JP2003321657A - 印刷用再剥離型粘着シート - Google Patents
印刷用再剥離型粘着シートInfo
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- JP2003321657A JP2003321657A JP2002128294A JP2002128294A JP2003321657A JP 2003321657 A JP2003321657 A JP 2003321657A JP 2002128294 A JP2002128294 A JP 2002128294A JP 2002128294 A JP2002128294 A JP 2002128294A JP 2003321657 A JP2003321657 A JP 2003321657A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクが良好に印刷でき、印刷の前後で粘着
物性の変化が少なく、粘着シートの貼付期間中は十分な
接着力を有し、かつ剥離するときには被着体に対する糊
残りの問題が起こらない印刷用再剥離シートを提供す
る。 【解決手段】 粘着剤層とインク受理能を有する支持体
とを有する印刷用再剥離型粘着シートであって、前記粘
着剤層と前記支持体との間に、バリア層を有することに
より、印刷用再剥離型粘着シートを提供する。
物性の変化が少なく、粘着シートの貼付期間中は十分な
接着力を有し、かつ剥離するときには被着体に対する糊
残りの問題が起こらない印刷用再剥離シートを提供す
る。 【解決手段】 粘着剤層とインク受理能を有する支持体
とを有する印刷用再剥離型粘着シートであって、前記粘
着剤層と前記支持体との間に、バリア層を有することに
より、印刷用再剥離型粘着シートを提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持体がインク受
理能を有する印刷用再剥離型粘着シートに関する。
理能を有する印刷用再剥離型粘着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】支持体がインク受理能を有する粘着シー
トは、インクの定着が良いため鮮やかな表示が可能であ
る。特に、屋外看板、サイン、ディスプレイ、車両広
告、車体広告、ビル広告などの耐水性、耐候性が要求さ
れる表示材料として有用である。
トは、インクの定着が良いため鮮やかな表示が可能であ
る。特に、屋外看板、サイン、ディスプレイ、車両広
告、車体広告、ビル広告などの耐水性、耐候性が要求さ
れる表示材料として有用である。
【0003】印刷方法としては、スクリーン印刷やイン
クジェットプリンター等の方式を用いた印刷方法が行わ
れている。特に、インクジェットプリンターは、一般的
な可塑化塩ビフィルムに対して特別な表面処理なしに印
刷が可能なことや、少ロット印刷が可能なことから、近
年めざましく普及しており、前記表示材料として、耐候
性の優れた塩ビ基材マーキングフィルムに、インクジェ
ットプリンターで印刷した粘着シートが一般的に用いら
れている。
クジェットプリンター等の方式を用いた印刷方法が行わ
れている。特に、インクジェットプリンターは、一般的
な可塑化塩ビフィルムに対して特別な表面処理なしに印
刷が可能なことや、少ロット印刷が可能なことから、近
年めざましく普及しており、前記表示材料として、耐候
性の優れた塩ビ基材マーキングフィルムに、インクジェ
ットプリンターで印刷した粘着シートが一般的に用いら
れている。
【0004】これらの用途では、粘着シートの表面に印
刷された情報を広告などの目的で一定期間被着体に貼付
し、表示材料として使用した後、新たな情報を印刷した
粘着シートと貼り替えるために再剥離する必要がある。
このため、この用途の粘着シートに使用される粘着剤
は、再剥離が可能な粘着剤を使用する必要がある。
刷された情報を広告などの目的で一定期間被着体に貼付
し、表示材料として使用した後、新たな情報を印刷した
粘着シートと貼り替えるために再剥離する必要がある。
このため、この用途の粘着シートに使用される粘着剤
は、再剥離が可能な粘着剤を使用する必要がある。
【0005】印刷が十分に粘着シートに定着するために
は、支持体がインクの浸透を受けやすいインク受理能を
有するか、又は印刷面にインク受理能を有するインク受
理層の形成が有用である。
は、支持体がインクの浸透を受けやすいインク受理能を
有するか、又は印刷面にインク受理能を有するインク受
理層の形成が有用である。
【0006】しかし、支持体又はインク受理層へのイン
クの浸透が促進されると、支持体に隣り合って積層され
ている粘着剤層にまで、インク又は使用されている溶剤
の浸透がおこり、粘着剤層の粘着力を低下させてしま
う。粘着剤層が非常に強い粘着力を有する場合は、多少
のインクや溶剤の浸透では剥離が起こるほどの粘着力の
低下は起こりにくい。しかし、再剥離型粘着シートでは
再剥離が可能なように中程度の粘着力に設計するため、
上記のようなインク又は溶剤の粘着剤への浸透により、
接着力、保持力、ボールタック及び定荷重剥離等の諸物
性が変化し、設計時の接着特性が維持することが難しい
という問題があった。このため貼付中に被着体より粘着
シートが自然にめくれ上がったり、被着体との間に浮き
や間隙が発生する等の現象が起こり、ついには剥離落下
するに至るという危険性があった。また、貼付中は十分
な接着強度を有していても、剥離除去する際に、糊残り
等で被着体を汚染するという問題があった。
クの浸透が促進されると、支持体に隣り合って積層され
ている粘着剤層にまで、インク又は使用されている溶剤
の浸透がおこり、粘着剤層の粘着力を低下させてしま
う。粘着剤層が非常に強い粘着力を有する場合は、多少
のインクや溶剤の浸透では剥離が起こるほどの粘着力の
低下は起こりにくい。しかし、再剥離型粘着シートでは
再剥離が可能なように中程度の粘着力に設計するため、
上記のようなインク又は溶剤の粘着剤への浸透により、
接着力、保持力、ボールタック及び定荷重剥離等の諸物
性が変化し、設計時の接着特性が維持することが難しい
という問題があった。このため貼付中に被着体より粘着
シートが自然にめくれ上がったり、被着体との間に浮き
や間隙が発生する等の現象が起こり、ついには剥離落下
するに至るという危険性があった。また、貼付中は十分
な接着強度を有していても、剥離除去する際に、糊残り
等で被着体を汚染するという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このため、インクが良
好に印刷でき、印刷の前後で粘着物性の変化が少なく、
粘着シートの貼付期間中は十分な接着力を有し、かつ剥
離するときには被着体に対する糊残りの問題が起こらな
い印刷用再剥離シートが強く求められていた。
好に印刷でき、印刷の前後で粘着物性の変化が少なく、
粘着シートの貼付期間中は十分な接着力を有し、かつ剥
離するときには被着体に対する糊残りの問題が起こらな
い印刷用再剥離シートが強く求められていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討し
た結果、インク受理能を有する支持体と粘着剤層との間
にインクの浸透を防ぐバリア層を設けることにより、上
記課題を解決できることを見いだし、本発明に至った。
た結果、インク受理能を有する支持体と粘着剤層との間
にインクの浸透を防ぐバリア層を設けることにより、上
記課題を解決できることを見いだし、本発明に至った。
【0009】すなわち本発明は、粘着剤層とインク受理
能を有する支持体とを有する印刷用再剥離型粘着シート
であって、前記粘着剤層と前記支持体との間に、バリア
層を有することを特徴とする印刷用再剥離型粘着シート
を提供する。
能を有する支持体とを有する印刷用再剥離型粘着シート
であって、前記粘着剤層と前記支持体との間に、バリア
層を有することを特徴とする印刷用再剥離型粘着シート
を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の印刷用再剥離型粘着シー
トの一態様を図1に示す。すなわち、インク受理能を有
する支持体Aと粘着剤層Cとの間にバリア層Bを積層し
た粘着シートに離形層Dを貼り合わせて得られる印刷用
粘着シートEを一態様として挙げることができる。
トの一態様を図1に示す。すなわち、インク受理能を有
する支持体Aと粘着剤層Cとの間にバリア層Bを積層し
た粘着シートに離形層Dを貼り合わせて得られる印刷用
粘着シートEを一態様として挙げることができる。
【0011】バリア層を有する粘着シートとしては、日
本特開平11-011010号公報に水溶性溶剤を含む水性イン
クに対する受理層と支持体、若しくは支持体と粘着剤層
の間にバリア層を設けて、粘着剤層の樹脂がインキ受理
層に浸透し、画質を悪化させる事を防ぐ技術が記載され
ている。
本特開平11-011010号公報に水溶性溶剤を含む水性イン
クに対する受理層と支持体、若しくは支持体と粘着剤層
の間にバリア層を設けて、粘着剤層の樹脂がインキ受理
層に浸透し、画質を悪化させる事を防ぐ技術が記載され
ている。
【0012】しかし、本発明のように印刷の定着を向上
させる目的でインク受理能やインク浸透性を有する支持
体と粘着剤を有する再剥離用粘着シートにおいて、イン
クの粘着剤層への浸透による影響を粘着剤層に与えない
ために、支持体と粘着剤層の間にバリア層をおく例はな
かった。
させる目的でインク受理能やインク浸透性を有する支持
体と粘着剤を有する再剥離用粘着シートにおいて、イン
クの粘着剤層への浸透による影響を粘着剤層に与えない
ために、支持体と粘着剤層の間にバリア層をおく例はな
かった。
【0013】本発明は、一般に溶剤系インクと呼ばれて
いるインクの使用に対して効果的である。溶剤系インク
とは、溶剤中に着色剤として染料又は顔料が、溶解又は
分散しているインクである。
いるインクの使用に対して効果的である。溶剤系インク
とは、溶剤中に着色剤として染料又は顔料が、溶解又は
分散しているインクである。
【0014】使用されているインクの代表的な溶剤とし
ては、メチルエチルケトン、セルソルブアセテート、ブ
タノール、イソプロピルアルコール、トリエチレングリ
コール、トルエン、酢酸エチル等が挙げられる。
ては、メチルエチルケトン、セルソルブアセテート、ブ
タノール、イソプロピルアルコール、トリエチレングリ
コール、トルエン、酢酸エチル等が挙げられる。
【0015】本発明に使用するバリア層は、実質的に支
持体に浸透したインク又はインクに使用されている溶剤
等の浸透成分の粘着剤層への移行、またこれらの浸透成
分の移行によって促進される支持体層由来の液状成分が
粘着剤層へ移行することを遮断又は抑制する機能を有す
る。その機能をもつものであれば、材質や設置・塗布方
法は限定されるものではない。例えば、金属箔層、金属
蒸着、金属スパッタリング、熱可塑性樹脂フィルム及び
プライマー層から適宜選択することができる。
持体に浸透したインク又はインクに使用されている溶剤
等の浸透成分の粘着剤層への移行、またこれらの浸透成
分の移行によって促進される支持体層由来の液状成分が
粘着剤層へ移行することを遮断又は抑制する機能を有す
る。その機能をもつものであれば、材質や設置・塗布方
法は限定されるものではない。例えば、金属箔層、金属
蒸着、金属スパッタリング、熱可塑性樹脂フィルム及び
プライマー層から適宜選択することができる。
【0016】金属蒸着や金属箔を使用した場合は、静電
気が帯電しにくくなることから、インクジェットのイン
クが正確に着弾するため、印刷画像の再現性を向上させ
ることができるため好ましい。また、シートの送り精度
も向上できる。さらにより優れた遮断効果や隠蔽性、凹
凸面への追従性の観点からバリア層として金属箔を用い
ることが最も好ましい。
気が帯電しにくくなることから、インクジェットのイン
クが正確に着弾するため、印刷画像の再現性を向上させ
ることができるため好ましい。また、シートの送り精度
も向上できる。さらにより優れた遮断効果や隠蔽性、凹
凸面への追従性の観点からバリア層として金属箔を用い
ることが最も好ましい。
【0017】バリア層として使用される金属箔の材質は
特に限定されるものではないが、一般に市販されている
アルミニウム箔、銅箔、ステンレス箔から適宜選択でき
る。被着体の表面の凹凸への追従性や加工性と生産性、
経済性の観点からアルミニウム箔が特に好ましい。また
アルミニウム箔の厚さは6〜80μmが好ましく、より好ま
しくは9〜50μm、特に好ましくは12〜30μmである。厚
みが6μm未満ではドライラミネートやヒートシール用樹
脂の押し出しラミネート等により貼り合わせる際に強度
が弱く困難である。一方、100μmを越えると重くなり、
粘着シートの重量が重くなり、取り扱い性が悪くなるな
どの問題があるばかりでなく、粘着シートを貼付後に自
重で剥離しやすくなるなどの不都合が生じる。また、硬
すぎて凹凸追従性や加工性に劣るという不都合が生じ
る。
特に限定されるものではないが、一般に市販されている
アルミニウム箔、銅箔、ステンレス箔から適宜選択でき
る。被着体の表面の凹凸への追従性や加工性と生産性、
経済性の観点からアルミニウム箔が特に好ましい。また
アルミニウム箔の厚さは6〜80μmが好ましく、より好ま
しくは9〜50μm、特に好ましくは12〜30μmである。厚
みが6μm未満ではドライラミネートやヒートシール用樹
脂の押し出しラミネート等により貼り合わせる際に強度
が弱く困難である。一方、100μmを越えると重くなり、
粘着シートの重量が重くなり、取り扱い性が悪くなるな
どの問題があるばかりでなく、粘着シートを貼付後に自
重で剥離しやすくなるなどの不都合が生じる。また、硬
すぎて凹凸追従性や加工性に劣るという不都合が生じ
る。
【0018】また、金属箔と粘着剤層との密着性を向上
させる目的で金属箔層の粘着剤塗布面側にプライマー層
を設けたり、コロナ放電処理等を施してもよい。
させる目的で金属箔層の粘着剤塗布面側にプライマー層
を設けたり、コロナ放電処理等を施してもよい。
【0019】本発明の粘着シートに使用される支持体が
有するインク受理能は、支持体表面に印刷した場合に、
インクが支持体に浸透し、インクが垂れず定着する能力
を意味する。
有するインク受理能は、支持体表面に印刷した場合に、
インクが支持体に浸透し、インクが垂れず定着する能力
を意味する。
【0020】インクジェット方式では、低粘度の溶剤系
インクの微少液滴を飛翔させてシートの表面層に付着さ
せ、画像・文字などを印刷する。このために、インクジ
ェット印刷に対しては、ドットが重なった場合のにじみ
や流れ出しを防止する目的で、支持体はインクを吸収す
る性質(インク受理能)が重要である。
インクの微少液滴を飛翔させてシートの表面層に付着さ
せ、画像・文字などを印刷する。このために、インクジ
ェット印刷に対しては、ドットが重なった場合のにじみ
や流れ出しを防止する目的で、支持体はインクを吸収す
る性質(インク受理能)が重要である。
【0021】このような支持体としては、溶剤系インク
に可溶、または膨潤する合成樹脂や、可塑剤や多孔質な
添加剤が配合された合成樹脂などが挙げられ、コストや
耐候性などの点から可塑化された塩化ビニル樹脂フィル
ムやアクリル系樹脂フィルムが好適に用いられ、特に塩
化ビニル樹脂フィルム(PVC)が最も好適に用いられる。
に可溶、または膨潤する合成樹脂や、可塑剤や多孔質な
添加剤が配合された合成樹脂などが挙げられ、コストや
耐候性などの点から可塑化された塩化ビニル樹脂フィル
ムやアクリル系樹脂フィルムが好適に用いられ、特に塩
化ビニル樹脂フィルム(PVC)が最も好適に用いられる。
【0022】支持体の形成方法としては公知の方法を用
いることができ、特に限定されるものではないが、流延
法やカレンダー法、押し出し法、インフレーション法な
どにより予めフィルム状に製膜する方法から適宜選択す
ることできる。
いることができ、特に限定されるものではないが、流延
法やカレンダー法、押し出し法、インフレーション法な
どにより予めフィルム状に製膜する方法から適宜選択す
ることできる。
【0023】本発明の粘着シートに使用される支持体の
厚みは、好ましくは10〜1000μmであり、より好ましく
は25〜300μm、さらに好ましくは40〜200μmである。10
μmより薄い支持体では、インクの吸収性能が十分でな
く、1000μmより厚い支持体では、粘着シートの重量が
重くなり、取り扱い性が悪くなるなどの問題があるばか
りでなく、粘着シートを貼付後に自重で剥離しやすくな
るなどの不都合が生じる。
厚みは、好ましくは10〜1000μmであり、より好ましく
は25〜300μm、さらに好ましくは40〜200μmである。10
μmより薄い支持体では、インクの吸収性能が十分でな
く、1000μmより厚い支持体では、粘着シートの重量が
重くなり、取り扱い性が悪くなるなどの問題があるばか
りでなく、粘着シートを貼付後に自重で剥離しやすくな
るなどの不都合が生じる。
【0024】本発明の印刷用再剥離型粘着シートは、粘
着剤層と、インク受理能を有する支持体との間にバリア
層を有した粘着シートであるため、インクジェットイン
キやシルク印刷用インキ及びその他の移行成分が粘着層
に移行しないため、印刷前と比較して粘着物性が変化し
にくい。
着剤層と、インク受理能を有する支持体との間にバリア
層を有した粘着シートであるため、インクジェットイン
キやシルク印刷用インキ及びその他の移行成分が粘着層
に移行しないため、印刷前と比較して粘着物性が変化し
にくい。
【0025】このため貼付中に被着体より粘着シートが
(a)自然にめくれ上がったり、被着体との間に浮きや間
隙が発生する等の現象が起こりにくく、剥離落下するに
至るという危険性が少ない。貼付期間中も十分な接着強
度を有し、貼付期限後、剥離除去する場合も(b)糊残り
等で被着体を汚染するということが無くなった。
(a)自然にめくれ上がったり、被着体との間に浮きや間
隙が発生する等の現象が起こりにくく、剥離落下するに
至るという危険性が少ない。貼付期間中も十分な接着強
度を有し、貼付期限後、剥離除去する場合も(b)糊残り
等で被着体を汚染するということが無くなった。
【0026】さらにバリア層として金属箔を用いた場合
は、屋外使用時の経時耐候劣化等により支持体が脆化し
ていても、(c)再剥離時に支持体層が破断することなく
剥離工程が容易である。
は、屋外使用時の経時耐候劣化等により支持体が脆化し
ていても、(c)再剥離時に支持体層が破断することなく
剥離工程が容易である。
【0027】すなわち、溶剤系インクジェットプリンタ
ーで印刷した後でも粘着物性が印刷前と比較して変化し
にくい粘着フィルムを提供することができる。
ーで印刷した後でも粘着物性が印刷前と比較して変化し
にくい粘着フィルムを提供することができる。
【0028】上記支持体には、必要に応じて添加剤を添
加してもよい。このような添加剤としては、可塑剤、紫
外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、顔料、充填剤、多
孔質フィラー、難燃化剤等が挙げられる。
加してもよい。このような添加剤としては、可塑剤、紫
外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、顔料、充填剤、多
孔質フィラー、難燃化剤等が挙げられる。
【0029】また、上記支持体は着色されたものを用い
てもよく、一般に市販、使用される各色の顔料を適宜配
合しても差し支えない。特に印刷時の色再現を高める目
的から、酸化チタンなどの白色顔料を添加するなどによ
り白色に着色すること特に好ましい。
てもよく、一般に市販、使用される各色の顔料を適宜配
合しても差し支えない。特に印刷時の色再現を高める目
的から、酸化チタンなどの白色顔料を添加するなどによ
り白色に着色すること特に好ましい。
【0030】本発明で用いる粘着シートの支持体の表面
に、インク受理能を向上させるため、インク受理層を形
成しても良い。インク受理層の形成方法は特に限定され
ないが、流延法やカレンダー法、押し出しなどにより予
めフィルム状に製膜された受理層を用いる方法が適用で
きる。バリア層が金属箔のように強度を持つものであれ
ば、バリア層上に予め溶剤等に溶解または分散させたコ
ーティング剤を、ロールコーター、ナイフコーターなど
のコーターで塗布し、乾燥することで、インク受理能を
有する支持体を形成させても良い。
に、インク受理能を向上させるため、インク受理層を形
成しても良い。インク受理層の形成方法は特に限定され
ないが、流延法やカレンダー法、押し出しなどにより予
めフィルム状に製膜された受理層を用いる方法が適用で
きる。バリア層が金属箔のように強度を持つものであれ
ば、バリア層上に予め溶剤等に溶解または分散させたコ
ーティング剤を、ロールコーター、ナイフコーターなど
のコーターで塗布し、乾燥することで、インク受理能を
有する支持体を形成させても良い。
【0031】また、本発明に用いるバリア層を形成する
方法についても特に限定されるものではないが、上記支
持体がフィルム態様の強度を持つもので、かつバリア層
が支持体としての強度を持つものであれば、必要に応じ
て接着剤を使用し、ドライラミネート法、ウェットラミ
ネート法、ヒートシール法等、通常用いられる接着剤に
より貼り合わせる方法が例示でき、支持体の受理能に溶
剤の影響を与えない目的で、バリア層側に接着剤を塗布
するドライラミネート法やヒートシール法が特に好まし
く用いられる。
方法についても特に限定されるものではないが、上記支
持体がフィルム態様の強度を持つもので、かつバリア層
が支持体としての強度を持つものであれば、必要に応じ
て接着剤を使用し、ドライラミネート法、ウェットラミ
ネート法、ヒートシール法等、通常用いられる接着剤に
より貼り合わせる方法が例示でき、支持体の受理能に溶
剤の影響を与えない目的で、バリア層側に接着剤を塗布
するドライラミネート法やヒートシール法が特に好まし
く用いられる。
【0032】さらに、上記支持体がフィルム態様の強度
を持つものであれば、バリア層としてプライマー剤をグ
ラビアコーターなどによりコートする方法や、蒸着やス
パッタリングなどにより金属層を形成させる方法なども
用いることができる。
を持つものであれば、バリア層としてプライマー剤をグ
ラビアコーターなどによりコートする方法や、蒸着やス
パッタリングなどにより金属層を形成させる方法なども
用いることができる。
【0033】前記粘着剤層に使用される粘着剤は、再剥
離性を有する中粘着力の粘着剤であれば特に限定される
ものではない。その粘着力は、2〜15N/25mmであること
が好ましい。優れた再剥離性を付与するために粘着力
は、より好ましくは3〜12N/25mmであり、さらに好ましく
は4〜10N/25mmであり、最も好ましくは5〜8N/25mmであ
る。
離性を有する中粘着力の粘着剤であれば特に限定される
ものではない。その粘着力は、2〜15N/25mmであること
が好ましい。優れた再剥離性を付与するために粘着力
は、より好ましくは3〜12N/25mmであり、さらに好ましく
は4〜10N/25mmであり、最も好ましくは5〜8N/25mmであ
る。
【0034】粘着剤層の接着力が2N/25mm未満では支持
体とバリア層の厚みが300μmを越える場合、接着状態を
保持することが困難であり、15N/25mmを越えると剥離作
業が困難となり作業効率が悪くなり好ましくない。
体とバリア層の厚みが300μmを越える場合、接着状態を
保持することが困難であり、15N/25mmを越えると剥離作
業が困難となり作業効率が悪くなり好ましくない。
【0035】接着力の測定方法は実施例に記載されてい
る方法による。
る方法による。
【0036】また粘着剤層は下記のゲル分率測定方法に
よるゲル分率が50〜95%であることが好ましく、60〜95%
さらに好ましく、70〜95%であることが特に好ましい。
ゲル分率が50%未満では粘着剤層凝集破壊しやすくなり
被着体を汚染する危険性が高く、95%を越えると接着力
が下がり過ぎる。ゲル分率(%)の測定方法は、まず、厚
さ50μmのポリエステルフィルムを支持体として用意す
る。支持体の重さを精秤し、その重量をW1(g)とする。
次に粘着剤層を塗布後、十分に乾燥し架橋反応の終了し
た粘着剤付きの支持体を精秤し、その重量をW2(g)とす
る。この粘着剤付き支持体を、23℃の雰囲気下において
トルエンで24時間抽出した後、支持体ごと濾紙にて濾過
し、90℃で1時間乾燥する。冷却後、濾過残分の重量を
精秤してW3(g)を求め、次式にてゲル分率(%)を計算す
る。
よるゲル分率が50〜95%であることが好ましく、60〜95%
さらに好ましく、70〜95%であることが特に好ましい。
ゲル分率が50%未満では粘着剤層凝集破壊しやすくなり
被着体を汚染する危険性が高く、95%を越えると接着力
が下がり過ぎる。ゲル分率(%)の測定方法は、まず、厚
さ50μmのポリエステルフィルムを支持体として用意す
る。支持体の重さを精秤し、その重量をW1(g)とする。
次に粘着剤層を塗布後、十分に乾燥し架橋反応の終了し
た粘着剤付きの支持体を精秤し、その重量をW2(g)とす
る。この粘着剤付き支持体を、23℃の雰囲気下において
トルエンで24時間抽出した後、支持体ごと濾紙にて濾過
し、90℃で1時間乾燥する。冷却後、濾過残分の重量を
精秤してW3(g)を求め、次式にてゲル分率(%)を計算す
る。
【0037】
【式1】(W3−W1)/(W2−W1) ×100 (%)
本発明に使用する粘着剤の種類は特に限定されるもので
はないが、アクリル樹脂系、ウレタン樹脂系、ゴム系、
シリコン系の粘着剤等から適宜選択することができる。
接着力ならびにゲル分率のコントロールが容易で、耐候
性、再剥離性、経済性のバランスの観点からアクリル樹
脂系粘着剤が特に好適である。
はないが、アクリル樹脂系、ウレタン樹脂系、ゴム系、
シリコン系の粘着剤等から適宜選択することができる。
接着力ならびにゲル分率のコントロールが容易で、耐候
性、再剥離性、経済性のバランスの観点からアクリル樹
脂系粘着剤が特に好適である。
【0038】本発明で用いられる粘着剤層の塗布量は、
良好な接着力と再剥離性を両立させるために5〜55g/m2
が好ましい。より好ましくは10〜45g/m2であり、最も好
ましくは20〜40g/m2である。5g/m2未満では十分な接着
力を確保できず、55g/m2越えると凝集破壊を起こしやす
くなり、被着体を汚染したり、支持体の端部から粘着剤
がはみ出し端部周辺を汚染し易くなり好ましくない。
良好な接着力と再剥離性を両立させるために5〜55g/m2
が好ましい。より好ましくは10〜45g/m2であり、最も好
ましくは20〜40g/m2である。5g/m2未満では十分な接着
力を確保できず、55g/m2越えると凝集破壊を起こしやす
くなり、被着体を汚染したり、支持体の端部から粘着剤
がはみ出し端部周辺を汚染し易くなり好ましくない。
【0039】粘着剤の塗工方法としては例えば、グラビ
アロールコーター、ロールコーター、バーコーター、コ
ンマコーター、エアナイフコーター、ダイコーター等の
公知の方法で塗工することができる。
アロールコーター、ロールコーター、バーコーター、コ
ンマコーター、エアナイフコーター、ダイコーター等の
公知の方法で塗工することができる。
【0040】離形層は、印刷用再剥離シートの保管や印
刷時に粘着剤層を保護するために使用される。材質とし
ては特に限定されるものではなく通常一般的に市販され
ている剥離紙または剥離フィルムから適宜選択使用する
ことができる。剥離紙に使用される原紙の坪量は50〜16
0g/m2が好ましく、更に好ましくは70〜130g/m2、最も好
ましくは90〜110g/m2である。上質紙を原紙として用い
たものが好ましい。さらに両面ポリエチレンラミネート
を施し、その一方の面を離形処理しされたものが好まし
い。
刷時に粘着剤層を保護するために使用される。材質とし
ては特に限定されるものではなく通常一般的に市販され
ている剥離紙または剥離フィルムから適宜選択使用する
ことができる。剥離紙に使用される原紙の坪量は50〜16
0g/m2が好ましく、更に好ましくは70〜130g/m2、最も好
ましくは90〜110g/m2である。上質紙を原紙として用い
たものが好ましい。さらに両面ポリエチレンラミネート
を施し、その一方の面を離形処理しされたものが好まし
い。
【0041】剥離フィルムとしては、一般に市販されて
いる片面離形処理された25〜100μmのポリエステル、ポ
リプロピレン樹脂フィルムの中から適宜選択することが
できる。
いる片面離形処理された25〜100μmのポリエステル、ポ
リプロピレン樹脂フィルムの中から適宜選択することが
できる。
【0042】上記のように、本発明の印刷用粘着シート
は、インク受理能を有する支持体と粘着剤層との間にバ
リア層を積層した粘着シートであるため、インクジェッ
トインキやシルク印刷用インキ等の移行成分が粘着層に
移行しないため、印刷前と比較して粘着物性が変化する
ことがない。
は、インク受理能を有する支持体と粘着剤層との間にバ
リア層を積層した粘着シートであるため、インクジェッ
トインキやシルク印刷用インキ等の移行成分が粘着層に
移行しないため、印刷前と比較して粘着物性が変化する
ことがない。
【0043】すなわち、インクジェットプリンターで印
刷した後でも、粘着物性が印刷前と変化しにくい粘着フ
ィルムを提供することができる。
刷した後でも、粘着物性が印刷前と変化しにくい粘着フ
ィルムを提供することができる。
【0044】このため、貼付中に被着体より粘着シート
が、(a)自然にめくれ上がったり、被着体との間に浮き
や間隙が発生する現象が起こりにくく、剥離落下するに
至るという危険性も少ない。貼付使用期間中も必要十分
な接着強度を有し、貼付期限後に剥離除去する場合も、
(b)糊残り等で被着体を汚染するということも防ぐこと
ができる。さらにバリア層として金属箔を用いた場合
は、屋外使用時の経時耐候劣化等により支持体が脆化し
ても、バリア層である金属箔があるため(c)再剥離時に
支持体層が破断することなく剥離工程が容易である。
が、(a)自然にめくれ上がったり、被着体との間に浮き
や間隙が発生する現象が起こりにくく、剥離落下するに
至るという危険性も少ない。貼付使用期間中も必要十分
な接着強度を有し、貼付期限後に剥離除去する場合も、
(b)糊残り等で被着体を汚染するということも防ぐこと
ができる。さらにバリア層として金属箔を用いた場合
は、屋外使用時の経時耐候劣化等により支持体が脆化し
ても、バリア層である金属箔があるため(c)再剥離時に
支持体層が破断することなく剥離工程が容易である。
【0045】本発明の印刷用再剥離型粘着シートの最も
好ましい態様の一つとして、下記の印刷用再剥離型粘着
シートを挙げることができる。すなわち、紫外線吸収剤
が添加され、ポリエステル系の可塑剤を主として含有す
る厚さ100μmの白色軟質塩化ビニル樹脂フィルムとJIS
H 4160に規定されている記号A1N30H-0グレードの厚さ12
μmのアルミニウム箔の光沢面側とを2液溶剤型のポリエ
ステル系接着剤を用いてドライラミネートし、さらにア
ルミ箔面側に2液溶剤型のアクリル樹脂系中粘着力の粘
着剤を、塗工乾燥後の重量が28〜32g/m2になるように塗
工し、坪量100gの上質紙を原紙として用い両面ポリエチ
レンラミネート、片面シリコーン処理された剥離紙と貼
り合わせた印刷用再剥離型粘着シートである。
好ましい態様の一つとして、下記の印刷用再剥離型粘着
シートを挙げることができる。すなわち、紫外線吸収剤
が添加され、ポリエステル系の可塑剤を主として含有す
る厚さ100μmの白色軟質塩化ビニル樹脂フィルムとJIS
H 4160に規定されている記号A1N30H-0グレードの厚さ12
μmのアルミニウム箔の光沢面側とを2液溶剤型のポリエ
ステル系接着剤を用いてドライラミネートし、さらにア
ルミ箔面側に2液溶剤型のアクリル樹脂系中粘着力の粘
着剤を、塗工乾燥後の重量が28〜32g/m2になるように塗
工し、坪量100gの上質紙を原紙として用い両面ポリエチ
レンラミネート、片面シリコーン処理された剥離紙と貼
り合わせた印刷用再剥離型粘着シートである。
【0046】
【実施例】本発明の実施例を以下に詳細に述べるが、特
にこれに限定されるものではない。
にこれに限定されるものではない。
【0047】
【実施例1】昭和アルミニウム(株)社製アルミ箔グレー
ド名「1N30-O」 12μmに大日本インキ化学工業(株)社製接
着剤LX-901と硬化剤KW-75の9:1の重量比で混合し乾燥
後の重量が2〜3g/m2になるように塗布し80℃の乾燥機で
2分後乾燥後、オカモト(株)社製白色のPVCシート「KB65
0」厚さ100μmを貼り合わせて室温にて48時間養生して積
層シート1を得た。
ド名「1N30-O」 12μmに大日本インキ化学工業(株)社製接
着剤LX-901と硬化剤KW-75の9:1の重量比で混合し乾燥
後の重量が2〜3g/m2になるように塗布し80℃の乾燥機で
2分後乾燥後、オカモト(株)社製白色のPVCシート「KB65
0」厚さ100μmを貼り合わせて室温にて48時間養生して積
層シート1を得た。
【0048】次に王子製紙(株)製剥離紙セパレート「100
CVS」に、一方社油脂工業(株)社製粘着剤「AS-1107」100重
量部に対して一方社油脂工業社製硬化剤B-45を3.4重量
部添加後充分に撹拌混合後、乾燥後の重量が30〜34g/m2
になるように塗布し90℃の乾燥機で1分後乾燥後、積層
シート1を貼りあわせて印刷用再剥離型粘着シート1を得
た。
CVS」に、一方社油脂工業(株)社製粘着剤「AS-1107」100重
量部に対して一方社油脂工業社製硬化剤B-45を3.4重量
部添加後充分に撹拌混合後、乾燥後の重量が30〜34g/m2
になるように塗布し90℃の乾燥機で1分後乾燥後、積層
シート1を貼りあわせて印刷用再剥離型粘着シート1を得
た。
【0049】
【比較例1】積層シート1の代わりにオカモト(株)社製
白色のPVCシート「KB-650」厚さ100μmを用いたこと以外
は実施例1と同様にして印刷用再剥離型粘着シート2を得
た。
白色のPVCシート「KB-650」厚さ100μmを用いたこと以外
は実施例1と同様にして印刷用再剥離型粘着シート2を得
た。
【0050】
【比較例2】積層シート1の代わりにオカモト(株)社製
白色のPVCシート「KB-650」厚さ100μmを用いた。
白色のPVCシート「KB-650」厚さ100μmを用いた。
【0051】次に王子製紙(株)製剥離紙セパレート「100
CVS」に、一方社油脂工業(株)社製粘着剤「AS-1107」100重
量部に対して一方社油脂工業社製硬化剤B-45を0.1重量
部添加後充分に撹拌混合後乾燥後の重量が30〜34g/m2に
なるように塗布し90℃の乾燥機で1分後乾燥後、積層シ
ート1を貼りあわせて印刷用粘着シート3を得た。
CVS」に、一方社油脂工業(株)社製粘着剤「AS-1107」100重
量部に対して一方社油脂工業社製硬化剤B-45を0.1重量
部添加後充分に撹拌混合後乾燥後の重量が30〜34g/m2に
なるように塗布し90℃の乾燥機で1分後乾燥後、積層シ
ート1を貼りあわせて印刷用粘着シート3を得た。
【0052】
【表1】
印刷条件
武藤工業(株)社製インクジェットプリンター「ラミレスI
I」 PJ-1614NXにて、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ
ー)各100%インク吐出の重ね出力(300%)を行い、室温に
て1日自然乾燥させた。
I」 PJ-1614NXにて、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ
ー)各100%インク吐出の重ね出力(300%)を行い、室温に
て1日自然乾燥させた。
【0053】評価方法
1.接着力の測定
被着体にはSUS304を用いJIS Z 0237-2000の10.4.1「粘着
剤の180度引きはがし粘着力」の方法に従って測定した。
剤の180度引きはがし粘着力」の方法に従って測定した。
【0054】2.耐めくれ性評価
(耐熱試験後の耐めくれ性評価)各印刷条件で印刷した実
施例および比較例に記載の各サンプルとそれぞれの未印
刷の各サンプルを100×100mmの大きさに調製して、アル
ミニウム板および離形処理された厚さ100μmポリエステ
ルフィルムの離形処理面に貼付し、対角線上に80mmの長
さの切り込みを入れた後、室温にて1時間養生する。上
記サンプルを(耐熱試験条件)80℃の雰囲気下に1時間放
置し、切れ込みの部分のめくれ上がりの程度を目視観察
評価した。
施例および比較例に記載の各サンプルとそれぞれの未印
刷の各サンプルを100×100mmの大きさに調製して、アル
ミニウム板および離形処理された厚さ100μmポリエステ
ルフィルムの離形処理面に貼付し、対角線上に80mmの長
さの切り込みを入れた後、室温にて1時間養生する。上
記サンプルを(耐熱試験条件)80℃の雰囲気下に1時間放
置し、切れ込みの部分のめくれ上がりの程度を目視観察
評価した。
【0055】評価基準:
○:被着体からのめくれ、浮き、剥がれ無し
△:被着体からの一部めくれ、浮き、剥がれが有り。
×:被着体からのめくれ、浮き、剥がれ大
【0056】(促進耐候試験A法後の耐めくれ性)各印
刷条件で印刷した実施例および比較例に記載の各サンプ
ルとそれぞれの未印刷の各サンプルを50×50mmの大きさ
に調製してアルミニウム板に貼付し、対角線上に40mmの
長さの切り込みを入れる。室温で一日養生する。次に
(促進耐候試験A法条件)スガ試験機(株)社製促進耐候性
試験器サンシャインウェザオメーターにて、槽内温度42
℃、降雨有り12分/60分の条件にて200時間の促進耐候
性試験A法後のめくれ上がりの程度を目視観察した。
刷条件で印刷した実施例および比較例に記載の各サンプ
ルとそれぞれの未印刷の各サンプルを50×50mmの大きさ
に調製してアルミニウム板に貼付し、対角線上に40mmの
長さの切り込みを入れる。室温で一日養生する。次に
(促進耐候試験A法条件)スガ試験機(株)社製促進耐候性
試験器サンシャインウェザオメーターにて、槽内温度42
℃、降雨有り12分/60分の条件にて200時間の促進耐候
性試験A法後のめくれ上がりの程度を目視観察した。
【0057】評価基準:
○:被着体からのめくれ、浮き、剥がれ無し
△:被着体からの一部めくれ、浮き、剥がれが有り。
【0058】×:被着体からのめくれ、浮き、剥がれ大
3.再剥離性(耐被着体汚染性)
(耐熱耐湿試験後の再剥離性)各印刷条件で印刷した実
施例および比較例に記載の各サンプルとそれぞれの未印
刷の各サンプルを25×100mmの大きさに調製してSUS304
板に貼付し、室温にて1時間養生する。
施例および比較例に記載の各サンプルとそれぞれの未印
刷の各サンプルを25×100mmの大きさに調製してSUS304
板に貼付し、室温にて1時間養生する。
【0059】上記サンプルを(耐熱耐湿試験条件):40℃
相対湿度80%の雰囲気下に2週間放置し、手で高速で剥離
した時の糊被着体への粘着剤の糊残り状態を目視観察評
価した。
相対湿度80%の雰囲気下に2週間放置し、手で高速で剥離
した時の糊被着体への粘着剤の糊残り状態を目視観察評
価した。
【0060】評価基準:
○:剥離部分のほとんど粘着剤残留なし。
△:剥離部分の50%程度の粘着剤の残留あり。
×:剥離部分のほとんど粘着剤が残留している。
【0061】(促進耐候試験B法後の再剥離性)各印刷
条件で印刷した実施例および比較例に記載の各サンプル
とそれぞれの未印刷の各サンプルを25×100mmの大きさ
に調製してSUS304板に貼付し、室温にて1日養生する。
条件で印刷した実施例および比較例に記載の各サンプル
とそれぞれの未印刷の各サンプルを25×100mmの大きさ
に調製してSUS304板に貼付し、室温にて1日養生する。
【0062】次に(促進耐候試験B法条件)スガ試験機
(株)社製促進耐候性試験機サンシャインウェザオメータ
ーにて槽内温度42℃、降雨有り12分/60分条件にて2000
時間の促進耐候性試験B法後、手で高速で剥離した時の
糊被着体への粘着剤の糊残り状態を目視観察評価した。
(株)社製促進耐候性試験機サンシャインウェザオメータ
ーにて槽内温度42℃、降雨有り12分/60分条件にて2000
時間の促進耐候性試験B法後、手で高速で剥離した時の
糊被着体への粘着剤の糊残り状態を目視観察評価した。
【0063】評価基準:
○:剥離部分のほとんど粘着剤残留なし。
△:剥離部分の50%程度の粘着剤の残留あり。
×:剥離部分のほとんど粘着剤が残留している。
【0064】4.シート強度試験(促進耐候試験B法
後) 各印刷条件で印刷した実施例及び比較例に記載の各サン
プルを25×100mmの大きさに調製して清浄に調製したSUS
304に貼付した。
後) 各印刷条件で印刷した実施例及び比較例に記載の各サン
プルを25×100mmの大きさに調製して清浄に調製したSUS
304に貼付した。
【0065】次に(促進耐候試験条件)スガ試験機(株)社
製促進耐候性試験器サンシャインウェザオメーターに
て、槽内温度42℃、降雨有り12分/60分条件にて2000時
間の促進耐耐候性試験後に手で高速で剥離したときの粘
着シート強度を評価した。
製促進耐候性試験器サンシャインウェザオメーターに
て、槽内温度42℃、降雨有り12分/60分条件にて2000時
間の促進耐耐候性試験後に手で高速で剥離したときの粘
着シート強度を評価した。
【0066】評価基準:
○:剥離の際シートが破断することなく剥離できた。
×:剥離の際シートが破断し、剥離が困難であった。
【0067】また、促進耐候試験後の経時劣化等により
支持体が脆化した場合のシート強度テストにおいて、金
属箔付きの粘着シートは、再剥離時に支持体層が破断す
ることなく剥離工程が可能であった。
支持体が脆化した場合のシート強度テストにおいて、金
属箔付きの粘着シートは、再剥離時に支持体層が破断す
ることなく剥離工程が可能であった。
【0068】
【発明の効果】本発明の印刷用再剥離型粘着シートは、
粘着剤層と、インク受理能を有する支持体との間にバリ
ア層を有した粘着シートであるため、インクジェットイ
ンキやシルク印刷用インキ及びその他の移行成分が粘着
層に移行しないため、印刷前と比較して粘着物性が変化
しにくい。
粘着剤層と、インク受理能を有する支持体との間にバリ
ア層を有した粘着シートであるため、インクジェットイ
ンキやシルク印刷用インキ及びその他の移行成分が粘着
層に移行しないため、印刷前と比較して粘着物性が変化
しにくい。
【0069】このため貼付中に被着体より粘着シートが
(a)自然にめくれ上がったり、被着体との間に浮きや間
隙が発生する等の現象が起こりにくく、剥離落下するに
至るという危険性が少ない。貼付期間中も十分な接着強
度を有し、貼付期限後、剥離除去する場合も(b)糊残り
等で被着体を汚染するということが無くなった。
(a)自然にめくれ上がったり、被着体との間に浮きや間
隙が発生する等の現象が起こりにくく、剥離落下するに
至るという危険性が少ない。貼付期間中も十分な接着強
度を有し、貼付期限後、剥離除去する場合も(b)糊残り
等で被着体を汚染するということが無くなった。
【図1】 本発明の印刷用再剥離シートの一態様。
フロントページの続き
Fターム(参考) 4J004 AA05 AA10 AA11 AA14 AB01
CA03 CA05 CA08 DA02 DB02
4J040 CA001 DF001 EF001 EK031
JA09 JB09 LA07 MB03 NA22
PA23
Claims (4)
- 【請求項1】 粘着剤層とインク受理能を有する支持体
とを有する印刷用再剥離型粘着シートであって、前記粘
着剤層と前記支持体との間に、バリア層を有することを
特徴とする印刷用再剥離型粘着シート。 - 【請求項2】 請求項1記載のインクジェット印刷用再
剥離型粘着シート。 - 【請求項3】 前記バリア層が金属箔からなる請求項1
又は2記載の印刷用再剥離型粘着シート。 - 【請求項4】 前記支持体が塩化ビニル樹脂である請求
項1〜3のいずれかに記載の印刷用再剥離型粘着シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002128294A JP2003321657A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 印刷用再剥離型粘着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002128294A JP2003321657A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 印刷用再剥離型粘着シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003321657A true JP2003321657A (ja) | 2003-11-14 |
Family
ID=29542097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002128294A Pending JP2003321657A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 印刷用再剥離型粘着シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003321657A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006098744A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Kikusui Chemical Industries Co Ltd | 塗材見本板 |
| JP2008308527A (ja) * | 2007-06-12 | 2008-12-25 | Sekisui Chem Co Ltd | 印刷用再剥離性粘着シート |
| JP2009143978A (ja) * | 2007-12-11 | 2009-07-02 | Lintec Corp | 印刷用再剥離性粘着シート及びその製造方法 |
| JP2009179788A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-13 | Dainippon Printing Co Ltd | サインフィルム |
| WO2016076367A1 (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-19 | ニチバン株式会社 | ラベルライター用テープ |
| JP2017031791A (ja) * | 2015-07-28 | 2017-02-09 | 田島ルーフィング株式会社 | 階段用床材 |
| WO2023161871A1 (en) * | 2022-02-24 | 2023-08-31 | 3M Innovative Properties Company | Decorative film and method for producing same, ink-receiving film, and decorative film kit |
-
2002
- 2002-04-30 JP JP2002128294A patent/JP2003321657A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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