。 かくして、もう一つ別の態様において、本発明は、本発明のポリペプチドに関
するアゴニスト、アンタゴニスト、リガンド、受容体、基質、酵素など;または
かかるポリペプチドの産生を減少または亢進する化合物を同定するためのスクリ
ーニングキットであって、 (a)本発明のポリペプチド; (b)本発明のポリペプチドを発現する組換え細胞; (c)本発明のポリペプチドを発現する細胞膜;または (d)本発明のポリペプチドに対する抗体 を含み、ここで該ポリペプチドは、好ましくは、配列番号:2のポリペプチドで
ある、キットに関する。
【0021】 かかるいずれのキットにおいても、(a)、(b)、(c)または(d)が実
質的成分を含んでいてもよいことは明らかであろう。 当業者であれば、本発明のポリペプチドがまた、 (a)第1に、ポリペプチドの三次元構造を決定し; (b)アゴニスト、アンタゴニストまたは阻害剤の可能性のある反応性または結
合部位に関する三次元構造を推定し; (c)その推定した結合または反応性部位と結合または反応すると考えられる候
補化合物を合成し;および (d)その候補化合物が、実際に、アゴニスト、アンタゴニストまたは阻害剤で
あるかどうかを試験することにより、 ポリペプチドのアゴニスト、アンタゴニストまたは阻害剤を構造を基礎として設
計する方法に用いられることを容易に理解するであろう。 この方法が相互作用的方法であることも理解するであろう。
【0022】 さらなる態様において、本発明は、過剰なBRS3ポリペプチド活性またはそ
の発現不足のいずれかに関連する、例えば、卒中、虚血、頭部損傷、アルツハイ
マー病、パーキンソン病、学習または記憶および注意障害などの異常な状態の治
療方法を提供する。 ポリペプチドの活性が過剰な場合、いくつかの方法が利用可能である。1の方
法は、例えば、リガンド、基質、受容体、酵素などの結合を遮断するように、ま
たは第2シグナルを阻害し、それにより異常な状態を改善するように、ポリペプ
チドの機能を阻害するのに有効な量の上記した阻害性化合物(アンタゴニスト)
を、任意の医薬上許容される担体と組み合わせて対象に投与することを含む。も
う1つ別の方法において、内性ポリペプチドと競争してリガンド、基質、受容体
、酵素などとの結合能を有する可溶形態のポリペプチドを投与してもよい。かか
る競争物質の典型例はBRS3ポリペプチドのフラグメントを包含する。
【0023】 さらにもう一つ別の方法において、発現遮断法を用いて、内性BRSポリペプ
チドをコードしている遺伝子の発現を阻害することができる。このような既知の
方法は内部で生じるかまたは外部より投与されるアンチセンス配列の使用を含む
(例えば、Oligodeoxynucleotides as Antisense Inhibitors of Gene Expressi
on, CRC Press, Bocca Raton, FL(1988)中のO'Connor、J. Neurochem(1
991)56:560を参照のこと)。別法として、遺伝子と一緒になって三重
螺旋(「トリプレックス」)を形成するオリゴヌクレオチドを供給することもで
きる(例えば、Leeら、Nucleic Acids Res(1979)6:3073;Cooneyら
、Science(1988)241:456;Dervanら、Science(1991)251
:1360を参照のこと)。これらのオリゴヌクレオチドはそのままで投与する
ことができ、あるいは重要部分のオリゴマーをインビボで発現させることもでき
る。合成アンチセンスまたはトリプレックスオリゴヌクレオチドは修飾された塩
基または修飾されたバックボーンを含んでいてもよい。後者の例として、メチル
ホスホナート、ホスホロチオアートまたはペプチド核酸バックボーンが挙げられ
る。ヌクレアーゼによる分解から保護するために、そのようなバックボーンをア
ンチセンスまたはトリプレックスオリゴヌクレオチドに組み込むことができ、こ
のようなことは当該分野にて周知な事項である。これらのまたは他の修飾された
バックボーンと一緒に合成されたアンチセンスおよびトリプレックス分子もまた
、本発明の一部を形成する。
【0024】 加えて、ヒトBRS3ポリペプチドの発現はヒトBRS3mRNA配列に特異
的なリボザイムを用いることで妨げられる。リボザイムは触媒的に活性なRNA
であり、天然または合成とすることができる(例えば、Usman, N,ら、Curr. Opi
n. Struct. Biol(1996)6(4)、527−33を参照のこと)。合成リ
ボザイムはヒトBRS3mRNAを選択された位置で特異的に切断するように設
計することができ、それによりヒトBRS3mRNAの機能的ポリペプチドへの
翻訳を防止することができる。リボザイムは天然リボースホスフェートバックボ
ーンおよび一般にRNA分子に見られるような天然塩基を用いて合成することが
できる。また、2’−O−メチルRNAのように、天然に存しないバックボーン
を用いてリボザイムを合成し、リボヌクレアーゼ分解からの保護を提供してもよ
く、それはまた修飾塩基を含有していてもよい。
【0025】 BRS3の発現およびその活性不足に関連する異常な状態を治療するのに、ま
た、数種類の方法を利用することができる。一の方法は、本発明のポリペプチド
を活性化する治療上有効量の化合物、すなわち、上記したアゴニストを、医薬上
許容される担体と組み合わせて対象に投与し、それにより異常な状態を緩和する
ことを含む。このようなアゴニストの例が[D−Phe、βAla11、Ph
13、Nle14]ボンベシン(6−14)および[D−Tyr、βAla 11 、Phe13、Nle14]ボンベシン(6−14)を包含する。また、対
象中にある関連細胞によりBRS3を内因的に産生するのに遺伝子療法を用いる
こともできる。例えば、本発明のポリヌクレオチドを、上記したように、複製欠
陥レトロウイルスにて発現するように操作することができる。ついで、そのレト
ロウイルス発現構築物を単離し、パッケージング細胞が目的とする遺伝子を含有
する感染性ウイルス粒子を産生するように、本発明のポリペプチドをコードする
RNAを含有するレトロウイルスプラスミドベクターで形質導入されたそのパッ
ケージング細胞中に導入してもよい。インビボにて細胞を遺伝子操作し、インビ
ボにて該ポリペプチドを発現するために、これらのプロデューサー細胞を対象に
投与することもできる。遺伝子療法の概観については、T StrachanおよびA P Re
ad、BIOS Scientific Publishers Ltd(1996)、Human Molecular Genetics
中のChapter 20, Gene Therapyand and other Molecular Genetic-based Therap
eutic Approaches(およびその中で引用されている文献)を参考のこと)。もう
一つ別の方法は、治療上有効量の本発明のポリペプチドを適当な医薬担体と組み
合わせて投与することである。
【0026】 さらなる態様において、本発明は、治療上有効量の、本発明のポリペプチドの
可溶形態などのポリペプチド、アゴニスト/アンタゴニストまたは小分子化合物
を、医薬上許容される担体または賦形剤と組み合わせて含む医薬組成物を提供す
る。かかる担体は、限定されるものではないが、セイライン、緩衝セイライン、
デキストロース、水、グリセロール、エタノールおよびそれらの組み合わせを包
含する。本発明はさらに、本発明の前記した組成物の1またはそれ以上の成分を
充填した1またはそれ以上の容器を含む医薬用パックおよびキットに関する。本
発明のポリペプチドおよび他の化合物は単独であるいは治療用化合物などの他の
化合物と一緒に利用することができる。 該組成物は、例えば、全身性または経口経路による投与経路に適用されるであ
ろう。全身性投与の好ましい形態として、典型的には静脈内注射による注射が挙
げられる。皮下、筋肉内または腹膜内などの他の注射経路も用いることができる
。全身投与するための別の手段として、胆汁酸塩またはフジシン酸塩あるいは他
の界面活性剤などの浸透剤を用いる経粘膜または経皮投与が挙げられる。加えて
、本発明のポリペプチドまたは他の化合物が腸溶性またはカプセル化処方に処方
できるならば、経口投与とすることも可能である。これら化合物の投与は局所的
であってもよく、および/または軟膏、ペースト、ゲルなどの形態にて局所投与
することができる。
【0027】 必要な投与量は、選択した本発明のペプチドまたは他の化合物、投与経路、処
方特性、対象の状態特性および顧問医の判断に依存する。しかしながら、適当な
用量は対象1kg当たり0.1ないし100μgの範囲である。しかし、種々の
化合物が利用可能であること、異なる投与経路で効能が異なることを考慮して、
必要とされる用量で広範囲に及ぶ変化が考えれらる。例えば、経口投与は静脈内
注射による投与よりもより高用量を必要とすると考えられる。これら投与量レベ
ルの変化は、当該分野にて十分に理解されているように、最適化のための標準的
な経験的慣用操作を用いて調整することができる。 治療に用いられるポリペプチドは、上記した、しばしば、「遺伝子療法」と称
される、治療モダリティーにて、対象にて内因的に生成することもできる。かく
して、例えば、対象から由来の細胞を、DNAまたはRNAなどのポリヌクレオ
チドで遺伝子操作し、エクスビボにて、および例えば、レトロウイルスプラスミ
ドベクターを用いることによりポリペプチドをコードしてもよい。ついで、その
細胞を対象内に導入する。
【0028】 以下の定義は本明細書中で頻繁に使用される特定の用語の理解を容易にするた
めに提供されるものである。 「対立遺伝子」とは、ゲノムの所定の遺伝子座に存在する1またはそれ以上の
別の形態の遺伝子をいう。 ポリペプチド配列の「フラグメント」とは、対照となる配列よりも短いが、対
照となるポリペプチドと本質的に同じ生物学的機能または活性を保持するポリペ
プチド配列をいう。ポリヌクレオチド配列の「フラグメント」とは、配列番号:
1の対照となる配列よりも短いポリヌクレオチド配列をいう。 「融合蛋白」とは、2種の、関係のないことが多い、融合遺伝子またはそのフ
ラグメントによりコードされた蛋白をいう。一例において、EP−A−0464
には、別のヒト蛋白またはその一部と一緒になった免疫グロブリン分子の不変領
域の種々の部分を含む融合蛋白が開示されている。多くの場合、免疫グロブリン
のFc領域を融合蛋白の一部分として用いることは治療および診断における使用
に有利であり、例えば、改善された薬物動態学的特性が得られる(例えば、EP
−A 0232262を参照のこと)。一方、いくつかの用途には、融合蛋白が
発現、検出および精製された後、Fc部分を欠失できることが望ましいであろう
【0029】 「相同的」は、対照となる配列と高度の配列関連性を有するポリヌクレオチド
またはポリペプチド配列を示すのに、当該分野にて用いられる一般的用語である
。このような関連性は、上記した2つの配列の間の同一性および/または類似性
の程度を測定することにより定量することができる。「オーソログ」および「パ
ラログ」なる語はこの一般的用語の範囲内にある。「オーソログ」は、種分化を
介して相同的である、すなわち、密接に関係し、構造的および機能的考察に基づ
いて共通の血統を有すると仮定される、ポリヌクレオチド/遺伝子またはポリペ
プチドをいう。「パラログ」は、遺伝子重複を介して相同的であるポリヌクレオ
チド/遺伝子またはポリペプチド、例えば、ゲノム内で複製された変種をいう。 「同一性」は、2またはそれ以上のポリペプチド配列あるいは2またはそれ以
上のポリヌクレオチド配列を比較することで決定される、その配列の間の関係を
いう。一般に、同一性とは、比較した配列の長さにわたって、2つのポリヌクレ
オチドまたは2つのポリペプチド配列が、各々、ヌクレオチドがヌクレオチドに
対して、アミノ酸がアミノ酸に対して厳格に一致することをいう。厳格な一致の
ない配列の場合に、「%同一性」を測定することができる。一般に、比較すべき
2つの配列を並べ、その配列間の最大相関性を得る。これは、配置の程度を高め
るために、一方または両方の配列において「ギャップ」を挿入することを包含す
る。%同一性は、比較した配列の各々の全長にわたって(いわゆる、グローバル
アライメント)測定してもよく、それは特に同じまたは極めて類似する長さの配
列に適しており、あるいはより短い所定の長さにわたって(いわゆる、ローカル
アライメント)測定してもよく、それは長さが等しくない配列により適している
【0030】 「類似性」は2つのポリペプチド配列の間で測定されるさらにより複雑な関係
をいう。一般に、「類似性」は、比較される各配列の一部である、残基の対の間
で(同一性についての)厳格な一致があるだけでなく、厳格な一致がない場合に
、進化をベースとして、一の残基が他の残基と置換されている可能性を考慮して
、残基と残基をベースとして、2つのポリペプチド鎖のアミノ酸の間の比較関係
を意味する。この可能性に関連して「評点」をつけ、そこから2つの配列の「%
類似性」を測定することができる。
【0031】 2またはそれ以上の配列の同一性および類似性を比較する方法は当該分野にて
周知である。例えば、ウィスコンシン・シーケンス・アナリシス・パッケージ、
バージョン9.1(Devereux J.,ら、Nucleic Acids Res, 12、387−39
5、1984、Genetics Computer Group、Madison, Wisconsin, USAから入手可
能)にて入手可能なプログラム、例えば、プログラムBESTFITおよびGA
Pを用いて、2つのポリヌクレオチドの間の%同一性ならびに2つのポリペプチ
ド配列の間の%同一性および%類似性を測定することができる。BESTFIT
はスミスおよびウォーターマンの「局所的相同性」アルゴリズム(J. Mol. Biol
.、147:195−197、1981、Advances in Applied Mathematics、2
、482−489、1981)を用い、2つの配列の間で類似性のある最良の単
一領域を見つける。BESTFITは、そのプログラムで短い配列は長い配列の
一部を表すと仮定しており、長さが異なる2つのポリヌクレオチドまたは2つの
ポリペプチド配列を比較するのにより適している。比較において、GAPは2つ
の配列を並べ、ニードルマンおよびワンシュのアルゴリズム(J. Mo.l Biol.、
48、443−453、1970)に従って、「最大類似性」を見つける。GA
Pは略同じ長さの配列を比較するのにより適しており、全長にわたるアライメン
トが考えられる。各プログラムで使用されるパラメーター「ギャップウエイト」
および「長さウエイト」は、各々、ポリヌクレオチド配列で50および3で、ポ
リペプチド配列で12および4であることが好ましい。%同一性および類似性は
比較される2つの配列が最適に並べられた場合に測定することが好ましい。
【0032】 配列の間の同一性および/または類似性を測定するための他のプログラム、例
えば、BLASTファミリーのプログラム(Altschul S.F.,ら、J. Mol. Biol.
、215、403−410、1990;Altschul S.F.,ら、Nucleic Acids Res.
、25:389−3402、1997、the National Center for Biotechnolog
y Information(NCBI)、Bethesda、Maryland、USAから入手可能であり
、NCBIのホームページを通してアクセス可能(www.ncbi.nlm.nih.gov))お
よびFASTA(Pearson W R、Methods in Enzymology、183:63−99(
1990);Pearson W RおよびLipman D.J.、Proc Nat Acad Sci USA、85:
2444−2448(1988)(Wisconsin Sequence Analysis Packageの一
部として入手可能)もまた当該分野にて知られている。 比較の前に、ヌクレオチド配列をまずアミノ酸配列に翻訳することを含む、ポ
リペプチド配列の比較に、BLOSUM62アミノ酸置換マトリックス(Heniko
ff S.およびHenikoff J.G.、Proc. Nat. Acad Sci. USA、89:10915−1
0919(1992))を使用することが好ましい。
【0033】 本発明のポリヌクレオチドまたはポリペプチド配列に関して問題となるポリヌ
クレオチドまたはポリペプチド配列の%同一性を測定するには、問題となる配列
と対照となる配列が最適状態で並べられており、プログラムのパラメーターが上
記したようにデフォルト値にセットされている、プログラムBESTFITを用
いるのが好ましい。また、例えば、対照となるポリヌクレオチドに対する「%同
一性」なる語を含め、請求の範囲を解釈する目的のために、例えば、対照となる
ポリヌクレオチド配列に対して少なくとも95%の同一性を有するポリヌクレオ
チド配列は、そのポリヌクレオチド配列が対照となる配列のヌクレオチド各10
0個当たり5点までの変異を含んでいてもよいことを除き、対照となる配列と同
一である。かかる点変異は少なくとも1個のヌクレオチドの欠失、トランジショ
ンおよびトランスバージョンを含む、置換または挿入からなる群より選択される
。これらの点変異は対照となるポリヌクレオチド配列の5’または3’末端位置
で、あるいはこれら末端位置の間のいずれの位置で起ってもよく、対照となる配
列のヌクレオチドの間に個々にまたは対照となる配列中の1またはそれ以上の連
続する群として散在していてもよい。言い換えれば、対照となるポリヌクレオチ
ド配列と少なくとも95%の同一性を有するポリヌクレオチド配列を得るために
、対照となる配列中の5%までのヌクレオチドを、上記したように欠失、置換ま
たは挿入させ、あるいはそれを組み合わせてもよい。同じことが、必要な変更を
加えて、96%、97%、98%、99%および100%などの他の%同一性に
適用される。
【0034】 対照となるポリペプチドに対する「%同一性」なる語を含め、請求の範囲を解
釈する目的のために、例えば、対照となるポリペプチド配列に対して少なくとも
95%の同一性を有するポリペプチド配列は、そのポリペプチド配列が対照とな
る配列のアミノ酸各100個当たり5点までの変異を含んでいてもよいことを除
き、対照となる配列と同一である。かかる点変異は少なくとも1個のアミノ酸の
欠失、同類および非同類置換を含む、置換または挿入からなる群より選択される
。これらの点変異は対照となるポリペプチド配列のアミノ−またはカルボキシ−
末端位置で、あるいはこれら末端位置の間のいずれの位置で起ってもよく、対照
となる配列のアミノ酸の間に個々にまたは対照となる配列中の1またはそれ以上
の連続する群にて散在していてもよい。言い換えれば、対照となるポリペプチド
配列と少なくとも95%の同一性を有するポリペプチド配列を得るために、対照
となる配列中の5%までのアミノ酸を、上記したように欠失、置換または挿入さ
せ、あるいはそれを組み合わせてもよい。同じことが、必要な変更を加えて、9
6%、97%、98%、99%および100%などの他の%同一性に適用される
【0035】 ポリヌクレオチドおよびポリペプチドについての「同一性」に関する好ましい
意味を、下記(1)および(2)に示す。 (1)さらにポリヌクレオチドの具体例は、配列番号:1の対照となる配列に
対して少なくとも95、97または100%の同一性を有するポリヌクレオチド
配列を含む単離ポリヌクレオチドを包含し、ここにそのポリヌクレオチド配列は
配列番号:1の対照となる配列と同一であってもよく、あるいは対照となる配列
と比較してある程度の数までのヌクレオチドの変化を含んでいてもよい。かかる
変化は、少なくとも1個のヌクレオチドの欠失、トランジションおよびトランス
バージョンを含む、置換または挿入からなる群より選択され、該変化は対照とな
るヌクレオチド配列の5’または3’末端位置で、あるいはそれらの末端位置の
間のどの位置で起ってもよく、対照となる配列のヌクレオチドの間に個々にまた
は対照となる配列中の1またはそれ以上の連続した群にて散在してもよい。配列
番号:1中の全ヌクレオチド数と同一性パーセント値(100で割ったもの)と
をかけて、その積を配列番号:1の全ヌクレオチド数から差し引くか、または:
≦x−(x・y) 式中、nはヌクレオチド変化の数であり、xは配列番号:1中の全ヌクレオ
チド数であり、yは95%ならば0.95であり、97%ならば0.97であり、
100%ならば1.00であり、・は積の演算子であり、xとyとの整数でな
い積は切り捨てにより最も近い整数とした後、xから差し引く;ことによりヌ
クレオチド変化の数を決定する。配列番号:2のポリペプチドをコードするポリ
ヌクレオチド配列の変化は、このコーディング配列中にナンセンス、ミスセンス
またはフレームシフト変異を引き起こす可能性があり、それゆえ、かかる変化に
随伴してポリヌクレオチドによりコードされるポリペプチドが変化する。
【0036】 (2)さらにポリペプチドの具体例は、配列番号:2のポリペプチドの対照と
なる配列に対して少なくとも95、97または100%の同一性を有するポリペ
プチドを含む単離ポリペプチドを包含し、ここに該ポリペプチド配列は配列番号
:2の対照となる配列と同一であってもよく、あるいは対照となる配列と比較し
てある程度の数までのアミノ酸の変化を有していてもよい。かかる変化は、少な
くとも1個のアミノ酸の欠失、同類および非同類置換を含む、置換または挿入か
らなる群より選択され、該変化は対照となるポリペプチド配列のアミノ−または
カルボキシ−末端位置で、あるいはそれらの末端位置の間のいずれの位置で起っ
てもよく、あるいは対照となる配列のアミノ酸の間に個々に、または対照となる
配列中に1またはそれ以上の連続した群にて散在してもよい。配列番号:2中の
全アミノ酸数と%同一性を示す整数とをかけて、100で割り、その積を配列番
号:2中の全アミノ酸数から差し引くか、または: n≦x−(x・y) 式中、nはアミノ酸変化数であり、xは配列番号:2中の全アミノ酸数であ
り、yは95%ならば0.95であり、97%ならば0.97であり、100%な
らば1.00であり、・は積の演算子であり、xとyとの整数でない積は切り
捨てにより最も近い整数とした後、xから差し引く;ことによりアミノ酸変化
の数を決定する。
【0037】 「単離された」とは、「ヒトの手により」、その天然の状態から変えられるこ
と、すなわち、天然物の場合、その本来的な環境から変化または除去あるいはそ
の両方がなされたことを意味する。例えば、生体に天然に存在するポリヌクレオ
チドまたはポリペプチドは「単離された」ものではないが、その天然状態で共存
する物質から分離された同じポリヌクレオチドまたはポリペプチドは、本明細書
で用いる用語としての「単離された」ものである。さらには、形質転換、遺伝的
操作により、または他のいずれかの組換え方法により生物に導入されているポリ
ヌクレオチドまたはポリペプチドは、まだ生物内にあり、その生物が生きている
または死んでいるとしても、「単離された」ものである。 本明細書で用いる「スプライス変種」は、同じゲノムDNA配列から最初に転
写されたRNA分子から産生されたcDNA分子であるが、別のRNAスプライ
シングを受けているものをいう。別のRNAスプライシングは、第1RNA転写
物が、一般にイントロンの除去のために、スプライシングを受け、1以上のmR
NA分子(その各々が異なるアミノ酸配列をコードすることができる)が産生さ
れる場合に起る。
【0038】 「ポリヌクレオチド」は、一般に、ポリリボヌクレオチドまたはポリデオキシ
リボヌクレオチドのいずれをもいい、それらは非修飾RNAまたはDNA、ある
いは修飾RNAまたはDNAであってもよい。「ポリヌクレオチド」は、単鎖お
よび二本鎖DNA、単鎖および二本鎖領域の混合物であるDNA、単鎖および二
本鎖RNA、単鎖および二本鎖領域の混合物であるRNA、および単鎖またはよ
り典型的には二本鎖または一本鎖および二本鎖領域の混合物であってもよいDN
AおよびRNAを含むハイブリッド分子を包含するが、これに限定されない。加
えて、「ポリヌクレオチド」は、RNAまたはDNA、あるいはRNAおよびD
NAの両方からなる三本鎖領域をいう。「ポリヌクレオチド」なる語はまた、1
またはそれ以上の修飾された塩基を含むDNAまたはRNA、および安定性また
は他の理由で修飾された骨格を有するDNAまたはRNAを包含する。「修飾さ
れた」塩基は、例えば、トリチル化された塩基またはイノシンなどの通常でない
塩基を包含する。多種の修飾がDNAおよびRNAになされており;かくして、
「ポリヌクレオチド」は、典型的には天然において見られる、ポリヌクレオチド
の化学的、酵素的または代謝的に修飾された形態、ならびにウイルスおよび細胞
に特徴的なDNAおよびRNAの化学的形態を包含する。「ポリヌクレオチド」
はまた、しばしばオリゴヌクレオチドと称される比較的短いポリヌクレオチドも
包含する。
【0039】 「ポリペプチド」は、ペプチド結合または修飾ペプチド結合で互いに結合した
2つまたはそれ以上のアミノ酸を含むいずれのペプチドまたは蛋白、すなわち、
ペプチドアイソスターをもいう。「ポリペプチド」は、通常、ペプチド、オリゴ
ペプチドまたはオリゴマーと称される短い鎖、および一般に蛋白と称される長い
鎖の両方をいう。ポリペプチドは、遺伝子によりコードされている20種のアミ
ノ酸以外のアミノ酸を含んでいてもよい。「ポリペプチド」は、翻訳後のプロセ
ッシングなどの自然の工程、または当該分野にて周知の化学修飾技法のいずれか
によって修飾されたアミノ酸配列を有する。かかる修飾は、基本テキストにて、
およびより詳細な研究論文にて、ならびに膨大な研究文献にて詳しく記載されて
いる。修飾は、ペプチド骨格、アミノ酸側鎖、アミノまたはカルボキシル末端を
含め、ポリペプチドのどこででも起こりうる。同じ型の修飾が所定のポリペプチ
ドの数カ所で同じまたは異なる程度にて存在してもよい。さらに、所定のポリペ
プチドが多くの型の修飾を含んでいてもよい。ポリペプチドは、ユビキチネーシ
ョンの結果、分岐していてもよく、分岐と共にまたは無しで環状であってもよい
。環状、分岐および分岐環状ポリペプチドは翻訳後の自然工程に由来するもので
あってもよく、あるいは合成方法によりなされるものであってもよい。修飾は、
アセチル化、アシル化、ADP−リボシル化、アミド化、フラビンの共有結合、
ヘム部分の共有結合、ヌクレオチドまたはヌクレオチド誘導体の共有結合、脂質
または脂質誘導体の共有結合、ホスホチジルイノシトールの共有結合、交差結合
、環化、ジスルフィド結合形成、脱メチル化、共有交差結合の形成、システイン
の形成、ピログルタメートの形成、ホルミル化、ガンマーカルボキシル化、糖鎖
形成、GPIアンカー形成、ヒドロキシル化、ヨード化、メチル化、ミリストイ
ル化、酸化、蛋白分解的プロセッシング、リン酸化、プレニル化、ラセミ化、セ
レノイル化、硫酸化、アルギニル化のごとき転移RNAにより媒介される蛋白へ
のアミノ酸付加、およびユビキチネーションを包含する(例えば、PROTEINS−ST
RUCTURE AND MOLECULAR PROPERTIES、第2版、T.E.CreightonおよびW.H.F
reeman、New York(1993);Wold,F.、COVALENT MODIFICATION OF PROTEI
NS,Posttranslational Protein Modifications:Perspectives and Prospects
、1−12頁、B.C.Johnson編、Academic Press、New York(1983);Seift
erら、Meth Enzymol.(1990)182:626−646、およびRattanら、P
rotein Synthesis:Posttranslational Modifications and Aging、Ann N.Y. Ac
ad Sci(1992)663:48−62を参照のこと)。
【0040】 「変種」は、対照となるポリヌクレオチドまたはポリペプチドと異なるが、本
質的な特性を保持しているポリヌクレオチドまたはポリペプチドをいう。ポリヌ
クレオチドの典型的な変種は、別の対照となるポリヌクレオチドとヌクレオチド
配列において異なっている。変種のヌクレオチド配列における変化は、対照とな
るポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチドのアミノ酸配列と変わっ
ていてもよいし、または変わっていなくてもよい。ヌクレオチドの変化は、後記
するように、対照となる配列によってコードされたポリペプチドにおいて、アミ
ノ酸置換、付加、欠失、融合および切断をもたらすものであってもよい。ポリペ
プチドの典型的な変種は、別の対照となるポリペプチドとはアミノ酸配列におい
て異なっている。一般に、差異は、対照となるポリペプチドとその変種の配列が
全体的に非常に類似しており、多くの領域においては同一であるように限定され
る。変種および対照となるポリペプチドは、一またはそれ以上の置換、付加、欠
失のいずれかの組み合わせによって、アミノ酸配列において異なってもよい。置
換または挿入されたアミノ酸残基は、遺伝コードによってコードされたものであ
ってもなくてもよい。ポリヌクレオチドまたはポリペプチドの変種は、対立遺伝
子変種のような天然に存在するものであってもよく、または天然に存在すること
が知られていない変種であってもよい。ポリヌクレオチドおよびポリペプチドの
天然に存在しない変種は、変異誘発法または直接合成によって作られてもよい。
【0041】 本願明細書に引用される特許および特許出願または本願が優先権を主張するす
べての刊行物を、たとえ、刊行物の各々が具体的および個別的に全体として十分
に記載されている場合に組み込まれることを指摘していても、出典明示により本
明細書の一部とする。
【0042】 (実施例) 実施例1−タクマン(Taqman)およびインサイチュハイブリダイゼーションによ
る組織局在化 タクマン 前に記載されているように(Medhurstら(1999)、Br. J. Pharmacol. 1
28:627−636)、TaqManRT−PCRを行った。ヒトポリA+m
RNAサンプルをクロンテック(Clontech)から入手した。製造業者(ライフテ
クノロジーズ(Life Technologies))の指示に従い、200ngのヒトポリA
+mRNAおよびスーパースクリプトII逆転写酵素を用いて、トリプリケート
にて、オリゴdT−プライマーcDNA合成を行った。製造業者の指示に従い、
ABIプリズム7700シーケンスディテクションシステム(PEアプライドバ
イオシステムズ(PE Applied Biosystems))の96−ウェル光学プレート中の
cDNAサンプルまたはゲノムDNA標体に対してタクマンPCRアッセイを行
った。プライマーおよびプローブ配列は以下の: ヒトBRS−3では: センス 5'- TCCCGAAAGAGAATTGCCAG アンチセンス 5'- GAGGTGATTTGGCAACCAGC プローブ 5'- AGGGCAAACAGAGCCACCAACACC ヒトシクロフィリンでは: センス 5'- TGAGACAGCAGATAGAGCCAAGC アンチセンス 5'- TCCCTGCCAATTTGACATCTTC プローブ 5'- CATCACCATTGGCAATGAGCGGTTCC であった。 各サンプルをシクロフィリンに対して標準化する相対的標準曲線方法を用いて
データを分析し、RNAの性質および量における違いを訂正した(Medhurstら(
1999)前掲)。
【0043】 インサイチュ分析 インサイチュ分析では、35SdATPで3’末端を標識したオリゴヌクレオ
チドプローブを用いた。その配列は以下の: センス 5' CCA TGC AAA CAG TTC CAA ATA TTT TCA TCA 3' アンチセンス 5' TGA TGA AAA TAT TTG GAA CTG TTT GCA TGG 3' であった。 COP精製オリゴプローブをクルアチェム(Cruachem)から入手した。10ピ
コモルのアンチセンスおよびセンスプローブを、NENターミナルトランスフェ
ラーゼ末端標識化キットを用い、35SdATPで3’末端標識した。Nens
orb精製カートリッジを用いて、プローブを精製し、標識されていないプロー
ブおよび組み込まれていない標識を除去した。
【0044】 脳セクションのスライドを調製した。脳を摘出し、直ちにイソペンタン中、ド
ライアイス上で凍結させた。クリオスタット上で脳を12ミクロンのセクション
に切断し、4%パラホルムアルデヒド中で固定した。そのセクションを無水酢酸
中でアセチル化し、一連のアルコールを通して脱水し、クロロホルムにて脱脂さ
せた。 百万個のプローブを100μlのハイブリダイゼーションバッファー(10%
硫酸デキストラン、4xSSC、1xデンハート溶液、0.1mg/mlのサケ
精子DNA、0.1mg/mlのtRNA、0.1mg/mlのポリA、50%
脱イオン化ホルムアミド)中の各スライドに適用した。ある場合には、冷プロー
ブもハイブリダイゼーション混合物に含め、標識されたプローブのmRNAとの
結合と競合する能力を評価する。セクションを27℃で一夜インキュベートした
。結合していないプローブを、52−58℃で1時間、1xSSCで洗浄し、つ
づいて室温で2時間、1xSSCで洗浄することにより除去した。ついで、その
スライドを水中ですすぎ、風乾し、3ないし4日間、リンスクリーン上に置くか
、または14日間、X線フィルムに曝した。
【0045】 タクマンおよびインサイチュ分析から由来の局在化の結果を、以下の評点系を
用いる、相対的な発現レベルで表す。 +++は最も高い発現であり、++は発現を示し、+は低いが、検出可能な発現
であり、−は検出できる発現を示さなかった。 海馬(レイアーCA1ないしCA3および歯状回) +++ 扁桃 +++ 尾状核 ++ 脳梁 ++ 皮質(主に、海馬に隣接する、側頭皮質のレイアー4&5) ++ 視床下部 +++ 被殻 + 黒質 + 視床 + 脊髄(DRG以外の白質および灰白質) + 下垂体 ++ 心臓 − 小脳 − 肝臓 − 肺 −
【0046】 実施例2−NCI−N417細胞中の内因的ヒトBRS−3でのアゴニスト薬理
学 NCI−N417細胞をコスター(Costar)96ウェル黒色壁プレートに播種
(30000種/ウェル)し、10%ウシ胎児血清および1%L−グルタミンを
含有するRPMI1640培地にて一夜培養し、ついで37℃で60分間、2.
5mMのプロベネシドの存在下、細胞質性カルシウムインジケーターのFluo
−3AM(4μM)と一緒にローディングした。ついで、2.5mMのプロベネ
シド含有のタイロード培地で細胞を4回洗浄し、最後にその培地中に懸濁させた
。ついで、前に記載されるように(Smartら(1999)、Br. J.Pharmacol. 1
28:1−4)、FLIPR(λEX=488nm、λEM=540nm)を用
い、種々のリガンド(10pM−10μM)を添加する前後での蛍光をモニター
した。
【0047】
【表1】
【0048】 実施例3−BRS3の活性化の神経保護作用の証明
【表2】 このデータは、[D−Phe,βAla11,Phe13,Nle14]ボン
ベシン(6−14)を用い、臓器型海馬スライス培養物(Stoppiniら(1991
)J. Neurosci. Methods、37:173−182)にて酸素/グルコース欠乏実
験(Pringleら(1997)Brain Research 755:36−46)を用いて得ら
れた。このデータはBRS−3の活性化が神経保護性であることを示す。
【0049】 初代海馬細胞培養 海馬を胎児スプレーグドーリーラット(妊娠期間17.5日;チャールス・リバ
ー)から単離し、0.08%(w/v)トリプシンと共にインキュベートし、1
0%熱不活性化ウシ胎児血清を含有する神経基礎培地にて分離させた(Skaperら
(1990)Methods in Neurosciences, Vol. 2(Conn P.M.編)17−33頁、
Academic Press、San Diego)。細胞を遠心分離(200g、5分)によりペレ
ット状にし、B27サプリメント(酸化防止剤を含む)、25μMグルタメート
、1mMピルビン酸ナトリウム、2mM L−グルタミン、50U/mlのペニ
シリン、および50μg/mlのストレプトマイシンを含有する神経基礎培地に
再び懸濁させた。その細胞懸濁液をポリ−D−リジン(10μg/ml)で被覆
した48−ウェル培養プレート(Nunc)上に4.5x10細胞/cmの密度
で置いた。培養物を5%CO−95%空気の加湿雰囲気下にて37℃に維持し
た。5日経過後、その培地の半分を等容量の維持培地(B27サプリメントを含
有するが、酸化防止剤を含まず、グルタメートを欠く、平板培地)と置き換えた
。その後、3−4日毎に、付加的に培地交換(0.5容量)を行った。細胞を1
4−16日の間の培養において用いた。この期間の間に、ニューロンは拡張性神
経炎ネットワークを造りだし、機能的シナプスを形成する。
【0050】 神経毒性アッセイ 培養物を、1mMの塩化マグネシウム(MgCl)を含むかまたは含まない
、ロック(Locke)溶液(pH7.0−7.4)(Skaperら(1990)前掲)で
一度洗浄した。最大下神経毒性を誘発するために、室温で15分間、0.1μM
グリシンおよび30μMヒスタミンを補足したMgCl−ロック溶液に培養物
を曝した。その後で、細胞を完全ロック溶液で洗浄し、24時間その最初の培養
培地に戻した。その障害後の24時間の間は細胞毒性であるのは明らかであった
。生存可能なニューロンは、平坦で完全な神経突起を有する丸型ないし楕円型形
状のフェース−ブライト・ソーマを有した。ニューロンが、神経突起分裂ならび
に身体の膨張および空胞形成を示した場合、それらは生育不能であると考えられ
る。障害から24時間後に、臭化3−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル
)−2,5−ジフェニルテトラゾリウム(MTT)との比色反応により、細胞の
生存を定量した(Mosmann(1983)J. Immunol. Methods 65:55−63
;Manthorpeら(1986)Dev. Brain Res. 25:191−198;Skaperら
(1990)前掲)。得られた絶対MTT値を標準化し、疑処置姉妹培養物(1
00%と定義)のパーセントとして表す。対照となる実験物はこの方法にて評価
された生存可能なニューロンの喪失が、トリパンブルー染色により評価した場合
に、損傷を受けたニューロンの数に比例することを示した。
【0051】 該結果は、海馬ニューロンにおいて、[D−Phe,βAla11,Phe 13 ,Nle14]ボンベシン(6−14)が神経保護的であった(損傷の阻害
についてのpEC50が7.3±0.1であった)ことを示す。しかし、小脳顆
粒細胞においては、[D−Phe,βAla11,Phe13,Nle14
ボンベシン(6−14)がグルタメート誘発の刺激毒性に対して何の効果もなか
った。これは、[D−Phe,βAla11,Phe13,Nle14]ボン
ベシン(6−14)がNMDAまたはAMPA受容体を遮断せず、むしろ海馬中
にある内因的グルタメートの放出を阻害することにより作動させることを示す。
【0052】 配列情報 配列番号:1 1 ATGGCTCAAA GGCAGCCTCA CTCACCTAAT CAGACTcTAA TTTCAATCAC 51 AAATGACACA GAATCATCAA GCTCTGTGGT TTCTAACGAC AACACgAATA 101 AAGGATGGAG CGGGGACAAC TCTCCAGGAA TAGAAGCATT GTGTGCCATC 151 TATATTACTT ATGCTGTGAT CATTTCAGTG GGCATCCTTG GAAATGCTAT 201 TCTCATCAAA GTCTTTTTCA AGACCAAATC CATGCAAACA GTTCCAAATA 251 TTTTCATCAC CAGCCTGGCT TTTGGAGATC TTTTACTTCT GCTAACTTGT 301 gTgccAGTGG ATGCAACTCA cTACCTTGCA GAAGGAtGGC TGTTCGGAAG 351 aAtTGGTTGT AAGGTGCTCT CTTTCATCCG GCTCACTTCT GTTGGTGTGT 401 CAGTGTTCAC ATTAgCAATT CTCAGCGCTG ACAGATACAA GGCAGTTGTG 451 AAGCCACTTG AGCGACAGCC CTCCAAtGCC ATCCTGAAgA CTTGTGTAAA 501 AGCTGGCTGC GTCTGGATCG TGTCTATGAT ATTTGCTCTA CCTGAGGCTA 551 TATTTTcAAA TGTATACACT TTTCGAGATC CCaATAAAAA TATGACATTT 601 GAATCATGTA CCTCTTATCC TGTCTCTAAG AAGCTCTTGC AAGAAATACA 651 TTCTCTGCTG TGCTTCTTAg TGTTCTACAT TATTCCACTC TCTATTATCT 701 CTGTCTACTA TTCCTTGATT GCTAGGACCC TTTACAAAAG CACCCTGAAC 751 ATACCTACTG AGGAACAAAG CCATGCCCGT AAGCAGATTG AATCCCGAAA 801 GAGAATTGCC AGAACGGTAT TGGTGTTGGT GGCTCTGTTT GCCCTCTGCT 851 GGTTGCCAAA TCACCTCCTG TACCTCTACC ATTCATTCAC TTCTCAAACC 901 TATGTAGACC CCTCTGCCAT GCATTTCATT TTCACCATTT TCTCTCGGGT 951 TTTGGCTTTC AGCAATTCTT GCGTAAACCC CTTTGCTCTC TACTGGCTGA 1001 GCAAAAGCTT CCAGAAGCAT TTTAAAGCTC AGTTGTTCTG TTGCAAGGCG 1051 GAGCGGCCTG AGCCTCCTGT TGCTGACACC TCTCTTACCA CCCTGGCTGT 1101 GATGGGAACG GTCCCGGGCA CTGGGAGCAT ACAGATGTCT GAAATTAGTG 1151 TGACCTCGTT CACTGGGTGT AGTGTGAAGC AGGCAGAGGA CAGATTCTAG
【0053】 配列番号:2 MAQRQPHSPNQTLISITNDTESSSSVVSNDNTNKGWSGDNSPGIEALCAIYITYAVIISVGILGNAILIKVF
FKTKSMQTVPNIFITSLAFGDLLLLLTCVPVDATHYLAEGWLFGRIGCKVLSFIRLTSVGVSVFTLAILSAD
RYKAVVKPLERQPSNAILKTCVKAGCVWIVSMIFALPEAIFSNVYTFRDPNKNMTFESCTSYPVSKKLLQEI
HSLLCFLVFYIIPLSIISVYYSLIARTLYKSTLNIPTEEQSHARKQIESRKRIARTVLVLVALFALCWLPNH
LLYLYHSFTSQTYVDPSAMHFIFTIFSRVLAFSNSCVNPFALYWLSKSFQKHFKAQLFCCKAERPEPPVADT
SLTTLAVMGTVPGTGSIQMSEISVTSFTGCSVKQAEDRF
【配列表】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 25/16 A61P 25/28 4H045 25/28 C12Q 1/02 C12N 15/09 1/68 A C12Q 1/02 G01N 33/15 Z 1/68 33/50 Z G01N 33/15 C07K 7/08 33/50 14/705 // C07K 7/08 A61K 37/02 ZNA 14/705 C12N 15/00 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ダレン・スマート イギリス、シーエム19・5エイダブリュ ー、エセックス、ハーロウ、サード・アベ ニュー、ニュー・フロンティアーズ・サイ エンス・パーク・サウス、グラクソスミス クライン (72)発明者 ポール・ストレイボス イギリス、シーエム19・5エイダブリュ ー、エセックス、ハーロウ、サード・アベ ニュー、ニュー・フロンティアーズ・サイ エンス・パーク・サウス、グラクソスミス クライン Fターム(参考) 2G045 AA40 BA13 BB03 BB20 CB01 CB21 DA12 DA13 DA14 DA36 FB03 FB04 4B024 AA01 AA11 BA63 CA02 CA09 CA12 CA20 DA02 DA03 GA11 HA11 HA14 HA17 4B063 QA01 QA05 QQ21 QQ41 QQ53 QQ61 QQ79 QQ89 QR08 QR32 QR35 QR40 QR42 QR48 QR55 QR62 QR77 QS16 QS25 QS33 QS34 QS36 QX01 QX02 4C076 CC01 CC11 EE41 FF70 4C084 AA02 AA07 AA13 AA17 DC50 NA05 ZA151 ZA161 ZA361 4H045 AA10 AA30 BA10 CA40 DA30 DA50 EA20 EA50

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)卒中; (ii)虚血; (iii)頭部損傷; (iv)アルツハイマー病; (v)パーキンソン病; (vi)学習;または (vii)記憶および注意障害 の治療用医薬を製造するための (a)BRS3ポリペプチド; (b)BRS3ポリペプチドを活性化する化合物; (c)BRS3ポリペプチドを阻害する化合物;または (d)BRS3ポリペプチドをコードするポリヌクレオチド から選択される化合物の使用。
  2. 【請求項2】 医薬が、配列番号:2のBRS3ポリペプチドと少なくとも
    95%の同一性を有するポリペプチドを含む、単離されたポリペプチドからなる
    、請求項1記載の使用。
  3. 【請求項3】 単離されたポリペプチドが配列番号:2のBRS3ポリペプ
    チドである、請求項2記載の使用。
  4. 【請求項4】 医薬がBRS3ポリペプチドを活性化する化合物を含む、請
    求項1記載の使用。
  5. 【請求項5】 医薬がBRS3ポリペプチドを阻害する化合物を含む、請求
    項1記載の使用。
  6. 【請求項6】 医薬が配列番号:2のアミノ酸配列と少なくとも95%の同
    一性を有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項1記載
    の使用。
  7. 【請求項7】 ポリヌクレオチドが配列番号:1のポリヌクレオチドと少な
    くとも95%の同一性を有するポリヌクレオチドを含む、請求項6記載の使用。
  8. 【請求項8】 ポリヌクレオチドが配列番号:1のポリヌクレオチド配列を
    有する、請求項6または7記載の使用。
  9. 【請求項9】 BRS3ポリペプチドを活性化する化合物が[D−Phe 、βAla11、Phe13、Nle14]ボンベシン(6−14)または[D
    −Tyr、βAla11、Phe13、Nle14]ボンベシン(6−14)
    である、請求項1記載の使用。
  10. 【請求項10】 (i)卒中; (ii)虚血; (iii)頭部損傷; (iv)アルツハイマー病; (v)パーキンソン病; (vi)学習;または (vii)記憶および注意障害 の治療用医薬を製造するための、[D−Phe、βAla11、Phe13
    Nle14]ボンベシン(6−14)または[D−Tyr、βAla11、P
    he13、Nle14]ボンベシン(6−14)の使用。
  11. 【請求項11】 (a)候補化合物のポリペプチド(または該ポリペプチドを含む細胞もしくは
    膜)またはその融合蛋白との結合を、候補化合物と直接的または間接的に結合す
    る標識により測定するか; (b)候補化合物のポリペプチド(または該ポリペプチドを含む細胞もしくは
    膜)またはその融合蛋白との結合を、標識された競合剤の存在下で測定するか; (c)ポリペプチドを含む細胞または細胞膜に適する検出系を用い、候補化合
    物が該ポリペプチドの活性化または阻害により形成されるシグナルを生じさせる
    かどうかを試験するか; (d)候補化合物を請求項1のポリペプチドを含有する溶液と混合して混合物
    を形成させ、該混合物におけるポリペプチドの活性を測定し、該混合物の活性を
    標体と比較するか;または (e)例えば、エライザアッセイを用いて、候補化合物の、細胞中、該ポリペ
    プチドをコードするmRNAおよび該ポリペプチドの産生についての効果を検出
    する ことからなる群より選択される方法を含む、請求項1に記載のポリペプチドの機
    能を刺激または阻害する化合物を同定するためのスクリーニング方法。
  12. 【請求項12】 標識された競合剤が、[D−Phe、βAla11、P
    he13、Nle14]ボンベシン(6−14)または[D−Tyr、βAl
    11、Phe13、Nle14]ボンベシン(6−14)の標識された形態で
    ある、請求項11記載の方法。
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