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JP2003237590A - 伝達比可変機構 - Google Patents

伝達比可変機構

Info

Publication number
JP2003237590A
JP2003237590A JP2002042465A JP2002042465A JP2003237590A JP 2003237590 A JP2003237590 A JP 2003237590A JP 2002042465 A JP2002042465 A JP 2002042465A JP 2002042465 A JP2002042465 A JP 2002042465A JP 2003237590 A JP2003237590 A JP 2003237590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
motor
transmission ratio
rotation
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002042465A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoyasu Yamamori
元康 山盛
Osamu Watanabe
修 渡辺
Morihiro Matsuda
守弘 松田
Shoichi Shono
彰一 庄野
Takehiro Yanaka
壮弘 谷中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Koki KK filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2002042465A priority Critical patent/JP2003237590A/ja
Priority to DE60314927T priority patent/DE60314927T2/de
Priority to US10/368,575 priority patent/US6848535B2/en
Priority to EP03003856A priority patent/EP1338493B1/en
Publication of JP2003237590A publication Critical patent/JP2003237590A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/008Changing the transfer ratio between the steering wheel and the steering gear by variable supply of energy, e.g. by using a superposition gear

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】伝達比可変機構において、検出手段や制御手段
を必要とする直結手段を設けることなく、転舵輪側から
の逆入力やモータの異常が生じても操舵ハンドルの操舵
量と転舵輪の転舵量との関係を保つこと。 【解決手段】静止部材181、駆動軸182、中間部材
183、従動軸184、推力カム(カム手段)182
b、183b及びクラッチ歯(クラッチ手段)181
a、183aよりなる逆入力遮断装置180を用い、モ
ータ回転軸164からの回転出力は常に下部操舵シャフ
ト(出力軸)4へ伝達し、下部操舵シャフト4からモー
タ回転軸164への回転入力は常に遮断するようにする
こと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操舵ハンドルの操
舵量と転舵輪の転舵量との間の伝達比を変化させる伝達
比可変機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、操舵ハンドルとラックアンドピニ
オン機構等のギヤ装置の間に配置され、操舵ハンドルの
操舵量と転舵輪の転舵量との間の伝達比を変化させる伝
達比可変機構として、特開平10−324263号公報
に開示される伝達比可変機構が知られている。
【0003】この伝達比可変機構では、転舵輪側からの
過大な逆入力が加えられることにより伝達比可変機構の
出力側からトルクが印加された場合や、異常によりモー
タの回転が停止した場合、操舵ハンドルの操舵量と転舵
輪の転舵量の関係にずれが生じてしまわないように、逆
入力やモータの異常を検出して入力軸と出力軸の相対回
転を制限する直結手段を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
伝達比可変機構においては、直結手段の組み付けが煩雑
である上に、この直結手段を動作させるためには、逆入
力やモータの異常を検出する検出手段ならびに指令を行
う制御手段が必要とされる。
【0005】このため、部品点数が増えコスト高となる
だけでなく、検出手段にて逆入力やモータの異常を検出
してから制御手段が直結手段に指令を与えて直結手段の
動作が完了するまでの応答時間を要するという課題を抱
えていた。
【0006】本発明の目的は、検出手段や制御手段を必
要とする直結手段を設けることなく、転舵輪側からの逆
入力やモータの異常が生じても操舵ハンドルの操舵量と
転舵輪の転舵量との関係を保つことができる伝達比可変
機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の伝達比
可変機構は、操舵ハンドルの回転力が伝達される入力軸
と、この入力軸と一体に回転するハウジングと、このハ
ウジング内に固定され、減速機を介して出力軸に回転を
伝達するモータを備え、前記操舵ハンドルの操舵量と転
舵輪の転舵量との間の伝達比を変化させる伝達比可変機
構において、前記モータからの回転出力は常に前記出力
軸へ伝達し、前記出力軸から前記モータへの回転入力は
常に遮断する逆入力遮断装置を備えることを特徴とす
る。
【0008】請求項2に記載の伝達比可変機構は、請求
項1に記載の伝達比可変機構において、前記逆入力遮断
装置を前記モータと前記減速機との間に介在したことを
特徴とする。
【0009】請求項3に記載の伝達比可変機構は、請求
項1に記載の伝達比可変機構において、前記逆入力遮断
装置を前記減速機と前記出力軸との間に介在したことを
特徴とする。
【0010】請求項4に記載の伝達比可変機構は、請求
項2又は3に記載の伝達比可変機構において、前記逆入
力遮断機構は、前記モータの回転軸又は減速機の出力部
に結合された駆動軸と、前記駆動軸と同一軸線上で前記
減速機の入力部又は出力軸に結合される従動軸と、前記
従動軸に軸方向のみ移動可能に連結され、前記駆動軸と
カム手段によって係合するとともに前記ハウジングとク
ラッチ手段によって係合する中間部材と、前記中間部材
を前記駆動軸方向に付勢するばね手段とを備え、前記カ
ム手段は、前記中間部材と前記駆動軸との相対回転によ
って、中間部材をばね部材の付勢力に反して軸方向に移
動させ、前記クラッチ手段の係合を外すように構成され
ることを特徴とする。
【0011】この、請求項1乃至4に記載の伝達比可変
機構によると、モータからの回転力は常に伝達する一
方、他の部位からのモータへの回転入力を遮断すること
により、モータの正常動作時はモータの回転を伝達する
ことで、操舵ハンドルと転舵輪の伝達比を可変させるこ
とができ、転舵輪側からの逆入力発生時や異常によるモ
ータ停止時には回転力をモータに伝えないことで、操舵
ハンドルの操舵量と転舵輪の転舵量にずれが発生するこ
とを防ぐことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
1乃至図4に従って説明する。
【0013】図1に、この実施の形態に係る伝達比可変
機構が適用される車両用操舵装置1の構成を示す。図
中、2は操舵ハンドルであり、この操舵ハンドル2には
入力軸としての上部操舵シャフト3の上端が接続されて
いる。この上部操舵シャフト3の下端には、伝達比可変
機構100の入力部が接続され、伝達比可変機構100
の出力部には出力軸としての下部操舵シャフト4が接続
されている。
【0014】さらに、下部操舵シャフト4の下端は、ラ
ックアンドピニオン機構5の図示しないピニオンに取り
付けられ、ラックアンドピニオン機構5のラック軸5a
の両端には伝達機構6を介して、転舵輪7が取り付けら
れている。
【0015】図2に示すように、本発明の第1の実施の
形態である伝達比可変機構100は、ハウジング10
2、103とスパイラルケーブルケース170とモータ
160と減速機150と逆入力遮断装置180より構成
される。
【0016】ハウジング102は、上部に形成された小
径円筒状の入力軸嵌合部102aにて上部操舵シャフト
3と一体に回転するよう嵌合されている。また、この入
力軸嵌合部102aの外周部には、合成樹脂等で作られ
たスパイラルケーブルケース170が取り付けられてい
る。
【0017】スパイラルケーブルケース170は、ハウ
ジング102との当接面に凸部170bを有し、内部に
スパイラルケーブル171を格納している。スパイラル
ケーブル171の一端は、スパイラルケーブルバスバー
172を介してスパイラルケーブルケース170のハウ
ジング102との当接面より外部に導出され、ハウジン
グ102に設けられた貫通穴102cを通じてハウジン
グ102内に伸びている。一方、スパイラルケーブル1
71の他端は図3に示すように、ケーブル173を介し
てスパイラルケーブルケース170の外部に導出され、
コネクタ174へと接続されている。このコネクタ17
4は、図示しない制御装置に接続されている。
【0018】一方、前記凸部170bはハウジング10
2に設けられた貫通穴102bに挿入されることによ
り、スパイラルケーブルケース170とハウジング10
2の回転方向の位置が決められる。そして、ハウジング
102に設けられたブッシュ挿入部102cにブッシュ
104を挿入することでブッシュ104のフランジ部1
04aにより、スパイラルケーブルケース170は押圧
されハウジング102に対して軸方向に固定されてい
る。
【0019】ハウジング103はハウジング102と一
体に結合され、ハウジング103内部には入力軸側か
ら、モータ160、逆入力遮断装置180、減速機15
0の順に配置されている。
【0020】モータ160は、モータハウジング16
2、ステータ163、モータ回転軸164及びロータ1
65、そして、モータエンドプレート161から構成さ
れる。
【0021】モータハウジング162は略円筒形状をな
し、モータハウジング162の内周にはステータ163
が固定されている。また、モータエンドプレート161
はモータハウジング162の開口部を塞ぐように取り付
けられている。
【0022】モータ回転軸164は、ベアリング16
7、168によりモータハウジング162及びモータエ
ンドプレート161に対して同軸で回転可能に支持され
ている。このモータ回転軸164の外周にはロータ16
5が一体に取り付けられている。
【0023】モータ160は、ハウジング103内周に
モータハウジング162を嵌合することにより一体に固
定され、モータハウジング162及びモータエンドプレ
ート161にはキー溝が設けられている。このキー溝と
ハウジング102に設けられたキー溝の間にキー106
を噛み合わせることにより、ハウジング102に対する
モータ160の回転方向の位置決めを行っている。
【0024】モータエンドプレート161からは、ステ
ータ163に電源を供給するためのモータバスバー16
6が導出され、このモータバスバー166は前記スパイ
ラルケーブルバスバー172と結合されている。
【0025】逆入力遮断装置180は、たとえば特開2
000−199532号公報に記載された周知の構成
で、静止部材181、駆動軸182、中間部材183、
従動軸184よりなる。
【0026】静止部材181は、ハウジング103に一
体に固定され、ハウジングの一部をも構成している。こ
の静止部材181は円筒状で、且つ両側に蓋部181
b、181cが形成され、一方の蓋部181cには従動
軸184が貫通し、ベアリング186により回転可能に
支持されるとともに、軸方向には移動しないように取り
付けられている。この従動軸184の一端には小径部1
84aが形成され、この小径部184aの外周には中間
部材183が回転不能かつ軸方向に移動可能に取り付け
られている。中間部材183には円盤状のフランジ部1
83cが形成されている。このフランジ部183cと従
動軸184の間には、ばね手段としてのコイルばね18
5が介在され、中間部材183のフランジ部を他方の蓋
部181bに押し付けている。フランジ部183cと蓋
部181bの両当接面には、クラッチ手段としてのクラ
ッチ歯181a及びクラッチ歯183aが形成されてい
る。なお、このクラッチ手段を摩擦クラッチとすること
もできる。
【0027】また、フランジ部183cのクラッチ歯1
83aの内周側には推力カム183bが設けられてい
る。この推力カム183bと対応する推力カム182b
が駆動軸182の一方の端面外周に設けられ、これら推
力カム183b、182bによってカム手段が構成され
る。前記駆動軸182の他端はモータ回転軸164に連
結されている。
【0028】中間部材183は、従動軸184との間に
介在するコイルばね185の力で駆動軸182側に付勢
され、推力カム183bが駆動軸182の推力カム18
2bに嵌まり込むとともに、クラッチ歯183aが静止
部材のクラッチ歯181aに噛み合っている。
【0029】なお、ハウジング103に静止部材181
の蓋部181b、181cに相当する内径小部を形成
し、181bに相当する側の内径小部に中間部材183
のクラッチ歯183aと噛み合うクラッチ歯を設けるこ
とで、ハウジング103に静止部材の役割を併せ持たせ
ることもできる。
【0030】前記減速機150は、遊星歯車機構、ハー
モニックドライブ(株式会社ハーモニック・ドライブ・
システムズ社の登録商標)機構等、周知の減速機を用い
ており、固定部150a、入力部150b、出力部15
0cよりなる。固定部150aは前記ハウジング103
に対して回転不能に取り付けられ、入力部150bには
前記逆入力遮断装置180の従動軸184が連結され、
出力部150cには下部操舵シャフト4が接続されてい
る。この減速機150は、入力部150bから入力され
た従動軸184の回転を所定の減速比で減速して出力部
150cに伝達することで、固定部150aと出力部1
50cを相対回転させる。これにより、ハウジング10
3と逆入力遮断装置180の従動軸184がともに回転
すると、出力部150cには固定部150aの回転量
に、入力部150bの回転を所定の減速比で減速した回
転量が加算されて伝達される。
【0031】以上のような構成である伝達比可変機構1
00に関して、始めに、操舵ハンドル2側からの回転力
の入力があり、モータ160が正常に機能している場合
の動作を説明する。
【0032】操舵ハンドル2より回転力を加えると、図
示しない制御装置が操舵ハンドル2の操舵量等に応じた
モータ160への回転指令を出力し、この回転指令がス
パイラルケーブル171を通じてモータ160へと伝達
される。この指令により、モータ160が動作すること
で、モータハウジング162とモータ回転軸164とが
相対回転する。モータ回転軸164の回転は、一体に連
結された逆入力遮断装置180の駆動軸182に伝達さ
れる。
【0033】駆動軸182が回転すると、回転当初、中
間部材183のクラッチ歯183aが静止部材181の
クラッチ歯181aと噛み合っているので、両部材18
3、181は相対回転不能である。この状態で駆動軸1
82に回転力が作用すると、中間部材183は推力カム
182b、183bの働きにより、コイルばね185の
力に反して軸方向に移動する。このように中間部材18
3が軸方向に移動すると、やがて、中間部材183のク
ラッチ歯183aと静止部材181のクラッチ歯181
aの噛み合いが外れ、中間部材183は静止部材181
に対して回転可能となり、従動軸184と一体に回転す
る。これにより、駆動軸182の回転は従動軸184に
伝達され、減速機150の入力部150bへと伝達され
る。入力部150bに伝達された回転は、減速され出力
部150cに伝達され、この結果、出力部150cは固
定部150aに対して相対回転する。
【0034】一方、操舵ハンドル2からの回転力は、上
部操舵シャフト3、ハウジング102、103を介し
て、減速機150の固定部150aへ伝達される。
【0035】このため出力部150cには操舵ハンドル
2からハウジング103を介して減速機固定部150a
に直接伝達される回転に、モータ160からの相対回転
成分が足し合わされた回転が伝達され、下部操舵シャフ
ト4に出力される。これにより、操舵ハンドル2と転舵
輪7の伝達比を可変させている。
【0036】次に、この伝達比可変機構100に転舵輪
7側から逆入力が印加された場合の説明を行う。
【0037】転舵輪7側から下部操舵シャフト4に逆入
力が加えられると、減速機150の出力部150cに回
転力が伝達され、減速機150の入力部150bに回転
力を伝達しようとする。ところが、逆入力遮断装置18
0において、コイルばね185の力により中間部材18
3のクラッチ歯183aが静止部材181のクラッチ歯
181aに噛み合っていることから、従動軸184は静
止部材181に対して回転不能となっている。ここで、
この静止部材181は、ハウジング103及び減速機固
定部150aと一体になっているため、入力部150b
は固定部150aに対して回転不能となり、減速機15
0がロックする。これにより、減速機150にて出力部
150cから固定部150aに直接回転が伝達され、下
部操舵シャフト4の回転は、直接ハウジング103、1
02、上部操舵シャフト3を介し、操舵ハンドル2へ伝
達される。
【0038】また、モータ160が故障により停止した
場合は、上部操舵シャフト3からの回転力は、ハウジン
グ102、103を伝わり減速機150の固定部150
aまで伝達される。ここで、逆入力の場合と同様に、逆
入力遮断装置180の働きにより減速機150からモー
タへの入力は遮断されるため、固定部150aと入力部
150bが相対回転不能となり、減速機150はロック
した状態である。従って、減速機150にて固定部15
0aから出力部150cに直接回転が伝達されることに
より、上部操舵シャフト3の回転は直接下部操舵シャフ
ト4へと伝達され、転舵輪7を転舵させる。
【0039】このように、伝達比可変機構100では、
電子制御式の直結手段を用いることなく、転舵輪7側か
らの逆入力やモータ異常が発生した場合にも、操舵ハン
ドル2の操舵量と、転舵輪7の転舵量にずれが生じるこ
となく、一定の伝達比で操舵することができる。
【0040】また、逆入力遮断装置180をモータ16
0と減速機150の間に配置することにより、逆入力遮
断装置180のクラッチ歯181a、183aに加わる
回転力を下部操舵シャフト4に加わる回転力に比べて低
減することができ、許容される負荷量の小さい逆入力遮
断装置でも使用可能となる。
【0041】なお、上述した第1の実施の形態では、逆
入力遮断装置180の静止部材181をハウジング10
3に回転不能に固定しているが、モータハウジング16
2のようにハウジング103に回転不能に固定された他
の部品を介して、回転不能に固定することも可能であ
る。
【0042】次に、図4に本発明の第2の実施の形態を
示す。第2の実施の形態に係る伝達比可変機構110の
説明において、第1の実施の形態に係る伝達比可変機構
100の構成と同一の構成には、第1の実施の形態の説
明で用いたものと同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0043】伝達比可変機構110は、ハウジング10
2、105、スパイラルケーブルケース170、モータ
160、減速機150及び逆入力遮断装置180’によ
り構成されている。
【0044】ハウジング102、スパイラルケーブルケ
ース170は、伝達比可変機構100と同様に配置さ
れ、ハウジング105はハウジング102と一体に結合
されている。ハウジング105内部には、入力軸側か
ら、モータ160、減速機150の順に配置され、下端
には逆入力遮断装置180’が取り付けられている。
【0045】減速機150の固定部150aは、前記ハ
ウジング105に対して回転不能に取り付けられ、入力
部150bはモータ160の回転軸164と連結されて
おり出力部150cには逆入力遮断装置180’の駆動
軸182が連結されている。
【0046】逆入力遮断装置180’は逆入力遮断装置
180の静止部材181を、大径部を有する静止部材1
81’に置き換えたものである。静止部材181’は大
径部にてハウジング105に一体に取り付けられ、従動
軸184には下部操舵シャフト4が一体に連結されてい
る。
【0047】この伝達比可変機構110に関して、始め
に、操舵ハンドル2側からの回転力の入力があり、モー
タ160が正常に機能している場合の動作を説明する。
【0048】操舵ハンドル2より回転力を加えると、図
示しない制御装置が操舵ハンドル2の操舵量等に応じた
モータ160への回転指令を出力し、この回転指令がス
パイラルケーブル171を通じてモータ160へと伝達
される。この指令により、モータ160が動作すること
で、モータハウジング162とモータ回転軸164が相
対回転する。モータ回転軸164の回転は一体に連結さ
れた減速機150の入力部150bに伝達される。
【0049】一方、操舵ハンドル2からの回転力は、上
部操舵シャフト3、ハウジング102、105を介して
減速機150の固定部150aへ伝達される。ここで、
操舵ハンドル2から直接伝達される回転に、モータ16
0からの相対回転成分が足し合わされ、出力部150c
より逆入力遮断装置の駆動軸182へ伝達される。
【0050】駆動軸182が回転すると、回転当初、中
間部材183はクラッチ歯183aが静止部材のクラッ
チ歯181aと噛み合い、回転不能である。この状態で
駆動軸182に回転力が作用すると、中間部材183は
推力カム182b、183bの働きにより、コイルばね
185の力に反して軸方向に移動する。このように中間
部材183が軸方向に移動すると、やがて、中間部材1
83のクラッチ歯183aと静止部材181’のクラッ
チ歯181aの噛み合いが外れ、中間部材183は静止
部材181’に対して回転可能となり、従動軸184と
一体に回転する。これにより、駆動軸182の回転が従
動軸184及び下部操舵シャフト4に伝達される。
【0051】このように、操舵ハンドル2から直接伝達
される回転と、モータ160による相対回転成分が減速
機150にて足し合わされ、逆入力遮断装置を介して下
部操舵シャフト4に出力され、これにより操舵ハンドル
2と転舵輪7の伝達比を可変させている。
【0052】次に、この伝達比可変機構110に転舵輪
7側から逆入力が印加された場合の説明を行う。
【0053】転舵輪7側から下部操舵シャフト4に入力
が加えられると、逆入力遮断装置180’の従動軸18
4に回転力が作用する。ところが、中間部材183のク
ラッチ歯183aが固定された静止部材181’のクラ
ッチ歯181aに噛み合っているため、従動軸184は
静止部材181’に対して回転不能となる。これにより
従動軸184に加えられた回転力はクラッチ歯183
a、181aを介して静止部材181’に伝達され、ハ
ウジング105、102及び上部操舵シャフト3を介し
て操舵ハンドル2へ伝達される。
【0054】また、モータ160が故障により停止した
場合は、減速機150の入力部150bにモータ160
よりの入力がないため、出力部150cに回転が生じ
ず、逆入力遮断装置180’の駆動軸182に回転が加
えられない。そのため、静止部材181’のクラッチ歯
181aを駆動軸183のクラッチ歯183aが噛み合
ったままの状態となり、ハウジング103の回転は逆入
力遮断装置180’の静止部材181’、中間部材18
3、従動軸184へと伝達される。これにより、操舵ハ
ンドル2の回転はハウジング102、105及び逆入力
遮断装置180’を介して、下部操舵シャフト4へ伝達
され、転舵輪7を転舵させる。
【0055】このように、伝達比可変機構110では、
電子制御式の直結手段を用いることなく、転舵輪7側か
らの逆入力やモータ異常が発生した場合にも、操舵ハン
ドル2の操舵量と転舵輪7の転舵量にずれが生じること
なく、一定の伝達比で操舵することができる。
【0056】なお、第1、第2の実施の形態ではハウジ
ングを二分割としているが、これは組み付け性を向上さ
せるためであって、組み付け性を無視すれば、ハウジン
グは一体であってもかまわない。
【0057】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の伝達比
可変機構によると、検出手段や制御手段を必要とする直
結手段を設けることなく、転舵輪側からの逆入力やモー
タの異常が生じても操舵ハンドルの操舵量と転舵輪の転
舵量との関係を保つことができる伝達比可変機構を提供
することことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態における車両用操舵装置の概略
図。
【図2】 第1の実施の形態における伝達比可変機構の
側面断面図。
【図3】 図2におけるA矢印方向から見た図。
【図4】 第2の実施の形態における伝達比可変機構の
側面断面図。
【符号の説明】
2…操舵ハンドル、3…入力軸(上部操舵シャフト)、
4…出力軸(下部操舵シャフト)、7…転舵輪、102
…ハウジング、103…ハウジング、105…ハウジン
グ、150…減速機、150a…固定部、150b…入
力部、150c…出力部、160…モータ、162…モ
ータハウジング、164…モータ回転軸、180…逆入
力遮断装置、181…静止部材、182…駆動軸、18
3…中間部材、184…従動軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 守弘 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 庄野 彰一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 谷中 壮弘 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D030 DC25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操舵ハンドルの回転力が伝達される入力軸
    と、この入力軸と一体に回転するハウジングと、このハ
    ウジング内に固定され、減速機を介して出力軸に回転を
    伝達するモータを備え、前記操舵ハンドルの操舵量と転
    舵輪の転舵量との間の伝達比を変化させる伝達比可変機
    構において、前記モータからの回転出力は常に前記出力
    軸へ伝達し、前記出力軸から前記モータへの回転入力は
    常に遮断する逆入力遮断装置を備えることを特徴とした
    伝達比可変機構。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の伝達比可変機構におい
    て、前記逆入力遮断装置を前記モータと前記減速機との
    間に介在したことを特徴とする伝達比可変機構。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の伝達比可変機構におい
    て、前記逆入力遮断装置を前記減速機と前記出力軸との
    間に介在したことを特徴とする伝達比可変機構。
  4. 【請求項4】請求項2又は3に記載の伝達比可変機構に
    おいて、前記逆入力遮断装置は、前記モータの回転軸又
    は減速機の出力部に結合された駆動軸と、前記駆動軸と
    同一軸線上で前記減速機の入力部又は出力軸に結合され
    る従動軸と、前記従動軸に軸方向のみ移動可能に連結さ
    れ、前記駆動軸とカム手段によって係合するとともに前
    記ハウジングとクラッチ手段によって係合する中間部材
    と、前記中間部材を前記駆動軸方向に付勢するばね手段
    とを備え、前記カム手段は、前記中間部材と前記駆動軸
    との相対回転によって、中間部材をばね部材の付勢力に
    反して軸方向に移動させ、前記クラッチ手段の係合を外
    すように構成されることを特徴とする伝達比可変機構。
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