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JP2003311595A - メガネ用レンズの研磨方法および該研磨方法で用いられる粘着シート - Google Patents

メガネ用レンズの研磨方法および該研磨方法で用いられる粘着シート

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Publication number
JP2003311595A
JP2003311595A JP2002128738A JP2002128738A JP2003311595A JP 2003311595 A JP2003311595 A JP 2003311595A JP 2002128738 A JP2002128738 A JP 2002128738A JP 2002128738 A JP2002128738 A JP 2002128738A JP 2003311595 A JP2003311595 A JP 2003311595A
Authority
JP
Japan
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adhesive sheet
lens
fixing
polishing
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Application number
JP2002128738A
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English (en)
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JP4046546B2 (ja
Inventor
Masanori Uesugi
正紀 上杉
Seishiro Matsuzaki
征四郎 松崎
Mitsuo Kuramoto
盈夫 倉本
Yasuo Itami
康雄 伊丹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd, Nitto Denko Corp filed Critical Daikin Industries Ltd
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Priority to AU2003234768A priority patent/AU2003234768A1/en
Priority to TW92110201A priority patent/TW200406479A/zh
Priority to PCT/JP2003/005504 priority patent/WO2003092957A1/ja
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
    • B24B9/02Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
    • B24B9/06Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
    • B24B9/08Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass
    • B24B9/14Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of optical work, e.g. lenses, prisms
    • B24B9/146Accessories, e.g. lens mounting devices

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  • Ceramic Engineering (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
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  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面防汚処理が施されたメガネ用レンズであ
っても、該レンズの研磨時に固定機能の低下を防止でき
るメガネ用レンズの研磨方法を提供する。 【解決手段】 メガネ用レンズの研磨方法は、メガネ用
レンズを、2つの固定用チャックの各先端に設けられて
いる固定機能部の間に狭持することで研磨装置に固定し
て、メガネ用レンズの外周部を研磨する方法であって、
少なくとも一方の固定用チャックの固定機能部が吸着性
又は粘着性を有しており、該固定機能部とメガネ用レン
ズの表面との間に、粘着シートを介在させることを特徴
とする。吸着性又は粘着性を有する固定機能部が、吸盤
部または粘着部であってもよい。メガネ用レンズに対す
る粘着シートの貼付表面積が、粘着シートに対する固定
用チャックの固定機能部の吸着又は粘着表面積よりも大
きいことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メガネ用レンズの
研磨方法および該研磨方法で用いられる粘着シートに関
し、更に詳細には、メガネ用レンズを、メガネ用フレー
ムのレンズ枠の形状に研磨加工する際のメガネ用レンズ
の研磨方法および該研磨方法で用いられる粘着シートに
関する。
【0002】
【従来の技術】円形又は略円形のメガネ用レンズを、メ
ガネ用フレームのレンズ枠の形状に応じて研磨加工する
場合、従来は、図2に示されるように、メガネ用レンズ
11の凸部表面11a側には、凸部側固定機能部21a
を先端に有する凸部側固定用チャック21を用い、メガ
ネ用レンズ11の凹部表面11b側には、凹部側固定機
能部31aを先端に有する凹部側固定用チャック31を
用いて、メガネ用レンズ11を、凸部側固定用チャック
21と凹部側固定用チャック31との間に挟んで固定し
ていた。一般的には、前記凸部側固定機能部21aとし
ては、吸盤や両面粘着テープ等が用いられ、前記凹部側
固定機能部31aとしては、ゴム質材等による粘弾性体
が用いられている。従って、メガネ用レンズ11の凸部
表面11a側は、吸盤による吸着や粘着テープによる接
着等を利用し、一方、凹部表面11b側は、粘弾性体に
よる粘弾性等を利用して、メガネ用レンズ11を凸部側
固定用チャック21と凹部側固定用チャック31との間
に挟んで固定していた。
【0003】一方、メガネ用レンズの表面(特に、凸部
表面)には、防汚処理のために、各種コーティング剤に
よるコーティング処理が施されおり、近年、優れた防汚
性を発揮できる表面防汚コーティング剤(例えば、フッ
素系表面防汚コーティング剤など)が開発されてきてい
る。このような防汚性能に優れた表面防汚処理が施され
ているメガネ用レンズの場合、図2に示されるような従
来の固定方法では、研磨時に充分な固定機能を達成する
ことができず、固定部分にズレが生じ、このズレにより
軸ズレが発生し、目的とする形状(正常な形状)に研磨
できないという問題が生じている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、防汚性能に優れた表面防汚処理が施されたメガネ用
レンズであっても、メガネ用レンズの研磨時に固定機能
の低下を抑制又は防止することができるメガネ用レンズ
の研磨方法および該研磨方法で用いられる粘着シートを
提供することにある。本発明の他の目的は、しかも、従
来の研磨装置を用いても、優れた固定機能を発揮し、研
磨時のズレを防止することができるメガネ用レンズの研
磨方法および該研磨方法で用いられる粘着シートを提供
することにある。本発明のさらに他の目的は、さらに、
容易に且つ低コストで、メガネ用レンズを優れた固定性
で固定することができるメガネ用レンズの研磨方法およ
び該研磨方法で用いられる粘着シートを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記目的を
達成するために鋭意検討した結果、特定の固定方法によ
りメガネ用レンズを研磨装置に固定すると、防汚性能に
優れた表面防汚処理が施されたメガネ用レンズであって
も、メガネ用レンズの研磨時に固定機能の低下を抑制又
は防止することができることを見出した。本発明はこれ
らの知見に基づいて完成されたものである。
【0006】すなわち、本発明は、メガネ用レンズを、
2つの固定用チャックの各先端に設けられている固定機
能部の間に狭持することで研磨装置に固定して、メガネ
用レンズの外周部を研磨する方法であって、少なくとも
一方の固定用チャックの固定機能部が吸着性又は粘着性
を有しており、該固定機能部とメガネ用レンズの表面と
の間に、粘着シートを介在させることを特徴とするメガ
ネ用レンズの研磨方法を提供する。
【0007】前記吸着性又は粘着性を有する固定機能部
は、吸盤部または粘着部であってもよい。メガネ用レン
ズに対する粘着シートの貼付表面積は、粘着シートに対
する固定用チャックの固定機能部の吸着又は粘着表面積
よりも大きいことが好ましい。
【0008】また、粘着シートは、メガネ用レンズの表
面防汚処理が施された表面に貼付することができる。前
記表面防汚処理は、フッ素系表面防汚コーティング剤に
よる表面防汚処理であってもよく、該フッ素系表面防汚
コーティング剤が、シラン系化合物を含有するフッ素系
表面防汚コーティング剤であってもよい。このような表
面防汚処理が施された表面は、水に対する接触角(接触
角計を使用して液滴法により測定)は、109°以上で
あってもよく、また、鋼球に対する摩擦係数(バウデン
レーベン型摩擦係数測定装置を使用して測定する;鋼球
の材質:ステンレス、直径:5mm;摺動速度:10m
m/s)は、0.3以下であってもよい。
【0009】粘着シートとしては、メガネ用レンズの表
面に対して、0.1N/25mm以上の180°ピール
粘着力(25mm幅、剥離速度300mm/min、2
3℃)を有していることが好ましい。
【0010】また、本発明は、前記メガネ用レンズの研
磨方法で、吸着性又は粘着性を有する固定機能部と、メ
ガネ用レンズの表面との間に用いられることを特徴とす
る粘着シートを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
必要に応じて図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、
同一の部材や部分などには同一の符号を付している場合
がある。図1は本発明のメガネ用レンズの研磨方法にお
いて、固定用チャックによりメガネ用レンズを狭持して
固定する方法の一例を部分的に示す概略図である。図1
において、1はメガネ用レンズ、1aはメガネ用レンズ
1の凸部側の表面(凸部表面)、1bはメガネ用レンズ
1の凹部側の表面(凹部表面)、1cはメガネ用レンズ
1の外周部(外周面)、2は凸部側固定用チャック、2
aは凸部側固定用チャック2の先端の凸部側固定機能
部、3は凹部側固定用チャック、3aは凹部側固定用チ
ャック3の先端の凹部側固定機能部、4は粘着シートで
ある。図1に示される固定用チャックによるメガネ用レ
ンズの固定方法では、メガネ用レンズ1の凸部表面1a
と、凸部側固定用チャック(固定用チャック)2の先端
の凸部側固定機能部(固定機能部)2aとの間には、粘
着シート4が介在しており、一方、メガネ用レンズ1の
凹部表面1bには、凹部側固定用チャック(固定用チャ
ック)3の先端の凹部側固定機能部(固定機能部)3a
が直接合わせられ、メガネ用レンズ1が固定用チャック
(2,3)の固定機能部の間に狭持された形態で研磨装
置に固定されている。具体的には、メガネ用レンズ1の
凸部表面1aには、粘着シート4が貼付され、該粘着シ
ート4の背面に、固定用チャック2の固定機能部2aが
接合されている。
【0012】すなわち、図1に係るメガネ用レンズの固
定方法では、メガネ用レンズ1の凸部表面1a側は、固
定用チャック2の先端の固定機能部2aを、メガネ用レ
ンズ1の表面1aに直接接合させずに、粘着シート4を
介して接合させており、粘着シート4の表面1aへの接
着性(又は粘着性)による固定機能と、固定機能部2a
の粘着シート4への固定性(吸着性や粘着性など)によ
る固定機能とが組み合わせられている。このように、本
発明では、メガネ用レンズの少なくとも一方の表面側
は、粘着シートによる固定機能と、固定機能部による固
定機能とによる複数の固定機能が組み合わせられている
ので、固定用チャックをメガネ用レンズの表面に強固に
接着させることができる。従って、メガネ用レンズが防
汚性能に優れた表面防汚処理が施されたメガネ用レンズ
であっても、固定機能の低下が効果的に抑制又は防止さ
れ、優れた固定性でメガネ用レンズを固定することがで
きる。そのため、メガネ用レンズが防汚性能に優れた表
面防汚処理が施されたメガネ用レンズであっても、固定
用チャックとメガネ用レンズの表面との固定部位(接着
部位)の研磨時における位置ズレを効果的に防止するこ
とができる。
【0013】また、凸部側固定用チャックをメガネ用レ
ンズの表面(特に凸部表面)に接合して固定させる際
に、メガネ用レンズの表面に粘着シートを貼付している
だけであるので、本発明の研磨方法は、容易であり、且
つコスト的に有利である。
【0014】しかも、従来の研磨装置をそのまま利用す
ることができるので、本発明の研磨方法は極めて有用で
あり、この観点からも、コスト的に極めて有利であると
いえる。
【0015】(固定用チャック)固定用チャック(2,
3)としては、公知乃至慣用の固定用チャックを用いる
ことができ、従来のメガネ用レンズの研磨装置で用いら
れる固定用チャックをそのまま利用することができる。
具体的には、固定用チャック2の先端の固定機能部2a
は、吸着性又は粘着性を有する固定機能部が用いられて
おり、この吸着性や粘着性(接着性)を利用して、固定
用チャック2を粘着シート4の背面に連結させることが
できる。これにより、メガネ用レンズの少なくとも一方
の表面に固定用チャックをより一層強固に接着させるこ
とができる。
【0016】一方、固定用チャック3の先端の固定機能
部3aは、吸着性、粘着性又は粘弾性を有する固定機能
部が用いられており、なかでも粘弾性を有する固定機能
部が好適である。固定機能部2aが吸着性又は粘着性を
有しており、固定用チャック2が粘着シート4を介して
メガネ用レンズ1の表面1aに強固に吸着又は接着され
ているので、固定用チャック3は、固定用チャック2ほ
ど強くメガネ用レンズ1に接着せず、研磨時における位
置ズレを防止できる程度に摩擦性を有していればよい。
そのため、固定機能部3aとしては、粘弾性を有するも
のであっても充分に固定機能を発揮することができる。
しかし、更に一層強固にメガネ用レンズを固定するため
に、固定機能部3aとして、吸着性や粘着性を有するも
のを用いてもよい。
【0017】なお、固定機能部2aと固定機能部3aと
は、同じ種類の部材からなっていてもよく、異なる種類
の部材からなっていてもよい。
【0018】吸着性を有する固定機能部としては、吸盤
部などが挙げられる。粘着性を有する固定機能部として
は、粘着部などが挙げられる。また、粘弾性を有する固
定機能部としては、ゴム質材等による粘弾性体などが挙
げられる。
【0019】前記吸盤部としては、公知乃至慣用の吸
盤、すなわち、従来用いられている吸盤を用いることが
できる。吸盤は、吸着面と反対側が、固定用チャックの
本体側となるように、固定用チャックの先端に設けるこ
とができる。
【0020】また、前記粘着部としては、公知乃至慣用
の粘着シート、すなわち、従来用いられている粘着シー
トを用いることができる。該粘着シートとしては、基材
の片面に粘着層が設けられている基材付き粘着シート
(基材付き片面粘着シート)、基材の両面に粘着層が設
けられている基材付き両面粘着シート、粘着層のみから
なっている基材レス両面粘着シートなどいずれの形態の
粘着シートであってもよいが、両面粘着シート(基材付
き両面粘着シートや基材レス両面粘着シート)が好適に
用いられる。なお、粘着シートが、基材付き片面粘着シ
ートである場合、基材側の面が固定用チャックの本体側
となるように、固定用チャックの先端に設けることがで
きる。
【0021】このような粘着部の粘着シートにおける粘
着剤としては、特に制限されず、例えば、アクリル系粘
着剤、ゴム系粘着剤、ポリウレタン系粘着剤、シリコー
ン系粘着剤、エステル系粘着剤など、任意の粘着剤が使
用できる。また、粘着部の粘着シートにおける基材とし
ては、特に制限されず、例えば、プラスチックフィルム
(例えば、ポリオレフィン系フィルム、ポリエステルフ
ィルムなど)、発泡体(シート状発泡体など)、不織
布、布、紙、金属箔、金属板、ゴムシートなど、任意の
基材が使用できる。また、基材と粘着剤層との間などに
は、必要に応じて下塗り層、コーティング層、中間層な
どの層が介在していてもよい。
【0022】前記粘弾性体としては、公知乃至慣用の粘
弾性体、すなわち、従来用いられている粘弾性体を用い
ることができ。粘弾性体としては、メガネ用レンズ表面
に損傷を与えないものが好ましく、また、高摩擦性を有
するものが好ましい。このような粘弾性体の素材として
は、例えば、ゴム質材(例えば、ニトリル系、ジエン
系、アクリル系などの公知乃至慣用の合成ゴムや天然ゴ
ムなどの各種ゴム質材)、軟質プラスチック(例えば、
ポリウレタン、ポリブタジエン、軟質ポリ塩化ビニルな
どの各種軟質プラスチック材)、熱可塑性エラストマー
材(例えば、ポリオレフィン系、ポリエステル系などの
各種熱可塑性エラストマー材)などが挙げられる。
【0023】なお、固定機能部(2a,3a)は、ネジ
止め、嵌合、溶接、接着等の公知乃至慣用の固定手段
(設置手段)を用いて、固定用チャックの先端に設ける
ことができる。この際、固定機能部(2a,3a)はア
ダプター形式で固定用チャックに設けることができる。
アダプター形式で固定機能部を設置する方法では、メガ
ネ用レンズの種類に応じて、固定機能部を適宜選択する
ことができる。もちろん、固定機能部が固定用チャック
に分離不可能なように設けられている場合は、固定用チ
ャック自体を適宜選択することにより、メガネ用レンズ
の種類に対応した固定機能部となるようにすればよい。
【0024】なお、固定機能部の大きさ(例えば、メガ
ネ用レンズや粘着シートに接合する接合表面積など)と
しては、特に制限されず、研磨装置の種類、メガネ用レ
ンズの大きさ、粘着シートの大きさ等に応じて適宜選択
することができる。
【0025】(メガネ用レンズ)メガネ用レンズ1とし
ては、特に制限されず、公知乃至慣用のメガネ用レンズ
[例えば、ガラス製レンズ(ガラスレンズ)、プラスチ
ック製レンズ(プラスチックレンズ)など]を用いるこ
とができる。メガネ用レンズの表面(1a,1b)、な
かでも凸部側の表面(凸部表面)1aには、各種表面処
理(例えば、表面防汚処理など)が施されていてもよ
い。表面防汚処理としては、表面防汚コーティング剤に
よるコーティング処理などが挙げられる。表面防汚コー
ティング剤は単独で又は2種以上組み合わせて用いられ
ていてもよい。
【0026】表面防汚コーティング剤としては、特に制
限されず、種々の表面防汚コーティング剤を用いること
ができるが、特にフッ素系表面防汚コーティング剤が好
ましい。フッ素系表面防汚コーティング剤は、優れた防
汚性を発揮できる。このようなフッ素系表面防汚コーテ
ィング剤としては、例えば、シラン系化合物を含有する
フッ素系表面防汚コーティング剤が好適である。シラン
系化合物を含有するフッ素系表面防汚コーティング剤と
しては、例えば、C817CH2CH2Si(OC
33、C817CH2CH2CH2Si(OC253
37O−(C36O)n−C24−CH2CH2−Si
(OCH33、C817CH2CH2Si(NH) 3/2など
が挙げられる。
【0027】具体的には、フッ素系表面防汚コーティン
グ剤としては、例えば、商品名「オプツールDSX」ダ
イキン工業株式会社製)などが挙げられる。
【0028】なお、このように、表面防汚処理が施され
ていると、メガネ用レンズの表面における水への接触角
が大きくなったり、摩擦係数が低下することにより、防
汚性が発揮される。すなわち、メガネ用レンズに表面防
汚処理を施すことにより、メガネ用レンズの表面防汚処
理が施された表面(防汚処理面)の水に対する接触角を
高くすることができ、また、摩擦係数(例えば、防汚処
理面の鋼球に対する摩擦係数など)を小さくすることが
できる。
【0029】表面防汚処理が施された表面の水に対する
接触角(接触角計を使用して液滴法により測定)は、1
09°以上であることが好ましい。該接触角が109°
未満であると、表面防汚性が低い。
【0030】表面防汚処理が施された表面の鋼球(直
径:5mm;材質:SUS304ステンレス)に対する
摩擦係数(バウデンレーベン型摩擦係数測定装置を使用
して測定する;荷重:1kg;摺動速度:10mm/
s)は、0.3以下であることが好ましい。該摩擦係数
が0.3を超えると、表面防汚性が低い。
【0031】(粘着シート)粘着シート4としては、基
材の片面に粘着層が設けられている基材付き粘着シート
(基材付き片面粘着シート)、基材の両面に粘着層が設
けられている基材付き両面粘着シート、粘着層のみから
なっている基材レス両面粘着シートなどいずれの形態の
粘着シートであってもよいが、基材付き片面粘着シート
を好適に用いることができる。
【0032】粘着シート4における基材としては、特に
制限はないが、プラスチックフィルム、不織布、布、
紙、金属箔、金属板、ゴムシート、発泡体(シート状発
泡体など)や、これらの積層体(特に、プラスチックフ
ィルムと他の基材との積層体や、プラスチックフィルム
同士の積層体など)等の適宜な薄葉体を用いることがで
きる。前記プラスチックフィルムとしては、例えば、ポ
リエチレンテレフタレートフィルム等のポリエステルフ
ィルム;ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、エチレン−プロピレン共重合体フィルム、エチレン
−酢酸ビニル共重合体フィルム等のポリオレフィン系フ
ィルム;ポリ塩化ビニルフィルム;ポリアミドフィルム
等のポリアミド系フィルム;ポリフェニレンスルフィド
フィルムなどが挙げられる。
【0033】基材としては、粘着シートのレンズへの貼
着性の点より、ポリエチレンテレフタレートフィルムを
好適に用いることができる。
【0034】基材の厚みは、特に制限されず、強度や作
業性などを考慮して適宜設定できるが、一般には10〜
500μm、好ましくは12〜200μm、更に好まし
くは15〜100μm程度である。
【0035】なお、基材には、必要に応じて、背面処
理、帯電防止処理、下塗り処理などの各種処理が施され
ていてもよい。例えば、クロム酸処理、オゾン暴露、火
炎暴露、高圧電撃暴露、イオン化放射線処理等の化学的
又は物理的方法による酸化処理等により、基材と粘着剤
層との密着性を高めることができる。また、シリコーン
系樹脂やフッ素系樹脂等の剥離剤などによるコーティン
グ処理により、基材に剥離性を付与することができる。
【0036】粘着シート4における粘着剤層を構成する
粘着剤としては、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘
着剤、シリコーン系粘着剤、ポリウレタン系粘着剤、ポ
リエステル系粘着剤、ポリアミド系粘着剤、フッ素系粘
着剤、ビニルアルキルエーテル系粘着剤などの公知乃至
慣用の粘着剤を使用することができる。粘着剤は、メガ
ネ用レンズの種類に応じて適宜選択することができる。
粘着剤は単独で又は2種以上組み合わせて使用すること
ができる。
【0037】粘着剤としては、レンズへの接着性や、コ
ストの観点から、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤が好
ましい。アクリル系粘着剤は、一般に、粘着性を与える
主モノマー、凝集性を与えるコモノマー、及び粘着性を
向上させたり架橋点を形成するための官能基含有モノマ
ーより形成される。前記主モノマーとしては、例えば、
アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸イ
ソプロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチ
ル、アクリル酸s−ブチル、アクリル酸t−ブチル、ア
クリル酸ペンチル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘ
プチル、アクリル酸オクチル、アクリル酸2−エチルヘ
キシル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸ノニル、
アクリル酸イソノニル、アクリル酸デシルなどのアクリ
ル酸C2-10アルキルエステルなどが挙げられる。
【0038】前記凝集性を与えるコモノマーとしては、
例えば、アクリル酸メチル;アクリル酸ウンデシル、ア
クリル酸ドデシル、アクリル酸トリデシル、アクリル酸
テトラデシル、アクリル酸ペンタデシル、アクリル酸ヘ
キサデシル、アクリル酸ステアリルなどのアクリル酸C
11-20アルキルエステル;メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸イ
ソプロピル、メタクリル酸ブチルなどのメタクリル酸ア
ルキルエステル;酢酸ビニル等のビニルエステル類;ス
チレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンなどのス
チレン系モノマー;アクリロニトリルなどのシアノ基含
有モノマーなどが挙げられる。これらの中でも、ビニル
エステル類、アクリロニトリルなどが好ましい。
【0039】前記官能基含有モノマーとしては、例え
ば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、無水マレ
イン酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イソクロ
トン酸などのカルボキシル基又は酸無水物基含有モノマ
ー;アクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2
−ヒドロキシエチル、アクリル酸3−ヒドロキシプロピ
ル、メタクリル酸3−ヒドロキシプロピルなどのヒドロ
キシル基含有モノマー;アクリル酸グリシジル、メタク
リル酸グリシジルなどのエポキシ基含有モノマー;N−
メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリル
アミド、アクリルアミド、メタアクリルアミド、N−ビ
ニルピロリドン、N,N−ジメチル(メタ)アクリルア
ミドなどのアミド基含有モノマー;メタクリル酸ジメチ
ルアミノエチル、メタクリル酸t−ブチルアミノエチル
などのアミノ基含有モノマーなどが挙げられる。これら
の中でも、官能基含有モノマーとして、アクリル酸など
のカルボキシル基又は酸無水物基含有モノマーや、アク
リル酸2−ヒドロキシエチルなどのヒドロキシル基含有
モノマーが好ましい。
【0040】また、これらの主モノマー、コモノマー及
び官能基含有モノマーとともに、(メタ)アクリル酸シ
クロヘキシル、(メタ)アクリル酸ボルニル、(メタ)
アクリル酸イソボルニルなどの(メタ)アクリル酸脂環
式炭化水素エステル;エチレン、ブタジエン、イソプレ
ン、イソブチレンなどのオレフィン類;塩化ビニル;ビ
ニルエーテルなどのビニルエーテル系モノマー;2−メ
タクリロイルオキシエチルイソシアネートなどのイソシ
アネート基含有モノマー;トリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、
ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、
ジビニルベンゼンなどの多官能性モノマー等の各種共重
合性モノマーを適宜併用することができる。
【0041】アクリル系粘着剤を形成する前記主モノマ
ー、コモノマー及び官能基含有モノマーの割合は、メガ
ネ用レンズの種類やその表面に施されている表面処理の
種類などに応じて適宜選択できるが、例えば、全モノマ
ー成分に対する割合として、前記主モノマーは、40〜
98重量%程度、好ましくは50〜95重量%程度であ
り、前記コモノマーは、0〜50重量%程度、好ましく
は2〜40重量%程度であり、前記官能基含有モノマー
は0.5〜15重量%、好ましくは1〜10重量%程度
である。
【0042】アクリル系粘着剤には、このような主モノ
マー、コモノマー及び官能基含有モノマーなどをモノマ
ー成分とするアクリル系ポリマーをベースポリマーとし
た粘着剤が含まれる。
【0043】また、ゴム系粘着剤には、例えば、天然ゴ
ムや各種の合成ゴム(例えば、ポリイソプレンゴム、ス
チレン・ブタジエンゴム、スチレン・イソプレンゴム、
スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体ゴ
ム、スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体
ゴム、再生ゴム、ブチルゴム、ポリイソブチレンなど)
をベースポリマーとした粘着剤が含まれる。
【0044】粘着剤層には、粘着剤ポリマー(ベースポ
リマー)に加えて、種々の添加剤、例えば、架橋剤(例
えば、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、ウ
レア系架橋剤、メラミン系架橋剤、カルボン酸又は酸無
水物系架橋剤、金属化合物系架橋剤など)、粘着付与剤
[例えば、テルペン系樹脂(テルペン樹脂、テルペンフ
ェノール樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、水添テルペン
樹脂など)、石油樹脂(脂肪族系、芳香族系、脂環式
系)、ロジン系樹脂(ロジン、水添ロジンエステルな
ど)、クマロン・インデン樹脂、スチレン系樹脂等]、
界面活性剤(リン酸エステル系、硫酸エステル系、スル
ホン酸系、カルボン酸系などのアニオン系界面活性剤;
アミン塩系、第4級アンモニウム塩系などのカチオン系
界面活性剤;エステル系、エーテル系、エステルエーテ
ル系、アルカノールアミド系などのノニオン系界面活性
剤;カルボキシベタイン系、グリシン系などの両性界面
活性剤)、可塑剤、酸化防止剤、着色剤、帯電防止剤、
充填剤、発泡剤などが含まれていてもよい。これらの添
加剤の使用量は、粘着性等を損なわない範囲で適宜選択
できる。
【0045】粘着剤層の厚みは、特に制限されず、メガ
ネ用レンズの種類やその表面に施されている表面処理の
種類、粘着剤の種類等に応じて適宜設定できるが、例え
ば、5〜100μm程度、好ましくは10〜500μm
程度である。
【0046】粘着シートは、コーティング法などの慣用
の方法を用いて、基材の少なくとも一方の面に粘着剤層
を形成することにより、製造できる。具体的には、例え
ば、粘着剤を、基材などの上に塗布する方法、適当なセ
パレータ(剥離紙など)上に粘着剤を塗布して粘着剤層
を形成する方法、さらには、前記セパレータ上の粘着剤
層を基材などの上に転写する方法等の方法により、粘着
シートを作製することができる。
【0047】なお、粘着シートとしては、必要に応じ
て、基材や粘着剤層の他に、他の層を有していてもよ
い。例えば、基材と粘着剤層との間に1層又は2層以上
の中間層を設けることができる。該中間層としては、例
えば、基材と粘着剤層との密着性の向上を目的とした下
塗り剤のコーティング層などが挙げられる。
【0048】粘着シートは、シート状、テープ状などの
形態を有することができる。例えば、粘着シートが、基
材と、前記基材の一方の面に形成された粘着剤層と、前
記基材の他方の面に形成された背面処理層とで構成され
ていると、粘着剤層の表面がシート背面(例えば、背面
処理層の面)と重ね合わせられて、シート状に積層され
た構成の粘着シートであってもよく、またはロール状に
巻回された構成の粘着シートとして作製することができ
る。このように、基材と、前記基材の一方の面に形成さ
れた粘着剤層と、前記基材の他方の面に形成された背面
処理層とで構成されている場合、粘着シートは、コーテ
ィング法などの慣用の方法を用いて、基材の一方の面上
に粘着剤層を形成し、他方の面上に背面処理層を形成す
ることにより、製造でき、さらには、粘着剤層の表面を
シート背面と重ね合わせて、シート状に積層したり、ロ
ール状に巻回することにより、シート状に積層された粘
着シートやロール状に巻回された粘着シートを製造でき
る。なお、基材として、ポリエチレン、ポリプロピレン
などのオレフィン系樹脂等の無極性系ポリマーからなる
プラスチックフィルムが用いられていると、背面処理層
を有していなくても、基材自体の粘着剤層に対する剥離
性を利用して、シート状に積層された粘着シートやロー
ル状に巻回された粘着シートとすることができる。
【0049】また、粘着シートは、基材の背面が背面処
理されていない場合、基材が粘着剤層に対する剥離性を
有していない場合、さらには、両面粘着シート(基材付
き両面粘着シートや基材レス両面粘着シートなど)であ
る場合などでは、粘着剤層をセパレータ(剥離ライナ
ー)により保護することができる。剥離ライナーとして
は、特に限定されないが、例えば、シリコーン系剥離
剤、フッ素系剥離剤、長鎖アルキル系剥離剤などの公知
乃至慣用の剥離剤からなる剥離剤層が基材表面に形成さ
れている剥離ライナー、それ自体が剥離性の高いプラス
チックフィルム[例えば、ポリエチレンフィルム(線状
低密度ポリエチレンフィルム等)、エチレン−α−オレ
フィン共重合体フィルム等のポリオレフィン系樹脂製フ
ィルム;テフロン(登録商標)製フィルム等のフッ素系
樹脂製フィルムなど]による剥離ライナー、前記剥離性
の高いプラスチックフィルムの素材を、各種基材(例え
ば、金属箔、耐熱プラスチックフィルムなど)にラミネ
ート又はコーティングして得られる剥離ライナーなどが
挙げられる。
【0050】粘着シートとしては、メガネ用レンズの表
面に対する180°ピール粘着力(25mm幅、剥離速
度300mm/min、23℃)が、0.1N/25m
m以上(好ましくは0.15N/25mm以上、特に
0.5N/25mm以上)であることが望ましい。粘着
シートのメガネ用レンズに対する粘着力として、例え
ば、180°ピール粘着力(25mm幅、剥離速度30
0mm/min、23℃)が、0.1N/25mm以上
であると、より一層効果的にメガネ用レンズを強固に固
定することができ、研磨時の位置ズレを効果的に防止す
ることができる。
【0051】粘着シートの大きさ(表面積など)として
は、メガネ用レンズへの貼付表面積が、該粘着シートの
背面に接合している固定用チャックの先端の固定機能部
の吸着又は粘着表面積よりも大きいことが好ましい。具
体的には、粘着シートのメガネ用レンズへの貼付表面積
は、例えば、固定用チャックの先端の固定機能部の吸着
又は粘着表面積の1.2倍以上(好ましくは1.5倍以
上、さらに好ましくは2倍以上、特に2.5倍以上)で
あることが望ましい。メガネ用レンズに対する粘着シー
トの貼付表面積が、粘着シートに対する固定用チャック
の先端の固定機能部の吸着又は粘着表面積よりも大きい
と、メガネ用レンズをより一層優れた固定性で強固に固
定することが可能となり、そのため、研磨時の位置ズレ
を優れたレベルで防止することが可能となる。
【0052】図1では、凸部側固定機能部2aとして、
吸着性又は粘着性を有する固定機能部が用いられている
ので、凸部表面1aと、凸部側固定機能部2aとの間に
粘着シート4が介在しているが、凸部側固定機能部2a
は吸着性又は粘着性を有する固定機能部ではなく、且つ
凹部側固定機能部3aとして、吸着性又は粘着性を有す
る固定機能部が用いられている場合は、凹部表面1b
と、凹部側固定機能部3aとの間に粘着シートを介在さ
せることができる。また、凸部側固定機能部2aおよび
凹部側固定機能部3aがともに、吸着性又は粘着性を有
する固定機能部である場合は、少なくともいずれか一方
の固定機能部と、メガネ用レンズ表面との間に粘着シー
トを介在させることができる。すなわち、吸着性又は粘
着性を有している固定機能部とメガネ用レンズの表面と
の間に、粘着シートが介在していればよく、この際、吸
着性又は粘着性を有している固定機能部は、少なくとも
一方の固定機能部であればよい。
【0053】本発明のメガネ用レンズの研磨方法では、
少なくとも一方の固定用チャックの固定機能部が吸着性
又は粘着性を有しており、該吸着性又は粘着性を有して
いる固定機能部とメガネ用レンズの表面との間に、粘着
シートを介在させ、且つ2つの固定用チャックにおける
各先端に設けられている固定機能部の間にメガネ用レン
ズを狭持し、メガネ用レンズを研磨装置に設置して固定
している。具体的には、例えば、メガネ用レンズの少な
くとも一方の表面に粘着シートを貼付し、該粘着シート
の背面に、吸着性又は粘着性を有している固定機能部を
吸着又は接着させること、または、予め背面に吸着性又
は粘着性を有している固定機能部が吸着又は接着されて
いる状態の粘着シートを、メガネ用レンズの少なくとも
一方の表面に貼付することにより、2つの固定用チャッ
クの各固定機能部の間にメガネ用レンズを狭持させるこ
とができる。この際、他方の側の吸着性、粘着性又は粘
弾性を有している固定機能部と、メガネ用レンズの他方
の面との間には、粘着シートが介在していてもよく、介
在していなくてもよい。そして、この2つの固定機能部
の間に狭持された状態又は形態で、メガネ用レンズを研
磨装置内の所定の部位に又は箇所(位置)に設置するこ
とにより、研磨装置にメガネ用レンズを固定することが
できる。このようにして、メガネ用レンズを、研磨装置
内に設置させて固定した後、メガネ用レンズの外周部
(外周面)を、メガネ用フレームのレンズ枠の形状に応
じて、目的の形状又は所定の形状に研磨(加工)するこ
とができる。なお、研磨(加工)としては、例えば、メ
ガネ用レンズの外周部の面取り加工や溝掘り加工などが
挙げられる。
【0054】このように、本発明のメガネ用レンズの研
磨方法では、粘着シートによる固定機能と、吸着性又は
粘着性を有している固定機能部による固定機能(吸着固
定機能や粘着固定機能)とによる複数の固定機能が組み
合わせられているので、メガネ用レンズを研磨装置内に
強固に固定して、研磨時の位置ズレを防止することがで
きる。そのため、近年製造されている高度に防汚処理が
施されたメガネ用レンズであっても、容易に、しかも優
れた精度で、目的又は所定の形状にメガネ用レンズの外
周部を研磨することができる。従って、本発明のメガネ
用レンズの研磨方法は、メガネ用レンズの外周部を研磨
する際の方法として有用である。
【0055】なお、研磨装置としては、メガネ用レンズ
を、少なくともいずれか一方の固定用チャックの固定機
能部が、吸着性又は粘着性を有している2つの固定用チ
ャックの固定機能部の間に狭持することにより固定し
て、研磨(加工)することができる装置であれば特に制
限されない。例えば、研磨装置としては、株式会社ニデ
ック社製の商品名「LE−9000SX(Plus)」や商
品名「LE−9000LX(Plus)」のシリーズなどが
挙げられる。
【0056】
【発明の効果】本発明のメガネ用レンズの研磨方法によ
れば、防汚性能に優れた表面防汚処理が施されたメガネ
用レンズであっても、メガネ用レンズの研磨時に固定機
能の低下を抑制又は防止することができる。しかも、従
来の研磨装置を用いても、優れた固定機能を発揮し、研
磨時のズレを防止することができる。さらに、容易に且
つ低コストで、メガネ用レンズを優れた固定性で固定す
ることができる。
【0057】
【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定され
るものではない。
【0058】(粘着シートの調製例1)ブチルアクリレ
ート90重量部、酢酸ビニル6重量部、アクリル酸3重
量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート0.5重量
部、および重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリ
ル(AIBN)0.5重量部からなるアクリル系ポリマ
ー(重量平均分子量50万)100重量部に対して、イ
ソシアネート系架橋剤(商品名「コロネートL」日本ポ
リウレタン工業社製)2重量部を配合して、アクリル系
粘着剤を調製し、該アクリル系粘着剤を、乾燥後の厚み
が30μmとなるように、基材(ポリエチレンテレフタ
レートフィルム:厚み38μm)の片面に塗布して、粘
着シート(「粘着シートA」と称する場合がある)を作
製した。
【0059】(粘着シートの調製例2)スチレン−イソ
プレン−スチレンブロック共重合体(商品名「クインタ
ック3433」日本ゼオン社製)75重量部、および粘
着付与剤(粘着付与樹脂)として脂肪族系炭化水素樹脂
(商品名「クイントンN−295」日本ゼオン社製)2
5重量部からなるゴム系粘着剤を、乾燥後の厚みが30
μmとなるように、基材(ポリエチレンテレフタレート
フィルム:厚み38μm)の片面に塗布して、粘着シー
ト(「粘着シートB」と称する場合がある)を作製し
た。
【0060】(粘着シートの調製例3)スチレン−イソ
プレン−スチレンブロック共重合体(商品名「クインタ
ック3433」日本ゼオン社製)60重量部、粘着付与
剤(粘着付与樹脂)として脂肪族系炭化水素樹脂(商品
名「クイントンN−295」日本ゼオン社製)20重量
部、および軟化剤(商品名「YSレジン−TO−L」ヤ
スハラケミカル社製)20重量部からなるゴム系粘着剤
を、乾燥後の厚みが30μmとなるように、基材(ポリ
エチレンテレフタレートフィルム:厚み38μm)の片
面に塗布して、粘着シート(「粘着シートC」と称する
場合がある)を作製した。
【0061】(粘着シートの粘着性の評価)粘着シート
の調製例1〜3により調製された粘着シートA〜粘着シ
ートCを、25mm幅に切断し、該25mm幅に切断さ
れた粘着シートA〜Cを、それぞれ、メガネ用レンズの
片面に、2kgのローラーを1往復させて貼付し、30
分間放置後、180°ピール粘着力(N/25mm)
(剥離速度:300mm/分、温度:23℃、湿度:6
5±5%RH、25mm幅;粘着シートを剥離する)を
測定したところ、表1に示す結果が得られた。
【0062】
【表1】
【0063】(メガネ用レンズの作製例)プラスチック
レンズの表面(片面)に、フッ素系表面防汚コーティン
グ剤(商品名「オプツールDSX」ダイキン工業株式会
社製)を蒸着により付着させて、メガネ用レンズの表面
処理(表面防汚処理)を行って、メガネ用レンズ(「メ
ガネ用レンズA」と称する場合がある)を作製した。
【0064】このメガネ用レンズAの表面防汚処理面の
水に対する接触角、摩擦係数を以下のようにして測定し
たところ、表2に示す結果が得られた。 (水に対する接触角の測定方法)接触角計(FACE
CA−DT型;協和界面化学社製)を使用し、室温(2
3℃)下で所定量の液滴(約1.84cm3)を注射器
の針先につくり、この液滴をメガネ用レンズAの表面防
汚処理面に触れさせて、メガネ用レンズAの表面(表面
防汚処理面)に液滴を作り、この時に生ずる液滴とメガ
ネ用レンズAの表面との角度を測定して、水に対する接
触角とし、その結果を表2に示した。
【0065】(摩擦係数の測定方法)摩擦係数測定機
(バウデンレーベン型摩擦係数測定装置;「Peeli
ng/Slipping/Scratching TE
STER HEIDEN−14」HEIDEN社製)を
使用し、室温(23℃)下で、メガネ用レンズAの表面
防汚処理面の上に鋼球(直径:5mm;材質:SUS3
04ステンレス)をおき、上から1.0kgの荷重
(N)をかけながらメガネ用レンズAを移動させ(摺動
速度:10mm/s)、この時の摩擦力(F)を測定す
る。[摩擦係数=摩擦力(F)/荷重(N)]の計算式
より摩擦係数を算出し、その結果を表2に示した。
【0066】
【表2】
【0067】(実施例1)メガネ用レンズAの片面(表
面防汚処理面)に、直径40mmの粘着シートAを貼付
し、該粘着シートAの背面(ポリエチレンテレフタレー
トフィルム面)に、固定用チャックの先端に設けられて
いる吸盤(直径25mm)を吸着した。また、メガネ用
レンズAの他方の面[表面防汚処理が施されていない面
(表面防汚非処理面)]には、固定用チャックの先端に
設けられている粘弾性体(ゴム質材)を接合した。この
ようにして、2つの固定用チャックの間にメガネ用レン
ズAを狭持した状態の試験片を10ヶ作製し、各試験片
について、2つの固定用チャックの間にメガネ用レンズ
Aを狭持した状態で、研磨装置((商品名「LE−90
00SX(Plus)」株式会社ニデック社製)の所定の部
位に設置して、メガネ用レンズAの外周部の研磨(面取
り加工や溝掘り加工)を行った。この際、研磨前に、粘
着シートの背面に固定チャックの固定機能部(実施例1
では、吸盤部)が接合(吸着)している部位、粘着シー
トがメガネ用レンズAの表面(表面防汚処理面)に貼付
している部位、および固定チャックの固定機能部(実施
例1では、ゴム質材製の粘弾性体)がメガネ用レンズA
の表面防汚非処理面に接合している部位に、印をつけ、
研磨後に、粘着シートA、固定チャックの吸盤部、およ
び固定チャックのゴム質材製の粘弾性体にズレが生じて
いないものを「○」、ズレが生じているものを「×」と
して、その個数を測定したところ、表3に示す結果が得
られた。
【0068】(実施例2)メガネ用レンズAの片面(表
面防汚処理面)に、直径40mmの粘着シートBを貼付
したこと以外は、実施例1と同様にして、2つの固定用
チャックの間にメガネ用レンズAを狭持した状態の試験
片を10ヶ作製し、さらに、各試験片について、実施例
1と同様にして、研磨装置に設置して、研磨を行ったと
ころ、表3に示す結果が得られた。
【0069】(実施例3)メガネ用レンズAの片面(表
面防汚処理面)に、直径40mmの粘着シートA(第1
の粘着シート)を貼付し、該粘着シートAの背面(ポリ
エチレンテレフタレートフィルム面)に、固定用チャッ
クの先端に設けられている粘着シートA(直径25m
m)(第2の粘着シート)を接合(貼付)したこと以外
は、実施例1と同様にして、2つの固定用チャックの間
にメガネ用レンズAを狭持した状態の試験片を10ヶ作
製した。さらに、各試験片について、実施例1と同様に
して、研磨装置に設置して、研磨を行ったところ、表3
に示す結果が得られた。
【0070】すなわち、メガネ用レンズAの表面防汚処
理面に貼付された粘着シートAの背面に接合(吸着又は
貼付)している固定機能部は、実施例1では吸盤部であ
るが、実施例2では粘着部である。
【0071】(実施例4)第1の粘着シートとして、直
径40mmの粘着シートBを用い、第2の粘着シートと
して、直径25mmの粘着シートBを用いたこと以外
は、実施例2と同様にして、2つの固定用チャックの間
にメガネ用レンズAを狭持した状態の試験片を10ヶ作
製し、さらに、各試験片について、実施例1と同様にし
て、研磨装置に設置して、研磨を行ったところ、表3に
示す結果が得られた。
【0072】(実施例5)第1の粘着シートとして、直
径40mmの粘着シートCを用い、第2の粘着シートと
して、直径25mmの粘着シートCを用いたこと以外
は、実施例2と同様にして、2つの固定用チャックの間
にメガネ用レンズAを狭持した状態の試験片を10ヶ作
製し、さらに、各試験片について、実施例1と同様にし
て、研磨装置に設置して、研磨を行ったところ、表3に
示す結果が得られた。
【0073】(比較例1)メガネ用レンズAの片面(表
面防汚処理面)に、直径40mmの粘着シートAを貼付
せず、この表面防汚処理面に固定用チャックの先端に設
けられている吸盤(直径25mm)を直接接合(吸着)
したこと以外は、実施例1と同様にして、2つの固定用
チャックの間にメガネ用レンズAを狭持した状態の試験
片を10ヶ作製し、さらに、各試験片について、実施例
1と同様にして、研磨装置に設置して、研磨を行ったと
ころ、表3に示す結果が得られた。
【0074】(比較例2)メガネ用レンズAの片面(表
面防汚処理面)に、固定用チャックの先端に設けられて
いる粘着シートA(直径40mm)を貼付したこと以外
は、実施例3と同様にして、2つの固定用チャックの間
にメガネ用レンズAを狭持した状態の試験片を10ヶ作
製した。さらに、各試験片について、実施例1と同様に
して、研磨装置に設置して、研磨を行ったところ、表3
に示す結果が得られた。
【0075】すなわち、実施例3では、第1の粘着シー
ト(直径40mmの粘着シートA)と第2の粘着シート
(直径25mmの粘着シートA)が組み合わされて用い
られているが、比較例2では、粘着シート(直径40m
mの粘着シートA)のみが用いられている。
【0076】(比較例3)メガネ用レンズAの片面(表
面防汚処理面)に、固定用チャックの先端に設けられて
いる粘着シートB(直径40mm)を貼付したこと以外
は、実施例4と同様にして、2つの固定用チャックの間
にメガネ用レンズAを狭持した状態の試験片を10ヶ作
製した。さらに、各試験片について、実施例1と同様に
して、研磨装置に設置して、研磨を行ったところ、表3
に示す結果が得られた。
【0077】すなわち、実施例4では、第1の粘着シー
ト(直径40mmの粘着シートB)と第2の粘着シート
(直径25mmの粘着シートB)が組み合わされて用い
られているが、比較例3では、粘着シート(直径40m
mの粘着シートB)のみが用いられている。
【0078】(比較例4)メガネ用レンズAの片面(表
面防汚処理面)に、固定用チャックの先端に設けられて
いる粘着シートC(直径40mm)を貼付したこと以外
は、実施例5と同様にして、2つの固定用チャックの間
にメガネ用レンズAを狭持した状態の試験片を10ヶ作
製した。さらに、各試験片について、実施例1と同様に
して、研磨装置に設置して、研磨を行ったところ、表3
に示す結果が得られた。
【0079】すなわち、実施例5では、第1の粘着シー
ト(直径40mmの粘着シートC)と第2の粘着シート
(直径25mmの粘着シートC)が組み合わされて用い
られているが、比較例4では、粘着シート(直径40m
mの粘着シートC)のみが用いられている。
【0080】
【表3】
【0081】表3より明らかなように、実施例1〜5で
は、位置ズレが生じる割合が低く、特に実施例1〜4で
は全く位置ズレが生じていない。一方、比較例1〜4で
は、メガネ用レンズの外周部の研磨時に、位置ズレが生
じる割合が高い。従って、少なくとも一方の固定用チャ
ックの固定機能部(吸盤部や粘着部などの吸着性又は粘
着性を有する固定機能部)と、メガネ用レンズの表面と
の間に、粘着シートを介在させることにより、メガネ用
レンズの研磨時における固定機能の低下を抑制又は防止
することができ、位置ズレの発生を大きく低減すること
ができる。
【0082】なお、実施例3〜5および比較例2〜4に
より作製された試験片について、最表面側の粘着シート
(すなわち、実施例3〜5では、第2の粘着シート、比
較例2〜4では、直径40mmの粘着シート)に、50
0gの荷重を負荷し、120分間放置したところ、実施
例3〜5に係る試験片については120分間500gの
荷重を保持されていたが、比較例2〜4に係る試験片で
は、すべて、120分以内に、メガネ用レンズAの表面
(すなわち、メガネ用レンズAの表面と直径40mmの
粘着シートとの界面)から、粘着シートが落下した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメガネ用レンズの研磨方法において、
固定用チャックによりメガネ用レンズを固定する方法の
一例を部分的に示す概略図である。
【図2】従来のメガネ用レンズの研磨方法において、固
定用チャックによりメガネ用レンズを固定する方法の一
例を部分的に示す概略図である。
【符号の説明】
1 メガネ用レンズ 1a メガネ用レンズ1の凸部側の表面(凸部表面) 1b メガネ用レンズ1の凹部側の表面(凹部表面) 2 凸部側固定用チャック 2a 凸部側固定用チャック2の先端の凸部側固定機
能部 3 凹部側固定用チャック 3a 凹部側固定用チャック3の先端の凹部側固定機
能部 4 粘着シート 11 メガネ用レンズ 11a メガネ用レンズ1の凸部側の表面(凸部表面) 11b メガネ用レンズ1の凹部側の表面(凹部表面) 21 凸部側固定用チャック 21a 凸部側固定用チャック2の先端の凸部側固定機
能部 31 凹部側固定用チャック 31a 凹部側固定用チャック3の先端の凹部側固定機
能部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松崎 征四郎 大阪府茨木市下穂積一丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 倉本 盈夫 大阪府茨木市下穂積一丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 伊丹 康雄 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 Fターム(参考) 2H006 BA03 DA02 3C049 AB05 CA01 4J004 AA05 AA10 AA11 AA14 AA15 AB01 BA02 CA04 CA06 CA08 CB01 CB02 CB04 CC02 CD01 EA05 FA08 FA10 4J040 CA001 DF001 ED001 EF001 EK031 JA09 JB09 LA06 MB03 NA18 PA23 PA42

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メガネ用レンズを、2つの固定用チャッ
    クの各先端に設けられている固定機能部の間に狭持する
    ことで研磨装置に固定して、メガネ用レンズの外周部を
    研磨する方法であって、少なくとも一方の固定用チャッ
    クの固定機能部が吸着性又は粘着性を有しており、該固
    定機能部とメガネ用レンズの表面との間に、粘着シート
    を介在させることを特徴とするメガネ用レンズの研磨方
    法。
  2. 【請求項2】 吸着性又は粘着性を有する固定機能部
    が、吸盤部または粘着部である請求項1記載のメガネ用
    レンズの研磨方法。
  3. 【請求項3】 メガネ用レンズに対する粘着シートの貼
    付表面積が、粘着シートに対する固定用チャックの固定
    機能部の吸着又は粘着表面積よりも大きい請求項1又は
    2記載のメガネ用レンズの研磨方法。
  4. 【請求項4】 粘着シートを、メガネ用レンズの表面防
    汚処理が施された表面に貼付する請求項1〜3の何れか
    の項に記載のメガネ用レンズの研磨方法。
  5. 【請求項5】 表面防汚処理が、フッ素系表面防汚コー
    ティング剤による表面防汚処理である請求項4記載のメ
    ガネ用レンズの研磨方法。
  6. 【請求項6】 フッ素系表面防汚コーティング剤が、シ
    ラン系化合物を含有するフッ素系表面防汚コーティング
    剤である請求項5記載のメガネ用レンズの研磨方法。
  7. 【請求項7】 表面防汚処理が施された表面の水に対す
    る接触角(接触角計を使用して液滴法により測定)が、
    109°以上である請求項4〜6の何れかの項に記載の
    メガネ用レンズの研磨方法。
  8. 【請求項8】 表面防汚処理が施された表面の鋼球に対
    する摩擦係数(バウデンレーベン型摩擦係数測定装置を
    使用して測定する;鋼球の材質:ステンレス、直径:5
    mm;摺動速度:10mm/s)が、0.3以下である
    請求項4〜7の何れかの項に記載のメガネ用レンズの研
    磨方法。
  9. 【請求項9】 粘着シートが、メガネ用レンズの表面に
    対して、0.1N/25mm以上の180°ピール粘着
    力(25mm幅、剥離速度300mm/min、23
    ℃)を有している請求項1〜8の何れかの項に記載のメ
    ガネ用レンズの研磨方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れかの項に記載のメ
    ガネ用レンズの研磨方法で、吸着性又は粘着性を有する
    固定機能部と、メガネ用レンズの表面との間に用いられ
    ることを特徴とする粘着シート。
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