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JP2003306338A - 板ガラスの割断システム - Google Patents

板ガラスの割断システム

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JP2003306338A
JP2003306338A JP2002113115A JP2002113115A JP2003306338A JP 2003306338 A JP2003306338 A JP 2003306338A JP 2002113115 A JP2002113115 A JP 2002113115A JP 2002113115 A JP2002113115 A JP 2002113115A JP 2003306338 A JP2003306338 A JP 2003306338A
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glass
plate glass
cutting
inspection
cleaving
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JP2002113115A
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Chikafumi Tsujita
京史 辻田
Takaaki Yokoyama
隆章 横山
Yoshiaki Aoki
禧明 青木
Morimasa Kuge
守正 久下
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/063Transporting devices for sheet glass
    • B65G49/064Transporting devices for sheet glass in a horizontal position
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/023Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
    • C03B33/03Glass cutting tables; Apparatus for transporting or handling sheet glass during the cutting or breaking operations
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/023Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
    • C03B33/037Controlling or regulating

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 板ガラスの不良品検査と割断とを自動的に行
うことができる板ガラスの割断システムを提供するこ
と。 【解決手段】 板ガラスを搬送するウォーキングビーム
20と、被処理板ガラスをウォーキングビーム上に載置
するガラス取り出し装置3と、ガラス取り出し装置の近
傍に配設された第一検査装置5と、ウォーキングビーム
の上流端に配設された位置決め装置9と、板ガラスに割
断用けがき線を刻成する刻成装置10と、けがき線に沿
って板ガラスを割断するトリミング装置13および割断
装置15、16と、ウォーキングビームの下流端に配設
された板ガラス種分けロボット18と、第一検査装置に
よる検査結果および位置決め装置の作動結果に基づいて
刻成装置、トリミング装置、割断装置および種分けロボ
ットを制御する制御装置21とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板ガラスの割断シス
テムに関する。さらに詳しくは、表面の所定位置に割断
用のけがき線が形成された板ガラスに、曲げ力を加えて
板ガラスをこの割断けがき線から割断する板ガラスの割
断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の板ガラスの割断システムは、図6
に示すように、多数の原板ガラスを縦置きに収納したク
レート51から、合い紙除去装置52によって合い紙を
除去しつつガラス取り出し装置53によって板ガラスを
一枚ずつベルトコンベア54に載置する。符号55は合
い紙置き台である。ベルトコンベア54によって搬送さ
れてきた板ガラスは裏面に保護フィルムが貼着されてい
るので、搬送中にフィルム剥離装置56によってこの保
護フィルムが除去される。
【0003】そして、刻成装置57に送られてきた板ガ
ラスはそこで所定位置に自動的に位置決めされ、板ガラ
スの表面の所定位置に割断用けがき線が刻成される。そ
の後、板ガラスは製品割台58に搬送され、ここで作業
者Wの手作業によって割断される。さらに作業者Wは、
その場でマークの付いた不良板ガラスの判別、および、
割断不良の板ガラスの判別を行い、不良品をライン外の
不良品収納箱59に収容する。なお、割断不良にはけが
き線の刻成不良を原因とするものも含まれる。正常な板
ガラスのみが作業者の手によってストックコンベア60
上に搭載され、次工程61に送られる。
【0004】このように、従来の割断システムは原板不
良や割断不良を判別する機能は備えておらず、作業者W
の熟練した技能に委ねられている。また、けがき線の刻
成および板ガラスの割断の前には必ずその裏面の保護フ
ィルムが剥がされていなければならない。さらに、板ガ
ラスを搬送するコンベアは搬送ベルトを用いるため、高
速搬送する場合には図7に示すコンベア54同士の接続
部において板ガラスGとベルトBとが相互に滑って板ガ
ラスGに傷が付くおそれがある。したがって高速搬送を
することは避けねばならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したごとく、
従来の割断システムでは作業者の相当の熟練を必要とす
る。したがって、24時間の連続操業を行うためには多
数の熟練作業者が必要となる。さらに、板ガラスのけが
き線刻成の前には必ず保護フィルムを除去してしまうた
め、ベルトコンベアによる搬送時に伴って板ガラスの裏
面に傷が付くおそれがある。
【0006】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたものであり、板ガラスの不良品検査と割断とを自動
的に行い、作業者の熟練を必要としない板ガラスの割断
システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の板ガラスの割断
システムは、板ガラスを搬送するための搬送ラインと、
被処理板ガラスを上記搬送ラインの上に載置するための
ガラス取り出し装置と、該ガラス取り出し装置の近傍に
配設された、板ガラスの欠陥を検査する第一検査装置
と、搬送ラインに配設された、板ガラスに刻成されてい
る割断用けがき線に沿って該板ガラスを割断するための
割断装置と、搬送ラインの下流端に配設された板ガラス
種分けロボットと、第一検査装置による検査結果に基づ
いて種分けロボットを制御する制御装置とを備えてお
り、該種分けロボットが、上記制御装置の指示に基づい
て板ガラスを種分けするように構成されている。
【0008】かかる割断システムによれば、熟練者の技
能を要することなく、板ガラスの割断および検査を自動
的に行うことにより、自動的に健全な製品と不良品とを
区別することができる。
【0009】そして、上記搬送ラインがウォーキングビ
ームから構成されてなる割断システムが好ましい。ウォ
ーキングビームによれば、従来のベルトコンベア等によ
る搬送のように、板ガラスの慣性の作用に伴ってベルト
等との相対変位による滑りが生じるというおそれがない
からである。したがって、滑りに起因する板ガラスの損
傷のおそれがない。
【0010】なお、ウォーキングビームは公知の技術を
用いることが可能である。
【0011】上記ウォーキングビームからなる搬送ライ
ンの上流端に、板ガラスの位置決め装置が配設されてな
る割断システムにあっては、位置決め装置によって一旦
板ガラスの搬送ラインに対する位置決めがなされると、
板ガラスと搬送ラインとの滑り等による位置のずれが生
じないので、下流工程において再度の位置決めの必要が
なく、システム全体が簡素化される。
【0012】また、上記制御装置が、第一検査装置によ
る検査結果に基づいて割断装置による板ガラスの割断位
置を指示をするように構成されてなる割断システムが好
ましい。検査の結果に基づき、不良品に対しては、たと
えばけがき線の刻成、割断等の各装置を作動させること
なく廃棄処分にすることも可能となり、システム全体の
効率が向上するからである。
【0013】かかる割断システムにおいて、上記搬送ラ
インの上流端に、板ガラスの位置決め装置が配設されて
おり、該位置決め装置の下流側に、板ガラスに割断線を
刻成するための刻成装置が配設されており、上記制御装
置が、第一検査装置による検査結果に基づいて刻成装置
による板ガラスの割断用けがき線の刻成位置を指示をす
るように構成されてなる割断システムが好ましい。検査
結果に基づき、たとえば欠陥箇所が板ガラス上の周辺近
傍に存在する場合には、けがき線の位置を当初の計画位
置から変更し、欠陥箇所がトリミングによって廃棄され
る部分内に入るようにすることが可能となる。その結
果、材料の歩留まりが高くなるからである。制御装置で
は上流端の位置決め装置からの信号により、処理対象の
板ガラスの位置が確認できるため、その板ガラス上の欠
陥位置も特定できる。したがって、けがき線の位置を欠
陥箇所に対応して変更することが可能である。
【0014】上記種分けロボットの上流側に、板ガラス
の割断に伴う欠陥を検査するための第二検査装置が配設
されており、上記制御装置が、第二検査装置による検査
結果に基づいて種分けロボットを制御するように構成さ
れてなる割断システムが好ましい。第二検査装置によっ
て板ガラス上の割断不良を発見することができ、この板
ガラスを製品から除外することができるからである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の板ガラスの割断システムの実施形態を説明する。
【0016】図1は本発明の板ガラスの割断システムの
一実施形態を示す平面図である。図2はこのシステムに
よって得られる板ガラス製品の一例を示す平面図であ
る。
【0017】このシステム1は図2(a)に示すよう
に、板ガラスGにトリミング用のけがき線La、Lbお
よび分断用のけがき線Lを刻成し、これらのけがき線L
a、Lb、Lを挟んで曲げ力を加えることにより、板ガ
ラスGを上記けがき線に沿って所定のサイズに割断する
ものである。図2(b)に示すように、まず板ガラスG
周縁部Eを規定の形状で除去するトリミングを行い、つ
いで分断けがき線Lに沿って割断することによって所定
寸法形状の製品板ガラスBを得る。
【0018】図1に示すように、このシステム1は、板
ガラスGの搬送方向に沿って上流から、クレート2、ガ
ラス取り出し装置3、合い紙剥離装置4、第一検査装置
5、ガラス受け台6、ガラス移転装置7、保護フィルム
剥離装置8、位置決め装置9、刻成装置10、中間受け
台11、引き抜き装置12、前後端(X方向)および両
側辺(Y方向)をトリミングするトリミング装置13、
X方向割断装置15、Y方向割断装置16、第二検査装
置17、種分けロボット18およびマルチ取り残材処理
台19がこの順で配置されている。種分けロボット18
は健全な板ガラスを下流工程へのコンベアに移転させ、
また、不良品を不良品ストック箱へ移転させる。位置決
め装置9からY方向割断装置16までの板ガラス搬送の
ために搬送ラインとしてのウォーキングビーム20が設
置されている。また、ウォーキングビームライン20の
外方に、システム1を制御するための制御装置21が配
設されている。図中、符号24で示すのは板ガラスをY
方向割断装置16から取り出すための移転装置である。
【0019】図3には上記ウォーキングビーム20が示
されている。図3(a)はこのウォーキングビーム20
を装備した搬送ラインの側面図であり、図3(b)は図
3(a)のIII−III線拡大矢視図である。搬送ラ
インに沿って水平に、複数本のビーム201が配設され
ている。このビーム201はサーボモータ202によっ
て搬送方向に所定距離Dだけ往復動される(図中に二点
鎖線で前進状態を示す)ように構成されている。具体的
には各ビーム201の下面にラック203が形成されて
おり、サーボモータ202の出力軸202a上の各ラッ
ク(各ビーム)に対応する位置に配設されたピニオンギ
ア204によって往復動させられる。このビーム201
およびサーボモータ202は第一架台205上に装着さ
れている。
【0020】第一架台205は昇降装置206を介して
第二架台207上に搭載されている。この昇降装置20
6はたとえば油圧シリンダやモータを用いたジャッキを
採用すればよい。そして、全ビーム201は昇降装置2
06によって第一架台205とともに一体で昇降させら
れる。ビーム201の上面、すなわち板ガラスが載置さ
れる面は上昇時には各装置9、10、11、13、1
5、16の板ガラス載置面より上方に上昇し(図中に二
点鎖線で示す)、下降時にはこの板ガラス載置面より下
方に下がる(図中に実鎖線で示す)。上記往復動とこの
昇降とによって板ガラスは所定ピッチDごとに前進させ
られる。上記第二架台207は上記各装置の架台を兼用
してもよい。符号208で示されるのは往復動のための
ガイド部である。
【0021】すなわち、ビーム201が板ガラスを載せ
た状態で上昇し、そのまま前進する。ついでビーム20
1が下降すると板ガラスは所定ピッチD前進した位置で
装置の板ガラス載置面に乗る。この動作が繰り返される
のである。本システムでは上記各装置同士の離間距離が
同一にされており、この離間距離が上記ピッチと同一に
されている。したがって、ビームの一ピッチの移動によ
って板ガラスは次の隣接装置に運ばれる。もちろん、必
要に応じてピッチと装置間距離とを相違させてもよい。
【0022】図1および図4を参照しつつ本システムの
構成および動作を説明する。
【0023】図4(b)には本システム1によって処理
される板ガラスGが、一枚から取り出される製品ガラス
の枚数ごとにその割断用けがき線とともに表されてい
る。(1)は一枚の材料板ガラスGから一枚の製品ガラ
スを取り出す場合を示す。したがって、けがき線はトリ
ミング用のみが刻成される。(2)はY方向に割断する
ことによって二枚の製品ガラスを取り出す場合を示す。
(3)はX方向およびY方向に割断することによって四
枚の製品ガラスを取り出す場合を示す。(4)は六枚の
製品ガラスを取り出す場合を示す。(5)はY方向の割
断後に一方の割断後ガラスをX方向に割断することによ
って三枚の製品ガラスを取り出す(マルチ取りという)
場合を示す。図4(b)中の板ガラスGの図は、図4
(a)に示す本システム1の各装置と上下に対応させる
ことにより、その装置における作業として示している。
【0024】クレート2には多数枚の原板ガラスが取り
出しやすいように、また、傷が付かないように縦置きに
して収容されている。ガラス取り出し装置3はその吸着
アームによってクレート2から板ガラスを吸着して反転
することによって取り出し、これを水平にしてガラス受
け台6の上に載置する。このとき、ガラス取り出し装置
3がクレート2から抜き出した板ガラスから、合い紙剥
離装置4がその吸着バーによって合い紙の上部を吸着し
たうえで吸着バーを旋回することによって合い紙を剥離
する。ガラス受け台6からは板ガラスは水平状態で各下
流工程に搬送される。
【0025】また、ガラス受け台6の上方には第一検査
装置5が位置している。この第一検査装置5が、ガラス
受け台6上に載置されている板ガラスについて、その全
面を上方から走査することによって不良マークの有無に
ついて検査する。この検査結果は上記制御装置21に記
憶される。検査結果とは、たとえば板ガラス全面に座標
を設定し、不良マークの位置をこの座標上に特定したも
のである。不良マークは、たとえば板ガラスに傷が存在
すればその位置を検知できるように上流工程において明
瞭に付記するものである。または、クレート2を縦置き
状態にしてその全面を走査して検査するようにしてもよ
い。
【0026】上記検査の終了後、ガラス移転装置7がそ
こに配設されたロボット等を利用してその吸着アームに
よって板ガラスを吸着することにより、位置決め装置9
が設置されたウォーキングビーム20の上に搬送する。
位置決め装置9では板ガラスを浮上させたうえで両側辺
から図示しない幅寄せバーを同一速度で幅方向中央に向
けて移動させることにより、板ガラスを中央基準で位置
決めする。または、板ガラスのサイズデータに基づき、
ガラス移転装置7がウォーキングビーム20上に板ガラ
スを中央基準で載置する方式でもよい。
【0027】位置決め装置9によって一旦設定されたX
方向およびY方向の位置は、板ガラスがウォーキングビ
ーム20によって搬送されるため、搬送中の位置ずれが
なく、下流工程において再度位置決めをする必要がな
い。したがって、この位置決めは全装置に対して絶対的
な位置決めとなり、ここで設定された位置が座標上の基
準となって下流工程においても位置決め装置9で設定さ
れた位置を基準としてけがき線の刻成や割断が行われ
る。位置決め装置9によって設定された各板ガラスの位
置は制御装置21に記憶される。ウォーキングビーム2
0上への搬送の最中に、保護フィルム剥離装置8が板ガ
ラスの裏面の保護フィルムに吸着パッドを吸着させ、離
間することによって保護フィルムを剥離する。
【0028】刻成装置10では、位置決め装置9におい
て位置決めされた基準線(または基準点)に基づいて、
予め設定された板ガラス上の位置に割断用けがき線を刻
成する。けがき線の位置や本数は一枚の板ガラスから何
枚の製品を取り出すかによって異なる。刻成装置10に
対しては制御装置21から各板ガラスごとにそのけがき
線の位置が指示される。制御装置21には予め各板ガラ
スに対するけがき線の位置が入力されている。刻成装置
10は、X方向およびY方向にそれぞれ走行し得る図示
しないキャリッジとこのキャリッジに昇降可能なカッタ
ーを取り付けた複数個(たとえば四個)のユニットとを
所要位置に位置決めすることができるように取り付けた
ものによって構成されている。けがき線の刻成の際に、
板ガラスに不良マークが付されており、且つ、この不良
マークが板ガラスの周縁近傍に存在するときには制御装
置21が刻成装置10にけがき線の位置変更を指示す
る。すなわち、不良マークの位置がトリミングによって
除去されるべき周縁部E(図2)に入るようにけがき線
の位置を指示する。刻成装置10はそのけがき工具(図
示しない)を指示された位置に移動させたうえでけがき
線を刻成する。したがって、この場合には周縁部Eの幅
は板ガラスの全周について均一ではなくなる。しかし、
こうすることにより、破棄すべき不良製品の発生率が減
少する。また、板ガラスの中央部に不良マークが存在
し、周縁部Eに位置させることができないものは、後述
するように、制御装置21から種分けロボット18に指
示することによって不良品ストック箱に移送される。
【0029】中間受け台11は刻成装置10に隣接した
下流に設置されており、必要に応じ、中間受け台11に
到着した板ガラスを引き抜き装置12によってライン外
へ引き抜く。たとえば、下流工程において異常が発生し
た場合等である。したがって、通常の運転時には板ガラ
スはこのステージを通過する。
【0030】板ガラスは次にトリミング装置13に運ば
れ、X方向のけがき線に沿って板ガラスの前端および後
端のトリミングが行われ、ついでY方向のけがき線に沿
ってY方向に沿った端縁のトリミングが行われる。
【0031】図5に示すように、トリミング装置13
は、板ガラスGのけがき線の位置に移動しうる割断部材
14aと支持部材14bとを有している。トリミング装
置13におけるウォーキングビームの面積は割断対象の
板ガラスよりも平面視面積が小さくされている。したが
って、板ガラスGのY方向端辺近傍がウォーキングビー
ムからはみ出すことになり、割断部材14aと支持部材
14bとがトリミング用けがき線の位置まで容易に移動
することができる。けがき線の位置は座標位置として制
御装置21からトリミング装置13に指示される。板ガ
ラスGのけがき線を挟んだ両側を支持部材14aと割断
部材14bとが相互に逆方向の上下に押し、けがき線部
に曲げ力を加えることによって割断するものである。具
体的には、支持部材14bが板ガラスGの下面を支持
し、割断部材14aが板ガラスGのけがき線を挟んだ反
対側の上面を下方に押して曲げ力を加えるのである。ま
た、図示のごとく、支持部材14bはウォーキングビー
ムと干渉しないように、ウォーキングビーム20が通過
する部分が切り欠かれており、任意位置に移動できるよ
うに構成されている。類似のトリミング装置は、本願の
出願人による特許出願である特願2001−22104
7号に詳しい。
【0032】本実施形態では一つのステージに、その前
後端辺およびY方向に沿う両端辺にそれぞれ割断部材と
支持部材との対を設置したが、本発明ではかかる構成に
限定されない。たとえば、X方向トリミング装置とY方
向トリミング装置とを上流と下流との異なる二つのステ
ージに配置してもよい。すなわち、X方向トリミング装
置では一のステージの前後端辺それぞれに割断部材と支
持部材との対を設置し、Y方向トリミング装置ではX方
向トリミング装置と異なるステージのY方向両側辺それ
ぞれに割断部材と支持部材との対を設置するのである。
もちろん、X方向トリミング装置とY方向トリミング装
置との間の板ガラスの搬送もウォーキングビームによっ
て行われ、一旦設定された板ガラスの位置がずれないよ
うにする。
【0033】トリミング処理された板ガラスはX方向分
断装置15に送られ、X方向のけがき線に沿って割断さ
れる。ついでX方向に分断されて複数枚となった板ガラ
スは、一枚ずつウォーキングビームによってY方向分断
装置16に送られる。このため、X方向分断装置15よ
り下流のウォーキングビームは、トリミング装置13ま
でのウォーキングビームとは駆動ビームを分割し、搬送
方向停止位置が三位置となるように、または任意位置で
停止するように構成されている。
【0034】各板ガラスはY方向分断装置16によって
Y方向のけがき線に沿って割断される。両分断装置1
5、16はともに割断部材と支持部材とを有しており、
支持部材がその吸着パッドによって板ガラスの下面を吸
着し、割断部材が板ガラスの下方からけがき線の位置に
相当する部位の下面を上方に押し上げることによって曲
げ力を加えて割断する。
【0035】X方向分断装置15では割断部材と支持部
材がウォーキングビームを横切る方向に延設されてい
る。したがって、支持部材は上記トリミング装置13と
同様にウォーキングビームが通過する部分が切り欠かれ
ており、任意位置に移動できるように構成されている。
【0036】Y方向分断装置16の下流では前述のマル
チ取りを行う板ガラスと製品化に進む板ガラスとで工程
が分かれる。マルチ取りを行う板ガラスのうち直接製品
化が可能なガラス(図4(b)中に符号Mで示す)は後
述の検査工程に送られ、さらにX方向の割断を行う必要
がある板ガラス(図4(b)中に符号Nで示す)はマル
チ取り残材処理台19に送られる。
【0037】Y方向分断装置16の下流には第二検査装
置17が配設されている。製品の大きさに分断され、製
品の大きさになった各板ガラスが第二移転装置によって
第二検査装置17のガラス載置台に載置される。ガラス
載置台に載置された板ガラスの上方を第二検査装置17
が走査して各板ガラスの不良マークおよび割断不良を検
査する。また、第二移転装置による移送中に検査を行う
ようにすることも容易に可能である。第二検査装置17
の下流には不良品ストック箱22と次工程へ搬送するた
めのコンベア23とが配設されている。さらに、第二検
査装置17から不良品と製品化可能な板ガラスとを種分
けするための種分けロボット18が配設されている。第
二検査装置17による検査結果が制御装置21に送信さ
れ、制御装置21から検査結果に応じて種分けロボット
18に作動指示が送られる。これに応じて種分けロボッ
ト18はガラス載置台から不良品を不良品ストック箱2
2へ移送し、健全な板ガラスをコンベア23へ移送す
る。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、板ガラスの不良品検査
と割断とを自動的に行うことができる。また、ウォーキ
ングビームを搬送ラインとして採用しているため、その
上流において板ガラスの位置決めを行えば下流工程では
再度の位置決めを行う必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板ガラスの割断システムの一実施形態
を概略的に示すブロック図である。
【図2】図1の割断システムによって割断される板ガラ
スをそのけがき線とともに示す平面図である。
【図3】図3(a)は図1の割断システムにおけるウォ
ーキングビームを装備したラインの側面図であり、図3
(b)は図3(a)のIII−III線拡大矢視図であ
る。
【図4】図4(a)は図1の割断システムを概略的に示
すブロック図であり、図4(b)は図4(a)の割断シ
ステムの各装置によって処理される板ガラスを示す概略
平面図である。
【図5】図1の割断システムにおけるトリミング装置の
概略を示す斜視図である。
【図6】従来の板ガラス割断装置の一例を示すブロック
図である。
【図7】図6の割断装置におけるコンベアの一部を示す
側面図である。
【符号の説明】
1・・・・割断システム 2・・・・クレート 3・・・・ガラス取り出し装置 4・・・・合い紙除去装置 5・・・・第一検査装置 6・・・・ガラス受け台 7・・・・ガラス移転装置 8・・・・保護フィルム剥離装置 9・・・・位置決め装置 10・・・・刻成装置 11・・・・中間受け台 12・・・・引き抜き装置 13・・・・トリミング装置 14a・・・割断部材 14b・・・支持部材 15・・・・X方向割断装置 16・・・・Y方向割断装置 17・・・・第二検査装置 18・・・・種分けロボット 19・・・・マルチ取り残材処理台 20・・・・ウォーキングビーム 21・・・・制御装置 22・・・・不良品ストック箱 23・・・・コンベア 24・・・・移転装置 201・・・・ビーム 202・・・・サーボモータ 202a・・・出力軸 203・・・・ラック 204・・・・ピニオンギア 205・・・・第一架台 206・・・・昇降装置 207・・・・第二架台 208・・・・ガイド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 禧明 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 久下 守正 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 Fターム(参考) 3C069 AA02 CA11 4G015 FA01 FA04 FB01 FC02 FC10 FC11 FC14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板ガラスを搬送するための搬送ライン
    と、 被処理板ガラスを上記搬送ラインの上に載置するための
    ガラス取り出し装置と、 該ガラス取り出し装置の近傍に配設された、板ガラスの
    欠陥を検査する第一検査装置と、 搬送ラインに配設された、板ガラスに刻成されている割
    断用けがき線に沿って該板ガラスを割断するための割断
    装置と、 搬送ラインの下流端に配設された板ガラス種分けロボッ
    トと、 第一検査装置による検査結果に基づいて種分けロボット
    を制御する制御装置とを備えており、 該種分けロボットが、上記制御装置の指示に基づいて板
    ガラスを種分けする板ガラスの割断システム。
  2. 【請求項2】 上記搬送ラインがウォーキングビームか
    ら構成されてなる請求項1記載の板ガラスの割断システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記搬送ラインの上流端に、板ガラスの
    位置決め装置が配設されてなる請求項2記載の板ガラス
    の割断システム。
  4. 【請求項4】 上記制御装置が、第一検査装置による検
    査結果に基づいて割断装置による板ガラスの割断位置を
    指示をするように構成されてなる請求項1記載の板ガラ
    スの割断システム。
  5. 【請求項5】 上記搬送ラインの上流端に、板ガラスの
    位置決め装置が配設されており、該位置決め装置の下流
    側に、板ガラスに割断線を刻成するための刻成装置が配
    設されており、上記制御装置が、第一検査装置による検
    査結果に基づいて刻成装置による板ガラスの割断用けが
    き線の刻成位置を指示をするように構成されてなる請求
    項4記載の板ガラスの割断システム。
  6. 【請求項6】 上記種分けロボットの上流側に、板ガラ
    スの割断に伴う欠陥を検査するための第二検査装置が配
    設されており、 上記制御装置が、第二検査装置による検査結果に基づい
    て種分けロボットを制御するように構成されてなる請求
    項1記載の板ガラスの割断システム。
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