JP2003227553A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents
トロイダル型無段変速機Info
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- JP2003227553A JP2003227553A JP2002026432A JP2002026432A JP2003227553A JP 2003227553 A JP2003227553 A JP 2003227553A JP 2002026432 A JP2002026432 A JP 2002026432A JP 2002026432 A JP2002026432 A JP 2002026432A JP 2003227553 A JP2003227553 A JP 2003227553A
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- continuously variable
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 必要とする性能を確保しつつ、軸方向寸法を
短縮して、小型・軽量化を図る。 【解決手段】 1対の出力側ディスク16a、16bを
ケーシング11に対し、玉軸受30、30により直接回
転自在に支持する。又、出力歯車15の両端面を、上記
各出力側ディスク16a、16bの外側面27、27に
当接させる。これら両外側面27、27同士の間に転が
り軸受を設置する必要がなくなる分、軸方向寸法の短縮
を図れる。又、上記出力歯車15が上記各出力側ディス
ク16a、16bをバックアップする為、これら各出力
側ディスク16a、16bの軸方向に関する厚さ寸法の
低減が可能になり、その分も、軸方向寸法の短縮が可能
になる。
短縮して、小型・軽量化を図る。 【解決手段】 1対の出力側ディスク16a、16bを
ケーシング11に対し、玉軸受30、30により直接回
転自在に支持する。又、出力歯車15の両端面を、上記
各出力側ディスク16a、16bの外側面27、27に
当接させる。これら両外側面27、27同士の間に転が
り軸受を設置する必要がなくなる分、軸方向寸法の短縮
を図れる。又、上記出力歯車15が上記各出力側ディス
ク16a、16bをバックアップする為、これら各出力
側ディスク16a、16bの軸方向に関する厚さ寸法の
低減が可能になり、その分も、軸方向寸法の短縮が可能
になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るトロイダル型無段
変速機は、自動車用自動変速装置を構成する変速ユニッ
トとして、或はポンプ等の各種産業機械の運転速度を調
節する為の変速機として利用する。
変速機は、自動車用自動変速装置を構成する変速ユニッ
トとして、或はポンプ等の各種産業機械の運転速度を調
節する為の変速機として利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車用変速機を構成する変速ユニット
の一種としてトロイダル型無段変速機が知られ、一部で
実施されている。この様な既に一部で実施されているト
ロイダル型無段変速機は、入力部から出力部への動力の
伝達を互いに平行な2系統に分けて行なう、所謂ダブル
キャビティ型と呼ばれているものである。この様なトロ
イダル型無段変速機は従来から、特開平2−28394
9号公報、同8−4869号公報、同8−61453号
公報等、多数の公報に記載されて周知であるが、その基
本構造に就いて、図4により説明する。
の一種としてトロイダル型無段変速機が知られ、一部で
実施されている。この様な既に一部で実施されているト
ロイダル型無段変速機は、入力部から出力部への動力の
伝達を互いに平行な2系統に分けて行なう、所謂ダブル
キャビティ型と呼ばれているものである。この様なトロ
イダル型無段変速機は従来から、特開平2−28394
9号公報、同8−4869号公報、同8−61453号
公報等、多数の公報に記載されて周知であるが、その基
本構造に就いて、図4により説明する。
【0003】この図4に示したトロイダル型無段変速機
は、特許請求の範囲に記載した回転軸に相当する入力回
転軸1を有する。そして、この入力回転軸1の中間部基
端寄り(図4の左寄り)部分及び先端寄り(図4の右寄
り)部分の周囲に、それぞれが特許請求の範囲に記載し
た外側ディスクに相当する入力側ディスク2a、2bを
支持している。これら両入力側ディスク2a、2bは上
記入力回転軸1に対し、それぞれがトロイド曲面であっ
て特許請求の範囲に記載した第一内側面に相当する入力
側内側面3、3同士を互いに対向させた状態で、それぞ
れボールスプライン4、4を介して支持している。従っ
て上記両入力側ディスク2a、2bは、上記入力回転軸
1の周囲に、この入力回転軸1の軸方向の変位自在に、
且つ、この入力回転軸1と同期した回転自在に支持され
ている。
は、特許請求の範囲に記載した回転軸に相当する入力回
転軸1を有する。そして、この入力回転軸1の中間部基
端寄り(図4の左寄り)部分及び先端寄り(図4の右寄
り)部分の周囲に、それぞれが特許請求の範囲に記載し
た外側ディスクに相当する入力側ディスク2a、2bを
支持している。これら両入力側ディスク2a、2bは上
記入力回転軸1に対し、それぞれがトロイド曲面であっ
て特許請求の範囲に記載した第一内側面に相当する入力
側内側面3、3同士を互いに対向させた状態で、それぞ
れボールスプライン4、4を介して支持している。従っ
て上記両入力側ディスク2a、2bは、上記入力回転軸
1の周囲に、この入力回転軸1の軸方向の変位自在に、
且つ、この入力回転軸1と同期した回転自在に支持され
ている。
【0004】又、上記入力回転軸1の基端部と上記入力
側ディスク2aの外側面との間に、転がり軸受5と、ロ
ーディングカム式の押圧装置6とを設けている。そし
て、この押圧装置6を構成するカム板7を、駆動軸8に
より回転駆動自在としている。これに対して、上記入力
回転軸1の先端部と上記別の入力側ディスク2bの外側
面との間に、ローディングナット9と、大きな弾力を有
する皿板ばね10とを設けている。
側ディスク2aの外側面との間に、転がり軸受5と、ロ
ーディングカム式の押圧装置6とを設けている。そし
て、この押圧装置6を構成するカム板7を、駆動軸8に
より回転駆動自在としている。これに対して、上記入力
回転軸1の先端部と上記別の入力側ディスク2bの外側
面との間に、ローディングナット9と、大きな弾力を有
する皿板ばね10とを設けている。
【0005】上記入力回転軸1の中間部は、トロイダル
型無段変速機を収納したケーシング11(本発明の実施
の形態を示す図1参照)内に設置した隔壁部12に設け
た通孔13を挿通している。この通孔13の内径側に
は、特許請求の範囲に記載した回転筒に相当する円筒状
の出力筒28を、1対の転がり軸受14、14により回
転自在に支持しており、この出力筒28の中間部外周面
に、特許請求の範囲に記載した回転伝達部材に相当する
出力歯車15を固設している。又、この出力筒28の両
端部で上記隔壁部12の両外側面から突出した部分に、
それぞれが特許請求の範囲に記載した内側ディスクに相
当する出力側ディスク16a、16bを、スプライン係
合により、上記出力筒28と同期した回転自在に支持し
ている。
型無段変速機を収納したケーシング11(本発明の実施
の形態を示す図1参照)内に設置した隔壁部12に設け
た通孔13を挿通している。この通孔13の内径側に
は、特許請求の範囲に記載した回転筒に相当する円筒状
の出力筒28を、1対の転がり軸受14、14により回
転自在に支持しており、この出力筒28の中間部外周面
に、特許請求の範囲に記載した回転伝達部材に相当する
出力歯車15を固設している。又、この出力筒28の両
端部で上記隔壁部12の両外側面から突出した部分に、
それぞれが特許請求の範囲に記載した内側ディスクに相
当する出力側ディスク16a、16bを、スプライン係
合により、上記出力筒28と同期した回転自在に支持し
ている。
【0006】この状態で、それぞれがトロイド曲面であ
って特許請求の範囲に記載した第二内側面に相当する、
上記各出力側ディスク16a、16bの出力側内側面1
7、17が、前記各入力側内側面3、3に対向する。
又、これら両出力側ディスク16a、16bの内周面の
うちで上記出力筒28の端縁よりも突出した部分と上記
入力回転軸1の中間部外周面との間に、それぞれニード
ル軸受18、18を設けて、上記各出力側ディスク16
a、16bに加わる荷重を支承しつつ、上記入力回転軸
1に対するこれら各出力側ディスク16a、16bの回
転及び軸方向変位を自在としている。
って特許請求の範囲に記載した第二内側面に相当する、
上記各出力側ディスク16a、16bの出力側内側面1
7、17が、前記各入力側内側面3、3に対向する。
又、これら両出力側ディスク16a、16bの内周面の
うちで上記出力筒28の端縁よりも突出した部分と上記
入力回転軸1の中間部外周面との間に、それぞれニード
ル軸受18、18を設けて、上記各出力側ディスク16
a、16bに加わる荷重を支承しつつ、上記入力回転軸
1に対するこれら各出力側ディスク16a、16bの回
転及び軸方向変位を自在としている。
【0007】又、上記入力回転軸1の周囲で上記入力
側、出力側両内側面3、17同士の間部分(キャビテ
ィ)に、それぞれ複数個(一般的には2個又は3個)ず
つのパワーローラ19、19を配置している。これら各
パワーローラ19、19はそれぞれ、上記入力側、出力
側両内側面3、17に当接する周面29、29を球状凸
面とされたもので、特許請求の範囲に記載した支持部材
であるトラニオン20、20の内側面部分に、変位軸2
1、21と、ラジアルニードル軸受22、22と、スラ
スト玉軸受23、23と、スラストニードル軸受24、
24とにより、回転及び若干の揺動変位自在に支持され
ている。即ち、上記各変位軸21、21は基半部と先半
部とが互いに偏心した偏心軸であり、このうちの基半部
を上記各トラニオン20、20の中間部に、図示しない
別のラジアルニードル軸受により、揺動変位自在に支持
している。
側、出力側両内側面3、17同士の間部分(キャビテ
ィ)に、それぞれ複数個(一般的には2個又は3個)ず
つのパワーローラ19、19を配置している。これら各
パワーローラ19、19はそれぞれ、上記入力側、出力
側両内側面3、17に当接する周面29、29を球状凸
面とされたもので、特許請求の範囲に記載した支持部材
であるトラニオン20、20の内側面部分に、変位軸2
1、21と、ラジアルニードル軸受22、22と、スラ
スト玉軸受23、23と、スラストニードル軸受24、
24とにより、回転及び若干の揺動変位自在に支持され
ている。即ち、上記各変位軸21、21は基半部と先半
部とが互いに偏心した偏心軸であり、このうちの基半部
を上記各トラニオン20、20の中間部に、図示しない
別のラジアルニードル軸受により、揺動変位自在に支持
している。
【0008】上記各パワーローラ19、19は、この様
な変位軸21、21の先半部に、上記ラジアルニードル
軸受22、22と上記スラスト玉軸受23、23とによ
り、回転自在に支持している。又、構成各部材の弾性変
形に基づく、上記入力回転軸1の軸方向に関する上記各
パワーローラ19、19の変位を、上記別のラジアルニ
ードル軸受と上記各スラストニードル軸受24、24と
により、自在としている。
な変位軸21、21の先半部に、上記ラジアルニードル
軸受22、22と上記スラスト玉軸受23、23とによ
り、回転自在に支持している。又、構成各部材の弾性変
形に基づく、上記入力回転軸1の軸方向に関する上記各
パワーローラ19、19の変位を、上記別のラジアルニ
ードル軸受と上記各スラストニードル軸受24、24と
により、自在としている。
【0009】更に、上記各トラニオン20、20は、
(図4で表裏方向の)両端部に設けた枢軸を、前記ケー
シング11内に設置した支持板25a、25b(本発明
の実施の形態を示す図1参照)に、揺動並びに軸方向の
変位自在に支持している。即ち、上記各トラニオン2
0、20は、図4の時計方向及び反時計方向の変位自在
に支持すると共に、図示しないアクチュエータにより、
上記枢軸の軸方向(図4の表裏方向、図1の上下方向)
に変位させられる様にしている。
(図4で表裏方向の)両端部に設けた枢軸を、前記ケー
シング11内に設置した支持板25a、25b(本発明
の実施の形態を示す図1参照)に、揺動並びに軸方向の
変位自在に支持している。即ち、上記各トラニオン2
0、20は、図4の時計方向及び反時計方向の変位自在
に支持すると共に、図示しないアクチュエータにより、
上記枢軸の軸方向(図4の表裏方向、図1の上下方向)
に変位させられる様にしている。
【0010】上述の様に構成するトロイダル型無段変速
機の運転時には、前記駆動軸8により前記入力側ディス
ク2aを、前記押圧装置6を介して回転駆動する。この
押圧装置6は、軸方向の推力を発生させつつ上記入力側
ディスク2aを回転駆動するので、上記入力側ディスク
2aを含む1対の入力側ディスク2a、2bが、前記各
出力側ディスク16a、16bに向け押圧されつつ、互
いに同期して回転する。この結果、上記各入力側ディス
ク2a、2bの回転が、上記各パワーローラ19、19
を介して上記各出力側ディスク16a、16bに伝わ
り、前記出力筒28を介してこれら各出力側ディスク1
6a、16bと結合された、前記出力歯車15が回転す
る。
機の運転時には、前記駆動軸8により前記入力側ディス
ク2aを、前記押圧装置6を介して回転駆動する。この
押圧装置6は、軸方向の推力を発生させつつ上記入力側
ディスク2aを回転駆動するので、上記入力側ディスク
2aを含む1対の入力側ディスク2a、2bが、前記各
出力側ディスク16a、16bに向け押圧されつつ、互
いに同期して回転する。この結果、上記各入力側ディス
ク2a、2bの回転が、上記各パワーローラ19、19
を介して上記各出力側ディスク16a、16bに伝わ
り、前記出力筒28を介してこれら各出力側ディスク1
6a、16bと結合された、前記出力歯車15が回転す
る。
【0011】運転時には上記押圧装置6が発生する推力
により、上記各パワーローラ19、19の周面29、2
9と上記入力側、出力側両内側面3、17との各当接部
の面圧が確保される。又、この面圧は、上記駆動軸8か
ら上記出力歯車15に伝達する動力(トルク)が大きく
なる程高くなる。この為、トルク変化に関わらず、良好
な伝達効率を得られる。又、伝達すべきトルクが0若し
くは僅少の場合にも、前記皿板ばね10及び上記押圧装
置6の内径側に設けた予圧ばね26により、上記各当接
部の面圧を或る程度確保する。従って、上記各当接部で
のトルク伝達は、起動直後から、過大な滑りを伴う事な
く、円滑に行なわれる。
により、上記各パワーローラ19、19の周面29、2
9と上記入力側、出力側両内側面3、17との各当接部
の面圧が確保される。又、この面圧は、上記駆動軸8か
ら上記出力歯車15に伝達する動力(トルク)が大きく
なる程高くなる。この為、トルク変化に関わらず、良好
な伝達効率を得られる。又、伝達すべきトルクが0若し
くは僅少の場合にも、前記皿板ばね10及び上記押圧装
置6の内径側に設けた予圧ばね26により、上記各当接
部の面圧を或る程度確保する。従って、上記各当接部で
のトルク伝達は、起動直後から、過大な滑りを伴う事な
く、円滑に行なわれる。
【0012】上記駆動軸8とこの出力歯車15との間の
変速比を変える場合には、図示しないアクチュエータに
より上記各トラニオン20、20を、図4の表裏方向に
変位させる。この場合、図4の上半部のトラニオン2
0、20と下半部のトラニオン20、20とは、互いに
逆方向に、同じ量だけ変位させる。この変位に伴って、
上記各パワーローラ19、19の周面29、29と上記
入力側、出力側両内側面3、17との当接部の接線方向
に加わる力の向きが変化する。そして、この接線方向の
力によって、上記各トラニオン20、20が、それぞれ
の両端部に設けた枢軸を中心として揺動する。
変速比を変える場合には、図示しないアクチュエータに
より上記各トラニオン20、20を、図4の表裏方向に
変位させる。この場合、図4の上半部のトラニオン2
0、20と下半部のトラニオン20、20とは、互いに
逆方向に、同じ量だけ変位させる。この変位に伴って、
上記各パワーローラ19、19の周面29、29と上記
入力側、出力側両内側面3、17との当接部の接線方向
に加わる力の向きが変化する。そして、この接線方向の
力によって、上記各トラニオン20、20が、それぞれ
の両端部に設けた枢軸を中心として揺動する。
【0013】この揺動に伴って、上記各パワーローラ1
9、19の周面29、29と上記入力側、出力側両内側
面3、17との当接部の、これら両内側面3、17の径
方向に関する位置が変化する。これら各当接部が、上記
入力側内側面3の径方向外側に、上記出力側内側面20
の径方向内側に、それぞれ変化する程、上記変速比は増
速側に変化する。これに対して、上記各当接部が、上記
入力側内側面3の径方向内側に、上記出力側内側面20
の径方向外側に、それぞれ変化する程、上記変速比は減
速側に変化する。
9、19の周面29、29と上記入力側、出力側両内側
面3、17との当接部の、これら両内側面3、17の径
方向に関する位置が変化する。これら各当接部が、上記
入力側内側面3の径方向外側に、上記出力側内側面20
の径方向内側に、それぞれ変化する程、上記変速比は増
速側に変化する。これに対して、上記各当接部が、上記
入力側内側面3の径方向内側に、上記出力側内側面20
の径方向外側に、それぞれ変化する程、上記変速比は減
速側に変化する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図4に示した従来構造
の場合、1対の出力側ディスク16a、16bの外側面
27、27同士の間に、出力歯車15に加えて、1対の
転がり軸受14、14、並びにこの転がり軸受14、1
4を支持する為の隔壁部12を設置している為、上記両
外側面27、27同士の間隔D27が大きくなる。この
為、トロイダル型無段変速機の軸方向寸法が嵩み、この
トロイダル型無段変速機が大型化し重量が増大する。こ
の様な大型化及び重量の増大は、上記間隔D27の増大に
よるものだけでなく、上記各出力側ディスク16a、1
6bの軸方向の厚さが嵩む事でも生じる。この理由は、
次の通りである。
の場合、1対の出力側ディスク16a、16bの外側面
27、27同士の間に、出力歯車15に加えて、1対の
転がり軸受14、14、並びにこの転がり軸受14、1
4を支持する為の隔壁部12を設置している為、上記両
外側面27、27同士の間隔D27が大きくなる。この
為、トロイダル型無段変速機の軸方向寸法が嵩み、この
トロイダル型無段変速機が大型化し重量が増大する。こ
の様な大型化及び重量の増大は、上記間隔D27の増大に
よるものだけでなく、上記各出力側ディスク16a、1
6bの軸方向の厚さが嵩む事でも生じる。この理由は、
次の通りである。
【0015】図4に示した、トロイダル型無段変速機の
減速状態で、各パワーローラ19、19の周面29、2
9は、上記各出力側ディスク16a、16bの出力側内
側面17、17の外径寄り部分に当接した状態で、これ
ら各出力側内側面17、17を押圧する。この為、上記
各出力側ディスク16a、16bには、出力筒28との
スプライン係合部を中心とする、大きなモーメントが加
わる。この様な大きなモーメントに拘らず、変速比のず
れを抑えると共に上記各出力側ディスク16a、16b
の耐久性を確保する為には、これら各出力側ディスク1
6a、16bの弾性変形を抑える必要がある。そして、
この為には、これら各出力側ディスク16a、16bの
軸方向に関する厚さ寸法を大きくして、これら各出力側
ディスク16a、16bの剛性を高くする必要がある。
この様な理由により、これら各出力側ディスク16a、
16bの軸方向に関する厚さ寸法を大きくすると、その
分、上述の様にトロイダル型無段変速機が大型化する。
本発明のトロイダル型無段変速機は、この様な事情に鑑
みて発明したものである。
減速状態で、各パワーローラ19、19の周面29、2
9は、上記各出力側ディスク16a、16bの出力側内
側面17、17の外径寄り部分に当接した状態で、これ
ら各出力側内側面17、17を押圧する。この為、上記
各出力側ディスク16a、16bには、出力筒28との
スプライン係合部を中心とする、大きなモーメントが加
わる。この様な大きなモーメントに拘らず、変速比のず
れを抑えると共に上記各出力側ディスク16a、16b
の耐久性を確保する為には、これら各出力側ディスク1
6a、16bの弾性変形を抑える必要がある。そして、
この為には、これら各出力側ディスク16a、16bの
軸方向に関する厚さ寸法を大きくして、これら各出力側
ディスク16a、16bの剛性を高くする必要がある。
この様な理由により、これら各出力側ディスク16a、
16bの軸方向に関する厚さ寸法を大きくすると、その
分、上述の様にトロイダル型無段変速機が大型化する。
本発明のトロイダル型無段変速機は、この様な事情に鑑
みて発明したものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のトロイダル型無
段変速機は、前述した従来から知られているトロイダル
型無段変速機と同様に、ケーシングと、回転軸と、1対
の外側ディスクと、回転筒と、1対の内側ディスクと、
回転伝達部材と、支持部材と、パワーローラとを備え
る。このうちの回転軸は、上記ケーシング内に回転自在
に支持されている。又、上記両外側ディスクは、それぞ
れが断面円弧形である互いの第一内側面同士を対向させ
た状態で上記回転軸の両端部に、この回転軸と同期した
回転を自在として支持されている。又、上記回転筒は、
上記回転軸の中間部周囲に、この回転軸に対する相対回
転を自在に支持されている。又、上記両内側ディスク
は、上記回転筒の周囲に、この回転筒と同期した回転を
自在として、それぞれが断面円弧形である第二内側面を
上記各第一内側面に対向させた状態で支持されている。
又、上記回転伝達部材は、上記両内側ディスク同士の間
で上記回転筒の中間部外周面に、これら両内側ディスク
に対しこれら両内側ディスクと同心に結合されている。
又、上記支持部材は、上記各第一、第二両内側面同士の
間にそれぞれ複数個ずつ、上記回転軸に対し捩れの位置
にある枢軸を中心とする揺動変位を自在に設けられてい
る。又、上記パワーローラは、上記各支持部材に回転自
在に支持され、球状凸面としたそれぞれの周面を、上記
第一、第二各内側面に当接させている。特に、本発明の
トロイダル型無段変速機に於いては、上記1対の内側デ
ィスクのうちの少なくとも一方の内側ディスクの外周面
(必ずしも最大径位置である必要はない)と上記ケーシ
ングの内面との間に転がり軸受を設置している。そし
て、この転がり軸受により、上記1対の内側ディスク及
び上記回転筒を上記ケーシング内に、軸方向位置を規制
した状態で回転自在に支持している。
段変速機は、前述した従来から知られているトロイダル
型無段変速機と同様に、ケーシングと、回転軸と、1対
の外側ディスクと、回転筒と、1対の内側ディスクと、
回転伝達部材と、支持部材と、パワーローラとを備え
る。このうちの回転軸は、上記ケーシング内に回転自在
に支持されている。又、上記両外側ディスクは、それぞ
れが断面円弧形である互いの第一内側面同士を対向させ
た状態で上記回転軸の両端部に、この回転軸と同期した
回転を自在として支持されている。又、上記回転筒は、
上記回転軸の中間部周囲に、この回転軸に対する相対回
転を自在に支持されている。又、上記両内側ディスク
は、上記回転筒の周囲に、この回転筒と同期した回転を
自在として、それぞれが断面円弧形である第二内側面を
上記各第一内側面に対向させた状態で支持されている。
又、上記回転伝達部材は、上記両内側ディスク同士の間
で上記回転筒の中間部外周面に、これら両内側ディスク
に対しこれら両内側ディスクと同心に結合されている。
又、上記支持部材は、上記各第一、第二両内側面同士の
間にそれぞれ複数個ずつ、上記回転軸に対し捩れの位置
にある枢軸を中心とする揺動変位を自在に設けられてい
る。又、上記パワーローラは、上記各支持部材に回転自
在に支持され、球状凸面としたそれぞれの周面を、上記
第一、第二各内側面に当接させている。特に、本発明の
トロイダル型無段変速機に於いては、上記1対の内側デ
ィスクのうちの少なくとも一方の内側ディスクの外周面
(必ずしも最大径位置である必要はない)と上記ケーシ
ングの内面との間に転がり軸受を設置している。そし
て、この転がり軸受により、上記1対の内側ディスク及
び上記回転筒を上記ケーシング内に、軸方向位置を規制
した状態で回転自在に支持している。
【0017】
【作用】上述の様に本発明のトロイダル型無段変速機の
場合には、1対の内側ディスク同士の間に、転がり軸
受、並びにこの転がり軸受を支持する為の隔壁部を設置
する必要がなくなって、これら両内側ディスク同士の間
隔を縮め、トロイダル型無段変速機の小型・軽量化を図
れる。更に、請求項4に記載した様に、回転伝達部材で
ある歯車の外周寄り部分の軸方向両端面を上記両内側デ
ィスクの外側面に当接させたり、或は請求項5に記載し
た様に、回転伝達部材である歯車と1対の内側ディスク
とを一体とすれば、この歯車が上記両内側ディスクをバ
ックアップして、各パワーローラから加わるモーメント
荷重に拘らず、これら両内側ディスクの弾性変形を抑え
られる。この為、これら両内側ディスクの軸方向に関す
る厚さ寸法の短縮化が可能になり、その面からもトロイ
ダル型無段変速機の小型・軽量化が可能になる。
場合には、1対の内側ディスク同士の間に、転がり軸
受、並びにこの転がり軸受を支持する為の隔壁部を設置
する必要がなくなって、これら両内側ディスク同士の間
隔を縮め、トロイダル型無段変速機の小型・軽量化を図
れる。更に、請求項4に記載した様に、回転伝達部材で
ある歯車の外周寄り部分の軸方向両端面を上記両内側デ
ィスクの外側面に当接させたり、或は請求項5に記載し
た様に、回転伝達部材である歯車と1対の内側ディスク
とを一体とすれば、この歯車が上記両内側ディスクをバ
ックアップして、各パワーローラから加わるモーメント
荷重に拘らず、これら両内側ディスクの弾性変形を抑え
られる。この為、これら両内側ディスクの軸方向に関す
る厚さ寸法の短縮化が可能になり、その面からもトロイ
ダル型無段変速機の小型・軽量化が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、請求項1〜4に対応す
る、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本
例の特徴は、トロイダル型無段変速機の小型・軽量化を
図るべく、出力歯車15及び出力側ディスク16a、1
6bの支持構造を工夫した点にある。その他の部分の構
成及び作用は、前述の図4に示した従来構造と同様であ
るから、同等部分に関する図示並びに説明は、省略若し
くは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を中心に説明す
る。
る、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本
例の特徴は、トロイダル型無段変速機の小型・軽量化を
図るべく、出力歯車15及び出力側ディスク16a、1
6bの支持構造を工夫した点にある。その他の部分の構
成及び作用は、前述の図4に示した従来構造と同様であ
るから、同等部分に関する図示並びに説明は、省略若し
くは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を中心に説明す
る。
【0019】本例のトロイダル型無段変速機の場合、そ
れぞれが内側ディスクに相当する1対の出力側ディスク
16a、16bの外周面とケーシング11の内面との間
に、特許請求の範囲に記載した転がり軸受である玉軸受
30、30を、それぞれ設置している。そして、これら
両玉軸受30、30により、上記両出力側ディスク16
a、16b、及び、これら両出力側ディスク16a、1
6bをその両端部にスプライン係合させた、特許請求の
範囲に記載した回転筒である出力筒28aを、軸方向位
置を規制した状態で回転自在に支持している。尚、この
出力筒28aの中間部外周面に、特許請求の範囲に記載
した回転伝達部材である出力歯車15を、上記出力筒2
8aと同心に固設している。
れぞれが内側ディスクに相当する1対の出力側ディスク
16a、16bの外周面とケーシング11の内面との間
に、特許請求の範囲に記載した転がり軸受である玉軸受
30、30を、それぞれ設置している。そして、これら
両玉軸受30、30により、上記両出力側ディスク16
a、16b、及び、これら両出力側ディスク16a、1
6bをその両端部にスプライン係合させた、特許請求の
範囲に記載した回転筒である出力筒28aを、軸方向位
置を規制した状態で回転自在に支持している。尚、この
出力筒28aの中間部外周面に、特許請求の範囲に記載
した回転伝達部材である出力歯車15を、上記出力筒2
8aと同心に固設している。
【0020】本例の場合には、上記出力歯車15の外周
寄り部分の幅W15を、この出力歯車15と噛合する別の
歯車31の外周寄り部分で、前記1対の出力側ディスク
16a、16bの外側面27、27同士の間に進入する
部分の幅W31よりも大きくしている(W15>W31)。そ
して、上記出力歯車15の外周寄り部分の軸方向両端面
を、それぞれ上記1対の出力側ディスク16a、16b
の外側面27、27に当接させている。これに対して上
記別の歯車31の軸方向両側面は、何れも上記各出力側
ディスク16a、16bの外側面27、27から離隔さ
せて、トロイダル型無段変速機の運転時にこれら各面同
士が擦れ合わない様にしている。
寄り部分の幅W15を、この出力歯車15と噛合する別の
歯車31の外周寄り部分で、前記1対の出力側ディスク
16a、16bの外側面27、27同士の間に進入する
部分の幅W31よりも大きくしている(W15>W31)。そ
して、上記出力歯車15の外周寄り部分の軸方向両端面
を、それぞれ上記1対の出力側ディスク16a、16b
の外側面27、27に当接させている。これに対して上
記別の歯車31の軸方向両側面は、何れも上記各出力側
ディスク16a、16bの外側面27、27から離隔さ
せて、トロイダル型無段変速機の運転時にこれら各面同
士が擦れ合わない様にしている。
【0021】上記両玉軸受30、30の接触角は互いに
逆方向とし、これら両玉軸受30、30を正面組み合わ
せとして、上記両出力側ディスク16a、16bに加わ
るスラスト荷重を支承自在としている。即ち、トロイダ
ル型無段変速機の運転時に上記両出力側ディスク16
a、16bには、パワーローラ19、19(図4参照)
から、押圧装置6が発生する推力の反作用として、大き
なスラスト荷重が加わる。但し、上記両出力側ディスク
16a、16bに加わるスラスト荷重は、互いに逆方向
で大きさが同じである。即ち、上記各パワーローラ1
9、19から上記両出力側ディスク16a、16bに加
わるスラスト荷重は、これら両出力側ディスク16a、
16bを上記出力歯車15に押し付ける方向に作用し
て、この出力歯車15部分で互いに相殺される。従っ
て、上記各パワーローラ19、19から上記両出力側デ
ィスク16a、16bに加わるスラスト荷重を上記両玉
軸受30、30により支承する必要性は特にはない。
逆方向とし、これら両玉軸受30、30を正面組み合わ
せとして、上記両出力側ディスク16a、16bに加わ
るスラスト荷重を支承自在としている。即ち、トロイダ
ル型無段変速機の運転時に上記両出力側ディスク16
a、16bには、パワーローラ19、19(図4参照)
から、押圧装置6が発生する推力の反作用として、大き
なスラスト荷重が加わる。但し、上記両出力側ディスク
16a、16bに加わるスラスト荷重は、互いに逆方向
で大きさが同じである。即ち、上記各パワーローラ1
9、19から上記両出力側ディスク16a、16bに加
わるスラスト荷重は、これら両出力側ディスク16a、
16bを上記出力歯車15に押し付ける方向に作用し
て、この出力歯車15部分で互いに相殺される。従っ
て、上記各パワーローラ19、19から上記両出力側デ
ィスク16a、16bに加わるスラスト荷重を上記両玉
軸受30、30により支承する必要性は特にはない。
【0022】一方、上記出力歯車15ははすば歯車とし
て、動力を取り出す為の別の歯車31との噛合部で発生
する騒音の低減を図っている。従って、トロイダル型無
段変速機の運転時に、上記出力歯車15を固設した出力
筒28aには、上記噛合部で発生するスラスト荷重が加
わる。そして、このスラスト荷重が、この出力筒28a
から上記両出力側ディスク16a、16bのうちの何れ
かに加わる。このスラスト荷重が作用する方向は、エン
ジンから駆動輪への動力伝達時と、減速の為のエンジン
ブレーキ作動時とで逆になる。この為、上記両玉軸受3
0、30の接触角の方向を互いに逆にして、スラスト荷
重が何れの方向に加わった場合でも、何れかの玉軸受3
0によりこのスラスト荷重を支承自在としている。
て、動力を取り出す為の別の歯車31との噛合部で発生
する騒音の低減を図っている。従って、トロイダル型無
段変速機の運転時に、上記出力歯車15を固設した出力
筒28aには、上記噛合部で発生するスラスト荷重が加
わる。そして、このスラスト荷重が、この出力筒28a
から上記両出力側ディスク16a、16bのうちの何れ
かに加わる。このスラスト荷重が作用する方向は、エン
ジンから駆動輪への動力伝達時と、減速の為のエンジン
ブレーキ作動時とで逆になる。この為、上記両玉軸受3
0、30の接触角の方向を互いに逆にして、スラスト荷
重が何れの方向に加わった場合でも、何れかの玉軸受3
0によりこのスラスト荷重を支承自在としている。
【0023】尚、上記両玉軸受30、30を設置可能に
すべく、上記ケーシング11の一部で上記両出力側ディ
スク16a、16bの周囲部分の内面に保持凹部32
を、全周に亙って形成している。この保持凹部32の内
周面は円筒面としており、この保持凹部32内に、上記
両玉軸受30、30を構成する外輪33、33を内嵌固
定している。この内嵌固定作業は、二つ割れのケーシン
グ素子を組み合わて上記ケーシング11とするのと同時
に行なう。又、上記別の歯車31は、上記保持凹部32
の一部に設けた開口部34部分に設置している。
すべく、上記ケーシング11の一部で上記両出力側ディ
スク16a、16bの周囲部分の内面に保持凹部32
を、全周に亙って形成している。この保持凹部32の内
周面は円筒面としており、この保持凹部32内に、上記
両玉軸受30、30を構成する外輪33、33を内嵌固
定している。この内嵌固定作業は、二つ割れのケーシン
グ素子を組み合わて上記ケーシング11とするのと同時
に行なう。又、上記別の歯車31は、上記保持凹部32
の一部に設けた開口部34部分に設置している。
【0024】又、上記保持凹部32内に上記両玉軸受3
0、30の外輪33、33を内嵌固定した状態で、これ
ら両外輪33、33の軸方向外端面(互いに反対側の端
面)と上記保持凹部32の両端部内側面との間に、適宜
の厚さ寸法を有するシム板35a、35bを挟持してい
る。これら両シム板35a、35bは、上記両玉軸受3
0、30に適正な予圧を付与した状態で、上記両出力側
ディスク16a、16bの軸方向位置を適正にし、トロ
イダル型無段変速機の効率及び耐久性を良好にする為に
設置している。即ち、これら両出力側ディスク16a、
16bの出力側内側面17、17及び1対の入力側ディ
スク2a、2bの入力側内側面3、3と、前記各パワー
ローラ19、19の周面29、29(図4参照)との当
接部(トラクション部)の当接圧を、両キャビティ同士
で互いに等しくする事は重要である。この当接圧が両キ
ャビティ同士の間で差が生じると、当接圧が低い側で滑
りが発生する一方、当接圧が高い側で上記各面17、
3、29の転がり疲れ寿命が低下する。
0、30の外輪33、33を内嵌固定した状態で、これ
ら両外輪33、33の軸方向外端面(互いに反対側の端
面)と上記保持凹部32の両端部内側面との間に、適宜
の厚さ寸法を有するシム板35a、35bを挟持してい
る。これら両シム板35a、35bは、上記両玉軸受3
0、30に適正な予圧を付与した状態で、上記両出力側
ディスク16a、16bの軸方向位置を適正にし、トロ
イダル型無段変速機の効率及び耐久性を良好にする為に
設置している。即ち、これら両出力側ディスク16a、
16bの出力側内側面17、17及び1対の入力側ディ
スク2a、2bの入力側内側面3、3と、前記各パワー
ローラ19、19の周面29、29(図4参照)との当
接部(トラクション部)の当接圧を、両キャビティ同士
で互いに等しくする事は重要である。この当接圧が両キ
ャビティ同士の間で差が生じると、当接圧が低い側で滑
りが発生する一方、当接圧が高い側で上記各面17、
3、29の転がり疲れ寿命が低下する。
【0025】本例の場合には、上記保持凹部32の幅W
32を、上記1対の玉軸受30、30を正面組み合わせし
て成る複列玉軸受ユニットの幅W30よりも大きく(W32
>W 30)し、これら両幅の差(W32−W30)の分だけ、
上記両出力側ディスク16a、16bの軸方向位置を調
節自在としている。そして、この軸方向位置を、上記両
シム板35a、35bの厚さの選定(これ両々シム板3
5a、35bの厚さの差を適正に変える事)により、規
制自在としている。従って、上記保持凹部32の軸方向
位置等、各部の寸法精度を極端に厳密に規制しなくて
も、上記両出力側ディスク16a、16bの軸方向位置
を適正にして、トロイダル型無段変速機の効率及び耐久
性を良好にできる。
32を、上記1対の玉軸受30、30を正面組み合わせし
て成る複列玉軸受ユニットの幅W30よりも大きく(W32
>W 30)し、これら両幅の差(W32−W30)の分だけ、
上記両出力側ディスク16a、16bの軸方向位置を調
節自在としている。そして、この軸方向位置を、上記両
シム板35a、35bの厚さの選定(これ両々シム板3
5a、35bの厚さの差を適正に変える事)により、規
制自在としている。従って、上記保持凹部32の軸方向
位置等、各部の寸法精度を極端に厳密に規制しなくて
も、上記両出力側ディスク16a、16bの軸方向位置
を適正にして、トロイダル型無段変速機の効率及び耐久
性を良好にできる。
【0026】上述の様に本例のトロイダル型無段変速機
の場合には、前述の図4に示した従来構造の場合とは異
なり、前記1対の出力側ディスク16a、16b同士の
間に転がり軸受14、14、並びにこの転がり軸受1
4、14を支持する為の隔壁部12(図4参照)を設置
する必要がなくなる。そして、上記両出力側ディスク1
6a、16bの外側面27、27同士の間隔d27(=W
15)を縮める{図4に示した従来構造に於ける間隔D27
よりも短く(D27>d27)する}事ができる。そして、
この様に上記両出力側ディスク16a、16bの外側面
27、27同士の間隔d27を縮めた分だけ、トロイダル
型無段変速機の小型・軽量化を図れる。
の場合には、前述の図4に示した従来構造の場合とは異
なり、前記1対の出力側ディスク16a、16b同士の
間に転がり軸受14、14、並びにこの転がり軸受1
4、14を支持する為の隔壁部12(図4参照)を設置
する必要がなくなる。そして、上記両出力側ディスク1
6a、16bの外側面27、27同士の間隔d27(=W
15)を縮める{図4に示した従来構造に於ける間隔D27
よりも短く(D27>d27)する}事ができる。そして、
この様に上記両出力側ディスク16a、16bの外側面
27、27同士の間隔d27を縮めた分だけ、トロイダル
型無段変速機の小型・軽量化を図れる。
【0027】しかも、本例の場合には、前記出力歯車1
5の外周寄り部分の軸方向両端面を上記両出力側ディス
ク16a、16bの外側面27、27に当接させている
ので、上記出力歯車15によりこれら両出力側ディスク
16a、16bをバックアップできる。即ち、トロイダ
ル型無段変速機の運転時にこれら両出力側ディスク16
a、16bは、パワーローラ19、19(図4参照)に
より、互いに近づく方向に、これら両出力側ディスク1
6a、16b毎に同じ大きさで押圧される。本例の場
合、この様にしてこれら各出力側ディスク16a、16
bに加わる力は、上記出力歯車15の外周寄り部分に加
わって、この部分で互いに相殺される。この結果上記各
出力側ディスク16a、16bは、上記各パワーローラ
19、19から加わるモーメント荷重に拘らず、弾性変
形を抑えられる。この為、上記両出力ディスク16a、
16bの軸方向に関する厚さ寸法の短縮化が可能にな
り、その面からもトロイダル型無段変速機の小型・軽量
化が可能になる。
5の外周寄り部分の軸方向両端面を上記両出力側ディス
ク16a、16bの外側面27、27に当接させている
ので、上記出力歯車15によりこれら両出力側ディスク
16a、16bをバックアップできる。即ち、トロイダ
ル型無段変速機の運転時にこれら両出力側ディスク16
a、16bは、パワーローラ19、19(図4参照)に
より、互いに近づく方向に、これら両出力側ディスク1
6a、16b毎に同じ大きさで押圧される。本例の場
合、この様にしてこれら各出力側ディスク16a、16
bに加わる力は、上記出力歯車15の外周寄り部分に加
わって、この部分で互いに相殺される。この結果上記各
出力側ディスク16a、16bは、上記各パワーローラ
19、19から加わるモーメント荷重に拘らず、弾性変
形を抑えられる。この為、上記両出力ディスク16a、
16bの軸方向に関する厚さ寸法の短縮化が可能にな
り、その面からもトロイダル型無段変速機の小型・軽量
化が可能になる。
【0028】尚、本発明を実施する場合に、上記両出力
側ディスク16a、16bを前記ケーシング11に対し
回転自在に支持する為の、前記両玉軸受30、30は、
図4に示した従来構造に於ける転がり軸受14、14に
比べて直径が大きくなる。従って、上記両玉軸受30、
30のピッチ円直径(dm )と回転速度(N)との積で
あるdm・N値が大きくなる。この点から、本例の構造
は、上記両出力側ディスク16a、16bの外径が小さ
い、比較的小型のトロイダル型無段変速機に適用する事
が好ましい。又、上記両出力側ディスク16a、16b
の外径が大きくなる場合には、上記両玉軸受30、30
の耐久性を確保する為に、次の〜のうちから選択さ
れる1又は2の考慮(は何れか一方)をする事が好
ましい。
側ディスク16a、16bを前記ケーシング11に対し
回転自在に支持する為の、前記両玉軸受30、30は、
図4に示した従来構造に於ける転がり軸受14、14に
比べて直径が大きくなる。従って、上記両玉軸受30、
30のピッチ円直径(dm )と回転速度(N)との積で
あるdm・N値が大きくなる。この点から、本例の構造
は、上記両出力側ディスク16a、16bの外径が小さ
い、比較的小型のトロイダル型無段変速機に適用する事
が好ましい。又、上記両出力側ディスク16a、16b
の外径が大きくなる場合には、上記両玉軸受30、30
の耐久性を確保する為に、次の〜のうちから選択さ
れる1又は2の考慮(は何れか一方)をする事が好
ましい。
【0029】 上記両玉軸受30、30の接触角を小
さくする。これら両玉軸受30、30は、前記出力歯車
15と前記別の歯車31との噛合部で発生するスラスト
荷重を支承する為、或る程度の接触角を付与する事が必
要である。但し、この接触角を大きくすると、各玉3
6、36の転動面と外輪軌道37及び内輪軌道38との
転がり接触部でのスピン損失が大きくなり、この転がり
接触部分での発熱が多くなって、焼き付き等の損傷を発
生し易くなる。そこで、本例の構造を実施する場合に
は、上記両玉軸受30、30の接触角を15〜30度程
度と、必要最小限の小さな値に抑える。この接触角を小
さくすると、玉1個当りのスラスト負荷容量は小さくな
る。但し、本例の場合には、ピッチ円直径dm が大き
く、設置可能な玉36、36の数を多くできる為、上記
両玉軸受30、30全体としてのスラスト負荷容量は十
分に確保できる。
さくする。これら両玉軸受30、30は、前記出力歯車
15と前記別の歯車31との噛合部で発生するスラスト
荷重を支承する為、或る程度の接触角を付与する事が必
要である。但し、この接触角を大きくすると、各玉3
6、36の転動面と外輪軌道37及び内輪軌道38との
転がり接触部でのスピン損失が大きくなり、この転がり
接触部分での発熱が多くなって、焼き付き等の損傷を発
生し易くなる。そこで、本例の構造を実施する場合に
は、上記両玉軸受30、30の接触角を15〜30度程
度と、必要最小限の小さな値に抑える。この接触角を小
さくすると、玉1個当りのスラスト負荷容量は小さくな
る。但し、本例の場合には、ピッチ円直径dm が大き
く、設置可能な玉36、36の数を多くできる為、上記
両玉軸受30、30全体としてのスラスト負荷容量は十
分に確保できる。
【0030】 上記各玉36、36をセラミック製と
する。上記dm・N値が大きな玉軸受30、30の運転
時には、上記各玉36、36に加わる遠心力が大きくな
り、これら各玉36、36の転動面と上記外輪軌道37
との転がり接触部の当接圧が高くなる。そこで、上記各
玉36、36を、軸受鋼に比べて軽量なセラミック製と
する事により、上記遠心力を小さくし、上記転がり接触
部の当接圧を低くする。同時に、軸受鋼製の外輪33の
内周面に形成した上記外輪軌道37と上記各玉36、3
6の転動面との接触状態を、異種材料同士の接触とする
事によっても、上記焼き付きを生じにくくする。
する。上記dm・N値が大きな玉軸受30、30の運転
時には、上記各玉36、36に加わる遠心力が大きくな
り、これら各玉36、36の転動面と上記外輪軌道37
との転がり接触部の当接圧が高くなる。そこで、上記各
玉36、36を、軸受鋼に比べて軽量なセラミック製と
する事により、上記遠心力を小さくし、上記転がり接触
部の当接圧を低くする。同時に、軸受鋼製の外輪33の
内周面に形成した上記外輪軌道37と上記各玉36、3
6の転動面との接触状態を、異種材料同士の接触とする
事によっても、上記焼き付きを生じにくくする。
【0031】 上記各玉36、36の転動面や上記外
輪軌道37及び内輪軌道38に燐酸皮膜を形成する。こ
の場合には、上記各玉36、36も、上記外輪33及び
内輪39と同様に、軸受鋼製とする。転がり接触部を構
成する、上記各玉36、36の転動面や上記外輪軌道3
7及び内輪軌道38に燐酸皮膜を形成すれば、上記転が
り接触部での摩擦を低減し、高速回転時にも上記転がり
接触部で焼き付き等の損傷が発生しにくくできる。
輪軌道37及び内輪軌道38に燐酸皮膜を形成する。こ
の場合には、上記各玉36、36も、上記外輪33及び
内輪39と同様に、軸受鋼製とする。転がり接触部を構
成する、上記各玉36、36の転動面や上記外輪軌道3
7及び内輪軌道38に燐酸皮膜を形成すれば、上記転が
り接触部での摩擦を低減し、高速回転時にも上記転がり
接触部で焼き付き等の損傷が発生しにくくできる。
【0032】尚、前記の様に上記両玉軸受30、30
の接触角を規制する場合に、これら両玉軸受30、30
の作用線(接触角の方向を表す鎖線α)同士が、前記両
出力側ディスク16a、16bの中心軸β上で交差する
様にする事が好ましい。この理由は、これら両出力側デ
ィスク16a、16aに加わるモーメント荷重を、上記
両玉軸受30、30により支承させない様にする事で、
これら両玉軸受30、30の耐久性向上を図る為であ
る。この場合に上記モーメント荷重は、上記両出力側デ
ィスク16a、16bの内周面と入力回転軸1の外周面
との間に設けたニードル軸受18、18により支承す
る。但し、以上の説明は、本発明を実施する場合に、図
示の場合とは逆に、1対の玉軸受を背面組み合わせ型で
使用する事を妨げるものではない。上記両出力側ディス
ク16a、16bの周囲空間に余裕があり、この周囲空
間部分に、負荷容量が大きな玉軸受を設置可能であれ
ば、1対の玉軸受を背面組み合わせ型で使用して上記両
出力側ディスク16a、16bを回転自在に支承する事
もできる。
の接触角を規制する場合に、これら両玉軸受30、30
の作用線(接触角の方向を表す鎖線α)同士が、前記両
出力側ディスク16a、16bの中心軸β上で交差する
様にする事が好ましい。この理由は、これら両出力側デ
ィスク16a、16aに加わるモーメント荷重を、上記
両玉軸受30、30により支承させない様にする事で、
これら両玉軸受30、30の耐久性向上を図る為であ
る。この場合に上記モーメント荷重は、上記両出力側デ
ィスク16a、16bの内周面と入力回転軸1の外周面
との間に設けたニードル軸受18、18により支承す
る。但し、以上の説明は、本発明を実施する場合に、図
示の場合とは逆に、1対の玉軸受を背面組み合わせ型で
使用する事を妨げるものではない。上記両出力側ディス
ク16a、16bの周囲空間に余裕があり、この周囲空
間部分に、負荷容量が大きな玉軸受を設置可能であれ
ば、1対の玉軸受を背面組み合わせ型で使用して上記両
出力側ディスク16a、16bを回転自在に支承する事
もできる。
【0033】次に、図3は、請求項1、2、3、5、7
に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示してい
る。本例の場合には、回転伝達部材である出力歯車15
aを、それぞれが内側ディスクである1対の出力側ディ
スク16a´、16b´と一体に形成している。この為
に本例の場合は、上記出力歯車15aのピッチ円直径
を、上記両出力側ディスク16a´、16b´の外径よ
りも少し大きくしている。又、これら両出力側ディスク
16a´、16b´を回転自在に支持する為の玉軸受3
0a、30aを構成する内輪軌道38a、38aを、上
記両出力側ディスク16a´、16b´の外周面に直接
形成している。その他の構成及び作用は、上述した第1
例と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明
は省略する。
に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示してい
る。本例の場合には、回転伝達部材である出力歯車15
aを、それぞれが内側ディスクである1対の出力側ディ
スク16a´、16b´と一体に形成している。この為
に本例の場合は、上記出力歯車15aのピッチ円直径
を、上記両出力側ディスク16a´、16b´の外径よ
りも少し大きくしている。又、これら両出力側ディスク
16a´、16b´を回転自在に支持する為の玉軸受3
0a、30aを構成する内輪軌道38a、38aを、上
記両出力側ディスク16a´、16b´の外周面に直接
形成している。その他の構成及び作用は、上述した第1
例と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明
は省略する。
【0034】又、上述した第2例の変形例として、上記
玉軸受30aとして、上記両出力側ディスク16a´、
16b´のうちの何れか一方の出力側ディスクの外周面
とケーシング11の内周面との間に、各玉36の転動面
と外輪軌道及び内輪軌道とが2点ずつ、各玉36毎に4
点ずつで接触する、4点接触型の玉軸受を使用する事も
できる。この場合には、1個の玉軸受で、両方向のスラ
スト荷重を支承自在である。
玉軸受30aとして、上記両出力側ディスク16a´、
16b´のうちの何れか一方の出力側ディスクの外周面
とケーシング11の内周面との間に、各玉36の転動面
と外輪軌道及び内輪軌道とが2点ずつ、各玉36毎に4
点ずつで接触する、4点接触型の玉軸受を使用する事も
できる。この場合には、1個の玉軸受で、両方向のスラ
スト荷重を支承自在である。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用するので、軸方向寸法を短縮して、必要とする性能を
確保しつつ、小型・軽量化が可能になり、より小型の車
体に組み付け可能になる等、トロイダル型無段変速機の
実用化に寄与できる。
用するので、軸方向寸法を短縮して、必要とする性能を
確保しつつ、小型・軽量化が可能になり、より小型の車
体に組み付け可能になる等、トロイダル型無段変速機の
実用化に寄与できる。
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す要部断面
図。
図。
【図2】図1のA部拡大図。
【図3】本発明の実施の形態の第2例を示す、図1の中
央上半部に相当する断面図。
央上半部に相当する断面図。
【図4】従来から広く知られているトロイダル型無段変
速機の基本構成の1例を示す、円周方向に関する位相が
図1とは90度異なる部分に関する断面図。
速機の基本構成の1例を示す、円周方向に関する位相が
図1とは90度異なる部分に関する断面図。
1 入力回転軸
2a、2b 入力側ディスク
3 入力側内側面
4 ボールスプライン
5 転がり軸受
6 押圧装置
7 カム板
8 駆動軸
9 ローディングナット
10 皿板ばね
11 ケーシング
12 隔壁部
13 通孔
14 転がり軸受
15、15a 出力歯車
16a、16a´、16b、16b´ 出力側ディスク
17 出力側内側面
18 ニードル軸受
19 パワーローラ
20 トラニオン
21 変位軸
22 ラジアルニードル軸受
23 スラスト玉軸受
24 スラストニードル軸受
25a、25b 支持板
26 予圧ばね
27 外側面
28、28a 出力筒
29 周面
30、30a 玉軸受
31 別の歯車
32 保持凹部
33 外輪
34 開口部
35a、35b シム板
36 玉
37 外輪軌道
38、38a 内輪軌道
39 内輪
Claims (7)
- 【請求項1】 ケーシングと、このケーシング内に回転
自在に支持された回転軸と、それぞれが断面円弧形であ
る互いの第一内側面同士を対向させた状態でこの回転軸
の両端部に、この回転軸と同期した回転を自在として支
持された1対の外側ディスクと、この回転軸の中間部周
囲に、この回転軸に対する相対回転を自在に支持された
回転筒と、この回転筒の周囲に、この回転筒と同期した
回転を自在として、それぞれが断面円弧形である第二内
側面を上記各第一内側面に対向させた状態で支持された
1対の内側ディスクと、これら両内側ディスク同士の間
で上記回転筒の中間部外周面に、これら両内側ディスク
に対しこれら両内側ディスクと同心に結合された回転伝
達部材と、上記各第一、第二両内側面同士の間にそれぞ
れ複数個ずつ、上記回転軸に対し捩れの位置にある枢軸
を中心とする揺動変位を自在に設けられた支持部材と、
これら各支持部材に回転自在に支持され、球状凸面とし
たそれぞれの周面を、上記第一、第二各内側面に当接さ
せたパワーローラとを備えたトロイダル型無段変速機に
於いて、上記1対の内側ディスクのうちの少なくとも一
方の内側ディスクの外周面と上記ケーシングの内面との
間に転がり軸受を設置し、この転がり軸受により上記1
対の内側ディスク及び上記回転筒を上記ケーシング内
に、軸方向位置を規制した状態で回転自在に支持した事
を特徴とするトロイダル型無段変速機。 - 【請求項2】 1対の内側ディスクの外周面とケーシン
グの内面との間にそれぞれ設けられた転がり軸受が、接
触角の方向を互いに逆方向とした1対のアンギュラ型若
しくは深溝型の玉軸受であり、これら両玉軸受を構成す
る玉がセラミック製である、請求項1に記載したトロイ
ダル型無段変速機。 - 【請求項3】 それぞれが転がり軸受である1対の玉軸
受の組み合わせ状態が正面組み合わせであり、これら両
玉軸受を構成する外輪が、ケーシングの内面に全周に亙
って形成された保持凹部内に保持されており、上記両玉
軸受の外輪の軸方向外端面と上記保持凹部の両端部内側
面との間に挟持するシム板の厚さを調節する事により、
上記両玉軸受に適正な予圧を付与すると同時に、両内側
ディスクの軸方向位置を適正に規制している、請求項1
〜2の何れかに記載したトロイダル型無段変速機。 - 【請求項4】 回転伝達部材が歯車であり、この歯車の
外周寄り部分の幅が、この歯車と噛合する別の歯車の外
周寄り部分で1対の内側ディスクの外側面同士の間に進
入する部分の幅よりも大きく、上記歯車の外周寄り部分
の軸方向両端面が、それぞれ上記1対の内側ディスクの
外側面に当接している、請求項1〜3の何れかに記載し
たトロイダル型無段変速機。 - 【請求項5】 回転伝達部材が歯車であり、この歯車と
1対の内側ディスクとが一体である、請求項1〜3の何
れかに記載したトロイダル型無段変速機。 - 【請求項6】 何れか一方の内側ディスクの外周面とケ
ーシングの内面との間に設置された1個の転がり軸受
が、1対の内側ディスク及び回転伝達部材を支持してお
り、この転がり軸受が、玉の転動面と外輪軌道及び内輪
軌道とが2点ずつで接触する4点接触型の玉軸受であ
る、請求項5に記載したトロイダル型無段変速機。 - 【請求項7】 転がり軸受を構成する内輪が内側ディス
クと一体である、請求項1〜6の何れかに記載したトロ
イダル型無段変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002026432A JP2003227553A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | トロイダル型無段変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002026432A JP2003227553A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | トロイダル型無段変速機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003227553A true JP2003227553A (ja) | 2003-08-15 |
Family
ID=27748267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002026432A Pending JP2003227553A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | トロイダル型無段変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003227553A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007187032A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Nsk Ltd | ターボ圧縮機 |
| JP2012013140A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
-
2002
- 2002-02-04 JP JP2002026432A patent/JP2003227553A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007187032A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Nsk Ltd | ターボ圧縮機 |
| JP2012013140A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
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