JP2003214368A - 回転ポンプ - Google Patents
回転ポンプInfo
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- seal material
- sealing material
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Landscapes
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の回転ポンプのシール材として、ロータ
の端面に設けた環状溝にシール材を遊嵌状態で装着し、
シール材に加わる圧力差によってシール材をシール面に
押しつけるものがあるが、停止時等のようにシール材に
圧力差がほとんど作用しない状態では、シール材がシー
ル面に押しつけられなくなり、シール性が低下してしま
う。 【解決手段】 アウターロータ15の端面に形成された
環状溝41には、ゴム部材よりなる環状の弾性体42
と、環状のシール材43とが装着され、弾性体42の復
元力が常にシール材43をサイドプレート6およびセン
タープレート8に押しつける。この構成を採用すること
により、シール材43に圧力差がほとんど作用しない状
態であっても、弾性体42によってシール材43がシー
ル面に強く押しつけられることになり、良好なシール性
を保つことができる。
の端面に設けた環状溝にシール材を遊嵌状態で装着し、
シール材に加わる圧力差によってシール材をシール面に
押しつけるものがあるが、停止時等のようにシール材に
圧力差がほとんど作用しない状態では、シール材がシー
ル面に押しつけられなくなり、シール性が低下してしま
う。 【解決手段】 アウターロータ15の端面に形成された
環状溝41には、ゴム部材よりなる環状の弾性体42
と、環状のシール材43とが装着され、弾性体42の復
元力が常にシール材43をサイドプレート6およびセン
タープレート8に押しつける。この構成を採用すること
により、シール材43に圧力差がほとんど作用しない状
態であっても、弾性体42によってシール材43がシー
ル面に強く押しつけられることになり、良好なシール性
を保つことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダとロータ
の間に形成される密閉空間の容積変化を利用した回転ポ
ンプに関するものであり、特に無潤滑のガス圧縮機に用
いて好適な技術である。
の間に形成される密閉空間の容積変化を利用した回転ポ
ンプに関するものであり、特に無潤滑のガス圧縮機に用
いて好適な技術である。
【0002】
【従来の技術】この種の回転ポンプの従来技術として、
特開昭59−51191号公報に開示された技術が知ら
れている。この公報に開示される回転ポンプは、ロータ
の端面(プレート対向面)に設けた環状溝にシール材を
遊嵌状態で装着するものであり、シール材に加わる圧力
差によってシール材がシール面(プレート)に押しつけ
られてシール性を確保するものである。
特開昭59−51191号公報に開示された技術が知ら
れている。この公報に開示される回転ポンプは、ロータ
の端面(プレート対向面)に設けた環状溝にシール材を
遊嵌状態で装着するものであり、シール材に加わる圧力
差によってシール材がシール面(プレート)に押しつけ
られてシール性を確保するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に開
示される従来の技術では、回転ポンプの停止時等のよう
に、シール材に圧力差がほとんど作用しない状態の時、
シール材がシール面(プレート)に押しつけられなくな
り、シール性が低下してしまう。本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたものであり、その目的は、シール材に
圧力差がほとんど作用しない状態であっても、シール材
が良好なシール性を保つことのできる回転ポンプの提供
にある。
示される従来の技術では、回転ポンプの停止時等のよう
に、シール材に圧力差がほとんど作用しない状態の時、
シール材がシール面(プレート)に押しつけられなくな
り、シール性が低下してしまう。本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたものであり、その目的は、シール材に
圧力差がほとんど作用しない状態であっても、シール材
が良好なシール性を保つことのできる回転ポンプの提供
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、ロ
ータにはシール材を装着する溝が設けられ、この溝内に
はシール材をシール面に向けて押しつける弾性体が配置
されたことを特徴としている。このように設けられるこ
とによって、ポンプ停止時等、シール材に圧力差がほと
んど作用しない状態であっても、弾性体によってシール
材がシール面に押しつけられることになり、良好なシー
ル性を保つことができる。
ータにはシール材を装着する溝が設けられ、この溝内に
はシール材をシール面に向けて押しつける弾性体が配置
されたことを特徴としている。このように設けられるこ
とによって、ポンプ停止時等、シール材に圧力差がほと
んど作用しない状態であっても、弾性体によってシール
材がシール面に押しつけられることになり、良好なシー
ル性を保つことができる。
【0005】請求項2の発明では、ロータにおけるプレ
ート対向面には環状溝が設けられるとともに、この環状
溝には環状のシール材が装着され、さらに環状溝の内部
には、シール材をプレートに向けて押しつける弾性体が
配置されたことを特徴としている。このように設けられ
ることによって、ポンプ停止時等、シール材に圧力差が
ほとんど作用しない状態であっても、弾性体によってシ
ール材がシール面であるプレートに押しつけられること
になり、良好なシール性を保つことができる。
ート対向面には環状溝が設けられるとともに、この環状
溝には環状のシール材が装着され、さらに環状溝の内部
には、シール材をプレートに向けて押しつける弾性体が
配置されたことを特徴としている。このように設けられ
ることによって、ポンプ停止時等、シール材に圧力差が
ほとんど作用しない状態であっても、弾性体によってシ
ール材がシール面であるプレートに押しつけられること
になり、良好なシール性を保つことができる。
【0006】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載される回転ポンプにおいて、弾性体を弾性変形
可能なゴム部材としたことを特徴としている。このよう
に、弾性体としてゴム部材を用いることで上記請求項1
の効果を得ることができる。
2に記載される回転ポンプにおいて、弾性体を弾性変形
可能なゴム部材としたことを特徴としている。このよう
に、弾性体としてゴム部材を用いることで上記請求項1
の効果を得ることができる。
【0007】請求項4の発明は、請求項1または請求項
2に記載される回転ポンプにおいて、弾性体を波形状に
曲折した板バネとしたことを特徴としている。このよう
に、弾性体として波形状の板バネを用いることでも上記
請求項1の効果を得ることができる。
2に記載される回転ポンプにおいて、弾性体を波形状に
曲折した板バネとしたことを特徴としている。このよう
に、弾性体として波形状の板バネを用いることでも上記
請求項1の効果を得ることができる。
【0008】請求項5の発明は、請求項1または請求項
2に記載される回転ポンプにおいて、弾性体を圧縮コイ
ルスプリングとしたことを特徴としている。このよう
に、弾性体として圧縮コイルスプリングを用いることで
も上記請求項1の効果を得ることができる。
2に記載される回転ポンプにおいて、弾性体を圧縮コイ
ルスプリングとしたことを特徴としている。このよう
に、弾性体として圧縮コイルスプリングを用いることで
も上記請求項1の効果を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、複数の実
施例と変形例を用いて説明する。 〔第1実施例〕図1〜図5は車載用の水素ガス循環用等
に使用される2気筒タイプのローリングピストン式回転
ポンプ(以下、回転ポンプと称す)を説明するための図
面であり、図1は回転ポンプの軸方向に沿う断面図、図
2は回転ポンプを軸方向から見た要部断面図である。
施例と変形例を用いて説明する。 〔第1実施例〕図1〜図5は車載用の水素ガス循環用等
に使用される2気筒タイプのローリングピストン式回転
ポンプ(以下、回転ポンプと称す)を説明するための図
面であり、図1は回転ポンプの軸方向に沿う断面図、図
2は回転ポンプを軸方向から見た要部断面図である。
【0010】図1に示すように、回転ポンプ1は、ハウ
ジング2、このハウジング2内で回転する2つのロータ
3、およびこの2つのロータ3を偏心駆動する駆動部4
を有する。なお、図1中に示す符号5は、各部材の接合
部分をシールするためのゴム製Oリングである。
ジング2、このハウジング2内で回転する2つのロータ
3、およびこの2つのロータ3を偏心駆動する駆動部4
を有する。なお、図1中に示す符号5は、各部材の接合
部分をシールするためのゴム製Oリングである。
【0011】ハウジング2は、2枚のサイドプレート
6、2つのシリンダ7および1枚のセンタープレート8
を積層し、複数の締結ボルト9によって強固に締結され
たものである。シリンダ7の図示上側には、ロータ3が
偏心回転することによって生じるシリンダ7とロータ3
の間の密閉空間を、吸入室と圧縮室に分離するベーン1
1が装着されている。このベーン11はシリンダ7の上
側において上下方向に摺動自在に装着されたものであ
り、圧縮コイルスプリング12により常時ロータ3に向
けて押しつけられるものである。なお、この圧縮コイル
スプリング12は、シリンダ7の上側に固着される凸状
プラグ13によってベーン11を常時押しつけるように
装着される。圧縮室は、ロータ3の回転により徐々に容
積を縮小させることで作動流体の圧力を上昇させ、任意
の設定圧以上に上昇すると図2に示す吐出弁14が開弁
して圧縮された作動流体が回転ポンプ1の外部へ送りだ
される。
6、2つのシリンダ7および1枚のセンタープレート8
を積層し、複数の締結ボルト9によって強固に締結され
たものである。シリンダ7の図示上側には、ロータ3が
偏心回転することによって生じるシリンダ7とロータ3
の間の密閉空間を、吸入室と圧縮室に分離するベーン1
1が装着されている。このベーン11はシリンダ7の上
側において上下方向に摺動自在に装着されたものであ
り、圧縮コイルスプリング12により常時ロータ3に向
けて押しつけられるものである。なお、この圧縮コイル
スプリング12は、シリンダ7の上側に固着される凸状
プラグ13によってベーン11を常時押しつけるように
装着される。圧縮室は、ロータ3の回転により徐々に容
積を縮小させることで作動流体の圧力を上昇させ、任意
の設定圧以上に上昇すると図2に示す吐出弁14が開弁
して圧縮された作動流体が回転ポンプ1の外部へ送りだ
される。
【0012】ロータ3は、筒状のアウターロータ15
と、その内側のインナーロータ16とからなる2重構造
となっており、アウターロータ15とインナーロータ1
6の間に弾性体17(ゴム製のOリング)を配置して、
アウターロータ15の半径方向の微小移動を許容するよ
うに設けられている。この構造によって、ロータ3の外
周面をシリンダ7の内周面に摺動させながら移動させる
ことができ、圧縮室と吸入室を区画するロータ3の外周
摺動面からの作動流体の漏れを防いで体積効率の低下を
抑えることができる。
と、その内側のインナーロータ16とからなる2重構造
となっており、アウターロータ15とインナーロータ1
6の間に弾性体17(ゴム製のOリング)を配置して、
アウターロータ15の半径方向の微小移動を許容するよ
うに設けられている。この構造によって、ロータ3の外
周面をシリンダ7の内周面に摺動させながら移動させる
ことができ、圧縮室と吸入室を区画するロータ3の外周
摺動面からの作動流体の漏れを防いで体積効率の低下を
抑えることができる。
【0013】駆動部4は、図示しない電動モータによっ
て駆動されるものであり、ベアリング21によってハウ
ジング2に対して回転自在に取り付けられたシャフト2
2と、このシャフト22にキー23を介して固定された
偏心アダプタ24とを有し、偏心アダプタ24の偏心回
転がベアリング25を介してインナーロータ16および
アウターロータ15へ伝えられる。このように、偏心ア
ダプタ24とロータ3との間にベアリング25を介在さ
せることでロータ3の自転を可能とし、ロータ3とシリ
ンダ7、ロータ3とサイドプレート6、ロータ3とセン
タープレート8の各摺動速度を低減している。なお、偏
心アダプタ24は、2つのロータ3を180°ずらして
偏心回転させるように設けられるとともに、バランサ2
6を設けて回転の釣合を取っている。また、図1中に示
す符号27は、シャフト22の両端に固定されたリング
部材を示す。
て駆動されるものであり、ベアリング21によってハウ
ジング2に対して回転自在に取り付けられたシャフト2
2と、このシャフト22にキー23を介して固定された
偏心アダプタ24とを有し、偏心アダプタ24の偏心回
転がベアリング25を介してインナーロータ16および
アウターロータ15へ伝えられる。このように、偏心ア
ダプタ24とロータ3との間にベアリング25を介在さ
せることでロータ3の自転を可能とし、ロータ3とシリ
ンダ7、ロータ3とサイドプレート6、ロータ3とセン
タープレート8の各摺動速度を低減している。なお、偏
心アダプタ24は、2つのロータ3を180°ずらして
偏心回転させるように設けられるとともに、バランサ2
6を設けて回転の釣合を取っている。また、図1中に示
す符号27は、シャフト22の両端に固定されたリング
部材を示す。
【0014】図2に示す回転ポンプ1の吸入孔31およ
び吐出孔32まわりの断面図を参照して、作動流体が流
れる流体経路を説明する。なお、ここでは、作動流体の
流れに沿って流体経路を説明する。回転ポンプ1の外部
から流入する作動流体は、シリンダ7の軸方向に沿い、
その後シリンダ7内に向かう吸入孔31(図2の左上参
照)を通って各シリンダ7内へ分配される。シリンダ7
内に流入して圧縮室内で圧縮された作動流体は、設定圧
以上の圧力に上昇するとベーン11の横に設けられた吐
出孔32を通り、吐出孔32の途中に配置された吐出弁
14の開弁後、シリンダ7の軸方向に沿う吐出孔32を
通って回転ポンプ1の外部へ圧送される。ここで、ベー
ン11の吐出孔32側の側面は、作動流体を吐出通路へ
導くために半月状切欠が形成されて凹形状になってい
る。
び吐出孔32まわりの断面図を参照して、作動流体が流
れる流体経路を説明する。なお、ここでは、作動流体の
流れに沿って流体経路を説明する。回転ポンプ1の外部
から流入する作動流体は、シリンダ7の軸方向に沿い、
その後シリンダ7内に向かう吸入孔31(図2の左上参
照)を通って各シリンダ7内へ分配される。シリンダ7
内に流入して圧縮室内で圧縮された作動流体は、設定圧
以上の圧力に上昇するとベーン11の横に設けられた吐
出孔32を通り、吐出孔32の途中に配置された吐出弁
14の開弁後、シリンダ7の軸方向に沿う吐出孔32を
通って回転ポンプ1の外部へ圧送される。ここで、ベー
ン11の吐出孔32側の側面は、作動流体を吐出通路へ
導くために半月状切欠が形成されて凹形状になってい
る。
【0015】図3および図4を参照して吐出弁14まわ
りを説明する。なお、図3は軸方向に沿った吐出孔32
周辺の断面図、図4は吐出弁14の断面図である。この
実施例のように、2つ以上のシリンダ7を有し、各シリ
ンダ7から吐出される作動流体を1つの吐出孔32に合
流させて回転ポンプ1の外へ排出する場合、図3に示す
ように、上流側のシリンダ7から排出される作動流体は
下流側の吐出弁14を通過するため、板バネ状の吐出弁
14の開度を規制する弁ガイド33を通過する時に圧力
損失が生じてしまう。そこで、この実施例では、図4に
示すように、上流側から圧送された作動流体が流れる弁
ガイド33の面(図4αに示す面)を傾斜させること
で、上流側から圧送された作動流体の流れを阻害するこ
とを防止している。
りを説明する。なお、図3は軸方向に沿った吐出孔32
周辺の断面図、図4は吐出弁14の断面図である。この
実施例のように、2つ以上のシリンダ7を有し、各シリ
ンダ7から吐出される作動流体を1つの吐出孔32に合
流させて回転ポンプ1の外へ排出する場合、図3に示す
ように、上流側のシリンダ7から排出される作動流体は
下流側の吐出弁14を通過するため、板バネ状の吐出弁
14の開度を規制する弁ガイド33を通過する時に圧力
損失が生じてしまう。そこで、この実施例では、図4に
示すように、上流側から圧送された作動流体が流れる弁
ガイド33の面(図4αに示す面)を傾斜させること
で、上流側から圧送された作動流体の流れを阻害するこ
とを防止している。
【0016】図5を参照してロータ3とハウジング2の
シール構造を説明する。なお、図5はアウターロータ1
5端面の拡大図である。アウターロータ15の端面(サ
イドプレート6およびセンタープレート8の対向面)に
は、環状溝41が設けられており、この環状溝41の内
部には、ゴム部材よりなる環状の弾性体42(例えば、
ゴム製Oリング)と、環状のシール材43とが装着され
ている。この環状溝41の深さは、弾性体42の厚み
(軸方向長)より深く、且つ弾性体42の厚みとシール
材43の厚みの和より浅く設けられており、弾性体42
が圧縮された状態でセットされる。このように設けるこ
とで、弾性体42の復元力が常にシール材43をサイド
プレート6およびセンタープレート8に押しつける方向
に働く。
シール構造を説明する。なお、図5はアウターロータ1
5端面の拡大図である。アウターロータ15の端面(サ
イドプレート6およびセンタープレート8の対向面)に
は、環状溝41が設けられており、この環状溝41の内
部には、ゴム部材よりなる環状の弾性体42(例えば、
ゴム製Oリング)と、環状のシール材43とが装着され
ている。この環状溝41の深さは、弾性体42の厚み
(軸方向長)より深く、且つ弾性体42の厚みとシール
材43の厚みの和より浅く設けられており、弾性体42
が圧縮された状態でセットされる。このように設けるこ
とで、弾性体42の復元力が常にシール材43をサイド
プレート6およびセンタープレート8に押しつける方向
に働く。
【0017】上記の構成を採用する回転ポンプ1は、ポ
ンプ停止時等、圧縮室とアウターロータ15の内側との
圧力差がほとんどなく、シール材43に圧力差がほとん
ど作用しない状態であっても、弾性体42によってシー
ル材43がシール面であるサイドプレート6およびセン
タープレート8に強く押しつけられることになり、シー
ル材43によって良好なシール性を保つことができる。
また、上記の構成を採用する回転ポンプ1は、作動流体
が腐食性流体である場合であっても、常に腐食性流体が
アウターロータ15の内部(駆動部4等)に侵入する不
具合が回避でき、長期に亘って良好な作動を保つことが
できる。
ンプ停止時等、圧縮室とアウターロータ15の内側との
圧力差がほとんどなく、シール材43に圧力差がほとん
ど作用しない状態であっても、弾性体42によってシー
ル材43がシール面であるサイドプレート6およびセン
タープレート8に強く押しつけられることになり、シー
ル材43によって良好なシール性を保つことができる。
また、上記の構成を採用する回転ポンプ1は、作動流体
が腐食性流体である場合であっても、常に腐食性流体が
アウターロータ15の内部(駆動部4等)に侵入する不
具合が回避でき、長期に亘って良好な作動を保つことが
できる。
【0018】〔第2実施例〕図6を参照して第2実施例
におけるロータ3とハウジング2のシール構造を説明す
る。なお、図6はアウターロータ15端面の拡大図であ
る。この第2実施例は、シール材43をシール面に押し
つける弾性体44として、波形状に曲折した金属製の板
バネを用いたものである。このように設けることによっ
ても、第1実施例と同様の効果を得ることができる。ま
た、波形状の板バネよりなる弾性体44を用いることに
より、強度に対する信頼性を高めることができる。ま
た、シール材43をシール面に押しつける圧力のバラツ
キも、ゴム部材よりなる弾性体42(第1実施例参照)
に比較して低減することができる。
におけるロータ3とハウジング2のシール構造を説明す
る。なお、図6はアウターロータ15端面の拡大図であ
る。この第2実施例は、シール材43をシール面に押し
つける弾性体44として、波形状に曲折した金属製の板
バネを用いたものである。このように設けることによっ
ても、第1実施例と同様の効果を得ることができる。ま
た、波形状の板バネよりなる弾性体44を用いることに
より、強度に対する信頼性を高めることができる。ま
た、シール材43をシール面に押しつける圧力のバラツ
キも、ゴム部材よりなる弾性体42(第1実施例参照)
に比較して低減することができる。
【0019】〔第3実施例〕図7を参照して第3実施例
におけるロータ3とハウジング2のシール構造を説明す
る。なお、図7(a)はシール材43を外した状態にお
けるアウターロータ15を軸方向から見た図であり、図
7(b)はアウターロータ15端面の拡大図である。こ
の第3実施例は、シール材43をシール面に押しつける
弾性体45として、螺旋状に設けられた複数の圧縮コイ
ルスプリングを用いたものである。圧縮コイルスプリン
グよりなる弾性体45は、図7(a)に示すように等間
隔に環状溝41内に配置されるものであり、弾性体45
(圧縮コイルスプリング)が配置される環状溝41の部
分には、図7(b)に示すように弾性体45(圧縮コイ
ルスプリング)の一部を収納保持する凹部46が形成さ
れている。このように設けることによっても、第1実施
例と同様の効果を得ることができる。
におけるロータ3とハウジング2のシール構造を説明す
る。なお、図7(a)はシール材43を外した状態にお
けるアウターロータ15を軸方向から見た図であり、図
7(b)はアウターロータ15端面の拡大図である。こ
の第3実施例は、シール材43をシール面に押しつける
弾性体45として、螺旋状に設けられた複数の圧縮コイ
ルスプリングを用いたものである。圧縮コイルスプリン
グよりなる弾性体45は、図7(a)に示すように等間
隔に環状溝41内に配置されるものであり、弾性体45
(圧縮コイルスプリング)が配置される環状溝41の部
分には、図7(b)に示すように弾性体45(圧縮コイ
ルスプリング)の一部を収納保持する凹部46が形成さ
れている。このように設けることによっても、第1実施
例と同様の効果を得ることができる。
【0020】〔変形例〕上記の実施例では水素ガスを循
環させる回転ポンプに本発明を適用した例を示したが、
他の気体を循環させる回転ポンプに本発明を適用しても
良い。また、上記の実施例に示した無潤滑タイプの回転
ポンプではなく、作動流体に潤滑剤が混入した回転ポン
プ(例えば冷媒圧縮機等)に本発明を適用しても良い。
上記の実施例では、回転ポンプの一例として2つのシリ
ンダ7および2つのロータ3を用いた2気筒タイプを示
したが、1気筒タイプや、3気筒以上のタイプの回転ポ
ンプに本発明を適用しても良い。
環させる回転ポンプに本発明を適用した例を示したが、
他の気体を循環させる回転ポンプに本発明を適用しても
良い。また、上記の実施例に示した無潤滑タイプの回転
ポンプではなく、作動流体に潤滑剤が混入した回転ポン
プ(例えば冷媒圧縮機等)に本発明を適用しても良い。
上記の実施例では、回転ポンプの一例として2つのシリ
ンダ7および2つのロータ3を用いた2気筒タイプを示
したが、1気筒タイプや、3気筒以上のタイプの回転ポ
ンプに本発明を適用しても良い。
【0021】上記の実施例では、回転ポンプの一例とし
てローリングピストン式回転ポンプを示したが、他の形
式の回転ポンプに本発明を適用しても良い。つまり、回
転駆動されるロータ3とシリンダ7とのシールにシール
材43を用いる場合は、そのシール材43がシール面に
押しつけられるように本発明を適用しても良い。また、
回転駆動されるロータ3と側面プレートとをシールする
シール材43が、円環状ではなく、棒状であったり、渦
巻き状である場合であっても、そのシール材43がシー
ル面に押しつけられるように本発明を適用しても良い。
てローリングピストン式回転ポンプを示したが、他の形
式の回転ポンプに本発明を適用しても良い。つまり、回
転駆動されるロータ3とシリンダ7とのシールにシール
材43を用いる場合は、そのシール材43がシール面に
押しつけられるように本発明を適用しても良い。また、
回転駆動されるロータ3と側面プレートとをシールする
シール材43が、円環状ではなく、棒状であったり、渦
巻き状である場合であっても、そのシール材43がシー
ル面に押しつけられるように本発明を適用しても良い。
【図1】回転ポンプの軸方向に沿う断面図である。
【図2】回転ポンプを軸方向から見た要部断面図であ
る。
る。
【図3】軸方向に沿った吐出孔の断面図である。
【図4】吐出弁の断面図である。
【図5】アウターロータ端面の拡大図である。
【図6】アウターロータ端面の拡大図である。
【図7】アウターロータを軸方向から見た図およびアウ
ターロータの端面の拡大図である。
ターロータの端面の拡大図である。
1 回転ポンプ
2 ハウジング
3 ロータ
6 サイドプレート
7 シリンダ
8 センタープレート
15 アウターロータ
41 環状溝
42 弾性体(ゴム部材)
43 シール材
44 弾性体(波形状の板バネ)
45 弾性体(圧縮コイルスプリング)
Claims (5)
- 【請求項1】シリンダを有するハウジング内でロータを
回転させ、前記シリンダと前記ロータの間に形成される
密閉空間の容積変化を利用した回転ポンプであって、 前記ロータにはシール材を装着する溝が設けられ、この
溝内には前記シール材をシール面に向けて押しつける弾
性体が配置されたことを特徴とする回転ポンプ。 - 【請求項2】シリンダおよびこのシリンダの両端を閉塞
するプレートを有するハウジング内でロータを回転さ
せ、前記シリンダと前記ロータの間に形成される密閉空
間の容積変化を利用した回転ポンプであって、 前記ロータにおける前記プレート対向面には環状溝が設
けられるとともに、この環状溝には環状のシール材が装
着され、 さらに前記環状溝の内部には、前記シール材を前記プレ
ートに向けて押しつける弾性体が配置されたことを特徴
とする回転ポンプ。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載される回転
ポンプにおいて、 前記弾性体は、弾性変形可能なゴム部材であることを特
徴とする回転ポンプ。 - 【請求項4】請求項1または請求項2に記載される回転
ポンプにおいて、 前記弾性体は、波形状に曲折して設けられた板バネであ
ることを特徴とする回転ポンプ。 - 【請求項5】請求項1または請求項2に記載される回転
ポンプにおいて、 前記弾性体は、螺旋状に設けられた圧縮コイルスプリン
グであることを特徴とする回転ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002014628A JP2003214368A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 回転ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002014628A JP2003214368A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 回転ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003214368A true JP2003214368A (ja) | 2003-07-30 |
Family
ID=27651253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002014628A Pending JP2003214368A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 回転ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003214368A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015131633A1 (zh) * | 2014-03-06 | 2015-09-11 | 艾默生环境优化技术(苏州)有限公司 | 滚动转子式压缩机构及包括该机构的压缩机 |
| JP2018031263A (ja) * | 2016-08-22 | 2018-03-01 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | ロータリ圧縮機 |
| JP2021513628A (ja) * | 2018-02-14 | 2021-05-27 | フューエルセーブ ゲーエムベーハーFuelsave Gmbh | ロータリピストンエンジン及びロータリピストンエンジンを動作させる方法 |
-
2002
- 2002-01-23 JP JP2002014628A patent/JP2003214368A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015131633A1 (zh) * | 2014-03-06 | 2015-09-11 | 艾默生环境优化技术(苏州)有限公司 | 滚动转子式压缩机构及包括该机构的压缩机 |
| JP2018031263A (ja) * | 2016-08-22 | 2018-03-01 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | ロータリ圧縮機 |
| JP2021513628A (ja) * | 2018-02-14 | 2021-05-27 | フューエルセーブ ゲーエムベーハーFuelsave Gmbh | ロータリピストンエンジン及びロータリピストンエンジンを動作させる方法 |
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