JP2003271389A - 自然言語によるソフトウェア・オブジェクトの操作方法及びそのためのプログラム - Google Patents
自然言語によるソフトウェア・オブジェクトの操作方法及びそのためのプログラムInfo
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Abstract
一的に操作できる汎用性と、ユーザの要求、願望、目的
等の自然言語表現を入力として受け取ったときでも適切
な処理ができる柔軟性を備えた自然言語インターフェー
スを実現する。 【解決手段】 入力された自然言語の文字列をユーザの
要求の表現ととらえて文字列の解析を行い、その要求に
応じた処理を行うのに最適なソフトウェア・オブジェク
トを選択し、そのソフトウェア・オブジェクトに前記処
理を行わせるための機能記述表現を中間的に生成し、そ
の機能記述表現をOS又はプログラムにより実行可能な
命令記述列に変換する。
Description
動作するソフトウェア・オブジェクトを自然言語で操作
する方法及びそのためのプログラムに関する。本明細書
においてソフトウェア・オブジェクトとは、パーソナル
・コンピュータやマイコン制御機器等の電子機器を制御
するためのオペレーティング・システム(OS)や、O
S上で動作するアプリケーション・プログラムのことを
いう。また、入力機器(キーボード、マイク、手書きタ
ブレット等)から受け取った信号を処理して自然言語の
文字列を生成し、その文字列を解析し、解析結果に基づ
いてソフトウェア・オブジェクトの操作命令を生成する
ようなシステムのことを本明細書では自然言語インター
フェースと呼ぶ。
で操作するための自然言語インターフェースに関する研
究は従来より盛んに行われている。例として、特開平8-
147096号公報に記載の手書き入力方法及び装置、特開平
6-75692号公報に記載の情報処理装置、特開平6-131108
号公報に記載の情報入力装置、特開平6-282566号公報に
記載の情報入力装置等が挙げられる。これら従来の自然
言語インターフェースは、ソフトウェア・オブジェクト
に用意された内部機能を自然言語で呼び出すために用い
られる。例えば、特開平6-75692には、ユーザが「大き
くする」と手書き入力すると予め指定された文字列が倍
角文字になるようなワードプロセッサが開示されてい
る。また、特開平8-147096には、ユーザが「録画」と手
書き入力すると録画処理が始まるような制御系を有する
ビデオデッキが開示されている。
ーフェースは、例えばワードプロセッサ・プログラムや
ビデオデッキの制御プログラムといった個々のソフトウ
ェア・オブジェクトに特化したものばかりであって、あ
るソフトウェア・オブジェクトのために開発された自然
言語インターフェースを他のソフトウェア・オブジェク
トの操作に転用することは基本的に想定されていない。
このため、ソフトウェア開発者は、あるソフトウェア・
オブジェクト用の自然言語インターフェースを装備した
い場合、専用の自然言語インターフェースを新たに開発
するために相当な労力を費やさなければならない。
は、ソフトウェア・オブジェクトに予め用意された内部
機能を呼び出すための命令が入力されることが想定され
ている。従って、ユーザは、ソフトウェア・オブジェク
トがどのような機能を備えており、それをどのような自
然言語で呼び出せばよいかに関する情報(知識)を予め
持ち合わせていなければならない。つまり、ユーザの要
求に応える形でソフトウェア・オブジェクトが機能する
というより、ソフトウェア・オブジェクトの機能に合わ
せてユーザが命令を出すのである。このような形態に留
まる限り、自然言語によるソフトウェア・オブジェクト
の操作は柔軟性を欠いたものとならざるを得ない。例え
ば、ユーザが「映画鑑賞会のお知らせを作成したい」と
考え、その考えをそのまま言葉にして入力したとする。
「映画鑑賞会のお知らせを作成したい」は、いわばユー
ザの要求、願望又は目的を表現したものであって、ソフ
トウェア・オブジェクトの何らかの機能を明示的に呼び
出すための命令ではない。従来の自然言語インターフェ
ースではこのような入力に対して適切な処理を実行する
ことは不可能である。
に成されたものであり、その目的とするところは、複数
の異なるソフトウェア・オブジェクトを統一的に操作で
きる汎用性と、ユーザの要求、願望、目的等の自然言語
表現を入力として受け取ったときでも適切な処理ができ
る柔軟性を備えた自然言語インターフェースを実現する
ための技術を提供することにある。
に成された本発明に係る自然言語によるソフトウェア・
オブジェクトの操作方法は、要求を表現した自然言語の
文字列を所定の入力手段から受け取る手順、前記文字列
が示す言葉又は文の意味を解析して意味論的表現を生成
する手順、前記要求に応じた処理を行なうのに最適なソ
フトウェア・オブジェクトを前記意味論的表現に基づい
て選択するとともに、該ソフトウェア・オブジェクトを
操作するための環境を設定する手順、前記意味論的表現
を翻訳して、前記要求に応じた処理を前記ソフトウェア
・オブジェクトに実行させるために該ソフトウェア・オ
ブジェクトに与えるべき操作命令を正規化した言葉から
成る機能記述表現を生成する手順、前記機能記述表現か
ら前記ソフトウェア・オブジェクトの実行可能な命令を
生成して該ソフトウェア・オブジェクトに伝達する手
順、及び、前記命令を受けて前記ソフトウェア・オブジ
ェクトが実行した処理の結果を前記ユーザが認識可能な
所定の形態で出力する手順、を含む処理をコンピュータ
に実行させることを特徴とする。
うな処理を実行させるためのプログラムを提供する。
図面を参照しながら具体的に説明する。
用いて自然言語で入力する文字列を受け取る(ステップ
50)。入力手段は、キーボード、手書き入力装置、音
声入力装置等のハードウェアと、そのハードウェアの出
力信号から自然言語の文字列を生成するソフトウェア
(キーボードドライバ、パターン認識ソフトウェア、音
声認識ソフトウェア等)により構成する。ここでは「映
画鑑賞会のお知らせを作成したい」という文字列が入力
されたものとする。
を解析して意味論的表現を生成する(ステップ51)。
この処理は、形態素解析、構文解析、意味解析等の手順
を含む周知の自然言語処理方法で実行することができ
る。ここでは、「映画(の)」「鑑賞会(の)」「お知
らせ(を)」「作成(したい)」という意味論的表現が
生成されたものとする。
のに最適なソフトウェア・オブジェクトを上記意味論的
表現に基づいて選択する(ステップ52)。ソフトウェ
ア・オブジェクトの選択は、意味論的表現とソフトウェ
ア・オブジェクトとを関連づけた辞書(以下、環境設定
部辞書と呼ぶ)を用いて行われる。環境設定部辞書の一
例を図2に示す。図2の辞書を用いた場合、「映画
(の)」「鑑賞会(の)」「お知らせ(を)」「作成
(したい)」という意味論的表現から、ワードプロセッ
サの評価点=1.7電子メールクライアントの評価点=0.2
作図ソフトの評価点=0.2というようにソフトウェア・
オブジェクト毎の評価点が得られ、最も評価点の高い
「ワードプロセッサ」が最適なソフトウェア・オブジェ
クトとして選択される。ここでは、最も評価点の高いソ
フトウェア・オブジェクトを自動的に選択してもよい
が、ユーザから承認を得るステップを経た後でソフトウ
ェア・オブジェクトを選択するようにしてもよい。
・オブジェクトを操作するための環境を設定する(ステ
ップ53)。具体的には、ソフトウェア・オブジェクト
の機能を正規化された言葉に翻訳するための辞書(以
下、機能翻訳部辞書と呼ぶ)を用いて、意味論的表現を
機能記述表現に翻訳する。機能翻訳部辞書の一例を図3
に示す。図3の機能翻訳部辞書50は、入力語と置き換
え可能な出力語(訳語)を一つの変換対とした変換表で
ある。この変換表により、例えば入力語である「作成」
は、「作る」という出力語に変換できる。図3の例では
さらに、一つの入力語に対して複数の出力語の候補があ
る場合に、適切な出力語を選択するための付加情報とし
て、入力語の種類と、出力語への変換の妥当性を示す評
価点を各変換対に与えている。この評価点は、作業の過
程で動的に変化する。
変換(翻訳)手順を更に具体的に説明する。例えば「作
成」という言葉を見ると、まずこの言葉は「作る」に翻
訳される。「作る」は更に「文書を作る」、「図形を作
る」及び「メールを作る」のいずれかに翻訳可能である
が、ここではワードプロセッサがソフトウェア・オブジ
ェクトとして選択されているから、「文書を作る」の評
価点が最も高くなっている。従って、「文書を作る」が
自動的に(あるいはユーザから承認を得た後で)訳語
(訳文)として選択される。「文書を作る」は更に「ワ
ードプロセッサを起動する/文書を新規作成する」に翻
訳される。「ワードプロセッサを起動する/文書を新規
作成する」に対応するエントリは辞書に存在しない。従
って、「ワードプロセッサを起動する/文書を新規作成
する」が「作成」の機能技術表現となる。同様にして、
「映画(の)」「鑑賞会(の)」「お知らせ(を)」
「作成(したい)」という意味論的表現の各語を再帰的
に翻訳すると、最終的に、「ワードプロセッサを起動す
る」「映画鑑賞会の案内の」「文書を新規作成する」と
いう機能記述表現が得られる。
・オブジェクトの操作命令を生成し、その命令を実行す
る(ステップ54)。例えば、「ワードプロセッサを起
動する」という機能記述表現に対しては、ハードディス
クの所定場所に保存されたワードプロセッサのプログラ
ムを読み出して実行するための命令記述列を生成し、O
Sに実行させる。また、「文書を新規作成する」という
機能記述表現に対しては、文書新規作成機能を呼び出す
ための命令記述列を生成し、OSを通じてワードプロセ
ッサのプログラムに実行させる。OSに渡すべき命令記
述列はOSのアプリケーション・プログラミング・イン
ターフェース(API)の仕様に従って作成し、ワード
プロセッサのプログラムに渡すべき命令記述列はワード
プロセッサのAPIの仕様に従って作成する。命令記述
列の例としては、プログラムを起動するためのコマンド
ラインや、動作中のプログラム環境の内部で各種機能を
利用するためのスクリプトが挙げられる。
トにより命令記述列を実行して得られた結果をユーザの
認識可能な所定の形態で出力する。例えば、「ワードプ
ロセッサを起動する」に対応する命令が正常に実行でき
た場合、ワードプロセッサのウィンドウがコンピュータ
の画面上で最前面に表示される(ステップ55)。ま
た、「文書を新規作成する」に対応する命令が正常に実
行できた場合、ワードプロセッサのウィンドウ内に白紙
の文書が生成される。なお、操作が正常に実行できなか
った場合、所定のエラー処理が実行される(ステップ5
6)。
力されたユーザの要求に応じた処理を行うのに最適なソ
フトウェア・オブジェクトを自動的に選択し、更にその
ソフトウェア・オブジェクトを操作するための適切な命
令記述列を自動的に生成する基本的なアーキテクチャを
提供するものである。このような本発明により、ソフト
ウェア・オブジェクトと自然言語インターフェースとの
連携を従来よりも簡単に実現することができる。すなわ
ち、ソフトウェア・オブジェクトを操作するための命令
記述列を定めるとともに、各命令記述列と機能記述表現
とを関連づける辞書データを作成するだけで、そのソフ
トウェア・オブジェクトを自然言語で操作する仕組みを
実現することができる。
語の文字列をユーザの命令(すなわち、本発明の機能記
述表現に相当するもの)ととらえるのに対し、本発明で
は、入力された自然言語の文字列をユーザの要求の表現
ととらえて文字列の解析を行い、各種辞書を用いてソフ
トウェア・オブジェクトの機能記述表現を中間的に生成
する。言い換えると、従来はソフトウェア・オブジェク
トの機能をどのように利用したいかをユーザに言葉で表
現させていたのに対し、本発明では自分が何をしたいか
をユーザに言葉で表現させる。従って、ユーザは、どの
ようなソフトウェア・オブジェクトが利用できるかと
か、各ソフトウェア・オブジェクトにどのような機能が
備わっているかといったことを事前に知らなくても、自
分が何をしたいかを直接言葉で表現するだけで、ソフト
ウェア・オブジェクトを操作することができる。
フェースを備えるコンピュータ・システムの一例の概略
構成を図4に示す。このコンピュータ・システムは、一
般のパーソナル・コンピュータを利用して構成されたも
のであって、CPU(中央演算処理装置)10、ROM
(読出し専用主記憶装置)11、RAM(読書き可能主
記憶装置)12、外部記憶装置コントローラ13と外部
記憶装置(補助記憶装置)14、外部と連携するための
ネットワーク・コントローラ15、ユーザ・インターフ
ェース・アダプター16、ディスプレイ・コントローラ
21とディスプレイ22を備えている。ユーザ・インタ
ーフェース・アダプター16には、言葉列を入力するた
めの各種入力機器(キーボード17、音声入力用マイク
18、マウス19、手書き入力用タブレット20)が接
続されている。
示す。図5において、自然言語入力部30は、自然言語
による言葉、言葉列又は文(以下、これらをまとめて
「言葉」と呼ぶ)の入力を受け付け、その言葉を表す文
字列を生成する手段である。言葉の入力方法としては、
キーボード17を用いたキー入力、マイク18を用いた
音声入力、マウス19を用いた画面上の文字入力パネル
の操作、あるいは、タブレット20を用いた手書き入力
から選択できる。もちろん、これら以外の方法でも、そ
のための入力機器とそのためのソフトウェア(ドライ
バ)を用意しさえすれば、言葉の入力に利用できる。
書によるパーシング、対話形式構文生成、カテゴリー辞
書マネージャー機能を有しており、上記文字列を解析し
て意味論的表現を生成する。文字列の解析には、自然言
語処理の分野で一般的に知られた技術が利用できる。例
えば、奈良先端科学技術大学院大学の「茶筌」、京都大
学の「KNP」等の自然言語解析エンジンが既に知られ
ているが、このような既存のエンジンを用いて自然言語
解析部34を構成することができる。
全ての概念で環境設定部辞書39(図2参照)を検索
し、ユーザの要求に応じた処理を行うのに最適なソフト
ウェア・オブジェクトを選択し、そのソフトウェア・オ
ブジェクトの操作環境を設定する。環境設定部辞書39
には、意味論的表現に用いられる概念とシステムで利用
可能なソフトウェア・オブジェクトとを関連づける情報
や、ソフトウェア・オブジェクトの環境設定方法に関す
る情報が保存されている。環境設定には、以降の処理に
利用する辞書の設定、ソフトウェア・オブジェクトが動
作する機器内の環境の設定が含まれる。環境設定方法が
自然言語で記述されている場合、自然言語解析部34を
介して一連の動作を再帰的に繰り返す。
全ての概念で機能翻訳部辞書40(図3参照)を検索
し、辞書に記憶されているソフトウェア・オブジェクト
の機能に合った機能記述表現に置き換える。辞書に自然
言語そのものが登録されている可能性があるため、この
置換処理は自然言語解析部34を介した再帰的処理とな
る。最終的には生成される機能記述表現は、正規化され
た言葉から成る意味論的表現になる。なお、辞書内に未
定義部分が定義されていた場合、機能翻訳部37はユー
ザ対話部31を介して未定義部分の指定をユーザから受
け取る。
作成された機能記述表現に現れる全ての概念で命令伝達
部辞書41を検索し、辞書に記憶されているソフトウェ
ア・オブジェクト42の機能を実行するための命令記述
列を生成する。命令記述列は、例えば、該当ソフトウェ
ア・オブジェクト42のAPIとパラメータ、あるい
は、コマンドストリームを介して渡すコマンド列であ
る。命令伝達部38は命令記述列を実行し、該当ソフト
ウェア・オブジェクト42の機能を実行する。
実行されたソフトウェア・オブジェクト42の実行結果
を受け取り、ユーザが所望する形態で応答する。応答の
形態は、例えば、ディスプレイ22への表示、プリンタ
(図示せず)による印刷、データベースへの情報格納、
機器の制御等、様々なものが考えられる。ソフトウェア
・オブジェクト42の機能を実行して得られた結果が不
十分なものであり、ユーザの所望した形態で応答できな
い場合、応答発生部33はユーザ対話部31を介してユ
ーザにメッセージを提示し、必要があればユーザに指示
を求める。
機能翻訳部辞書40、命令伝達部辞書41の新規情報の
作成、格納情報の変更、削除、閲覧表示を行う。さら
に、制御部42は自然言語入力部30、自然言語解析部
34、環境設定部36、機能翻訳部37、命令伝達部3
8、応答発生部33、ユーザ対話部31、辞書管理部3
5に必要なデータを受け渡し、一連の動作を制御する。
いう入力文字列の処理を本実施例のシステムで行う手順
について図1〜図3を参照しながら説明する。
ユーザが、例えばキーボード24を用いて「映画鑑賞会
のお知らせを作成したい」という文を打ち込むと、自然
言語入力部30が、キーボード入力インターフェースを
通じて「映画鑑賞会のお知らせを作成したい」という文
字列を受け取る(ステップ50)。この文字列は自然言
語解析部34に渡される。
解析し、例えば「映画(の)」、「鑑賞会(の)」、
「お知らせ(を)」及び「作成(したい)」という、構
文および意味的に分離した4つの言葉から成る意味論的
表現を生成する(ステップ51)。この意味論的表現は
環境設定部36に渡される。
(図2参照)に基づいて上記4つの言葉のソフトウェア
・オブジェクト別評価点を取得し、総合的な評価点の最
も高いソフトウェア・オブジェクトは「ワードプロセッ
サ」であると判断し、環境設定部辞書39に格納されて
いる「ワードプロセッサ」向けの環境設定処理を実行す
る(ステップ52)。環境設定処理には、機能翻訳部辞
書40と命令伝達部辞書41の設定とコンピュータ資源
の確認及び確保が含まれる。
(図3参照)に基づいて上記4つの言葉をソフトウェア
・オブジェクトが提供する機能およびその組み合わせで
置き換えることにより、意味論的表現を機能記述表現に
翻訳する(ステップ53)。例えば、「作る」について
は「文書を作る」、「図形を作る」の二つの出力語(訳
語)の候補があるが、ここでは「文書を作る」の評価点
が最も高いので、「文書を作る」に変換する。こうして
機能翻訳部37は、自然言語解釈部34が生成した「映
画(の)」、「鑑賞会(の)」、「お知らせ(を)」、
「作成(したい)」という意味論的表現を図3の機能翻
訳部辞書40で再帰的に検索・置換し、「ワードプロセ
ッサを起動する」、「映画鑑賞会の案内の」、「文書を
新規作成する」という機能記述表現を生成する。再帰的
検索・置換時には、自然言語解析部34を利用して意味
論的表現を動的に変更する。
1を用いて命令記述列を生成する(ステップ54)。
「ワードプロセッサを起動する」を例にとると、まず、
自然言語解析部34がこの文字列を解析し「ワードプロ
セッサ(を)」、「起動(する)」を分離する。次に、
命令伝達部38がこれらの概念で命令伝達部辞書41を
検索し命令記述列を生成する。この場合、「起動(す
る)」が、特定のワードプロセッサ用アプリケーション
をオペレーティング・システムが提供するAPIを介し
て起動する実行可能ソフトウェアに置き換わり、命令伝
達部38が実行する。命令記述列の生成も再帰的に検索
・置換を行い、自然言語解析部34を利用して意味論的
表現を動的に変更する。
が起動したことを確認し、ディスプレイの最前面にワー
ドプロセッサを配置する(ステップ55)。なお、何ら
かの障害によりワードプロセッサが起動しなかった場
合、応答生成部33は、ユーザ対話部31を介してユー
ザと対話し、対処方法を決定する(ステップ56)。ワ
ードプロセッサが起動したら、ユーザは引き続き自分の
やりたいこと(要求)を言葉で順次入力することにより
ドキュメントを作成する。例えば、入力される言葉は、
例えば「タイトルを映画鑑賞会のお知らせにする」、
「タイトルを強調したい」といったものである。なお、
「終了する」という言葉を入力するとプログラムが終了
する。
を行うことで「映画鑑賞会のお知らせ」を作成した。次
に、この「お知らせ」を作成する操作手順をシステムに
登録することにより同様の「お知らせ」を簡単に再作成
できるようにする手順について説明する。ここでは例と
して、日時、場所、映画名、映画の紹介を自由に変更し
た「お知らせ」を作成できるようにすることを考える。
したような一連の操作に相当する機能記述表現を機能翻
訳部辞書40に適宜名前(ここでは「映画鑑賞会のお知
らせ」とする)で登録する。次に、辞書管理部35を介
して、機能翻訳部辞書40に登録された前記一連の機能
記述表現に含まれる文字列のうち、日時、場所、映画
名、映画の紹介に相当する部分を未定義部分として再定
義する(ステップ60)。
賞会のお知らせ」という文字列をワードプロセッサ・ソ
フトウェア・オブジェクトと関連づけて環境設定部辞書
39に登録する(ステップ61)。
設定部辞書39に「映画鑑賞会のお知らせ」のエントリ
を追加した後、ユーザが自然言語入力部30を介して
「映画鑑賞会のお知らせを作成する」と自然言語入力を
行なうと、自然言語解析部34と環境設定部36が図1
の例と同様の処理を行ない、意味論的表現を生成する
(ステップ62)。
現を機能記述表現に翻訳する際、「映画鑑賞会のお知ら
せ」を先に機能翻訳部辞書40に登録した一連の機能記
述表現に置換え(ステップ63)、その機能記述表現に
対して先に説明したような再帰的翻訳処理を実行する
(ステップ64)。機能記述表現に含まれる未定義部分
(日時、場所、映画名、映画の紹介)を見つけると(ス
テップ65)、機能翻訳部37は、ユーザ対話部31を
介してユーザにその部分の定義を問う。ユーザが定義に
相当する言葉(文字列)を入力すると、機能翻訳部37
は未定義部分をその言葉で置き換える(ステップ6
6)。このようにして、ユーザはユーザ対話部31のガ
イダンスに沿い、日時、場所、映画名、映画の紹介を入
力することで、映画鑑賞会のお知らせを簡単に作成でき
る。
が、実施例は上記に限られるものではない。例えば、上
記実施例ではパーソナル・コンピュータにインストール
された複数のアプリケーション・ソフトウェア・オブジ
ェクトを自然言語インターフェースを通じて操作するも
のとしたが、LANやインターネット等のネットワーク
に接続された複数のネットワーク対応電子機器(コンピ
ュータも含む)を、同ネットワークに接続された制御機
器の自然言語インターフェースを通じて操作できるよう
にすることも可能である。従って、例えば、家庭内のL
ANに接続されたネットワーク対応型電化製品に対して
一つの音声入力型コントローラを設けるというシステム
を実現することもできる。
ジェクトの操作手順の一例を示すフローチャート。
テムのハードウェア構成を示すブロック図。
フェースの機能的構成を示すブロック図。
ジェクトの操作手順の別の例を示すフローチャート。
Claims (2)
- 【請求項1】 要求を表現した自然言語の文字列を所定
の入力手段から受け取る手順、 前記文字列が示す言葉又は文の意味を解析して意味論的
表現を生成する手順、 前記要求に応じた処理を行なうのに最適なソフトウェア
・オブジェクトを前記意味論的表現に基づいて選択する
とともに、該ソフトウェア・オブジェクトを操作するた
めの環境を設定する手順、 前記意味論的表現を翻訳して、前記要求に応じた処理を
前記ソフトウェア・オブジェクトに実行させるために該
ソフトウェア・オブジェクトに与えるべき操作命令を正
規化した言葉から成る機能記述表現を生成する手順、 前記機能記述表現から前記ソフトウェア・オブジェクト
の実行可能な命令を生成して該ソフトウェア・オブジェ
クトに伝達する手順、及び、 前記命令を受けて前記ソフトウェア・オブジェクトが実
行した処理の結果を前記ユーザが認識可能な所定の形態
で出力する手順、を含む処理をコンピュータに実行させ
ることを特徴とする、自然言語によるソフトウェア・オ
ブジェクトの操作方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法に従った処理をコ
ンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (4)
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|---|---|---|---|
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| AU2002367792A AU2002367792A1 (en) | 2002-03-19 | 2002-12-09 | Method for operating software object using natural language and program for the same |
| US10/508,173 US20050165712A1 (en) | 2002-03-19 | 2002-12-09 | Method for operating software object using natural language and program for the same |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|
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|---|---|---|---|
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| JP (1) | JP2003271389A (ja) |
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