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JP2003327534A - 頻尿若しくは尿失禁の治療又は予防剤 - Google Patents

頻尿若しくは尿失禁の治療又は予防剤

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Publication number
JP2003327534A
JP2003327534A JP33956199A JP33956199A JP2003327534A JP 2003327534 A JP2003327534 A JP 2003327534A JP 33956199 A JP33956199 A JP 33956199A JP 33956199 A JP33956199 A JP 33956199A JP 2003327534 A JP2003327534 A JP 2003327534A
Authority
JP
Japan
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carbons
hydrogen
carbon atoms
hydroxy
alkyl
Prior art date
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Pending
Application number
JP33956199A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Tanaka
利明 田中
Hiroshi Nagase
長瀬  博
Kuniaki Kawamura
邦昭 川村
Yasushi Miyauchi
泰 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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Priority to AU15548/01A priority patent/AU1554801A/en
Priority to PCT/JP2000/008446 priority patent/WO2001040225A1/ja
Publication of JP2003327534A publication Critical patent/JP2003327534A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P13/00Drugs for disorders of the urinary system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P15/00Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives
    • A61P15/10Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives for impotence

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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 副作用の軽減された新規な頻尿もしくは尿失
禁の治療または予防剤を提供すること。 【解決手段】 2−フェネチル−4aα−(3−ヒドロ
キシフェニル)−1、2,3,4,4a、5,12,1
2aβ−オクタヒドロ−キノリノ[2,3−g]イソキ
ノリンのような、キノリノイソキノリン誘導体またはそ
の薬理学的に許容される酸付加塩を有効成分として含有
する頻尿もしくは尿失禁の治療または予防剤を提供し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キノリノイソキノ
リン誘導体またはその薬理学的に許容される酸付加塩か
らなる頻尿もしくは尿失禁の治療または予防剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、高齢化社会の到来とともに、頻尿
または尿失禁に悩む患者数は年々増加の傾向をたどって
いる。現在、頻尿または尿失禁の疾患に対する薬物治療
剤としては、主に抗コリン作用、平滑筋直接弛緩作用を
有する塩酸プロピベリン、塩酸オキシブチニン及び塩酸
フラボキサートが使用されている。
【0003】しかしこれら既存薬は、口渇、便秘等の消
化器症状、起立性低血圧などの循環器症状、また尿閉、
残尿等の排尿障害が副作用として多く発生する。
【0004】脳血管障害や痴呆症は、高齢者における排
尿障害の最大の原因と考えられている。近年、これら脳
疾患にともなう頻尿または尿失禁の治療に抗コリン作用
を有する既存薬を適応することで、脳内のアセチルコリ
ンの働きが抑制され、脳疾患自体が進行してしまうこと
が懸念されている。
【0005】これら既存薬が有する副作用は患者のクオ
リティー・オブ・ライフ(QOL)において満足できない
ものであり、副作用のない頻尿もしくは尿失禁の治療ま
たは予防剤の開発が強く望まれている。
【0006】一方、キノリノイソキノリン誘導体の先行
技術として、特開平4−275288をはじめ国際公開
特許9301186号、国際公開特許9902157号
がある。これら特許には、免疫抑制剤、鎮痛剤、鎮咳剤
などが記載されているが、頻尿もしくは尿失禁の治療ま
たは予防剤については開示されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、副作
用の軽減された新規な頻尿もしくは尿失禁の治療または
予防剤を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは、鋭意研
究の結果、特定のキノリノイソキノリン誘導体が頻尿も
しくは尿失禁の治療または予防に有効であり、かつ、副
作用が少ないことを見出し本発明を完成した。
【0009】すなわち、本発明は、一般式(I)
【0010】
【化2】
【0011】[式中R1は、水素、炭素数1〜5のアル
キル、炭素数4〜7のシクロアルキルアルキル、炭素数
5〜7のシクロアルケニルアルキル、炭素数7〜14の
アラルキル、炭素数4〜5のトランスアルケニル、アリ
ル、フラニル−2−イルアルキル、チエニル−2−イル
アルキル、炭素数1〜5のアルカノイル、ベンゾイル、
ビニロキシカルボニル、トリクロロエトキシカルボニ
ル、ベンジルオキシカルボニルまたは炭素数8〜14の
アリールアルカノイルを表し、R2は水素またはOR
6(ここでR6は水素、炭素数1〜5のアルキル、または
炭素数1〜5のアルカノイルを表す)を表し、R3、R3
は独立して炭素数1〜5のアルキル、水素、塩素、フ
ッ素、臭素、ヨウ素、トリフルオロメチル、シアノ、ヒ
ドロキシ、炭素数1〜3のアルコキシカルボニル、炭素
数1〜3のアルキルカルボニルアミノ、炭素数1〜5の
アルコキシ、ニトロ、アミノ、または炭素数1〜3のア
ルキルアミノを表し、R4は水素、ヒドロキシ、炭素数
1〜3のアルコキシ、ベンジル、または炭素数1〜5の
アルカノイル、ハロゲンを表し、Xは窒素または炭素を
表し、R5はXが炭素の場合のみ存在し、炭素数1〜5
のアルキル、水素、塩素、フッ素、臭素、ヨウ素、トリ
フルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、炭素数1〜3の
アルコキシカルボニル、炭素数1〜3のアルキルカルボ
ニルアミノ、炭素数1〜5のアルコキシ、ニトロ、アミ
ノ、または炭素数1〜3のアルキルアミノを表す]で示
されるキノリノイソキノリン誘導体またはその薬理学的
に許容される酸付加塩を有効成分として含有する頻尿も
しくは尿失禁の治療または予防剤を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一般式(I)で示される
イソキノリン誘導体またはその薬理学的に許容される酸
付加塩からなる頻尿もしくは尿失禁の治療または予防剤
のなかで、好ましい実施形態は以下の通りである。
【0013】R1としては水素、炭素数1〜5のアルキ
ル、炭素数4〜7のシクロアルキルアルキル、炭素数5
〜7のシクロアルケニルアルキル、炭素数7〜14のア
ラルキル、炭素数4〜5のトランスアルケニル、アリ
ル、フラニル−2−イルアルキル、チエニル−2−イル
アルキル、炭素数1〜5のアルカノイル、ベンゾイル、
ビニロキシカルボニル、トリクロロエトキシカルボニ
ル、ベンジルオキシカルボニルまたは炭素数8〜14の
アリールアルカノイルが好ましく、特に水素、メチル、
エチル、シクロプロピルメチル、アリル、フェネチル、
フラン−2−イルエチル、チオフェン−2−イルエチル
が好ましい。
【0014】R2としては水素またはOR6(ここでR6
は水素、炭素数1〜5のアルキル、または炭素数1〜5
のアルカノイルを表す)が好ましく、特に水素、ヒドロ
キシ、メトキシ、エトキシが好ましい。
【0015】R3、R3 としては、独立して炭素数1〜
5のアルキル、水素、塩素、フッ素、臭素、ヨウ素、ト
リフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、炭素数1〜3
のアルコキシカルボニル、炭素数1〜3のアルキルカル
ボニルアミノ、炭素数1〜5のアルコキシ、ニトロ、ア
ミノ、または炭素数1〜3のアルキルアミノが好まし
く、特にメチル、水素、塩素、フッ素、臭素、ヨウ素、
ヒドロキシ、メトキシ、ニトロ、アミノ、ジメチルアミ
ノが好ましい。
【0016】R4としては水素、ヒドロキシ、炭素数1
〜3のアルコキシ、ベンジル、または炭素数1〜5のア
ルカノイル、ハロゲンが好ましく、特に水素、ヒドロキ
シ、メトキシが好ましい。
【0017】Xは窒素または炭素を表し、R5としては
Xが炭素の場合のみ存在し、炭素数1〜5のアルキル、
水素、塩素、フッ素、臭素、ヨウ素、トリフルオロメチ
ル、シアノ、ヒドロキシ、炭素数1〜3のアルコキシカ
ルボニル、炭素数1〜3のアルキルカルボニルアミノ、
炭素数1〜5のアルコキシ、ニトロ、アミノ、または炭
素数1〜3のアルキルアミノが好ましく、特にメチル、
水素、塩素、フッ素、臭素、ヨウ素、ヒドロキシ、メト
キシ、ニトロ、アミノ、ジメチルアミノが好ましい。も
ちろん本発明はこれらに限定されるものではない。
【0018】薬理学的に好ましい酸付加塩としては、塩
酸塩、硫酸塩、硝酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸
塩、リン酸塩等の無機酸塩、酢酸塩、乳酸塩、クエン酸
塩、シュウ酸塩、グルタル酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸
塩、フマル酸塩、マンデル酸塩、マレイン酸塩、安息香
酸塩、フタル酸塩等の有機カルボン酸塩、メタンスルホ
ン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、
p-トルエンスルホン酸塩、カンファ−スルホン酸塩等の
有機スルホン酸塩等が挙げられ、中でも塩酸塩、臭化水
素酸塩、リン酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩等が
好まく用いられるが、これもまた、これらに限られるも
のではない。
【0019】本発明に示される化合物には、下記一般式
(II)で表される新規化合物も包含される。
【0020】
【化3】
【0021】[(A) 式中R1は、水素、炭素数1〜5の
アルキル、炭素数4〜7のシクロアルキルアルキル、炭
素数5〜7のシクロアルケニルアルキル、炭素数7〜1
4のアラルキル、炭素数4〜5のトランスアルケニル、
アリル、フラニル−2−イルアルキル、チエニル−2−
イルアルキル、炭素数1〜5のアルカノイル、ベンゾイ
ル、ビニロキシカルボニル、トリクロロエトキシカルボ
ニル、ベンジルオキシカルボニルまたは炭素数8〜14
のアリールアルカノイルを表し、R2は水素またはOR6
(ここでR6は水素、炭素数1〜5のアルキル、または
炭素数1〜5のアルカノイルを表す)を表し、R3、R3
は独立して炭素数1〜5のアルキル、塩素、フッ素、
臭素、ヨウ素、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキ
シ、炭素数1〜3のアルコキシカルボニル、炭素数1〜
3のアルキルカルボニルアミノ、炭素数1〜5のアルコ
キシ、ニトロ、アミノ、または炭素数1〜3のアルキル
アミノを表し、R4は水素もしくは炭素数1〜3のアル
キルを表し、R5は炭素数1〜5のアルキル、塩素、フ
ッ素、臭素、ヨウ素、トリフルオロメチル、シアノ、ヒ
ドロキシ、炭素数1〜3のアルコキシカルボニル、炭素
数1〜3のアルキルカルボニルアミノ、炭素数1〜5の
アルコキシ、ニトロ、アミノ、または炭素数1〜3のア
ルキルアミノを表す。または、(B) 式中R1は、水素、
チエニル−2−イルアルキル、炭素数1〜5のアルカノ
イル、ベンゾイル、ビニロキシカルボニル、トリクロロ
エトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニルまたは
炭素数8〜14のアリールアルカノイルを表し、R2
水素またはOR6(ここでOR6は水素、炭素数1〜5の
アルキル、または炭素数1〜5のアルカノイルを表す)
を表し、R3、R3 は独立して炭素数1〜5のアルキ
ル、水素、塩素、フッ素、臭素、ヨウ素、トリフルオロ
メチル、シアノ、ヒドロキシ、炭素数1〜3のアルコキ
シカルボニル、炭素数1〜3のアルキルカルボニルアミ
ノ、炭素数1〜5のアルコキシ、ニトロ、アミノ、また
は炭素数1〜3のアルキルアミノを表し、R4は水素も
しくは炭素数1〜3のアルキルを表し、R5は炭素数1
〜5のアルキル、塩素、フッ素、臭素、ヨウ素、トリフ
ルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、炭素数1〜3のア
ルコキシカルボニル、炭素数1〜3のアルキルカルボニ
ルアミノ、炭素数1〜5のアルコキシ、ニトロ、アミ
ノ、または炭素数1〜3のアルキルアミノを表す。]
【0022】また本発明の一般式(I)の化合物は、例
えば特開平4−275288や国際公開特許99021
57号に記載された方法で、ケトン体(III)を原料と
し、酸触媒の共存下、溶媒中O−アミノベンズアルデヒ
ド誘導体(IVa)またはO−アミノアセトフェノン誘導
体(IVb)またはO−アミノベンゾニトリル(IVc)と縮
合して得ることができ、原料に光学活性体を用いれば光
学活性な化合物を得ることができる(スキーム1)。
【0023】
【化4】 スキーム1
【0024】一般式(I)で示されるキノリノイソキノ
リン誘導体が頻尿もしくは尿失禁の治療または予防に有
効であることは、動物において律動的膀胱収縮運動を抑
制する作用あるいは排尿反射を延長する作用を示すこと
で確認できる。動物において律動的膀胱収縮運動を抑制
する作用あるいは排尿反射を延長する作用の評価はすで
に報告されている文献[Brain. Res., vol. 297, 191(1
984)またはJ. Pharmcol. Exp. Ther., vol. 240, 978(1
987)]の方法で行いうるが、必ずしもこれらに限定され
るものではない。
【0025】本発明の化合物は、頻尿もしくは尿失禁の
治療または予防に有用な医薬品として用いることができ
る。特に、神経性頻尿、神経因性膀胱障害、夜間頻尿、
過活動型膀胱、不安定膀胱、夜尿症、膀胱けいれん、慢
性膀胱炎、慢性前立腺炎、前立腺肥大、前立腺癌などに
よって引き起こされる頻尿または尿失禁などの排尿障害
の治療または予防に用いることができる。ここでいう神
経因性膀胱障害とは膀胱、尿道、外尿道括約筋からなる
下部尿路を支配している神経が何らかの障害を受けた結
果、下部尿路の蓄尿、排尿機能が異常を来した状態をい
う。神経に障害を与える疾患としては、脳血管障害、脳
腫瘍、脳外傷、脳炎、脳腫瘍、正常圧水頭症、痴呆、パ
ーキンソン病、線条体黒質変性症、進行性核上性麻痺、
オリーブ・橋・小脳萎縮症、Shy-Drager症候群、脊髄損
傷、脊髄血管障害、脊髄腫瘍、脊髄炎、頸髄圧迫性疾
患、脊髄空洞症、多発性硬化症、二分脊椎、脊髄髄膜
瘤、Tethered cord症候群、ミエロパチー、心因性頻尿
などがある。また、加齢によっても同様の異常が起こり
得る。ただし、本発明の化合物の利用は、これらの疾患
例のみに限定されるものではない。
【0026】本発明の頻尿もしくは尿失禁の治療または
予防剤を医薬品として臨床で使用する際には、薬剤はフ
リーの塩基またはその塩自体でもよく、また賦形剤、安
定剤、保存剤、緩衝剤、溶解補助剤、乳化剤、希釈剤、
等張化剤などの添加剤が適宜混合されていてもよい。投
与形態としては非経口投与、経口投与のいずれでも使用
できる。投与剤型としては注射剤、錠剤、液剤、カプセ
ル剤、顆粒剤、散剤などが挙げられ、これら剤型は公知
の製剤技術によって製造することができる。投与量は患
者の症状や年齢、体重、投与方法等に応じて適宜選択さ
れるが、成人に対する有効成分量は1日0.0001m
g〜10g、好ましくは0.001mg〜1gであり、
それぞれ1回または数回に分けて投与することができ
る。
【0027】
【実施例】以下、参考例および実施例を挙げて本発明を
具体的に説明する。参考例1 (4aS,12aS)−2−メチル−4a−(3−ヒド
ロキシフェニル)−1,2,3,4,4a,5,12,
12a−オクタヒドロ−キノリン[2,3−g]イソキ
ノリン メタンスルホン酸塩本化合物は特開平4−
275288号に記載されている方法にて合成した。
【0028】参考例2 2−シクロプロピルメチル−4aα−(3−ヒドロキシ
フェニル)−1、2,3,4,4a、5,12,12a
β−オクタヒドロ−キノリノ[2,3−g]イソキノリ
メタンスルホン酸塩本化合物は特開平4−27
5288号に記載されている方法にて合成した。
【0029】参考例3 2−メチル−4aα−(3−メトキシフェニル)−11
−アミノ−1、2,3,4,4a、5,12,12aβ
−オクタヒドロ−キノリノ[2,3−g]イソキノリン
メタンスルホン酸塩 2−メチル−4aα−(3−メトキシフェニル)−6−
オキソ−1、2,3,4,4a、5,6,7,8,8a
β−オクタヒドロイソキノリン150mg(0.55m
mol)とO−アミノベンゾニトリル130mg(1.
10mmol)を酢酸5mLに加えて44時間加熱還流
した。放冷後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え
て、クロロホルム:メタノール(4:1)混合液で抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後濃縮した。得られた残査をアミンコートシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メ
タノール=50:1)により分離精製し、83mgの標
題化合物が得られた(収率41%)。
【0030】参考例4 2−メチル−4aα−(3−ヒドロキシフェニル)−1
1−アミノ−1、2,3,4,4a、5,12,12a
β−オクタヒドロ−キノリノ[2,3−g]イソキノリ
メタンスルホン酸塩 参考例3で得られた2−メチル−4aα−(3−メトキ
シフェニル)−11−アミノ−1、2,3,4,4a、
5,12,12aβ−オクタヒドロ−キノリノ[2,3
−g]イソキノリン83mg(0.22mmol)、n
−プロパンチオール0.10mL(1.060mmo
l)をアルゴン雰囲気下、DMF溶媒7mLに溶かし、
カリウム−t−ブトキシド106mg(0.95mmo
l)を加えて120度で20時間加熱攪拌した。氷冷下
1規定塩酸4mLを加えて酸性にした後、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液を加えて再度アルカリ性にして、クロ
ロホルム:メタノール(4:1)混合液で抽出した。有
機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮
した。得られた残査をジクロロメタン−メタノール混合
液で再結晶して35mgの標題化合物を得た(収率44
%)。これをメタノールに懸濁し、メタンスルホン酸を
加えて塩化し、濃縮後、エーテルを加えて固体を濾過し
て標題化合物のメタンスルホン酸塩40mgを得た。
【0031】参考例5 2−フェネチル−4aα−(3−ヒドロキシフェニル)
−1、2,3,4,4a、5,12,12aβ−オクタ
ヒドロ−キノリノ[2,3−g]イソキノリン メタ
ンスルホン酸塩 2−フェネチル−4aα−(3−ヒドロキシフェニル)
−6−オキソ−1、2,3,4,4a、5,6,7,
8,8aβ−オクタヒドロイソキノリン92mg(0.
26mmol)とO−アミノベンズアルデヒド95mg
(0.78mmol)とメタンスルホン酸74mg
(0.77mmol)をエタノール3mLに加えて3時
間加熱還流した。放冷後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液を加えて、クロロホルム:メタノール(3:1)混合
液で抽出した。有機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後濃縮した。得られた残査をジクロロエタ
ン:メタノールの混合溶液から再結晶し、84mgの標
題化合物が得られた(収率74%)。これをメタノール
に懸濁し、メタンスルホン酸を加えて塩化し、濃縮後、
酢酸エチルを加えて固体を濾過して標題化合物のメタン
スルホン酸塩90mgを得た。
【0032】なお参考例に記載した化合物
構造式、酸付加塩、各種スペクトルデータを以下の一覧
表に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】実施例 ラット律動的膀胱収縮運動に対す
る作用 SD系雌性ラットをウレタン(1.0g/kg)の腹腔内投与
によって麻酔した。動物の尿道口よりポリエチレンチュ
ーブを膀胱まで挿入し結紮固定した後、同チューブより
生理食塩水を適宜注入(注入速度:約0.2ml/min、最大
約1.5ml/匹)し膀胱の律動的収縮運動を発現させた。な
お、膀胱の律動的収縮運動については、膀胱内に挿入し
たポリエチレンチューブを介して膀胱内圧を測定するこ
とによりモニターした。安定した律動的収縮運動が少な
くとも10回認められるのを確認した後、被験化合物を1m
l/kgの用量で静脈内投与した。披験化合物投与後10分以
内における膀胱内圧が投与直後に示した膀胱内圧の50%
以下を示した場合膀胱収縮ありと判定し、再び50%以上
の膀胱内圧を示すまでの間を律動的膀胱収縮抑制時間と
した。被験化合物の投与溶媒として、被験化合物
には生理食塩水を用い、被験化合物には5%キシリ
トール溶液を用いた。なお、5%キシリトール溶液につい
ても1ml/kgの用量で検討した。この結果を表3に示し
た。いずれの化合物においても用いた溶媒のみにくらべ
律動的膀胱収縮抑制作用が認められた。
【0036】
【表3】
【0037】
【発明の効果】本発明の頻尿もしくは尿失禁の治療また
は予防剤は、優れた頻尿もしくは尿失禁の治療または予
防効果を有し、かつ、副作用が少ない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 487/04 147 C07D 487/04 147 (72)発明者 川村 邦昭 神奈川県鎌倉市手広1111番地 東レ株式会 社基礎研究所医薬研究所内 (72)発明者 宮内 泰 神奈川県鎌倉市手広1111番地 東レ株式会 社基礎研究所医薬研究所内 Fターム(参考) 4C050 AA01 AA07 AA08 BB07 BB08 CC07 EE02 EE03 FF02 FF03 FF05 GG02 GG03 GG04 HH01 4C065 AA05 BB09 BB12 CC09 DD02 DD03 EE02 HH02 HH04 HH09 JJ03 JJ05 KK08 LL02 LL05 4C086 AA01 AA02 BC27 CB09 NA06 NA14 ZA81

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [式中R1は、水素、炭素数1〜5のアルキル、炭素数
    4〜7のシクロアルキルアルキル、炭素数5〜7のシク
    ロアルケニルアルキル、炭素数7〜14のアラルキル、
    炭素数4〜5のトランスアルケニル、アリル、フラニル
    −2−イルアルキル、チエニル−2−イルアルキル、炭
    素数1〜5のアルカノイル、ベンゾイル、ビニロキシカ
    ルボニル、トリクロロエトキシカルボニル、ベンジルオ
    キシカルボニルまたは炭素数8〜14のアリールアルカ
    ノイルを表し、R2は水素またはOR6(ここでR6は水
    素、炭素数1〜5のアルキル、または炭素数1〜5のア
    ルカノイルを表す)を表し、R3、R3 は独立して炭素
    数1〜5のアルキル、水素、塩素、フッ素、臭素、ヨウ
    素、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、炭素数
    1〜3のアルコキシカルボニル、炭素数1〜3のアルキ
    ルカルボニルアミノ、炭素数1〜5のアルコキシ、ニト
    ロ、アミノ、または炭素数1〜3のアルキルアミノを表
    し、R4は水素、ヒドロキシ、炭素数1〜3のアルコキ
    シ、ベンジル、または炭素数1〜5のアルカノイル、ハ
    ロゲンを表し、Xは窒素または炭素を表し、R5はXが
    炭素の場合のみ存在し、炭素数1〜5のアルキル、水
    素、塩素、フッ素、臭素、ヨウ素、トリフルオロメチ
    ル、シアノ、ヒドロキシ、炭素数1〜3のアルコキシカ
    ルボニル、炭素数1〜3のアルキルカルボニルアミノ、
    炭素数1〜5のアルコキシ、ニトロ、アミノ、または炭
    素数1〜3のアルキルアミノを表す]で示されるキノリ
    ノイソキノリン誘導体またはその薬理学的に許容される
    酸付加塩を有効成分として含有する頻尿もしくは尿失禁
    の治療または予防剤。
  2. 【請求項2】 一般式(I)において、R1が水素、メチ
    ル、エチル、シクロプロピルメチル、アリル、フェネチ
    ル、フラン−2−イルエチルまたはチオフェン−2−イ
    ルエチルであり、R2が水素、ヒドロキシ、メトキシま
    たはエトキシであり、R3、R3 が独立してメチル、水
    素、塩素、フッ素、臭素、ヨウ素、ヒドロキシ、メトキ
    シ、ニトロ、アミノまたはジメチルアミノであり、R4
    が水素、ヒドロキシまたはメトキシであり、Xが炭素で
    あり、R5がメチル、水素、塩素、フッ素、臭素、ヨウ
    素、ヒドロキシ、メトキシ、ニトロ、アミノまたはジメ
    チルアミノである請求項1記載の頻尿もしくは尿失禁の
    治療または予防剤。
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