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JP2003277379A - 含窒素複素環化合物、その製造法および用途 - Google Patents

含窒素複素環化合物、その製造法および用途

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Publication number
JP2003277379A
JP2003277379A JP2003008814A JP2003008814A JP2003277379A JP 2003277379 A JP2003277379 A JP 2003277379A JP 2003008814 A JP2003008814 A JP 2003008814A JP 2003008814 A JP2003008814 A JP 2003008814A JP 2003277379 A JP2003277379 A JP 2003277379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
optionally substituted
phenyl
substituent
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003008814A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Tasaka
昭弘 田坂
Takahiko Taniguchi
孝彦 谷口
信幸 ▲たか▼倉
Nobuyuki Takakura
Yu Momose
百瀬  祐
Kenichiro Naito
健一郎 内藤
Saori Tsujimoto
さおり 辻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP2003008814A priority Critical patent/JP2003277379A/ja
Publication of JP2003277379A publication Critical patent/JP2003277379A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】下記一般式(I)で表される抗がん剤として有
用なHER2阻害剤の提供。 【解決手段】 一般式 【化1】 〔式中、環Aは含窒素複素環を、環Bは置換されていて
もよい芳香族同素環または置換されていてもよい芳香族
複素環を、環Cは置換されていてもよい5または6員の
含窒素複素環を、Rは置換されていてもよい芳香族同素
環基等を、mは0ないし2の整数を、nは1ないし5の
整数を、Xは酸素原子等を、YおよびZは同一または異
なって単結合、酸素原子、置換されていてもよい炭素原
子等をそれぞれ示す。〕で表される化合物またはその
塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は増殖因子受容体チロ
シンキナーゼ(特に、HER2)阻害剤として有用な複
素環化合物、その製造法およびそれを含有してなる医薬
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】細胞増殖因子および増殖因子受容体の遺
伝子はプロトオンコジンと呼ばれ、乳癌等のヒト腫瘍の
病態に重要な役割を果たしている(非特許文献1)。上
皮細胞増殖因子EGFの受容体とホモロジーを有するH
ER2(Human EGF Receptor-2)遺伝子は膜貫通型の受
容体糖タンパク質の遺伝子で、この受容体はチロシンキ
ナーゼ活性を有する(非特許文献2)。HER2はヒト
乳癌や卵巣癌で認められ(非特許文献3)、さらに前立
腺癌(非特許文献4)や胃癌(非特許文献5)でも認め
られている。さらにHER2チロシンキナーゼの基質は
膵癌の90%で認められている。HER2遺伝子を導入
したトランスジェニックマウスは成長すると乳癌を発生
する(非特許文献6)。HER2に対する抗体が癌細胞
のin vitro細胞増殖を抑制することが示され
(非特許文献7)、さらにHER2に対するヒト型モノ
クローナル抗体が乳癌患者に対する臨床試験で有望な成
績を示した(非特許文献8)。これら抗体は増殖因子が
HER2受容体に結合することを妨害しチロシンキナー
ゼが活性化されることを阻害する。その結果、乳癌患者
の癌進行を抑制することが示されたので、HER2のチ
ロシンキナーゼを直接的に阻害する薬剤が、乳癌治療薬
として有効な可能性が示された(非特許文献9)。HE
R2を含む受容体型チロシンキナーゼを阻害する化合物
として、特許文献1に一般式
【化16】 〔式中、Rxは置換されていてもよい芳香族複素環基を
示し、Xxは酸素原子、酸化されていてもよい硫黄原
子、−C(=O)− または −CH(OH)− を示し、Yx
はCHまたはNを示し、mxは0〜10の整数を示し、
nxは1〜5の整数を示し、環式基
【化17】 は置換されていてもよい芳香族アゾール基を示し、環A
xはさらに置換されていてもよい〕で表される複素環化
合物またはその塩が記載されている。また、特許文献2
に一般式
【化18】 〔式中、myは1または2、Ry1はハロゲン原子または
ハロゲン化されていてもよいC1-2アルキル基、Ry2
よびRy3の一方は水素原子、他方は式
【化19】 (式中、nyは3または4、Ry4は1ないし2個のヒド
ロキシ基で置換されたC 1-4アルキル基を示す)で表さ
れる基を示す〕で表される化合物またはその塩が記載さ
れている。
【0003】
【非特許文献1】アーロンソンら、サイエンス 254
巻1146−1153ページ、1991年
【非特許文献2】秋山ら、サイエンス 232巻164
4−1646ページ、1986年
【非特許文献3】スラモンら、サイエンス 244巻7
07−712ページ、1989年
【非特許文献4】リーンら、プロシーデイング オブ
アメリカン アソシエーションフォー キャンサー リ
サーチ 37巻243ページ、1996年
【非特許文献5】ヨネムラら、キャンサー リサーチ
51巻1034ページ、1991年
【非特許文献6】ガイら、プロシーデイング オブ ナ
ショナル アカデミー オブサイエンス USA 89
巻10578−10582ページ、1992年
【非特許文献7】マッケンジーら、オンコジン 4巻5
43−548ページ、1989年
【非特許文献8】バセルガら、ジャーナル オブ クリ
ニカル オンコロジー 14巻737−744ページ、
1996年
【非特許文献9】ヘイズ、ジャーナル オブ クリニカ
ル オンコロジー 14巻697−699ページ、19
96年
【特許文献1】特開平11−60571号公報
【特許文献2】特開2001−348385号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】優れたチロシンキナー
ゼ阻害作用を有し、低毒性であり、かつ医薬品として十
分満足できる化合物の開発が切望されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、チロシン
キナーゼ阻害作用を有する複素環化合物について種々検
討を加えた結果、式
【化20】 〔式中、環Aは含窒素複素環を、環Bは置換されていて
もよい芳香族同素環または置換されていてもよい芳香族
複素環を、環Cは置換されていてもよい5または6員の
含窒素複素環を、Rは置換されていてもよい芳香族同素
環基、置換されていてもよい芳香族複素環基または置換
されていてもよいスチリル基を、mは0ないし2の整数
を、nは1ないし5の整数を、Xは酸素原子、メチレン
基、エチレン基またはエテニル基を、YおよびZは同一
または異なって単結合、酸素原子、置換されていてもよ
い炭素原子、置換されていてもよい窒素原子または酸化
されていてもよい硫黄原子をそれぞれ示す。ただし、m
=0のときXはエチレン基またはエテニル基である。ま
た、一般式
【化21】 で表される基が
【化22】 で表される置換されていてもよい5または6員の含窒素
複素環基でありXが酸素原子のとき、YおよびZがメチ
レン基である場合を除く。〕で表される化合物またはそ
の塩を初めて合成し、かつこの化合物またはその塩が予
想外にもその特異な化学構造に基づいて優れたチロシン
キナーゼの阻害作用を有することを見いだし、これらの
知見に基づいて本発明を完成した。
【0006】すなわち本発明は、 (1)一般式
【化23】 〔式中、環Aは含窒素複素環を、環Bは置換されていて
もよい芳香族同素環または置換されていてもよい芳香族
複素環を、環Cは置換されていてもよい5または6員の
含窒素複素環を、Rは置換されていてもよい芳香族同素
環基、置換されていてもよい芳香族複素環基または置換
されていてもよいスチリル基を、mは0ないし2の整数
を、nは1ないし5の整数を、Xは酸素原子、メチレン
基、エチレン基またはエテニル基を、YおよびZは同一
または異なって単結合、酸素原子、置換されていてもよ
い炭素原子、置換されていてもよい窒素原子または酸化
されていてもよい硫黄原子をそれぞれ示す。ただし、m
=0のときXはエチレン基またはエテニル基である。ま
た、一般式
【化24】 で表される基が
【化25】 で表される置換されていてもよい5または6員の含窒素
複素環基でありXが酸素原子のとき、YおよびZが同一
または異なって単結合またはメチレン基である場合を除
く。〕で表される化合物またはその塩; (2)環Aが単環式または2環式の含窒素複素環である
前記(1)記載の化合物; (3)環Aがオキサゾールまたはチアゾールである前記
(1)記載の化合物; (4)環Bがそれぞれ置換されていてもよいベンゼン、
ピリジン、ナフタレン、ベンゾフランまたはキノリンで
ある前記(1)記載の化合物; (5)一般式
【化26】 で表される基が
【化27】 で表される置換されていてもよい5または6員の含窒素
複素環基である前記(1)記載の化合物; (6)一般式
【化28】 で表される基が
【化29】 で表される置換されていてもよい5または6員の含窒素
複素環基である前記(1)記載の化合物; (7)環Cがそれぞれ置換されていてもよいピロール、
イミダゾール、ピラゾール、トリアゾール、ピリジン、
オキサゾール、チアゾールまたはベンズイミダゾールで
ある前記(1)記載の化合物; (8)Rが置換されていてもよいスチリル基である前記
(1)記載の化合物; (9)Xが酸素原子である前記(1)記載の化合物; (10)mが1である前記(1)記載の化合物; (11)Yが酸素原子またはスルホニル基である前記
(1)記載の化合物; (12)一般式
【化30】 〔式中、R1はハロゲン原子またはハロゲン化されてい
てもよいC1-4アルキル基を、R2およびR3は同一また
は異なってハロゲン原子、C1-3アルキル基または置換
されていてもよい水酸基を、Wは酸素原子または硫黄原
子を、pは1ないし3の整数を、環Cは置換されていて
もよい5または6員の含窒素複素環を、m’は1または
2を、nは1ないし5の整数を、YおよびZは同一また
は異なって単結合、酸素原子、置換されていてもよい炭
素原子、置換されていてもよい窒素原子または酸化され
ていてもよい硫黄原子をそれぞれ示す。pが2または3
を示すとき、R1はそれぞれ同一または異なっていても
よい。ただし、一般式
【化31】 で表される基が
【化32】 で表される置換されていてもよい5または6員の含窒素
複素環基のとき、YおよびZが同一または異なって単結
合またはメチレン基である場合を除く。〕で表される化
合物またはその塩; (13)R1がトリフルオロメチル基、フッ素原子、塩
素原子または臭素原子であり、R2がフッ素原子、塩素
原子またはメチル基である前記(12)記載の化合物; (14)一般式
【化33】 〔式中、R1はハロゲン原子またはハロゲン化されてい
てもよいC1-4アルキル基を、R2およびR3は同一また
は異なってハロゲン原子、C1-3アルキル基または置換
されていてもよい水酸基を、Wは酸素原子または硫黄原
子を、pは1ないし3の整数を、環B’は置換されてい
てもよいベンゼン環または置換されていてもよい5もし
くは6員の芳香族複素環を、環Cは置換されていてもよ
い5または6員の含窒素複素環を、m’は1または2
を、nは1ないし5の整数を、YおよびZは同一または
異なって単結合、酸素原子、置換されていてもよい炭素
原子、置換されていてもよい窒素原子または酸化されて
いてもよい硫黄原子をそれぞれ示す。pが2または3を
示すとき、R1はそれぞれ同一または異なっていてもよ
い。〕で表される化合物またはその塩; (15)Wが酸素原子である前記(12)または(1
4)記載の化合物; (16)m’が1である前記(12)または(14)記
載の化合物; (17)一般式
【化34】 で表される基が
【化35】 〔式中、R4は、水素原子または置換基として、1)水
酸基、2)置換基を有していてもよいアルコキシカルボ
ニル基、3)置換基を有していてもよいカルバモイル
基、4)置換基を有していてもよい環状アミノカルボニ
ル基、5)置換基を有していてもよいカルバモイルオキ
シ基、6)置換基を有していてもよい環状アミノカルボ
ニルオキシ基、7)置換基を有していてもよいアルキル
スルホニル基、8)置換基を有していてもよいアルキル
スルフィニル基、9)置換基を有していてもよいスルフ
ァモイル基、10)置換基を有していてもよい環状アミ
ノスルホニル基、11)置換基を有していてもよいカル
バモイルアミノ基、12)置換基を有していてもよい環
状アミノカルボニルアミノ基、13)置換基を有してい
てもよいアルキルスルホニルアミノ基、14)置換基を
有していてもよいアルキルスルホニルアミノ基および1
5)アシルアミノ基から選ばれる基を1ないし3個有す
るC1-4アルキル基を示す。〕で表される基である前記
(1)記載の化合物; (18)一般式
【化36】 で表される基が
【化37】 〔式中、R4'は、水素原子または置換基として、1)水
酸基、2)置換基を有していてもよいアルコキシカルボ
ニル基、3)置換基を有していてもよいカルバモイル
基、4)置換基を有していてもよい環状アミノカルボニ
ル基、5)置換基を有していてもよいカルバモイルオキ
シ基、6)置換基を有していてもよい環状アミノカルボ
ニルオキシ基、7)置換基を有していてもよいアルキル
スルホニル基、8)置換基を有していてもよいアルキル
スルフィニル基、9)置換基を有していてもよいスルフ
ァモイル基、10)置換基を有していてもよい環状アミ
ノスルホニル基、11)置換基を有していてもよいカル
バモイルアミノ基、12)置換基を有していてもよい環
状アミノカルボニルアミノ基、13)置換基を有してい
てもよいアルキルスルホニルアミノ基、14)置換基を
有していてもよいアルキルスルホニルアミノ基および1
5)アシルアミノ基から選ばれる基を1ないし3個有す
るC1-4アルキル基を示す。〕で表される環基である前
記(1)記載の化合物; (19)1-(3-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキ
シ]フェノキシ}プロピル)-1H-1,2,3-トリアゾール;1-
[3-({4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]
エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニ
ル}チオ)プロピル]-1H-1,2,3-トリアゾール;1-[3-({4-
[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}スル
ホニル)プロピル]-1H-1,2,3-トリアゾール;{1-[3-({4-
[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}スル
ファニル)プロピル]-1H-イミダゾール-2-イル}メタノー
ル、{1-[3-({4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]
フェニル}スルホニル)プロピル]-1H-イミダゾール-2-イ
ル}メタノール、1-[4-[[2-[(E)-2-(4-トリフルオロメチ
ルフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メト
キシ]フェニル]-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-1-
ブタノール、1−[3−[4−[2−[2−[(E)−
2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル]−1,3−オキサゾール−4−イル]エチル]フェ
ノキシ]プロピル]−1H−1,2,3−トリアゾー
ル、2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-4-[[4-[4-(1H-ピラゾール-3-イル)ブ
チル]フェノキシ]メチル]-1,3-オキサゾール、2-[5-[4-
[4-[[2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]
フェニル]ブチル]-1H-ピラゾール-1-イル]エタノール、
2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]-4-[[4-[4-[1-[2-(テトラヒドロ-2H-ピラ
ン-2-イルオキシ)エチル]-1H-ピラゾール-5-イル]ブチ
ル]フェノキシ]メチル]-1,3-オキサゾール、2-[5-[4-[4
-[[2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェ
ニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-
2−メチルフェニル]ブチル]-1H-ピラゾール-1-イル]エ
タノールおよび2-[5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[4-ブロモ-2-フ
ルオロ-4-フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]メトキシ]-2−メチルフェニル]ブチル]-1H-ピラゾ
ール-1-イル]エタノールからなる群より選ばれる1の化
合物またはその塩; (20)前記(1)記載の化合物のプロドラッグ; (21)前記(1)記載の化合物もしくはその塩または
そのプロドラッグを含有する医薬; (22)チロシンキナーゼ阻害剤である前記(21)記
載の医薬; (23)癌の予防・治療剤である前記(21)記載の医
薬; (24)癌が乳癌、前立腺癌、肺癌、膵癌または腎臓癌
である前記(23)記載の医薬; (25)哺乳動物に対して、前記(1)記載の化合物も
しくはその塩またはそのプロドラッグを有効量投与する
ことを特徴とするチロシンキナーゼ阻害方法; (26)哺乳動物に対して、前記(1)記載の化合物も
しくはその塩またはそのプロドラッグを有効量投与する
ことを特徴とする癌の予防・治療方法; (27)チロシンキナーゼ阻害剤を製造するための前記
(1)記載の化合物もしくはその塩またはそのプロドラ
ッグの使用;および (28)癌の予防・治療剤を製造するための前記(1)
記載の化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグの
使用等に関する。
【0007】さらに本発明は、 (29)一般式
【化38】 〔式中、T1は脱離基を、環Aは含窒素複素環を、Rは
置換されていてもよい芳香族同素環基、置換されていて
もよい芳香族複素環基または置換されていてもよいスチ
リル基を、mは0ないし2の整数をそれぞれ示す。〕で
表わされる化合物またはその塩と一般式
【化39】 〔式中、環Bは置換されていてもよい芳香族同素環また
は置換されていてもよい芳香族複素環を、環Cは置換さ
れていてもよい5または6員の含窒素複素環を、nは1
ないし5の整数を、Xは酸素原子、メチレン基、エチレ
ン基またはエテニル基を、YおよびZは同一または異な
って単結合、酸素原子、置換されていてもよい炭素原
子、置換されていてもよい窒素原子または酸化されてい
てもよい硫黄原子をそれぞれ示す。〕で表わされる化合
物またはその塩とを反応させることを特徴とする前記
(1)記載の化合物またはその塩の製造法;
【0008】(30)前記(1)記載の化合物もしくは
その塩またはそのプロドラッグと抗癌剤とを組み合わせ
てなる医薬; (31)前記(1)記載の化合物もしくはその塩または
そのプロドラッグとホルモン療法剤とを組み合わせてな
る医薬; (32)ホルモン療法剤がLH−RH調節薬である前記
(31)記載の医薬; (33)LH−RH調節薬がLH−RHアゴニストであ
る前記(32)記載の医薬; (34)LH−RHアゴニストがリュープロレリンまた
はその塩である前記(33)記載の医薬;
【0009】(35)哺乳動物に対して、前記(1)記
載の化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグの有
効量と他の抗癌剤の有効量とを組み合わせて投与するこ
とを特徴とする癌の予防・治療方法; (36)哺乳動物に対して、前記(1)記載の化合物も
しくはその塩またはそのプロドラッグの有効量とホルモ
ン療法剤の有効量とを組み合わせて投与することを特徴
とする癌の予防・治療方法; (37)ホルモン療法剤がLH−RH調節薬である前記
(36)記載の方法; (38)LH−RH調節薬がLH−RHアゴニストであ
る前記(37)記載の方法; (39)LH−RHアゴニストがリュープロレリンまた
はその塩である前記(38)記載の方法; (40)他の抗癌剤投与後に前記(1)記載の化合物も
しくはその塩またはそのプロドラッグの有効量を投与す
ることを特徴とする癌の予防・治療方法; (41)手術、放射線療法、遺伝子療法、温熱療法、凍
結療法および/またはレーザー灼熱療法を適用する前
に、哺乳動物に対して、前記(1)記載の化合物もしく
はその塩またはそのプロドラッグの有効量を投与するこ
とを特徴とする癌の予防・治療方法;および (42)手術、放射線療法、遺伝子療法、温熱療法、凍
結療法および/またはレーザー灼熱療法を適用した後
に、哺乳動物に対して、前記(1)記載の化合物もしく
はその塩またはそのプロドラッグの有効量を投与するこ
とを特徴とする癌の予防・治療方法等に関する。
【0010】環Aで示される「含窒素複素環」とは、環
系を構成する原子(環原子)として少なくとも1つの窒
素原子を含む環をいう。炭素原子のほか酸素原子、硫黄
原子および窒素原子等から任意に選ばれるヘテロ原子1
ないし3個含んでいてもよい。「含窒素複素環」として
具体的に例示すると、例えばピロール、ピロリン、ピロ
リジン、イミダゾリジン、イミダゾリン、チアゾリジ
ン、オキサゾリジン、ピラゾリン、ピラゾリジン、ピペ
リジン、ピペラジン、モルホリン、オキサゾール、イソ
オキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾ
ール、ピラゾール、1,2,3−オキサジアゾール、1,
2,4−オキサジアゾール、1,3,4−オキサジアゾー
ル、フラザン、1,2,3−チアジアゾール、1,2,4−
チアジアゾール、1,3,4−チアジアゾール、1,2,3
−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、テトラゾー
ル、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、ト
リアジン等の5ないし6員の単環式含窒素複素環、およ
び例えばインドリン、イソインドリン、1H−インダゾ
ール、ベンズインダゾール、ベンゾオキサゾール、1,
2−ベンゾイソオキサゾール、ベンゾチアゾール、1,
2−ベンゾイソチアゾール、1H−ベンゾトリアゾー
ル、キノリン、イソキノリン、シンノリン、キナゾリ
ン、キノキサリン、フタラジン、ナフチリジン、プリ
ン、プテリジン、カルバゾール、α−カルボリン、β−
カルボリン、γ−カルボリン、アクリジン、フェノキサ
ジン、フェノチアジン、フェナジン、フェナトリジン、
フェナントロリン、インドリジン、ピロロ〔1,2−
〕ピリダジン、ピラゾロ〔1,5−〕ピリジン、イ
ミダゾ〔1,2−〕ピリジン、イミダゾ〔1,5−
ピリジン、イミダゾ〔1,2−〕ピリダジン、イミダ
ゾ〔1,2−〕ピリミジン、1,2,4−トリアゾロ
〔4,3−〕ピリジン、1,2,4−トリアゾロ〔4,3
〕ピリダジン等の8〜12員の縮合多環式含窒素複
素環等を用いることができる。
【0011】「単環または2環式の含窒素複素環」とし
ては、例えばオキサゾール、イソオキサゾール、チアゾ
ール、イミダゾール、フラザン、1,2,3−チアジアゾ
ール、1,2,4−チアジアゾール、1,2,4−トリアゾ
ール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン等の5ないし
6員の単環式含窒素複素環、および例えばインドリン、
イソインドリン、ベンズインダゾール、ベンゾオキサゾ
ール、ベンゾチアゾール、キノリン、イソキノリン、キ
ナゾリン、ピロロ〔1,2−〕ピリダジン、イミダゾ
〔1,2−〕ピリジン、イミダゾ〔1,5−〕ピリジ
ン等の8〜12員の2環式含窒素複素環等を用いること
ができる。
【0012】環Bで示される「置換されていてもよい芳
香族同素環」における「芳香族同素環」とは単環式もし
くは縮合多環式芳香族同素環等であり、好ましくはC
6-14芳香族同素環が用いられる。具体的には例えばベン
ゼン、ナフタレン、アントラセン、アズレン、フェナン
トレン、フェナレン、フルオレン、インダセン、ビフェ
ニレン、ヘプタレン、アセナフチレン等のC6-14芳香族
同素環等が好ましく、より好ましくはベンゼン、ナフタ
レン、アントラセン等が、さらに好ましくはベンゼン、
1−ナフタレン、2−ナフタレン等が用いられる。
【0013】環Bで示される「置換されていてもよい芳
香族複素環」における「芳香族複素環」とは、環系を構
成する原子(環原子)として炭素原子のほか酸素原子、
硫黄原子および窒素原子等から任意に選ばれるヘテロ原
子1ないし3個含んでいてもよい。「芳香族複素環」と
して具体的に例示すると、例えばピロール、オキサゾー
ル、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、
イミダゾール、ピラゾール、1,2,3−オキサジアゾー
ル、1,2,4−オキサジアゾール、1,3,4−オキサジ
アゾール、フラザン、1,2,3−チアジアゾール、1,
2,4−チアジアゾール、1,3,4−チアジアゾール、
1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、テ
トラゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラ
ジン、トリアジン等の5ないし6員の単環式芳香族複素
環、および例えばベンゾチオフェン、ベンゾフラン、イ
ンドール、1H−インダゾール、ベンズインダゾール、
ベンゾオキサゾール、1,2−ベンゾイソオキサゾー
ル、ベンゾチアゾール、1,2−ベンゾイソチアゾー
ル、キノリン、イソキノリン、シンノリン、キナゾリ
ン、カルバゾール、フェノキサジン、インドリジン、ピ
ロロ〔1,2−〕ピリダジン、ピラゾロ〔1,5−
ピリジン、イミダゾ〔1,2−〕ピリジン、イミダゾ
〔1,5−〕ピリジン、イミダゾ〔1,2−〕ピリダ
ジン、イミダゾ〔1,2−〕ピリミジン、1,2,4−
トリアゾロ〔4,3−〕ピリジン、1,2,4−トリア
ゾロ〔4,3−〕ピリダジン等の8〜12員の縮合多
環式芳香族複素環等を用いることができる。
【0014】環B’で示される「置換されていてもよい
5もしくは6員の芳香族複素環」としては、チオフェ
ン、フラン、ピロール、ピリジン、ピリダジン、ピリミ
ジン、ピラジンなどを用いることができる。
【0015】環Cで示される「置換されていてもよい5
または6員の含窒素複素環」における「5または6員の
含窒素複素環」とは、環系を構成する原子(環原子)と
して少なくとも1つの窒素原子を含む環をいう。炭素原
子のほか酸素原子、硫黄原子および窒素原子等から任意
に選ばれるヘテロ原子1ないし3個含んでいてもよい。
「5または6員の含窒素複素環」として具体的に例示す
ると、例えばピロール、ピロリン、ピロリジン、イミダ
ゾリジン、イミダゾリン、チアゾリジン、オキサゾリジ
ン、ピラゾリン、ピラゾリジン、ピペリジン、ピペラジ
ン、モルホリン、オキサゾール、イソオキサゾール、チ
アゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ピラゾー
ル、1,2,3−オキサジアゾール、1,2,4−オキサジ
アゾール、1,3,4−オキサジアゾール、フラザン、
1,2,3−チアジアゾール、1,2,4−チアジアゾー
ル、1,3,4−チアジアゾール、1,2,3−トリアゾー
ル、1,2,4−トリアゾール、ピリジン、ピリダジン、
ピリミジン、ピラジン、トリアジン等を用いることがで
きる。
【0016】Rで示される「置換されていてもよい芳香
族同素環基」における「芳香族同素環基」とは単環式も
しくは縮合多環式芳香族同素環基であり、好ましくはC
6-14芳香族同素環基が用いられる。具体的には例えばフ
ェニル、ナフチル、アントリル、アズレニル、フェナン
トリル、フェナレニル、フルオレニル、インダセニル、
ビフェニレニル、ヘプタレニル、アセナフチレニル等の
6-14芳香族同素環基等が好ましく、より好ましくはフ
ェニル、ナフチル、アントリル等が、さらに好ましくは
フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル等が用いられ
る。
【0017】Rで示される「置換されていてもよい芳香
族複素環基」における「芳香族複素環基」とは、環系を
構成する原子(環原子)として炭素原子のほか酸素原
子、硫黄原子および窒素原子等から任意に選ばれるヘテ
ロ原子1ないし3個含んでいてもよい。「芳香族複素環
基」として具体的に例示すると、例えばチエニル、フリ
ル、ピロリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チア
ゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、
1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾ
リル、1,3,4−オキサジアゾリル、フラザニル、1,
2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、
1,3,4−チアジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、
1,2,4−トリアゾリル、テトラゾリル、ピリジル、ピ
リダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、トリアジニル
等の5ないし6員の単環式芳香族複素環、および例えば
1H−インダゾリル、ベンズインダゾリル、ベンゾオキ
サゾリル、1,2−ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾチ
アゾリル、1,2−ベンゾイソチアゾリル、1H−ベン
ゾトリアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、シンノ
リニル、キナゾリニル、キノキサリニル、フタラジニ
ル、ナフチリジニル、プリニル、プテリジニル、カルバ
ゾリル、α−カルボリニル、β−カルボリニル、γ−カ
ルボリニル、アクリジニル、フェノキサジニル、フェノ
チアジニル、フェナジニル、フェナトリジニル、フェナ
ントロリニル、インドリジニル、ピロロ〔1,2−
ピリダジニル、ピラゾロ〔1,5−〕ピリジル、イミ
ダゾ〔1,2−〕ピリジル、イミダゾ〔1,5−〕ピ
リジル、イミダゾ〔1,2−〕ピリダジニル、イミダ
ゾ〔1,2−〕ピリミジニル、1,2,4−トリアゾロ
〔4,3−〕ピリジル、1,2,4−トリアゾロ〔4,3
〕ピリダジニル等の8〜12員の縮合多環式芳香族
複素環基等を用いることができる。好ましくは5ないし
6員の単環式芳香族複素環基を用いることができる。
【0018】ここで環Bで示される「置換されていても
よい芳香族同素環」の置換基、「置換されていてもよい
芳香族複素環」の置換基;環B’で示される「置換され
ていてもよいベンゼン環」の置換基、「置換されていて
もよい5もしくは6員の芳香族複素環」の置換基;環C
で示される「置換されていてもよい5または6員の含窒
素複素環」の置換基、「置換されていてもよいピロー
ル、イミダゾール、ピラゾール、トリアゾール、テトラ
ゾール、ピリジン、オキサゾール、チアゾールまたはベ
ンズイミダゾール」の置換基;Rで示される「置換され
ていてもよい芳香族同素環基」の置換基、「置換されて
いてもよい芳香族複素環基」の置換基、「置換されてい
てもよいスチリル基」の置換基ならびにYおよびZで示
される「置換されていてもよい炭素原子」の置換基とし
ては、それぞれ同一又は異なって、必要により有機化学
合成の常法により保護されていてもよく特に制限はない
が、例えば(i)置換されていてもよいアルキル基、(ii)
置換されていてもよいアルケニル基、(iii)置換されて
いてもよいアルキニル基、(iv)置換されていてもよいア
リール基、(v)置換されていてもよいアラルキル基、(v
i)置換されていてもよいシクロアルキル基、(vii)置換
されていてもよいシクロアルケニル基、(viii)置換され
ていてもよい複素環基、(ix)置換されていてもよいアミ
ノ基、(x)置換されていてもよいイミドイル基(例え
ば、式−C(U’)=N−U〔式中、UおよびU’はそ
れぞれ水素原子又は置換基を示す(Uは好ましくは水素
原子を示す)で表される基等)、(xi)置換されていても
よいアミジノ基(例えば、式−C(NE’E’’)=N
−E〔式中、E,E’およびE’’はそれぞれ水素原子
又は置換基を示す(Eは好ましくは水素原子を示す)〕
で表される基等)、(xii)置換されていてもよい水酸
基、(xiii)置換されていてもよいチオール基、(xiv)置
換されていてもよいアルキルスルフィニル基、(xv)エス
テル化もしくはアミド化されていてもよいカルボキシル
基、(xvi)置換されていてもよいチオカルバモイル基、
(xvii)置換されていてもよいスルファモイル基、(xvii
i)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等、
好ましくは塩素、臭素等)、(xix)シアノ基、(xx)イソ
シアノ基、(xxi)シアネート基、(xxii)イソシアネート
基、(xxiii)チオシアネート基、(xxiv)イソチオシアネ
ート基、(xxv)ニトロ基、(xxvi)ニトロソ基、(xxvii)ス
ルホン酸由来のアシル基、(xxviii)カルボン酸由来のア
シル基、(xxix)オキソ基、(xxx)C1-4アルキレンジオキ
シ基等が用いられ、これらの任意の置換基は置換可能な
位置に1ないし5個(好ましくは1ないし3個)置換し
ていてもよい。
【0019】前記置換基としての「置換されていてもよ
いアルキル基」におけるアルキル基としては、例えばメ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペ
ンチル、イソペンチル、ネオペンチル、1−メチルプロ
ピル、n−ヘキシル、イソヘキシル、1,1−ジメチル
ブチル、2,2−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチ
ル、3,3−ジメチルプロピル等のC1-6アルキル等を用
いることができる。ここで、アルキル基の置換基として
は、低級アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ等のC 1-6アルコキシ等)、ハロゲン原子(例、
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)、低級アルキル基
(例、メチル、エチル、プロピル等のC1-6アルキル
等)、低級アルケニル基(例、ビニル、アリル等のC
2-6アルケニル等)、低級アルキニル基(例、エチニ
ル、プロパルギル等のC2-6アルキニル等)、置換され
ていてもよいアミノ基、置換されていてもよい水酸基、
シアノ基、置換されていてもよいアミジノ基、カルボキ
シ基、低級アルコキシカルボニル基(例、メトキシカル
ボニル、エトキシカルボニル等のC1-6アルコキシカル
ボニル等)、置換されていてもよいカルバモイル基
(例、5ないし6員の単環式芳香族複素環基(例、ピリ
ジル等)で置換されていてもよいC1-6アルキル基また
はアシル基(例、ホルミル、C2-6アルカノイル、ベン
ゾイル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ
カルボニル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルスルホニル、ベンゼンスルホニル等)で置換されてい
てもよいカルバモイル基、1−アゼチジニルカルボニ
ル、1−ピロリジニルカルボニル、ピペリジノカルボニ
ル、モルホリノカルボニル、1−ピペラジニルカルボニ
ル等)等を用いることができ、これらの任意の置換基は
置換可能な位置に1ないし3個置換していてもよい。
【0020】前記の「置換されていてもよいアルキル
基」の置換基としての「置換されていてもよいアミノ
基」、「置換されていてもよい水酸基」、および「置換
されていてもよいアミジノ基」としては、後述する「置
換されていてもよい芳香族同素環」等の置換基としての
「置換されていてもよいアミノ基」、「置換されていて
もよい水酸基」、および「置換されていてもよいアミジ
ノ基」と同様なものを用いることができる。
【0021】前記置換基としての「置換されていてもよ
いアルケニル基」におけるアルケニル基としては、例え
ばビニル、アリル、イソプロペニル、2−メチルアリ
ル、1−プロペニル、2−メチル−1−プロペニル、1
−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、2−エチル
−1−ブテニル、2−メチル−2−ブテニル、3−メチ
ル−2−ブテニル、1−ペンテニル、2−ペンテニル、
3−ペンテニル、4−ペンテニル、4−メチル−3−ペ
ンテニル、1−ヘキセニル、2−ヘキセニル、3−ヘキ
セニル、4−ヘキセニル、5−ヘキセニル等のC2-6
ルケニル等を用いることができる。ここで、アルケニル
の置換基としては、前記した置換基としての「置換され
ていてもよいアルキル基」における置換基と同様な数の
同様なものを用いることができる。
【0022】前記置換基としての「置換されていてもよ
いアルキニル基」におけるアルキニル基としては、例え
ばエチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブ
チニル、2−ブチニル、3−ブチニル、1−ペンチニ
ル、2−ペンチニル、3−ペンチニル、4−ペンチニ
ル、1−ヘキシニル、2−ヘキシニル、3−ヘキシニ
ル、4−ヘキシニル、5−ヘキシニル等のC2-6アルキ
ニルを用いることができる。ここで、アルキニル基の置
換基としては、前記した置換基としての「置換されてい
てもよいアルキル基」における置換基と同様な数の同様
なものを用いることができる。
【0023】前記置換基としての「置換されていてもよ
いアリール基」におけるアリール基としては、例えばフ
ェニル、ナフチル、アントリル、フェナントリル、アセ
ナフチレニル等のC6-14アリール等を用いることができ
る。ここで、アリール基の置換基としては、前記した置
換基としての「置換されていてもよいアルキル基」にお
ける置換基と同様な数の同様なものを用いることができ
る。
【0024】前記置換基としての「置換されていてもよ
いアラルキル基」におけるアラルキル基としては、例え
ば、ベンジル、フェネチル、ナフチルメチル等のC7-11
アラルキル等を用いることができる。ここで、アラルキ
ル基の置換基としては前記した置換基としての「置換さ
れていてもよいアルキル基」における置換基と同様な数
の同様なものを用いることができる。
【0025】前記置換基としての「置換されていてもよ
いシクロアルキル基」におけるシクロアルキル基として
は、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チル、シクロヘキシル、シクロヘプチル等のC3-7シク
ロアルキル等を用いることができる。ここで、シクロア
ルキル基の置換基としては、前記した置換基としての
「置換されていてもよいアルキル基」における置換基と
同様な数の同様なものを用いることができる。
【0026】前記置換基としての「置換されていてもよ
いシクロアルケニル基」におけるシクロアルケニル基と
しては、例えばシクロプロぺニル、シクロブテニル、シ
クロペンテニル、シクロヘキセニル等のC3-7シクロア
ルケニル等を用いることができる。ここで、置換されて
いてもよいシクロアルケニル基の置換基としては、前記
した置換基としての「置換されていてもよいアルキル
基」における置換基と同様な数の同様なものを用いるこ
とができる。
【0027】前記置換基としての「置換されていてもよ
い複素環基」における複素環基としては、例えば環系を
構成する原子(環原子)として、酸素原子、硫黄原子お
よび窒素原子等から選ばれたヘテロ原子1ないし3種
(好ましくは1ないし2種)を少なくとも1個(好まし
くは1ないし4個、さらに好ましくは1ないし2個)含
む芳香族複素環基、飽和あるいは不飽和の非芳香族複素
環基(脂肪族複素環基)等を用いることができる。ここ
で「芳香族複素環基」としては、例えばフリル、チエニ
ル、ピロリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チア
ゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、
1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾ
リル、1,3,4−オキサジアゾリル、フラザニル、1,
2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、
1,3,4−チアジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、
1,2,4−トリアゾリル、テトラゾリル、ピリジル、ピ
リダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、トリアジニル
等の5ないし6員の単環式芳香族複素環基、および例え
ばベンゾフラニル、イソベンゾフラニル、ベンゾ〔
チエニル、インドリル、イソインドリル、1H−インダ
ゾリル、ベンズインダゾリル、ベンゾオキサゾリル、
1,2−ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、
ベンゾピラニル、1,2−ベンゾイソチアゾリル、1H
−ベンゾトリアゾリル、キノリル、イソキノリル、シン
ノリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、フタラジニ
ル、ナフチリジニル、プリニル、プテリジニル、カルバ
ゾリル、α−カルボリニル、β−カルボリニル、γ−カ
ルボリニル、アクリジニル、フェノキサジニル、フェノ
チアジニル、フェナジニル、フェノキサチイニル、チア
ントレニル、フェナトリジニル、フェナトロリニル、イ
ンドリジニル、ピロロ〔1,2−〕ピリダジニル、ピ
ラゾロ〔1,5−〕ピリジル、イミダゾ〔1,2−
ピリジル、イミダゾ〔1,5−〕ピリジル、イミダゾ
〔1,2−〕ピリダジニル、イミダゾ〔1,2−〕ピ
リミジニル、1,2,4−トリアゾロ〔4,3−〕ピリ
ジル、1,2,4−トリアゾロ〔4,3−〕ピリダジニ
ル等の8〜12員の縮合多環式芳香族複素環基(好まし
くは、前記した5ないし6員の単環式芳香族複素環基が
ベンゼン環と縮合した複素環基または前記した5ないし
6員の単環式芳香族複素環基の同一または異なった複素
環2個が縮合した複素環基)、より好ましくは前記した
5ないし6員の単環式芳香族複素環基がベンゼン環と縮
合した複素環基、とりわけ好ましくはベンゾフラニル、
ベンゾピラニル、ベンゾ〔〕チエニル等を用いること
ができる。
【0028】ここで「非芳香族複素環基」としては、例
えばオキシラニル、アゼチジニル、オキセタニル、チエ
タニル、ピロリジニル、テトラヒドロフリル、チオラニ
ル、ピペリジル、テトラヒドロピラニル、モルホリニ
ル、チオモルホリニル、ピペラジニル等の3〜8員(好
ましくは5〜6員)の飽和あるいは不飽和(好ましくは
飽和)の非芳香族複素環基(脂肪族複素環基)等、ある
いは1,2,3,4−テトラヒドロキノリル、1,2,3,4
−テトラヒドロイソキノリル等のように前記した単環式
芳香族複素環基又は縮合多環式芳香族複素環基の一部又
は全部の二重結合が飽和した非芳香族複素環基等を用い
ることができる。置換基としての「置換されていてもよ
い複素環基」が有していてもよい置換基としては、低級
アルキル基(例、メチル、エチル、プロピル等のC1-6
アルキル等)、低級アルケニル基(例、ビニル、アリル
等のC2-6アルケニル等)、低級アルキニル基(例、エ
チニル、プロパルギル等のC2-6アルキニル等)、アシ
ル基(例、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ピバロ
イル等のC1-6アルカノイル、ベンゾイル等)、置換さ
れていてもよいアミノ基、置換されていてもよい水酸
基、ハロゲン原子(例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素
等、好ましくは塩素、臭素等)、置換されていてもよい
イミドイル基、置換されていてもよいアミジノ基等を用
いることができる。これらの任意の置換基は置換可能な
位置に1ないし5個(好ましくは1ないし3個)置換し
ていてもよい。置換基としての「置換されていてもよい
複素環基」が有していてもよい「置換されていてもよい
アミノ基」、「置換されていてもよい水酸基」、「置換
されていてもよいイミドイル基」、および「置換されて
いてもよいアミジノ基」としては、後述する「置換され
ていてもよい芳香族同素環」等の置換基としての「置換
されていてもよいアミノ基」、「置換されていてもよい
水酸基」、「置換されていてもよいイミドイル基」、お
よび「置換されていてもよいアミジノ基」と同様なもの
を用いることができる。
【0029】前記置換基としての「置換されていてもよ
いアミノ基」、「置換されていてもよいイミドイル
基」、「置換されていてもよいアミジノ基」、「置換さ
れていてもよい水酸基」、「置換されていてもよいチオ
ール基」、における置換基としては、例えば、ハロゲン
原子(例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルコキシ(例えばメトキ
シ、エトキシ、トリフルオロメトキシ、2,2,2−ト
リフルオロエトキシ、トリクロロメトキシ、2,2,2
−トリクロロエトキシ等)およびC7-11アルキルアリー
ル基(例えばo-トルイル、m-トルイル、p-トルイル、キ
シリル、メシチル等、好ましくはC1-5アルキル-フェニ
ル等)から選ばれた置換基で置換されていてもよい低級
アルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、ペンチル、
ヘキシル等のC1-6アルキル等)、アシル基(C1-6アル
カノイル(例、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ピ
バロイル等)、ベンゾイル、C1-6アルキルスルホニル
(例、メタンスルホニル等)、ベンゼンスルホニル
等)、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシカ
ルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル、トリフルオロメトキシカルボニル、2,2,2−
トリフルオロエトキシカルボニル、トリクロロメトキシ
カルボニル、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニ
ル等)、フェニル基で置換されていてもよいC1-6アル
コキシカルボニル基(例、ベンジルオキシカルボニル
等)、アリール(例、フェニル、1−ナフチル、2−ナ
フチル等のC6-10アリール等)、アラルキル(例、ベン
ジル、フェネチル等のC7-10アラルキル、好ましくはフ
ェニル−C1-4アルキル等)、アリールアルケニル
(例、シンナミル等のC8-10アリールアルケニル、好ま
しくはフェニル−C2-4アルケニル等)、複素環基(前
記置換基としての「置換されていてもよい複素環基」に
おける「複素環基」と同様なもの、好ましくはピリジ
ル、さらに好ましくは4−ピリジル等)等を用いること
ができる。これらの任意の置換基は置換可能な位置に1
ないし3個置換していてもよい。
【0030】また、前記置換基としての「置換されてい
てもよいアミノ基」における「アミノ基」は、置換され
ていてもよいイミドイル基(例えば、C1-6アルキルイ
ミドイル(例、ホルミルイミドイル、アセチルイミドイ
ル等)、C1-6アルコキシイミドイル、C1-6アルキルチ
オイミドイル、アミジノ等)、1〜2個のC1-6アルキ
ル基で置換されていてもよいアミノ基等で置換されてい
てもよい。これらの任意の置換基は置換可能な位置に1
ないし2個置換していてもよい。また、2個の置換基が
窒素原子と一緒になって環状アミノ基を形成する場合も
あり、この様な場合の環状アミノ基としては、例えば1
−アゼチジニル、1−ピロリジニル、ピペリジノ、チオ
モルホリノ、モルホリノ、1−ピペラジニルおよび4位
に低級アルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル等
のC1-6アルキル等)、アラルキル(例、ベンジル、フ
ェネチル等のC7-10アラルキル等)、アリール(例、フ
ェニル、1−ナフチル、2−ナフチル等のC6-10アリー
ル等)等を有していてもよい1−ピペラジニル、1−ピ
ロリル、1−イミダゾリル等の3〜8員(好ましくは5
〜6員)の環状アミノ等を用いることができる。
【0031】前記置換基としての「置換されていてもよ
いアルキルスルフィニル基」におけるアルキルスルフィ
ニル基としては、メチルスルフィニル、エチルスルフィ
ニル、プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニ
ル、ブチルスルフィニル、イソブチルスルフィニル、se
c-ブチルスルフィニル、tert-ブチルスルフィニル、ペ
ンチルスルフィニル、ヘキシルスルフィニル等のC1-6
アルキルスルフィニルを用いることができる。ここでア
ルキルスルフィニルの置換基としては、前記した置換基
としての「置換されていてもよいアルキル」における置
換基と同様な数の同様なものを用いることができる。
【0032】前記置換基としての「エステル化もしくは
アミド化されていてもよいカルボキシル基」としては、
カルボキシル基、アルコキシカルボニル、アリールオキ
シカルボニル、アラルキルオキシカルボニル、カルバモ
イル、N−モノ置換カルバモイルおよびN,N−ジ置換
カルバモイルを用いることができる。ここで「アルコキ
シカルボニル」としては、例えばメトキシカルボニル、
エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロ
ポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、イソブトキシ
カルボニル、sec−ブトキシカルボニル、tert−ブトキ
シカルボニル、ペンチルオキシカルボニル、イソペンチ
ルオキシカルボニル、ネオペンチルオキシカルボニル等
のC1-6アルコキシカルボニル(低級アルコキシカルボ
ニル)等を用いることができ、中でもメトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル等のC
1-3アルコキシカルボニル等が好ましい。該「低級アル
コキシカルボニル」は置換基を有していてもよく、その
置換基としては、水酸基、置換されていてもよいアミノ
基[該アミノ基は、例えば1ないし5個のハロゲン原子
(例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)で置換されて
いてもよい低級アルキル基(例、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル等のC1-6アルキル等、好まし
くはメチル、エチル等)、アシル基(例、ホルミル、ア
セチル、プロピオニル、ピバロイル等のC1-6アルカノ
イル、ベンゾイル等)、カルボキシル基、C1 -6アルコ
キシカルボニル等の1又は2個を置換基として有してい
てもよい。]、ハロゲン原子(例えばフッ素、塩素、臭
素、ヨウ素等)、ニトロ基、シアノ基、1ないし5個の
ハロゲン原子(例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)
で置換されていてもよい低級アルコキシ基(例えばメト
キシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n
−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブ
トキシ等のC1-6アルコキシ等、好ましくはメトキシ、
エトキシ等)等を用いることができる。また、これらの
置換基は、同一または異なって1または2ないし3個
(好ましくは1または2個)置換しているのが好まし
い。
【0033】ここで「アリールオキシカルボニル」とし
ては、例えばフェノキシカルボニル、1−ナフトキシカ
ルボニル、2−ナフトキシカルボニル、1−フェナント
キシカルボニル等のC6-14アリールオキシカルボニル等
が好ましい。該「アリールオキシカルボニル」は置換基
を有していてもよく、その置換基としては、前記の置換
基としての「アルコキシカルボニル」における置換基と
同様な数の同様なものを用いることができる。ここで
「アラルキルオキシカルボニル」としては、例えばベン
ジルオキシカルボニル、フェネチルオキシカルボニル等
のC7-14アラルキルオキシカルボニル等(好ましくは、
6-10アリール−C1-4アルコキシ−カルボニル等)が
好ましい。該「アラルキルオキシカルボニル」は置換基
を有していてもよく、その置換基としては、前記の置換
基としての「アルコキシカルボニル」における置換基と
同様な数の同様なものを用いることができる。ここで
「N−モノ置換カルバモイル」としては、例えば低級ア
ルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘ
キシル等のC1-6アルキル等)、低級アルケニル(例、
ビニル、アリル、イソプロペニル、プロペニル、ブテニ
ル、ペンテニル、ヘキセニル等のC 2-6アルケニル
等)、シクロアルキル(例、シクロプロピル、シクロブ
チル、シクロペンチル、シクロヘキシル等のC3-6シク
ロアルキル等)、アリール(例、フェニル、1−ナフチ
ル、2−ナフチル等のC6-10アリール等)、アラルキル
(例、ベンジル、フェネチル等のC7-10アラルキル、好
ましくはフェニル−C1-4アルキル等)、アリールアル
ケニル(例、シンナミル等のC8-10アリールアルケニ
ル、好ましくはフェニル−C2-4アルケニル等)、複素
環基(例えば前記置換基としての「置換されていてもよ
い複素環基」における「複素環基」と同様のもの等)等
を用いることができる。該低級アルキル、低級アルケニ
ル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、アリール
アルケニル、複素環基は置換基を有していてもよく、そ
の置換基としては、前記の置換基としての「アルコキシ
カルボニル」における置換基と同様な数の同様なものを
用いることができる。
【0034】ここで「N,N−ジ置換カルバモイル」
は、窒素原子上に2個の置換基を有するカルバモイル基
を意味し、該置換基の一方の例としては前記した置換基
としての「N−モノ置換カルバモイル」における置換基
と同様のものを用いることができ、他方の例としては、
例えば低級アルキル(例、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキ
シル等のC1-6アルキル等)、C3-7シクロアルキル
(例、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル等)、C7-10アラルキル(例、ベン
ジル、フェネチル等、好ましくはフェニル−C1-4アル
キル等)等を用いることができる。また、2個の置換基
が窒素原子と一緒になって環状アミノを形成する場合も
あり、この様な場合の環状アミノカルバモイルとして
は、例えば1−アゼチジニルカルボニル、1−ピロリジ
ニルカルボニル、ピペリジノカルボニル、モルホリノカ
ルボニル、1−ピペラジニルカルボニルおよび4位に低
級アルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル等の
1- 6アルキル等)、アラルキル(例、ベンジル、フェ
ネチル等のC7-10アラルキル等)、アリール(例、フェ
ニル、1−ナフチル、2−ナフチル等のC6-10アリール
等)等を有していてもよい1−ピペラジニルカルボニル
等の3〜8員(好ましくは5〜6員)の環状アミノカル
ボニル等を用いることができる。
【0035】前記置換基としての「置換されていてもよ
いチオカルバモイル基」および「置換されていてもよい
スルファモイル基」の置換基としては、前記置換基とし
ての「エステル化もしくはアミド化されていてもよいカ
ルボキシル基」における「N−モノ置換カルバモイ
ル」、「N,N−ジ置換カルバモイル」の置換基と同様
のものを用いることができる。
【0036】前記置換基としての「スルホン酸由来のア
シル」としては、例えば前記した「N−モノ置換カルバ
モイル」が窒素原子上に1個有する置換基とスルホニル
とが結合したもの等を用いることができるが、好ましく
は、メタンスルホニル、エタンスルホニル等のC1-6
ルキルスルホニル等のアシルを用いることができる。
【0037】置換基としての「カルボン酸由来のアシ
ル」としては、水素原子または前記した「N−モノ置換
カルバモイル」が窒素原子上に1個有する置換基とカル
ボニルとが結合したもの等を用いることができるが、好
ましくは、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ピバロ
イル等のC1-6アルカノイル、ベンゾイル等のアシルを
用いることができる。
【0038】YおよびZで示される「置換されていても
よい窒素原子」の置換基としては、前記置換基としての
「置換されていてもよいアミノ基」における置換基と同
様な数の同様なものを用いることができる。
【0039】YおよびZで示される「酸化されていても
よい硫黄原子」としては、例えばチオ基、スルフィニル
基、スルホニル基等を用いることができる。
【0040】R1,R2およびR3で示される「ハロゲン
原子」とは、例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、
ヨウ素原子等を用いることができる。
【0041】R1で示される「ハロゲン化されていても
よいC1-4アルキル基」としては、例えばメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、トリフルオロメチル、2,2,
2−トリフルオロエチル、トリクロロメチル、2,2,
2−トリクロロエチル等を用いることができる。
【0042】R2およびR3で示される「C1-3アルキル
基」としては、例えばメチル、エチル、n-プロピル、i-
プロピル等を用いることができる。
【0043】R2およびR3で示される「置換されていて
もよい水酸基」の置換基としては、前記置換基としての
「置換されていてもよい水酸基」における置換基と同様
な数の同様なものを用いることができる。
【0044】T1で示される脱離基としては、例えばハ
ロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)、1
〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6
ルキルスルホニルオキシ基(例、メタンスルホニルオキ
シ、エタンスルホニルオキシ、トリフルオロメタンスル
ホニルオキシ等)、置換されていてもよいアリールスル
ホニルオキシ基(例、ベンゼンスルホニルオキシ、p-ト
ルエンスルホニルオキシ、p-ブロモベンゼンスルホニル
オキシ等)または水酸基で、遊離カルボン酸、その塩
(無機塩、有機塩等)あるいはその反応性誘導体(例、
酸ハライド、エステル、酸アジド、酸無水物、混合酸無
水物、活性アミド、活性エステル、活性チオエステル
等)を形成する基等を用いることができる。
【0045】R4で示される「置換基として、1)水酸
基、2)置換基を有していてもよいアルコキシカルボニ
ル基、3)置換基を有していてもよいカルバモイル基、
4)置換基を有していてもよい環状アミノカルボニル
基、5)置換基を有していてもよいカルバモイルオキシ
基、6)置換基を有していてもよい環状アミノカルボニ
ルオキシ基、7)置換基を有していてもよいアルキルス
ルホニル基、8)置換基を有していてもよいアルキルス
ルフィニル基、9)置換基を有していてもよいスルファ
モイル基、10)置換基を有していてもよい環状アミノ
スルホニル基、11)置換基を有していてもよいカルバ
モイルアミノ基、12)置換基を有していてもよい環状
アミノカルボニルアミノ基、13)置換基を有していて
もよいアルキルスルホニルアミノ基、14)置換基を有
していてもよいアルキルスルホニルアミノ基または1
5)アシルアミノ基を有するC1-4アルキル基」の「C
1-4アルキル基」としては、例えば、メチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec
−ブチル、tert−ブチル等が用いられる。中でもメ
チル、エチル等が好ましい。
【0046】該「水酸基を有するC1-4アルキル基」の
具体例としてはヒドロキシメチル基、2‐ヒドロキシエ
チル基、1−ヒドロキシエチル基、1−ヒドロキシ−1
−メチルエチル基等が用いられる。該「C1-4アルキル
基」の置換基としての「置換基を有していてもよいアル
コキシカルボニル基」における「アルコキシカルボニ
ル」としては、たとえばメトキシ、エトキシ、n−プロ
ポキシ、i−プロポキシ、n−ブトキシ、i−ブトキ
シ、t−ブトキシ等のC1-4アルコキシが用いられ、置
換基としては、たとえばハロゲン、ヒドロキシ等が用い
られる。該「置換基を有していてもよい環状アミノカル
ボニル基」、における「環状アミノカルボニル」として
は、たとえばピペリジノカルボニル、モルホリノカルボ
ニル、ピペラジノカルボニル等が用いられ、該置換基と
しては、たとえばC1-4アルキル(例、メチル、エチル
等)、C1-4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ
等)、ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素等)、ヒドロ
キシ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ等が用いられ
る。該「置換基を有していてもよい環状アミノカルボニ
ルオキシ基」、における「環状アミノカルボニルオキ
シ」としては、たとえばピペリジノカルボニルオキシ、
モルホリノカルボニルオキシ、ピペラジノカルボニルオ
キシ等が用いられ、該置換基としては、たとえばC1-4
アルキル(例、メチル、エチル等)、C1-4アルコキシ
(例、メトキシ、エトキシ等)、ハロゲン(例、フッ
素、塩素、臭素等)、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シ
アノ、オキソ等が用いられる。該「置換基を有していて
もよい環状アミノスルホニル基」、における「環状アミ
ノスルホニル」としては、たとえばピペリジノスルホニ
ル、モルホリノスルホニル、ピペラジノスルホニル等が
用いられ、該置換基としては、たとえばC1-4アルキル
(例、メチル、エチル等)、C1-4アルコキシ(例、メ
トキシ、エトキシ等)、ハロゲン(例、フッ素、塩素、
臭素等)、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキ
ソ等が用いられる。該「置換基を有していてもよい環状
アミノカルボニルアミノ基」、における「環状アミノカ
ルボニルアミノ」としては、たとえばピペリジノカルボ
ニルアミノ、モルホリノカルボニルアミノ、ピペラジノ
カルボニルアミノ等が用いられ、該置換基としては、た
とえばC1-4アルキル(例、メチル、エチル等)、C1-4
アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ等)、ハロゲン
(例、フッ素、塩素、臭素等)、ヒドロキシ、アミノ、
ニトロ、シアノ、オキソ等が用いられる。該「置換基を
有していてもよいアルキルスルホニル基」、「置換基を
有していてもよいアルキルスルフィニル基」および「置
換基を有していてもよいスルファモイル基」の置換基と
してはたとえばたとえばメチル、エチル等のC1-4アル
キル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル等のヒドロ
キシ−C1-4アルキル等が用いられる。該「置換基を有
していてもよいカルバモイル基」、「置換基を有してい
てもよいカルバモイルオキシ基」および「置換基を有し
ていてもよいカルバモイルアミノ基」の置換基として
は、たとえばメチル、エチル等のC1-4アルキル等が用
いられ、これらはモノ置換またはジ置換されていてもよ
い。該「置換基を有していてもよいアルキルスルホニル
アミノ基」の「アルキル」としては、たとえばメチル、
エチル等のC1-4アルキル等が用いられ、「置換基」と
しては、たとえばフッ素、塩素等のハロゲン等が用いら
れる。該「アシルアミノ基」としてはたとえばアセチル
アミノ、プロピオニルアミノ、等、C2-4アルカノイル
アミノ等が用いられる。R4の具体例としては、たとえ
ばメチルカルバモイルエチル、アセタミドエチル、メタ
ンスルホンアミドエチル、メチルスルホニルエチル、メ
チルスルホニルメチル、メチルスルフィニルエチル、ヒ
ドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル等が用いられ、
中でもメチルスルホニルエチル、ヒドロキシメチル、1
−ヒドロキシエチルが好ましい。
【0047】本発明の一般式(I)中、一般式
【化40】 で表される基が
【化41】 で表される置換されていてもよい5または6員の含窒素
複素環基、または
【化42】 で表される置換されていてもよい5または6員の含窒素
複素環基である場合、当該「置換されていてもよい5ま
たは6員の含窒素複素環基」の「5または6員の含窒素
複素環基」としては環系を構成する原子(環原子)とし
て少なくとも1つの窒素原子を含む5または6員の環を
いい、炭素原子のほか酸素原子、硫黄原子および窒素原
子等から任意に選ばれるヘテロ原子1ないし3個含んで
いてもよく特に限定されないが、具体的に例示すると、
例えばピロリル、ピロリニル、ピロリジニル、イミダゾ
リジニル、イミダゾリニル、チアゾリジニル、オキサゾ
リジニル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、ピペリジニ
ル、ピペラジニル、モルホリニル、オキサゾリル、イソ
オキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダゾ
リル、ピラゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,
2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリ
ル、フラザニル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4
−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,
3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、テトラゾ
リル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラ
ジニル、トリアジニル等を用いることができる。当該
「置換されていてもよい5または6員の含窒素複素環
基」の置換基としては、前記「置換されていてもよい5
もしくは6員の芳香族複素環」の置換基と同一の数の同
様なものを用いることができる。
【0048】また、当該一般式
【化43】 で表される基が
【化44】 で表される置換されていてもよい5または6員の含窒素
複素環基を示す場合、環C’は側鎖と窒素原子上で結合
することを意味する。例えば
【化45】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される基が
例示される。さらに、当該一般式
【化46】 で表される基が
【化47】 で表される置換されていてもよい5または6員の含窒素
複素環基を示す場合、環C'’は側鎖と炭素原子上で結
合することを意味する。例えば、
【化48】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される基が
例示される。
【0049】本願において好ましい化合物は具体的には
以下のとおりである。 一般式
【化49】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕で表される本
発明化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグが好
ましく、より好ましくは一般式
【化50】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕で表される本
発明化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグ、お
よび一般式
【化51】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕で表される本
発明化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグであ
る。
【0050】前記式中、環Aで示される含窒素複素環と
しては好ましくは5ないし10員の単環または2環式含
窒素複素環を用いることができる。単環または2環式の
含窒素複素環の具体例としてはそれぞれ置換されていて
もよいオキサゾール、チアゾール、ベンゾオキサゾー
ル、ベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾールが好まし
く、オキサゾールがより好ましい。環Bで示される置換
されていてもよい芳香族同素環としては置換されていて
もよいC6-10の芳香族同素環が好ましく、特に好ましく
はベンゼン環、ナフタレン環などである。環Bで示され
る置換されていてもよい芳香族複素環としては置換され
ていてもよい5ないし10員の芳香族複素環が好まし
く、特に好ましくはピリジン環、ベンゾフラン環、ベン
ゾチオフェン環、キノリン環などである。環Bが置換さ
れていてもよいベンゼン環を示す場合、その結合位置は
パラ位またはメタ位が好ましく、置換されていてもよい
ピリジン環の場合は2,5−位または2,4−位が好ま
しい。環B’は、ベンゼン環、ピリジン環、チオフェン
環、フラン環、ピリジン環などが好ましい。環Cで示さ
れる5または6員の含窒素複素環としてはそれぞれ置換
されていてもよいイミダゾール、1,2,3−トリアゾ
ール、1,2,4−トリアゾール、オキサゾール、イソ
キサゾール、チアゾール、ピラゾール、ピリジン、ピリ
ミジン等が好ましく、より好ましくはそれぞれ置換され
ていてもよいイミダゾールまたは1,2,3−トリアゾ
ールが好ましい。Rで示される置換されていてもよい芳
香族同素環基としてはフェニル、チエニル、1−ナフチ
ル、2−ナフチル等が好ましい。より好ましくは置換さ
れていていてもよいスチリル基であり、さらに好ましく
はトリフルオロメチル基またはハロゲン原子で置換され
たスチリル基である。mまたはm’は0ないし2の整数
を示し、1が好ましい。nは1ないし5の整数を示し、
2または3が好ましい。Xは酸素原子またはメチレンが
好ましい。YおよびZは同一または異なって、単結合、
置換されていてもよい炭素原子、酸素原子、置換されて
いてもよい窒素原子、酸化されていてもよい硫黄原子を
示すが、YとZをあわせてメチレンオキシ(−CH2
−、−OCH2−)基、メチレンスルホニル基(−SO2
CH2−、−CH2SO2−)、N−置換メチレンアミノ
基、アミド基、エチレン基等が好ましい。R1で示され
る「ハロゲン」としては、フルオロ、クロロおよびブロ
モが好ましい。R1で示される「ハロゲン化されていて
もよいC1-4アルキル」の「ハロゲン」としては、フル
オロが好ましい。R1で示される「ハロゲン化されてい
てもよいC1-4アルキル」の「C1-4アルキル」として
は、メチルが好ましい。該「C1-4アルキル」は、前記
ハロゲンを、置換可能な位置に1ないし3個、好ましく
は2ないし3個有していてもよく、該ハロゲンの数が2
個以上の場合、各ハロゲンは同一または異なっていても
よい。R1としては、フルオロおよびトリフルオロメチ
ルがさらに好ましい。pが2または3の場合、各R1
それぞれ同一または異なっていてもよい。
【0051】R2、R3としてはフルオロ、クロロ等のハ
ロゲン原子;メトキシ基、エトキシ基などのC1-6アル
コキシ基が好ましい。 一般式
【化52】 で表される基が
【化53】 〔式中、R4は前記と同意義を示す〕で表される環基を
示す場合、式
【化54】 〔式中、R4は前記と同意義を示す〕で表される環基
は、好ましくは式
【化55】 〔式中、R4は前記と同意義を示す〕で表される環基で
ある。
【0052】化合物(I)の具体例としては、たとえば
1-(3-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェ
ノキシ}プロピル)-1H-1,2,3-トリアゾール;1-[3-({4-
[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}チ
オ)プロピル]-1H-1,2,3-トリアゾール;1-[3-({4-[(2-
{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル}-
1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}スルホニ
ル)プロピル]-1H-1,2,3-トリアゾール;{1-[3-({4-[(2-
{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル}-
1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}スルファ
ニル)プロピル]-1H-イミダゾール-2-イル}メタノール;
{1-[3-({4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェ
ニル}スルホニル)プロピル]-1H-イミダゾール-2-イル}
メタノール;1-[4-[[2-[(E)-2-(4-トリフルオロメチル
フェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキ
シ]フェニル]-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-1-ブ
タノール;1−[3−[4−[2−[2−[(E)−2
−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]
−1,3−オキサゾール−4−イル]エチル]フェノキ
シ]プロピル]−1H−1,2,3−トリアゾール;2-
[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]
エテニル]-4-[[4-[4-(1H-ピラゾール-3-イル)ブチル]フ
ェノキシ]メチル]-1,3-オキサゾール;2-[5-[4-[4-[[2-
[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]
エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニ
ル]ブチル]-1H-ピラゾール-1-イル]エタノール;2-[(E)
-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテ
ニル]-4-[[4-[4-[1-[2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イ
ルオキシ)エチル]-1H-ピラゾール-5-イル]ブチル]フェ
ノキシ]メチル]-1,3-オキサゾール;2-[5-[4-[4-[[2-
[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]
エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2−メ
チルフェニル]ブチル]-1H-ピラゾール-1-イル]エタノー
ル;もしくは2-[5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[4-ブロモ-2-フル
オロ-4-フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]
メトキシ]-2−メチルフェニル]ブチル]-1H-ピラゾール
-1-イル]エタノールまたはこれらの塩等が好ましい。
【0053】本発明化合物である一般式
【化56】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕で表される化
合物またはその塩において、Yが単結合を示す場合、当
該一般式(I)は、次の一般式
【化57】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕で表される化
合物またはその塩を表す。
【0054】また、同様に本発明化合物である一般式
【化58】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕で表される化
合物またはその塩において、Zが単結合を示す場合、当
該一般式(I)は、次の一般式
【化59】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕で表される化
合物またはその塩を表す。
【0055】さらに、同様に本発明化合物である一般式
【化60】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕で表される化
合物またはその塩において、YおよびZが単結合を示す
場合、当該一般式(I)は、次の一般式
【化61】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕で表される化
合物またはその塩を表す。
【0056】本発明化合物である一般式
【化62】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕で表される化
合物またはその塩において、mが0を示す場合、当該一
般式(I)は、次の一般式
【化63】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕で表される化
合物またはその塩を表す。
【0057】本発明化合物である一般式
【化64】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕で表される化
合物またはその塩において、mが0を示す場合、Xはエ
チレン基またはエテニル基を示す。また、前記一般式
(I)において一般式
【化65】 で表される基が
【化66】 で表される置換されていてもよい5または6員の含窒素
複素環基でありXが酸素原子を示す場合、YおよびZが
同一または異なって単結合またはメチレン基である化合
物は本願発明から除かれる。
【0058】本発明の化合物の塩としては、薬学的に許
容される塩が好ましく、例えば無機塩基との塩、有機塩
基との塩、無機酸との塩、有機酸との塩、塩基性または
酸性アミノ酸との塩等が用いられる。無機塩基との塩の
好適な例としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩等
のアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩等の
アルカリ土類金属塩;アルミニウム塩;アンモニウム塩
等が用いられる。有機塩基との塩の好適な例としては、
例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリジ
ン、ピコリン、エタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、ジシクロヘキシルアミン、
N,N'-ジベンジルエチレンジアミン等との塩が用いら
れる。無機酸との塩の好適な例としては、例えば塩酸、
臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸等との塩が用いられ
る。有機酸との塩の好適な例としては、例えばギ酸、酢
酸、トリフルオロ酢酸、フマル酸、シュウ酸、酒石酸、
マレイン酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、メタンス
ルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸
等との塩が用いられる。塩基性アミノ酸との塩の好適な
例としては、例えばアルギニン、リジン、オルニチン等
との塩が用いられ、酸性アミノ酸との塩の好適な例とし
ては、例えばアスパラギン酸、グルタミン酸等との塩が
用いられる。化合物(II)には、(Z)−エテニル体
および(E)−エテニル体の2種が存在し、この異性体
が単独の場合も、それらの混合物の場合も本発明に含ま
れる。また、化合物(I)が不斉炭素を有する場合、光
学異性体が生ずるが、この異性体が単独の場合も、それ
らの混合物の場合も本発明に含まれる。
【0059】[一般製造法]本発明の化合物(I)または
その塩
【化67】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕は、自体公知
の方法、例えば特開平11−60571号公報および特
開2001−348385号公報に記載の方法に準じた
方法等により得られるほか、例えば以下の反応式A〜E
で示される方法等により製造することができる。以下の
反応式中の各記号は前記と同意義を示す。反応式中の化
合物は塩を形成している場合も含み、該塩としては、例
えば化合物(I)の塩と同様のもの等が用いられる。
【0060】製造法A
【化68】 〔式中T1は脱離基を示す。他の記号は前記と同意義を
示す。〕 T1で示される「脱離基」としては、例えばハロゲン原
子(例、クロル、ブロムなど)または式:−OSO2
10〔式中、R10はアルキル基または置換されていてもよ
いアリール基を示す〕で表される基などが用いられる。
10で示される「アルキル基」としては、例えばメチ
ル、エチル、プロピルなどのC1-6アルキル基などが用
いられる。R10で示される「置換されていてもよいアリ
ール基」の「アリール基」としては、例えば、フェニル
などのC6-14アリール基が用いられる。R10で示される
「置換されていてもよいアリール基」の「置換基」とし
ては、メチル、エチル、プロピルなどのC1-6アルキル
基などが用いられる。該「置換されていてもよいアリー
ル基」の具体例としては、C1-6アルキル基を有してい
てもよいフェニル(例、p−トリルなど)などが用いら
れる。
【0061】[工程A]化合物(IV)と化合物(V)と
を反応させ、化合物(I)を得る工程である。本反応
は、通常、塩基の存在下、化合物(IV)と化合物
(V)とを縮合させる。該「塩基」としては、例えばア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物(例、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど)、アルカリ金属
またはアルカリ土類金属の炭酸塩(例、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなど)、アミン類
(例、ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチル
アニリンなど)、アルカリ金属またはアルカリ土類金属
の水素化物(例、水素化ナトリウム、水素化カリウム、
水素化カルシウムなど)、アルカリ金属またはアルカリ
土類金属の低級アルコキシド(例、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウム tert−ブト
キシドなど)などが用いられる。「塩基」の好ましい使
用量は、化合物(V)に対して約1〜5モル当量であ
る。「化合物(IV)」の好ましい使用量は、化合物
(V)に対して約0.5〜5モル当量である。本反応
は、反応に影響を及ぼさない溶媒存在下にて行うのが有
利である。該溶媒は、反応が進行する限り特に限定され
ないが、例えば芳香族炭化水素類、エーテル類、ケトン
類、ハロゲン化炭化水素類、アミド類、スルホキシド類
またはこれら二種以上の混合物等が用いられる。反応温
度は、通常−50〜+150℃、好ましくは約−10〜
+100℃である。反応時間は、通常0.5〜48時間
である。
【0062】製造法B 化合物(V)のZがメチレンである化合物(Va)は、
反応式Bの記載に従い、化合物(VI)、化合物(VII)
から合成される化合物(VIII)を必要に応じて脱保護す
ることにより得られる。
【化69】 〔式中、P1は水素原子または保護基を、T2は脱離基を
示し、他の記号は前記と同意義を示す。〕 P1で示される「保護基」としては、例えばアルキル
(例、メチル、エチルなどのC1-6アルキルなど)、フ
ェニル−C1-6アルキル(例、ベンジルなど)、C 1-6
ルキル−カルボニル、アルキル置換シリル(例、トリメ
チルシリル、tert−ブチルジメチルシリルなど)な
どが用いられる。T2で示される「脱離基」としては、
例えば前記T1で示される「脱離基」と同様のものが用
いられる。工程Bは工程Aと同様の反応条件で行われ
る。工程Cの「脱保護反応」は、常法の中から適宜選択
することができる。例えばP1がアルキルの場合、化合
物(VIII)を酸(例、臭化水素酸などの鉱酸、四塩化チ
タンなどのルイス酸など)処理に付す。例えばP1がフ
ェニル−C1-6アルキルの場合、化合物(VIII)を水素
添加反応に付す。例えばP1がアルキル置換シリルの場
合、化合物(VIII)とフッ化物(例、テトラブチルアンモ
ニウムフルオリドなど)とを反応させ化合物(Va)を得る
ことができる。
【0063】製造法C 化合物(V)のYがメチレンである化合物(Vb)は、
反応式Cの記載に従い、化合物(IX)、化合物(X)
から合成される化合物(VIIIa)を必要に応じて脱保護
することにより得られる。
【化70】 〔式中、P2は水素原子または保護基を、T3は脱離基を
示し、他の記号は前記と同意義を示す。〕 P2で示される「保護基」としては、例えば前記P1で示
される「保護基」と同様のものが用いられる。T3で示
される「脱離基」としては、例えば前記T1で示される
「脱離基」と同様のものが用いられる。工程Dは前記工
程A、工程Eは工程Cと同様の反応条件で実施可能であ
る。
【0064】製造法D 化合物(V)のYおよびZがメチレンである化合物(V
c)は、反応式Dの記載に従い、化合物(XI)、化合物
(XII)から合成される化合物(VIIIb)を必要に応じて
脱保護および水素添加反応することにより得られる。
【化71】 〔式中、P3は水素原子または保護基を、T4は脱離基を
示し、他の記号は前記と同意義を示す。〕 P3で示される「保護基」としては、例えば前記P1で示
される「保護基」と同様のものが用いられる。T4で示
される「脱離基」としては、例えばハロゲン(例、ブロ
ム、ヨードなど)または式:−OSO2CF3 で表され
る基などが用いられる。
【0065】[工程F]化合物(XI)と化合物(XII)と
を反応させ、化合物(VIIIb)を得る工程である。本反
応は、通常、パラジウム触媒存在下、化合物(XI)と化
合物(XII)とを縮合させる。該「パラジウム触媒」と
しては、例えばジクロロビス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム、ジクロロビス(ベンゾニトリル)パラ
ジウム、酢酸パラジウム、テトラキス(トリフェニルホ
スフィン)パラジウム、パラジウム炭素などが用いられ
る。また必要に応じて、よう化銅およびアミン類をパラ
ジウム触媒と共に用いる。該「アミン」としては、例え
ばトリエチルアミン、ジエチルアミン、ピロリジン、ブ
チルアミンなどが用いられる。「化合物(XII)」の
好ましい使用量は、化合物(XI)に対して約1〜5モル
当量である。「パラジウム触媒」の好ましい使用量は、
化合物(XI)に対して約0.05〜0.5モル当量であ
る。「よう化銅」の好ましい使用量は、化合物(XI)
に対して約0.05〜0.5モル当量である。アミン類
は、溶媒として用いても良い。本反応は、反応に影響を
及ぼさない溶媒存在下にて行うのが有利である。該溶媒
は、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば前
記アミン類、エーテル類、アミド類、水またはこれら二
種以上の混合物等が用いられる。反応温度は、通常−5
0〜+150℃、好ましくは約−10〜+100℃であ
る。反応時間は、通常1〜72時間である。
【0066】[工程G]化合物(VIIIb)に対し、脱保護
および水素添加反応を行い、化合物(Vc)を得る工程
である。脱保護は工程Cと同様の反応条件で実施可能で
ある。水素添加反応は、通常、金属触媒存在下に行う。
該「金属触媒」としては、例えばパラジウム炭素、白金
炭素、酸化白金、ラネーニッケルおよび還元鉄などが用
いられる。また本反応は、通常、水素気流下で行うが、
シクロへキセン、シクロヘキサジエン、ギ酸、ギ酸アン
モニウムなどを水素の代わりに用いることも出来る。
「金属触媒」の好ましい使用量は、化合物(VIIIb)に
対して約5〜50重量%である。本反応は、反応に影響
を及ぼさない溶媒存在下にて行うのが有利である。該溶
媒は、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば
アルコール類、エステル類、エーテル類またはこれら二
種以上の混合物等が用いられる。反応温度は、通常室温
〜+50℃、好ましくは室温である。反応時間は、通常
1〜72時間である。なお、保護基P3が、フェニル−
1-6アルキルの場合、脱保護と水素添加反応を同時に
行うことが出来る。
【0067】製造法E YおよびZがメチレンである化合物(Vc)は、以下の
反応式Eの記載に従い、化合物(XIII)から得られる化
合物(XIV)と化合物(XV)を反応させて得た化合物(V
IIIc)を必要に応じて脱保護および水素添加反応する
ことにより得られる。
【化72】 〔式中、P4は水素原子または保護基を、T5は脱離基を
示し、他の記号は前記と同意義を示す。〕 P4で示される「保護基」としては、例えば前記P1で示
される「保護基」と同様のものが用いられる。T5で示
される「脱離基」としては、例えばハロゲン(例、クロ
ル、ブロム、ヨードなど)で表される基などが用いられ
る。
【0068】[工程H]化合物(XIII)とトリフェニルホ
スフィンとを反応させ、化合物(XIV)を得る工程であ
る。「トリフェニルホスフィン」の好ましい使用量は、
化合物(XIII)に対して1当量である。本反応は、反応
に影響を及ぼさない溶媒存在下にて行うのが有利であ
る。該溶媒は、反応が進行する限り特に限定されない
が、例えば芳香族炭化水素類などが用いられる。反応温
度は、通常室温〜+200℃、好ましくは室温〜+15
0℃である。反応時間は、通常1〜72時間である。
【0069】[工程I]化合物(XIV)と化合物(XV)と
を反応させ、化合物(VIIIc)を得る工程である。本反
応は、通常、塩基の存在下、化合物(XIV)と化合物(X
V)とを縮合させる。該「塩基」としては、例えばアル
カリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物(例、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムなど)、アルカリ金属ま
たはアルカリ土類金属の炭酸塩(例、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなど)、アルカリ金
属またはアルカリ土類金属の水素化物(例、水素化ナト
リウム、水素化カリウム、水素化カルシウムなど)、ア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属の低級アルコキシド
(例、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、
カリウム tert−ブトキシドなど)、アルカリ金属
またはアルカリ土類金属のアミン塩(例、リチウムジイ
ソプロピルアミド、ヘキサメチルジシラジドなど)など
が用いられる。「塩基」の好ましい使用量は、化合物
(XIV)に対して約1〜5モル当量である。「化合物(X
V)」の好ましい使用量は、化合物(XIV)に対して約
0.5〜5モル当量である。本反応は、反応に影響を及
ぼさない溶媒存在下にて行うのが有利である。該溶媒
は、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば芳
香族炭化水素類、エーテル類、アミド類、スルホキシド
類またはこれら二種以上の混合物等が用いられる。反応
温度は、通常−50〜+150℃、好ましくは約−10
〜+100℃である。反応時間は、通常0.5〜48時
間である。工程Jは工程Gと同様の反応条件で行われ
る。
【0070】製造法F Zがメチレンである化合物(Ia)は、以下の反応式F
の記載に従い、化合物(XV)、化合物(VII)から得ら
れる。
【化73】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕 工程Kは前記工程Aと同様の反応条件で実施可能であ
る。
【0071】製造法G 化合物(XIX)は、以下の反応式Gの記載に従い、化合
物(XVI)、化合物(XVII)から合成される化合物(XVI
II)を必要に応じて脱保護することにより得られる。
【化74】 〔式中、P5は水素原子または保護基を、T6は脱離基を
示し、他の記号は前記と同意義を示す。〕 P5で示される「保護基」としては、例えば前記P1で示
される「保護基」と同様のものが用いられる。T6で示
される「脱離基」としては、例えば前記T1で示される
「脱離基」と同様のものが用いられる。工程Lは前記工
程A、工程Mは工程Cと同様の反応条件で実施可能であ
る。
【0072】製造法H Yがメチレンである化合物(Ib)は、以下の反応式Hの
記載に従い、化合物(XX)、化合物(X)から得られ
る。
【化75】 〔式中、記号は前記と同意義を示す。〕 工程Nは前記工程Aと同様の反応条件で実施可能であ
る。
【0073】製造法I 化合物(XXIV)は、以下の反応式Iの記載に従い、化合
物(XXI)、化合物(XXII)から合成される化合物(XXI
II)を必要に応じて脱保護することにより得られる。
【化76】 〔式中、P6は水素原子または保護基を示し、他の記号
は前記と同意義を示す。〕 P6で示される「保護基」としては、例えば前記P1で示
される「保護基」と同様のものが用いられる。工程Oは
前記工程A、工程Pは工程Cと同様の反応条件で実施可
能である。
【0074】製造法J 環Cが含窒素複素環である化合物(Ic)は、以下の反
応式Jの記載に従い、化合物(XXV)、化合物(XXVI)
から得られる。
【化77】 〔式中、T7は脱離基を示し、他の記号は前記と同意義
を示す。〕 T7で示される「脱離基」としては、例えば前記T1で示
される「脱離基」と同様のものが用いられる。工程Qは
前記工程Aと同様の反応条件で実施可能である。
【0075】製造法K 化合物(XXX)は、以下の反応式Kの記載に従い、化合
物(IV)、化合物(XXVII)から合成される化合物(XXV
III)を脱保護することにより得られる化合物(XXIX)
に対し、脱離基を導入して合成できる。
【化78】 〔式中、P7は水素原子または保護基を示し、他の記号
は前記と同意義を示す。〕 P7で示される「保護基」としては、例えば前記P1で示
される「保護基」と同様のものが用いられる。工程Rは
前記工程A、工程Sは工程Cと同様の反応条件で実施可
能である。工程Tの「脱離基の導入反応」は、「プロテ
クティブ グループス イン オーガニック シンセシ
ス(T.W.Greene, P.G.Wuts編, John Wiley & Sons, 199
9)」の中から適宜選択することができる。
【0076】製造法L 化合物(Ie)は、以下の反応式Lの記載に従い、化合
物(XXXI)、化合物(XXXII)から合成される化合物(I
d)を水素添加することにより得られる。
【化79】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕 工程Uは前記工程I、工程Xは工程Gと同様の反応条件
で実施可能である。
【0077】前記の各反応において、生成物が遊離体で
得られた場合はその塩に、また、塩で得られた場合は遊
離体にそれぞれ常法に従って変換することができる。前
記の反応において、置換基中にアミノ(NH2)、ヒド
ロキシ(OH)、カルボキシル(COOH)等が含まれ
る場合には、これらの基が保護されたものを原料として
用い、反応後に自体公知の方法により保護基を除去して
目的物を製造してもよい。アミノの保護基としては、例
えばアシル(例、アセチル等のC1-6アルキル−カルボ
ニル;ベンジルオキシカルボニル;tert−ブトキシ
カルボニル等のC1-6アルコキシ−カルボニル;フタロ
イル;ホルミル等)等が用いられる。ヒドロキシの保護
基としては、例えばC1-6アルキル(例、メチル、エチ
ル等)、フェニル−C1-6アルキル(例、ベンジル
等)、C1-6アルキル−カルボニル(例、アセチル
等)、ベンゾイル、アルキル置換シリル(例、トリメチ
ルシリル、tert−ブチルジメチルシリル等)等が用
いられる。カルボキシルの保護基としては、例えばC
1-6アルキル(例、メチル、エチル等)、フェニル−C1
-6アルキル(例、ベンジル等)等が用いられる。
【0078】かくして得られた化合物(I)は、自体公
知の分離手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶
出、再結晶、転溶、クロマトグラフィー等により単離、
精製することができる。化合物(I)が遊離体で得られ
た場合には、自体公知の方法あるいはそれに準じる方法
によって目的とする塩に変換することができ、逆に塩で
得られた場合には、自体公知の方法あるいはそれに準ず
る方法により、遊離体または、目的とする他の塩に変換
することができる。化合物(I)は、水和物であっても
よく、非水和物であってもよい。化合物(I)が光学活
性体の混合物として得られる場合には、自体公知の光学
分割手段により目的とする(R)体または(S)体に分
離することができる。化合物(I)は同位元素(例、3
H、14C等)等で標識されていてもよい。
【0079】化合物(I)またはその塩(以下、化合物
(I)と略記する)のプロドラッグは、生体内における
生理条件下で酵素や胃酸等による反応により化合物
(I)に変換する化合物、即ち酵素的に酸化、還元、加
水分解等を起こして化合物(I)に変化する化合物、胃
酸等により加水分解等を起こして化合物(I)に変化す
る化合物をいう。化合物(I)のプロドラッグとして
は、化合物(I)のアミノ基がアシル化、アルキル化、
りん酸化された化合物(例、化合物(I)のアミノ基が
エイコサノイル化、アラニル化、ペンチルアミノカルボ
ニル化、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソ
レン−4−イル)メトキシカルボニル化、テトラヒドロ
フラニル化、ピロリジルメチル化、ピバロイルオキシメ
チル化、tert−ブチル化された化合物等);化合物
(I)の水酸基がアシル化、アルキル化、りん酸化、ほ
う酸化された化合物(例、化合物(I)の水酸基がアセ
チル化、パルミトイル化、プロパノイル化、ピバロイル
化、スクシニル化、フマリル化、アラニル化、ジメチル
アミノメチルカルボニル化された化合物等);化合物
(I)のカルボキシル基がエステル化、アミド化された
化合物(例、化合物(I)のカルボキシル基がエチルエ
ステル化、フェニルエステル化、カルボキシメチルエス
テル化、ジメチルアミノメチルエステル化、ピバロイル
オキシメチルエステル化、エトキシカルボニルオキシエ
チルエステル化、フタリジルエステル化、(5−メチル
−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチ
ルエステル化、シクロヘキシルオキシカルボニルエチル
エステル化、メチルアミド化された化合物等)等が用い
られる。これらの化合物は自体公知の方法によって化合
物(I)から製造することができる。また、化合物
(I)のプロドラッグは、広川書店1990年刊「医薬
品の開発」第7巻分子設計163頁から198頁に記載
されているような生理的条件で化合物(I)に変化する
ものであってもよい。
【0080】本発明の化合物(I)もしくはその塩また
はそのプロドラッグ(以下、本発明の化合物と略記する
場合がある)は、チロシンキナーゼ阻害作用を有し、哺
乳動物におけるチロシンキナーゼ依存性疾患の予防また
は治療に用いることができる。チロシンキナーゼ依存性
疾患には、異常なチロシンキナーゼ酵素活性による細胞
増殖亢進性の疾患が含まれる。さらに、本発明の化合物
は、HER2チロシンキナーゼを特異的に阻害するた
め、HER2を発現している癌の増殖を抑制する治療剤
として、また、ホルモン依存性癌のホルモン非依存性癌
への移行を防ぐ予防剤としても有用である。即ち、本発
明の化合物は、種々の癌(なかでも乳癌、前立腺癌、膵
癌、胃癌、肺癌、結腸癌、直腸癌、食道癌、十二指腸
癌、舌癌、咽頭癌、脳腫瘍、神経鞘腫、非小細胞肺癌、
肺小細胞癌、肝臓癌、腎臓癌、胆管癌、子宮体癌、子宮
頸癌、卵巣癌、膀胱癌、皮膚癌、血管腫、悪性リンパ
腫、悪性黒色腫、甲状腺癌、骨腫瘍、血管線維腫、網膜
肉腫、陰茎癌、小児固形癌、カポジ肉腫、AIDSに起
因するカポジ肉腫、上顎洞腫瘍、線維性組織球腫、平滑
筋肉腫、横紋筋肉腫、白血病等)、アテローム性動脈硬
化症、血管新生(例、固形癌および肉腫の成長にともな
う血管新生、腫瘍の転移にともなう血管新生、および糖
尿病性網膜症にともなう血管新生等)、ウイルス性疾患
(HIV感染等)等の異常な細胞増殖による疾患に対す
る安全な予防または治療剤として用いることができる。
チロシンキナーゼ依存性疾患にはさらに、異常なチロシ
ンキナーゼ酵素活性に関連する心臓血管疾患が含まれ
る。従って本発明の化合物は、再狭窄のような心臓血管
疾患に対する予防または治療剤として用いることもでき
る。本発明の化合物は、癌、特に乳癌、前立腺癌、膵
癌、胃癌、肺癌、結腸癌、大腸癌等の予防・治療のため
の抗癌剤として有用である。本発明の化合物は、毒性が
低く、そのまま医薬として、または自体公知の薬学的に
許容しうる担体等と混合して哺乳動物(例、ヒト、ウ
マ、ウシ、犬、猫、ラット、マウス、ウサギ、ブタ、サ
ル等)に対して医薬組成物として用いることができる。
医薬組成物の中に本発明の化合物とともに他の活性成
分、例えば下記のホルモン療法剤、抗癌剤(例えば、化
学療法剤、免疫療法剤、または細胞増殖因子ならびにそ
の受容体の作用を阻害する薬剤等)等を含有させてもよ
い。
【0081】本発明の化合物を医薬として、ヒト等の哺
乳動物に投与するにあたって、投与方法は通常例えば錠
剤、カプセル剤(ソフトカプセル、マイクロカプセルを
含む)、散剤、顆粒剤等として経口的、あるいは注射
剤、坐剤、ペレット等として非経口的に投与できる。
「非経口」には、静脈内、筋肉内、皮下、臓器内、鼻腔
内、皮内、点眼、脳内、直腸内、膣内および腹腔内、腫
瘍内部、腫瘍の近位等への投与あるいは直接病巣への投
与を含む。本発明の化合物の投与量は、投与ルート、症
状等によって異なるが、例えば乳癌、前立腺癌を持つ患
者(体重40ないし80kg)に抗癌剤として経口投与
する場合、例えば1日0.5〜100mg/kg体重、
好ましくは1日1〜50mg/kg体重、さらに好まし
くは1日1〜25mg/kg体重である。この量を1日
1回または2〜3回に分けて投与することができる。
【0082】本発明の化合物は、薬学的に許容される担
体と配合し、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤等の固形
製剤;またはシロップ剤、注射剤等の液状製剤として経
口または非経口的に投与することができる。薬学的に許
容される担体としては、製剤素材として慣用されている
各種有機あるいは無機担体物質が用いられ、固形製剤に
おける賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤;液状製剤にお
ける溶剤、溶解補助剤、懸濁化剤、等張化剤、緩衝剤、
無痛化剤等として配合される。また必要に応じて、防腐
剤、抗酸化剤、着色剤、甘味剤等の製剤添加物を用いる
こともできる。賦形剤の好適な例としては、例えば乳
糖、白糖、D−マンニトール、デンプン、結晶セルロー
ス、軽質無水ケイ酸等が用いられる。滑沢剤の好適な例
としては、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリ
ン酸カルシウム、タルク、コロイドシリカ等が用いられ
る。結合剤の好適な例としては、例えば結晶セルロー
ス、白糖、D-マンニトール、デキストリン、ヒドロキシ
プロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース、ポリビニルピロリドン等が用いられる。崩壊剤の
好適な例としては、例えばデンプン、カルボキシメチル
セルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、
クロスカルメロースナトリウム、カルボキシメチルスタ
ーチナトリウム等が用いられる。溶剤の好適な例として
は、例えば注射用水、アルコール、プロピレングリコー
ル、マクロゴール、ゴマ油、トウモロコシ油等が用いら
れる。溶解補助剤の好適な例としては、例えばポリエチ
レングリコール、プロピレングリコール、D−マンニト
ール、安息香酸ベンジル、エタノール、トリスアミノメ
タン、コレステロール、トリエタノールアミン、炭酸ナ
トリウム、クエン酸ナトリウム等が用いられる。懸濁化
剤の好適な例としては、例えばステアリルトリエタノー
ルアミン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルアミノプ
ロピオン酸、レシチン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベ
ンゼトニウム、モノステアリン酸グリセリン等の界面活
性剤;例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリ
ドン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチル
セルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等の
親水性高分子等が用いられる。等張化剤の好適な例とし
ては、例えば塩化ナトリウム、グリセリン、D−マンニ
トール等が用いられる。緩衝剤の好適な例としては、例
えばリン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、クエン酸塩等の緩衝液
等が用いられる。無痛化剤の好適な例としては、例えば
ベンジルアルコール等が用いられる。防腐剤の好適な例
としては、例えば、パラオキシ安息香酸エステル類、ク
ロロブタノール、ベンジルアルコール、フェネチルアル
コール、デヒドロ酢酸、ソルビン酸等が用いられる。抗
酸化剤の好適な例としては、例えば亜硫酸塩、アスコル
ビン酸等が用いられる。
【0083】医薬組成物は、剤型、投与方法、担体等に
より異なるが、本発明の化合物を製剤全量に対して通常
0.1〜95%(w/w)含有させることにより、常法
に従って製造することができる。また、(1)本発明の
化合物の有効量を投与することと、(2)他の抗癌剤
の有効量を投与すること、ホルモン療法剤の有効量を
投与すること、および非薬剤療法から成る群から選ば
れる1〜3種とを組み合わせることにより、より効果的
に癌を予防・治療することができる。非薬剤療法として
は、例えば、手術、放射線療法、遺伝子療法、温熱療
法、凍結療法、レーザー灼熱療法等が用いられ、これら
を2種以上組み合わせることもできる。例えば、本発明
化合物は、他のホルモン療法剤、抗癌剤(例えば、化学
療法剤、免疫療法剤、または細胞増殖因子ならびにその
受容体の作用を阻害する薬剤)等(以下、併用薬物と略
記する)とを併用して使用することができる。本発明の
化合物は単剤として使用しても優れた抗癌作用を示す
が、さらに前記併用薬物の一つまたは幾つかと併用(多
剤併用)することによって、その効果をより一層増強さ
せることができる。該「ホルモン療法剤」としては、例
えば、ホスフェストロール、ジエチルスチルベストロー
ル、クロロトリアニセリン、酢酸メドロキシプロゲステ
ロン、酢酸メゲストロール、酢酸クロルマジノン、酢酸
シプロテロン、ダナゾール、アリルエストレノール、ゲ
ストリノン、メパルトリシン、ラロキシフェン、オルメ
ロキフェン、レボルメロキシフェン、抗エストロゲン
(例、クエン酸タモキシフェン、クエン酸トレミフェン
等)、ピル製剤、メピチオスタン、テストロラクトン、
アミノグルテチイミド、LH−RHアゴニスト(例、酢
酸ゴセレリン、ブセレリン、リュープロレリン等)、ド
ロロキシフェン、エピチオスタノール、スルホン酸エチ
ニルエストラジオール、アロマターゼ阻害薬(例、塩酸
ファドロゾール、アナストロゾール、レトロゾール、エ
キセメスタン、ボロゾール、フォルメスタン等)、抗ア
ンドロゲン(例、フルタミド、ビカルタミド、ニルタミ
ド等)、5α-レダクターゼ阻害薬(例、フィナステリ
ド、エプリステリド等)、副腎皮質ホルモン系薬剤
(例、デキサメタゾン、プレドニゾロン、ベタメタゾ
ン、トリアムシノロン等)、アンドロゲン合成阻害薬
(例、アビラテロン等)、レチノイドおよびレチノイド
の代謝を遅らせる薬剤(例、リアロゾール等)等が用い
られ、なかでもLH−RHアゴニスト(例、酢酸ゴセレ
リン、ブセレリン、リュープロレリン等)が好ましい。
【0084】該「化学療法剤」としては、例えばアルキ
ル化剤、代謝拮抗剤、抗癌性抗生物質、植物由来抗癌剤
等が用いられる。「アルキル化剤」としては、例えば、
ナイトロジェンマスタード、塩酸ナイトロジェンマスタ
ード−N−オキシド、クロラムブチル、シクロフォスフ
ァミド、イホスファミド、チオテパ、カルボコン、トシ
ル酸インプロスルファン、ブスルファン、塩酸ニムスチ
ン、ミトブロニトール、メルファラン、ダカルバジン、
ラニムスチン、リン酸エストラムスチンナトリウム、ト
リエチレンメラミン、カルムスチン、ロムスチン、スト
レプトゾシン、ピポブロマン、エトグルシド、カルボプ
ラチン、シスプラチン、ミボプラチン、ネダプラチン、
オキサリプラチン、アルトレタミン、アンバムスチン、
塩酸ジブロスピジウム、フォテムスチン、プレドニムス
チン、プミテパ、リボムスチン、テモゾロミド、トレオ
スルファン、トロフォスファミド、ジノスタチンスチマ
ラマー、カルボコン、アドゼレシン、システムスチン、
ビゼレシン等が用いられる。「代謝拮抗剤」としては、
例えば、メルカプトプリン、6−メルカプトプリンリボ
シド、チオイノシン、メトトレキサート、エノシタビ
ン、シタラビン、シタラビンオクフォスファート、塩酸
アンシタビン、5−FU系薬剤(例、フルオロウラシ
ル、テガフール、UFT、ドキシフルリジン、カルモフ
ール、ガロシタビン、エミテフール等)、アミノプテリ
ン、ロイコボリンカルシウム、タブロイド、ブトシン、
フォリネイトカルシウム、レボフォリネイトカルシウ
ム、クラドリビン、エミテフール、フルダラビン、ゲム
シタビン、ヒドロキシカルバミド、ペントスタチン、ピ
リトレキシム、イドキシウリジン、ミトグアゾン、チア
ゾフリン、アンバムスチン等が用いられる。「抗癌性抗
生物質」としては、例えば、アクチノマイシンD、アク
チノマイシンC、マイトマイシンC、クロモマイシンA
3、塩酸ブレオマイシン、硫酸ブレオマイシン、硫酸ペ
プロマイシン、塩酸ダウノルビシン、塩酸ドキソルビシ
ン、塩酸アクラルビシン、塩酸ピラルビシン、塩酸エピ
ルビシン、ネオカルチノスタチン、ミスラマイシン、ザ
ルコマイシン、カルチノフィリン、ミトタン、塩酸ゾル
ビシン、塩酸ミトキサントロン、塩酸イダルビシン等が
用いられる。「植物由来抗癌剤」としては、例えば、エ
トポシド、リン酸エトポシド、硫酸ビンブラスチン、硫
酸ビンクリスチン、硫酸ビンデシン、テニポシド、パク
リタキセル、ドセタクセル、ビノレルビン等が用いられ
る。
【0085】該「免疫療法剤(BRM)」としては、例
えば、ピシバニール、クレスチン、シゾフィラン、レン
チナン、ウベニメクス、インターフェロン、インターロ
イキン、マクロファージコロニー刺激因子、顆粒球コロ
ニー刺激因子、エリスロポイエチン、リンホトキシン、
BCGワクチン、コリネバクテリウムパルブム、レバミ
ゾール、ポリサッカライドK、プロコダゾール等が用い
られる。該「細胞増殖因子ならびにその受容体の作用を
阻害する薬剤」における、「細胞増殖因子」としては、
細胞の増殖を促進する物質であればどのようなものでも
よく、通常、分子量が20,000以下のペプチドで、
受容体との結合により低濃度で作用が発揮される因子が
用いられ、具体的には、(1)EGF(epidermalgrowth
factor)またはそれと実質的に同一の活性を有する物
質〔例、EGF、ハレグリン(HER2リガンド)
等〕、(2)インシュリンまたはそれと実質的に同一の
活性を有する物質〔例、インシュリン、IGF(insulin
-like growth factor)−1、IGF−2等〕、(3)F
GF(fibroblast growth factor)またはそれと実質的
に同一の活性を有する物質〔例、酸性FGF、塩基性F
GF、KGF(keratinocyte growth factor)、 FG
F-10等〕、(4)その他の細胞増殖因子〔例、CSF
(colony stimulating factor)、EPO(erythropoie
tin)、IL−2(interleukin-2)、NGF(nerve grow
th factor)、PDGF(platelet-derived growth fact
or)、TGFβ(transforming growth factorβ)、H
GF(hepatocyte growth factor)、VEGF(vascul
ar endothelial growth factor)等〕等があげられる。
該「細胞増殖因子の受容体」としては、前記の細胞増殖
因子と結合能を有する受容体であればいかなるものであ
ってもよく、具体的には、EGF受容体、ハレグリン受
容体(HER2)、インシュリン受容体、 IGF受容
体、FGF受容体−1またはFGF受容体−2等があげ
られる。該「細胞増殖因子の作用を阻害する薬剤」とし
ては、トラスツズマブ(ハーセプチン(商標);HER
2抗体)、メシル酸イマチニブ、ZD1839またはセツキシ
マブ等があげられる。前記の薬剤の他に、L−アスパラ
ギナーゼ、アセグラトン、塩酸プロカルバジン、プロト
ポルフィリン・コバルト錯塩、水銀ヘマトポルフィリン
・ナトリウム、トポイソメラーゼ1I阻害薬(例、イリ
ノテカン、トポテカン等)、トポイソメラーゼII阻害
薬(例えば、ソブゾキサン等)、分化誘導剤(例、レチ
ノイド、ビタミンD類等)、血管新生阻害薬、α−ブロ
ッカー(例、塩酸タムスロシン等)等も用いることがで
きる。前記した中でも、併用薬としては、LH−RHア
ゴニスト(例、酢酸ゴセレリン、ブセレリン、リュープ
ロレリン等)、トラスツズマブ(HER2抗体)等が好
ましい。
【0086】本発明の化合物と併用薬物との併用に際し
ては、本発明の化合物と併用薬物の投与時期は限定され
ず、本発明の化合物と併用薬物とを、投与対象に対し、
同時に投与してもよいし、時間差をおいて投与してもよ
い。併用薬物の投与量は、臨床上用いられている投与量
に準ずればよく、投与対象、投与ルート、疾患、組み合
わせ等により適宜選択することができる。本発明の化合
物と併用薬物の投与形態は、特に限定されず、投与時
に、本発明の化合物と併用薬物とが組み合わされていれ
ばよい。このような投与形態としては、例えば、(1)
本発明の化合物と併用薬物とを同時に製剤化して得られ
る単一の製剤の投与、(2)本発明の化合物と併用薬物
とを別々に製剤化して得られる2種の製剤の同一投与経
路での同時投与、(3)本発明の化合物と併用薬物とを
別々に製剤化して得られる2種の製剤の同一投与経路で
の時間差をおいての投与、(4)本発明の化合物と併用
薬物とを別々に製剤化して得られる2種の製剤の異なる
投与経路での同時投与、(5)本発明の化合物と併用薬
物とを別々に製剤化して得られる2種の製剤の異なる投
与経路での時間差をおいての投与(例えば、本発明の化
合物→併用薬物の順序での投与、あるいは逆の順序での
投与)等が用いられる。以下、これらの投与形態をまと
めて、本発明の併用剤と略記する。
【0087】本発明の併用剤は、毒性が低く、例えば、
本発明の化合物または(および)前記併用薬物を自体公
知の方法に従って、薬理学的に許容される担体と混合し
て医薬組成物、例えば錠剤(糖衣錠、フィルムコーティ
ング錠を含む)、散剤、顆粒剤、カプセル剤、(ソフト
カプセルを含む)、液剤、注射剤、坐剤、徐放剤等とし
て、経口的又は非経口的(例、局所、直腸、静脈投与
等)に安全に投与することができる。注射剤は、静脈
内、筋肉内、皮下、臓器内、鼻腔内、皮内、点眼、脳
内、直腸内、膣内および腹腔内、腫瘍内部、腫瘍の近位
等への投与あるいは直接病巣に投与することができる。
本発明の併用剤の製造に用いられてもよい薬理学的に許
容される担体としては、前記した本発明の医薬組成物に
使用されるものと同様のものを使用することができる。
【0088】本発明の併用剤における本発明の化合物と
併用薬物との配合比は、投与対象、投与ルート、疾患等
により適宜選択することができる。例えば、本発明の併
用剤における本発明の化合物の含有量は、製剤の形態に
よって相違するが、通常製剤全体に対して約0.01な
いし100重量%、好ましくは約0.1ないし50重量
%、さらに好ましくは約0.5ないし20重量%程度で
ある。本発明の併用剤における併用薬物の含有量は、製
剤の形態によって相違するが、通常製剤全体に対して約
0.01ないし100重量%、好ましくは約0.1ない
し50重量%、さらに好ましくは約0.5ないし20重
量%程度である。本発明の併用剤における担体等の添加
剤の含有量は、製剤の形態によって相違するが、通常製
剤全体に対して約1ないし99.99重量%、好ましく
は約10ないし90重量%程度である。また、本発明の
化合物および併用薬物をそれぞれ別々に製剤化する場合
も同様の含有量でよい。
【0089】これらの製剤は、製剤工程において通常一
般に用いられる自体公知の方法により製造することがで
きる。例えば、本発明の化合物または併用薬物は、分散
剤(例、ツイーン(Tween)80(アトラスパウダー社
製、米国)、HCO 60(日光ケミカルズ製)、ポリエチレ
ングリコール、カルボキシメチルセルロース、アルギン
酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
デキストリン等)、安定化剤(例、アスコルビン酸、ピ
ロ亜硫酸ナトリウム等)、界面活性剤(例、ポリソルベ
ート80、マクロゴール等)、可溶剤(例、グリセリ
ン、エタノール等)、緩衝剤(例、リン酸及びそのアル
カリ金属塩、クエン酸及びそのアルカリ金属塩等)、等
張化剤(例、塩化ナトリウム、塩化カリウム、マンニト
ール、ソルビトール、ブドウ糖等)、pH調節剤(例、
塩酸、水酸化ナトリウム等)、保存剤(例、パラオキシ
安息香酸エチル、安息香酸、メチルパラベン、プロピル
パラベン、ベンジルアルコール等)、溶解剤(例、濃グ
リセリン、メグルミン等)、溶解補助剤(例、プロピレ
ングリコール、白糖等)、無痛化剤(例、ブドウ糖、ベ
ンジルアルコール等)等と共に水性注射剤に、あるいは
オリーブ油、ゴマ油、綿実油、コーン油等の植物油、プ
ロピレングリコール等の溶解補助剤に溶解、懸濁あるい
は乳化して油性注射剤に成形し、注射剤とすることがで
きる。
【0090】経口投与用製剤とするには、自体公知の方
法に従い、本発明の化合物または併用薬物を例えば、賦
形剤(例、乳糖、白糖、デンプン等)、崩壊剤(例、デ
ンプン、炭酸カルシウム等)、結合剤(例、デンプン、
アラビアゴム、カルボキシメチルセルロース、ポリビニ
ールピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース等)又
は滑沢剤(例、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ポ
リエチレングリコール6000等)等を添加して圧縮成
形し、次いで必要により、味のマスキング、腸溶性ある
いは持続性の目的のため自体公知の方法でコーティング
することにより経口投与製剤とすることができる。その
コーティング剤としては、例えば、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリオ
キシエチレングリコール、ツイーン 80、プルロニッ
ク F68、セルロースアセテートフタレート、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキシ
メチルセルロースアセテートサクシネート、オイドラギ
ット(ローム社製、ドイツ,メタアクリル酸・アクリル
酸共重合)および色素(例、ベンガラ,二酸化チタン
等)等が用いられる。経口投与用製剤は速放性製剤、徐
放性製剤のいずれであってもよい。
【0091】例えば、坐剤とするには、自体公知の方法
に従い、本発明の化合物または併用薬物を油性又は水性
の固状、半固状あるいは液状の坐剤とすることができ
る。前記組成物に用いる油性基剤としては、例えば、高
級脂肪酸のグリセリド〔例、カカオ脂、ウイテプゾル類
(ダイナマイトノーベル社製,ドイツ)等〕、中級脂肪
酸〔例、ミグリオール類(ダイナマイトノーベル社製,
ドイツ)等〕、あるいは植物油(例、ゴマ油、大豆油、
綿実油等)等が用いられる。また、水性基剤としては、
例えばポリエチレングリコール類、プロピレングリコー
ル、水性ゲル基剤としては、例えば天然ガム類、セルロ
ース誘導体、ビニール重合体、アクリル酸重合体等が用
いられる。前記徐放性製剤としては、徐放性マイクロカ
プセル剤等が用いられる。徐放型マイクロカプセルとす
るには、自体公知の方法を採用できるが、例えば、下記
〔2〕に示す徐放性製剤に成型して投与するのが好まし
い。本発明の化合物は、固形製剤(例、散剤、顆粒剤、
錠剤、カプセル剤)等の経口投与用製剤に成型するか、
坐剤等の直腸投与用製剤に成型するのが好ましい。特に
経口投与用製剤が好ましい。併用薬物は、薬物の種類に
応じて前記した剤形とすることができる。
【0092】以下に、〔1〕本発明の化合物または併用
薬物の注射剤およびその調製、〔2〕本発明の化合物ま
たは併用薬物の徐放性製剤又は速放性製剤およびその調
製、〔3〕本発明の化合物または併用薬物の舌下錠、バ
ッカル又は口腔内速崩壊剤およびその調製について具体
的に示す。 〔1〕注射剤およびその調製 本発明の化合物または併用薬物を水に溶解してなる注射
剤が好ましい。該注射剤には安息香酸塩又は/およびサ
リチル酸塩を含有させてもよい。該注射剤は、本発明の
化合物または併用薬物と所望により安息香酸塩又は/お
よびサリチル酸塩の双方を水に溶解することにより得ら
れる。前記安息香酸、サリチル酸の塩としては、例えば
ナトリウム,カリウム等のアルカリ金属塩、カルシウ
ム,マグネシウム等のアルカリ土類金属塩、アンモニウ
ム塩、メグルミン塩、その他トロメタモール等の有機酸
塩等が用いられる。注射剤中の本発明の化合物または併
用薬物の濃度は0.5〜50w/v%、好ましくは3〜
20w/v%程度である。また安息香酸塩又は/および
サリチル酸塩の濃度は0.5〜50w/v%、好ましく
は3〜20w/v%が好ましい。
【0093】また、本剤には一般に注射剤に使用される
添加剤、例えば安定化剤(アスコルビン酸、ピロ亜硫酸
ナトリウム等)、界面活性剤(ポリソルベート80、マ
クロゴール等)、可溶剤(グリセリン、エタノール
等)、緩衝剤(リン酸及びそのアルカリ金属塩、クエン
酸及びそのアルカリ金属塩等)、等張化剤(塩化ナトリ
ウム、塩化カリウム等)、分散剤(ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、デキストリン)、pH調節剤(塩
酸、水酸化ナトリウム等)、保存剤(パラオキシ安息香
酸エチル、安息香酸等)、溶解剤(濃グリセリン、メグ
ルミン等)、溶解補助剤(プロピレングリコール、白糖
等)、無痛化剤(ブドウ糖、ベンジルアルコール等)等
を適宜配合することができる。これらの添加剤は一般に
注射剤に通常用いられる割合で配合される。注射剤はp
H調節剤の添加により2〜12好ましくは2.5〜8.0
に調整するのがよい。注射剤は本発明の化合物または併
用薬物と所望により安息香酸塩又は/およびサリチル酸
塩の双方を、また必要により前記添加剤を水に溶解する
ことにより得られる。これらの溶解はどのような順序で
行ってもよく、従来の注射剤の製法と同様に適宜行うこ
とができる。注射用水溶液は加温するのがよく、また通
常の注射剤と同様にたとえば濾過滅菌,高圧加熱滅菌等
を行うことにより注射剤として供することができる。注
射用水溶液は、例えば100℃〜121℃の条件で5分
〜30分高圧加熱滅菌するのがよい。さらに多回分割投
与製剤として使用できるように、溶液の抗菌性を付与し
た製剤としてもよい。
【0094】〔2〕徐放性製剤又は速放性製剤およびそ
の調製 本発明の化合物または併用薬物を含んでなる核を所望に
より水不溶性物質や膨潤性ポリマー等の被膜剤で被覆し
てなる徐放性製剤が好ましい。例えば、1日1回投与型
の経口投与用徐放性製剤が好ましい。被膜剤に用いられ
る水不溶性物質としては、例えばエチルセルロース、ブ
チルセルロース等のセルロースエーテル類、セルロース
アセテート、セルロースプロピオネート等のセルロース
エステル類、ポリビニルアセテート、ポリビニルブチレ
ート等のポリビニルエステル類、アクリル酸/メタクリ
ル酸共重合体、メチルメタクリレート共重合体、エトキ
シエチルメタクリレート/シンナモエチルメタクリレー
ト/アミノアルキルメタクリレート共重合体、ポリアク
リル酸、ポリメタクリル酸、メタクリル酸アルキルアミ
ド共重合体、ポリ(メタクリル酸メチル)、ポリメタク
リレート、ポリメタクリルアミド、アミノアルキルメタ
クリレート共重合体、ポリ(メタクリル酸アンヒドリ
ド)、グリシジルメタクリレート共重合体、とりわけオ
イドラギットRS−100,RL−100,RS−30
D,RL−30D,RL−PO,RS−PO(アクリル
酸エチル・メタアクリル酸メチル・メタアクリル酸塩化
トリメチル・アンモニウムエチル共重合体)、オイドラ
ギットNE−30D(メタアクリル酸メチル・アクリル
酸エチル共重合体)等のオイドラギット類(ローム・フ
ァーマ社)等のアクリル酸系ポリマー、硬化ヒマシ油
(例、ラブリーワックス(フロイント産業)等)等の硬
化油、カルナバワックス、脂肪酸グリセリンエステル、
パラフィン等のワックス類、ポリグリセリン脂肪酸エス
テル等が用いられる。
【0095】膨潤性ポリマーとしては、酸性の解離基を
有し、 pH依存性の膨潤を示すポリマーが好ましく、胃
内のような酸性領域では膨潤が少なく、小腸や大腸等の
中性領域で膨潤が大きくなる酸性の解離基を有するポリ
マーが好ましい。このような酸性の解離基を有し pH依
存性の膨潤を示すポリマーとしては、例えばカーボマー
(Carbomer)934P、940、941、974P、9
80、1342等、ポリカーボフィル(polycarbophi
l)、カルシウムポリカボーフィル(carcium polycarbo
phil)(前記はいずれもBFグツドリッチ社製)、ハイ
ビスワコー103、104、105、304(いずれも
和光純薬(株)製)等の架橋型ポリアクリル酸重合体が
用いられる。
【0096】徐放性製剤に用いられる被膜剤は親水性物
質をさらに含んでいてもよい。該親水性物質としては、
例えばプルラン、デキストリン、アルギン酸アルカリ金
属塩等の硫酸基を有していてもよい多糖類、ヒドロキシ
プロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロースナトリウム等のヒド
ロキシアルキル基又はカルボキシアルキル基を有する多
糖類、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリ
ビニルアルコール、ポリエチレングリコール等が用いら
れる。徐放性製剤の被膜剤における水不溶性物質の含有
率は約30ないし約90%(w/w)、好ましくは約35
ないし約80%(w/w)、さらに好ましくは約40ない
し75%(w/w)、膨潤性ポリマーの含有率は約3ない
し約30%(w/w)、好ましくは約3ないし約15%(w/
w)である。被膜剤は親水性物質をさらに含んでいてもよ
く、その場合被膜剤における親水性物質の含有率は約5
0%(w/w)以下、好ましくは約5〜約40%(w/w)、さ
らに好ましくは約5〜約35%(w/w)である。ここで
前記%(w/w)は被膜剤液から溶媒(例、水、メタノー
ル、エタノール等の低級アルコール等)を除いた被膜剤
組成物に対する重量%を示す。
【0097】徐放性製剤は、以下に例示するように薬物
を含む核を調製し、次いで得られた核を、水不溶性物質
や膨潤性ポリマー等を加熱溶解あるいは溶媒に溶解又は
分散させた被膜剤液で被覆することにより製造される。 I.薬剤を含む核の調製。 被膜剤で被覆される薬物を含む核(以下、単に核と称す
ることがある)の形態は特に制限されないが、好ましく
は顆粒あるいは細粒等の粒子状に形成される。核が顆粒
又は細粒の場合、その平均粒子径は、好ましくは約15
0ないし2,000μm、さらに好ましくは約500な
いし約1,400μmである。核の調製は通常の製造方
法で実施することができる。例えば、薬物に適当な賦形
剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、安定化剤等を混合し、湿
式押し出し造粒法、流動層造粒法等により調製する。核
の薬物含量は、約0.5ないし約95%(w/w)、好まし
くは約5.0ないし約80%(w/w)、さらに好ましくは
約30ないし約70%(w/w)である。
【0098】核に含まれる賦形剤としては、例えば白
糖、乳糖、マンニトール、グルコース等の糖類、澱粉、
結晶セルロース、リン酸カルシウム、コーンスターチ等
が用いられる。中でも、結晶セルロース、コーンスター
チが好ましい。結合剤としては、例えばポリビニルアル
コール、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリエチレン
グリコール、ポリビニルピロリドン、プルロニックF6
8、アラビアゴム、ゼラチン、澱粉等が用いられる。崩
壊剤としては、例えばカルボキシメチルセルロースカル
シウム(ECG505)、クロスカルメロースナトリウム(Ac-Di
-Sol)、架橋型ポリビニルピロリドン(クロスポビド
ン)、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L-HP
C)等が用いられる。中でも、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ポリビニルピロリドン、低置換度ヒドロキシプ
ロピルセルロースが好ましい。滑沢剤、凝集防止剤とし
ては例えばタルク、ステアリン酸マグネシウムおよびそ
の無機塩、また潤滑剤としてポリエチレングリコール等
が用いられる。安定化剤としては酒石酸、クエン酸、コ
ハク酸、フマル酸、マレイン酸等の酸が用いられる。
【0099】核は前記製造法以外にも、例えば核の中心
となる不活性担体粒子上に水、低級アルコール(例、メ
タノール、エタノール等)等の適当な溶媒に溶解した結
合剤をスプレーしながら、薬物あるいはこれと賦形剤、
滑沢剤等との混合物を少量づつ添加して行なう転動造粒
法、パンコーティング法、流動層コーティング法や溶融
造粒法によっても調製することができる。不活性担体粒
子としては、例えば白糖、乳糖、澱粉、結晶セルロー
ス、ワックス類で製造されたものが使用でき、その平均
粒子径は約100μmないし約1,500μmであるも
のが好ましい。核に含まれる薬物と被膜剤とを分離する
ために、防護剤で核の表面を被覆してもよい。防護剤と
しては、例えば前記親水性物質や、水不溶性物質等が用
いられる。防護剤は、好ましくはポリエチレングリコー
ルやヒドロキシアルキル基又はカルボキシアルキル基を
有する多糖類、より好ましくはヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースが用いら
れる。該防護剤には安定化剤として酒石酸、クエン酸、
コハク酸、フマル酸、マレイン酸等の酸や、タルク等の
滑沢剤を含んでいてもよい。防護剤を用いる場合、その
被覆量は核に対して約1ないし約15%(w/w)、好ま
しくは約1ないし約10%(w/w)、さらに好ましくは
約2ないし約8%(w/w)である。防護剤は通常のコー
ティング法により被覆することができ、具体的には、防
護剤を例えば流動層コーティング法、パンコーティング
法等により核にスプレーコーティングすることで被覆す
ることができる。
【0100】II.核の被膜剤による被覆 前記Iで得られた核を、前記水不溶性物質及び pH依存
性の膨潤性ポリマー、および親水性物質を加熱溶解ある
いは溶媒に溶解又は分散させた被膜剤液により被覆する
ことにより徐放性製剤が製造される。核の被膜剤液によ
る被覆方法として、例えば噴霧コーティングする方法等
が用いられる。被膜剤液中の水不溶性物質、膨潤性ポリ
マー又は親水性物質の組成比は、被膜中の各成分の含有
率がそれぞれ前記含有率となるように適宜選ばれる。被
膜剤の被覆量は、核(防護剤の被覆量を含まない)に対
して約1ないし約90%(w/w)、好ましくは約5ない
し約50%(w/w)、さらに好ましくは約5ないし35
%(w/w)である。
【0101】被膜剤液の溶媒としては水又は有機溶媒を
単独であるいは両者の混液を用いることができる。混液
を用いる際の水と有機溶媒との混合比(水/有機溶媒:
重量比)は、1ないし100%の範囲で変化させること
ができ、好ましくは1ないし約30%である。該有機溶
媒としては、水不溶性物質を溶解するものであれば特に
限定されないが、例えばメチルアルコール、エチルアル
コール、イソプロピルアルコール、n-ブチルアルコール
等の低級アルコール、アセトン等の低級アルカノン、ア
セトニトリル、クロロホルム、メチレンクロライド等が
用いられる。このうち低級アルコールが好ましく、エチ
ルアルコール、イソプロピルアルコールが特に好まし
い。水及び水と有機溶媒との混液が被膜剤の溶媒として
好ましく用いられる。この時、必要であれば被膜剤液中
に被膜剤液安定化のために酒石酸、クエン酸、コハク
酸、フマル酸、マレイン酸等の酸を加えてもよい。噴霧
コーティングにより被覆する場合の操作は通常のコーテ
ィング法により実施することができ、具体的には、被膜
剤液を例えば流動層コーティング法、パンコーティング
法等により核にスプレーコーティングすることで実施す
ることができる。この時必要であれば、タルク、酸化チ
タン、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシ
ウム、軽質無水ケイ酸等を滑沢剤として、グリセリン脂
肪酸エステル、硬化ヒマシ油、クエン酸トリエチル、セ
チルアルコール、ステアリルアルコール等を可塑剤とし
て添加してもよい。被膜剤による被膜後、必要に応じて
タルク等の帯電防止剤を混合してもよい。
【0102】速放性製剤は、液状(溶液、懸濁液、乳化
物等)であっても固形状(粒子状、丸剤、錠剤等)であ
ってもよい。経口投与剤、注射剤等非経口投与剤が用い
られるが、経口投与剤が好ましい。速放性製剤は、通
常、活性成分である薬物に加えて、製剤分野で慣用され
る担体、添加剤や賦形剤(以下、賦形剤と略称すること
がある)を含んでいてもよい。用いられる製剤賦形剤
は、製剤賦形剤として常用される賦形剤であれば特に限
定されない。例えば経口固形製剤用の賦形剤としては、
乳糖、デンプン、コーンスターチ、結晶セルロース(旭
化成(株)製、アビセルPH101等)、粉糖、グラニ
ュウ糖、マンニトール、軽質無水ケイ酸、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、L−システイン等が用いられ、
好ましくはコーンスターチおよびマンニトール等が用い
られる。これらの賦形剤は一種又は二種以上を組み合わ
せて使用できる。賦形剤の含有量は速放性製剤全量に対
して、例えば約4.5〜約99.4w/w%、好ましく
は約20〜約98.5w/w%、さらに好ましくは約3
0〜約97w/w%である。速放性製剤における薬物の
含量は、速放性製剤全量に対して、約0.5〜約95
%、好ましくは約1〜約60%の範囲から適宜選択する
ことができる。
【0103】速放性製剤が経口固型製剤の場合、通常前
記成分に加えて、崩壊剤を含有する。このような崩壊剤
としては、例えばカルボキシメチルセルロースカルシウ
ム(五徳薬品製、ECG−505)、クロスカルメロー
スナトリウム(例えば、旭化成(株)製、アクジゾ
ル)、クロスポビドン(例えば、BASF社製、コリド
ンCL)、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(信
越化学(株))、カルボキシメチルスターチ(松谷化学
(株))、カルボキシメチルスターチナトリウム(木村
産業製、エキスプロタブ)、部分α化デンプン(旭化成
(株)製、PCS)等が用いられ、例えば水と接触して
吸水、膨潤、あるいは核を構成している有効成分と賦形
剤との間にチャネルを作る等により顆粒を崩壊させるも
のを用いることができる。これらの崩壊剤は、一種又は
二種以上を組み合わせて使用できる。崩壊剤の配合量
は、用いる薬物の種類や配合量、放出性の製剤設計等に
より適宜選択されるが、速放性製剤全量に対して、例え
ば約0.05〜約30w/w%、好ましくは約0.5〜
約15w/w%である。
【0104】速放性製剤が経口固型製剤である場合、経
口固型製剤の場合には前記の組成に加えて、所望により
固型製剤において慣用の添加剤をさらに含んでいてもよ
い。このような添加剤としては、例えば結合剤(例え
ば、ショ糖、ゼラチン、アラビアゴム末、メチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ポリビニルピロリドン、プルラン、デキストリン等)、
滑沢剤(例えば、ポリエチレングリコール、ステアリン
酸マグネシウム、タルク、軽質無水ケイ酸(例えば、ア
エロジル(日本アエロジル))、界面活性剤(例えば、
アルキル硫酸ナトリウム等のアニオン系界面活性剤、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステルおよびポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒ
マシ油誘導体等の非イオン系界面活性剤等)、着色剤
(例えば、タール系色素、カラメル、ベンガラ、酸化チ
タン、リボフラビン類)、必要ならば、橋味剤(例え
ば、甘味剤、香料等)、吸着剤、防腐剤、湿潤剤、帯電
防止剤等が用いられる。また、安定化剤として酒石酸、
クエン酸、コハク酸、フマル酸等の有機酸を加えてもよ
い。前記結合剤としては、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ポリエチレングリコールおよびポリビニルピロリド
ン等が好ましく用いられる。速放性製剤は、通常の製剤
の製造技術に基づき、前記各成分を混合し、必要によ
り、さらに練合し、成型することにより調製することが
できる。前記混合は、一般に用いられる方法、例えば、
混合、練合等により行われる。具体的には、例えば速放
性製剤を粒子状に形成する場合、前記徐放性製剤の核の
調製法と同様の手法により、バーチカルグラニュレータ
ー、万能練合機(畑鉄工所製)、流動層造粒機FD−5
S(パウレック社製)等を用いて混合しその後、湿式押
し出し造粒法、流動層造粒法等により造粒することによ
り調製することができる。このようにして得られた速放
性製剤と徐放性製剤とは、そのままあるいは適宜、製剤
賦形剤等と共に常法により別々に製剤化後、同時あるい
は任意の投与間隔を挟んで組み合わせて投与する製剤と
してもよく、また両者をそのままあるいは適宜、製剤賦
形剤等と共に一つの経口投与製剤(例、顆粒剤、細粒
剤、錠剤、カプセル等)に製剤化してもよい。両製剤を
顆粒あるいは細粒に製して、同一のカプセル等に充填し
て経口投与用製剤としてもよい。
【0105】〔3〕舌下錠、バッカル又は口腔内速崩壊
剤およびその調製 舌下錠、バッカル製剤、口腔内速崩壊剤は錠剤等の固形
製剤であってもよいし、口腔粘膜貼付錠(フィルム)で
あってもよい。舌下錠、バッカル又は口腔内速崩壊剤と
しては、本発明の化合物または併用薬物と賦形剤とを含
有する製剤が好ましい。また、滑沢剤、等張化剤、親水
性担体、水分散性ポリマー、安定化剤等の補助剤を含有
していてもよい。また、吸収を容易にし、生体内利用率
を高めるためにβ−シクロデキストリン又はβ−シクロ
デキストリン誘導体(例、ヒドロキシプロピル−β−シ
クロデキストリン等)等を含有していてもよい。前記賦
形剤としては、乳糖、白糖、D−マンニトール、デンプ
ン、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸等が用いられる。
滑沢剤としてはステアリン酸マグネシウム、ステアリン
酸カルシウム、タルク、コロイドシリカ等が用いられ、
特に、ステアリン酸マグネシウムやコロイドシリカが好
ましい。等張化剤としては塩化ナトリウム、グルコー
ス、フルクトース、マンニトール、ソルビトール、ラク
トース、サッカロース、グリセリン、尿素等が用いら
れ、特にマンニトールが好ましい。親水性担体としては
結晶セルロース、エチルセルロース、架橋性ポリビニル
ピロリドン、軽質無水珪酸、珪酸、リン酸二カルシウ
ム、炭酸カルシウム等の膨潤性親水性担体が用いられ、
特に結晶セルロース(例、微結晶セルロース等)が好ま
しい。水分散性ポリマーとしてはガム(例、トラガカン
トガム、アカシアガム、グアーガム)、アルギン酸塩
(例、アルギン酸ナトリウム)、セルロース誘導体
(例、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、
ゼラチン、水溶性デンプン、ポリアクリル酸(例、カー
ボマー)、ポリメタクリル酸、ポリビニルアルコール、
ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ポリ
カーボフィル、アスコルビン酸パルミチン酸塩等が用い
られ、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリアク
リル酸、アルギン酸塩、ゼラチン、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコ
ール等が好ましい。特にヒドロキシプロピルメチルセル
ロースが好ましい。安定化剤としては、システイン、チ
オソルビトール、酒石酸、クエン酸、炭酸ナトリウム、
アスコルビン酸、グリシン、亜硫酸ナトリウム等が用い
られ、特に、クエン酸やアスコルビン酸が好ましい。
【0106】舌下錠、バッカル又は口腔内速崩壊剤は、
本発明の化合物または併用薬物と賦形剤とを自体公知の
方法により混合することにより製造することができる。
さらに、所望により前記した滑沢剤、等張化剤、親水性
担体、水分散性ポリマー、安定化剤、着色剤、甘味剤、
防腐剤等の補助剤を混合してもよい。前記成分を同時に
若しくは時間差をおいて混合した後、加圧打錠成形する
ことにより舌下錠、バッカル錠又は口腔内速崩壊錠が得
られる。適度な硬度を得るため、打錠成形の過程の前後
において必要に応じ水やアルコール等の溶媒を用いて加
湿・湿潤させ、成形後、乾燥させて製造してもよい。
【0107】粘膜貼付錠(フィルム)に成型する場合
は、本発明の化合物または併用薬物および前記した水分
散性ポリマー(好ましくは、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、賦形剤
等を水等の溶媒に溶解させ、得られる溶液を流延させて
(cast)フィルムとする。さらに、可塑剤、安定剤、酸化
防止剤、保存剤、着色剤、緩衝剤、甘味剤等の添加物を
加えてもよい。フィルムに適度の弾性を与えるためポリ
エチレングリコールやプロピレングリコール等のグリコ
ール類を含有させたり、口腔の粘膜ライニングへのフィ
ルムの接着を高めるため生物接着性ポリマー(例、ポリ
カルボフィル、カルボポール)を含有させてもよい。流
延は、非接着性表面に溶液を注ぎ、ドクターブレード等
の塗布用具で均一な厚さ(好ましくは10〜1000ミ
クロン程度)にそれを広げ、次いで溶液を乾燥してフィ
ルムを形成することにより達成される。このように形成
されたフィルムは室温若しくは加温下乾燥させ、所望の
表面積に切断すればよい。
【0108】好ましい口腔内速崩壊剤としては、本発明
の化合物または併用薬物と、本発明の化合物または併用
薬物とは不活性である水溶性若しくは水拡散性キャリヤ
ーとの網状体からなる固体状の急速拡散投与剤が用いら
れる。該網状体は、本発明の化合物または併用薬物を適
当な溶媒に溶解した溶液とから構成されている固体状の
該組成物から溶媒を昇華することによって得られる。該
口腔内速崩壊剤の組成物中には、本発明の化合物または
併用薬物に加えて、マトリックス形成剤と二次成分とを
含んでいるのが好ましい。該マトリックス形成剤として
はゼラチン類、デキストリン類ならびに大豆、小麦なら
びにオオバコ(psyllium)種子タンパク等の動物性タンパ
ク類若しくは植物性タンパク類;アラビアゴム、ガーガ
ム、寒天ならびにキサンタン等のゴム質物質;多糖類;
アルギン酸類;カルボキシメチルセルロース類;カラゲ
ナン類;デキストラン類;ペクチン類;ポリビニルピロ
リドン等の合成ポリマー類;ゼラチン−アラビアゴムコ
ンプレックス等から誘導される物質が含まれる。さら
に、マンニトール、デキストロース、ラクトース、ガラ
クトースならびにトレハロース等の糖類;シクロデキス
トリン等の環状糖類;リン酸ナトリウム、塩化ナトリウ
ムならびにケイ酸アルミニウム等の無機塩類;グリシ
ン、L−アラニン、L−アスパラギン酸、L−グルタミ
ン酸、L−ヒドロシキプロリン、L−イソロイシン、L
−ロイシンならびにL−フェニルアラニン等の炭素原子
数が2から12までのアミノ酸等が含まれる。マトリッ
クス形成剤は、その1種若しくはそれ以上を、固形化の
前に、溶液又は懸濁液中に導入することができる。かか
るマトリックス形成剤は、界面活性剤に加えて存在して
いてもよく、また界面活性剤が排除されて存在していて
もよい。マトリックス形成剤はそのマトリックスを形成
することに加えて、本発明の化合物または併用薬物の拡
散状態をその溶液又は懸濁液中に維持する助けをするこ
とができる。
【0109】保存剤、酸化防止剤、界面活性剤、増粘
剤、着色剤、pH調整剤、香味料、甘味料若しくは食味
マスキング剤等の二次成分を組成物中に含有していてよ
い。適当な着色剤としては、赤色、黒色ならびに黄色酸
化鉄類およびエリス・アンド・エベラールド社のFD&
Cブルー2号ならびにFD&Cレッド40号等のFD&
C染料が用いられる。適当な香味料には、ミント、ラス
ベリー、甘草、オレンジ、レモン、グレープフルーツ、
カラメル、バニラ、テェリーならびにグレープフレーバ
ーおよびその組合せたものが含まれる。適当なpH調整
剤は、クエン酸、酒石酸、リン酸、塩酸およびマレイン
酸が含まれる。適当な甘味料としてはアスパルテーム、
アセスルフェームKならびにタウマチン等が含まれる。
適当な食味マスキング剤としては、重炭酸ナトリウム、
イオン交換樹脂、シクロデキストリン包接化合物、吸着
質物質ならびにマイクロカプセル化アポモルフィンが含
まれる。製剤には通常約0.1〜約50重量%、好まし
くは約0.1〜約30重量%の本発明の化合物または併
用薬物を含み、約1分〜約60分の間、好ましくは約1
分〜約15分の間、より好ましくは約2分〜約5分の間
に(水に)本発明の化合物または併用薬物の90%以上
を溶解させることが可能な製剤(前記、舌下錠、バッカ
ル等)や、口腔内に入れられて1ないし60秒以内に、
好ましくは1ないし30秒以内に、さらに好ましくは1
ないし10秒以内に崩壊する口腔内速崩壊剤が好まし
い。
【0110】前記賦形剤の製剤全体に対する含有量は、
約10〜約99重量%、好ましくは約30〜約90重量
%である。β−シクロデキストリン又はβ−シクロデキ
ストリン誘導体の製剤全体に対する含有量は0〜約30
重量%である。滑沢剤の製剤全体に対する含有量は、約
0.01〜約10重量%、好ましくは約1〜約5重量%
である。等張化剤の製剤全体に対する含有量は、約0.
1〜約90重量%、好ましくは、約10〜約70重量%
である。親水性担体の製剤全体に対する含有量は約0.
1〜約50重量%、好ましくは約10〜約30重量%で
ある。水分散性ポリマーの製剤全体に対する含有量は、
約0.1〜約30重量%、好ましくは約10〜約25重
量%である。安定化剤の製剤全体に対する含有量は約
0.1〜約10重量%、好ましくは約1〜約5重量%で
ある。前記製剤はさらに、着色剤、甘味剤、防腐剤等の
添加剤を必要に応じ含有していてもよい。
【0111】本発明の併用剤の投与量は、本発明の化合
物の種類、年齢、体重、症状、剤形、投与方法、投与期
間等により異なるが、例えば、乳癌の患者(成人、体重
約60kg)一人あたり、通常、本発明の化合物および
併用薬物として、それぞれ1日約0.01〜約1000m
g/kg、好ましくは約0.01〜約100mg/kg、より
好ましくは約0.1〜約100mg/kg、とりわけ約
0.1〜約50mg/kgを、なかでも約1.5〜約3
0mg/kgを1日1回から数回に分けて静脈投与される。
もちろん、前記したように投与量は種々の条件で変動す
るので、前記投与量より少ない量で十分な場合もあり、
また範囲を超えて投与する必要のある場合もある。併用
薬物は、副作用が問題とならない範囲でどのような量を
設定することも可能である。併用薬物としての一日投与
量は、症状の程度、投与対象の年齢、性別、体重、感受
性差、投与の時期、間隔、医薬製剤の性質、調剤、種
類、有効成分の種類等によって異なり、特に限定されな
いが、薬物の量として通常、たとえば経口投与で哺乳動
物1kg体重あたり約0.001〜2000mg、好ま
しくは約0.01〜500mg、さらに好ましくは、約
0.1〜100mg程度であり、これを通常1日1〜4
回に分けて投与する。
【0112】本発明の併用剤を投与するに際しては、同
時期に投与してもよいが、併用薬物を先に投与した後、
本発明の化合物を投与してもよいし、本発明の化合物を
先に投与し、その後で併用薬物を投与してもよい。時間
差をおいて投与する場合、時間差は投与する有効成分、
剤形、投与方法により異なるが、例えば、併用薬物を先
に投与する場合、併用薬物を投与した後1分〜3日以
内、好ましくは10分〜1日以内、より好ましくは15
分〜1時間以内に本発明の化合物を投与する方法が用い
られる。本発明の化合物を先に投与する場合、本発明の
化合物を投与した後、1分〜1日以内、好ましくは10
分〜6時間以内、より好ましくは15分から1時間以内
に併用薬物を投与する方法が用いられる。好ましい投与
方法としては、例えば、経口投与製剤に製形された併用
薬物約0.001〜200mg/kgを経口投与し、約
15分後に経口投与製剤に製形された本発明の化合物
約0.005〜100mg/kgを1日量として経口投
与する。
【0113】また、本発明の医薬組成物または本発明の
併用剤を、例えば(1)手術、(2)アンジオテンシン
II等を用いる昇圧化学療法、(3)遺伝子療法、(4)
温熱療法、(5)凍結療法、(6)レーザー焼灼法、
(7)放射線療法等の非薬剤療法と組み合わせることも
できる。例えば、本発明の医薬組成物または本発明の併
用剤を手術等の前または後に、あるいはこれら2、3種
を組み合わせた治療前または後に使用することによっ
て、耐性発現の阻止、無病期(Disease-Free Surviva
l)の延長、癌転移あるいは再発の抑制、延命等の効果
が得られる。また、本発明の医薬組成物または本発明の
併用剤による治療と、支持療法〔(i)各種感染病の併発
に対する抗生物質(例えば、パンスポリン等のβ−ラク
タム系、クラリスロマイシン等のマクロライド系等)の
投与、(ii)栄養障害改善のための高カロリー輸液、アミ
ノ酸製剤、総合ビタミン剤の投与、(iii)疼痛緩和のた
めのモルヒネ投与、(iv)悪心、嘔吐、食欲不振、下痢、
白血球減少、血小板減少、ヘモグロビン濃度低下、脱
毛、肝障害、腎障害、DIC、発熱等のような副作用を
改善する薬剤の投与および(v)癌の多剤耐性を抑制する
ための薬剤の投与等〕を組み合わせることもできる。前
記の処置を施す前または施した後に、本発明の医薬組成
物または本発明の併用剤を経口投与(徐放性を含む)、
静脈内投与(bolus、infusion、包接体を含む)、皮下
および筋注(bolus、infusion、徐放性を含む)、経
皮、腫瘍内および近位投与によって投与するのが好まし
い。手術等の前に本発明の医薬組成物または本発明の併
用剤を投与する場合の時期としては、例えば、手術等の
約30分〜24時間前に1回投与することもできるし、
あるいは手術等の約3ヶ月〜6ヶ月前に1〜3サイクル
に分けて投与することもできる。このように、手術等の
前に本発明の医薬組成物または本発明の併用剤を投与す
ることにより、例えば癌組織を縮小させることができる
ので、手術等がしやすくなる。手術等の後に本発明の医
薬組成物または本発明の併用剤を投与する場合の時期と
しては、手術等の約30分〜24時間後に、例えば数週
間〜3ヶ月単位で反復投与することができる。このよう
に、手術等の後に本発明の医薬組成物または本発明の併
用剤を投与することにより、手術等の効果を高めること
ができる。
【0114】
【発明の実施の形態】以下に参考例、実施例、製剤例お
よび試験例を挙げて、本発明を詳しく説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。参考例および実
施例のカラムクロマトグラフィーにおける溶出は、TL
C(Thin Layer Chromatography, 薄層クロマトグラフ
ィー)による観察下に行われた。TLCの観察において
は、TLCプレートとしてメルク社製のキーゼルゲル6
0F254プレートを使用し、展開溶媒としてはカラムク
ロマトグラフィーで溶出溶媒として用いられた溶媒を、
検出法としてUV検出器を採用した。カラム用シリカゲ
ルは、同じくメルク社製のキーゼルゲル60F254(7
0〜230メッシュ)を用いた。NMRスペクトルは、
プロトンNMRを示し、内部標準としてテトラメチルシ
ランを用いてVARIAN Gemini−200(2
00MHz型スペクトロメーター)で測定し、δ値をp
pmで表した。参考例および実施例で用いる略号は、次
のような意義を有する。 s :シングレット br :ブロード(幅広い) d :ダブレット t :トリプレット q :クワルテット dd :ダブルダブレット ddd:ダブルダブルダブレット dt :ダブルトリプレット m :マルチプレット J :カップリング定数 Hz :ヘルツ DMF:N,N−ジメチルホルムアミド THF:テトラヒドロフラン
【0115】
【実施例】参考例1. 4−クロロメチル−2−[(E)−
2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エテニル]−1,
3−オキサゾール (i)(E)−3−(4−トリフルオロメチルフェニ
ル)−2−プロペナミド 4−トリフルオロメチル桂皮酸(19.4g)、DMF
(6滴)のTHF(100ml)懸濁液に0℃で塩化オ
キサリル(11.7ml)を滴下し、室温で2時間攪拌
した。溶媒を減圧留去後、残渣を酢酸エチル(60m
l)に溶解し、25%アンモニア水−酢酸エチル(5:
1、120ml)に注いだ。水層を塩析後、酢酸エチル
−THF(12:1)混液(650ml)、酢酸エチル
(100ml×2)で抽出し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣を酢酸エチル−ヘキ
サンから再結晶し、標題化合物(18.0g)を無色板
状結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 5.58 (2H, br s), 6.53 (1H, d, J=
15.8 Hz), 7.63-7.72 (5H, m). IR (KBr): 3326, 3167, 1686, 1636, 1617, 1404, 119
0 cm-1.
【0116】(ii)4−クロロメチル−2−[(E)−
2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エテニル]−
1,3−オキサゾール (E)−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2
−プロペナミド(17.9g)、1,3−ジクロロアセ
トン(14.8g)のトルエン溶液(83ml)溶液を
ディーン・スターク(Dean−Stark)装置を用
いて9時間加熱還流した。冷後、反応液に水を加えて酢
酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、ヘキサン:酢
酸メチル=6:1→5:1)で精製し、標題化合物(1
5.1g)を無色針状結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3)δ:4.55 (2H, d, J = 0.8 Hz), 7.00 (1
H, d, J = 16.2 Hz), 7.56 (1H, d, J = 16.2 Hz), 7.6
4-7.68 (5H, m). IR (KBr): 1350, 1325, 1170, 1136, 1113, 1071, 95
9, 826, 727, 708 cm-1.
【0117】参考例2. 4−クロロメチル−2−
[(E)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)エテニ
ル]−1,3−オキサゾール (E)−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−プ
ロペナミド(9.16g)、1,3−ジクロロアセトン
(7.62g)を用いて参考例1−(ii)と同様の反応
を行い、標題化合物(6.31g)を無色結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ : 4.55 (2H, s), 6.8-7.0 (2H, m),
6.96 (1H, d, J = 16.8), 7.45-7.7 (3H, m).
【0118】参考例3. 4−クロロメチル−2−
[(E)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)エテニ
ル]−1,3−オキサゾール (E)−(2,6−ジフルオロフェニル)−2−プロペ
ナミド(9.0g)および1,3−ジクロロアセトン
(7.49g)を用いて参考例1−(ii)と同様の反応
を行い、標題化合物(7.18g)を淡黄色固体として
得た。1 H-NMR (CDCl3) δ : 4.55 (2H, s), 6.85-7.0 (2H,
m), 7.2-7.35 (2H, m), 7.55-7.7 (1H, m), 7.66 (1H,
s).
【0119】参考例4. 1−[2−(4−ベンジルオキシフ
ェノキシ)エチル]−1H−イミダゾールの製造 1H−イミダゾール(0.93g)のDMF (30 ml)溶液に0 ℃
で60 %水素化ナトリウム (0.59g)を加え、室温で1時間
攪拌後、同温で1−ベンジルオキシ−4−(2−クロロエト
キシ)ベンゼン (3.00g) を加え、60℃で2時間攪拌し
た。反応液を水に注ぎ、析出した結晶をろ取し、水―ジ
エチルエーテルで洗浄し、表題化合物(3.04g)を無色
結晶として得た。酢酸エチル-ヘキサンより再結晶を行
い無色プリズム晶を得た。 融点138-139℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 4.16 (2H, t, J=5.4 Hz), 4.30 (2
H, t, J=5.4 Hz), 5.01 (2H, s), 6.76-6.92 (4H, m),
7.03-7.07 (2H, m), 7.33-7.44 (5H, m), 7.59 (1H,
s). IR (KBr): 3101, 2943, 2878, 1593,1512, 1462, 1383,
1282, 1234, 1205, 1107, 1076, 1060, 1045, 1030, 9
14, 831, 754, 738, 675 cm-1
【0120】参考例5. 4−[2−(1H−イミダゾール
−1−イル)エトキシ] フェノールの製造 1−[2−(4−ベンジルオキシフェノキシ)エチル]−1H−
イミダゾール(2.80g)、5%パラジウム炭素(wet、2.0
g)およびテトラヒドロフラン(150ml)の混合物を1気圧
で接触還元した。触媒をろ去後、溶媒を減圧留去し、表
題化合物(1.66g)を無色結晶として得た。エタノールか
ら再結晶し、無色プリズム晶を得た。 融点144−145℃.1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.12 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.30
(2H, t, J=5.0 Hz), 6.62-6.75 (4H, m), 6.88 (1H,
s), 7.21 (1H, s), 7.65 (1H, s), 8.93 (1H, br s). IR (KBr): 3113, 2939, 2795, 2669, 2590, 1510, 144
8, 1375, 1240, 1072, 829, 754, 663, 526 cm-1.
【0121】参考例6. 1−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)−2−ブロモエタノンの製造 4−ベンジルオキシアセトフェノン(9.56g)のエタノー
ル溶液(150ml)に、5℃で臭素(2.73ml)のエタノール
溶液(25ml)を滴下し、室温で1時間攪拌した。反応液
を−20℃に冷却し、析出した結晶をろ取し、エタノール
で洗浄し、表題化合物(8.28g)の結晶を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 4.39 (2H, s), 5.15 (2H, s), 7.01
-7.07 (2H, m), 7.30-7.46 (5H, m), 7.94-8.00 (2H,
m). IR (KBr): 1672, 1599, 1260, 1173 cm-1
【0122】参考例7. 1−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)−2−(1H−イミダゾール−1−イル)エタノンの
製造 1−(4−ベンジルオキシフェニル)−2−ブロモエタノン
(6.71g)、1H−イミダゾール(2.25g)、炭酸カリウム
(4.56g)およびDMF(40ml)の混合物を室温で16時間攪
拌した。反応液に水を加え、析出した結晶をろ取し酢酸
エチルで洗浄して無色結晶を得た。酢酸エチルより再結
晶を行い表題化合物 (4.18g)を無色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 5.16 (2H, s), 5.34 (2H, s), 6.95
(1H, t, J=1.2 Hz), 7.03-7.11 (2H, m), 7.14 (1H,
d, J=1.2 Hz), 7.32-7.46 (5H, m), 7.51 (1H, s), 7.9
1-7.99 (2H, m). IR (KBr): 1688, 1601, 1238, 912, 743 cm-1.
【0123】参考例8. 1−[(4−ヒドロキシフェニル)
−2−(1H−イミダゾール−1−イル)エタノンの製造 1−(4−ベンジルオキシフェニル)−2−(1H−イミダ
ゾール−1−イル)エタノン(1.86g)、10%パラジウム炭
素(wet、0.51g)、テトラヒドロフラン(20ml)および
メタノール(30ml)の混合物を1気圧で接触還元した。触
媒をろ去後、溶媒を減圧留去し、結晶を得た。メタノー
ルより再結晶して、表題化合物(0.83g)を無色結晶とし
て得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 5.61 (2H, s), 6.86-6.92 (3H,
m), 7.09 (1H, s), 7.57(1H, s), 7.87-7.95 (2H, m).
【0124】参考例9. 4−[(4−ニトロフェノキシ)メ
チル]−2−(2−チエニル)−1,3−オキサゾールの製造 4−ニトロフェノール(1.16g)のDMF (20 ml)溶液に0
℃で60 %水素化ナトリウム (0.36g)を加え、室温で1時
間攪拌後、同温で4−クロロメチル−2−(2−チエニル)
−1,3−オキサゾール(2.00g) を加え、80℃で2時間攪
拌した。反応液に水を加え、析出した結晶をろ取し、表
題化合物(2.21g)を無色結晶として得た。酢酸エチル-
ヘキサンより再結晶を行い、無色プリズム晶を得た。 融点161-162℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 5.15 (2H, s), 7.04-7.11 (2H, m),
7.14 (1H, dd, J=5.0,3.8 Hz), 7.47 (1H, dd, J=5.0,
1.2 Hz), 7.70-7.73 (2H, m), 8.19-8.26 (2H,m). IR (KBr): 3165, 3103, 2920, 2872, 1593, 1504, 141
9, 1334, 1269, 1168, 1111, 1041, 1006, 866, 841, 7
52, 729, 686, 638, 617 cm-1
【0125】参考例10. 4−[[2−(2−チエニル)−1,
3−オキサゾール−4−イル]メトキシ]アニリンの製造 4−[(4−ニトロフェノキシ)メチル]−2−(2−チエニル)
−1,3−オキサゾール(1.00g)、5%パラジウム炭素(we
t、1.00g)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合
物を1気圧で接触還元した。触媒をろ去後、溶媒を減圧
留去し、表題化合物(0.82g)を褐色結晶として得た。酢
酸エチル-ヘキサンより再結晶を行い褐色プリズム晶を
得た。 融点 112-113℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 3.10 (2H, br s), 4.98 (2H, d, J=
0.8 Hz), 6.62-6.69 (2H, m), 6.79-6.86 (2H, m), 7.1
1 (1H, dd, J=5.2, 3.6 Hz), 7.43 (1H, dd, J=5.2, 1.
2 Hz), 7.63 (1H, br s), 7.68 (1H, dd, J=3.6, 1.2 H
z). IR (KBr): 3412, 3321, 3211, 3134, 2937, 2874, 163
0, 1583, 1510, 1462, 1425, 1383, 1369, 1271, 1224,
1182, 1101, 1051, 1020, 858, 825, 698 cm-1
【0126】参考例11. 2−クロロ−N−[4−[[2−(2
−チエニル)−1,3−オキサゾール−4−イル]メトキシ]
フェニル]アセトアミドの製造 4−[[2−(2−チエニル)−1,3−オキサゾール−4−イ
ル]メトキシ]アニリン(500mg)のN,N−ジメチルアセ
トアミド溶液(5ml)に、クロロアセチルクロリド(210
mg)を室温で滴下し、同温で2時間攪拌した。反応液に
水を加え、析出した結晶をろ取し水で洗浄して、表題化
合物(600mg)を無色結晶として得た。酢酸エチル-ヘキ
サンより再結晶を行い、無色プリズム晶を得た。 融点 156-157℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 4.19 (2H, s), 5.05 (2H, d, J=0.8
Hz), 6.97-7.02 (2H, m), 7.13 (1H, dd, J=5.0, 3.8
Hz), 7.45 (1H, dd, J=5.0, 1.2 Hz), 7.45-7.50(2H,
m), 7.67 (1H, m), 7.70 (1H, dd, J=3.8, 1.2 Hz), 8.
16 (1H, br s). IR (KBr): 3310, 3103, 2939, 2866, 1668, 1533, 141
9, 1257, 1176, 1101, 1051, 1005, 856, 827, 771, 72
5, 713 cm-1
【0127】参考例12. 4−(クロロメチル)−2−(2−
チエニル)−1,3−オキサゾールの製造 チオフェン−2−カルボキサミド(5.09g)と、1,3−ジ
クロロー2−プロパノン(4.57g)の混合物を120℃で2時
間攪拌した。反応混合物に水と酢酸エチルを加え、さら
に炭酸カリウムを加えて塩基性とし、酢酸エチルで抽出
した。抽出液を水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、ヘキサ
ン−ジエチルエーテル(9:1))で精製し、表題化合物
(4.09g)を無色結晶として得た。ジイソプロピルエー
テルより再結晶を行い、無色針状晶を得た。 融点 58-59℃.1 H-NMR (CDCl3)δ:4.55(2H,s),7.09−7.14(1H,
m), 7.45(1H,d,J=5.0Hz),7.64 (1H, s), 7.69
(1H, d, J=3.6 Hz). IR (KBr): 3177, 3144, 3094, 3007, 2959, 1589, 156
0, 1494, 1421, 1346, 1271, 1232, 1151, 1109, 1084,
1005, 923, 908, 854, 781, 744, 694 cm-1
【0128】参考例13. 塩化[2−(2−チエニル)−1,
3−オキサゾール−4−イル]メチルトリフェニルホスホ
ニウムの製造 4−(クロロメチル)−2−(2−チエニル)−1,3−オキサ
ゾール(2.0g)、トリフェニルホスフィン(2.62g)お
よびアセトニトリル(20ml)の混合物を加熱還流させなが
ら16時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた結晶
をアセトニトリルで洗浄して表題化合物(4.00g)を無
色結晶として得た。アセトニトリルから再結晶して無色
プリズム晶を得た。 融点 245-246℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 5.62 (2H, d, J=14.4 Hz), 7.06 (1
H, dd, J=5.0, 3.6 Hz),7.38 (1H, dd, J=5.0, 0.8 H
z), 7.49 (1H, dd, J=3.6, 0.8 Hz), 7.61-7.97 (15H,
m), 8.32 (1H, d, J=4.4 Hz). IR (KBr): 3075, 3050, 2846, 2765, 1592, 1495, 143
8, 1345, 1291, 1160, 1114, 1075, 1000, 982, 880, 8
42, 789, 745, 730, 691, 521 cm-1
【0129】参考例14. 4−[2−(1H−イミダゾール
−1−イル)エトキシ]ベンズアルデヒドの製造 4−(2−ブロモエトキシ)ベンズアルデヒド(5.04g)、
炭酸カリウム(4.56g)、1H−イミダゾール(2.25g)お
よびDMF(40ml)の混合物を80℃で5時間攪拌した。反応
液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水、次
いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー (溶出液、酢酸エチル−メタノール(9
5:5))で精製し、表題化合物(2.81g)を黄色油状物と
して得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 4.10-4.33 (2H, m), 4.36-4.43 (2
H, m), 6.96-7.10 (4H, m), 7.61 (1H, s), 7.80-7.85
(2H, m), 9.89 (1H, s). IR (KBr): 1686, 1601, 1578, 1508, 1254, 1163, 833
cm-1
【0130】参考例15. 4−[3−(1H−イミダゾール−
1−イル)プロポキシ]ベンズアルデヒドの製造 4−(3−クロロプロポキシ)ベンズアルデヒド(4.70
g)、1H−イミダゾール(1.77g)およびDMF(40ml)の
混合物に、室温で60 %水素化ナトリウム (1.04g)を加
え、80℃で1時間攪拌した。反応液を飽和食塩水に注
ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出
液、酢酸エチル−メタノール(9:1))で精製し、表題化
合物(4.65g)を油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.20-2.40 (2H, m), 4.00 (2H, t,
J=5.6 Hz), 4.22 (2H, t, J=6.6 Hz), 6.92-7.08 (4H,
m), 7.49 (1H, s), 7.83-7.88 (2H, m), 9.91 (1H,
s).
【0131】参考例16. 4−[ (2−ヒドロキシエチル)
(メチル)アミノ]ベンゾニトリルの製造 4−フルオロベンゾニトリル(12.4g)、2−メチルアミ
ノエタノール(8.41g)、炭酸カリウム(15.5g)およびDMF
(50ml)の混合物を70℃で16時間攪拌した。反応液を水に
注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶
出液、酢酸エチル−ヘキサン(1:1))で精製し、表題化
合物(10.58g)を無色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.12 (1H, br s), 3.07 (3H, s),
3.56 (2H, t, J=5.6 Hz),3.80-3.90 (2H, m), 6.70 (2
H, d, J=8.0 Hz), 7.37-7.44 (2H, m). IR (KBr): 3391, 2885, 2212, 1606, 1523, 1386, 135
6, 1178, 1049, 815, 545cm-1
【0132】参考例17. 4−[N−[2−(1−1H-イミダゾ
リル)エチル]−N−メチルアミノ]ベンゾニトリルの製造 4−[ (2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ]ベンゾニ
トリル(4.50g)、トリエチルアミン(3.88g)および酢酸エ
チル(300ml)の混合物に、メタンスルホニルクロリド(4.
39g)を0℃で滴下し、室温で2時間攪拌した。反応液を、
水、飽和重曹水、1N塩酸、飽和食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、油状
物を得た。1H−イミダゾール(3.47g)のDMF (100 m
l)溶液に0 ℃で60 %水素化ナトリウム (2.24g)を加え、
室温で1時間攪拌後、同温で上記油状物のDMF(10ml)溶液
を滴下し、さらに同温で2時間攪拌した。反応液を水に
注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和重曹水、つ
いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を減圧留去後、残渣をヘキサンで洗浄し、表
題化合物(5.31g)を無色結晶として得た。酢酸エチル
−ヘキサンより再結晶し、無色プリズム晶を得た。 融点 122−123℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.78 (3H, s), 2.74 (2H, t, J=6.0
Hz), 4.18 (2H, t, J=6.0 Hz), 6.55-6.63 (2H, m),
6.89 (1H, t, J=1.2 Hz), 7.09 (1H, m), 7.38 (1H,
m), 7.46-7.54 (2H, m). IR (KBr): 3140, 2912, 2210, 1604, 1521, 1506, 137
7, 1331, 1282, 1230, 1180, 1120, 1080, 956, 817, 7
56, 661, 542 cm-1.
【0133】参考例18. 4−[[2−(1H−イミダゾール
−1−イル)エチル](メチル)アミノ]ベンズアルデヒドの
製造 4−[N−[2−(1−1H-イミダゾリル)エチル]−N−メチル
アミノ]ベンゾニトリル(5.0g)、ラネーニッケル(7.5
g)および80%ぎ酸(200ml)の混合物を加熱還流させな
がら1時間攪拌した。固体をろ過して除き、ろ液を減圧
で濃縮した。残渣に水を加え、2N水酸化ナトリウム水溶
液で塩基性とし、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和
重曹水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチル−メタ
ノール(20:1,v/v))で精製し、表題化合物(3.33g)
を得た。酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、無色プリ
ズム晶を得た。 融点 98-99℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.81 (3H, s), 3.79 (2H, t, =6.0
Hz), 4.20 (2H, t, J=6.0 Hz), 6.67 (2H, d, J=9.2 H
z), 6.89-6.90 (1H, m), 7.08-7.09 (1H, m), 7.39 (1
H,brs), 7.74-7.79 (2H, m), 9.78 (1H, s). IR (KBr): 3117, 2914, 2827, 2756, 1658, 1593, 155
6, 1527, 1377, 1315, 1230, 1174, 1120, 1080, 817,
769, 717, 661, 516 cm-1
【0134】参考例19. 4−[(2−ヒドロキシエチル)
チオ]ベンズアルデヒドの製造 4−フルオロベンズアルデヒド(20.0g)、炭酸カリウム
(20.2g)、2−メルカプトエタノール(11.41g)およびDMF
(100ml)の混合物を70℃で15時間攪拌した。反応液に水
を注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で
洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧
留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出液、酢酸エチル−ヘキサン(2:1,v/v))で精製
し、表題化合物(22.26g)を淡黄色結晶として得た。酢
酸エチル−ヘキサンより再結晶し、黄色プリズム晶を得
た。 融点 59-60℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.05 (1H, br s), 3.24 (2H, t, J
=6.2 Hz), 3.83-3.89 (2H, m), 7.40-7.45 (2H, m), 7.
75-7.80 (2H, m), 9.94 (1H, s). IR (KBr): 3420, 2883, 2827, 1653, 1589, 1556, 143
3, 1392, 1315, 1286, 1226, 1178, 1074, 1016, 842,
812, 561 cm-1
【0135】参考例20. 4−[[2−(1H−イミダゾール
−1−イル)エチル]チオ]ベンズアルデヒドの製造 4−[(2−ヒドロキシエチル)チオ]ベンズアルデヒド(11.
6g)、トリエチルアミン(8.38g)および酢酸エチル(300m
l)の混合物に、メタンスルホニルクロリド(9.48g)を0℃
で滴下し、室温で2時間攪拌した。反応液を、水、飽和
重曹水、1N塩酸、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、油状物を得
た。得られた油状物、1H−イミダゾール(13.00g)お
よびDMF (100 ml)の混合物を50℃で15時間攪拌した。反
応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和
重曹水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチル−メタ
ノール(20:1))で精製し、表題化合物(7.92g)を無色油
状物として得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 3.37 (2H, t, J=6.8 Hz), 4.23 (2
H, t, J=6.8 Hz), 6.95(1H, s), 7.07 (1H, s), 7.35-
7.40 (2H, m), 7.50 (1H, s), 7.73-7.84 (2H, m), 9.9
5 (1H, s). IR (KBr): 3111, 2833, 2743, 1693, 1591, 1560, 150
8, 1388, 1288, 1217, 1170, 1087, 839, 814, 742, 66
3 cm-1
【0136】参考例21. 6-[[2-[(E)-2-フェニルエテ
ニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-ナフタレ
ンカルボン酸エチルの製造 6−ヒドロキシ−2-ナフタレンカルボン酸エチル(700m
g)、4−クロロメチル−2−[(E)−2−フェニルエテニ
ル]−1,3−オキサゾール(835mg)、炭酸カリウム(88
5mg)およびDMF(30ml)の混合物を90℃で13時間攪拌し
た。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液
を水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をヘキサンで洗
浄し、表題化合物(1.18g)を無色結晶として得た。酢
酸エチル−ヘキサンにより再結晶を行い無色プリズム晶
を得た。 融点164−165℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 1.44 (3H, t, J=7.0 Hz), 4.43 (2
H, q, J=7.0 Hz), 5.17 (2H, s), 6.96 (1H, d, J=16.6
Hz), 7.25-7.50 (5H, m), 7.52-7.61 (3H, m), 7.71-
7.90 (3H, m), 8.04 (1H, d, J=8.8 Hz), 8.53 (1H,
s). IR (KBr): 2920, 1705, 1630, 1286, 1203, 1095, 754
cm-1
【0137】参考例22. [6-[[2-[(E)-2-フェニルエテ
ル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-ナフチル]
メタノールの製造 6-[[2-[(E)-2-フェニルエテニル]-1,3-オキサゾール-4-
イル]メトキシ]-2-ナフタレンカルボン酸エチル(1.00g)
の、テトラヒドロフラン溶液(30ml)に、水素化リチウ
ムアルミニウム(146mg)を0℃で加えた。混合物を室温で
2時間攪拌した後、水と1N塩酸を加え、酢酸エチルで抽
出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、表題化合物(78
0mg)を無色結晶として得た。アセトン−メタノールに
より再結晶を行い無色プリズム晶を得た。融点196−197
℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 4.83 (2H, br s), 5.16 (2H, s),
6.96 (1H, d, J=15.8 Hz), 7.20-7.80 (13H, m). IR (KBr): 3300, 2920, 1635, 1604, 1277, 1180, 104
7, 752 cm-1
【0138】参考例23. 4-(6-クロロメチル-2-ナフ
チルオキシメチル)-2-[(E)-2-フェニルエテニル]-1,3-
オキサゾールの製造 [6-[[2-[(E)-2-フェニルエテル]-1,3-オキサゾール-4-
イル]メトキシ]-2-ナフチル]メタノール(640mg)、トリ
エチルアミン(545mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)
の混合物に、メタンスルホニルクロリド(620mg)を0℃で
滴下し、室温で2時間攪拌、2時間加熱還流、さらに室温
で15時間攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽
出した。抽出液を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、ヘキ
サン:酢酸エチル=4:1)で精製し、表題化合物(380m
g)を得た。酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、無色
プリズム晶を得た。 融点 171-172℃.1 H-NMR (CDCl3)δ:4.75 (2H, s), 5.16 (2H, s), 6.96
(1H, d, J=16.4 Hz), 7.26-7.61 (9H, m), 7.70-7.78
(4H, m). IR (KBr): 3142, 3055, 2872, 1630, 1604, 1234, 118
0, 858 cm-1
【0139】参考例24. 3-[6-[[2-[(E)-2-フェニルエ
テニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-ナフチ
ル]プロピオン酸エチルの製造 3−(6−ヒドロキシナフタレン−2−イル)プロピオン酸
エチル(1.40g)、4−クロロメチル−2−[(E)−2−フェ
ニルエテニル]−1,3−オキサゾール(1.49g)、炭酸カ
リウム(1.58g)およびDMF(50ml)の混合物を90℃で14
時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、表題化合
物(2.06g)を淡褐色結晶として得た。酢酸エチル−ヘ
キサンにより再結晶を行い淡褐色プリズム晶を得た。 融点130−131℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 1.23 (3H, t, J=7.0 Hz), 2.69 (2
H, t, J=7.2 Hz), 3.09 (2H, t, J=7.2 Hz), 4.13 (2H,
q, J=7.0 Hz), 5.15 (2H, s), 6.96 (1H, d, J=16.2 H
z), 7.19-7.27 (13H, m). IR (KBr): 3059, 2976, 2928, 1724, 1606, 1182, 856,
756cm-1
【0140】参考例25. 3-[6-[[2-[(E)-2-フェニルエ
テニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-ナフチ
ル]-1-プロパノールの製造 3-[6-[[2-[(E)-2-フェニルエテニル]-1,3-オキサゾール
-4-イル]メトキシ]-2-ナフチル]プロピオン酸エチル(1.
85g)の、テトラヒドロフラン溶液(50ml)に、水素化リ
チウムアルミニウム(165mg)を0℃で加えた。混合物を室
温で1時間攪拌した後、水と1N塩酸を加え、酢酸エチル
で抽出した。抽出液を水、次いで飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、
ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製し、表題化合物(1.
46g)を得た。酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、無
色プリズム晶を得た。 融点 148-150℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 1.30 (1H, br s), 1.90-2.05 (2H,
m), 2.86 (2H, t, J=7.5Hz), 3.67-3.75 (2H, m), 5.15
(2H, s), 6.96 (1H, d, J=16.4 Hz), 7.18-7.73 (13H,
m). IR (KBr): 3335, 2934, 2868, 1604, 1444, 1275, 104
7, 752 cm-1
【0141】参考例26. メタンスルホン酸3-[6-({2-
[(E)-2-フェニルエテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル}
メトキシ)-2-ナフチル]プロピルの製造 3-[6-[[2-[(E)-2-フェニルエテニル]-1,3-オキサゾール
-4-イル]メトキシ]-2-ナフチル]-1-プロパノール(1.00
g)、トリエチルアミン(525mg)およびテトラヒドロフラ
ン(30ml)の混合物に、メタンスルホニルクロリド(595m
g)を0℃で滴下し、室温で7時間攪拌した。反応液に水を
加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水、次いで飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶
媒を減圧留去し、表題化合物(1.13g)を無色結晶とし
て得た。酢酸エチル−ヘキサンにより再結晶を行い無色
プリズム晶を得た。 融点139−140℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.00-2.20 (2H, m), 2.89 (2H, t,
J=7.5 Hz), 2.99 (3H, s), 4.26 (2H, t, J=6.2 Hz),
5.14 (2H, s), 6.96 (1H, d, J=16.2 Hz), 7.20-7.72
(13H, m). IR (KBr): 3111, 3024, 2943, 1604, 1338, 1165, 96
2,854cm-1
【0142】参考例27. (5−ベンジルオキシ−2−ホ
ルミルフェノキシ)酢酸メチルの製造 4−ベンジルオキシ−2−ヒドロキシベンズアルデヒド
(5.82g)、ブロモ酢酸メチル(4.10g)、炭酸カリウム
(4.23g)およびDMF(50ml)の混合物を90‐100℃で1時
間攪拌した。反応液を水に注ぎ、析出した結晶をろ取
し、酢酸エチル−ヘキサンにより再結晶を行い表題化合
物(7.10g)を無色針状晶として得た。 融点131−132℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 3.81 (3H, s), 4.72 (2H, s), 5.11
(2H, s), 6.40 (1H, d,J=2.0 Hz), 6.69 (1H, ddd, J=
8.5, 2.0, 0.5 Hz), 7.30-7.50 (5H, m), 7.86(1H, d,
J=8.5 Hz), 10.39 (1H, d, J=0.5 Hz).
【0143】参考例28. 6-(ベンジルオキシ)-1-ベ
ンゾフラン-2-カルボン酸メチルの製造 (5−ベンジルオキシ−2−ホルミルフェノキシ)酢酸メチ
ル(6.90g)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウ
ンデセン(5.25g)、及びトルエン(150mL)の混合
物を共沸脱水しながら3時間加熱還流した。反応液に酢
酸エチル(150ml)を加え、2N塩酸、水で順次洗浄した。
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留
去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶
出液、ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、表題化
合物(3.86g)を得た。アセトン−ジイソピロピルエーテ
ルより再結晶し、無色プリズム晶を得た。 融点 112-113℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 3.96 (3H, s), 5.13 (2H, s), 7.03
(1H, dd, J=8.5, 2.0 Hz), 7.12 (1H, d, J=2.0 Hz),
7.30-7.50 (6H, m), 7.55 (1H, d, J=8.5 Hz).
【0144】参考例29. [6-(ベンジルオキシ)-1-ベ
ンゾフラン-2-イル]メタノールの製造 6-(ベンジルオキシ)-1-ベンゾフラン-2-カルボン酸
メチル(3.76g)の、テトラヒドロフラン溶液(40ml)
に、水素化リチウムアルミニウム(505mg)を0℃で加え
た。混合物を0℃で30分間攪拌した後、水と2N塩酸を加
え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水で洗浄後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣
をヘキサンで洗浄し、得られた結晶を酢酸エチル−ヘキ
サンより再結晶し、表題化合物(3.00g)を無色プリズム
晶として得た。 融点 92-93℃.1 H-NMR (CDCl3)δ:1.84 (1H, br s), 4.72 (2H, br s),
5.11 (2H, s), 6.59 (1H, s), 6.94 (1H, dd, J=8.5,
2.0 Hz), 7.07 (1H, d, J=2.0 Hz), 7.25-7.50 (6H,
m).
【0145】参考例30. 1-(6-ベンジルオキシ-1-
ベンゾフラン-2-イル)メチル-1H-イミダゾールの製造 [6-(ベンジルオキシ)-1-ベンゾフラン-2-イル]メタ
ノール(1.20g)、1H−イミダゾール(480mg)、トリブチル
ホスフィン(1.43g)のアセトニトリル溶液(20ml)に、ア
ゾジカルボン酸ジエチル(1.23g)を室温で滴下し、2時
間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー (溶出液、クロロホルム:メタノール=9
7:3)で精製後、さらに酢酸エチル−アセトン(4:1)で
精製し、表題化合物(0.23g)を得た。アセトン−ジイソ
プロピルエーテルより再結晶し、無色プリズム晶を得
た。 融点 99-100℃.1 H-NMR (CDCl3)δ : 5.10 (2H, s), 5.19 (2H, s), 6.6
0 (1H, s), 6.95 (1H, dd, J=8.5, 2.0 Hz), 7.00-7.10
(3H, m), 7.30-7.50 (6H, m), 7.61 (1H, s).
【0146】参考例31. 2-(1H-イミダゾール-1-イル
メチル)-1-ベンゾフラン-6-オールの製造 1-[6-(ベンジルオキシ)-1-ベンゾフラン-2-イル]メ
チル-1H-イミダゾール(200mg)、5%パラジウム炭素(w
et、50mg)およびエタノール(10ml)の混合物を1気圧で
接触還元した。触媒をろ去後、溶媒を減圧留去し、結晶
を得た。アセトン−ジイソプロピルエーテルから再結晶
し、表題化合物(120mg)を無色プリズム晶として得た。 融点191−192℃.1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 5.33 (2H, s), 6.72 (1H, dd, J=
8.5, 2.0 Hz), 6.74 (1H, s), 6.86 (1H, d, J=2.0 H
z), 6.91 (1H, t, J=1.0 Hz), 7.20 (1H, t, J=1.0Hz),
7.37 (1H, d, J=8.5 Hz), 7.74 (1H, br s), 9.54 (1
H, s).
【0147】参考例32. (7-メトキシキノリン-3-イ
ル)メタノールの製造 7-メトキシキノリン-3-カルボン酸エチル(3.00g)の、テ
トラヒドロフラン溶液(50ml)を、水素化リチウムアル
ミニウム(495mg)とテトラヒドロフラン(50ml)の混合物
へ0℃で滴下した。混合物を0℃で30分間攪拌した後、水
(1ml)を加え、不溶物をろ過した。ろ液を酢酸エチルで
希釈し、飽和重曹水、水および飽和食塩水で順次洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出
液、酢酸エチル:ヘキサン=4:1)で精製し、表題化合物
(1.52g)を無色結晶として得た。ヘキサン−酢酸エチル
より再結晶し、無色鱗片晶を得た。 融点 113-114℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 3.94 (3H, s), 4.87 (2H, s), 7.22
(1H, dd, J=8.8, 2.2 Hz), 7.41 (1H, d, J=2.2 Hz),
7.69 (1H, d, J=8.8 Hz), 8.07 (1H, m), 8.81 (1H, d,
J=1.8 Hz). IR (KBr): 3214, 2842, 1621, 1423, 1330, 1216, 103
5, 906 cm-1
【0148】参考例33. 3−クロロメチル−7−メトキ
シキノリンの製造 (7-メトキシキノリン-3-イル)メタノール(1.47g)、トリ
エチルアミン(2.37g)および酢酸エチル(50ml)の混合物
に、メタンスルホニルクロリド(2.68g)を0℃で滴下し、
室温で3時間攪拌後、1時間加熱還流した。反応液に飽和
重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水、次
いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー (溶出液、ヘキサン:酢酸エチル=1:1)
で精製し、表題化合物(940mg)を得た。酢酸エチル−ヘ
キサンより再結晶し、無色針状晶を得た。 融点 79-80℃.1 H-NMR (CDCl3)δ:3.96 (3H, s), 4.76 (2H, s), 7.23
(1H, dd, J=8.8, 2.2 Hz), 7.43 (1H, d, J=2.2 Hz),
7.71 (1H, d, J=8.8 Hz), 8.09 (1H, d, J=2.2 Hz), 8.
85 (1H, d, J=2.2 Hz). IR (KBr): 2950, 1618, 1492, 1427, 1226, 1162, 102
5, 844 cm-1.
【0149】参考例34. 3-(1H-イミダゾール-1-イ
ルメチル)-7-メトキシキノリンの製造 1H−イミダゾール(355 mg)のDMF (15 ml)溶液に室温で
60 %水素化ナトリウム(225 mg)を加え、室温で1.5時間
攪拌後、同温で3−クロロメチル−7−メトキシキノリン
(900mg) を加え、80℃で2時間攪拌した。反応液に水を
注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水、次いで飽和
食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶
媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー (溶出液、酢酸エチル−メタノール(10:1)で精
製し、表題化合物 (680 mg)を褐色結晶として得た。酢
酸エチル−ヘキサンから再結晶し、淡黄色プリズム晶を
得た。融点 108-109℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 3.96 (3H, s), 5.30 (2H, s), 6.95
(1H, s), 7.14 (1H, s), 7.23 (1H, dd, J=8.8, 2.6 H
z), 7.43 (1H, d, J=2.6 Hz), 7.63-7.68 (2H, m), 7.7
8 (1H, m), 8.74 (1H, d, J=2.2 Hz). IR (KBr): 3092, 3022, 1622, 1498, 1211, 1078, 103
0, 841 cm-1
【0150】参考例35. 3-(1H-イミダゾール-1-イ
ルメチル)キノリン-7-オールの製造 3-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-7-メトキシキ
ノリン(480mg)と47%臭化水素酸(30ml)の混合物を8時間
加熱還流した。反応混合物に飽和重曹水を加えて塩基性
とし、析出した結晶をろ取し、表題化合物(310mg)を茶
褐色結晶として得た。メタノールより再結晶し、無色プ
リズム晶を得た。 融点 260-262(dec)℃.1 H-NMR (DMSO−d6)δ: 5.34 (2H, s), 6.91 (1H, s),
7.16 (1H, dd, J=-8.8, 2.3 Hz), 7.22-7.25 (2H, m),
7.78 (1H, d, J=8.8 Hz), 7.82 (1H, s), 8.06 (1H,
s), 8.73 (1H, d, J=2.3 Hz), 10.19 (1H, s). IR (KBr): 3115, 1622, 1473, 1269, 1222, 1093, 839,
663 cm-1
【0151】参考例36. [1-(2-アミノエチル)-1H-イ
ミダゾール-2-イル]メタノールの製造 (i) ベンジル 2-[(2-ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾ
ール-1-イル]エチルカルバメートの製造 ベンジル N-(2-ヒドロキシエチル)カルバメート (12.0
g)、トリエチルアミン (13.0 ml) および塩化メタンス
ルホニル (5.7 ml) を用いて、実施例 51-(vii)と同様
の反応を行い粗メシレートを得た。上記粗メシレート、
2-ホルミルイミダゾール(6.4 g)、ヨウ化ナトリウム
(10.9 g)および炭酸カリウム(10.1 g)ならびに水素
化ホウ素ナトリウム (1.1 g)を用いて、実施例 46-(ii
i) と同様の反応を行い表題化合物 (6.3 g) を白色粉末
結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 3.56 (2H, q, J = 6.0 Hz), 4.15
(2H, t, J = 5.8 Hz), 4.60 (2H, s), 5.08 (2H, s),
5.65 (1H, br s), 6.82 (1H, br s), 6.86 (1H, br s),
7.32 (5H, s). IR (KBr): 3300,1694, 1549, 1262, 1
030 cm-1.
【0152】(ii) [1-(2-アミノエチル)-1H-イミダゾ
ール-2-イル]メタノールの製造 ベンジル 2-[(2-ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-1
-イル]エチルカルバメート (3.5 g) のメタノール (80
ml) 溶液に 10% パラジウム炭素 (0.5 g) を加え、水素
雰囲気下 室温で で 15 時間攪拌した。反応終了後、反
応液をセライト濾過し、溶媒を減圧留去後、表題化合物
(1.4 g) を淡黄色油状物として得た。1 H-NMR (CD3OD) δ: 2.99 (2H, t, J = 6.2 Hz), 4.11
(2H, t, J = 6.2 Hz), 4.63 (2H, s), 6.91 (1H, d, J
= 1.0 Hz), 7.13 (1H, d, J = 1.0 Hz). IR (KBr): 309
0,1590, 1495, 1289, 1026 cm-1.
【0153】参考例37. 1-ブロモ-4-(4-メトキシ-3-
メチルフェニル)-2-ブタノンおよび3-ブロモ-4-(4-メト
キシ-3-メチルフェニル)-2-ブタノンの製造 (i) 4-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)-2-ブタノンの製
造 4-メトキシ-3-メチルベンズアルデヒド(133 g)、アセト
酢酸エチル(133 ml)、ピペリジン(9.1 ml)、p-トリル酢
酸(3.0 g)のシクロヘキサン(1 L)溶液をDean-Stark装
置を用い16時間加熱還流した。室温に冷却後、反応液を
飽和炭酸水素ナトリウム、水でそれぞれ洗浄した。エー
テルで抽出後、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥し濃縮した。得られた化合物をエタノール(1 L)に
溶解し10%パラジウム炭素(10 g)を加え、水素雰囲気下
室温で6時間撹拌した。反応液を濾過し、得られた濾液
に5N-HCl(400 ml)を加え加熱還流した。冷後、エタノー
ルを減圧留去した。残留物をエーテルで抽出し有機層を
飽和炭酸水素ナトリウム、水でそれぞれ洗浄し無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮後、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキ
サン=1:3)で精製し、表題化合物(170 g)を淡黄色油状液
体として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.13 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.6
8-2.83 (4H, m), 3.79 (3H, s), 6.72 (1H, d, J = 8.7
Hz), 6.94 (1H, s), 6.95 (1H, d, J = 8.7 Hz). IR (KBr) : 2949, 1716, 1506, 1253, 1134, 1033 c
m-1.
【0154】(ii) 1-ブロモ-4-(4-メトキシ-3-メチルフ
ェニル)-2-ブタノン、3-ブロモ-4-(4-メトキシ-3-メチ
ルフェニル)-2-ブタノンの製造 4-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)-2-ブタノン(161 g)
のメタノール(500 ml)溶液に0℃で臭素(147 g)のメタノ
ール(500 ml)溶液を1.5時間かけて滴下した。滴下終了
後、0℃で1時間攪拌し、水を加えさらに16時間室温で攪
拌した。ジクロロメタンで抽出後、有機層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサ
ン=1:6〜1:3)で精製し、表題化合物の2種の異性体混合
物(混合比、1-ブロモ体:3-ブロモ体=3:1、174 g)を淡黄
色油状液体として得た。 1-Bromo-4-(4-methoxy-3-methylphenyl)-2-butanone: 1
H-NMR (CDCl3) δ: 2.19(3H, s), 2.83-2.97 (4H, m),
3.80 (3H, s), 3.84 (2H, s), 6.74 (1H, d, J= 8.4 H
z), 6.94-6.99 (2H, m). 3-Bromo-4-(4-methoxy-3-methylphenyl)-2-butanone: 1
H-NMR (CDCl3) δ: 2.19(3H, s), 2.30 (3H, s), 3.03-
3.38 (2H, m), 3.80 (3H, s), 4.42 (1H, t, J= 7.8 H
z), 6.74 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.94-6.99 (2H, m). IR (KBr) : 2947, 1716, 1610, 1506, 1253, 1134 c
m-1.
【0155】参考例38. 4-(2-(4-(3-クロロプロポキ
シ)-3-メチルフェニル)エチル)-2-((E)-2-(2-フルオロ-
4-(トリフルオロメチル)フェニル)エテニル)-1,3-オキ
サゾールの製造 (i) 2-メチル-4-(2-(2-((E)-2-(4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル)エテニル)-1,3-オキサゾール-4-イル)エチ
ル)フェノールの製造 1-ブロモ-4-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)-2-ブタノ
ンと3-ブロモ-4-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)-2-ブ
タノンの混合物(24.1 g、混合比、1-ブロモ体:3-ブロモ
体=3:1)、(2E)-3-(2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)
フェニル)アクリルアミド(13.8 g)のトルエン(100 ml)
溶液をDean-Stark装置を用いて16時間加熱還流した。室
温に冷却後、飽和炭酸水素ナトリウムを加え酢酸エチル
で抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧濃縮
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出
液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製した。得られた化
合物をジクロロメタン(100 ml)に溶解し、窒素雰囲気下
0℃で三臭化ホウ素4.2Mジクロロメタン溶液(9.6 ml)を
加えた。室温で4時間攪拌した後、水を加えジクロロメ
タンで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧濃
縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)で精製し、表題化
合物(5.45 g)を淡黄色固体粉末として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.23 (3H, s), 2.79-2.93 (4H,
m), 4.75 (1H, s), 6.67-7.15 (4H, m), 7.59-7.70 (5
H, m). IR (KBr) : 3130, 1508, 1429, 1332, 1265, 1132 c
m-1.
【0156】(ii) 4-(2-(4-(3-クロロプロポキシ)-3-メ
チルフェニル)エチル)-2-((E)-2-(2-フルオロ-4-(トリ
フルオロメチル)フェニル)エテニル)-1,3-オキサゾール
の製造 2-メチル-4-(2-(2-((E)-2-(4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル)エテニル)-1,3-オキサゾール-4-イル)エチル)フ
ェノール(2.5 g)、1-ブロモ-3-クロロプロパン(1.26 m
l)のアセトン(50 ml)溶液に炭酸カリウム(1.76 g)を加
え24時間加熱還流した。室温に冷却後、反応液に水を加
え酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)で精製し、表題
化合物(1.86 g)を無色白色固体として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.20 (3H, s), 2.20-2.31 (2H,
m), 2.80-2.93 (4H, m), 3.77 (2H, t, J = 6.2 Hz),
4.09 (2H, t, J = 6.0 Hz), 6.73-7.16 (4H, m), 7.32-
7.71 (5H, m). IR (KBr) : 2928, 2253, 1793, 1504, 1331, 1132, 912
cm-1.
【0157】参考例39. 2-((E)-2-(4-ブロモ-2-フル
オロフェニル)エテニル)-4-(2-(4-(3-クロロプロポキ
シ)-3-メチルフェニル)エチル)-1,3-オキサゾールの製
(i) 2-((E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)エテニ
ル)-4-(2-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)エチル)-1,3-
オキサゾールの製造 1-ブロモ-4-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)ブタン-2-
オンと3-ブロモ-4-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)ブタ
ン-2-オンの混合物(20 g、混合比、1-ブロモ体:3-ブロ
モ体=3:1)、(2E)-3-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)ア
クリルアミド(21.6g)、トルエン(200 ml)を用いて、参
考例38-(i)と同様の環化反応を行い表題化合物(11.3 g)
を得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.20 (3H, s), 2.78-2.95 (4H,
m), 3.81 (3H, s), 6.74 (1H, d, J = 9.0 Hz), 6.95-
7.04 (3H, m), 7.24-7.53 (5H, m). IR (KBr) : 2951, 2253, 1705, 1504, 1253, 912 cm-1.
【0158】(ii) 4-(2-(2-((E)-2-(4-ブロモ-2-フルオ
ロフェニル)エテニル)-1,3-オキサゾール-4-イル)エチ
ル)-2-メチルフェノールの製造 2-((E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)エテニル)-4-
(2-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)エチル)-1,3-オキサ
ゾール(11.3 g)、ジクロロメタン(30 ml)、三臭化ホウ
素4.2Mジクロロメタン溶液(78 ml)を用いて、実施例38-
(i)と同様の脱メチル化反応を行い表題化合物(5.0 g)を
無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.23 (3H, s), 2.77-2.92 (4H,
m), 5.00 (1H, s), 6.69 (1H, d, J = 8.0 Hz), 6.85-
7.05 (3H, m), 7.25-7.55 (5H, m). IR (KBr) : 3152, 1599, 1508, 1265, 1217, 1118 c
m-1.
【0159】(iii) 2-((E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフ
ェニル)エテニル)-4-(2-(4-(3-クロロプロポキシ)-3-メ
チルフェニル)エチル)-1,3-オキサゾールの製造 4-(2-(2-((E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)エテニ
ル)-1,3-オキサゾール-4-イル)エチル)-2-メチルフェノ
ール(2.0 g)、アセトン(50 ml)、炭酸カリウム(1.38
g)、1-ブロモ-3-クロロプロパン(1.0 ml)を用いて、参
考例38-(ii)と同様の反応を行い表題化合物(2.33 g)を
無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.19 (3H, s), 2.19-2.31 (2H,
m), 2.77-2.93 (4H, m), 3.77 (2H, t, J = 6.6 Hz),
4.09 (2H, t, J = 5.8 Hz), 6.75 (1H, d, J = 8.2Hz),
6.94-7.06 (3H, m), 7.25-7.55 (5H, m). IR (KBr) : 2928, 2253, 1817, 1599, 1504, 1251 c
m-1.
【0160】実施例1. 1-(3-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリ
フルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール
-4-イル)メトキシ]フェノキシ}プロピル)-1H-1,2,3-ト
リアゾールの製造
【化80】 (i) 4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]
エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェノ
ールの製造 p−ハイドロキノン (0.77 g) のジメチルホルムアミド
(15 ml) 溶液に氷冷下、60% 油性水素化ナトリウム
(0.34 g) を加えた。室温で 30 分間攪拌後、氷冷下、4
-クロロメチル-2-[(E)-2-(4-トリフルオロメチルフェニ
ル)エテニル]-1,3-オキサゾール (2.0 g) を加え、室温
で 2 時間攪拌した。反応終了後、反応液に水を加え、
酢酸エチルで抽出し、水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エ
チル : ヘキサン=1 : 2) で精製し、表題化合物 (1.4
g) を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 4.97 (2H, s), 6.77-6.88 (4H,
m), 7.02 (1H, d, J= 16.5Hz), 7.56 (1H, d, J= 16.5
Hz), 7.64 (4H, s), 7.68 (1H, s). IR (KBr): 3137,1516, 1327, 1240, 1109 cm-1.
【0161】(ii) 1-(3-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イ
ル)メトキシ]フェノキシ}プロピル)-1H-1,2,3-トリアゾ
ールの製造 4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテ
ニル}-1,3-オキサゾール-4-イル) メトキシ]フェノール
(0.55 g) のジメチルホルムアミド (2 ml) 溶液に氷冷
下、60% 油性水素化ナトリウム (72 mg) を加えた。室
温で 30 分間攪拌後、氷冷下、1-(クロロプロピル)-1H-
1,2,3-トリアゾール (0.22 g) を加え、室温 2 時間攪
拌した。反応終了後、反応液に水を加え、析出物を酢酸
エチルに溶かし、水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣を酢酸
エチル-ヘキサンより再結晶を行い表題化合物 (0.38 g)
を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.35-2.42 (2H, m), 3.91 (2H, t,
J= 5.7 Hz), 4.63 (2H,t, J= 6.9 Hz), 4.99 (2H, s),
6.83 (2H, d, J= 9.0 Hz), 6.94 (2H, d, J= 9.0 Hz),
7.02 (1H, d, J= 16.5 Hz), 7.55 (1H, d, J= 16.5 H
z), 7.55 (1H, s), 7.64 (4H, s), 7.68 (1H, s), 7.70
(1H, s). IR (KBr): 1507,1329, 1236, 1221, 1163 cm-1.
【0162】実施例2. 1-[2-({4-[(2-{(E)-2-[4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾー
ル-4-イル)メトキシ]ベンジル}オキシ)エチル]-1H-1,2,
3-トリアゾールの製造
【化81】 (i) 4-{[4-(ジメトキシメチル)フェノキシ]メチル}-2-
{(2-(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル)-1,3-オキサゾールの製造 4-(ジメトキシメチル)フェノール(5.9 g)、4-クロロ
メチル-2-[(E)-2-(4-トリフルオロメチルフェニル)エテ
ニル]-1,3-オキサゾール (10.0 g) および 60%油性水
素化ナトリウム (1.8 g) を用いて、実施例 1-(i) と同
様の反応を行い表題化合物 (6.1 g) を無色粉末結晶と
して得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 3.32 (6H, s), 5.06 (2H, s), 5.3
6 (1H, s), 6.97-7.06 (3H, m), 7.39 (2H, d, J= 8.8
Hz), 7.56 (1H, d, J= 16.4 Hz), 7.64 (4H, s),7.69
(1H, s). IR (KBr): 1512,1327, 1252, 1127, 1069 cm-1.
【0163】(ii) 4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メト
キシ]ベンジルアルデヒドの製造 4-{[4-(ジメトキシメチル)フェノキシ]メチル}-2-{(2-
(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル)-1,
3-オキサゾール(2.0 g)のテトラヒドロフラン (20 m
l) 溶液に、90% ギ酸水溶液(10 ml)を加え60 ℃ で
2 時間撹拌した。反応終了後、反応液に 10% 水酸化ナ
トリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を
減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー (溶出液、酢酸エチル : ヘキサン=1 : 2) で精製
し、表題化合物 (1.4 g) を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 5.13 (2H, s), 7.02 (1H, d, J= 1
6.5 Hz), 7.12 (2H, d,J= 8.7 Hz), 7.57 (1H, d, J= 1
6.5 Hz), 7.65 (4H, s), 7.73 (1H, s), 7.87 (2H, d,
J= 8.7 Hz), 9.91 (1H, s). IR (KBr): 1692,1601, 1321, 1179, 1067 cm-1.
【0164】(iii) 4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメ
チル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メ
トキシ]フェニル}メタノールの製造 4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテ
ニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]ベンジルア
ルデヒド(2.0 g)のメタノール (20 ml) 溶液に、氷冷
下、水素化ホウ素ナトリウム(100 mg)を加え30分間撹
拌した。反応終了後、反応液に水を加え溶媒を減圧留去
後、残渣を酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、
酢酸エチル : ヘキサン=1 : 1)で精製し、表題化合物
(1.8 g) を淡黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 4.64 (1H, d, J= 5.7 Hz), 5.05
(2H, s), 6.98-7.04 (3H,m), 7.32 (2H, d, J= 9.0 H
z), 7.55 (1H, d, J= 16.5 Hz), 7.64 (4H, s) 7.69 (1
H, s). IR (KBr): 3218,1609, 1586, 1514, 1323 cm-1.
【0165】(iv)4-[(4-{[2-(テトラヒドロ-2H-ピラ
ン-2-イルオキシ)エトキシ]メチル}フェノキシ)メチル]
-2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]ビニル}-
1,3-オキサゾールの製造 4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテ
ニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニル]メ
タノール(1.0 g)、2-(2-ブロモエトキシ)テトラヒド
ロ-2H-ピラン(0.77 g)および 60% 油性水素化ナト
リウム (160 mg)を用いて、実施例 1-(i) と同様の反応
を行い表題化合物 (0.7 g) を淡黄色油状物として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.52-1.84 (6H, m), 3.47-3.56 (2
H, m), 3.64-3.73 (2H,m), 3.83-3.94 (2H, m), 4.53
(2H, s), 4.65 (1H, t, J= 3.0 Hz), 5.04 (2H,s) 6.95
-7.05 (3H, m), 7.30 (2H, d, J= 10.0 Hz), 7.55 (1H,
d, J= 16.5 Hz), 7.63 (4H, s) 7.69 (1H, s).
【0166】(v) 2-({4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロ
メチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)
メトキシ]ベンジル}オキシ)エタノールの製造 4-[(4-{[2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イルオキシ)エ
トキシ]メチル}フェノキシ)メチル]-2-{(E)-2-[4-(トリ
フルオロメチル)フェニル]ビニル}-1,3-オキサゾール
(1.0 g)のテトラヒドロフラン (20 ml) 溶液に、1N
塩酸(10 ml)を加え室温で3時間撹拌した。反応終了
後、反応液に 10% 水酸化ナトリウム水溶液を加え、酢
酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチル :
ヘキサン=1 : 2) で精製し、表題化合物 (0.7 g) を淡
黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 3.57-3.61 (2H, m), 3.72-3.80 (2
H, m), 4.51 (2H, s), 5.05 (2H, s), 6.97-7.06 (3H,
m), 7.29 (2H, d, J= 8.8 Hz), 7.55 (1H, d, J=16.6 H
z), 7.64 (4H, s) 7.69 (1H, s). IR (KBr): 1613,1331, 1256, 1128, 1071 cm-1.
【0167】(vi) 4-({4-[(2-ヨードエトキシ)メチル]
フェノキシ}メチル)-2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾールの製造 2-({4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]
エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]ベンジ
ル}オキシ)エタノール (0.4 g) の塩化メチレン(10 ml)
溶液に、0 ℃でトリエチルアミン (0.24 ml)、メタン
スルホニルクロリド (0.1 ml) を加え、10 分間撹拌し
た。反応終了後、反応液に水を加え、有機層を分取し、
5% 重曹水および水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶媒を減圧留去してメシレートの粗生成物を
得た。本品のテトラヒドロフラン(10 ml) 溶液に、ヨウ
化ナトリウム (0.8 g) を加え 3 時間加熱還流した。反
応終了後、反応液に水、酢酸エチルを加え、有機層を分
取し、水および10% ハイポ水で洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して表題化合物 (0.
42 g) を淡黄色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 3.27 (2H, t, J= 6.9 Hz), 3.72
(2H, t, J= 6.6 Hz), 4.52 (2H, s), 5.05 (2H, s), 6.
97-7.04 (3H, m), 7.26-7.32 (2H, m), 7.56 (1H,d, J=
16.8 Hz), 7.64 (4H, s) 7.69 (1H, s).
【0168】(vii) 1-[2-({4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフル
オロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-
イル)メトキシ]ベンジル}オキシ)エチル]-1H-1,2,3-ト
リアゾールの製造 1H-1,2,3-トリアゾール(73 mg)の 2-メチル-2-ブタノ
ール (3 ml) 溶液に、水酸化ナトリウム(51 mg)を加
え、1時間加熱還流した。続いて4-({4-[(2-ヨードエト
キシ)メチル]フェノキシ}メチル)-2-{(E)-2-[4-(トリフ
ルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール
(0.4 g) の2-メチル-2-ブタノール (1 ml)溶液を加え、
さらに3 時間加熱還流した。反応終了後、反応液に水を
加え、トルエンで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エ
チル : ヘキサン=1 : 1) で精製し、表題化合物 (0.3
g) を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 3.83 (2H, t, J= 5.4 Hz), 4.44
(2H, s), 4.59 (2H, t, J= 4.8 Hz), 5.04 (2H, s), 6.
94-7.21 (5H, m), 7.56 (1H, d, J= 16.4 Hz), 7.64 (4
H, s) 7.69 (3H, s). IR (KBr): 1611,1584, 1514, 1329, 1111 cm-1.
【0169】実施例3. N-[3-(1H-1,2,3-トリアゾール
-1-イル)プロピル]-4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメ
チル)フェニル]エテニル}メトキシ)-1,3-オキサゾール-
4-イル]メトキシ]アニリンの製造
【化82】 (i)ベンジル 4-ヒドロキシフェニルカルバメートの製造 4-ヒドロキシアニリン (7.6 g) のエーテル (500 ml)
溶液に、クロロギ酸ベンジル (5 ml)を加え、室温で 10
時間攪拌した。反応終了後、反応液に水を加え、酢酸
エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチル :
ヘキサン=1 : 1) で精製し、表題化合物 (6.0 g) を淡
黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 5.08 (1H, s), 5.19 (2H, s), 6.5
4 (1H, br s), 6.72-6.80 (2H, m), 7.19-7.26 (2H,
m), 7.33-7.38 (5H, m). IR (KBr): 3304,1699, 1541, 1522, 1241 cm-1.
【0170】(ii)ベンジル 4-(メトキシメトキシ)フェ
ニルカルバメートの製造 ベンジル 4-ヒドロキシフェニルカルバメート (5.2 g)
のアセトン (100 ml)溶液に炭酸カリウム (4.6 g) およ
びクロロメチルメチルエーテル (2 ml) を加え、室温で
1 時間攪拌した。反応終了後、反応液に水を加え、酢
酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチル :
ヘキサン=1 : 5) で精製し、表題化合物 (4.4 g) を淡
黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 3.47 (3H, s), 5.13 (2H, s), 5.1
9 (2H, s), 6.60 (1H, br s), 6.96-7.02 (2H, m), 7.2
6-7.41 (7H, m). IR (KBr): 1722,1699, 1541, 1508, 1235 cm-1.
【0171】(iii)ベンジル 3-クロロプロピル[4-(メト
キシメトキシ)フェニル]カルバメートの製造 ベンジル 4-(メトキシメトキシ)フェニルカルバメート
(2.0 g) のジメチルホルムアミド (20 ml) 溶液に氷
冷下、60% 油性水素化ナトリウム (0.36 g) を加え
た。室温で 30 分間攪拌後、氷冷下、1-ブロム-3-クロ
ルプロパン (0.9 ml)を加え、室温で 2 時間攪拌し
た。反応終了後、反応液に水を加え、析出物を酢酸エチ
ルに溶かし、水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチル :
ヘキサン=1 : 3) で精製し、表題化合物 (2.4 g) を淡
黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.98-2.05 (2H, m), 3.48 (3H,
s), 3.52 (2H, t, J= 6.3Hz), 3.79 (2H, t, J= 6.9 H
z), 5.13 (2H, br s), 5.17 (2H, s), 7.00-7.09 (4H,
m), 7.29 (5H, m).
【0172】(iv)ベンジル 4-(メトキシメトキシ)フェ
ニル[3-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)プロピル]カル
バメートの製造 1H-1,2,3-トリアゾール(0.29 g)の2-メチル-2-ブタノ
ール(2 ml) 溶液に、水酸化ナトリウム(0.17 mg)、ヨ
ウ化ナトリウム(0.4 g)を加え、1時間加熱還流した。
続いてベンジル 3-クロロプロピル[4-(メトキシメトキ
シ)フェニル]カルバメート(1.0 g)の 2-メチル-2-ブ
タノール (2 ml) 溶液を反応液に加え、さらに 3 時間
加熱還流した。反応終了後、反応液に水を加え、トルエ
ンで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチル : ヘキ
サン=1 : 1) で精製し、表題化合物 (0.9 g) を淡黄色
粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.13-2.19 (2H, m), 3.49 (3H,
s), 3.71 (2H, t, J= 6.9Hz), 4.40 (2H, t, J= 6.9 H
z), 5.13 (2H, s), 5.17 (2H, s), 7.01-7.06 (5H,m),
7.23-7.33 (5H, m), 7.63 (1H, s). IR (KBr): 1703,1694, 1607, 11514, 1071 cm-1.
【0173】(v)ベンジル 4-ヒドロキシフェニル[3-(1H
-1,2,3-トリアゾール-1-イル)プロピル]カルバメートの
製造 ベンジル 4-(メトキシメトキシ)フェニル[3-(1H-1,2,3-
トリアゾール-1-イル)プロピル]カルバメート(0.2 g)
のテトラヒドロフラン(4 ml) 溶液に、1N 塩酸(1 ml)
水溶液を加え、室温で 24 時間攪拌した。反応終了後、
氷冷下反応液に1N 水酸化ナトリウム水溶液を加え中性
にし、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して表題
化合物 (0.17 g) を淡黄色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.10-2.18 (2H, m), 3.68 (2H, t,
J= 6.6 Hz), 4.37-4.39(2H, m), 5.11 (2H, br s), 6.
82-6.85 (2H, m), 6.94 (2H, br s), 7.11-7.42(6H,
m), 7.62 (1H, s). IR (KBr): 3123,1725, 1626, 1514, 1223 cm-1.
【0174】(vi)ベンジル 3-(1H-1,2,3-トリアゾール-
1-イル)プロピル{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メト
キシ]フェニル}カルバメートの製造 ベンジル 4-ヒドロキシフェニル[3-(1H-1,2,3-トリアゾ
ール-1-イル)プロピル]カルバメート (0.17 g)、4-ク
ロロメチル-2-[(E)-2-(4-トリフルオロメチルフェニル)
エテニル]-1,3-オキサゾール (0.14 g)、60% 油性水素
化ナトリウム (21 mg) を用いて、実施例1-(i) と同様
の反応を行い表題化合物 (0.16 g) を淡黄色結晶粉末と
して得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.12-2.21 (2H, m), 3.71 (2H, t,
J= 7.0 Hz), 4.41 (2H,t, J= 6.0 Hz), 5.04 (2H, s),
5.13 (2H, s), 6.96-7.11 (6H, m), 7.26-7.35(6H,
m), 7.57 (1H, t, J= 16.6 Hz), 7.64 (4H, s), 7.71
(1H, s). IR (KBr): 1698,1514, 1325, 1167, 1132 cm-1.
【0175】(vii)N-[3-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イ
ル)プロピル]-4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル}メトキシ)-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]メトキシ]アニリンの製造 ベンジル 3-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)プロピル
{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテ
ニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}カ
ルバメート(0.1 g)に、6N 塩酸 (2 ml) 水溶液を加
え、40 分間加熱還流した。反応終了後、氷冷下反応液
に水酸化ナトリウムを加え中和し析出物をろ取した。ろ
取物を水、ジイソプロピルエーテルで洗浄し、酢酸エチ
ル-ヘキサンより再結晶を行い表題化合物 (76 mg) を無
色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.16-2.25 (2H, m), 3.13 (2H, t,
J= 6.2 Hz), 4.54 (2H,t, J= 6.6 Hz), 4.97 (2H, s),
6.57 (2H, d, J= 8.8 Hz), 6.88 (2H, d, J= 8.8 Hz),
7.01 (1H, d, J= 16.4 Hz), 7.54 (1H, d, J= 16.4 H
z), 7.56 (1H, s), 7.64 (4H, s), 7.67 (1H, s), 7.73
(1H, s). IR (KBr): 3310,3142, 1514, 1327, 1125 cm-1.
【0176】実施例4. N-[3-(1H-1,2,3-トリアゾール
-1-イル)プロピル]-N-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロ
メチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)
メトキシ]フェニル}アセタミドの製造
【化83】 N-[3-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)プロピル]-4-[(2
-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル}
メトキシ)-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]アニリ
ン (0.2 g) の塩化メチレン (3 ml) 溶液に0 ℃ でピリ
ジン (0.07 ml)、無水酢酸 (0.06 ml) を加え、1 時間
撹拌した。反応終了後、反応液に10% 塩酸水溶液を加
え、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エ
チル : ヘキサン=10 : 1) で精製し、表題化合物 (0.22
g) を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.84 (3H, s), 2.09-2.21 (2H,
m), 3.76 (2H, t, J= 6.6Hz), 4.45 (2H, t, J= 6.8 H
z), 5.06 (2H, s), 6.99-7.12 (5H, m), 7.57 (1H,d, J
= 16.4 Hz), 7.65 (4H, s), 7.69 (1H, s), 7.71 (1H,
s), 7.73 (1H, s). IR (KBr): 3086,1651, 1508, 1321, 1215 cm-1.
【0177】実施例5. 2,2,2-トリフルオロ-N-[3-(1H
-1,2,3-トリアゾール-1-イル)プロピル]-N-{4-[(2-{(E)
-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-
オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}アセタミドの
製造
【化84】 N-[3-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)プロピル]-4-[(2
-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル}
メトキシ)-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]アニリ
ン (0.15 g) の塩化メチレン (3 ml) 溶液に0 ℃ でピ
リジン (0.05 ml)、無水トリフルオロ酢酸 (0.07 ml)
を加え、1 時間撹拌した。反応終了後、反応液に10% 塩
酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶
出液、酢酸エチル : ヘキサン=10 : 1) で精製し、表題
化合物 (0.12 g) を淡黄色結晶粉末として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.19-2.33 (2H, m), 3.78 (2H, t,
J= 7.4 Hz), 4.46 (2H,t, J= 6.6 Hz), 5.06 (2H, s),
6.98-7.15 (6H, m), 7.57 (1H, d, J= 16.4 Hz), 7.65
(4H, s), 7.71 (1H, s), 7.72 (1H, s). IR (KBr): 1694,1510, 1325, 1208, 1157 cm-1.
【0178】実施例6. 1-[3-({4-[(2-{(E)-2-[4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾー
ル-4-イル)メトキシ]フェニル}チオ)プロピル]-1H-1,2,
3-トリアゾールの製造
【化85】 (i)4-[(3-クロロプロピル)チオ]フェノールの製造 4-ヒドロキシチオフェノール (5.0 g) とトリエチルア
ミン (7.2 ml) のエタノール (60 ml) 溶液に、氷冷
下、1-ブロム-3-クロルプロパン (3.9 ml) を加え、2
時間攪拌した。反応終了後、溶媒を減圧留去後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エ
チル : ヘキサン=1 : 10) で精製し、表題化合物 (4.6
g) を淡黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.97-2.05 (2H, m), 2.95 (2H, t,
J= 6.6 Hz), 3.65 (2H,t, J= 6.3 Hz), 6.79 (2H, d,
J= 9.0 Hz), 7.32 (2H, d, J= 9.0 Hz). IR (KBr): 3216,1599, 1584, 1495, 1219 cm-1.
【0179】(ii) 1-[(3-クロロプロピル)チオ]-4-(メ
トキシメトキシ)ベンゼンの製造 4-[(3-クロロプロピル)チオ]フェノール (1.0 g)、クロ
ロメチルメチルエーテル (0.56 ml)、 炭酸カリウム
(1.4 g) を用いて、実施例 3-(ii) と同様の反応を行い
表題化合物 (0.99 g) を淡黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.97-2.06 (2H, m), 2.98 (2H, t,
J= 6.6 Hz), 3.48 (3H,s), 3.65 (2H, t, J= 6.2 Hz),
5.16 (2H, s), 6.98 (2H, d, J= 9.2 Hz), 7.34 (2H,
d, J= 9.2 Hz). IR (KBr): 1593,1493, 1235, 1154, 9
99 cm-1.
【0180】(iii)1-(3-{[4-(メトキシメトキシ)フェニ
ル]チオ}プロピル)-1H-1,2,3-トリアゾールの製造 1H-1,2,3-トリアゾール(0.21 g)、水酸化ナトリウム
(0.12 g)、よう化ナトリウム(0.3 g)および 1-[(3-
クロロプロピル)チオ]-4-(メトキシメトキシ)ベンゼン
(0.5 g)を用いて、実施例 3-(iii) と同様の反応を行
い表題化合物 (0.5 g) を淡黄色結晶粉末として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.13-2.23 (2H, m), 2.80 (2H, t,
J= 6.9 Hz), 3.48 (3H,s), 4.53 (2H, t, J= 6.9 Hz),
5.17 (2H, s), 6.98 (2H, d, J= 9.2 Hz), 7.34 (2H,
d, J= 9.2 Hz), 7.52 (1H, s), 7.70 (1H, s). IR (KBr): 1493,1235, 1154, 1078, 997 cm-1.
【0181】(iv)4-{[3-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イ
ル)プロピル]チオ}フェノールの製造 1-(3-{[4-(メトキシメトキシ)フェニル]チオ}プロピル)
-1H-1,2,3-トリアゾール(0.35 g)、1N 塩酸 (2 ml)
水溶液を用いて、実施例 3-(iv) と同様の反応を行い表
題化合物 (0.29 g) を淡黄色結晶粉末として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.12-2.21 (2H, m), 2.77 (2H, t,
J= 6.9 Hz), 4.53 (2H,t, J= 6.9 Hz), 6.84 (2H, d,
J= 8.4 Hz), 7.31 (2H, d, J= 8.4 Hz), 7.53 (1H, s),
7.71 (1H, s). IR (KBr): 3129,1582, 1497, 1269, 1
221 cm-1.
【0182】(v)1-[3-({4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イ
ル)メトキシ]フェニル}チオ)プロピル]-1H-1,2,3-トリ
アゾールの製造 4-{[3-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)プロピル]チオ}
フェノール (0.16 g)、4-クロロメチル-2-[(E)-2-(4-
トリフルオロメチルフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾ
ール (0.2 g)、60% 油性水素化ナトリウム (30 mg) を
用いて、実施例1-(i) と同様の反応を行い表題化合物
(0.24 g) を白色結晶粉末として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.11-2.25 (2H, m), 2.80 (2H, t,
J= 7.0 Hz), 4.53 (2H,t, J= 6.6 Hz), 5.03 (2H, s),
6.95 (2H, d, J= 8.8 Hz), 7.02 (1H, d, J= 16.4 H
z), 7.35 (2H, d, J= 8.8 Hz), 7.51 (1H, d, J= 0.8 H
z), 7.56 (1H, d,J= 16.4 Hz), 7.64 (4H, s), 7.70 (2
H, s). IR (KBr): 1495,1323, 1177, 1138, 1069 cm-1.
【0183】実施例7. 1-(3-{[4-({2-[(E)-2-(2,4-ジ
フルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル}メトキシ)フェニル]チオ}プロピル)-1H-1,2,3-トリ
アゾールの製造
【化86】 4-{[3-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)プロピル]チオ}
フェノール (0.16 g)、4-クロロメチル-2-[(E)-2-(2,4-
ジフルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール (0.1
7 g) および60% 油性水素化ナトリウム (30 mg) を用
いて、実施例1-(i) と同様の反応を行い表題化合物 (0.
25 g) を淡黄色結晶粉末として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.11-2.24 (2H, m), 2.80 (2H, t,
J= 7.0 Hz), 4.53 (2H,t, J= 7.0 Hz), 5.02 (2H, s),
6.81-7.02 (6H, m), 7.31-7.39 (2H, m), 7.48-7.56
(2H, m), 7.64-7.69 (2H, m). IR (KBr): 1495,1281, 1246, 1140, 1088 cm-1.
【0184】実施例8. 1-[3-({4-[(2-{(E)-2-[4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾー
ル-4-イル)メトキシ]フェニル}スルホニル)プロピル]-1
H-1,2,3-トリアゾールの製造
【化87】 (i)1-(3-{[4-(メトキシメトキシ)フェニル]スルホニル}
プロピル)-1H-1,2,3-トリアゾールの製造 1-(3-{[4-(メトキシメトキシ)フェニル]チオ}プロピル)
-1H-1,2,3-トリアゾール(0.48 g)の塩化メチレン (20
ml) 溶液に、0 ℃ でメタクロロ過安息香酸 (70%, 1.1
g) を加え1時間撹拌した。反応終了後、反応液に 10%
水酸化ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出し、
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー (溶出液、酢酸エチル : ヘキサン=1 : 2)
で精製し、表題化合物 (0.52 g)を淡黄色油状物として
得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.37-2.47 (2H, m), 3.04 (2H, t,
J= 7.4 Hz), 3.49 (3H,s), 4.60 (2H, t, J= 6.6 Hz),
5.25 (2H, s), 7.18 (2H, d, J= 9.2 Hz), 7.63 (1H,
s), 7.72 (1H, s), 7.80 (2H, d, J= 9.2 Hz). IR (KBr): 1593,1291, 1144, 1082, 980 cm-1.
【0185】(ii)4-{[3-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イ
ル)プロピル]スルホニル}フェノールの製造 1-(3-{[4-(メトキシメトキシ)フェニル]スルホニル}プ
ロピル)-1H-1,2,3-トリアゾール(0.52 g)、1N 塩酸
(2 ml) 水溶液を用いて、実施例3-(iv) と同様の反応を
行い表題化合物 (0.39 g) を淡黄色粉末結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.18-2.32 (2H, m), 3.16 (2H, t,
J= 7.2 Hz), 4.55 (2H,t, J= 7.0 Hz), 6.91-6.97 (2
H, m), 7.68-7.74 (3H, m), 7.96 (1H, s). IR (KBr): 3123,1585, 1449, 1298, 1145 cm-1.
【0186】(iii)1-[3-({4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフル
オロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-
イル)メトキシ]フェニル}スルホニル)プロピル]-1H-1,
2,3-トリアゾールの製造 4-{[3-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)プロピル]スル
ホニル}フェノール (0.16 g)、4-クロロメチル-2-[(E)-
2-(4-トリフルオロメチルフェニル)エテニル]-1,3-オキ
サゾール (0.17 g)、60% 油性水素化ナトリウム (26 m
g) を用いて、実施例 1-(i) と同様の反応を行い表題化
合物 (0.27 g) を白色結晶粉末として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.38-2.50 (2H, m), 3.05 (2H, t,
J= 7.4 Hz), 4.60 (2H,t, J= 6.6 Hz), 5.12 (2H, s),
7.02 (1H, d, J= 16.4 Hz), 7.14 (2H, d, J=8.8 Hz),
7.54-7.63 (2H, m), 7.65 (4H, s), 7.72-7.73 (2H,
m), 7.80-7.85 (2H, m). IR (KBr): 1325,1294, 127, 1140, 1069 cm-1.
【0187】実施例9. 1-(3-{[4-({2-[(E)-2-(2,4ジ
フルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル}メトキシ)フェニル]スルホニル}プロピル)-1H-1,2,3
-トリアゾールの製造
【化88】 4-{[3-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)プロピル]スル
ホニル}フェノール (0.16 g)、4-クロロメチル-2-[(E)-
2-(2,4-ジフルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾー
ル (0.15 g) および 60% 油性水素化ナトリウム (26
mg) を用いて、実施例 1-(i) と同様の反応を行い表題
化合物 (0.26 g) を淡黄色結晶粉末として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.36-2.50 (2H, m), 3.05 (2H, t,
J= 7.0 Hz), 4.60 (2H,t, J= 6.6 Hz), 5.11 (2H, s),
6.82-7.16 (6H, m), 7.48-7.85 (6H, m). IR (KBr): 1593,1497, 1275, 1144, 743 cm-1.
【0188】実施例10. 4-[[4-[4-(1-メチル-1H-イミ
ダゾール-5-イル)ブチル]フェノキシ]メチル]-2-[(E)-2
-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オ
キサゾールの製造
【化89】 (i) 4-[4-(1-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)ブチル]
フェノールの製造 1-ベンジルオキシ-4-(3-ヨードプロピル)ベンゼン (20.
0 g)、トリフェニルホスフィン (14.9 g)のトルエン溶
液を60時間加熱還流した。析出した結晶を濾過後、ジエ
チルエーテルで洗浄し、ヨウ化[3-[4-(ベンジルオキシ)
フェニル]プロピル](トリフェニル)ホスホニウム (31.9
g)を無色粉末結晶として得た。本品 (768 mg)、1-メチ
ル-1H-イミダゾール-5-カルバルデヒド (110 mg)、炭酸
カリウム (207 mg)、水 (18.0 μl)の1,4-ジオキサン
(1 ml)懸濁液を95 ℃で108時間撹拌した。反応液を濃縮
後、残渣を酢酸エチル-ジエチルエーテル (1:1)で希釈
し不溶物を濾去した。濾液を水、次いで飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶
出液、ジクロロメタン→ジクロロメタン:メタノール=4
0:1)で精製し、4-[(E)-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-5
-イル)-3-ブテニル]フェノール及び4-[(Z)-4-(1-メチル
-1H-イミダゾール-5-イル)-3-ブテニル]フェノールの混
合物の粗生成物 (460 mg)を淡黄色アモルファスとして
得た。本品 (448 mg)のメタノール (10 ml)溶液に10 %
パラジウム炭素 (60 mg)を加え、水素雰囲気下室温で27
時間撹拌した。反応液を濾過し、濾液を濃縮後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、ジクロ
ロメタン→ジクロロメタン:メタノール=30:1→10:1)で
精製し、酢酸エチル-メタノール-ヘキサンより再結晶を
行い表題化合物 (121 mg)を無色薄片状結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3+CD3OD)δ: 1.61-1.66 (4H, m), 2.50-2.
59 (4H, m), 3.51 (3H,s), 6.73 (1H, d, J = 0.6 Hz),
6.75-6.80 (2H, m), 6.97-7.01 (2H, m), 7.38(1H, d,
J = 0.6 Hz). IR (KBr): 1518, 1254, 1109, 822, 662 cm-1.
【0189】(ii) 4-[[4-[4-(1-メチル-1H-イミダゾー
ル-5-イル)ブチル]フェノキシ]メチル]-2-[(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサ
ゾールの製造 4-[4-(1-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)ブチル]フェ
ノール (100 mg)のDMF(3 ml)溶液に0 ℃で65 %水素化ナ
トリウム (17.5 mg)を加え、室温で30分間撹拌した。0
℃で4-クロロメチル-2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール (137 mg)を
加え、室温で17時間撹拌した。反応液に水を加え、析出
した結晶を濾過後、ジイソプロピルエーテルで洗浄し
た。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(Chromatore
x、100-200 mesh、富士シリシア化学製) (溶出液、ヘ
キサン:酢酸エチル=1:3→酢酸エチル)で精製し、酢酸エ
チル-へキサンより再結晶を行い表題化合物 (112 mg)を
無色針状結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.65-1.69 (4H, m), 2.51-2.61 (4
H, m), 3.52 (3H, s), 5.02 (2H, d, J = 0.8 Hz), 6.7
6 (1H, s), 6.90-7.13 (5H, m), 7.36 (1H, s),7.52-7.
69 (6H, m). IR (KBr): 1514, 1505, 1333, 1111, 1071, 828 cm-1.
【0190】実施例11. 3-[4-[4-[[2-[(E)-2-[4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾー
ル-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]ピリジンの製造
【化90】 (i) 4-[4-(3-ピリジニル)ブチル]フェノールの製造 ヨウ化[3-[4-(ベンジルオキシ)フェニル]プロピル](ト
リフェニル)ホスホニウム (400 mg)、3-ピリジンカルバ
ルデヒド (49.2 μl)、炭酸カリウム (108 mg)、水
(9.4 μl)及び 10 %パラジウム炭素 (50 mg)、メタノー
ル (3 ml)を用いて、実施例10-(i)と同様の反応を行い
表題化合物 (109 mg)を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.62-1.64 (4H, m), 2.56 (2H, t,
J = 6.9 Hz), 2.63 (2H, t, J = 7.5 Hz), 6.75-6.78
(2H, m), 6.99-7.01 (2H, m), 7.21-7.25 (1H, m), 7.4
9-7.52 (1H, m), 8.42-8.44 (2H, m). IR (KBr): 1508, 1458, 1275, 1240, 824 cm-1.
【0191】(ii) 3-[4-[4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]メトキシ]フェニル]ブチル]ピリジンの製造 4-[4-(3-ピリジニル)ブチル]フェノール (131 mg)、65
%水素化ナトリウム (16.8 mg)、4-クロロメチル-2-[(E)
-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-
オキサゾール(131 mg)を用いて、実施例10-(ii)と同様
の反応を行い表題化合物 (101 mg)を無色針状結晶とし
て得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.61-1.69 (4H, m), 2.59-2.66 (4
H, m), 5.02 (2H, s), 6.89-7.23 (6H, m), 7.45-7.69
(7H, m), 8.44 (2H, s). IR (KBr): 1514, 1333, 1115, 1071, 828 cm-1.
【0192】実施例12. 4-[[4-[4-(1H-イミダゾール-
4-イル)ブチル]フェノキシ]メチル]-2-[(E)-2-[4-(トリ
フルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール
の製造
【化91】 (i) 4-[4-(1-トリチル-1H-イミダゾール-4-イル)ブチ
ル]フェノールの製造 ヨウ化[3-[4-(ベンジルオキシ)フェニル]プロピル](ト
リフェニル)ホスホニウム (2.30 g)、1-トリチル-1H-イ
ミダゾール-4-カルバルデヒド (1.02 g)、炭酸カリウム
(622 mg)、水 (54.1 μl)及び 10 %パラジウム炭素 (1
41 mg)、酢酸エチル (26 ml)を用いて、実施例10-(i)と
同様の反応を行い表題化合物 (733 mg)を無色粉末結晶
として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.52-1.68 (4H, m), 2.49 (2H, t,
J = 7.5 Hz), 2.56 (2H, t, J = 6.0 Hz), 6.51 (1H,
s), 6.73 (2H, d, J = 8.7 Hz), 6.93 (2H, d, J= 8.7
Hz), 7.11-7.14 (6H, m), 7.31-7.38 (10H, m), 7.82
(1H, br s). IR (KBr): 1514, 1493, 1447, 748, 702 cm-1.
【0193】(ii) 2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル]-4-[[4-[4-(1-トリチル-1H-イミダ
ゾール-4-イル)ブチル]フェノキシ]メチル]-1,3-オキサ
ゾールの製造 4-[4-(1-トリチル-1H-イミダゾール-4-イル)ブチル]フ
ェノール (700 mg)、65%水素化ナトリウム (62.0 mg)、
4-クロロメチル-2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール (484 mg)を用い
て、実施例10-(ii)と同様の反応を行い表題化合物 (929
mg)を無色針状結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.62-1.66 (4H, m), 2.53-2.59 (4
H, m), 5.02 (2H, s), 6.50 (1H, d, J = 1.4 Hz), 7.1
8-7.91 (11H, m), 7.28-7.34 (10H, m), 7.52-7.68 (6
H, m). IR (KBr): 1512, 1327, 1127, 1069, 702 cm-1.
【0194】(iii) 4-[[4-[4-(1H-イミダゾール-4-イ
ル)ブチル]フェノキシ]メチル]-2-[(E)-2-[4-(トリフル
オロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾールの製
造 2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]
-4-[[4-[4-(1-トリチル-1H-イミダゾール-4-イル)ブチ
ル]フェノキシ]メチル]-1,3-オキサゾール (400 mg)の9
0 %ぎ酸 (2 ml)-THF (2 ml)溶液を60 ℃で1.5時間加熱
還流した。反応液を濃縮後、残渣に4N水酸化ナトリウム
水溶液を加えて、析出した結晶を濾過後、ジイソプロピ
ルエーテルで洗浄し、酢酸エチル-ヘキサンより再結晶
を行い表題化合物 (203 mg)を無色薄片状結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.65-1.68 (4H, m), 2.59-2.63 (4
H, m), 5.02 (2H, s), 6.76 (1H, s), 6.88-7.12 (5H,
m), 7.51-7.68 (7H, m). IR (KBr): 1512, 1327, 1130, 1069, 828 cm-1.
【0195】実施例13. 3-[4-(2-{4-[(2-{(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサ
ゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}エチル)-1,3-オキサ
ゾール-5-イル]ピリジンの製造
【化92】 (i) 2-[4-(ベンジルオキシ)フェニル]エタノールの製
造 パラヒドロキシフェニルエタノール (15.0 g) のジメチ
ルホルムアミド (150ml) 溶液に炭酸カリウム (19.5 g)
および臭化ベンジル (14.0 ml) を加え、40℃ で 10
時間攪拌した。反応終了後、反応液に水を加え、酢酸エ
チルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣を酢酸エチル
-ヘキサンより再結晶を行い表題化合物 (20.0 g) を無
色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.37 (1H, t, J= 5.7 Hz), 2.81
(2H, t, J= 6.3 Hz), 3.82 (2H, dd,J= 12.6,6.3 H
z), 5.05 (2H, s), 6.93 (2H, d, J= 8.4 Hz), 7.14(2
H, d, J= 8.4 Hz), 7.32-7.45 (5H, m). IR (KBr): 3250, 1610, 1250, 1020, 820 cm-1.
【0196】(ii) 1-(ベンジルオキシ)-4-(2-ヨード
エチル)ベンゼンの製造 2-[4-(ベンジルオキシ)フェニル]エタノール (25.0
g)、トリエチルアミン (23.0 ml)、メタンスルホニルク
ロリド (10.0 ml) およびよう化ナトリウム (82.0g) を
用いて実施例 2-(vi) と同様の反応を行い表題化合物
(30.8 g) を淡黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 3.10 (2H, t, J= 7.8 Hz), 3.32
(2H, t, J= 7.8 Hz), 5.05 (2H, s), 6.92 (2H, d, J=
8.0 Hz), 7.14 (2H, d, J= 8.0 Hz), 7.31-7.44 (5H,
m).
【0197】(iii) N-{2-[4-(ベンジルオキシ)フェニ
ル]-1-[(4-メチルフェニル)スルホニル]エチル}-N-メチ
レンアミンの製造 1-(ベンジルオキシ)-4-(2-ヨードエチル)ベンゼン (5.9
g) の塩化メチレン (50 ml) 溶液と 30% 水酸化ナトリ
ウム (50 ml)の混液にパラトルエンスルホニルメチルイ
ソシアニド (2.4 g) およびヨウ化テトラブチルアンモ
ニウム (480 mg)を加え、室温で24時間撹拌した。反応
終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去後、残渣を酢酸エチル-ヘキサンより再結晶を行い表
題化合物 (3.9 g) を淡茶色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.11 (1H, m), 2.42 (1H, m),
2.45 (3H, s), 2.68 (1H,m), 2.95 (1H, m), 4.35 (1H,
dd, J= 11.1, 3.3 Hz), 5.02 (2H, s), 6.92 (2H, d,
J= 8.0 Hz), 7.08 (2H, t, J= 8.0 Hz), 7.25-7.45 (7
H, m), 7.78-7.92(2H, m). IR (KBr): 2134, 1608, 1597, 1514, 1244 cm-1.
【0198】(iv) 3-(4-{2-[4-(ベンジルオキシ)フェニ
ル]エチル}-1,3-オキサゾール-5-イル)ピリジンの製造 N-{2-[4-(ベンジルオキシ)フェニル]-1-[(4-メチルフェ
ニル)スルホニル]エチル}-N-メチレンアミン (0.38 g)
のメタノール (6 ml) 溶液に、ニコチンアルデヒド (0.
1 g) および炭酸カリウム (0.19 g) を加え 3 時間加
熱還流した。反応終了後、反応液に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチル : ヘキ
サン=1 : 1) で精製し、酢酸エチル-ヘキサンより再結
晶を行い表題化合物 (0.28 g) を淡黄色粉末結晶として
得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 3.02 (4H, s), 5.02 (2H, s), 6.8
7 (2H, d, J= 8.4 Hz),7.09 (2H, d, J= 8.4 Hz), 7.26
-7.44 (6H, m), 7.68 (1H, dt, J= 8.4, 2.4 Hz), 7.93
(1H, s), 8.54 (1H, dd, J= 4.5, 1.2 Hz), 8.73 (1H,
dd, J= 2.1, 0.9 Hz). IR (KBr): 3110, 1609, 1514, 1238, 1010 cm-1.
【0199】(v) 4-[2-(5-(ピリジン-3-イル)-1,3-オキ
サゾール-4-イル)エチル]フェノールの製造 3-(4-{2-[4-(ベンジルオキシ)フェニル]エチル}-1,3-オ
キサゾール-5-イル)ピリジン (0.2 g) のメタノール (4
ml) 溶液に、10% パラジウム炭素 (20 mg) を加え、水
素雰囲気下室温にて 6 時間攪拌した。反応終了後、反
応液をセライト濾過し、溶媒を減圧留去後、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチル
: ヘキサン=1 : 1) で精製した。酢酸エチル-ヘキサン
より再結晶を行い表題化合物 (0.11 g) を淡黄色粉末結
晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 3.00-3.01 (4H, m), 6.75 (2H, d,
J= 8.4 Hz), 6.97 (2H,d, J= 8.4 Hz), 7.37 (1H, dd
d, J= 8.2, 5.2, 1.2 Hz), 7.79 (1H, ddd, J= 8.0, 2.
2, 1.4 Hz), 7.97 (1H, s), 8.52 (1H, dd, J= 5.2, 2.
0 Hz), 8.59 (1H,dd, J= 2.2, 0.6 Hz). IR (KBr): 3119, 1608, 1591, 1516, 1256 cm-1.
【0200】(vi) 3-[4-(2-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフ
ルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4
-イル)メトキシ]フェニル}エチル)-1,3-オキサゾール-5
-イル]ピリジンの製造 4-クロロメチル-2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール (0.12 g)、4-[2-
(5-(ピリジン-3-イル)-1,3-オキサゾール-4-イル)エチ
ル]フェノール (0.1 g)、60% 油性水素化ナトリウム (1
7 mg) およびジメチルホルムアミド (2 ml) を用いて、
実施例 1-(i) と同様の反応を行い表題化合物 (0.18 g)
を淡黄色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 3.03 (4H, s), 5.00 (2H, s), 6.8
9 (2H, d, J= 8.8 Hz),7.02 (1H, d, J= 16.4 Hz), 7.1
1 (2H, d, J= 8.8 Hz), 7.31 (1H, ddd, J= 8.0, 4.8,
1.4 Hz),7.55 (1H, d, J= 16.4 Hz), 7.64 (4H,br
s),7.65-7.73 (2H, m), 7.93 (1H,s), 8.55 (1H, dd,
J= 4.8, 1.4 Hz),8.72 (1H, dd, J= 2.2,0.8 Hz). IR (KBr): 1614,1512, 1327, 1125 cm-1.
【0201】実施例14. 3-[4-(4-{4-[(2-{(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサ
ゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}ブチル)-1,3-オキサ
ゾール-5-イル]ピリジンの製造
【化93】 (i) N-メチレン-1-[4-トルエンスルホニル]-5-{4-[(2-
{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル}-
1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}ペンタン
-1-アミンの製造 4-[[4-(4-ヨードブチル)フェノキシ]メチル]-2-[(E)-2-
[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキ
サゾール (2.0 g)、パラトルエンスルホニルメチルイソ
シアニド (0.57 g) およびヨウ化テトラブチルアンモニ
ウム (0.1 g)を用いて、実施例13-(iii) と同様の反応
を行い表題化合物 (1.6 g) を淡黄色粉末結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.63-1.80 (4H, m), 2.02-2.21 (2
H, m), 2.48 (3H, s), 2.58 (2H, m), 4.31 (1H, dd, J
= 10.8, 3.4 Hz),5.01 (2H, s), 6.88 (2H, d,J= 8.4
Hz), 7.01 (1H, d, J= 16.2 Hz), 7.08 (2H, d, J= 8.4
Hz), 7.54 (1H,d, J= 16.2 Hz), 7.62 (4H,br s),7.
68 (1H,s).
【0202】(ii) 3-[4-(4-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフ
ルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4
-イル)メトキシ]フェニル}ブチル)-1,3-オキサゾール-5
-イル]ピリジンの製造 N-メチレン-1-[(4-メチルフェニル)スルホニル]-5-{4-
[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}ペン
タン-1-アミン (0.25 g)、ニコチンアルデヒド (45 m
g)、 炭酸カリウム(87 mg) およびメタノール (5 ml)
を用いて、実施例 13-(iv) と同様の反応を行い表題化
合物 (0.2 g) を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.63-1.83 (4H, m), 2.61 (2H, t,
J= 7.8 Hz), 2.80 (2H,t, J= 7.2 Hz), 5.02 (2H, s),
6.90 (2H, d, J= 8.7 Hz), 7.02 (1H, d, J= 16.2 H
z), 7.09 (2H, d, J= 8.7 Hz), 7.38 (1H, m), 7.56 (1
H, d, J= 16.2 Hz), 7.64 (4H,br s),7.68 (1H,s),
7.84-7.90 (2H, m), 8.58 (1H, dt, J= 5.1, 1.5 Hz),
8.87 (1H, m). IR (KBr): 2920,1514, 1327, 1111, 821 cm-1.
【0203】実施例15. 4-[(4-{4-[5-(1H-イミダゾー
ル-4-イル)-1,3-オキサゾール-4-イル]ブチル}フェノキ
シ)メチル]-2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル}-1,3-オキサゾールの製造
【化94】 (i) 2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテ
ニル}-4-[(4-{4-[5-(1-トリチル-1H-イミダゾール-4-イ
ル)-1,3-オキサゾール-4-イル]ブチル}フェノキシ)メチ
ル]-1,3-オキサゾールの製造 N-メチレン-1-[(4-メチルフェニル)スルホニル]-5-{4-
[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル] エテニ
ル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}ペン
タン-1-アミン (0.4 g)、1-トリチル-1H-イミダゾール-
4-アルデヒド (0.23 g)、炭酸カリウム (0.14 g) およ
びメタノール (8 ml) を用いて、実施例 13-(iv) と同
様の反応を行い表題化合物 (0.47 g) を白色粉末結晶と
して得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.58-1.66 (2H, m), 1.67-1.80 (2
H, m), 2.56 (2H, t, J=7.5 Hz), 2.87 (2H, t, J= 6.6
Hz), 5.01 (2H, s), 6.88 (2H, d, J= 8.4 Hz), 7.02
(1H, d, J= 16.2 Hz), 7.04 (2H, d, J= 1.5 Hz), 7.07
(2H, d, J= 8.4Hz), 7.14-7.20 (7H, m), 7.32-7.38
(8H, m), 7.52 (1H, d, J= 1.5 Hz), 7.55 (1H, d, J=
16.2 Hz), 7.64 (4H,br s),7.67 (1H,s), 7.70 (1H,
s). IR (KBr): 2930,1508, 1325, 1238, 826 cm-1.
【0204】(ii) 4-[(4-{4-[5-(1H-イミダゾール-4-イ
ル)-1,3-オキサゾール-4-イル]ブチル}フェノキシ)メチ
ル]-2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル] エテ
ニル}-1,3-オキサゾールの製造 2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル] エテニ
ル}-4-[(4-{4-[5-(1-トリチル-1H-イミダゾール-4-イ
ル)-1,3-オキサゾール-4-イル]ブチル}フェノキシ)メチ
ル]-1,3-オキサゾール (0.4 g) のテトラヒドロフラン
(2 ml) 溶液に、90% ギ酸 (2 ml) 水溶液を加え、60 ℃
で 1 時間攪拌した。反応終了後、溶媒を減圧留去し、
氷冷下 4N 水酸化ナトリウム水溶液を加えた。析出した
結晶を濾過し、水およびイソプロパノールで洗浄後、酢
酸エチル-へキサンより再結晶を行い表題化合物 (0.18
g) を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.66-1.82 (4H, m), 2.61 (2H, t,
J= 6.6 Hz), 2.86 (2H,t, J= 6.9 Hz), 5.01 (2H, s),
6.88 (2H, d, J= 8.4 Hz), 7.01 (1H, d, J= 16.5 H
z), 7.09 (2H, d, J= 8.4 Hz), 7.13 (1H, m), 7.55 (1
H, d, J= 16.5 Hz), 7.63 (4H,d, J= 1.2 Hz),7.69
(1H,s), 7.72 (1H, s), 7.77 (1H, s), 9.62 (1H, s). IR (KBr): 3098,1514, 1336, 1327, 1134 cm-1.
【0205】実施例16. 4-[(4-{2-[5-(1H-イミダゾー
ル-4-イル)-1,3-オキサゾール-4-イル]エチル}フェノキ
シ) メチル]-2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル}-1,3-オキサゾールの製造
【化95】 (i) 4-{2-[4-(ベンジルオキシ)フェニル]エチル}-5-(1-
トリチル-1H-イミダゾール-4-イル)-1,3-オキサゾール
の製造 N-{2-[4-(ベンジルオキシ)フェニル]-1-[(4-メチルフェ
ニル)スルホニル]エチル}-N-メチレンアミン (0.48
g)、1-トリチル-1H-イミダゾール-4-アルデヒド (0.4
g)、炭酸カリウム (0.25 g) およびメタノール (12 ml)
を用いて、実施例13-(iv) と同様の反応を行い表題化
合物 (0.49 g) を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.90-2.95 (2H, m), 3.01-3.06 (2
H, m), 4.98 (2H, s), 6.80 (2H, d, J= 8.7 Hz), 6.91
(1H, d, J= 1.5 Hz), 7.02 (2H, d, J= 8.7 Hz), 7.13
-7.19 (5H, m), 7.31-7.44 (15H, m), 7.51 (1H, d, J=
1.5 Hz), 7.74 (1H, s).
【0206】(ii) 4-{2-[5-(1-トリチル-1H-イミダゾー
ル-4-イル)-1,3-オキサゾール-4-イル]エチル}フェノー
ルの製造 4-{2-[4-(ベンジルオキシ)フェニル]エチル}-5-(1-トリ
チル-1H-イミダゾール-4-イル)-1,3-オキサゾール (0.4
9 g)、10% パラジウム炭素 (50 mg)、酢酸エチル (10 m
l) 溶液を用いて、実施例 13-(v) と同様の反応を行い
表題化合物 (0.28 g) を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.90-2.94 (2H, m), 3.01-3.05 (2
H, m), 6.81 (2H, d, J=8.4 Hz), 6.91 (1H, d, J= 1.2
Hz), 7.02 (2H, d, J= 8.4 Hz), 7.30-7.41 (15H, m),
7.50 (1H, d, J= 1.2 Hz), 7.69 (1H, s). IR (KBr): 3135,1663, 1514, 1445, 1233 cm-1.
【0207】(iii) 2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル}-4-[(4-{2-[5-(1-トリチル-1H-イミ
ダゾール-4-イル)-1,3-オキサゾール-4-イル]エチル}フ
ェノキシ)メチル]-1,3-オキサゾールの製造 4-クロロメチル-2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール (0.13 g)、4-{2-
[5-(1-トリチル-1H-イミダゾール-4-イル)-1,3-オキサ
ゾール-4-イル] エチル}フェノール (0.23 g)、60% 油
性水素化ナトリウム (20 mg) およびジメチルホルムア
ミド (4 ml) を用いて、実施例 1-(i) と同様の反応を
行い表題化合物 (0.28 g) を淡黄色粉末結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.91-2.96 (2H, m), 3.03-3.09 (2
H, m), 4.97 (2H, s), 6.83 (2H, d, J= 8.4 Hz), 6.92
(1H, d, J= 1.2 Hz), 7.02 (1H, d, J= 16.2 Hz), 7.0
7 (2H, d, J= 8.4 Hz), 7.15-7.18 (7H, m), 7.35-7.37
(8H, m), 7.51 (1H, d, J= 1.2 Hz), 7.55 (1H, d, J=
16.2 Hz), 7.64 (4H,br s),7.66 (1H,s), 7.74 (1
H, s). IR (KBr): 3061,1614, 1510, 1323, 1167 cm-1.
【0208】(iv) 4-[(4-{2-[5-(1H-イミダゾール-4-イ
ル)-1,3-オキサゾール-4-イル]エチル}フェノキシ) メ
チル]-2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エ
テニル}-1,3-オキサゾールの製造 2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル}
-4-[(4-{2-[5-(1-トリチル-1H-イミダゾール-4-イル)-
1,3-オキサゾール-4-イル] エチル}フェノキシ)メチル]
-1,3-オキサゾール (0.2 g)、 90% ギ酸 (2 ml) 水溶液
およびテトラヒドロフラン (2 ml) 溶液を用いて、実施
例 15-(ii) と同様の反応を行い表題化合物 (0.11 g)
を淡黄色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.97-3.02 (2H, m), 3.11-3.18 (2
H, m), 5.00 (2H, s), 6.88 (2H, d, J= 8.4 Hz), 7.01
(1H, s), 7.01 (1H, d, J= 16.5 Hz), 7.15 (2H, d, J
= 8.4 Hz), 7.55 (1H, d, J= 16.5 Hz), 7.64 (4H,br
s),7.67 (1H,s), 7.70 (1H, s), 7.81 (1H, s), 9.60
(1H, s). IR (KBr): 3117,1508, 1325, 1132, 828 cm-1.
【0209】実施例17. 3-(3-{4-[(2-{(E)-2-[4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾー
ル-4-イル)メトキシ] フェニル}プロピル)ピリジンの製
【化96】 (i) 4-(3-ピリジン-3-イルプロピル)フェノールの製造 1-(ベンジルオキシ)-4-(2-ヨードエチル)ベンゼンとト
リフェニルホスフィンより調製したヨウ化{2-[4-(ベン
ジルオキシ)フェニル]エチル}トリフェニルホスホニウ
ム (1.0 g) の 1,4-ジオキサン (1.3 ml) 溶液に、ニコ
チンアルデヒド (0.14 g)、炭酸カリウム (0.27 g)およ
び水 (23 mg) を加え、95 ℃ で 15 時間攪拌した。反
応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で
洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧
留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出液、酢酸エチル : ヘキサン=1 : 5) で精製し、オ
レフィン体 (0.38 g) を淡黄色粉末結晶として得た。 本品 (0.34 g) のメタノール (5 ml) およびテトラヒド
ロフラン (2 ml) 混液に 10% パラジジウム炭素 (35 m
g) を加え、水素雰囲気下室温にて 6 時間攪拌した。
反応終了後、反応液をセライト濾過し、溶媒を減圧留去
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出
液、酢酸エチル : ヘキサン=1 : 2) で精製し、表題化
合物 (0.2 g) を淡黄色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.84-1.99 (2H, m), 2.53-2.67 (4
H, m), 6.82 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.01 (2H, d, J= 8.4
Hz), 7.26 (1H, m), 7.56 (1H, dt, J= 7.6, 2.2 Hz),
8.40-8.46 (2H, m).
【0210】(ii) 3-(3-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イ
ル)メトキシ]フェニル}プロピル)ピリジンの製造 4-クロロメチル-2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール (0.12 g)、4-(3-
ピリジン-3-イルプロピル)フェノール (0.09 g)、60%
油性水素化ナトリウム (19 mg) およびジメチルホルム
アミド (1 ml) を用いて、実施例 1-(i) と同様の反応
を行い表題化合物 (0.17 g) を白色粉末結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.88-1.98 (2H, m), 2.62 (4H, d
d, J= 15.0, 6.9 Hz), 5.03 (2H, s), 6.93 (2H, d, J=
8.4 Hz), 7.02 (1H, d, J= 16.5 Hz), 7.11 (2H,d, J=
8.4 Hz), 7.21 (1H, dd, J= 8.1, 5.1 Hz), 7.49 (1H,
dt, J= 7.5, 1.2Hz), 7.55 (1H, d, J= 16.5 Hz), 7.6
3 (4H,br s),7.69 (1H,s), 8.45 (2H,br s). IR (KBr): 3120,1614, 1512, 1337, 1109 cm-1.
【0211】実施例18. 4-({4-[(3-(1H-イミダゾール
-4-イル)プロピル)フェノキシ]メチル}-2-{(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサ
ゾールの製造
【化97】 (i) 4-[3-(1-トリチル-1H-イミダゾール-4-イル)プロピ
ル]フェノールの製造 {2-[4-(ベンジルオキシ)フェニル] エチル}トリフェニ
ルホスホニウムヨージド (5.0 g)、1-トリチル-1H-イミ
ダゾール-4-アルデヒド (2.25 g)、炭酸カリウム (1.4
g)、水 (0.12 g) および 10% パラジジウム炭素 (0.28
g) を用いて、実施例 17-(i) と同様の反応を行い表題
化合物 (1.3 g) を淡黄色粉末結晶として得た。
【0212】(ii) 2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)
フェニル] エテニル}-4-({4-{3-(1-トリチル-1H-イミダ
ゾール-4-イル) プロピル}フェノキシ}メチル)-1,3-オ
キサゾールの製造 4-クロロメチル-2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール (0.13 g)、4-[3-
(1-トリチル-1H-イミダゾール-4-イル)プロピル]フェノ
ール (0.2 g)、60% 油性水素化ナトリウム (20 mg) お
よびジメチルホルムアミド (1.5 ml) を用いて、実施例
1-(i) と同様の反応を行い表題化合物 (0.17 g) を白
色粉末結晶として得た。
【0213】(iii) 4-({4-[(3-(1H-イミダゾール-4-イ
ル)プロピル)フェノキシ]メチル}-2-{(E)-2-[4-(トリフ
ルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾールの
製造 2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル) フェニル] エテニ
ル}-4-({4-{3-(1-トリチル-1H-イミダゾール-4-イル)プ
ロピル}フェノキシ}メチル)-1,3-オキサゾール(0.12
g)、 90% ギ酸 (1 ml) 水溶液およびテトラヒドロフラ
ン (1 ml) 溶液を用いて、実施例 15-(ii) と同様の反
応を行い表題化合物 (53 mg) を白色粉末結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.90-2.05 (2H, m), 2.63 (4H, t,
J= 7.4 Hz), 5.02 (2H,s), 6.78 (1H, s), 6.91 (2
H, d, J= 8.8 Hz), 7.01 (1H, d, J= 16.4 Hz),7.11 (2
H, d, J= 8.8 Hz), 7.54 (1H, s), 7.55 (1H, d, J= 1
6.4 Hz), 7.63 (4H,br s),7.68 (1H,s). IR (KBr): 3472,3112, 1512, 1329, 1125 cm-1.
【0214】実施例19. 4-[4-[4-[[2-[(E)-2-[4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾー
ル-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]ピリジンの製造
【化98】 (i) 4-[4-(4-ピリジニル)ブチル]フェノールの製造 ヨウ化[3-[4-(ベンジルオキシ)フェニル]プロピル](ト
リフェニル)ホスホニウム (300 mg)、4-ピリジンカルバ
ルデヒド (41.8 μl)、炭酸カリウム (81.1 mg)、水
(7.1 μl)及び 10 %パラジウム炭素 (35 mg)、メタノー
ル (3 ml)を用いて、実施例10-(i)と同様の反応を行い
表題化合物 (68.3 mg)を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.61-1.65 (4H, m), 2.49-2.63 (4
H, m), 6.73-6.70 (2H,m), 6.98-7.12 (4H, m), 8.45-
8.49 (2H, m). IR (KBr): 2932, 1611, 1514, 1454, 1250 cm-1.
【0215】(ii) 4-[4-[4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]メトキシ]フェニル]ブチル]ピリジンの製造 4-[4-(4-ピリジニル)ブチル]フェノール (60.8 mg)、65
%水素化ナトリウム (10.8 mg)、4-クロロメチル-2-
[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾール (80.8 mg)を用いて、実施例10-(ii)
と同様の反応を行い表題化合物 (61.5 mg)を無色針状結
晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.63-1.66 (4H, m), 2.59-2.62 (4
H, m), 5.02 (2H, d, J= 0.8 Hz), 6.89-7.11 (7H, m),
7.51-7.68 (6H, m), 8.47-8.49 (2H, m). IR (KBr): 1512, 1327, 1167, 1128, 1069 cm-1.
【0216】実施例20. 2-[4-[4-[[2-[(E)-2-[4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾー
ル-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]ピリジンの製造
【化99】 (i) 4-[4-(2-ピリジニル)ブチル]フェノールの製造 ヨウ化[3-[4-(ベンジルオキシ)フェニル]プロピル](ト
リフェニル)ホスホニウム (300 mg)、2-ピリジンカルバ
ルデヒド (41.8 μl)、炭酸カリウム (81.1 mg)、水
(7.1 μl)及び 10 %パラジウム炭素 (35 mg)、メタノー
ル (3 ml)を用いて、実施例10-(i)と同様の反応を行い
表題化合物 (63.8 mg)を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.58-1.81 (4H, m), 2.55 (2H, t,
J = 7.8 Hz), 2.82 (2H, t, J = 7.4 Hz), 6.70-6.76
(2H, m), 7.01-7.01 (2H, m), 7.09-7.15 (2H, m), 7.6
1 (1H, dt, J = 1.8, 7.2 Hz), 8.50-8.52 (1H, m). IR (KBr): 2930, 1595, 1514, 1480, 1246 cm-1.
【0217】(ii) 2-[4-[4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]メトキシ]フェニル]ブチル]ピリジンの製造 4-[4-(2-ピリジニル)ブチル]フェノール (55.7 mg)、65
%水素化ナトリウム (9.95 mg)、4-クロロメチル-2-
[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾール (74.0 mg)を用いて、実施例10-(ii)
と同様の反応を行い表題化合物 (65.2 mg)を無色針状結
晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.68-1.84 (4H, m), 2.62 (2H, t,
J = 7.6 Hz), 2.83 (2H, t, J = 7.4 Hz), 5.04 (2H,
d, J = 0.6 Hz), 6.90-7.16 (7H, m), 7.53-7.70(7H,
m), 8.54 (1H, d, J = 5.0 Hz). IR (KBr): 1333, 1169, 1109, 1071, 826 cm-1.
【0218】実施例21. {1-[3-({4-[(2-{(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサ
ゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}スルファニル)プロ
ピル]-1H-イミダゾール-2-イル}メタノールの製造
【化100】 (i) 1-(3-{[4-(メトキシメトキシ)フェニル]チオ}プロ
ピル)-1H-イミダゾール-2-カルボアルデヒドの製造 1-[(3-クロロプロピル)チオ]-4-(メトキシメトキシ)ベ
ンゼン (3.3 g) のジメチルスルホキシド (50 ml) 溶液
に、2-ホルミルイミダゾール (1.5 g)、炭酸カリウム
(2.0 g) およびよう化ナトリウム (2.6 g) を加え、70
℃ で 17 時間攪拌した。反応終了後、反応液に水を加
え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出
液、酢酸エチル : ヘキサン=1 : 2)で精製し、オレフィ
ン体 (3.1 g) を淡黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.01-2.08 (2H, m), 2.78 (2H, t,
J= 6.6 Hz), 3.48 (3H,s), 4.52 (2H, d, J= 6.9 Hz),
5.17 (2H, s), 6.99 (2H, d, J= 8.8 Hz), 7.16 (1H,
br s), 7.28 (1H, br s), 7.33 (2H, d, J= 8.8 Hz),
9.80 (1H,s).
【0219】(ii) [1-(3-{[4-(メトキシメトキシ)フェ
ニル]チオ}プロピル)-1H-イミダゾール-2-イル]メタノ
ールの製造 1-(3-{[4-(メトキシメトキシ)フェニル]チオ}プロピル)
-1H-イミダゾール-2-カルボアルデヒド (3.1 g) および
水素化ホウ素ナトリウム(0.25 g)を用いて、実施例 2
-(iii) と同様の反応を行い表題化合物 (3.0 g) を淡黄
色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.01-2.08 (2H, m), 2.80 (2H, t,
J= 6.9 Hz), 3.48 (3H,s), 4.14 (2H, d, J= 6.9 Hz),
5.16 (2H, s), 6.83 (1H, br s), 6.87 (1H, br s),
6.98 (2H, d, J= 8.7 Hz), 7.32 (2H, d, J= 8.7 Hz). IR (KBr): 3112,1670, 1593, 1493, 912 cm-1.
【0220】(iii) 4-({3-[2-(ヒドロキシメチル)-1H-
イミダゾール-1-イル]プロピル}チオ)フェノールの製造 [1-(3-{[4-(メトキシメトキシ)フェニル]チオ}プロピ
ル)-1H-イミダゾール-2-イル]メタノール (3.0 g) のテ
トラヒドロフラン (30 ml) に、4N 塩酸 (30 ml)水溶液
を加え、室温で 10 時間攪拌した。反応終了後、氷冷下
反応液に水酸化ナトリウムを加え pH=6 にして、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、メタノ
ール : クロロホルム=1 : 9) で精製し、表題化合物
(2.7 g) を黄色油状物として得た。1 H-NMR (CD3OD) δ: 1.84-1.92 (2H, m), 2.63 (2H, t,
J= 6.6 Hz), 4.06 (2H,t, J= 7.2 Hz), 4.50 (2H, s),
6.61 (2H, d, J= 8.7 Hz), 6.78 (1H, s), 6.95 (1H,
s), 7.14 (2H, d, J= 8.7 Hz). IR (KBr): 3117,1599, 1582, 1495, 1269 cm-1.
【0221】(iv) {1-[3-({4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフル
オロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-
イル)メトキシ]フェニル}チオ)プロピル]-1H-イミダゾ
ール-2-イル}メタノールの製造 4-({3-[2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-1-イ
ル]プロピル}チオ)フェノール (1.5 g)、4-クロロメチ
ル-2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル]-1,3-オキサゾール (1.6 g)、60% 油性水素化ナトリ
ウム (0.27 g) およびジメチルホルムアミド (20 ml)
を用いて、実施例 1-(i) と同様の反応を行い表題化合
物 (0.95 g) を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.98-2.11 (2H, m), 2.81 (2H, t,
J= 7.0 Hz), 4.13 (2H,t, J= 6.8 Hz), 4.66 (2H, br
s), 5.03 (2H, s), 6.86-6.99 (3H, m), 6.95 (2H, d,
J= 8.8 Hz), 7.02 (1H, d, J= 16.4 Hz), 7.35 (2H, d,
J= 8.8 Hz), 7.55 (1H, d, J= 16.4 Hz), 7.64 (4H,
s), 7.70 (1H, s). IR (KBr): 3153,1495, 1327, 1246, 1167 cm-1.
【0222】実施例22. {1-[3-({4-[(2-{(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサ
ゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}スルホニル)プロピ
ル]-1H-イミダゾール-2-イル}メタノールの製造
【化101】 {1-[3-({4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェ
ニル}チオ)プロピル]-1H-イミダゾール-2-イル}メタノ
ール(0.74 g)、メタクロロ過安息香酸 (70%, 0.88 g)
を用いて、実施例 8-(i) と同様の反応を行い表題化合
物 (0.61 g) を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.21-2.32 (2H, m), 3.06 (2H, t,
J= 7.0 Hz), 4.18 (2H,t, J= 7.0 Hz), 4.63 (2H, s),
5.11 (2H, s), 6.87 (2H, br s), 7.02 (1H, d, J= 1
6.6 Hz), 7.14 (2H, d, J= 9.2 Hz), 7.56 (1H, d, J=
16.6 Hz), 7.64 (4H, s), 7.73 (1H, s), 7.84 (2H, d,
J= 9.2 Hz). IR (KBr): 3063,1593, 1580, 1327, 1136 cm-1.
【0223】実施例23. 2-[5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサ
ゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]-1H-イミダ
ゾール-1-イル]エタノールの製造
【化102】 2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]
-4-[[4-[4-(1-トリチル-1H-イミダゾール-4-イル)ブチ
ル]フェノキシ]メチル]-1,3-オキサゾール (160 mg)、2
-ヨードエタノール (0.20 ml)のDMF (1 ml)溶液を50 ℃
で22時間攪拌した。反応液を濃縮後、酢酸-水 (1:1) (1
ml)を加え、100 ℃で1時間攪拌した。反応液を濃縮
後、4N水酸化ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽
出し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー (Chromatorex、溶出液、酢酸エチル
→酢酸エチル:メタノール=30:1)で精製し、酢酸エチル-
メタノール-へキサンより再結晶を行い表題化合物 (30.
9 mg)を無色針状結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.65-1.68 (4H, m), 2.52 (2H, t,
J = 6.9 Hz), 2.60 (2H, t, J = 6.9 Hz), 3.82 (2H,
t, J = 5.1 Hz), 3.93 (2H, t, J = 5.1 Hz), 5.02 (2
H, d, J = 1.2 Hz), 6.67 (1H, s), 6.90-7.12 (5H,
m), 7.37 (1H, s), 7.52-7.69 (6H, m). IR (KBr): 1508, 1323, 1231, 1181, 1069 cm-1.
【0224】実施例24. エチル [5-[4-[4-[[2-[(E)-
2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オ
キサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]-1H-イ
ミダゾール-1-イル]酢酸の製造
【化103】 2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]
-4-[[4-[4-(1-トリチル-1H-イミダゾール-4-イル)ブチ
ル]フェノキシ]メチル]-1,3-オキサゾール (390 mg)、
ブロモ酢酸エチル (67.0 μl)を用いて実施例23と同様
の反応を行い表題化合物 (79.3 mg)を無色針状結晶と
して得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.27 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.65-
1.68 (4H, m), 2.48 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.59 (2H,
t, J = 6.9 Hz), 4.22 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.56 (2
H, s), 5.02 (2H, d, J = 0.9 Hz), 6.79 (1H, s), 6.9
0-7.11 (5H, m), 7.42 (1H, s), 7.53-7.69 (6H, m). IR (KBr): 1742, 1507, 1208, 1175, 1128 cm-1.
【0225】実施例25. N,N-ジメチル-2-[5-[4-[4-
[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチ
ル]-1H-イミダゾール-1-イル]アセトアミドの製造
【化104】 (i) [5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]
フェニル]ブチル]-1H-イミダゾール-1-イル]酢酸の製造 [5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェ
ニル]ブチル]-1H-イミダゾール-1-イル]酢酸エチル (7
9.3 mg)のメタノール (3 ml)溶液に1N水酸化ナトリウム
水溶液 (0.43 ml)を加え、4時間加熱還流した。反応液
に水を加え、析出した結晶を濾過して表題化合物 (73.2
mg)を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3+CD3OD) δ: 1.69-1.70 (4H, m), 2.59-
2.61 (4H, m), 4.56 (2H,s), 5.01 (2H, d, J = 0.9 H
z), 6.85 (1H, s), 6.91-7.12 (5H, m), 7.54-7.73 (6
H, m), 8.34 (1H, s). IR (KBr): 1327, 1236, 1175, 1128, 1067 cm-1.
【0226】(ii) N,N-ジメチル-2-[5-[4-[4-[[2-[(E)-
2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オ
キサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]-1H-イ
ミダゾール-1-イル]アセトアミドの製造 [5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェ
ニル]ブチル]-1H-イミダゾール-1-イル]酢酸 (64.0 mg)
のDMF (2 ml)溶液に0 ℃でN,N-ジメチルアミンのTHF溶
液 (2M; 0.608 ml)、シアノりん酸ジエチル (55.6 μl)
を加え15分間撹拌後、0 ℃でトリエチルアミン (51.1
μl)を加え、室温で46時間撹拌した。反応液に水を加
え、酢酸エチルで抽出し、水、次いで飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出
液、ジクロロメタン→ジクロロメタン:メタノール=20:
1)で精製し、酢酸エチル-メタノール-ヘキサンより再結
晶を行い表題化合物 (24.2 mg)を無色粉末結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.65-1.69 (4H, m), 2.46 (2H, t,
J = 7.8 Hz), 2.60 (2H, t, J = 7.4 Hz), 2.99 (3H,
s), 3.05 (3H, s), 4.61 (2H, s), 5.02 (2H, d,J = 0.
8 Hz), 6.79 (1H, br s), 6.89-7.12 (5H, m), 7.38 (1
H, br s), 7.52-7.68 (6H, m). IR (KBr): 1667, 1510, 1327, 1127, 1069 cm-1.
【0227】実施例26. 4-[4-[4-[[2-[(E)-2-[4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾー
ル-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]-1H-1,2,3-トリ
アゾールの製造
【化105】 (i) 4-[4-(1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)ブチル]フェ
ノールの製造 ヨウ化[3-[4-(ベンジルオキシ)フェニル]プロピル](ト
リフェニル)ホスホニウム (1.50 g)、(1-トリチル-1H-
1,2,3-トリアゾール-4-イル)カルバルデヒド (663 m
g)、炭酸カリウム (404 mg)、水 (35.1 μl)及び 10 %
パラジウム炭素 (793mg)、メタノール-THF (1:1) (50 m
l)を用いて、実施例10-(i)と同様の反応を行い表題化合
物 (310 mg)を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3+CD3OD) δ: 1.57-1.74 (4H, m), 2.55
(2H, t, J = 6.9 Hz), 2.73 (2H, t, J = 7.5 Hz), 6.7
2-6.77 (2H, m), 6.96-7.01 (2H, m), 7.42 (1H,s). IR (KBr): 1514, 1451, 1240, 990, 822 cm-1.
【0228】(ii) 4-[4-(1-トリチル-1H-1,2,3-トリア
ゾール-4-イル)ブチル]フェノールの製造 4-[4-(1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)ブチル]フェノー
ル (304 mg)のDMF (7ml)溶液に0 ℃でトリエチルアミン
(0.429 ml)、塩化トリチル (429 mg)を加え、室温で10
時間攪拌した。反応液を水で希釈後、酢酸エチルで抽出
し、水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー (溶出液、ヘキサン:酢酸エ
チル=10:1→2:1)で精製し、表題化合物 (415 mg)を無色
粉末結晶として得た。1H-NMR (CDCl3) δ: 1.60-1.73
(4H, m), 2.53 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.72 (2H, t, J
= 7.5 Hz), 5.09 (1H, s), 6.70-6.75 (2H, m), 6.97-
7.00 (2H, m), 7.10-7.23 (7H, m), 7.28-7.35 (9H,
m). IR (KBr): 1514, 1493, 1447, 748, 700 cm-1.
【0229】(iii) 4-[4-[4[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]メトキシ]フェニル]ブチル]-1-トリチル-1H-1,2,3-
トリアゾールの製造 4-[4-(1-トリチル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)ブチ
ル]フェノール (406 mg)、65 %水素化ナトリウム (35.9
mg)、4-クロロメチル-2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール (280 mg)を
用いて、実施例10-(ii)と同様の反応を行い表題化合物
(575 mg)を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.64-1.68 (4H, m), 2.57 (2H, t,
J = 7.0 Hz), 2.72 (2H, t, J = 7.0 Hz), 5.01 (2H,
s), 6.87-7.16 (12H, m), 7.29-7.36 (9H, m), 7.36-7.
51 (6H, m). IR (KBr): 1510, 1325, 1125, 1069, 700 cm-1.
【0230】(iv) 4-[4-[4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]メトキシ]フェニル]ブチル]-1H-1,2,3-トリアゾール
の製造4-[4-[4[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]
フェニル]ブチル]-1-トリチル-1H-1,2,3-トリアゾール
(555 mg)を用いて実施例12-(iii)と同様の反応を行い表
題化合物 (227 mg)を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.67-1.71 (4H, m), 2.60 (2H, t,
J = 7.2 Hz), 2.76 (2H, t, J = 7.0 Hz), 5.03 (2H,
s), 6.89-7.12 (5H, m), 7.47-7.68 (7H, m). IR (KBr): 1508, 1321, 1171, 1132, 1069 cm-1.
【0231】実施例27. 4−[4‐[2‐(1H−イミダゾ
ール−1−イル)エトキシ]フェノキシメチル]‐2−(2−
チエニル)‐1,3‐オキサゾールの製造
【化106】 4‐[2‐(1H−イミダゾール−1−イル)エトキシ] フ
ェノール(500 mg)のDMF (10 ml)溶液に0 ℃で60 %水素
化ナトリウム (105 mg)を加え、室温で1時間攪拌後、同
温で4−クロロメチル−2−(2−チエニル)−1,3−オキ
サゾール (580mg) を加え、70℃で2時間攪拌した。反応
液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を2N水酸
化ナトリウム水溶液、水、次いで飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、
酢酸エチル:メタノール=100:1)で精製し、無色結晶
を得た。酢酸エチル-ヘキサンより再結晶を行い表題化
合物 (600 mg)を無色プリズム晶として得た。 融点 148-149℃.1 H-NMR (CDCl3)δ:4.17 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.31 (2H,
t, J=5.0 Hz), 4.99 (2H, s), 6.78-6.84 (2H, m), 6.
88-6.94 (2H, m), 7.04 (1H, s), 7.07 (1H, s),7.12
(1H, dd, J=5.0, 3.8 Hz), 7.44 (1H, dd, J=5.0, 1.2
Hz), 7.59 (1H, s), 7.64 (1H, s), 7.69 (1H, dd, J=
3.8, 1.2 Hz). IR (KBr): 3132, 3082, 2935, 2868, 1577, 1508, 145
8, 1383, 1284, 1219, 1057, 1010, 928, 858, 823, 73
1, 671 cm-1.
【0232】実施例28. 2−(1H−イミダゾール−1
−イル)−1−[4−[[2−(2−チエニル)−1,3−オキサゾ
ール−4−イル]メトキシ]フェニル]エタノンの製造
【化107】 1−[(4−ヒドロキシフェニル)−2−(1H−イミダゾー
ル−1−イル)エタノン(606 mg)のDMF (15 ml)溶液に0
℃で60 %水素化ナトリウム (132 mg)を加え、室温で1時
間攪拌後、0℃で4−クロロメチル−2−(2−チエニル)−
1,3−オキサゾール (659mg) を加え、室温で16時間攪
拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽
出液を2N水酸化ナトリウム水溶液、水、次いで飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を
減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー (溶出液、クロロホルム:メタノール=95:5)で精製
し、結晶を得た。酢酸エチルより再結晶を行い表題化合
物 (349 mg)を淡黄色プリズム晶として得た。 融点 177-178℃.1 H-NMR (CDCl3) δ:5.14 (2H, s), 5.35 (2H, s), 6.95
(1H, s), 7.08-7.16 (4H, m), 7.48 (1H, dd, J=5.0,
1.0 Hz), 7.52 (1H, s), 7.02-7.72 (2H, m), 7.94-8.0
0 (2H, m). IR (KBr): 1694, 1601, 1507, 1233, 741, 731 cm-1
【0233】実施例29. 2−(1H−イミダゾール−1
−イル)−N−[4−[[2−(2−チエニル)−1,3−オキサ
ゾール−4−イル]メトキシ]フェニル]アセトアミドの製
【化108】 1H−イミダゾール (95 mg)のDMF (10 ml)溶液に0 ℃で6
0 %水素化ナトリウム(55mg)を加え、室温で1時間攪拌
後、同温で2−クロロ−N−[4−[[2−(2−チエニル)−
1,3−オキサゾール−4−イル]メトキシ]フェニル]アセ
トアミド (410mg) を加え、室温で1時間攪拌した。反応
液を水に注ぎ、析出した結晶をろ取し無色結晶を得た。
メタノール−アセトンにより再結晶を行い表題化合物
(295 mg)を無色プリズム晶として得た。 融点 204-205℃.1 H-NMR (DMSO-d6) δ:4.86 (2H, s), 4.99 (2H, s), 6.
89 (1H, s), 7.01 (2H,d, J=8.8 Hz), 7.15 (1H, m),
7.19-7.24 (1H, m), 7.52 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.62 (1
H, s), 7.70-7.73 (1H, m), 7.79 (1H, d, J=4.8 Hz),
8.22 (1H, s), 10.18 (1H, s). IR (KBr): 3261, 3053, 2903, 1697, 1603, 1562, 150
8, 1458, 1415, 1367, 1304, 1240, 1172, 1105, 1080,
1057, 1003, 916, 850, 833, 723, 661 cm-1.
【0234】実施例30. 4−[2−[4‐[2‐(1H−イミ
ダゾール−1−イル)エトキシ]フェニル]エチル]‐2−
(2−チエニル)‐1,3‐オキサゾールの製造
【化109】 4−[(E)−2−[4‐[2‐(1H−イミダゾール−1−イル)
エトキシ]フェニル]エテニル]‐2−(2−チエニル)‐1,
3‐オキサゾール(190mg)、10%パラジウム炭素(wet、9
0mg)およびメタノール(50ml)の混合物を4.6kgf/cm2、5
0℃で接触還元した。触媒をろ去後、溶媒を減圧留去
し、結晶を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、
表題化合物(130mg)を無色プリズム晶として得た。 融点111−112℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.78-2.99 (4H, m), 4.19 (2H, t,
J=5.2 Hz), 4.32 (2H, t, J=5.2 Hz), 6.76-6.81 (2H,
m), 7.03-7.14 (5H, m), 7.24 (1H, s), 7.41 (1H, dd,
J=5.2, 1.2 Hz), 7.59 (1H, s), 7.64 (1H, dd, J=3.
8, 1.2 Hz). IR (KBr): 3108, 2930, 1593, 1512, 1240, 912, 743 c
m-1
【0235】実施例31. 4−[(E)−2−[4‐[2‐(1H
−イミダゾール−1−イル)エトキシ]フェニル]エテニ
ル]‐2−(2−チエニル)‐1,3‐オキサゾールの製造
【化110】 塩化[2−(2−チエニル)−1.3−オキサゾール−4−イル]
メチルトリフェニルホスホニウム(2.54g)およびDMF
(20ml)の混合物に、0 ℃で60 %水素化ナトリウム (0.
24g)を加え、室温で1時間攪拌後、4−[2−(1H−イミダ
ゾール−1−イル)エトキシ]ベンズアルデヒド(1.08
g)のテトラヒドロフラン溶液(5ml)を0℃で加えた。
反応液をさらに室温で16時間攪拌した。反応液に水を加
え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を2N水酸化ナトリウ
ム水溶液、水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、クロロホル
ム:メタノール=95:5)で精製し、表題化合物(730m
g)を淡黄色結晶として得た。酢酸エチルより再結晶
し、淡黄色プリズム晶を得た。 融点 143-144℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 4.23 (2H, t, J=4.6 Hz), 4.34 (2
H, t, J=4.6 Hz), 6.76-6.88 (3H, m), 7.04-7.08 (2H,
m), 7.13 (1H, dd, J=4.8, 3.8 Hz), 7.34 (1H,d, J=1
6.0 Hz), 7.42-7.47 (3H, m), 7.61 (2H, s), 7.71 (1
H, dd, J=3.8, 1.2Hz). IR (KBr): 1605, 1508, 1250, 909, 748, 733 cm-1
【0236】実施例32. 4−[(E)−2−[4‐[3‐(1H
−イミダゾール−1−イル)プロポキシ]フェニル]エテニ
ル]‐2−(2−チエニル)‐1,3‐オキサゾールの製造
【化111】 塩化[2−(2−チエニル)−1.3−オキサゾール−4−イル]
メチルトリフェニルホスホニウム(3.33g)、4−[3−(1
H―イミダゾール−1−イル)プロポキシ]ベンズアルデヒ
ド(1.50g)、炭酸カリウム(1.00g)およびDMF(50m
l)の混合物を室温で15時間攪拌した。反応液に塩化[2
−(2−チエニル)−1.3−オキサゾール−4−イル]メチル
トリフェニルホスホニウム(600mg)および炭酸カリウ
ム(180mg)を追加し、室温で15時間攪拌した。反応液
を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水、次い
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー (溶出液、酢酸エチル:メタノール=10
0:1)で精製し、得られた結晶を酢酸エチルより再結晶
し、表題化合物(0.99g)を淡黄色プリズム晶として得
た。 融点 125-126℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.17-2.30 (2H, m), 3.93 (2H, t,
J=5.8 Hz), 4.20 (2H, t, J=6.8 Hz), 6.81 (1H, d, J=
16.0 Hz), 6.85-6.93 (3H, m), 7.07 (1H, m), 7.13 (1
H, dd, J=5.2, 3.6 Hz), 7.35 (1H, d, J=16.0 Hz), 7.
43-7.49 (4H, m),7.61 (1H, s), 7.72 (1H, dd, J=3.6,
1.2 Hz). IR (KBr): 3157, 3103, 2934, 2872, 1603, 1589, 155
0, 1508, 1417, 1386, 1300, 1248, 1174, 1105, 1051,
1032, 1006, 966, 854, 819, 736, 661, 648 cm- 1.
【0237】実施例33. N−[2−(1H−イミダゾール
−1−イル)エチル]−N−メチル−4−[(E)−2−[(2−
チエニル)−1,3−オキサゾール−4−イル]エテニル]ア
ニリンの製造
【化112】 塩化[2−(2−チエニル)−1.3−オキサゾール−4−イル]
メチルトリフェニルホスホニウム(4.52g)、4−[N-[2
−(1H−イミダゾール−1−イル)エチル]-N-メチルア
ミノ]ベンズアルデヒド(1.50g)、炭酸カリウム(1.35
g)およびDMF(50ml)の混合物を室温で24時間攪拌し
た。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液
を飽和重曹水、次い飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチル:
メタノール=50:1)で精製し、得られた結晶を酢酸エチ
ル−ヘキサンより再結晶し、表題化合物(0.71g)を褐
色プリズム晶として得た。 融点 118-119℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.77 (3H, s), 3.70 (2H, t, J=6.0
Hz), 4.16 (2H, t, J=6.0 Hz), 6.63 (2H, d, J=8.8 H
z), 6.76 (1H, d, J=16.2 Hz), 6.91 (1H, t, J=1.2 H
z), 7.09 (1H, s), 7.13 (1H, dd, J=5.2, 3.6 Hz), 7.
32 (1H, d, J=16.2Hz), 7.40-7.46 (4H, m), 7.60 (1H,
s), 7.72 (1H, dd, J=3.6, 1.2 Hz). IR (KBr): 3138, 2910, 1604, 1518, 1419, 1379, 134
2, 1230, 1213, 1184, 1089, 1003, 966, 906, 806, 73
3, 665, 648 cm-1.
【0238】実施例34. 4−[(E)−2−[4‐[2‐(1
H−イミダゾール−1−イル)エチルチオ]フェニル]エ
テニル]‐2−(2−チエニル)‐1,3‐オキサゾールの製
【化113】 塩化[2−(2−チエニル)−1.3−オキサゾール−4−イル]
メチルトリフェニルホスホニウム(7.16g)、4−[[2−
(1H−イミダゾール−1−イル)エチル]チオ]ベンズアル
デヒド(3.0g)、炭酸カリウム(2.14g)およびDMF(5
0ml)の混合物を室温で15時間攪拌した。反応液を水に
注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶
出液、酢酸エチル:メタノール=50:1)で精製し、得ら
れた結晶を酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、表題化
合物(2.43g)を淡褐色プリズム晶として得た。 融点 116-117℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 3.25 (2H, t, J=6.8 Hz), 4.14 (2
H, t, J=6.8 Hz), 6.92-6.93 (2H, m), 6.94 (1H, d, J
=15.8 Hz), 7.06-7.07 (1H, m), 7.14 (1H, ddt,J=4.8,
3.6, 1.0 Hz), 7.31-7.49 (6H, m), 7.66 (1H, s), 7.
73 (1H, dt, J=3.6, 1.0 Hz). IR (KBr): 3146, 3105, 3034, 1593, 1508, 1491, 142
1, 1288, 1228, 1107, 1087, 1005, 964, 906, 848, 81
0, 734, 723, 663 cm-1
【0239】実施例35. 4−[(E)−2−[4−[[2−(1H
−イミダゾール−1−イル)エチル]スルフィニル]フェニ
ル]エテニル]−2−(2−チエニル)−1,3−オキサゾール
の製造
【化114】 4−[(E)−2−[4‐[2‐(1H−イミダゾール−1−イ
ル)エチルチオ]フェニル]エテニル]‐2−(2−チエニ
ル)‐1,3‐オキサゾール(500mg)のテトラヒドロフラ
ン溶液(10ml)に、m−クロロ過安息香酸(280mg)を0
℃で加え、同温で2時間攪拌した。反応液に亜硫酸ナト
リウム水溶液を加え、室温で30分間攪拌した後に酢酸エ
チルで抽出した。抽出液を飽和重曹水、次いで飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を
減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー (溶出液、酢酸エチル−メタノール=10:1)で精製
し、表題化合物(260mg)を得た。アセトン−メタノー
ルより再結晶し、無色プリズム晶を得た。 融点 182-183℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 3.04-3.28 (2H, m), 4.18-4.32 (1
H, m), 4.47-4.63 (1H, m), 6.95-7.09 (3H, m), 7.15
(1H, dd, J=5.0, 3.6 Hz), 7.43 (1H, d, J=15.4Hz),
7.48 (1H, dd, J=5.0, 1.0 Hz), 7.53-7.69 (6H, m),
7.74 (1H, dd, J=3.6, 1.0 Hz). IR (KBr): 3146, 3094, 2959, 1581, 1549, 1508, 149
3, 1423, 1369, 1290, 1240, 1087, 1047, 1030, 968,
906, 850, 817, 706, 648 cm-1.
【0240】実施例36. 4−[(E)−2−[4−[[2−(1H
−イミダゾール−1−イル)エチル]スルホニル]フェニ
ル]エテニル]−2−(2−チエニル)−1,3−オキサゾール
の製造
【化115】 4−[(E)−2−[4‐[2‐(1H−イミダゾール−1−イ
ル)エチルチオ]フェニル]エテニル]‐2−(2−チエニ
ル)‐1,3‐オキサゾール(500mg)のテトラヒドロフラ
ン溶液(10ml)に、m−クロロ過安息香酸(535mg)を0
℃で加え、同温で2時間攪拌した。反応液に亜硫酸ナト
リウム水溶液を加え、室温で30分間攪拌した後に酢酸エ
チルで抽出した。抽出液を飽和重曹水、次いで飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を
減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー (溶出液、酢酸エチル:メタノール=20:1)で精製
し、表題化合物(440mg)を得た。アセトン−メタノー
ルより再結晶し、無色プリズム晶を得た。 融点 197-198℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 3.54 (2H, t, J=7.2 Hz), 4.34 (2
H, t, J=7.2 Hz), 6.85 (1H, s), 7.01 (1H, s), 7.09
(1H, d, J=16.2 Hz), 7.15 (1H, dd, J=5.2, 3.8Hz),
7.40-7.51 (2H, m), 7.64-7.86 (7H, m). IR (KBr): 3153, 3123, 3065, 1581, 1516, 1406, 130
5, 1253, 1238, 1149, 1136, 1105, 1078, 960, 904, 7
92, 736, 665, 576 cm-1
【0241】実施例37. N-[2-(2-ピリジニル)エチル]
-N-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]
エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]ベンジ
ル}アミンの製造
【化116】 4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテ
ニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]ベンジルア
ルデヒド (0.4 g) の塩化メチレン (6 ml) 溶液に、モ
レキュラーシーブス 4A (0.4 g)、2-(ピリジン-2-イ
ル)エチルアミン (0.17 g) および酢酸 (66 mg) を加
え、室温で 1 時間攪拌した。続いて、トリアセトキシ
水素化ホウ素ナトリウム (0.34 g) を加え、室温でさら
に 3 時間攪拌した。反応終了後、反応液に水を加え、
生じた析出物をろ取した。ろ取物を水およびジイソプロ
パノールで洗浄し、残渣を酢酸エチル-ヘキサンより再
結晶を行い表題化合物 (0.35 g) を無色粉末結晶として
得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.98-3.06 (4H, m), 3.77 (2H,
s), 5.03 (2H, s), 6.94 (2H, d, J= 8.7 Hz), 7.02
(1H, d, J= 16.2 Hz), 7.10-7.18 (2H, m), 7.23 (2H,
d, J= 8.7 Hz), 7.55 (1H, d, J= 16.2 Hz), 7.56-7.62
(2H, m), 7.64 (4H,s),7.68 (1H,s), 8.53 (1H, m). IR (KBr): 3302,3156, 1613, 1591, 1514 cm-1.
【0242】実施例38. 4−[[6−(1H−イミダゾール
−1−イルメチル)−2−ナフチルオキシ]メチル]−2−
[(E)−2−フェニルエテニル]−1,3−オキサゾールの製
【化117】 1H−イミダゾール (60 mg)のDMF (5 ml)溶液に室温で
60 %水素化ナトリウム(40mg)を加え、1時間攪拌後、同
温で4-(6-クロロメチル-2-ナフチルオキシメチル)-2-
[(E)-2-フェニルエテニル]-1,3-オキサゾール(280mg)
を加え、90℃で1.5時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、
酢酸エチルとテトラヒドロフランの混合溶媒で抽出し
た。抽出液を水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、得られた
結晶をエタノールより再結晶し、表題化合物 (180 mg)
を無色プリズム晶として得た。 融点 172-173℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 5.16 (2H, s), 5.24 (2H, s), 6.91
-7.00 (2H, m), 7.11 (1H, s), 7.21-7.28 (3H, m), 7.
36-7.40 (3H, m), 7.52-7.61 (5H, m), 7.70-7.77 (3H,
m). IR (KBr): 3119, 2920, 1608, 1506, 1394, 1267, 122
2, 758 cm-1.
【0243】実施例39. 4−[[6−[3−(1H−イミダゾ
ール−1−イル)プロピル]−2−ナフチルオキシ]メチル]
−2−[(E)−2−フェニルエテニル]−1,3−オキサゾール
の製造
【化118】 1H−イミダゾール (110 mg)のDMF (10 ml)溶液に室温
で60 %水素化ナトリウム (70mg)を加え、1時間攪拌後、
同温でメタンスルホン酸3-[6-({2-[(E)-2-フェニルエテ
ニル]-1,3-オキサゾール-4-イル}メトキシ)-2-ナフチ
ル]プロピル(600mg) を加え、90℃で2時間攪拌した。反
応液を水に注ぎ、析出した結晶をろ取して、ジイソプロ
ピルエーテルで洗浄し、表題化合物(455mg)を無色結晶
として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶して無色
プリズム晶を得た。 融点 169-170℃.1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.10-2.30 (2H, m), 2.75 (2H, t,
J=7.5 Hz), 3.96 (2H, t, J=7.0 Hz), 5.15 (2H, s),
6.91-7.00 (3H, m), 7.20-7.61 (11H, m), 7.68-7.73
(3H, m). IR (KBr): 3123, 2945, 1606, 1506, 1444, 1213, 107
6, 819 cm-1.
【0244】実施例40. 4−[[[2−(1H−イミダゾール
−1−イルメチル)−1−ベンゾフラン−6−イル]オキシ]
メチル]−2−((E)−2−フェニルエテニル)−1,3−オキ
サゾールの製造
【化119】 2-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-1-ベンゾフラン-6-
オール(115 mg)のDMF(5 ml)溶液に室温で60 %水素化ナ
トリウム (26mg)を加え、さらに4−クロロメチル−2−
[(E)−2−フェニルエテニル]−1,3−オキサゾール(140
mg) を加え、70−80℃で10分間攪拌した。反応液を氷水
に注ぎ、酢酸で中和し、酢酸エチルで抽出した。抽出液
を水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒
を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー (溶出液、クロロホルム:メタノール=97:3)で精
製し、得られた結晶をジイソプロピルエーテルで洗浄
し、表題化合物(180mg)の結晶を得た。アセトン−ジ
イソプロピルエーテルより再結晶を行い無色プリズム晶
を得た。 融点 156-157℃.1 H-NMR (CDCl3) δ: 5.06 (2H, d, J=1.0 Hz), 5.20 (2
H, s), 6.60 (1H, br s), 6.95 (1H, d, J=16.5 Hz),
6.97 (1H, dd, J=8.5, 2.0 Hz), 7.03 (1H, t, J=1.0 H
z), 7.05-7.10 (2H, m), 7.65-7.30 (8H, m), 7.68 (1
H, br s).
【0245】実施例41. 3-(1H-イミダゾール-1-イル
メチル)-7−[[2−[(E)−2−フェニルエテニル]−1,3−
オキサゾール−4−イル]メトキシ]キノリンの製造
【化120】 3-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)キノリン-7-オ
ール(300mg)、4−クロロメチル−2−[(E)−2−フェニ
ルエテニル]−1,3−オキサゾール(350mg)、炭酸カリ
ウム(180mg)およびDMF(10ml)の混合物を80−90℃で
2時間攪拌した。反応液に水を注ぎ、酢酸エチルで抽出
した。抽出液を水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エ
チル:メタノール=10:1)で精製し、表題化合物(270m
g)を無色結晶として得た。エタノールより再結晶を行
い無色プリズム晶を得た。 融点 182-183℃.1 H-NMR (CDCl3) δ: 5.19 (2H, s), 5.31 (2H, s), 6.9
2-7.00 (2H, m), 7.14 (1H, s), 7.29-7.80 (12H, m),
8.76 (1H, s). IR (KBr): 3047, 1618, 1500, 1334, 1211, 970, 760 c
m-1.
【0246】実施例42. 1-[4-[[2-[(E)-2-(4-トリフ
ルオロメチルフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-
イル]メトキシ]フェニル]-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1
-イル)-1-ブタノンの製造
【化121】 i) 1-(4-ヒドロキシフェニル)-4-(1H-1,2,3-トリアゾー
ル-1-イル)-1-ブタノンの製造 4-ヨード-(4-メトキシフェニル)ブタノン(10.5g)、
1H-1,2,3-トリアゾール(7.15g)、炭酸カリウム(7.15
g)をDMF中室温で一夜攪拌した。反応液を酢酸エチルで
希釈し、水、食塩水で洗浄後、溶媒を減圧留去した。残
留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出液:ヘキサ
ン:酢酸エチル=1:1→酢酸エチル)に付して1-(4-
メトキシフェニル)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)
-1-ブタノン(2.05g)を得た。本品(2.0g)を48%臭化水
素酸(7 mL)中、100℃で20時間攪拌した。冷後、3
0%水酸化ナトリウム水溶液で反応液をpH6に調整し
た。析出結晶をろ取し、水洗後乾燥すると表題化合物
(1.8g)が淡褐色針状晶として得られた。
【0247】ii)1-[4-[[2-[(E)-2-(4-トリフルオロメ
チルフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メ
トキシ]フェニル]-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-
1-ブタノンの製造 1-(4-ヒドロキシフェニル)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-
1-イル)-1-ブタノン(1.4g)、2-[(E)-2-(4-トリフルオロ
メチルフェニル)エテニル]-4-(クロロメチル)-1,3-オキ
サゾール(1.74 g)、炭酸カリウム(1.67 g)をDMF(10m
L)に加え、室温で一夜攪拌した。反応液に水を加え、析
出固体をろ取した。シリカゲルクロマトグラフィー(溶
出液:ジクロルメタン:メタノール=20:1)に付し
て精製し、表題化合物(931 mg)を淡黄色針状晶として
得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.25-2.50 (2H, m), 2.97 (2H, t,
J = 6.6 Hz), 4.53 (2H, t, J = 7.0 Hz), 5.10 (2H,
s), 6.97-7.08 (3H, m), 7.53-7.95 (8H, m), 7.89-7.9
5 (2H, m). IR (KBr): 1682, 1599, 1510, 1325, 1259 cm-1.
【0248】実施例43. 1-[4-[[2-[(E)-2-(4-トリフ
ルオロメチルフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-
イル]メトキシ]フェニル]-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1
-イル)-1-ブタノールの製造
【化122】 1-[4-[[2-[(E)-2-(4-トリフルオロメチルフェニル)エテ
ニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]-4
-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-1-ブタノン(250 mg)
のメタノール-THF混液 (1:2, 30 ml)溶液に0℃で水素
化ホウ素ナトリウム (59 mg) を加え、室温で2時間攪
拌した。反応液に1N塩酸を加えて攪拌した後、1N水酸化
ナトリウム水溶液で中和し、溶媒を減圧留去した。残留
物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出液:ジクロル
メタン:メタノール=20:1)に付して精製した後、
酢酸エチルから再結晶を行い表題化合物 (62 mg)を無色
針状晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.60-2.18 (4H, m), 4.39 (2H, t,
J = 7.6 Hz), 4.58-4.70 (1H, m), 4.99 (2H, s), 6.9
1-7.00 (3H, m), 7.18-7.35 (2H, m), 7.48-7.70(8H,
m). IR (KBr): 1612, 1510, 1327, 1248, 1172 cm-1.
【0249】実施例44. 1-[4-[[2-[(E)-2-(4-ブロモ-
2-フルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]メトキシ]フェニル]-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-
イル)-1-ブタノールの製造
【化123】 (i) 1-[4-[[2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)
エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニ
ル]-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-1-ブタノンの
製造 1-(4-ヒドロキシフェニル)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-
1-イル)-1-ブタノン(300mg)、65%水素化ナトリウム (5
2.8mg)、2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)エテ
ニル]-4-(クロロメチル)-1,3-オキサゾール(452 mg)を
用いて実施例10-(ii)と同様の反応を行い表題化合物 (1
99 mg)を無色粉末晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.30-2.43 (2H, m), 2.97 (2H, t,
J = 6.6 Hz), 4.53 (2H, t, J = 7.0 Hz), 5.10 (2H,
s), 6.99-7.08 (3H, m), 7.28-7.71 (7H, m), 7.89-7.9
4 (2H, m). IR (KBr): 1674, 1601, 1481, 1267, 1173 cm-1.
【0250】(ii) 1-[4-[[2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フル
オロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メ
トキシ]フェニル]-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-
1-ブタノールの製造 1-[4-[[2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)エテ
ニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]-4
-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-1-ブタノン (150 m
g)のメタノール-THF混液 (2:3; 25 ml)溶液に0℃で水素
化ホウ素ナトリウム(24.4 mg) を加え、室温で3時間攪
拌した。反応液に1N塩酸を加えて攪拌後、1N水酸化ナト
リウム水溶液を加え、溶媒を減圧留去した。残渣を水、
次いでジイソプロピルエーテルで洗浄後、酢酸エチル-
ヘキサンで再結晶を行い表題化合物 (102 mg)を無色針
状晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.63-2.08 (4H, m), 4.43 (2H, t,
J = 7.0 Hz), 4.64-4.72 (1H, m), 5.03 (2H, s), 6.9
5-7.07 (3H, m), 7.21-7.69 (9H, m). IR (KBr): 1599, 1512, 1483, 1248, 1217 cm-1.
【0251】実施例45. 4-[2-(ヒドロキシメチル)-1H
-イミダゾール-1-イル]-1-[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサ
ゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]-1-ブタノールの製
【化124】 (i) 1-ブロモ-4-(メトキシメトキシ)-2-メチルベンゼン
の製造 4-ブロモ-3-メチルフェノール (10. 0 g)のアセトン (2
00 ml)溶液に炭酸カリウム (11.1 g)、クロロメチルメ
チルエーテル (5.68 ml)を加え、室温で17時間攪拌し
た。反応液を濾過し、濾液を濃縮後、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー (溶出液、ヘキサン:酢酸エ
チル=50:1)で精製し、表題化合物 (12.4 g)を無色油状
物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.36 (3H, s), 3.47 (3H, s), 5.1
4 (2H, s), 6.75 (1H, dd, J = 3.0, 8.8 Hz), 6.93 (1
H, d, J = 3.0 Hz), 7.40 (1H, d, J = 8.8 Hz).IR (KB
r): 1478, 1238, 1155, 1082, 1022 cm-1.
【0252】(ii) 4-ヒドロキシ-1-[4-(メトキシメトキ
シ)-2-メチルフェニル]-1-ブタノンの製造 1-ブロモ-4-(メトキシメトキシ)-2-メチルベンゼン (50
0 mg)のTHF (15 ml)溶液に-78℃でn-ブチルリチウムの
ヘキサン溶液 (1.6M; 1.49 ml)を滴下し、同温度で30分
間攪拌後、γ-ブチロラクトン (0.830 ml)を滴下し、同
温度で1時間攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エチル
で抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー (溶出液、ヘキサン:酢酸エチル=
3:1→2:1)で精製し、表題化合物 (237 mg)を無色油状物
として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.84 (1H, br s), 1.94-2.04 (2H,
m), 2.53 (3H, s), 3.04 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.47
(3H, d, J = 0.9 Hz), 3.72-3.73 (2H, m), 5.03(2H,
d, J = 0.9 Hz), 6.88-6.90 (2H, m), 7.73 (1H, d, J
= 9.3Hz). IR (KBr): 1674, 1603, 1242, 1155, 992 cm-1.
【0253】(iii) 4-ヒドロキシ-1-(4-ヒドロキシ-2-
メチルフェニル)-1-ブタノンの製造 4-ヒドロキシ-1-[4-(メトキシメトキシ)-2-メチルフェ
ニル]-1-ブタノン(510 mg)のTHF (5 ml)溶液に4N塩酸
(5 ml)を加え、40℃で3時間攪拌した。反応液を酢酸エ
チルで抽出し、水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、ヘキサ
ン:酢酸エチル=1:1)で精製し、表題化合物 (291 mg)を
無色アモルファスとして得た。1 H-NMR (CDCl3+CD3OD) δ: 1.90-1.99 (2H, m), 2.49
(3H, s), 3.01 (2H, t, J= 6.6 Hz), 3.68 (2H, d, J =
5.7 Hz), 6.64-6.67 (2H, m), 7.69 (1H, d, J= 9.3H
z). IR (KBr): 1653, 1603, 1260, 1204, 1055 cm-1.
【0254】(iv) 4-ヒドロキシ-1-[2-メチル-4-[[2-
[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]-1-ブタ
ノンの製造4-ヒドロキシ-1-(4-ヒドロキシ-2-メチルフ
ェニル)-1-ブタノン(250 mg)、水素化ナトリウム (52.4
mg)、4-(クロロメチル)-2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメ
チル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール (370 mg)
を用いて実施例10-(ii)と同様の反応を行い表題化合物
(257 mg)を無色粉末晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.84 (1H, t, J = 5.4 Hz), 1.94-
2.03 (2H, m), 2.55 (3H, s), 3.05 (2H, t, J = 6.9 H
z), 3.70-3.76 (2H, m), 5.08 (2H, d, J = 0.6Hz), 6.
85-6.86 (2H, m), 7.01 (1H, d, J = 16.5 Hz), 7.53-
7.79 (7H, m). IR (KBr): 1325, 1248, 1169, 1127, 1069 cm-1.
【0255】(v) 酢酸4-[[tert-ブチル(ジメチル)シリ
ル]オキシ]-4-[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]メトキシ]フェニル]ブチルの製造 4-ヒドロキシ-1-[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフル
オロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-
イル]メトキシ]フェニル]-1-ブタノン (249 mg)のピリ
ジン (3 ml)溶液に無水酢酸 (158 μl)を加え、室温で1
6時間攪拌した。反応液を濃縮後、残渣をメタノール-TH
F混液 (5:2; 14 ml)に溶解し、水素化ホウ素ナトリウム
(78.0 mg)を用いて実施例44-(ii)と同様の反応を行
い、酢酸4-ヒドロキシ-4-[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサ
ゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチルの粗生成物
(251 mg)を無色アモルファスとして得た。本品 (251 m
g)のDMF (3 ml)溶液にイミダゾール (135 mg)、tert-ブ
チルジメチルクロロシラン (273 mg)を加え、室温で16
時間攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出
し、水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー (溶出液、ヘキサン:酢酸エ
チル=8:1)で精製し、表題化合物 (266 mg)を無色油状物
として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: -0.01(6H, s), 0.87 (9H, s), 1.5
7-1.65 (4H, m), 2.03 (3H, s), 2.28 (3H, s), 4.06
(2H, t, J = 5.8 Hz), 4.82 (1H, t, J = 6.9 Hz), 5.0
1 (2H, s), 6.73-6.84 (2H, m), 7.02 (1H, d, J = 16.
6 Hz), 7.35 (1H,d, J = 8.4 Hz), 7.51-7.68 (6H, m). IR (KBr): 1738, 1325, 1252, 1128, 1069 cm-1.
【0256】(vi) 1-[4-ヒドロキシ-4-[2-メチル-4-[[2
-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]-
1H-イミダゾール-2-カルバルデヒドの製造 酢酸4-[[tert-ブチル(ジメチル)シリル]オキシ]-4-[2-
メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェ
ニル]ブチル (256 mg)のメタノール (4 ml)溶液に炭酸
カリウム (175 mg)を加え、室温で4時間攪拌した。反応
液に水を加え、酢酸エチル-イソプロピルエーテル混液
で抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。溶媒を減圧して4-[[ tert-ブチル(ジメチ
ル)シリル]オキシ]-4-[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾー
ル-4-イル]メトキシ]フェニル]ブタン-1-オールの粗生
成物 (224 mg)を無色油状物として得た。本品 (221 mg)
の酢酸エチル (5 ml)溶液に0 ℃でトリエチルアミン (8
2.3μl)、メタンスルホニルクロリド (45.7 μl)を加
え、0 ℃で1時間攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エ
チルで抽出し、飽和重曹水、次いで飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去
してメタンスルホン酸4-[[tert-ブチル(ジメチル)シリ
ル]オキシ]-4-[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]メトキシ]フェニル]ブチルの粗生成物を得た。本
品、2-ホルミルイミダゾール (39.7 mg)、炭酸カリウム
(54.3 mg)、ヨウ化ナトリウム (58.9 mg)のDMF (4 ml)
溶液を70 ℃で18時間加熱した。反応液に水を加え、酢
酸エチルで抽出し、水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧して1-[4-
[[ tert-ブチル(ジメチル)シリル]オキシ]-4-[2-メチル
-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテ
ニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]ブ
チル]-1H-イミダゾール-2-カルバルデヒドの粗生成物
(251 mg)を無色油状物として得た。本品 (244 mg)のTHF
(3 ml)溶液にテトラブチルアンモニウムフロオリドのT
HF溶液 (1.0 M; 1.18 ml)を加え、室温で20時間攪拌し
た。反応液に飽和塩化アンモニウム水を加え、酢酸エチ
ルで抽出し、水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、ヘキサ
ン:酢酸エチル=1:3)で精製し、表題化合物 (151 mg)を
無色アモルファスとして得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.69-2.00 (4H, m), 2.29 (3H,
s), 4.44 (2H, t, J = 7.2Hz), 4.88-4.92 (1H, m), 5.
00 (2H, d, J = 0.6 Hz), 6.76 (1H, d, J = 2.4Hz),
6.84 (1H, dd, J = 2.4, 8.4 Hz), 7.00 (1H, d, J = 1
6.5 Hz), 7.15 (1H, s), 7.35 (1H, d, J = 8.4 Hz),
7.51-7.67 (7H, m), 9.77 (1H, d, J = 0.9Hz). IR (KBr): 1688, 1325, 1165, 1125, 1067 cm-1.
【0257】(vii) 4-[2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミ
ダゾール-1-イル]-1-[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリ
フルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール
-4-イル]メトキシ]フェニル]-1-ブタノールの製造 1-[4-ヒドロキシ-4-[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリ
フルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール
-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]-1H-イミダゾール-
2-カルバルデヒド (141 mg)、水素化ホウ素ナトリウム
(25.4 mg)を用いて実施例44-(ii)と同様の反応を行い、
表題化合物 (91.1 mg)を無色アモルファスとして得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.69-2.02 (4H, m), 2.28 (3H,
s), 4.06 (2H, t, J = 6.8Hz), 4.64 (2H, s), 4.88 (1
H, t, J = 7.0 Hz), 5.00 (2H, s), 6.76-6.85 (4H,
m), 6.99 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.36 (1H, d, J = 8.
4 Hz), 7.50-7.68 (6H, m). IR (KBr): 1325, 1167, 1125, 1069, 758 cm-1.
【0258】実施例46. [1-[3-[2-メチル-4-[[2-[(E)
-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-
オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェノキシ]プロピル]-
1H-イミダゾール-2-イル]メタノールの製造
【化125】 (i) 4-[[tert-ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ]-2-メ
チルフェノールの製造メチルヒドロキノン (8.4 g) の
ジメチルホルムアミド (80 ml) 溶液にイミダゾール
(4.9 g) およびtert-ブチルクロロジフェニルシラン (1
7.4 ml) を加え、氷冷下で 3 時間攪拌した。反応終了
後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を
減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー (溶出液、酢酸エチル : ヘキサン=1 : 10) で精製
し、表題化合物 (12.0 g) を淡黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.08 (9H, s), 2.11 (3H, s), 6.3
2 (1H, br s), 7.26-7.43 (10H, m), 7.62-7.68 (3H,
m). IR (KBr): 3140,1522, 1488, 1256, 1160 cm -1.
【0259】(ii) tert-ブチル[4-(3-クロロプロポキ
シ)-3-メチルフェノキシ]ジフェニルシランの製造 4-[[tert-ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ]-2-メチル
フェノール (10.6 g) のアセトン (250 ml) 溶液に、炭
酸カリウム(8.9 g)および 1-ブロモ-3-クロロプロパ
ン(6.4 ml)を加え 20 時間加熱還流した。反応終了
後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を
減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー (溶出液、酢酸エチル : ヘキサン=1 : 15) で精製
し、表題化合物 (10.0 g) を淡黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.08 (9H, s), 2.11 (3H, s), 2.1
8-2.20 (2H, m), 3.74 (2H, t, J = 6.2 Hz), 4.09 (2
H, t, J = 6.0 Hz), 7.26-7.43 (10H, m), 7.62-7.68
(3H, m). IR (KBr): 2976,1675, 1488, 1435, 1264 cm
-1.
【0260】(iii) [1-[3-[4-[[tert-ブチル(ジフェニ
ル)シリル]オキシ]-2-メチルフェノキシ]プロピル]-1H-
イミダゾール-2-イル]メタノールの製造 tert-ブチル[4-(3-クロロプロポキシ)-3-メチルフェノ
キシ]ジフェニルシラン (10.0 g) のジメチルホルムア
ミド (15 ml) 溶液に 2-ホルミルイミダゾール(2.6
g)、ヨウ化ナトリウム(4.1 g)および炭酸カリウム
(3.8 g)を加え、70 ℃で 15 時間加熱した。反応終了
後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、水、飽和
食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶
媒を減圧留去後、得られた粗アルデヒドを精製すること
なく次の反応に用いた。上記粗アルデヒドのメタノール
(80 ml) 溶液に、氷冷下、水素化ホウ素ナトリウム
(0.43 g) を加え 15 分間攪拌した。反応終了後、反応
液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出
液、酢酸エチル : ヘキサン=1 : 1) で精製し、表題化
合物 (9.5 g) を淡黄色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.08 (9H, s), 2.11 (3H, s), 2.1
5-2.23 (2H, m), 3.80 (2H, t, J = 5.4 Hz), 4.20 (2
H, t, J = 7.0 Hz), 4.63 (2H, br s), 6.42 (2H,d, J
= 1.4 Hz), 6.65 (1H, br s), 6.82 (1H, d, J = 1.4 H
z), 6.89 (1H, d,J = 1.4 Hz), 7.26-7.42 (6H, m), 7.
68-7.73 (4H, m). IR (KBr): 3136,1499, 1474, 1427,
1219 cm-1.
【0261】(iv) 4-[3-[2-[(ヒドロキシメチル)-1H-イ
ミダゾール-1-イル]プロポキシ]-3-メチルフェノールの
製造 [1-[3-[4-[[tert-ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ]-2
-メチルフェノキシ]プロピル]-1H-イミダゾール-2-イ
ル]メタノール (5.0 g)のテトラヒドロフラン (80 m
l) 溶液に、テトラ-n-ブチルアンモニウムクロライド
(13.0 ml) を加え、室温で 15 時間攪拌した。反応終了
後、反応溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチル : メタノール=
10 : 1) で精製し、表題化合物 (2.1 g) を白色粉末結
晶として得た。1 H-NMR (d6-DMSO) δ: 2.11 (3H, s), 2.10-2.16 (2H,
m), 3.80 (2H, t, J = 6.0 Hz), 4.17 (2H, t, J = 6.9
Hz), 4.44 (2H, d, J = 5.7 Hz), 5.26 (1H, t,J = 5.
7 Hz), 6.48 (1H, dd, J = 2.4, 9.3 Hz), 6.55 (1H,
d, J = 2.4 Hz),6.66 (1H, d, J = 9.3 Hz), 6.78 (1H,
s), 7.10 (1H, s), 8.79 (1H, s). IR (KBr): 3142,1
491, 1473, 1223, 1022 cm-1.
【0262】(v) [1-[3-[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサ
ゾール-4-イル]メトキシ]フェノキシ]プロピル]-1H-イ
ミダゾール-2-イル]メタノールの製造 4-[3-[2-[(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-1-イ
ル]プロポキシ]-3-メチルフェノール (0.50 g)のジメ
チルホルムアミド (7 ml) 溶液に、氷冷下、 60%油性
水素化ナトリウム (74 mg) を加え室温で 20 分間攪拌
した。氷冷下、 反応溶液に 4-(クロロメチル)-2-[(E)-
2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オ
キサゾール(0.55 g)を加え室温で 5 時間攪拌した。
反応終了後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー (溶出液、酢酸エチル : メタノール=10 :
1) で精製し、表題化合物 (0.52 g) を白色粉末結晶と
して得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.25 (3H, s), 2.25-2.30 (2H,
m), 3.90 (2H, t, J = 5.4Hz), 4.25 (2H, t, J = 6.6
Hz), 4.68 (2H, s), 4.98 (2H, s), 6.65-6.86 (3H,
m), 6.88 (1H, d, J = 1.0 Hz), 6.93 (1H, d, J = 1.0
Hz), 7.01 (1H, d,J = 16.4 Hz), 7.55 (1H, d, J = 1
6.4 Hz), 7.64 (4H, s), 7.67 (1H, s). IR(KBr): 334
3,1501, 1325, 1219, 1069 cm-1.
【0263】実施例47. [1-[3-[4-[[2-[(E)-2-(4-ブ
ロモ-2-フルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール
-4-イル]メトキシ]-2-メチルフェノキシ]プロピル]-1H-
イミダゾール-2-イル]メタノールの製造
【化126】 4-[3-[2-[(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-1-イ
ル]プロポキシ]-3-メチルフェノール (0.40 g)、60%
油性水素化ナトリウム (59 mg) および 2-[(E)-2-[4-
ブロモ-2-フルオロメチル]エテニル]-4-(クロロメチル)
-1,3-オキサゾール(0.48 g)を用いて、実施例 46-(v)
と同様の反応を行い表題化合物 (0.43 g)を白色粉末結
晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.25 (3H, s), 2.25-2.30 (2H,
m), 3.89 (2H, t, J = 5.4Hz), 4.25 (2H, t, J = 6.8
Hz), 4.68 (2H, s), 4.98 (2H, s), 6.65-6.86 (3H,
m), 6.89 (1H, d, J = 1.0 Hz), 6.94 (1H, d, J = 1.0
Hz), 7.04 (1H, d,J = 16.4 Hz), 7.26-7.47 (3H, m),
7.57 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.66 (1H, s). IR (KB
r): 3136,1505, 1480, 1223, 1034 cm-1.
【0264】実施例48. [1-[3-[[2-メチル-4-[[2-
[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェノキシ]アミ
ノ]プロピル]-1H-イミダゾール-2-イル]メタノールの製
【化127】 (i) ベンジル 4-ヒドロキシ-2-メチルフェニルカルバメ
ートの製造 4-アミノ-3-メチルフェノール (25.0 g) のジエチルエ
ーテル(900 ml) 溶液に、氷冷下、クロロギ酸ベンジル
(14.5 ml) のジエチルエーテル(100 ml) 溶液を加え、
室温で 18 時間攪拌した。反応終了後、反応液をセライ
トろ過し、溶媒を減圧留去して、表題化合物 (26.0 g)
を茶色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.14 (3H, s), 5.20 (2H, s), 6.3
4 (1H, br s), 6.50-6.60 (3H, m), 7.21 (1H, br s),
7.39 (5H, br s). IR (KBr): 3268,1692, 1510,1453,
1217 cm-1.
【0265】(ii) ベンジル 4-(メトキシメトキシ)-2-
メチルフェニルカルバメートの製造 ベンジル 4-ヒドロキシ-2-メチルフェニルカルバメート
(15.0 g) のアセトン (200 ml) 溶液に炭酸カリウム
(15.0 g) およびクロロメチルメチルエーテル (5.3 m
l)を加え、18 時間加熱還流した。反応終了後、反応液
に水を加え、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出
液、酢酸エチル: ヘキサン=1 : 5) で精製し、表題化合
物 (9.3 g) を茶色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.21 (3H, s), 3.21 (3H, s), 3.4
6 (3H, s), 5.13 (2H, s), 5.18 (2H, s), 6.85-6.89
(3H, m), 7.33-7.39 (5H, m), 7.58 (1H, br s).IR (KB
r): 3312,1707, 1526, 1217, 1026 cm-1.
【0266】(iii) ベンジル 3-[2-(ヒドロキシメチル)
-1H-イミダゾール-1-イル]プロピル[4-(メトキシメトキ
シ)-2-メチルフェニル]カルバメートの製造 ベンジル 4-(メトキシメトキシ)-2-メチルフェニルカル
バメート (8.8 g) のジメチルホルムアミド(150 ml) 溶
液に、氷冷下、60% 油性水素化ナトリウム (1.4 g) を
加え室温で 20 分間攪拌した。氷冷下、 反応溶液に 1-
ブロモ-3-クロロプロパン(3.8 ml)を加え室温で 3 時
間攪拌した。反応終了後、反応液に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチル : ヘキ
サン=1 : 5) で精製し、ベンジル 3-クロロプロピル[4-
(メトキシメトキシ)-2-メチルフェニル]カルバメート
(1.0 g) を淡黄色粉末結晶として得た。ベンジル 3-ク
ロロプロピル[4-(メトキシメトキシ)-2-メチルフェニ
ル]カルバメート (1.0 g) 、2-ホルミルイミダゾール
(0.31 g)、ヨウ化ナトリウム(0.48g)および炭酸カ
リウム(0.44 g)ならびに水素化ホウ素ナトリウム (49
mg) を用いて、実施例 46-(iii) と同様の反応を行い
表題化合物 (0.8 g) を淡黄色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.03 (3H, s), 2.02-2.15 (2H,
m), 3.33 (1H, m), 3.46 (3H, s), 3.84 (1H, m), 3.95
-4.09 (2H, m), 4.54 (2H, br s), 5.01-5.13 (2H,m),
5.14 (2H, s), 6.76-7.00 (6H, m), 7.13-7.34 (4H,
m). IR (KBr): 3112,1696, 1505, 1454, 1013 cm-1.
【0267】(iv) ベンジル 3-[2-(ヒドロキシメチル)-
1H-イミダゾール-1-イル]プロピル[4-ヒドロキシ-2-メ
チルフェニル]カルバメートの製造 ベンジル 3-[2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-1
-イル]プロピル[4-(メトキシメトキシ)-2-メチルフェニ
ル]カルバメート(8.0 g)のテトラヒドロフラン(100 m
l) 溶液に、2N 塩酸 (80 ml) 水溶液を加え室温で24 時
間攪拌した。反応終了後、氷冷下、2N 水酸化ナトリウ
ム水溶液を加え中和した。反応溶液にトルエンを加え減
圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出液、酢酸エチル : メタノール=9 : 1) で精製
し、表題化合物 (6.7 g) を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.98 (3H, s), 1.98-2.05 (2H,
m), 3.26 (1H, m), 3.80 (1H, m), 3.84-4.01 (2H, m),
4.53 (2H, br s), 4.97-5.15 (2H, m), 6.54-6.65(2H,
m), 6.79 (3H, br s), 7.15-7.34 (6H, m). IR (KBr):
3031,1682, 1505, 1456, 1300 cm-1.
【0268】(v) ベンジル 3-[2-(ヒドロキシメチル)-1
H-イミダゾール-1-イル]プロピル[2-メチル-4-[[2-[(E)
-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-
オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]カルバメート
の製造 ベンジル 3-[2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-1
-イル]プロピル[4-ヒドロキシ-2-メチルフェニル]カル
バメート(0.78 g)、60% 油性水素化ナトリウム (76
mg) および 4-(クロロメチル)-2-[(E)-2-[4-(トリフル
オロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール(0.
57 g)を用いて、実施例 46-(v) と同様の反応を行い表
題化合物 (0.57 g) を淡黄色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.05 (3H, s), 2.03-2.10 (2H,
m), 3.35 (1H, m), 3.86 (1H, m), 3.91-4.10 (2H, m),
4.56-4.59 (2H, m), 5.02 (2H, br s), 5.07-5.17(2H,
m), 6.66-6.86 (6H, m), 7.03 (1H, d, J = 16.6 Hz),
7.17-7.37 (4H, m) , 7.55 (1H, d, J = 16.6 Hz) ,
7.64 (4H, s) , 7.69 (1H, s). IR (KBr): 3028,1684,
1536, 1420, 1223 cm-1.
【0269】(vi) [1-[3-[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサ
ゾール-4-イル]メトキシ]フェノキシ]アミノ]プロピル]
-1H-イミダゾール-2-イル]メタノールの製造 ベンジル 3-[2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-1
-イル]プロピル[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフル
オロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-
イル]メトキシ]フェニル]カルバメート(0.2 g)に、6N
塩酸 (3 ml) 水溶液を加え1 時間加熱還流した。反応
終了後、氷冷下、水酸化ナトリウムを加え中和し、クロ
ロホルムで抽出した。減圧下溶媒を留去し、得られた結
晶を酢酸エチル-へキサンから再結晶して、表題化合物
(80 mg) を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.14 (3H, s), 2.11-2.17 (2H,
m), 3.13 (2H, t, J = 6.0Hz), 4.16 (2H, t, J = 6.3
Hz), 4.69 (2H, s), 4.96 (2H, s), 6.48 (1H, d,J =
8.4 Hz), 6.75-6.80 (2H, m), 6.89 (1H, d, J = 1.2 H
z), 6.93 (1H, d,J = 1.2 Hz), 7.01 (1H, d, J = 16.5
Hz) , 7.53 (1H, d, J = 16.5 Hz) , 7.62 (4H, s) ,
7.65 (1H, s). IR (KBr): 3362,3100, 1514, 1325, 11
67 cm-1.
【0270】実施例49. N-[3-[2-(ヒドロキシメチル)
-1H-イミダゾール-1-イル]プロピル]-N-[2-メチル-4-
[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]アセ
トアミドの製造
【化128】 [1-[3-[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メト
キシ]フェノキシ]アミノ]プロピル]-1H-イミダゾール-2
-イル]メタノール (60 mg) の塩化メチレン (2 ml) 溶
液に、ピリジン(50 μl)および無水酢酸 (34 μl)
を加え、室温で 10 時間攪拌した。反応終了後、反応
溶液にトルエンを加え減圧留去し、粗ビスアセテートを
得た。上記粗ビスアセテートのメタノール (2 ml) 溶液
に、炭酸カリウム (48 mg) を加え室温で1 時間攪拌し
た。反応終了後、反応溶液をセライトろ過し、ろ液を減
圧下留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー (溶出液、クロロホルム : メタノール=95 : 5) で
精製し、表題化合物 (35 mg) を白色粉末結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.76 (3H, s), 1.97-2.13 (2H,
m), 2.19 (3H, s), 3.10 (1H, m), 4.06-4.24 (3H, m),
4.63 (2H, br s), 5.03 (3H, s), 7.01 (1H, d, J= 1
6.2 Hz), 6.83-7.02 (5H, m), 7.55 (1H, d, J = 16.2
Hz), 7.63 (4H, s), 7.70 (1H, s). IR (KBr): 3123,1
651, 1502, 1325, 1167 cm-1.
【0271】実施例50. [1-[3-[4-[[2-[(E)-2-[2-フ
ルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,
3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチルフェノキ
シ]プロピル]-1H-イミダゾール-2-イル]メタノールの製
【化129】 4-[3-[2-[(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-1-イ
ル]プロポキシ]-3-メチルフェノール (0.30 g)、60%
油性水素化ナトリウム (44 mg) および 4-(クロロメチ
ル)-2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール(0.35 g)を用い
て、実施例 46-(v) と同様の反応を行い表題化合物 (0.
29 g) を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.25 (3H, s), 2.21-2.30 (2H,
m), 3.90 (2H, t, J = 5.8Hz), 4.25 (2H, t, J = 7.0
Hz), 4.67 (2H, s), 4.98 (2H, s), 6.65-6.79 (2H,
m), 6.84-6.93 (3H, m), 7.13 (1H, d, J = 16.8 Hz),
7.35-7.46 (2H, m),7.60-7.71 (3H, m). IR (KBr): 332
6,1501, 1429, 1333, 1219 cm-1.
【0272】実施例51. [1-[2-[[2-メチル-4-[[2-
[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]ベンジル]オキシ]
エチル]-1H-イミダゾール-2-イル]メタノールの製造
【化130】 (i) 4-メトキシ-2-メチルベンズアルデヒドの製造 2-ブロモ-5-メトキシトルエン (5.0 g) のテトラヒドロ
フラン (80 ml) 溶液に、-78 ℃でブチルリチウム (1.6
M ヘキサン溶液:19.1 ml) を加え 30 分間攪拌した。
続いてジメチルホルムアミド (3.9 ml) 溶液を加え同温
で 1 時間攪拌した。反応終了後、反応液に水を加え、
酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチル
: ヘキサン=1 : 7) で精製し、表題化合物 (3.2 g) を
淡黄色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.65 (3H, s), 3.87 (3H, s), 6.7
4 (1H, d, J = 2.6 Hz),6.84 (1H, dd, J = 2.6, 8.6 H
z), 7.75 (1H, d, J = 8.6 Hz), 10.11 (1H, s). IR (K
Br): 1688,1599, 1566, 1499, 1250 cm-1.
【0273】(ii) 4-ヒドロキシ-2-メチルベンズアルデ
ヒドの製造 4-メトキシ-2-メチルベンズアルデヒド (3.0 g) の塩化
メチレン (40 ml)溶液に、氷冷下、三臭化ホウ素 (0.
7 M 塩化メチレン溶液:36 ml) を加え 3 日間攪拌し
た。反応終了後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出
し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー (溶出液、酢酸エチル : ヘキサン=1 :
4) で精製し、表題化合物 (1.9 g) を淡黄色粉末結晶と
して得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.64 (3H, s), 6.29 (1H, br s),
6.72 (1H, d, J = 2.6 Hz), 6.81 (1H, dd, J = 2.6,
8.2 Hz), 7.73 (1H, d, J = 8.2 Hz), 10.09 (1H,s). I
R (KBr): 3130,1680, 1561, 1305, 1205 cm-1.
【0274】(iii) 2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフ
ルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4
-イル]メトキシ]ベンズアルデヒドの製造 4-ヒドロキシ-2-メチルベンズアルデヒド (1.1 g) のジ
メチルホルムアミド (20ml) 溶液に、 4-(クロロメチ
ル)-2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテ
ニル]-1,3-オキサゾール(2.3 g)、ヨウ化ナトリウム
(1.5 g)および炭酸カリウム(1.7 g)を加え、40 ℃
で 12 時間加熱した。反応終了後、反応液に水を加え、
酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチル
: ヘキサン=1 : 4) で精製し、表題化合物 (1.4 g) を
淡黄色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.66 (3H, s), 5.10 (2H, s), 6.8
5 (1H, d, J = 2.7 Hz),6.94 (1H, dd, J = 2.7, 8.7 H
z), 7.01 (1H, d, J = 16.5 Hz), 7.55 (1H, d,J = 16.
5 Hz), 7.63 (4H, s), 7.70 (1H, s), 7.76 (1H, d, J
= 8.7 Hz), 10.12 (1H, s). IR (KBr): 1674,1599, 13
27, 1252, 1175 cm-1.
【0275】(iv) [2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフ
ルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4
-イル]メトキシ]フェニル]メタノールの製造 2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェ
ニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]ベ
ンズアルデヒド (1.0 g) のメタノール (20 ml)溶液
に、氷冷下、水素化ホウ素ナトリウム (40 mg) を加え
15 分間攪拌した。反応終了後、反応液に水を加え、減
圧下溶媒を留去した。残渣を酢酸エチルで抽出し、水、
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー (溶出液、酢酸エチル :ヘキサン=1 : 1)
で精製し、表題化合物 (0.95 g) を無色粉末結晶として
得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.37 (3H, s), 4.65 (2H, s), 5.0
3 (2H, s), 6.78-6.84 (2H, m), 7.02 (1H, d, J = 16.
4 Hz), 7.25 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.55 (1H, d, J =
16.4 Hz), 7.63 (4H, s), 7.68 (1H, s). IR (KBr): 34
25,1605, 1510,1327, 1127 cm-1.
【0276】(v) tert-ブチル[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2
-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オ
キサゾール-4-イル]メトキシ]ベンジル]オキシ]アセテ
ートの製造 [2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェ
ニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フ
ェニル]メタノール (0.27 g) のトルエン (4 ml) およ
び 50% 水酸化ナトリウム (1 ml) 混合溶液に、ブロモ
酢酸-tert-ブチル(205 μl) および硫酸水素テトラブチ
ルアンモニウム (24 mg) を加え 15 時間攪拌した。反
応終了後、氷冷下、3N 塩化水素水溶液で中和し、減圧
下溶媒を留去した。残渣を酢酸エチルで抽出し、水、飽
和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー (溶出液、酢酸エチル : ヘキサン=1 : 3) で
精製し、表題化合物 (0.28 g)を無色粉末結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.48 (9H, s), 2.38 (3H, s), 3.9
7 (2H, s), 4.57 (2H, s), 5.03 (2H, s), 6.77-6.84
(2H, m), 7.01 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.24 (1H,d, J
= 8.4 Hz), 7.55 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.64 (4H,
s), 7.68 (1H, s). IR (KBr): 1748,1615, 1505, 1325, 1167 cm-1.
【0277】(vi) 2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾー
ル-4-イル]メトキシ]ベンジル]オキシ]エタノールの製
造 tert-ブチル[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]メトキシ]ベンジル]オキシ]アセテート (0.4 g) の
テトラヒドロフラン (10 ml) 溶液に、氷冷下、水素化
リチウムアルミニウム (21 mg) を加え 30 分間攪拌し
た。反応終了後、氷冷下、反応溶液に適量の水を加え室
温で 15分間攪拌した。反応溶液をセライトろ過し、ろ
液を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー (溶出液、酢酸エチル : ヘキサン=1 : 1) で精
製し、表題化合物 (0.32 g) を無色粉末結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.35 (3H, s), 3.57-3.64 (2H,
m), 3.76 (2H, t, J = 4.0Hz), 4.50 (2H, s), 5.03 (2
H, s), 6.77-6.85 (2H, m), 7.01 (1H, d, J = 16.4 H
z), 7.22 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.55 (1H, d, J = 16.
4 Hz), 7.63 (4H, s), 7.68 (1H, s). IR (KBr): 336
6,1615, 1505, 1325, 1123 cm-1.
【0278】(vii) [1-[2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4
-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサ
ゾール-4-イル]メトキシ]ベンジル]オキシ]エチル]-1H-
イミダゾール-2-イル]メタノールの製造 2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキ
シ]ベンジル]オキシ]エタノール (0.2 g) の塩化メチレ
ン (4 ml) 溶液に、氷冷下、トリエチルアミン (0.1 m
l) および塩化メタンスルホニル (45 μl) を加え 15
分間攪拌した。反応終了後、反応液に水を加え、酢酸エ
チルで抽出し、水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、得られた粗メ
シレートを精製することなく次の反応に用いた。上記粗
メシレート、2-ホルミルイミダゾール(54 mg)、ヨウ
化ナトリウム(84mg)および炭酸カリウム(80 mg)な
らびに水素化ホウ素ナトリウム (10 mg) を用いて、実
施例 46-(iii) と同様の反応を行い表題化合物 (0.1 g)
を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.20 (3H, s), 3.71 (2H, t, J =
5.0 Hz), 4.18 (2H, t,J = 5.0 Hz), 4.43 (2H, s), 4.
66 (2H, s), 5.02 (2H, s), 6.73-6.81 (2H, m), 6.92-
6.97 (2H, m), 7.01 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.09 (1H,
d, J = 8.0 Hz), 7.55 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.64
(4H, s), 7.68 (1H, s). IR (KBr): 3431,1611, 1505,
1325, 1125 cm-1.
【0279】実施例52. [1-[2-[[2-メチル-4-[2-[2-
[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾール-4-イル]エチル]ベンジル]アミノ]エ
チル]-1H-イミダゾール-2-イル]メタノールの製造
【化131】 [1-(2-アミノエチル)-1H-イミダゾール-2-イル]メタノ
ール (0.14 g) の塩化メチレン (6 ml) 溶液に、2-メチ
ル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エ
テニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]ベンズア
ルデヒド (0.3 g)、 4A モレキュラーシーブ (0.3 g)、
酢酸 (47 mg) を加え、室温で 1 時間攪拌した。続い
て水素化トリアセトキシホウ素ナトリウム (0.5 g) を
同温で2 時間攪拌した。反応終了後、氷冷下、飽和重曹
水溶液を加え中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を
水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下溶媒を留去した。得られた結晶を酢酸エチル
-へキサンから再結晶して、表題化合物 (0.4 g) を白色
粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.26 (3H, s), 2.98 (2H, t, J =
5.1 Hz), 3.16 (2H, s),4.10 (2H, t, J = 5.1 Hz), 4.
66 (2H, s), 5.00 (2H, s), 6.75-6.98 (2H, m), 6.89
(1H, d, J = 0.9 Hz), 6.99 (1H, d, J = 0.9 Hz), 7.0
1 (1H, d, J = 16.5 Hz), 7.07 (1H, d, J = 8.1 Hz),
7.54 (1H, d, J = 16.5 Hz), 7.63 (4H,s), 7.66 (1H,
s). IR (KBr): 3308,3187, 1671, 1578, 1327 cm-1.
【0280】実施例53. N-[2-[2-(ヒドロキシメチル)
-1H-イミダゾール-1-イル]エチル]-N-[2-メチル-4-[2-
[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル]-1,3-オキサゾール-4-イル]エチル]ベンジル]アセト
アミドの製造
【化132】 [1-[2-[[2-メチル-4-[2-[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメ
チル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]エ
チル]ベンジル]アミノ]エチル]-1H-イミダゾール-2-イ
ル]メタノール (0.2 g)、ピリジン(0.16 ml)および無
水酢酸 (0.15 ml)ならびに炭酸カリウム (0.1 g) を
用いて、実施例 49 と同様の反応を行い表題化合物 (0.
12 g) を淡黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.10 (3H, s), 2.14 (3H, s), 3.6
3 (2H, t, J = 6.6 Hz),4.15 (2H, s), 4.17 (2H, t, J
= 6.6 Hz), 4.58 (2H, s), 5.00 (2H, s), 6.81-6.89
(5H, m), 7.00 (1H, d, J = 16.2 Hz), 7.53 (1H, d, J
= 16.2 Hz), 7.62 (4H, s), 7.67 (1H, s). IR (KBr):
3136,1645, 1501, 1325, 1127 cm-1.
【0281】実施例54. [1-[2-[[2-メチル-4-[[2-
[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]ベンジル]チオ]エ
チル]-1H-イミダゾール-2-イル]メタノールの製造
【化133】 (i) 2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメ
チル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メ
トキシ]ベンジル]チオ]エタノールの製造 [2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェ
ニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フ
ェニル]メタノール (0.6 g) の塩化メチレン (5 ml)
溶液に、ピリジン (1.2 ml)、トリ-n-ブチルホスフィン
(1.2 ml) および2-[2-[[2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2
-ニルオキシ)エチル]ジチオ]エトキシ]テトラヒドロ-2H
-ピラン (1.5 g) を加え室温で 13 時間攪拌した。反応
終了後、反応液に 2N水酸化ナトリウム水溶液を加え、
酢酸エチルで抽出し、2N水酸化ナトリウム水溶液、飽和
食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶
媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー (溶出液、酢酸エチル : ヘキサン: 塩化メチレ
ン=1 : 10 : 1) で精製し、粗スルフィドを得た。上記
粗スルフィドのテトラヒドロフラン (10 ml) 溶液に、1
N 塩化水素 (5 ml)水溶液を加え、室温で 3 時間攪拌し
た。反応終了後、氷冷下、反応液に 1N水酸化ナトリウ
ム水溶液を加え中和し減圧下溶媒を留去した。残渣を酢
酸エチルで抽出し、水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチ
ル :ヘキサン=2 : 3) で精製し、表題化合物 (0.45 g)
を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.39 (3H, s), 2.82 (2H, t, J =
6.6 Hz), 3.61 (2H, s),4.01-4.04 (2H, m), 5.02 (2H,
s), 6.77 (1H, dd, J = 2.6, 8.4 Hz), 6.84 (1H, d,
J = 2.6 Hz), 7.01 (1H, d, J = 16.6 Hz), 7.11 (1H,
d, J = 8.4 Hz),7.55 (1H, d, J = 16.6 Hz), 7.64 (4
H, s), 7.68 (1H, s). IR (KBr): 3340,1613, 1568, 1
233, 1058 cm-1.
【0282】(ii) [1-[2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサ
ゾール-4-イル]メトキシ]ベンジル]チオ]エチル]-1H-イ
ミダゾール-2-イル]メタノールの製造 2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキ
シ]ベンジル]チオ]エタノール (0.7 g)、トリエチルア
ミン (0.33 ml) および塩化メタンスルホニル (0.15 m
l) を用いて、実施例51-(vii) と同様の反応を行い粗メ
シレートを得た。上記粗メシレート、2-ホルミルイミダ
ゾール(0.18 mg)、ヨウ化ナトリウム(0.29 g)およ
び炭酸カリウム(0.27 g)ならびに水素化ホウ素ナトリ
ウム (14 mg) を用いて、実施例 46-(iii) と同様の反
応を行い表題化合物 (0.35 g) を白色粉末結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.36 (3H, s), 2.82 (2H, t, J =
6.6 Hz), 3.61 (2H, s),4.05 (2H, t, J = 6.6 Hz), 4.
66 (2H, br s), 5.02 (2H, s), 6.75-6.96 (4H,m), 7.0
1 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.07 (1H, d, J = 10.0 Hz),
7.55 (1H, d,J = 16.4 Hz), 7.64 (4H, s), 7.68 (1H,
s). IR (KBr): 3354,1614, 1578, 1499, 1167 cm-1.
【0283】実施例55. 1-[2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)
-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-
オキサゾール-4-イル]メトキシ]ベンジル]スルフィニ
ル]エチル]-1H-イミダゾール-2-イル]メタノールの製造
【化134】 [1-[2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メト
キシ]ベンジル]チオ]エチル]-1H-イミダゾール-2-イル]
メタノール(50 mg) の塩化メチレン (2 ml) に、-78 ℃
で 70% メタクロロ過安息香酸 (24 mg) を加え 1 時間
攪拌した。反応終了後、反応液に 飽和重曹水溶液を加
え、酢酸エチルで抽出し、水、飽和食塩水で洗浄後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残
渣をアミン性シリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶
出液、酢酸エチル : メタノール=4 : 1) で精製し、表
題化合物 (31 mg) を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.34 (3H, s), 3.01-3.18 (2H,
m), 3.94 (1H, d, J = 13.6 Hz), 4.07 (1H, d, J = 1
3.6 Hz), 4.50 (2H, t, J = 5.6 Hz), 4.67 (2H, brs),
5.01 (2H, s), 6.78-6.85 (2H, m), 6.91-6.95 (2H,
m), 7.03 (1H, d, J= 16.4 Hz), 7.09 (1H, d, J = 8.0
Hz), 7.54 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.64 (4H, s), 7.6
8 (1H, s). IR (KBr): 3287,1615, 1578, 1501, 1327
cm-1.
【0284】実施例56. 1-[2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)
-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-
オキサゾール-4-イル]メトキシ]ベンジル]スルフォニ
ル]エチル]-1H-イミダゾール-2-イル]メタノールの製造
【化135】 [1-[2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メト
キシ]ベンジル]チオ]エチル]-1H-イミダゾール-2-イル]
メタノール(0.15 g) の塩化メチレン (2 ml) に、氷冷
下、70% メタクロロ過安息香酸 (0.18 g) を加え 30
分間攪拌した。反応終了後、反応液に飽和重曹水溶液を
加え、酢酸エチルで抽出し、水、飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、
残渣をアミン性シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出液、酢酸エチル : メタノール=10 : 1) で精製
し、表題化合物 (0.12 g) を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.39 (3H, s), 3.50 (2H, t, J =
7.0 Hz), 4.11 (2H, s),4.44 (2H, t, J = 7.0 Hz), 4.
71 (2H, s), 5.02 (2H, s), 6.86 (1H, m), 6.88 (1H,
d, J = 1.0 Hz), 6.97 (1H, s), 6.99 (1H, d, J = 1.0
Hz), 7.01 (1H,d, J = 16.4 Hz), 7.16 (1H, d, J =
8.0 Hz), 7.55 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.64 (4H, s),
7.68 (1H, s). IR (KBr): 3371,1617, 1577, 1458, 12
98 cm-1.
【0285】実施例57. [1-[3-[4-[2-[2-[(E)-2-(4-
ブロモ-2-フルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾー
ル-4-イル]エチル]フェノキシ]プロピル]-1H-イミダゾ
ール-2- イル]メタノールの製造
【化136】 (i) 2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)エテニ
ル]-4-[2-(4-メトキシフェニル)エチル]-1,3-オキサゾ
ールの製造 4-(4-メトキシフェニル)ブタン-2-オン (40.0 g) のメ
タノール (90 ml) に、7-10 ℃ で臭素 (37.7 g) のメ
タノール (90 ml) を 30 分かけて滴下し 1 時間攪拌し
た。反応終了後、反応液に水 (224 ml) を加え室温で 1
5 時間攪拌した。水層を酢酸エチルで抽出し、水、飽和
食塩水で洗浄後、有機層と共に無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣にヘキサン (500 m
l) を加え、 -10 ℃ で 24 時間冷却した。得られた結
晶をろ集し、1-ブロモ-4-(4-メトキシフェニル)ブタン-
2-オンおよび 3-ブロモ-4-(4-メトキシフェニル)ブタン
-2-オンを 4 : 1 の分離不可能な混合物として得た。上
記混合物 (6.3 g) のトルエン (100 ml) 溶液に、(2E)-
3-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)プロ-2-ペンアミド
(5 g) を加え 10 時間加熱還流した。反応終了後、反応
液に飽和重曹水溶液を加え、酢酸エチルで抽出し、水、
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー (溶出液、酢酸エチル : ヘキサン : 塩化
メチレン=1: 10 : 1) で精製し、表題化合物 (1.3 g)
を茶色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.81-3.00 (4H, m), 3.79 (3H,
s), 6.83 (2H, d, J = 8.4Hz), 7.02 (1H, d, J = 16.4
Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.28-7.46 (4H, m),
7.51 (1H, d, J = 16.4 Hz). IR (KBr): 1636,1590,
1514, 1480, 1252cm-1.
【0286】(ii) 4-[2-[2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フルオ
ロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]エチ
ル]フェノールの製造 2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)エテニル]-4-
[2-(4-メトキシフェニル)エチル]-1,3-オキサゾール
(4.4 g)、三臭化ホウ素 (1.0 M 塩化メチレン溶液:13
ml) を用いて、実施例 51-(ii) と同様の反応 (反応時
間:3.5 時間) を行い表題化合物 (3.2 g) を淡黄色粉
末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.79-2.94 (4H, m), 5.24 (1H,
s), 6.76 (2H, d, J = 7.5Hz), 7.01 (1H, d, J = 16.5
Hz), 7.05 (2H, d, J = 7.5 Hz), 7.27-7.43 (4H, m),
7.51 (1H, d, J = 16.5 Hz). IR (KBr): 3322,1595,
1536, 1422, 1200cm-1.
【0287】(iii) 2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフ
ェニル)エテニル]-4-[2-[4-(3-クロロプロポキシ)フェ
ニル]エチル]1,3-オキサゾールの製造 4-[2-[2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)エテニ
ル]-1,3-オキサゾール-4-イル]エチル]フェノール (1.0
5 g)、炭酸カリウム(0.56 g)および 1-ブロモ-3-クロ
ロプロパン(0.4 ml)を用いて、実施例 46-(ii) と同
様の反応を行い表題化合物 (0.71 g) を淡黄色粉末結晶
として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.18-2.22 (2H, m), 2.79-2.99 (4
H, m), 3.75 (2H, t, J= 6.4 Hz), 4.09 (2H, t, J =
6.0 Hz), 6.82 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.02 (1H,d, J =
16.4 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.27-7.46 (4
H, m), 7.51 (1H,d, J = 16.4 Hz). IR (KBr): 1694,1
597, 1584, 1514, 1477 cm-1.
【0288】(iv) [1-[3-[4-[2-[2-[(E)-2-(4-ブロモ-2
-フルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]エチル]フェノキシ]プロピル]-1H-イミダゾール-2-
イル]メタノールの製造 2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)エテニル]-4-
[2-[4-(3-クロロプロポキシ)フェニル]エチル]1,3-オキ
サゾール (0.3 g)、2-ホルミルイミダゾール(74 m
g)、ヨウ化ナトリウム(116 mg)および炭酸カリウム
(107 mg)ならびに水素化ホウ素ナトリウム (12 mg)
を用いて、実施例 46-(iii) と同様の反応を行い表題化
合物 (0.2 g) を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.19-2.31 (2H, m), 2.78-2.98 (4
H, m), 3.91 (2H, t, J= 5.8 Hz), 4.24 (2H, t, J =
6.6 Hz), 4.66 (2H, s), 6.80 (2H, d, J = 8.8Hz), 6.
87 (1H, br s), 6.90 (1H, br s), 7.02 (1H, d, J = 1
6.6 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.26-7.46 (4H,
m), 7.51 (1H, d, J = 16.6 Hz). IR (KBr): 3108,160
1, 1582, 1512, 1240 cm-1.
【0289】実施例58. [1-[3-[4-[2-[2-[(E)-2-(4-
ブロモ-2-フルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾー
ル-4-イル]エチル]フェノキシ]プロピル]-1H-1,2,3-ト
リアゾールの製造
【化137】 1H-1,2,3-トリアゾール(67 mg)の 2-メチル-2-ブタノ
ール (7 ml) 溶液に、水酸化ナトリウム(39 mg)およ
びヨウ化ナトリウム(0.12 g)を加え、1時間加熱還流
した。続いて) 2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニ
ル)エテニル]-4-[2-[4-(3-クロロプロポキシ)フェニル]
エチル]1,3-オキサゾール (0.3 g) の2-メチル-2-ブタ
ノール (1 ml) 溶液を加え、さらに3 時間加熱還流し
た。反応終了後、反応液に水を加え、トルエンで抽出
し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー (溶出液、酢酸エチル : ヘキサン=1 :
1) で精製し、表題化合物 (0.22 g)を白色粉末結晶とし
て得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.37-2.46 (2H, m), 2.81-2.97 (4
H, m), 3.93 (2H, t, J= 5.6 Hz), 4.63 (2H, t, J =
6.4 Hz), 6.80 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.02 (1H,d, J =
16.6 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.26-7.46 (4
H, m), 7.51 (1H,d, J = 16.6 Hz), 7.54 (1H, d, J =
1.2 Hz), 7.69 (1H, d, J = 1.2 Hz). IR(KBr): 1603,
1581, 1514, 1248, 1231 cm-1.
【0290】実施例59. 1-[3-[4-[2-[2-[(E)-2-(4-ブ
ロモ-2-フルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール
-4-イル]エチル]フェノキシ]プロピル]-1H-イミダゾー
ル-2-カルボキシアミドの製造
【化138】 (i) メチル 1-[3-[4-[2-[2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フルオ
ロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]エチ
ル]フェノキシ]プロピル]-1H-イミダゾール-2-カルボキ
シレートの製造 2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)エテニル]-4-
[2-[4-(3-クロロプロポキシ)フェニル]エチル]1,3-オキ
サゾール (0.4 g) のジメチルホルムアミド (6ml) 溶液
に メチル 1H-イミダゾール-2-カルボキシレート(0.12
g)、ヨウ化ナトリウム(0.16 g)および炭酸カリウム
(0.15 g)を加え、70 ℃で 12 時間加熱した。反応終
了後、反応液に水を加え、減圧下溶媒を留去した。残渣
を酢酸エチルで抽出し、水、飽和食塩水で洗浄後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸
エチル : ヘキサン=1 : 3) で精製し、表題化合物 (0.4
5 g) を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.22-2.38 (2H, m), 2.80-2.99 (4
H, m), 3.90 (2H, t, J= 6.0 Hz), 3.92 (3H, s), 4.63
(2H, t, J = 7.0 Hz), 6.80 (2H, d, J = 8.8Hz), 7.0
2 (1H, d, J = 16.6 Hz), 7.07 (1H, d, J = 1.0 Hz),
7.11 (2H, d, J= 8.8 Hz), 7.13 (1H, d, J = 1.0 Hz),
7.26-7.46 (4H, m), 7.51 (1H, d, J= 16.6 Hz). IR
(KBr): 1717,1512, 1478, 1441, 1260 cm-1.
【0291】(ii) 1-[3-[4-[2-[2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-
フルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]エチル]フェノキシ]プロピル]-1H-イミダゾール-2-
カルボキシアミドの製造 メチル 1-[3-[4-[2-[2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフ
ェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]エチル]フ
ェノキシ]プロピル]-1H-イミダゾール-2-カルボキシレ
ート (0.3 g) に 12N アンモニアメタノール (15 ml)
溶液を加え、封管中 100 ℃ で 15 時間加熱還流した。
反応終了後、結晶をろ集し酢酸エチルで洗浄して、表題
化合物 (0.24 g) を淡黄色板状結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.24-2.36 (2H, m), 2.78-2.98 (4
H, m), 3.91 (2H, t, J= 5.8 Hz), 4.66 (2H, t, J =
7.0 Hz), 5.37 (1H, br s), 6.80 (2H, d, J = 8.8 H
z), 7.00 (1H, s), 7.01 (1H, s), 7.02 (1H, d, J = 1
6.6 Hz), 7.11 (2H,d, J = 8.8 Hz), 7.20 (1H, br s),
7.26-7.46 (4H, m), 7.51 (1H, d, J = 16.6 Hz). IR
(KBr): 3303,3164, 1686, 1514, 1235 cm-1.
【0292】実施例 60. (1-(3-(2,3,6-トリメチル-4
-((2-((E)-2-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)エテニ
ル)-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ)フェノキシ)プ
ロピル)-1H-イミダゾール-2-イル)メタノールの製造
【化139】 (i) tert-ブチル(4-(3-クロロプロポキシ)-2,3,5-トリ
メチルフェノキシ)ジフェニルシランの製造 4-((tert-ブチル(ジフェニル)シリル)オキシ)-2,3,6-ト
リメチルフェノール(3.0g)、1-ブロモ-3-クロロプロパ
ン(1.14 ml)のアセトン(50 ml)溶液に炭酸カリウム(1.5
9 g)を加え48時間加熱還流した。室温に冷却後、反応液
に水を加え酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:30)で精製
し、表題化合物(2.94 g)を無色油状液体として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.10 (9H, s), 1.87 (3H, s), 2.1
9 (3H, s), 2.27 (3H, s), 2.14-2.30 (2H, m), 3.75
(2H, t, J = 5.8 Hz), 3.78 (2H, t, J = 5.8 Hz), 6.1
0 (1H, s), 7.31-7.42 (6H, m), 7.68-7.73 (4H, m). IR (KBr) : 2930, 1587, 1473, 1224, 1114, 1030 c
m-1.
【0293】(ii) 1-(3-(4-((tert-ブチル(ジフェニル)
シリル)オキシ)-2,3,6-トリメチルフェノキシ)プロピ
ル)-1H-イミダゾール-2-カルバルデヒドの製造 tert-ブチル(4-(3-クロロプロポキシ)-2,3,5-トリメチ
ルフェノキシ)ジフェニルシラン(2.64 g)のDMF(20 ml)
溶液に2-ホルミルイミダゾール(651 mg)、ヨウ化ナトリ
ウム(1.22 g)、炭酸カリウム(1.12 g)を加え、70℃で16
時間攪拌した。冷後、反応液に水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去した。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:
1)で精製し、表題化合物(1.84 g)を無色油状液体として
得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.09 (9H, s), 1.85 (3H, s), 2.1
4-2.26 (2H, m), 2.17 (3H, s), 2.26 (3H, s), 3.66
(2H, t, J = 5.8 Hz), 4.62 (2H, t, J = 7.4 Hz), 6.0
9 (1H, s), 7.22-7.73 (12H, m), 9.81 (1H, s). IR (KBr) : 2932, 1689, 1587, 1473, 1224, 1113 c
m-1.
【0294】(iii) 4-(3-(2-(ヒドロキシメチル)-1H-
イミダゾール-1-イル)プロポキシ)-2,3,5-トリメチルフ
ェノールの製造 1-(3-(4-((tert-ブチル(ジフェニル)シリル)オキシ)-2,
3,6-トリメチルフェノキシ)プロピル)-1H-イミダゾール
-2-カルバルデヒド(1.71 g)のメタノール(10 ml)溶液に
水素化ホウ素ナトリウム(122 mg)を0℃で加え1時間攪拌
した。反応液に水を加え、酢酸エチル-THF(3:1)で抽出
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去
後、残渣をTHF(5 ml)に溶解し、テトラブチルアンモニ
ウムフルオリド1M溶液(4.86 ml)を加え室温で16時間攪
拌した。反応液に水を加え、酢酸エチル-THF(3:1)混液
で抽出後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濃縮後、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢
酸エチル:ヘキサン=1:1)で精製し、表題化合物(517 mg)
を白色固体粉末として得た。1 H-NMR (CDCl3+DMSO-d6) δ: 2.11 (3H, s), 2.14 (3H,
s), 2.16 (3H, s), 2.20-2.33 (2H, m), 3.71 (2H, t,
J = 5.8 Hz), 4.29 (2H, t, J = 6.8 Hz), 4.72(2H,
s), 6.52 (1H, s), 6.96 (1H, s), 6.98 (1H, s). IR (KBr) : 3115, 1739, 1591, 1456, 1377, 1222, 108
2 cm-1.
【0295】(iv) (1-(3-(2,3,6-トリメチル-4-((2-
((E)-2-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)エテニル)-
1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ)フェノキシ)プロピ
ル)-1H-イミダゾール-2-イル)メタノールの製造 4-(3-(2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-1-イル)
プロポキシ)-2,3,5-トリメチルフェノール(200 mg)のDM
F(3 ml)溶液に0℃で65%水素化ナトリウム(25.8 mg)を加
え、室温で30分間攪拌した。0℃で4-クロロメチル-2-
((E)-2-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)エテニル)-
1,3-オキサゾール(198 mg)を加え、室温で7時間攪拌し
た。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。濃縮後、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶出液、メタノール:酢酸エチル
=1:9)で精製し、メタノール-酢酸エチル-ヘキサンから
再結晶を行い、表題化合物(186 mg)を白色粉末晶として
得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.15 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.2
4 (3H, s), 2.20-2.32 (2H, m), 3.74 (2H, t, J = 5.8
Hz), 4.29 (2H, t, J = 7.4 Hz), 4.74 (2H, s), 4.99
(2H, s), 6.64 (1H, s), 6.98-7.06 (3H, m), 7.55 (1
H, d, J = 16.6 Hz), 7.64 (4H, s), 7.67 (1H, s). IR (KBr) : 3144, 2926, 1616, 1464, 1327, 1122 c
m-1.
【0296】実施例 61. (1-(3-(2,3,5-トリメチル-4
-((2-((E)-2-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)エテニ
ル)-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ)フェノキシ)プ
ロピル)-1H-イミダゾール-2-イル)メタノールの製造
【化140】 (i) 4-((4-((tert-ブチル(ジフェニル)シリル)オキシ)
-2,3,6-トリメチルフェノキシ)メチル)-2-((E)-2-(4-
(トリフルオロメチル)フェニル)エテニル)-1,3-オキサ
ゾールの製造 4-((tert-ブチル(ジフェニル)シリル)オキシ)-2,3,6-ト
リメチルフェノール(3.0g)のDMF(15 ml)溶液に0℃で65%
水素化ナトリウム(316 mg)を加え、室温で30分間攪拌
した。0℃で4-クロロメチル-2-((E)-2-(4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル)エテニル)-1,3-オキサゾール(2.43
g)を加え、室温で16時間攪拌した。反応液に水を加え
酢酸エチルで抽出後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製し表題化合
物(3.18 g)を無色油状液体として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.10 (9H, s), 1.92 (3H, s), 2.2
4 (3H, s), 2.28 (3H, s), 4.67 (2H, s), 6.12 (1H,
s) 7.01 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.31-7.43 (8H,m), 7.
53 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.62-7.73 (7H, m). IR (KBr) : 2932, 1473, 1325, 1113, 1068, 883 cm-1.
【0297】(ii) 2,3,5-トリメチル-4-((2-((E)-2-(4-
(トリフルオロメチル)フェニル)エテニル)-1,3-オキサ
ゾール-4-イル)メトキシ)フェノールの製造 4-((4-((tert-ブチル(ジフェニル)シリル)オキシ)-2,3,
6-トリメチルフェノキシ)メチル)-2-((E)-2-(4-(トリフ
ルオロメチル)フェニル)エテニル)-1,3-オキサゾール
(4.18 g)のTHF(25 ml)溶液にテトラブチルアンモニウム
フルオリド1M溶液(9.78 ml)を加え室温で5時間攪拌し
た。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。濃縮後、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=
1:4〜1:2)で精製し、ジイソプロピルエーテルを用い洗
浄することで表題化合物(1.23 g)を白色固体粉末として
得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.14 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.2
5 (3H, s), 4.64 (1H, s), 4.71 (2H, s), 6.50 (1H,
s), 7.04 (1H, d, J = 16.2 Hz), 7.56 (1H, d, J= 16.
2 Hz), 7.64 (4H, s), 7.73 (1H, s). IR (KBr) : 3202, 1614, 1462, 1331, 1221, 1122, 107
0 cm-1.
【0298】(iii) 4-((4-(3-クロロプロポキシ)-2,3,6
-トリメチルフェノキシ)メチル)-2-((E)-2-(4-(トリフ
ルオロメチル)フェニル)エテニル)-1,3-オキサゾールの
製造 2,3,5-トリメチル-4-((2-((E)-2-(4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル)エテニル)-1,3-オキサゾール-4-イル)メト
キシ)フェノール(1.2 g)、1-ブロモ-3-クロロプロパン
(441 μl)のアセトン(30 ml)溶液に炭酸カリウム(616 m
g)を加え48時間加熱還流した。室温に冷却後、反応液に
水を加え酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製し、
表題化合物(1.37 g)を白色粉末固体として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.13 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.3
1 (3H, s), 2.19-2.31 (2H, m), 3.78 (2H, t, J = 6.4
Hz), 4.07 (2H, t, J = 6.0 Hz), 4.72 (2H, s), 6.57
(1H, s), 7.04 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.56 (1H, d,
J = 16.4 Hz), 7.64 (4H, s), 7.73 (1H, s). IR (KBr) : 2926, 1614, 1469, 1325, 1228, 1124 c
m-1.
【0299】(iv) (1-(3-(2,3,5-トリメチル-4-((2-
((E)-2-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)エテニル)-
1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ)フェノキシ)プロピ
ル)-1H-イミダゾール-2-イル)メタノールの製造 4-((4-(3-クロロプロポキシ)-2,3,6-トリメチルフェノ
キシ)メチル)-2-((E)-2-(4-(トリフルオロメチル)フェ
ニル)エテニル)-1,3-オキサゾール(750 mg)のDMF(10 m
l)溶液に2-ホルミルイミダゾール(179 mg)、ヨウ化ナト
リウム(350 mg)、炭酸カリウム(323 mg)を加え70℃で16
時間撹拌した。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽
出した。有機層を水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧留去した。残留物をメタノール(10 ml)
に溶解し、水素化ホウ素ナトリウム(141 mg)を0℃で加
え1時間撹拌した。反応液に水を加え酢酸エチルで抽出
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒留去後、残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢
酸エチル:メタノール=9:1)で精製し、メタノール-酢酸
エチル-ヘキサンから再結晶を行い表題化合物(652 mg)
を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.17 (3H, s), 2.26 (3H, s), 2.2
9 (3H, s), 2.20-2.32 (2H, m), 3.90 (2H, t, J = 5.4
Hz), 4.25 (2H, t, J = 6.6 Hz), 4.69 (2H, s), 4.72
(2H, s), 6.48 (1H, s), 6.91 (1H, s), 6.95 (1H,
s), 7.04 (1H, d, J= 16.4 Hz), 7.56 (1H, d, J = 16.
6 Hz), 7.64 (4H, s), 7.73 (1H, s). IR (KBr) : 2930, 1471, 1325, 1230, 1124, 1068 c
m-1.
【0300】実施例62. 1-[2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)
-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-
オキサゾール-4-イル]メトキシ]ベンジル]オキシ]エチ
ル]-1H-イミダゾール-2-カルボキシアミドの製造
【化141】 (i) メチル 1-[2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフ
ルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4
-イル]メトキシ]ベンジル]オキシ]エチル]-1H-イミダゾ
ール-2-カルボキシレートの製造 2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキ
シ]ベンジル]オキシ]エタノール (0.23 g)、トリエチル
アミン (0.1 ml) および塩化メタンスルホニル (49 μ
l) を用いて、実施例51-(vii) と同様の反応を行い粗メ
シレート得た。 上記粗メシレート、 メチル 1H-イミダゾール-2-カルボ
キシレート(80 mg)、ヨウ化ナトリウム(0.1 g)およ
び炭酸カリウム(0.1 g)を用いて、実施例 59-(i) と
同様の反応を行い表題化合物 (0.17 g) を無色粉末結晶
として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.20 (3H, s), 3.77 (2H, t, J =
4.6 Hz), 3.91 (3H, s),4.40 (2H, s), 4.63 (2H, t, J
= 4.6 Hz), 5.02 (2H, s), 6.74-6.82 (2H, m), 7.01
(1H, d, J = 16.6 Hz), 7.11 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.
15 (1H, d, J =0.6 Hz), 7.18 (1H, d, J = 0.6 Hz),
7.55 (1H, d, J = 16.6 Hz), 7.63 (4H,s), 7.68 (1H,
s). IR (KBr): 1714,1615, 1505, 1441, 1325 cm-1.
【0301】(ii) 1-[2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサ
ゾール-4-イル]メトキシ]ベンジル]オキシ]エチル]-1H-
イミダゾール-2-カルボキシアミドの製造 メチル 1-[2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]メトキシ]ベンジル]オキシ]エチル]-1H-イミダゾー
ル-2-カルボキシレート (0.17 g)、 12N アンモニアメ
タノール (15 ml) 溶液を用いて、実施例 59-(ii) と同
様の反応を行い表題化合物 (0.1 g) を淡黄色板状結晶
として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.21 (3H, s), 3.79 (2H, t, J =
4.6 Hz), 3.41 (2H, s),4.68 (2H, t, J = 4.6 Hz), 5.
02 (2H, s), 5.28 (1H, br s), 6.73-6.82 (2H,m), 7.0
1 (1H, d, J = 0.8 Hz), 7.02 (1H, d, J = 16.4 Hz),
7.11 (1H, d, J= 8.4 Hz), 7.13 (1H, d, J = 0.8 Hz),
7.20 (1H, br s), 7.55 (1H, d, J =16.4 Hz), 7.64
(4H, s), 7.68 (1H, s). IR (KBr): 3333,3177, 1682,
1615,1466 cm-1.
【0302】実施例63. 1-[2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)
-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-
オキサゾール-4-イル]メトキシ]ベンジル]オキシ]エチ
ル]-1H-1,2,3-トリアゾールの製造
【化142】 2-[[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキ
シ]ベンジル]オキシ]エタノール (0.11 g)、トリエチル
アミン (53 μl) および塩化メタンスルホニル (24 μ
l) を用いて、実施例51-(vii) と同様の反応を行い粗メ
シレート得た。上記粗メシレート、1H-1,2,3-トリアゾ
ール(26 mg)、水酸化ナトリウム(15 mg)およびヨウ
化ナトリウム(46 mg)を用いて、実施例 58 と同様の
反応を行い表題化合物 (84 mg) を無色粉末結晶として
得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.22 (3H, s), 3.84 (2H, t, J =
5.2 Hz), 4.44 (2H, s),4.59 (2H, t, J = 5.2 Hz), 5.
02 (2H, s), 6.75-6.83 (2H, m), 7.01 (1H, d,J = 16.
6 Hz), 7.13 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.55 (1H, d, J =
16.6 Hz), 7.66(1H, d, J = 0.6 Hz), 7.68 (1H, d, J
= 0.6 Hz), 7.68 (1H, s). IR (KBr):1615,1505, 132
7, 1125, 1069 cm-1.
【0303】実施例64. [1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-フル
オロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-
オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オ
キシ]エチル]-1H-イミダゾール-2-イル]メタノールの製
【化143】 (i) 4-[[2-[(E)-2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]
-2-メチルベンズアルデヒドの製造 4-ヒドロキシ-2-メチルベンズアルデヒド (1.3 g)、 4-
(クロロメチル)-2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール(3.0
g)、ヨウ化ナトリウム(1.8 g)および炭酸カリウム
(1.6 g)を用いて、実施例 51-(iii) と同様の反応を
行い表題化合物 (3.7 g) を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.66 (3H, s), 5.10 (2H, s), 6.8
5 (1H, d, J = 2.4 Hz),6.94 (1H, dd, J = 2.4, 8.4 H
z), 7.12 (1H, d, J = 16.5 Hz), 7.36-7.45 (2H, m),
7.65 (1H, d, J = 16.5 Hz), 7.67 (1H, t, J = 7.5 H
z), 7.72 (1H, s), 7.77 (1H, d, J = 8.4 Hz), 10.12
(1H, s). IR (KBr): 1682,1607, 1429, 1333, 1252 cm
-1.
【0304】(ii) 4-[[2-[(E)-2-フルオロ-4-(トリフル
オロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-
イル]メトキシ]-2-メチルフェニル]メタノールの製造 4-[[2-[(E)-2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-
メチルベンズアルデヒド (3.5 g)、水素化ホウ素ナトリ
ウム (0.17 g) を用いて、実施例 51-(iv) と同様の反
応を行い表題化合物 (3.4 g) を無色粉末結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.50 (1H, br s), 2.37 (3H, s),
4.65 (2H, s), 5.03 (2H, s), 6.78-6.84 (2H, m), 7.1
3 (1H, d, J = 16.6 Hz), 7.26 (1H, d, J = 8.0Hz),
7.36-7.46 (2H, m), 7.65 (1H, d, J = 16.6 Hz), 7.68
(1H, t, J = 7.6Hz), 7.70 (1H, s). IR (KBr): 339
3,1605, 1429, 1333, 1130 cm-1.
【0305】(iii) tert-ブチル4-[[2-[(E)-2-フルオロ
-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキ
サゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オキシ]
アセテートの製造 4-[[2-[(E)-2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-
メチルフェニル]メタノール (3.3 g)、 50% 水酸化ナト
リウム (10 ml) 水溶液、ブロモ酢酸-tert-ブチル (1.8
ml) および硫酸水素テトラブチルアンモニウム (0.27
g) を用いて、実施例 51-(v) と同様の反応を行い表題
化合物 (4.1 g) を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.49 (9H, s), 2.38 (3H, s), 3.9
7 (2H, s), 4.57 (2H, s), 5.03 (2H, s), 6.76-6.84
(2H, m), 7.13 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.24 (1H,d, J
= 8.0 Hz), 7.36-7.46 (2H, m), 7.64 (1H, d, J = 16.
4 Hz), 7.68 (1H,t, J = 7.7 Hz), 7.69 (1H, s). IR
(KBr): 1748,1609, 1505, 1429, 1331 cm -1.
【0306】(iv) 2-[[4-[[2-[(E)-2-フルオロ-4-(トリ
フルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール
-4-イル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オキシ]エタノー
ルの製造 tert-ブチル4-[[2-[(E)-2-フルオロ-4-(トリフルオロメ
チル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メ
トキシ]-2-メチルベンジル]オキシ]アセテート (4.0
g)、水素化リチウムアルミニウム (0.4 g) を用いて、
実施例 51-(vi) と同様の反応を行い表題化合物 (2.3
g) を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.97 (1H, t, J = 6.2 Hz), 2.35
(3H, s), 3.59 (2H, t,J = 4.0 Hz), 3.72-3.80 (2H,
m), 4.51 (2H, s), 5.03 (2H, s), 6.77-6.85 (2H, m),
7.13 (1H, d, J = 16.6 Hz), 7.22 (1H, d, J = 8.0 H
z), 7.36-7.46 (2H, m), 7.64 (1H, d, J = 16.6 Hz),
7.67 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.69 (1H, s). IR (KBr):
3350,1609, 1580, 1217, 1169 cm-1.
【0307】(v) [1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-フルオロ-4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサ
ゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オキシ]エ
チル]-1H-イミダゾール-2-イル]メタノールの製造 2-[[4-[[2-[(E)-2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]
-2-メチルベンジル]オキシ]エタノール (0.7 g)、トリ
エチルアミン (0.3 ml) および塩化メタンスルホニル
(0.15 ml) を用いて、実施例 51-(vii) と同様の反応を
行い粗メシレートを得た。上記粗メシレート、2-ホルミ
ルイミダゾール(0.18 g)、ヨウ化ナトリウム(0.28
g)および炭酸カリウム(0.26 g)ならびに水素化ホウ
素ナトリウム (30 mg)を用いて、実施例 46-(iii) と同
様の反応を行い表題化合物 (0.6 g) を白色粉末結晶と
して得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.66 (1H, br s), 2.20 (3H, s),
3.71 (2H, t, J = 5.0 Hz), 4.18 (2H, t, J = 5.0 H
z), 4.43 (2H, s), 4.65 (2H, s), 5.02 (2H, s),6.74-
6.82 (2H, m), 6.92 (1H, s), 6.95 (1H, s), 7.12 (1
H, d, J = 16.6 Hz), 7.14 (1H, d, J = 9.6 Hz), 7.35
-7.46 (2H, m), 7.64 (1H, d, J = 16.6 Hz), 7.68 (1
H, t, J = 7.9 Hz), 7.69 (1H, s). IR (KBr): 3108,1
615, 1580, 1254, 1219 cm-1.
【0308】実施例65. 1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-フルオ
ロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オ
キサゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オキ
シ]エチル]-1H-1,2,3-トリアゾールの製造
【化144】 2-[[4-[[2-[(E)-2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]
-2-メチルベンジル]オキシ]エタノール (0.3 g)、トリ
エチルアミン (0.14 ml) および塩化メタンスルホニル
(62 μl) を用いて、実施例 51-(vii) と同様の反応を
行い粗メシレート得た。上記粗メシレート、1H-1,2,3-
トリアゾール(69 mg)、水酸化ナトリウム(40 mg)お
よびヨウ化ナトリウム(0.12 g)を用いて、実施例 58
と同様の反応を行い表題化合物 (0.23 g) を無色粉末結
晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.22 (3H, s), 3.84 (2H, t, J =
5.2 Hz), 4.44 (2H, s),4.59 (2H, t, J = 5.2 Hz), 5.
03 (2H, s), 7.13 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.13(1H, d,
J = 8.0 Hz), 7.36-7.47 (2H, m), 7.61-7.72 (5H,
m). IR (KBr): 1615,1580, 1427, 1337, 1123 cm-1.
【0309】実施例66. 1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-フルオ
ロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オ
キサゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オキ
シ]エチル]-1H-イミダゾール-2-カルボキシアミドの製
【化145】 (i) メチル 1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-フルオロ-4-(トリフ
ルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4
-イル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オキシ]エチル]-1H
-イミダゾール-2-カルボキシレートの製造 2-[[4-[[2-[(E)-2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]
-2-メチルベンジル]オキシ]エタノール (0.5 g)、トリ
エチルアミン (0.2 ml) および塩化メタンスルホニル
(0.1 ml) を用いて、実施例 51-(vii) と同様の反応を
行い粗メシレート得た。上記粗メシレート、 メチル 1H
-イミダゾール-2-カルボキシレート(0.17 g)、ヨウ化
ナトリウム(0.2 g)および炭酸カリウム(0.19 g)を
用いて、実施例 59-(i) と同様の反応を行い表題化合物
(0.5 g) を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.20 (3H, s), 3.77 (2H, t, J =
4.6 Hz), 3.92 (3H, s),4.40 (2H, s), 4.63 (2H, t, J
= 4.6 Hz), 5.02 (2H, s), 6.74-6.82 (2H, m), 7.13
(1H, d, J = 16.4 Hz), 7.14 (1H, d, J = 1.0 Hz), 7.
15 (1H, d, J =8.0 Hz), 7.17 (1H, d, J = 1.0 Hz),
7.35-7.46 (2H, m), 7.65 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.70
(1H, s). IR (KBr): 1715,1609, 1580, 1441, 1331 c
m-1.
【0310】(ii) 1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-フルオロ-4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサ
ゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オキシ]エ
チル]-1H-イミダゾール-2-カルボキシアミドの製造 メチル 1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-フルオロ-4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オキシ]エチル]-1H-イ
ミダゾール-2-カルボキシレート (0.5 g)、 12N アンモ
ニアメタノール (20 ml) 溶液を用いて、実施例 59-(i
i) と同様の反応を行い表題化合物 (0.4 g)を淡黄色板
状結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.21 (3H, s), 3.79 (2H, t, J =
5.2 Hz), 4.41 (2H, s),4.67 (2H, t, J = 5.2 Hz), 5.
02 (2H, s), 5.37 (1H, br s), 6.74-6.81 (2H,m), 7.0
1 (1H, d, J = 1.2 Hz), 7.12 (1H, d, J = 8.0 Hz),
7.13 (1H, d, J= 1.2 Hz), 7.14 (1H, d, J = 16.6 H
z), 7.68 (1H, t, J = 7.7 Hz), 7.69 (1H, s). IR (KB
r): 3316,3169, 1698, 1464, 1335 cm-1.
【0311】実施例67. 2-(4-{4-[(2-{(E)-2-[4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾー
ル-4-イル)メトキシ]フェニル}ブチル)-1,3-チアゾール
-4-カルボン酸エチルの製造
【化146】 (i) 5-(4-tert-ブトキシフェニル)ペンタンニトリルの
製造 4-(4-tert-ブトキシフェニル)-1-ブタノール(15.00g)と
トリエチルアミン(8.87g)をテトラヒドロフラン(80mL)
に溶解し、氷冷下メタンスルホニルクロリド(9.27g)を
滴下した。室温で1時間攪拌した後、反応液に水を加え
酢酸エチルで2回抽出した。抽出液を飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液で2回、食塩水で1回洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧濃縮し油状物を得た。この油状
物をアセトニトリル(260mL)に溶解し、ヨウ化カリウム
(13.44g)を加えて7時間加熱還流した。反応液に水を加
え酢酸エチルで2回抽出した後、抽出液を食塩水で4回、
10%チオ硫酸ナトリウム水溶液で1回洗浄した。無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、21.5gの油状物を
得た。この油状物(21.5g)をジメチルスルホキシド(50m
L)に溶解し、シアン化カリウム(5.06g)を加えて80℃で5
時間攪拌した。反応液に水を加え酢酸エチルで2回抽出
した後、抽出液を水で2回、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液で1回洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
減圧濃縮し残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル、酢酸エチル/n-ヘキサン=1/10→1/5)に付した。目
的画分を減圧濃縮し、表題化合物(7.16g)を無色油状物
として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.33 (9H, s), 1.63-1.82 (4H,
m), 2.35 (2H, t, J=6.9Hz), 2.61 (2H, t, J=7.4Hz),
6.90 (2H, d, J=8.3Hz), 7.04 (2H, d, J=8.3Hz).
【0312】(ii) 5-(4-ヒドロキシフェニル)ペンタン
ニトリルの製造 5-(4-tert-ブトキシフェニル)ペンタンニトリル(1.71g)
をテトラヒドロフラン(25mL)と水(5mL)の混液に溶解
し、濃塩酸(2mL)を加えて60℃で5時間攪拌した。反応液
に水を加え酢酸エチルで2回抽出した。抽出液を無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し残留物をカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n-ヘキサン
=1/2)に付した。目的画分を減圧濃縮し、表題化合物(1.
30g) を無色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.58-1.84 (4H, m), 2.34 (2H, t,
J=6.7Hz), 2.59 (2H, t, J=7.2Hz), 4.77 (1H, s), 6.
76 (2H, d, J=8.4Hz), 7.03 (2H, d, J=8.4Hz).
【0313】(iii) 5-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロ
メチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)
メトキシ]フェニル}ペンタンニトリルの製造 5-(4-ヒドロキシフェニル)ペンタンニトリル(1.30g)を
N,N-ジメチルホルムアミド(8mL)に溶解し、60%水素化ナ
トリウム(0.36g)を加え室温で30分間攪拌した。4-(クロ
ロメチル)-2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル}-1,3-オキサゾール(2.13g)を加え室温で1
時間攪拌した。反応液に水を加え酢酸エチルで3回抽出
した後、抽出液を水で2回洗浄した。無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧濃縮し残留物をカラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル、酢酸エチル)で精製し、酢酸エチル
-ヘキサンから再結晶して表題化合物(2.83g)を得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.60-1.85 (4H, m), 2.35 (2H, t,
J=6.6Hz), 2.61 (2H, t, J=7.0Hz), 5.03 (2H, s), 6.
93 (2H, d, J=8.6Hz), 7.02 (1H, d, J=16.6Hz),7.11
(2H, d, J=8.6Hz), 7.56 (1H, d, J=16.6Hz), 7.64 (4
H, s), 7.69 (1H,s). IR (KBr): 2245, 1615, 1514, 1323, 1165, 1128, 106
9, 828cm-1.
【0314】(iv) 5-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロ
メチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)
メトキシ]フェニル}ペンタンチオアミドの製造 5-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エ
テニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}
ペンタンニトリル(900mg)を4N塩酸/酢酸エチル溶液(12m
L)に溶解し、ジチオリン酸ジエチル(1.40g)を加え室温
で一晩攪拌した。反応液に水を加え酢酸エチルで2回抽
出した後、抽出液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で2
回洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮
し残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢
酸エチル/n-ヘキサン=1/1)で精製し、酢酸エチル/ジエ
チルエーテル/ヘキサンから再結晶して表題化合物(417m
g)を得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.62-1.75 (2H, m), 1.75-1.87 (2
H, m), 2.60 (2H, t, J=7.5Hz), 2.67 (2H, t, J=7.5H
z), 5.01 (2H, s), 6.70 (1H, br), 6.91 (2H, d,J=8.7
Hz), 7.01 (1H, d, J=16.5Hz), 7.10 (2H, d, J=8.7H
z), 7.30 (1H, br),7.54 (1H, d, J=16.5Hz), 7.63 (4
H, s), 7.67 (1H, s). IR (KBr) :3347, 3130, 1644, 1514, 1325, 1177, 112
8, 1069, 949, 826, 783cm-1.
【0315】(v) 2-(4-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イ
ル)メトキシ]フェニル}ブチル)-1,3-チアゾール-4-カル
ボン酸エチルの製造 5-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エ
テニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニル}
ペンタンチオアミド(417mg)をN,N-ジメチルホルムアミ
ド6mlに溶解し、3-ブロモピルビン酸エチル212mg(1.09m
mol)を加え60℃で1時間攪拌した。反応液に水を加えて
析出した結晶をろ取し、水洗した。結晶を酢酸エチルに
溶解し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し
た。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、
酢酸エチル/n-ヘキサン=1/2)で精製し、酢酸エチル/ジ
エチルエーテルから再結晶して表題化合物(411mg)を得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.40 (3H, t, J=7.2Hz), 1.62-1.9
5 (4H, m), 2.61 (2H, t, J=7.0Hz), 3.08 (2H, t, J=
7.5Hz), 4.42 (2H, q, J=7.2Hz), 5.02 (2H, s),6.91
(2H, d, J=8.6Hz), 7.01 (1H, d, J=16.4Hz), 7.10 (2
H, d, J=8.6Hz), 7.55 (1H, d, J=16.4Hz), 7.64 (4H,
s), 7.68 (1H, s), 8.05 (1H, s). IR (KBr): 3100, 1723, 1512, 1340, 1230, 1169, 112
5, 823cm-1.
【0316】実施例68. [1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-[4-ブ
ロモ-2-(フルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾー
ル-4-イル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オキシ]エチ
ル]-1H-イミダゾール-2-イル]メタノールの製造
【化147】 (i) 4-[[2-[(E)-2-[4-ブロモ-2-(フルオロフェニル)エ
テニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチル
ベンズアルデヒドの製造 4-ヒドロキシ-2-メチルベンズアルデヒド (1.3 g)、2-
[(E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)エテニル]-4-
(クロロメチル)-1,3-オキサゾール(3.0 g)、ヨウ化ナ
トリウム(1.7 g)および炭酸カリウム(2.0 g)を用い
て、実施例 51-(iii) と同様の反応を行い表題化合物
(3.9 g) を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.66 (3H, s), 5.10 (2H, s), 6.8
5 (1H, d, J = 2.4 Hz),6.95 (1H, dd, J = 2.4, 8.8 H
z), 7.04 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.28-7.47 (3H, m),
7.59 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.70 (1H, s), 7.77 (1H,
d, J = 8.8 Hz), 10.13 (1H, s). IR (KBr): 1680,16
07, 11568, 1477, 1254 cm-1.
【0317】(ii) 4-[[2-[(E)-2-[4-ブロモ-2-(フルオ
ロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メト
キシ]-2-メチルフェニル]メタノールの製造 4-[[2-[(E)-2-[4-ブロモ-2-(フルオロフェニル)エテニ
ル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチルベン
ズアルデヒド (3.9 g)、水素化ホウ素ナトリウム(0.18
g) を用いて、実施例 51-(iv) と同様の反応を行い表題
化合物 (3.7 g)を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.57 (1H, t, J = 5.4 Hz), 2.36
(3H, s), 4.64 (2H, d,J = 5.4 Hz), 5.01 (2H, s), 6.
77-6.83 (2H, m), 7.03 (1H, d, J = 16.4 Hz),7.23-7.
46 (4H, m), 7.57 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.67 (1H,
s). IR (KBr): 3399,1603, 1478, 1410, 1273 cm-1.
【0318】(iii) tert-ブチル4-[[2-[(E)-2-[4-ブロ
モ-2-(フルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-
4-イル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オキシ]アセテー
トの製造4-[[2-[(E)-2-[4-ブロモ-2-(フルオロフェニ
ル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-
メチルフェニル]メタノール (3.5 g)、 50% 水酸化ナト
リウム (15 ml) 水溶液、ブロモ酢酸-tert-ブチル (1.9
ml) および硫酸水素テトラブチルアンモニウム (0.28
g) を用いて、実施例 51-(v) と同様の反応を行い表題
化合物 (4.4 g) を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.48 (9H, s), 2.37 (3H, s), 3.9
6 (2H, s), 4.57 (2H, s), 5.02 (2H, s), 6.76-6.84
(2H, m), 7.03 (1H, d, J = 16.6 Hz), 7.21-7.47(4H,
m), 7.57 (1H, d, J = 16.6 Hz), 7.66 (1H, s). IR (K
Br): 2978,1748,1599, 1480, 1256 cm-1.
【0319】(iv) 2-[[4-[[2-[(E)-2-[4-ブロモ-2-(フ
ルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]
メトキシ]-2-メチルベンジル]オキシ]エタノールの製造 tert-ブチル4-[[2-[(E)-2-[4-ブロモ-2-(フルオロフェ
ニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2
-メチルベンジル]オキシ]アセテート (4.4 g)、水素化
リチウムアルミニウム (0.5 g) を用いて、実施例 51-
(vi) と同様の反応を行い表題化合物 (4.0 g) を無色粉
末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.34 (3H, s), 3.56-3.64 (2H,
m), 3.73-3.76 (2H, m), 4.50 (2H, s), 5.02 (2H, s),
6.76-6.84 (2H, m), 7.03 (1H, d, J = 16.6 Hz),7.20
-7.46 (4H, m), 7.57 (1H, d, J = 16.6 Hz), 7.67 (1
H, s). IR (KBr): 3393,1599, 1481, 1288, 1256 c
m-1.
【0320】(v) [1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-[4-ブロモ-2-
(フルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オキシ]エチル]-1H-イ
ミダゾール-2-イル]メタノールの製造 2-[[4-[[2-[(E)-2-[4-ブロモ-2-(フルオロフェニル)エ
テニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチル
ベンジル]オキシ]エタノール (0.8 g)、トリエチルアミ
ン (0.36 ml) および塩化メタンスルホニル (0.16 ml)
を用いて、実施例51-(vii) と同様の反応を行い粗メシ
レートを得た。上記粗メシレート、2-ホルミルイミダゾ
ール(0.2 g)、ヨウ化ナトリウム(0.31 g)および炭
酸カリウム(0.29 g)ならびに水素化ホウ素ナトリウム
(32 mg)を用いて、実施例 46-(iii) と同様の反応を行
い表題化合物 (0.7 g) を白色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.20 (3H, s), 3.71 (2H, t, J =
5.0 Hz), 4.18 (2H, t,J = 5.0 Hz), 4.43 (2H, s), 4.
65 (2H, s), 5.02 (2H, s), 6.73-6.81 (2H, m), 6.92
(1H, s), 6.95 (1H, s), 7.03 (1H, d, J = 16.6 Hz),
7.09 (1H, d, J= 8.4 Hz), 7.26-7.47 (3H, m), 7.57
(1H, d, J = 16.6 Hz), 7.67 (1H, s). IR (KBr): 325
0,1501, 1481, 1289, 1254 cm-1.
【0321】実施例69. 1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-[4-ブ
ロモ-2-(フルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾー
ル-4-イル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オキシ]エチ
ル]-1H-イミダゾール-2-カルボキシアミドの製造
【化148】 (i) メチル 1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-[4-ブロモ-2-(フル
オロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メ
トキシ]-2-メチルベンジル]オキシ]エチル]-1H-イミダ
ゾール-2-カルボキシレートの製造 2-[[4-[[2-[(E)-2-[4-ブロモ-2-(フルオロフェニル)エ
テニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチル
ベンジル]オキシ]エタノール (0.5 g)、トリエチルアミ
ン (0.2 ml) および塩化メタンスルホニル (0.1 ml) を
用いて、実施例 51-(vii) と同様の反応を行い粗メシレ
ート得た。上記粗メシレート、 メチル 1H-イミダゾー
ル-2-カルボキシレート(0.16 g)、ヨウ化ナトリウム
(0.2 g)および炭酸カリウム(0.18 g)を用いて、実
施例 59-(i) と同様の反応を行い表題化合物 (0.44 g)
を無色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.20 (3H, s), 3.76 (2H, t, J =
8.4 Hz), 3.92 (3H, s),4.40 (2H, s), 4.62 (2H, t, J
= 8.4 Hz), 5.01 (2H, s), 6.74-6.81 (2H, m), 7.04
(1H, d, J = 16.6 Hz), 7.10 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.
13 (1H, d, J =0.8 Hz), 7.17 (1H, d, J = 0.8 Hz),
7.27-7.46 (3H, m), 7.56 (1H, d, J = 16.6 Hz), 7.67
(1H, s). IR (KBr): 1713,1601, 1441, 1264, 1123 c
m-1.
【0322】(ii) 1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-[4-ブロモ-2-
(フルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イ
ル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オキシ]エチル]-1H-イ
ミダゾール-2-カルボキシアミドの製造 メチル 1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-[4-ブロモ-2-(フルオロフ
ェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]
-2-メチルベンジル]オキシ]エチル]-1H-イミダゾール-2
-カルボキシレート (0.44 g)、 12N アンモニアメタノ
ール (20 ml) 溶液を用いて、実施例 59-(ii) と同様の
反応を行い表題化合物 (0.36 g) を淡黄色板状結晶とし
て得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.21 (3H, s), 3.79 (2H, t, J =
4.8 Hz), 4.41 (2H, s),4.67 (2H, t, J = 4.8 Hz), 5.
01 (2H, s), 5.38 (1H, br s), 6.73-6.81 (2H,m), 7.0
1 (1H, d, J = 1.0 Hz), 7.03 (1H, d, J = 16.6 Hz),
7.11 (1H, d, J= 7.2 Hz), 7.12 (1H, d, J = 1.0 Hz),
7.23 (1H, br s), 7.26-7.47 (3H, m), 7.57 (1H, d,
J = 16.6 Hz), 7.67 (1H, s). IR (KBr): 3299,3167,
1698, 1601, 1464 cm-1.
【0323】実施例70. 1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-[4-ブ
ロモ-2-(フルオロフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾー
ル-4-イル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オキシ]エチ
ル]-1H-1,2,3-トリアゾールの製造
【化149】 2-[[4-[[2-[(E)-2-[4-ブロモ-2-(フルオロフェニル)エ
テニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチル
ベンジル]オキシ]エタノール (0.5 g)、トリエチルアミ
ン (0.23 ml) および塩化メタンスルホニル (0.1 ml)
を用いて、実施例51-(vii) と同様の反応を行い粗メシ
レート得た。上記粗メシレート、1H-1,2,3-トリアゾー
ル(0.11 g)、水酸化ナトリウム(65mg)およびヨウ化
ナトリウム(0.2 g)を用いて、実施例 58 と同様の反
応を行い表題化合物 (0.32 g) を無色粉末結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.22 (3H, s), 3.84 (2H, t, J =
4.8 Hz), 4.44 (2H, s),4.59 (2H, t, J = 4.8 Hz), 5.
02 (2H, s), 6.75-6.82 (2H, m), 7.04 (1H, d,J = 16.
6 Hz), 7.13 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.26-7.47 (3H,
m), 7.57 (1H, d,J = 16.6 Hz), 7.66 (1H, s), 7.67
(1H, s), 7.68 (1H, s). IR (KBr): 1610,1599, 1480,
1250, 1121 cm-1.
【0324】実施例71. 1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-フルオ
ロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オ
キサゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチルベンジル]オキ
シ]エチル]-1H-イミダゾール-2-カルボキシアミド ベ
ンゼンスルホン酸塩の製造
【化150】 1-[2-[[4-[[2-[(E)-2-フルオロ-4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メト
キシ]-2-メチルベンジル]オキシ]エチル]-1H-イミダゾ
ール-2-カルボキシアミド (0.2 g) のテトラメチルフラ
ン:メタノール:トルエン (1 : 1 : 1, 6 ml) 混合溶
媒に、ベンゼンスルホン酸1水和物 (65 mg)を加え室温
で15 時間攪拌した。反応終了後、反応液を減圧下溶媒
を留去した。残渣をろ集し、ジイソプロピルエーテルで
洗浄して、表題化合物 (0.23 g) を無色粉末結晶として
得た。1 H-NMR (d6-DMSO) δ: 2.13 (3H, s), 3.71 (2H, t, J
= 5.1 Hz), 4.36 (2H, s), 4.61 (2H, t, J = 5.1 Hz),
4.98 (2H, s), 6.76-6.82 (2H, m), 7.10 (1H,d, J =
8.4 Hz), 7.20 (1H, m), 7.26-7.40 (5H, m), 7.48 (1
H, m), 7.55-7.64(5H, m), 7.76 (1H, m), 7.92 (1H, b
r s), 8.14 (1H, t, J = 8.4 Hz), 8.24(1H, m). IR (K
Br): 3187,3137, 1701, 1503, 1329 cm-1.
【0325】実施例72. [1-[3-[4-[2-[2-[(E)-2-[2-
フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾール-4-イル]エチル]フェノキシ]プロピ
ル]-1H-イミダゾール-2-イル]メタノールの製造
【化151】 (i) 4-[2-[2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]エチ
ル]フェノールの製造 1-ブロモ-4-(4-メトキシフェニル)ブタン-2-オンおよび
3-ブロモ-4-(4-メトキシフェニル)ブタン-2-オンの 4
: 1 混合物 (5.0 g)、(2E)-3-[2-フルオロ-4-(トリフ
ルオロメチル)フェニル]プロ-2-ペンアミド (8.3 g) を
用いて、実施例 57-(i) と同様の反応を行い粗アニソー
ル得た。上記粗アニソールおよび三臭化ホウ素 (1.0 M
塩化メチレン溶液:26 ml) を用いて、実施例 51-(ii)
と同様の反応 (反応時間:3.5 時間) を行い表題化合物
(3.4 g) を淡黄色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.79-2.97 (4H, m), 4.88 (1H,
s), 6.75 (2H, d, J = 8.4Hz), 7.06 (2H, d, J = 8.4
Hz), 7.10 (2H, d, J = 16.4 Hz), 7.30 (1H, s),7.32-
7.45 (2H, m), 7.59 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.66 (2H,
d, J = 7.0 Hz).IR (KBr): 3179,1516, 1429, 1333,
1132 cm-1.
【0326】(ii) 4-[2-[4-(3-クロロプロポキシ)フェ
ニル]エチル]-2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロ
メチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾールの製造 4-[2-[2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]エチル]
フェノール (3.0 g)、炭酸カリウム(1.65 g)および 1
-ブロモ-3-クロロプロパン(1.2 ml)を用いて、実施例
46-(ii) と同様の反応を行い表題化合物 (2.7 g) を淡
黄色粉末結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.17-2.34 (2H, m), 2.81-2.96 (4
H, m), 3.74 (2H, t, J= 6.6 Hz), 4.08 (2H, t, J =
7.4 Hz), 6.83 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.11 (1H,d, J =
16.4 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.30 (1H, s),
7.34-7.45 (2H,m), 7.58 (1H, d, J = 16.4 Hz), 7.67
(1H, d, J = 7.2 Hz). IR (KBr): 1688,1534, 1443, 1345, 1253 cm-1.
【0327】(iii) [1-[3-[4-[2-[2-[(E)-2-[2-フルオ
ロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オ
キサゾール-4-イル]エチル]フェノキシ]プロピル]-1H-
イミダゾール-2-イル]メタノールの製造 4-[2-[4-(3-クロロプロポキシ)フェニル]エチル]-2-
[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]
エテニル]-1,3-オキサゾール (0.6 g)、2-ホルミルイミ
ダゾール(0.15 g)、ヨウ化ナトリウム(0.24 g)およ
び炭酸カリウム(0.22 g)ならびに水素化ホウ素ナトリ
ウム (18 mg) を用いて、実施例 46-(iii)と同様の反応
を行い表題化合物 (0.33 g) を白色粉末結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.05-2.31 (2H, m), 2.82-2.99 (4
H, m), 3.91 (2H, t, J= 5.6 Hz), 4.24 (2H, t, J =
7.0 Hz), 4.66 (2H, s), 6.81 (2H, d, J = 12.2Hz),
6.87 (1H, d, J = 1.0 Hz), 6.91 (1H, d, J = 1.0 H
z), 7.11 (2H, d, J= 12.2 Hz), 7.12 (1H, d, J = 16.
2 Hz), 7.31 (1H, s), 7.35-7.45 (2H, m),7.59 (1H,
d, J = 16.2 Hz), 7.67 (1H, t, J = 7.8 Hz). IR (KBr): 3113,1611, 1512, 1427, 1335 cm-1.
【0328】実施例73. [1-[3-[4-[2-[2-[(E)-2-[2-
フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾール-4-イル]エチル]フェノキシ]プロピ
ル]-1H-1,2,3-トリアゾールの製造
【化152】 4-[2-[4-(3-クロロプロポキシ)フェニル]エチル]-2-
[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]
エテニル]-1,3-オキサゾール (0.25 g)、1H-1,2,3-ト
リアゾール(57 mg)、水酸化ナトリウム(33 mg)およ
びヨウ化ナトリウム(0.1 g)を用いて、実施例 58 と
同様の反応を行い表題化合物 (0.15 g) を無色粉末結晶
として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.34-2.46 (2H, m), 2.81-3.00 (4
H, m), 3.93 (2H, t, J= 5.8 Hz), 4.63 (2H, t, J =
7.0 Hz), 6.81 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.11 (1H,d, J =
16.4 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.31 (1H, s),
7.35-7.45 (2H,m), 7.55 (1H, s), 7.58 (1H, d, J =
16.4 Hz), 7.67 (1H, m), 7.69 (1H, s). IR (KBr): 15
14,1427, 1337, 1152, 1132 cm-1.
【0329】実施例74. 1-[3-[4-[2-[2-[(E)-2-[2-フ
ルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,
3-オキサゾール-4-イル]エチル]フェノキシ]プロピル]-
1H-イミダゾール-2-カルボキシアミドの製造
【化153】 4-[2-[4-(3-クロロプロポキシ)フェニル]エチル]-2-
[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]
エテニル]-1,3-オキサゾール(0.37 g)、 メチル1H-イ
ミダゾール-2-カルボキシレート(0.12 g)、ヨウ化ナ
トリウム(0.15 g)および炭酸カリウム(0.14 g)を用
いて、実施例 59-(i) と同様の反応を行い粗エステルを
得た。上記粗エステル、 12N アンモニアメタノール (2
0 ml) 溶液を用いて、実施例 59-(ii) と同様の反応を
行い表題化合物 (0.2 g) を淡黄色板状結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.26-2.34 (2H, m), 2.82-2.96 (4
H, m), 3.90 (2H, t, J= 5.7 Hz), 4.66 (2H, t, J =
6.6 Hz), 5.36 (1H, br s), 6.80 (2H, d, J = 8.7 H
z), 7.00 (1H, d, J = 0.9 Hz), 7.01 (1H, d, J = 0.9
Hz), 7.10 (1H, d,J = 8.7 Hz), 7.11 (1H, d, J = 1
6.2 Hz), 7.22 (1H, br s), 7.30 (1H, s),7.35-7.44
(2H, m), 7.58 (1H, d, J = 16.2 Hz), 7.66 (1H, t, J
= 7.5 Hz).IR (KBr): 3300,3162, 1684, 1514, 1327
cm-1.
【0330】実施例75. [2-(4-{4-[(2-{(E)-2-[4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾー
ル-4-イル)メトキシ]フェニル}ブチル)-1,3-チアゾール
-4-イル]メタノールの製造
【化154】 2-(4-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェ
ニル}ブチル)-1,3-チアゾール-4-カルボン酸エチル(306
mg)をテトラヒドロフラン(6mL)に溶解し、水素化リチウ
ムアルミニウム(24mg)を加え室温で1時間攪拌した。反
応液に水(24μL)、15%水酸化ナトリウム水溶液(24μ
L)、水(72μL)を順に加えて攪拌し、ろ過した。ろ液を
減圧濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリ
カゲル、酢酸エチル/n-ヘキサン=1/1→1/0)で精製し、
酢酸エチル/ジエチルエーテル/n-ヘキサンから再結晶し
て表題化合物(167mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3) δ :1.63-1.75 (2H, m), 1.75-1.88 (2
H, m), 2.23 (1H, br),2.61 (2H, t, J=7.5Hz), 3.00
(2H, t, J=7.5Hz), 4.73 (2H, d, J=6.0Hz), 5.01 (2H,
s), 6.90 (2H, d, J=8.4Hz), 7.00 (1H, d, J=16.2H
z), 7.01 (1H, s),7.09 (2H, d, J=8.4Hz), 7.54 (1H,
d, J=16.2Hz), 7.63 (4H, s), 7.67 (1H, s). IR (KBr): 3225, 3134, 3077, 1615, 1508, 1325, 123
1, 1179, 1132, 1067,821cm-1.
【0331】実施例76. 1−[3−[4−[2−[2
−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4−イル]エ
チル]フェノキシ]プロピル]−1H−1,2,3−ト
リアゾールの製造
【化155】 (i)4−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]−
2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェ
ニル]エテニル]−1,3−オキサゾール及び5−(4
−メトキシベンジル)−4−メチル−2−[(E)−2
−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]
−1,3−オキサゾールの製造 4−(4−メトキシフェニル)ブタン−2−オン(10
0g)をメタノール(400ml)に溶解し、0〜5℃
にて臭素(98.6g)のメタノール(300ml)溶
液を滴下した。反応液が透明になった後15分攪拌し、
水(300ml)を加え室温にて12時間攪拌した。減
圧下メタノールを除去し、油層を分離した後、水層をジ
クロルメタンで抽出した。有機層を油層と混合し、硫酸
マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出
液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)にて精製し、−2
0℃に冷却した。析出物をヘキサンで洗浄し、1−ブロ
モ−4−(4−メトキシフェニル)ブタン−2−オンと
3−ブロモ−4−(4−メトキシフェニル)ブタン−2
−オンの混合物(105g、混合比3:1)として得
た。(2E)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェ
ニル]アクリルアミド(28g)にトルエン(560m
l),1−ブロモ−4−(4−メトキシフェニル)ブタ
ン−2−オンと3−ブロモ−4−(4−メトキシフェニ
ル)ブタン−2−オンの混合物(50.1g)を加え、
ディーン-スターク(Dean-Stark)装置で脱水しながら
24時間加熱還流した。室温に冷却後、飽和重層水を加
え酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫
酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて
精製し、4−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]
−2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール(14.5
g)及び5−(4−メトキシベンジル)−4−メチル−
2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェ
ニル]エテニル]−1,3−オキサゾール(5.2g)
を得た。4−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]
−2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.79-3.01 (4H, m), 3.78 (3H,
s), 6.78-6.87 (2H, m), 6.99 (1H, d, J= 16.4 Hz),
7.09-7.15 (2H, m), 7.28 (1H, s), 7.49 (1H, d, J= 1
6.2 Hz), 7.57-7.65 (4H, m). 5−(4−メトキシベンジル)−4−メチル−2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.17 (3H, s), 3.79 (3H, s), 3.9
3 (2H, s), 6.83-6.89 (2H, m), 6.90 (1H, d, J= 16.6
Hz), 7.14 (2H, d, J= 8.8 Hz), 7.39 (1H, d,J= 16.4
Hz), 7.54-7.65 (4H, m).
【0332】(ii)4−[2−[2−[(E)−2−
[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−
1,3−オキサゾール−4−イル]エチル]フェノール
の製造 4−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]−2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール(22.6g)
をジクロルメタン(452ml)に溶解し、0℃にて
4.2N三臭化ホウ素/ジクロルメタン溶液(17.3
ml)を加え、室温にて5時間攪拌した。0℃にて8N
水酸化ナトリウムを加えpH=5〜6にした後、酢酸エ
チルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネ
シウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢
酸エチル:ヘキサン=1:2)にて精製し、表題化合物
(14.3g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.67-2.89 (4H, m), 6.67 (2H,
d, J= 8.4 Hz), 7.01 (2H, d, J= 11.6 Hz), 7.30 (1H,
d, J= 16.4 Hz), 7.56 (1H, d, J= 16.4Hz), 7.75 (2
H, d, J= 8.4 Hz), 7.83 (1H, s), 7.94 (2H, d, J= 8.
2 Hz), 9.15 (1H,s).
【0333】(iii)4−[2−[4−(3−クロロプ
ロポキシ)フェニル]エチル]−2−[(E)−2−
[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−
1,3−オキサゾールの製造 4−[2−[2−[(E)−2−[4−(トリフルオロ
メチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール
−4−イル]エチル]フェノール(5.0g)をアセト
ン(150ml)に溶解し、炭酸カリウム(4.8
g)、1−ブロモ−3−クロロプロパン(2.1ml)
を加え、24時間加熱還流した。室温に冷却後、減圧下
溶媒を除去し、得られた残渣に水を加え、酢酸エチルに
て抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウム
にて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、表題化
合物(5.3g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.16-2.28 (2H, m), 2.76-3.02 (4
H, m), 3.74 (2H, t, J=6.2 Hz), 4.09 (2H, t, J= 6.0
Hz), 6.81-6.86 (2H, m), 7.00 (1H, d, J= 16.6 Hz),
7.12 (2H, d, J= 8.8 Hz), 7.29 (1H, s), 7.49 (1H,
d, J= 16.4 Hz),7.57-7.66 (4H, m).
【0334】(iv)1−[3−[4−[2−[2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4−イル]エ
チル]フェノキシ]プロピル]−1H−1,2,3−ト
リアゾールの製造 1,2,3−トリアゾール(130μl)にtert−
アミルアルコール(7.0ml)、水酸化ナトリウム
(90mg)、ヨウ化ナトリウム(241mg)を加え
1時間加熱還流した。4−[2−[4−(3−クロロプ
ロポキシ)フェニル]エチル]−2−[(E)−2−
[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−
1,3−オキサゾール(700mg)のtert−アミ
ルアルコール(7.0ml)溶液を滴下し24時間加熱
還流した。室温に冷却後、飽和クエン酸水溶液を加え、
トルエン-酢酸エチル混液で抽出した。飽和重層水,飽
和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。
減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=
3:1)にて精製し、ヘキサン-酢酸エチルから再結晶
し、表題化合物(272mg)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.36-2.44 (2H, m), 2.81-2.87 (2
H, m), 2.91-2.97 (2H,m), 3.93 (2H, t, J= 6.0 Hz),
4.63 (2H, t, J= 6.9 Hz), 6.79-6.83 (2H, m),7.00 (1
H, d, J= 16.5 Hz), 7.10-7.14 (2H, m), 7.30 (1H,
s), 7.49 (1H, d,J= 16.2 Hz), 7.55 (1H, s), 7.59-7.
65 (4H, m), 7.69 (1H, s). IR (KBr): 3096, 1582, 1514, 1323, 1167, 1069, 826
cm-1.
【0335】実施例77. [1−[3−[4−[2−
[2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4−イ
ル]エチル]フェノキシ]プロピル]−1H−イミダゾ
ール−2−イル]メタノールの製造
【化156】 (i)1−[3−[4−[2−[2−[(E)−2−
[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−
1,3−オキサゾール−4−イル]エチル]フェノキ
シ]プロピル]−1H−イミダゾール−2−カルバルデ
ヒドの製造 4−[2−[4−(3−クロロプロポキシ)フェニル]
エチル]−2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメ
チル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール
(3.5g)をDMF(70ml)に溶解し、炭酸カリ
ウム(1.8g)、2−ホルミルイミダゾール(0.9
3g)、ヨウ化ナトリウム(1.3g)を加えた。70
℃にて5時間攪拌後、室温に冷却し、水を加え、酢酸エ
チルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネ
シウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢
酸エチル:ヘキサン=2:1)にて精製し、表題化合物
(3.1g)を無色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.20-2.31 (2H, m), 2.81-3.02 (4
H, m), 3.89 (2H, t, J=5.8 Hz), 4.61 (2H, t, J= 6.6
Hz), 6.77-6.82 (2H, m), 7.00 (1H, d, J= 16.6 Hz),
7.10-7.15 (3H, m), 7.29 (1H, s), 7.49 (1H, d, J=
16.6 Hz), 7.60-7.66 (4H, m), 9.82 (1H, s).
【0336】(ii)[1−[3−[4−[2−[2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4−イル]エ
チル]フェノキシ]プロピル]−1H−イミダゾール−
2−イル]メタノールの製造 1−[3−[4−[2−[2−[(E)−2−[4−
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3
−オキサゾール−4−イル]エチル]フェノキシ]プロ
ピル]−1H−イミダゾール−2−カルバルデヒド
(3.1g)をメタノール(62ml)に溶解し、0℃
にて水素化ホウ素ナトリウム(0.12g)を加えて、
0℃にて30分攪拌した。溶媒を半分まで濃縮した後、
析出した粉末をろ取した。酢酸エチル‐メタノールから
再結晶し、表題化合物(2.2g)を白色結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.21-2.29 (2H, m), 2.80-2.87 (2
H, m), 2.90-2.96 (2H,m), 3.90 (2H, t, J= 6.0 Hz),
4.23 (2H, t, J= 6.6 Hz), 4.65 (2H, s), 6.78-6.82
(3H, m), 6.85-6.89 (1H, m), 6.99 (1H, d, J= 16.5 H
z), 7.08-7.12 (2H, m), 7.28 (1H, s), 7.48 (1H, d,
J= 16.2 Hz), 7.48 (1H, d, J= 16.2 Hz),7.58-7.65 (4
H, m). IR (KBr): 3123, 1512, 1325, 1167, 1069, 828 cm-1.
【0337】実施例78. [1−[3−[4−[[4−
メチル−2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチ
ル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール−5
−イル]メチル]フェノキシ]プロピル]−1H−イミ
ダゾール−2−イル]メタノールの製造
【化157】 (i)4−[[4−メチル−2−[(E)−2−[4−
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3
−オキサゾール−5−イル]メチル]フェノールの製造 5−(4−メトキシベンジル)−4−メチル−2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール(6.2g)、
ジクロルメタン(124ml)及び4.2N三臭化ホウ
素/ジクロルメタン溶液(4.7ml)を用いて実施例
76−(ii)と同様の反応を行い、表題化合物(2.8
g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.16 (3H, s), 3.92 (2H, s), 5.9
6 (1H, br), 6.78-6.85(2H, m), 6.90 (1H, d, J= 16.4
Hz), 7.08 (2H, d, J= 8.4 Hz), 7.39 (1H, d,J= 16.4
Hz), 7.47-7.63 (4H, m).
【0338】(ii)5−[4−(3−クロロプロポキ
シ)ベンジル]−4−メチル−2−[(E)−2−[4
−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,
3−オキサゾールの製造 4−[[4−メチル−2−[(E)−2−[4−(トリ
フルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキ
サゾール−5−イル]メチル]フェノール(5.0
g)、(150ml)、炭酸カリウム(4.8g)及び
1−ブロモ−3−クロロプロパン(2.1ml)を用い
て、実施例76−(iii)と同様の反応を行い表題化合
物(5.3g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.16-2.26 (2H, s), 2.17 (3H,
s), 3.73 (2H, t, J= 6.6Hz), 3.93 (2H, s), 4.09 (2
H, t, J= 6.0 Hz), 6.84-6.87 (2H, m), 6.90 (1H,d, J
= 15.6 Hz), 7.11-7.15 (2H, m), 7.38 (1H, d, J= 16.
5 Hz), 7.53-7.62(4H, m).
【0339】(iii)1−[3−[4−[[4−メチル
−2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール−5−イ
ル]メチル]フェノキシ]プロピル]−1H−イミダゾ
ール−2−カルバルデヒドの製造5−[4−(3−クロ
ロプロポキシ)ベンジル]−4−メチル−2−[(E)
−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル]−1,3−オキサゾール(0.80g)をDMF
(16ml)に溶解し、炭酸カリウム(0.46g)、
ヨウ化ナトリウム(0.33g)、2−ホルミルイミダ
ゾール(0.25g)を加えた。70℃にて24時間攪
拌後、室温に冷却し、水を加え、酢酸エチルにて抽出し
た。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥
した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにて精製し、表題化合物
(0.69g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.05 (3H, s), 2.21-2.30 (2H,
m), 3.90 (2H, t, J= 5.7Hz), 3.94 (2H, s), 4.61 (2
H, t, J= 6.6 Hz), 6.83 (2H, d, J= 8.7 Hz), 6.91 (1
H, d, J= 16.5 Hz), 7.12-7.17 (3H, m), 7.25 (1H,
s), 7.40 (1H, d, J=16.5 Hz), 7.55-7.63 (4H, m), 9.
81 (1H, s).
【0340】(iv)[1−[3−[4−[[4−メチル
−2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール−5−イ
ル]メチル]フェノキシ]プロピル]−1H−イミダゾ
ール−2−イル]メタノールの製造 1−[3−[4−[[4−メチル−2−[(E)−2−
[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−
1,3−オキサゾール−5−イル]メチル]フェノキ
シ]プロピル]−1H−イミダゾール−2−カルバルデ
ヒド(0.67g)をメタノール(20.1ml)に溶
解し、0℃にて水素化ホウ素ナトリウム(26mg)を
加えて、0℃にて30分攪拌した。溶媒を半分まで濃縮
した後、水を加え、酢酸エチル−THF混液で抽出し
た。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥
した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにて精製し、ヘキサン−酢酸
エチルから再結晶し、表題化合物(0.49g)を白色
結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.17 (3H, s), 2.20-2.31 (2H,
m), 3.91 (2H, t, J= 5.8Hz), 3.93 (2H, s), 4.23 (2
H, t, J= 6.6 Hz), 4.64 (2H, s), 6.81-6.95 (5H,m),
7.13 (2H, d, J= 8.6 Hz), 7.40 (1H, d, J= 16.2 Hz),
7.53-7.64 (4H, m). IR (KBr): 3123, 1613, 1512, 1323, 1113, 822 cm-1.
【0341】実施例79. [1−[3−[2−メチル−
4−[2−[2−[(E)−2−[4−(トリフルオロ
メチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール
−4−イル]エチル]フェノキシ]プロピル]−1H−
イミダゾール−2−イル]メタノールの製造
【化158】 (i)4−[2−(4−メトキシ−3−メチルフェニ
ル)エチル]−2−[2−[(E)−2−[4−(トリ
フルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキ
サゾール及び5−(4−メトキシ−3−メチルベンジ
ル)−4−メチル−2−[(E)−2−[4−(トリフ
ルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサ
ゾールの製造 (2E)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]アクリルアミド(66g)にトルエン(990m
l),1−ブロモ−4−(4−メトキシ−3−メチルフ
ェニル)ブタン−2−オンと3−ブロモ−4−(4−メ
トキシ−3−メチルフェニル)ブタン−2−オンの混合
物(124g)を加え、脱水しながら24時間加熱還流
した。室温に冷却後、飽和重層水を加え酢酸エチルにて
抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムに
て乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチ
ル:ヘキサン=1:4)にて精製し、4−[2−(4−
メトキシ−3−メチルフェニル)エチル]−2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール(38.1g)
及び5−(4−メトキシ−3−メチルベンジル)−4−
メチル−2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチ
ル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール(1
5.7g)を得た。 4−[2−(4−メトキシ−3−メチルフェニル)エチ
ル]−2−[2−[(E)−2−[4−(トリフルオロ
メチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.20 (3H, s), 2.82-2.92 (4H,
m), 3.81 (3H, s), 6.75 (1H, d, J= 8.8 Hz), 6.95-7.
05 (2H, m), 7.00 (1H, d, J= 16.6 Hz), 7.30 (1H,
s), 7.49 (1H, d, J= 16.4 Hz), 7.59-7.65 (4H, m). 5−(4−メトキシ−3−メチルベンジル)−4−メチ
ル−2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.18 (3H, s), 2.21 (3H, s), 3.8
1 (3H, s), 3.90 (2H, s), 6.77 (1H, d, J= 7.8 Hz),
6.91 (1H, d, J= 16.5 Hz), 6.98-7.03 (2H, m),7.40
(1H, d, J= 16.2 Hz), 7.54-7.64 (4H, m).
【0342】(ii)2−メチル−4−[2−[2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4−イル]エ
チル]フェノールの製造 4−[2−(4−メトキシ−3−メチルフェニル)エチ
ル]−2−[2−[(E)−2−[4−(トリフルオロ
メチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール
(15g)、ジクロルメタン(300ml)及び4.2
N三臭化ホウ素ジクロルメタン溶液(13.8ml)を
用いて、実施例76−(ii)と同様の反応を行い表題化
合物(4.1g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.08 (3H, s), 2.71-2.78 (4H,
m), 6.66 (1H, d, J= 8.1 Hz), 6.80-6.85 (2H, m), 6.
92 (1H, s), 7.30 (1H, d, J= 16.2 Hz), 7.55 (1H, d,
J= 16.5 Hz), 7.75 (2H, d, J= 8.1 Hz), 7.83 (1H,
s), 7.94 (2H, d,J= 8.1 Hz), 9.02 (1H, s).
【0343】(iii)4−[2−[4−(3−クロロプ
ロポキシ)−3−メチルフェニル]エチル]−2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾールの製造 2−メチル−4−[2−[2−[(E)−2−[4−
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3
−オキサゾール−4−イル]エチル]フェノール(3.
0g)、アセトン(90ml)、炭酸カリウム(2.8
g)及び1−ブロモ−3−クロロプロパン(1.2m
l)を用いて、実施例76−(iii)と同様の反応を行
い表題化合物(2.0g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.18-2.32 (2H, m), 2.20 (3H,
s), 2.83-2.92 (2H, m), 3.77 (2H, t, J= 6.2 Hz), 4.
09 (2H, t, J= 5.8 Hz), 6.75 (1H, d, J= 8.4 Hz), 6.
95-7.01 (2H, m), 7.00 (1H, d, J= 16.2 Hz), 7.31 (1
H, s), 7.49 (1H, d, J= 16.2 Hz), 7.58-7.66 (4H,
m).
【0344】(iv)1−[3−[2−メチル−4−[2
−[2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4−イ
ル]エチル]フェノキシ]プロピル]−1H−イミダゾ
ール−2−カルバルデヒドの製造 4−[2−[4−(3−クロロプロポキシ)−3−メチ
ルフェニル]エチル]−2−[(E)−2−[4−(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オ
キサゾール(0.60g)、DMF(12ml)、炭酸
カリウム(0.33g)、ヨウ化ナトリウム(0.24
g)及び2−ホルミルイミダゾール(0.18g)を用
いて、実施例78−(iii)と同様の反応を行い、表題
化合物(0.51g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.23-2.33 (2H, m), 2.24 (3H,
s), 2.80-2.93 (4H, m), 3.90 (2H, t, J= 5.7 Hz), 4.
63 (2H, t, J= 6.6 Hz), 6.94-7.02 (2H, m), 6.99(1H,
d, J= 16.2 Hz), 7.12 (1H, s), 7.25 (1H, s), 7.30
(1H, s), 7.49 (1H, d, J= 16.2 Hz), 7.59-7.63 (4H,
m), 9.81 (1H, s).
【0345】(v)[1−[3−[2−メチル−4−
[2−[2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチ
ル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4
−イル]エチル]フェノキシ]プロピル]−1H−イミ
ダゾール−2−イル]メタノールの製造 1−[3−[2−メチル−4−[2−[2−[(E)−
2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル]−1,3−オキサゾール−4−イル]エチル]フェ
ノキシ]プロピル]−1H−イミダゾール−2−カルバ
ルデヒド(0.50g)、メタノール(20ml)及び
水素化ホウ素ナトリウム(19mg)を用いて、実施例
78−(iv)と同様の反応を行い表題化合物(0.29
g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.23-2.32 (2H, m), 2.25 (3H,
s), 2.81-2.94 (4H, m), 3.93 (2H, t, J= 5.4 Hz), 4.
25 (2H, t, J= 6.9 Hz), 4.32 (1H, br), 4.67 (2H,
s), 6.68 (1H, d, J= 8.1 Hz), 6.87-7.03 (5H, m), 7.
31 (1H, s), 7.50 (1H, d, J= 16.5 Hz), 7.61-7.67 (4
H, m). IR (KBr): 3146, 1582, 1501, 1323, 1146, 1067, 829
cm-1.
【0346】実施例 80. 1-(3-(4-(2-(2-((E)-2-(2-
フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル)エテニル)-
1,3-オキサゾール-4-イル)エチル)-2-メチルフェノキ
シ)プロピル)-1H-1,2,3-トリアゾールの製造
【化159】 1H-1,2,3-トリアゾール(154 μl)、水酸化ナトリウム(9
0 mg)、ヨウ化ナトリウム(336 mg)の2-メチル-2-ブタノ
ール(5 ml)溶液を1時間加熱還流した。室温に冷却後、4
-(2-(4-(3-クロロプロポキシ)-3-メチルフェニル)エチ
ル)-2-((E)-2-(2-フルオロ-(トリフルオロメチル)フェ
ニル)エテニル)-1,3-オキサゾール(700 mg)の2-メチル-
2-ブタノール(5 ml)溶液を加え、さらに16時間加熱還流
した。水を加え酢酸エチルで抽出後、有機層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。減圧濃縮後、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチ
ル:ヘキサン=1:2)で精製し、酢酸エチル-ヘキサンから
再結晶を行い表題化合物(407 mg)を白色針状結晶として
得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.23 (3H, s), 2.38-2.49 (2H,
m), 2.80-2.95 (4H, m), 3.94 (2H, t, J = 5.8 Hz),
4.65 (2H, t, J = 6.6 Hz), 6.68 (1H, d, J = 8.0Hz),
6.94-7.70 (10H, m). IR (KBr) : 2926, 1583, 1504, 1427, 1327, 1140 c
m-1.
【0347】実施例 81. (1-(3-(4-(2-(2-((E)-2-(2-
フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル)エテニル)-
1,3-オキサゾール-4-イル)エチル)-2-メチルフェノキ
シ)プロピル)-1H-イミダゾール-2-イル)メタノールの製
【化160】 (i) 1-(3-(4-(2-(2-((E)-2-(2-フルオロ-4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル)エテニル)-1,3-オキサゾール-4-イ
ル)エチル)-2-メチルフェノキシ)プロピル)-1H-イミダ
ゾール-2-カルバルデヒドの製造 4-(2-(4-(3-クロロプロポキシ)-3-メチルフェニル)エチ
ル)-2-((E)-2-(2-フルオロ-(トリフルオロメチル)フェ
ニル)エテニル)-1,3-オキサゾール(700 mg)のDMF(10 m
l)溶液に2-ホルミルイミダゾール(172 mg)、ヨウ化ナト
リウム(336 mg)、炭酸カリウム(310 mg)を加え70℃で16
時間撹拌した。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽
出した。有機層を水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧留去した。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:2)
で精製し、表題化合物(588 mg)を白色粉末固体として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.20-2.36 (2H, m), 2.24 (3H,
s), 2.80-2.94 (4H, m), 3.91 (2H, t, J = 5.4 Hz),
4.63 (2H, t, J = 7.0 Hz), 6.67 (1H, d, J = 8.0Hz),
6.95-7.71 (10H, m), 9.82 (1H, s). IR (KBr) : 2924, 1689, 1504, 1331, 1130, 912, 742
cm-1.
【0348】(ii) (1-(3-(4-(2-(2-((E)-2-(2-フルオロ
-4-(トリフルオロメチル)フェニル)エテニル)-1,3-オキ
サゾール-4-イル)エチル)-2-メチルフェノキシ)プロピ
ル)-1H-イミダゾール-2-イル)メタノールの製造 1-(3-(4-(2-(2-((E)-2-(2-フルオロ-4-(トリフルオロメ
チル)フェニル)エテニル)-1,3-オキサゾール-4-イル)エ
チル)-2-メチルフェノキシ)プロピル)-1H-イミダゾール
-2-カルバルデヒド(588 mg)のメタノール(10 ml)溶液に
水素化ホウ素ナトリウム(141 mg)を0℃で加え1時間撹拌
した。反応液に水を加え酢酸エチルで抽出し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去後、残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:メ
タノール=20:1)で精製し、酢酸エチル-ヘキサンから再
結晶を行い表題化合物(496 mg)を白色針状結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.20-2.36 (2H, m), 2.24 (3H,
s), 2.80-2.94 (4H, m), 3.93 (2H, t, J = 5.8 Hz),
4.25 (2H, t, J = 6.8 Hz), 4.68 (2H, s), 6.67 (1H,
d, J = 8.6 Hz), 6.88-7.71 (10H, m). IR (KBr) : 2924, 1504, 1429, 1332, 1130 cm-1.
【0349】実施例82. [1−[3−[2−メチル−
4−[[4−メチル−2−[(E)−2−[4−(トリ
フルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキ
サゾール−5−イル]メチル]フェノキシ]プロピル]
−1H−イミダゾール−2−イル]メタノールの製造
【化161】 (i)2−メチル−4−[[4−メチル−2−[(E)
−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル]−1,3−オキサゾール−5−イル]メチル]フェ
ノールの製造 5−(4−メトキシ−3−メチルベンジル)−4−メチ
ル−2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール(26.
5g)、ジクロルメタン(400ml)及び4.2N三
臭化ホウ素ジクロルメタン溶液(24.4ml)を用い
て、実施例76−(ii)と同様の反応を行い表題化合物
(4.9g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.08 (3H, s), 2.11 (3H, s), 3.8
8 (2H, s), 6.70 (1H, d, J= 8.4 Hz), 6.82-6.86 (2H,
m), 6.91 (1H, s), 7.18 (1H, d, J= 16.2 Hz),7.41
(1H, d, J= 16.5 Hz), 7.71 (2H, d, J= 8.4 Hz), 7.88
(2H, d, J= 8.1Hz), 9.14 (1H, s).
【0350】(ii)5−[4−(3−クロロプロポキ
シ)−3−メチルベンジル]−4−メチル−2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾールの製造 2−メチル−4−[[4−メチル−2−[(E)−2−
[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−
1,3−オキサゾール−5−イル]メチル]フェノール
(2.4g)、アセトン(72ml)、炭酸カリウム
(2.2g)及び1−ブロモ−3−クロロプロパン
(0.95ml)を用いて、実施例76−(iii)と同
様の反応を行い表題化合物(1.6g)を白色結晶とし
て得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.17 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.2
0-2.29 (2H, m), 3.75 (2H, t, J= 6.3 Hz), 3.90 (2H,
s), 4.09 (2H, t, J= 5.7 Hz), 6.77 (1H, d, J= 9.0
Hz), 6.90 (1H, d, J= 16.2 Hz), 6.97-7.01 (2H, m),
7.39 (1H, d, J=16.5 Hz), 7.53-7.62 (4H, m).
【0351】(iii)1−[3−[2−メチル−4−
[[4−メチル−2−[(E)−2−[4−(トリフル
オロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾ
ール−5−イル]メチル]フェノキシ]プロピル]−1
H−イミダゾール−2−カルバルデヒドの製造 5−[4−(3−クロロプロポキシ)−3−メチルベン
ジル]−4−メチル−2−[(E)−2−[4−(トリ
フルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキ
サゾール(0.60g)、DMF(12ml)、炭酸カ
リウム(0.33g)、ヨウ化ナトリウム(0.24
g)、2−ホルミルイミダゾール(0.18g)を用い
て、実施例78−(iii)と同様の反応を行い表題化合
物(0.42g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.18 (3H, s), 2.23-2.32 (2H,
m), 2.24 (3H, s), 3.90 (2H, s), 3.90 (2H, t, J= 5.
4 Hz), 4.62 (2H, t, J= 6.6 Hz), 6.69 (1H, d, J= 8.
1 Hz), 6.91 (1H, d, J= 16.5 Hz), 6.95-7.00 (2H,
m), 7.11 (1H, s), 7.25 (1H, s), 7.39 (1H, d, J= 1
6.2 Hz), 7.54-7.61 (5H, m), 9.81 (1H, s).
【0352】(iv)[1−[3−[2−メチル−4−
[[4−メチル−2−[(E)−2−[4−(トリフル
オロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾ
ール−5−イル]メチル]フェノキシ]プロピル]−1
H−イミダゾール−2−イル]メタノールの製造 1−[3−[2−メチル−4−[[4−メチル−2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール−5−イル]メ
チル]フェノキシ]プロピル]−1H−イミダゾール−
2−カルバルデヒド(0.41g)、メタノール(1
2.3ml)、水素化ホウ素ナトリウム(15mg)を
用いて、実施例78−(iv)と同様の反応を行い表題化
合物(0.28g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.17 (3H, s), 2.22-2.31 (2H,
m), 2.24 (3H, s), 3.90 (2H, s), 3.92 (2H, t, J= 5.
4 Hz), 4.25 (2H, t, J= 6.6 Hz), 4.63 (2H, s),6.68
(1H, d, J= 8.1 Hz), 6.82-7.00 (5H, m), 7.11 (1H,
s), 7.39 (1H, d, J= 16.5 Hz), 7.53-7.62 (4H, m). IR (KBr): 3137, 2928, 1615, 1507, 1325, 1254, 111
1, 820 cm-1.
【0353】実施例83. [1−[4−[2−メチル−
4−[[4−メチル−2−[(E)−2−[4−(トリ
フルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキ
サゾール−5−イル]メチル]フェノキシ]ブチル]−
1H−イミダゾール−2−イル]メタノールの製造
【化162】 (i)5−[4−(3−クロロブトキシ)−3−メチル
ベンジル]−4−メチル−2−[(E)−2−[4−
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3
−オキサゾールの製造 2−メチル−4−[[4−メチル−2−[(E)−2−
[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−
1,3−オキサゾール−5−イル]メチル]フェノール
(1.2g)、アセトン(48ml)、炭酸カリウム
(1.1g)及び1−ブロモ−4−クロロブタン(0.
56ml)を用いて、実施例76−(iii)と同様の反
応を行い表題化合物(1.6g)を白色結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.94 (2H, m), 2.17 (3H, s), 2.2
1 (3H, s), 3.60-3.65 (2H, m), 3.90 (2H, s), 3.98
(2H, t, J= 5.4 Hz), 6.75 (1H, d, J= 9.0 Hz),6.91
(1H, d, J= 16.5 Hz), 6.97-7.00 (2H, m), 7.40 (1H,
d, J= 16.5 Hz), 7.54-7.63 (4H, m).
【0354】(ii)1−[3−[2−メチル−4−
[[4−メチル−2−[(E)−2−[4−(トリフル
オロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾ
ール−5−イル]メチル]フェノキシ]ブチル]−1H
−イミダゾール−2−カルバルデヒドの製造 5−[4−(3−クロロブトキシ)−3−メチルベンジ
ル]−4−メチル−2−[(E)−2−[4−(トリフ
ルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサ
ゾール(0.92g)、DMF(18.4ml)、炭酸
カリウム(0.51g)、ヨウ化ナトリウム(0.37
g)及び2−ホルミルイミダゾール(0.28g)を用
いて、実施例78−(iii)と同様の反応を行い表題化
合物(0.61g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.76-1.86 (2H, m), 1.95-2.05 (2
H, m), 2.17 (3H, s), 2.19 (3H, s), 3.89 (2H, s),
3.96 (2H, t, J= 6.0 Hz), 4.48 (2H, t, J= 7.2Hz),
6.72 (1H, d, J= 9.0 Hz), 6.90 (1H, d, J= 16.5 Hz),
6.97-6.99 (2H, m), 7.17 (1H, s), 7.28 (1H, s), 7.
38 (1H, d, J= 16.2 Hz), 7.53-7.62 (4H,m), 9.81 (1
H, s).
【0355】(iii)[1−[4−[2−メチル−4−
[[4−メチル−2−[(E)−2−[4−(トリフル
オロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾ
ール−5−イル]メチル]フェノキシ]ブチル]−1H
−イミダゾール−2−イル]メタノールの製造 1−[3−[2−メチル−4−[[4−メチル−2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール−5−イル]メ
チル]フェノキシ]ブチル]−1H−イミダゾール−2
−カルバルデヒド(0.61g)、メタノール(18.
3ml)及び水素化ホウ素ナトリウム(22mg)を用
いて、実施例78−(iv)と同様の反応を行い表題化合
物(0.38g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.77-1.89 (2H, m), 1.94-2.06 (2
H, m), 2.17 (3H, s), 2.20 (3H, s), 3.89 (2H, s),
3.96 (2H, t, J= 6.0 Hz), 4.08 (2H, t, J= 7.2Hz),
4.66 (2H, s), 6.72 (1H, d, J= 9.0 Hz), 6.86-6.98
(2H, m), 7.38 (1H,d, J= 16.5 Hz), 7.53-7.62 (4H,
m). IR (KBr): 3104, 2948, 1746, 1613, 1507, 1323, 110
0, 820 cm-1.
【0356】実施例84. 1−[3−[4−[[4−メ
チル−2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチ
ル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール−5
−イル]メチル]フェノキシ]プロピル]−1,2,3
−トリアゾールの製造
【化163】 1,2,3−トリアゾール(90μl)、tert−ア
ミルアルコール(4.5ml)、水酸化ナトリウム(6
2mg)、ヨウ化ナトリウム(170mg)及び5−
[4−(3−クロロプロポキシ)ベンジル]−4−メチ
ル−2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール(450
mg)のtert−アミルアルコール(4.5ml)溶
液を用いて、実施例78−(iv)と同様の反応を行い表
題化合物(174mg)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.17 (3H, s), 2.36-2.45 (2H,
m), 3.93 (2H, s), 3.93 (2H, t, J= 5.4 Hz), 4.62 (2
H, t, J= 6.6 Hz), 6.80-6.85 (2H, m), 6.90 (1H,d, J
= 16.5 Hz), 7.11-7.15 (2H, m), 7.39 (1H, d, J= 16.
5 Hz), 7.52-7.62(5H, m), 7.68 (1H, s). IR (KBr): 3125, 1613, 1512, 1325, 1123, 1067, 826
cm-1.
【0357】実施例85. 3-[4-[2-メチル-4-[[2-[(E)-
2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オ
キサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]-1H-1,
2,4-トリアゾールの製造
【化164】 (i) (2E)-3-(4-メトキシ-2-メチルフェニル)プロパ-2-
エン酸エチルの製造 ブロモ-5-メトキシトルエン (50.0 g)、アクリル酸エチ
ル (32.3 ml)、トリス(2-メチルフェニル)ホスフィン
(11.4 g)、トリエチルアミン (69.4 ml)、酢酸パラジウ
ム(II) (4.20 g)の1,4-ジオキサン (300 ml)懸濁液を43
時間加熱還流した。反応液を濾過し、濾液を濃縮後、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、ヘ
キサン:酢酸エチル=10:1)で精製し、表題化合物 (25.9
g)を淡黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.34 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.43
(3H, s), 3.82 (3H, s),4.26 (2H, q, J = 7.2 Hz), 6.
26 (1H, d, J = 15.8 Hz), 6.73-6.78 (2H, m),7.53 (1
H, d, J = 8.8 Hz), 7.92 (1H, d, J = 15.8 Hz). IR (KBr): 1709, 1603, 1501, 1258, 1159 cm-1.
【0358】(ii) 3-(4-メトキシ-2-メチルフェニル)プ
ロパン酸エチルの製造 水素雰囲気下、(2E)-3-(4-メトキシ-2-メチルフェニル)
プロパ-2-エン酸エチル(25.5 g)のエタノール (300 ml)
溶液に10%パラジウム炭素 (5.1 g)を加え、室温で16時
間攪拌した。反応液を濾過後、濾液を濃縮して表題化合
物 (25.1 g)を無色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.25 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.30
(3H, s), 2.53 (2H, d,J = 7.0 Hz), 2.87 (2H, d, J =
7.0 Hz), 3.77 (3H, s), 4.13 (2H, q, J = 7.0 Hz),
6.65-6.70 (2H, m), 7.05 (1H, d, J = 8.2 Hz). IR (KBr): 1732, 1505, 1292, 1254, 1161 cm-1.
【0359】(iii) 3-(4-メトキシ-2-メチルフェニル)
プロパン-1-オールの製造 水素化リチウムアルミニウム (4.29 g)のTHF (250 ml)
溶液に0℃で3-(4-メトキシ-2-メチルフェニル)プロパン
酸エチル (25.1 g)のTHF (100 ml)溶液を滴下し、同温
度で1.5時間攪拌した。硫酸ナトリウム十水和物 (43.7
g)を加え、室温で終夜攪拌した。反応液を濾過後、濾液
を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出液、ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、表題化
合物 (19.8g)を無色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.27 (1H, t, J = 6.3 Hz), 1.77-
1.87 (2H, m), 2.04 (3H, s), 2.63 (2H, d, J = 7.8
Hz), 3.64 (2H, dt, J = 6.3, 6.3 Hz), 3.77 (3H, s),
6.65-6.71 (2H, m), 7.04 (1H, d, J = 8.1 Hz). IR (KBr): 1609, 1503, 1287, 1254, 1049 cm-1.
【0360】(iv) 4-(3-ヨードプロピル)-3-メチルフェ
ニル メチル エーテル 3-(4-メトキシ-2-メチルフェニル)プロパン-1-オール
(19.5 g)の酢酸エチル (250 ml)溶液に0 ℃でトリエチ
ルアミン (22.6 ml)、メタンスルホニルクロリド (12.5
ml)を加え、0 ℃で1時間撹拌した。反応液に水を加
え、有機層を分取し、有機層を飽和重曹水、次いで飽和
食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶
媒を減圧留去してメタンスルホン酸3-(4-メトキシ-2-メ
チルフェニル)プロピルの粗生成物を得た。本品、ヨウ
化ナトリウム (48.6 g)のアセトン (300ml)懸濁液を2.5
時間加熱還流した。反応液に水、ジイソプロピルエーテ
ルを加え、有機層を分取し、有機層を水、10 %ハイポ水
で、次いで水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去して表題化合物 (30.0 g)を無色油
状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.00-2.10 (2H, m), 2.29 (3H,
s), 2.66 (2H, d, J = 7.2 Hz), 3.20 (2H, t, J = 6.9
Hz), 3.77 (3H, s), 6.65-6.71 (2H, m), 7.04 (1H,
d, J = 8.1 Hz). IR (KBr): 1609, 1503, 1254, 1204, 1051 cm-1.
【0361】(v) 3-[4-(4-メトキシ-2-メチルフェニル)
ブチル]-1H-1,2,4-トリアゾールの製造 4-(3-ヨードプロピル)-3-メチルフェニル メチル エー
テル (30.0 g)、トリフェニルホスフィン (27.1 g)を用
いて実施例10-(i)と同様の反応を行い、ヨウ化[3-(4-メ
トキシ-2-メチルフェニル)プロピル](トリフェニル)ホ
スホニウム (52.6 g)を得た。本品 (5.00 g)、1-トリチ
ル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルバルデヒド (2.46
g)、炭酸カリウム (1.50 g)、水 (0.261 ml)及び10%パ
ラジウム炭素 (3.36 g)、エタノール-THF混液 (4:1; 6
0 ml)を用いて実施例10-(i)と同様の反応を行い、表題
化合物 (1.45 g)を無色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.59-1.66 (2H, m), 1.79-1.89
(2H, m), 2.24 (3H, d, J= 3.9 Hz), 2.53-2.60 (2H,
m), 2.84 (2H, d, J = 7.8 Hz), 3.76 (3H, d, J= 2.4
Hz), 6.62-6.68 (2H, m), 6.99 (1H, dd, J = 4.8, 8.1
Hz), 7.97 (1H,s). IR (KBr): 2936, 1503, 1466, 1256, 1047 cm-1.
【0362】(vi) 3-メチル-4-[4-(1H-1,2,4-トリアゾ
ール-3-イル)ブチル]フェノールの製造3-[4-(4-メトキ
シ-2-メチルフェニル)ブチル]-1H-1,2,4-トリアゾール
(1.43 g)の48%臭化水素酸 (6 ml)溶液を110℃で16時間
攪拌した。水、次いで4N水酸化ナトリウム水溶液を加
え、塩析後、THF-酢酸エチル混液 (2:1)で抽出し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (Chromatore
x、溶出液、酢酸エチル→酢酸エチル:メタノール=10:1)
で精製し、表題化合物 (1.26 g)を無色アモルファスと
して得た。1 H-NMR (CDCl3+CD3OD) δ: 1.52-1.64 (2H, m), 1.72-
1.87 (2H, m), 2.20 (3H, s), 2.54 (2H, t, J = 7.6 H
z), 2.79 (2H, d, J = 7.2 Hz), 6.55-6.62 (2H,m), 6.
91 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.43 (1H, s). IR (KBr): 1497, 1464, 1283, 1233, 853 cm-1.
【0363】(vii) 3-メチル-4-[4-(1-トリチル-1H-1,
2,4-トリアゾール-3-イル)ブチル]フェノールの製造 3-メチル-4-[4-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)ブチ
ル]フェノール (1.24 g)、トリエチルアミン (1.64 m
l)、塩化トリチル (1.52 g)を用いて実施例26-(ii)と同
様の反応を行い、表題化合物 (1.25 g)を無色アモルフ
ァスとして得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.51-1.58 (2H, m), 1.75-1.85
(2H, m), 2.17 (3H, s),2.49 (2H, t, J = 7.8 Hz), 2.
80 (2H, d, J = 7.8 Hz), 5.92 (1H, s), 6.54-6.60 (2
H, m), 6.89 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.11-7.16 (6H,
m), 7.27-7.33 (8H,m), 7.87 (1H, s). IR (KBr): 1501, 1447, 747, 733, 700 cm-1.
【0364】(viii) 3-[4-[2-メチル-4-[[2-[(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサ
ゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]-1H-1,2,4-
トリアゾールの製造 3-メチル-4-[4-(1-トリチル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-
イル)ブチル]フェノール(350 mg)のDMF (5 ml)溶液に0
℃で65 %水素化ナトリウム (30.0 mg)を加え、室温で30
分間撹拌した。0 ℃で4-(クロロメチル)-2-[(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサ
ゾール (213 mg)を加え、室温で14時間撹拌した。反応
液に90%ギ酸 (3 ml)を加え、60 ℃で1.5時間加熱還流し
た。反応液を濃縮後、残渣に4N水酸化ナトリウム水溶液
を加え、酢酸エチルで抽出し、水、次いで飽和食塩水で
洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧
留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出液、ジクロロメタン→ジクロロメタン:メタノール
=20:1)で精製し、酢酸エチル-メタノール-ヘキサンより
再結晶を行い表題化合物 (282 mg)を無色針状晶として
得た。1 H-NMR (CDCl3+CD3OD) δ: 1.58-1.66 (2H, m), 1.78-
1.88 (2H, m), 2.26 (3H, s), 2.58 (2H, t, J = 7.5 H
z), 2.81 (2H, d, J = 7.2 Hz), 5.00 (2H, d, J= 0.9
Hz), 6.78-6.79 (2H, m), 6.99-7.05 (2H, m), 7.55 (1
H, d, J = 16.7Hz), 7.65-7.69 (5H, m), 7.45 (1H,
s). IR (KBr): 1329, 1165, 1109, 1069, 1042 cm-1.
【0365】実施例86. 3-[4-[4-[[2-[(E)-2-[2-フル
オロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-
オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチルフェニル]ブ
チル]-1H-1,2,4-トリアゾールの製造
【化165】 3-メチル-4-[4-(1-トリチル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-
イル)ブチル]フェノール(350 mg)、65 %水素化ナトリウ
ム (30.0 mg)、4-(クロロメチル)-2-[(E)-2-[2-フルオ
ロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オ
キサゾール (226mg)及び90%ギ酸 (3 ml)用いて実施例85
-(viii)と同様の反応を行い表題表題化合物 (272 mg)を
無色針状晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.57-1.67 (2H, m), 1.79-1.89
(2H, m), 2.25 (3H, s),2.58 (2H, t, J = 7.8 Hz), 2.
83 (2H, d, J = 7.5 Hz), 5.01 (2H, d, J = 0.6Hz),
6.72-6.79 (2H, m), 7.02 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.13
(1H, d, J = 16.8Hz), 7.36-7.46 (2H, m), 7.62-7.70
(3H, m), 7.97 (1H, s). IR (KBr): 1501, 1333, 1167, 1115, 1042 cm-1.
【0366】実施例87. 2−[1−[3−[4−[2
−[2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4−イ
ル]エチル]フェノキシ]プロピル]−1H−イミダゾ
ール−2−イル]エタノールの製造
【化166】 2−(1H−イミダゾール−2−イル)エタノール(1
24mg)をDMF(3.7ml)に溶解し、0℃にて
60%水素化ナトリウム(49mg)を加え、0℃にて
20分攪拌した。4−[2−[4−(3−クロロプロポ
キシ)フェニル]エチル]−2−[(E)−2−[4−
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3
−オキサゾール(0.58g)、ヨウ化ナトリウム
(0.20g)を加えて、70℃にて6時間攪拌した。
室温に冷却後、水を加え、酢酸エチルにて抽出した。飽
和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。
減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:エタノール
=15:1)にて精製し、ヘキサン−酢酸エチルから再
結晶し表題化合物(0.23g)を白色結晶として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.13-2.21 (2H, m), 2.78-2.87 (2
H, m), 2.81 (2H, t, J=5.7 Hz), 2.90-2.97 (2H, m),
3.88 (2H, t, J= 5.7 Hz), 3.97 (2H, t, J= 5.4 Hz),
4.09 (2H, t, J= 6.9 Hz), 6.78-6.85 (3H, m), 6.94
(2H, d, J= 1.5 Hz), 7.00 (1H, d, J= 16.5 Hz), 7.12
(2H, d, J= 8.7 Hz), 7.28 (1H, d, J= 9.6 Hz), 7.50
(1H, d, J= 16.2 Hz), 7.60-7.66 (4H, m). IR (KBr): 3162, 2919, 1582, 1512, 1323, 1148, 106
9, 828 cm-1.
【0367】実施例88. 5-(3-{4-[2-(2-{(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]ビニル}-1,3-オキサゾ
ール-4-イル)エチル]フェノキシ}プロピル)ピリミジン
の製造
【化167】 (i) 3-(ピリミジン-5-イル)プロパ-2-イン-1-オールの
製造 プロパルギルアルコール(2.52g)、5-ブロモピリミジン
(4.77g)、trans-ジクロロビス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム(II)(632mg)、ヨウ化銅(86mg)、トリエチ
ルアミン(30ml)の混合物を50℃で5時間かくはんした。
反応液をTHF(60ml)で希釈し、ろ過した。ろ液を減圧濃
縮後、残留物に酢酸エチル(80ml)を加え、水(20ml)、飽
和食塩水(20ml×3)で洗浄した。有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、ろ過、減圧濃縮した。残留物をシリ
カゲルクロマトグラフィー(溶出液、ヘキサン−酢酸エ
チル= 6/4→酢酸エチル)で精製して表題化合物(1.18g)
を淡褐色固体として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.34 (1H, br t, OH), 4.55 (2H,
d, J=6.0Hz), 8.79 (2H, s), 9.15 (1H, s).
【0368】(ii) 3-(ピリミジン-5-イル)プロパン-1-
オールの製造 3-(ピリミジン-5-イル)プロパ-2-イン-1-オール(805mg)
のメタノール(15mL)溶液に10%パラジウム炭素(50%含水,
200mg)を加えて水素雰囲気下、室温で3時間かくはんし
た。触媒をろ別後、ろ液を減圧濃縮した。残留物をシリ
カゲルクロマトグラフィー(溶出液, 酢酸エチル:メタ
ノール= 1/0→4/1)で精製して表題化合物(757mg)を淡
黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.87-1.96 (2H, m), 2.75 (2H,
t, J=7.7Hz), 3.68-3.74(2H, m), 8.60 (2H, s), 9.06
(1H, s).
【0369】(iii) 5-(3-{4-[2-(2-{(E)-2-[4-(トリフ
ルオロメチル)フェニル]ビニル}-1,3-オキサゾール-4-
イル)エチル]フェノキシ}プロピル)ピリミジンの製造 3-(ピリミジン-5-イル)プロパン-1-オール(166mg)とト
リエチルアミン(0.335ml)のTHF(10ml)溶液に氷冷かくは
ん下、メタンスルホニルクロリド(0.167ml)を加え、氷
冷下で1時間かくはんした。反応液に水(10ml)と飽和食
塩水(10ml)を加え、酢酸エチル(20×4)で抽出した。有
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過、減圧濃縮
した。残留物をDMF(10ml)に溶解し、4-[2-(2-{(E)-2-[4
-(トリフルオロメチル)フェニル]ビニル}-1,3-オキサゾ
ール-4-イル)エチル]フェノール(359mg)と炭酸カリウム
(415mg, 3.0mmol)を加えて80℃で5時間かくはんした。
反応液を減圧濃縮後、残留物を酢酸エチル(40ml)で希釈
し水(10ml)、飽和食塩水(10ml)で洗浄した。有機層を減
圧濃縮後、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶
出液, ヘキサン:酢酸エチル= 1/1→酢酸エチル)に付
し、目的画分を減圧濃縮した。残留物にメタノールを加
え、沈殿物をろ取、減圧乾燥して表題化合物(340mg, 0.
71mmol, 収率71%)を白色固体として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.08-2.17 (2H, m), 2.84 (4H,
t, J=7.5Hz), 2.92-2.97(2H, m), 3.97 (2H, t, J=5.9H
z), 6.81 (2H, d, J=8.7Hz), 7.00 (1H, d, J=16.4Hz),
7.12 (2H, d, J=8.7Hz), 7.30 (1H, s), 7.50 (1H, d,
J=16.4Hz), 7.60-7.66 (4H, m), 8.62 (2H, s), 9.09
(1H, s). IR (KBr):1512, 1414, 1327, 1240, 1167, 1142, 1069
cm-1.
【0370】実施例89. [1-(3-{5-[(2-{(E)-2-[4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾー
ル-4-イル)メトキシ]-1H-インドール-1-イル}プロピル)
-1H-イミダゾール-2-イル]メタノールの製造
【化168】 (i) 5-(ベンジルオキシ)-1-(3-クロロプロピル)-1H-イ
ンドールの製造 5-(ベンジルオキシ)-1H-インドール(6.70g)のDMF(30mL)
溶液に氷冷かくはん下、水素化ナトリウム(60%油性, 1.
56g)を加えて15分間かくはんした。氷冷下、1-ブロモ-3
-クロロプロパン(4.45mL)を加えた後、室温で1時間かく
はんした。氷冷下、水(150mL)を加えて酢酸エチル(100m
L,2回)で抽出した。有機層を水(20mL、2回)、飽和食塩
水(20mL)で順に洗浄後、減圧濃縮した。残留物をカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル, ヘキサン/酢酸エチル
1/0→9/1)に付し、目的画分を減圧濃縮して表題化合物
(8.14g)を淡黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.25 (2H, quint, J=6.1Hz), 3.44
(2H, t, J=6.1Hz), 4.30 (2H, t, J=6.4Hz), 5.10 (2
H, s), 6.41 (1H, dd, J=0.7, 3.2Hz), 6.96 (1H,dd, J
=2.2, 8.8Hz), 7.10 (1H, d, J=3.2Hz), 7.17 (1H, d,
J=2.2Hz), 7.2-7.55 (5H, m), 7.27 (1H, d, J=8.8Hz).
【0371】(ii) 1-{3-[5-(ベンジルオキシ)-1H-イン
ドール-1-イル]プロピル}-1H-イミダゾール-2-カルバル
デヒドの製造 5-(ベンジルオキシ)-1-(3-クロロプロピル)-1H-インド
ール(3.00g, 10mmol)、2-ホルミルイミダゾール(1.25
g)、ヨウ化カリウム(1.66g)、炭酸カリウム(1.80g)、DM
F(20mL)の混合物を70℃で15時間かくはんした。水(100m
L)を加えて酢酸エチル(50mL,3回)で抽出した。有機層を
水(20mL,2回)、飽和食塩水(20mL)で順に洗浄後、減圧濃
縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル, ヘキサン/酢酸エチル 1/1→1/3)に付し、目的画分
を減圧濃縮して表題化合物(3.31g)を白色固体として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.35 (2H, quint, J=7.2Hz), 4.1
5 (2H, t, J=6.7Hz), 4.34 (2H, t, J=7.3Hz), 5.11 (2
H, s), 6.44 (1H, dd, J=0.7, 3.2Hz), 6.97 (1H, dd,
J=2.2, 8.8Hz), 6.99 (1H, s), 7.06 (1H, d, J=3.2H
z), 7.17 (1H, d, J=8.8Hz), 7.18 (1H, d, J=2.2Hz),
7.25-7.55 (5H, m), 7.27 (1H, d, J=0.6Hz), 9.81 (1
H, d, J=1.2Hz).
【0372】(iii) (1-{3-[5-(ベンジルオキシ)-1H-イ
ンドール-1-イル]プロピル}-1H-イミダゾール-2-イル)
メタノールの製造 1-{3-[5-(ベンジルオキシ)-1H-インドール-1-イル]プロ
ピル}-1H-イミダゾール-2-カルバルデヒド(3.26g)のTHF
(50mL)-メタノール(50mL)溶液に氷冷かくはん下、水素
化ホウ素ナトリウム(515mg)を加えた後、室温で30分間
かくはんした。氷冷下、1N塩酸(14mL)を加えて15分間か
くはん後、1N水酸化ナトリウム水溶液(14mL)を加えて減
圧濃縮した。残留物に酢酸エチル(150mL)、THF(150mL)
を加えて水(30mL)、飽和食塩水(30mL、2回)で順に洗浄
した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過、減圧
濃縮した。残留物に酢酸エチルを加え、沈殿物をろ取、
減圧乾燥して表題化合物(3.11g)を白色固体として得
た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.36 (2H, quint, J=7.1Hz), 3.97
(2H, t, J=7.2Hz), 4.12 (2H, t, J=7.0Hz), 4.57 (2
H, s), 5.10 (2H, s), 6.43 (1H, dd, J=0.8, 2.9Hz),
6.79 (1H, d, J=1.1Hz), 6.89 (1H, d, J=1.1Hz), 6.95
(1H, dd, J=2.3,8.9Hz), 7.04 (1H, d, J=2.9Hz), 7.1
3 (1H, d, J=8.9Hz), 7.17 (1H, d, J=2.3Hz), 7.2-7.5
5 (5H, m).
【0373】(iv) 1-{3-[2-(ヒドロキシメチル)-1H-イ
ミダゾール-1-イル]プロピル}-1H-インドール-5-オール
の製造 (1-{3-[5-(ベンジルオキシ)-1H-インドール-1-イル]プ
ロピル}-1H-イミダゾール-2-イル)メタノール(904mg)の
THF(20mL)-メタノール(50mL)溶液に10%パラジウム炭素
(50%含水, 270mg)を加えて水素雰囲気下、室温で17時間
かくはんした。触媒をろ別後、ろ液を減圧濃縮して表題
化合物(690mg)を得た。1 H-NMR (CD3OD) δ: 2.34 (2H, quint, J=7.1Hz), 4.0
1 (2H, t, J=7.3Hz), 4.13 (2H, t, J=6.9Hz), 4.46 (2
H, s), 6.29 (1H, dd, J=0.7, 3.3Hz), 6.69 (1H, dd,
J=2.6, 8.8Hz), 6.89 (1H, d, J=1.3Hz), 6.92 (1H, d,
J=2.6Hz), 7.07(1H, d, J=1.3Hz), 7.09 (1H, d, J=8.
8Hz), 7.12 (1H, d, J=3.3Hz).
【0374】(v) [1-(3-{5-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イ
ル)メトキシ]-1H-インドール-1-イル}プロピル)-1H-イ
ミダゾール-2-イル]メタノールの製造 (1-{3-[5-(ベンジルオキシ)-1H-インドール-1-イル]プ
ロピル}-1H-イミダゾール-2-イル)メタノール(326mg,
1.2mmol)のDMF(5mL)溶液に氷冷かくはん下、水素化ナト
リウム(60%油性, 58mg, 1.5mmol)を加えて30分間かくは
んした。氷冷下、4-(クロロメチル)-2-{(E)-2-[4-(トリ
フルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール
(345mg, 1.2mmol)を加えた後、室温で4時間かくはんし
た。水(25mL)、1N水酸化ナトリウム水溶液(20mL)を加え
た後、酢酸エチル(40mL, 20mL,2回)で抽出した。有機層
を1N水酸化ナトリウム水溶液(10mL,2回)、飽和食塩水
(10mL)で順に洗浄後、減圧濃縮した。残留物をカラムク
ロマトグラフィー(NHシリカゲル, 酢酸エチル/メタノー
ル 1/0→9/1)に付し、目的画分を減圧濃縮した。残留物
にジエチルエーテル-酢酸エチルを加え、沈殿物をろ
取、減圧乾燥して表題化合物(393mg)を白色固体として
得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.37 (2H, quint, J=7.1Hz), 3.9
7 (2H, t, J=7.1Hz), 4.13 (2H, t, J=6.8Hz), 4.57 (2
H, s), 5.08 (2H, d, J=1.0Hz), 6.45 (1H, d, J=3.4H
z), 6.80 (1H, d, J=1.5Hz), 6.91 (1H, d, J=1.5Hz),
6.95 (1H, dd, J=2.2, 9.0Hz), 7.02 (1H, d, J=16.4H
z), 7.06 (1H, d, J=3.4Hz), 7.14 (1H, d,J=9.0Hz),
7.20 (1H, d, J=2.2Hz), 7.55 (1H, d, J=16.4Hz), 7.6
3 (4H, s), 7.70 (1H, s). IR (KBr) 3121, 2936, 2870, 1615, 1487, 1325, 1238,
1159, 1125, 1067 cm-1.
【0375】実施例90. [1−[3−[5−[[2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4−イル]メ
トキシ]−2H−インダゾール−2−イル]プロピル]
−1H−イミダゾール−2−イル]メタノールの製造
【化169】 (i)1−アセチル−5−ベンジルオキシ−1H−インダ
ゾールの製造 N−(4−ベンジルオキシ−2−メチルフェニル)アセ
トアミド(14.5g)をクロロホルム(218ml)
に溶解し、酢酸カリウム(11.1g),無水酢酸(1
6.1ml)を加え、60℃にて1時間攪拌した。亜硝
酸イソアミル(14.6g),18−クラウン−6−エ
ーテル(1.5g)を加えて16時間加熱還流した。室
温に冷却後、飽和重層水を加え中和した後クロロホルム
にて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウ
ムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エ
チル:ヘキサン=1:4)にて精製し表題化合物(9.
0g)を得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.76 (3H, s), 5.13 (2H, s), 7.1
5-7.17 (1H, m), 7.24-7.46 (6H, m), 8.03 (1H, s),
8.34 (1H, d, J= 9.2 Hz).
【0376】(ii)1−アセチル−1H−インダゾール
−5−オールの製造 1−アセチル−5−ベンジルオキシ−1H−インダゾー
ル(5.0g)を酢酸エチル(150ml)に溶解し、
窒素雰囲気下10%パラジウム炭素(0.5g)を加
え、水素置換した後、室温にて3日間攪拌した。反応液
をセライトろ過し、酢酸エチルにて洗浄した。減圧下溶
媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:2)
にて精製し表題化合物(3.2g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.68 (3H, s), 7.06-7.15 (2H,
m), 8.13 (2H, d, J= 8.8 Hz), 8.30 (1H, s), 9.70 (1
H, s).
【0377】(iii)1−アセチル−5−[[2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4−イル]メ
トキシ]−1H−インダゾールの製造 1−アセチル−1H−インダゾール−5−オール(3.
2g)をアセトン(64ml)に溶解し、炭酸カリウム
(5.8g)、ヨウ化ナトリウム(3.3g)、4−
(クロロメチル)−2−[(E)−2−[4−(トリフ
ルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサ
ゾール(5.8g)を加え、18時間加熱還流した。室
温に冷却後、減圧下溶媒を除去し、得られた残渣を水,
ヘキサン/酢酸エチルにて洗浄し表題化合物(5.3
g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.70 (3H, s), 5.12 (2H, s),
7.28-7.39 (2H, m), 7.53(1H, d, J= 2.2 Hz), 7.64 (1
H, d, J= 16.6 Hz), 7.74-7.79 (2H, m), 7.96 (2H, d,
J= 8.2 Hz), 8.22 (1H, d, J= 8.8 Hz), 8.30 (1H,
s), 8.39 (1H, s).
【0378】(iv)2−(3−クロロプロピル)−5−
[[2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4−イ
ル]メトキシ]−2H−インダゾール及び1−(3−ク
ロロプロピル)−5−[[2−[(E)−2−[4−
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3
−オキサゾール−4−イル]メトキシ]−1H−インダ
ゾールの製造 1−アセチル−5−[[2−[(E)−2−[4−(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オ
キサゾール−4−イル]メトキシ]−1H−インダゾー
ル(5.2g)を酢酸(52ml)に溶解し、48%臭
化水素酸を加え、80℃にて4時間攪拌した。室温に冷
却後、減圧下溶媒を除去し、析出した結晶を48%臭化
水素酸で洗浄し、乾燥させて5−[[2−[(E)−2
−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]
−1,3−オキサゾール−4−イル]メトキシ]−1H
−インダゾール・臭化水素酸塩(5.5g)を得た。5
−[[2−[(E)−2−[4−(トリフルオロメチ
ル)フェニル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4
−イル]メトキシ]−1H−インダゾール・臭化水素酸
塩(5.5g)をDMF(110ml)に溶解し、0℃
にて60%水素化ナトリウム(1.5g)を加えて0℃
にて30分攪拌した。1−ブロモ−3−クロロプロパン
(1.8ml)を加えて室温にて2時間攪拌した。反応
液に水を加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水に
て洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒
を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=2:1)に
て精製し2−(3−クロロプロピル)−5−[[2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4−イル]メ
トキシ]−2H−インダゾール(2.3g)及び1−
(3−クロロプロピル)−5−[[2−[(E)−2−
[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−
1,3−オキサゾール−4−イル]メトキシ]−1H−
インダゾール(1.0g)を白色結晶として得た。 2−(3−クロロプロピル)−5−[[2−[(E)−
2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル]−1,3−オキサゾール−4−イル]メトキシ]−
2H−インダゾール1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.35-2.44 (2H, m), 3.49 (2H, t,
J= 6.0 Hz), 4.53 (2H,t, J= 6.3 Hz), 5.08 (2H, s),
7.03 (1H, d, J= 16.5 Hz), 7.14-7.20 (2H, m), 7.39
-7.43 (1H, m), 7.56 (1H, d, J= 16.5 Hz), 7.61-7.66
(4H, m), 7.72(1H, s), 7.93 (1H, s). 1−(3−クロロプロピル)−5−[[2−[(E)−
2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル]−1,3−オキサゾール−4−イル]メトキシ]−
1H−インダゾール1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.41-2.50 (2H, m), 3.47 (2H, t,
J= 6.0 Hz), 4.57 (2H,t, J= 6.0 Hz), 4.57 (2H, t,
J= 6.3 Hz), 5.05 (2H, s), 6.99-7.09 (3H, m), 7.53-
7.72 (7H, m), 7.85 (1H, s).
【0379】(v)1−[3−[5−[[2−[(E)
−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル]−1,3−オキサゾール−4−イル]メトキシ]−
2H−インダゾール−2−イル]プロピル]−1H−イ
ミダゾール−2−カルバルデヒドの製造 2−(3−クロロプロピル)−5−[[2−[(E)−
2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル]−1,3−オキサゾール−4−イル]メトキシ]−
2H−インダゾール(0.70g)をDMF(14m
l)に溶解し、炭酸カリウム(0.38g)、ヨウ化ナ
トリウム(0.25g)、2−ホルミルイミダゾール
(0.20g)を加えた。70℃にて16時間攪拌後、
室温に冷却し、水を加え、酢酸エチルにて抽出した。飽
和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。
減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:エタノール
=10:1)にて精製し、表題化合物(0.40g)を
白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.38-2.47 (2H, m), 4.32-4.41 (4
H, m), 5.08 (2H, s), 7.02 (1H, d, J= 16.5 Hz), 7.1
4-7.30 (5H, m), 7.56 (1H, d, J= 16.2 Hz), 7.58-7.6
4 (5H, m), 7.72 (1H, s), 7.94 (1H, s), 9.78 (1H,
s).
【0380】(vi)[1−[3−[5−[[2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4−イル]メ
トキシ]−2H−インダゾール−2−イル]プロピル]
−1H−イミダゾール−2−イル]メタノールの製造 1−[3−[5−[[2−[(E)−2−[4−(トリ
フルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキ
サゾール−4−イル]メトキシ]−2H−インダゾール
−2−イル]プロピル]−1H−イミダゾール−2−カ
ルバルデヒド(0.37g)をメタノール(14.8m
l)に溶解し、0℃にて水素化ホウ素ナトリウム(13
mg)を加えて、0℃にて30分攪拌した。減圧下溶媒
を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル−メタノー
ルから再結晶し、表題化合物(0.27g)を白色結晶
として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.39-2.51 (2H, m), 4.04 (2H, t,
J= 6.2 Hz), 4.36 (2H,t, J= 6.2 Hz), 4.61 (2H, s),
5.08 (2H, s), 6.89-6.93 (2H, m), 7.02 (1H,d, J= 1
6.4 Hz), 7.12-7.22 (3H, m), 7.57 (1H, d, J= 16.4 H
z), 7.59-7.65(4H, m), 7.72 (1H, s), 7.93 (1H, s). IR (KBr): 3146, 1742, 1508, 1319, 1117, 756 cm-1.
【0381】実施例91. [1−[3−[5−[[2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4−イル]メ
トキシ]−1H−インダゾール−1−イル]プロピル]
−1H−イミダゾール−2−イル]メタノールの製造
【化170】 (i)1−[3−[5−[[2−[(E)−2−[4−
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3
−オキサゾール−4−イル]メトキシ]−1H−インダ
ゾール−1−イル]プロピル]−1H−イミダゾール−
2−カルバルデヒドの製造 1−(3−クロロプロピル)−5−[[2−[(E)−
2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
ル]−1,3−オキサゾール−4−イル]メトキシ]−
1H−インダゾール(0.50g)、DMF(10m
l)、炭酸カリウム(0.27g)、ヨウ化ナトリウム
(0.18g)及び2−ホルミルイミダゾール(0.1
5g)を用いて、実施例90−(v)と同様の反応を行
い表題化合物(0.10g)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.45-2.55 (2H, m), 4.40 (2H, t,
J= 6.3 Hz), 4.42 (2H,t, J=6.9 Hz), 5.06 (2H, s),
7.00-7.12 (3H, m), 7.30 (2H, s), 7.57 (1H,d, J= 1
6.5 Hz), 7.62-7.65 (5H, m), 7.73 (1H, s), 7.82 (1
H, s), 9.82 (1H,s).
【0382】(ii)[1−[3−[5−[[2−
[(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4−イル]メ
トキシ]−1H−インダゾール−1−イル]プロピル]
−1H−イミダゾール−2−イル]メタノールの製造 1−[3−[5−[[2−[(E)−2−[4−(トリ
フルオロメチル)フェニル]エテニル]−1,3−オキ
サゾール−4−イル]メトキシ]−1H−インダゾール
−1−イル]プロピル]−1H−イミダゾール−2−カ
ルバルデヒド(95mg)、メタノール(3.8ml)
及び水素化ホウ素ナトリウム(3.5mg)を用いて、
実施例90−(vi)と同様の反応を行い表題化合物(5
7mg)を白色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.41-2.56 (2H, m), 4.07 (2H, t,
J= 6.6 Hz), 4.40 (2H,t, J=6.6 Hz), 4.67 (2H, s),
5.05 (2H, s), 6.91-6.96 (3H, m), 7.02 (1H,d, J= 1
6.2 Hz), 7.09 (1H, dd, J=9.3, 2.4 Hz), 7.56 (1H,
d, J= 16.2 Hz),7.60-7.65 (5H, m), 7.71 (1H, s), 7.
81 (1H, s). IR (KBr): 3142, 1522, 1329, 1196, 1069, 824 cm-1.
【0383】実施例92. 1-[3-(1H-1,2,3-トリアゾー
ル-1-イル)プロピル]-5-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロ
メチル)フェニル]ビニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メ
トキシ]-1H-インドールの製造
【化171】 (i) 5-(ベンジルオキシ)-1-[3-(1H-1,2,3-トリアゾール
-1-イル)プロピル]-1H-インドールの製造 1H-1,2,3-トリアゾール(691mg)のtert-アミルアルコー
ル(30mL)溶液に水酸化ナトリウム(粉末状, 400mg)を加
えて加熱還流下、1時間かくはんした。5-(ベンジルオキ
シ)-1-(3-クロロプロピル)-1H-インドール(1499mg)、ヨ
ウ化ナトリウム(749mg)を加えて加熱還流下、18時間か
くはんした。反応液を室温まで冷却し、トルエン(100m
L)を加えて水(30mL×2)、飽和食塩水(30mL)で順に洗浄
後、有機層を減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル, ヘキサン/酢酸エチル 1/1→0/1)
に付し、目的画分を減圧濃縮して表題化合物(1233mg)を
白色固体として得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ: 2.48 (2H, quint, J=6.6
Hz), 4.16 (2H, t, J=6.4Hz), 4.29 (2H, t, J=6.8Hz),
5.10 (2H, s), 6.43 (1H, dd, J=0.7, 3.2Hz),6.95 (1
H, dd, J=2.2, 8.8Hz), 7.09 (1H, d, J=3.2Hz), 7.15
(1H, d, J=8.8Hz), 7.18 (1H, d, J=2.2Hz), 7.2-7.55
(6H, m), 7.72 (1H, d, J=1.0Hz).
【0384】(ii) 1-[3-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イ
ル)プロピル]-1H-インドール-5-オールの製造 5-(ベンジルオキシ)-1-[3-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-
イル)プロピル]-1H-インドール(665mg)のTHF(20mL)-メ
タノール(20mL)溶液に10%パラジウム炭素(50%含水, 133
mg)を加えて水素雰囲気下、室温で3日間かくはんした。
触媒をろ別後、ろ液を減圧濃縮した。残留物をカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル, ヘキサン/酢酸エチル 1
/1→0/1)に付し、目的画分を減圧濃縮して表題化合物(3
72mg)を無色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ 2.48 (2H, quint, J=6.5Hz), 4.15
(2H, t, J=6.4Hz), 4.29(2H, t, J=6.7Hz), 4.91 (1H,
s), 6.39 (1H, dd, J=0.8, 3.4Hz), 6.80 (1H,dd, J=2.
6, 8.8Hz), 7.0-7.15 (3H, m), 7.45 (1H, d, J=0.9H
z), 7.73 (1H, d,J=0.9Hz).
【0385】(iii) 1-[3-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イ
ル)プロピル]-5-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキ
シ]-1H-インドールの製造 1-[3-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)プロピル]-1H-イ
ンドール-5-オール(361mg)のDMF(5mL)溶液に氷冷かくは
ん下、水素化ナトリウム(60%油性, 72mg)を加えて30分
間かくはんした。氷冷下、4-(クロロメチル)-2-{(E)-2-
[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキ
サゾール(429mg, 1.5mmol)を加えた後、室温で18時間か
くはんした。反応液を減圧濃縮後、酢酸エチル(20mL)、
THF(20mL)を加えて、水(10mL)、1N水酸化ナトリウム水
溶液(5mL,2回)、飽和食塩水(5mL、3回)で順に洗浄し
た。有機層を減圧濃縮後、残留物をカラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル, ヘキサン/酢酸エチル 1/1→0/1)に
付し、目的画分を減圧濃縮した。残留物に酢酸エチルを
加え、沈殿物をろ取、減圧乾燥して表題化合物(585mg)
を白色固体として得た。1 H-NMR (300MHz, CDCl3) δ: 2.49 (2H, quint, J=6.6
Hz), 4.17 (2H, t, J=6.5Hz), 4.30 (2H, t, J=6.6Hz),
5.08 (2H, s), 6.45 (1H, d, J=3.0Hz), 6.96 (1H, d
d, J=2.5, 8.9Hz), 7.02 (1H, d, J=16.4Hz), 7.10 (1
H, d, J=3.0Hz), 7.16 (1H, d, J=8.9Hz), 7.20 (1H,
d, J=2.5Hz), 7.45 (1H, s), 7.55 (1H, d, J=16.4Hz),
7.63 (4H, s), 7.69 (1H, s), 7.72 (1H, s). IR (KBr) 1487, 1325, 1240, 1159, 1119, 1069 cm-1.
【0386】実施例93. 2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル]-4-[[4-[4-(1H-
ピラゾール-3-イル)ブチル]フェノキシ]メチル]-1,3-オ
キサゾールの製造
【化172】 (i) 4-[4-(1-トリチル-1H-ピラゾール-3-イル)ブチル]
フェノールの製造 ヨウ化[3-[4-(ベンジルオキシ)フェニル]プロピル](ト
リフェニル)ホスホニウム(10.0 g)、1-トリチル-1H-ピ
ラゾール-3-カルバルデヒド (4.41 g)、炭酸カリウム
(2.70 g)、水 (0.234 ml)及び10%パラジウム炭素 (2.13
g)、酢酸エチル (130 ml)を用いて実施例10-(i)と同様
の反応を行い、表題化合物 (3.61 g)を無色油状物とし
て得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.59-1.61 (4H, m), 2.52 (2H,
t, J = 7.2 Hz), 2.66 (2H, d, J = 6.6 Hz), 4.65 (1
H, s), 5.98 (1H, d, J = 2.2 Hz), 6.68-6.73 (2H,
m), 6.96-7.01 (2H, m), 7.12-7.19 (8H, m), 7.26-7.2
9 (8H, m). IR (KBr): 1514, 1493, 1445, 748, 700 cm-1.
【0387】(ii) 2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフル
オロメチル)フェニル]エテニル]-4-[[4-[4-(1H-ピラゾ
ール-3-イル)ブチル]フェノキシ]メチル]-1,3-オキサゾ
ールの製造 4-[4-(1-トリチル-1H-ピラゾール-3-イル)ブチル]フェ
ノール(346 mg)、65 %水素化ナトリウム (26.4 mg)、4-
(クロロメチル)-2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオ
ロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール (200
mg)及び90%ギ酸 (3 ml)用いて実施例85-(viii)と同様の
反応を行い、表題化合物 (202 mg)を無色針状晶として
得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.66-1.70 (4H, m), 2.60 (2H,
t, J = 7.4 Hz), 2.69 (2H, d, J = 7.0 Hz), 5.02 (2
H, d, J = 0.8 Hz), 6.08 (1H, d, J = 1.8 Hz), 6.89-
6.95 (2H, m), 7.08-7.17 (3H, m), 7.35-7.48 (3H,
m), 7.60-7.70 (3H, m). IR (KBr): 1512, 1431, 1333, 1175, 1130 cm-1.
【0388】実施例94. 2-[5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[2-
フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]-
1H-ピラゾール-1-イル]エタノールの製造
【化173】 2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]-4-[[4-[4-[1-[2-(テトラヒドロ-2H-ピラ
ン-2-イルオキシ)エチル]-1H-ピラゾール-5-イル]ブチ
ル]フェノキシ]メチル]-1,3-オキサゾール (165 mg)の
メタノール (3 ml)溶液にp-トルエンスルホン酸一水和
物 (102 mg)を加え、室温で2時間攪拌した。反応液に飽
和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去後、酢酸エチル-ヘキサンより再結晶を行い、表題化
合物 (115 mg)を無色針状晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.66-1.68 (4H, m), 2.58-2.63
(4H, m), 3.67 (1H, d,J = 6.0 Hz), 3.95-4.01 (2H,
m), 4.08 (2H, d, J = 4.5 Hz), 5.02 (2H, d, J= 0.6
Hz), 6.01 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.88-6.94 (2H, m),
7.07-7.15 (3H,m), 7.35-7.45 (3H, m), 7.61-7.69 (3
H, m). IR (KBr): 1510,1335, 1235, 1179, 1132 cm-1.
【0389】実施例95. 2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル]-4-[[4-[4-[1-[2
-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イルオキシ)エチル]-1H-
ピラゾール-3-イル]ブチル]フェノキシ]メチル]-1,3-オ
キサゾールの製造
【化174】 2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]-4-[[4-[4-(1H-ピラゾール-3-イル)ブチ
ル]フェノキシ]メチル]-1,3-オキサゾール (400 mg)のD
MF (6 ml)溶液に0 ℃で65 %水素化ナトリウム (36.5 m
g)を加え、室温で20分間撹拌した。0 ℃で2-(2-ブロモ
エトキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン (149 μl)を加え、
0 ℃で1.5時間、室温で14時間撹拌した。反応液に水を
加え、酢酸エチルで抽出し、水、次いで飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶
出液、ヘキサン:酢酸エチル=2:1→3:2)で精製した。低
極性化合物として表題化合物 (240mg)を無色アモルファ
スとして得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.46-1.77 (10H, m), 2.58 (2H,
t, J = 6.9 Hz), 2.64 (2H, d, J = 7.2 Hz), 3.39-3.5
8 (1H, m), 3.59-3.66 (1H, m), 3.69-3.76 (1H,m), 3.
98-4.05 (1H, m), 4.23-4.49 (2H, m), 4.50 (1H, t, J
= 2.7 Hz), 5.01 (2H, d, J = 0.9 Hz), 5.98 (1H, d,
J = 2.4 Hz), 6.88-6.93 (2H, m), 7.08-7.15 (3H,
m), 7.35-7.45 (3H, m), 7.61-7.68 (3H, m). IR (KBr): 1510, 1429, 1331, 1173, 1132 cm-1.
【0390】実施例96. 2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル]-4-[[4-[4-[1-[2
-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イルオキシ)エチル]-1H-
ピラゾール-5-イル]ブチル]フェノキシ]メチル]-1,3-オ
キサゾールの製造
【化175】 実施例95のシリカゲルクロマトグラフィーにおいて高極
性化合物として表題化合物 (185 mg)を無色油状物とし
て得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.47-1.73 (10H, m), 2.60 (2H,
t, J = 6.0 Hz), 2.68 (2H, d, J = 6.6 Hz), 3.40-3.4
4 (1H, m), 3.58-3.65 (1H, m), 3.73-3.80 (1H,m), 4.
01-4.06 (1H, m), 4.22 (2H, d, J = 5.7 Hz), 4.27 (1
H, t, J = 3.9 Hz), 5.02 (2H, s), 5.96 (1H, d, J =
1.5 Hz), 6.88-6.94 (2H, m), 7.08-7.15(3H, m), 7.35
-7.45 (3H, m), 7.61-7.69 (3H, m). IR (KBr): 1510, 1429, 1331, 1171, 1132 cm-1.
【0391】実施例97. [3-[4-[4-[[2-[(E)-2-[2-フ
ルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,
3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]-1H
-ピラゾール-1-イル]酢酸エチルの製造
【化176】 2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]-4-[[4-[4-(1H-ピラゾール-3-イル)ブチ
ル]フェノキシ]メチル]-1,3-オキサゾール (1.00 g)、6
5 %水素化ナトリウム (99.0 mg)、ブロモ酢酸エチル
(0.457 ml)を用いて実施例95と同様の反応を行った。シ
リカゲルクロマトグラフィー(溶出液、ヘキサン:酢酸
エチル=3:1→1:1)により、低極性化合物として
表題化合物 (520mg)を得た。無色針状晶1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.27 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.66-
1.68 (4H, m), 2.59 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.66 (2H,
t, J = 6.9 Hz), 4.22 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.83 (2
H, s), 5.02 (2H, s), 6.09 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.9
0 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.09-7.16 (3H, m), 7.35-7.4
6 (3H, m), 7.62-7.69 (3H, m). IR (KBr): 1744, 1385, 1225, 1175, 1127 cm-1.
【0392】実施例98. [5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[2-フ
ルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,
3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]-1H
-ピラゾール-1-イル]酢酸エチルの製造
【化177】 実施例97のシリカゲルクロマトグラフィーにおいて高極
性化合物として表題化合物 (256 mg)を得た。無色針状
晶。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.66-
1.69 (4H, m), 2.56-2.60 (4H, m), 4.21 (2H, q, J =
7.2 Hz), 4.83 (2H, s), 5.03 (2H, d, J = 0.6Hz), 6.
05 (1H, d, J = 1.5 Hz), 6.92 (2H, d, J = 9.0 Hz),
7.09-7.16 (3H,m), 7.36-7.45 (3H, m), 7.62-7.70 (3
H, m). IR (KBr): 1752, 1510, 1331, 1213 1130 cm-1.
【0393】実施例99. 2-[5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[2-
フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]-
1H-ピラゾール-1-イル]-N,N-ジメチルアセトアミドの製
【化178】 ジイソプロピルエチルアミン (0.165 ml)、ジメチルア
ミンのTHF溶液(2M; 0.315ml)のジクロロメタン (2 ml)
溶液に0℃で塩化ジメチルアルミニウムのヘキサン溶液
(1.03M; 0.612 ml)を加え、室温で1時間攪拌後、[5-[4-
[4-[[2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]
フェニル]ブチル]-1H-ピラゾール-1-イル]酢酸エチル
(120 mg) のジクロロメタン (2 ml)溶液を加え、室温で
16時間攪拌した。反応液に飽和重曹水を加えて濾過後、
濾液をジクロロメタンで抽出し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー (溶出液、酢酸エチル→酢酸エチ
ル:メタノール=10:1)で精製し、酢酸エチル-ヘキサンよ
り再結晶を行い表題化合物 (87.4 mg)を無色針状晶とし
て得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.66-1.71 (4H, m), 2.58-2.62
(4H, m), 2.96 (3H, s),3.07 (3H, s), 4.89 (2H, s),
5.02 (2H, d, J = 0.9 Hz), 6.03 (1H, d, J =2.1 H
z), 6.89-6.93 (2H, m), 7.07-7.15 (3H, m), 7.35-7.4
5 (3H, m), 7.61-7.69 (3H, m). IR (KBr): 1667, 1512, 1429, 1333, 1128 cm-1.
【0394】実施例100. 2-[5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[2-
フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]-
1H-ピラゾール-1-イル]-N-メチルアセトアミドの製造
【化179】 [5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメ
チル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メ
トキシ]フェニル]ブチル]-1H-ピラゾール-1-イル]酢酸
エチル (120 mg)、ジイソプロピルエチルアミン (0.165
ml)、メチルアミンのTHF溶液(2M; 0.315 ml)、塩化ジ
メチルアルミニウムのヘキサン溶液 (1.03M;0.612 ml)
を用いて実施例99と同様の反応を行い、表題化合物 (8
9.0 mg)を無色針状晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.63-1.66 (4H, m), 2.56-2.61
(4H, m), 2.75 (3H, d,J = 5.1 Hz), 4.71 (2H, s),
5.02 (2H, d, J = 0.9 Hz), 6.03 (1H, br s), 6.07 (1
H, d, J = 2.1 Hz), 6.89-6.93 (2H, m), 7.05-7.15 (3
H, m), 7.35-7.50(3H, m), 7.61-7.69 (3H, m). IR (KBr): 1663, 1512, 1337, 1144, 1128 cm-1.
【0395】実施例101. 4-[[3-メチル-4-[4-(1H-ピ
ラゾール-3-イル)ブチル]フェノキシ]メチル]-2-[(E)-2
-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オ
キサゾールの製造
【化180】 (i) 3-[4-(4-メトキシ-2-メチルフェニル)ブチル]-1H-
ピラゾールの製造 ヨウ化[3-(4-メトキシ-2-メチルフェニル)プロピル](ト
リフェニル)ホスホニウム (20.0 g)、炭酸カリウム (6.
01 g)、水 (1.05 ml)及び10%パラジウム炭素 (7.0 g)、
エタノールTHF混液 (4:1; 250 ml)、4N塩酸 (14.5 ml)
を用いて実施例10-(i)と同様の反応を行い、表題化合物
(6.42 g)を無色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.55-1.65 (2H, m), 1.68-1.78
(2H, m), 2.04 (3H, s),2.56 (2H, s, J = 7.8 Hz), 2.
71 (2H, d, J = 6.9 Hz), 3.76 (3H, s), 6.07 (1H, d,
J = 2.1 Hz), 6.63-6.69 (2H, m), 7.00 (1H, d, J =
8.4 Hz), 7.47 (1H, J = 2.1 Hz). IR (KBr): 2934, 1503, 1466, 1254, 1049 cm-1.
【0396】(ii) 3-メチル-4-[4-(1H-ピラゾール-3-イ
ル)ブチル]フェノールの製造 3-[4-(4-メトキシ-2-メチルフェニル)ブチル]-1H-ピラ
ゾール(6.40 g)、48%臭化水素酸 (18 ml)を用いて実施
例85-(vi)と同様の反応を行い、表題化合物 (5.69g)を
無色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3+CD3OD) δ: 1.50-1.75 (4H, m), 2.21
(3H, s), 2.53 (2H, s,J = 7.0 Hz), 2.68 (2H, d, J =
7.2 Hz), 6.06 (1H, d, J = 1.8 Hz), 6.56-6.62 (2H,
m), 6.93 (1H, d, J = 7.6 Hz), 7.44 (1H, J = 1.8 H
z). IR (KBr): 1460, 1254, 1194, 937, 808 cm-1.
【0397】(iii) 3-[4-[2-メチル-4-[[ tert-ブチル
(ジフェニル)シリル]オキシ]フェニル]ブチル]-1H-ピラ
ゾールの製造 3-メチル-4-[4-(1H-ピラゾール-3-イル)ブチル]フェノ
ール(2.85 g)のDMF (30 ml)溶液に0℃でイミダゾール
(2.28 g)、tert-ブチルジフェニルクロロシラン (6.76
ml)を加え、室温で18.5時間攪拌した。反応液に水を加
え、酢酸エチルで抽出し、水、次いで飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出
液、ヘキサン:酢酸エチル=3:1→1:2)で精製し、表題化
合物 (5.64 g)を無色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.08 (9H, s), 1.49-1.59 (2H,
m), 1.63-1.72 (2H, m),2.10 (3H, s), 2.48 (2H, s,
J = 7.8 Hz), 2.66 (2H, d, J = 7.2 Hz), 6.04 (1H,
d, J = 1.5 Hz), 6.43 (1H, dd, J = 2.7, 8.1 Hz), 6.
60 (1H, d, J = 2.7Hz), 6.76 (1H, d, J = 8.1 Hz),
7.31-7.45 (7H, m), 7.68-7.71 (4H, m). IR (KBr): 2934, 1499, 1287, 1113, 700 cm-1.
【0398】(iv) 3-メチル-4-[4-(1-トリチル-1H-ピラ
ゾール-3-イル)ブチル]フェノールの製造 3-[4-[2-メチル-4-[[ tert-ブチル(ジフェニル)シリル]
オキシ]フェニル]ブチル]-1H-ピラゾール (5.62 g)のDM
F (25 ml)溶液に0℃でトリエチルアミン (2.51 ml)と塩
化トリチル (3.51 g)を加え、室温で19時間攪拌後、0℃
でテトラブチルアンモニウムフロオリドTHF溶液 (1.0
M; 13.2 ml)を加え、室温で2時間攪拌した。反応液に水
を加え、酢酸エチルで抽出し、水、次いで飽和食塩水で
洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧
留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出液、ヘキサン:酢酸エチル=6:1→4:1)で精製し、表
題化合物 (5.19 g)を無色アモルファスとして得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.48-1.72 (4H, m), 2.20 (3H,
s), 2.50 (2H, s, J = 7.6 Hz), 2.67 (2H, d, J = 7.0
Hz), 4.59 (1H, s), 5.99 (1H, d, J = 2.2 Hz),6.53-
6.58 (2H, m), 6.92 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.14-7.29
(16H, m). IR (KBr): 1501, 1447, 748, 733, 700 cm-1.
【0399】(v) 4-[[3-メチル-4-[4-(1H-ピラゾール-3
-イル)ブチル]フェノキシ]メチル]-2-[(E)-2-[4-(トリ
フルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール
の製造3-メチル-4-[4-(1-トリチル-1H-ピラゾール-3-イ
ル)ブチル]フェノール(400 mg)、65 %水素化ナトリウム
(34.4 mg)、4-(クロロメチル)-2-[(E)-2-[4-(トリフル
オロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール (24
3 mg)及び90%ギ酸 (3 ml)を用いて実施例85-(viii)と同
様の反応を行い、表題化合物 (293 mg)を無色針状晶と
して得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.57-1.81 (4H, m), 2.27 (3H,
s), 2.57 (2H, t, J = 7.8 Hz), 2.71 (2H, d, J = 6.8
Hz), 5.01 (2H, d, J = 1.0 Hz), 6.09 (1H, d,J = 2.
2 Hz), 6.73-6.79 (2H, m), 6.97-7.05 (2H, m), 7.48-
7.67 (7H, m). IR (KBr): 2934, 1601, 1501, 1480, 1252 cm-1.
【0400】実施例102. 2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フル
オロフェニル)エテニル]-4-[[3-メチル-4-[4-(1H-ピラ
ゾール-3-イル)ブチル]フェノキシ]メチル]-1,3-オキサ
ゾールの製造
【化181】 3-メチル-4-[4-(1-トリチル-1H-ピラゾール-3-イル)ブ
チル]フェノール (400 mg)、65 %水素化ナトリウム (3
4.4 mg)、2-[(E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)エ
テニル]-4-(クロロメチル)-1,3-オキサゾール (268 mg)
及び90%ギ酸 (3 ml)を用いて実施例85-(viii)と同様の
反応を行い、表題化合物 (299 mg)を無色針状晶として
得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.56-1.81 (4H, m), 2.26 (3H,
s), 2.57 (2H, t, J = 7.4 Hz), 2.71 (2H, d, J = 7.0
Hz), 5.00 (2H, d, J = 1.2 Hz), 6.09 (1H, d,J = 2.
2 Hz), 6.72-6.78 (2H, m), 6.99-7.07 (2H, m), 7.27-
7.66 (6H, m). IR (KBr): 2934, 1599, 1501, 1480, 1252 cm-1.
【0401】実施例103. 2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-4-[[3-メチ
ル-4-[4-(1H-ピラゾール-3-イル)ブチル]フェノキシ]メ
チル]-1,3-オキサゾールの製造
【化182】 3-メチル-4-[4-(1-トリチル-1H-ピラゾール-3-イル)ブ
チル]フェノール (4.46 g)、65 %水素化ナトリウム (38
0 mg)、4-(クロロメチル)-2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(ト
リフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾー
ル (2.86 g)及び90%ギ酸 (15 ml)を用いて実施例85-(vi
ii)と同様の反応を行い、表題化合物 (4.01g)を無色針
状晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.61-1.74 (4H, m), 2.27 (3H,
s), 2.58 (2H, t, J = 7.4 Hz), 2.71 (2H, d, J = 7.4
Hz), 5.01 (2H, d, J = 0.8 Hz), 6.09 (1H, d,J = 2.
2 Hz), 6.74-6.78 (2H, m), 7.03 (1H, d, J = 7.6 H
z), 7.13 (1H, d, J= 17.0 Hz), 7.35-7.49 (3H, m),
7.60-7.71 (3H, m). IR (KBr): 1501, 1429, 1331, 1171, 1130 cm-1.
【0402】実施例104. [3-[4-[4-[[2-[(E)-2-[2-フ
ルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,
3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチルフェニル]
ブチル]-1H-ピラゾール-1-イル]酢酸エチルの製造
【化183】 2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル]-4-[[3-メチル-4-[4-(1H-ピラゾール-3-イ
ル)ブチル]フェノキシ]メチル]-1,3-オキサゾール(2.45
g)、65 %水素化ナトリウム (217 mg)、ブロモ酢酸エチ
ル (1.09 ml)を用いて実施例95と同様の反応を行った。
シリカゲルクロマトグラフィー(溶出液:ヘキサン:酢
酸エチル=3:1→1:1)により、低極性化合物とし
て表題化合物 (1.16 g)を無色針状晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.26 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.56-
1.77 (4H, m), 2.26 (3H, s), 2.56 (2H, t, J = 7.5 H
z), 2.67 (2H, t, J = 7.8 Hz), 4.21 (2H, q, J= 6.9
Hz), 4.83 (2H, s), 5.00 (2H, s), 6.10 (1H, d, J =
2.4 Hz), 6.72-6.78 (2H, m), 7.03 (1H, d, J = 8.4 H
z), 7.12 (1H, d, J = 16.5 Hz), 7.35-7.44 (3H, m),
7.60-7.69 (3H, m). IR (KBr): 1740, 1333, 1235, 1175, 1111 cm-1.
【0403】実施例105. [5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[2-フ
ルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,
3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチルフェニル]
ブチル]-1H-ピラゾール-1-イル]酢酸エチルの製造
【化184】 実施例104におけるシリカゲルクロマトグラフィーにお
いて高極性化合物として表題化合物 (708 mg)を無色針
状晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.58-
1.77 (4H, m), 2.27 (3H, s), 2.54-2.60 (4H, m), 4.2
1 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.83 (2H, s), 5.01 (2H, s),
6.06 (1H, d, J = 1.8 Hz), 6.74-6.80 (2H, m), 7.02
(1H, d, J = 8.1Hz), 7.12 (1H, d, J = 16.8 Hz), 7.
35-7.45 (3H, m), 7.60-7.68 (3H, m). IR (KBr): 1753, 1331, 1204, 1171, 1130 cm-1.
【0404】実施例106. 2-[5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[2-
フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]-2-メチルフェニ
ル]ブチル]-1H-ピラゾール-1-イル]エタノールの製造
【化185】 [5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメ
チル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メ
トキシ]-2-メチルフェニル]ブチル]-1H-ピラゾール-1-
イル]酢酸エチル (350 mg)、水素化リチウムアルミニウ
ム (24.8 mg)を用いて実施例85-(iii)と同様の反応を行
い、表題化合物 (117 mg)を無色針状晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.63-1.70 (4H, m), 2.27 (3H,
s), 2.56-2.65 (4H, m), 3.68 (1H, t, J = 5.7 Hz),
3.97-4.02 (2H, m), 4.09 (2H, t, J = 6.3 Hz), 5.01
(2H, s), 6.02 (1H, d, J = 1.8 Hz), 6.74-6.80 (2H,
m), 7.02 (1H, d, J= 8.7 Hz), 7.12 (1H, d, J = 16.8
Hz), 7.35-7.45 (3H, m), 7.61-7.68 (3H,m). IR (KBr): 1501, 1429, 1333, 1171, 1130 cm-1.
【0405】実施例107. 1-(3-(4-(2-(2-((E)-2-(4-
ブロモ-2-フルオロフェニル)エテニル)-1,3-オキサゾー
ル-4-イル)エチル)-2-メチルフェノキシ)プロピル)-1H-
1,2,3-トリアゾールの製造
【化186】 (iv) 1-(3-(4-(2-(2-((E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェ
ニル)エテニル)-1,3-オキサゾール-4-イル)エチル)-2-
メチルフェノキシ)プロピル)-1H-1,2,3-トリアゾールの
製造 2-((E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)エテニル)-4-
(2-(4-(3-クロロプロポキシ)-3-メチルフェニル)エチ
ル)-1,3-オキサゾール(700 mg)、1H-1,2,3-トリアゾー
ル(127 μl)、水酸化ナトリウム(88 mg)、ヨウ化ナトリ
ウム(329 mg)、2-メチル-2-ブタノール(10 ml) を用い
て、実施例76-(iv)と同様の反応を行い表題化合物(580
mg)を無色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.23 (3H, s), 2.36-2.49 (2H,
m), 2.77-2.93 (4H, m), 3.94 (2H, t, J = 5.8 Hz),
4.64 (2H, t, J = 7.0 Hz), 6.67 (1H, d, J = 8.4Hz),
6.93-7.05 (3H, m), 7.25-7.69 (7H, m). IR (KBr) : 3155, 2253, 1817, 1599, 1477, 1386 c
m-1.
【0406】実施例108. (1-(3-(4-(2-(2-((E)-2-(4-
ブロモ-2-フルオロフェニル)エテニル)-1,3-オキサゾー
ル-4-イル)エチル)-2-メチルフェノキシ)プロピル)-1H-
イミダゾール-2-イル)メタノールの製造
【化187】 2-((E)-2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)エテニル)-4-
(2-(4-(3-クロロプロポキシ)-3-メチルフェニル)エチ
ル)-1,3-オキサゾール(700 mg)、DMF(10 ml)、 2-ホル
ミルイミダゾール(168 mg)、ヨウ化ナトリウム(328 m
g)、炭酸カリウム(302mg)、および水素化ホウ素ナトリ
ウム(200 mg)、メタノール(10 ml)、THF(10 ml)を用い
て、実施例78-(iii)、(iv)と同様の反応を行い表題化合
物(552 mg)を無色結晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.24 (3H, s), 2.20-2.34 (2H,
m), 2.78-2.92 (4H, m), 3.92 (2H, t, J = 5.8 Hz),
4.26 (2H, t, J = 7.0 Hz), 6.66 (1H, d, J = 8.0Hz),
6.86-7.06 (5H, m), 7.26-7.55 (5H, m). IR (KBr) : 3153, 2932, 2253, 1817, 1599, 1504 c
m-1.
【0407】実施例109. 4-[2-[3-メチル-4-[3-(1H-
ピラゾール-3-イル)プロポキシ]フェニル]エチル]-2-
[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾールの製造
【化188】 (i) (2E)-3-(1-トリチル-1H-ピラゾール-3-イル)アクリ
ル酸エチルの製造 1-トリチル-1H-ピラゾール-3-カルバルデヒド (20.0
g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル (12.9 ml)のDMF (150
ml)溶液に0℃で65%水素化ナトリウム (2.40 g)を加
え、室温で1.5時間攪拌した。反応液に水を加え、THF-
酢酸エチル (1:1)混液で抽出し、食塩水で洗浄後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、酢酸
エチル-ヘキサンより再結晶を行い、表題化合物 (18.7
g)を無色粉末晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.30 (3H, t, J = 7.2 Hz), 4.21
(2H, q, J = 7.2 Hz), 6.35 (1H, d, J = 16.2 Hz), 6.
47 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.10-7.17 (6H, m), 7.27-7.
33 (10H, m), 7.72 (1H, d, J = 16.2 Hz). IR (KBr): 1713, 1265, 1163, 747, 700 cm-1.
【0408】(ii) 3-(1H-ピラゾール-3-イル)プロパン
酸エチルの製造 (2E)-3-(1-トリチル-1H-ピラゾール-3-イル)アクリル酸
エチル (18.6 g)、10%パラジウム炭素 (3.72 g)、エタ
ノール-THF混液 (2:1; 450 ml)、4N塩酸 (22.8 ml)を用
いて実施例85-(ii)と同様の反応を行い、表題化合物
(6.04 g)を無色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.25 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.67
(2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 4.1
5 (2H, q, J = 7.2 Hz), 6.10 (1H, d, J = 2.1Hz), 7.
47 (1H, d, J = 2.1 Hz). IR (KBr): 2980, 1732, 1375, 1186, 1157 cm-1.
【0409】(iii) 3-(1-トリチル-1H-ピラゾール-3-イ
ル)-1-プロパノールの製造 3-(1H-ピラゾール-3-イル)プロパン酸エチル (6.00
g)、トリエチルアミン (7.46 ml)、塩化トリチル (10.4
g)を用いて実施例26-(ii)と同様の反応を行い、3-(1-
トリチル-1H-ピラゾール-3-イル)プロパン酸エチルの粗
生成物を黄色油状物として得た。本品、水素化リチウム
アルミニウム (1.49 g)を用いて実施例85-(iii)と同様
の反応を行い、表題化合物 (12.1 g)を無色アモルファ
スとして得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.80-1.88 (2H, m), 2.34 (1H, t,
J = 6.0 Hz), 2.76 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.51-3.58
(2H, m), 6.02 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.10-7.17(6H,
m), 7.25-7.31 (10H, m). IR (KBr): 1493, 1445, 1059, 748, 700 cm-1.
【0410】(iv) メタンスルホン酸3-(1-トリチル-1H-
ピラゾール-3-イル)プロピルの製造 3-(1-トリチル-1H-ピラゾール-3-イル)-1-プロパノール
(4.00 g)の酢酸エチル(60 ml)溶液にトリエチルアミン
(2.27 ml)、メタンスルホニルクロリド (1.26ml)を加
え、0 ℃で45分間攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エ
チルで抽出し、飽和重曹水、次いで飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出
液、ヘキサン:酢酸エチル=3:1→2:1)で精製し、表題化
合物 (4.65 g)を無色アモルファスとして得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.98-2.11 (2H, m), 2.73-2.80 (5
H, m), 4.17 (2H, t, J= 6.2 Hz ), 6.03 (1H, d, J =
2.6 Hz), 7.08-7.18 (6H, m), 7.23-7.33 (10H,m). IR (KBr): 1341, 1177, 934, 750, 700 cm-1.
【0411】(v) 4-[2-[3-メチル-4-[3-(1H-ピラゾール
-3-イル)プロポキシ]フェニル]エチル]-2-[(E)-2-[4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサ
ゾールの製造 2-メチル-4-[2-[2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]エチル]フ
ェノール (668 mg)、65%水素化ナトリウム (72.2mg)、
メタンスルホン酸3-(1-トリチル-1H-ピラゾール-3-イ
ル)プロピル (726 mg)及び90%ギ酸 (3 ml)用いて実施例
85-(viii)と同様の反応を行い、表題化合物 (597 mg)を
無色針状晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.12-2.21 (2H, m) 2.22 (3H, s),
2.80-2.93 (6H, m), 3.39 (2H, t, J = 6.3 Hz), 6.13
(1H, d, J = 2.1 Hz), 6.71 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.
93-7.02 (3H, m), 7.29 (1H, s), 7.45-7.51 (2H, m),
7.58-7.65 (4H, m). IR (KBr): 1325, 1254, 1167, 1144, 1067 cm-1.
【0412】実施例110. 2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-4-[2-[3-メ
チル-4-[3-(1H-ピラゾール-3-イル)プロポキシ]フェニ
ル]エチル]-1,3-オキサゾールの製造
【化189】 4-[2-[2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]エチル]
-2-メチルフェノール (700 mg)、65 %水素化ナトリウム
(72.2 mg)、メタンスルホン酸3-(1-トリチル-1H-ピラ
ゾール-3-イル)プロピル (726 mg)及び90%ギ酸 (3 ml)
用いて実施例85-(viii)と同様の反応を行い、表題化合
物 (341 mg)を無色針状晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.12-2.21 (2H, m) 2.23 (3H, s),
2.80-2.93 (6H, m), 3.99 (2H, t, J = 6.0 Hz), 6.13
(1H, d, J = 2.1 Hz), 6.71 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.
93-6.99 (2H, m), 7.11 (1H, d, J = 16.2 Hz), 7.31-
7.44 (3H, m), 7.49 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.55-7.68
(2H, m). IR (KBr): 1505, 1429, 1331, 1254, 1130 cm-1.
【0413】実施例111. 4-[[3-メチル-4-[4-(1H-ピ
ラゾール-4-イル)ブチル]フェノキシ]メチル]-2-[(E)-2
-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オ
キサゾールの製造
【化190】 (i) 3-メチル-4-[4-(1H-ピラゾール-4-イル)ブチル]フ
ェノールの製造 ヨウ化[3-(4-メトキシ-2-メチルフェニル)プロピル](ト
リフェニル)ホスホニウム (5.00 g)、1-トリチル-1H-ピ
ラゾール-4-カルバルデヒド (2.45 g)、炭酸カリウム
(1.50 g)、水 (0.261 ml)及び10%パラジウム炭素 (458
mg)、エタノール-THF混液 (4:1; 50 ml)、4N塩酸 (4.73
ml)を用いて実施例10-(i)と同様の反応を行い、4-[4-
(4-メトキシ-2-メチルフェニル)ブチル]-1H-ピラゾール
の粗生成物を無色油状物として得た。本品、48%臭化水
素酸 (5 ml)を用いて実施例85-(vi)と同様の反応を行
い、表題化合物 (564 mg)を無色アモルファスとして得
た。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.43-1.59 (4H, m), 2.14 (3H,
s), 2.41-2.47 (4H, m),6.47 (1H, dd, J = 2.4, 7.8 H
z), 6.51 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.85 (1H, d,J = 7.8
Hz), 7.28 (1H, br s), 7.45 (1H, br s), 8.96 (1H,
s). IR (KBr): 1586, 1499, 1339, 856, 808 cm-1.
【0414】(ii) 4-[4-[4-[[tert-ブチル(ジフェニル)
シリル]オキシ]-2-メチルフェニル]ブチル]-1H-ピラゾ
ールの製造 3-メチル-4-[4-(1H-ピラゾール-4-イル)ブチル]フェノ
ール (558 mg)、イミダゾール (445 mg)、tert-ブチル
ジフェニルクロロシラン (1.32 ml)を用いて実施例101-
(iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (1.13 g)を無色
油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.08 (9H, s), 1.49-1.62 (4H,
m), 2.11 (3H, s), 2.44-2.51 (4H, m), 6.44 (1H, dd,
J = 2.7, 8.1 Hz), 6.60 (1H, d, J = 2.7 Hz), 6.76
(1H, d, J = 8.4 Hz), 7.25-7.43 (8H, m), 7.69-7.72
(4H, m). IR (KBr): 1499, 1287, 1262, 1113, 700 cm-1.
【0415】(iii) 3-メチル-4-[4-(1-トリチル-1H-ピ
ラゾール-4-イル)ブチル]フェノールの製造 4-[4-[4-[[tert-ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ]-2-
メチルフェニル]ブチル]-1H-ピラゾール (1.13 g)、ト
リエチルアミン (0.506 ml)、塩化トリチル (675mg)、
テトラブチルアンモニウムフロオリドTHF溶液 (1.0 M;
2.66 ml)を用いて実施例101-(iv)と同様の反応を行い、
表題化合物 (1.07 g)を無色アモルファスとして得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.51-1.59 (4H, m), 2.20 (3H,
s), 2.42-2.52 (4H, m), 4.53 (1H, br s), 6.56 (1H,
dd, J = 2.7, 8.1 Hz), 6.60 (1H, d, J = 2.7 Hz), 6.
92 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.10-7.31 (16H, m), 7.47
(1H, s). IR (KBr): 1501, 1445, 752, 733, 700 cm-1.
【0416】(iv) 4-[[3-メチル-4-[4-(1H-ピラゾール-
4-イル)ブチル]フェノキシ]メチル]-2-[(E)-2-[4-(トリ
フルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール
の製造3-メチル-4-[4-(1-トリチル-1H-ピラゾール-4-イ
ル)ブチル]フェノール (703 mg)、65 %水素化ナトリウ
ム (60.5 mg)、4-(クロロメチル)-2-[(E)-2-[4-(トリフ
ルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール
(428 mg)及び90%ギ酸 (3ml)を用いて実施例85-(viii)と
同様の反応を行い、表題化合物 (523 mg)を無色針状晶
として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.56-1.65 (4H, m), 2.27 (3H,
s), 2.51-2.58 (4H, m), 5.00 (2H, d, J = 0.9 Hz),
6.73-6.79 (2H, m), 6.98-7.04 (2H, m), 7.38 (2H,s),
7.51-7.66 (6H, m). IR (KBr): 1501, 1325, 1163, 1127, 1069 cm-1.
【0417】実施例112. 2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-4-[[3-メチ
ル-4-[4-(1H-ピラゾール-4-イル)ブチル]フェノキシ]メ
チル]-1,3-オキサゾールの製造
【化191】 3-メチル-4-[4-(1-トリチル-1H-ピラゾール-4-イル)ブ
チル]フェノール (350 mg)、65 %水素化ナトリウム (3
0.1 mg)、4-(クロロメチル)-2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-
(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサ
ゾール (226 mg)及び90%ギ酸 (3 ml)を用いて実施例85-
(viii)と同様の反応を行い、表題化合物 (226mg)を無色
針状晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.57-1.65 (4H, m), 2.27 (3H,
s), 2.51-2.58 (4H, m), 5.01 (2H, d, J = 0.9 Hz),
6.73-6.79 (2H, m), 7.02 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.12
(1H, d, J = 16.5 Hz), 7.35-7.44 (4H, m), 7.60-7.69
(3H, m). IR (KBr): 1333, 1323, 1163, 1132, 1123 cm-1.
【0418】実施例113. 4-[[3-メチル-4-[4-[1-[2-
(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イルオキシ)エチル]-1H-ピ
ラゾール-4-イル]ブチル]フェノキシ]メチル]-2-[(E)-2
-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-1,3-オ
キサゾールの製造
【化192】 4-[[3-メチル-4-[4-(1H-ピラゾール-4-イル)ブチル]フ
ェノキシ]メチル]-2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール (300 mg)、65%
水素化ナトリウム (27.6 mg)、2-(2-ブロモエトキシ)テ
トラヒドロ-2H-ピラン (113 μl)を用いて実施例95と
同様の反応を行い、表題化合物 (360 mg)を無色針状晶
として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.47-1.77 (10H, m), 2.27 (3H,
s), 2.48 (2H, t, J = 6.6 Hz), 2.55 (2H, t, J = 7.5
Hz), 3.40-3.42 (1H, m), 3.59-3.67 (1H, m), 3.70-
3.77 (1H, m), 3.99-4.06 (1H, m), 4.26 (2H, d, J =
6.0 Hz), 4.50 (1H,t, J = 2.7 Hz), 5.00 (2H, d, J =
0.6 Hz), 6.73-6.79 (2H, m), 6.98-7.03(2H, m), 7.2
5 (1H, s) 7.31 (1H, s), 7.51-7.66 (6H, m). IR (KBr): 1325, 1165, 1123, 1067, 1036 cm-1.
【0419】実施例114. 2-[4-[4-[2-メチル-4-[[2-
[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-
1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]ブチル]-
1H-ピラゾール-1-イル]エタノールの製造
【化193】 4-[[3-メチル-4-[4-[1-[2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-
イルオキシ)エチル]-1H-ピラゾール-4-イル]ブチル]フ
ェノキシ]メチル]-2-[(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)
フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール (240 mg)、p-ト
ルエンスルホン酸一水和物 (150 mg)を用いて実施例94
と同様の反応を行い、表題化合物 (180 mg)を無色針状
晶として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.59-1.62 (4H, m), 2.27 (3H,
s), 2.48 (2H, t, J = 6.9Hz), 2.56 (2H, t, J = 7.2
Hz), 3.18 (1H, br t, J = 6.0 Hz), 3.96-3.99 (2H,
m), 4.17 (2H, d, J = 4.5 Hz), 5.00 (2H, d, J = 0.6
Hz), 6.73-6.79 (2H, m), 6.98-7.04 (2H, m), 7.17
(1H, s), 7.33 (1H, s), 7.51-7.66 (6H, m). IR (KBr): 1325, 1161, 1125, 1109, 1069 cm-1.
【0420】実施例115. (+)-1-[4-[[2-[(E)-2-(4-ト
リフルオロメチルフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾー
ル-4-イル]メトキシ]フェニル]-4-(1H-1,2,3-トリアゾ
ール-1-イル)-1-ブタノールの製造
【化194】 1-[4-[[2-[(E)-2-(4-トリフルオロメチルフェニル)エテ
ニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]-4
-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-1-ブタノール(400
mg)をキラルカラム(CHIRALCEL OJ, ダイセル化学工業
製)を用いるカラムクロマトグラフィー(溶出液:ヘキ
サン:2−プロパノール=3:7)に付して光学分割を
行なった。保持時間が小さい光学対掌体として表題化合
物(174mg)を得た。 比旋光度 [α]D +11.1 °(C=0.24, エタノール)
【0421】実施例116. (-)-1-[4-[[2-[(E)-2-(4-ト
リフルオロメチルフェニル)エテニル] -1,3-オキサゾー
ル-4-イル]メトキシ]フェニル]-4-(1H-1,2,3-トリアゾ
ール-1-イル)-1-ブタノールの製造
【化195】 1-[4-[[2-[(E)-2-(4-トリフルオロメチルフェニル)エテ
ニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ]フェニル]-4
-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-1-ブタノール(400
mg)のキラルカラム(CHIRALCEL OJ, ダイセル化学工業
製)によるカラムクロマトグラフィー(溶出液:ヘキサ
ン:2−プロパノール=3:7)において、保持時間が
大きい光学対掌体として表題化合物(180 mg)を得た。 比旋光度 [α]D −10.5 °(C=0.22, エタノール)
【0422】製剤例1 (一錠当たりの用量) (1)実施例4で得られた化合物 10.0mg (2)乳糖 60.0mg (3)コーンスターチ 35.0mg (4)ゼラチン 3.0mg (5)ステアリン酸マグネシウム 2.0mg 実施例4で得られた化合物10.0mgと乳糖60.0
mgおよびコーンスターチ35.0mgの混合物を10
重量%ゼラチン水溶液0.03ml(ゼラチンとして
3.0mg)を用い、1mmメッシュの篩を通して顆粒
化したのち、40℃で乾燥し再び濾過する。得られた顆
粒をステアリン酸マグネシウム2.0mgと混合し圧縮
する。得られる中心錠をしょ糖、二酸化チタン、タルク
およびアラビアゴムの懸濁液による糖衣でコーテイング
を施し、ミツロウで艶出して糖衣錠を得る。 製剤例2 (一錠当たりの用量) (1)実施例4で得られた化合物 10.0mg (2)乳糖 70.0mg (3)コーンスターチ 50.0mg (4)可溶化デンプン 7.0mg (5)ステアリン酸マグネシウム 3.0mg 実施例4で得られた化合物10.0mgとステアリン酸
マグネシウム3.0mgを可溶化デンプンの水溶液0.
07ml(可溶化デンプンとして7.0mg)で顆粒化
後、乾燥し、乳糖70.0mgおよびコーンスターチ5
0.0mgを混合する。混合物を圧縮し錠剤を得る。
【0423】以下の試験例において、化合物番号は実施
例番号を示す(例えば、実施例2の化合物は化合物2と
表示した)。試験例1. ヒト乳癌細胞の受容体チロシンのリン酸化
の抑制 ヒト乳癌細胞BT−474の細胞懸濁液500μl(3
0,000細胞)を24穴プレートに播き、5%炭酸ガ
スインキュベーター中37℃で培養した。翌日、4倍段
階希釈した被検化合物溶液250μlを添加し、2時間
後、抽出液を加えて反応を停止させるとともにタンパク
質を抽出した。このタンパク質をタンパク質電気泳動法
により分画した後、電気泳動ゲル内のタンパク質をナイ
ロンフィルターにトランスファーした。このフィルター
とリン酸化チロシン特異抗体とを反応させ、反応産物を
蛍光標識して画像解析装置により定量した。無処理群の
細胞のHER2チロシンのリン酸化量を100%とし
て、各濃度の被検化合物溶液を加えた群の細胞のHER
2チロシンのリン酸化量の割合を求め、被検化合物がH
ER2チロシンのリン酸化量を対照の50%に抑制する
のに必要な化合物濃度(IC50値)を算出した。結果を
〔表1〕に示す。これより、本発明の化合物は、ヒト乳
癌細胞が受容体チロシンキナーゼの活性化によって引き
起こされる、受容体タンパク質のチロシン残基のリン酸
化反応を強く阻害することが示された。
【0424】 〔表1〕 実施例番号(化合物番号) 細胞内HER2リン酸化阻害 BT−474(IC50:nM) 1 6.0 6 16 9 8.5 10 6.8 12 < 4.0
【0425】試験例2. in vitro での乳癌細胞BT
−474増殖抑制作用 ヒト乳癌細胞BT−474の細胞懸濁液100μl
(6,000細胞)を96穴マイクロプレートに播き、
5%炭酸ガスインキュベーター中37℃で培養した。翌
日、2倍段階希釈した各被検化合物溶液100μlを添
加し、培養を5日間行った。被検化合物を含む培養液を
除き、細胞を洗浄した後、50%トリクロロ酢酸溶液で
固定後、色素SRB0.4%(W/V)溶液(1%酢酸
に溶解)を加え細胞タンパク質を固定するとともに染色
した(スケハンら、ジャーナル オブナショナル キャ
ンサー インスティチュート 82巻1107−111
2ページ、1990年)。色素溶液を除き、1%酢酸溶
液にて洗浄した後、100μlの抽出液(10mM トリ
ス緩衝液)を加えて色素を抽出し、吸収波長550nm
の吸光度を測定し、タンパク質量として細胞量を測定し
た。被検化合物溶液を加えていない対照群のタンパク質
量を100%としたときの各処理群の残存タンパク質量
の割合を求め、残存細胞量を対照の50%に抑制するの
に必要な化合物濃度(IC50)値を算出した。結果を
〔表2〕に示す。これより、本発明の化合物は、ヒト乳
癌細胞株BT−474の増殖を強く抑制することが示さ
れた。
【0426】 〔表2〕 実施例番号(化合物番号) 細胞増殖阻害 BT−474(IC50:μM) 4 <0.05 6 <0.05 7 <0.05 8 0.11 16 0.20
【0427】試験例3. in vivo での乳癌増殖抑制作
500万個のヒト乳癌細胞BT−474を、マトリゲル
溶液に懸濁してBalb/C系雌ヌードマウス(6週
齢)胸部皮下に移植する(フリードマンら プロシーデ
イング オブ ナショナル アカデミー オブ サイエ
ンス USA 87巻6698−6702ページ、19
90年)。移植時ならびに移植後7日目に、腫瘍の生着
率を高める目的で、ジプロピオン酸エストラジオール
(5mg/mL溶液)50μLを、後足に筋肉内投与す
る。移植後14日目に腫瘍径を測定し腫瘍サイズを揃え
たマウスを一群当たり5匹実験に使用する。試験化合物
の5%アラビアゴム懸濁液(生理的食塩水溶液)を30
mg/kgの濃度で一日二回、計10日間経口投与を行
う。投与終了日に腫瘍径を測定し、 式:腫瘍体積=長径×短径×短径×(1/2) により腫瘍体積を算出する。アラビアゴム溶液投与の対
照群での投与終了日の腫瘍体積から投与開始日の腫瘍体
積を減じた値と、薬物投与群での投与終了日の腫瘍体積
から投与開始日の腫瘍体積を減じた値との比率を増殖率
として求める。
【0428】
【発明の効果】本発明の化合物(I)もしくはその塩ま
たはそのプロドラッグは、チロシンキナーゼ阻害作用を
有し、かつ毒性が低いため、哺乳動物におけるチロシン
キナーゼ依存性疾患の予防または治療に用いることがで
きる。チロシンキナーゼ依存性疾患には、異常なチロシ
ンキナーゼ酵素活性による細胞増殖亢進性の疾患が含ま
れる。さらに、本発明の化合物(I)もしくはその塩ま
たはそのプロドラッグは、チロシンキナーゼを特異的に
阻害するため、HER2を発現している癌の増殖を抑制
する治療剤として、または、ホルモン依存性癌のホルモ
ン非依存性癌への移行を防ぐ予防剤としても有用であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/506 A61K 31/506 A61P 9/00 A61P 9/00 9/10 9/10 101 101 31/18 31/18 35/00 35/00 35/04 35/04 43/00 111 43/00 111 123 123 C07D 413/14 C07D 413/14 417/12 417/12 (72)発明者 百瀬 祐 兵庫県宝塚市すみれガ丘2丁目8番7号 (72)発明者 内藤 健一郎 大阪府箕面市瀬川2丁目11番17号 (72)発明者 辻本 さおり 兵庫県尼崎市武庫之荘東1丁目26番10− 303号 Fターム(参考) 4C063 AA01 AA03 BB01 BB03 BB07 BB08 CC52 CC62 CC76 CC92 DD06 DD12 DD14 DD22 DD25 DD29 DD41 DD42 DD52 EE01 4C086 AA01 AA02 AA03 BC69 BC82 GA02 GA04 GA07 GA08 GA09 GA10 MA01 MA04 MA17 MA22 MA23 MA31 MA35 MA36 MA37 MA41 MA43 MA52 MA56 MA58 MA59 MA60 MA65 MA66 NA14 NA15 ZA33 ZA36 ZA45 ZB26 ZB33 ZC20

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 〔式中、環Aは含窒素複素環を、環Bは置換されていて
    もよい芳香族同素環または置換されていてもよい芳香族
    複素環を、環Cは置換されていてもよい5または6員の
    含窒素複素環を、Rは置換されていてもよい芳香族同素
    環基、置換されていてもよい芳香族複素環基または置換
    されていてもよいスチリル基を、mは0ないし2の整数
    を、nは1ないし5の整数を、Xは酸素原子、メチレン
    基、エチレン基またはエテニル基を、YおよびZは同一
    または異なって単結合、酸素原子、置換されていてもよ
    い炭素原子、置換されていてもよい窒素原子または酸化
    されていてもよい硫黄原子をそれぞれ示す。ただし、m
    =0のときXはエチレン基またはエテニル基である。ま
    た、一般式 【化2】 で表される基が 【化3】 で表される置換されていてもよい5または6員の含窒素
    複素環基でありXが酸素原子のとき、YおよびZが同一
    または異なって単結合またはメチレン基である場合を除
    く。〕で表される化合物またはその塩。
  2. 【請求項2】環Aが単環式または2環式の含窒素複素環
    である請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】環Aがオキサゾールまたはチアゾールであ
    る請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】環Bがそれぞれ置換されていてもよいベン
    ゼン、ピリジン、ナフタレン、ベンゾフランまたはキノ
    リンである請求項1記載の化合物。
  5. 【請求項5】一般式 【化4】 で表される基が 【化5】 で表される置換されていてもよい5または6員の含窒素
    複素環基である請求項1記載の化合物。
  6. 【請求項6】一般式 【化6】 で表される基が 【化7】 で表される置換されていてもよい5または6員の含窒素
    複素環基である請求項1記載の化合物。
  7. 【請求項7】環Cがそれぞれ置換されていてもよいピロ
    ール、イミダゾール、ピラゾール、トリアゾール、ピリ
    ジン、オキサゾール、チアゾールまたはベンズイミダゾ
    ールである請求項1記載の化合物。
  8. 【請求項8】Rが置換されていてもよいスチリル基であ
    る請求項1記載の化合物。
  9. 【請求項9】Xが酸素原子である請求項1記載の化合
    物。
  10. 【請求項10】mが1である請求項1記載の化合物。
  11. 【請求項11】Yが酸素原子またはスルホニル基である
    請求項1記載の化合物。
  12. 【請求項12】一般式 【化8】 〔式中、R1はハロゲン原子またはハロゲン化されてい
    てもよいC1-4アルキル基を、R2およびR3は同一また
    は異なってハロゲン原子、C1-3アルキル基または置換
    されていてもよい水酸基を、Wは酸素原子または硫黄原
    子を、pは1ないし3の整数を、環Cは置換されていて
    もよい5または6員の含窒素複素環を、m’は1または
    2を、nは1ないし5の整数を、YおよびZは同一また
    は異なって単結合、酸素原子、置換されていてもよい炭
    素原子、置換されていてもよい窒素原子または酸化され
    ていてもよい硫黄原子をそれぞれ示す。pが2または3
    を示すとき、R1はそれぞれ同一または異なっていても
    よい。ただし、一般式 【化9】 で表される基が 【化10】 で表される置換されていてもよい5または6員の含窒素
    複素環基のとき、YおよびZが同一または異なって単結
    合またはメチレン基である場合を除く。〕で表される化
    合物またはその塩。
  13. 【請求項13】R1がトリフルオロメチル基、フッ素原
    子、塩素原子または臭素原子であり、R2がフッ素原
    子、塩素原子またはメチル基である請求項12記載の化
    合物。
  14. 【請求項14】一般式 【化11】 〔式中、R1はハロゲン原子またはハロゲン化されてい
    てもよいC1-4アルキル基を、R2およびR3は同一また
    は異なってハロゲン原子、C1-3アルキル基または置換
    されていてもよい水酸基を、Wは酸素原子または硫黄原
    子を、pは1ないし3の整数を、環B’は置換されてい
    てもよいベンゼン環または置換されていてもよい5もし
    くは6員の芳香族複素環を、環Cは置換されていてもよ
    い5または6員の含窒素複素環を、m’は1または2
    を、nは1ないし5の整数を、YおよびZは同一または
    異なって単結合、酸素原子、置換されていてもよい炭素
    原子、置換されていてもよい窒素原子または酸化されて
    いてもよい硫黄原子をそれぞれ示す。pが2または3を
    示すとき、R1はそれぞれ同一または異なっていてもよ
    い。〕で表される化合物またはその塩。
  15. 【請求項15】Wが酸素原子である請求項12または1
    4記載の化合物。
  16. 【請求項16】m’が1である請求項12または14記
    載の化合物。
  17. 【請求項17】一般式 【化12】 で表される基が 【化13】 〔式中、R4は、水素原子または置換基として、1)水
    酸基、2)置換基を有していてもよいアルコキシカルボ
    ニル基、3)置換基を有していてもよいカルバモイル
    基、4)置換基を有していてもよい環状アミノカルボニ
    ル基、5)置換基を有していてもよいカルバモイルオキ
    シ基、6)置換基を有していてもよい環状アミノカルボ
    ニルオキシ基、7)置換基を有していてもよいアルキル
    スルホニル基、8)置換基を有していてもよいアルキル
    スルフィニル基、9)置換基を有していてもよいスルフ
    ァモイル基、10)置換基を有していてもよい環状アミ
    ノスルホニル基、11)置換基を有していてもよいカル
    バモイルアミノ基、12)置換基を有していてもよい環
    状アミノカルボニルアミノ基、13)置換基を有してい
    てもよいアルキルスルホニルアミノ基、14)置換基を
    有していてもよいアルキルスルホニルアミノ基および1
    5)アシルアミノ基から選ばれる基を1ないし3個有す
    るC1-4アルキル基を示す。〕で表される基である請求
    項1記載の化合物。
  18. 【請求項18】一般式 【化14】 で表される基が 【化15】 〔式中、R4'は、水素原子または置換基として、1)水
    酸基、2)置換基を有していてもよいアルコキシカルボ
    ニル基、3)置換基を有していてもよいカルバモイル
    基、4)置換基を有していてもよい環状アミノカルボニ
    ル基、5)置換基を有していてもよいカルバモイルオキ
    シ基、6)置換基を有していてもよい環状アミノカルボ
    ニルオキシ基、7)置換基を有していてもよいアルキル
    スルホニル基、8)置換基を有していてもよいアルキル
    スルフィニル基、9)置換基を有していてもよいスルフ
    ァモイル基、10)置換基を有していてもよい環状アミ
    ノスルホニル基、11)置換基を有していてもよいカル
    バモイルアミノ基、12)置換基を有していてもよい環
    状アミノカルボニルアミノ基、13)置換基を有してい
    てもよいアルキルスルホニルアミノ基、14)置換基を
    有していてもよいアルキルスルホニルアミノ基および1
    5)アシルアミノ基から選ばれる基を1ないし3個有す
    るC1-4アルキル基を示す。〕で表される環基である請
    求項1記載の化合物。
  19. 【請求項19】1-(3-{4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロ
    メチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)
    メトキシ]フェノキシ}プロピル)-1H-1,2,3-トリアゾー
    ル;1-[3-({4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フ
    ェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]
    フェニル}チオ)プロピル]-1H-1,2,3-トリアゾール;1-
    [3-({4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]
    エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニ
    ル}スルホニル)プロピル]-1H-1,2,3-トリアゾール;{1-
    [3-({4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]
    エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]フェニ
    ル}スルファニル)プロピル]-1H-イミダゾール-2-イル}
    メタノール、{1-[3-({4-[(2-{(E)-2-[4-(トリフルオロ
    メチル)フェニル]エテニル}-1,3-オキサゾール-4-イル)
    メトキシ]フェニル}スルホニル)プロピル]-1H-イミダゾ
    ール-2-イル}メタノール、1-[4-[[2-[(E)-2-(4-トリフ
    ルオロメチルフェニル)エテニル]-1,3-オキサゾール-4-
    イル]メトキシ]フェニル]-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1
    -イル)-1-ブタノール、1−[3−[4−[2−[2−
    [(E)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
    ル]エテニル]−1,3−オキサゾール−4−イル]エ
    チル]フェノキシ]プロピル]−1H−1,2,3−ト
    リアゾール、2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメ
    チル)フェニル]エテニル]-4-[[4-[4-(1H-ピラゾール-3-
    イル)ブチル]フェノキシ]メチル]-1,3-オキサゾール、2
    -[5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメ
    チル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メ
    トキシ]フェニル]ブチル]-1H-ピラゾール-1-イル]エタ
    ノール、2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメチ
    ル)フェニル]エテニル]-4-[[4-[4-[1-[2-(テトラヒドロ
    -2H-ピラン-2-イルオキシ)エチル]-1H-ピラゾール-5-イ
    ル]ブチル]フェノキシ]メチル]-1,3-オキサゾール、2-
    [5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[2-フルオロ-4-(トリフルオロメ
    チル)フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾール-4-イル]メ
    トキシ]-2−メチルフェニル]ブチル]-1H-ピラゾール-1
    -イル]エタノールおよび2-[5-[4-[4-[[2-[(E)-2-[4-ブ
    ロモ-2-フルオロ-4-フェニル]エテニル]-1,3-オキサゾ
    ール-4-イル]メトキシ]-2−メチルフェニル]ブチル]-1
    H-ピラゾール-1-イル]エタノールからなる群より選ばれ
    る1の化合物またはその塩。
  20. 【請求項20】請求項1記載の化合物のプロドラッグ。
  21. 【請求項21】請求項1記載の化合物もしくはその塩ま
    たはそのプロドラッグを含有する医薬。
  22. 【請求項22】チロシンキナーゼ阻害剤である請求項2
    1記載の医薬。
  23. 【請求項23】癌の予防・治療剤である請求項21記載
    の医薬。
  24. 【請求項24】癌が乳癌、前立腺癌、肺癌、膵癌または
    腎臓癌である請求項23記載の医薬。
  25. 【請求項25】哺乳動物に対して、請求項1記載の化合
    物もしくはその塩またはそのプロドラッグを有効量投与
    することを特徴とするチロシンキナーゼ阻害方法。
  26. 【請求項26】哺乳動物に対して、請求項1記載の化合
    物もしくはその塩またはそのプロドラッグを有効量投与
    することを特徴とする癌の予防・治療方法。
  27. 【請求項27】チロシンキナーゼ阻害剤を製造するため
    の請求項1記載の化合物もしくはその塩またはそのプロ
    ドラッグの使用。
  28. 【請求項28】癌の予防・治療剤を製造するための請求
    項1記載の化合物もしくはその塩またはそのプロドラッ
    グの使用。
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