JP2003292989A - フッ素系界面活性剤組成物 - Google Patents
フッ素系界面活性剤組成物Info
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Abstract
性効果が高く、溶解性が良好なフッ素系界面活性剤組成
物を提供すること。 【解決手段】 界面活性剤としてF(CF2)2nCH2CH
2−(nは1〜10の整数を示す。)にて表わされる部
分フッ素化アルキル基を有する純度85重量%以上のフ
ッ素系化合物、例えば下記一般式(1) F(CF2)2nCH2CH2XY (1) (式中、nは1〜10の整数を示し、Xは直接結合また
は2価の連結基を示し、Yは親媒基を示す。)にて表さ
れるフッ素系化合物を2種以上含有するフッ素系界面活
性剤組成物であって、該2種以上のフッ素系化合物がそ
れぞれnの異なる部分フッ素化アルキル基を有するフッ
素系化合物であることを特徴とするフッ素系界面活性剤
組成物。
Description
材料、写真材料、塗料、接着剤、表面機能性保護膜形成
材料、洗浄剤、光学材料、離型剤等の各種コーティング
材料、自動車、船舶、車両、航空機、建材、家電、OA
機器、電気・電子機器、通信機器、光学部材、電線・配
線材料、各種工業用部品等の成形材料、グリース、各種
封止材料等の組成物に適用し、浸透・濡れ性、レベリン
グ性、表面機能性を高めるのに好適なフッ素系界面活性
剤組成物に関する。
下能力の高さに基づき、炭化水素系やシリコン系界面活
性剤に比較し、添加されたコーティング用、成形用等の
組成物に対して優れた浸透・濡れ性、レベリング性等を
実現する材料であり、これまでにも各種フッ素系界面活
性剤が提案されてきた。フッ素系界面活性剤による界面
活性効果を実現する源であるパーフルオロアルキル(R
f)基の製造方法には、電解フッ素化法、テロメリゼー
ション法、オリゴメリゼーション法等が挙げられ、何れ
の方法を用いてもRf基鎖長の異なる界面活性剤を製造
することが可能である。
されたフッ素系界面活性剤のうち、Rf基鎖長が8のも
のは、毒性は低いものの生体蓄積性が高いため、各種工
業材料としても敬遠される様になってきた。また、Rf
基鎖長が7以下のもののみで構成された界面活性剤は、
界面活性効果の低さは否めずその用途が限定されてき
た。
れたフッ素系界面活性剤のRf基は、四フッ化エチレン
の付加反応により製造されるため、通常Rf基鎖長に分
布を生じる。即ち、界面活性剤として有用なRf基鎖長
を得ようとすると、必然的にそれよりも短鎖および長鎖
のものが生成する。目的とする鎖長あるいは鎖長分布よ
りも、短鎖のものが多く生じると界面活性効果が低下
し、長鎖のものが生じると添加される組成物に対する溶
解性が低下し、その結果加工作業性を低下させることも
少なくなかった。
単一鎖長からなるRf基をもつフッ素系界面活性剤も市
販されており、一部用途には適用されているが、用途、
目的によっては、浸透・濡れ性、レベリング性等の界面
活性効果と添加される組成物に対する溶解性を満足する
十分なものは得られていなかった。
活性効果が高く、溶解性が良好なフッ素系界面活性剤組
成物を提供することである。
するために鋭意検討したところ、界面活性剤としてRf
基鎖長の分布幅が狭いフッ素系化合物、つまり、一定以
上の純度を有するフッ素系化合物を、Rf基鎖長が異な
る組み合わせで2種類以上含有させることにより、界面
活性効果が高く、溶解性が良好なフッ素系界面活性剤組
成物が得られること等を見出し、本発明をなすに至っ
た。
(CF2)2nCH2CH2−(nは1〜10の整数を示
す。)にて表わされる部分フッ素化アルキル基を有する
純度85重量%以上のフッ素系化合物を2種以上含有す
るフッ素系界面活性剤組成物であって、該2種以上のフ
ッ素系化合物がそれぞれnの異なる部分フッ素化アルキ
ル基を有するフッ素系化合物であることを特徴とするフ
ッ素系界面活性剤組成物を提供するものである。
する。通常テロメリゼーション法では、パーフルオロブ
チルアイオダイドに対して四フッ化エチレンを付加し
て、Rf基鎖長を伸長する。その後、エチレンを付加し
たパーフルオロエチルアイオダイドとし、これを出発原
料とすることにより各種界面活性剤用フッ素系化合物の
合成が可能である。従って、テロメリゼーション法にて
製造された界面活性剤用フッ素系化合物の多くは、F
(CF2)2nCH2CH 2−で表わされる部分フッ素化アル
キル基を有することになる。
性、レベリング性等の界面活性効果と、樹脂、溶剤およ
び各種添加剤等の添加されるべき組成物への溶解性を兼
備させるためには、F(CF2)2nCH2CH2−で表わさ
れる部分フッ素化アルキル基中のnは目的とする組成
物、これらの性能のレベル、加工工程等により異なる。
程等に応じて、nの異なる部分フッ素化アルキル基〔F
(CF2)2nCH2CH2−(nは1〜10の整数を示
す。)〕を有する純度が85重量%以上のフッ素系化合
物を2種以上含有させることことが、界面活性効果と組
成物への溶解性を兼備させるためには極めて有効である
ことを見出した。ここで、フッ素系化合物の純度は、通
常ガスクロマトグラフィー(GC)法により測定する。
また、GC法では検出できない化合物である場合には、
部分フッ素化アルキル基以外の部分、例えば後記する一
般式(1)にて表されるフッ素系化合物における2価の
連結基Xおよび/または親媒基Yを化学修飾した後、G
C法を用いて行う。また、高速液体クロマトグラフィー
法、キャピラリー電気泳動法等のその他の各種クロマト
グラフィー法、質量分析法等を用いて測定しても良い。
該フッ素系化合物の純度は、95重量%以上であること
が好ましく、98重量%以上であることがさらに好まし
い。
とは、F(CF2)2nCH2CH2−で表わされる部分フッ
素化アルキル基中のnの分布による違いのみを指し、製
造方法によって必然的に副生するその他の化合物は、こ
の純度の算出に含めない。例えば、後記する合成例1で
は、純度98.6重量%のn=8の部分フッ素化アルキ
ル基を有するフッ素系化合物を合成しているが、その具
体的組成は部分フッ素化アルキル基鎖長(n)が4〜1
2のものの混合物であり、それらの重量比は、(n=
4)/(n=6)/(n=8)/(n=10)/(n=
12)=0/0.2/0.5/98.6/0.6/0.
1(GC分析値)である。
F(CF2)2nCH2CH2−(nは1〜10の整数を示
す。)にて表わされる部分フッ素化アルキル基を有する
純度85重量%以上のフッ素系化合物であればよく、該
部分フッ素化アルキル基を2個以上有するものであって
もよい。従って、本発明のフッ素系界面活性剤組成物
は、部分フッ素化アルキル基を1個有する純度85重量
%以上のフッ素系化合物のみを2種以上含有するもの以
外に、部分フッ素化アルキル基を1個有する純度85重
量%以上のフッ素系化合物と部分フッ素化アルキル基を
2個以上有する純度85重量%以上のフッ素系化合物を
含有するものや、部分フッ素化アルキル基を2個以上有
する純度85重量%以上のフッ素系化合物のみを2種以
上含有するものであってもよい。ただし、いずれの場合
でも、nの異なる部分フッ素化アルキル基を有するフッ
素系化合物の組み合わせであることが必須である。
フッ素系化合物を得る方法には特に制限はない。即ち、
素原料であるパーフルオロアイオダイドまたはパーフル
オロエチルアイオダイドの段階で精製しても構わない
し、これらの化合物より目的とするフッ素系化合物を製
造する如何なる工程において精製しても構わない。ま
た、精製する方法にも制限はなく、例えば種々の設備を
用いた蒸留、各種溶媒を用いた抽出、シリカ、アルミ
ナ、活性炭、イオン交換樹脂等の各種吸着材を用いたカ
ラムあるいはバッチ処理、洗浄処理等の公知公用の操作
を利用することができる。
性、レベリング性等の界面活性効果と、樹脂、溶剤およ
び各種添加剤等の添加されるべき組成物への溶解性を兼
備させるためには、目的、用途、加工工程に応じて、最
適なnを有する上記した純度85重量%フッ素系化合物
を2種類以上含有させることが必要である。ここで、2
種類以上のフッ素系化合物を含有させる際には如何なる
方法で混合されても良い。
分フッ素化アルキル基を有するフッ素系化合物を2種類
以上含有する本発明のフッ素系界面活性剤組成物におい
て、添加されるべき組成物への溶解性に加え、発泡性の
抑制、迅速な消泡性が求められる用途、加工工程である
場合、該全フッ素系化合物中におけるn≧5の部分フッ
素化アルキル基を有するフッ素系化合物の含有率は5重
量%以下であれば好ましく、3重量%以下が特に好まし
く、1重量%以下が最も好ましい。このように、n≧5
の部分フッ素化アルキル基を有するフッ素系化合物をフ
ッ素系界面活性剤組成物中から積極的に除去することに
より、目的とする組成物への溶解性が高まり、添加量の
許容範囲が広げることができる。また、発泡性の抑制、
消泡性の向上も期待でき、多くの加工工程において工程
条件を簡略化できたり、工程時間を短縮することが可能
である。
効果を得るためには、本発明のフッ素系界面活性剤組成
物としては、n=1の部分フッ素化アルキル基を有する
フッ素系化合物の含有率が5重量%以下が好ましく、3
重量%以下が特に好ましく、1重量%以下が最も好まし
い。目的とする組成物によっては、n=1の部分フッ素
化アルキル基を有するフッ素系化合物が5重量%を越え
て含有すると、目的とする界面活性効果が得られないば
かりか、高添加量にする必要性に迫られ、結果として添
加されるべき組成物本来の性能を損ねることもある。こ
のような観点から本発明者等はさらに、部分フッ素化ア
ルキル基の鎖長とその割合を、目的とする組成物に対し
てより厳密に選択することにより、従来公知の化合物よ
りも効率的に界面活性効果が得られ、その結果として目
的、用途により多岐に亘る加工条件の許容範囲を広げ得
ることを見出した。
濡れ性、10〜3000nmの薄膜塗工において高度な
レベリング性等を得るために高添加量が必要な場合、ラ
イン速度、塗工装置等の制約により発泡性を抑制したい
場合等には、添加されるべき組成物に対する溶解性が高
く、発泡性が抑制され、消泡性が向上しているものが好
ましい。即ち、本発明のフッ素系界面活性剤組成物にお
いてn=2の部分フッ素化アルキル基を有するフッ素系
化合物の含有率が、25重量%以上であれば好ましく、
なかでも、40重量%以上であることがより好ましい。
損ないたくない場合、さらには経済的な観点からは、フ
ッ素系界面活性剤組成物の添加量は最小限に留めること
が望まれる。このような場合、少量添加であっても効果
的に界面活性能を得るために、該フッ素系界面活性剤組
成物においてn=4の部分フッ素化アルキル基を有する
フッ素系化合物の含有率が、25重量%以上であれば好
ましく、40重量%以上であることがより好ましく、5
0重量%以上であることが特に好ましい。
を用いた2次的な効果として、コーティング、成形等の
目的とする加工工程を行った後、該組成物によって形成
される皮膜、ペースト、成形体等の表面を機能化するこ
とも可能である。このような、加工後に期待できる表面
機能性には、撥水撥油性、滑り性、非粘着性、耐水性、
防汚性等が挙げられるが、これらを効果的に実現するた
めには、該フッ素系界面活性剤組成物においてn=4の
部分フッ素化アルキル基を有するフッ素系界面活性剤の
含有率が、50重量%以上であれば好ましく、なかで
も、70重量%以上であることがより好ましい。
と添加されるべき化合物への溶解性、更に発泡性の抑
制、消泡性の向上について、よりバランスのとれた界面
活性剤組成物とするためには、n=2の部分フッ素化ア
ルキル基を有する純度85%以上のフッ素系化合物、n
=3の部分フッ素化アルキル基を有する純度85%以上
のフッ素系化合物およびn=4の部分フッ素化アルキル
基を有する純度85%以上のフッ素系化合物からなる群
から選ばれる2種類以上のフッ素系化合物が含有されて
いることが好ましく、n=2の部分フッ素化アルキル基
を有する純度85%以上のフッ素系化合物、n=3の部
分フッ素化アルキル基を有する純度85%以上のフッ素
系化合物およびn=4の部分フッ素化アルキル基を有す
るフッ素系化合物を全て併用することがさらに好まし
い。この場合、これらn=2、3および4のフッ素系化
合物の混合割合は、重量比[(n=2)/(n=3)/
(n=4)]が(5〜50)/(5〜85)/(10〜
90)が好ましく、(10〜40)/(20〜70)/
(25〜80)がさらに好ましい。
含有するフッ素系化合物を、界面活性剤として機能させ
るためには、下記一般式(1)に示すように同一分子中
に樹脂、溶媒等の添加される組成物に対する溶解性を高
める親媒基が結合していることが好ましい。 F(CF2)2nCH2CH2XY ・・・・・・・・ (1) (式中、nは1〜10の整数を示し、Xは直接結合また
は2価の連結基を示し、Yは親媒基を示す。)
素化アルキル基に直接親媒基Yが結合することになる
が、Yを導入する製造法上、目的とするフッ素系界面活
性剤組成物が添加される組成物への相溶性等を考慮する
と、2価の連結基を介する場合も少なくない。2価の連
結基Xは、目的とするY、添加される組成物に応じて設
計されるものであり、特に制限はないが、例示されるも
のとしては以下の如き化合物が挙げられる。 −SO2NR−(Rは水素、フェニル基または炭素数1
〜18のアルキル基) −O− −O(CH2)k−(kは1〜8の整数) −(CH2)k−(kは1〜8の整数) −CH(OH)(CH2)k(kは1〜8の整数) −CONR−(Rは水素、フェニル基または炭素数1〜
18のアルキル基) −(OCpH2P+1)q(CH2)k−(pは2〜6の整数、qは
1〜100の整数、kは1〜8の整数) −NR(CH2)k−(Rは水素、フェニル基または炭素数
1〜18のアルキル基、kは1〜8の整数) −SO2NR(CH2)k−(Rは水素、フェニル基または
炭素数1〜18のアルキル基、kは1〜8の整数) −SO2N(CH2CH2OH)(CH2)k−(kは1〜8の
整数) −SO2NR1(CH2)k1CONR2(CH2)k2−(R1、R
2は共に水素、フェニル基または炭素数1〜18のアル
キル基、k1、k2は共に1〜8の整数) −S(CH2)k−(kは1〜8の整数) −S(CH2)k1CONR(CH2)k2−(Rは水素、フェニ
ル基または炭素数1〜18のアルキル基、k1、k2は
共に1〜8の整数) −OCO(CH2)k−(kは1〜8の整数)
性、製造方法等を考慮すると、2価の連結基Xは直接結
合、−SO2NR−(Rは水素または炭素数1〜18の
アルキル基)、−SO2NR(CH2)k−(Rは水素また
は炭素数1〜18のアルキル基、kは1〜8の整数)、
−S(CH2)k−(kは1〜8の整数)が好ましい。2価
の連結基Xが導入される場合、添加される組成物によっ
てはYと共にXも親媒基の役割、即ち添加される組成物
中の溶媒、樹脂等に対する溶解性の向上等に寄与する。
親媒基Yとは、目的とするフッ素系化合物を界面活性剤
として機能させるために、溶媒、樹脂、顔料、フィラー
等の各種添加剤等の組成物に親和させ溶解性を高めるた
めのものであり、疎水・疎油性を示す部分フッ素化アル
キル基に、親水性および/または親油性を付与する官能
基、セグメントを言う。Yの選択は目的とする組成物、
用途に応じて、系への相溶性、イオン性、機能性等を考
慮し行われる。例えば、−SO3H、−COOH、PO
(OH)3等の酸基およびそのLi、Na、K、Ca、M
g、Al等の金属塩、アンモニア、ジエチルアミン、ト
リエチルアミン、n−プロピルアミン、iso−プロピ
ルアミン、n−ブチルアミン、tert−ブチルアミ
ン、ジ(n−ブチル)アミン、エチレンジアミン、ジエ
チレンジアミン、モノエタノールアミン、ジエタノール
アミン、プロパノールアミン、トルイジン、ピリジン等
の有機アミン塩、これら酸基と各種アルコールの反応等
により得られる硫酸エステル基、カルボン酸エステル
基、リン酸エステル基、硝酸エステル基等のエステル
基、水酸基、メトキシル基、エトキシル基等のアルコキ
シル基、アミノ基、スルホニルアミド基、カルボニルア
ミド基、メルカプト基、エポキシ基、重合度が1〜10
0のポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、
ポリブチレンオキシド等のポリアルキレンオキシド基、
アリル基、アクリロイル基、メタクリロイル基等のビニ
ル基、下記一般式(2)にて表わされる4級アミン塩残
基、 −N+R3R4R5・Z- ・・・・・・・・(2) (式中、R3、R4、R5はフェニル基または炭素数1〜
8のアルキル基を示し、Z-はハロゲン、CH3(C
6H4)SO3 -等のアニオンを示す。)下記一般式(3)
にて表わされるアミンと酸の塩残基、 −NR1R2・A ・・・・・・・・(3) (ここで、R1、R2は共に水素、フェニル基または炭素
数1〜18のアルキル基、Aは塩酸、硝酸、硫酸、リン
酸、酢酸等の酸を示す。)等が挙げられる。これらの中
でも、公知公用の組成物への汎用性の点から、酸基およ
びその金属またはアミン塩、ポリアルキレンオキシド
基、または4級化アミン塩残基が好ましい。
と親媒基を同一分子中に有するフッ素系界面活性剤の具
体例としては、例えば、 (1) C8F17CH2CH2SO3K (2) C6F13CH2CH2SO3K (3) C4F9CH2CH2SO3K (4) C8F17CH2CH2SO3H (5) C6F13CH2CH2SO3H (6) C4F9CH2CH2SO3H (7) C8F17CH2CH2SO3Li (8) C8F17CH2CH2SCH2COOLi (9) C8F17CH2CH2SCH2CH2COOLi (10)C6F13CH2CH2SCH2CH2COOLi (11)C4F9CH2CH2SCH2CH2COOLi (12)C8F17CH2CH2SCH2CH2COOK (13)C8F17CH2CH2SCH2CH2COONa (14)C8F17CH2CH2SO2NHCH2COOK (15)C6F13CH2CH2SO2NHCH2COOK (16)C6F13CH2CH2SO2N(C3H7)CH2CO
OK (17)C6F13CH2CH2SO2N(C2H5OH)CH2
COOK (18)C6F13CH2CH2SO2N(C6H5)CH2CO
OK (19)C14F29CH2CH2O(CH2CH2O)nH
(nは2〜10の整数) (20)C12F25CH2CH2O(CH2CH2O)nH
(nは2〜10の整数) (21)C10F21CH2CH2O(CH2CH2O)nH
(nは2〜10の整数) (22)C8F17CH2CH2O(CH2CH2O)nH
(nは2〜10の整数) (23)C6F13CH2CH2O(CH2CH2O)nH
(nは2〜10の整数) (24)C4F9CH2CH2O(CH2CH2O)nH
(nは2〜10の整数) (25)C2F5CH2CH2O(CH2CH2O)nH
(nは2〜10の整数) (26)C8F17CH2CH2O(CH2CH2O)n(CH2)4
SO3Na(nは2〜10の整数) (27)C6F13CH2CH2O(CH2CH2O)nCH
3(nは2〜10の整数) (28)C6F13CH2CH2O(CH2CH(CH3)O)
m(CH2CH2O)nH(m、nは共に2〜10の整数) (29)C8F17CH2CH2OPO(OH)2 (30)C6F13CH2CH2OPO(OH)2 (31)C8F17CH2CH2OSO2N(C3H7)CH2C
H2OPO(OH)2 (32)C8F17CH2CH2OH (33)C8F17CH2CH2SH (34)C8F17CH2CH2OCOCH=CH2 (35)C8F17CH2CH2SO2NH2 (36)C6F13CH2CH2SO2NH2 (37)C4F9CH2CH2SO2NH2 (38)C8F17CH2CH2SO2NH(CH2)3N+(CH
3)3I- (39)C8F17CH2CH2SO2NH(CH2)3N+(CH
3)3Br- (40)C8F17CH2CH2SO2NH(CH2)3N+(CH
3)3Cl- (41)C8F17CH2CH2SO2NH(CH2)3N+(CH3)3CH3C6H4SO3 - (42)C8F17CH2CH2SO2NH(CH2)3N(C
H3)2HCl (43)C6F13CH2CH2SCH2CH2CON(CH2)
3SO3Na 等の化合物が挙げられる。
フッ素系化合物の製造方法には、部分フッ素化アルキル
基および親媒基Yいずれに対しても特に制限はなく、目
的に応じて公知公用の有機化学反応、公知の設備を用い
て製造することが可能である。部分フッ素化アルキル基
の導入方法は、工業的にはテロメリゼーション法が有用
であるが、予め非フッ素系の相当化合物を製造した後
に、フッ素化アルキル化剤等を用いて導入することも可
能である。また、得られたフッ素系化合物は公知の方法
により精製しても構わないし、用途、目的によっては製
造中に副生する化合物を含む組成物としてそのまま用い
ても構わない。
とする組成物への添加量には特に制限はないが、用途、
目的とする性能、経済性、加工工程等を考慮して適宜選
択され、通常目的とする組成物100重量部に対して
0.001〜10重量部、好ましくは0.01〜5重量
部、より好ましくは0.1〜2重量部である。また、必
要に応じてシリコーン系界面活性剤、炭化水素系界面活
性剤、本発明で用いる部分フッ素化アルキル基を有する
純度85重量%以上のフッ素系化合物以外のフッ素系界
面活性剤を併用することも可能である。このような異種
の界面活性剤の混合により、単独では得られなかった浸
透・濡れ性、レベリング性等の界面活性効果が得られる
場合がある。
される組成物にも特に制限はなく、公知公用の組成物に
添加することが可能である。組成物中に用いられる化合
物の例としては、以下の如きものが挙げられる。
る。有機溶媒の例としては、メタノール、エタノ−ル、
イソプロピルアルコ−ル、n−ブタノ−ル、iso−ブ
タノ−ル、tert−ブタノ−ル等のアルコ−ル類、ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、メチルアミルケトン等のケトン類、酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸
ブチル等のエステル類、2−オキシプロピオン酸メチ
ル、 2−オキシプロピオン酸エチル、2−オキシプロ
ピオン酸プロピル、2−オキシプロピオン酸ブチル、2
−メトキシプロピオン酸メチル、 2−メトキシプロピ
オン酸エチル、2−メトキシプロピオン酸プロピル、2
−メトキシプロピオン酸ブチル等のモノカルボン酸エス
テル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、N−メチルピロリドン等の極性溶剤、 メチルセロ
ソルブ、セロソルブ、ブチルセロソルブ、ブチルカルビ
トール、エチルセロソルブアセテート等のエーテル類、
プロピレングリコ−ル、プロピレングリコ−ルモノメチ
ルエ−テル、プロピレングリコ−ルモノメチルエ−テル
アセテ−ト、プロピレングリコ−ルモノエチルエ−テル
アセテ−ト、プロピレングリコ−ルモノブチルエ−テル
アセテ−ト等のプロピレングリコ−ル類及びそのエステ
ル類、1,1,1−トリクロルエタン、クロロホルム等のハ
ロゲン系溶剤、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエ
ーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
類、更にパ−フロロオクタン、パ−フロロトリ−n−ブ
チルアミン等のフッ素化イナ−トリキッド類等が挙げれ
る。これらの溶媒は、単独系であっても2種類以上の混
合溶媒系であっても構わない。尚、ここでいう溶媒と
は、系中で分散媒として働いているものも溶媒と称す
る。
クリル樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、ポリエス
テル樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン等のビニル樹脂、フッ素樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポ
リパラフェニレンスルフィド等のエンジニアリングプラ
スチックス、ABS樹脂等の熱可塑性および熱硬化性樹
脂、SBR、NBR、EPM、EPDM、ニトリルゴ
ム、ウレタンゴム、ノルボルネンゴム、アクリルゴム、
クロロプレンゴム、エピクロルヒドリンゴム、シリコン
ゴム、フッ素ゴム等のゴム類等が挙げられる。これらの
樹脂は、1種類のみを用いても2種類以上を同時に用い
ても構わない。また、2種類以上の樹脂と本発明に関わ
る界面活性剤を併用する場合、界面活性効果の一つとし
て、組成あるいは分子量が異なるの樹脂同士の相溶化剤
として作用することも期待できる。
添加剤の例としては、シラン系、チタン系、ジルコ−ア
ルミネート系等のカップリング剤、更にフッ素原子含有
アルコキシシラン化合物、フッ素原子含有チタンアシレ
−ト化合物、フッ素原子含有アルコキシジルコニウム化
合物等のフッ素系カップリング剤、有機・無機顔料、染
料、カ−ボン等の着色剤、シリカ、酸化チタン、酸化亜
鉛、酸化アルミニウム、酸化錫、酸化ジルコニウム、酸
化カルシウム、炭酸カルシウム、ガラスフィラー等の無
機粉末・充填材、高級脂肪酸、ポリ(フッ化ビニリデ
ン)、ポリ(テトラフロロエチレン)、ポリエチレン、
アクリルビーズ等の有機微粉末、更には感光剤、増感
剤、耐光性向上剤、耐候性向上剤、耐熱性向上剤、導電
剤、酸化防止剤、防錆剤、レオロジーコントロール剤、
増粘剤、沈降防止剤、消泡剤、防臭剤等の各種充填剤が
挙げられる。添加剤は、1種類のみを用いても2種類以
上を同時に用いても構わない。
された組成物は、公知公用の加工方法を適用することに
より、優れた浸透・濡れ性およびレベリング性が得られ
る。加工方法としては例えば、グラビアコーター、ナイ
フコーター、ロールコーター、コンマコーター、スピン
コーター、バーコーター、刷毛塗り、デイッピング塗
布、スプレー塗布、静電塗装、スクリーン印刷等のコー
ティング方法・装置、インクジェット法、射出、押し出
し、中空、圧縮、反応、真空、FRP、熱、ロールシー
ト、カレンダー、2軸延伸フィルム、積層、回転等の各
種成形方法、各種金型、スタンパを用いた射出成形等が
用いられる。
が添加された組成物の用途にも制限はなく用いることが
できる。優れた塗れ・浸透性とレベリング性を利用し、
例えば、PS版等の印刷材料、LCD、LSI、有機E
L、プラズマディスプレイ製造用各種フォトレジスト等
の感光性材料、LSI製造用反射防止膜剤、LCD、L
SI、有機EL、プラズマディスプレイ製造用洗浄剤、
エッチング剤、剥離剤、現像液、乳剤等の写真材料、自
動車、航空機、船舶、建材、家電用等の塗料、染料、工
業用および家庭用等の接着剤、耐擦傷性、滑り性、非粘
着性、撥水撥油性、親水性、親油性、ガスバリア性、耐
熱性、耐光性、耐候性、生理活性、耐水性、防湿性、防
汚性等の表面機能性保護膜形成材料、洗浄剤、フロアポ
リッシュ、泡消火薬剤、メッキ浴ミスト防止剤、レンズ
シート、光ファイバ等の光学材料、衣料、家具、靴、雑
貨等の繊維、人工皮革、合成皮革不織布等の処理剤、
紙、フィルム、カード等の各種コーティング剤、自動
車、建材、家電、医用材料、OA機器、電気・電子機
器、光学部材、電線・配線材料、各種工業用部品等の成
形材料、グリース、ワックス、各種封止材料、離型剤、
防錆剤、防曇剤、防霧剤、ブロッキング防止剤、ポリマ
−製造用または有機化学反応用分散媒等の組成物に適用
し、浸透・濡れ性、レベリング性または各種表面機能性
を高めるための添加剤として有用である。
例、実施例及び比較例を掲げる。文中の「部」は、断わ
りのない限り重量基準である。
−1)の合成 温度計、加熱、冷却、攪拌、減圧装置を備えたオートク
レーブ中にC8F17CH2CH2OH(FAl−8)〔但
し、ガスクロマトグラフィー(GC)により定量された
重量比:C2F5CH2CH2OH/C4F9CH2CH2OH
/C6F13CH2CH2OH/C8F17CH2CH2OH/C
10F21CH2CH2OH/C12F25CH2CH2OH=0/
0.1/0.4/98.5/0.7/0.3〕233g
(0.5モル)、ホウ水素化ナトリウム0.76g
(0.02モル)、ヨウ素を1.5g(0.006モ
ル)を充填し100℃まで加熱した。次いで、エチレン
オキシド(EO)を132g(3.0モル)を導入し、
130℃まで昇温し5時間ホールドした。その後室温ま
で冷却し、減圧下未反応のEOを除去し、目的化合物で
あるフッ素系化合物(S−1)を得た。本化合物の部分
フッ素化アルキル基鎖長は(n=4)/(n=6)/
(n=8)/(n=10)/(n=12)=0/0.2
/0.5/98.6/0.6/0.1(GC分析値)で
あり、EOの平均付加モル数qは、5.3であった。
(S−2)〜(S−6)の合成 合成例1と同様の反応を、n=2〜12の部分フッ素化
アルキル基を有するフッ素化アルコールを第1表に示す
重量分布で含有するフッ素化アルコール(FA1−
8)、(FA1−6)、(FA1−4)、(FA1−M
1)、(FA1−M2)および(FA1−M3)につい
て適用し、フッ素系化合物(S−2)〜(S−6)を得
た。第2表には、フッ素系化合物(S−2)〜(S−
6)および合成例1で得られたフッ素系化合物(S−
1)中におけるn=2〜12の部分フッ素化アルキル基
を有するフッ素系化合物の重量分布およびエチレンオキ
シドの平均付加モル数について纏めて示した。
−7)の合成 温度計、攪拌、冷却装置を備えた4ツ口フラスコに、部
分フッ素化アルキル基鎖長が単一なパーフルオロオクチ
ルエチルアイオダイド(C8F17CH2CH2I)を14
4g(0.25モル)とチオ尿素19g(0.25モ
ル)を、125mlのジメチルホルムアミド(DMF)
溶液中で80℃にて3時間攪拌し、チウロニウム塩(C
8F17CH2CH2SC(NH2)=NH2 +I-)のDMF溶
液を調製した。
却装置を備えた4ツ口フラスコ中に、酢酸エチル226
gとイオン交換水226gを加え、調製したチウロニウ
ム塩のDMF溶液を滴下しながら塩素ガス16800m
lを20℃にて1時間かけて吹き込み、さらに30分間
攪拌した。その後、飽和亜硫酸水素ナトリウム水溶液を
加え過剰に吹き込んだ塩素を分解させた。次いで、30
0mlのイオン交換水を加え、生じた沈殿をろ過、飽和
亜硫酸水素ナトリウム水溶液およびイオン交換水で洗浄
し、室温、減圧下で乾燥しパーフルオロエチルスルホニ
ルクロライド(C8F17CH2CH2SO2Cl)を得た。
ツ口フラスコ中に、グリシンエチルエステル塩酸塩42
g(0.3モル)と炭酸水素ナトリウム28g(0.3
3モル)と酢酸エチル100mlと水100mlを仕込
み、30℃にて3時間攪拌し、パーフルオロエチルスル
ホニルクロライド51g(0.1モル)を加え、さらに
4時間攪拌した。得られた反応液を酢酸エチルにて有機
層を抽出し、減圧下、乾燥することにより、C8F17C
H2CH2SO2NHCH2COOC2H5を得た。
ツ口フラスコ中に、C8F17CH2CH2SO2NHCH2
COOC2H547g(0.08モル)と水酸化カリウム
4.5g(0.08モル)と、イオン交換水150ml
を仕込み、85℃にて4時間攪拌した。次いで、イソプ
ロピルアルコール150mlを加え、減圧下溶媒を留
去、乾燥することによりフッ素系界面活性剤(S−7)
(C8F17CH2CH2SO2NHCH2COOK)を得
た。尚、本反応において、部分フッ素化アルキル基鎖長
が単一なパーフルオロオクチルエチルアイオダイドを原
料として用い、かつ、何れの工程においても部分フッ素
化アルキル基は直接反応に関与しないので、フッ素系界
面活性剤(S−7)の本発明に関わる純度は100%と
みなせる。
物(S−8)〜(S−10)の合成 合成例7と同様に、出発原料として部分フッ素化アルキ
ル基鎖長が単一なパーフルオロヘキシルエチルアイオダ
イド(C6F13CH2CH2I)、パーフルオロブチルエチ
ルアイオダイド(C4F9CH2CH2I)またはパーフル
オロデカニルエチルアイオダイド(C10F21CH2CH2
I)をそれぞれ用いることにより、相当するフッ素系界
面活性剤(S−8)(C6F13CH2CH2SO2NHCH2
COOK)、(S−9)(C6F13CH2CH2SO2NHC
H2COOK)、(S−10)(C1 0F21CH2CH2SO
2NHCH2COOK)を得た。尚、部分フッ素化アルキ
ル基鎖長が単一な原料を用い、かつ、何れの工程におい
ても部分フッ素化アルキル基は直接反応に関与しないの
で、フッ素系界面活性剤(S−8)〜(S−10)の本
発明に関わる純度は100%とみなせる。
(S−11)の合成 温度計、攪拌、冷却装置を備えた4ツ口フラスコ中に、
N,N−ジメチルプロパンジアミン36.8g(0.3
6モル)と酢酸エチル50mlを仕込み、参考例7と同
様にして合成したパーフルオロオクチルスルホニルクロ
ライド(C8F1 7CH2CH2SO2Cl)92.4g
(0.18モル)を酢酸エチル250ml中に溶解させ
た溶液を室温にて攪拌下30分間で滴下した。その後、
4時間攪拌した後、イオン交換水300mlを加え、有
機層を取り出し、さらにイオン交換水で洗浄した後、減
圧下乾燥しC8F17CH2CH2SO2NH(CH2)3N(C
H3)2を得た。
ツ口フラスコ中に、得られたC8F1 7CH2CH2SO2N
H(CH2)3N(CH3)241g(0.07モル)と酢酸エ
チル300mlを仕込み攪拌下溶解させた後、ヨウ化メ
チル11g(0.077モル)を徐々に加え、室温にて
3時間攪拌、次いで濃縮、減圧下乾燥し、C8F17CH2
CH2SO2NH(CH2)3N+(CH3)3I-を得た。尚、部
分フッ素化アルキル基鎖長が単一な原料を用い、かつ、
何れの工程においても部分フッ素化アルキル基は直接反
応に関与しないので、フッ素系界面活性剤(S−11)
の本発明に関わる純度は100%とみなせる。
合物(S−12)〜(S−14)の合成 合成例11と同様に、出発原料として部分フッ素化アル
キル基鎖長が単一なパーフルオロヘキシルエチルアイオ
ダイド(C6F13CH2CH2I)、パーフルオロブチル
エチルアイオダイド(C4F9CH2CH2I)またはパー
フルオロデカニルエチルアイオダイド(C10F21CH2
CH2I)をそれぞれ用いることにより、相当するフッ
素系界面活性剤(S−12)(C6F13CH2CH2SO2
NH(CH2)3N+(CH3)3I-)、(S−13)(C4F9
CH2CH2SO2NH(CH2)3N+(CH3)3I-)、(S
−14)(C10F21CH2CH2SO2NH(CH2)3N
+(CH3)3I-)を得た。尚、部分フッ素化アルキル基鎖
長が単一な原料を用い、かつ、何れの工程においても部
分フッ素化アルキル基は直接反応に関与しないので、フ
ッ素系界面活性剤(S−12)〜(S−14)の本発明
に関わる純度は100%とみなせる。
イオン性が異なる界面活性剤のタイプ別に夫々第3表、
第4表、第5表に示す割合で配合した。溶媒には、第3
表、第4表に示すノニオン、アニオン性フッ素系界面活
性剤にはイオン交換水を、第5表に示すカチオン性フッ
素系界面活性剤にはイオン交換水/イソプロピルアルコ
ール=1/1(重量比)の水溶液を用いて、濃度は何れも
0.1重量%とした。界面活性剤溶液の評価として、界
面活性効果の基準となる表面張力の値と共に、室温での
溶解性を第3表、第4表、第5表に伏せて示した。
(協和界面化学株式会社製)を用いて、ウィルヘルミー
白金プレート法にて20℃で測定した。
表中には以下の基準で記入した。 5:クリアな溶液 4:沈殿は生じていないがやや濁りがある溶液 3:沈殿は生じていないが濁りがある溶液 2:僅かな沈殿が発生 1:多量の沈殿が発生
としての機能を果たさないので、表面張力の測定は行わ
なかった。表では−として示す。
に、本発明の界面活性剤組成物は溶媒に対する溶解性が
良好で、表面張力低下能力に優れる。
いれば、添加される組成物に対する溶解性の許容範囲が
広いため、最適な添加量を選択できるばかりでなく、効
果的に浸透・濡れ性、レベリング性等の界面活性能を向
上させることが可能である。
Claims (10)
- 【請求項1】 界面活性剤としてF(CF2)2nCH2CH
2−(nは1〜10の整数を示す。)にて表わされる部
分フッ素化アルキル基を有する純度85重量%以上のフ
ッ素系化合物を2種以上含有するフッ素系界面活性剤組
成物であって、該2種以上のフッ素系化合物がそれぞれ
nの異なる部分フッ素化アルキル基を有するフッ素系化
合物であることを特徴とするフッ素系界面活性剤組成
物。 - 【請求項2】 前記2種以上のフッ素系化合物がいずれ
も下記一般式(1)にて表わされるフッ素系化合物であ
る請求項1記載のフッ素系界面活性剤組成物。 F(CF2)2nCH2CH2XY (1) (式中、nは1〜10の整数を示し、Xは直接結合また
は2価の連結基を示し、Yは親媒基を示す。) - 【請求項3】 一般式(1)中のXが直接結合、−SO
2NR−(Rは水素、フェニル基または炭素数1〜18
のアルキル基を示す。)、−SO2NR(CH 2)k−(R
は水素、フェニル基または炭素数1〜18のアルキル基
を示し、kは1〜8の整数を示す。)または−S(C
H2)k−(kは1〜8の整数を示す。)である請求項2
記載のフッ素系界面活性剤組成物。 - 【請求項4】 一般式(1)中のYが酸基、その金属、
そのアミン塩、ポリアルキレンオキシド基または4級化
アミン塩残基である請求項3記載のフッ素系界面活性剤
組成物。 - 【請求項5】 F(CF2)2nCH2CH2−(nは1〜1
0の整数を示す。)にて表わされる部分フッ素化アルキ
ル基を有する純度95重量%以上のフッ素系化合物を2
種以上含有する請求項4記載のフッ素系界面活性剤組成
物。 - 【請求項6】 全フッ素系化合物中におけるn≧5の部
分フッ素化アルキル基を有するフッ素系化合物の合計の
含有率が5重量%以下である請求項1〜5のいずれか1
項記載のフッ素系界面活性剤組成物。 - 【請求項7】 全フッ素系化合物中におけるn=1の部
分フッ素化アルキル基を有するフッ素系化合物の含有率
が5重量%以下である請求項6記載のフッ素系界面活性
剤組成物。 - 【請求項8】 n=2またはn=4の部分フッ素化アル
キル基を有するフッ素系化合物の少なくとも一方の化合
物の含有率が25重量%以上である請求項7記載のフッ
素系界面活性剤組成物。 - 【請求項9】 n=2の部分フッ素化アルキル基を含有
する純度85重量%以上のフッ素系化合物、n=3の部
分フッ素化アルキル基を含有する純度85重量%以上の
フッ素系化合物およびn=4の部分フッ素化アルキル基
を含有する純度85重量%以上のフッ素系化合物からな
る群から選ばれる2種以上のフッ素系化合物の混合物で
ある請求項7記載のフッ素系界面活性剤組成物。 - 【請求項10】 n=2の部分フッ素化アルキル基を含
有する純度85重量%以上のフッ素系化合物、n=3の
部分フッ素化アルキル基を含有する純度85重量%以上
のフッ素系化合物およびn=4の部分フッ素化アルキル
基を含有する純度85重量%以上のフッ素系化合物を含
有し、その重量比〔(n=2)/(n=3)/(n=
4)〕が(5〜50)/(5〜85)/(10〜90)
である請求項7記載のフッ素系界面活性剤組成物。
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| US10081876B2 (en) | 2013-09-05 | 2018-09-25 | Macdermid Enthone Inc. | Aqueous electrolyte composition having a reduced airborne emission, method and use of this composition |
-
2002
- 2002-07-31 JP JP2002222848A patent/JP4211313B2/ja not_active Expired - Fee Related
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