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JP2003268321A - 接着剤の溶融装置 - Google Patents

接着剤の溶融装置

Info

Publication number
JP2003268321A
JP2003268321A JP2002076336A JP2002076336A JP2003268321A JP 2003268321 A JP2003268321 A JP 2003268321A JP 2002076336 A JP2002076336 A JP 2002076336A JP 2002076336 A JP2002076336 A JP 2002076336A JP 2003268321 A JP2003268321 A JP 2003268321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
coil
heating
power supply
melting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002076336A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Suzuki
邦彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BURAUNII KK
Original Assignee
BURAUNII KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BURAUNII KK filed Critical BURAUNII KK
Priority to JP2002076336A priority Critical patent/JP2003268321A/ja
Publication of JP2003268321A publication Critical patent/JP2003268321A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性の高い接着剤の溶融装置を提供す
る。 【解決手段】 直流電源ユニット21は、交流電源を
直流電源に整流する整流器を有する。高周波発生手段
は、直流電源ユニット21から出力される直流電流を高
周波電流に変換する。コイルヘッド30は、それぞれ加
熱コイル31が組み込まれ、高周波発生手段に電気的に
接続される。手動操作体22は、作業者の手に把持さ
れ、コイルヘッド30の何れをも着脱自在に装着し得
る。コイルヘッド30は、作業条件に応じて手動操作体
22に交換して装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベニヤ板などの木
材製や石膏製の部材を他の建材に接合したり、鉄などの
金属製の部材に対して木材製や樹脂製などの他の部材を
接合したり、水道管、ガス管、排水管などのパイプ相互
を接合するための接着剤の溶融装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】建材としては、ベニヤ板などの木材製や
石膏製の部材を他の部材に接合することにより形成され
るものがあり、さらには、鉄などの金属製の部材に樹脂
製、木材製、発泡コンクリート製あるいは石膏製の部材
を接合することによって形成されるものがある。
【0003】このような部材を接着剤により接合する場
合としては、化粧板として家屋の内装板を家屋の建築現
場において壁下地に接着したり、床板を床下地に接着す
る場合などがある。
【0004】そこで、複数の部材を工場において接着し
たり、家屋の建築現場において内装板を壁下地に接着し
たり、床板を床板下地に接着するために、高周波誘導加
熱によって接着剤を加熱するようにした溶融装置が発明
者によって検討された。
【0005】電磁誘導加熱によって接着剤を加熱するに
は、接着される部材が木材などの非導電性材料からなる
場合には、アルミや鉄などの金属製シートの表面に接着
剤を塗布しておき、コイルに高周波電流を供給して金属
製シートに渦電流を発生させ、この渦電流によるジュー
ル熱によって金属製シートを発熱させることにより接着
剤を加熱して他の部材に部材を接着することができる。
【0006】接着される部材の少なくとも一方が鉄など
の金属製であれば、部材自体を発熱させることによって
これに塗布された接着剤を電磁誘導加熱によって加熱す
ることができる。
【0007】このような接着技術は、上述した以外の分
野にも用いられている。たとえば、都市ガスなどの燃料
用ガスを供給するためのガス管、飲料水などを家庭や工
場などに供給するための水道管、使用済みの水を所定の
排水処理場まで案内するための排水管、または、送電ケ
ーブルや電気信号線を収容するための電線管などは、複
数本の管の相互を直接にあるいはジョイントパイプを介
して接合することによって1本に連なった配管設備とし
たり、ジョイント部を介して分岐させ枝分かれした配管
設備とすることがある。これら管の相互間を迅速に隙間
無く接合する手段として上記接着技術が利用されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
接着剤の溶融装置は、加熱コイルが装置本体内に組み込
まれているめ、コイルヘッドの形状によって使用できる
場面が限定されていた。したがって、使用する場所、用
途に適した形状のコイルヘッドを備えた溶融装置を必要
な台数分だけ準備し、搬送しなければならないという煩
わしさがあった。
【0009】本発明の目的は、汎用性の高い接着剤の溶
融装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の接着剤の溶融装
置は、それぞれ非導電性材料からなる第1の部材と第2
の部材との間に、導電性発熱部材と接着剤とを介在させ
た状態で前記導電性発熱部材を電磁誘導加熱により発熱
させることによって前記接着剤を加熱溶融する接着剤の
溶融装置であって、交流電源を直流電源に整流する整流
器を有する直流電源ユニットと、前記直流電源ユニット
から出力される直流電流を高周波電流に変換する高周波
発生手段と、それぞれ加熱コイルが組み込まれ、前記高
周波発生手段に電気的に接続される複数のコイルヘッド
と、作業者の手に把持され、前記複数のコイルヘッドの
何れをも着脱自在に装着し得る手動操作体とを有し、作
業条件に応じて相互に形状が相違する前記コイルヘッド
を前記手動操作体に交換して装着し得ることを特徴とす
る。
【0011】また、本発明の接着剤の溶融装置は、導電
性材料からなる第1の部材と非導電性材料からなる第2
の部材とを、接着剤を介在させた状態で前記第1の部材
を電磁誘導加熱により発熱させることによって前記接着
剤を加熱溶融する接着剤の溶融装置であって、交流電源
を直流電源に整流する整流器を有する直流電源ユニット
と、前記直流電源ユニットから出力される直流電流を高
周波電流に変換する高周波発生手段と、それぞれ加熱コ
イルが組み込まれ、前記高周波発生手段に電気的に接続
される複数のコイルヘッドと、作業者の手に把持され、
前記複数のコイルヘッドの何れをも着脱自在に装着し得
る手動操作体とを有し、作業条件に応じて相互に形状が
相違する前記コイルヘッドを前記手動操作体に交換して
装着し得ることを特徴とする。
【0012】更に、本発明の接着剤の溶融装置は、それ
ぞれ導電性材料からなる第1の部材と第2の部材との間
に、接着剤を介在させた状態で前記導電性発熱部材を電
磁誘導加熱により発熱させることによって前記接着剤を
加熱溶融する接着剤の溶融装置であって、交流電源を直
流電源に整流する整流器を有する直流電源ユニットと、
前記直流電源ユニットから出力される直流電流を高周波
電流に変換する高周波発生手段と、それぞれ加熱コイル
が組み込まれ、前記高周波発生手段に電気的に接続され
る複数のコイルヘッドと、作業者の手に把持され、前記
複数のコイルヘッドの何れをも着脱自在に装着し得る手
動操作体とを有し、作業条件に応じて相互に形状が相違
する前記コイルヘッドを前記手動操作体に交換して装着
し得ることを特徴とする。
【0013】本発明の接着剤の溶融装置は、前記コイル
ヘッドが平板状、棒状または筒状の何れかの形状でなる
ことを特徴とする。
【0014】本発明にあっては、コイルヘッドが手動装
置体に対して着脱自在に装着されるので、第1の部材と
第2の部材との接合箇所の形状に応じてコイルヘッドを
交換することができ、従って、様々な場面および用途に
使用可能な汎用性の高い接着剤の溶融装置が得られる。
【0015】また、本発明の溶融装置によれば、部材相
互の接着箇所を再度加熱し、固化した接着剤を再び溶融
させ、2つの部材を相互に分離することもできる。接着
剤が炭化するまで加熱し続けた場合には、接着剤を部材
から容易に除去することができるので、分離した部材を
再利用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1および図2は接着剤により接合された
建材を示す図である。この建材10は、木材製の板材に
より形成されて第1の建材となり、支柱11a、間柱1
1bおよび中差し11cなどの木材により形成される壁
下地11からなる第2の建材に対して接着される。建材
10の表面には、化粧クロスなどが貼り付けられること
になる。
【0018】支柱11aや間柱11bにより形成される
壁下地11と建材10との少なくとも一方には、予め両
面に接着剤層12a,12bが塗布されたアルミニウム
や鉄などの金属からなる導電性シート13つまり導電性
発熱部材が接着されている。それぞれの接着剤層12
a,12bは、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアセタール
樹脂、ポリスチレン樹脂などのような熱可塑性接着剤か
らなる。図示する建材10は、ベニヤ板などの木材によ
り形成されているが、石膏ボード、発泡コンクリート、
ウレタンなどの樹脂あるいは石材などにより形成された
建材を家屋の壁下地や壁下地に接着するようにしても良
く、同様の建材を床板下地に接着するようにしても良
い。
【0019】図1および図2に示す建材10は、両面に
接着剤層12a,12bが形成された導電性シート13
を用いて他方の建材である壁下地11に接着するように
しているが、導電性発熱部材として鉄粉などの導電性粉
粒体を使用し、これと接着剤との混合物を両方の建材1
0,11の間に介在させるようにしても良い。また、導
電性シート13に代えて、導電性の線材を編んで形成し
たメッシュ状の部材を導電性発熱部材としても良い。
【0020】さらには、一方の接着剤層12aのみを熱
可塑性接着剤とし、他方の接着剤層12bを化学反応に
よって硬化したり溶融するタイプの接着剤により形成
し、一方の建材10と導電性シート13とを接着剤層1
2aにより接着するようにし、他方の建材である壁下地
11には予め導電性シート13を接着剤層12bにより
接着しておくようにしても良い。その場合には、家屋建
築の現場において、溶融装置によって熱可塑性接着剤か
らなる接着剤層12aを溶融状態として導電性シート1
3を介して建材10を建材11に接着することになる。
【0021】図3は建材10を床板下地14に接着した
状態を示す図であり、この場合には、床板下地14は、
金属製の梁材15を有しており、その梁材15には導電
性シートを用いることなく、接着剤層12により両方の
部材が接着されるようになっている。床板としての建材
10は、通常、木材製のフローリング材が使用される
が、この場合にも、発泡コンクリートなど種々の材料を
使用することも可能であり、建材10自体を金属製の板
材とすることも可能である。
【0022】図1に示すように壁下地11に建材10を
接着するには、溶融装置を使用して渦巻状の加熱コイル
に高周波電流を供給し、加熱コイルに交流磁界を発生さ
せる。これにより、磁力線が導電性シート13を通過す
ることになり、電磁誘導の法則によって導電性シート1
3に渦電流が発生し、この渦電流によるジュール熱によ
り導電性シート13が発熱することになる。
【0023】建材10および壁下地を構成する柱11な
どは、非導電性材料である木材製となっているので、加
熱コイルに高周波電流を供給しても、発熱することな
く、導電性シート13のみが発熱して、この発熱によっ
て、予め塗布された接着剤層12a,12bが加熱され
る。これにより、熱可塑性の接着剤は溶融状態となって
壁下地11と建材10の背面に密着し、通電を解くと接
着剤層12a,12bは冷却硬化して建材10は接着剤
層12a,12bを介して壁下地11に接着される。
【0024】図3に示すように、建材10を金属製の梁
材15に接着する場合には、その梁材15自体が導電性
発熱部材となっているので、図1および図2に示すよう
に、導電性シート13を介在させることなく、金属製の
梁材15を直接発熱させることによって接着剤層12を
加熱して建材10を接着することができる。
【0025】図4は前述した建材10を壁下地11や床
板下地14に対して接着するための携帯式の接着剤の溶
融装置20を示す図であり、この溶融装置20は電源ユ
ニット21と手動操作体22とを有している。図5は手
動操作体22を拡大して示す斜視図であり、図6は溶融
装置20の電気回路を示すブロック図である。
【0026】電源ユニット21は、ほぼ直方体状のケー
スを有し、持ち運び自在となっている。この電源ユニッ
ト21は、商用電源のコネクタに接続されるプラグ24
を有し、このプラグ24はACコード25により電源ス
イッチ26を介して電源ユニット21内の機器に接続さ
れている。電源ユニット21は、電圧を下げるための変
圧器と、交流を直流に変換する整流器とを有しており、
変圧器および整流器はそれぞれ図示省略され、商用電圧
より低い電圧に変圧されて直流に整流された電力がDC
コード27により手動操作体22内の機器に接続されて
いる。
【0027】手動操作体22は全体的にほぼ直方体形状
となったケースにより形成され、下面側は加熱面22a
となり、上面側は操作面22bとなっており、加熱面2
2aには厚み寸法が短い先端部と厚み寸法が大きい後端
部とを有する段差が形成されている。
【0028】手動操作体22の加熱面22aには、図示
しないコネクタと雌ねじ部とが設けられている。渦巻状
の加熱コイル31と、その両面に配置された円盤状のフ
ェライト32およびコイル保護のための樹脂製の円盤状
カバー33と取付け部材34とが一体的に成型されたコ
イルヘッド30は、取付け部材34のプラグ34aが加
熱面22aのコネクタに接続され、プラグ34aから径
方向に突出して設けられた支持板34bを挟んでネジ3
4cと加熱面22aの雌ネジ部とがネジ結合され、手動
操作体22に対して着脱自在に取り付けられる。
【0029】さらに、加熱面22aにはオンオフスイッ
チ46が設けられており、このオンオフスイッチ46は
手動操作体22のコイルヘッド30を建材10に押し付
けたときにコイルヘッド30とともに建材10に接触し
てオン信号を出力し、操作スイッチ39をオンすると、
加熱コイル31に電流が供給される。
【0030】図6に示すように、加熱コイル31にはコ
ンデンサC1、C2とコイルLとを有する平滑化回路3
5が接続されており、加熱コイル31に供給された高周
波電流が電源ユニット21内の機器に影響を与えないよ
うになっている。加熱コイル31の一端は平滑化回路3
5のプラス極側に接続され、他端は電力制御素子36を
介してマイナス側に接続され、両極間にはコンデンサC
3とダイオードDとが直列となって接続されており、さ
らに加熱コイル31および電力制御素子36の間とコン
デンサC3およびダイオードDとが電気的に接続されて
いる。電力制御素子36は、図示する場合にはパワーM
OSFETとなっており、このゲートには発振制御回路
37が接続され、この発振制御回路37から電力制御素
子36に対してオンオフ信号が送られるようになってい
る。
【0031】加熱コイル31には電流上昇および共振完
了検出器38が接続されており、加熱コイル31を流れ
る電流に応じて発振制御回路37に制御信号が送られる
ようになっている。前述した電力制御素子36、電流上
昇および共振完了検出器38および発振制御回路37に
よって高周波発生器が構成されており、加熱コイル31
には、所定の周波数、たとえば、20〜30kHz程度
の高周波電流が供給されるようになっている。つまり、
電力制御素子36のゲートに発振制御回路37からオン
信号が送られると、加熱コイル31には電力側から電力
制御素子36に向けて電流が流れ、この電流は素子の導
通時間に比例して増加することになる。電力制御素子3
6としてパワーMOSFETが使用されており、その素
子の導通状態でのオン抵抗によって電流上昇とともに電
圧も上昇することになる。電流が所定値に達したことが
電流上昇および共振完了検出器38によって検出された
ときに、その信号を発振制御回路37に送られて、電力
制御素子36はオフとなる。これにより、加熱コイル3
1に並列に接続されたコンデンサC3が共振し、電力制
御素子36をオンさせたときとは逆向きの電流が流れる
ことになる。
【0032】電流上昇および共振完了検出器38は並列
共振がその共振周期の半周期に達した時点を検出し、再
び電力制御素子36をオンさせる信号を出力する。この
ように、電流上昇および共振完了検出器38は、電力制
御素子36をオフつまり遮断するタイミングを検出して
電力制御素子36と加熱コイル31に流れる最大電流を
制御するとともに、電力制御装置を再び導通させるタイ
ミングを検出する機能を有している。これにより、所定
の周波数の高周波が加熱コイル31に供給されることに
なる。
【0033】加熱コイル31に高周波電流を供給するこ
とにより形成される磁路は、フェライト32を通り、手
動操作体22内には磁界が入り込まないようになってお
り、手動操作体22内の機器の保護がなされている。
【0034】操作面22bには、加熱コイル31に通電
して接着操作を開始させるための操作スイッチ39が取
り付けられており、この操作スイッチ39からの信号
は、加熱時間設定器40に送られて、1度の接着作業に
要する加熱コイル31への通電時間がこの設定器40に
より設定されることになる。通電時間を作業者が入力す
るために、操作面22bには、調整つまみ41が設けら
れている。この調整つまみ41により作動する可変抵抗
器41aによって設定器40により設定される通電時間
を任意の値に作業者が設定することができる。導電性シ
ート13の材質としては、鉄やアルミニウムなどが使用
されることになり、導電性シート13の材質に合わせて
調整つまみ41により通電時間が入力される。
【0035】図1に示す建材10を、壁下地11を構成
する建材11bに接着するには、作業者は手動操作体2
2を持って建材10の表面に加熱コイル31が対向する
ようにしてコイルヘッド30を建材10に押し付けて接
着作業を行うことになる。コイルヘッド30を建材10
に押し付けると、オンオフスイッチ46も押し込まれて
オンとなる。
【0036】作業者が手動操作体22を手に持って加熱
コイル31を壁下地11のうち導電性シート13が配置
された位置に対応させて加熱コイル31を建材10に対
向させるには、外部から導電性シート13の位置を目視
することができない。そこで、加熱コイル31を建材1
0の表面に対向させるように接近したときに、その前方
に導電性シート13が位置しているか否かを検出するた
めに、図5に示すように、下地センサ42が加熱面22
aに設けられている。
【0037】この下地センサ42としては、渦電流厚み
計と同様のものを用いることができ、交流電流を流した
コイルに導電体を近付けると、導電体に渦電流が流れる
ことから、この渦電流によって生じる磁界の変化によっ
て導電性シート13が加熱コイル31に対向する位置と
なっているか否かを検出することができる。この下地セ
ンサ42としては、静電容量の変化を検出するようにし
た静電容量式のものを用いるようにしても良い。
【0038】加熱コイル31に高周波電流を通電した場
合には、加熱コイル31が導電性シート13に対向して
いる位置となっていれば、加熱コイル31に流れる電流
の立ち上がりが迅速となり、導電性シート13が対向し
ていなければ、電流の立ち上がりが遅くなる。そこで、
電力制御素子36のゲートの電流の立ち上がりを検出す
る無負荷検出器43を接続し、加熱コイル31に流れる
電流を検出してその電流の上昇度から加熱コイル31が
導電性シート13に対向する位置となっているか否かを
検出することができる。これにより、この加熱コイル3
1の電流の上昇度を検出することによって、加熱コイル
31が導電性シート13に対向する状態となっているか
否か、つまり接着作業を行っても良いか否かを検出する
ことができる。したがって、加熱コイル31を建材10
に接近させたときに、加熱コイル31が導電性シート1
3に対向している状態となっているか否かを、下地セン
サ41に代えて、無負荷検出器43により検出するよう
にしても良い。
【0039】加熱コイル31に対する通電時間は、建材
10の表面から導電性シート13までの距離に応じて最
適値に調整する必要がある。そのため、手動操作体22
の加熱面22aには、近接センサ44が設けられてい
る。この近接センサ44としては、下地センサ42と同
様の原理のセンサを使用することができる。この近接セ
ンサ44からの信号は設定器40に送られて、加熱コイ
ル31と導電性シート13との距離に応じて通電時間が
設定される。
【0040】加熱コイル31に流れる電流は、加熱コイ
ル31と導電性シート13との距離に応じて立ち上がり
の速度が相違することとなり、加熱コイル31と導電性
シート13との距離が近い程、電流値が大きくなる。そ
こで、図6に示すように、加熱コイル31には電流上昇
および共振完了検出器38が設けられており、加熱コイ
ル31と導電性シート13との距離が近過ぎる場合に
は、安全のために、加熱コイル31への通電を解くよう
にしている。
【0041】図5に示すように、手動操作体22の加熱
面22aには、接着状況検出センサ45が設けられてお
り、加熱コイル31に通電することによって接着剤を溶
融状態として接着剤層によって建材10,11相互を接
着した後に、接着が適正に行われているか否かを検出す
るようにしている。この接着状況検出センサ45は、音
波や超音波などの振動を建材10の表面に照射する振動
発生部と、その振動の建材表面からの反射音を受信する
受信部とを有しており、反射音の周波数によって接着が
適正に行われたか否かを検出することができる。この接
着状況検出センサ45のみを有する機器を設けることに
より、接着状況検出器とすることができる。
【0042】手動操作体22の操作面22bには、加熱
コイル31が導電性シート13などの導電性発熱部材に
対向している状況となっている場合に、その状況を点灯
表示するためにLEDなどからなる表示部51が設けら
れ、さらに、加熱コイル31に通電されているときに、
その状態を表示するためにLEDなどからなる表示部5
2が設けられている。両方の表示部51,52は相互に
相違した色彩で点灯されるようになっている。
【0043】手動操作体22には、図6における加熱コ
イル31など軽量な部材のみが組み込まれており、比較
的重量が嵩む電源ユニット21は手動操作体22には組
み込まれていないので、軽量な手動操作体22を作業者
は容易に操作することができる。
【0044】次に、図4に示す溶融装置20を用いて図
1に示す壁下地11に建材10を接着する手順について
説明する。まず、建材10と壁下地11との一方の適所
に、両面に接着剤層12a,12bが塗布された導電性
シート13を予め接着しておく。導電性シート13の材
質は予め作業者は知っており、それに合わせて調節つま
み41により通電時間が設定される。
【0045】壁下地11に建材10を押し付けた状態の
もとで、溶融装置20の手動操作体22の加熱コイル3
1を建材10に対向させ、操作スイッチ39が操作され
ると、加熱時間設定器40により設定された時間だけ、
加熱コイル31に高周波電流が供給されて、導電性シー
ト13が電磁誘導により発熱して、接着剤層12a,1
2bが加熱されて溶融状態となる。これにより、接着剤
層12a,12bを介して建材10は壁下地11に接着
される。通電時間は、近接センサ44からの信号によ
り、建材10の厚みに応じた加熱コイル31と導電性シ
ート13との距離により自動的に補正されることにな
る。
【0046】手動操作体22を建材10の表面に押し付
けた状態のもとで、操作スイッチ39が操作されても、
加熱コイル31が導電性シート13に対向していないと
き、つまり加熱コイル31の前方には導電性シート13
が存在することなく、支柱11aと間柱11bとの間に
加熱コイル31が対向した状態となっている場合には、
下地センサ42により検出され、ランプに点灯表示され
ることになる。これにより、作業者は加熱コイル31が
導電性シート13に対向する位置になっていないことを
知ることができる。
【0047】図3に示すように、金属製の梁材15に対
して接着剤層12によって建材10を床板下地14に接
着する場合にも同様の手順によって接着作業が行われる
ことになる。
【0048】図4に示す溶融装置は、手動操作式となっ
ているが、これをロボットのアームなどの移動装置に取
り付けることによって、複数の部材の接着を自動的に行
うようにすることができる。また、大型化することによ
って、工場において自動的に部材の接着を行うことがで
きる。
【0049】さらに、図4に示す溶融装置によれば、部
材相互の接着箇所を再度加熱して、固化した接着剤を再
び溶融させ、2つの部材を相互に分離することもでき
る。接着剤が炭化するまで加熱し続けた場合には、接着
剤を部材から容易に除去することができるので、分離し
た部材を再利用することができる。
【0050】図4に示す溶融装置は、コイルヘッド30
の接触面が平面状であるので、建材10および壁下地1
1のように平らな接合箇所での使用を想定しているが、
上述したように、コイルヘッド30は手動操作体に対し
て着脱自在であるので、接合箇所の形状に適した形状の
コイルヘッドに交換することができる。
【0051】図7は本発明の他の実施の形態である接着
剤の溶融装置のコイルヘッド53を示す斜視図である。
図7に示すコイルヘッド53は、半円形の2つのコイル
部54a,54bを有し、これらがヒンジ部55により
開閉自在となっており、取付け部材56のプラグ56a
が手動操作体22の加熱面22aのコネクタに接続さ
れ、プラグ56aから径方向に突出して設けられた支持
板56bを挟んでネジ56cと加熱面22aの雌ネジ部
とがネジ結合されることによって、手動操作体22に対
して着脱自在に取り付けられる。
【0052】図8は図7に示した接着剤の溶融装置の使
用状態を示す断面図である。図7に示したコイルヘッド
53が装着された溶融装置は、たとえば、径の異なる2
つの丸パイプ61,62を接合するのに用いられる。
【0053】図8に示された実施の形態では、丸パイプ
61,62が塩化ビニルなどの熱可塑性の合成樹脂で形
成されており、この場合には、まず小径の丸パイプ61
の端部外周面に、アルミニウムや鉄などからなる導電性
発熱部材63を巻き付けておく。これにより、丸パイプ
61,62の端部が嵌め合わされたとき、その嵌合部6
0には、両方の丸パイプ61,62のそれぞれからなる
樹脂の層と、その間に挟まれた導電性発熱部材63から
なる第3の層とが形成される。
【0054】この嵌合部60をコイルヘッド53のコイ
ル部54a,54bで挟み、この状態の下で、図示しな
い電源からコイル部54a,54bに高周波電流を供給
すると、コイルには交流磁界が発生して磁力線が導電性
発熱部材63を通過することになる。この結果、導電性
発熱部材63には渦電流が発生し、この渦電流によるジ
ュール熱によって導電性発熱部材63が発熱する。
【0055】導電性発熱部材63が発熱すると、嵌合部
60を構成する両パイプ61,62の端部が直接加熱さ
れて、嵌合部60が軟化することになる。軟化された後
に嵌合部60を冷却させると冷却収縮によって丸パイプ
61,62は相互に密着して接合される。また、丸パイ
プ61,62をそれぞれの端部相互で嵌合させた状態で
は、これらの接触面間に空隙が存在するが、これらの空
隙は嵌合部60を加熱して軟化させることによって生じ
る焼結現象により、次第に減少し、固相溶接ないしは拡
散溶接の原理によって接合境界面における結晶粒界が移
動して、それぞれの丸パイプ61,62の端部は固相の
ままパイプ材料の組織が拡散して組織的に接合されるこ
とになる。
【0056】嵌合部60は導電性発熱部材63の発熱に
よって溶融状態とはならないで、元の形状を保持する固
相状態となるような温度まで過熱される。嵌合部60の
加熱温度は、丸パイプ61,62の素材や肉厚や外径な
どに応じて電圧や通電時間を調整することにより任意の
温度に設定することができる。加熱が終了したらコイル
に対する通電を停止する。これにより、嵌合部60は自
然冷却されて常温となり、接合作業が終了する。
【0057】図8では、接続される丸パイプ61,62
がそれぞれ合成樹脂製となっているが、それぞれ金属製
のパイプ同士を接合する場合にも、溶融装置を使用して
接合できる。その場合には、両方のパイプの端部を嵌合
させた後に、それぞれの端部により形成される嵌合部に
コイルヘッド53を接近させてコイルに高周波電流を供
給して嵌合部を直接過熱する。この加熱により嵌合部を
軟化させることによって、嵌合部を固相のままパイプ材
料の金属組織が拡散して金属組織的に両方のパイプが接
合されることになる。また、金属製のパイプ同士の接合
する場合に、接合面の間に樹脂製のシートや板材を介在
させ、金属パイプを樹脂層を介して接合させるようにし
ても良い。更に、一方のパイプを樹脂などの非導電性材
料で構成し、他方のパイプを金属などのように導電性材
料で構成して、両者を接合することもできる。その場合
には、導電性パイプが電磁誘導加熱によって発熱し、そ
の熱が樹脂製パイプの端部に伝達されてその端部が軟化
することによって、嵌合部を固相のままで接合すること
ができる。
【0058】図9は本発明の他の実施の形態である接着
剤の溶融装置のコイルヘッド70を示す斜視図である。
図9に示すコイルヘッド70は、コの字形のコイル部7
1を有し、取付け部材72のプラグ72aが手動操作体
22の加熱面22aのコネクタに接続され、プラグ72
aから径方向に突出して設けられた支持板72bを挟ん
でネジ72cと加熱面22aの雌ネジ部とがネジ結合さ
れることによって、手動操作体22に対して着脱自在に
取り付けられる。図9に示したコイルヘッド70が装着
された溶融装置は、たとえば、2つの角パイプ61,6
2を接合するのに適している。
【0059】図10は本発明の他の実施の形態である接
着剤の溶融装置のコイルヘッド73を示す斜視図であ
る。図10に示すコイルヘッド73は、棒状のコイル部
74を有し、取付け部材75のプラグ75aが手動操作
体22の加熱面22aのコネクタに接続され、プラグ7
5aから径方向に突出して設けられた支持板75bを挟
んでネジ75cと加熱面22aの雌ネジ部とがネジ結合
されることによって、手動操作体22に対して着脱自在
に取り付けられる。図10に示したコイルヘッド73が
装着された溶融装置は、たとえば、隅溝部や角部での使
用に適している。
【0060】図11は本発明の他の実施の形態である接
着剤の溶融装置のコイルヘッド76を示す斜視図であ
る。図11に示すコイルヘッド76のほぼ直方体状の取
付部材77には加熱コイル78が設けられており、この
取付部材77の両側に固定された支持板79には、鉄な
どの金属製の導電性プレート80が加熱コイル78との
間に隙間Dを生じるように、装着されるようになってい
る。この導電性プレート80は支持板79に形成された
ガイド溝79aに沿って摺動させることにより、コイル
ヘッド76に対して着脱自在となっている。それぞれの
支持板79の先端面にはシリコーンゴムなどからなる耐
熱性のクッション材79bが貼り付けられている。図1
1に示したコイルヘッド76が装着される溶融装置は、
加熱コイル48により導電性プレート80を直接加熱す
ることができるので、たとえば、土嚢に用いる袋の材料
となる布材と布材とを接合するに適しており、布材の間
に塗布された接着剤を導電性プレート80により加熱溶
融するために使用することができる。また、導電性プレ
ート80を取り外すことにより、金属板に塗布された塗
装面の焼き付けや乾燥を行うことができる。
【0061】図11に示した溶融装置にあっては、接着
剤の加熱溶融のみならず、コイルヘッド77から導電性
プレート80を取り外した状態として、金属製の自動車
車体を電磁誘導加熱によって温度上昇させることにより
自動車車体に塗布された塗装面の焼き付け塗装や乾燥に
も適用することができる。さらには、自動車以外の各種
乗り物、構造物、建築物、スチール家具、スチール間仕
切り、パネル材などのような金属製品の補修や修理等に
も適用することができる。また、医療現場の壁、床、器
具、設備などの殺菌と消毒にも適用することができ、加
熱される物体側に導電性材料が存在しない場合には、導
電性プレート80がコイルヘッド76に装着される。さ
らに、接着された部材を剥がすために接着剤を溶融する
場合にもこの溶融装置を使用することができ、対象物に
よっては導電性プレートを使用しても良く、取り外して
も良い。
【0062】図11に示す溶融装置のコイルヘッド77
の形状としては、図示する場合のみならず、円筒形状や
棒状とすることも可能である。
【0063】図12は本発明の他の実施の形態である接
着剤の溶融装置のコイルヘッドを示す斜視図である。図
12に示すコイルヘッド81は、ほぼ直方体状の取付部
材82の一面上に平板状の加熱コイル(図示しない)が
設けられ、導電性プレート83が加熱コイルとの間に隙
間を生じるように、幅方向の両側が支持部材84を介し
て取付部材82に固定され、長手方向の一端側が取付部
材82の端面から突出し、その先端面83aが片刃状に
加工された構造となっており、加熱コイルが設けられた
一面の背面側に設けられたプラグ(図示しない)が手動
操作体22の加熱面22aのコネクタに着脱自在に取り
付けられる。また、導電性プレート83の長手方向の他
端側には振動装置85が備えられ、更に、振動装置85
には、先端面に片刃状の加工が施されたプレート86が
取り付けられている。図12に示したコイルヘッド81
が装着された溶融装置は、たとえば、コンクリートの床
面に貼られたカーペットを剥がすに適している。具体的
には、加熱コイルによって加熱された導電性プレート8
3の先端面83aを、床面に貼られたカーペットとカー
ペットとの継目に刺し込み、コンクリートとカーペット
とを接合している接着剤を徐々に溶融していく。そのと
き、剥離しようとしているカーペットに振動装置85を
接触させ、振動させることによって接着剤の分離を促進
することができる。また、プレート86を利用すれば、
床面から剥離したカーペットを巻き取ることも出来る。
【0064】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。
【0065】たとえば、図示する場合には、壁下地や床
板下地を構成する建材に板状の建材を接着するようにし
ているが、2枚の板状の建材を相互に接着して複合材を
製造する場合にも、本発明の溶融装置を使用することが
できる。また、図示する場合には、2つの部材を接合す
るために溶融装置が使用されているが、3つの部材を同
時に接合する場合にも本発明の溶融装置を使用すること
ができる。
【0066】更に前記実施の形態にあっては、建材を接
着するために本発明を適用しているが、建材以外に、自
動車などの車両を構成する部材、建築物などの建造物を
構成する部材、船舶や航空機を構成する部材、日用品や
調度品や事務機器などの種々の部材の接着にも適用する
ことができる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、手動操作体の加熱コイ
ルを建材の表面に対向させるようにして、加熱コイルに
通電することによって導電性シートや金属製建材などの
導電性発熱部材を加熱し、この加熱によって接着剤を溶
融して、2つの部材相互を接着したり分離したりしたの
で、接着作業を迅速に行うことができる。
【0068】本発明によれば、導電性シートなどの導電
性発熱部材の位置を確認することができなくても、導電
性発熱部材検出手段によって加熱コイルが導電性発熱部
材に対向している状態となっているか否かを検出するこ
とができるので、接着剤の溶融作業を容易に行うことが
できる。
【0069】本発明によれば、部材の厚みに応じて加熱
コイルへの通電時間が自動的に設定されるので、部材の
厚みに応じた最適な状態で接着剤を加熱することができ
る。
【0070】本発明によれば、溶融作業が終了した後に
は、接着状況検出手段によって接着剤により部材相互が
接着されているか否かを検出することができ、接着不良
が発生していた場合には、再度、接着剤を溶融して接着
作業を行って、確実に接着を行うことができる。
【0071】本発明によれば、コイルヘッドを交換する
ことによって、様々な場面で使用できる汎用性の高い接
着剤の溶融装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建材の一例を示す斜視図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】建材の他の例を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態である接着剤の溶融装置
を示す斜視図である。
【図5】図4に示された手動操作体の加熱面を示す斜視
図である。
【図6】溶融装置の電気回路を示すブロック図である。
【図7】本発明の他の実施の形態である接着剤の溶融装
置のコイルヘッドを示す斜視図である。
【図8】図7に示した接着剤の溶融装置の使用状態を示
す断面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態である接着剤の溶融装
置のコイルヘッドを示す斜視図である。
【図10】本発明の他の実施の形態である接着剤の溶融
装置のコイルヘッドを示す斜視図である。
【図11】本発明の他の実施の形態である接着剤の溶融
装置のコイルヘッドを示す斜視図である。
【図12】本発明の他の実施の形態である接着剤の溶融
装置のコイルヘッドを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 建材 11 壁下地 11a 支柱 11b 間柱 11c 中差し 12a,12b 接着剤層 13 導電性シート 14 床板下地 15 梁材 20 溶融装置 21 電源ユニット 22 手動操作体 22a 加熱面 22b 操作面 23 取手 24 プラグ 25 ACコード 26 電源スイッチ 27 DCコード 30 コイルヘッド 31 加熱コイル 32 フェライト 33 カバー 34 取付け部材 34a プラグ 34b 支持板 34c ネジ 35 平滑化回路 36 電力制御素子 37 発振制御回路 38 電流上昇および共振完了検出器 39 操作スイッチ 40 加熱時間設定器 41 調整つまみ 41a 可変抵抗器 42 下地センサ 43 無負荷検出センサ 44 近接センサ 45 接着状況検出センサ 51,52 表示部 53 コイルヘッド 54a,54b コイル部 55 ヒンジ部 56 取付部材 60 嵌合部 61,62 パイプ 63 導電性発熱部材 70 コイルヘッド 71 コイル部 72 取付部材 73 コイルヘッド 74 コイル部 75 取付部材 76 コイルヘッド 77 取付部材 78 加熱コイル 79 支持板 80 導電性プレート 81 コイルヘッド 82 取付部材 83 導電性プレート 84 支持部材 85 振動部材 86 プレート

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ非導電性材料からなる第1の部
    材と第2の部材との間に、導電性発熱部材と接着剤とを
    介在させた状態で前記導電性発熱部材を電磁誘導加熱に
    より発熱させることによって前記接着剤を加熱溶融する
    接着剤の溶融装置であって、 交流電源を直流電源に整流する整流器を有する直流電源
    ユニットと、 前記直流電源ユニットから出力される直流電流を高周波
    電流に変換する高周波発生手段と、 それぞれ加熱コイルが組み込まれ、前記高周波発生手段
    に電気的に接続される複数のコイルヘッドと、 作業者の手に把持され、前記複数のコイルヘッドの何れ
    をも着脱自在に装着し得る手動操作体とを有し、 作業条件に応じて相互に形状が相違する前記コイルヘッ
    ドを前記手動操作体に交換して装着し得ることを特徴と
    する接着剤の溶融装置。
  2. 【請求項2】 導電性材料からなる第1の部材と非導電
    性材料からなる第2の部材とを、接着剤を介在させた状
    態で前記第1の部材を電磁誘導加熱により発熱させるこ
    とによって前記接着剤を加熱溶融する接着剤の溶融装置
    であって、 交流電源を直流電源に整流する整流器を有する直流電源
    ユニットと、 前記直流電源ユニットから出力される直流電流を高周波
    電流に変換する高周波発生手段と、 それぞれ加熱コイルが組み込まれ、前記高周波発生手段
    に電気的に接続される複数のコイルヘッドと、 作業者の手に把持され、前記複数のコイルヘッドの何れ
    をも着脱自在に装着し得る手動操作体とを有し、 作業条件に応じて相互に形状が相違する前記コイルヘッ
    ドを前記手動操作体に交換して装着し得ることを特徴と
    する接着剤の溶融装置。
  3. 【請求項3】 それぞれ導電性材料からなる第1の部材
    と第2の部材との間に、接着剤を介在させた状態で前記
    導電性発熱部材を電磁誘導加熱により発熱させることに
    よって前記接着剤を加熱溶融する接着剤の溶融装置であ
    って、 交流電源を直流電源に整流する整流器を有する直流電源
    ユニットと、 前記直流電源ユニットから出力される直流電流を高周波
    電流に変換する高周波発生手段と、 それぞれ加熱コイルが組み込まれ、前記高周波発生手段
    に電気的に接続される複数のコイルヘッドと、 作業者の手に把持され、前記複数のコイルヘッドの何れ
    をも着脱自在に装着し得る手動操作体とを有し、 作業条件に応じて相互に形状が相違する前記コイルヘッ
    ドを前記手動操作体に交換して装着し得ることを特徴と
    する接着剤の溶融装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3のいずれか1項に
    記載の接着剤の溶融装置において、前記コイルヘッド
    は、平板状、棒状または筒状の何れかの形状でなること
    を特徴とする接着剤の溶融装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    接着剤の溶融装置において、前記手動操作体に設けられ
    た操作スイッチにより起動して前記高周波発生手段を作
    動させる時間を設定するための加熱時間設定手段を有す
    ることを特徴とする接着剤の溶融装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    接着剤の溶融装置において、前記コイルヘッドを一方の
    前記部材の表面に接近させたときに、前記加熱コイルが
    前記導電性発熱部材に対向している状態となっているか
    否かを検出するための導電性発熱部材検出手段を有する
    ことを特徴とする接着剤の溶融装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    接着剤の溶融装置において、前記導電性発熱部材検出手
    段は、渦巻状のコイルからなる近接スイッチであること
    を特徴とする接着剤の溶融装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    接着剤の溶融装置において、前記コイルヘッドを一方の
    部材の表面に接近されたときに、前記加熱コイルと前記
    導電性発熱部材との距離を検出し、前記加熱時間設定手
    段に制御信号を送る距離検出手段を有することを特徴と
    する接着剤の溶融装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    接着剤の溶融装置において、接着終了後の前記部材の表
    面に照射された振動音の反射音を受けて前記接着剤の接
    着状況を検出する接着状況検出手段を有することを特徴
    とする接着剤の溶融装置。
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