JP2003236762A - 切断用カッター - Google Patents
切断用カッターInfo
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Abstract
ターを提供する。 【解決手段】丸刃1の外周部に切断刃部2が設けられて
いる。この切断刃部2の外周端部の厚さ方向両側には、
丸刃1の周方向に沿って延在する一対の凸状刃部2A,
2Bが配設されている。
Description
被切断物の切断に用いられるカッターに関し、更に詳し
くは、被切断物を切断した際のバリの発生を抑制するよ
うにした切断用カッターに関する。
設けた切断刃部にダイヤモンド粒子を付着したダイヤモ
ンドカッターが知られている。このようなカッターは、
切断装置の回転軸に取り付けられ、高速回転させること
により、コンクリート部材や石材、タイル等の研削や切
削など、様々な用途に用いられている。
ゴムなどからなる被切断物を切断する場合、以下の問題
があった。例えば、図7に示すように、連続押出しされ
る金属部材21を熱可塑性エラストマーなどのゴム状弾
性体層22で被覆した異形押出成形品20を所定の長さ
に切断する場合、丸刃(カッター)23が金属部材21
を研削しながら切断する際に、切断終了間際において金
属部材21の薄くなった切断部分の一端側が先に破断
し、それが破断されていない他端側にまくれ上がって、
切断された異形押出成形品20にバリ24となって残留
するという問題があった。ゴム単体からなる被切断物な
どを切断する場合にも、同様の問題が生じる。
やゴムなどの被切断物の切断時に発生するバリを抑制す
ることが可能な切断用カッターを提供することにある。
明は、丸刃の外周部に切断刃部を設け、該切断刃部の外
周端部の厚さ方向両側に前記丸刃の周方向に沿って延在
する一対の凸状刃部を設けたことを特徴とする。
なる被切断物を切断する際に、被切断物の切断される部
分を両凸状刃部間に収容するようにした状態で切断する
ことができるため、切断終了間際において切断部分が従
来のように薄板状にならずに、断面形状が中央部側で厚
みをもった状態となる。そのため、例え切断部分の一方
側が先に破断しても、切断部分全体が変形しながらまく
れ上がりを抑制するので、バリの発生を抑えることが可
能になる。
の図面を参照しながら詳細に説明する。
示し、このカッターは、鋼製円盤状の丸刃1の外周部に
ダイヤモンド粒子を付着した切断刃部2を設けた構成に
なっている。丸刃1の中心部には、切断装置の回転軸に
取り付けるための開口3が形成されている。
側に丸刃1の周方向に沿って延在する鋭角状に突出した
一対の凸状刃部2A,2Bを有し、この凸状刃部2A,
2B間が凹部2Cになっている。両凸状刃部2A,2B
の外周凸端2a,2b間を結ぶ凹部2Cのプロファイル
形状がV字状に形成され、凸状刃部2A,2Bの対面す
る内側面が丸刃1の径方向に対して傾斜した傾斜面2d
にしてある。
は、丸刃1の径方向に対して25〜60°の範囲にする
のが好ましい。このような範囲にすることにより、バリ
の発生を効果的に抑制することができる。
は、切断刃部2の両側の面2X,2Yと同一平面上に位
置し、また同一高さとなるように突出している。ダイヤ
モンド粒子を付着した切断刃部2の領域Xは、凸状刃部
2A,2Bの外周凸端2a,2bから丸刃1の径方向内
側に5mm以上になっている。
に示すように、金属やゴムなどからなる被切断物11を
切断する際に、被切断物11の切断される部分11aを
両凸状刃部2A,2B間の凹部2Cに収容するようにし
た状態で切断することになる。そのため、切断終了間際
において切断される部分11aは、図7に示すように、
従来のように薄板状にならずに、図2のように断面三角
状の厚みをもった状態となるので、例え切断部分11a
の一端側が先に破断しても、切断部分11a全体が変形
しながらまくれ上がることがなく、凸状刃部2A,2B
の外周凸端2a,2b近傍に変形が集中するため、凸状
刃部2A,2Bによりバリを発生させることなく確実に
切断することができる。
を示す。このカッターは、図1の丸刃1を一方の凸状刃
部2Aを有する丸刃体1Aと他方の凸状刃部2Bを有す
る丸刃体1Bとから構成し、両丸刃体1A,1Bを重ね
合わせて一体的に固設してある。このように複数の丸刃
体1A,1Bを組み合わせて外周部の切断刃部2に凸状
刃部2A,2Bを有する丸刃1を構成してもよい。
の回転中心軸CLを通る平面で切断した断面において、
凸状刃部2A,2Bの外周凸端2a,2bを2つの直線
部分から鋭角状に構成し、かつ外周凸端2a,2bを同
一高さに突出させるのが好ましいが、図4〜6に示すよ
うな切断用カッターであってもよい。
2Bの外周凸端2a,2bが切断刃部2の面2X,2Y
と同一平面上になく、面2X,2Yより厚さ方向内側に
位置させるようにしたものである。このように外周凸端
2a,2bを配置する場合は、丸刃1の回転中心軸CL
を通る平面で切断した断面(図4の状態)において、切
断刃部2の厚さ方向両側(両面2X,2Y)から0.5
mm以内の範囲M内に配置するようにすることで、バリの
発生を改善することができる。
ッターにおいて、さらに凸状刃部2A,2Bの外周凸端
2a,2bの突出する高さも異なるようにしたものであ
る。このように外周凸端2a,2bの突出高さを異なら
せる場合には、丸刃1の径方向における両凸状刃部2
A,2Bの外周凸端2a,2b間の距離Lを0.2mm以
内にすることにより、バリの改善効果を得ることができ
る。
ッターにおいて、凹部2Cを凹凸状にしたものである。
凹部2Cの壁面となる両傾斜面2dは、一方が断面形状
において2つの直線を組み合わせた形状で傾斜してお
り、他方が円弧と直線を組み合わせた傾斜面になってい
る。凹部2Cの底面は、その中央部が若干突出するよう
な凹凸状に形成してある。このような凹部2Cを形成す
る凸状刃部2A,2Bを設けてもバリの発生を抑制する
ことができる。
ることができる。また、傾斜角度αは、凸端2aと凹部
2Cの底部(図の凸端2a側の最下点)間のカッター半
径方向における中間点P1の接線と側面2Xの延長線と
のなす角度、傾斜角度βは、凸端2bと凹部2Cの底部
(図の凸端2b側の最下点)間のカッター半径方向にお
ける中間点P2の接線と側面2Yの延長線とのなす角度
である。
1の外周部にダイヤモンド粒子を付着した切断刃部2を
設けた例を示したが、それに代えて、凸状刃部2A,2
Bの先端をブラストショットなどの手段にて微細な凹凸
を持たせたり、あるいは表面処理をして微細な凹凸を持
たせて切断できるようにした切断刃部2であってもよ
い。
厚さとしては、1mm〜10mmにすることができる。
囲M、傾斜面の傾斜角度α,βを表1のように変えた本
発明カッター1〜6(実施例1〜6)と従来カッター1
(比較例1)とを製作した。丸刃の直径は250mm、切
断刃部の厚さは2mm、切断刃部の領域Xは5mmであり、
その領域Xの切断刃部全表面に粒度#120(平均粒子
径6μm)のダイヤモンド粒子を電着加工により付着し
てある。
下に示す測定条件によりバリと刃の寿命の評価試験を行
ったところ、表1に示す結果を得た。 バリ 各試験カッターにより、切断速度20mm/sec. で切断方
向での厚さが1mmのステンレス鋼からなる被切断物をそ
れぞれ切断した際のバリの発生状況を目視により観察
し、その結果を◎、○、△、×の4段階で評価した。◎
はバリの発生がなく切断面も平滑、○バリの発生はない
が切断面端部に微小凸部がある、△微小のバリが発生、
×大きな(2mm程度)バリの発生を意味する。 刃の寿命 各試験カッターにより、上記と同じ条件でステンレス鋼
からなる被切断物を、上記バリの評価が低下するまで繰
り返し切断し、その結果を○、△、×の3段階で評価し
た。○は切断回数1万回以上にてバリの評価が低下しな
い。△は切断回数1万回未満にてバリの評価が低下す
る。×は1回目から大きな(2mm程度)バリが発生す
る。
断においてバリの発生を改善できることがわかる。
囲M、傾斜面の傾斜角度α,βを表2のように変えた本
発明カッター7〜12(実施例7〜12)と従来カッタ
ー2(比較例2)とを製作した。丸刃の直径、切断刃部
の厚さ、切断刃部の領域Xの長さ、ダイヤモンド粒子の
粒度、及びダイヤモンド粒子の付着方法は、実施例Aと
同じである。
下に示す測定条件によりバリと刃の寿命の評価試験を行
ったところ、表2に示す結果を得た。 バリ 各試験カッターにより、切断速度20mm/sec. で加硫ゴ
ム(EPDM)からなる被切断物をそれぞれ切断した際
のバリの発生状況を目視により観察し、その結果を◎、
○、△、×の4段階で評価した。◎はバリの発生がなく
切断面も平滑、○バリの発生はないが切断面端部に微小
凸部がある、△微小のバリが発生、×大きな(2mm程
度)バリの発生を意味する。 刃の寿命 各試験カッターにより、上記と同じ条件で加硫ゴム(E
PDM)からなる被切断物を、上記バリの評価が低下す
るまで繰り返し切断し、その結果を○、△、×の3段階
で評価した。○は切断回数1万回以上にてバリの評価が
低下しない。△は切断回数1万回未満にてバリの評価が
低下する。×は1回目から大きな(2mm程度)バリが発
生する。
リの発生を改善できることがわかる。
に設けた切断刃部の外周端部の厚さ方向両側に、丸刃の
周方向に沿って延在する一対の凸状刃部を設けたので、
金属やゴムなどの被切断物を切断した際のバリの発生を
抑制することができる。
ターの回転中心軸を通る平面で切断した一部省略要部拡
大断面図である。
断面説明図である。
に相当する要部拡大断面図である。
図1に相当する要部拡大断面図である。
に相当する要部拡大断面図である。
図1に相当する要部拡大断面図である。
る状態を示す断面説明図である。
部 2X,2Y 面 2a,2b 外周凸
端 2d 傾斜面 L 距離 M 範囲 X 領域 α,β 傾斜角度
Claims (10)
- 【請求項1】 丸刃の外周部に切断刃部を設け、該切断
刃部の外周端部の厚さ方向両側に前記丸刃の周方向に沿
って延在する一対の凸状刃部を設けた切断用カッター。 - 【請求項2】 前記丸刃の回転中心軸を通る平面で切断
した断面において、前記凸状刃部の外周凸端を前記切断
刃部の厚さ方向両側から0.5mm以内に配置する一方、
前記丸刃の径方向における前記凸状刃部の外周凸端間の
距離を0.2mm以内にした請求項1に記載の切断用カッ
ター。 - 【請求項3】 前記丸刃の回転中心軸を通る平面で切断
した断面において、前記凸状刃部の凸端周辺が直線から
構成される請求項2に記載の切断用カッター。 - 【請求項4】 前記凸状刃部の対面する内側面をV字状
に傾斜させた請求項3に記載の切断用カッター。 - 【請求項5】 前記凸状刃部の外周凸端を前記切断刃部
の厚さ方向両側に位置された請求項2,3または4に記
載の切断用カッター。 - 【請求項6】 前記凸状刃部の対面する内側面の傾斜角
度を、前記丸刃の径方向に対して25〜60°にする請
求項4に記載の切断用カッター。 - 【請求項7】 前記丸刃の切断刃部がダイヤモンド粒子
を付着してなる請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
切断用カッター。 - 【請求項8】 前記切断刃部の領域が前記凸状刃部の外
周凸端から前記丸刃の径方向内側に5mm以上ある請求項
7に記載の切断用カッター。 - 【請求項9】 前記丸刃が一方の凸状刃部を有する丸刃
体と他方の凸状刃部を有する丸刃体とを有する請求項1
乃至8のいずれか1項に記載の切断用カッター。 - 【請求項10】 前記切断用カッターで切断する被切断
物が金属またはゴムである請求項1乃至9のいずれか1
項に記載の切断用カッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002040394A JP2003236762A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | 切断用カッター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002040394A JP2003236762A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | 切断用カッター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003236762A true JP2003236762A (ja) | 2003-08-26 |
Family
ID=27781142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002040394A Pending JP2003236762A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | 切断用カッター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003236762A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018198467A1 (ja) * | 2017-04-26 | 2018-11-01 | 三菱重工機械システム株式会社 | 切断加工用刃物及びスロッタ装置並びに製函機 |
-
2002
- 2002-02-18 JP JP2002040394A patent/JP2003236762A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018198467A1 (ja) * | 2017-04-26 | 2018-11-01 | 三菱重工機械システム株式会社 | 切断加工用刃物及びスロッタ装置並びに製函機 |
| JP2018183839A (ja) * | 2017-04-26 | 2018-11-22 | 三菱重工機械システム株式会社 | 切断加工用刃物及びスロッタ装置並びに製函機 |
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Legal Events
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