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JP2003290350A - 薬液封入方法 - Google Patents

薬液封入方法

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Publication number
JP2003290350A
JP2003290350A JP2002103800A JP2002103800A JP2003290350A JP 2003290350 A JP2003290350 A JP 2003290350A JP 2002103800 A JP2002103800 A JP 2002103800A JP 2002103800 A JP2002103800 A JP 2002103800A JP 2003290350 A JP2003290350 A JP 2003290350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
liquid
syringe body
barrel
syringe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002103800A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Nakada
重行 仲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Corp filed Critical Asahi Kasei Corp
Priority to JP2002103800A priority Critical patent/JP2003290350A/ja
Publication of JP2003290350A publication Critical patent/JP2003290350A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレフィルドシリンジ製剤の製造において、
注射器本体に薬液を封入する際に、ピストンのひだ切れ
やしわ寄りを防ぐとともに、注射器本体内部への気泡の
混入を防止する。 【解決手段】 注射器本体に薬液を充填した後、注射器
本体の封止キャップ側を上にした状態で該封止キャップ
をはずし、ピストンを押し込んで注射器本体内の空気を
抜く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬が注射器にあ
らかじめ充填されたプレフィルドシリンジ製剤の製造方
法に係り、特に、注射器本体への液封入方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プレフィルドシリンジ製剤の製造におい
ては、いかに気体の混入を防ぎ、液封性を高めるかが重
要な課題である。液封性を高める方法として、スリーブ
を使用する打栓方法や、スリーブを使用しない真空打栓
法が知られている。まず、スリーブを使用した従来の打
栓方法について説明する。図4(a)に示すように、封
止キャップ2が装着された注射器本体すなわちバレル1
に薬液3が充填されており、打栓用押し込みロッド5を
下方に押すことによって、ピストン4がスリーブ6内に
挿入され、同時にスリーブ6もバレル1内に挿入され
る。
【0003】そして、図4(b)に示すように、ピスト
ン4およびスリーブ6が薬液3に接するまで下降させた
後、図4(c)に示すように、スリーブ6および打栓用
押し込みロッド5をバレル1から引き抜くことにより、
バレル1内にピストン4が装填される。この装填方法を
打栓といい、注射器の高速生産に適した方法である。一
方、スリーブを使用しない真空打栓法は、薬液の入った
バレル内の空隙を真空にして、ピストンを装填する方法
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記スリーブを使用し
た打栓方法では、スリーブ内でピストンが圧縮され、な
おかつ高速で摺動されることにより、ピストンのひだ切
れや、ピストンにコーティングされたラミネートのしわ
寄りなどが起きて、液もれが発生する原因となりうる。
また、スリーブをバレルに挿入する際、スリーブがバレ
ルに接触するとバレルに傷をつけてしまうことになる。
よって、スリーブとバレル相互の位置は非常に高い精度
で制御しなければならない。それにも関わらず、ピスト
ンに接触する部品であるスリーブは洗浄滅菌の対象であ
り脱着・交換の必要性があるため、再取付時の位置ずれ
によるスリーブとバレル相互の位置ずれ等のトラブルが
懸念される。
【0005】一方、スリーブを使用しない真空打栓法で
は、薬液の入ったバレル内の空隙を真空にすることによ
り薬液が突沸しやすく、真空ラインに気泡が流れる可能
性が考えられる。気泡とともに微量の薬液が流出するこ
とも考えられ、異品種を同一の製造ラインで扱う場合、
コンタミネーションのおそれを排するための、洗浄滅菌
装置が大がかりなものとなる。また、ピストンと液の間
の空隙に気泡が残りやすく、その後の異物検査行程でそ
の気泡を異物と誤検知してしまうことが多くなる。さら
に、高速ラインでは打栓ユニットが複数となるが、真空
漏れを起こした場合、真空漏れ箇所を見つけるのが困難
であるという問題点もある。
【0006】なお、真空打栓装置は真空系統の複雑な制
御が必要なこと、また、スリーブ打栓装置ではスリーブ
に高い製作精度及び位置制御精度を求められることなど
から、さらに、真空打栓装置及びスリーブ打栓装置共に
接液するまたは接液する組立体に接触する機械部品が多
いためそれら機械部品の洗浄滅菌装置が必要であること
などから、共に装置の製造コストが高いこともデメリッ
トである。本発明は、上記問題を解決し、プレフィルド
注射器製造での医薬品充填打栓において、簡易に液封性
に優れたピストン装填を行うことを可能とする液封入方
法を得ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明による注射器本体への液封入方法は、封止キャ
ップを装着した注射器本体の該封止キャップ側を下にし
た状態で、該注射器本体に液を規定量充填する工程、ピ
ストンの少なくとも先端を注射器本体に挿入する工程、
注射器本体の封止キャップ側を上にした状態で該封止キ
ャップをはずし、ピストンをさらに挿入して注射器本体
内の空気を抜く工程、および、注射器本体に封止キャッ
プを装着する工程、を含むことを特徴とする。好ましく
は、ピストンの注射器本体への挿入は、ピストンに着脱
可能な押し込みロッドを使用して行われ、該押し込みロ
ッドは液封入終了後に取り外される。
【0008】本発明による注射器本体への液封入方法
は、行程が簡素であり、また、薬液に接する機械部品が
ないので部品の洗浄滅菌が不必要であることから、機械
装置の構造を簡単にすることができる。また、上記スリ
ーブを使用した打栓方法のようにピストンに無理な圧縮
や摩擦を与えることがないため、ピストンのひだ切れを
起こさず、液封性能を確保できる。注射器内部に充填す
る薬液はあらゆるものが使用できるが、気泡を形成しや
すいタンパク製剤を充填するとき、特に有効である。ま
た、注射器本体やピストン等の各部材は、従来使用され
ているものと同じものを使用することができる。
【0009】
【発明の実施例】以下に本発明の実施例を図面により具
体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。図1は本発明の一実施形態による液封入方法の行
程を示す図であり、図2は図1に示す打栓方法に使用さ
れる各部材を分解して示す斜視図である。また、図3
は、図1の液封入方法によって製造されたプレフィルド
シリンジ製剤の完成品を示す斜視図である。
【0010】図2および図3に示すように、注射器本体
であるバレル1は、筒状をなしており、充填された薬液
3を注射針(図示しない)を介して体内に向けて注入す
る先端部1aと、薬液3及びピストン4を装填する装填
部1bと、該装填部1bの末端側にてピストン4等の挿
入口1cを有するフランジ状の末端部1dとから構成さ
れる。
【0011】プレフィルドシリンジ製剤の製造時には、
バレル先端部1aに封止キャップ2を装着するととも
に、押し込みロッド5を使用してバレル1の挿入口1c
からピストン4を打栓することにより、バレル1内部に
薬液3を封入する。押し込みロッド5は、その先端5a
をピストンに設けられた凹穴4aに挿嵌することによ
り、ピストンに着脱可能に固定することができるように
されている。薬液3を封入した後は、図3に示すよう
に、ピストン4を所望量に応じて移動させる断面略十字
型のピストンロッド7が該ピストン4に取り付けられ、
プレフィルドシリンジ製剤10が完成する。
【0012】次に、バレル1内部に薬液を封入する方法
を工程ごとに順を追って説明する。まず、図1(a)に
示すように、注射器本体であるバレル1の先端部1aに
封止キャップ2が装着されており、この封止キャップ2
側を下にした状態で、バレル1の挿入口1cから薬液3
を規定量充填する。
【0013】そして図1(b)に示すように、押し込み
ロッド5を使用してピストン4をバレル1に挿入する。
本行程では、まず押し込みロッド5にピストン4をつけ
た後、バレル1のピストン挿入口1cにピストン4を載
せ、ピストン4をバレル1に押し込む。ピストン4を押
し込む量は、次行程でバレル1を上下反転する際にピス
トン4が抜け落ちず、液もれを起こさない程度とする。
なお、押し込みロッド5をピストン4に取り付ける方法
としては、上記の他に、ロッド5をパイプ状にしてピス
トン4を吸引するなどの方法が考えられる。
【0014】上記工程でピストン4をバレル1に押し込
んだ時点では、当然ピストン4と薬液3との間に空気が
残ってしまう。そこで次に空気を抜く行程を行う。ま
ず、図1(c)に示すように、バレル1を封止キャップ
2側が上になるようにピストン4とともに上下反転させ
る。するとバレル1内の空気8が封止キャップ2側へ上
昇する。この時、バレル1に振動を与えることにより、
バレル1の下方に気泡が停滞するのを防ぐことができ
る。
【0015】この状態で図1(d)に示すように封止キ
ャップ2をはずし、図1(e)に示すように押し込みロ
ッド5を使用してピストン4をさらに押し込み、バレル
1内の空気8を抜く。その後、図1(f)に示すように
バレル1に再び封止キャップ2を装着するとともに、押
し込みロッド5をピストン4から取り外す。これにより
バレル1内への液封入が完了する。
【0016】
【発明の効果】本発明による注射器本体への液封入方法
は、行程が簡素であり、また、薬液に接する機械部品が
ないので、機械装置の構造を簡単にすることができる。
また、ピストンに無理な圧縮や摩擦を与えることがない
ため、ピストンのひだ切れを起こさず、液封性能を確保
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による液封入方法の各工程
を示す図。
【図2】図1の液封入方法に用いられる各部材の分解斜
視図。
【図3】図1の液封入方法によって製造されたプレフィ
ルドシリンジ製剤の完成品を示す斜視図。
【図4】従来技術によるピストン装填方法の各行程を示
す図。
【符号の説明】
1 注射器本体(バレル) 2 封止キャップ 3 薬液 4 ピストン 5 押し込みロッド 8 空気

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注射器本体への液封入方法であって、 封止キャップを装着した注射器本体の該封止キャップ側
    を下にした状態で、該注射器本体に液を規定量充填する
    工程、 ピストンの少なくとも先端を注射器本体に挿入する工
    程、 注射器本体の封止キャップ側を上にした状態で該封止キ
    ャップをはずし、ピストンをさらに挿入して注射器本体
    内の空気を抜く工程、および、 注射器本体に封止キャップを装着する工程、 を含むことを特徴とする注射器本体への液封入方法。
  2. 【請求項2】 ピストンの注射器本体への挿入は、ピス
    トンに着脱可能な押し込みロッドを使用して行われ、該
    押し込みロッドは液封入終了後に取り外されることを特
    徴とする請求項1記載の注射器本体への液封入方法。
JP2002103800A 2002-04-05 2002-04-05 薬液封入方法 Withdrawn JP2003290350A (ja)

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Effective date: 20050607