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JP2003223219A - プラント監視のための状態評価装置およびプラント監視のための状態評価方法およびプラントデータ評価プログラム - Google Patents

プラント監視のための状態評価装置およびプラント監視のための状態評価方法およびプラントデータ評価プログラム

Info

Publication number
JP2003223219A
JP2003223219A JP2002024297A JP2002024297A JP2003223219A JP 2003223219 A JP2003223219 A JP 2003223219A JP 2002024297 A JP2002024297 A JP 2002024297A JP 2002024297 A JP2002024297 A JP 2002024297A JP 2003223219 A JP2003223219 A JP 2003223219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
state change
equipment
comparison
stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002024297A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kimura
浩一 木村
Yasuo Ota
康雄 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002024297A priority Critical patent/JP2003223219A/ja
Publication of JP2003223219A publication Critical patent/JP2003223219A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プラントに異常な状況が発生した場合に迅速な
状況把握を可能にするプラント監視のための状態評価法
を実現する。 【解決手段】プラント100から収集される当該プラント
を構成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価し
て機器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラ
ント状態の評価装置であって、定常的に動作する各機器
の平常動作時での状態変化を示すパラメータをそれぞれ
比較基準として予め保持した比較基準保持手段102aと、
逐次収集されるプラントの各機器の状態変化を示すパラ
メータを前記比較基準保持手段の保持した比較基準と比
較することにより、前記比較基準との同異を判定する判
定手段102bとを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力プラント等
のプラントにおける状態を示すプロセスデータを評価し
て、定常の動作状況と、プラントの異常な兆候を分離し
て抽出することができるようにしたプラント監視のため
の状態評価方法及びプラント監視のための状態評価装置
並びにプラントデータ評価プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】原子力プラント等のプラント本体やそれ
に付随する設備機器等の機器の動作状況はプロセスデー
タとしてデータ蓄積し、一方でプラント本体やそれに付
属する設備機器の動作状況のプロセスデータを紙に出力
したり、コンソールに表示することにより、状況を運転
操作員に伝えている。
【0003】ここで、プラントが何らかの過渡的な異常
な状況に至った場合は、前記のプロセスデータを過去に
さかのぼって調査し、解析することにより、その過渡的
な異常な状況に至った要因を突き止めることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このプ
ラント本体やそれに付属する設備機器の動作状況のデー
タは、プラントで常用的に使用される機器の起動/停止
等の動作状況のデータとプラントの異常な兆候を示す要
因のデータが混在しているため、異常な状況に至った要
因を掴む場合に、まずプラントで常用的に使用されてい
る機器の起動/停止等の動作状況のデータと、プラント
の異常な兆候を示す要因のデータを識別する必要があ
る。
【0005】ところが、プラントの異常な兆候を示す要
因のデータがプラントで常用的に使用される機器の起動
/停止等の動作状況のデータの中に埋もれ識別し難くな
るケースもあり、迅速な状況の把握が阻害されていた。
【0006】また、要因を調査するに当たって、プラン
トで常用的に使用されている機器の起動/停止等の動作
状況とプラントの異常な兆候を示す要因のデータを区別
するために、そのプラント本体やそれに付随する設備機
器等に対して有る程度の知識が必要となる。
【0007】そこで、この発明の目的とするところは、
プラントに異常な状況が発生した場合に迅速な状況把握
を可能にするプラント監視のための状態評価装置および
プラント監視のための状態評価方法を提供することにあ
る。
【0008】また、この発明の目的とするところは、プ
ラントの異常な兆候を検出することができるようにし
て、プラントの異常な兆候を素早く運転操作員に提示で
きるようにするプラント監視のための状態評価装置およ
びプラント監視のための状態評価方法を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。
【0010】第1には、プラントから収集される当該プ
ラントを構成する各機器の状態変化を示すパラメータを
評価して機器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別す
るプラント状態の評価装置であって、定常的に動作する
各機器の平常動作時での状態変化を示すパラメータをそ
れぞれ比較基準として予め保持した比較基準保持手段
と、逐次収集されるプラントの各機器の状態変化を示す
パラメータを前記比較基準保持手段の保持した比較基準
と比較することにより、前記比較基準との同異を判定す
る判定手段とを具備することを特徴とする。
【0011】この構成の場合、プラントから収集される
当該プラントを構成する各機器の状態変化を示すパラメ
ータを評価して機器の定常な動作と機器の異常な兆候を
区別するプラント状態の評価にあたり、比較基準保持手
段には、定常的に動作する各機器の平常動作時での状態
変化を示すパラメータをそれぞれ比較基準として予め用
意してあり、判定手段は逐次収集されるプラントの各機
器の状態変化を示すパラメータをこの比較基準と比較す
ることにより、前記比較基準との同異を判定して、各機
器の定常的な動作を同定する。
【0012】プラントから収集される当該プラントを構
成する各機器の状態変化を示すパラメータを、比較基準
と比較して比較基準と異なるものであるのか、同じもの
であるのかを分類する。例えば、比較の結果、収集した
パラメータが、前記予め用意した機器の状態変化と同じ
であればそれはその機器の定常的な動作であると同定す
ることができる。
【0013】プラントにおいては、機器の動作状況情報
であるプロセスデータを収集して運転状況の把握に利用
するが、本発明の評価手法を用いて評価することで、そ
の機器の定常的な動作であるか否かを判別できるように
なり、プラントに異常な状況が発生した場合に迅速な状
況把握を可能にするプラント監視のための状態評価装置
およびプラント監視のための状態評価方法を提供でき
る。
【0014】第2には、プラントから収集される当該プ
ラントを構成する各機器の状態変化を示すパラメータを
評価して機器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別す
るプラント状態の評価装置であって、プラントの各機器
の平常動作時での状態変化を示すパラメータをそれぞれ
比較基準として予め保持した比較基準保持手段と、逐次
収集されるプラントの各機器の状態変化を示すパラメー
タを前記比較基準保持手段の保持した比較基準と比較す
るものであって、比較内容は前記各機器の状態変化を示
すパラメータのうち、システムのプロセス値との因果関
係を有しており、かつ定常的に起動/停止を繰り返す機
器に対してはその起動/停止が前記因果関係に沿うか否
かの比較であり、その比較結果から同異を判定する判定
手段とを具備することを特徴とする。
【0015】この構成の場合、プラントから収集される
当該プラントを構成する各機器の状態変化を示すパラメ
ータを評価して機器の定常な動作と機器の異常な兆候を
区別するプラント状態の評価にあたり、比較基準保持手
段には、プラントの各機器の平常動作時での状態変化を
示すパラメータをそれぞれ比較基準として予め用意して
あり、判定手段には、逐次収集されるプラントの各機器
の状態変化を示すパラメータをこの比較基準と比較させ
る。判定手段におけるこの比較内容は“前記各機器の状
態変化を示すパラメータのうち、システムのプロセス値
との因果関係を有しており、かつ定常的に起動/停止を
繰り返す機器に対してはその起動/停止が前記因果関係
に沿うか否かの比較”であり、その比較結果から同異
(その起動/停止が前記因果関係に沿うか否か)を判定
して前記因果関係に沿う場合は機器の定常的な動作と同
定する。
【0016】ここでは、プラントから収集される当該プ
ラントを構成する各機器の状態変化を示す多くのパラメ
ータを評価して定常な機器の動作と機器の異常な兆候を
区別するプラント状態の評価するにあたり、プラントの
各機器の状態変化を示すパラメータのうち、システムの
プロセス値との因果関係を有しており、かつ定常的に起
動/停止を繰り返す機器の接点信号において、その起動
/停止が因果関係通りの場合は機器の定常的な動作と同
定するようにするわけである。
【0017】プラントにおいては、機器の動作状況情報
であるプロセスデータを収集して運転状況の把握に利用
するが、本発明の評価手法を用いて評価することで、プ
ラントの異常な兆候を検出することができるようにし
て、プラントの異常な兆候を素早く運転操作員に提示で
きるようにするプラント監視のための状態評価装置およ
びプラント監視のための状態評価方法を提供することが
できる。
【0018】第3には、プラントから収集される当該プ
ラントを構成する各機器の状態変化を示すパラメータを
評価して機器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別す
るプラント状態の評価装置であって、人為的な機器操作
に伴う状態変化を含め、プラントの各機器の平常動作時
での状態変化を示すパラメータをそれぞれ比較基準とし
て予め保持した比較基準保持手段と、逐次収集されるプ
ラントの各機器の状態変化を示すパラメータを前記比較
基準保持手段の保持する比較基準と比較するものであっ
て、比較内容は前記各機器の状態変化を示すパラメータ
のうち、機器の起動/停止動作の情報が人為的な機器操
作を示す情報と対となるか否かの比較であり、比較の結
果、人為的な機器操作を示す情報と対となる場合には、
人為的な機器の操作と同定する判定手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0019】この構成においては、プラントから収集さ
れる当該プラント構成各機器の状態変化を示すパラメー
タを評価して機器の定常な動作と機器の異常な兆候を区
別するプラント状態の評価にあたり、比較基準保持手段
には、人為的な機器操作に伴う状態変化を含め、プラン
トの各機器の平常動作時での状態変化を示すパラメータ
をそれぞれ比較基準として予め用意してあり、判定手段
には、逐次収集されるプラントの各機器の状態変化を示
すパラメータをこの比較基準と比較させる。
【0020】判定手段におけるこの比較内容は“前記各
機器の状態変化を示すパラメータのうち、機器の起動/
停止動作の情報が人為的な機器操作を示す情報と対とな
るか否か”の比較であり、比較の結果、人為的な機器操
作を示す情報と対となる場合には、人為的な機器の操作
と同定する。
【0021】プラントから収集されるプラントの各機器
の状態変化を示す多くのパラメータを評価して定常な機
器の動作と機器の異常な兆候を区別するプラント状態の
評価をするにあたり、プラントの各機器の状態変化を示
すパラメータのうち、機器の起動/停止動作の情報が人
為的な機器操作を示す情報と対となる場合は人為的な機
器の操作と同定するわけである。
【0022】プラントにおいては、機器の動作状況情報
であるプロセスデータを収集して運転状況の把握に利用
するが、本発明の評価手法を用いて評価することで、人
為的な操作を除外してプラントの異常な兆候を検出する
ことができるようにし、プラントの異常な兆候を素早く
運転操作員に提示できるようにするプラント監視のため
の状態評価装置およびプラント監視のための状態評価方
法を提供することができる。
【0023】第4には、プラントから収集される当該プ
ラントを構成する各機器の状態変化を示すパラメータを
評価して機器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別す
るプラント状態の評価装置であって、プラントの各機器
の状態変化を示すパラメータのうち、予め定められた時
間間隔で動作/停止を繰り返す機器の定常動作状態時で
の動作/停止の間隔についてのパラメータをそれぞれ比
較基準として予め保持した比較基準保持手段と、プラン
トの各機器の状態変化を示すパラメータのうち、予め定
められた時間間隔で動作/停止を繰り返す機器につい
て、その機器の実際の動作/停止の間隔を、前記比較基
準保持手段の保持した比較基準における動作/停止の間
隔と比較することにより、その機器の健全性を評価する
判定手段とを具備することを特徴とする。
【0024】この構成においては、プラントから収集さ
れる当該プラントを構成する各機器の状態変化を示すパ
ラメータを評価して機器の定常な動作と機器の異常な兆
候を区別するプラント状態の評価にあたり、比較基準保
持手段には前記各機器の状態変化を示すパラメータのう
ち、予め定められた時間間隔で動作/停止を繰り返す機
器について、その機器の平常動作状態における動作/停
止の間隔に関するパラメータと前記各機器の状態変化を
示すパラメータとを予め保持させておく。そして、判定
手段には、プラントの各機器の状態変化を示すパラメー
タのうち、予め定められた時間間隔で動作/停止を繰り
返す機器について、その機器の実際の動作/停止の間隔
を、前記比較基準保持手段に保持させたパラメータであ
る動作/停止の間隔と比較することにより、その機器の
健全性を評価させるようにした。
【0025】すなわち、プラントから収集されるプラン
トの各機器の状態変化を示す多くのパラメータを評価し
て定常な機器の動作と機器の異常な兆候を区別するプラ
ント状態の評価にあたり、予め定められた時間間隔で動
作/停止を繰り返す機器、具体的には例えば、タイマー
で計時されて設定時間毎に所定の動作を実施する機器
(熱交換器の逆洗システムなど)の健全性を評価するた
めに、プラントの各機器の状態変化を示すパラメータの
うち、タイマーの設定により予め定められた時間間隔で
動作/停止を繰り返す機器について、その機器の動作/
停止の間隔を設定された動作停止の間隔(比較基準保持
手段に保持させたパラメータ)と比較することにより、
その機器の健全性を評価する。
【0026】プラントにおいては、機器の動作状況情報
であるプロセスデータを収集して運転状況の把握に利用
するが、本発明の評価手法を用いて評価することで、プ
ラントの異常な兆候を検出することができるようにし、
プラントの異常な兆候を素早く運転操作員に提示できる
ようにするプラント監視のための状態評価装置およびプ
ラント監視のための状態評価方法を提供することができ
る。
【0027】第5には、プラントから収集される当該プ
ラントを構成する各機器の状態変化を示すパラメータを
評価して機器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別す
るプラント状態の評価装置であって、プラントの各機器
の状態変化を示すパラメータのうち、システムのプロセ
ス値の値により常時起動/停止を繰り返す機器の定常動
作状態時でのパラメータとシステムのプロセスの設定値
とこれらの関係をそれぞれ比較基準として予め保持した
比較基準保持手段と、プラントの各機器の状態変化を示
すパラメータのうち、システムのプロセス値の値により
常時起動/停止を繰り返す機器について、その機器から
収集される機器の状態変化を示すパラメータを用いてシ
ステムのプロセスの設定値と起動停止の因果関係を前記
比較基準保持手段の保持した比較基準を参照して評価す
ることにより、機器の定常な動作と機器の異常な兆候を
識別する判定手段とを具備することを特徴とする。
【0028】この構成において、プラントから収集され
る当該プラントを構成する各機器の状態変化を示すパラ
メータを評価して機器の定常な動作と機器の異常な兆候
を区別するプラント状態の評価にあたり、比較基準保持
手段にはシステムのプロセスの設定値と機器の起動/停
止の因果関係を含む平常状態時でのプラントの各機器の
状態変化を示すパラメータを予め保持させておく。そし
て、判定手段には、プラントの各機器の状態変化を示す
パラメータのうち、システムのプロセス値の値により常
時起動/停止を繰り返す機器に対しては、その機器から
収集される機器の状態変化を示すパラメータを用いてシ
ステムのプロセスの設定値と起動停止の因果関係を評価
させるようにし、これにより、機器の定常な動作と機器
の異常な兆候を識別することができるようにした。
【0029】プラントにおいては、機器の動作状況情報
であるプロセスデータを収集して運転状況の把握に利用
するが、本発明の評価手法を用いて評価することで、プ
ラントの異常な兆候を検出することができるようにし、
プラントの異常な兆候を素早く運転操作員に提示できる
ようにするプラント監視のための状態評価装置およびプ
ラント監視のための状態評価方法を提供することができ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるプラント監
視のための状態評価方法及び装置の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0031】プラント本体やそれに付随する設備機器等
の機器の動作状況はプロセスデータとしてデータ蓄積
し、一方でプラント本体やそれに付属する設備機器の動
作状況のプロセスデータを紙に出力したり、コンソール
に表示することにより、状況を運転操作員に伝えてい
る。
【0032】ここで、プラントが何らかの過渡的な異常
な状況に至った場合は、前述の蓄積したプロセスデータ
を過去に遡って調査し、解析することにより、その過渡
的な異常な状況に至った要因を突き止めることとなる。
そのサポートのための判断システムを以下説明する。本
発明では、プロセスデータについてそのプロセスデータ
の収集時に逐次、その動作が、正常動作と分類できるか
否かを判断し、判断した分類結果と合わせてデータ保存
していくようにする。
【0033】[第1の実施の形態]第1の実施形態に示
す発明では、定期的にシーケンス動作を繰り返す機器
は、通常運転時においてはタイマーの設定により予め定
められた一定時間毎にのみ、シーケンス動作を繰り返す
ことに注目して、通常のシーケンス動作の繰り返し動作
を区別するようにしている。
【0034】つまり、ここでは、予め定められた一定時
間にシーケンス動作を繰り返すものについては、そのタ
イマーの設定時間を基準にし、まず、直前のシーケンス
の終了を検出し、此処から次のシーケンスの本来の開始
時間迄にその系統の機器が動作したことを検出した場合
は定常以外の動作として区別し、一方で本来のシーケン
ス操作で実施されるタイミングで動作を検出した場合は
定常運転機器の動作として区別するようにする。
【0035】具体的には、次のようにして実現する。
【0036】図1は、タイマーにて定期的にシーケンス
動作を繰り返す機器についての例である。図1において
は機器の動作シーケンスを、タイマーにて定まる所定時
間で一通り実施させる。8がタイマー設定時間であり、
タイマーは予め設定された時間に亙り計時を行うと、再
びリセットされ、起動されて最初から計時を行うという
動作を繰り返す。
【0037】タイマーが起動されると起動信号7が発生
される。そして、起動信号7が発生することにより、シ
ーケンス動作開始信号9が発生し、停止1の状態にあっ
た機器は起動動作2が開始され、所定時間経過時点で起
動され(3)、運転状態となる(4)。この状態で所定
時間運転されるとシーケンス動作終了信号10が出さ
れ、機器は停止動作に移り(5)、運転が終了される
(6)。そして、機器は停止状態になる(1)。終了6
の状態に移った時、シーケンス動作終了信号10が発生
する。このような動作をタイマーの設定時間間隔で繰り
返されることになるが、シーケンス動作開始信号9発生
時点からシーケンス動作終了信号10の発生時点までの
区間がシーケンス動作中11の区間であり、シーケンス
動作開始信号9発生時点から次のシーケンス動作開始信
号9発生時点までの期間がシーケンス動作間隔12であ
る。
【0038】このように、定期的にシーケンス動作を繰
り返す機器は、通常運転時においてはタイマーの設定に
より予め定められた一定時間毎にのみ、シーケンス動作
を繰り返す。この実施形態においてはこの点に着目し
て、通常のシーケンス動作の繰り返し動作を区別するよ
うにした。
【0039】すなわち、図1の様なタイマーにて定期的
にシーケンス動作を繰り返す機器Ea〜Enについて
は、予めそのタイマー設定時間8(時間Ta〜Tnとす
る)を機器Ea〜En毎に記憶しておく(図2のステッ
プS1;ベースデータとして記憶手段に記憶)。次に、
当該機器Ea〜Enの直前のシーケンス動作開始時刻
(シーケンス動作開始信号9の発生時刻)t1と今回の
シーケンス動作開始時刻(今回のシーケンス動作開始信
号9の発生時刻)t2との間隔((シーケンス動作間隔
12))を測定し、先に記憶した各機器Ea〜Enそれ
ぞれの対応するタイマー設定時間Ta〜Tnと比較する
(図2のステップS2〜S4)。
【0040】此処で、機器Ea〜Enの動作間隔が対応
するタイマー設定時間Ta〜Enと同等である場合は、
通常のシーケンス動作の繰り返しとして区別し(図2の
ステップS5)、この動作を通常の自動起動/自動停止
動作として分類する。そして、動作データをこの判断し
た分類情報と共に記憶手段に保存する。
【0041】このように、定期的にシーケンス動作を繰
り返す機器については、通常運転時ではタイマーの設定
により予め定められた一定時間毎にのみ、シーケンス動
作を繰り返す点に着目して、定められた一定時間毎の繰
り返しであれば通常のシーケンス動作の繰り返し動作と
判断し、これを通常の自動起動/自動停止動作に分類
し、定められた一定時間毎の繰り返しでなければ、正常
でないシーケンス動作の繰り返し動作と判断し、これを
異常の自動起動/自動停止動作に分類してこれら分類し
たデータと共に動作データを保存するようにした。
【0042】プラントにおいては、機器の動作状況情報
であるプロセスデータを収集して運転状況の把握に利用
するが、本実施の形態においては、機器のプロセスデー
タの収集時に逐次、その機器の動作が、正常動作と分類
できるか否かを判断してプロセスデータと合わせてその
判断した分類情報も保存するようにした。そのため、プ
ラントに異常な状況が発生した場合にこの保存したデー
タ(プロセスデータ(動作データ)と分類情報)を検証
し、解析することで、迅速に状況の把握をすることがで
きるようになる。
【0043】なお、本実施の形態においては、機器の動
作開始間隔を比較したが、動作と停止の間隔または停止
と停止の間隔を、上記のように比較して求めることも可
能である。
【0044】次に、設定値により起動/停止が自動制御
されるような機器の正常、異常を判断する場合の例を説
明する。
【0045】[第2の実施の形態]第2の実施の形態に
示す発明では、設定値により起動/停止が自動制御され
る常用機器、例えば、図3の様な所内に圧縮空気を供給
する様な系統(圧縮空気供給系)の場合のように、圧縮
機の圧縮した空気をタンクに蓄え、タンクの圧力が制御
すべき圧力の下限迄下がると圧縮機が起動し、タンク圧
力が制御すべき上限になったところで圧縮機を停止させ
ると云ったような機器においてシーケンス動作が正常か
否かを判断する場合を例にする。
【0046】ここでは、設定値により自動制御される常
用機器については、起動すべき設定値の情報と起動の情
報、もしくは停止すべき設定値の情報と停止の情報が対
になっている場合は通常メッセージと判断する。しか
し、起動すべき設定値の情報が有るのに起動の情報が無
い場合、もしくは停止すべき設定値の情報が有るのに停
止の情報が無い場合は異常と判断する。動作の順序か
ら、本来、組み合わせとして対となっているはずの情報
が対となっていない場合は異常のメッセージと判断し、
情報が対となっていれば通常メッセージと判断する。
【0047】具体的に説明する。図3の設備は、大容量
および小容量の2台の圧縮機20があり、これらの圧縮
機20のいずれかを運転してエアタンク19に圧縮空気
を送り貯留する。エアタンク19内の空気は圧縮空気を
利用する他の設備にパイプを通じて送られ、利用され
る。また、エアタンク19内の空気圧は圧力測定系21
にて測定され、予め設定された所定圧に圧力が維持され
るように、検出圧力対応の出力を選択回路22に与え、
選択回路22はこの圧力測定系21からの出力をもと
に、内圧が低いときは2台の圧縮機20のうち、大容量
の方を駆動させ、圧力が上限に近づくと小容量の方の圧
縮機20に切り替えて運転を継続し、圧力が設定値に達
すると圧縮機20の運転を停止させるといった運転制御
を実施する構成である。
【0048】なお、別の形態として2台の圧縮機20は
いずれも同容量とし、また、選択回路22は、タンク内
圧が低いときは、2台の圧縮機20を駆動させ、圧力が
上限に近づくといずれか1台を停止させて1台運転切り
替えて運転を継続し、圧力が設定値に達すると運転中の
圧縮機20の運転も停止させるといった運転制御を実施
する構成であってもよい。
【0049】圧力設定は、図4に示すように、タンク内
圧の下限値を示す圧力低設定25と上限値を示す圧力高
設定24があり、此処で、圧縮機20の通常の自動起動
時27にはタンク圧力が制御すべき下限に達した(圧力
低26)という信号と、停止時29にはタンク圧力が制
御すべき上限に達した(圧力高28)という信号とが対
となる事に注目する。
【0050】この場合、設定値により起動/停止が自動
制御される常用機器がどれであるかを個別に登録してお
き(図5のステップS21;ベースデータとして記憶手
段に記憶)、機器が動作した場合(起動/停止した場
合)にその機器のパラメータから対象の特定機器か否か
をベースデータをもとにチェックし(図5のステップS
22,S23)、特定機器であれば設定値に達した後の
起動/停止動作かをチェックする(図5のステップS2
4)。
【0051】このチェックは、正常動作であるならば、
起動時には図3、図4の例の場合、タンク圧力が制御す
べき下限に達した(圧力低26)という信号と、停止時
29にはタンク圧力が制御すべき上限に達した(圧力高
28)という信号とが対となっていることからこの対と
なっているという条件を満たしているか否かを調べるこ
とにより決定する。対となっていれば、正常と判断して
正常動作による起動/停止に分類する(図5のステップ
S25)。そして、動作データをこの判断した分類情報
と共に記憶手段に保存する。対となっていないならば異
常動作であるから、異常と判断して異常動作による起動
/停止に分類する(図5のステップS26)。そして、
動作データをこの判断した分類情報と共に記憶手段に保
存する。
【0052】すなわち、設定値により起動/停止を自動
制御される常用機器の自動起動/自動停止信号が有る場
合、その機器の自動起動/自動停止の設定値に達したこ
とよる自動起動であるかどうかを確認し、設定値に達し
たことよる自動起動である場合は通常の自動起動/自動
停止動作として分類する。
【0053】プラントにおいては、機器の動作状況情報
であるプロセスデータを収集して運転状況の把握に利用
するが、本実施の形態においては、機器のプロセスデー
タの収集時に逐次、その機器の動作が、正常動作と分類
できるか否かを判断する。そして、その判断した分類情
報もプロセスデータと合わせて保存する。
【0054】このように、第2の実施の形態に示す発明
では、設定値により起動/停止が自動制御される常用機
器等の場合に、制御される常用機器の自動起動/自動停
止信号がある場合、その機器の自動起動/自動停止の設
定値に達したことよる自動起動であるかどうかを確認
し、設定値に達したことよる自動起動である場合は通常
の自動起動/自動停止動作として分類し、この分類情報
をプロセスデータと共に保存することにより、プラント
に異常な状況が発生した場合にこの保存したデータ(プ
ロセスデータ(動作データ)と分類情報)を検証し、解
析することで、迅速に状況の把握をすることができるよ
うになる。
【0055】次に、人為的な機器操作により起動/停止
が行われるような機器での正常、異常を判断する例を説
明する。
【0056】[第3の実施の形態]第3の実施の形態で
は、人為的な機器操作においてその特徴とする点とし
て、予め定められた操作手順に従って実施することと、
予めテスト動作時の機器保護のための回路を動作させる
(非常時はプラントの保護が優先されるため、過負荷状
態となっても強制的に運転を継続する)ことに着目し
て、機器の正常、異常を判断するようにする。
【0057】ここでは、人為的な機器操作により発生す
るパラメータについては、その機器操作の情報と機器操
作に伴って発生するパラメータの情報が対になっている
場合に通常メッセージと判断するようにする。
【0058】例えば、図6に示す如きの発電所所内の機
器冷却系を考えてみる。この冷却系統は、所内各機器3
5の冷却を行う熱交換器34があり、熱交換器34の一
次側冷却系統は海水取水槽37から機器冷却海水ポンプ
36で汲み上げられた一次側冷却水として海水を通水す
ることで、二次側冷却系統を冷却する構成である。一次
側冷却水は冷却に供された後、放水口38を経て海に放
出される。
【0059】熱交換器34の二次側冷却系は機器冷却ポ
ンプ33を介して所内各機器35の冷却対象を冷媒が循
環する構成であり、機器冷却ポンプ33を駆動すること
で、冷媒は所内各機器35の冷却対象を通り、熱交換器
34の二次側冷却系において一次側の海水により熱交換
され、冷却されて再び所内各機器35の冷却対象に送ら
れ、冷却するという冷媒循環構造である。機器冷却ポン
プ33および機器冷却海水ポンプ36はそれぞれ複数台
設置してある。複数台のうち、一台は常用であり、他は
予備用である。通常は常用の機器冷却ポンプ33および
機器冷却海水ポンプ36を駆動して冷却を行う。
【0060】そして、このようなシステムにおける機器
冷却系のポンプ切替操作(それぞれ複数台ある機器冷却
ポンプ33および機器冷却海水ポンプ36の切替操作)
は、図7に示すように、まず、切り替えるポンプを追加
起動してから、先に運転していたポンプの停止操作を実
施する。すなわち、図7における符号40および41で
示す動作シーケンス図のように、運転中のポンプを運転
状態においたまま(図7の(4))待機中のポンプを起
動操作開始する(図7の(42)参照)。そして、待機
中のポンプはこの時点から起動動作を開始し(図7の
(2))、これによって起動開始して、運転状態になる
(図7の(3),(4))。しばらくはこの状態で以前
からの運転中のポンプと待機中だったポンプの2台並列
運転がなされた後、以前から運転中であったポンプに対
して停止操作が開始され(図7の(43))、その時点
で当該以前から運転中であったポンプの停止動作が開始
され(図7の(5))、停止される(図7の(1)参
照)。
【0061】一方でポンプ故障による予備用のポンプの
自動起動の場合、先に運転中のポンプが停止し、その停
止信号により予備のポンプが自動起動することとなる
(図8参照)。
【0062】すなわち、運転中のポンプが故障により停
止(トリップ)すると(図8の(40),(4),(4
4)参照)、予備機起動信号が発生し(図8の(45)
参照)、停止状態にあった待機中ポンプが起動されて運
転状態に入る(図8の(41),(1),(46),
(4)参照)。
【0063】従って、このような状況から、「先に予備
のポンプが起動してから停止操作を実施して以前からの
運転中のポンプを停止させる」という動作順序を辿った
場合には“通常の機器操作”として分類し、「以前から
運転中のポンプが停止してから予備のポンプが起動す
る」という動作順序を辿った場合には、“機器の異常な
兆候”として分類することが出来る。
【0064】この場合、対象の機器がどれであるかを個
別に登録しておき(図9のステップS31;ベースデー
タとして記憶手段に記憶)、機器が動作した場合(起動
/停止した場合)にその機器のパラメータから対象の特
定機器か否かをベースデータをもとにチェックし(図9
のステップS32,S33)、対象の特定機器であれば
通常の機器の切替えか否かをチェックする(図9のステ
ップS34)。
【0065】そして、その結果に応じて分類する。分類
は、「先に予備のポンプが起動してから停止操作を実施
して以前からの運転中のポンプを停止させる」という動
作順序を辿ったケースであれば“通常の機器操作”とし
て分類し、「以前から運転中のポンプが停止してから予
備のポンプが起動する」という動作順序を辿ったケース
であれば “機器の異常な兆候”として分類する(図9
のステップS34,S35,S36)。
【0066】また一方で、各種機器の動作の健全性につ
いて確認するために定例的に動作試験(定例試験)を実
施しているが、この定例試験を実施するときは機器を動
作させる前にその系統の機器保護回路を入れるためのテ
スト許可スイッチをオンとし、試験完了後にテスト許可
スイッチをオフとしている。すなわち、テスト許可スイ
ッチを用意して試験時にはこのスイッチをオンにするこ
とで、機器保護回路を試験用に動作させることができる
ようになっている。また、定例試験は予め定められた順
序に従って操作を実施する。
【0067】具体的には、図10に示すように、動作停
止中の定例試験対象機器47に対して試験を実施する場
合に、まず、テスト許可スイッチをオンする(図10の
(48))。これにより、保護回路が動作し、起動操作
を開始すると、当該定例試験対象機器は起動動作に入る
(図10の(42),(2))。
【0068】その後、定例試験対象機器は起動動作から
起動に入り、運転中となる(図10の(3),(5
1))。こうして試験のための運転を行った後に、停止
操作を開始すると、定例試験対象機器は停止動作に入
り、そして、停止する(図10の(43),(5),
(1))。そして、その後にテスト許可スイッチをオフ
することで保護回路は停止する(図10の(49))。
テスト許可スイッチオン(48)からテスト許可スイッ
チオフまでの間が、保護回路動作期間となる(図10の
(50))。
【0069】従って、このような状況から、テスト許可
スイッチをオンにした状態にある間の機器操作は、通常
の機器操作として分類することが出来る。又、テスト許
可スイッチをオンとした状態で、予め定められた機器の
動作と異なる動作が有った場合は、機器の異常な兆候と
して分類することが出来る。
【0070】この場合、対象の機器がどれであるかを個
別に登録しておき(図11のステップS41;ベースデ
ータとして記憶手段に記憶)、機器が動作した場合(起
動/停止した場合)にその機器のパラメータから対象の
特定機器か否かをベースデータをもとにチェックし(図
11のステップS42,S43)、対象の特定機器であ
ればテスト許可スイッチがオン状態か否かをチェックす
る(図11のステップS44)。
【0071】そして、その結果に応じて分類する。分類
は、「テスト許可スイッチがオン状態の間の機器操作」
であれば、通常の機器操作として分類し(図11のステ
ップS45)、「テスト許可スイッチがオン状態で、予
め定められた機器の動作と異なる動作」であれば、機器
の異常な兆候として分類する(図11のステップS4
6)。そして、動作データをこの判断した分類情報と共
に記憶手段に保存する。
【0072】このように、人為的な機器操作により起動
/停止が行われるような機器の場合に、人為的な機器操
作においてその特徴とする点として、「予め定められた
操作手順に従って実施する」ことと、「予めテスト動作
時の機器保護の為の回路を動作させる(非常時はプラン
トの保護が優先されるため、過負荷状態となっても強制
的に運転を継続する)」ことに着目して、対象とする機
器の運転が人為的な操作により成される場合に、その運
転が「予め定められた操作手順に従って実施された」
か、「予めテスト動作時の機器保護の為の回路を動作さ
せているか」を判断し、「予め定められた操作手順に従
って実施された」場合と、「予めテスト動作時の機器保
護の為の回路を動作させている」場合に機器の動作を正
常と分類し、他は異常と分類するようにした。
【0073】そして、これら分類したデータと共に機器
の動作データを保存するようにした。すなわち、プラン
トにおいては、機器の動作状況情報であるプロセスデー
タを収集して運転状況の把握に利用するが、本実施の形
態においては、機器のプロセスデータの収集時に逐次、
その機器の動作が、正常動作と分類できるか否かを判断
してプロセスデータと合わせてその判断した分類情報も
保存するようにした。
【0074】そのため、プラントに異常な状況が発生し
た場合にこの保存したデータ(プロセスデータ(動作デ
ータ)と分類情報)を検証し、解析することで、迅速に
状況の把握をすることができるようになる。
【0075】次に、上記第1乃至第3の実施の形態で説
明した判定法を応用したシステムについて一例を説明す
る。
【0076】[第4の実施の形態]第4の実施の形態に
示す発明では、上記の第1〜第3の実施の形態でそれぞ
れ説明した手段、すなわち、定常的な機器の動作/停止
操作を判断する手段を組み合わせて使用することによ
り、プラント本体やそれに付属する設備機器の動作状況
のプロセスデータから、プラントで常用的に使用されて
いる機器の通常の運用による動作/停止データを分離す
ることを可能とし、異常な兆候の早期発見と迅速な要因
の評価を可能とする例を説明する(図12参照)。
【0077】例えば、図1に示すような定期的にシーケ
ンス動作を繰り返す機器と、図3に示すような設定値に
より起動/停止が自動制御される常用機器と、図6に示
すような機器の動作テストが可能な設備におけるテスト
動作のための人為的な機器操作に伴う機器が組み合わさ
れた設備における構成機器の正常、異常を判断すること
ができるようにするには、その処理ルーチンを例えば、
図12の如きにすれば良い。
【0078】まず、図12のステップS1〜S5のルー
チンにより、定期的にシーケンス動作を繰り返す機器に
ついての正常、異常を判断する。
【0079】すなわち、例えば、タイマーにて定期的に
シーケンス動作を繰り返す図1のような機器Ea〜En
について、予めそのタイマー設定時間8(時間Ta〜T
nとする)を機器Ea〜En毎に記憶しておく(図12
のステップS1;ベースデータとして記憶手段に記
憶)。次に、当該機器Ea〜Enの直前のシーケンス動
作開始時刻(シーケンス動作開始信号9の発生時刻)t
1と今回のシーケンス動作開始時刻(今回のシーケンス
動作開始信号9の発生時刻)t2との間隔((シーケン
ス動作間隔12))を測定し、先に記憶した各機器Ea
〜Enそれぞれの対応するタイマー設定時間Ta〜Tn
と比較する(図12のステップS2〜S4)。
【0080】此処で、機器Ea〜Enの動作間隔が対応
するタイマー設定時間Ta〜Enと同等である場合は、
通常のシーケンス動作の繰り返しとして区別し(図12
のステップS5)、この動作を通常の自動起動/自動停
止動作として分類する。そして、動作データをこの判断
した分類情報と共に記憶手段に保存する(図12のステ
ップS11)。
【0081】一方、対象の機器が、タイマーにて定期的
にシーケンス動作を繰り返す機器Ea〜Enのいずれで
もなかった場合(図12のステップS3)、あるいは対
象の機器が、タイマーにて定期的にシーケンス動作を繰
り返す機器Ea〜Enのいずれかであったとしても、機
器Ea〜Enの動作間隔が対応するタイマー設定時間T
a〜Enと同等でなかった場合(図12のステップS
4)には、通常のシーケンス動作の繰り返しではないと
して区別し、図12のステップS23の処理に移る。
【0082】図12のステップS23からの処理は、設
定値により起動/停止が自動制御される常用機器に対す
る正常動作か否かの判定である。
【0083】この場合、設定値により起動/停止が自動
制御される常用機器がどれであるかを個別に登録してお
き(図12のステップS21;ベースデータとして記憶
手段に記憶)、機器が動作した場合(起動/停止した場
合)にその機器のパラメータから対象の特定機器か否か
をベースデータをもとにチェックし(図12のステップ
S22,S23)、特定機器であれば設定値に達した後
の起動/停止動作かをチェックする(図12のステップ
S24)。
【0084】このチェックは、例えば、図3、図4の例
の場合、正常動作であるならば、起動時にはタンク圧力
が制御すべき下限に達した(圧力低26)という信号
と、停止時29にはタンク圧力が制御すべき上限に達し
た(圧力高28)という信号とが対となっていることか
らこの対となっているという条件を満たしているか否か
を調べることにより決定する。対となっていれば、正常
と判断して正常動作による起動/停止に分類するわけで
ある(図12のステップS25)。そして、動作データ
をこの判断した分類情報と共に記憶手段に保存する(図
12のステップS11)。
【0085】ステップS24での判定の結果、対となっ
ていないとき、および、ステップS23での判定の結
果、設定値により起動/停止が自動制御される対象の常
用機器でないときは、図12のステップS33の処理に
移る。
【0086】ステップS33からの処理は、機器の動作
テストが可能な設備におけるテスト動作のための人為的
な機器操作に対する正常動作か否かの判定である。
【0087】機器の動作テストが可能な設備におけるテ
スト動作のための人為的な機器操作が可能な対象機器は
どれであるか、個別に登録しておき(図12のステップ
S31;ベースデータとして記憶手段に記憶)、処理対
象が機器の動作テストが可能な設備の該当機器(対象の
特定機器)であるか否かをベースデータをもとにチェッ
クし(図12のステップS33)、対象の特定機器であ
れば通常の機器の切替えか否かをチェックする(図12
のステップS34)。
【0088】その結果、通常の切替え(特定の動作順序
を辿ったケース)、例えば、「先に予備のポンプが起動
してから停止操作を実施して以前からの運転中のポンプ
を停止させる」という動作順序を辿ったケースであれば
“通常の機器操作”として分類し(図12のステップS
35)、そして、動作データをこの判断した分類情報と
共に記憶手段に保存する(図12のステップS11)。
【0089】ステップS34での判定の結果、通常の切
替え(特定の動作順序を辿ったケース)でないとき、お
よび、ステップS33での判定の結果、処理対象が機器
の動作テストが可能な設備の該当機器(対象の特定機
器)でないときは、図12のステップS43の処理に移
る。
【0090】ステップS43からの処理は、テスト(試
験)動作であるか否かの判定処理である。これは、機器
の動作の健全性について確認するために定例的に動作試
験(定例試験)のための人為的な機器操作に対する正常
動作か否かの判定である。
【0091】機器の動作の健全性確認のための動作試験
が実施可能な設備はどれであるか、個別に登録しておき
(図12のステップS41;ベースデータとして記憶手
段に記憶)、処理対象がその動作試験対象機器に該当す
る機器(対象の特定機器)であるか否かをベースデータ
をもとにチェックし(図12のステップS43)、対象
の特定機器であれば通常の機器の切替えか否かをチェッ
クする(図12のステップS44)。
【0092】例えば、この定例試験を実施するときは機
器を動作させる前にその系統の機器保護回路を入れるた
めのテスト許可スイッチをオンとし、試験完了後にテス
ト許可スイッチをオフとしている。すなわち、テスト許
可スイッチを用意して試験時にはこのスイッチをオンに
することで、機器保護回路を試験用に動作させることが
できるような仕組みを持たせてある。また、定例試験は
予め定められた順序に従って操作を実施する。従って、
このような状況から、テスト許可スイッチがオン状態の
間の機器操作は、通常の機器操作として分類することが
出来る。
【0093】従って、定例試験対象の機器がどれである
かを個別に登録しておき(図12のステップS41;ベ
ースデータとして記憶手段に記憶)、処理対象が定例試
験の対象機器に該当する機器(対象の特定機器)である
か否かをベースデータをもとにチェックし(図12のス
テップS43)、対象の特定機器であれば通常の機器の
切替えか否かをチェックする(図12のステップS3
4)。
【0094】そして、その結果に応じて分類する。分類
は、「テスト許可スイッチがオン状態の間の機器操作」
であれば、通常の機器操作として分類する(図12のス
テップS45)。そして、動作データをこの判断した分
類情報と共に記憶手段に保存する(図12のステップS
11)。
【0095】ステップS44での判定の結果、「テスト
許可スイッチがオン状態でない場合、およびステップS
43での判定の結果特定機器でないときは、その他に分
類し、そして、動作データをこの判断した分類情報と共
に記憶手段に保存する(図12のステップS11)。
【0096】また、「テスト許可スイッチがオン状態
で、予め定められた機器の動作と異なる動作」であれ
ば、機器の異常な兆候として分類し、そして、動作デー
タをこの判断した分類情報と共に記憶手段に保存する
(図12のステップS11)。
【0097】これにより、プラント本体やそれに付属す
る設備機器の動作状況のプロセスデータについて、プラ
ントで常用的に使用されている機器の通常の運用による
動作/停止データであるか、否かを判別して、その判別
結果を、判別対象機器の動作データと共に記録しておく
ようにしたことにより、プラント本体やそれに付属する
設備機器の動作状況のプロセスデータから、プラントで
常用的に使用されている機器の通常の運用による動作/
停止データを分離することを可能とし、異常な兆候の早
期発見と迅速な要因の評価が可能となる。
【0098】すなわち、プラントにおいては、機器の動
作状況情報であるプロセスデータを収集して運転状況の
把握に利用するが、本実施の形態においては、機器のプ
ロセスデータの収集時に逐次、その機器の動作が、正常
動作と分類できるか否かを判断してプロセスデータと合
わせてその判断した分類情報も保存するようにした。
【0099】従って、収集したプロセスデータと分類情
報を参照することで、特に、定期的にシーケンス動作を
繰り返す機器や、設定値により起動/停止が自動制御さ
れる機器、機器の動作テストが可能な設備におけるテス
ト動作のための人為的な操作により動作させることが可
能な機器が組み合わされた設備における構成機器の正
常、異常を判断することができるようになる。
【0100】そのため、プラントに異常な状況が発生し
た場合にこの保存したデータを検証し、解析すること
で、迅速に状況の把握をすることができるようになる。
【0101】次に、上記第1の実施の形態で説明した予
め定められた時間で動作/停止をくり返す機器のシーケ
ンス動作についての別の判定法を、第5の実施の形態と
して説明する。
【0102】[第5の実施の形態]この実施形態では、
上記第1の実施形態で示したように、定期的にシーケン
ス動作を繰り返す機器に対してのシーケンス動作につい
ての別の判定法を示す。
【0103】定期的にシーケンス動作を繰り返す機器に
おいては、通常運転時においてはタイマーの設定により
予め定められた一定時間毎にのみ、シーケンス動作を繰
り返す。第1の実施の形態ではこのことに注目して、通
常のシーケンス動作の繰り返し動作を区別するようにし
たが、この第5の実施の形態では、シーケンス動作の間
隔は、通常の動作ではタイマーに設定された時間と同等
であることに注目する。
【0104】すなわち、予め定められた時間で動作/停
止を繰り返す機器のシーケンス動作の間隔は、通常の動
作ではタイマーに設定された時間と同等である。この点
に注目する。
【0105】ここでは、予め定められた時間で動作/停
止を繰り返す機器のパラメータについて、その機器の動
作/停止の間隔を、本来の設定された動作停止の間隔と
比較してその乖離の度合からその機器の健全性を確認す
るようにする。
【0106】具体的には次のようにする。図13は、図
1と同様、タイマーにて定期的にシーケンス動作を繰り
返す機器についての例である。図13においても機器の
動作シーケンスを、タイマーにて定まる所定時間で一通
り実施させている。8がタイマー設定時間であり、タイ
マーは予め設定された時間に亙り計時を行うと、再びリ
セットされ、起動されて最初から計時を行うという動作
を繰り返す。
【0107】タイマーが起動されると起動信号7が発生
される。そして、起動信号7が発生することにより、シ
ーケンス動作開始信号9が発生し、停止1の状態にあっ
た機器は起動動作2が開始され、所定時間経過時点で起
動され(3)、運転状態となる(4)。この状態で所定
時間運転されるとシーケンス動作終了信号10が出さ
れ、機器は停止動作に移り(5)、運転が終了される
(6)。そして、機器は停止状態になる(1)。終了6
の状態に移った時、シーケンス動作終了信号10が発生
する。このような動作をタイマーの設定時間間隔で繰り
返されることになるが、シーケンス動作開始信号9発生
時点からシーケンス動作終了信号10の発生時点までの
区間がシーケンス動作中11の区間であり、シーケンス
動作開始信号9発生時点から次のシーケンス動作開始信
号9発生時点までの期間がシーケンス動作間隔60,6
1,62,…である。
【0108】此処で、第n−1回目のシーケンス動作
(シーケンス動作間隔60)と第n回目のシーケンス動
作の間隔(シーケンス動作間隔61)、また、第n回目
のシーケンス動作(シーケンス動作間隔61)と第n+
1回目のシーケンス動作(シーケンス動作間隔62)の
間隔、更にその後のシーケンス動作の間隔を連続して監
視する。
【0109】ここで、タイマーの設定値が正常であれ
ば、連続して監視しているシーケンス動作の間隔はほぼ
定値(定められた範囲内)で推移することとなり、図1
4に示すように、変動が生じたとしても、その変動幅は
許容される下限時間値(図14の符号63を付して示す
部分)と許容される上限時間値(図14の符号64を付
して示す部分)の範囲内である。
【0110】これに対し、連続して監視しているシーケ
ンス動作の間隔が回を重ねるに連れて、次第に長くなっ
ていき、定められた上限を超えるような場合、もしくは
次第に短くなっていき、定められた下限を割込むような
場合(許容限界を逸脱する様な場合)はタイマーのドリ
フトすなわち機器の異常な兆候である。
【0111】例えば、図15は、連続して監視している
シーケンス動作の間隔が回を重ねるに連れて、次第に長
くなっていく例であり、第n−1回目のシーケンス動作
(シーケンス動作間隔60)は下限値よりやや高めの正
常な範囲であるが第n回目のシーケンス動作の間隔(シ
ーケンス動作間隔61)では上限値よりやや低めの正常
な範囲に移行しており、第n+1回目のシーケンス動作
(シーケンス動作間隔62)ではついに上限を超えてい
る。シーケンス動作の間隔は次第に増大してついには上
限許容値を超えるという傾向が読み取れる。
【0112】このようにして、所定間隔で起動/停止を
繰り返すような機器の場合に、周期性を以て繰り返され
るシーケンス動作の間隔を監視して、変化の傾向を掴む
ことにより、異常なドリフト傾向の有無と云った現象発
生の有無を判定することで、タイマーのドリフトの早期
発見が可能となる。
【0113】図16は、このような監視による異常判定
を行うための処理手順である。
【0114】すなわち、タイマーにて定期的にシーケン
ス動作を繰り返す図13に示すような動作形態の機器E
a〜Enについては、予めそのタイマー設定時間8(時
間Ta〜Tnとする)を機器Ea〜En毎に記憶してお
く(図16のステップS51;ベースデータとして記憶
手段に記憶)。次に、機器から取得した動作データに対
し、当該動作データの対応機器が、ベースデータに記憶
された監視対象の該当機器Ea〜Enのいずれかである
かをチェックし、該当していれば機器Ea〜Enのうち
の該当の機器における直前のシーケンス動作開始時刻
(シーケンス動作開始信号9の発生時刻)t1と今回の
シーケンス動作開始時刻(今回のシーケンス動作開始信
号9の発生時刻)t2との間隔((シーケンス動作間隔
60))を測定し、先に記憶した各機器Ea〜Enのう
ちの対応するタイマーの設定時間(タイマー設定時間T
a〜Tnのうちの該当のもの)と比較する(図16のス
テップS52〜S54)。
【0115】此処で、機器Ea〜Enのうちの対応の機
器における動作間隔が対応するタイマー設定時間(タイ
マー設定時間Ta〜Tnのうちの該当のもの)と同等で
ない場合は、通常のシーケンス動作の繰り返しでないと
して区別し、この動作に対してはタイマードリフトの可
能ありと判断して“ドリフトの可能性”と分類する(図
16のステップS55)。そして、動作データをこの判
断した分類情報と共に記憶手段に保存する。
【0116】機器から取得した動作データに対し、当該
動作データの対応機器が、ベースデータに記憶された監
視対象の該当機器Ea〜Enのいずれかであるかをチェ
ックした結果、該当なしの場合と、該当があってもその
該当の機器における直前のシーケンス動作開始時刻(シ
ーケンス動作開始信号9の発生時刻)t1と今回のシー
ケンス動作開始時刻(今回のシーケンス動作開始信号9
の発生時刻)t2との間隔((シーケンス動作間隔6
0))を測定した結果、一定範囲を超えていない場合に
はその他に区分する(図16のステップS52〜S5
4,S56)。
【0117】このように、定期的にシーケンス動作を繰
り返す機器については、通常運転時ではタイマーの設定
により予め定められた一定時間毎に、シーケンス動作を
繰り返す点に着目して、定められた一定時間毎の繰り返
しであればタイマーのドリフトなしと判断し、定められ
た一定時間毎の繰り返しでなく、変化していくようであ
れば、定期的にシーケンス動作を繰り返す制御に用いる
タイマーにドリフトありと判断し、分類すると共に、こ
れら分類したデータと共に動作データを保存するように
した。すなわち、プラントにおいては、機器の動作状況
情報であるプロセスデータを収集して運転状況の把握に
利用するが、本実施の形態においては、機器のプロセス
データの収集時に逐次、その機器の動作にかかわってい
るタイマーが正常動作しているか否かを、プロセス動作
の繰り返し時間の間隔変化の有無で判断してプロセスデ
ータと合わせてその判断した分類情報も保存するように
した。従って、プロセス動作のデータからタイマーのド
リフトの有無を監視できるようになる。
【0118】なお、動作間隔がタイマー設定時間よりも
明らかに短い場合もある。例えば、熱交換器の詰まりを
防止するための逆洗システム(流体中に含まれる固形不
純物による熱交換器の目の詰まりを、熱交換器に対して
流体を勢いよく逆流させることで流し落とす)がある
が、このようなシステムにおける当該逆洗操作は、タイ
マー設定により実施される。しかし、この場合、タイマ
ー設定による自動シーケンス動作だけでは目詰まりを防
止出来ない場合に備えて、熱交換器の詰まりを熱交換器
の差圧(詰まってくると差圧が上がる)で検出し、その
検出した差圧が設定値を越えた場合に逆洗動作を開始す
るようになっている。
【0119】すなわち、図17に示すように、機器の熱
で高温化した流体を熱交換器34の二次側に通し、一次
側の冷却水で熱交換して冷却する。
【0120】熱交換器34の二次側に二次側の流体を流
す管路を主管路とすると、この主管路には流入側に常開
型の管路開閉用電磁弁である熱交換器入口弁70を、そ
して、流出側に常開型の管路開閉用電磁弁である熱交換
器出口弁71を設ける。また、熱交換器34の二次側に
おける主管路には熱交換器34の流出側から流入側上流
(熱交換器入口弁70よりも上流)の位置に至るバイパ
ス管路を設けると共に、これに常閉型の管路開閉用電磁
弁である熱交換器逆洗入口弁72を設け、また、熱交換
器34の二次側における主管路には熱交換器34の流入
側から流出側上流(熱交換器出口弁71よりも下流)の
位置に至るバイパス管路を設けると共に、これに常閉型
の管路開閉用電磁弁である熱交換器逆洗出口弁73を設
ける。
【0121】そして、熱交換器34の二次側における主
管路には熱交換器34の流出側と流入側との間の圧力差
を検出する流体差圧検出計である熱交換器差圧計69を
設け、タイマー74による設定時間経過毎に、あるいは
差圧計69が所定の差圧を示した時点で、電磁弁を励磁
し、熱交換器入口弁70と熱交換器出口弁71は閉路さ
せて主管路による熱交換器34の二次側順方向流路の流
れを停止させ、代わって、熱交換器逆洗入口弁72と熱
交換器逆洗出口弁73は開路させて、バイパス管路によ
る熱交換器34の二次側に逆方向流路による流体の流れ
を発生させて熱交換器34の二次側の目詰まりをこの逆
流流体により除去して解消させる。
【0122】目詰まりが解消された段階で、電磁弁の励
磁を終了させ、熱交換器入口弁70と熱交換器出口弁7
1をこれにより再び開路させ、熱交換器逆洗入口弁72
と熱交換器逆洗出口弁73は閉路させて、熱交換器34
の二次側の順方向の流れを回復させて熱交換を開始させ
る。
【0123】このような制御を行うことで、目詰まりを
解消する。
【0124】現実にはこのような動作をするものである
が、しかし、本来はタイマー設定による定期的的な逆洗
(図18のタイマー設定時間(8)経過毎にタイマーよ
り逆洗開始信号(75)が発生し、電磁弁に対しての逆
洗開始信号(78)が発生して所定時間経過後に逆洗終
了信号(79)が発生されるまでの間、電磁弁は励磁さ
れて今まで通常の流れの状態(76)にあった熱交換器
34の二次側はこの間、逆流となり、逆洗が成される
(77))。逆洗開始信号78の発生時点から次の逆洗
開始信号78の発生時点までの期間が、逆洗動作間隔8
0となる。
【0125】すなわち、本来、タイマーの計時による逆
洗動作間隔80周期での定期的な逆洗のみで、熱交換器
34の詰まりを防止できるという想定となっているが、
定期的逆洗では間に合わず、熱交換器34の詰まりが発
生してしまった場合はタイマー74による逆洗の開始前
に熱交換器34の差圧高検出による逆洗が連続すること
となる。このことは、逆洗のシーケンス動作の間隔がタ
イマー設定時間よりも短いケースが続く場合、熱交換器
が詰まってきているという異常な兆候であると云うこと
ができる。
【0126】この点に着目してタイマーによらず、圧力
差により逆洗運転が発生した場合に、当該圧力差による
逆洗運転とタイマーによる定期的逆洗運転の関係を監視
し、次のシーケンス動作開始との間隔も同じくタイマー
設定よりも明らかに短いケースが連続する場合は、何ら
かの異常な兆候が発生したとして分類する。
【0127】すなわち、この場合、逆洗運転の実施制御
の対象となる常用機器がどれであるかを個別に登録して
おき(図20のステップS61;ベースデータとして記
憶手段に記憶)、機器が動作した場合(起動/停止した
場合)にその機器のパラメータから対象の特定機器か否
かをベースデータをもとにチェックし(図20のステッ
プS62,S63)、特定機器であれば逆洗間隔は設定
値より短いか否かをチェックする(図20のステップS
64)。
【0128】このチェックは、逆洗運転がタイマーのみ
による通常の逆洗動作であるならば、タイマーの設定時
間間隔で繰り返し発生する筈である点に着目し、逆洗運
転の動作周期がタイマーの設定時間間隔と等しいか否か
を継続して監視することで判別可能である、ということ
を利用している。
【0129】従って、ステップS64のチェックにおい
て逆洗運転の間隔が設定値より短い場合には次の逆洗運
転が開始された時点で、今回の逆洗運転の間隔もタイマ
ーの設定値より短いかをチェックし(図20のステップ
S65)、短い場合は異常な兆候と分類する(図20の
ステップS66)。そして、動作データをこの判断した
分類情報と共に記憶手段に保存する。
【0130】ステップS63でのチェックの結果、特定
機器でなかった場合、また、ステップS64でのチェッ
クの結果、逆洗間隔が設定値より短くなかった場合、ま
た、ステップS65でのチェックの結果、次の逆洗運転
の間隔も設定値より短くなかった場合はその他と分類す
る(図20のステップS67)。そして、動作データを
この判断した分類情報と共に記憶手段に保存する。
【0131】ここで、その他に分類された場合、タイマ
ーの異常も考慮する必要がある。
【0132】具体的には、正常な状態における逆洗運転
の場合、第n−1回目のシーケンス動作と第n回目のシ
ーケンス動作の間隔、また、第n回目のシーケンス動作
と第n+1回目のシーケンス動作の間隔、更にその後の
回でのシーケンス動作の間隔を連続して監視すると、タ
イマーの設定値が正常であれば連続して監視しているシ
ーケンス動作の間隔はほぼ定値(定められた範囲内)で
推移することとなる(図13及び図14参照)のに対し
て、連続して監視しているシーケンス動作の間隔が次第
に長くなっていく場合、もしくは次第に短くなってい
き、定められた範囲を逸脱する様な場合(図15参照)
はタイマーのドリフト、すなわち、機器の異常な兆候で
あるとも考えられる。
【0133】従って、シーケンス動作の間隔を監視する
ことによりタイマーのドリフトという異常の早期発見が
可能となる(図16)。
【0134】なお、逆洗運転の動作間隔がタイマー設定
時間よりも明らかに短い場合、タイマーのドリフト以外
にも原因が考えられる。例えば熱交換器の詰まりを防止
するための逆洗操作は、タイマー設定により実施される
が、タイマー設定による自動シーケンス動作だけでは目
詰まりを防止出来ない場合に備えて、熱交換器の詰まり
を熱交換器の差圧(詰まってくると差圧が上がる)で検
出し、その差圧が設定値を越えた場合に逆洗動作を開始
する仕組みを採用していることは既に述べた(図17参
照)。しかし、本来はタイマー設定による定期的な逆洗
(図18参照)のみで熱交換器34の詰まりを防止でき
る設定となっているので、熱交換器34の目詰まりが発
生した場合はタイマーによる逆洗の開始前に熱交換器3
4の差圧高検出による逆洗が連続することとなる(図1
8参照)。
【0135】すなわち、逆洗のシーケンス動作の間隔が
タイマー設定時間よりも短いケースが続く場合は、熱交
換器が詰まってきているという異常な兆候であることか
ら、更に監視を続行し、その次のシーケンス動作開始と
の間隔も同じくタイマー設定よりも明らかに短いケース
が連続する場合は、何らかの異常な兆候が発生したとし
て異常な兆候と分類するようにした(図20参照)。
【0136】これにより、動作データと分類情報からタ
イマードリフトの異常や目詰まり発生の異常の有無を容
易に評価可能になる。
【0137】プラントにおいては、機器の動作状況情報
であるプロセスデータを収集して運転状況の把握に利用
するが、本実施の形態においては、機器のプロセスデー
タの収集時に逐次、その機器の動作が、正常動作と分類
できるか否かを判断してプロセスデータと合わせてその
判断した分類情報も保存するようにした。
【0138】従って、収集したプロセスデータと分類情
報を参照することで、定期的にシーケンス動作を繰り返
す機器や設備における構成機器の正常、異常をこれらデ
ータから判断することができるようになる。
【0139】そのため、プラントに異常な状況が発生し
た場合にこの保存したデータを検証し、解析すること
で、迅速に状況の把握をすることができるようになる。
【0140】なお、本実施の形態においては、機器の動
作開始間隔を比較したが、動作と停止の間隔または停止
と停止の間隔を、上記のように比較して求めることも可
能である。
【0141】次に、制御範囲の逸脱という異常事態の有
無を容易に評価可能にする技術を、次に第6の実施の形
態として説明する。
【0142】[第6の実施の形態]第6の実施の形態で
は、プラントにおける制御範囲の逸脱という異常事態の
発生の有無を知る技術として、プラントから収集された
当該プラントの状態を示す各パラメータに対し、設定値
のオン/オフ制御により常時起動/停止を繰り返す機器
の設定値と起動停止の因果関係に注目して異常判定す
る。
【0143】設定値のオン/オフ制御により常時起動/
停止を繰り返す機器については、その設定値と起動停止
の因果関係を確認することより、定常な機器動作と異常
な兆候の識別をするわけである。
【0144】例えば、プラントにおけるある機器の自動
起動/自動停止の設定値に達したという信号の後に、起
動すべき機器の自動起動/自動停止を行うという制御が
あったとして、当該ある機器の自動起動/自動停止の設
定値に達したという信号の後に、起動すべき機器の自動
起動/自動停止に失敗したとすると、その場合には、そ
の常用機器の自動起動/自動停止の信号も発生しなくな
る。
【0145】また、例えば、定常状態での制御範囲を大
きく逸脱した場合、例えば第2の実施形態に例として示
した圧縮空気供給系を考えてみると、この場合、圧縮機
が自動起動したにも関わらず、その圧縮空気貯蔵タンク
の圧力が更に下がった様な場合、もしくは自動起動せず
その圧縮空気貯蔵タンクの圧力が更に下がった様な場合
には、タンク圧力低下の警報が発生して予備の圧縮機が
起動するが、この様なタンク圧力低下の警報に注目すれ
ば、制御範囲を逸脱したことがわかる。
【0146】一例として、図21の如き制御動作を考え
てみる。制御上の上限設定値としての“圧力高設定2
4”が定められており、また、それより高いレベル位置
に警報レベルの設定値としての“圧力高警報設定86”
が定められている。また、制御上の下限設定値としての
“圧力低設定25”が定められており、また、それより
低いレベル位置に警報レベルの設定値としての“圧力低
警報設定87”が定められている。制御対象は圧力であ
り、本来は“圧力低設定25”と“圧力高設定24”の
範囲に圧力が保たれるように制御が成される。
【0147】圧力が低下して“圧力低設定25”を下回
ると圧力低26の信号が発生し、この信号により、加圧
操作する圧縮機が起動されるはずのところ、何らかの原
因で起動失敗88が発生すると、圧力は低下の一途を辿
り、やがて“圧力低警報設定87”をも割り込むことに
なる。この段階で圧力低警報89が発生し、この警報に
より予備系統として用意されていた予備圧縮機が起動さ
れる(90)。
【0148】この予備系の起動により、圧力は上昇をは
じめ、“圧力低警報設定87”のレベルを超える圧力に
高まった時点で、圧力低警報はクリアされる(91)。
そして、圧力上昇は続き、やがて“圧力高設定24”に
到達してこれを超えると圧力高20の信号が発生して動
作中の予備圧縮機が停止される(92)。
【0149】常用(常用)系の圧縮機の動作失敗に伴
い、予備用系統の圧縮機が起動されて常用系のバックア
ップをするかたちで正常に圧力を保つように制御する仕
組みを実現しているが、このような動作を見てみると、
対象を正常な範囲(予め定めた正常な範囲)に保つ制御
の場合、当該正常な範囲に保つための常用機器の自動起
動/自動停止の設定値に達したという信号(上記例では
圧力低の信号26あるいは圧力高の信号28)の後に、
その常用機器の自動起動/自動停止の信号(圧縮機起動
あるいは圧縮機停止の信号)があるのが正常であるか
ら、“常用機器の自動起動/自動停止の設定値に達した
という信号(圧力低の信号26あるいは圧力高の信号2
8)の後に、その常用機器の自動起動/自動停止の信号
(圧縮機起動あるいは圧縮機停止の信号)”が無い場合
や、同じく常用機器の自動起動/自動停止の設定値に達
したという信号(上記例では圧力低の信号26あるいは
圧力高の信号28)の後に定常状態での制御範囲を大き
く逸脱したことを示す警報(圧力低警報の信号あるいは
圧力高警報信号)が発生した場合は、何らかの異常な兆
候として分類する。これにより、機器の異常な兆候の早
期発見が可能となる。
【0150】この分類のための処理手順を図22に示
す。
【0151】この場合、対象の機器がどれであるかを個
別に登録しておき(図22のステップS71;ベースデ
ータとして記憶手段に記憶)、機器が動作した場合(起
動/停止した場合)にその機器のパラメータから対象の
特定機器か否かをベースデータをもとにチェックし(図
22のステップS72,S73)、対象の特定機器であ
れば“常用機器の自動起動/自動停止の設定値に達した
という信号の後に、その常用機器の自動起動/自動停止
の信号が無いか”をチェックする(図22のステップS
74)。これは警報発生の後に予備機が起動されたとい
う動作形態を呈した事実が認められた場合にその動作形
態からでも判断可能である。
【0152】常用機器の動作異常の場合、常用機器の最
後の動作(自動起動あるいは自動停止)の後に動作がな
ければ、やがては常用機器の運転制御により維持すべき
保持対象(上記例では圧力)は設定の上限値あるいは設
定の下限値に到達し、当該限界値(上限値/下限値)を
突破する。そして、低警報の設定値あるいは高警報の設
定値をも超え、警報が発生する。予備系が正常ならば、
低警報発生の後、予備用の機器が運転される。そして、
低警報がクリアされ、正常範囲に入った後、やがて上限
値に達し、予備系の運転が停止される。
【0153】この動作遷移から、“警報発生の後に予備
機が起動された”という動作形態を呈したか否かをチェ
ックすることでも常用機器の“異常な兆候”を判断する
ことができる。
【0154】その結果、“常用機器の自動起動/自動停
止の設定値に達したという信号の後に、その常用機器の
自動起動/自動停止の信号が無い”場合、もしくは“警
報発生の後に予備機が起動された”という動作形態を呈
した場合には“異常な兆候”と分類する(図22のステ
ップS75)。そして、動作データをこの判断した分類
情報と共に記憶手段に保存する。
【0155】また、ステップS73のチェックにおいて
“特定機器”でなかった場合、および、ステップS74
のチェックにおいて、“常用機器の自動起動/自動停止
の設定値に達したという信号の後に、その常用機器の自
動起動/自動停止の信号があった”場合には“その他”
と分類する(図22のステップS76)。そして、動作
データをこの判断した分類情報と共に記憶手段に保存す
る。
【0156】プラントにおいては、機器の動作状況情報
であるプロセスデータを収集して運転状況の把握に利用
するが、本実施の形態においては、機器のプロセスデー
タの収集時に逐次、その機器の動作が、正常動作と分類
できるか否かを判断してプロセスデータと合わせてその
判断した分類情報も保存するようにした。
【0157】従って、収集したプロセスデータと分類情
報を参照することで、定期的にシーケンス動作を繰り返
す機器や設備における構成機器の正常、異常をこれらデ
ータから判断することができるようになる。
【0158】そのため、常用機器とこれをバックアップ
する予備用機器とにより運転するプラントに常用系統の
機器の不動作といったような異常な状況が発生したとし
ても、この保存したデータを検証し、解析することで、
迅速に状況の把握をすることができるようになる。
【0159】特に、常用機器の自動起動/自動停止の設
定値に達したという信号の後に、その常用機器の自動起
動/自動停止の信号が無い場合や、同じく常用機器の自
動起動/自動停止の設定値に達したという信号の後に定
常状態での制御範囲を大きく逸脱した事を示す警報が発
生した場合は、何らかの異常な兆候として分類すること
ができるので、これにより、機器の異常な兆候の早期発
見が可能となる。
【0160】また、常用機器に代わって予備用機器が動
作して凌いでる場合には、外見上、プラントは正常な動
作状態に見えるが、実際は常用系の異常が発生している
わけであるから、このような場合にその兆候を見つけて
対処することができるようになるから、機器の異常な兆
候の早期発見に役立ち、また、機器の異常に対する早急
な対処が可能となる。
【0161】次に、上記第1乃至第3および第5、第6
の実施の形態で説明した判定法を応用したシステムにつ
いて一例を説明する。
【0162】[第7の実施の形態]第7の実施の形態で
は、上記の第1〜第3の実施形態における定常的な機器
の動作/停止操作を判断する手段と、第5および第6の
実施形態における早期な異常を判断する手段の一部もし
くは全部を組み合わせて使用する。このようにすること
により、プラント本体やそれに付属する設備機器の動作
状況のプロセスデータより、プラントで常用的に使用さ
れている機器の通常の運用による動作/停止データを分
離することと異常な兆候の早期発見が可能となり、迅速
な要因の評価を可能とする。
【0163】例えば、図1に示すような定期的にシーケ
ンス動作を繰り返す機器と、図3に示すような設定値に
より起動/停止が自動制御される常用機器と、図6に示
すような機器の動作テストが可能な設備におけるテスト
動作のための人為的な機器操作に伴う機器が組み合わさ
れた設備における構成機器における動作の正常、異常の
判断、および、所定間隔で起動/停止を繰り返すような
機器の場合におけるその制御を担うタイマーなどのドリ
フト監視、プラントにおける制御範囲の逸脱という異常
事態の発生の有無を知る技術を組み合わせて利用するこ
とができるようにするには、その処理ルーチンを例え
ば、図23の如きにすれば良い。
【0164】まず、図23のステップS1〜S5のルー
チンにより、定期的にシーケンス動作を繰り返す機器に
ついての正常、異常を判断する。例えば、タイマーにて
定期的にシーケンス動作を繰り返す図1のような機器E
a〜Enについて、予めそのタイマー設定時間8(時間
Ta〜Tnとする)を機器Ea〜En毎に記憶手段にベ
ースデータとして記憶しておく(図23のステップS
1)。
【0165】次に、当該機器Ea〜Enの直前のシーケ
ンス動作開始時刻(シーケンス動作開始信号9の発生時
刻)t1と今回のシーケンス動作開始時刻(今回のシー
ケンス動作開始信号9の発生時刻)t2との間隔((シ
ーケンス動作間隔12))を測定し、先に記憶した各機
器Ea〜Enそれぞれの対応するタイマー設定時間Ta
〜Tnと比較する(図23のステップS2〜S4)。
【0166】此処で、機器Ea〜Enの動作間隔が対応
するタイマー設定時間Ta〜Enと同等である場合は、
通常のシーケンス動作の繰り返しとして区別し(図23
のステップS5)、この動作を通常の自動起動/自動停
止動作として分類する。そして、動作データをこの判断
した分類情報と共に記憶手段に保存する(図23のステ
ップS11)。
【0167】一方、対象の機器が、タイマーにて定期的
にシーケンス動作を繰り返す機器Ea〜Enのいずれで
もなかった場合(図23のステップS3)、あるいは対
象の機器が、タイマーにて定期的にシーケンス動作を繰
り返す機器Ea〜Enのいずれかであったとしても、機
器Ea〜Enの動作間隔が対応するタイマー設定時間T
a〜Enと同等でなかった場合(図23のステップS
4)には、通常のシーケンス動作の繰り返しではないと
して区別し、図23のステップS23の処理に移る。
【0168】このステップS23からの処理は、設定値
により起動/停止が自動制御される常用機器に対する正
常動作か否かの判定である。この場合、設定値により起
動/停止が自動制御される常用機器がどれであるかを個
別に登録しておき(図23のステップS21;ベースデ
ータとして記憶手段に保持させる)、機器が動作した場
合(起動/停止した場合)にその機器のパラメータから
対象の特定機器か否かをベースデータをもとにチェック
し(図23のステップS22,S23)、特定機器であ
れば設定値に達した後の起動/停止動作かをチェックす
る(図23のステップS24)。
【0169】このチェックは、例えば、図3、図4の例
の場合、正常動作であるならば、起動時にはタンク圧力
が制御すべき下限に達した(圧力低26)という信号
と、停止時29にはタンク圧力が制御すべき上限に達し
た(圧力高28)という信号とが対となっていることか
らこの対となっているという条件を満たしているか否か
を調べることにより決定する。対となっていれば、正常
と判断して正常動作による起動/停止に分類するわけで
ある(図23のステップS25)。そして、動作データ
をこの判断した分類情報と共に記憶手段に保存する(図
23のステップS11)。
【0170】ステップS24での判定の結果、対となっ
ていないとき、および、ステップS23での判定の結
果、設定値により起動/停止が自動制御される対象の常
用機器でないときは、図23のステップS33の処理に
移る。
【0171】ステップS33からの処理は、機器の動作
テストが可能な設備におけるテスト動作のための人為的
な機器操作に対する正常動作か否かの判定である。
【0172】機器の動作テストが可能な設備におけるテ
スト動作のための人為的な機器操作が可能な対象機器は
どれであるか、個別に登録しておき(図23のステップ
S31;ベースデータとして記憶手段に記憶)、処理対
象が機器の動作テストが可能な設備の該当機器(対象の
特定機器)であるか否かをベースデータをもとにチェッ
クし(図23のステップS33)、対象の特定機器であ
れば通常の機器の切替えか否かをチェックする(図23
のステップS34)。
【0173】その結果、通常の切替え(特定の動作順序
を辿ったケース)、例えば、「先に予備のポンプが起動
してから停止操作を実施して以前からの運転中のポンプ
を停止させる」という動作順序を辿ったケースであれば
“通常の機器操作”として分類し(図23のステップS
35)、そして、動作データをこの判断した分類情報と
共に記憶手段に保存する(図23のステップS11)。
【0174】ステップS34での判定の結果、通常の切
替え(特定の動作順序を辿ったケース)でないとき、お
よび、ステップS33での判定の結果、処理対象が機器
の動作テストが可能な設備の該当機器(対象の特定機
器)でないときは、図23のステップS43の処理に移
る。
【0175】ステップS43からの処理は、テスト(試
験)動作であるか否かの判定処理である。これは、機器
の動作の健全性について確認するために定例的に動作試
験(定例試験)のための人為的な機器操作に対する正常
動作か否かの判定である。
【0176】機器の動作の健全性確認のための動作試験
が実施可能な設備はどれであるか、個別に登録しておき
(図23のステップS41;ベースデータとして記憶手
段に記憶)、処理対象がその動作試験対象機器に該当す
る機器(対象の特定機器)であるか否かをベースデータ
をもとにチェックし(図23のステップS43)、対象
の特定機器であれば通常の機器の切替えか否かをチェッ
クする(図23のステップS44)。
【0177】例えば、この定例試験を実施するときは機
器を動作させる前にその系統の機器保護回路を入れるた
めのテスト許可スイッチをオンとし、試験完了後にテス
ト許可スイッチをオフとしている。すなわち、テスト許
可スイッチを用意して試験時にはこのスイッチをオンに
することで、機器保護回路を試験用に動作させることが
できるような仕組みを持たせてある。また、定例試験は
予め定められた順序に従って操作を実施する。従って、
このような状況から、テスト許可スイッチがオン状態の
間の機器操作は、通常の機器操作として分類することが
出来る。
【0178】従って、定例試験対象の機器がどれである
かを個別に登録しておき(図23のステップS41;ベ
ースデータとして記憶手段に記憶)、処理対象が定例試
験の対象機器に該当する機器(対象の特定機器)である
か否かをベースデータをもとにチェックし(図23のス
テップS43)、対象の特定機器であれば通常の機器の
切替えか否かをチェックする(図23のステップS3
4)。
【0179】そして、その結果に応じて分類する。分類
は、「テスト許可スイッチがオン状態の間の機器操作」
であれば、通常の機器操作として分類する(図23のス
テップS45)。そして、動作データをこの判断した分
類情報と共に記憶手段に保存する(図23のステップS
11)。
【0180】ステップS44での判定の結果、「テスト
許可スイッチがオン状態でない」場合、およびステップ
S43での判定の結果、「特定機器でない」ときは、図
23のステップS53の処理に移る。
【0181】ステップS53からの処理は、異常なドリ
フト傾向の有無と云った現象発生の有無を長期的な動作
の傾向の傾向から判定するようにすることにより、ドリ
フトなどによる制御の異常を早期に発見する手掛かりを
掴めるようにするための分類判定処理である。
【0182】すなわち、タイマーにて定期的にシーケン
ス動作を繰り返す図13に示すような動作形態の機器E
a〜Enについては、予めそのタイマー設定時間8(時
間Ta〜Tnとする)を機器Ea〜En毎に記憶してお
く(図23のステップS51;ベースデータとして記憶
手段に記憶)。次に、機器から取得した動作データに対
し、当該動作データの対応機器が、ベースデータに記憶
された監視対象の該当機器Ea〜Enのいずれかである
かをチェックし、該当していれば機器Ea〜Enのうち
の該当の機器における直前のシーケンス動作開始時刻
(シーケンス動作開始信号9の発生時刻)t1と今回の
シーケンス動作開始時刻(今回のシーケンス動作開始信
号9の発生時刻)t2との間隔((シーケンス動作間隔
60))を測定し、先に記憶した各機器Ea〜Enのう
ちの対応するタイマーの設定時間(タイマー設定時間T
a〜Tnのうちの該当のもの)と比較する(図23のス
テップS52〜S54)。
【0183】此処で、機器Ea〜Enのうちの対応の機
器における動作間隔が対応するタイマー設定時間(タイ
マー設定時間Ta〜Tnのうちの該当のもの)と同等で
ない場合は、通常のシーケンス動作の繰り返しでないと
して区別し、この動作に対してはタイマードリフトの可
能ありと判断して“ドリフトの可能性”と分類する(図
23のステップS55)。そして、動作データをこの判
断した分類情報と共に記憶手段に保存する(図23のス
テップS11)。
【0184】機器から取得した動作データに対し、当該
動作データの対応機器が、ベースデータに記憶された監
視対象の該当機器Ea〜Enのいずれかであるかをチェ
ックした結果、該当なしの場合と、該当があってもその
該当の機器における直前のシーケンス動作開始時刻(シ
ーケンス動作開始信号9の発生時刻)t1と今回のシー
ケンス動作開始時刻(今回のシーケンス動作開始信号9
の発生時刻)t2との間隔((シーケンス動作間隔6
0))を測定した結果、一定範囲を超えていない場合に
はステップS63からの処理に移行する(図23のステ
ップS52〜S54,S56)。
【0185】ステップS63からの処理は、機器の異常
を認識できるようにするための分類判定処理である。こ
れは例えば、熱交換器における熱交換部での目詰りを平
常状態時における流体の順方向流通に対して、逆方向に
流すことで目詰まりを落とす逆洗運転のように、障害
(この場合は目詰まり)を確実に解消する必要があるよ
うな場合に、定期的な逆洗運転では追いつかないような
状況が発生している場合の兆候を判定できるようにする
分類判定処理である。
【0186】逆洗のシーケンス動作の間隔がタイマー設
定時間よりも短いケースが続く場合、熱交換器が詰まっ
てきているという異常な兆候であると云うことができ
る。
【0187】この点に着目してタイマーによらず、圧力
差により逆洗運転が発生した場合に、当該圧力差による
逆洗運転とタイマーによる定期的逆洗運転の関係を監視
し、次のシーケンス動作開始との間隔も同じくタイマー
設定よりも明らかに短いケースが連続する場合は、何ら
かの異常な兆候が発生したとして分類する。
【0188】すなわち、この場合、逆洗運転の実施制御
の対象となる常用機器がどれであるかを個別に登録して
おき(図23のステップS61;ベースデータとして記
憶手段に記憶)、機器が動作した場合(起動/停止した
場合)にその機器のパラメータから対象の特定機器か否
かをベースデータをもとにチェックし(図23のステッ
プS62,S63)、特定機器であれば逆洗間隔は設定
値より短いか否かをチェックする(図20のステップS
64)。
【0189】このチェックは、逆洗運転がタイマーのみ
による通常の逆洗動作であるならば、タイマーの設定時
間間隔で繰り返し発生する筈である点に着目し、逆洗運
転の動作周期がタイマーの設定時間間隔と等しいか否か
を継続して監視することで判別可能である、ということ
を利用している。
【0190】従って、ステップS64のチェックにおい
て逆洗運転の間隔が設定値より短い場合には次の逆洗運
転が開始された時点で、今回の逆洗運転の間隔もタイマ
ーの設定値より短いかをチェックし(図23のステップ
S65)、短い場合は異常な兆候と分類する(図23の
ステップS66)。そして、動作データをこの判断した
分類情報と共に記憶手段に保存する(図23のステップ
S11)。
【0191】ステップS63でのチェックの結果、特定
機器でなかった場合、あるいはステップS64でのチェ
ックの結果、逆洗間隔が設定値より短くなかった場合、
あるいは、ステップS65でのチェックの結果、次の逆
洗運転の間隔も設定値より短くなかった場合はステップ
S73からの処理に移行する。
【0192】ステップS73からの処理は、プラントに
おける制御範囲の逸脱という異常事態の発生の有無に関
する分類判定処理である。
【0193】プラントにおける制御範囲の逸脱という異
常事態の発生の有無を知るには、例えば、プラントから
収集された当該プラントの状態を示す各パラメータに対
し、設定値のオン/オフ制御により常時起動/停止を繰
り返す機器の設定値と起動停止の因果関係に注目して異
常判定すれば良い。
【0194】例えば、プラントにおけるある機器の自動
起動/自動停止の設定値に達したという信号の後に、起
動すべき機器の自動起動/自動停止を行うという制御が
あったとして、当該ある機器の自動起動/自動停止の設
定値に達したという信号の後に、起動すべき機器の自動
起動/自動停止に失敗したとすると、その場合には、そ
の常用機器の自動起動/自動停止の信号も発生しなくな
る。
【0195】また、例えば、定常状態での制御範囲を大
きく逸脱した場合、例えば第2の実施形態に例として示
した圧縮空気供給系を考えてみると、この場合、圧縮機
が自動起動したにも関わらず、その圧縮空気貯蔵タンク
の圧力が更に下がった様な場合、もしくは自動起動せず
その圧縮空気貯蔵タンクの圧力が更に下がった様な場合
には、タンク圧力低下の警報が発生して予備の圧縮機が
起動するが、この様なタンク圧力低下の警報に注目すれ
ば、制御範囲を逸脱したことがわかる。そして、これに
より、機器の異常な兆候の早期発見が可能となる。
【0196】この分類のためのステップS73からの処
理手順は、次のようになる。
【0197】この場合、対象の機器がどれであるかを個
別に登録しておき(図23のステップS71;ベースデ
ータとして記憶手段に記憶)、機器が動作した場合(起
動/停止した場合)にその機器のパラメータから対象の
特定機器か否かをベースデータをもとにチェックし(図
23のステップS72,S73)、対象の特定機器であ
れば“常用機器の自動起動/自動停止の設定値に達した
という信号の後に、その常用機器の自動起動/自動停止
の信号が無いか”をチェックする(図23のステップS
74)。これは警報発生の後に予備機が起動されたとい
う動作形態を呈した事実が認められた場合にその動作形
態からでも判断可能である。
【0198】常用機器の動作異常の場合、常用機器の最
後の動作(自動起動あるいは自動停止)の後に動作がな
ければ、やがては常用機器の運転制御により維持すべき
保持対象(上記例では圧力)は設定の上限値あるいは設
定の下限値に到達し、当該限界値(上限値/下限値)を
突破する。そして、低警報の設定値あるいは高警報の設
定値をも超え、警報が発生する。予備系が正常ならば、
低警報発生の後、予備用の機器が運転される。そして、
低警報がクリアされ、正常範囲に入った後、やがて上限
値に達し、予備系の運転が停止される。
【0199】この動作遷移から、“警報発生の後に予備
機が起動された”という動作形態を呈したか否かをチェ
ックすることでも常用機器の“異常な兆候”を判断する
ことができる。
【0200】その結果、“常用機器の自動起動/自動停
止の設定値に達したという信号の後に、その常用機器の
自動起動/自動停止の信号が無い”場合、もしくは“警
報発生の後に予備機が起動された”という動作形態を呈
した場合には“異常な兆候”と分類する(図23のステ
ップS75)。そして、動作データをこの判断した分類
情報と共に記憶手段に保存する(図23のステップS1
1)。
【0201】また、ステップS73のチェックにおいて
“特定機器”でなかった場合、および、ステップS74
のチェックにおいて、“常用機器の自動起動/自動停止
の設定値に達したという信号の後に、その常用機器の自
動起動/自動停止の信号があった”場合には“その他”
と分類する(図23のステップS76)。そして、動作
データをこの判断した分類情報と共に記憶手段に保存す
る(図23のステップS11)。
【0202】以上の分類処理により、上記の第1〜第3
の実施形態に示した如きの定常的な機器の動作/停止操
作における正常/異常判定や、第5および第6の実施形
態に示した如きの早期な異常の判定、そして、さらには
プラントで常用的に使用されている機器の通常の運用に
よる動作/停止データを分離することと異常な兆候の早
期発見が可能なデータ収集が可能となり、迅速な要因の
評価が可能となって、プラント運用を効率的、効果的に
運用することができる技術が提供可能になる。
【0203】なお、本実施の形態においては、機器の動
作開始間隔を比較したが、動作と停止の間隔または停止
と停止の間隔を、上記のように比較して求めることも可
能である。
【0204】[システムの実現のための構成例]上記第
1乃至第7の実施の形態に示した処理を実現するための
システム構成例についてその概要を説明しておく。図2
4はその一例を示す概略構成のブロック図であり、図
中、100は監視対象のプラントであり、101はこの
プラントからその構成機器のシーケンスデータを逐次収
集するプラントデータ収集部である。
【0205】また、102は解析装置であり、この解析
装置102はプラントデータ収集部101が収集した各
プラントデータや各種ベースデータを保持するデータ保
持部102a、このデータ保持部102aの保持したデ
ータを用いて第1乃至第7の実施の形態に示した処理を
実施し、分類を判定する演算処理部102bからなる。
103は例えばハードディスク装置や光磁気ディスク装
置などのような大容量の外部記憶装置であり、プラント
データ収集部101の収集した各機器別の刻々のプラン
トデータ(動作データ)を、解析装置102の得た分類
と共に記憶保存するものである。プラントデータは収集
時点での時刻が識別できるようにタイムスタンプを付加
して保存するか、データ列上で時間関係がわかるように
対応付けて保存されるものとする。
【0206】このようなシステムで、プラントデータを
収集すると共に、データの変遷からそのプラントデータ
がどのような分類に該当するかを解析装置102により
判定し、分類してこの分類情報と共にデータを保存す
る。この保存されたデータ(プラントデータと分類情
報)を解析すれば、機器の異常や動作の異常が迅速に判
定できることになる。
【0207】以上に述べたように、上述した各実施の形
態に示したプラント監視のための評価方法及び装置によ
れば、プラントの各機器の状態変化を示すパラメータよ
り定常的な機器の動作,人為的な機器操作及び機器の異
常な兆候を自動的に評価することが出来るため、熟練者
によるプラントの各機器の状態変化を示すパラメータの
評価を容易にもしくは不要にし、プラントの異常な兆候
の早期発見を容易に行うことが可能となる。
【0208】特に本発明では、プラントの各機器の状態
変化を示すパラメータのうち多くを占める定常的な機器
の動作及び人為的な機器操作の選別が可能となる。従っ
て、従来手作業で行っていた定常的な機器の動作と人為
的な機器操作の同定作業を省くことができ、結果的に機
器の異常な兆候の評価作業の省力化及びプラントの異常
な兆候の早期発見に寄与することが出来る。
【0209】また、本発明では、プラントの各機器の状
態変化を示すパラメータより機器の異常な兆候を検出す
ることが可能となる。従って、従来有る程度の経験を持
つ熟練者が手作業で行っていた機器の異常な兆候の同定
作業を省くことが出来、結果的に機器の異常な兆候の評
価作業の省力化及びプラントの異常な兆候の早期発見が
可能となり、また、迅速な要因の評価が可能になる。
【0210】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、種々変形して実施可能である。ま
た、本発明において、上記実施形態には種々の段階の発
明が含まれており、開示される複数の構成要件における
適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例
えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成
要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄
で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果
の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる
場合には、この構成要件が削除された構成が発明として
抽出され得る。
【0211】また、本発明における実施形態に記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして頒布することができ、また、このプログラム
を磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディス
クなど)、光ディスク(CD−ROM、CD−R、CD
−RW、DVD、MOなど)、半導体メモリなどの記録
媒体に格納して頒布したり、ネットワークを介しての伝
送により、頒布することもできる。
【0212】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、プラントの各機器の状態変化を示すパラメータより
定常的な機器の動作,人為的な機器操作及び機器の異常
な兆候を自動的に評価することが出来る。従って、熟練
者によるプラントの各機器の状態変化を示すパラメータ
の評価を容易にする効果がある。
【0213】また、本発明によれば、プラントの異常な
兆候の早期発見を容易にする効果がある。
【0214】また、本発明によれば、プラントの各機器
の状態変化を示すパラメータのうち多くを占める定常的
な機器の動作及び人為的な機器操作の選別が可能とな
る。従って、従来手作業で行っていた定常的な機器の動
作と人為的な機器操作の同定作業を省くことができる。
また、その結果として機器の異常な兆候の評価作業の省
力化が可能になり、プラントの異常な兆候の早期発見に
寄与する。
【0215】また、本発明によれば、プラントの各機器
の状態変化を示すパラメータより機器の異常な兆候を検
出することが可能となる。従って、従来有る程度の経験
を持つ熟練者が手作業で行っていた機器の異常な兆候の
同定作業を省くことが出来る。従って、機器の異常な兆
候の評価作業の省力化及びプラントの異常な兆候の早期
発見が役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための図であって、タイマー
にて定期的にシーケンス動作を繰り返す機器についての
動作シーケンス例を示す図である。
【図2】本発明を説明するための図であって、第1の実
施の形態における処理手順の一例を示すフローチャート
である。
【図3】本発明を説明するための図であって、第2の実
施の形態における適用例としてのシステム構成例を示す
図である。
【図4】本発明を説明するための図であって、第2の実
施の形態における適用例としての動作遷移を示した図で
ある。
【図5】本発明を説明するための図であって、第2の実
施の形態における処理手順の一例を示すフローチャート
である。
【図6】本発明を説明するための図であって、第3の実
施の形態における適用例としてのシステム構成例を示す
図である。
【図7】本発明を説明するための図であって、図6のシ
ステムの動作シーケンス例を示す図である。
【図8】本発明を説明するための図であって、図6のシ
ステムの動作シーケンス例を示す図である。
【図9】本発明を説明するための図であって、第3の実
施の形態における処理手順の一例を示すフローチャート
である。
【図10】本発明を説明するための図であって、図6の
システムにおけるテスト運転時での動作シーケンス例を
示す図である。
【図11】本発明を説明するための図であって、図6の
システムにおけるテスト運転時での処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図12】本発明を説明するための図であって、第4の
実施の形態における処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図13】本発明を説明するための図であって、第5の
実施の形態における動作シーケンス例を示す図である。
【図14】本発明を説明するための図であって、第5の
実施の形態における対象のシステムの正常(平常)動作
時におけるシーケンス動作の時間間隔推移例を示す図で
ある。
【図15】本発明を説明するための図であって、第5の
実施の形態における対象のシステムの異常動作時(ドリ
フト発生時)におけるシーケンス動作の時間間隔推移例
を示す図である。
【図16】本発明を説明するための図であって、第5の
実施の形態における処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図17】本発明を説明するための図であって、監視対
象例としての逆洗機能付き熱交換器システムの構成例を
示す図である。
【図18】本発明を説明するための図であって、図17
のシステムにおける平常状態時での逆洗実施の動作シー
ケンス例を示す図である。
【図19】本発明を説明するための図であって、図17
のシステムにおける目詰まり進行が大きい場合での逆洗
実施の動作シーケンス例を示す図である。
【図20】本発明を説明するための図であって、図17
のシステムにおける処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図21】本発明を説明するための図であって、第6の
実施の形態における適用例としての動作遷移を示した図
である。
【図22】本発明を説明するための図であって、第6の
実施の形態における処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図23】本発明を説明するための図であって、第7の
実施の形態における処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図24】第1乃至第7の実施の形態を実現するための
本発明による評価装置システムの構成例を説明するため
の図である。
【符号の説明】
10…監視対象のプラント 101…プラントデータ収集部である。 102…解析装置 102a…データ保持部 102b…演算処理部。
フロントページの続き Fターム(参考) 5H220 AA01 BB09 JJ12 JJ28 JJ31 JJ34 KK06 LL01 LL04 5H223 AA03 CC03 CC08 DD03 EE06 FF08

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラントから収集される当該プラントを構
    成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価して機
    器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラント
    状態の評価装置であって、 定常的に動作する各機器の平常動作時での状態変化を示
    すパラメータをそれぞれ比較基準として予め保持した比
    較基準保持手段と、 逐次収集されるプラントの各機器の状態変化を示すパラ
    メータを前記比較基準保持手段の保持した比較基準と比
    較することにより、前記比較基準との同異を判定する判
    定手段とを具備することを特徴とするプラント監視のた
    めの状態評価装置。
  2. 【請求項2】プラントから収集される当該プラントを構
    成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価して機
    器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラント
    状態の評価装置であって、 プラントの各機器の平常動作時での状態変化を示すパラ
    メータをそれぞれ比較基準として予め保持した比較基準
    保持手段と、 逐次収集されるプラントの各機器の状態変化を示すパラ
    メータを前記比較基準保持手段の保持した比較基準と比
    較するものであって、比較内容は前記各機器の状態変化
    を示すパラメータのうち、システムのプロセス値との因
    果関係を有しており、かつ定常的に起動と停止を繰り返
    す機器に対してはその起動または停止が前記因果関係に
    沿うか否かの比較であり、その比較結果から同異を判定
    する判定手段とを具備することを特徴とするプラント監
    視のための状態評価装置。
  3. 【請求項3】プラントから収集される当該プラントを構
    成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価して機
    器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラント
    状態の評価装置であって、 人為的な機器操作に伴う状態変化を含め、プラントの各
    機器の平常動作時での状態変化を示すパラメータをそれ
    ぞれ比較基準として予め保持した比較基準保持手段と、 逐次収集されるプラントの各機器の状態変化を示すパラ
    メータを前記比較基準保持手段の保持する比較基準と比
    較するものであって、比較内容は前記各機器の状態変化
    を示すパラメータのうち、機器の起動または停止動作の
    情報が人為的な機器操作を示す情報と対となるか否かの
    比較であり、比較の結果、人為的な機器操作を示す情報
    と対となる場合には、人為的な機器の操作と同定する判
    定手段とを具備することを特徴とするプラント監視のた
    めの状態評価装置。
  4. 【請求項4】プラントから収集される当該プラントを構
    成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価して機
    器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラント
    状態の評価装置であって、 プラントの各機器の状態変化を示すパラメータのうち、
    予め定められた時間間隔で動作と停止を繰り返す機器の
    定常動作状態時での動作と停止の間隔または動作間隔、
    停止間隔の少なくとも一方の選択された間隔についての
    パラメータをそれぞれ比較基準として予め保持した比較
    基準保持手段と、 プラントの各機器の状態変化を示すパラメータのうち、
    予め定められた時間間隔で動作と停止を繰り返す機器に
    ついて、その機器の実際の動作と停止の関係における前
    記選択された間隔を、前記比較基準保持手段の保持した
    比較基準における動作と停止の関係における前記選択さ
    れた間隔と比較することにより、その機器の健全性を評
    価する判定手段とを具備することを特徴とするプラント
    監視のための状態評価装置。
  5. 【請求項5】プラントから収集される当該プラントを構
    成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価して機
    器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラント
    状態の評価装置であって、 プラントの各機器の状態変化を示すパラメータのうち、
    システムのプロセス値の値により常時起動と停止を繰り
    返す機器の定常動作状態時でのパラメータとシステムの
    プロセスの設定値とこれらの関係をそれぞれ比較基準と
    して予め保持した比較基準保持手段と、 プラントの各機器の状態変化を示すパラメータのうち、
    システムのプロセス値の値により常時起動と停止を繰り
    返す機器について、その機器から収集される機器の状態
    変化を示すパラメータを用いてシステムのプロセスの設
    定値と起動停止の因果関係を、前記比較基準保持手段の
    保持した比較基準を参照して評価することにより、機器
    の定常な動作と機器の異常な兆候を識別する判定手段と
    を具備することを特徴とするプラント監視のための状態
    評価装置。
  6. 【請求項6】プラントから収集される当該プラントを構
    成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価して機
    器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラント
    状態の評価方法であって、 定常的に動作する各機器の平常動作時での状態変化を示
    すパラメータをそれぞれ比較基準として予め用意し、逐
    次収集されるプラントの各機器の状態変化を示すパラメ
    ータをこの比較基準と比較することにより、前記比較基
    準との同異を判定して、各機器の定常的な動作を同定す
    ることを特徴とする評価方法。
  7. 【請求項7】プラントから収集される当該プラントを構
    成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価して機
    器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラント
    状態の評価方法であって、 プラントの各機器の平常動作時での状態変化を示すパラ
    メータをそれぞれ比較基準として予め用意し、逐次収集
    されるプラントの各機器の状態変化を示すパラメータを
    この比較基準と比較すると共に、この比較内容は前記各
    機器の状態変化を示すパラメータのうち、システムのプ
    ロセス値との因果関係を有しており、かつ定常的に起動
    と停止を繰り返す機器に対してはその起動または停止が
    前記因果関係に沿うか否かの比較であり、その比較結果
    から同異を判定して前記因果関係に沿う場合は機器の定
    常的な動作と同定することを特徴とするプラント監視の
    ための状態評価方法。
  8. 【請求項8】プラントから収集される当該プラントを構
    成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価して機
    器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラント
    状態の評価方法であって、 人為的な機器操作に伴う状態変化を含め、プラントの各
    機器の平常動作時での状態変化を示すパラメータをそれ
    ぞれ比較基準として予め用意し、逐次収集されるプラン
    トの各機器の状態変化を示すパラメータをこの比較基準
    と比較すると共に、この比較内容は前記各機器の状態変
    化を示すパラメータのうち、機器の起動または停止動作
    の情報が人為的な機器操作を示す情報と対となるか否か
    の比較であり、比較の結果、人為的な機器操作を示す情
    報と対となる場合には、人為的な機器の操作と同定する
    ことを特徴とするプラント監視のための状態評価方法。
  9. 【請求項9】プラントから収集される当該プラントを構
    成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価して機
    器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラント
    状態の評価方法であって、 プラントの各機器の状態変化を示すパラメータのうち、
    予め定められた時間間隔で動作と停止を繰り返す機器に
    ついて、その機器の実際の動作と停止の間隔または動作
    間隔、停止間隔の少なくとも一方の選択された間隔を、
    前記予め定めた動作と停止の関係におけるこの選択され
    た間隔と比較することにより、その機器の健全性を評価
    するようにしたことを特徴とするプラント監視のための
    状態評価方法。
  10. 【請求項10】プラントから収集される当該プラントを
    構成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価して
    機器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラン
    ト状態の評価方法であって、 プラントの各機器の状態変化を示すパラメータのうち、
    システムのプロセス値の値により常時起動と停止を繰り
    返す機器に対しては、その機器から収集される機器の状
    態変化を示すパラメータを用いてシステムのプロセスの
    設定値と起動停止の因果関係を評価することにより、機
    器の定常な動作と機器の異常な兆候を識別するようにす
    ることを特徴とするプラント監視のための状態評価方
    法。
  11. 【請求項11】プラントから収集される当該プラントを
    構成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価して
    機器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラン
    ト状態評価のためのコンピュータで実行可能なプログラ
    ムであって、 定常的に動作する各機器の平常動作時での状態変化を示
    すパラメータをそれぞれ比較基準として予め保持させ、
    逐次収集されるプラントの各機器の状態変化を示すパラ
    メータをこの比較基準と比較することにより、前記比較
    基準との同異を判定して、各機器の定常的な動作を同定
    するようにしたことを特徴とするコンピュータプログラ
    ム。
  12. 【請求項12】プラントから収集される当該プラントを
    構成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価して
    機器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラン
    ト状態評価のためのコンピュータで実行可能なプログラ
    ムあって、 プラントの各機器の平常動作時での状態変化を示すパラ
    メータをそれぞれ比較基準として予め保持させ、逐次収
    集されるプラントの各機器の状態変化を示すパラメータ
    をこの比較基準と比較すると共に、この比較内容は前記
    各機器の状態変化を示すパラメータのうち、システムの
    プロセス値との因果関係を有しており、かつ定常的に起
    動と停止を繰り返す機器に対してはその起動または停止
    が前記因果関係に沿うか否かの比較であり、その比較結
    果から同異を判定して前記因果関係に沿う場合は機器の
    定常的な動作と同定するようにしたことを特徴とするコ
    ンピュータプログラム。
  13. 【請求項13】プラントから収集される当該プラントを
    構成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価して
    機器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラン
    ト状態評価のためのコンピュータで実行可能なプログラ
    ムであって、 人為的な機器操作に伴う状態変化を含め、プラントの各
    機器の平常動作時での状態変化を示すパラメータをそれ
    ぞれ比較基準として予め保持させ、逐次収集されるプラ
    ントの各機器の状態変化を示すパラメータをこの比較基
    準と比較すると共に、この比較内容は前記各機器の状態
    変化を示すパラメータのうち、機器の起動または停止動
    作の情報が人為的な機器操作を示す情報と対となるか否
    かの比較であり、比較の結果、人為的な機器操作を示す
    情報と対となる場合には、人為的な機器の操作と同定す
    るようにしたことを特徴とするコンピュータプログラ
    ム。
  14. 【請求項14】プラントから収集される当該プラントを
    構成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価して
    機器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラン
    ト状態評価のためのコンピュータで実行可能なプログラ
    ムであって、 プラントの各機器の状態変化を示すパラメータのうち、
    予め定められた時間間隔で動作と停止を繰り返す機器に
    ついて、その機器の実際の動作と停止の間隔または動作
    間隔、停止間隔の少なくとも一方の選択された間隔を、
    前記予め定めた動作と停止の関係におけるこの選択され
    た間隔と比較することにより、その機器の健全性を評価
    するようにしたことを特徴とするコンピュータプログラ
    ム。
  15. 【請求項15】プラントから収集される当該プラントを
    構成する各機器の状態変化を示すパラメータを評価して
    機器の定常な動作と機器の異常な兆候を区別するプラン
    ト状態評価のためのコンピュータで実行可能なプログラ
    ムであって、 プラントの各機器の状態変化を示すパラメータのうち、
    システムのプロセス値の値により常時起動と停止を繰り
    返す機器に対しては、その機器から収集される機器の状
    態変化を示すパラメータを用いてシステムのプロセスの
    設定値と起動停止の因果関係を評価することにより、機
    器の定常な動作と機器の異常な兆候を識別するようにす
    ることを特徴とするコンピュータプログラム。
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