JP2003318369A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JP2003318369A JP2003318369A JP2002123861A JP2002123861A JP2003318369A JP 2003318369 A JP2003318369 A JP 2003318369A JP 2002123861 A JP2002123861 A JP 2002123861A JP 2002123861 A JP2002123861 A JP 2002123861A JP 2003318369 A JP2003318369 A JP 2003318369A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、FeRAM型若しくはMFMIS-FET
型の半導体装置において、下部電極を構成する貴金属結
晶粒子の粒内に金属酸化物結晶粒子を分散して析出させ
た下部電極とすることで、下部電極のヒロックの発生を
抑制することである。 【解決手段】 本発明に係る半導体装置は、FeRAM
型若しくはMFMIS-FET型の半導体装置において、下部電
極を構成する貴金属結晶粒子の粒内に金属酸化物結晶粒
子を分散して析出させたことを特徴とする。
型の半導体装置において、下部電極を構成する貴金属結
晶粒子の粒内に金属酸化物結晶粒子を分散して析出させ
た下部電極とすることで、下部電極のヒロックの発生を
抑制することである。 【解決手段】 本発明に係る半導体装置は、FeRAM
型若しくはMFMIS-FET型の半導体装置において、下部電
極を構成する貴金属結晶粒子の粒内に金属酸化物結晶粒
子を分散して析出させたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルキャパシタの
絶縁膜としてPZT等の酸化物強誘電体を使用するキャ
パシタを有する分極反転型不揮発性メモリ(FeRA
M)或いは半導体基板の上に順次、ゲート酸化膜、下部
電極、強誘電体層及び上部電極が積層された構造を有す
るMFMIS−FET等のトランジスタ型メモリ、に代表される
強誘電体メモリである半導体装置及びその製造方法に関
し、特にヒロック形成を抑止した半導体装置及びその製
造方法に関する。
絶縁膜としてPZT等の酸化物強誘電体を使用するキャ
パシタを有する分極反転型不揮発性メモリ(FeRA
M)或いは半導体基板の上に順次、ゲート酸化膜、下部
電極、強誘電体層及び上部電極が積層された構造を有す
るMFMIS−FET等のトランジスタ型メモリ、に代表される
強誘電体メモリである半導体装置及びその製造方法に関
し、特にヒロック形成を抑止した半導体装置及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体メモリの高密度化が進めら
れており、強誘電体薄膜を用いるものが注目を集めてい
る。例えばこのような半導体メモリとして、下から順に
半導体基板、ゲート酸化膜、下部電極、強誘電体層、上
部電極が積層された構造のMFMIS-FETがある。また、強
誘電体薄膜を用いたキャパシタを有するFeRAMは、下か
ら順に半導体基板、IrO2、RuO2、TiON、TaN等の酸化物
もしくは窒化物膜からなる下地膜、下部電極、強誘電体
層、上部電極が積層された構造を有する。
れており、強誘電体薄膜を用いるものが注目を集めてい
る。例えばこのような半導体メモリとして、下から順に
半導体基板、ゲート酸化膜、下部電極、強誘電体層、上
部電極が積層された構造のMFMIS-FETがある。また、強
誘電体薄膜を用いたキャパシタを有するFeRAMは、下か
ら順に半導体基板、IrO2、RuO2、TiON、TaN等の酸化物
もしくは窒化物膜からなる下地膜、下部電極、強誘電体
層、上部電極が積層された構造を有する。
【0003】現在、主に下部電極として使用されている
のは、純白金もしくは純イリジウムであり、スパッタリ
ング法で膜形成される。さらに、下部電極の上に、PZ
T、SRO、BSTなどの強誘電体薄膜を形成する。強
誘電体薄膜の形成法は主にゾルゲル法が用いられている
が、他にスパッタ法、CVD法などもある。ゾルゲル法の
場合、強誘電体層を形成した後に、高温酸素雰囲気、例
えば700℃で焼成を行い、強誘電体層の結晶化を行な
う。強誘電体層の焼成後、上部電極の成膜を行なう。上
部電極にも主として白金やイリジウムが使用されてい
る。
のは、純白金もしくは純イリジウムであり、スパッタリ
ング法で膜形成される。さらに、下部電極の上に、PZ
T、SRO、BSTなどの強誘電体薄膜を形成する。強
誘電体薄膜の形成法は主にゾルゲル法が用いられている
が、他にスパッタ法、CVD法などもある。ゾルゲル法の
場合、強誘電体層を形成した後に、高温酸素雰囲気、例
えば700℃で焼成を行い、強誘電体層の結晶化を行な
う。強誘電体層の焼成後、上部電極の成膜を行なう。上
部電極にも主として白金やイリジウムが使用されてい
る。
【0004】強誘電体層は酸化物であり、直接シリコン
基板上には成膜できない。なぜなら成膜中あるいは後工
程においてシリコン基板と強誘電体層との界面において
酸化還元反応が起こるおそれがあるためである。したが
って強誘電体層とシリコン基板との界面に下部電極と呼
ばれる、高温においても酸化しにくい材料を用いる必要
がある。
基板上には成膜できない。なぜなら成膜中あるいは後工
程においてシリコン基板と強誘電体層との界面において
酸化還元反応が起こるおそれがあるためである。したが
って強誘電体層とシリコン基板との界面に下部電極と呼
ばれる、高温においても酸化しにくい材料を用いる必要
がある。
【0005】また、PZTなどの強誘電体材料は結晶構
造によって誘電率が異なる為、下地膜の影響を大きく受
けることが知られている。したがって、下部電極は強誘
電体層の誘電特性を低下させないために、強誘電体の結
晶構造とマッチングの良い結晶構造を有した電極材料に
より形成される必要がある。
造によって誘電率が異なる為、下地膜の影響を大きく受
けることが知られている。したがって、下部電極は強誘
電体層の誘電特性を低下させないために、強誘電体の結
晶構造とマッチングの良い結晶構造を有した電極材料に
より形成される必要がある。
【0006】以上のような背景から下部電極材料とし
て、白金、イリジウム等の貴金属膜が用いられている。
て、白金、イリジウム等の貴金属膜が用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スパッタリン
グ法で形成された貴金属膜からなる下部電極は、結晶が
微細構造になっており、さらに内部応力が存在する。し
たがって、強誘電体層の焼成工程中に下部電極の内部応
力緩和が起き、また強誘電体薄膜の結晶化のための焼成
に伴って結晶粒の粗大化が起こる。このとき、下部電極
が強い応力を受けるため、下部電極にヒロックが発生
し、成長する。ヒロックは強誘電体層を突き抜け、上下
電極間をショートさせてしまう。
グ法で形成された貴金属膜からなる下部電極は、結晶が
微細構造になっており、さらに内部応力が存在する。し
たがって、強誘電体層の焼成工程中に下部電極の内部応
力緩和が起き、また強誘電体薄膜の結晶化のための焼成
に伴って結晶粒の粗大化が起こる。このとき、下部電極
が強い応力を受けるため、下部電極にヒロックが発生
し、成長する。ヒロックは強誘電体層を突き抜け、上下
電極間をショートさせてしまう。
【0008】ここでヒロックとは、導電性薄膜表面に局
所的に発生する微小突起であり、上下配線や隣接配線と
の短絡、上部配線の断線、導電性薄膜を覆う絶縁膜の破
壊及び剥離、後の工程における露光不良等、様々な不良
の原因となる。
所的に発生する微小突起であり、上下配線や隣接配線と
の短絡、上部配線の断線、導電性薄膜を覆う絶縁膜の破
壊及び剥離、後の工程における露光不良等、様々な不良
の原因となる。
【0009】また、白金やイリジウムは配向性が強いた
め、加熱しながらスパッタリングをして電極を形成する
と柱状結晶構造を有する金属粒子が成長し、金属粒子の
粒界が下地面に対して垂直方向につながった微構造を有
する下部電極が形成される。また、スパッタリングによ
り電極を形成した後、アニール処理を行なう場合におい
ても、柱状結晶構造を有する金属粒子が成長して、上記
と同様の微構造を有する電極が形成される。
め、加熱しながらスパッタリングをして電極を形成する
と柱状結晶構造を有する金属粒子が成長し、金属粒子の
粒界が下地面に対して垂直方向につながった微構造を有
する下部電極が形成される。また、スパッタリングによ
り電極を形成した後、アニール処理を行なう場合におい
ても、柱状結晶構造を有する金属粒子が成長して、上記
と同様の微構造を有する電極が形成される。
【0010】柱状結晶構造の金属結晶粒子が成長した下
部電極が形成されると、下部電極上に形成した強誘電体
薄膜の焼成工程中に、酸素を初めとする強誘電体を構成
する各原子が下部電極の金属粒子の粒界に沿って容易に
拡散を起こしてしまう。下部電極の金属結晶粒子が柱状
結晶構造をとり、下部電極内にて粒界を遮るものがない
ため、強誘電体を構成する各原子は下部電極内を最短距
離で拡散してしまうからである。この拡散現象によっ
て、強誘電体の構造欠陥、酸素欠陥さらには結晶性の悪
化が引き起こり、ヒステリシス特性の低下、分極反転可
能回数の減少などの膜劣化が生ずる。
部電極が形成されると、下部電極上に形成した強誘電体
薄膜の焼成工程中に、酸素を初めとする強誘電体を構成
する各原子が下部電極の金属粒子の粒界に沿って容易に
拡散を起こしてしまう。下部電極の金属結晶粒子が柱状
結晶構造をとり、下部電極内にて粒界を遮るものがない
ため、強誘電体を構成する各原子は下部電極内を最短距
離で拡散してしまうからである。この拡散現象によっ
て、強誘電体の構造欠陥、酸素欠陥さらには結晶性の悪
化が引き起こり、ヒステリシス特性の低下、分極反転可
能回数の減少などの膜劣化が生ずる。
【0011】さらに、強誘電体層の熱処理時に下部電極
の白金等の貴金属結晶粒子の粒界に沿って熱処理雰囲気
の酸素が拡散するのでTiN等のバリア層が容易に酸化
され、体積変化や膜ストレスによってバリア層と下部電
極との間に剥離が生じ、或いは下部電極のヒロックが発
生する。
の白金等の貴金属結晶粒子の粒界に沿って熱処理雰囲気
の酸素が拡散するのでTiN等のバリア層が容易に酸化
され、体積変化や膜ストレスによってバリア層と下部電
極との間に剥離が生じ、或いは下部電極のヒロックが発
生する。
【0012】本発明の目的は、キャパシタを備えたFe
RAM型の半導体装置において、下部電極を構成する貴
金属結晶粒子の粒内に金属酸化物結晶粒子を分散して析
出させた下部電極とすることで、下部電極のヒロックの
発生を抑制することである。また、強誘電体層の焼成工
程中において、貴金属結晶粒子の粒内の転位や元素の移
動を阻止し、貴金属結晶粒子の粗大化を抑制すること
で、下部電極の緻密性を保持することも目的とする。
RAM型の半導体装置において、下部電極を構成する貴
金属結晶粒子の粒内に金属酸化物結晶粒子を分散して析
出させた下部電極とすることで、下部電極のヒロックの
発生を抑制することである。また、強誘電体層の焼成工
程中において、貴金属結晶粒子の粒内の転位や元素の移
動を阻止し、貴金属結晶粒子の粗大化を抑制すること
で、下部電極の緻密性を保持することも目的とする。
【0013】また、本発明の目的は、MFMIS−FET型の半
導体装置においても、同様に下部電極のヒロックの発生
を抑制することである。さらに下部電極の緻密性を保持
することも目的とする。
導体装置においても、同様に下部電極のヒロックの発生
を抑制することである。さらに下部電極の緻密性を保持
することも目的とする。
【0014】本発明の目的は、さらに貴金属結晶粒子の
粒内及び粒界に金属酸化物結晶粒子が分散して析出させ
ることでヒロックの発生を抑制しつつ、貴金属結晶粒子
の粒界における強誘電体層を構成する各元素の拡散を阻
害させることである。
粒内及び粒界に金属酸化物結晶粒子が分散して析出させ
ることでヒロックの発生を抑制しつつ、貴金属結晶粒子
の粒界における強誘電体層を構成する各元素の拡散を阻
害させることである。
【0015】さらに本発明の目的は、下部電極を粒状結
晶構造の貴金属結晶粒子により形成することで、下部電
極の貴金属結晶粒子が柱状結晶構造を有する場合に問題
となった、強誘電体を構成する各原子が最短距離で下部
電極内を拡散してしまう現象を抑制することである。
晶構造の貴金属結晶粒子により形成することで、下部電
極の貴金属結晶粒子が柱状結晶構造を有する場合に問題
となった、強誘電体を構成する各原子が最短距離で下部
電極内を拡散してしまう現象を抑制することである。
【0016】本発明の目的は、貴金属結晶粒子の粒径を
0.5μm以下とすることで、緻密な貴金属結晶粒子に
より構成される下部電極とし、下部電極の緻密性の保持
することである。これにより、ヒロック発生の抑制につ
ながる。
0.5μm以下とすることで、緻密な貴金属結晶粒子に
より構成される下部電極とし、下部電極の緻密性の保持
することである。これにより、ヒロック発生の抑制につ
ながる。
【0017】本発明の目的は、金属酸化物結晶粒子の粒
径を0.3μm以下とすることで、ほとんどの貴金属結
晶粒子の粒内に微細な金属酸化物結晶粒子を多数分散さ
せ、その結果、貴金属結晶粒子の粗大化を抑制及び下部
電極の緻密性維持に基づく下部電極の安定性を向上させ
て、ヒロック発生をさらに抑制することである。
径を0.3μm以下とすることで、ほとんどの貴金属結
晶粒子の粒内に微細な金属酸化物結晶粒子を多数分散さ
せ、その結果、貴金属結晶粒子の粗大化を抑制及び下部
電極の緻密性維持に基づく下部電極の安定性を向上させ
て、ヒロック発生をさらに抑制することである。
【0018】また本発明の目的は、白金又はイリジウム
を電極母材とすることで、強誘電体の誘電特性を劣化さ
せず、また高温処理後においても安定した作動を示す半
導体装置を提供することである。
を電極母材とすることで、強誘電体の誘電特性を劣化さ
せず、また高温処理後においても安定した作動を示す半
導体装置を提供することである。
【0019】なお、本発明における金属酸化物とは、標
準電極電位がマイナスの為、酸素との反応性が高く、か
つ大気中での取り扱いが容易な金属の酸化物とする。こ
れらの金属酸化物を貴金属結晶粒子の粒内に分散させる
ことで、強誘電体層の形成前に、既に下地電極を安定さ
せることを目的とする。さらに、金属酸化物にかかる金
属を具体的に特定する。
準電極電位がマイナスの為、酸素との反応性が高く、か
つ大気中での取り扱いが容易な金属の酸化物とする。こ
れらの金属酸化物を貴金属結晶粒子の粒内に分散させる
ことで、強誘電体層の形成前に、既に下地電極を安定さ
せることを目的とする。さらに、金属酸化物にかかる金
属を具体的に特定する。
【0020】本発明の目的は、FeRAM型の半導体装
置或いはMFMIS−FET型の半導体装置の製造方法におい
て、下部電極のヒロック発生の抑制、下部電極の緻密性
保持並びに下部電極を構成する貴金属結晶粒子の粒界で
の強誘電体を構成する各元素の拡散防止を図った製造方
法を提供することである。さらに、金属酸化物に係る金
属を添加した貴金属合金ターゲット若しくは金属酸化物
を分散させた金属酸化物分散貴金属ターゲットを一体型
とすることで、現行設備からの代替が容易で、生産性を
向上させることを目的とする。
置或いはMFMIS−FET型の半導体装置の製造方法におい
て、下部電極のヒロック発生の抑制、下部電極の緻密性
保持並びに下部電極を構成する貴金属結晶粒子の粒界で
の強誘電体を構成する各元素の拡散防止を図った製造方
法を提供することである。さらに、金属酸化物に係る金
属を添加した貴金属合金ターゲット若しくは金属酸化物
を分散させた金属酸化物分散貴金属ターゲットを一体型
とすることで、現行設備からの代替が容易で、生産性を
向上させることを目的とする。
【0021】また、本発明の目的は、前記製造方法にお
いて、貴金属として白金又はイリジウムを使用すること
で、強誘電体の誘電特性を劣化させず、また高温処理後
においても安定した作動を示す半導体装置を製造するこ
とである。さらに、金属酸化物にかかる金属を具体的に
特定する。
いて、貴金属として白金又はイリジウムを使用すること
で、強誘電体の誘電特性を劣化させず、また高温処理後
においても安定した作動を示す半導体装置を製造するこ
とである。さらに、金属酸化物にかかる金属を具体的に
特定する。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記半導
体装置の下部電極において貴金属結晶粒子を金属酸化物
の分散により強化することで、上記の目的を達成するこ
とができることを見出し、本発明を完成させた。すなわ
ち本発明に係る半導体装置は、半導体基板を含む下地上
に順次、下部電極、強誘電体膜及び上部電極とを積層し
たキャパシタを備えたFeRAM型の半導体装置におい
て、前記下部電極は、該下部電極を構成する貴金属結晶
粒子の粒内に金属酸化物結晶粒子を分散して析出させた
ことを特徴とする。
体装置の下部電極において貴金属結晶粒子を金属酸化物
の分散により強化することで、上記の目的を達成するこ
とができることを見出し、本発明を完成させた。すなわ
ち本発明に係る半導体装置は、半導体基板を含む下地上
に順次、下部電極、強誘電体膜及び上部電極とを積層し
たキャパシタを備えたFeRAM型の半導体装置におい
て、前記下部電極は、該下部電極を構成する貴金属結晶
粒子の粒内に金属酸化物結晶粒子を分散して析出させた
ことを特徴とする。
【0023】また本発明に係る半導体装置は、半導体基
板の上に順次、絶縁バッファ層、下部電極、強誘電体層
及び上部電極が積層された構造を有するMFMIS−FET型の
半導体装置において、前記下部電極は、該下部電極を構
成する貴金属結晶粒子の粒内に金属酸化物結晶粒子を分
散して析出させたことを特徴とする。
板の上に順次、絶縁バッファ層、下部電極、強誘電体層
及び上部電極が積層された構造を有するMFMIS−FET型の
半導体装置において、前記下部電極は、該下部電極を構
成する貴金属結晶粒子の粒内に金属酸化物結晶粒子を分
散して析出させたことを特徴とする。
【0024】本発明に係る半導体装置では、前記貴金属
結晶粒子の粒内及び粒界に、前記金属酸化物結晶粒子を
分散して析出させることが好ましい。
結晶粒子の粒内及び粒界に、前記金属酸化物結晶粒子を
分散して析出させることが好ましい。
【0025】さらに本発明に係る半導体装置では、前記
下部電極は、粒状結晶構造の貴金属結晶粒子により形成
することが好ましい。
下部電極は、粒状結晶構造の貴金属結晶粒子により形成
することが好ましい。
【0026】本発明に係る半導体装置では、前記貴金属
結晶粒子の粒径は、0.5μm以下とすることが好まし
い。
結晶粒子の粒径は、0.5μm以下とすることが好まし
い。
【0027】また本発明に係る半導体装置では、前記金
属酸化物結晶粒子の粒径は、0.3μm以下とすること
が好ましい。
属酸化物結晶粒子の粒径は、0.3μm以下とすること
が好ましい。
【0028】本発明に係る半導体装置では、前記貴金属
は、白金又はイリジウムであることが好ましい。
は、白金又はイリジウムであることが好ましい。
【0029】また本発明に係る半導体装置では、前記金
属酸化物に係る金属は、反応性が高く酸素と反応を起こ
しやすく、金属酸化物になりやすい金属であることが好
ましい。
属酸化物に係る金属は、反応性が高く酸素と反応を起こ
しやすく、金属酸化物になりやすい金属であることが好
ましい。
【0030】ここで、前記金属酸化物に係る金属は、チ
タン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオ
ブ、タンタル、クロム、モリブデン、タングステン、ラ
ンタノイド属に係る金属、イットリウム、スカンジウ
ム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケルからなる金属群
の中から選ばれた金属であることが好ましい。
タン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオ
ブ、タンタル、クロム、モリブデン、タングステン、ラ
ンタノイド属に係る金属、イットリウム、スカンジウ
ム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケルからなる金属群
の中から選ばれた金属であることが好ましい。
【0031】本発明に係る半導体装置の製造方法は、F
eRAM型の半導体装置における下地層を形成するか或
いはMFMIS−FET型の半導体装置における絶縁バッファ層
を形成した後、反応性が高く酸素と反応を起こしやすい
金属を、母材となる貴金属中に0.05〜5at%の割
合で添加した貴金属合金ターゲットを下部電極形成材料
として、成膜温度400℃以下でスパッタリング法によ
り処理前下部電極を成膜し、続いて200〜500℃の
酸素を含む雰囲気下でアニールを行なうことで前記金属
を金属酸化物に酸化させて、前記貴金属結晶粒子の粒内
或いは粒内及び粒界に該金属酸化物を分散させた状態の
下部電極とした後、該下部電極の上に強誘電体層を形成
し、さらに該強誘電体層の上に上部電極を形成すること
を特徴とする。
eRAM型の半導体装置における下地層を形成するか或
いはMFMIS−FET型の半導体装置における絶縁バッファ層
を形成した後、反応性が高く酸素と反応を起こしやすい
金属を、母材となる貴金属中に0.05〜5at%の割
合で添加した貴金属合金ターゲットを下部電極形成材料
として、成膜温度400℃以下でスパッタリング法によ
り処理前下部電極を成膜し、続いて200〜500℃の
酸素を含む雰囲気下でアニールを行なうことで前記金属
を金属酸化物に酸化させて、前記貴金属結晶粒子の粒内
或いは粒内及び粒界に該金属酸化物を分散させた状態の
下部電極とした後、該下部電極の上に強誘電体層を形成
し、さらに該強誘電体層の上に上部電極を形成すること
を特徴とする。
【0032】さらに本発明に係る半導体装置の製造方法
は、FeRAM型の半導体装置における下地層を形成す
るか或いはMFMIS−FET型の半導体装置における絶縁バッ
ファ層を形成した後、反応性が高く酸素と反応を起こし
やすい金属の金属酸化物を、母材となる貴金属中に該金
属酸化物に係る金属の換算で0.05〜2at%の割合
で分散させた金属酸化物分散貴金属ターゲットを下部電
極形成材料として、成膜温度400℃以下でスパッタリ
ング法により処理前下部電極を成膜し、前記貴金属結晶
粒子の粒内或いは粒内及び粒界に該金属酸化物を分散さ
せた状態の下部電極とした後、該下部電極の上に強誘電
体層を形成し、さらに該強誘電体層の上に上部電極を形
成することを特徴とする。
は、FeRAM型の半導体装置における下地層を形成す
るか或いはMFMIS−FET型の半導体装置における絶縁バッ
ファ層を形成した後、反応性が高く酸素と反応を起こし
やすい金属の金属酸化物を、母材となる貴金属中に該金
属酸化物に係る金属の換算で0.05〜2at%の割合
で分散させた金属酸化物分散貴金属ターゲットを下部電
極形成材料として、成膜温度400℃以下でスパッタリ
ング法により処理前下部電極を成膜し、前記貴金属結晶
粒子の粒内或いは粒内及び粒界に該金属酸化物を分散さ
せた状態の下部電極とした後、該下部電極の上に強誘電
体層を形成し、さらに該強誘電体層の上に上部電極を形
成することを特徴とする。
【0033】また本発明に係る半導体装置の製造方法で
は、前記貴金属として、白金又はイリジウムを使用する
ことが好ましい。
は、前記貴金属として、白金又はイリジウムを使用する
ことが好ましい。
【0034】さらに本発明に係る半導体装置の製造方法
では、前記金属酸化物に係る金属は、チタン、ジルコニ
ウム、ハフニウム、バナジウム、ニオブ、タンタル、ク
ロム、モリブデン、タングステン、ランタノイド属に係
る金属、イットリウム、スカンジウム、マンガン、鉄、
コバルト、ニッケルからなる金属群の中から選ばれた金
属であることが好ましい。
では、前記金属酸化物に係る金属は、チタン、ジルコニ
ウム、ハフニウム、バナジウム、ニオブ、タンタル、ク
ロム、モリブデン、タングステン、ランタノイド属に係
る金属、イットリウム、スカンジウム、マンガン、鉄、
コバルト、ニッケルからなる金属群の中から選ばれた金
属であることが好ましい。
【0035】
【発明の実施の形態】以下本発明について、実施形態及
び実施例を示しながら本発明を詳細に説明するが、本発
明はこれらの記載に限定して解釈されない。
び実施例を示しながら本発明を詳細に説明するが、本発
明はこれらの記載に限定して解釈されない。
【0036】本発明は、強誘電体を上部電極と下部電極
で挟装した構造を備える半導体装置を対象とする。具体
的には、図1、図2に示すごとく、半導体基板1を含む
下地2上に順次、下部電極3、強誘電体膜4及び上部電
極5とを積層したキャパシタ6を備えたFeRAM型の
半導体装置100を挙げることができる。
で挟装した構造を備える半導体装置を対象とする。具体
的には、図1、図2に示すごとく、半導体基板1を含む
下地2上に順次、下部電極3、強誘電体膜4及び上部電
極5とを積層したキャパシタ6を備えたFeRAM型の
半導体装置100を挙げることができる。
【0037】また、図3に示すような、半導体基板11
の上に順次、絶縁バッファ層12、下部電極13、強誘
電体層14及び上部電極(ゲート電極)15が積層され
た構造を有するMFMIS−FET型の半導体装置200を挙げ
ることもできる。
の上に順次、絶縁バッファ層12、下部電極13、強誘
電体層14及び上部電極(ゲート電極)15が積層され
た構造を有するMFMIS−FET型の半導体装置200を挙げ
ることもできる。
【0038】これらの半導体装置は、一般に強誘電体メ
モリと称されるものであって、強誘電体を上部電極と下
部電極で挟装した構造がメモリの記憶部分となる。半導
体装置の構造は、上部電極、強誘電体層及び下部電極の
構成を有しつつ、それ以外の部分で種々の提案がなされ
ているが、本発明では下部電極3,13に特徴の一つが
あり、上部電極、強誘電体層及び下部電極の構成の構造
以外には制限を受けるものではない。
モリと称されるものであって、強誘電体を上部電極と下
部電極で挟装した構造がメモリの記憶部分となる。半導
体装置の構造は、上部電極、強誘電体層及び下部電極の
構成を有しつつ、それ以外の部分で種々の提案がなされ
ているが、本発明では下部電極3,13に特徴の一つが
あり、上部電極、強誘電体層及び下部電極の構成の構造
以外には制限を受けるものではない。
【0039】以下、半導体装置の下地、絶縁バッファ
層、下部電極、強誘電体層及び上部電極のそれぞれにつ
いて説明する。
層、下部電極、強誘電体層及び上部電極のそれぞれにつ
いて説明する。
【0040】図1及び図2において、FeRAM型の半
導体装置の半導体基板1に形成する下地2は、半導体基
板1と下部電極3との密着させるとともに、半導体基板
1と下部電極3の反応を防止するための密着層である。
密着層2としては、TiONX/Si、TiONX/SiO2/Si、TaN/S
i、Ta2O5/Si、TiO2/SiO2/Si、Ti/SiO2/Si、(ZrO2)1-x(Y
2O3)x/Si、STO/MgO/Si、Ta/SiO2/Si、SiO2/Si、RuO2/Si
O2/Si、CeO2/Si、CeO2/(ZrO2)1-x(Y2O3)x/Si、Ti/SiO2/
Siが例示できる。なお、/Siは基板側を意味する。
導体装置の半導体基板1に形成する下地2は、半導体基
板1と下部電極3との密着させるとともに、半導体基板
1と下部電極3の反応を防止するための密着層である。
密着層2としては、TiONX/Si、TiONX/SiO2/Si、TaN/S
i、Ta2O5/Si、TiO2/SiO2/Si、Ti/SiO2/Si、(ZrO2)1-x(Y
2O3)x/Si、STO/MgO/Si、Ta/SiO2/Si、SiO2/Si、RuO2/Si
O2/Si、CeO2/Si、CeO2/(ZrO2)1-x(Y2O3)x/Si、Ti/SiO2/
Siが例示できる。なお、/Siは基板側を意味する。
【0041】図3において、MFMIS−FET型の半導体装置
の半導体基板11上に形成する絶縁バッファ層12は、
SrTa2O6、SiON、Bi2SiO5、CeO2/(CeZr)O2、SrTiO3/(CeZ
r)O2、SiO2が例示できる。
の半導体基板11上に形成する絶縁バッファ層12は、
SrTa2O6、SiON、Bi2SiO5、CeO2/(CeZr)O2、SrTiO3/(CeZ
r)O2、SiO2が例示できる。
【0042】下部電極3、13は、下部電極を構成する
貴金属結晶粒子の粒内或いは粒内及び粒界に金属酸化物
結晶粒子を分散して析出させた構造とする。このときの
添加割合は、母材である貴金属に対して、金属酸化物に
かかる金属の換算で0.05〜5at%の割合で添加す
る。ここでいう貴金属は、金、銀、白金族元素であり、
特に白金又はイリジウムであることが好ましい。なお、
強誘電体層の結晶化工程のときに、下部電極を構成する
貴金属結晶粒子の粒内に金属酸化物結晶粒子を分散して
析出させた構造とするのではなく、強誘電体層の形成工
程に入る前にこの構造にしてしまうことが好ましい。
貴金属結晶粒子の粒内或いは粒内及び粒界に金属酸化物
結晶粒子を分散して析出させた構造とする。このときの
添加割合は、母材である貴金属に対して、金属酸化物に
かかる金属の換算で0.05〜5at%の割合で添加す
る。ここでいう貴金属は、金、銀、白金族元素であり、
特に白金又はイリジウムであることが好ましい。なお、
強誘電体層の結晶化工程のときに、下部電極を構成する
貴金属結晶粒子の粒内に金属酸化物結晶粒子を分散して
析出させた構造とするのではなく、強誘電体層の形成工
程に入る前にこの構造にしてしまうことが好ましい。
【0043】下部電極の厚さは、200〜400nmで
あることが好ましい。本発明により、ヒロック発生が抑
制できるため、従来よりも下部電極を薄くすることがで
きる。
あることが好ましい。本発明により、ヒロック発生が抑
制できるため、従来よりも下部電極を薄くすることがで
きる。
【0044】また本発明における金属酸化物に係る金属
は、標準電極電位がマイナスで、反応性が高く酸素と反
応を起こしやすい金属であり、かつ大気中での取り扱い
が容易な金属である。すなわち、下部電極の粒内で、還
元されず、金属酸化物の状態で安定となりうる金属であ
る。ここで、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナ
ジウム、ニオブ、タンタル、クロム、モリブデン、タン
グステン、ランタノイド属に係る金属、イットリウム、
スカンジウム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケルから
なる金属群の中から選ばれた金属であることが好まし
い。この中で、ジルコニウム又はニオブが特に好まし
い。また、これらの金属を2種類以上混合組み合わせて
も良い。この場合、母材貴金属中に2種類以上の金属酸
化物を分散させるか或いは1種類以上の複合酸化物を分
散させることとなる。
は、標準電極電位がマイナスで、反応性が高く酸素と反
応を起こしやすい金属であり、かつ大気中での取り扱い
が容易な金属である。すなわち、下部電極の粒内で、還
元されず、金属酸化物の状態で安定となりうる金属であ
る。ここで、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナ
ジウム、ニオブ、タンタル、クロム、モリブデン、タン
グステン、ランタノイド属に係る金属、イットリウム、
スカンジウム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケルから
なる金属群の中から選ばれた金属であることが好まし
い。この中で、ジルコニウム又はニオブが特に好まし
い。また、これらの金属を2種類以上混合組み合わせて
も良い。この場合、母材貴金属中に2種類以上の金属酸
化物を分散させるか或いは1種類以上の複合酸化物を分
散させることとなる。
【0045】ここで、貴金属として白金を選択した場合
には、金属酸化物に係る金属として、ジルコニウム又は
チタンを選択する組み合わせが好ましい。
には、金属酸化物に係る金属として、ジルコニウム又は
チタンを選択する組み合わせが好ましい。
【0046】一方、貴金属としてイリジウムを選択した
場合には、金属酸化物に係る金属として、ジルコニウム
又はタンタルを選択する組み合わせが好ましい。
場合には、金属酸化物に係る金属として、ジルコニウム
又はタンタルを選択する組み合わせが好ましい。
【0047】下部電極を構成する貴金属結晶粒子の粒内
に金属酸化物結晶粒子を分散して析出させた構造とする
ことで、下記の効果が期待できる。すなわち、(1)ヒロ
ックの発生が抑制され、FeRAMの微細化が容易になる、
(2)低温スパッタリング時の微細結晶構造が保たれるた
め、強誘電体構成元素の拡散を防止できる。
に金属酸化物結晶粒子を分散して析出させた構造とする
ことで、下記の効果が期待できる。すなわち、(1)ヒロ
ックの発生が抑制され、FeRAMの微細化が容易になる、
(2)低温スパッタリング時の微細結晶構造が保たれるた
め、強誘電体構成元素の拡散を防止できる。
【0048】本発明では、下部電極を構成する貴金属結
晶粒子の粒内に金属酸化物結晶粒子を分散して析出させ
た構造とすることにより、強誘電体膜の焼成工程中で
も、下部電極の貴金属結晶粒子の粒内に分散した金属酸
化物結晶粒子がピン止め効果を発揮し、転位や元素の移
動を妨げる。ここで金属酸化物結晶粒子が下部電極の貴
金属結晶粒子の粒内に分散すると、粒界に金属酸化物に
係る金属の結晶粒子が分散した場合と比較して、上記ピ
ン止め効果を強く発揮する。そのため、強誘電体層の焼
成工程やその後の高温処理工程を経ても、下部電極の緻
密性が保たれ、ヒロックの発生が抑制される。
晶粒子の粒内に金属酸化物結晶粒子を分散して析出させ
た構造とすることにより、強誘電体膜の焼成工程中で
も、下部電極の貴金属結晶粒子の粒内に分散した金属酸
化物結晶粒子がピン止め効果を発揮し、転位や元素の移
動を妨げる。ここで金属酸化物結晶粒子が下部電極の貴
金属結晶粒子の粒内に分散すると、粒界に金属酸化物に
係る金属の結晶粒子が分散した場合と比較して、上記ピ
ン止め効果を強く発揮する。そのため、強誘電体層の焼
成工程やその後の高温処理工程を経ても、下部電極の緻
密性が保たれ、ヒロックの発生が抑制される。
【0049】また、下部電極の緻密性が保持されること
は、強誘電体構成元素の拡散を防止する効果もある。特
に金属酸化物結晶粒子が分散されていることで、酸素の
拡散防止にも効果を発揮する。
は、強誘電体構成元素の拡散を防止する効果もある。特
に金属酸化物結晶粒子が分散されていることで、酸素の
拡散防止にも効果を発揮する。
【0050】下部電極の組成は上述のとおりであるが、
貴金属結晶粒子の粒内と粒界に、それぞれ金属酸化物結
晶粒子を分散して析出させることが好ましい。貴金属結
晶粒子の粒内に金属酸化物結晶粒子を分散させる効果は
上述のとおりであるが、貴金属結晶粒子の粒界にも金属
酸化物結晶粒子を分散させることにより、強誘電体膜の
構成元素の粒界での拡散を抑制する効果が相乗される。
貴金属結晶粒子の粒内と粒界に、それぞれ金属酸化物結
晶粒子を分散して析出させることが好ましい。貴金属結
晶粒子の粒内に金属酸化物結晶粒子を分散させる効果は
上述のとおりであるが、貴金属結晶粒子の粒界にも金属
酸化物結晶粒子を分散させることにより、強誘電体膜の
構成元素の粒界での拡散を抑制する効果が相乗される。
【0051】下部電極の緻密性を維持するために貴金属
結晶粒子の粒径は、0.5μm以下であることが好まし
い。
結晶粒子の粒径は、0.5μm以下であることが好まし
い。
【0052】この場合、貴金属結晶粒子は柱状結晶構造
と粒状結晶構造の混合となるか、粒状結晶構造のみで構
成される。さらに、貴金属結晶粒子の粒内に金属酸化物
結晶粒子を分散させることで、貴金属結晶粒子の粒内で
の拡散の抑制並びに転位移動の抑制がなされるため、貴
金属結晶粒子は粗大化が防止され、微小結晶粒子のまま
保持されることとなる。金属酸化物結晶粒子の粒径が
0.3μm以下、より好ましくは0.2μm以下、さら
に好ましくは0.1μm以下とすればこの効果をさらに
増強することができる。金属酸化物結晶粒子が貴金属結
晶粒子の大きさに近づくと、特定の貴金属結晶粒子にの
み金属酸化物結晶粒子が分散することとなり、貴金属結
晶粒子の粒内での拡散の抑制並びに転位移動の抑制を行
なう効果は半減する。金属酸化物結晶粒子の粒径が0.
3μm以下、より好ましくは0.2μm以下、さらに好
ましくは0.1μm以下とすれば、貴金属結晶の構造を
維持したまま、ほとんどの貴金属結晶粒子の粒内に多数
の金属酸化物結晶粒子が分散して、貴金属結晶粒子が柱
状結晶構造に成長せず、下部電極は粒状結晶構造の貴金
属結晶粒子により形成されることとなる。また、強いピ
ン止め効果が転移の移動を妨げるため、内部応力の回復
効果抑制と局所応力の発生を妨げるとともに、強誘電体
層の焼成において結晶粒子の粗大化に伴う応力発生によ
るヒロックの発生が抑制される。さらに、粒状結晶構造
の貴金属結晶粒子により形成することで、強誘電体の構
成元素は、下地や絶縁バッファ層まで最短距離で拡散す
ることはなく、拡散距離を延長することとなる。したが
って、粒界に金属酸化物結晶粒子を分散させたことと相
まって、下地電極内での拡散は抑制されることとなる。
と粒状結晶構造の混合となるか、粒状結晶構造のみで構
成される。さらに、貴金属結晶粒子の粒内に金属酸化物
結晶粒子を分散させることで、貴金属結晶粒子の粒内で
の拡散の抑制並びに転位移動の抑制がなされるため、貴
金属結晶粒子は粗大化が防止され、微小結晶粒子のまま
保持されることとなる。金属酸化物結晶粒子の粒径が
0.3μm以下、より好ましくは0.2μm以下、さら
に好ましくは0.1μm以下とすればこの効果をさらに
増強することができる。金属酸化物結晶粒子が貴金属結
晶粒子の大きさに近づくと、特定の貴金属結晶粒子にの
み金属酸化物結晶粒子が分散することとなり、貴金属結
晶粒子の粒内での拡散の抑制並びに転位移動の抑制を行
なう効果は半減する。金属酸化物結晶粒子の粒径が0.
3μm以下、より好ましくは0.2μm以下、さらに好
ましくは0.1μm以下とすれば、貴金属結晶の構造を
維持したまま、ほとんどの貴金属結晶粒子の粒内に多数
の金属酸化物結晶粒子が分散して、貴金属結晶粒子が柱
状結晶構造に成長せず、下部電極は粒状結晶構造の貴金
属結晶粒子により形成されることとなる。また、強いピ
ン止め効果が転移の移動を妨げるため、内部応力の回復
効果抑制と局所応力の発生を妨げるとともに、強誘電体
層の焼成において結晶粒子の粗大化に伴う応力発生によ
るヒロックの発生が抑制される。さらに、粒状結晶構造
の貴金属結晶粒子により形成することで、強誘電体の構
成元素は、下地や絶縁バッファ層まで最短距離で拡散す
ることはなく、拡散距離を延長することとなる。したが
って、粒界に金属酸化物結晶粒子を分散させたことと相
まって、下地電極内での拡散は抑制されることとなる。
【0053】強誘電体膜4、14は酸化物強誘電体であ
る。酸化物強誘電体としては、式ABO3(式中、A、
Bは金属元素、Oは酸素元素)で表わされるペロブスカ
イト型化合物、又は式(Bi2O2)2−(Am-1BmO
3m+1)2−で表わされるビスマス層状構造化合物である
ことが好ましい。ペロブスカイト型化合物としては、チ
タン酸ジルコン酸鉛(PZT)、チタン酸鉛,チタン酸
ストロンチウム,チタン酸バリウムなどが例示できる。
ビスマス層状構造化合物としては、SrBi2Nb
2O9、SrBi2Ta2O9(SBT)、BaBi2Nb
2O9、BaBi2Ta2O9、PbBi2Nb2O9、PbB
i2Ta2O9、Bi4Ti3O12、SrBi4Ti4O 15、
BaBi4Ti4O15、PbBi4Ti4O15、Na0.5B
i4.5Ti4O15、K0 .5Bi4.5Ti4O15、Sr2Bi4
Ti5O18、Ba2Bi4Ti5O18、Pb2Bi4Ti5O
18などが例示できる。強誘電体層の厚みは、300〜5
00nm程度であるが、本発明はこの厚みに制限を受け
ない。
る。酸化物強誘電体としては、式ABO3(式中、A、
Bは金属元素、Oは酸素元素)で表わされるペロブスカ
イト型化合物、又は式(Bi2O2)2−(Am-1BmO
3m+1)2−で表わされるビスマス層状構造化合物である
ことが好ましい。ペロブスカイト型化合物としては、チ
タン酸ジルコン酸鉛(PZT)、チタン酸鉛,チタン酸
ストロンチウム,チタン酸バリウムなどが例示できる。
ビスマス層状構造化合物としては、SrBi2Nb
2O9、SrBi2Ta2O9(SBT)、BaBi2Nb
2O9、BaBi2Ta2O9、PbBi2Nb2O9、PbB
i2Ta2O9、Bi4Ti3O12、SrBi4Ti4O 15、
BaBi4Ti4O15、PbBi4Ti4O15、Na0.5B
i4.5Ti4O15、K0 .5Bi4.5Ti4O15、Sr2Bi4
Ti5O18、Ba2Bi4Ti5O18、Pb2Bi4Ti5O
18などが例示できる。強誘電体層の厚みは、300〜5
00nm程度であるが、本発明はこの厚みに制限を受け
ない。
【0054】上部電極5、15の電極材料としては、白
金、イリジウム、ルテニウム等の貴金属類、又は二酸化
イリジウム、二酸化ルテニウム、三酸化レニウム、LS
CO(La0.5Sr0.5CoO3)等の導電性酸化
物が例示できる。本発明において、前記上部電極の電極
材料の他に、銀を主成分としてパラジウムを0.1〜
5.0重量%含有し、銅、珪素、クロム、チタン、ニッ
ケル、金、白金、アルミニウム、タンタル、コバルトの
うち少なくとも1種類を0.1〜5.0重量%含有してな
る銀合金を用いても良い。好ましくは、銀を主成分とし
てパラジウムを0.1〜5.0重量%含有し、銅、珪
素、クロム、チタン、ニッケル、金、白金、アルミニウ
ム、タンタル、コバルトのうち少なくとも1種類を合計
で0.1〜5.0重量%含有してなる銀合金を用いても
良い。上記組成の銀合金により上部電極を形成すること
で、その後の工程中で高温酸素雰囲気或いは高温水素雰
囲気に曝された場合でも、強誘電体層の誘電特性等の劣
化を低減させることができ、電極としても信頼性が高
い。上部電極の厚みは、300〜500nm程度である
が、本発明はこの厚みに制限を受けない。
金、イリジウム、ルテニウム等の貴金属類、又は二酸化
イリジウム、二酸化ルテニウム、三酸化レニウム、LS
CO(La0.5Sr0.5CoO3)等の導電性酸化
物が例示できる。本発明において、前記上部電極の電極
材料の他に、銀を主成分としてパラジウムを0.1〜
5.0重量%含有し、銅、珪素、クロム、チタン、ニッ
ケル、金、白金、アルミニウム、タンタル、コバルトの
うち少なくとも1種類を0.1〜5.0重量%含有してな
る銀合金を用いても良い。好ましくは、銀を主成分とし
てパラジウムを0.1〜5.0重量%含有し、銅、珪
素、クロム、チタン、ニッケル、金、白金、アルミニウ
ム、タンタル、コバルトのうち少なくとも1種類を合計
で0.1〜5.0重量%含有してなる銀合金を用いても
良い。上記組成の銀合金により上部電極を形成すること
で、その後の工程中で高温酸素雰囲気或いは高温水素雰
囲気に曝された場合でも、強誘電体層の誘電特性等の劣
化を低減させることができ、電極としても信頼性が高
い。上部電極の厚みは、300〜500nm程度である
が、本発明はこの厚みに制限を受けない。
【0055】次に本発明に係る半導体装置の製造方法に
ついて図1及び2を参照しながら説明する。キャパシタ
6を有するFeRAM型の半導体装置100において、
半導体基板1に形成するMOS電界効果トランジスタの
形成方法は公知公用の技術を用いることができる。
ついて図1及び2を参照しながら説明する。キャパシタ
6を有するFeRAM型の半導体装置100において、
半導体基板1に形成するMOS電界効果トランジスタの
形成方法は公知公用の技術を用いることができる。
【0056】次にキャパシタ6を形成する工程を説明す
る。MOS電界効果トランジスタを形成した半導体基板
1上に下地として密着層2を形成する。密着層は前述し
た構成とし、密着層の形成は、物理気相成長法(PV
D)、化学気相成長(CVD)法を用いる。これらの膜
形成方法の選択は、蒸着物質によって適宜選択する。
る。MOS電界効果トランジスタを形成した半導体基板
1上に下地として密着層2を形成する。密着層は前述し
た構成とし、密着層の形成は、物理気相成長法(PV
D)、化学気相成長(CVD)法を用いる。これらの膜
形成方法の選択は、蒸着物質によって適宜選択する。
【0057】次いで下部電極3を形成する。下部電極3
は、母材である貴金属に金属酸化物を0.05〜2at
%、好ましくは0.1〜0.4at%の割合で均一分散さ
せた、金属酸化物分散型貴金属一体型ターゲットをスパ
ッタリングすることにより成膜する。ここで、0.05
at%未満であると金属酸化物の添加効果が薄れ、2a
t%を超えると電極としての特性が低下する。ここで金
属酸化物とは、標準電極電位がマイナスで、反応性が高
く酸素と反応を起こしやすい金属の金属酸化物である。
チタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオ
ブ、タンタル、クロム、モリブデン、タングステン、ラ
ンタノイド属に係る金属、イットリウム、スカンジウ
ム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケルからなる金属群
の中から選ばれた金属の酸化物であることが好ましい。
貴金属は、金、銀及び白金族元素であり、特に白金又は
イリジウムであることが好ましい。
は、母材である貴金属に金属酸化物を0.05〜2at
%、好ましくは0.1〜0.4at%の割合で均一分散さ
せた、金属酸化物分散型貴金属一体型ターゲットをスパ
ッタリングすることにより成膜する。ここで、0.05
at%未満であると金属酸化物の添加効果が薄れ、2a
t%を超えると電極としての特性が低下する。ここで金
属酸化物とは、標準電極電位がマイナスで、反応性が高
く酸素と反応を起こしやすい金属の金属酸化物である。
チタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオ
ブ、タンタル、クロム、モリブデン、タングステン、ラ
ンタノイド属に係る金属、イットリウム、スカンジウ
ム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケルからなる金属群
の中から選ばれた金属の酸化物であることが好ましい。
貴金属は、金、銀及び白金族元素であり、特に白金又は
イリジウムであることが好ましい。
【0058】スパッタリングによる処理前下部電極の成
膜時には、成膜温度を400℃以下、好ましく25〜2
00℃でより低温とすることが好ましい。成膜雰囲気
は、アルゴン、もしくは、アルゴンに酸素を微量添加す
ることが好ましい。このような条件とすることで、この
段階で金属酸化物として安定化するため、貴金属結晶粒
子内の金属酸化物結晶粒子が、拡散して粒界近傍に集合
することを抑制できる。すなわち、このような貴金属結
晶粒子内の金属酸化物の存在により、貴金属結晶粒子の
柱状結晶成長が抑制される。したがって、その後の強誘
電体焼成工程におけるヒロック発生及び下部電極内での
拡散を抑制することができる。なお、本焼成前に200
〜500℃で低温酸素アニールを行ってもよい。
膜時には、成膜温度を400℃以下、好ましく25〜2
00℃でより低温とすることが好ましい。成膜雰囲気
は、アルゴン、もしくは、アルゴンに酸素を微量添加す
ることが好ましい。このような条件とすることで、この
段階で金属酸化物として安定化するため、貴金属結晶粒
子内の金属酸化物結晶粒子が、拡散して粒界近傍に集合
することを抑制できる。すなわち、このような貴金属結
晶粒子内の金属酸化物の存在により、貴金属結晶粒子の
柱状結晶成長が抑制される。したがって、その後の強誘
電体焼成工程におけるヒロック発生及び下部電極内での
拡散を抑制することができる。なお、本焼成前に200
〜500℃で低温酸素アニールを行ってもよい。
【0059】前記金属酸化物を分散させる代わりに、前
記金属酸化物にかかる金属を0.05〜5at%の割合
で母材である貴金属に添加した貴金属合金一体型ターゲ
ットをスパッタリングすることにより成膜しても良い。
好ましくは0.05〜2.0at%、さらに好ましくは
0.1〜0.4at%の割合で母材である貴金属に添加し
た貴金属合金一体型ターゲットをスパッタリングするこ
とにより成膜しても良い。ここで、0.05at%未満
であると金属酸化物の添加効果が薄れ、5at%を超え
ると電極としての特性が低下する。ここでの貴金属並び
に金属酸化物にかかる金属の種類は、金属酸化物分散型
貴金属一体型ターゲットの場合と同様である。
記金属酸化物にかかる金属を0.05〜5at%の割合
で母材である貴金属に添加した貴金属合金一体型ターゲ
ットをスパッタリングすることにより成膜しても良い。
好ましくは0.05〜2.0at%、さらに好ましくは
0.1〜0.4at%の割合で母材である貴金属に添加し
た貴金属合金一体型ターゲットをスパッタリングするこ
とにより成膜しても良い。ここで、0.05at%未満
であると金属酸化物の添加効果が薄れ、5at%を超え
ると電極としての特性が低下する。ここでの貴金属並び
に金属酸化物にかかる金属の種類は、金属酸化物分散型
貴金属一体型ターゲットの場合と同様である。
【0060】この場合、スパッタリングによる処理前下
部電極の成膜時には、成膜温度を400℃以下、好まし
く25〜200℃でより低温とすることが好ましい。成
膜雰囲気は、アルゴン、もしくは、アルゴンに酸素を微
量添加することが好ましい。続いて200〜500℃の
酸素を含む雰囲気下でアニールを行なうことで金属酸化
物の酸化状態を安定化させて、貴金属結晶粒子の粒内に
該金属酸化物を分散させた状態の下部電極とする。この
ような条件とすることで、この段階で金属酸化物として
安定化するため、貴金属結晶粒子内の金属酸化物結晶粒
子が、拡散して粒界近傍に集合することを抑制できる。
これらの処理が不充分で、例えば処理前下部電極が高温
でアニールされると、金属酸化物結晶粒子が貴金属結晶
粒子の粒内に留まらず、粒界に拡散してしまう。すると
本発明の効果が十分発揮されない。すなわち、このよう
な貴金属結晶粒子内の金属酸化物の存在及び低温アニー
ルにより、貴金属結晶粒子の柱状結晶成長が抑制され
る。したがって、その後の強誘電体焼成工程におけるヒ
ロック発生及び下部電極内での拡散を抑制することがで
きる。
部電極の成膜時には、成膜温度を400℃以下、好まし
く25〜200℃でより低温とすることが好ましい。成
膜雰囲気は、アルゴン、もしくは、アルゴンに酸素を微
量添加することが好ましい。続いて200〜500℃の
酸素を含む雰囲気下でアニールを行なうことで金属酸化
物の酸化状態を安定化させて、貴金属結晶粒子の粒内に
該金属酸化物を分散させた状態の下部電極とする。この
ような条件とすることで、この段階で金属酸化物として
安定化するため、貴金属結晶粒子内の金属酸化物結晶粒
子が、拡散して粒界近傍に集合することを抑制できる。
これらの処理が不充分で、例えば処理前下部電極が高温
でアニールされると、金属酸化物結晶粒子が貴金属結晶
粒子の粒内に留まらず、粒界に拡散してしまう。すると
本発明の効果が十分発揮されない。すなわち、このよう
な貴金属結晶粒子内の金属酸化物の存在及び低温アニー
ルにより、貴金属結晶粒子の柱状結晶成長が抑制され
る。したがって、その後の強誘電体焼成工程におけるヒ
ロック発生及び下部電極内での拡散を抑制することがで
きる。
【0061】本発明では、金属酸化物分散型貴金属一体
型ターゲット或いは貴金属合金一体型ターゲットを一体
型とすることにより、2つのターゲットを使用するコス
パッタ法や、モザイクターゲットの使用時と比べ、面内
分布の良い膜を得ることが可能である。さらに、現行の
白金ターゲットの代替として、生産ラインへの影響をほ
とんど与えず、材料のみ変更が可能であり、投資効果の
高い材料を供給することが可能である。
型ターゲット或いは貴金属合金一体型ターゲットを一体
型とすることにより、2つのターゲットを使用するコス
パッタ法や、モザイクターゲットの使用時と比べ、面内
分布の良い膜を得ることが可能である。さらに、現行の
白金ターゲットの代替として、生産ラインへの影響をほ
とんど与えず、材料のみ変更が可能であり、投資効果の
高い材料を供給することが可能である。
【0062】本発明では、ヒロック防止、下部電極内部
における拡散防止の効果をより強く発揮させるため、
処理前下部電極の成膜は400℃以下の低温で成膜を行
なう、本焼成前に、200〜500℃で低温酸素アニ
ールを行なう、という2工程を経ることが望ましい。現
在FeRAMに使用されている白金電極は、高温焼成を行な
うとヒロックが発生し、さらに結晶粒の粗大化により、
強誘電体膜の構成元素が拡散して、FeRAMの特性を劣化
させてしまう難点がある。そこで本発明では、貴金属中
に酸化し易い金属を添加し酸化物として分散させるか或
いは貴金属中に金属酸化物を添加し分散させた分散強化
型貴金属材料を半導体装置の下部電極として使用するこ
とを提案する。この発明により、ヒロックの発生防止、
結晶粒の粗大化防止などの効果が期待できる。
における拡散防止の効果をより強く発揮させるため、
処理前下部電極の成膜は400℃以下の低温で成膜を行
なう、本焼成前に、200〜500℃で低温酸素アニ
ールを行なう、という2工程を経ることが望ましい。現
在FeRAMに使用されている白金電極は、高温焼成を行な
うとヒロックが発生し、さらに結晶粒の粗大化により、
強誘電体膜の構成元素が拡散して、FeRAMの特性を劣化
させてしまう難点がある。そこで本発明では、貴金属中
に酸化し易い金属を添加し酸化物として分散させるか或
いは貴金属中に金属酸化物を添加し分散させた分散強化
型貴金属材料を半導体装置の下部電極として使用するこ
とを提案する。この発明により、ヒロックの発生防止、
結晶粒の粗大化防止などの効果が期待できる。
【0063】次いで、酸化物強誘電体からなる強誘電体
膜4を形成する。チタン酸ジルコン酸鉛、チタン酸鉛,
チタン酸ストロンチウム,チタン酸バリウム等のペロブ
スカイト型化合物、又はSrBi2Nb2O9、SrBi2
Ta2O9、BaBi2Nb2O 9等のビスマス層状構造化
合物の酸化物強誘電体を、PVD又はCVDの膜形成方
法、或いはゾルゲル法、液相析出(LPD)法等の液体
を利用した膜形成法を適宜選択する。
膜4を形成する。チタン酸ジルコン酸鉛、チタン酸鉛,
チタン酸ストロンチウム,チタン酸バリウム等のペロブ
スカイト型化合物、又はSrBi2Nb2O9、SrBi2
Ta2O9、BaBi2Nb2O 9等のビスマス層状構造化
合物の酸化物強誘電体を、PVD又はCVDの膜形成方
法、或いはゾルゲル法、液相析出(LPD)法等の液体
を利用した膜形成法を適宜選択する。
【0064】強誘電体膜4を形成した後、PVD法、す
なわち、抵抗加熱蒸着又は電子ビーム加熱蒸着等の真空
蒸着法、DCスパッタリング、高周波スパッタリング、
マグネトロンスパッタリング、ECRスパッタリング又
はイオンビームスパッタリング等の各種スパッタリング
法、高周波イオンプレーティング、活性化蒸着又はアー
クイオンプレーティング等の各種イオンプレーティング
法、分子線エピタキシー法、レーザアブレーション法、
イオン化クラスタビーム蒸着法、並びにイオンビーム蒸
着法などのPVD法により、好ましくはDCスパッタリ
ング法により、前述した上部電極材料を用いて上部電極
5を形成する。
なわち、抵抗加熱蒸着又は電子ビーム加熱蒸着等の真空
蒸着法、DCスパッタリング、高周波スパッタリング、
マグネトロンスパッタリング、ECRスパッタリング又
はイオンビームスパッタリング等の各種スパッタリング
法、高周波イオンプレーティング、活性化蒸着又はアー
クイオンプレーティング等の各種イオンプレーティング
法、分子線エピタキシー法、レーザアブレーション法、
イオン化クラスタビーム蒸着法、並びにイオンビーム蒸
着法などのPVD法により、好ましくはDCスパッタリ
ング法により、前述した上部電極材料を用いて上部電極
5を形成する。
【0065】上部電極5を形成した後、半導体装置の製
造プロセスにおける高温水素雰囲気及び高温酸化雰囲気
について、耐久性をより向上させるために、上部電極5
の保護層を設けても良い。保護層として窒化珪素(Si3N
4)膜を形成することが例示できる。
造プロセスにおける高温水素雰囲気及び高温酸化雰囲気
について、耐久性をより向上させるために、上部電極5
の保護層を設けても良い。保護層として窒化珪素(Si3N
4)膜を形成することが例示できる。
【0066】本発明に係るMOSトランジスタのゲート
絶縁膜を強誘電体薄膜に置き換えた強誘電体ゲートFE
T等の半導体装置200の製造方法について図3を参照
して説明する。まずSOI基板11を公知のSIMOX
法か貼り合せ法にて製造する。そしてソース、ドレイン
をイオン注入法等によって形成する。
絶縁膜を強誘電体薄膜に置き換えた強誘電体ゲートFE
T等の半導体装置200の製造方法について図3を参照
して説明する。まずSOI基板11を公知のSIMOX
法か貼り合せ法にて製造する。そしてソース、ドレイン
をイオン注入法等によって形成する。
【0067】次に、SOI基板11上に絶縁バッファ層
12を形成する。絶縁バッファ層12は、SrTa2O6、Si
ON、Bi2SiO5、CeO2/(CeZr)O2、SrTiO3/(CeZr)O2等を物
理気相成長法(PVD)、化学気相成長(CVD)法等
の成膜技術によって形成する。これらの膜形成方法の選
択は、使用材料によって適宜選択する。
12を形成する。絶縁バッファ層12は、SrTa2O6、Si
ON、Bi2SiO5、CeO2/(CeZr)O2、SrTiO3/(CeZr)O2等を物
理気相成長法(PVD)、化学気相成長(CVD)法等
の成膜技術によって形成する。これらの膜形成方法の選
択は、使用材料によって適宜選択する。
【0068】絶縁バッファ層12の上に下部電極13を
形成する。下部電極13の形成方法は、FeRAM型の
半導体装置で説明した方法と同様である。
形成する。下部電極13の形成方法は、FeRAM型の
半導体装置で説明した方法と同様である。
【0069】下部電極13の上に、強誘電体層(ゲート
絶縁膜層)14を形成する。強誘電体層14は、チタン
酸ジルコン酸鉛、チタン酸鉛,チタン酸ストロンチウ
ム,チタン酸バリウム等のペロブスカイト型化合物、又
はSrBi2Nb2O9、SrBi2Ta2O9、BaBi2
Nb2O9等のビスマス層状構造化合物の酸化物強誘電体
により構成し、PVD又はCVDの膜形成方法、或いは
ゾルゲル法、液相析出(LPD)法等の液体を利用した
膜形成法を適宜選択して形成する。
絶縁膜層)14を形成する。強誘電体層14は、チタン
酸ジルコン酸鉛、チタン酸鉛,チタン酸ストロンチウ
ム,チタン酸バリウム等のペロブスカイト型化合物、又
はSrBi2Nb2O9、SrBi2Ta2O9、BaBi2
Nb2O9等のビスマス層状構造化合物の酸化物強誘電体
により構成し、PVD又はCVDの膜形成方法、或いは
ゾルゲル法、液相析出(LPD)法等の液体を利用した
膜形成法を適宜選択して形成する。
【0070】次に強誘電体層14上に、PVD法、特に
DCスパッタリング法により、白金、イリジウム、ルテ
ニウム等の貴金属類、又は二酸化イリジウム、二酸化ル
テニウム、三酸化レニウム、LSCO(La0.5Sr
0.5CoO3)等の導電性酸化物、並びに所定組成の
銀合金からなる上部電極(ゲート電極)15を形成す
る。DCスパッタリング法の成膜物質としては、図1及
び図2のキャパシタを有する半導体装置を製造する場合
と同様である。
DCスパッタリング法により、白金、イリジウム、ルテ
ニウム等の貴金属類、又は二酸化イリジウム、二酸化ル
テニウム、三酸化レニウム、LSCO(La0.5Sr
0.5CoO3)等の導電性酸化物、並びに所定組成の
銀合金からなる上部電極(ゲート電極)15を形成す
る。DCスパッタリング法の成膜物質としては、図1及
び図2のキャパシタを有する半導体装置を製造する場合
と同様である。
【0071】上部電極15について、キャパシタを有す
る半導体装置を製造する場合と同様に、上部電極15の
保護層を設けても良い。保護層として窒化珪素(Si
3N4)膜を形成することが例示できる。
る半導体装置を製造する場合と同様に、上部電極15の
保護層を設けても良い。保護層として窒化珪素(Si
3N4)膜を形成することが例示できる。
【0072】
【実施例】下部電極を構成する貴金属結晶粒子の粒内に
金属酸化物結晶粒子を分散して析出させ、さらに下部電
極の上に強誘電体層を形成した場合において、ヒロック
の発生、下部電極内の拡散状態を検証するため、下記の
実施例を挙げて説明する。
金属酸化物結晶粒子を分散して析出させ、さらに下部電
極の上に強誘電体層を形成した場合において、ヒロック
の発生、下部電極内の拡散状態を検証するため、下記の
実施例を挙げて説明する。
【0073】[下部電極用スパッタリングターゲットの
作製]本発明で使用する下部電極用スパッタリングター
ゲットは、表1に示す所定の組成の貴金属、金属、金属
酸化物の各粉末を溶融法あるいは焼結法により混合・合
金化して円形の一体型ターゲットとして作製した。
作製]本発明で使用する下部電極用スパッタリングター
ゲットは、表1に示す所定の組成の貴金属、金属、金属
酸化物の各粉末を溶融法あるいは焼結法により混合・合
金化して円形の一体型ターゲットとして作製した。
【表1】
【0074】[下地を含む基板の作製]半導体基板は、φ
6インチのシリコン基板(Siウエハー)を使用した。
図4に示すように、シリコン基板20上に密着層26と
して、二酸化珪素層21を形成し、さらにその上に二酸
化チタン層22を形成する。二酸化珪素層21は、シリ
コン基板20の酸化反応により形成し、二酸化チタン層
22はDCスパッタリングに酸素を添加することにより
形成する。以下の各実施例では、この下地26を含む基
板を使用することとする。
6インチのシリコン基板(Siウエハー)を使用した。
図4に示すように、シリコン基板20上に密着層26と
して、二酸化珪素層21を形成し、さらにその上に二酸
化チタン層22を形成する。二酸化珪素層21は、シリ
コン基板20の酸化反応により形成し、二酸化チタン層
22はDCスパッタリングに酸素を添加することにより
形成する。以下の各実施例では、この下地26を含む基
板を使用することとする。
【0075】(実施例1)
[下部電極の成膜]表1に示したターゲット1をヘリコン
スパッタ装置(ULVAC、BC4341)に装着し、下地を含
む基板上に下部電極を成膜する。厚さは、200nmと
した。成膜時の雰囲気は、アルゴンとし、加熱を行なわ
ず、常温で成膜を行った。次に400℃の酸素雰囲気下
で30分間、アニールを行なった。
スパッタ装置(ULVAC、BC4341)に装着し、下地を含
む基板上に下部電極を成膜する。厚さは、200nmと
した。成膜時の雰囲気は、アルゴンとし、加熱を行なわ
ず、常温で成膜を行った。次に400℃の酸素雰囲気下
で30分間、アニールを行なった。
【0076】[ヒロック発生の評価]後述する強誘電体層
形成後にヒロック発生の有無を評価すると、微妙なヒロ
ック生成の確認が難しいため、下部電極を形成した後に
焼成を行なってヒロック発生の評価を行なった。下部電
極を形成した上記基板を700℃酸素雰囲気下にて、1
0分間焼成した。ヒロックの発生の有無は、走査型電子
顕微鏡観察を用いて確認した。下部電極の形成条件及び
ヒロック発生の有無を表2に示した。
形成後にヒロック発生の有無を評価すると、微妙なヒロ
ック生成の確認が難しいため、下部電極を形成した後に
焼成を行なってヒロック発生の評価を行なった。下部電
極を形成した上記基板を700℃酸素雰囲気下にて、1
0分間焼成した。ヒロックの発生の有無は、走査型電子
顕微鏡観察を用いて確認した。下部電極の形成条件及び
ヒロック発生の有無を表2に示した。
【0077】[強誘電体層の形成]ヒロックの発生評価を
行なっていない下部電極形成後の基板を別途用意し、使
用する。下部電極上に図5の成膜プロセスにしたがっ
て、図4に示したようにチタン酸ジルコン酸鉛(PZ
T)薄膜24を成膜する。PZT薄膜24は、ゾルゲル
法を用いて成膜した。ゾルゲル法の出発原料として、酢
酸鉛3水和物をメトキシエタノールで脱水、及び一部ア
ルコールに交換反応させたもの、ジルコニウムイソプロ
ポキシド、チタンイソプロポキシドを用いた。共通溶媒
として主にメトキシエタノールを用いた。これら出発原
料及び溶媒を撹拌、還流することで複合アルコキシド化
合物を合成する。さらにアルコキシド化合物の加水分解
速度を低減させるために錯体形成をするアセチルアセト
ン、又はエタノールアミンを加える。これをセラミック
薄膜形成のための前駆体溶液とした。前駆体溶液は、P
b/Zr/Tiの組成比が110/53/47であり、且つ
0.5mol/lの濃度となるように調整した。鉛の組成をや
や高くしたのは、焼結の際に鉛が揮発しやすいからであ
る。成膜は先の基板上に前記の前駆体溶液をスピンコー
ティングにより塗膜を形成する。ゾルコーティングは、
500rpmで10秒間行なった後、3000rpmで
40秒間行なう。そして、400℃3分間の条件で、塗
膜を乾燥させる。この工程を5回繰り返す。その後、酸
素雰囲気下において、700℃で10分間加熱焼結し
て、PZT薄膜となるように結晶化させる。上記の成膜
法により、膜厚390nmのPZT薄膜が得られる。P
ZTの結晶化は、X線回折により確認した。なお、ゾル
ゲルコーティングの乾燥温度は450℃としても良く、
PZT薄膜の結晶化をさせるための700℃での加熱時
間は15分間としても良い。所定膜厚の結晶化したPZ
T薄膜が得られれば良いのであって、本発明は上記のコ
ーティング条件に制限されるものではない。
行なっていない下部電極形成後の基板を別途用意し、使
用する。下部電極上に図5の成膜プロセスにしたがっ
て、図4に示したようにチタン酸ジルコン酸鉛(PZ
T)薄膜24を成膜する。PZT薄膜24は、ゾルゲル
法を用いて成膜した。ゾルゲル法の出発原料として、酢
酸鉛3水和物をメトキシエタノールで脱水、及び一部ア
ルコールに交換反応させたもの、ジルコニウムイソプロ
ポキシド、チタンイソプロポキシドを用いた。共通溶媒
として主にメトキシエタノールを用いた。これら出発原
料及び溶媒を撹拌、還流することで複合アルコキシド化
合物を合成する。さらにアルコキシド化合物の加水分解
速度を低減させるために錯体形成をするアセチルアセト
ン、又はエタノールアミンを加える。これをセラミック
薄膜形成のための前駆体溶液とした。前駆体溶液は、P
b/Zr/Tiの組成比が110/53/47であり、且つ
0.5mol/lの濃度となるように調整した。鉛の組成をや
や高くしたのは、焼結の際に鉛が揮発しやすいからであ
る。成膜は先の基板上に前記の前駆体溶液をスピンコー
ティングにより塗膜を形成する。ゾルコーティングは、
500rpmで10秒間行なった後、3000rpmで
40秒間行なう。そして、400℃3分間の条件で、塗
膜を乾燥させる。この工程を5回繰り返す。その後、酸
素雰囲気下において、700℃で10分間加熱焼結し
て、PZT薄膜となるように結晶化させる。上記の成膜
法により、膜厚390nmのPZT薄膜が得られる。P
ZTの結晶化は、X線回折により確認した。なお、ゾル
ゲルコーティングの乾燥温度は450℃としても良く、
PZT薄膜の結晶化をさせるための700℃での加熱時
間は15分間としても良い。所定膜厚の結晶化したPZ
T薄膜が得られれば良いのであって、本発明は上記のコ
ーティング条件に制限されるものではない。
【0078】強誘電体層の形成後、下部電極の微構造観
察及び下部電極内のPZT構成元素、すなわちTi、Z
r、Pb、Oの拡散の有無をRBSにより観察した。下部
電極は、柱状結晶構造ではなく、微細な粒状結晶構造で
あった。また、EPMAにより観察した結果、白金粒子内に
酸化ジルコニウム粒子が分散していた。粒界にも同様に
酸化ジルコニウム粒子が分散していた。さらに粒状結晶
構造のために粒界が直線状に伸びておらず、拡散経路が
伸びるとともに粒界内に分散した酸化ジルコニウムの存
在の相乗効果で、下部電極内での各元素の拡散がほとん
ど抑えらていた。ヒロックの発生も確認できなかった。
結果を表2にまとめた。
察及び下部電極内のPZT構成元素、すなわちTi、Z
r、Pb、Oの拡散の有無をRBSにより観察した。下部
電極は、柱状結晶構造ではなく、微細な粒状結晶構造で
あった。また、EPMAにより観察した結果、白金粒子内に
酸化ジルコニウム粒子が分散していた。粒界にも同様に
酸化ジルコニウム粒子が分散していた。さらに粒状結晶
構造のために粒界が直線状に伸びておらず、拡散経路が
伸びるとともに粒界内に分散した酸化ジルコニウムの存
在の相乗効果で、下部電極内での各元素の拡散がほとん
ど抑えらていた。ヒロックの発生も確認できなかった。
結果を表2にまとめた。
【0079】
【表2】
【0080】(実施例2)実施例1においてターゲット
1をターゲット2とした以外は同様の試験を行ない実施
例2とした。結果を表2に示す。実施例2では、強誘電
体層を形成する前に白金に分散させたジルコニウムの状
態を調べたところ、酸化ジルコニウムに酸化しており、
ターゲットは異なるものの、この段階で実施例1の状態
と揃うこととなる。
1をターゲット2とした以外は同様の試験を行ない実施
例2とした。結果を表2に示す。実施例2では、強誘電
体層を形成する前に白金に分散させたジルコニウムの状
態を調べたところ、酸化ジルコニウムに酸化しており、
ターゲットは異なるものの、この段階で実施例1の状態
と揃うこととなる。
【0081】(実施例3、4)貴金属を白金の代わりに
イリジウムとした場合の実施例を示す。実施例1におい
てターゲット1をターゲット3とした以外は同様の試験
を行ない実施例3とした。結果を表2に示す。同様に実
施例1においてターゲット1をターゲット4とした以外
は同様の試験を行ない実施例4とした。実施例4におい
ても、強誘電体層を形成する前にイリジウムに分散させ
たジルコニウムの状態を調べたところ、酸化ジルコニウ
ムに酸化しており、ターゲットは異なるものの、この段
階で実施例3の状態と揃うこととなる。
イリジウムとした場合の実施例を示す。実施例1におい
てターゲット1をターゲット3とした以外は同様の試験
を行ない実施例3とした。結果を表2に示す。同様に実
施例1においてターゲット1をターゲット4とした以外
は同様の試験を行ない実施例4とした。実施例4におい
ても、強誘電体層を形成する前にイリジウムに分散させ
たジルコニウムの状態を調べたところ、酸化ジルコニウ
ムに酸化しており、ターゲットは異なるものの、この段
階で実施例3の状態と揃うこととなる。
【0082】(比較例1)ターゲット5を用いて、白金
のみを下部電極の電極材料とした場合について検討す
る。比較のため、実施例1と同様の条件にて評価を行な
った。電極は柱状結晶構造であった。下部電極成膜後の
酸素雰囲気での焼成を行なうと、ヒロックが観察され
た。また、強誘電体層形成後、粗大化した白金結晶粒子
が観察された。白金結晶粒子内の各元素の拡散は、粗大
化した結晶による粒界形状と相まって、多かった。
のみを下部電極の電極材料とした場合について検討す
る。比較のため、実施例1と同様の条件にて評価を行な
った。電極は柱状結晶構造であった。下部電極成膜後の
酸素雰囲気での焼成を行なうと、ヒロックが観察され
た。また、強誘電体層形成後、粗大化した白金結晶粒子
が観察された。白金結晶粒子内の各元素の拡散は、粗大
化した結晶による粒界形状と相まって、多かった。
【0083】(比較例2)ターゲット6を用いて、イリ
ジウムのみを下部電極の電極材料とした場合について検
討する。比較のため、実施例1と同様の条件にて評価を
行なった。電極は柱状結晶構造であった。下部電極成膜
後の酸素雰囲気での焼成を行なうと、比較例1と同様に
ヒロックが観察された。また、強誘電体層形成後、粗大
化したイリジウム結晶粒子が観察された。イリジウム結
晶粒子内の各元素の拡散は、粗大化した結晶による粒界
形状と相まって、多かった。
ジウムのみを下部電極の電極材料とした場合について検
討する。比較のため、実施例1と同様の条件にて評価を
行なった。電極は柱状結晶構造であった。下部電極成膜
後の酸素雰囲気での焼成を行なうと、比較例1と同様に
ヒロックが観察された。また、強誘電体層形成後、粗大
化したイリジウム結晶粒子が観察された。イリジウム結
晶粒子内の各元素の拡散は、粗大化した結晶による粒界
形状と相まって、多かった。
【0084】比較例1,2においては、従来から指摘さ
れていた問題が生じたが、実施例1〜4では、これらの
問題が解決された。すなわち、ヒロック発生及び強誘電
体層を構成する元素の拡散を抑制することができた。こ
れによって、半導体装置において、ヒロック発生の抑制
により更なる微細化を図ることができ、また拡散防止に
より信頼性を向上させることが可能となった。
れていた問題が生じたが、実施例1〜4では、これらの
問題が解決された。すなわち、ヒロック発生及び強誘電
体層を構成する元素の拡散を抑制することができた。こ
れによって、半導体装置において、ヒロック発生の抑制
により更なる微細化を図ることができ、また拡散防止に
より信頼性を向上させることが可能となった。
【0085】上記実施例では、酸化ジルコニウムを白金
若しくはイリジウムに分散させた実施例を示したが、チ
タン、ハフニウム、バナジウム、ニオブ、タンタル、ク
ロム、モリブデン、タングステン、ランタノイド属に係
る金属、イットリウム、スカンジウム、マンガン、鉄、
コバルト、ニッケルに係る金属酸化物についても、同様
に電極の結晶粒子構造を制御し、ヒロックの発生を防止
する効果が確認された。
若しくはイリジウムに分散させた実施例を示したが、チ
タン、ハフニウム、バナジウム、ニオブ、タンタル、ク
ロム、モリブデン、タングステン、ランタノイド属に係
る金属、イットリウム、スカンジウム、マンガン、鉄、
コバルト、ニッケルに係る金属酸化物についても、同様
に電極の結晶粒子構造を制御し、ヒロックの発生を防止
する効果が確認された。
【0086】
【発明の効果】本発明により、Fe−RAM型並びにMF
MIS−FET型半導体装置において、ヒロック発生の抑制を
図ることができた。これにより、半導体装置の微細化・
集積化を図ることができる。また、下部電極の柱状構造
の成長を抑え、粒状構造としたので、拡散経路を増大させ
ることができた。これによって強誘電体膜の構成元素の
拡散を抑え、誘電特性の劣化等の膜劣化防止並びに信頼
性の向上を図ることができた。また、母材貴金属粒子内
のみならず、粒界においても金属酸化物結晶粒子を分散
させたので、拡散防止効果を向上させることができた。
さらに、貴金属結晶粒子の粒径を0.5μm以下とする
ことで、緻密な貴金属結晶粒子により構成される下部電
極とし、下部電極の緻密性を保持することができる。こ
れにより、ヒロック発生の抑制につながる。また、金属
酸化物結晶粒子の粒径を0.3μm以下とすることで、
ほとんどの貴金属結晶粒子の粒内に微細な金属酸化物結
晶粒子を多数分散させ、その結果、貴金属結晶粒子の粗
大化防止及び緻密性維持による下部電極の安定性を向上
させて、ヒロック発生をさらに抑制することができる。
このとき、金属酸化物が母材貴金属に分散することで、
強化されているため、下部電極の強度向上、耐熱性の向
上も図られる。
MIS−FET型半導体装置において、ヒロック発生の抑制を
図ることができた。これにより、半導体装置の微細化・
集積化を図ることができる。また、下部電極の柱状構造
の成長を抑え、粒状構造としたので、拡散経路を増大させ
ることができた。これによって強誘電体膜の構成元素の
拡散を抑え、誘電特性の劣化等の膜劣化防止並びに信頼
性の向上を図ることができた。また、母材貴金属粒子内
のみならず、粒界においても金属酸化物結晶粒子を分散
させたので、拡散防止効果を向上させることができた。
さらに、貴金属結晶粒子の粒径を0.5μm以下とする
ことで、緻密な貴金属結晶粒子により構成される下部電
極とし、下部電極の緻密性を保持することができる。こ
れにより、ヒロック発生の抑制につながる。また、金属
酸化物結晶粒子の粒径を0.3μm以下とすることで、
ほとんどの貴金属結晶粒子の粒内に微細な金属酸化物結
晶粒子を多数分散させ、その結果、貴金属結晶粒子の粗
大化防止及び緻密性維持による下部電極の安定性を向上
させて、ヒロック発生をさらに抑制することができる。
このとき、金属酸化物が母材貴金属に分散することで、
強化されているため、下部電極の強度向上、耐熱性の向
上も図られる。
【0087】本発明では、白金又はイリジウムを電極母
材とすることで、強誘電体の誘電特性を劣化させず、ま
た高温処理後においても安定した作動を示す半導体装置
を提供することができた。
材とすることで、強誘電体の誘電特性を劣化させず、ま
た高温処理後においても安定した作動を示す半導体装置
を提供することができた。
【0088】本発明では、標準電極電位がマイナスで、
反応性が高く酸素と反応を起こしやすく、かつ大気中で
の取り扱いが容易な金属を貴金属結晶粒子の粒内に分散
させることで、強誘電体層の形成前に下地電極を安定化
させることができた。
反応性が高く酸素と反応を起こしやすく、かつ大気中で
の取り扱いが容易な金属を貴金属結晶粒子の粒内に分散
させることで、強誘電体層の形成前に下地電極を安定化
させることができた。
【0089】さらに本発明により、FeRAM型の半導
体装置或いはMFMIS−FET型の半導体装置の製造方法にお
いて、下部電極のヒロック発生の抑制、下部電極の緻密
性保持並びに下部電極を構成する貴金属結晶粒子の粒界
での強誘電体を構成する各元素の拡散防止を図った製造
方法を提供することができた。さらに、金属酸化物に係
る金属を添加した貴金属合金ターゲット若しくは金属酸
化物分散貴金属ターゲットとして一体型したものをター
ゲットとして採用することで、現行設備からの代替が容
易で、生産性を向上させることが可能である。特に貴金
属として白金又はイリジウムを使用することで、強誘電
体の誘電特性を劣化させず、また高温処理後においても
安定した作動を示す半導体装置を製造することができ
る。
体装置或いはMFMIS−FET型の半導体装置の製造方法にお
いて、下部電極のヒロック発生の抑制、下部電極の緻密
性保持並びに下部電極を構成する貴金属結晶粒子の粒界
での強誘電体を構成する各元素の拡散防止を図った製造
方法を提供することができた。さらに、金属酸化物に係
る金属を添加した貴金属合金ターゲット若しくは金属酸
化物分散貴金属ターゲットとして一体型したものをター
ゲットとして採用することで、現行設備からの代替が容
易で、生産性を向上させることが可能である。特に貴金
属として白金又はイリジウムを使用することで、強誘電
体の誘電特性を劣化させず、また高温処理後においても
安定した作動を示す半導体装置を製造することができ
る。
【図1】本発明に係る半導体基板上に形成された下部電
極、強誘電体膜及び上部電極からなるキャパシタを有す
る半導体装置の一形態を示す概略図である。
極、強誘電体膜及び上部電極からなるキャパシタを有す
る半導体装置の一形態を示す概略図である。
【図2】図1におけるキャパシタ構造の一形態を示す概
略図である。
略図である。
【図3】本発明に係る、半導体基板の上に順次、絶縁バ
ッファ層、下部電極、強誘電体層及び上部電極が積層さ
れた構造を有するMFMIS−FET型の半導体装置の一形態を
示す概略図である。
ッファ層、下部電極、強誘電体層及び上部電極が積層さ
れた構造を有するMFMIS−FET型の半導体装置の一形態を
示す概略図である。
【図4】本発明に係る半導体装置のキャパシタ構造の一
形態を示す図であって、シリコン基板上に密着層を形成
した場合を示す図である。
形態を示す図であって、シリコン基板上に密着層を形成
した場合を示す図である。
【図5】本発明におけるチタン酸ジルコン酸鉛(PZ
T)薄膜の成膜プロセスを示す図である。
T)薄膜の成膜プロセスを示す図である。
1,11,半導体基板
2,26,下地(密着層)
3,13,下部電極
4,14,強誘電体膜
5,上部電極
6,キャパシタ
12,絶縁バッファ層
15,上部電極(ゲート電極)
20,シリコン基板
21,二酸化珪素層
22,Ti層
24,PZT薄膜
100,FeRAM型の半導体装置
200,MFMIS−FET型の半導体装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5F083 FR02 FR07 GA25 HA02 JA05
JA12 JA13 JA14 JA15 JA17
JA38 JA43 JA56 PR22 PR23
PR33
5F101 BA62 BD02 BH01 BH16
Claims (12)
- 【請求項1】半導体基板を含む下地上に順次、下部電
極、強誘電体膜及び上部電極とを積層したキャパシタを
備えたFeRAM型の半導体装置において、前記下部電
極は、該下部電極を構成する貴金属結晶粒子の粒内に金
属酸化物結晶粒子を分散して析出させたことを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項2】半導体基板の上に順次、絶縁バッファ層、
下部電極、強誘電体層及び上部電極が積層された構造を
有するMFMIS−FET型の半導体装置において、前記下部電
極は、該下部電極を構成する貴金属結晶粒子の粒内に金
属酸化物結晶粒子を分散して析出させたことを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項3】前記貴金属結晶粒子の粒内及び粒界に、前
記金属酸化物結晶粒子を分散して析出させたことを特徴
とする請求項1又は2記載の半導体装置。 - 【請求項4】前記下部電極は、粒状結晶構造の貴金属結
晶粒子により形成したことを特徴とする請求項1、2又
は3記載の半導体装置。 - 【請求項5】前記貴金属結晶粒子の粒径は、0.5μm
以下としたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記
載の半導体装置。 - 【請求項6】前記金属酸化物結晶粒子の粒径は、0.3
μm以下としたことを特徴とする請求項1、2、3、4
又は5記載の半導体装置。 - 【請求項7】前記貴金属は、白金又はイリジウムである
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載
の半導体装置。 - 【請求項8】前記金属酸化物に係る金属は、チタン、ジ
ルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオブ、タンタ
ル、クロム、モリブデン、タングステン、ランタノイド
属に係る金属、イットリウム、スカンジウム、マンガ
ン、鉄、コバルト、ニッケルからなる金属群の中から選
ばれた金属であることを特徴とする請求項1、2、3、
4、5、6又は7記載の半導体装置。 - 【請求項9】FeRAM型の半導体装置における下地層
を形成するか或いはMFMIS−FET型の半導体装置における
絶縁バッファ層を形成した後、反応性が高く酸素と反応
を起こしやすい金属を、母材となる貴金属中に0.05
〜5at%の割合で添加した貴金属合金ターゲットを下
部電極形成材料として、成膜温度400℃以下でスパッ
タリング法により処理前下部電極を成膜し、続いて20
0〜500℃の酸素を含む雰囲気下でアニールを行なう
ことで前記金属を金属酸化物に酸化させて、前記貴金属
結晶粒子の粒内或いは粒内及び粒界に該金属酸化物を分
散させた状態の下部電極とした後、該下部電極の上に強
誘電体層を形成し、さらに該強誘電体層の上に上部電極
を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項10】FeRAM型の半導体装置における下地
層を形成するか或いはMFMIS−FET型の半導体装置におけ
る絶縁バッファ層を形成した後、反応性が高く酸素と反
応を起こしやすい金属の金属酸化物を、母材となる貴金
属中に該金属酸化物に係る金属の換算で0.05〜2a
t%の割合で分散させた金属酸化物分散貴金属ターゲッ
トを下部電極形成材料として、成膜温度400℃以下で
スパッタリング法により処理前下部電極を成膜し、前記
貴金属結晶粒子の粒内或いは粒内及び粒界に該金属酸化
物を分散させた状態の下部電極とした後、該下部電極の
上に強誘電体層を形成し、さらに該強誘電体層の上に上
部電極を形成することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項11】前記貴金属として、白金又はイリジウム
を使用することを特徴とする請求項9又は10記載の半
導体装置の製造方法。 - 【請求項12】前記金属酸化物に係る金属は、チタン、
ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオブ、タン
タル、クロム、モリブデン、タングステン、ランタノイ
ド属に係る金属、イットリウム、スカンジウム、マンガ
ン、鉄、コバルト、ニッケルからなる金属群の中から選
ばれた金属であることを特徴とする請求項9、10又は
11記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002123861A JP2003318369A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002123861A JP2003318369A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003318369A true JP2003318369A (ja) | 2003-11-07 |
Family
ID=29539031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002123861A Pending JP2003318369A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003318369A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008243744A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Univ Of Tokyo | 金属薄膜、金属薄膜の形成方法、及びその金属薄膜を用いた固体酸化物形燃料電池、水素ポンプ、メンブレンリアクター、水素精製装置及び固体酸化物形水蒸気電解装置。 |
| JP2009300297A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Hitachi Ltd | 電極、ガスセンサおよびその製造方法 |
| JP2012043858A (ja) * | 2010-08-16 | 2012-03-01 | Mitsubishi Materials Corp | 薄膜キャパシタの製造方法及び該方法により得られた薄膜キャパシタ |
| WO2017090559A1 (ja) * | 2015-11-25 | 2017-06-01 | 東レ株式会社 | 強誘電体記憶素子、その製造方法、ならびにそれを用いたメモリセルおよびそれを用いた無線通信装置 |
-
2002
- 2002-04-25 JP JP2002123861A patent/JP2003318369A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPWO2017090559A1 (ja) * | 2015-11-25 | 2018-09-06 | 東レ株式会社 | 強誘電体記憶素子、その製造方法、ならびにそれを用いたメモリセルおよびそれを用いた無線通信装置 |
| US10611868B2 (en) | 2015-11-25 | 2020-04-07 | Toray Industries, Inc. | Ferroelectric memory element, method for producing same, memory cell using ferroelectric memory element, and radio communication device using ferroelectric memory element |
| TWI699830B (zh) * | 2015-11-25 | 2020-07-21 | 日商東麗股份有限公司 | 強介電體記憶元件、其製造方法、記憶胞及無線通信裝置 |
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