JP2003269171A - 水温制御バルブの故障検出装置 - Google Patents
水温制御バルブの故障検出装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P11/00—Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
- F01P11/14—Indicating devices; Other safety devices
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- F01P5/00—Pumping cooling-air or liquid coolants
- F01P5/14—Safety means against, or active at, failure of coolant-pumps drives, e.g. shutting engine down; Means for indicating functioning of coolant pumps
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- F01P7/14—Controlling of coolant flow the coolant being liquid
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的とするところは、エンジンの冷
却水温をフィードバック制御するものにおいて水温制御
バルブの故障を精度良く検出することである。 【解決手段】 図11(b)に示すように、バルブ42
0に故障が発生していない場合には、ポンプ水温Tpが
精度良く目標温度Tmapに追従するように制御される
が、バルブ420が固着した場合では、点線で示すよう
にバルブ420の回転開度θが時刻T1において固着す
ると、図11(a)の点線にて示すようにポンプ水温T
pが目標水温Tmapに追従できなくなる。このとき、
目標水温Tmapとポンプ水温Tpとの制御水温誤差T
eを算出する。制御水温誤差Teが所定の誤差範囲より
大きい場合には図11(e)に示すカウンタCntをイ
ンクリメントし、時刻T2にてカウンタCntの値が所
定の判定値を越えた場合には、故障判定フラグを立て
る。
却水温をフィードバック制御するものにおいて水温制御
バルブの故障を精度良く検出することである。 【解決手段】 図11(b)に示すように、バルブ42
0に故障が発生していない場合には、ポンプ水温Tpが
精度良く目標温度Tmapに追従するように制御される
が、バルブ420が固着した場合では、点線で示すよう
にバルブ420の回転開度θが時刻T1において固着す
ると、図11(a)の点線にて示すようにポンプ水温T
pが目標水温Tmapに追従できなくなる。このとき、
目標水温Tmapとポンプ水温Tpとの制御水温誤差T
eを算出する。制御水温誤差Teが所定の誤差範囲より
大きい場合には図11(e)に示すカウンタCntをイ
ンクリメントし、時刻T2にてカウンタCntの値が所
定の判定値を越えた場合には、故障判定フラグを立て
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】水冷式エンジンに設けられる
水温制御バルブの故障検出に関する。
水温制御バルブの故障検出に関する。
【0002】
【従来技術】水冷式エンジンでは、吸入空気の充填効率
を低下させること、エンジン内の稼動部分における摩擦
損失の増大を抑制すること等によりエンジンを効率良く
運転させるためにエンジンの冷却水温を適正温度範囲に
制御する必要がある。これに対して、エンジンの冷却水
温を適正温度範囲に制御する技術として我々は特開20
00−45773号公報に開示する技術を出願した。こ
のものでは、冷却水温の目標値に実冷却水温を追従させ
ることを目的として、ラジエータ通路側からの冷却水と
バイパス通路側からの流量比を調整する。この調整にお
いては、目標水温になるようにロータリバルブの開度を
フィードバック的に制御することで目標の冷却水温とな
るように制御する技術が開示されている。
を低下させること、エンジン内の稼動部分における摩擦
損失の増大を抑制すること等によりエンジンを効率良く
運転させるためにエンジンの冷却水温を適正温度範囲に
制御する必要がある。これに対して、エンジンの冷却水
温を適正温度範囲に制御する技術として我々は特開20
00−45773号公報に開示する技術を出願した。こ
のものでは、冷却水温の目標値に実冷却水温を追従させ
ることを目的として、ラジエータ通路側からの冷却水と
バイパス通路側からの流量比を調整する。この調整にお
いては、目標水温になるようにロータリバルブの開度を
フィードバック的に制御することで目標の冷却水温とな
るように制御する技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、日
本,欧州,米国では、自動車のエミッションに対する規
制が設けられており、エミッションを低減するエンジン
の構成部品に関しては、その異常を検出することを義務
付けている。しかしながら、上述のように冷却水温の目
標値へ実冷却水温が追従するようにフィードバック的に
制御を実行するものにおいては、その水温制御バルブに
対する故障検出の手法が確立されていない。
本,欧州,米国では、自動車のエミッションに対する規
制が設けられており、エミッションを低減するエンジン
の構成部品に関しては、その異常を検出することを義務
付けている。しかしながら、上述のように冷却水温の目
標値へ実冷却水温が追従するようにフィードバック的に
制御を実行するものにおいては、その水温制御バルブに
対する故障検出の手法が確立されていない。
【0004】従って、本発明の目的とするところは、冷
却水温をフィードバック制御するものにおいて水温制御
バルブの故障を検出することである。
却水温をフィードバック制御するものにおいて水温制御
バルブの故障を検出することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1の発明
のように、冷却水温制御手段による水温制御バルブの制
御中に、冷却水温の目標値と冷却水温の値とに基づいて
水温制御バルブの故障を検出する。
のように、冷却水温制御手段による水温制御バルブの制
御中に、冷却水温の目標値と冷却水温の値とに基づいて
水温制御バルブの故障を検出する。
【0006】冷却水温を目標値に追従させる制御におい
ては、水温制御バルブが正常なときには、検出される冷
却水温の値は目標値に追従する。これに対して水温制御
バルブが例えば固着した場合などは検出される冷却水温
の値が目標値からずれてしまう。従って、目標値と検出
される冷却水温の値との関係に基づいて水温制御バルブ
の故障を精度良く検出することができる。
ては、水温制御バルブが正常なときには、検出される冷
却水温の値は目標値に追従する。これに対して水温制御
バルブが例えば固着した場合などは検出される冷却水温
の値が目標値からずれてしまう。従って、目標値と検出
される冷却水温の値との関係に基づいて水温制御バルブ
の故障を精度良く検出することができる。
【0007】これにより、目標値と検出される冷却水温
の値との関係としては、故障が発生したときには冷却水
温の目標値と検出される冷却水温との偏差が大きくな
る。
の値との関係としては、故障が発生したときには冷却水
温の目標値と検出される冷却水温との偏差が大きくな
る。
【0008】請求項2の発明によれば、故障検出手段
は、冷却水温の目標値と検出される冷却水温の値との偏
差に基づいて水温制御バルブの故障を検出することで、
精度良く水温制御バルブの故障を検出することができ
る。
は、冷却水温の目標値と検出される冷却水温の値との偏
差に基づいて水温制御バルブの故障を検出することで、
精度良く水温制御バルブの故障を検出することができ
る。
【0009】尚、請求項3の発明のように、故障検出手
段は、目標温度設定手段により設定される冷却水温の目
標値と冷却水温検出手段により検出される冷却水温の値
との偏差が所定の判定値よりも大きい期間が所定期間よ
りも大きくなると水温制御バルブの故障を検出する。
段は、目標温度設定手段により設定される冷却水温の目
標値と冷却水温検出手段により検出される冷却水温の値
との偏差が所定の判定値よりも大きい期間が所定期間よ
りも大きくなると水温制御バルブの故障を検出する。
【0010】これにより、所定期間連続したときのみ、
水温制御バルブを故障と判定するので、冷却水温の制御
を実施しているときに、ハンチングが生じるなどの原因
による誤判定を抑制することができる。
水温制御バルブを故障と判定するので、冷却水温の制御
を実施しているときに、ハンチングが生じるなどの原因
による誤判定を抑制することができる。
【0011】また、車速が高い運転状態や高負荷運転状
態では、次のような不都合が生じる可能性がある。ま
ず、車速が高い場合には、走行風が大きいのでラジエー
タ通路での放熱が大きくなる。このため、冷却水温を目
標値に追従させる制御にあってはハンチングを生じる可
能性がある。また、高負荷運転状態ではエンジンの発熱
量が大きくなるので冷却水温の目標値との差が大きく、
目標冷却水温に追従させるにあたってハンチングを生じ
る可能性がある。このような事態を考慮すると、冷却水
温の目標値と検出される冷却水温との偏差のみでは、運
転状態によっては水温制御バルブの動作が正常でも異常
と誤判定してしまう虞がある。
態では、次のような不都合が生じる可能性がある。ま
ず、車速が高い場合には、走行風が大きいのでラジエー
タ通路での放熱が大きくなる。このため、冷却水温を目
標値に追従させる制御にあってはハンチングを生じる可
能性がある。また、高負荷運転状態ではエンジンの発熱
量が大きくなるので冷却水温の目標値との差が大きく、
目標冷却水温に追従させるにあたってハンチングを生じ
る可能性がある。このような事態を考慮すると、冷却水
温の目標値と検出される冷却水温との偏差のみでは、運
転状態によっては水温制御バルブの動作が正常でも異常
と誤判定してしまう虞がある。
【0012】従って、請求項4の発明のように、故障を
判定するための所定の判定値は、内燃機関の運転状態に
基づいて可変に設定されると良い。これにより、運転状
態によって、水温制御の応答性が変化したとしても運転
状態に応じて判定値を変更することで誤判定を抑制する
ことができる。
判定するための所定の判定値は、内燃機関の運転状態に
基づいて可変に設定されると良い。これにより、運転状
態によって、水温制御の応答性が変化したとしても運転
状態に応じて判定値を変更することで誤判定を抑制する
ことができる。
【0013】尚、請求項5の発明のように、冷却水温検
出手段は、内燃機関の冷却水通路に冷却水温を出力する
センサを設け、センサにより出力される温度を検出する
手段であり、冷却水温制御手段は、冷却水温検出手段に
より検出される冷却水温が目標温度設定手段により設定
される冷却水温の目標値に追従するように水温制御バル
ブを調整する。
出手段は、内燃機関の冷却水通路に冷却水温を出力する
センサを設け、センサにより出力される温度を検出する
手段であり、冷却水温制御手段は、冷却水温検出手段に
より検出される冷却水温が目標温度設定手段により設定
される冷却水温の目標値に追従するように水温制御バル
ブを調整する。
【0014】更に、請求項6の発明のように、冷却水温
を出力するセンサは、ラジエータ通路とバイパス通路と
が合流する位置から前記内燃機関までの通路中に備えら
れる。
を出力するセンサは、ラジエータ通路とバイパス通路と
が合流する位置から前記内燃機関までの通路中に備えら
れる。
【0015】これにより、内燃機関に循環する冷却水温
を精度良く制御することができるので、吸入空気の充填
効率を向上させることや内燃機関の稼動部分における摩
擦損失の増大を抑制することができる。
を精度良く制御することができるので、吸入空気の充填
効率を向上させることや内燃機関の稼動部分における摩
擦損失の増大を抑制することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本実施の形態は本発明に係る液冷
式内燃機関の冷却装置を車両走行用の水冷式エンジン
(水冷式内燃機関)に適用したものであり、図1は本実
施形態に係る冷却装置の概略構成図である。
式内燃機関の冷却装置を車両走行用の水冷式エンジン
(水冷式内燃機関)に適用したものであり、図1は本実
施形態に係る冷却装置の概略構成図である。
【0017】図1中、200は水冷式内燃機関(以下、
エンジン略す。)100内を循環する冷却水(冷却液)
を冷却するラジエータであり、210はラジエータ20
0に冷却水を循環させるラジエータ回路である。300
は、エンジン100から流出する冷却水をラジエータ2
00を迂回させてラジエータ200の流出口側に冷却水
を導くバイパス回路である。
エンジン略す。)100内を循環する冷却水(冷却液)
を冷却するラジエータであり、210はラジエータ20
0に冷却水を循環させるラジエータ回路である。300
は、エンジン100から流出する冷却水をラジエータ2
00を迂回させてラジエータ200の流出口側に冷却水
を導くバイパス回路である。
【0018】そして、バイパス回路300とラジエータ
回路210との合流部位220には、ラジエータ回路2
10を流通する冷却水の流量(以下、この流量をラジエ
ータ流量Vrと呼ぶ。)と、バイパス回路300を流通
する冷却水の流量(以下、この流量をバイパス流量Vb
と呼ぶ。)との流量比を制御するロータリ式流量制御弁
(以下、制御弁と略す。)400が配設されており、こ
の制御弁400より冷却水流れ下流側(エンジン100
側)には、エンジン100と独立して稼働して冷却水を
循環させる電動ポンプ(以下、ポンプと略す。)500
が配設されている。
回路210との合流部位220には、ラジエータ回路2
10を流通する冷却水の流量(以下、この流量をラジエ
ータ流量Vrと呼ぶ。)と、バイパス回路300を流通
する冷却水の流量(以下、この流量をバイパス流量Vb
と呼ぶ。)との流量比を制御するロータリ式流量制御弁
(以下、制御弁と略す。)400が配設されており、こ
の制御弁400より冷却水流れ下流側(エンジン100
側)には、エンジン100と独立して稼働して冷却水を
循環させる電動ポンプ(以下、ポンプと略す。)500
が配設されている。
【0019】ここで、制御弁400の概略構造について
述べておく。制御弁400は、図2に示すように、制御
弁400とポンプ500とが、ポンプハウジング510
とバルブハウジング410とで一体化されている。因み
に、両ハウジング410、510は共に樹脂製である。
そして、バルブハウジング410内には、図3、4に示
すように、長手方向(軸方向)一端側が閉塞された円筒
状(コップ状)のロータリバルブ(以下、バルブと略
す。)420が回転可能に収納されており、このバルブ
420は、図2に示すように、複数枚の歯車431から
なる減速装置及びサーボモータ(駆動手段)432を有
するステップモータ430により円筒軸周りに回転駆動
される。
述べておく。制御弁400は、図2に示すように、制御
弁400とポンプ500とが、ポンプハウジング510
とバルブハウジング410とで一体化されている。因み
に、両ハウジング410、510は共に樹脂製である。
そして、バルブハウジング410内には、図3、4に示
すように、長手方向(軸方向)一端側が閉塞された円筒
状(コップ状)のロータリバルブ(以下、バルブと略
す。)420が回転可能に収納されており、このバルブ
420は、図2に示すように、複数枚の歯車431から
なる減速装置及びサーボモータ(駆動手段)432を有
するステップモータ430により円筒軸周りに回転駆動
される。
【0020】ステップモータは円筒形状をしており、外
側部と内側部とにより構成される(図示略)。外側部
は、円筒形状の内側に、中心軸に対する回転方向に沿っ
て複数個の独立した磁石コイルが形成される。そして、
内側部は外側部の内部に沿った円筒形状をしており、そ
の中心軸に沿ってN極,S極の磁石が等間隔に配列され
た構成をしている。この構成において例えば、磁石コイ
ルに通電することによりコイルの通電方向に対応した極
の磁石が引き付けられ、次に磁石コイルに逆方向の通電
をすることにより隣の極が引き付けられることによりス
テップ的に内側部の回転角度位置を変えることができ
る。従って、本実施の形態ではバルブ420の回転角度
位置をステップモータへの通電により制御している。実
際、ステップモータ430の駆動トルクが弱いことを考
慮して、ギア431を介してバルブ420を回転させ
る。
側部と内側部とにより構成される(図示略)。外側部
は、円筒形状の内側に、中心軸に対する回転方向に沿っ
て複数個の独立した磁石コイルが形成される。そして、
内側部は外側部の内部に沿った円筒形状をしており、そ
の中心軸に沿ってN極,S極の磁石が等間隔に配列され
た構成をしている。この構成において例えば、磁石コイ
ルに通電することによりコイルの通電方向に対応した極
の磁石が引き付けられ、次に磁石コイルに逆方向の通電
をすることにより隣の極が引き付けられることによりス
テップ的に内側部の回転角度位置を変えることができ
る。従って、本実施の形態ではバルブ420の回転角度
位置をステップモータへの通電により制御している。実
際、ステップモータ430の駆動トルクが弱いことを考
慮して、ギア431を介してバルブ420を回転させ
る。
【0021】また、バルブ420の円筒側面420aに
は、図3に示すように、その円筒側面420a内外を連
通させる合同形状(本実施形態では、等しい直径寸法を
有する円形状)の第1、2バルブポート421、422
が形成されており、両バルブポート421、422は、
バルブ420の円筒軸に対して約90度ずれている。一
方、バルブハウジング410のうちバルブ420の円筒
側面420aに対応する部位には、図3に示すように、
ラジエータ回路210側に連通するラジエータポート
(ラジエータ側流入口)411、及びバイパス回路30
0側に連通するバイパスポート(バイパス側流入口)4
12が形成されている。
は、図3に示すように、その円筒側面420a内外を連
通させる合同形状(本実施形態では、等しい直径寸法を
有する円形状)の第1、2バルブポート421、422
が形成されており、両バルブポート421、422は、
バルブ420の円筒軸に対して約90度ずれている。一
方、バルブハウジング410のうちバルブ420の円筒
側面420aに対応する部位には、図3に示すように、
ラジエータ回路210側に連通するラジエータポート
(ラジエータ側流入口)411、及びバイパス回路30
0側に連通するバイパスポート(バイパス側流入口)4
12が形成されている。
【0022】従って、制御弁400のバルブ420を回
転させることでバルブハウジング410のラジエータポ
ート411とバイパスポート412とを流れる冷却水の
流量比を調整することができる。より具体的に、図4を
用いてバルブ420の回転による流量比の調整について
説明する。図4はバルブ420の回転に応じたバルブ4
20に形成される第1のバルブポート421とラジエー
タポート411とで形成する開口面積(以下、第1の開
口面積と略す)と、バルブ420に形成される第2のバ
ルブポート422とバイパスポート412とで形成する
開口面積(以下、第2の開口面積と略す)とを示してい
る。
転させることでバルブハウジング410のラジエータポ
ート411とバイパスポート412とを流れる冷却水の
流量比を調整することができる。より具体的に、図4を
用いてバルブ420の回転による流量比の調整について
説明する。図4はバルブ420の回転に応じたバルブ4
20に形成される第1のバルブポート421とラジエー
タポート411とで形成する開口面積(以下、第1の開
口面積と略す)と、バルブ420に形成される第2のバ
ルブポート422とバイパスポート412とで形成する
開口面積(以下、第2の開口面積と略す)とを示してい
る。
【0023】図3(a)はバルブ420の第1のバルブ
ポートとラジエータポート411が「100%」合さ
り、バルブ420の第2のバルブポート422とバイパ
スポート412が全く合さらない状態を示している。図
4においてこの点をバルブ420の回転角度の基準位置
とすると、バルブ420が回転することにより、第1の
開口面積が小さくなるとともに、第2の開口面積が大き
くなる。そして、バルブ420の回転角度を90度に設
定することで、第2のバルブポート422とバイパスポ
ート412とが「100%」合さり、バルブ420の第
1のバルブポートとラジエータポート411が全く合さ
らない状態となる。ラジエータポート411とバイパス
ポート412とに流れる流量の総和はポンプ500の稼
動によって調整されるので、バルブ420の回転制御を
実行することでラジエータポート411とラジエータポ
ート412との流量比を調整することができる。
ポートとラジエータポート411が「100%」合さ
り、バルブ420の第2のバルブポート422とバイパ
スポート412が全く合さらない状態を示している。図
4においてこの点をバルブ420の回転角度の基準位置
とすると、バルブ420が回転することにより、第1の
開口面積が小さくなるとともに、第2の開口面積が大き
くなる。そして、バルブ420の回転角度を90度に設
定することで、第2のバルブポート422とバイパスポ
ート412とが「100%」合さり、バルブ420の第
1のバルブポートとラジエータポート411が全く合さ
らない状態となる。ラジエータポート411とバイパス
ポート412とに流れる流量の総和はポンプ500の稼
動によって調整されるので、バルブ420の回転制御を
実行することでラジエータポート411とラジエータポ
ート412との流量比を調整することができる。
【0024】そしてさらに、バルブハウジング410の
うち、バルブ420の円筒軸軸方向他端側に対応する部
位には、バルブ420の円筒内部420bとポンプ50
0の吸入側とを連通させるポンプポート(流出口)41
3が形成されている。
うち、バルブ420の円筒軸軸方向他端側に対応する部
位には、バルブ420の円筒内部420bとポンプ50
0の吸入側とを連通させるポンプポート(流出口)41
3が形成されている。
【0025】なお、440はバルブ420の円筒側面4
20aとバルブハウジング410の内壁との隙間を密閉
して、ラジエータポート411及びバイパスポート41
2からバルブハウジング410内に流入した冷却水がバ
ルブ420の円筒内部420bを迂回してポンプポート
413に流通することを防止するパッキンである。ま
た、バルブ420の回転シャフト423には、図2に示
すように、バルブ420の回転角度(制御弁400の弁
開度)を検出するポテンショメータ(開度検出手段)4
24が設けられており、このポテンショメータ424の
検出信号は、後述するECU600に入力されている。
20aとバルブハウジング410の内壁との隙間を密閉
して、ラジエータポート411及びバイパスポート41
2からバルブハウジング410内に流入した冷却水がバ
ルブ420の円筒内部420bを迂回してポンプポート
413に流通することを防止するパッキンである。ま
た、バルブ420の回転シャフト423には、図2に示
すように、バルブ420の回転角度(制御弁400の弁
開度)を検出するポテンショメータ(開度検出手段)4
24が設けられており、このポテンショメータ424の
検出信号は、後述するECU600に入力されている。
【0026】また、600は制御弁400及びポンプ5
00を制御する電子制御装置(ECU)である。そし
て、ECU600には、エンジン100の吸入負圧を検
出する圧力センサ610、冷却水の温度検出する第1〜
3水温センサ621〜623、及びエンジン100の回
転速度を検出する回転速度センサ624からの検出信号
が入力されており、ECU600はこれらの信号に基づ
いて、制御弁400、ポンプ500及び送風機230を
制御する。
00を制御する電子制御装置(ECU)である。そし
て、ECU600には、エンジン100の吸入負圧を検
出する圧力センサ610、冷却水の温度検出する第1〜
3水温センサ621〜623、及びエンジン100の回
転速度を検出する回転速度センサ624からの検出信号
が入力されており、ECU600はこれらの信号に基づ
いて、制御弁400、ポンプ500及び送風機230を
制御する。
【0027】ここで、第1水温センサ621はポンプポ
ート413側にてポンプ500(エンジン100)に流
入する冷却水の温度(以下、この温度をポンプ水温Tp
と呼ぶ。)を検出し、第2水温センサ622はバイパス
ポート412側にてバイパス回路300を流通する冷却
水の温度、つまりエンジン100から流出する冷却水の
温度(以下、この温度をバイパス水温Tbと呼ぶ。)を
検出し、第3水温センサ623はラジエータポート41
1側にてラジエータ200から流出する冷却水の温度
(以下、この温度をラジエータ水温Trと呼ぶ。)を検
出している。また、図示しない外気温センサにより車両
の外気温度を検出している。
ート413側にてポンプ500(エンジン100)に流
入する冷却水の温度(以下、この温度をポンプ水温Tp
と呼ぶ。)を検出し、第2水温センサ622はバイパス
ポート412側にてバイパス回路300を流通する冷却
水の温度、つまりエンジン100から流出する冷却水の
温度(以下、この温度をバイパス水温Tbと呼ぶ。)を
検出し、第3水温センサ623はラジエータポート41
1側にてラジエータ200から流出する冷却水の温度
(以下、この温度をラジエータ水温Trと呼ぶ。)を検
出している。また、図示しない外気温センサにより車両
の外気温度を検出している。
【0028】次に、本実施形態の作動を図5に示すフロ
ーチャートに基づいて述べる。本フローチャートは、エ
ンジン100を循環する冷却水温として、ポンプ温度T
pを目標水温Tmapに制御するための処理ルーチンが
記しており、このルーチンはエンジン運転中に32ms
ec毎に起動されるものである。まず、ステップS10
0にて、ECU600は、エンジン100の回転速度N
Eをクランク軸から出力される信号に基づいて演算し、
吸気圧センサにより検出される吸気圧力PMとを図示し
ないRAMから読み込むと共に、エンジン回転速度NE
と吸気圧力PMとから予めECUに記憶されているマッ
プを用いてエンジン100の各シリンダ(図示略)に供
給される吸入空気量GAを求める。また、ECU600
は、ステップS100にて、各センサ621,622,
623により検出される外部水温Tb,Tp,Trと、
外気温センサにより検出される車両の外気温度Thaを
読み込む。
ーチャートに基づいて述べる。本フローチャートは、エ
ンジン100を循環する冷却水温として、ポンプ温度T
pを目標水温Tmapに制御するための処理ルーチンが
記しており、このルーチンはエンジン運転中に32ms
ec毎に起動されるものである。まず、ステップS10
0にて、ECU600は、エンジン100の回転速度N
Eをクランク軸から出力される信号に基づいて演算し、
吸気圧センサにより検出される吸気圧力PMとを図示し
ないRAMから読み込むと共に、エンジン回転速度NE
と吸気圧力PMとから予めECUに記憶されているマッ
プを用いてエンジン100の各シリンダ(図示略)に供
給される吸入空気量GAを求める。また、ECU600
は、ステップS100にて、各センサ621,622,
623により検出される外部水温Tb,Tp,Trと、
外気温センサにより検出される車両の外気温度Thaを
読み込む。
【0029】そして、ECUはステップS100の処理
を終了すると、ステップS101へ進み、ステップS1
00にて演算した吸入空気量GAに基づいて、図示しな
いマップからエンジン100内を循環する基本冷却水流
量(ポンプ500の回転速度)及び目標とするエンジン
100に流入する冷却水の温度(以下、この水温を目標
水温Tmap と呼ぶ。)を決定すると共に、吸入空気
量GAに応じてエンジン100を循環する冷却水の基本
流量を図示しないマップに基づいて決定する。
を終了すると、ステップS101へ進み、ステップS1
00にて演算した吸入空気量GAに基づいて、図示しな
いマップからエンジン100内を循環する基本冷却水流
量(ポンプ500の回転速度)及び目標とするエンジン
100に流入する冷却水の温度(以下、この水温を目標
水温Tmap と呼ぶ。)を決定すると共に、吸入空気
量GAに応じてエンジン100を循環する冷却水の基本
流量を図示しないマップに基づいて決定する。
【0030】なお、目標水温Tmapを設定するための
マップ は、エンジン負荷(吸入空気量GA)が大きい
ときの水温に比べて、エンジン負荷(吸入空気量GA)
が小さいときの水温の方が高くなるように決定される。
これは、エンジン負荷が大きいときにはノックが発生し
やすく、エンジン負荷が小さいときにはノックが発生し
にくいからである。
マップ は、エンジン負荷(吸入空気量GA)が大きい
ときの水温に比べて、エンジン負荷(吸入空気量GA)
が小さいときの水温の方が高くなるように決定される。
これは、エンジン負荷が大きいときにはノックが発生し
やすく、エンジン負荷が小さいときにはノックが発生し
にくいからである。
【0031】次に、ECU600はステップS102に
て、ポンプ水温Tpが目標水温Tmapを基準とする所
定範囲(本実施形態では、±α℃は±2℃)であるか否
かを判定する。ポンプ水温Tpが目標水温Tmapを基
準とする所定範囲であるときは、ステップS102が肯
定判別(YES)されてステップS103へ進む。ステ
ップS103では、現在の制御弁400の回転角度を維
持し、そして、ステップS100へ戻り上述した処理を
繰り返し実行する。
て、ポンプ水温Tpが目標水温Tmapを基準とする所
定範囲(本実施形態では、±α℃は±2℃)であるか否
かを判定する。ポンプ水温Tpが目標水温Tmapを基
準とする所定範囲であるときは、ステップS102が肯
定判別(YES)されてステップS103へ進む。ステ
ップS103では、現在の制御弁400の回転角度を維
持し、そして、ステップS100へ戻り上述した処理を
繰り返し実行する。
【0032】一方、ポンプ水温Tpが目標水温Tmap
を基準とする所定範囲外であるときは、ステップS10
2が否定判別(NO)されてステップS104に進む。
ステップS104では、目標水温Tmapとポンプ水温
Tpとの差ΔT(=Tmap−Tp)に基づいて、図
6,7に示すマップに従って現在のバルブ開度から変化
させるべきバルブ開度量、現在の冷却水流量(基本冷却
水流量)から変化させるべき流量、及び現在の送風量か
ら変化させるべき送風量を決定する。このとき、バルブ
開度、冷却水流量及び送風量は、ポンプ500の消費電
力と送風機230の消費電力とが最も小さくなるように
決定する。
を基準とする所定範囲外であるときは、ステップS10
2が否定判別(NO)されてステップS104に進む。
ステップS104では、目標水温Tmapとポンプ水温
Tpとの差ΔT(=Tmap−Tp)に基づいて、図
6,7に示すマップに従って現在のバルブ開度から変化
させるべきバルブ開度量、現在の冷却水流量(基本冷却
水流量)から変化させるべき流量、及び現在の送風量か
ら変化させるべき送風量を決定する。このとき、バルブ
開度、冷却水流量及び送風量は、ポンプ500の消費電
力と送風機230の消費電力とが最も小さくなるように
決定する。
【0033】なお、図6のマップは、ポンプ500のデ
ュティーが大きくなるほど、ポンプ500の回転速度が
大きくなることを示し、図7のマップは、送風機230
のデュティーが大きくなるほど、送風機230の回転速
度が高くなることを示しており、両デュティーは、エン
ジン負荷に基づいて、前述のごとく、ポンプ500の消
費電力と送風機230の消費電力が最も小さくなるよう
に決定される。
ュティーが大きくなるほど、ポンプ500の回転速度が
大きくなることを示し、図7のマップは、送風機230
のデュティーが大きくなるほど、送風機230の回転速
度が高くなることを示しており、両デュティーは、エン
ジン負荷に基づいて、前述のごとく、ポンプ500の消
費電力と送風機230の消費電力が最も小さくなるよう
に決定される。
【0034】そして、ECU600はステップS105
にて、制御弁400,ポンプ500及び送風機230の
稼働状態がその決定した値なるように制御信号を各種ア
クチュエータに出力する。そして、ステップS100乃
至S105の制御処理を繰り返すことにより目標水温T
mapにポンプ水温Tpが追従するように制御バルブ4
00をフィードバック制御することができる。次に、本
実施形態の特徴を述べる。ポンプ水温Tpは、バイパス
回路300を流通してきた冷却水とラジエータ200を
流通してきた冷却水とが混合することによって決定され
るので、ポンプ水温Tpが目標水温Tmapとなるよう
に精度良く制御するには、ラジエータ水温Tr及びバイ
パス水温Tbに加えて、ラジエータ流量Vr及びバイバ
ス流量Vbを検出することが必要である。
にて、制御弁400,ポンプ500及び送風機230の
稼働状態がその決定した値なるように制御信号を各種ア
クチュエータに出力する。そして、ステップS100乃
至S105の制御処理を繰り返すことにより目標水温T
mapにポンプ水温Tpが追従するように制御バルブ4
00をフィードバック制御することができる。次に、本
実施形態の特徴を述べる。ポンプ水温Tpは、バイパス
回路300を流通してきた冷却水とラジエータ200を
流通してきた冷却水とが混合することによって決定され
るので、ポンプ水温Tpが目標水温Tmapとなるよう
に精度良く制御するには、ラジエータ水温Tr及びバイ
パス水温Tbに加えて、ラジエータ流量Vr及びバイバ
ス流量Vbを検出することが必要である。
【0035】しかし、冷却装置内を循環する冷却水の流
量を正確に計測することは、前述のごとく、現実的には
困難である。そこで、本実施の形態では、以下に示すよ
うに、ポンプ水温Tp、ラジエータ水温Tr及びバイパ
ス水温Tbに基づいて、ラジエータ流量Vr及びバイバ
ス流量Vb、つまりバルブ開度を決定している。ポンプ
水温Tpは、前述のごとく、バイパス回路300を流通
してきた冷却水とラジエータ200を流通してきた冷却
水とが混合することによって決定されるので、ポンプ水
温Tpは数式1となる。
量を正確に計測することは、前述のごとく、現実的には
困難である。そこで、本実施の形態では、以下に示すよ
うに、ポンプ水温Tp、ラジエータ水温Tr及びバイパ
ス水温Tbに基づいて、ラジエータ流量Vr及びバイバ
ス流量Vb、つまりバルブ開度を決定している。ポンプ
水温Tpは、前述のごとく、バイパス回路300を流通
してきた冷却水とラジエータ200を流通してきた冷却
水とが混合することによって決定されるので、ポンプ水
温Tpは数式1となる。
【0036】[数1] Tp=(Tr・Vr+Tb・V
b)/(Vr+Vb) ここで、ラジエータ流量Vrとバイバス流量Vbとの流
量比Vrbを数式2のように定義する。
b)/(Vr+Vb) ここで、ラジエータ流量Vrとバイバス流量Vbとの流
量比Vrbを数式2のように定義する。
【0037】[数2] Vrb≡Vr/Vb
とすれば、数式1は数式3のように変形される。
【0038】[数3] Tp=(Tb+Tr・Vrb)/
(1+Vrb) また、数式3よりVrbは数式4となる。
(1+Vrb) また、数式3よりVrbは数式4となる。
【0039】
[数4] Vrb=(Tb−Tp)/(Tp−Tr)
ここで、バルブ開度は、図7に示すように、流量比Vr
bの関数となるので、流量比Vrbを求めれば、バルブ
開度は一義的に決定することができる。因みに、図8に
示す流量比Vrbとバルブ開度との関係は、試験により
確認したものである。
bの関数となるので、流量比Vrbを求めれば、バルブ
開度は一義的に決定することができる。因みに、図8に
示す流量比Vrbとバルブ開度との関係は、試験により
確認したものである。
【0040】また、流量比Vrbは、数式4から明らか
なように、ポンプ水温Tp、ラジエータ水温Tr及びバ
イパス水温Tbに基づいて算出することができる。ここ
で、数式4のポンプ水温Tpを目標水温Tmapとして
目標流量比Vrbを算出すれば、目標流量比Vrbは数
式5となる。なお、以下、数式4によって決定される流
量比Vrbを実流量比Vrbと呼ぶ。
なように、ポンプ水温Tp、ラジエータ水温Tr及びバ
イパス水温Tbに基づいて算出することができる。ここ
で、数式4のポンプ水温Tpを目標水温Tmapとして
目標流量比Vrbを算出すれば、目標流量比Vrbは数
式5となる。なお、以下、数式4によって決定される流
量比Vrbを実流量比Vrbと呼ぶ。
【0041】[数5] Vrb=(Tb−Tmap)/
(Tmap−Tr) 従って、目標流量比Vrb及び図8から決定される目標
バルブ開度と、実流量比Vrb及び図8から決定される
実バルブ開度との差から、現在のバルブ開度から変化さ
せるべきバルブ開度量、ずなわち、図6に示すマップが
決定される。
(Tmap−Tr) 従って、目標流量比Vrb及び図8から決定される目標
バルブ開度と、実流量比Vrb及び図8から決定される
実バルブ開度との差から、現在のバルブ開度から変化さ
せるべきバルブ開度量、ずなわち、図6に示すマップが
決定される。
【0042】以上に述べたように、本実施の形態によれ
ば、ポンプ水温Tp、ラジエータ水温Tr及びバイパス
水温Tbが判れば、実際の冷却水流量を測定することな
く、正確にバルブ開度を決定することができる。なお、
上述の説明では、ポンプ水温Tpは、バイパス回路30
0を流通する冷却水の状態とラジエータ200を通過し
た冷却水の状態のみによって決定されるものとしていた
が、実際には、第1〜3水温センサ621〜623で水
温を検出する時刻がずれているので、その時刻のずれの
間に冷却水の実際の水温と検出した水温との間に相違が
発生する可能性がある。したがって、第1〜3水温セン
サ621〜623を実装するにあたっては、第1〜3水
温センサ621〜623の取り付け位置をなるべく近づ
けることが望ましい。また、この時刻のずれに応じて補
正することで対応しても良い。
ば、ポンプ水温Tp、ラジエータ水温Tr及びバイパス
水温Tbが判れば、実際の冷却水流量を測定することな
く、正確にバルブ開度を決定することができる。なお、
上述の説明では、ポンプ水温Tpは、バイパス回路30
0を流通する冷却水の状態とラジエータ200を通過し
た冷却水の状態のみによって決定されるものとしていた
が、実際には、第1〜3水温センサ621〜623で水
温を検出する時刻がずれているので、その時刻のずれの
間に冷却水の実際の水温と検出した水温との間に相違が
発生する可能性がある。したがって、第1〜3水温セン
サ621〜623を実装するにあたっては、第1〜3水
温センサ621〜623の取り付け位置をなるべく近づ
けることが望ましい。また、この時刻のずれに応じて補
正することで対応しても良い。
【0043】ところで、エンジン負荷が大きくなり、目
標水温Tmapを低くすると、前述のごとく、バルブ開
度が変更されてラジエータ流量Vrが大きくなるが、ラ
ジエータ流量Vrが大きくなることで、冷却水の還流速
度が上昇する。従って、特定の冷却水に着眼したとき
に、その冷却水がラジエータ100を通過する期間が短
くなる。すなわち、ラジエータ流量Vrの増加に伴って
冷却水の放熱効率が低下することになる。
標水温Tmapを低くすると、前述のごとく、バルブ開
度が変更されてラジエータ流量Vrが大きくなるが、ラ
ジエータ流量Vrが大きくなることで、冷却水の還流速
度が上昇する。従って、特定の冷却水に着眼したとき
に、その冷却水がラジエータ100を通過する期間が短
くなる。すなわち、ラジエータ流量Vrの増加に伴って
冷却水の放熱効率が低下することになる。
【0044】このため、ポンプ水温Tpを低下させるべ
く、ラジエータ流量Vrを大きくしても、ラジエータ流
量Vrの増加量に比べて放熱効率は低下するので、冷却
水をラジエータ200に循環させるに必要なポンプ50
0のポンプ仕事(ポンプ500の消費電力)に対する冷
却能力の比が低下し、不必要なポンプ仕事が増大してし
まう。
く、ラジエータ流量Vrを大きくしても、ラジエータ流
量Vrの増加量に比べて放熱効率は低下するので、冷却
水をラジエータ200に循環させるに必要なポンプ50
0のポンプ仕事(ポンプ500の消費電力)に対する冷
却能力の比が低下し、不必要なポンプ仕事が増大してし
まう。
【0045】これに対して、本実施形態では、エンジン
負荷に基づいて送風機230の送風量も制御しているの
で、エンジン負荷の増大に応じて送風量を増大させれ
ば、ラジエータ200の放熱能力を増大させることがで
き、不必要なポンプ仕事が増大することを防止できる。
負荷に基づいて送風機230の送風量も制御しているの
で、エンジン負荷の増大に応じて送風量を増大させれ
ば、ラジエータ200の放熱能力を増大させることがで
き、不必要なポンプ仕事が増大することを防止できる。
【0046】以上説明したように、本実施の形態ではエ
ンジン100を還流する冷却水温をバルブ開度の調整に
よりフィードバック的に制御している。現在の米国規制
では、エミッションに関するエンジン部品については、
その部品が故障することによってエミッション規制値を
超えてしまうような故障をユーザに知らせることが義務
付けられている。従って、米国のみならず、今後、国
内、欧州においても、実際にこのような冷却水温を制御
するバルブ420が車両に搭載された場合は、この故障
を検出する必要がある。そこで、このような構成におい
てバルブ420が故障しているか否かを判定するための
処理について図9のフローチャートを用いて詳細に説明
する。
ンジン100を還流する冷却水温をバルブ開度の調整に
よりフィードバック的に制御している。現在の米国規制
では、エミッションに関するエンジン部品については、
その部品が故障することによってエミッション規制値を
超えてしまうような故障をユーザに知らせることが義務
付けられている。従って、米国のみならず、今後、国
内、欧州においても、実際にこのような冷却水温を制御
するバルブ420が車両に搭載された場合は、この故障
を検出する必要がある。そこで、このような構成におい
てバルブ420が故障しているか否かを判定するための
処理について図9のフローチャートを用いて詳細に説明
する。
【0047】まず、ステップS100は図6のフローチ
ャートと同一の処理であるため同一の符号を付して説明
を省略する。そして、ECU600はステップS200
にて、故障判定条件を判定する。故障判定条件は、例え
ばエンジン100の運転状態が定常運転であるか等であ
る。ここで、運転条件に基づいて故障判定条件が成立し
ていない場合にはステップS200が否定判別(NO)
されて、以降の処理を実行することなく本ルーチンを終
了する。一方、故障判定条件が成立している場合には、
ステップS201以降の処理を実行するためにステップ
S200が肯定判別(YES)されて、ステップS20
1へ進む。
ャートと同一の処理であるため同一の符号を付して説明
を省略する。そして、ECU600はステップS200
にて、故障判定条件を判定する。故障判定条件は、例え
ばエンジン100の運転状態が定常運転であるか等であ
る。ここで、運転条件に基づいて故障判定条件が成立し
ていない場合にはステップS200が否定判別(NO)
されて、以降の処理を実行することなく本ルーチンを終
了する。一方、故障判定条件が成立している場合には、
ステップS201以降の処理を実行するためにステップ
S200が肯定判別(YES)されて、ステップS20
1へ進む。
【0048】ステップS201では、制御水温誤差Te
(=Tmap―Tp)を算出する。制御水温誤差Te
は、目標水温Tmapと第1の水温センサ621により
検出されるポンプ水温Tpとの偏差である。そして、ス
テップS202では、制御水温誤差Teが所定の誤差範
囲(本実施の形態では、第1の誤差範囲は±β℃であ
る)であるか否かを判定する。尚、誤差範囲βは運転領
域に応じて設定されても良い。図10に示すマップは、
エンジン回転速度NEと吸入空気量GAとに応じて誤差
範囲βを設定するマップである。つまり、エンジン回転
速度NEが高いときはラジエータ200での放熱量が大
きくなり、吸入空気量GAが大きいときにはエンジン1
00での発熱量が大きくなるので、目標冷却水温Tma
pへ実冷却水温Tを高精度で制御することが困難にな
る。従って、このようなことを考慮して各運転状態に分
割されたマップにより誤差範囲βを設定すると良い。
(=Tmap―Tp)を算出する。制御水温誤差Te
は、目標水温Tmapと第1の水温センサ621により
検出されるポンプ水温Tpとの偏差である。そして、ス
テップS202では、制御水温誤差Teが所定の誤差範
囲(本実施の形態では、第1の誤差範囲は±β℃であ
る)であるか否かを判定する。尚、誤差範囲βは運転領
域に応じて設定されても良い。図10に示すマップは、
エンジン回転速度NEと吸入空気量GAとに応じて誤差
範囲βを設定するマップである。つまり、エンジン回転
速度NEが高いときはラジエータ200での放熱量が大
きくなり、吸入空気量GAが大きいときにはエンジン1
00での発熱量が大きくなるので、目標冷却水温Tma
pへ実冷却水温Tを高精度で制御することが困難にな
る。従って、このようなことを考慮して各運転状態に分
割されたマップにより誤差範囲βを設定すると良い。
【0049】ステップS202において、制御水温誤差
Teが誤差範囲内である場合にはステップS202が肯
定(YES)されて、ステップS205にて後述するカ
ウンタCntをリセットしそのまま本ルーチンを終了す
る。一方、制御水温誤差Teが所定の誤差範囲を超えて
いる場合にはステップS201へ進む。
Teが誤差範囲内である場合にはステップS202が肯
定(YES)されて、ステップS205にて後述するカ
ウンタCntをリセットしそのまま本ルーチンを終了す
る。一方、制御水温誤差Teが所定の誤差範囲を超えて
いる場合にはステップS201へ進む。
【0050】ステップS203では、カウンタCntを
インクリメントし、続くステップS204へ進む。カウ
ンタCntは、制御水温誤差Teが所定の誤差範囲を超
えている期間をカウントするカウンタであり、ステップ
S204ではカウンタCntが所定の判定値を超えたか
否かを判定する。カウンタCntが所定の判定値以下で
ある場合には、ステップS204が否定判別(NO)さ
れて、本ルーチンを終了する。一方、カウンタCntが
所定の判定値よりも大きい場合にはステップS204が
肯定判別(YES)されてステップS206へ進む。そ
して、ステップS206では、バルブ420が故障した
として本ルーチンを終了する。
インクリメントし、続くステップS204へ進む。カウ
ンタCntは、制御水温誤差Teが所定の誤差範囲を超
えている期間をカウントするカウンタであり、ステップ
S204ではカウンタCntが所定の判定値を超えたか
否かを判定する。カウンタCntが所定の判定値以下で
ある場合には、ステップS204が否定判別(NO)さ
れて、本ルーチンを終了する。一方、カウンタCntが
所定の判定値よりも大きい場合にはステップS204が
肯定判別(YES)されてステップS206へ進む。そ
して、ステップS206では、バルブ420が故障した
として本ルーチンを終了する。
【0051】以上のように、本実施の形態では、エンジ
ン100を運転状態に応じて冷却するために冷却水路を
還流する冷却水温をフィードバック的に制御する。この
ような制御において、目標水温Tmapとポンプ水温T
pとの偏差に基づいてバルブ420の故障を精度良く判
定することができる。
ン100を運転状態に応じて冷却するために冷却水路を
還流する冷却水温をフィードバック的に制御する。この
ような制御において、目標水温Tmapとポンプ水温T
pとの偏差に基づいてバルブ420の故障を精度良く判
定することができる。
【0052】尚、一般的にバルブ420の駆動をDCモ
ータ等で制御する場合には、バルブ420の位置を検出
し、モータへの通電量を指示するので、DCモータが故
障した場合には、駆動量の指令値が最高出力に張り付く
場合がある。従って、この指令値の挙動を見ることで故
障を検出することができる。これに対して、一般的に
は、ステップモータ430では位置を検出するためのセ
ンサを持たないため、通電した回数によってバルブ42
0の位置を設定し、例えモータが故障した場合であって
も通電回数しか見ることができないため、ステップモー
タ430の故障を検出することが困難となる。
ータ等で制御する場合には、バルブ420の位置を検出
し、モータへの通電量を指示するので、DCモータが故
障した場合には、駆動量の指令値が最高出力に張り付く
場合がある。従って、この指令値の挙動を見ることで故
障を検出することができる。これに対して、一般的に
は、ステップモータ430では位置を検出するためのセ
ンサを持たないため、通電した回数によってバルブ42
0の位置を設定し、例えモータが故障した場合であって
も通電回数しか見ることができないため、ステップモー
タ430の故障を検出することが困難となる。
【0053】従って、本実施の形態では、冷却水温の挙
動からステップモータ430が故障したとしても、その
故障も検出することができる。尚、本実施の形態におい
ては、ステップモータ430の代わりにDCモータを用
いても良い。
動からステップモータ430が故障したとしても、その
故障も検出することができる。尚、本実施の形態におい
ては、ステップモータ430の代わりにDCモータを用
いても良い。
【0054】次に、図11に示すタイムチャートを用い
て、本実施の形態を適用した例について詳細に説明す
る。まず、図11(a)では、ポンプ入り口の冷却水温
度Tpが示されており、図中一点鎖線で示す値は目標水
温Tmapである。この目標水温Tmapは、エンジン
負荷としての吸気圧力PMが小さいときに高い温度に設
定され、エンジン負荷として吸気圧力PMが大きいとき
には低い温度に設定される。図11(c)に示すように
時刻T1において、吸気圧力PMが大きくなるとポンプ
入口水温Tmapは低い温度に設定される。そして、本
実施の形態ではポンプ水温Tpが目標温度Tmapに追
従するように図11(b)に示すようにバルブ420の
回転角度を制御する。
て、本実施の形態を適用した例について詳細に説明す
る。まず、図11(a)では、ポンプ入り口の冷却水温
度Tpが示されており、図中一点鎖線で示す値は目標水
温Tmapである。この目標水温Tmapは、エンジン
負荷としての吸気圧力PMが小さいときに高い温度に設
定され、エンジン負荷として吸気圧力PMが大きいとき
には低い温度に設定される。図11(c)に示すように
時刻T1において、吸気圧力PMが大きくなるとポンプ
入口水温Tmapは低い温度に設定される。そして、本
実施の形態ではポンプ水温Tpが目標温度Tmapに追
従するように図11(b)に示すようにバルブ420の
回転角度を制御する。
【0055】バルブ420に故障が発生していない場合
には、ポンプ水温Tpが精度良く目標温度Tmapに追
従するように制御されるが、バルブ420が固着した場
合について説明する。図11(b)に点線で示すように
バルブ420の回転開度θが時刻T1において固着する
と、図11(a)の点線にて示すようにポンプ水温Tp
が目標水温Tmapに追従できなくなる。このとき、目
標水温Tmapとポンプ水温Tpとの偏差として、制御
水温誤差Teを算出する。そして、制御水温誤差Teが
所定の誤差範囲より大きい場合には図11(e)に示す
カウンタCntをインクリメントし、時刻T2にてカウ
ンタCntの値が所定の判定値を越えた場合には、故障
判定フラグを立てる。
には、ポンプ水温Tpが精度良く目標温度Tmapに追
従するように制御されるが、バルブ420が固着した場
合について説明する。図11(b)に点線で示すように
バルブ420の回転開度θが時刻T1において固着する
と、図11(a)の点線にて示すようにポンプ水温Tp
が目標水温Tmapに追従できなくなる。このとき、目
標水温Tmapとポンプ水温Tpとの偏差として、制御
水温誤差Teを算出する。そして、制御水温誤差Teが
所定の誤差範囲より大きい場合には図11(e)に示す
カウンタCntをインクリメントし、時刻T2にてカウ
ンタCntの値が所定の判定値を越えた場合には、故障
判定フラグを立てる。
【0056】以上のように、本実施の形態では、エンジ
ン100を運転状態に応じて冷却するために冷却水路を
還流する冷却水温をフィードバック的に制御する。この
ような制御において、目標水温Tmapとポンプ水温T
pとの偏差に基づいてバルブ420の故障を精度良く判
定することができる。
ン100を運転状態に応じて冷却するために冷却水路を
還流する冷却水温をフィードバック的に制御する。この
ような制御において、目標水温Tmapとポンプ水温T
pとの偏差に基づいてバルブ420の故障を精度良く判
定することができる。
【0057】尚、本実施例では水温センサ3ヶ所により
冷却水温を検出しているが、水温センサを水温制御可能
な数に減らした構成でも対応できることは云うまでもな
い。
冷却水温を検出しているが、水温センサを水温制御可能
な数に減らした構成でも対応できることは云うまでもな
い。
【0058】本実施の形態において、冷却水温検出手段
は第1の水温センサ621に、目標温度設定手段は図5
のフローチャートのステップS101に、冷却水温制御
手段は図5のフローチャートのステップS102乃至ス
テップS105に、故障検出手段は図9のフローチャー
トに、運転状態検出手段は図5,9のステップS100
にそれぞれ相当し、機能する。
は第1の水温センサ621に、目標温度設定手段は図5
のフローチャートのステップS101に、冷却水温制御
手段は図5のフローチャートのステップS102乃至ス
テップS105に、故障検出手段は図9のフローチャー
トに、運転状態検出手段は図5,9のステップS100
にそれぞれ相当し、機能する。
【図1】本実施の形態の全体構成を示す概略図である。
【図2】本実施の形態の制御弁とポンプとが一体化され
たものの外形図である。
たものの外形図である。
【図3】(a)は図2のA−A断面図であり、(b)は
(a)のB−B断面図である。
(a)のB−B断面図である。
【図4】本実施の形態の制御弁の開度特性を示す特性図
である。
である。
【図5】本実施の形態の冷却水温制御を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】ポンプの制御マップである。
【図7】送風機の制御マップである。
【図8】バルブ開度と流量比と特性を示す特性図であ
る。
る。
【図9】本実施の形態の故障判定を示すフローチャート
である。
である。
【図10】本実施の形態において、制御水温誤差Teを
判定するための誤差範囲βを運転状態に応じて設定する
ためのマップである。
判定するための誤差範囲βを運転状態に応じて設定する
ためのマップである。
【図11】本実施の形態を適用した場合の一例を示した
タイムチャートである。
タイムチャートである。
100・・・エンジン、
200・・・ラジエータ、
300・・・バイパス回路、
400・・・ロータリ式流量制御弁、
500・・・電動ポンプ、
600・・・電子制御装置(ECU)、
621・・・第1の水温センサ、
622・・・第2の水温センサ、
623・・・第3の水温センサ。
Claims (6)
- 【請求項1】 水冷式内燃機関から流出する冷却水がラ
ジエータを介して冷却され、前記内燃機関に前記ラジエ
ータにより冷却された前記冷却水を循環させるために設
けられるラジエータ通路と、 前記内燃機関から流出する冷却水を前記ラジエータを迂
回して循環させ、前記冷却水を前記ラジエータの流出側
に導くバイパス通路と、 前記ラジエータ通路とバイパス通路とに還流する冷却水
の流量比を調整する水温制御バルブと、 前記冷却水温を検出する冷却水温検出手段と、 前記冷却水温の目標温度を設定する目標温度設定手段
と、 前記目標温度設定手段により設定される前記冷却水温の
目標値と前記冷却水温検出手段により検出される冷却水
温の値とに基づいて前記水温制御バルブの開度を設定す
る冷却水温制御手段とを備え、 前記冷却水温制御手段による冷却水温制御バルブの制御
中に、前記目標温度設定手段により設定される前記冷却
水温の目標値と前記冷却水温検出手段により検出される
冷却水温の値とに基づいて前記水温制御バルブの故障を
検出する故障検出手段を備えることを特徴とする水温制
御バルブの故障検出装置。 - 【請求項2】 前記故障検出手段は、前記目標温度設定
手段により設定される前記冷却水温の目標値と前記冷却
水温検出手段により検出される冷却水温の値との偏差に
基づいて前記水温制御バルブの故障を検出することを特
徴とする請求項1に記載の水温制御バルブの故障検出装
置。 - 【請求項3】 前記故障検出手段は、前記前記目標温度
設定手段により設定される前記冷却水温の目標値と前記
冷却水温検出手段により検出される冷却水温の値との偏
差が所定の判定値よりも大きい期間が所定期間よりも大
きくなると前記水温制御バルブの故障を検出することを
特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一方に記
載の水温制御バルブの故障検出装置。 - 【請求項4】 前記内燃機関の運転状態を検出する運転
状態検出手段を備え、 前記所定の判定値は、前記運転状態検出手段により検出
される前記内燃機関の運転状態に基づいて可変に設定さ
れることを特徴とする請求項3に記載の水温制御バルブ
の故障検出装置。 - 【請求項5】 前記冷却水温検出手段は、前記内燃機関
の冷却水通路に冷却水温を出力するセンサを設け、前記
センサにより出力される温度を検出する手段であり、 前記冷却水温制御手段は、前記冷却水温検出手段により
検出される冷却水温が前記目標温度設定手段により設定
される前記冷却水温の目標値に追従するように前記水温
制御バルブを調整することを特徴とする請求項1乃至請
求項5のいずれか一つに記載の水温制御バルブの故障検
出装置。 - 【請求項6】 前記センサは、前記ラジエータ通路と前
記バイパス通路とが合流する位置から前記内燃機関まで
の通路中に備えられることを特徴とする請求項5に記載
の水温制御バルブの故障検出装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002072478A JP2003269171A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 水温制御バルブの故障検出装置 |
| US10/385,428 US6679202B2 (en) | 2002-03-15 | 2003-03-12 | Malfunction detecting apparatus for water temperature control valve |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002072478A JP2003269171A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 水温制御バルブの故障検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003269171A true JP2003269171A (ja) | 2003-09-25 |
Family
ID=28035171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002072478A Pending JP2003269171A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 水温制御バルブの故障検出装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6679202B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003269171A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007056722A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Toyota Motor Corp | 内燃機関冷却装置の故障検出システム |
| JP2012531559A (ja) * | 2009-06-30 | 2012-12-10 | ヴァレオ システム テルミク | 自動車エンジンの冷却回路用制御弁 |
| CN104100353A (zh) * | 2014-06-24 | 2014-10-15 | 武汉朗弘热力技术有限公司 | 主动式智控降温水室及降温方法 |
| WO2015155964A1 (ja) * | 2014-04-07 | 2015-10-15 | 株式会社デンソー | 内燃機関の冷却装置 |
| JP2017061868A (ja) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | 株式会社デンソー | 診断装置 |
| JP2018073154A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 旭有機材株式会社 | 配管部材の診断システム及び、配管部材の診断方法 |
| JP2018117482A (ja) * | 2017-01-20 | 2018-07-26 | トヨタ自動車株式会社 | モータ駆動装置 |
| JP2019060247A (ja) * | 2017-09-25 | 2019-04-18 | トヨタ自動車株式会社 | エンジン冷却装置 |
| DE112016001607B4 (de) | 2015-04-06 | 2022-09-29 | Denso Corporation | Steuervorrichtung für ein Motorkühlsystem |
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| US7182048B2 (en) * | 2002-10-02 | 2007-02-27 | Denso Corporation | Internal combustion engine cooling system |
| JP2009268648A (ja) * | 2008-05-02 | 2009-11-19 | Nipro Corp | 医療用カテーテル |
| DE102011003430B3 (de) | 2011-02-01 | 2012-05-31 | Continental Automotive Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Überprüfen einer Steuereinrichtung |
| JP2014202106A (ja) * | 2013-04-02 | 2014-10-27 | 株式会社山田製作所 | 電動ウォーターポンプの制御装置 |
| DK2874039T3 (en) * | 2013-11-19 | 2017-07-17 | Grundfos Holding As | Method of controlling a heat transfer system as well as such a heat transfer system |
| JP5904227B2 (ja) * | 2014-03-24 | 2016-04-13 | トヨタ自動車株式会社 | エンジンの冷却装置 |
| DE102014216658B4 (de) * | 2014-08-21 | 2022-12-01 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Verfahren zum Betrieb eines Kühlsystems einer Verbrennungskraftmaschine und Schutzsystem in einem Kühlsystem |
| KR101610519B1 (ko) * | 2014-10-07 | 2016-04-20 | 현대자동차주식회사 | Hev차량의 냉각시스템 및 그 제어방법 |
| US10519875B2 (en) | 2015-07-28 | 2019-12-31 | Denso Corporation | Diagnostic device |
| WO2017039682A1 (en) | 2015-09-04 | 2017-03-09 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Pump based issue identification |
| EP3281081B1 (en) * | 2015-09-04 | 2020-08-05 | Hewlett-Packard Enterprise Development LP | Valve failure predictions |
| JP6265195B2 (ja) * | 2015-10-01 | 2018-01-24 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
| KR101816413B1 (ko) * | 2016-06-20 | 2018-01-08 | 현대자동차주식회사 | 냉각수조절밸브의 진단장치 및 그 진단방법 |
| US20190093547A1 (en) * | 2017-09-22 | 2019-03-28 | GM Global Technology Operations LLC | Method and system for coolant temperature control in a vehicle propulsion system |
| KR102496808B1 (ko) * | 2018-07-19 | 2023-02-06 | 현대자동차 주식회사 | 통합 유량 제어 밸브 장착 차량 및 통합 유량 제어 밸브 장착 차량의 제어 방법 |
| CN110159410B (zh) * | 2019-05-30 | 2020-09-29 | 上海理工大学 | 汽车发动机热管理控制系统 |
| CN111441860B (zh) * | 2020-04-28 | 2024-04-12 | 潍坊力创电子科技有限公司 | 一种应用电子温控阀的发动机热管理系统及其实现方法 |
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|---|---|---|---|---|
| JP3552543B2 (ja) | 1998-07-29 | 2004-08-11 | 株式会社デンソー | 液冷式内燃機関の冷却装置 |
| JP3956663B2 (ja) | 2001-02-15 | 2007-08-08 | 株式会社デンソー | 内燃機関の冷却水温推定装置 |
-
2002
- 2002-03-15 JP JP2002072478A patent/JP2003269171A/ja active Pending
-
2003
- 2003-03-12 US US10/385,428 patent/US6679202B2/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6679202B2 (en) | 2004-01-20 |
| US20030172882A1 (en) | 2003-09-18 |
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