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JP2003526653A - 圧縮流体を用いた急速放出製剤の調製方法 - Google Patents

圧縮流体を用いた急速放出製剤の調製方法

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JP2003526653A
JP2003526653A JP2001566618A JP2001566618A JP2003526653A JP 2003526653 A JP2003526653 A JP 2003526653A JP 2001566618 A JP2001566618 A JP 2001566618A JP 2001566618 A JP2001566618 A JP 2001566618A JP 2003526653 A JP2003526653 A JP 2003526653A
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JP
Japan
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polymer
active ingredient
crosslinked
solvent
reactor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001566618A
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English (en)
Inventor
コロンボ・イタロ
パラッド・パオロ
Original Assignee
エウランド インターナショナル ソシエタ ペル アチオニ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エウランド インターナショナル ソシエタ ペル アチオニ filed Critical エウランド インターナショナル ソシエタ ペル アチオニ
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Abstract

(57)【要約】 以下の説明は、架橋ポリマーを活性成分で含浸するための方法に関する。この方法は、逆溶剤効果を伴う圧縮流体、特にCO2の使用に基づき、活性成分溶液でポリマーを含浸するステップと、圧縮流体の逆溶剤効果によって起こる活性成分の沈降まで圧縮流体を追加するステップと、溶媒及び圧縮流体を除去するステップとを含む。この方法により、既知の製剤と比較してより多量の非晶質又はナノ結晶質活性成分を含む、急速放出医薬製剤を得ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) この発明は、急速放出製剤に関する。同製剤の調製方法は、活性成分による架
橋ポリマーの含浸から成り、圧縮流体、特に温度及び圧縮条件が制御された圧縮
CO2の使用に基づく。この方法によって、非晶質又はナノ結晶性活性成分を多
量に含む急速放出医薬製剤を得ることが可能となる。
【0002】 (従来技術) 経口薬の作用を早める必要性は、長年にわたって感じられてきた。この目的の
ため、従来のものと比較して、より早く効果を発揮し、かつ治療作用の強い急速
放出医薬製剤が提案されている。急速放出製剤は本質的に、胃腸管内で急速に溶
解する基材と結合した活性成分を含むことで、活性成分の放出速度を高める。基
材は通常、高溶解性物質から成るか、又は、医薬製剤の急速溶解を促進する分解
剤又は他の系を含む。
【0003】 しかし、胃腸管内における溶解性が低い薬剤の場合、溶液中を通過する薬剤分
留の(すなわち体に吸収される)比率が低いため、製剤からの有効成分の放出を
早めるいかなる努力をもってしても、前記アプローチは効果的ではない。
【0004】 この場合、活性成分の物理的形態を変更すること、特に、凝集して結晶形態と
なるのを抑制又は制限することにより治療作用を早める。多くの物質については
、結晶格子の溶解(図1参照)が、それに相当する非晶質形態の溶解と比較する
と、顕著に多いエネルギーを消費するため、結晶性形態への凝集は活性成分の急
速な溶解を妨げる。残念ながら、多くの物質は自発的に結晶性形態へと凝集する
。典型的な例は、「FDA医薬品評価研究センターによる、急速放出固体経口投
薬形態:産業基準、1997年」に定義されている、バイオ医薬品クラスIIの
薬剤である。前記医薬品は、溶液になると腸内で容易に吸収できるが、結晶構造
では、ほとんど溶解されないことを特徴とする。このような場合、典型的には非
晶質形態である不規則な構造及び/又はより可溶性の高いナノ結晶性構造の形成
を助ける好適な方法及び処方によって、結晶の凝集は全体又は一部のいずれかが
変更されることになる。
【0005】 いくつかの方法は、活性成分をポリマーマトリックスへと凝結させること(含
浸処置)によって、小型の粒子を得る。前記方法によると、活性成分は溶媒中に
溶解し、得られた溶液はポリマー含浸に用いられる。段階的溶媒蒸発の後、活性
成分が沈降してポリマーを含浸する。自由形態沈降と比較すると、ポリマーネッ
トワークへの沈降は凝集する分子能力を制限し、従ってより顕著な沈降活性成分
の微細化が可能となる。しかし前記方法は、粒子径の均一性、及び沈降分子の安
定性がかなり大まかになるという結果をもたらす。
【0006】 米国特許第5,222,192号は、当業で公知の技術に従って、ポリマーを
含浸し、次いで含浸ポリマーを溶媒気相で処理することによって、非晶質医薬品
の大部分を得ることを開示している。しかし、蒸気環境の中での処理は、より長
い生産サイクルを必要とし、かつ活性成分の安定性に関する問題がある。
【0007】 国際公開第99/25322号において、ポリマー含浸技術は、従来の溶媒を
超臨界流体で置換することによって部分的に変更されている。
【0008】 超臨界流体(SCF)とは、室温に近い臨界温度Tc(Tc=10〜約40℃)
及び高過ぎない臨界圧力Pc(Pc=40〜75バール)を有する低分子量流体を
意味する。超臨界流体を形成する例示的な物質は軽炭化水素及びいくつかのクロ
ロフルオロカーボンである。SCFの最も重要な例は、不燃性、環境受容性、無
毒性、また高純度であっても低価格である等の優れた特性を示す二酸化炭素(P c =72.1バール)である。
【0009】 上記の国際公開第99/25322号において、活性成分用に用いた溶媒は超
臨界CO2である。得られた溶液をポリマーと接触させ、薬剤を、溶液とポリマ
ーとに分離する。溶液を除去すると、分離した活性成分がポリマー内に堆積して
残留する。しかし、この方法の律速因子は、分離現象において固有のものである
。実際、ポリマーとの高レベルの分子相互作用が確実な医薬品のみが高い含浸レ
ベルを保証できるのである。
【0010】 超臨界流体は同様に、液体自体には不溶であるが、従来の溶剤には可溶の活性
成分の自由形態沈降のために用いられる。前記方法は、超臨界流体を満たした反
応器中に活性成分溶液を噴射し、その後に微細形態の活性成分を沈降させること
に基づく。前記技術は同様に、活性成分を積んだ高分子ミクロスフェアを得るた
めの混合ポリマー活性成分溶液の沈降用に提案されている(Biotech.B
ioeng.53,232−238 1997年)。
【0011】 要約すると、従来の溶媒又は超臨界溶媒の使用に基づく当業で公知のポリマー
含浸方法は、完全に満足できるものではない。特に、ポリマーマトリクス中での
活性成分の分散が不均一になるという不都合、及びポリマー表面上で低溶解性の
巨大結晶を形成し易いという不都合を有している。更に、従来の溶媒又は超臨界
溶媒は本質的に、特にやや溶け難い活性成分にとって最も溶け易い形態である、
非晶質形態の活性成分の沈降をもたらさない。
【0012】 従って、改良された急速放出製剤を得る方法に対する必要性が深く感じられて
いる。特に、活性成分の粒子径のより優れた制御を可能にし、かつ多量の非晶質
活性成分の安定した形成を促進する方法に対する緊急な必要性が存在する。
【0013】 (発明の要約) 以下の説明は、架橋ポリマーを活性成分で含浸する方法に関する。この方法は
、逆溶剤効果を伴う、圧縮流体、特にCO2の使用に基づき、かつ、活性成分で
ポリマーを含浸し、圧縮流体逆溶剤効果によって活性成分の沈降が引き起こされ
るまで圧縮流体を加え、また溶媒及び圧縮流体を除去するステップを伴う。この
方法は、既知の製剤と比較して、非晶質又はナノ結晶性活性成分を多量に含む急
速放出医薬製剤を得ることを可能にする。
【0014】 (好適な実施例の詳細な説明) 非晶質形態に堆積した活性成分を多量に含む急速放出医薬製剤は、圧縮流体の
活性成分溶液に対して逆溶剤として作用する性質を利用した方法によって得られ
ることが分かっている。
【0015】 この発明の目的は、適当な反応器中で行われる以下のステップからなり、活性
成分で架橋ポリマーを含浸する方法を提供することである; a.架橋ポリマーを、適当な有機溶媒中の活性成分で膨潤させるステップ、 b.活性成分沈降圧力に達するか、又はそれを超えるまで反応器に圧縮流体を送
るステップ、 c.有機溶媒を除去するステップ及び d.圧縮流体を除去するステップ。
【0016】 この方法を実行するためには、いかなる加圧反応器をも用いることができる。
反応器は固体物質の積載及び取り外し、また液体の吸引排出に適した開口部を備
える。この方法が行われるプラントの設備は標準型である。
【0017】 適切に温度調整された反応器は、事前に設定され、制御された温度で操作する
ことが可能である。流体の入り口及び出口を、反応器内の気体流が上向き又は下
向きの流れとなるように配置することが好ましい。反応器の底部及び上部は、金
属バッフルを備え、それによって逆溶剤が分配され、かつ固体が保持されること
が好ましい。
【0018】 この方法は概して、40〜120バール程度の動作圧で実行され、従って、超
臨界流体の処理に必要とされるような高い安全基準を必要とせず、従来のプラン
トにおいて達成可能である。
【0019】 ステップa.は、適当な有機溶媒中に溶解した活性成分で、架橋ポリマーを膨
潤させる。
【0020】 任意の架橋ポリマーを用いることができる。医薬品製剤の場合、ポリマーは生
体適合性でなければならない。
【0021】 例示的架橋ポリマーは、架橋ポリビニルピロリドン、架橋カルボキシメチルセ
ルロース・ナトリウム塩、シクロデキストリンの架橋ポリマー、架橋デキストラ
ン、架橋カルボキシメチル澱粉ナトリウム塩等の親水性ポリマー及び架橋ポリス
チレン、架橋アクリル酸、架橋ポリメチルメタクリレート・ナトリウム塩等の疎
水性ポリマーである。
【0022】 選択される有機溶媒は、ポリマーは溶解しないが、活性成分は溶解することが
可能でなければならず、また更に、ポリマーに対して膨潤する性質を有さなけれ
ばならない。例示的な溶媒は、シクロヘキサン、トルエン、ベンゼン等のアルカ
ン、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素、ジエチレンエーテル
、ジオキサン等のエーテル系溶剤、アセトン等のケトン系溶剤、酢酸エチル等の
エステル系溶剤、アセトニトリル、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルホル
ムアミド等の窒素化合物、ジメチルスルホキシド等の硫化化合物、メタノール、
エタノール、1−プロパノール等のアルコール系溶剤、エチレングリコール及び
テトラグリコール等の多価アルコールである。好適な溶媒は、ジメチルホルムア
ミド、ジクロロメタン、ジメチルスルホキシド等の双極非プロトン性溶媒である
。特に好適なものは、ジメチルホルムアミドである。
【0023】 概して、いかなる活性成分も、この方法の目的のために用いることができる。
この方法は、可溶性に乏しい活性成分、特に相当する非晶質形態に関して低溶解
性の結晶性凝集を形成し易い活性成分にとって、特に好適である。活性成分は、
典型的に医薬品であるが、これに限定されない。好適な医薬品活性成分の群は、
バイオ医薬品クラスII(「急速放出固体経口投薬形態:産業基準、1997年
」に定義のとおり)の薬剤からなる。それらの溶解性は低く、しかし一度溶解す
ると、胃腸管内での吸収性は高い。このクラスの例示的薬剤は、グリセオフルビ
ン、メゲストロール、ニメスリド、ピロキシカム、カルバマゼピン、アシクロビ
ルである。
【0024】 ステップa.の目的は、活性成分溶液でポリマーを膨潤することである。ポリ
マーに加えられた溶液量は、ポリマー膨潤に十分でなければならず、また同時に
、意図する用量でポリマーを積載するのに必要な量の活性成分を含まなければな
らない。溶液濃度は通常、1mg/cm3〜500mg/cm3の範囲、好ましく
は、10mg/cm3〜100mg/cm3の範囲にある。
【0025】 ポリマーに組み込まれることができる活性成分の最大量は、用いられる活性成
分/溶媒/ポリマー系によって異なり、事前に行われるテストによって決定され
る。通常架橋ポリマーは、活性成分/乾燥ポリマー比の重量比1:20〜1:0
.5の範囲、好ましくは1:10〜1:1で含浸することができる。
【0026】 ステップa.によるポリマー膨潤は全体あるいは一部のいずれかでよい。平衡
状態で溶媒を更に追加しても大きさが増加しない場合に、膨潤は全体で起こる。
膨潤は、その体積が最大膨潤に対して10〜80%の範囲、好ましくは25〜7
5%の範囲にある場合に、一部で起こる。この方法の目的にとって、一部の膨潤
が好適である。
【0027】 ステップa.は大気圧で行うことができ、従って、反応器外でも実行可能であ
る。
【0028】 ステップb.は、圧縮流体の溶媒中における溶解性を利用し、従って、そこに
溶解している物質の溶解性を低下させる(逆溶剤効果)。圧縮流体とは、液体の
温度及び圧力が三重点以上であり、これによって液相及び気相を伴うことを意味
する。前記条件は超臨界状態の液体(臨界点未満の温度及び圧力)を含む。例示
的な圧縮流体は、CO2、プロパン、及びジフルオロメタン等のヒドロフルオロ
カーボンである。特に好適なものはCO2である。
【0029】 ステップb.において、圧縮流体を、操作温度に温度調整され、かつ膨潤した
ポリマーを含む、密封した反応器に加える。反応器の底部から追加することが好
ましい。反応器内部の圧力が増加し、ポリマー膨潤溶液中に流体が部分的に溶解
するからである。既定の圧力レベル以上で、溶質/溶媒それぞれの特質が結合し
、温度によっては、薬剤は含浸溶液から分離し、ポリマー中に沈降する。
【0030】 溶質/溶媒それぞれの結合のために、事前に沈降圧を容易に決定することがで
きる。この目的のため、活性成分溶液に対して、プラントの操作温度で、圧縮流
体圧を増加して沈降テストに供する。全沈降に必要な時間を決定するために、同
じ方法を用いることができる。試験は、反応器が目視検査又は計測検査用にサイ
トグラスを備える、ベンチスケールプラントにおいて行ってもよい。
【0031】 プラントの操作温度は通常、−20℃〜80℃の範囲にあり、反応器が圧縮流
体で加圧される間中一定に保持されることが好ましい。
【0032】 反応器中の圧力は、沈降が完了するまで、沈降圧と同値、又はそれ以上の値に
保持される。沈降が完了した後はステップc.開始の前に、所定の時間、例えば
15分間放置されることが好ましい。
【0033】 ステップc.において、溶媒は反応器から除去される。このステップは、沈降
圧と同値、又はそれ以上の圧縮流体圧にて行われる。実際、これより低い圧力で
は、活性成分は溶媒に再度溶解し、溶媒除去処理中に失われるであろう。
【0034】 溶媒除去の好適な方法は、反応器底部での溶媒の吸引排出、及び/又は、反応
器を流れる圧縮流体流による溶媒の揮散からなる。
【0035】 好適な方法に従って、反応器内で加圧された圧縮流体流を下方向に流し、それ
によって溶媒を反応器底部へと押圧し、溶媒を除去する。沈降した薬剤を含むポ
リマーは、多孔質鋼バッフルによって反応器中に残留し、一方溶媒は、逆溶剤流
により除去される。
【0036】 逆溶剤及び溶媒からなる液体流は、反応器の外部に流れ、そこで溶媒及び逆溶
剤の回収及び再循環のための分離処理を行うことができる。この場合、溶液は、
連続した重力分離及びサイクロン分離からなる分離セクションに送られる。分離
器中で、溶媒は逆溶剤流から分離し、液相は、圧力低下の影響によって、衝突捕
集の結果、容器の底部に収集され、再び続く含浸サイクルに用いられる。逆溶剤
は、蓄積タンクに再循環され、処理に再び用いられる。前記手順によって、ほと
んどの溶媒を除去することが可能である。
【0037】 残留する溶媒は、好適には上方の流れの圧縮流体によって、揮散される。最後
に、溶質乾燥を助長するために、圧縮流体圧を増加してもよい。溶媒が濃縮され
た圧縮流体は反応器の外部に運ばれ、適切な温度及び圧力条件下の分離セクショ
ンに送られ、そこで2成分は分離可能となり、続く含浸サイクルに利用可能とな
る。
【0038】 ステップd.は、反応器の減圧及び活性成分を積載したポリマーの回収からな
る。
【0039】 この方法の好適な実施態様によると、圧縮流体の送入の際(ステップb)、ポ
リマーは最大膨潤には到達していない。これは以下の方法により特に得ることが
できる; (1)圧縮逆溶剤効果による沈降を開始する前に膨潤したポリマーからいくつか
の溶媒を除去する(部分的除去)。 (2)2又はそれ以上の含浸サイクルであって、膨潤溶液量を2又はそれ以上の
含浸サイクルに分割したサイクルによってポリマーを積載する。 (3)活性成分を、総ポリマー膨潤に必要な量より少ない溶媒に溶解し、前記溶
液を膨潤溶液として用いる。
【0040】 (1)(部分的除去)によると、ステップb.に先立ち、ステップc.による
溶媒除去を行う。しかしこの場合、溶媒除去は一部のみであって、溶液中の活性
成分濃度を沈降闘値未満に保持しなければならない。溶媒除去は比較的低圧(6
0〜80バール)及び低温(30〜50℃)で最大40分間行われることが好ま
しい。
【0041】 (2)によると、ポリマーは2又はそれ以上の沈降サイクルによって含浸され
る。この場合、ポリマーに導入されるべき活性成分の量を含む溶液の体積を、好
ましくは同等の体積で、2つ又はそれ以上のステップa.に分割する。初回ステ
ップa.は通常大気圧で行われ、一方次回のステップa.は溶液を直接加圧容器
中に注入することで行われる。
【0042】 最終沈降サイクルが完了すると、最終量の活性成分で含浸したポリマーが回収
される。
【0043】 手順(1)〜(3)は、単一の処理にまとめることもできる。
【0044】 ここに記載の方法は、非晶質形態でポリマー中に量的に沈降する活性成分の目
立つほどの損失を生むものではない。ポリマー部分膨潤を用いた異なる(1)〜
(3)によって、95〜約100%の非晶質形態、及び5〜約0%の、1000
ナノメートルを超える径を有する結晶を実質的に含まない、ナノ結晶性の活性成
分を含むポリマーが得られる。
【0045】 本発明によると、沈降は圧縮流体逆溶剤効果、すなわち上記の沈降圧によって
誘発されることになる。以下に記載の実験によって示されるとおり、圧縮流体流
によって起こるひとつの溶媒の除去によって誘発される沈降によって、以上に記
載の非晶質形態より著しく少ない%量を含む製品が得られる。
【0046】 本発明に従って含浸したポリマー、特に部分膨潤を用いる変形によって得られ
たポリマーは、本質的に、低溶解性マクロ結晶沈降現象を生ぜず、従って、従来
の方法によって含浸したポリマーとは異なる。
【0047】 本発明に従って含浸したポリマーは、急速な活性成分の放出を提供する組成を
調製するのに好適に処方されている。典型的には人間及び動物の治療に用いるた
めの医薬品組成物である、前記組成物において、含浸ポリマーはそれ自体で、又
は適切な医薬品賦形剤及び/又は希釈剤と混合して用いられる。前記製剤では、
ポリマーは香料、甘味料、着色剤等も含むことができる。本発明による含浸ポリ
マーは、活性成分放出を調節及び遅延させる被膜で随意的にコーティングするこ
とができる。更に、結晶質形態より溶解度の低い非晶質形態を有する薬剤の場合
、その組成は持続性放出製剤の性質を示す。
【0048】 本発明の方法は主に医薬品領域に用いられるが、例えば、洗剤、殺菌剤、浄化
剤、甘味料、香料等、液体環境において活性成分を放出することを目的とした固
体非医薬品組成の調製にも同様に用いることができる。
【0049】 本発明の目的のため、活性成分とは単一活性物質又はその混合物を意味する。
【0050】 以下の実施例は請求する本発明を示すものであるが、本発明の範囲を制限する
ものではない。
【0051】 (実施例) (材料及び方法) 物理的架橋ポリビニルピロリドン(架橋ポビドン、c−PVP)を、バイオ医
薬品第2類に属する薬剤サンプルで含浸した。使用した圧縮流体は圧縮CO2
あった。
【0052】 異なる4つの操作手順に従って含浸を行った。第1の手順は参照のため、その
他は本発明に従った。すなわち、 1.沈降圧未満での溶媒除去による沈降 2.逆溶剤効果による沈降 3.沈降の前の部分的溶媒除去を伴う、逆溶剤効果による沈降 4.逆溶剤効果による多重沈降
【0053】 手順2、3及び4は、最大膨潤限界未満の、不完全ポリマー膨潤を生じた。
【0054】 この実験に用いられたパイロットプラントを図2に示す。試験サンプルを、固
体の混入、及び搭載の際の液体流出を防ぐため、また膨潤及び沈降の際CO2
分配を助けるため、多孔鋼バッフルを両端に備えた鋼製のシリンダ中に置いた。
濾過バッフルの気孔率の平均は20μmであった。
【0055】 PVP膨潤は従来の方法に従って行った。DMF又はDMC溶液中のGF溶液
(濃度100mg/cm3)をc−PVP含有のモルタルに注入した。この系を
、溶媒飽和環境中に1時間放置した。使用する膨潤溶液は、1gのc−PVP当
たり2cm3/gに達した。
【0056】 1.沈降圧未満での溶媒除去による沈降 ポリマー薬剤溶液のサンプルを温度調整式反応器シリンダに注入した。薬剤沈
降圧未満の圧力でCO2を反応器底部から注入した。設定値に達したのち、系を
若干分放置し、膨潤した懸濁を均質化した。次に溶媒を、等圧及び等温条件の下
、約30分間反応器底部からCO2を注入して全体から除去した。操作を更に3
0分間、有機溶媒の除去が完了するまで、より高圧で行った。溶質沈降が得られ
た。
【0057】 逆溶剤CO2を反応器底部から連続して注入した。反応器中での逆溶剤の滞留
時間は約10分間であった。
【0058】 溶媒を反応器の下流にある分離セクションにて回収し、一方CO2を凝縮して
、堆積タンクへ連続して再循環した。いったんCO2の流れを止め、反応器から
サンプル回収のために開口する前に、分離し、減圧した。
【0059】 テストは、40℃及び50℃で、ジクロロメタン及びジメチルホルムアミドを
用いて行った。この実験のために使用したパイロットプラントに関して、逆溶剤
の流速は10kg/hに保持した。表1は実験中に観測された動作条件を示す。
【0060】
【表1】
【0061】 処理ステップを図3に示す。
【0062】 2.逆溶剤効果による沈降 ポリマー薬剤溶剤サンプルを温度調整式反応器シリンダに注入した。薬剤沈降
圧を超えるまで、圧縮CO2を反応器底部から注入した。前記値に達したのち、
系を若干分放置した。次に、流れを生じたCO2及び液体を、約15分間吸入排
出した。溶媒を、等圧及び等温条件の下、反応器上部からCO2を注入すること
によって、またその後CO2圧力を上げることによって、除去した。この操作を
、有機溶媒の除去が完了するまで行った。溶媒を反応器の下流に位置する2個の
タンク中に回収し、一方CO2を凝縮して、堆積タンクへ連続して再循環した。
CO2の流れを止めると、反応器をサンプルの回収のために開口する前に、分離
し、減圧した。テストは、12℃及び40℃で、ジメチルホルムアミドを用いて
行った。この実験のために使用したパイロットプラントに関して、逆溶剤の流速
は10kg/hに保持した。表2は実験中に観測された動作条件を示す。
【0063】
【表2】
【0064】 処理ステップを図4に示す。
【0065】 3.沈降の前の部分的溶媒除去を伴う、逆溶剤効果による沈降 ポリマー薬剤溶剤サンプルを、温度調整式反応器シリンダに注入した。沈降圧
未満の設定圧力値に、一定の温度で圧縮CO2を反応器底部から注入した。
【0066】 前記値に達したのち(除去圧力)、ポリマー膨潤限界の溶媒超過を除去するま
で、等圧及び等温条件の下、上流にCO2を注入した。
【0067】 流量設定は変えずに維持し、CO2の圧力を沈降値を超えるよう増加した。こ
の値に達したのち、系を若干分放置した。CO2を逆流させ、溶液を約15分間
吸入排出する。
【0068】 排出が完了したのち、CO2を、等圧及び等温条件の下、反応器底部から注入
される逆溶剤及び最終除去のためのCO2圧力増加によって、上流に流した。こ
の操作を、有機溶媒の除去が完了するまで行った。
【0069】 溶媒を、反応器の下流に位置する2個のタンク中に回収し、一方CO2を凝縮
して、堆積タンクへ連続して再循環した。いったんCO2の流れを止め、反応器
からサンプル回収のために開口する前に、分離し、減圧した。
【0070】 テストは、40℃及び50℃で、ジメチルホルムアミドを用いて行った。この
実験のために使用したパイロットプラントに関して、逆溶剤の流速は10kg/
hに保持した。表3は実験中に観測された動作条件を示す。
【0071】
【表3】
【0072】 処理ステップを図5に示す。
【0073】 4.逆溶剤効果による多重沈降 ポリマーを、大気圧で、膨潤限界未満の薬剤溶媒溶液の量で部分的に膨潤した
【0074】 サンプルを、温度調整式反応器シリンダに注入した。沈降圧未満の設定の圧力
値まで、一定の温度で、反応器の底部から圧縮CO2を注入した。
【0075】 均質化が完了したのち、薬剤沈降値を超えるまでCO2の圧力を増加した。系
を若干分放置した。CO2を逆流させ、溶液を約15分間吸入排出した。
【0076】 排出が完了したのち、CO2を、等圧及び等温条件の下、反応器底部から注入
する逆溶剤によって再び逆流させ、反応器の圧力を沈降値未満に減圧した。この
時点で、液体ポンプを用いて、加圧注入により、膨潤溶液の残りにポリマーを追
加した。均質化のために系を15分間放置し、圧力低下を限定するために新たな
CO2を注入した。続くステップは前記のとおり、沈降、吸入、排出、部分減圧
であった。加圧した反応器に膨潤溶液全体を注入し、排出が完了したのち、CO 2 を等温条件の下、反応器底部から注入する逆溶剤で逆流させた。CO2の圧力を
、溶媒の最終除去のために加圧した。この操作を、有機溶媒の除去が完了するま
で行った。
【0077】 溶媒を、反応器の下流に位置する2個の分離器中に回収し、一方CO2を凝縮
し、堆積タンクへ連続して再循環した。いったんCO2の流れを止め、反応器か
らサンプル回収のため、分離し、減圧及び開口した。
【0078】 テストは、40℃及び50℃で、ジメチルホルムアミドを用いて行った。この
実験のために使用したパイロットプラントに関して、逆溶剤の流速は10kg/
hに保持した。表4は実験中に観測された動作条件を示す。
【0079】
【表4】
【0080】 処理ステップを図6に示す。
【0081】 (結果) (ポリマー中の薬剤含有量の測定) 架橋ポリビニルピロリドン1g当たりのグリセオフルビン含有量は、無水メタ
ノールでの抽出により測定した。薬剤ポリマーサンプル(100mg)をメタノ
ール(50cm3)に追加した。次に、懸濁液を15分間超音波処理し、20分
間撹拌し、ザルトリウス18406−25膜で濾過し、メタノールで希釈した。
得られた溶液の濃度は、分光光度法(パーキンエルマー分光光度計、ラムダ20
タイプ)により291.2nmの波長で分析した。分析したサンプル100mg
中のグリセオフルビンの含有量は、次式により求めた; WG=CG*希釈率*50
【0082】 式中、WGはサンプルから抽出された薬剤総量であり、CGは光学光度分析によ
って測定された濃度であり、50は抽出に用いられたメタノールをcm3で表し
たものである。
【0083】 分析したサンプル量(100mg)及びサンプル(WG)中に存在する薬剤量
は既知であり、ポリマー1g当たりのグリセオフルビンの%量(T%)は次式に
より求めた; T(%)=WG/(100−WG)*100
【0084】 (薬剤ポリマー系中の薬剤物質形態の性質) 本発明に従って調製された系は、ポリマー格子中での薬剤分子の高分散率を特
徴とする。
【0085】 薬剤分散は、示差走査熱量測定法(DSC)によって、残留結晶及びポリマー
粒子に関する位置の画定を介して評価した。
【0086】 %残留結晶は、特定の比溶解エンタルピーの測定及び次式によって求めた; %C=(ΔHa*100)/(1.084*T(%))
【0087】 式中、%Cは薬剤の%結晶であり、ΔHaはDSCにより決定された見かけ溶
解エンタルピーであり、T(%)は系中の薬剤の%量であり、定数1.084は
既知の薬剤含有量を有する事前に構成された薬剤ポリマー物理的混合物における
融解エンタルピーの測定により得られた校正直線の傾きである(図7参照)。
【0088】 表5に示した100との差は多孔質ポリマーの%量であって、従ってそれはポ
リマー格子中に分子的に分散している(“Influence of poly
mer characteristics on drug loading
into cross−providone”,A.Motta,andC.T
orricelli,International Journal of P
harmaceutics,33,115,1986年参照)。
【0089】 更に、本発明により得られたサンプル中に存在する結晶形態は、ポリマー分子
に関して、残留結晶の融解温度を決定することにより、また融解温度と固液相の
曲げ半径とを相関させる熱弾性モデルを適用することによって位置づけられるこ
ともできる(結晶径、“Differential Scanning Cal
orimetry of drug solid dispersion in
cross−linked polymers”,I.Colombo,F.
Carli and L.Magarotto,4th Internatio
nal Conference on Pharmaceutical Tec
hnology,パリ 1986年6月参照); TF−TM=2/ΔSM[−νS(γSL/RSL)−(νS−νL)(γLG/RLG)]
【0090】 式中、TFは、サンプル中の薬剤結晶の融解温度であって、TMは物質自体(開
始原料の結晶)の融解温度である。グリセオフルビンに対して、TM=219.
5℃、νS及びνLは固相及び液相それぞれのモル体積であって、γSL及びγLG
、固液界面及び液気界面それぞれの張力であって、RLGは液気界面の屈折径(ポ
リマー格子における分子間の間隙の平均的サイズを示す)であって、RSLはそれ
ぞれ固液界面の曲げ半径である(結晶形態の平均的寸法を示す)。
【0091】 薬剤残留結晶の融解温度が、原料の融解温度より低い場合、結晶成長に対する
抑制は空間制限のみ、すなわち単一ポリマー粒子中の高分子立体格子にのみ帰属
する。更に、ポリマー格子中の節間距離がおよそ10分の1ナノメートル程度で
あるため(A.Sannerら、Proceeding of the Int
ernational Symposium on Povidone,Lex
ington,アメリカ合衆国 1983年参照)、ポリマー粒子中に位置する
残留結晶はナノメートル程度の寸法を有することを必要とする(ナノ結晶)。
【0092】 従って、結晶形態の融解温度は、相がポリマー粒子内側(TF<TM)あるいは
外側(TF=TM)のどちらに位置するかを決定するために用いることができる。
グリセオフルビンの場合、TFは219.5℃より低いと、結晶サイズはより小
さくなる。結晶の高ナノニゼーションは、沈降がポリマー粒子の表面ではなく内
部で優勢に生じることを示唆する。
【0093】 表5のデータは、揮散のみ(手順1)によって得られた薬剤分散度(非晶質形
態の%量)は極めて可変であり、常に85%を下回ることを示す。更に、依然存
在する結晶形態は基材粒子の外に位置する(TF=TM)同様の結果が、部分的揮
散とそれに続く逆溶剤効果による沈降を用いた手段で得ることができよう(手順
3)。しかし、比較的低圧及び低温(60〜80バール及び30〜50℃、最大
40分間)における操作では、非晶質形態の薬剤を最低85%含む系を得ること
が可能である。逆溶剤効果のみ(単一及び多重GASP)を用いて、非晶質形態
の薬剤をポリマー粒子の外側の結晶形態の減少又は完全排除によって、単一サイ
クル沈降の場合最低85%、二重沈降の場合最低95%という、多量に含む系が
得られる。従って、ここに用いられた方法は非晶質形態の薬剤を多%量有し、粒
子の外側の薬剤の存在が大幅に減少又は完全排除された、粒子ポリマー系を得る
ことを可能にする。
【0094】
【表5】
【図面の簡単な説明】
【図1】 固相溶解のエネルギーダイアグラムであって、△E1は表面相互作用、△E2
結晶格子溶解、△E3は溶媒和、△E4は拡散、△EDは総溶解を表す。
【図2】 含浸パイロットプラントの配置であって、Aは蓄積タンク、FCはCO2フィ
ルタ、Kは安全機能、Pは反応器、PCO2はCO2ポンプ、Rは凝縮器、Sは分
離器、Vmはコントロールバルブ、Wは熱交換器を表す。
【図3】 沈降圧未満の溶媒除去による沈降を表す。
【図4】 逆溶剤効果による沈降を表す。
【図5】 沈降に先立つ部分的溶媒除去を伴う、逆溶剤効果による沈降を表す。
【図6】 逆溶剤効果による多重沈降であって、 PRは加圧 ASPは逆溶剤沈降 Hは均質化 DRは排出、吸入 STは揮散 PSTは部分的揮散 DPRは減圧 を表す。
【図7】 架橋ポビドンを有する物理的混合物中のグリセオフルビンの比溶解エンタルピ
ーと純粋グリセオフルビン(100%結晶)%含有量との間の関係を表す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/55 A61K 31/55 31/57 31/57 47/32 47/32 47/36 47/36 47/38 47/38 47/40 47/40 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4C076 AA31 BB01 CC01 CC05 CC32 CC35 EE09A EE16A EE33A EE38A EE39A FF33 GG01 GG10 GG12 4C086 AA01 BA05 BC90 CB07 DA10 DA27 MA02 MA05 MA07 NA11 NA13 4C206 AA01 JA11 MA02 MA05 NA11 NA13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下のステップからなり、適当な反応器中で行われる、活性
    成分で架橋ポリマーを含浸する方法; a.架橋ポリマーを、適当な有機溶媒中の活性成分で膨潤させるステップ、 b.活性成分沈降圧力に達するか、又はそれを超えるまで反応器に圧縮流体を送
    るステップ、 c.有機溶媒を除去するステップ及び d.圧縮流体を除去するステップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、ステップaに供せられるポ
    リマーが部分的に膨潤されていることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法であって、溶液中の活性成分の濃度を
    沈降閾値以下に維持しながら、ポリマー膨潤に用いられる有機溶媒をステップb
    の前に部分的に除去することを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項2及び3のいずれかに記載の方法であって、ステップ
    a〜dを2回繰り返すことによりポリマーを含浸すること、及び活性成分溶液が
    2つの部分に分割され、それぞれ1回目及び2回目ののステップaに用いられる
    ことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の方法であって、2つの溶液部分が等体積で
    あることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法であって、反応器
    を流れる圧縮流体流及び/又は溶媒の吸引排出により有機溶媒を除去することを
    特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法であって; 溶液中の活性成分濃度が、1mg/cm3〜500mg/cm3の範囲にあり、 活性成分/乾燥ポリマー比が重量比で1:20〜1:0.5の範囲にある ことを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法であって、架橋ポ
    リマーを含浸する活性成分は、ポリマーに堆積する活性成分の総量に対して少な
    くとも85%が非晶質形態で堆積することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法であって、活性成
    分がバイオ医薬品クラスIIに属する薬剤であることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の方法であって、活性成分を、グリセオフ
    ルビン、メゲストロール、ニメスリド、ピロキシカム、カルバマゼピン、アシク
    ロビルからなる群より選択することを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法であって、圧
    縮流体がCO2、プロパン又はヒドロフルオロカーボンであることを特徴とする
    方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法であって、有
    機溶媒を、シクロヘキサン、トルエン、ベンゼン、塩化メチレン、クロロホルム
    、ジエチレンエーテル、ジオキサン、アセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、
    N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
    メタノール、エタノール、1−プロパノール、エチレングリコール及びテトラグ
    リコールからなる群より選択することを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法であって、架
    橋ポリマーを、架橋ポリビニルピロリドン、架橋カルボキシメチルセルロース・
    ナトリウム塩、シクロデキストリンの架橋ポリマー、架橋デキストラン、架橋カ
    ルボキシメチル澱粉ナトリウム塩及び架橋ポリスチレン、架橋アクリル酸、架橋
    ポリメチルメタクリレート・ナトリウム塩等の疎水性ポリマーからなる群より選
    択することを特徴とする方法。
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