JP2003286674A - 抄紙機のワイヤーループ内洗浄装置 - Google Patents
抄紙機のワイヤーループ内洗浄装置Info
- Publication number
- JP2003286674A JP2003286674A JP2002087640A JP2002087640A JP2003286674A JP 2003286674 A JP2003286674 A JP 2003286674A JP 2002087640 A JP2002087640 A JP 2002087640A JP 2002087640 A JP2002087640 A JP 2002087640A JP 2003286674 A JP2003286674 A JP 2003286674A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- wire
- paper
- wire loop
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 72
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims abstract description 20
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 12
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 4
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 abstract 2
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 abstract 2
- 239000013049 sediment Substances 0.000 abstract 2
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 9
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 5
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 4
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 239000012634 fragment Substances 0.000 description 3
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- 210000000481 breast Anatomy 0.000 description 2
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 2
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000013505 freshwater Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Paper (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 抄紙機のワイヤーループ内側のサクションボ
ックスやフォイルドクターホルダー等の機器には、紙料
の粕等の異物が付着し、乾燥すると塊になり、しばしば
ワイヤー上に飛散落下し、ワイヤーの内側に乗ってワイ
ヤーと共に周回する。異物が乗った部分では、サクショ
ンボックス等の吸水装置の吸水力が低下し、その結果、
湿紙の脱水不足による紙切れを誘発する。 【解決手段】 ワイヤーループ内の要所に、水噴霧装置
を設け、ワイヤーループ内の要所に常時くまなく水を噴
霧し、異物の付着を防止し、また、付着した異物を洗い
流す。 【効果】 ワイヤーに異物が付着しないようにすること
により、湿紙からの脱水不足によって引き起こされる紙
切れを防止することができる。
ックスやフォイルドクターホルダー等の機器には、紙料
の粕等の異物が付着し、乾燥すると塊になり、しばしば
ワイヤー上に飛散落下し、ワイヤーの内側に乗ってワイ
ヤーと共に周回する。異物が乗った部分では、サクショ
ンボックス等の吸水装置の吸水力が低下し、その結果、
湿紙の脱水不足による紙切れを誘発する。 【解決手段】 ワイヤーループ内の要所に、水噴霧装置
を設け、ワイヤーループ内の要所に常時くまなく水を噴
霧し、異物の付着を防止し、また、付着した異物を洗い
流す。 【効果】 ワイヤーに異物が付着しないようにすること
により、湿紙からの脱水不足によって引き起こされる紙
切れを防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、抄紙機のワイヤ
ーパートにおいて、ワイヤーループ内を洗浄する装置で
あって、ワイヤーの走行方向と交差させてワイヤールー
プ内に設置され、回転駆動装置により軸方向に回転する
パイプの要所にノズルが設けられ、前記パイプの一端又
は両端がロータリーバルブを介して高圧水供給源に連結
されていることを特徴とする抄紙機のワイヤーループ内
洗浄装置に関する。
ーパートにおいて、ワイヤーループ内を洗浄する装置で
あって、ワイヤーの走行方向と交差させてワイヤールー
プ内に設置され、回転駆動装置により軸方向に回転する
パイプの要所にノズルが設けられ、前記パイプの一端又
は両端がロータリーバルブを介して高圧水供給源に連結
されていることを特徴とする抄紙機のワイヤーループ内
洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製紙工場において、紙を抄くには、先
ず、紙料の1〜2%の濃度のパルプ懸濁液をヘッドボッ
クスあるいはストックインレットから周回するエンドレ
スのベルト状のワイヤーメッシュの上に流し込む。パル
プの懸濁液中の水分の大部分はワイヤー上を走行中に、
自重によりワイヤーの編み目から流出したり、フォイル
ブレード、ワイヤーサクションボックス、クーチロール
等からの吸引、搾水により除去される。搾水されたパル
プ懸濁液は、パルプ中の繊維どうしが絡み合って、ある
程度の形状保持力を有するシート状の湿紙となり、次工
程のプレスパートに送り込まれる。プレスパートでは、
前記パルプシートはエンドレスで回転するフェルト上に
載せられ、ロールにより加圧されると同時に更に水分を
吸引・搾水される。プレスパートを経た湿紙は、次のド
ライヤーパートに送られ、多数の加熱ロールに表裏を交
互に押しつけられ、乾燥される。図1は長網抄紙機のワ
イヤーパートの一例である。
ず、紙料の1〜2%の濃度のパルプ懸濁液をヘッドボッ
クスあるいはストックインレットから周回するエンドレ
スのベルト状のワイヤーメッシュの上に流し込む。パル
プの懸濁液中の水分の大部分はワイヤー上を走行中に、
自重によりワイヤーの編み目から流出したり、フォイル
ブレード、ワイヤーサクションボックス、クーチロール
等からの吸引、搾水により除去される。搾水されたパル
プ懸濁液は、パルプ中の繊維どうしが絡み合って、ある
程度の形状保持力を有するシート状の湿紙となり、次工
程のプレスパートに送り込まれる。プレスパートでは、
前記パルプシートはエンドレスで回転するフェルト上に
載せられ、ロールにより加圧されると同時に更に水分を
吸引・搾水される。プレスパートを経た湿紙は、次のド
ライヤーパートに送られ、多数の加熱ロールに表裏を交
互に押しつけられ、乾燥される。図1は長網抄紙機のワ
イヤーパートの一例である。
【0003】抄紙機には、1枚のエンドレスワイヤーで
下面のみから脱水する長網抄紙機と、2枚のエンドレス
ワイヤーで両面脱水するツインワイヤー抄紙機とがあ
る。ツインワイヤー抄紙機には、長網抄紙機の脱水後半
部分にもう1枚のエンドレスワイヤーを設置し上面脱水
するオントップツインワイヤー抄紙機と、ストックイン
レットから噴き出されたパルプ懸濁液を2枚のエンドレ
スワイヤーで直ちに両面脱水する本来のツインワイヤー
抄紙機がある。以下、長網抄紙機を例として従来の技術
を説明する。
下面のみから脱水する長網抄紙機と、2枚のエンドレス
ワイヤーで両面脱水するツインワイヤー抄紙機とがあ
る。ツインワイヤー抄紙機には、長網抄紙機の脱水後半
部分にもう1枚のエンドレスワイヤーを設置し上面脱水
するオントップツインワイヤー抄紙機と、ストックイン
レットから噴き出されたパルプ懸濁液を2枚のエンドレ
スワイヤーで直ちに両面脱水する本来のツインワイヤー
抄紙機がある。以下、長網抄紙機を例として従来の技術
を説明する。
【0004】図1に示すワイヤーパートにおいては、ワ
イヤーwは、パルプの懸濁液を載せて、ブレストロール
2、フォイルブレード3、ダンディーロール5、クーチ
ロール7、ワイヤーターニングロール8、ワイヤーリタ
ーンロール9、ストレッチロール10、ガイドロール1
1に沿って周回する。パルプ懸濁液は、ヘッドボックス
1からの噴射されたときの慣性衝突により、水切りが行
われ、続いて、フォイルより脱水される。そして、サク
ションボックス4、6とクーチロール7により、水を吸
引され、80%水分程度の湿紙となり、次工程のピック
アップロールにより吸引され、フェルト上に乗る。
イヤーwは、パルプの懸濁液を載せて、ブレストロール
2、フォイルブレード3、ダンディーロール5、クーチ
ロール7、ワイヤーターニングロール8、ワイヤーリタ
ーンロール9、ストレッチロール10、ガイドロール1
1に沿って周回する。パルプ懸濁液は、ヘッドボックス
1からの噴射されたときの慣性衝突により、水切りが行
われ、続いて、フォイルより脱水される。そして、サク
ションボックス4、6とクーチロール7により、水を吸
引され、80%水分程度の湿紙となり、次工程のピック
アップロールにより吸引され、フェルト上に乗る。
【0005】フォイルによりパルプ懸濁液から脱水した
水は、ワイヤーwを通り抜けて自然落下し、トレイ12
に回収される。そして、必要に応じて濾過され、白水と
してリサイクルされる。サクションボックス4、6、ク
ーチロール7等の吸水域で搾水された水も、同様に所定
の回収配管系により、回収され、必要に応じて濾過さ
れ、リサイクルされる。
水は、ワイヤーwを通り抜けて自然落下し、トレイ12
に回収される。そして、必要に応じて濾過され、白水と
してリサイクルされる。サクションボックス4、6、ク
ーチロール7等の吸水域で搾水された水も、同様に所定
の回収配管系により、回収され、必要に応じて濾過さ
れ、リサイクルされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ワイヤーパートの最終
段階で、湿紙が完全に剥ぎ取られず、湿紙の断片がワイ
ヤーに付着して回ると、そのワイヤー部分での搾水力が
低下したり、湿紙に内包したりして、地合いの形成に悪
影響を与えたり、紙切れの原因となるとともに、ワイヤ
ーの膨れの原因になるので、ワイヤーに付着して回らな
いようにしなければならない。このため、図1のよう
に、ワイヤーループ内側から高圧水のシャワーを噴出し
て、高圧水シャワー13の力により、直接湿紙の断片を
叩き落とす方法が採用されている。
段階で、湿紙が完全に剥ぎ取られず、湿紙の断片がワイ
ヤーに付着して回ると、そのワイヤー部分での搾水力が
低下したり、湿紙に内包したりして、地合いの形成に悪
影響を与えたり、紙切れの原因となるとともに、ワイヤ
ーの膨れの原因になるので、ワイヤーに付着して回らな
いようにしなければならない。このため、図1のよう
に、ワイヤーループ内側から高圧水のシャワーを噴出し
て、高圧水シャワー13の力により、直接湿紙の断片を
叩き落とす方法が採用されている。
【0007】ところが、十分に水分を蓄えた湿紙は高圧
水シャワーにより、瞬時にワイヤーを通り抜けて、ワイ
ヤーピットに回収されるが、比較的含水量の少ない湿紙
の塊等の異物は、高圧水シャワーをかけても、直ちに水
に溶けないため、ワイヤーを通り抜けられない。この湿
紙塊の異物は、紙切れ等の時に、ワイヤーから飛散した
湿紙の断片がワイヤーループ内にあるフォーミングボー
ド14やサクションボックス4、6の外面或いはフォイ
ルブレードホルダーと言った用具に付着し、乾燥して塊
となったものであり、それが振動により或いは自然に、
ワイヤーループの内側に飛散落下しやすいものである。
水シャワーにより、瞬時にワイヤーを通り抜けて、ワイ
ヤーピットに回収されるが、比較的含水量の少ない湿紙
の塊等の異物は、高圧水シャワーをかけても、直ちに水
に溶けないため、ワイヤーを通り抜けられない。この湿
紙塊の異物は、紙切れ等の時に、ワイヤーから飛散した
湿紙の断片がワイヤーループ内にあるフォーミングボー
ド14やサクションボックス4、6の外面或いはフォイ
ルブレードホルダーと言った用具に付着し、乾燥して塊
となったものであり、それが振動により或いは自然に、
ワイヤーループの内側に飛散落下しやすいものである。
【0008】これら異物の塊は、ワイヤーを通過でき
ず、ワイヤー裏面に付着しワイヤーループを回るため、
ワイヤーを目詰まりさせる。このワイヤーの目詰まり部
分に載った湿紙は、フォイルブレード3、サクションボ
ックス4、6、クーチロール7等の吸水手段によって十
分に搾水されないため、湿紙の繊維の絡み合いが弱く、
十分な形状保持力がないため、次ぎのプレス工程に乗り
移る際又はプレス工程で、その部分を起点にしばしば紙
切れを誘発する。
ず、ワイヤー裏面に付着しワイヤーループを回るため、
ワイヤーを目詰まりさせる。このワイヤーの目詰まり部
分に載った湿紙は、フォイルブレード3、サクションボ
ックス4、6、クーチロール7等の吸水手段によって十
分に搾水されないため、湿紙の繊維の絡み合いが弱く、
十分な形状保持力がないため、次ぎのプレス工程に乗り
移る際又はプレス工程で、その部分を起点にしばしば紙
切れを誘発する。
【0009】
【課題を解決するための手段】ワイヤーループ内側に付
着する異物は、先に述べたように、主として湿紙の粕
で、紙料の繊維や紙料に混入する炭酸カルシウム、チタ
ン等の顔料、その他の薬品等が乾燥して塊になって、サ
クションボックス4、6やフォイルブレードホルダー等
の用具やそれに付属する配管等に付着したものである。
これらの異物は、振動等により、ワイヤー上に落下し、
ワイヤーループのワイヤー内側に乗ってワイヤーと共に
周回し、その部分でサクションボックス等の吸水手段の
搾水力を低下させる。その結果、ワイヤーのその部分に
乗った湿紙の脱水不足を引き起こし、これが紙切れを誘
発する。
着する異物は、先に述べたように、主として湿紙の粕
で、紙料の繊維や紙料に混入する炭酸カルシウム、チタ
ン等の顔料、その他の薬品等が乾燥して塊になって、サ
クションボックス4、6やフォイルブレードホルダー等
の用具やそれに付属する配管等に付着したものである。
これらの異物は、振動等により、ワイヤー上に落下し、
ワイヤーループのワイヤー内側に乗ってワイヤーと共に
周回し、その部分でサクションボックス等の吸水手段の
搾水力を低下させる。その結果、ワイヤーのその部分に
乗った湿紙の脱水不足を引き起こし、これが紙切れを誘
発する。
【0010】これら異物の大部分は、乾燥する前に水を
かければ落下してワイヤーを通り抜けることができる。
従って、本発明は、ワイヤーループ内の要所に、図2〜
5に示す水噴霧装置を設け、ワイヤーループ内の要所に
常時くま無く水を噴霧し、異物の付着を防止し、また、
付着した異物を洗い流そうとするものである。
かければ落下してワイヤーを通り抜けることができる。
従って、本発明は、ワイヤーループ内の要所に、図2〜
5に示す水噴霧装置を設け、ワイヤーループ内の要所に
常時くま無く水を噴霧し、異物の付着を防止し、また、
付着した異物を洗い流そうとするものである。
【0011】請求項1の発明の洗浄装置は、図2のよう
に、要所にノズルが設けられたパイプで、ワイヤーの走
行方向と交差させてワイヤーループ内に設置されてお
り、図示しない回転駆動装置により軸方向に回転する。
そして、前記パイプの一端又は両端がロータリーバルブ
を介して高圧水供給源に連結されている。このパイプを
回転させながら、パイプに水を供給すれば、ワイヤール
ープ内をくまなく洗浄できる。
に、要所にノズルが設けられたパイプで、ワイヤーの走
行方向と交差させてワイヤーループ内に設置されてお
り、図示しない回転駆動装置により軸方向に回転する。
そして、前記パイプの一端又は両端がロータリーバルブ
を介して高圧水供給源に連結されている。このパイプを
回転させながら、パイプに水を供給すれば、ワイヤール
ープ内をくまなく洗浄できる。
【0012】請求項2の発明は、図4のように、ワイヤ
ーの走行方向と交差させてワイヤーループ内に設置さ
れ、図示しない回転駆動装置により回転する回転体と、
前記回転体と共に回転し、前記回転体の軸に対して対称
の位置に設けられたパイプと、前記パイプに設けられ、
回転半径方向に開口したノズルとからなり、前記パイプ
の一端又は両端がロータリーバルブを介して高圧水供給
源に連結されていることを特徴とする抄紙機のワイヤー
ループ内洗浄装置である。この回転体を回転させなが
ら、パイプに水を供給すれば、水を噴射するノズルが回
転するので、比較的低い水圧でもワイヤーループ内の噴
霧すべき所定の場所まで噴霧水が到達する。比較的低い
水圧の水を用いるので、ロータリーバルブの寿命が長
く、保守が容易であるという利点があるほか、洗浄に用
いる水量を節減できる。
ーの走行方向と交差させてワイヤーループ内に設置さ
れ、図示しない回転駆動装置により回転する回転体と、
前記回転体と共に回転し、前記回転体の軸に対して対称
の位置に設けられたパイプと、前記パイプに設けられ、
回転半径方向に開口したノズルとからなり、前記パイプ
の一端又は両端がロータリーバルブを介して高圧水供給
源に連結されていることを特徴とする抄紙機のワイヤー
ループ内洗浄装置である。この回転体を回転させなが
ら、パイプに水を供給すれば、水を噴射するノズルが回
転するので、比較的低い水圧でもワイヤーループ内の噴
霧すべき所定の場所まで噴霧水が到達する。比較的低い
水圧の水を用いるので、ロータリーバルブの寿命が長
く、保守が容易であるという利点があるほか、洗浄に用
いる水量を節減できる。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
おいて、ノズルのスプレーパターンを回転軸にほぼ平行
な扇型スプレーパターンとしたことを特徴とし、均一且
つくまなく水を噴霧できるという利点がある。
おいて、ノズルのスプレーパターンを回転軸にほぼ平行
な扇型スプレーパターンとしたことを特徴とし、均一且
つくまなく水を噴霧できるという利点がある。
【0014】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の水シャワー装置
の一例である。水は、図上右側のロータリーバルブRを
通して、パイプPに供給される。パイプPには、ノズル
Nが取り付けられ、このノズルから水が噴霧される。パ
イプPは両側の軸受けBに支持されており、図示しない
回転駆動装置により回転する。この水噴霧装置をワイヤ
ー内でワイヤーの走行方向とほぼ直交させて設置し、パ
イプを回転させながら水を噴霧すれば、噴霧水の到達範
囲にあるものは、すべて噴霧水によって濡らされる。障
害物の関係で直交させて設置するのが困難な場合は、適
当な交差角度で設置すればよい。
の一例である。水は、図上右側のロータリーバルブRを
通して、パイプPに供給される。パイプPには、ノズル
Nが取り付けられ、このノズルから水が噴霧される。パ
イプPは両側の軸受けBに支持されており、図示しない
回転駆動装置により回転する。この水噴霧装置をワイヤ
ー内でワイヤーの走行方向とほぼ直交させて設置し、パ
イプを回転させながら水を噴霧すれば、噴霧水の到達範
囲にあるものは、すべて噴霧水によって濡らされる。障
害物の関係で直交させて設置するのが困難な場合は、適
当な交差角度で設置すればよい。
【0015】噴霧する水は大きな液滴ではなく小さなも
ので、霧状のものである。霧状の液滴は、ノズルの形
状、供給する水の量、水の圧力を操作することによって
作ることができる。ノズルの形状は公知のもの、例えば
アトマイザータイプのものなどを使用できる。また、噴
霧した水は霧状のものなので、紙層が形成されつつある
ワイヤー部分に対しても、何ら影響はない。
ので、霧状のものである。霧状の液滴は、ノズルの形
状、供給する水の量、水の圧力を操作することによって
作ることができる。ノズルの形状は公知のもの、例えば
アトマイザータイプのものなどを使用できる。また、噴
霧した水は霧状のものなので、紙層が形成されつつある
ワイヤー部分に対しても、何ら影響はない。
【0016】ノズルは、図4に示すように、扇型スプレ
ーパターンのものを、スプレーパターンがパイプPの軸
方向に扇型に拡がるように取り付けることが望ましい。
このようにすると、少ない数のノズルで、広い範囲に水
を噴霧することができる。ノズルの取り付け位置は、パ
イプの回転により、ワイヤーループ内の要所にくまなく
水が噴霧できるようにすればよい。 噴霧水を節約する
ためには、通常の場合は、図2のように等間隔に取り付
ける。さらに、一定の角度間隔で、パイプPに沿って螺
旋状に取り付けると、各所に均等な時間間隔で噴霧する
ことができる。
ーパターンのものを、スプレーパターンがパイプPの軸
方向に扇型に拡がるように取り付けることが望ましい。
このようにすると、少ない数のノズルで、広い範囲に水
を噴霧することができる。ノズルの取り付け位置は、パ
イプの回転により、ワイヤーループ内の要所にくまなく
水が噴霧できるようにすればよい。 噴霧水を節約する
ためには、通常の場合は、図2のように等間隔に取り付
ける。さらに、一定の角度間隔で、パイプPに沿って螺
旋状に取り付けると、各所に均等な時間間隔で噴霧する
ことができる。
【0017】また、図4のように、パイプを回転軸を中
心に回転軸と平行な2本のパイプに分枝し、前記2本の
パイプに、回転半径方向に噴霧水が吹き出すようにノズ
ルを取り付ければ、水の吹き出し速度が小さくても、噴
霧水が遠くまで届き、その結果に、噴霧水を節減するこ
とができる。この場合も、ノズル間隔は図2の場合と同
様に、できるだけ等間隔に取り付けることが望ましいこ
とは当然であるが、噴霧水の吹き出し方向は、すべて回
転半径方向に統一することが望ましい。
心に回転軸と平行な2本のパイプに分枝し、前記2本の
パイプに、回転半径方向に噴霧水が吹き出すようにノズ
ルを取り付ければ、水の吹き出し速度が小さくても、噴
霧水が遠くまで届き、その結果に、噴霧水を節減するこ
とができる。この場合も、ノズル間隔は図2の場合と同
様に、できるだけ等間隔に取り付けることが望ましいこ
とは当然であるが、噴霧水の吹き出し方向は、すべて回
転半径方向に統一することが望ましい。
【0018】図4の装置は、噴霧水を節減できる効果の
他に、ロータリーバルブの寿命延長という効果もある。
即ち、噴霧水を遠くの目標物に噴霧するには、その距離
に応じた噴霧速度が必要であるため、噴霧水の水圧を高
くしなければならないが、水圧を高くすればするほど、
ロータリーバルブに負担がかかる。その結果、ロータリ
ーバルブの寿命を短くするから、噴霧水の水圧は低い方
がよい。図4の装置はその点を考慮した発明である。
他に、ロータリーバルブの寿命延長という効果もある。
即ち、噴霧水を遠くの目標物に噴霧するには、その距離
に応じた噴霧速度が必要であるため、噴霧水の水圧を高
くしなければならないが、水圧を高くすればするほど、
ロータリーバルブに負担がかかる。その結果、ロータリ
ーバルブの寿命を短くするから、噴霧水の水圧は低い方
がよい。図4の装置はその点を考慮した発明である。
【0019】なお、噴霧に用いる水は、新水でもよい
が、白水を用いることができる。白水を用いる場合は、
ノズルの穴詰まりを防ぐため、一旦濾過したものを用い
ることが望ましい。なお、本発明による洗浄装置の設置
場所の一例を図1に●印で図示する。洗浄装置は、ワイ
ヤーループ内であって、その噴霧した水がサクションボ
ックス等の異物が付着しやすい部分に届くような位置に
適宜設置する。必要なら複数個設置できる。
が、白水を用いることができる。白水を用いる場合は、
ノズルの穴詰まりを防ぐため、一旦濾過したものを用い
ることが望ましい。なお、本発明による洗浄装置の設置
場所の一例を図1に●印で図示する。洗浄装置は、ワイ
ヤーループ内であって、その噴霧した水がサクションボ
ックス等の異物が付着しやすい部分に届くような位置に
適宜設置する。必要なら複数個設置できる。
【0020】
【発明の効果】本発明の水噴霧装置を、ワイヤーループ
内の要所に設けることにより、ワイヤーループ内の要所
に常時くまなく水を噴霧し、サクションボックス、フォ
イルドクターホルダー等ワイヤーループ内の諸機器、配
管に付着した異物を洗い流すことができる。その結果、
ワイヤーに異物が付着することにより引き起こされる紙
切れを防止することができる。請求項2の発明は、上記
噴霧水を効率よく用いるための装置であり、節水効果
と、ロータリーバルブの保守が容易になるという効果を
期待できる。
内の要所に設けることにより、ワイヤーループ内の要所
に常時くまなく水を噴霧し、サクションボックス、フォ
イルドクターホルダー等ワイヤーループ内の諸機器、配
管に付着した異物を洗い流すことができる。その結果、
ワイヤーに異物が付着することにより引き起こされる紙
切れを防止することができる。請求項2の発明は、上記
噴霧水を効率よく用いるための装置であり、節水効果
と、ロータリーバルブの保守が容易になるという効果を
期待できる。
【図1】 抄紙機のワイヤーパートの説明図
【図2】 本発明の洗浄装置の説明図
【図3】 本発明の洗浄装置の説明図
【図4】 本発明の洗浄装置の説明図
【図5】 パイプの断面図
1 ヘッドボックスあるいはストックインレット
2 ブレストロール
3 フォイルブレード
4 サクションボックス
5 ダンディーロール
6 サクションボックス
7 クーチロール
8 ワイヤーターニングロール
9 ワイヤーリターンロール
10 ストレッチロール
11 ガイドロール
12 トレイ
13 高圧水シャワー
14 フォーミングボード
15 洗浄装置
B 軸受け
C 回転体
N ノズル
P パイプ
R ロータリーバルブ
Claims (3)
- 【請求項1】 抄紙機のワイヤーパートにおいて、ワイ
ヤーループ内を洗浄する装置であって、ワイヤーの走行
方向と交差させてワイヤーループ内に設置され、回転駆
動装置により軸方向に回転するパイプの要所にノズルが
設けられ、前記パイプの一端又は両端がロータリーバル
ブを介して高圧水供給源に連結されていることを特徴と
する抄紙機のワイヤーループ内洗浄装置。 - 【請求項2】 抄紙機のワイヤーパートにおいて、ワイ
ヤーループ内を洗浄する装置であって、 1.ワイヤーの走行方向と交差させてワイヤーループ内
に設置され、回転駆動装置により回転する回転体と、 2.前記回転体と共に回転し、前記回転体の軸に対して
対称の位置に設けられたパイプと、 3.前記パイプに設けられ、回転半径方向に開口したノ
ズルとからなり、 4.前記パイプの一端又は両端がロータリーバルブを介
して高圧水供給源に連結されていることを特徴とする抄
紙機のワイヤーループ内洗浄装置。 - 【請求項3】 ノズルのスプレーパターンが回転軸にほ
ぼ平行な扇型スプレーパターンであることを特徴とする
請求項1又は2に記載の抄紙機のワイヤーループ内洗浄
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002087640A JP2003286674A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 抄紙機のワイヤーループ内洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002087640A JP2003286674A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 抄紙機のワイヤーループ内洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003286674A true JP2003286674A (ja) | 2003-10-10 |
Family
ID=29233759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002087640A Pending JP2003286674A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 抄紙機のワイヤーループ内洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003286674A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011083656A1 (ja) * | 2010-01-08 | 2011-07-14 | デュプロ精工株式会社 | 抄紙装置および製紙装置 |
| CN107747250A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-03-02 | 浙江华宇纸业有限公司 | 一种造纸机的网部系统 |
| JP2022522036A (ja) * | 2020-03-17 | 2022-04-13 | 蘇州汪永亨絲綢科技文化有限公司 | 宋錦紡績生地の加工用表面コーティング装置 |
-
2002
- 2002-03-27 JP JP2002087640A patent/JP2003286674A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011083656A1 (ja) * | 2010-01-08 | 2011-07-14 | デュプロ精工株式会社 | 抄紙装置および製紙装置 |
| DE112010005105T5 (de) | 2010-01-08 | 2012-12-06 | Duplo Seiko Corporation | Papierherstellungsvorrichtung und Papierherstellungsanlage |
| CN107747250A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-03-02 | 浙江华宇纸业有限公司 | 一种造纸机的网部系统 |
| JP2022522036A (ja) * | 2020-03-17 | 2022-04-13 | 蘇州汪永亨絲綢科技文化有限公司 | 宋錦紡績生地の加工用表面コーティング装置 |
| JP7098845B2 (ja) | 2020-03-17 | 2022-07-11 | 蘇州汪永亨絲綢科技文化有限公司 | 宋錦紡績生地の加工用表面コーティング装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| FI111652B (fi) | Puhdistuslaite | |
| SU1405709A3 (ru) | Система дл сухого формовани из частиц или волокна бумаги или другого материала | |
| CA3116305C (en) | A drying section of a papermaking machine comprising one or more through air drying cylinders | |
| US5196090A (en) | Method for recovering pulp solids from whitewater using a siphon | |
| CA1040237A (en) | Dust removing apparatus and method | |
| US4540469A (en) | Method of cleaning a drying wire in a paper making machine | |
| CA2666324C (en) | Method and apparatus of cleaning paper machine press fabrics on-the-run | |
| JP2003286674A (ja) | 抄紙機のワイヤーループ内洗浄装置 | |
| US6468397B1 (en) | Scarfing shower for fabric cleaning in a wet papermaking process | |
| EP0417030B1 (en) | An apparatus for removing ash from repulped wastepaper | |
| JP2003170130A (ja) | 抄紙用布帛の洗浄装置及び洗浄方法 | |
| US5599426A (en) | Method of washing pulp using a single endless support fabric | |
| EP0837967B1 (en) | Suction box | |
| CN206873200U (zh) | 一种无纤维性黑斑缺陷的造纸装置 | |
| CN204589696U (zh) | 用于造纸机的干网清洗装置 | |
| WO1996011297A9 (en) | Washing pulp using an endless support fabric | |
| KR101245033B1 (ko) | 환망 초지 장치 | |
| JP5748409B2 (ja) | 抄紙装置および製紙装置 | |
| CA2436379A1 (en) | Pulper device for the recovery of paper production waste, plant comprising said device and associated method for recovery of the waste | |
| FI116471B (fi) | Menetelmä ja laitteisto paperi- tai kartonkikoneen kudoksen puhdistamiseksi | |
| JP3631987B2 (ja) | 抄紙機の汚れ防止装置 | |
| CA2546444A1 (en) | Equipment and method for cutting of web and for cleaning of fabric in a web-forming machine | |
| WO2025173642A1 (ja) | 抄紙機構成部材の洗浄方法及びそれに用いられる洗浄装置 | |
| FI114487B (fi) | Menetelmä ja laitteisto paperi- tai kartonkikoneen kudoksen puhdistamiseksi | |
| JP3621836B2 (ja) | 抄紙機フォーマのワイヤ洗浄装置 |