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JP2003297377A - 車両搭載型燃料電池 - Google Patents

車両搭載型燃料電池

Info

Publication number
JP2003297377A
JP2003297377A JP2002103718A JP2002103718A JP2003297377A JP 2003297377 A JP2003297377 A JP 2003297377A JP 2002103718 A JP2002103718 A JP 2002103718A JP 2002103718 A JP2002103718 A JP 2002103718A JP 2003297377 A JP2003297377 A JP 2003297377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
vehicle
cells
cell
tightening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002103718A
Other languages
English (en)
Inventor
Noritoshi Sato
文紀 佐藤
Mitsugi Yamanaka
貢 山中
Keiko Kushibiki
圭子 櫛引
Naoki Hara
直樹 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2002103718A priority Critical patent/JP2003297377A/ja
Publication of JP2003297377A publication Critical patent/JP2003297377A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両に燃料電池を搭載した際、振動や衝撃か
ら燃料電池を保護することができ、積層体を構成する各
セル間のずれやひずみを防止し、安定して動作すること
ができる車両搭載型燃料電池を提供する。 【解決手段】 セル11を複数積層した積層体13と、
セルの積層方向の両端に位置して積層体を挟持する一対
の締め付け部材14、15とを有する車両搭載型燃料電
池10において、積層体および締め付け部材を覆うケー
ス体19と、ケース体と締め付け部材との間のうち少な
くとも一方を接続する第1の弾性体20とを有すること
を特徴とする車両搭載型燃料電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両搭載型燃料電
池に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池の利用分野の一つとして、車両
の動力源が挙げられる。燃料電池を車両に搭載して使用
する場合、自動車の発進、停止、走行中の車体の揺れ、
振動などにより、繰り返し荷重、衝撃荷重が加わる。こ
れらの荷重を解消する対策、いわゆる耐振性の対策が不
十分であると、燃料電池の構成部品を破損する虞があ
る。
【0003】耐振性の対策として、車両の床面上に据え
付けた燃料電池の周域に補強枠を構築するとともに、補
強枠の頂部に支持具を介して燃料電池の上部締め付け板
を支持する支持構造が知られている(特開平5−821
57号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
支持構造は、燃料電池が車体と相対的に揺れ動くことは
ないが、車体の外部からの振動や衝撃などが燃料電池に
直接に伝わり易い。
【0005】燃料電池は一般的に、複数のセルを積層し
た積層体を有しており、振動や衝撃を受けると、積層体
を構成する各セル間にずれや歪みが発生する虞がある。
このずれなどは、燃料電池の電気的接触抵抗の増加、出
力低下などを引き起こす原因となる。
【0006】積層体を構成する各セル間にずれや歪みを
発生させないためには、積層体に対する締め付け力を大
きくすればよい。しかし、積層体を構成するセルなどの
部品が許容し得る力を上回る過大な締め付け力が加わる
と、部品の破損を引き起こす虞がある。また、高周波の
振動によって、脆性を有する材質を用いた部品が損傷す
る虞もある。
【0007】本発明は、上記技術に伴う課題に鑑みてな
されたものであり、車両に燃料電池を搭載した際、振動
や衝撃から燃料電池を保護することができ、積層体を構
成する各セル間のずれやひずみを防止し、安定して動作
することができる車両搭載型燃料電池を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0009】セルを複数積層した積層体と、前記セルの
積層方向の両端に位置して前記積層体を挟持する一対の
締め付け部材とを有する車両搭載型燃料電池において、
前記積層体および前記締め付け部材を覆うケース体と、
前記ケース体と前記締め付け部材との間のうち少なくと
も一方を接続する第1の弾性体とを有することを特徴と
する車両搭載型燃料電池。
【0010】
【発明の効果】上記に示す本発明は以下の効果を奏す
る。
【0011】車両に燃料電池を搭載した際、車体から加
わる各種の振動や衝撃で積層体を構成する各セル間にず
れやひずみが発生することを防止することができ、燃料
電池を安全に安定して動作させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施形態に係る車
両搭載型燃料電池の概要を示す斜視図である。
【0014】図2は、第1の実施形態に係る車両搭載型
燃料電池の積層構造を分解した状態を示す斜視図であ
る。
【0015】燃料電池には、複数の種類が存在するが、
第1の実施形態では、平板型の固体高分子電解質型燃料
電池(PEFC)を用いた。
【0016】第1の実施形態の燃料電池10は、セル1
1とセパレータ12とを交互に複数積層した積層体13
と、セル11の積層方向の両端に位置して積層体13を
均一に圧接するための第1の締め付け板14および第2
の締め付け板15(一対の締め付け部材に相当する)と
を有している。
【0017】セル11は、燃料電池の発電単位である。
一つのセル11では出力が不足するので、出力電圧を高
くするために複数のセル11を積層した積層体13を用
いる。セル11を積層する場合、電気的にセル11同士
を接続するための部材としてセパレータ12を用いる。
セパレータ12は、各セル11の間に供給される水素と
空気とを隔てるための役割も有している。
【0018】第1の締め付け板14と第2の締め付け板
15との間は、締め付けスタッド16を用いて締め付け
ている。セル11の積層方向に締め付けスタッド16を
挿通する貫通孔21が形成されている。第1の締め付け
板14および第2の締め付け板15には、積層体13の
貫通孔21に連通し、締め付けスタッド16を挿通する
締め付け孔22が設けられている。貫通孔21におよび
締め付け孔22に締め付けスタッド16を通して第1の
締め付け板14と第2の締め付け板15とを連結し、積
層体13を上下から加圧する。
【0019】燃料電池10はマニホールドを有してい
る。マニホールドとは、各セルに対してガスの供給と排
出、さらには冷却水の供給と排出を行う手段である。マ
ニホールドの形式は、外部型と内部型とに大別される。
本実施形態では、積層体13の内部にマニホールド17
を有する、内部型マニホールドを用いた。セル11およ
びセパレータ12には、各種流体が流れるマニホールド
溝23が設けられている。
【0020】ここで、積層体13と締め付け板とマニホ
ールド17とを有する集合体を、セルスタック18と称
する。
【0021】燃料電池10は、さらに、セルスタック1
8を覆う補強枠19(ケース体に相当する)と、補強枠
19と締め付け板14、15との間を接続する弾性体で
あるばね部材20(第1の弾性体に相当する)とを有し
ている。ばね部材20は、圧縮ばねである。補強枠19
は少なくとも一部を車両に固定されており、第1の実施
形態では、車両の床に緊結している。図1の下方が車両
の床に緊結される部分に相当する。
【0022】締め付け板14、15の少なくとも一方
は、補強枠19にばね部材20を介して接続されてい
る。接続する場所は、図1には、第1の締め付け板14
と補強枠19上部との間が示されている。第2の締め付
け板15と補強枠19下部との間、または、締め付け板
14、15の双方を補強枠19にばね部材20を介して
接続してもよい。ばね部材20は、圧縮ばねに限定され
ず、板ばねやゴムに代表される弾力性のある樹脂など、
各種の弾性体を用いることができる。
【0023】図3は、固体高分子電解質型燃料電池(P
EFC)の概略断面図である。
【0024】第1の実施形態で用いた、PEFCについ
て概説する。PEFCは70℃程度の温度で発電ができ
ることから、小規模発電用の分散電源や電気自動車用電
源への適用が期待できる。
【0025】図3より、PEFCは、水素イオンを選択
的に輸送する高分子電解質膜31の両面に、白金系の金
属触媒を担持したカーボン粉末を主成分とする触媒反応
層32が配されている。外面には、ガス通気性と導電性
を兼ね備えた拡散層33が密着して配されている。ま
た、水素や空気が外部へリークしたり、互いに混合した
りすることがないように、電極の周囲には高分子電解質
膜31を挟んでシール材35を配し、セパレータ12と
の隙間をシールする等の構造がとられている。セパレー
タ12は水素を透過せず、導電性と耐食性とを有する必
要があるため、カーボン製が一般的である。触媒反応層
32、拡散層33からなる電極34、電解質膜31およ
びシール材35によってセル11が形成されている。
【0026】セル11の外側には、これを機械的に固定
するとともに隣接するセル11同士を互いに電気的に直
列に接続するため導電性を持ったセパレータ12が配さ
れている。セパレータ12において、電極34と接触す
る部分には、電極に反応ガスを供給し、かつ、反応で発
生したガスや水分または余剰のガスを運び去るためのガ
ス流路38が形成されている。また、セパレータ12の
内部に、電池温度を一定に保つための冷却水を循環させ
る冷却水流路39が設けられている。
【0027】上述した通り、第1の実施形態の構造によ
れば、燃料電池10は、補強枠19が車両に緊結されて
いるため、車両と相対的に揺れ動くことがない。セルス
タック18は、ばね部材20によって補強枠19に接続
されており、車両の発進、停止、走行に伴う振動が燃料
電池10の全体に加わっても、セルスタック18には直
接的な振動、衝撃が伝わらず、ばね部材20によって吸
収、緩和された力のみが伝達されるにとどまる。
【0028】セル11の積層方向への振動、衝撃は、各
セル11間の締め付け力の変化を引き起こす虞がある。
また、振動、衝撃に伴う積層方向への伸びは、ガスシー
ル性の低下、積層体13における電気的接触抵抗の増
加、出力低下、熱分布の偏りなどを引き起こしセルスタ
ック18全体の損傷を引き起こす虞がある。第1の実施
形態では、ばね部材20でセルスタック18を支持して
いるため、振動、衝撃をセルスタック18に損傷を与え
ないレベルまで低減することができる。
【0029】さらに、ばね部材20が変位しながらセル
スタック18を押圧することになるため、セルスタック
18に対する締め付け力の変化を小さくできる。したが
って、セルスタック18の伸びやずれを抑制することが
できる。
【0030】振動、衝撃が加わったときの締め付け力の
変化を小さくできることから、締め付け力が小さくなっ
た場合に備えた過大な締め付けを行う必要がなくなり、
過大な締め付けによる締め付け板14、15のひずみ、
締め付け板14、15と締め付けスタッド16との接続
部の破断、シール材料の異常なつぶれ、セパレータ12
の破損など、ガス漏れやセルスタック18の破損を防止
することができる。
【0031】このように、第1の実施形態によれば、車
両に燃料電池10を搭載した際、車体から加わる各種の
振動や衝撃で積層体13を構成する各セル11などの間
にずれやひずみが発生することを防止することができ、
燃料電池10を安全に安定して動作させることができ
る。
【0032】(第1の実施形態の改変例1)改変例1
は、補強枠19を密閉し、補強枠19の内部を絶縁性の
液体で満たす。液体には、ゲル状の物質も含まれる。導
電性の液体を用いることができないこともないが、セル
スタック18に対して漏電等しないための加工を施すこ
とが必要となる。なお、充填される液体の沸点は、安全
上、PEFCの動作温度以上であることが好ましい。
【0033】補強枠19の内部に満たされた液体によっ
て、ばね部材20で緩和された振動が、さらに減衰され
てセルスタック18に伝達される。したがって、第1の
実施形態のみの場合よりも一層の振動、衝撃の緩和が可
能となる。
【0034】(第1の実施形態の改変例2)セル11
は、常温よりも高い温度で動作する。車両内の温度環境
を人間にとって快適な環境に保つには、セル11からの
熱を補強枠19の外部には極力出さないことが好まし
い。改変例2では、補強枠19の内部を密閉し、補強枠
19の内部の圧力を大気圧よりも低くする。
【0035】かかる構造によって、対流によるセル11
からの熱伝達を抑制し、補強枠19から車両内への熱の
放出を抑制することができる。第1の実施形態のみの場
合における振動、衝撃の緩和の効果に加えて、車両内部
の温度上昇を押さえることができ、空調機器への負荷が
軽減できる。また、断熱材の使用量を削減することがで
き、燃料電池の総重量を削減することができる。
【0036】(第2の実施形態)図4は、第2の実施形
態に係る車両搭載型燃料電池の概要を示す斜視図であ
る。
【0037】第2の実施形態は、セル11の積層方向に
直交する方向に恒常的に力が加わる場合に、積層された
セル11やセパレータ12などがずれることを防止する
ことを目的とする。第1の実施形態に加えて、積層体1
3の側面のうち、セル11の積層方向に直交する方向の
側面、たとえば、車両の床面に対向する側面を支持する
補強部材41と、補強枠19と補強部材41との間に車
両からの振動、衝撃を除去するためのばね部材42を有
している。第1の実施形態同様に、セルスタック18は
セル11の積層方向についても、ばね部材20によって
補強枠19に接続されている。
【0038】図4には、車両の床面に対して水平に設置
することが示されているが、傾きを持って設置された場
合も同様である。
【0039】第2の実施形態の構成によれば、第1の実
施形態に加えて、積層体13を構成するセル11やセパ
レータ12などのすべりを防止することができ、セルス
タック18への過剰な締め付け力を防止することができ
る。
【0040】(第3の実施形態)図5は、第3の実施形
態に係る車両搭載型燃料電池の概要を示す斜視図であ
る。
【0041】自動車の場合走る、曲がる、止まるといっ
たその基本的な動作においては必ず前後、左右、上下の
全方位の動きが発生する。どのように燃料電池10を配
置した場合であっても、セル11の積層方向に直交する
力、換言するとセル11やセパレータ12にすべりが発
生する方向への力が発生する。
【0042】積層体13の締め付け力を決める要因とし
て、セルの積層方向に直交する方向から振動や衝撃を受
けた場合に、セル11やセパレータ12などの構成部材
にずれを生じさせないための力が挙げられる。締め付け
スタッド16を積層体13の中を貫通させることによっ
て、大きなずれは防止できる。しかし、締め付けスタッ
ド16と貫通孔21との間には隙間が存在する。燃料電
池10は、積層体13を構成する各部材のわずかなズレ
もガスシール性の低下や電気的な接触抵抗の増加を引き
起こすため、締め付け力を強化して、ずれを防止するこ
とになる。しかしながら、過大な締め付けは、締め付け
板14、15のひずみ、締め付け板14、15と締め付
けスタッド16との接続部分の破断、シール材料の異常
なつぶれ、セル11やセパレータ12の破損などの虞が
ある。
【0043】そこで、第3の実施形態は、積層体13を
セル11の積層方向からのばね部材20による接続に加
えて、セル11の積層方向に直交する方向の側面に補強
板51と、補強枠19および補強板51を接続するばね
部材52とを有している。
【0044】第3の実施形態ではセルスタック18の側
面に補強板51を設けるとともに側面もばね部材52に
て指示する構造とすることで横方向のズレを積層方向の
締め付け力に頼る必要がない。したがって、より締め付
け力を小さくすることが可能となり、締め付けによる各
部材へのストレスを緩和することが可能となる。また、
第1の実施形態のばね部材20の弾性定数はセルスタッ
ク18を締め付ける力に影響することからズレ防止を考
慮し設計する必要がある。ところが、第3の実施形態に
おいては、ずれ防止の機能を考慮することなく自由度の
高い設定が可能であり、より一層の耐振性、耐衝撃性の
向上を図ることができる。
【0045】図6は、外部マニホールド型の概要を示し
た斜視図である。
【0046】外部マニホールド型60について概説する
と、積層体61の端面には、流体の供給排出口62があ
り、この端面に外部マニホールド63が取り付けられ
る。各種流体はマニホールド63に取り付けられた配管
64から供給および排出される。
【0047】第1から第3の実施形態は内部マニホール
ド型を用いたが、外部マニホールド型についても、内部
型と同様に各実施形態を適用することができる。
【0048】(第4の実施形態)本発明では、さらに固
体酸化物電解質型燃料電池(SOFC)についても取り
上げる。SOFCは他の種類の燃料電池、たとえばPE
FCに比べて発電効率が良く、排熱温度が高いという特
性を有しており、効率的な発電システムの構築が期待で
きる。
【0049】SOFCの構造もPEFCと同様に平板型
が一般的である。ただし、動作温度が800℃〜100
0℃程度と高温であるため、セル11は、イットリア安
定化ジルコニア(Y23 Stabilized Zr
2)、スカンジア安定化ジルコニア(Sc23 St
abilized ZrO2)などのセラミックス系の
材料や、ニッケル−サーメット系材料などで構成され
る。セパレータ12は、良好な導電機能を有するものと
して、ランタンクロマイト系セラミックス材料、耐熱金
属材料などが用いられる。構成材料が金属材料と比較し
て脆弱なセラミック材を主に用いるSOFCにおいて
は、車両走行時の高周波の振動によって、構成部材が破
損する虞がある。
【0050】図7は、ハニカム構造を有するSOFCの
開口部分を示した図である。
【0051】図8は、ハニカム型SOFCのセルを示す
図である。
【0052】図9は、ハニカム型SOFCのセルを積層
した積層体の斜視図である。
【0053】SOFCの構造は平板型だけではなく、ハ
ニカム型も存在する。ハニカム型のSOFCについて概
説すると、断面正方形状をした多数のハニカムチャネル
71が縦横に列設されるイットリア安定化ジルコニア
(YSZ)から成るハニカム構造体の内壁に、燃料極
(Ni−YSZ)が設けられた燃料極チャネル列72
と、ハニカムチャネル内壁面75に空気極(La1-x
xMnO3)が設けられた空気極チャネル列73と、ハ
ニカムチャネル内壁面にインターコネクタ(LaCrO
3)が設けられたインターコネクタチャネル列74とが
順次積層状に形成されている。
【0054】ハニカム構造体の開口された面81、82
にガス用のマニホールド83、84、列方向と平行する
面に出力を取り出すための電極85が接続されている。
出力を大きくするために、図9に示すように、箱型のセ
ル80を複数積層してセルスタック90を形成する。
【0055】SOFCであっても、PEFCについて述
べた第1〜第3の実施形態と同様の構造によって、振動
を軽減することができる。
【0056】ただし、SOFCのセル11は非常に高温
になり、たとえば800〜1000℃程度にまで上昇す
る。樹脂や通常の金属からなる弾性体では、運転時に形
状や弾性力を維持できない虞がある。そこで、SOFC
を用いた燃料電池においては、ばね部材20、32、4
2には、耐熱性に優れるセラミックバネを用いることが
好ましい。
【0057】平板型のセル11を積層した場合のみなら
ず、ハニカム形状のセル81を積層したセルスタック9
0の場合であっても、セルスタック18に替えて実施す
ることによって、同様の効果を得ることができる。
【0058】ばね部材により走行時の高周波の振動を遮
断することが可能であり破損の危険やガスシールの低下
を防止することができる。
【0059】(第4の実施形態の改変例)補強枠19に
は車両からの振動が直接伝わるため、振動に強い金属材
料などを使用することが好ましい。SOFCの動作温度
に耐えつつ、強度も高い金属材料の選択は困難であり、
高価でもある。したがって、補強枠19に伝わる熱を低
減する必要がある。
【0060】そこで、第1の実施形態の改変例2にも述
べたが、補強枠19の内部を密閉し、補強枠19の内部
の圧力を大気圧よりも低くする。
【0061】かかる構造によって、セル11、80から
補強枠19に伝わる熱を抑制することができる。耐熱温
度が低い材料を用いることができ、安価な車両搭載型燃
料電池を供給できる。また、車両内部の温度上昇を押さ
えることができ、空調機器への負荷も軽減できる。耐熱
材の使用量を削減することもできる。
【0062】PEFCでは、第1の実施形態の改変例1
において、補強枠の内部を密閉して液体を充填する例を
述べた。しかし、SOFCのセルの動作温度は非常に高
いため、沸点の観点より、補強枠内部を液体で満たすこ
とは避けることが望ましい。
【0063】なお、第1〜4の実施形態では、PEFC
およびSOFCの燃料電池について取り上げたが、他の
形式の燃料電池であっても、積層形式であれば、本発明
の各実施形態を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態に係る車両搭載型燃料電池の
概要を示す斜視図である。
【図2】 第1の実施形態に係る車両搭載型燃料電池の
積層構造を分解した状態を示す斜視図である。
【図3】 固体高分子電解質型燃料電池(PEFC)の
概略断面図である。
【図4】 第2の実施形態に係る車両搭載型燃料電池の
概要を示す斜視図である。
【図5】 第3の実施形態に係る車両搭載型燃料電池の
概要を示す斜視図である。
【図6】 外部マニホールド型の概要を示した斜視図で
ある。
【図7】 ハニカム構造を有するSOFCの開口部分を
示した図である。
【図8】 ハニカム型SOFCのセルを示す図である。
【図9】 ハニカム型SOFCのセルを積層した積層体
の斜視図である。
【符号の説明】
10…車両搭載型燃料電池 11、80…セル 13…積層体 14…第1の締め付け板(締め付け部材) 15…第2の締め付け板(締め付け部材) 19…補強枠(ケース体) 20…ばね部材(第1の弾性体) 41、51…補強部材 42、52…ばね部材(第2の弾性体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫛引 圭子 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 原 直樹 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 5H026 AA06 CC03 CC08 CX08 CX10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルを複数積層した積層体と、前記セル
    の積層方向の両端に位置して前記積層体を挟持する一対
    の締め付け部材とを有する車両搭載型燃料電池におい
    て、 前記積層体および前記締め付け部材を覆うケース体と、 前記ケース体と前記締め付け部材との間のうち少なくと
    も一方を接続する第1の弾性体とを有することを特徴と
    する車両搭載型燃料電池。
  2. 【請求項2】 前記積層体の側面のうち前記セルの積層
    方向に直交する方向の少なくとも一の側面を支持する補
    強部材と、 前記ケース体と前記補強部材との間を接続する第2の弾
    性体とを有することを特徴とする請求項1に記載の車両
    搭載型燃料電池。
  3. 【請求項3】 前記ケース体は密閉されており、前記ケ
    ース体の内部の圧力は大気圧よりも低いことを特徴とす
    る請求項1に記載の車両搭載型燃料電池。
  4. 【請求項4】 前記セルは固体高分子電解質型燃料電池
    であり、 前記ケース体は密閉されており、 前記ケース体の内部は絶縁性の液体で満たされているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の車両搭載型燃料電池。
  5. 【請求項5】 前記セルは固体酸化物電解質型燃料電池
    であり、前記第1の弾性体はセラミックバネであること
    を特徴とする請求項1に記載の車両搭載型燃料電池。
  6. 【請求項6】 前記セルは固体酸化物電解質型燃料電池
    であり、前記第1の弾性体および前記第2の弾性体はセ
    ラミックバネであることを特徴とする請求項2に記載の
    車両搭載型燃料電池。
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