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JP2003236025A - ウッドクラブヘッド - Google Patents

ウッドクラブヘッド

Info

Publication number
JP2003236025A
JP2003236025A JP2001110524A JP2001110524A JP2003236025A JP 2003236025 A JP2003236025 A JP 2003236025A JP 2001110524 A JP2001110524 A JP 2001110524A JP 2001110524 A JP2001110524 A JP 2001110524A JP 2003236025 A JP2003236025 A JP 2003236025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
axis
club head
wood club
mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001110524A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sakai
浩司 酒井
Yasuyuki Ota
泰之 大田
Mamoru Saraya
衛 更家
Shoji Ono
昭二 小野
Masayuki Takagi
正之 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mizuno Corp
Original Assignee
Mizuno Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mizuno Corp filed Critical Mizuno Corp
Priority to JP2001110524A priority Critical patent/JP2003236025A/ja
Publication of JP2003236025A publication Critical patent/JP2003236025A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ウッドクラブヘッドの
慣性主軸の傾斜の制御を精度よく、且つ効率よく行うた
めの質量調整機構と、質量調整機構に質量調整部をマウ
ントする工程を限定したウッドクラブヘッドに関するも
のである。 【解決手段】 本発明に係るウッドクラブヘッド
は、ヘッド本体2の中空部3を密閉した後に慣性主軸の
軸、I軸、I軸の傾斜を調整できるように、ヘ
ッド本体2のバック部側面1Bに沿って質量調整部6の
ウェイト収納室7の長軸Cが平行に伸びるようにヘッド
外殻部4に形成したことを特徴とするウッドクラブヘッ
ド1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ウッドクラブヘ
ッドの慣性主軸の傾斜の制御を精度よく、且つ効率よく
行うための質量調整機構と、質量調整機構に質量調整部
をマウントする工程を限定したウッドクラブヘッドに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のウッドクラブヘッドの研究で、ヘ
ッド本体の慣性主軸の傾き具合により、ウッドクラブヘ
ッドの打球方向のバラツキが改善できることが判明して
きた。
【0003】しかしながら慣性主軸の傾斜を理想に近い
位置に調整するためには、最適な位置に重量物を付加し
なければならないことも事実である。
【0004】そのため図13に示す特開平6−2967
16号のように、重心位置や任意の方向のヘッド本体2
0Aの慣性モーメントを調整するために、ヘッド本体2
0Aの中空部内20Bに質量体21を配置したゴルフク
ラブヘッド20のような事例が一般的であり、固着方法
としては、溶接、接着、圧入など、種々の方法が公知と
なっている。
【0005】また、図14の要部拡大断面図に示す特開
平10−234902号のように、ソール部22やバッ
クサイド部やトウ部等に厚肉部23を設け、該厚肉部2
3に雌ネジ24を装着し、更に、内部に比重の大きい素
材からなる質量体25Bを介在させ、雄ネジ25Aを形
成した質量調整部材25を用いるゴルフクラブヘッド2
6も公知である。
【0006】その他、図15に示される特公平10−3
6831号のように、ウッドクラブヘッド27が、内殻
体28の表面に外殻体29が一体に成形されており、該
外殻体29の背面側30には、内殻体28が露出してお
り、且つ、内殻体28の背面側30からフェイス側31
にかけて空洞部32が形成されており、該空洞部32に
質量調整体33が収容された構成のウッドクラブヘッド
27も公知になっている。
【0007】又、図16に示す登録実用新案第3029
422号のように、アイアンクラブヘッド34の、トー
部35からヒール部36方向に穿孔部37が形成されて
おり、該穿孔部37に質量調整部材38を収納し、栓3
9により封じ込めるようにしたアイアンクラブヘッド3
4も公知となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】又、図13や図14に
示すように、壁面と垂直に質量調整体の長軸がなるよう
に配置されているが、しかし、ウッドクラブヘッドにお
いては、クラブの長尺化や大型化に伴い、ウッドクラブ
ヘッドのヘッド本体の許容質量が限度に近く、そのた
め、少ない質量で効率よく慣性主軸の傾斜を制御する必
要がある。
【0009】一方、従来から公知のウッドクラブヘッド
のヘッドにおける質量調整構造は、そのほとんどが重量
調節部材を収納するための収納部をソール部材に溶接や
接着や圧入や嵌合等の方法で形成したり、ヘッド内部に
重量体を付加するものは、ヘッドの部品の段階で質量体
を付加し、その後各々の部品を溶接等により一体化しヘ
ッドとするものである。
【0010】このように、各々の部品を一体化する際に
発生する溶接ビート等により重量調節以上の重量が必然
的に付加され、その結果ヘッドが有する慣性主軸の傾斜
に、ばらつきが生じ、設計通りに正確に慣性主軸の傾斜
が制御できないという問題点を有していた。
【0011】この問題を解決するためには、ヘッドの密
閉空間を形成した後に質量を付加する必要がある。
【0012】これに該当する質量付加手段として、トウ
部を始め、ソール部やバックサイド部に穴またはネジ部
を設けて、これらの部位からヘッド重心部に相当するヘ
ッドの中空部の方向に質量調整用のウェイト部材の収納
部を突出させた構造や、バックサイド部からフェース部
方向に質量調整用の収納部を形成する方法が一般に取ら
れてきている。
【0013】しかし、特に側壁に配置された前記従来か
らの質量調整用の構造では、図15に示すように質量調
整体33の長軸が側壁に対して垂直近くになるため、質
量を付加するほど質量調整体33の重心がヘッドの重心
に近くなり、慣性主軸を調整する効果が著しく低下する
と言った問題点を有していた。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願発明は、中空部を有
するウッドクラブヘッドであって、ヘッド本体の慣性主
軸を少ない質量で効率よく制御できるようにするため、
慣性主軸の調整に最も効果的な位置に質量調整用のウェ
イト部材を収納するウェイト収納室の長軸Cの方向が、
ヘッド外殻の側面形状に対して平行に沿うように配置
し、且つ、ヘッドの中空部を形成した後に質量体を付加
・固定できる構造にしたことにより、慣性主軸のI
軸、I軸、I軸の傾斜角度を設計通りに調整でき
る構造のウッドクラブヘッドを供給することが出来るも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】本願発明に係る請求項1は、慣性
主軸を目的に合わせて正確に制御するために、ヘッドの
中空部を形成した後に柱状のウェイト部材を装着でき、
調整の効率を上げるために、前記質量調整用のウェイト
部材を収納するウェイト収納室の長軸Cの方向が、ヘッ
ド外殻の側面形状に対して平行に沿うように配置される
ウッドクラブヘッドである。
【0016】即ち、本願発明に係る請求項1は、質量調
整部6を付設した中空部3を有するウッドクラブヘッド
1において、前記質量調整部6はヘッド本体2のバック
部側面1Bに配置されると共に、質量調整部6のウェイ
ト収納室7はバック部側面1Bに対してほぼ平行に配置
され、ウェイト部材8を着脱自在に取り付けられるよう
に構成したことを特徴とするウッドクラブヘッド1であ
る。
【0017】本願発明に係る請求項2は、質量調整部6
がヘッド重心Gを含み、地面に垂直な直線を含み、且つ
フェース面1Aの接線Aに対して23度以上57度以下
の範囲の角度を有する平面と、ヘッド側面部5とが交わ
る位置に配置したことを特徴とするウッドクラブヘッド
1である。
【0018】本願発明に係る請求項3は、質量調整部6
がヘッド重心Gを含み、地面に垂直な直線を含み、且つ
フェース面1Aの接線Aに対して28度以上52度以下
の範囲の角度を有する平面と、ヘッド側面部5とが交わ
る位置に配置したことを特徴とするウッドクラブヘッド
1である。
【0019】本願発明に係る請求項4は、質量調整部6
を配置したウッドクラブヘッド1の三本の慣性主軸のI
軸、I軸、I軸のうちいずれか一本が、フェース
面1Aの接線Aに対して−10度以上9度以下の角度で
あるウッドクラブヘッド1である。
【0020】
【実施例】次に、本願発明の具体的な実施例について説
明する。図1乃至図3に示す実施例は、ヘッド本体2の
中空部3を密閉した後に慣性主軸のI軸、I軸、I
軸の傾斜を調整できるように、ヘッド本体2のバック
部側面1Bに沿って質量調整部6のウェイト収納室7の
長軸Cが平行に伸びるようにヘッド外殻部4に形成した
ことを特徴とするウッドクラブヘッド1である。
【0021】なお、ウェイト収納室7の先端部7Bを閉
鎖して、ウェイト収納室7にウェイト部材8を収納し、
挿入口側7Aを接着固定してもよいが、本願発明ではウ
ェイト収納室7内で微調整を可能にするためにウェイト
部材8にネジ部8Aを形成した六角穴付きボルト8Bを
用いたが、これは、ウッドクラブヘッド1を構えたとき
にネジ部8Aの頭頂部がゴルファーから見えないように
配慮する上からも六角穴付きボルト8Bを用いることが
望ましい。又、六角穴付きボルト8Bを螺着した後、ゴ
ム系接着剤や瞬間接着剤等を用いて緩み止めのため固着
することが望ましいものである。
【0022】その他、ウッドクラブヘッド1が繰り返し
荷重を受けたときの六角穴付きボルト8Bの耐久性を向
上させるためにはウェイト部材8は短い方がよい。そこ
で、ウェイト部材8の比重はヘッド本体2を構成する素
材よりも重い材料で構成することが望ましく、出来れば
ウェイト部材8の比重は、7以上の物を使用すべきであ
る。
【0023】なお使用するウェイト部材8の素材として
は鉄系、鉛系、コバルト系、タングステン系、ベリリウ
ム−ニッケル合金等が好ましい。前記材料には加工性が
劣り、単独でネジを形成するには不向きのものもある。
【0024】そこで、図4(A)に示すように加工性が
良好で、且つ硬度の大きい金属素材でネジ先端部8Cを
形成し、比重の重い金属でウェイト部材8を形成し、前
記ネジ先端部8Cとウェイト部材8と圧接溶着や、傾斜
素材として接合一体化した形態の六角穴付きボルト8B
を作製して使用することも可能である。その際、ウェイ
ト部材8にネジ部8Aを形成しておくことも可能であ
る。このように、硬度の大きい金属素材でネジ先端部8
Cを形成することにより、ネジの部分の耐久性が向上
し、何度でもウェイト部材8の出し入れが出来るため、
ゴルファーのその時のコンデションに合せてウェイト部
材8の調整が可能となる。
【0025】その他、図4(B)に示すようにタングス
テン等の金属を粉末冶金法により加工してネジ部8Aを
一体に形成し、ウェイト部材8として使用することも可
能である。
【0026】図3にその他の実施例を示す。ウェイト収
納室7をバック部側面1Bのセンターではなくヒール部
1Dに偏って設けてある。
【0027】ここで、図5に示すように、慣性主軸のI
軸、I軸、I軸とは、ウッドクラブヘッド1の慣
性モーメントをヘッド重心G周りの慣性楕円体Eで表
し、該慣性楕円体Eの直交した3本の慣性主軸の内、慣
性主軸周りの慣性モーメントが最大値を示す軸をI
軸、最小値を示す軸をI軸、最大値と最小値の中間
値を示す軸をI軸とするものである。但し、I軸は
図面に垂直で、ヘッド重心Gを含む軸である。
【0028】ウッドクラブヘッドは形状、肉厚設計によ
り慣性主軸の傾斜は微妙に違うが、図6に示すように、
ホーゼル部1Fの質量のために、一般的にはフェース面
1Aの接線Aに対してI軸が−15度から−25度の
範囲に入ることが多い。図6においては、説明がし易い
ようにヘッド重心Gを通って地面に垂直で、且つフェー
ス面1Aの接線Aに平行な平面Bとして記載するもので
ある。
【0029】この傾斜を調整し、I軸がフェース面1
Aの接線Aに平行に近くなるようにすると、打球の方向
性が改善する。ここで、フェース面1Aの接線Aとは、
弾道の目標地点と垂直な面の中で、地面と平行であり、
かつ、ヘッド重心Gを通りフェース面1Aに垂直な交点
であるスイートスポットSSと呼ばれる部位と接する直
線のことである。
【0030】フェース角を目標地点に対して左へ向けた
フックフェース、または、右に向けたオープンフェース
のウッドクラブヘッドにおいても、フェース面1Aの接
線Aを弾道の目標地点と垂直な面内に姿勢を固定した状
態とする。
【0031】I軸がフェース面の接線Aに平行な場
合、スイートスポットSSから上側または下側の打点に
おいて、スライススピンもフックスピンも生じない。
【0032】しかし、I軸がフェース面の接線Aと平
行でない上記のような一般的なヘッドでは、スイートス
ポットSSよりも上側の打点の場合、衝突中にヘッドは
ロフトが大きくなる方向に回転を始めるが、その回転軸
は、フェース面の接線Aに対して平行ではなく、最も慣
性モーメントが小さいI軸の向きに近い回転軸とな
り、それにより、ヘッドの打点部が上側だけでなく、わ
ずかながらもヒール部1D側へ移動し、その結果、ギア
効果によりスライススピンが生じてしまう。
【0033】ここで、ギア効果とは、スイートスポット
SS以外の打点での、インパクト時にヘッドの回転方向
とボールの回転方向が、ギア(歯車)同士が噛み合って
互いに反対方向に回転するように見えるので、ギア効果
と呼ばれるものである。
【0034】なお、I軸がフェース面の接線Aに対し
て、角度が大きいほど、スライス量が増える結果とな
る。
【0035】逆に、スイートスポットSSよりも下側の
打点の場合、衝突中にヘッドはロフトが小さくなる方向
に回転を始めるが、その回転軸は、やはりI軸の向き
に近い回転軸となり、それにより、ヘッドの打点部が下
側だけでなく、わずかながらもヒール部1D側へ移動
し、その結果、ギア効果によりスライススピンが生じて
しまう。よって、I軸がフェース面の接線に対して平
行に近づけば、近づくほど、スライススピンが生じにく
く、打球の方向性が改善できる。
【0036】ここで、I軸の傾斜を調整するために、
ウェイト部材の最も効率の良い位置を求めるための計算
式を記述する。図5のように、I軸、I軸はxy平
面上で、それぞれx軸、y軸と一致しているとし、慣性
テンソルは、次の数式1に示すようになる。
【0037】
【数1】m/2とm/2の質量を、ヘッド重心Gから距
離rの位置に、x軸とθの角度に付加すると慣性テンソ
ルは、次の数式2に示すようになる。
【0038】
【数2】ここでαを、ウェイト部材装着後のI軸とx
軸との傾斜角度とし、この式からαは次の数式3、数式
4、数式5、数式6、数式7に示すようになる。
【0039】
【数3】
【数4】
【数5】
【数6】
【数7】により、ウェイト部材装着後のI軸のx軸に
対する傾斜角αを求めることができる。
【0040】ただし、質量調整用のウェイト部材は、近
年のヘッド体積の大きいウッドクラブヘッドにおいて
は、強度との兼ね合いから、0.1kgなどと、限られ
た質量しか確保することができないので、上記のよう
に、I軸が−15度〜−25度にあるものが、ウェイ
ト部材の質量により0度より大きくなることは難しい。
よって、αが最大となる条件を最適条件とすれば、その
ときのθをθとすると次の数式8のようになる。
【0041】
【数8】k>1とすれば、θは、次の数式9、数式
10のようになる。
【0042】
【数9】
【数10】によりウェイト部材の最も効率の良い角度を
求めることができる。この式から、ウェイト部材を装着
する前のヘッドの主慣性モーメントI、Iの値、ウ
ェイト部材の質量m、距離rの値によって、効率の良い
角度は変動することが分かる。実際に、 m=0.1〜0.2(kg) r=0.03〜0.04(m) I=0.00015〜0.00018(kg・m) I=0.00022〜0.00025(kg・m) を式に入力したところ、表1のような結果が得られる。
【0043】なお、図6において、対称性のため、−1
80〜−90度は0〜90度と一致し、−90〜0度は
90〜180度と一致するので、表1において、ウェイ
ト部材が0〜180度の角度におけるαを表示してい
る。
【0044】これより、θは、48〜72度の範囲で
ある。ただし、既に記述したように、元来ウッドクラブ
ヘッドは、図6に示すように、一般的にはフェース面の
接線Aに対してI軸が−15〜−25度の範囲に入る
ことが多く、これを平均の−20度として加味すれば、
図7に示される28〜52度の範囲に、ウェイト部材が
あれば、最も効率良く、I軸をフェースの接線と平行
に近づけることが可能である。平均の−20度ではな
く、15〜25度として加味すれば、23〜57度の範
囲にウェイト部材があれば、様々なウッドクラブヘッド
において、最も効率よく、I軸をフェースの接線と平
行に近づけることが可能である。そのとき表1のαか
ら、I軸は3〜27度、xy平面上を回転する。
【0045】
【表1】表1 m、r、I2、I3別のθ1とα
【0046】なお、質量がm/2のウェイト部材が2個
の場合をシミュレーションしているが、計算の経過から
明らかなように、質量がmのウェイト部材8が1個とし
た場合も、計算結果は全く同一になる。ただし、ヘッド
重心Gは移動し、ヘッド重心Gとシャフト軸心との距
離、通称、重心距離と呼ばれるものなど、ヘッドの別の
特性が変化する。ウェイト部材8が2個の場合は、角度
によって、ウェイト部材8がフェース面1A側になると
き、ウェイト部材8の距離rが最大でも0.2m程度と
大きくすることができないので、実際の設計においては
1個の場合の方がより効率的にI軸を制御することが
可能である。
【0047】一例として、表1のNo.16の場合で、
ウェイト部材8の配置角度θ別におけるI軸のx軸に
対する傾斜角αを図8に図示した。
【0048】図8からわかるように、ウェイト部材8の
配置角度θが59度で最大の傾斜角αとなり、ウェイト
部材配置前のウッドクラブヘッドのI軸が、フェース
面1Aの接線Aに対して−20度として加味すれば、ウ
ェイト部材の配置角度θが39度のとき、つまり、一個
のウェイト部材の場合では、簡単に言えばウッドクラブ
ヘッド1のヒール部とバック部の中間位置に相当する。
【0049】なお、スイートスポットSSの上側または
下側に打点した場合、回転軸はI軸に近くなると説明
したが、実際には、図5における、ヘッド重心Gから、
X軸の垂線で慣性楕円体と接する地点Aへのベクトルを
回転軸として、回転を始める。ただし、I軸と回転軸
は、おおよそ比例関係にあり、I軸がフェースの接線
に対して角度が大きければ、回転軸もフェースの接線に
対して角度が大きいので、本願発明では、I軸を元
に、ウェイト部材の最も効率の良い位置を求めた。
【0050】ここで主軸の傾斜を調整するために最も効
率のいい位置を求めたところ、ヘッド重心Gを含み且つ
地面に垂直で、且つフェース面1Aの接線Aに対して2
3度以上57度以下の角度を持つ平面と、ヘッド側面と
の交線と交わる位置で効率が上がり、28度以上52度
以下の角度を持つ平面と、ヘッド側面部との交線と交わ
る位置に配置した場合にピークを迎えることがわかっ
た。
【0051】なお、通常ウッドヘッドの組み付けにおい
て、ヘッドは部品のばらつきや溶接などにより、慣性主
軸の傾斜に誤差を含むことになる。このため、慣性主軸
の調整は最終行程に近い工程で行う方が、最終製品のば
らつきは小さくできるものである。このため、本願発明
のように中空部を形成した後に質量調整体の位置決めを
して調整、固定することにより、極めて慣性主軸の傾斜
角度の精度を高めることが可能となる。
【0052】このようにして、ウッドクラブヘッドのI
軸を、フェース面1Aの接線Aに対して−10度以上
9度以下の角度に設定することで、方向性の良いウッド
クラブヘッド1を提供することができる。
【0053】本願発明を更に分かりやすく説明すれば、
一般的な従来から公知のゴルフクラブヘッド50は、図
10に示すような慣性主軸を有している。
【0054】前記慣性主軸は、フェース面1Aの接線A
に対して少なくとも−15°〜−25°の傾斜角を有し
ている。
【0055】本願発明においては、前記の慣性主軸は接
面とのなす角度は、図11に示すように0°(90°)
近傍であることが望ましい。
【0056】図9に示す本願発明のその他実施例につい
て説明すれば、使用した慣性主軸傾斜調整用のウエイト
部材80の質量は20gである。この例からも判るよう
に、効果的に慣性主軸を傾斜させるためには、ウエイト
部材80の質量は、ヘッド総質量の7%〜15%が必要
となる。
【0057】この質量を全てヒール部壁面に配置する
と、ヘッド重心位置が調整用のウエイト部材側に移動し
てしまい、作用効果を阻害する恐れがある。
【0058】これを避けるために、ヘッドの重心を対象
点としてトー部の側面にも調整用のウエイト部材を配置
することで対応することが出来る。
【0059】図12は、I軸の傾斜角度αと打球の落
下地点の左右位置に関するグラフを示すものである。即
ち、長さ44インチのクラブで、質量が190gのヘッ
ドに、30gのウエイト部材となる鉛を両面テープでヘ
ッド本体の側壁部の様々な位置に装着して、ロボットテ
ストを実施した。
【0060】ヘッドをシャフトに組み付ける前に、ウエ
イト部材を様々な位置に装着した状態での、I軸の傾
斜角αの測定を行った。
【0061】ロボットテストでは、グリップ固定を継続
したまま、ウエイト部材の位置を変更して、スイングを
行い、キャリーの落下地点の左右位置を計測した結果を
図12に示すものである。図12に示すように、I
の傾斜角αが大きいほど、打球の落下地点が右になるこ
とが判明した。
【0062】この質量を全てヒール壁面に配置すると、
ヘッドの重心位置が調整用のウエイト部材側に移動して
しまい、作用効果を阻害する恐れがある。これを避ける
ためにヘッドの重心を対象点としてトー部側の側面にも
調整おもりを配置することで対応することが出来る。
【0063】なお、ヘッドの形態によりトー部側のウエ
イト部材位置がフェースにかかる場合がある。打球面に
ウエイト部材を設けると飛距離性能や強度に影響を及ぼ
すから、この場合はフェース近傍のトー部側の側壁かト
ー部側のソール部に設けることが望ましい。
【0064】ヘッドの形状と質量及び質量配分で、ゴル
フクラブヘッドの慣性楕円の大きさと慣性主軸の傾斜が
ほぼ一義的に決まるものである。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本願発明は、ヘッド本体
の側壁部に沿って質量調整部のウエイト収納室の長軸が
平行に伸びるようにヘッド外殻部に配置することで、軽
い質量で慣性主軸の調整を効率的に行い、方向性を改善
することができる。
【0066】又、ネジを設けて質量体の配置位置を微調
整し、慣性主軸の傾斜の微調整ができるようになる。
【0067】更に、ウエイト収納室の長軸方向の長さを
短くするために、比重が7以上の重金属を用いたり、易
加工性の材料と難加工性の重金属材料を接合一体化した
ウエイト部材を利用することによりウエイト部材の耐久
性を向上させることができる。
【0068】更に、ウエイト部材の配置位置を最も効果
的に調整できる位置を特定することにより、慣性主軸の
調整を少ない質量で実施できるようにして、ヘッドの大
型化や薄肉化を妨げないようにすることができる。
【0069】更に、ヘッドの最終工程近くで調整用ウェ
イト部材を任意の位置に固着できるので、ヘッドの製造
上のばらつきを考慮した上で慣性主軸の調整ができ、ヘ
ッド個々の慣性主軸のばらつきを提言することができ
る。
【0070】このようにして調整した結果、慣性主軸の
軸がフェース面の接線に垂直になることにより、ウ
ッドクラブヘッドの打球の方向性を改善することができ
るものである。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本願発明のウッドクラブヘッドを示
す斜視図。
【図2】 図2は、本願発明のウッドクラブヘッドにウ
ェイト部材を挿着する状況を示す斜視図。
【図3】 図3は、本願発明のウッドクラブヘッドの要
部拡大断面図。
【図4】 図4は、本願発明のウッドクラブヘッドに用
いるウエイト部材を示す斜視図。
【図5】 図5は、ウッドクラブヘッドの慣性楕円体の
慣性主軸のI軸、I 軸の傾斜角度を示す模式図。
【図6】 図6は、従来から公知のウッドクラブヘッド
の慣性主軸のI軸の傾斜角度の範囲を示す模式図。
【図7】 図7は、本願発明のウッドクラブヘッドの慣
性主軸のI軸の傾斜角度の範囲を示す模式図。
【図8】 図8は、ウエイト部材を配置する位置とウッ
ドクラブヘッドの慣性主軸の傾斜角度を示すグラフ。
【図9】 図9は、本願発明のウッドクラブヘッドのそ
の他実施例を示す斜視図。
【図10】 図10は、従来から公知であるウッドクラ
ブヘッドの慣性主軸のI軸、I軸、I軸の傾斜角
度を示す斜視図。
【図11】 図11は、本願発明のウッドクラブヘッド
における慣性主軸のI 軸、I軸、I軸の傾斜角度
を示す斜視図。
【図12】 図12は、本願発明のウッドクラブヘッド
の慣性主軸のI軸の傾斜角と打球の方向性を示すグラ
フ。
【図13】 図13は、従来から公知のウッドクラブヘ
ッドの要部拡大断面図。
【図14】 図14は、従来から公知のウッドクラブヘ
ッドの要部拡大断面図。
【図15】 図15は、従来から公知のウッドクラブヘ
ッドの要部拡大断面図。
【図16】 図16は、従来から公知のウッドクラブヘ
ッドの要部拡大断面図。
【符号の説明】
1 ウッドクラブヘッド 1A フェース面 1B バック部側面 1C トー部 1D ヒール部 1E クラウン部 1F ホーゼル部 2 ヘッド本体 3 中空部 4 ヘッド外殻部 5 ヘッド側面部 6 質量調整部 7 ウエイト収納室 7A 挿入口側 7B 先端部側 8 ウエイト部材 8A ネジ部 8B 六角穴付きボルト 8C ネジ先端部 20 ヘッド本体 20A ヘッド本体 20B 中空部 21 質量体 22 ソール部 23 厚肉部 24 雌ネジ 25 質量調整部材 25A 雄ネジ 25B 質量体 26 ゴルフクラブヘッド 27 ウッドクラブヘッド 28 内殻体 29 外殻体 30 背面側 31 フェイス側 32 空洞部 33 質量調整体 34 アイアンクラブヘッド 35 トー部 36 ヒール部 37 穿孔部 38 質量調整部材 39 栓 80 ウエイト部材 A 接線 B フェース面の接線に平行な平面 C 長軸 G ヘッド重心G
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月10日(2002.10.
10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ウッドクラブヘッド
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ウッドクラブヘ
ッドの慣性主軸の傾斜の制御を精度よく、且つ効率よく
行うための質量調整機構と、質量調整機構に質量調整部
をマウントする工程を限定したウッドクラブヘッドに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のウッドクラブヘッドの研究で、ヘ
ッド本体の慣性主軸の傾き具合により、ウッドクラブヘ
ッドの打球方向のバラツキが改善できることが判明して
きた。
【0003】しかしながら慣性主軸の傾斜を理想に近い
位置に調整するためには、最適な位置に重量物を付加し
なければならないことも事実である。
【0004】そのため図13に示す特開平6−2967
16号のように、重心位置や任意の方向のヘッド本体2
0Aの慣性モーメントを調整するために、ヘッド本体2
0Aの中空部内20Bに質量体21を配置したゴルフク
ラブヘッド20のような事例が一般的であり、固着方法
としては、溶接、接着、圧入など、種々の方法が公知と
なっている。
【0005】また、図14の要部拡大断面図に示す特開
平10−234902号のように、ソール部22やバッ
クサイド部やトウ部等に厚肉部23を設け、該厚肉部2
3に雌ネジ24を装着し、更に、内部に比重の大きい素
材からなる質量体25Bを介在させ、雄ネジ25Aを形
成した質量調整部材25を用いるゴルフクラブヘッド2
6も公知である。
【0006】その他、図15に示される特公平10−3
6831号のように、ウッドクラブヘッド27が、内殻
体28の表面に外殻体29が一体に成形されており、該
外殻体29の背面側30には、内殻体28が露出してお
り、且つ、内殻体28の背面側30からフェイス側31
にかけて空洞部32が形成されており、該空洞部32に
質量調整体33が収容された構成のウッドクラブヘッド
27も公知になっている。
【0007】又、図16に示す登録実用新案第3029
422号のように、アイアンクラブヘッド34の、トー
部35からヒール部36方向に穿孔部37が形成されて
おり、該穿孔部37に質量調整部材38を収納し、栓3
9により封じ込めるようにしたアイアンクラブヘッド3
4も公知となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】又、図13や図14に
示すように、壁面と垂直に質量調整体の長軸がなるよう
に配置されているが、しかし、ウッドクラブヘッドにお
いては、クラブの長尺化や大型化に伴い、ウッドクラブ
ヘッドのヘッド本体の許容質量が限度に近く、そのた
め、少ない質量で効率よく慣性主軸の傾斜を制御する必
要がある。
【0009】一方、従来から公知のウッドクラブヘッド
のヘッドにおける質量調整構造は、そのほとんどが重量
調節部材を収納するための収納部をソール部材に溶接や
接着や圧入や嵌合等の方法で形成したり、ヘッド内部に
重量体を付加するものは、ヘッドの部品の段階で質量体
を付加し、その後各々の部品を溶接等により一体化しヘ
ッドとするものである。
【0010】このように、各々の部品を一体化する際に
発生する溶接ビート等により重量調節以上の重量が必然
的に付加され、その結果ヘッドが有する慣性主軸の傾斜
に、ばらつきが生じ、設計通りに正確に慣性主軸の傾斜
が制御できないという問題点を有していた。
【0011】この問題を解決するためには、ヘッドの密
閉空間を形成した後に質量を付加する必要がある。
【0012】これに該当する質量付加手段として、トウ
部を始め、ソール部やバックサイド部に穴またはネジ部
を設けて、これらの部位からヘッド重心部に相当するヘ
ッドの中空部の方向に質量調整用のウェイト部材の収納
部を突出させた構造や、バックサイド部からフェース部
方向に質量調整用の収納部を形成する方法が一般に取ら
れてきている。
【0013】しかし、特に側壁に配置された前記従来か
らの質量調整用の構造では、図15に示すように質量調
整体33の長軸が側壁に対して垂直近くになるため、質
量を付加するほど質量調整体33の重心がヘッドの重心
に近くなり、慣性主軸を調整する効果が著しく低下する
と言った問題点を有していた。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願発明は、中空部を有
するウッドクラブヘッドであって、ヘッド本体の慣性主
軸を少ない質量で効率よく制御できるようにするため、
慣性主軸の調整に最も効果的な位置に質量調整用のウェ
イト部材を収納するウェイト収納室の長軸Cの方向が、
ヘッド外殻の側面形状に対して平行に沿うように配置
し、且つ、ヘッドの中空部を形成した後に質量体を付加
・固定できる構造にしたことにより、慣性主軸のI
軸、I軸、I軸の傾斜角度を設計通りに調整でき
る構造のウッドクラブヘッドを供給することが出来るも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】本願発明に係る請求項1は、慣性
主軸を目的に合わせて正確に制御するために、ヘッドの
中空部を形成した後に柱状のウェイト部材を装着でき、
調整の効率を上げるために、前記質量調整用のウェイト
部材を収納するウェイト収納室の長軸Cの方向が、ヘッ
ド外殻の側面形状に対して平行に沿うように配置される
ウッドクラブヘッドである。
【0016】即ち、本願発明に係る請求項1は、質量調
整部6を付設した中空部3を有するウッドクラブヘッド
1において、前記質量調整部6はヘッド本体2のバック
部側面1Bに配置されると共に、質量調整部6のウェイ
ト収納室7はバック部側面1Bに対してほぼ平行に配置
され、ウェイト部材8を着脱自在に取り付けられるよう
に構成したことを特徴とするウッドクラブヘッド1であ
る。
【0017】本願発明に係る請求項2は、質量調整部6
がヘッド重心Gを含み、地面に垂直な直線を含み、且つ
フェース面1Aの接線Aに対して23度以上57度以下
の範囲の角度を有する平面と、ヘッド側面部5とが交わ
る位置に配置したことを特徴とするウッドクラブヘッド
1である。
【0018】本願発明に係る請求項3は、質量調整部6
がヘッド重心Gを含み、地面に垂直な直線を含み、且つ
フェース面1Aの接線Aに対して28度以上52度以下
の範囲の角度を有する平面と、ヘッド側面部5とが交わ
る位置に配置したことを特徴とするウッドクラブヘッド
1である。
【0019】本願発明に係る請求項4は、質量調整部6
を配置したウッドクラブヘッド1の三本の慣性主軸のI
軸、I軸、I軸のうちいずれか一本が、フェース
面1Aの接線Aに対して−10度以上9度以下の角度で
あるウッドクラブヘッド1である。
【0020】
【実施例】次に、本願発明の具体的な実施例について説
明する。図1乃至図3に示す実施例は、ヘッド本体2の
中空部3を密閉した後に慣性主軸のI軸、I軸、I
軸の傾斜を調整できるように、ヘッド本体2のバック
部側面1Bに沿って質量調整部6のウェイト収納室7の
長軸Cが平行に伸びるようにヘッド外殻部4に形成した
ことを特徴とするウッドクラブヘッド1である。
【0021】なお、ウェイト収納室7の先端部7Bを閉
鎖して、ウェイト収納室7にウェイト部材8を収納し、
挿入口側7Aを接着固定してもよいが、本願発明ではウ
ェイト収納室7内で微調整を可能にするためにウェイト
部材8にネジ部8Aを形成した六角穴付きボルト8Bを
用いたが、これは、ウッドクラブヘッド1を構えたとき
にネジ部8Aの頭頂部がゴルファーから見えないように
配慮する上からも六角穴付きボルト8Bを用いることが
望ましい。又、六角穴付きボルト8Bを螺着した後、ゴ
ム系接着剤や瞬間接着剤等を用いて緩み止めのため固着
することが望ましいものである。
【0022】その他、ウッドクラブヘッド1が繰り返し
荷重を受けたときの六角穴付きボルト8Bの耐久性を向
上させるためにはウェイト部材8は短い方がよい。そこ
で、ウェイト部材8の比重はヘッド本体2を構成する素
材よりも重い材料で構成することが望ましく、出来れば
ウェイト部材8の比重は、7以上の物を使用すべきであ
る。
【0023】なお使用するウェイト部材8の素材として
は鉄系、鉛系、コバルト系、タングステン系、ベリリウ
ム−ニッケル合金等が好ましい。前記材料には加工性が
劣り、単独でネジを形成するには不向きのものもある。
【0024】そこで、図4(A)に示すように加工性が
良好で、且つ硬度の大きい金属素材でネジ先端部8Cを
形成し、比重の重い金属でウェイト部材8を形成し、前
記ネジ先端部8Cとウェイト部材8と圧接溶着や、傾斜
素材として接合一体化した形態の六角穴付きボルト8B
を作製して使用することも可能である。その際、ウェイ
ト部材8にネジ部8Aを形成しておくことも可能であ
る。このように、硬度の大きい金属素材でネジ先端部8
Cを形成することにより、ネジの部分の耐久性が向上
し、何度でもウェイト部材8の出し入れが出来るため、
ゴルファーのその時のコンデションに合せてウェイト部
材8の調整が可能となる。
【0025】その他、図4(B)に示すようにタングス
テン等の金属を粉末冶金法により加工してネジ部8Aを
一体に形成し、ウェイト部材8として使用することも可
能である。
【0026】図3にその他の実施例を示す。ウェイト収
納室7をバック部側面1Bのセンターではなくヒール部
1Dに偏って設けてある。
【0027】ここで、図5に示すように、慣性主軸のI
軸、I軸、I軸とは、ウッドクラブヘッド1の慣
性モーメントをヘッド重心G周りの慣性楕円体Eで表
し、該慣性楕円体Eの直交した3本の慣性主軸の内、慣
性主軸周りの慣性モーメントが最大値を示す軸をI
軸、最小値を示す軸をI軸、最大値と最小値の中間
値を示す軸をI軸とするものである。但し、I軸は
図面に垂直で、ヘッド重心Gを含む軸である。
【0028】ウッドクラブヘッドは形状、肉厚設計によ
り慣性主軸の傾斜は微妙に違うが、図6に示すように、
ホーゼル部1Fの質量のために、一般的にはフェース面
1Aの接線Aに対してI軸が−15度から−25度の
範囲に入ることが多い。図6においては、説明がし易い
ようにヘッド重心Gを通って地面に垂直で、且つフェー
ス面1Aの接線Aに平行な平面Bとして記載するもので
ある。
【0029】この傾斜を調整し、I軸がフェース面1
Aの接線Aに平行に近くなるようにすると、打球の方向
性が改善する。ここで、フェース面1Aの接線Aとは、
弾道の目標地点と垂直な面の中で、地面と平行であり、
かつ、ヘッド重心Gを通りフェース面1Aに垂直な交点
であるスイートスポットSSと呼ばれる部位と接する直
線のことである。
【0030】フェース角を目標地点に対して左へ向けた
フックフェース、または、右に向けたオープンフェース
のウッドクラブヘッドにおいても、フェース面1Aの接
線Aを弾道の目標地点と垂直な面内に姿勢を固定した状
態とする。
【0031】I軸がフェース面の接線Aに平行な場
合、スイートスポットSSから上側または下側の打点に
おいて、スライススピンもフックスピンも生じない。
【0032】しかし、I軸がフェース面の接線Aと平
行でない上記のような一般的なヘッドでは、スイートス
ポットSSよりも上側の打点の場合、衝突中にヘッドは
ロフトが大きくなる方向に回転を始めるが、その回転軸
は、フェース面の接線Aに対して平行ではなく、最も慣
性モーメントが小さいI軸の向きに近い回転軸とな
り、それにより、ヘッドの打点部が上側だけでなく、わ
ずかながらもヒール部1D側へ移動し、その結果、ギア
効果によりスライススピンが生じてしまう。
【0033】ここで、ギア効果とは、スイートスポット
SS以外の打点での、インパクト時にヘッドの回転方向
とボールの回転方向が、ギア(歯車)同士が噛み合って
互いに反対方向に回転するように見えるので、ギア効果
と呼ばれるものである。
【0034】なお、I軸がフェース面の接線Aに対し
て、角度が大きいほど、スライス量が増える結果とな
る。
【0035】逆に、スイートスポットSSよりも下側の
打点の場合、衝突中にヘッドはロフトが小さくなる方向
に回転を始めるが、その回転軸は、やはりI軸の向き
に近い回転軸となり、それにより、ヘッドの打点部が下
側だけでなく、わずかながらもヒール部1D側へ移動
し、その結果、ギア効果によりスライススピンが生じて
しまう。よって、I軸がフェース面の接線に対して平
行に近づけば、近づくほど、スライススピンが生じにく
く、打球の方向性が改善できる。
【0036】ここで、I軸の傾斜を調整するために、
ウェイト部材の最も効率の良い位置を求めるための計算
式を記述する。図5のように、I軸、I軸はxy平
面上で、それぞれx軸、y軸と一致しているとし、慣性
テンソルは、次の数式1に示すようになる。
【0037】
【数1】 m/2とm/2の質量を、ヘッド重心Gから距離rの位
置に、x軸とθの角度に付加すると慣性テンソルは、次
の数式2に示すようになる。
【0038】
【数2】 ここでαを、ウェイト部材装着後のI軸とx軸との傾
斜角度とし、この式からαは次の数式3、数式4、数式
5、数式6、数式7に示すようになる。
【0039】
【数3】
【0040】
【数4】
【0041】
【数5】
【0042】
【数6】
【0043】
【数7】 により、ウェイト部材装着後のI軸のx軸に対する傾
斜角αを求めることができる。
【0044】ただし、質量調整用のウェイト部材は、近
年のヘッド体積の大きいウッドクラブヘッドにおいて
は、強度との兼ね合いから、0.1kgなどと、限られ
た質量しか確保することができないので、上記のよう
に、I軸が−15度〜−25度にあるものが、ウェイ
ト部材の質量により0度より大きくなることは難しい。
よって、αが最大となる条件を最適条件とすれば、その
ときのθをθとすると次の数式8のようになる。
【0045】
【数8】 >1とすれば、θは、次の数式9、数式10のよ
うになる。
【0046】
【数9】
【0047】
【数10】 によりウェイト部材の最も効率の良い角度を求めること
ができる。この式から、ウェイト部材を装着する前のヘ
ッドの主慣性モーメントI、Iの値、ウェイト部材
の質量m、距離rの値によって、効率の良い角度は変動
することが分かる。実際に、 m=0.1〜0.2(kg) r=0.03〜0.04(m) I=0.00015〜0.00018(kg・m) I=0.00022〜0.00025(kg・m) を式に入力したところ、表1のような結果が得られる。
【0048】なお、図6において、対称性のため、−1
80〜−90度は0〜90度と一致し、−90〜0度は
90〜180度と一致するので、表1において、ウェイ
ト部材が0〜180度の角度におけるαを表示してい
る。
【0049】これより、θは、48〜72度の範囲で
ある。ただし、既に記述したように、元来ウッドクラブ
ヘッドは、図6に示すように、一般的にはフェース面の
接線Aに対してI軸が−15〜−25度の範囲に入る
ことが多く、これを平均の−20度として加味すれば、
図7に示される28〜52度の範囲に、ウェイト部材が
あれば、最も効率良く、I軸をフェースの接線と平行
に近づけることが可能である。平均の−20度ではな
く、15〜25度として加味すれば、23〜57度の範
囲にウェイト部材があれば、様々なウッドクラブヘッド
において、最も効率よく、I軸をフェースの接線と平
行に近づけることが可能である。そのとき表1のαか
ら、I軸は3〜27度、xy平面上を回転する。
【0050】
【表1】表1 m、r、I2、I3別のθ1とα
【0051】なお、質量がm/2のウェイト部材が2個
の場合をシミュレーションしているが、計算の経過から
明らかなように、質量がmのウェイト部材8が1個とし
た場合も、計算結果は全く同一になる。ただし、ヘッド
重心Gは移動し、ヘッド重心Gとシャフト軸心との距
離、通称、重心距離と呼ばれるものなど、ヘッドの別の
特性が変化する。ウェイト部材8が2個の場合は、角度
によって、ウェイト部材8がフェース面1A側になると
き、ウェイト部材8の距離rが最大でも0.2m程度と
大きくすることができないので、実際の設計においては
1個の場合の方がより効率的にI軸を制御することが
可能である。
【0052】一例として、表1のNo.16の場合で、
ウェイト部材8の配置角度θ別におけるI軸のx軸に
対する傾斜角αを図8に図示した。
【0053】図8からわかるように、ウェイト部材8の
配置角度θが59度で最大の傾斜角αとなり、ウェイト
部材配置前のウッドクラブヘッドのI軸が、フェース
面1Aの接線Aに対して−20度として加味すれば、ウ
ェイト部材の配置角度θが39度のとき、つまり、一個
のウェイト部材の場合では、簡単に言えばウッドクラブ
ヘッド1のヒール部とバック部の中間位置に相当する。
【0054】なお、スイートスポットSSの上側または
下側に打点した場合、回転軸はI軸に近くなると説明
したが、実際には、図5における、ヘッド重心Gから、
X軸の垂線で慣性楕円体と接する地点Aへのベクトルを
回転軸として、回転を始める。ただし、I軸と回転軸
は、おおよそ比例関係にあり、I軸がフェースの接線
に対して角度が大きければ、回転軸もフェースの接線に
対して角度が大きいので、本願発明では、I軸を元
に、ウェイト部材の最も効率の良い位置を求めた。
【0055】ここで主軸の傾斜を調整するために最も効
率のいい位置を求めたところ、ヘッド重心Gを含み且つ
地面に垂直で、且つフェース面1Aの接線Aに対して2
3度以上57度以下の角度を持つ平面と、ヘッド側面と
の交線と交わる位置で効率が上がり、28度以上52度
以下の角度を持つ平面と、ヘッド側面部との交線と交わ
る位置に配置した場合にピークを迎えることがわかっ
た。
【0056】なお、通常ウッドヘッドの組み付けにおい
て、ヘッドは部品のばらつきや溶接などにより、慣性主
軸の傾斜に誤差を含むことになる。このため、慣性主軸
の調整は最終行程に近い工程で行う方が、最終製品のば
らつきは小さくできるものである。このため、本願発明
のように中空部を形成した後に質量調整体の位置決めを
して調整、固定することにより、極めて慣性主軸の傾斜
角度の精度を高めることが可能となる。
【0057】このようにして、ウッドクラブヘッドのI
軸を、フェース面1Aの接線Aに対して−10度以上
9度以下の角度に設定することで、方向性の良いウッド
クラブヘッド1を提供することができる。
【0058】本願発明を更に分かりやすく説明すれば、
一般的な従来から公知のゴルフクラブヘッド50は、図
10に示すような慣性主軸を有している。前記慣性主軸
は、フェース面1Aの接線Aに対して少なくとも−15
°〜−25°の傾斜角を有している。
【0059】本願発明においては、前記の慣性主軸は接
面とのなす角度は、図11に示すように0°(90°)
近傍であることが望ましい。
【0060】図9に示す本願発明のその他実施例につい
て説明すれば、使用した慣性主軸傾斜調整用のウエイト
部材80の質量は20gである。この例からも判るよう
に、効果的に慣性主軸を傾斜させるためには、ウエイト
部材80の質量は、ヘッド総質量の7%〜15%が必要
となる。この質量を全てヒール部壁面に配置すると、ヘ
ッド重心位置が調整用のウエイト部材側に移動してしま
い、作用効果を阻害する恐れがある。これを避けるため
に、ヘッドの重心を対象点としてトー部の側面にも調整
用のウエイト部材を配置することで対応することが出来
る。
【0061】図12は、I軸の傾斜角度αと打球の落
下地点の左右位置に関するグラフを示すものである。即
ち、長さ44インチのクラブで、質量が190gのヘッ
ドに、30gのウエイト部材となる鉛を両面テープでヘ
ッド本体の側壁部の様々な位置に装着して、ロボットテ
ストを実施した。ヘッドをシャフトに組み付ける前に、
ウエイト部材を様々な位置に装着した状態での、I
の傾斜角αの測定を行った。
【0062】ロボットテストでは、グリップ固定を継続
したまま、ウエイト部材の位置を変更して、スイングを
行い、キャリーの落下地点の左右位置を計測した結果を
図12に示すものである。図12に示すように、I
の傾斜角αが大きいほど、打球の落下地点が右になるこ
とが判明した。
【0063】この質量を全てヒール壁面に配置すると、
ヘッドの重心位置が調整用のウエイト部材側に移動して
しまい、作用効果を阻害する恐れがある。これを避ける
ためにヘッドの重心を対象点としてトー部側の側面にも
調整おもりを配置することで対応することが出来る。
【0064】なお、ヘッドの形態によりトー部側のウエ
イト部材位置がフェースにかかる場合がある。打球面に
ウエイト部材を設けると飛距離性能や強度に影響を及ぼ
すから、この場合はフェース近傍のトー部側の側壁かト
ー部側のソール部に設けることが望ましい。
【0065】ヘッドの形状と質量及び質量配分で、ゴル
フクラブヘッドの慣性楕円の大きさと慣性主軸の傾斜が
ほぼ一義的に決まるものである。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本願発明は、ヘッド本体
の側壁部に沿って質量調整部のウエイト収納室の長軸が
平行に伸びるようにヘッド外殻部に配置することで、軽
い質量で慣性主軸の調整を効率的に行い、方向性を改善
することができる。
【0067】又、ネジを設けて質量体の配置位置を微調
整し、慣性主軸の傾斜の微調整ができるようになる。
【0068】更に、ウエイト収納室の長軸方向の長さを
短くするために、比重が7以上の重金属を用いたり、易
加工性の材料と難加工性の重金属材料を接合一体化した
ウエイト部材を利用することによりウエイト部材の耐久
性を向上させることができる。
【0069】更に、ウエイト部材の配置位置を最も効果
的に調整できる位置を特定することにより、慣性主軸の
調整を少ない質量で実施できるようにして、ヘッドの大
型化や薄肉化を妨げないようにすることができる。
【0070】更に、ヘッドの最終工程近くで調整用ウェ
イト部材を任意の位置に固着できるので、ヘッドの製造
上のばらつきを考慮した上で慣性主軸の調整ができ、ヘ
ッド個々の慣性主軸のばらつきを提言することができ
る。
【0071】このようにして調整した結果、慣性主軸の
軸がフェース面の接線に垂直になることにより、ウ
ッドクラブヘッドの打球の方向性を改善することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本願発明のウッドクラブヘッドを示
す斜視図。
【図2】 図2は、本願発明のウッドクラブヘッドにウ
ェイト部材を挿着する状況を示す斜視図。
【図3】 図3は、本願発明のウッドクラブヘッドの要
部拡大断面図。
【図4】 図4は、本願発明のウッドクラブヘッドに用
いるウエイト部材を示す斜視図。
【図5】 図5は、ウッドクラブヘッドの慣性楕円体の
慣性主軸のI軸、I 軸の傾斜角度を示す模式図。
【図6】 図6は、従来から公知のウッドクラブヘッド
の慣性主軸のI軸の傾斜角度の範囲を示す模式図。
【図7】 図7は、本願発明のウッドクラブヘッドの慣
性主軸のI軸の傾斜角度の範囲を示す模式図。
【図8】 図8は、ウエイト部材を配置する位置とウッ
ドクラブヘッドの慣性主軸の傾斜角度を示すグラフ。
【図9】 図9は、本願発明のウッドクラブヘッドのそ
の他実施例を示す斜視図。
【図10】 図10は、従来から公知であるウッドクラ
ブヘッドの慣性主軸のI軸、I軸、I軸の傾斜角
度を示す斜視図。
【図11】 図11は、本願発明のウッドクラブヘッド
における慣性主軸のI 軸、I軸、I軸の傾斜角度
を示す斜視図。
【図12】 図12は、本願発明のウッドクラブヘッド
の慣性主軸のI軸の傾斜角と打球の方向性を示すグラ
フ。
【図13】 図13は、従来から公知のウッドクラブヘ
ッドの要部拡大断面図。
【図14】 図14は、従来から公知のウッドクラブヘ
ッドの要部拡大断面図。
【図15】 図15は、従来から公知のウッドクラブヘ
ッドの要部拡大断面図。
【図16】 図16は、従来から公知のウッドクラブヘ
ッドの要部拡大断面図。
【符号の説明】 1 ウッドクラブヘッド 1A フェース面 1B バック部側面 1C トー部 1D ヒール部 1E クラウン部 1F ホーゼル部 2 ヘッド本体 3 中空部 4 ヘッド外殻部 5 ヘッド側面部 6 質量調整部 7 ウエイト収納室 7A 挿入口側 7B 先端部側 8 ウエイト部材 8A ネジ部 8B 六角穴付きボルト 8C ネジ先端部 20 ヘッド本体 20A ヘッド本体 20B 中空部 21 質量体 22 ソール部 23 厚肉部 24 雌ネジ 25 質量調整部材 25A 雄ネジ 25B 質量体 26 ゴルフクラブヘッド 27 ウッドクラブヘッド 28 内殻体 29 外殻体 30 背面側 31 フェイス側 32 空洞部 33 質量調整体 34 アイアンクラブヘッド 35 トー部 36 ヒール部 37 穿孔部 38 質量調整部材 39 栓 80 ウエイト部材 A 接線 B フェース面の接線に平行な平面 C 長軸 G ヘッド重心G
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 昭二 岐阜県養老郡養老町高田3877−8 美津濃 株式会社養老工場内 (72)発明者 高木 正之 岐阜県養老郡養老町高田3877−8 美津濃 株式会社養老工場内 Fターム(参考) 2C002 AA02 CH06 LL01 LL04 MM04 MM05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質量調整部(6)を付設した中空部
    (3)を有するウッドクラブヘッド(1)において、前
    記質量調整部(6)はヘッド本体(2)のバック部側面
    (1B)に配置されると共に、質量調整部(6)のウェ
    イト収納室(7)は、バック部側面(1B)に対してほ
    ぼ平行に配置され、ウェイト部材(8)を着脱自在に取
    り付けられるように構成したことを特徴とするウッドク
    ラブヘッド(1)。
  2. 【請求項2】 前記質量調整部(6)は、ヘッド重心
    (G)を含み、地面に垂直で、且つフェース面(1A)
    の接線(A)に対して23度以上57度以下の範囲の角
    度を有する平面と、ヘッド側面部(5)とが交わる位置
    に配置したことを特徴とする請求項1に記載のウッドク
    ラブヘッド(1)。
  3. 【請求項3】 前記質量調整部(6)は、ヘッド重心
    (G)を含み、地面に垂直で、且つフェース面(1A)
    の接線に対して28度以上52度以下の範囲の角度を有
    する平面と、ヘッド側面部(5)とが交わる位置に配置
    したことを特徴とする請求項1に記載のウッドクラブヘ
    ッド(1)。
  4. 【請求項4】 前記質量調整部(6)を配置したウッド
    クラブヘッド(1)の三本の慣性主軸のI軸、I
    軸、I軸のうちいずれか一本が、フェース面(1
    A)の接線(B)に対して−10度以上9度以下の範囲
    の角度である請求項1、2又は3に記載のウッドクラブ
    ヘッド(1)。
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